8月30日
・ハイスコアガールが和解だよ!やったね大志Mk−2ちゃん!
・ハイスコアガール、連載再開決定したみたいですね。単行本で話を追ってた身としては
小春との決着がわからないままこちらのレビューを読んでいただけに本当にうれしいです。
・スクエニとSNKが和解してハイスコアガールが出版販売が出来る様になりましたね。
これで連載も再開できたら泣くほど嬉しいです。好きになった作品なので最後まで見届けたいです。
・ハイスコアガールが復活しそうな流れになったけど、それについて一言求む by taka_mkiv
ゆ、許された… (C)隆慶一郎・原哲夫/集英社
いや驚きましたね、さんざん揉めに揉めていたハイスコアガール問題がまさかの和解で決着とは
これまでは噂を聞くたびに、すごい泥沼の関係になってるって不景気な話題ばかり耳に入ってきてたので、
まさか和解に向かって話が進んでいたとはまったく知りませんでした
まあとにかく、揉め事についてはこれで収まったみたいで良かったんじゃないでしょうか
あとは連載再開についてじっくり検討してもらって…
というか俺のレビュー再開についてはどうしようね(えー
いやあ俺のレビューが止まってるのは連載休止とはまったく関係ないとこで止まってるというか
例によっていつもの保留癖が発動したというか、たぶん4話か5話くらい溜めた状態で止まっちゃったんじゃないかな?
いっそこの機会に再開したいところですが、ソーマやワートリのこともあるしどう手をつけたもんかなあ
うーんまいった、とりあえずスパロボBXでもやりながら考えるか…(えー
アニメ感想:ドラゴンボール超(スーパー) 第6話「破壊神を怒らせるな!ドキドキ誕生パーティー」
さてドラゴンボール超の第6話なんですが、なんだかこの回から急激に
ひたすら尺稼ぎをするような引き伸ばしシーンがやたらあちこちで見られるようになりましたね
たとえばこの画像の場面なんかは、地球にやってきたビルスが「やあ、ベジータ王子」とベジータに声をかけるシーンなんですが
「誰だ!?」とベジータがあっちを向く → ビルスいない → ベジータこっちを向く → ビルスいない →
→ ベジータそっちを向く → ビルスいない → やっとビルス登場って
こんなシーンだけでたっぷり30秒も尺を使うほど
なんだこりゃってくらい尺をひたすら稼ぎまくってますよね
往年のドラゴンボールZを彷彿とさせるような露骨な引き伸ばし…結局このドラゴンボール超でもそうなるのかよ!
つい最近まで、その引き伸ばし部分を削ったドラゴンボール改を放送してたばかりだというのに…何も反省してねえな!
この分だと、ドラゴンボール超が終わった後には、またその引き伸ばし部分を削って再アニメ化した
ドラゴンボール超改が作られるんじゃないだろうな!?(えー
それとビルスのサイヤ人に対する仕打ちが回想シーンで描かれてましたが、
在りし日のベジータ王をとことん足蹴にしたりボコボコにしたり、なんかもう色々と酷かったですね
サイヤ人の誇りを文字通り踏みにじってるじゃないですか!フリーザでもここまでやんねーぞ!
しかもこの後、惑星ベジータを粉々に吹っ飛ばすようフリーザに命じたわけだしなあ
サイヤ人にとってはこれほど許せない奴はいないって感じになっちゃってますが、
そんなビルスを相手に、今のベジータが媚びへつらってるのを見るのはなんか辛いものがあるな…
サイヤ人の誇りとかもうどこにもないんやな…
ただ、そうは言いつつもベジータがすごい気合入れてタコ焼き作るシーンなんかはちょっと面白かったです
さすがにここまで突き抜けた描写されると、思わずクスッときてしまった
あとは今回のビルスがブルマ達に対しては礼儀正しかったっていうのも、少し印象よかった点ですね
「ベジータの妻ブルマよ。今日は私の誕生日なの、歓迎するわよ」
「それはご丁寧にありがとう、実はさっきからとても美味しそうな匂いに心惹かれていましてね」
「それじゃあ行きましょうよ、みんな注目ー!ベジータのお友達のビルスさんとウイスさんよ!」
「どうもこんにちは!」
っていうのがそうなんですが、ちゃんと敬語で喋ったりフレンドリーに接したり、
こういうの最初からやってくれよと思いましたね
何しろ前回までのビルスは誰に対しても上から目線の命令口調で喋っていたし、敬語なんかクソ食らえで
仲良くしようなんて気もまったくなくて、とにかく自分の好き勝手にやっていただけですからね
そんな場面ばかり見せられたもんだから、「嫌な奴」ってイメージがどんどん先行してしまったというか。
逆に映画では、ビルスのそういう嫌なシーンがとても少なかったから、フレンドリーな印象の方が強くて好感を持てたんですよ
それに映画の時のビルスは、「あいつが気に入らないから」って理由で
実際に星を壊したり人を殺したりはしてないんですよね
まあキレて地球を壊そうとはするんだけど、悟空との戦いを通してちゃんと思い直したり、
色んな奴と戦ったけど誰一人として殺してないし、ブルマを殴ったことも謝って去って行ったり、
「なんだ良い奴じゃないか」ってイメージが強かったんですよね、それで俺もビルスを好きになったんですが
でもテレビではそのイメージをぶっ壊しちゃったのが問題というか…
理不尽に色んな惑星を吹っ飛ばしたり、罪もない人を殺したり、あんなシーン見せて欲しくなかったですよ。
ビルスの魅力はそんなとこじゃなくて、今回のようなフレンドリーさが重要だと思うんですが
今ごろになってようやくそこに手をつけ始めたり、やってることがチグハグな気がしますね。一体ビルスをどうしたいのかと
それと今回、ブウがプリンを独り占めしてしまって、それに対してビルスが切れるというシーンがありましたが、
これについてもテレビと映画では印象が違いましたねー。やっぱり今までの積み重ねの問題で…
映画ではやはりビルスがフレンドリーで下手に出てる人ってイメージなので、
ブウの身勝手な行いに怒るのも仕方ないと思ったんですが、テレビの方ではどうかというと
お前に怒る資格ないだろと思ってしまったんですよね。なぜならブウがプリンを独り占めした時のセリフが
「俺は強い!文句あるか!」と言っていたわけで…
ビルスもまったくこれと同じことを今までやってきましたよね
自分の強さにものを言わせて、他人に無理やり言うこと聞かせて、食べ物を独り占めして…だから因果応報だと思ったんですよ
これと同じ横暴をビルスもやってきたんだから少しは反省しろと。でもビルスは結局また怒り出してブウをボコボコにしてしまうわけで
もうね、自分がされて嫌なことは他人にやっちゃダメという
幼稚園児でも分かってそうなことが分かってないというビルスにはどうにも失望しちゃいますね
結局は強さで他人を屈服させるだけかいと。自分勝手に振る舞って、気に入らないことがあれば相手を滅ぼすだけなのかと
そんなビルスに対して言いたいことがあるとすれば
「強い者が弱い者を滅ぼす世界など、私は断じて認めない!」
騎士ガンダム最高なんだよなぁ…俺の言いたいことを全部言ってくれたわ
こんな雑記を書いてる暇があったらスパロボ進めるかな…(えー 次回に続く!
(C)バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
8月28日
アニメ感想:バトルスピリッツ烈火魂(バーニングソウル) 第20話「反撃の狼煙!」
「あれから2日かぁ…戻ってこないな早雲…こうしてる間にも西ムサシは…」
「いつ戻るかも分からねぇ奴をこれ以上待ってても仕方ねえ。行こうぜ幸村」
「トシ…」
「敵は藤吉郎と蘭丸の2人だと分かったんだ、俺とお前の2人がいれば十分だろうが」
さて今回のバトスピですが…ってええ!?いきなり冒頭の幸村&利家の会話で
「早雲はもう無視でいいよね」と置いてかれる早雲ちゃん!そ、そんなー!
なんてこった、前回幸村に負けたショックで放浪の旅に出た早雲ちゃんですが、結局あのまま合流できずに蚊帳の外に!?
いやまあ、利家の言うことにも一理あるんですけどね、そもそも早雲ちゃんを勧誘していたのは
敵のメンバーが兼続・蘭丸・サルの3人だと思っていたからで…でも前回、兼続は敵じゃないと分かったので、
倒すべきは蘭丸とサルの2人となり、もう早雲ちゃんを勧誘する必要がなくなったんですよね
それに蘭丸とサルが相手となると、早雲ちゃんではどっちと戦っても勝てないので
今やもう早雲ちゃんを仲間にする必要がどこにもないんやな…(えー 早雲ちゃんはもうあのまま放浪しててもらうしか…
「紫鬼神蘭丸に伝えろ!俺達と勝負だ!
俺達が勝ったら、この西ムサシを解放してもらう!」
「な、なんだとぉ!?」
「ついでに兼続も返してもらうぜ」
そんなわけで、「早雲は置いてきた、ハッキリ言ってこの戦いにはついてこれそうもない」と
マジに早雲ちゃんのことは放置して敵の本拠地へと乗り込んだ幸村たち。早雲ちゃんダメだったー!!
そして手近にいた雑魚どもに蘭丸を出せと言いますが、
「ついでに兼続も返しといて」ってついで扱いの兼続に吹いた
兼続の扱いがこのところ面白すぎるんですけど!スタッフも兼続のネタキャラ化を狙ってやってるんだろうか
それと今回の作画監督をやってるのは、おなじみの石川てつやですよね。
ブレイヴの頃から慣れ親しんでるので、始まってすぐ分かりました。この場面の幸村の表情とかめっちゃ特徴出てますよね
この人の作画は個性強いけど、いつも質が高いから好きです。この幸村もすごいカッコいいしなー
「さあ出てこい蘭丸!」
「まさか俺たちにビビッちまったんじゃねえだろうな!」
「ウッキッキー!んなわけねーだろうがぁ!わざわざ西ムサシまでご苦労なこった!
けどお前らなんか蘭丸さんが出るまでもないっつーの!
俺っちがギタギタにしてやらぁ!さあどっちから遊んでくれるのかな!?」
「まずは藤吉郎が相手でごじゃるか…!」
「だったらこっちは、一度あいつに勝ってるトシで決まりだ!」
と、そんな幸村たちの前に現れたのは、ご指名の蘭丸ではなく藤吉郎の方でした
しかしこのサルも元々ターゲットの1人、それがこうして自分から出てきてくれるとは好都合です
そんなサルには迷わず利家をぶつけようとする佐助。これについては俺もまったく同感ですね
「利家はつい最近このサルに勝ったから」って前回の感想でも書いたし、まったくもって佐助の言う通りと思うわけですが…
「いいや、ここは俺が行く」
「あん?」
「ゆ、幸村が!?」
「こいつらと戦うって決めたのは俺なんだ、まずは俺が先陣を切らせてもらう!」
えー!?なんと利家の前に出て、ここは自分が先に行くと言い始めた幸村!お前が先なんかよ!
うーんまあ、幸村の実力は利家よりも上なので、ここはサルに負けるようなヘマはしないと思いますが…
でも自軍最強キャラをここで出してしまうのはもったいない気が…
「キキッ!面白いじゃ〜ん?俺っちもお前とはいつか
バトりたいって思ってたのさぁ〜!白デッキの力を思い知らせてやるぜぇ!」
「やれるもんならな」
と、思いましたが幸村カッコいいなおい!
ペチャクチャうるさいお調子者のサルを一言で黙らせる凄みを見せつける幸村!この頼もしさはいいですねー
これはサルなんかに負ける気がしませんよ。実際にそれだけ強いと思うし、さすが主人公といったところか
ここは幸村にサルを圧倒的にぶちのめしてもらって、後の戦いに弾みをつけるというのもアリか…
「そのバトル、待ったぁぁーーっ!!」
「!?」
「なっ…早雲!」
って、お、おい!?なんとここで空気を読まずに早雲ちゃんが登場!あんた何しに来たんですか!(えー
いやいやちょっと早雲ちゃん、悪いけどあんたの出番は今日ないですから!
サルと蘭丸を倒すだけの戦いなんで、わざわざ出てこなくてもいいですから!どうぞお帰りになってください!(えー
しかしそんな早雲ちゃんの登場を見てものっそい喜んでるごじゃる。な、なぜに!?
ごじゃるはそんなに早雲ちゃんを評価していたのか!?てっきりごじゃるって冷静な軍師ポジションだから、
「このところ早雲の戦績は0勝4敗、藤吉郎にも完敗していることだし
あやつは今回とても役に立ちそうにないでごじゃる」ぐらい考えてそうだと思ったんだが…(えー
「真白藤吉郎!貴様の相手はこの群青早雲だ!!」
「ウキ〜?」
「貴様だけはこの手で倒さねばならん!!ここは譲ってもらうぞ幸村!」
「でも早雲は確か藤吉郎に…」
ああ、やたらと威勢よくサルに向かって勝負を挑む早雲ちゃんですが
「でも早雲は確か藤吉郎に完敗したよね」と即座に突っ込まれる結果に!
ぐわー!言われちゃってますよ早雲ちゃん!痛いところをグサーと突かれちゃってて面白すぎる
やめろー!言うなー!お前らそんなこと言うんじゃないよそんな本当のことを!(えー
「あれあれ〜?いいのかな〜?浜のお姫様が俺っちの相手かい?
もしかしてこの間どんな目に遭わされたのか、もう忘れちゃった〜?」
「忘れるものか!あの日スタジアムを追われた屈辱!
今ここで晴らさせてもらう!!」
「分かってると思うけどぉ、お前のデッキ破壊は俺っちには通じないぜぇ〜?」
「ほざけ!今日こそはお前を沈めてみせる!海の底深くな!」
って、あ、あれ?サルからもこうして煽られまくる早雲ちゃんですが、
いつもなら「くっ…忘れるものか!」とか「くっ…ほざけ!」とか言いそうな場面で
1度もくっが出てませんよくっが!(えー 一体どうしたんすか早雲ちゃん!
早雲ちゃんと言えば、痛いところを突かれると「くっ…」とたじろいでしまうのが定番のキャラでしたが
今回はまったくそれがありませんね。まさか放浪の旅によって相当な自信を得てきたのか?
つまり今回の早雲ちゃんは、バトルの内容もいつもと一味違うということに…
「自分のターン!ネクサス”千間観音堂”を配置!そして…
出でよ大海の王!聖なる蒼き御名の下に、
天地万物森羅万象、一切合切飲み尽くせ!!
蒼海明王降臨!!」
「およよ〜!?」
「アタックだ蒼海明王!蒼海明王のアタック時効果発揮、
相手のデッキを上から7枚破棄!」
バシバシバシバシバシバシバシ!!
「ターンエンド…これでお前は腰まで水に浸かった!」
な、なんにも変わってねぇー!!(ガビーン)早雲ちゃんなんにも変わってねぇー!!
ちょっとちょっと!バトルが始まったと思ったら、相変わらず千間観音堂を配置して蒼海明王召喚、そしてデッキ破壊して
「これでお前は水に浸かった(ドヤ顔)」という最初だけは無駄に調子のいい早雲ちゃんの
いつものパターンじゃないですか!あかんやんこれじゃまたみじめな敗北が待ってますよ!
「うわぁ沈むぅ〜〜ブクブク〜〜!
なんちゃって、いい加減学習した方がいいんじゃない?
バカの一つ覚えじゃ勝てないってさぁ!」
ぐわーサルにまで言われちゃってるよ!(えー
バカの一つ覚えだってこんなサル野郎にまで!もうちょっと知的なキャラだったらともかく
サル丸出しのこいつに言われるってダメージでかいなもう…やっぱり早雲ちゃんはサルにすら負けてしまうのか!?
「俺っちのターン!鉄砲機兵タネガシマを召喚!」
「くっ…!」
「タネガシマ…あれは…!」
「さらに機巧武者シラヌイを召喚!」
「シラヌイか…厄介な奴を出してきやがったな」
「そらそらアタックのフルコースだぁー!!」
バッキイイイン!(早雲ちゃん:残りライフ3)
「くっ…!」
バッキイイイン!(早雲ちゃん:残りライフ2)
「くっ…!」
バッキイイイン!(早雲ちゃん:残りライフ1)
「うああああ!?くっ…!」
だぁー!?そしてすぐさま反撃を仕掛けてきたサルでしたが、もうここからは
やられるたびにくっを言いまくってくっのフルコース状態に!(えー
あかんかったんや!早雲ちゃん我慢し切れなかったんや!これまでは一言も「くっ…」を言わずに強キャラアピールしてたけど
いよいよピンチとなったらメッキが剥がれてきちゃったんやな…(えー
ともかく気がつけばあっという間にライフ1。これはもう、自分のターンで一気に決めないと早雲ちゃんの敗北は必至ですが…
「…蒼海童子2体とランマーゴレムを召喚。ターンエンド」
「えっ!?な、なんでデッキ破壊をしないんだよぉ!?」
「したくとも出来ないのでごじゃるよ…鉄砲機兵タネガシマ、
あのスピリットが場にいる限り、デッキ破壊はできないのでごじゃる」
「だ…だったらアタックだよ!デッキ破壊ができないなら、
藤吉郎のライフを削らないと!」
「藤吉郎の場にはシラヌイもいるだろうが」
「え?」
「シラヌイは疲労状態でもブロックが出来る…
藤吉郎のライフを削ろうにも、シラヌイに何度でも防御されてしまう」
って、この正念場というターンで何も攻撃できずにターンを終えてしまう早雲ちゃん!
お、おいー!!これって前回幸村に負けた時とおんなじ流れじゃないですか!
最初だけ調子よくて終盤になると息切れするいつもの早雲ちゃんだこれー!(えー
まるで成長していない… (C)井上雄彦/集英社
これには安西先生もこの表情。しかしその一方で、早雲ちゃんを見守る幸村たちの反応はすごくいいと思いますね
何がいいって、以前に俺が言っていた驚き慌てるのはモブキャラの役、冷静な解説をするのは強キャラの役っていう
役割分担が今回もきっちりできているからですよ。
今の場面、慌ててわーわー騒いでいるのは幸村の仲間のモブ達で、
ごじゃる、利家、幸村といった強キャラは、みんな状況を的確に解説してますよね
俺が見たかったのはこれなんですよ。今回もこれがきっちり描写できてるのが良いですね
こういうシーンがあると、やっぱり幸村たちS級バトラーはモブとは違うなって実感できるじゃないですか。
最初の頃はこれが出来てなかったから、S級のSは初心者のSとか視聴者に言われたりもしてましたが
ここ最近はそんなこと言われずに済むような雰囲気作りが出来てきてるんじゃないかな
「あれあれ〜?もう諦めちゃったのかなぁ〜早雲ちゃん?
だったら遠慮なく行っちゃうよ〜ん」
「く、来るぞ…!」
「あれ、でもこれだと…ん〜ライフを削り切るにゃスピリットが足りないか…
ちぇ、仕方ない。ターンエンドだ」
「防御を固めたのが功を奏したでごじゃるな…」
って、このままサルのターンでぶっ潰されるかと思いきや、さっきのターンで攻撃せずにブロッカーを並べまくったおかげで
どうにか倒されずに済んだ早雲ちゃん。首の皮一枚つながったってところでしょうか、
そんなわけで運よく回ってきたもう1ターン。ここが本当に最後のチャンスとなりそうですが…
ザッパアアアアアン!!
(何をしてきたのだ自分は…全てを飲み込む海のようになりたい…
そう思い己の道を極めてきたというのに、その果てに待っていたのは
出口の見えぬ泥にまみれた闇だったとは…ふがいない…あまりにもふがいない…)
と、ここで唐突に早雲ちゃんの回想シーンがスタート。どうやら放浪中にどこへ行っていたかがここで描写されるようです
放浪中に早雲ちゃんが行っていたのはどこかの海辺…しかし海の波は荒れ狂い、空はドス黒い雲で覆われ
なんとも穏やかじゃない天気ですね。早雲ちゃんの心境をそのまま表したような強風ハロー注意報ってやつか(えー
ビュオオオオオ!
「あぁっ、待って〜!」
「ん…?」
「す、すみませえ〜ん!」
「あぁ、ありがとうございます!傘が海に落ちてしまったらどうしようとハラハラしたのです、
なんとお礼を言ってよいやら…」
ってここでお前が出てくるんかい!?な、なにいー!?
なんと意外にも早雲ちゃんの前に現れたのはお市!この強風で日傘を飛ばされてしまって、
バタバタ追いかけてきたところを早雲ちゃんと出会ったようです
なんとも予想外な2人が出会ったもんですな…しかしそれはいいんですけどお市の奴、
こんな天気の悪い日になんで日傘なんか差してるんだろうか…(えー
太陽ぜんぜん出てねーぞおい!別に雨も降ってないしな…傘を使う理由ゼロだと思うんですが、よく分からない奴め
「あのう、海はお嫌いなんですか?」
「え?」
「だって、こーんな恐い顔で海を睨んでましたよ」
「あ…そうかもしれんな…深淵の果てにはただ海の底が、逃げ場のない行き止まりがあるだけだ…」
ふむ、今回が初対面の2人でしたが、傘を拾った縁で少しだけ世間話をし始めました。
やたらと思い悩んでいる早雲ちゃんは、ハタから見ても明らかに景気悪いツラをしていたようで、
お市にそのことを指摘されてしまいます。そして海が嫌いなのかという問いに対しても、
「そうっすね海とかマジでクソですわー」と自暴自棄な様子で答えることに…
「うふふ、おかしな方。海に行き止まりなんてありませんよ」
「え?」
「ほら、ご覧になってください」
「あっ…!」
とその時、振り返って見てみれば、そこにはキラキラ輝きながらどこまでも広がる水平線が!
なんてこったい海は広いな大きいな!!(えー
「海なんてしょせん行き止まりっすよ」と落ち込んでいた早雲ちゃんも、これを見てずいぶん晴れやかな気持ちになったようです
しかしそれはいいんですけど急に天気よくなったなオイ!(えー
さっきまで空いっぱいにドス黒い暗雲が広がってたじゃねーか!あれは一体どこ行った!?
うーむ、あの暗雲は早雲ちゃんが振り返るタイミングでササーッとどいてくれたんだろうか、暗雲さん空気読みすぎだろ…
「海って素敵ですよね、どこまでも青くて大きくて」
「…ああ…この広大な海を極めたなどと、なんと愚かだったんだ自分は…!」
「そうだ、これをあなたに!(スッ)傘を拾っていただいたお礼です」
「えっ…?こ、これは!?」
そんなわけで、この輝かしい海を見た早雲ちゃんは、すっかりきれいな早雲ちゃんに漂白されるのでした。
すると、それを待っていたかのようにすかさず新カードを手渡してきたお市。
おいおいまさかお前、最初からそういう考えだったのか!?早雲ちゃんに新カードを渡すために一芝居打ったってこと!?
ふむ…お市はこの間の幸村の時も、やはり新カードを幸村に渡すために芝居をしてましたからね
今回もそれと同じだったということか…お市の目的は、こんな風に各地のカードバトラーを強くすることなのか…?
「さて、それでは行きましょう勝家。あなたもご苦労さまでした」
「…」
って、その後は早雲ちゃんと別れて去って行ったお市ですが、そのとき頭上の人物に「ご苦労さま」と一言声を…
なんとそこにいたのはニンジャスレイヤー!アイエエエ!?ニンジャ!?ニンジャナンデ!?
ちょっと待てお前もしかしてお市の部下だったんかい!こいつは驚いた…まさかこの2人に繋がりがあったとは思いませんでした
ニンジャスレイヤーがお市の部下となると、なんとなくお市の目的が見えてきた気がしますね。
前回ニンジャスレイヤーは蘭丸のアジトに忍び込んで、そこで得た情報を幸村たちに教えていたわけですが…
そんなことをしていたのも恐らく、お市からの命令でそうするよう言われていたんじゃないでしょうか
なぜお市はそうまでして幸村たちを支援するのか?その理由はおそらく
魔王と化したノブ兄を止めたいからなんじゃないでしょうかね
お市といえばやはり信長の妹だし、今作でもそうだとすれば、第六天魔王を名乗って蘭丸たちを従えているノブ兄の姿が
お市には嘆かわしいんじゃないですかね。そんな闇堕ちした兄の暴走を止めるために、ノブ兄に対抗できるバトラー達を育てようと
幸村や早雲ちゃんのことを支援していると…これならわざわざ芝居てカードを渡してることも納得できますよね
「自分は海…!何事にも動じず、果てしなく広がる青き海だ!ゆくぞ藤吉郎!!」
「ウキ?」
「青き海原の底、深き眠りよりいざ解き放たれん!
召喚!蓮華王センジュ!!」
と、ここで回想が終わり、再び藤吉郎とのバトルを再開する早雲ちゃん!そして出してきたこのカードは…
今回が初登場となる新たな切り札・蓮華王センジュ!なるほどこれがさっきお市からもらったカードというわけか
でもなんか早雲ちゃんにしては召喚セリフがちょっと短くない?(えー
「潮は満ちた!今こそ出でよ大海の王!聖なる青き御名のもとに、天地万物森羅万象、一切合切飲み尽くせ!」に比べると、
「青き海原の底、深き眠りよりいざ解き放たれん!」っていうのは、ずいぶんスッキリしちゃったなーという感が否めません
早雲ちゃんはこの2倍か3倍は喋らないとダメでしょ!(えー
無駄に長い召喚セリフこそ早雲ちゃんの真骨頂だよ!次までにもっと長いのを考えてきてくださいよ早雲ちゃん!
それと召喚する前に、「自分は海、何事にも動じずに広がる青き海だ」って早雲ちゃんが言ってますが
今回早雲ちゃんが「くっ」を我慢してたのはそういうことだったんですね(えー
「動じないから!自分は動じない海だから!」って思いながら、一生懸命くっを言うまいと我慢してたんやな早雲ちゃん…
まあさっきのターンで我慢し切れずにいっぱい言っちゃってたけど…(えー
「さらにバーストセット!」
「あ〜ん?バーストだとぉ?何考えてんだ、今さら悪あがきしてもムダムダ!」
「ならばその身で確かめるがいい!母なる海よ!大いなる海原よ!
今こそ姿を現せ!ソウルバースト発動!!」
「ソ…ソウルバーストだって!?」
なにー!?なんとこの上さらにソウルバーストまで発動させる早雲ちゃん!
そのカードまでお市からもらってきたのかよ!
いやいやちょっと、センジュとソウルバーストを2枚セットで!?そんなにもらったの!?
いやあなにしろ、これまでソウルバーストを入手した兼続や幸村のことを思い返してみると、
兼続:起動カード(キリカゲ)はもともと持っていて、ソウルバーストだけをもらった
幸村:起動カード(ムラマサドラゴン)はもともと持っていて、ソウルバーストだけをもらった
早雲ちゃん:起動カードなんて持ってなかったので、ソウルバーストと一緒に両方もらってきた
って感じに、早雲ちゃんだけだよそんなにカードもらってきたの!(えー
どんだけめぐんでもらったんですか!まあカードをあげたお市としても、
「早雲さんの戦績は0勝4敗だから、念入りに強くしとかないとすぐ負けそうですわ」ぐらいのことは考えてたかもな…(えー
「ソウルバーストの効果で、コスト4以下の相手スピリットを破壊!」
ボッガアアアアン!!(機巧武者ザンテツを破壊)
「さらにセンジュのアタック時効果!
コスト合計10までの相手スピリットを、好きなだけ破壊する!」
「ほげえええ!?」
ボガボッガアアアアン!!(鉄砲機兵タネガシマ、機巧武者シラヌイを破壊)
「さらにセンジュは、自分の場にあるネクサス1枚につきシンボルを1つ追加する!」
「て、てことは…トリプルシンボルゥゥゥ!?」
「青き海に沈め…!罪深き者よ!!」
「ん、んなバカなぁぁぁぁぁ!?」
バキバキバッキイイイイン!!(サル:ライフ0で敗北)
そしてセンジュとソウルバーストの効果で、一気にサルを叩きのめしてしまった早雲ちゃん!
その効果は、相手のスピリット破壊と自分のシンボル追加ですね、
破壊効果でサルのブロッカーを次々に焼き払って、場がガラ空きとなったところをトリプルシンボルでブン殴る…
いやはや恐ろしいカードです、もっとシンボルを増やしたら1撃でライフを5個全部奪うとかもできそうだな
ただ、こういう「敵スピリット破壊」とか「自分シンボル追加」の効果って、すげえ赤属性っぽくないですか!?
いやマジで、この手の効果って赤属性の専売特許な感じしませんか!?少なくとも俺はそう思うんだが…
早雲ちゃん、青属性のデッキ破壊じゃ勝てないから、赤属性のスピリット破壊とシンボル追加に手を出してしまったんやな…
海はやっぱり行き止まりだったんやな…(えー
ワアアアアアア!!
「とんでもないぜ早雲ーっ!!」
「ったく、いつの間にあんなカードを手に入れやがったんだか…」
「見せてもらったぞ早雲、お前の新しい力を!」
「自分は海…そう、海でありたい…」
そんなわけでサル相手に逆転勝利を飾った早雲ちゃんは、最後にぽつりと「海でありたい…」とつぶやくのでした
これはあれですよね、今回初めてスピリット破壊とシンボル追加を使ってみて「やっべこれマジ使えるわー」と
その効果がいっぱい使える赤属性にも興味わいてきたんだけど、いやいや自分は青属性だからって言い聞かせるように
「自分は海…海でありたい…」って赤に浮気しないように我慢してるんですよね(えー
もしくは「何事にも動じない海のような人物」を目指したいという意味で、
「くっ」の数をもっと減らしたいとかそういう:;y=_ト ̄|○・∵. ターン 次回に続く!
(C)BNP/BANDAI, NAS, TV TOKYO
8月24日
サンデー感想:MAJOR 2nd 第20話「10年早いよ」
さて前回、光さんと将来再会する約束のために、野球をやる気を取り戻した大吾。
そういう意味では今回の冒頭は注目のシーンでしたよね、このまま小学生編をじっくりやるのか
それとも光さんとの再会に向けて、中学生編・高校生編へと一気に時間が飛ぶのか…
そして実際に見てみたところ、小学生編をじっくりやるというのが満田先生の選択だったようです
これはなかなかありがたい展開ですね。やっぱり俺としては今まで小学生編の話で十分楽しめていたので
ここから一気に時間が飛んだりするのは不安だなと思ってましたんで…
「さて、バッセンでの捕球練習はこれぐらいでいいかな、お金もかかるしね」
そんな中、大吾の捕球も徐々に上達してきたので、バッティングセンターでの捕球練習はこれにて終了だと語る寿也。
おお、ついに言ってくれたか寿也!バッティングセンターはお金がかかると!その言葉が聞きたかった!!(えー
いやーやっぱバッティングセンターで球を受ける練習って、1球1球にお金が発生してるって感覚が強くて
えらいもったいなく思えてしまうんですよ!しかも大吾はほぼ毎日ずっとこれをやってるって話だったからなー
おおもったいない、出費がいくらになるのやら。まあ大吾の家は正真正銘の億万長者なので
そんなの気にする必要ないんですけど。ただ読んでるこっちは庶民なので気になるもんは気になるというか…(えー
「そろそろ他の練習もしたいんだけど…」
「あの、おじさん…俺、もちろんいずれはキャッチャーやりたいんですけど、
今度の大会ではライトで出ることになってんですよ」
「え?あ、そうなんだ」
「フライとか捕るのは大丈夫なんですけど…俺、送球が苦手なんです」
「送球?」
「お、俺…肩が弱くて遠投50メートルも行かないんです…」
と、バッティングセンターを出て他の練習を考え始めた寿也に対して、「自分は送球が苦手だ」と語る大吾。
しばらくはライトでプレイするということもあって、まずはその苦手な送球を練習したいということでしょうか
それはいいけど頬を赤らめて言うのがホモっぽいなお前!(えー
ホモかお前!光さんがいなくなったと思ったら、今度はその親父と不倫ホモかよー!!
いやまあ、肩の弱さは大吾にとっての大きなコンプレックスだから、単に言うのが恥ずかしいってだけだとは思うけど…
「わ…笑っちゃうでしょ?すみません、今頃そんなこと言って…俺、全然才能ないんです…」
「そう…まあちょっと見てみないと分からないけど、とりあえずライトなら
返球の練習はした方がいいだろうね」
「は、はい」
「ただ大吾君、1つだけ忠告しておくよ。
今後2度と才能がないとか自分で言うな。
そんなこと言うのは10年早いよ」
か…かっこいいタル〜〜!!うおおー!!
寿也のやつビシッとこんなこと言うとかカッコよすぎでしょ!間近で見てる大吾の顔がもう
完全にホモの顔になってるじゃないですか!(えー
いやでも冗談抜きに、寿也の言ってるこのセリフにはしびれましたよ。めちゃくちゃいいこと言ってるじゃないですか
漫画やアニメでもそうだしリアルでもそうなんだけど、なんかこう最近よく耳にするのが
「どうせ世の中才能だ、才能がなきゃなんにもできないんだ」と言ってすぐに諦めてしまうような言葉なんですよ
もっと努力しようとか頑張ろうとか、そういう考えがなくて、「才能がない奴は努力したって無駄だから」と
やる前から諦めてしまうってやつですね。そういうタイプの人って、才能に頼らずに努力でのし上がった人とかを見ても、
「あの人には努力の才能があったんだ。努力をすることだって才能だ。
もともとあの人にそれだけの才能があったんだ」とか言って
努力までも才能で片付けるというわけの分かんない主張をして、とにかく何も頑張ろうとしないんですよね
なんだか自分で書いてて頭が痛くなってきたよ…こんなことばっか言ってたら
そいつはなんにも成長しないわけじゃないですか。
やる前から諦めて何も頑張らずにいたら、自分の能力を伸ばすってことが何一つとしてできないですよね
才能があるだのないだのなんて、そんなのやる前から言ってたってしょうがないだろっていう。
そんなことを言っていいのは、実際に死にものぐるいで頑張って、自分にやれることはやり切ったっていう人だけですよ。
寿也の言ってる「才能がないとか言うのは10年早い」っていうのもそういうことですよね
だから今回のこの寿也の言葉にはすごく共感しました。あんまり安易に才能って言葉は使ってほしくないんだよなー
まあともかく、次の練習は肩の弱さの克服ということで、河川敷にやってきてキャッチボールの練習を始めた大吾。
まずは手始めに、50メートルの距離から寿也に向かってボールを投げてみますが…
「あ、あれ、まだ1球しか投げてませんけど…」
「1球で十分だよ、今のような遠投は少年の肩にはよくないし必要もない。
君達は基本、ダイヤモンドの対角にあたる32メートルを投げられればそれでいい」
「えっ!?」
「もしかして大吾君は、ずっと肩が弱いのを悩んでたのかい?」
「は、はい…そりゃ…」
「そんなの悩みでもなけりゃハンデでもないよ。スローイングは工夫と練習で
誰でも克服できるし、強肩に見せることだって出来る。
僕だって子供の頃から強肩だったわけじゃないし、
肩だけなら僕より凄い選手はいっぱいいたよ」
って、なんとたったの1球で遠投の練習を切り上げてしまい、こんな遠投は小学生のうちからする必要はないと語り始めた寿也!
マジですか、言われてみれば野球をやってる子供って、まだ小さいうちから肩を酷使してぶっ壊してしまうケースが多いというか…
大吾の親父の吾郎なんかも、まさに小さいうちから肩をぶっ壊しちゃった典型ですよね
そうならないためにも、肩への負担を最小限する練習法やテクニックが重要だということか。
いやーこれはなかなか興味深いですよね、例えばプロの外野手だったら何十メートルもの遠投が必要かもしれないけど、
大吾がやっているのはあくまでも小学生の野球であって、子供の体ということを考慮して練習もすべきっていう。
こないだ姉ちゃんの言ってた「小学生のキャッチャーはプロとは全然違う」って言葉もそうですが、
”小学生の野球”を中心にちゃんと話が練られてるところが見てて感心してしまいますね
俺らはやっぱりプロ野球を中心にものを考えてしまうので、小学生の野球はそれとは違うもので溢れてるってことを
こういうふうに示してくれると、なるほどなって読んでて新鮮な気分になりますねえ
「ほ、ほんとに…?」
「ほんとさ、ただしもちろん1週間や1ヶ月でレーザービームとかって、
虫のいい話じゃないぞ。あくまでこれからの君の情熱と日々の積み重ね次第だ」
「は…はい…!やります!がんばります!教えてください!」
そしていよいよ、肩の弱さを克服するための練習に入っていく大吾。一朝一夕ですぐ結果が出るようなものじゃないようですが、
これからの日々の積み重ね次第で、少しずつ克服していくことは可能なんだそうです
やっぱこの日々の積み重ねっていうのがいいね。
どんな漫画でもそうだけど、俺的には凄い才能だとか突然与えられた力だとかより、こうやって地味に努力して
少しずつ力をつけていくっていうような、そんな話が読んでて一番気持ちがいいんだよなー
「ねえママ〜、いいでしょ?受験勉強はちゃんとやるからさ!」
「しつこいわね〜、今さらあんたがそんなに野球やりたがるってなんなの?
そんなにやりたきゃ自分でパパを説得しなさいよ、ママはどっちでもいいわよ」
ってそんな中、場面が変わって出てきたのはヒロインちゃんこと睦子ですよ。
何をしているシーンかと思ったら、ドルフィンズに入って野球がしたいとママに頼んでいると…えー!?
お前結局ドルフィンズ入るんかい!?なんてこった、すぐに卒業だしお金もかかるから無理とこないだ語っていましたが…
それでも入りたいと親を説得し始めたようですね、マジかよ睦子は光さんのキャッチャー役として最初登場しましたが、
光さんのいない今ドルフィンズに入るってなると、一体どこのポジションをやることになるんだ?
「ただいま〜」
「お帰りパパァ!お仕事ご苦労さま!疲れたでしょ、お風呂にする?ご飯にする?」
「なんだ、どうした睦子、気持ち悪いな…そうだな風呂にするよ」
「じゃあパパ!久しぶりに一緒に入ろっか!」
ゲゲェー!?なんだよこの展開!?
野球の許可をもらおうと、あからさまにパパのご機嫌取りをし始めた睦子でしたが、
しまいには一緒に風呂に入るという色仕掛けを使ってパパを悩殺する結果に!なんじゃそりゃー!!
しかもこれを言われたパパが「ほんとか!?いいのか睦子!?」って何その反応!?
ちょっと待てこらー!!おいおいこの親父は自分の娘をどういう目で見てんねん!?
やべえなこの変態親父、娘の裸にガチ興奮するとかトミーズ雅かよおめーはよ!(えー
がしかし、裸で入ると見せかけてスクール水着でごまかした睦子は、まんまと野球を始める許可を親父からもらうのでした。
いやーでもこれ水着とはいえ十分やばい光景ですよ、ソープランドみたいなもんじゃねーか!(えー
これで「だまされた…」ってガッカリしてる親父はなんやねん一体!脱いでる最中のクソスケベ顔とか見ても
おめーは実の娘にどんだけ性的興奮してんねん!?(えー
やべえよこの親父、週刊少年サンデーに出てきていいキャラじゃないわ!どっかのエロ本に移籍しろエロ本に!次回に続く!
(C)満田拓也/小学館
8月19日
アニメ感想:バトルスピリッツ烈火魂(バーニングソウル) 第19話「三戦士、集結!」
「今度の戦いも避けては通れないようだ…」
「だが幸村、相手は兼続だけではない。あちらには紫鬼神蘭丸と真白藤吉郎もいるでごじゃる」
「そうか…俺にも一緒に戦ってくれる仲間が必要だな」
さて前回、隣町で兼続が悪の限りを尽くしているとの話を聞き、「マジかよ兼続最低だな」と
兼続をボコる決意を固めた幸村。しかし相手は悪の帝王・兼続だけではなく、手下その1・蘭丸と手下その2・藤吉郎が
いるということで、幸村もまずは2人の仲間を集めることから始めることにしたようです。そして最初に声をかけたのは…
「俺に一緒に戦ってくれってか?チッ、新デッキの相手になれだの仲間になれだの…
テメェは俺をなんだと思ってやがんだ、あぁ?」
当然ながら利家ですよね、幸村が最も信頼しているバトラーですから当然でしょう
しかしこのところ便利役として使いすぎたせいか、「勝手なことばっか言ってんじゃねーぞ」と
利家はあんまり乗り気ではないようで…
「西ムサシを救うためなんだ、頼む!」
「…」
「やってやりましょうよトシさん!あいつらにはスタジアムを乗っ取られた恨みもあるッス!
この際兼続と決着をつけてやりましょうぜ!」
「チッ…」
って、そんな気分が乗らない利家に対して、ぜひやりましょうと背中を押し始めた舎弟たち。
そのおかげで、渋々ながらも利家は仲間になってくれることに…
いやあ意外とこの舎弟たちもなかなか役に立ちますね、この間の兼続戦でもバトルのセッティングに一役買ってくれたし。
最初の頃はこいつらって役に立たないクズどもかと思ってましたが、話が進むにつれて良い面が見えてきたなー
「だが1つだけ条件がある。兼続を殺るのは俺だ。いいな!」
「トシ…ああ、約束するぜ!」
そんなわけで仲間になった利家ですが、兼続だけは殺さないと気が済まないようです(えー
やはり自分のスタジアムを乗っ取るなどとナメた真似をしてくれた以上、
その落とし前はきっちりつけないと気が済まないということか。兼続マジで逃げ場なさすぎる…
「探したぜ早雲!」
「幸村…?」
そして利家を仲間にした幸村が、次に勧誘した相手は早雲ちゃんでした。まあ確かにこの人しかいないでしょうね
さっそく兼続・蘭丸・サルという悪の三人衆を一緒に倒そうと、話を持ちかける幸村ですが…
「…蘭丸という男なら知っている。この地にも藤吉郎を引き連れて乗り込んできた…」
「なんだって!?」
「兼続に負けたけじめをつけろとか言って、俺たちをスタジアムから追い出しやがったんだ!」
「自分もあの時の屈辱を晴らしたい気持ちはある…!」
って、蘭丸とサルの名前を出した途端、「私もあいつらにボコボコにされたわ…」と語り始めた早雲ちゃん。
そういえばそんなことありましたね、早雲ちゃんはサルにまったく手も足も出ないままメッタクソにやられて…
…って、ちょっと待ってくださいよ、この仲間を集めてるのって、兼続・蘭丸・サルを倒せる奴を探してるんですよね?
早雲ちゃんって、この間サルと戦った時にまるっきり歯が立たずにボロ負けしたので、
サル相手に戦っても確実に負けますよね?
となると兼続と戦ったらどうか…しかし早雲ちゃんは、兼続ともこの間戦いましたが
「俺とお前では格が違う!」って言われながらボコボコにやられましたよね?
じゃ、じゃあ蘭丸と戦ったらどうか…しかし蘭丸の強さはあの兼続をはるかに上回るはずなので
兼続にすら負けた早雲ちゃんではメッタクソのボロクソにされて負けますよね?
ダ…ダメじゃんこれ!早雲ちゃんが勝てる相手が1人もいねーよ!!(えー
あかんわこの勧誘!早雲ちゃんを仲間にしてもまるで意味ないわ!まだ利家が2戦とかした方がマシやで!
なにせ利家は、以前サルと戦ってちゃんと勝った実績がありますからね
今回もその調子でサルを片付けてもらって、あとは「兼続は俺が殺る」と宣言した通り
落ち目の兼続を料理してくれれば、幸村が蘭丸と一騎打ちすれば済むという話ですよ
なんてこった、これはもう早雲ちゃんを仲間にするってことはぜんぜん必要なかったんや…(えー
「だが…どうしても腑に落ちないのだ」
「腑に落ちない?」
「信じた道は違えど、兼続も己の道を極めんとしていたことは事実…
その兼続が、いざ念願を果たそうという時に、どこの誰とも知れぬ者の手を借りるだろうか?」
そんなわけでいらない子と化してしまった早雲ちゃんですが、どうやら本人からしていまいち戦う気がないようです
というのも、ムサシ統一という念願を果たす寸前だった兼続が、わざわざ他人の手を借りるわけがないと…
なるほど兼続が他人の手を借りるわけ…いや、そこに関しては借りちゃったんですけどね(えー
いやマジで、何しろ兼続が幸村に勝って最強となったあの時、いよいよムサシ統一の念願が叶おうとしたわけですが
そこへ蘭丸やサルがやってきて「僕たちもあなたの力になりたいんです」って言い出したわけですよね。
あのとき兼続がなんて言ったかというと、「いいだろう!お前達の働き見せてもらおう!!」って
ノリノリで手を借りちゃったわけですよ
めっちゃ手を借りてるやんこれ!借りてるわー!どう考えても自分の意志で手を借りてるわ!
早雲ちゃんは考え過ぎなんやな…あんたが思ってるよりずっと兼続って男はお調子者なんですよ!
さらに言うならあんたが思ってるほど兼続は賢くないし強くないんですよ!(えー
「ましてやムサシの平穏を理想に掲げていた男が、バトラー達を意のままにしようと無法を働くなどと…
それがどうしても腑に落ちん…兼続の真意が掴み切れない以上、自分は手を貸す気にはなれない…」
「フン、そうやってまた逃げるつもりかよ」
「何!?」
「なんのことはねえ、お前はどうやっても勝てねえ兼続の前から逃げ出したんだ」
「違う!すべては兼続を超えるためだ、そのために自分はデッキ破壊を極めた!」
「そのデッキ破壊だって兼続には通じなかったじゃねえか」
「くっ…」
ううむ、ともかく兼続とは戦いたくないと語る早雲ちゃんですが、それについて利家からキツイ突っ込みが!
逃げ出したとかなんとかえらい言われようですが、結局のところ言い返せなくて「くっ…」ってなる早雲ちゃんが面白すぎますね
「兼続に勝てないから逃げてるんだよね?」
「違うもん!兼続に勝つためにデッキ破壊の練習したんだもん!(涙目)」
「でもそのデッキ破壊って通用しなかったよね?」
「くっ…(涙目)」
って感じで言い負かされる早雲ちゃんがほんと面白いなぁ(えー
なんにしろ、仲間になるどころか言い合いの末に睨み合いを始めてしまった利家&早雲ちゃん。
これは誰かが仲裁に入らないとまずそうな雰囲気ですが…
「ドーモ、ユキムラ=サン。ニンジャスレイヤーです」
ってここでお前が来んのかよ!!ゲエエエエーー!?なんといつぞやのニンジャスレイヤーが
このタイミングでいきなり登場!そういえばこんな奴いたっけなあ、突然なにしに来たんだろう
と、思っていたら「実は兼続は蘭丸に利用されてて、今は牢屋の中にブチ込まれてるんすよー」と語り始めたニンジャスレイヤー。
マジかよわざわざそれを教えに来たということは、蘭丸を倒すという目的はこいつも同じなのか?
それだったら早雲ちゃんよりこいつを勧誘した方がまだマシな気が…(えー
「今の話が真実なら…」
「ここを襲ったのも、兼続の意思ではなかったのか…」
「フン…これでお前が俺たちの誘いを断る理由もなくなったな」
「あ…」
「そうだぜ!蘭丸たちを倒して西ムサシを開放すれば、兼続たちの誤解を解くことにもなる!
力を貸してくれ、早雲!」
って、悪行の数々を行ったのは兼続の仕業ではないと聞いて、思わずほっと胸をなで下ろす早雲ちゃん。
なにげにめっちゃ兼続意識してるじゃないですか!さらに幸村も兼続の誤解を解くことをエサに早雲ちゃんを誘ってるし
そういえばさっき兼続を超えることが早雲ちゃんのすべてってセリフもあったりで…
どんだけ兼続が好きなんですか早雲ちゃん!?(えー
「分かった…いいだろう。ただし条件がある!
いま自分が一番戦いたいのは…お前だ烈火幸村!」
「えっ!?」
「頂上決戦では兼続に阻まれ叶わなかったが…
お前とのバトル、今ここで正式に申し込む!
聞けばお前もソウルバーストを手に入れたとのこと…
今一度ここで戦い、お前が力を貸すにふさわしい男かどうか確かめさせてもらう!」
って、ようやく説得に応じたかと思ったら、その前に幸村の力を確かめるとかなんとか言い出した早雲ちゃん!
なんでそうなんねん!?そもそも早雲ちゃんは、ソウルバーストを手に入れる前の幸村にすら負けているので
それを手に入れてレベルアップした今の幸村と戦ってもボロ負けする未来しか見えないんですがそれは…(えー
「自分のターン!ネクサス”千間観音堂”を配置!そして…
今こそ出でよ大海の王!聖なる蒼き御名の下に、
天地万物森羅万象、一切合切飲み尽くせ!!
蒼海明王降臨!!」
「ま、まずいぜ、まだバトルは始まったばっかりだってのに、
千間観音堂に蒼海明王まで揃っちまった!」
ともかく2人のバトルが始まったわけですが、相変わらずスタート直後だけはやたら調子がいい早雲ちゃん。
あっという間に主力カードの蒼海明王と千間観音堂を揃えて、デッキ破壊の準備を整えてしまいました
幸村はまだソウルドラゴンもムラマサドラゴンも出せていないわけですが…
「食らえ幸村!蒼海明王でアタック!
蒼海明王のアタック時効果発揮、相手のデッキを上から7枚破棄!」
バシバシバシバシバシバシバシ!!
「千間観音堂の効果発揮!さらにデッキ5枚を破棄!」
バシバシバシバシバシ!!
「蒼海明王の効果発揮!ソウルコアをトラッシュに置くことでデッキを7枚破棄だ!」
バシバシバシバシバシバシバシ!!
「ぐっ…!」
「ターンエンド…これで貴様は首まで水に浸かった!」
さあそして、いつものコンボで相手のデッキを景気よく吹っ飛ばしていく早雲ちゃん。
この19枚破棄コンボを使って「貴様は首まで水に浸かった!」って言うまでが早雲ちゃんのテンプレですよね
問題はこれやった後にどうやっても勝てないってことなんですが…(えー
ここからさらに決め手になるような何かがないと、また負けちゃいますよ早雲ちゃん!
「さすがだぜ早雲、だが俺だってこのままやられるわけにはいかない!
行くぜ!剣武龍ムラマサドラゴンを召喚!」
「ムラマサドラゴンだと!?」
「ムラマサドラゴンのアタック時効果発揮!
相手スピリットを1体指定し、そのスピリットにアタックできる!」
「なに!?」
と、ここでムラマサドラゴンを召喚し、反撃体勢を整え始めた幸村。
それとムラマサドラゴンは指定アタックの効果を持ってたんですね
指定アタックと言えばダンさんが最も愛用してた効果なので、出てくるとなんだか感慨深いものがあるなあ
「それだけじゃないぜ!唸れ!叫べ!炎の龍よ!
全てを斬り裂く刃となれ!ソウルバースト発動!」
「来たか…!」
「ソウルバーストの効果で、ムラマサドラゴンのBP+10000!
さらに炎龍刀オニマルを召喚し、ムラマサドラゴンにブレイヴ!!」
「ビ…BP21000だと!?」
「これが俺のソウルバーストだ…!蒼海明王へ指定アタック!」
ボッガアアアアン!!
「くっ…蒼海明王がっ…!」
さらにここでソウルバーストを発動し、ムラマサドラゴンを一気にパワーアップさせた幸村!
蒼海明王を遥かに上回るBP21000まで強化し、たやすく蒼海明王を撃破してしまいました
こうなると辛いのは早雲ちゃんですな…早雲ちゃんのデッキ破壊は、常に蒼海明王を起点にして行ってる感じだからなー
「ターンエンド」
「す、すげえ…なんてパワーだ…!」
「だ、だが…まだ負けたわけではない!
ここで奴のデッキをすべて破壊すればっ…!ドローステップ!(しゅぴっ)
…くっ…ターンエンドだ…」
「どうやら…肝心なところで運に見放されちまったみてえだな」
あーやっぱり!蒼海明王を倒された今、1枚も相手のデッキを破壊できなくなってターンを終えるハメになる早雲ちゃん!
この無意味に消費した1ターンはあまりにでかいで!ここが勝負どころって時に、何もできずにターンを終えてしまうとは…
利家も言ってますが、早雲ちゃんはスタート直後で運を使いすぎて終盤で息切れするって
感じがありますよね(えー 典型的な先行逃げ切りタイプのバトラーっていうか…
「早雲、力を貸すに相応しいかどうか…お前には俺の全力を見てもらうぜ!
戦国龍ソウルドラゴンを召喚!!
さらに炎龍刀オニマルを、ムラマサドラゴンからソウルドラゴンへブレイヴ!!」
「こ、今度はソウルドラゴンがブレイヴした!?」
「ソウルドラゴンでアタック!アタック時効果”連刃”発揮!!」
ドッガガアアアアン!!(早雲ちゃん:残りライフ2)
そんなわけで、早雲ちゃんがもたもたしている間に、ソウルドラゴンを召喚していよいよ主力を揃えていく幸村!
ソウルドラゴンの効果”連刃”というのは、相手のブロッカー2体とライフ2つを一度に粉砕する効果のことです
これによって、早雲ちゃんのブロッカーとライフは一気に削られてしまい…
「くっ…!だがこちらにはまだ2体のブロッカーと、2つのライフがある!
貴様には自分を攻め切れない!このターンさえ凌げば勝機はある!」
「いいや、お前に次のターンはない」
「!?」
「炎龍刀オニマルのブレイヴ時効果発揮!
トラッシュにあるソウルコアを戻すことで、ソウルドラゴンが回復する!」
「な、なんだと!?バカな…!」
「燃えろ俺の魂!燃えろソウルドラゴン!
アタック時効果”連刃”発揮!!これが俺の全力だ!!」
ドッガガアアアアン!!(早雲ちゃん:ライフ0で敗北)
やっぱ早雲ちゃん負けたー!!ダメだこりゃー!!
オニマルの効果を使った連続アタックで、ソウルドラゴンの連刃が発動しまくって
みるみるうちにライフを全部削られてしまった早雲ちゃん!やっぱり今日も負けてしまうんやな…
早雲ちゃんなにげに幸村に敗北、兼続に敗北、サルに敗北、また幸村に敗北って泥沼4連敗なんやな…(えー
「くっ…」
「早雲、大丈夫か!?」
「…お前の全力、確かに受け止めた…自分で良ければ力になろう。だが…少し…時間をくれ…」
「ひ、姫、どこへ!?」
「来るなァ!!すまない…今は一人にしてくれ…」
(何が幸村の力を見極めるだ…ただ自分の無力さを見せつけられただけじゃないか…
兼続にも負け…藤吉郎にも負け…今また幸村にも敗れた…このままでは、ただの足手まといだ…)
ってぶふー!?今回もまた負けてしまった早雲ちゃんですが、なんと泥沼4連敗のショックで失踪してしまう結果に!
マジかよ早雲ちゃん!あいつに負けてこいつに負けてって、ちゃんと4連敗の自覚あったんですね!(えー
今回のバトルにしても、「力を見極めるどころかマジ自分弱かった」とか「このままでは単なる足手まとい」とか
マジでその通りなので笑ってしまいます(えー
兼続vs蘭丸の時もそうでしたが、このアニメってキャラクターのダメダメな部分を言い当てるのが本当に的確なので
そこが見ててすごく面白い部分ですね。てなわけで自分のダメさを自覚した早雲ちゃんですが、
ここから這い上がることができるのか?次回に続く!
(C)BNP/BANDAI, NAS, TV TOKYO
8月17日
アニメ感想:食戟のソーマ 第19話「選ばれし者」
「おい急げ!ついに発表だぞ!」
ワアアアアア!
「これが秋の選抜の出場者ってわけか…」
さて今回のアニメ版ソーマですが、いよいよ今回から選抜編へ突入ということになりましたね
個人的に一番注目していたのは冒頭の場面。これまでのエピソードを入れ替えたことで、
選抜編への導入部分が原作と変わっているので、どんな形で描写してくるのかと思っていましたが…
なんとドーンと名前の一覧を見せ、説明は「これが選抜の出場者か」の一言のみという
実に大胆な導入!うおーこれはずいぶん思い切った形にしましたね
原作の時は極星寮で卓球をやりながら、少しずつ参加者を発表してじっくりと選抜の説明をするって形でしたが
アニメではその辺を一気に省いて、ドンと参加者を見せてスッと説明を終わらせるという、かなりの短縮を行っていますね
ふむふむなるほど、確かに選抜の説明については、地獄の合宿が終わった時にえりなお嬢様が色々喋るシーンもあったし、
こんな風に短縮を行っても、視聴者はついて来れるだろうと判断してのことですかね?
俺としても、この短縮はアリだと思いますね。なぜかというと、前回の感想でも書いたことなんですが
アニメ版ソーマの残り話数はたったの5話。その少ない話数で選抜をやり切るとなると、予選だけでも尺が足りないと思うんですよ
なので、カットするところはカットして短くまとめるか、
逆に思いっきり引き伸ばして予選に入らずに終わるかのどっちかしかないと思ったわけです
そしてスタッフが選んだのは前者だったということですよね、卓球シーンをカットして即座に参加者をドンと発表したわけで。
24話できっちりと選抜予選をやり切るためにこうしてるんじゃないかなと思います。
それに、卓球シーンをカットすることは、ただ短くなるだけじゃなくて原作より改善される場面っていうのもありますよね
それが何かっていうと、吉野や榊さんは選抜メンバーに最初選ばれてなかったってことですよ
そう、この2人は原作だと、最初に選ばれた40人の中に入ってなかったわけです。
でもその後に補欠合格者の20名が発表されて、なんとかその中に入ることができたという…
なのでこの2人は、選抜メンバーの中でもかなり下の方にいるんだなと思っていたわけなんですが、
いざ蓋を開けてみたらトップ10争いするほど上だったわけですよね
しかも他のモブ連中がまったく相手にならないほどの高得点で。
何しろ大多数のメンバーが20点とか30点しか取れない中で、2人そろって86点出してきたわけだし
過去の選抜では「最高でも70点止まりの年もある」とか言われてるぐらいだから、
この2人の86点っていうのは、それはもう凄まじい点数なわけですよ
それほどまでに飛び抜けてる2人が、なんで最初の選考で落ちて補欠合格やねんっていう
ツッコミどころがあったんですよね。この2人を落として選ばれた連中はなんだったんだって。
何しろほとんどの連中は点数が低すぎて、格段に実力で劣ることが一目瞭然な奴らだったからなー
その補欠合格のくだりがアニメではカットされて、一斉に発表された合格者の中に吉野や榊さんも入っていたんですよ
だからこの2人が高得点を出しても問題ないわけなんですよね。そういう意味では改善されてると言えます
ただ、卓球シーンがないということは榊さんのおっぱいプルンプルンがなくなったということなので
そこだけはちょっと残念かな…(えー たぶん榊さんの巨乳が原作で初めて強調されたシーンじゃなかろうか
それだけに印象に残ってるシーンなんだよな…まあ仕方ないことなんだが…
「田所恵…あんたに興味があるんだ。かつて遠月十傑に名を連ねた料理人、
四宮小次郎と食戟をやったってのは本当かい」
それと今回、北条さんが恵ちゃんに詰め寄るシーンがありましたが、
原作だと「田所恵…あんたに興味があるんだ」の一言だけで、続きのセリフは後に引っ張るという流れでしたよね
しかしアニメだと、ご覧のとおり続きのセリフも全部まとめて喋っております
ふむ、確か合宿でのタクミのシーンなんかも、もともと原作で二分割されてたのを
アニメではひとつにまとめたって場面があった気がする。確かにこの方がすんなり話が通って見やすいですね
そして「四宮が第一席だった」という事実が、アニメではここで初めて明かされた形になりますね
原作ではこのもうちょっと後、選抜の会場に入ってから明かされたわけですが、まあ些細な違いかな
なんにしろ四宮が一席と聞いて、アニメ初見の人がどう思ったのか気になるところです。ちょっとは驚いただろうか
それと今回、いよいよソーマが汐見ゼミへと出向いたわけですが、
親父がいないのに汐見さんのことは誰が紹介するんだろうと思っていたら
まさかの回想シーンで親父がソーマに語っていたという意外な形になりましたね
確かに第15話で親父が来ていたシーンを見返してみると、あの時ソーマと何やら語らっていた場面があったはず…
ただ、その時は声が入ってなくて、親父が何を言っているのか分からなかったんですよね
それが今回声がついて「極星寮じゃ、みんな好き勝手に自分の料理を極めてよ…ああ、カレーばっか作ってる奴もいたっけ。
汐見ってんだけど、今は遠月の教師になったって聞いたぞ」って場面になっていたという…
なるほど、あれがこうして汐見さんのことを紹介する伏線になっていたのか。
15話を見た時に、あの親父との会話は「あれ、この場面って原作にはなかったよな?」って見てて不思議だったんですが、
まさか汐見さんのことを話しているとは思いませんでした。こういうことだったのか
それと過去の汐見さんが親父の実験台にされるシーン、原作だと思いっきりパンツ丸見えになってましたが
アニメでは完璧にパンツがガードされてましたね
ふむ、エロに関しては原作よりアニメの方が力入ってるって印象でしたが、ここのパンツは隠す方向になったのか…
って、待てよ、パンツと言えば今まで恵ちゃんのパンチラがあったシーンなんかも
アニメではすべて隠す方向に変えられてましたよね、たとえば今回もそんな場面があります。
恵ちゃんが「貫かれちゃうっ…!」と言いながらパンツが透けて見えるシーンがそれなんですが
アニメだとやっぱり透けてないですね
ふむ、よくは分からんが放送局の都合とかでパンツはNGになっているということでしょうか
まあ恵ちゃんなんかは清純なイメージのキャラなので、むしろパンツは見えない方が好都合と思うんですがどうか
あとはそうだなー、汐見さんの声優が高橋美佳子ってところにちょっと反応しましたね個人的に。
高橋美佳子って言ったらあんた、サモンナイトでエルジンやってた人ですよ。いやー懐かしい
なんだかんだでサモンナイトって、今でも活躍してる声優が無名時代に出てたってことが結構あるんだよなー
たとえば田村ゆかり、杉田智和、そして今回の高橋美佳子。この3人とも、発売当時の2000年はデビュー間もない時期で
世間的にはほとんど知られてなかったんですが、サモンナイトに出てたことで俺が覚えることになったんだよなー
特に杉田智和は、ちょっと前にアニメディアのインタビューで「自分のターニングポイントになったキャラは?」と質問された時、
「サモンナイトのギブソン・ジラールです」と答えていたはず。
杉田智和といえば、他にもヒットしたキャラが色々いるだけに、まさかギブソンをそんなに大事に思っていたとは意外でしたよね
ともかく汐見さんが高橋美佳子というのは、なかなか悪くない配役だと思います。
葉山の方は諏訪部順一が担当してましたが、さすが美形キャラは手慣れている人なので
安心して見られる感じでしたね。なかなかナイスな配役と言えるんじゃないでしょうか、次回に続く!
(C)附田祐斗・佐伯俊/集英社・遠月学園動画研究会