6月11日
ジャンプ感想:食戟のソーマ 第123話「辛さを恐れず」
「おし、じゃあ色々試作してみるか!昨日は田所にもゆきひら流麻婆豆腐を食べてもらったよな」
「うん、美味しかった!」
「でもアレだけじゃ足りない、久我先輩の品を実際に食って感じたし…薙切にもそう言われたんだよなー」
さて前回、ゆきひら流麻婆豆腐をお嬢様に食べさせたところ、麻(マー)も辣(ラー)も足りないという指摘を受けてしまったソーマ。
要するに辛さが足りないってことでしたが、今回はそんな自分の麻婆豆腐の欠点について、
色々と改善策を考えながら試行錯誤していくストーリーになっているようですね
「まずはゆきひら流麻婆豆腐に、薙切から聞いた麻辣味(マーラーウェイ)ってのを加えてみる。
麻(マー)が花椒の辛さで、辣(ラー)が唐辛子の辛さだったよな」
そんなわけで、まず最初の試みとして足りないと言われた麻(マー)と辣(ラー)をとにかく足してみようと考えたソーマ。
そのために唐辛子やらなんやらと用意していますが…
めちゃくちゃ赤いなこれ!!ぐわああああ見るだけで辛くなる!!
どれもこれも真っ赤っ赤なこの色合いからして、見るからに辛そうすぎてギョッとするなこれ…
白黒ページで見るのとはワケが違うわ…
今回のこの「いかにも辛そう」って感覚を十分味わうには、ジャンププラスのフルカラー版でないと伝わらない気がするわ
【麻辣味を入れてみるソーマ】
「どう?」
「まだ足りねーな…中華研で食った辛味はこんなもんじゃなかった…」
【さらに麻辣味を足すソーマ】
「うっひょおー!かっら!けどまだ足りねー!」
【もっと麻辣味を足すソーマ】
「かっら〜〜!!まだまだ〜!!」
って、そんな真っ赤な麻辣味を惜しみなくどんどん麻婆豆腐に入れていくソーマ!
どんだけ辛くするつもりだよ、俺は辛いの全然ダメなタイプだから見てて落ち着かないわ
というか今自分で言ってて気づいたけど、俺は辛い料理って本当にまったくダメで
「この辛さがあるから美味しい」みたいな感覚がぜんぜん理解できないんですよね
俺にとって辛さとは、これがあると食べにくいし正直言って料理から取り除いて欲しいっていうか、
カレーなんかでも甘口・中辛・辛口とある中で、迷わず甘口を選ぶし中辛や辛口を食べたいと思ったことがなくて
辛さの良さって本当に何も分からないので、これって料理に必要あるのかなぁっていう…(えー
「できたぞ…田所!」
「!?」
そして麻辣味を足し続けた結果、完成した麻婆豆腐は禍々しい赤茶色に変わっていました
こんなん絶対食いたくねー!!これもやっぱり白黒とカラーで見るのではインパクトが全然違うわ
そんなわけで、このおぞましい麻婆豆腐の試食を頼まれた恵ちゃんでしたが…
ぱくっ
「!!!!!!か…!ひゃら…!ひゃらいぃ…!!」
「やーとんでもない辛さだよなー」
あまりの辛さでただただ絶句するしかない恵ちゃん。そりゃそうだって感じですね
そしてこの恵ちゃんの反応を見るに、ゆきひら流麻婆豆腐にただ単に麻辣味を足すだけでは美味しくならないようです
麻(マー)と辣(ラー)が足りないとはいえ、考えなしにそれを足してみてもダメってことか
「んじゃ、次は他の中華メニューも試してみるぞ。
回鍋肉(ホイコーロー)!青椒肉絲(チンジャオロース)!」
そして次は、麻婆豆腐以外にも何か良さげな料理はないかと、次々に他の中華メニューを作っていくソーマ。
ただ、結局はどれもこれも禍々しい赤茶色ですね…見るからにやばいやつじゃねーか!
こんな赤いチンジャオロースとか初めて見たぞ!?そしてこのシーンも白黒とカラーで見るのではインパクトが(以下略)
「ぐすっ…ぐすっ…」
「あ、すまん田所、ちょっと休んでていいからよ」
「う…ううん…ちゃんと味見しなきゃ…」
ぱくっ
「…っ!!!!!ひ…!ひゃらああああ…!!
食べた…私食べれたよ創真くん…!」
「ま、分かってはいたけどこれじゃ全然ダメだなー。なんつーか、ただ辛いだけ」
「(がーん)」
そんな禍々しい料理の数々を必死に口にした恵ちゃんでしたが、ソーマ的にこれは
明らかな失敗作で「全然ダメだわー」とすでに分かりきっていたようです。ソ、ソーマー!!
なんとも哀れな恵ちゃんですが、確かにさっきから辛い辛いと苦しんでいるだけで
「美味しい」とはまったく言っていないですからね
「中華研の麻婆豆腐には、辛さの向こうに練り上げられた確かな旨味があった…
四川料理の定番メニューに、久我先輩の信念が散りばめられたような…
まさしく、料理人の顔が見える一品…!」
そんな一方で、久我先輩の麻婆豆腐はただ辛いだけではなく、辛さと一緒に確かな旨味があったことを実感するソーマ。
確かにソーマがあの料理を食った時も「辛い!美味い!辛い!美味い!」って言ってましたからね
それに対して、今回ソーマが作った料理はどれも「辛い!辛い!辛い!辛い!」って状態にしかなってないから
そういう辛さ一辺倒なだけじゃなく、美味さとの両立ができなければとても勝負にならないということか
・久我先輩の麻婆豆腐が美味そうで、麻婆めぐりをしたことがあります。一年程前です。
大体、千円を超えたあたりで、麻婆は化ける気がしました。
中国人が経営する食べ放題とかだと、割安で千円ごえの麻婆が味わえました。
ただ、二千円のものとそれ未満のものとの違いは正直わかりませんでした。
料理研究家がたまに麻婆豆腐をテレビで紹介するのですが、忠実に作ればそれの方が
某餃子店やファミレスの麻婆豆腐よりだいぶ美味かったです by LN
それと実際に、久我先輩が作るような麻婆豆腐が食べたくて麻婆めぐりをした人の話がなかなか興味深いですね
「1000円を超えたあたりは麻婆は化ける」ということで、それぐらいの値段の麻婆を食べに行くと
本格派の美味さを体感できるっぽいですね。それ聞くと俺も試しに行ってみたくなるなー
(中華…中国…そういや親父が昔なんか言ってたな…あの時聞いたのは確か…)
「…!田所、もういっちょ味見頼むわ」
「え…ひょっとしてまた激辛系…」
「いや…ちょいと試してみたいことがある」
とその時、ふと以前中華料理について親父が語っていたことを思い出したソーマ。
どうやらそれが新たなヒントになったようで、別の試したいアイデアが湧いてきたようですが…
うーむしかし、元々ゆきひら流麻婆豆腐という親父の料理を作っていた中で、
改善のアイデアも親父の言葉から思いつくっていうのは、なんかちょっと親父の比重がでかすぎる気がしますが…
せっかくこの間、「今までのゆきひらを超えて新たな俺の料理を作る」って目標に目覚めたわけだし
今回もソーマがゆきひらの外での経験からアイデアを掴むっていう方が、綺麗な展開だった気がするな。次回に続く!
(C)附田祐斗・佐伯俊/集英社
6月9日
・大したことじゃないけどドリフターズ最新刊の表紙裏がスプラトゥーン仕様になってますな
マジじゃねーか!!まさか平野センセーがスプラトゥーンの絵を描くとは思わなかったな
ガチマッチだとかシオカラ節だとか「何語かわからない」とか言ってるところを見ると、
割とひととおりスプラトゥーンの知識はあるっぽいですよね。これは意外
そういえば以前に「シオカラーズって可愛い」とツイッターでぽつりと呟いていたような気が…
もしかしたら結構スプラトゥーン好きなのかもしれませんね
あと他にスプラトゥーン好きの漫画家と言ったら、やはり食戟のソーマの附田先生ですよね
この人は結構やり込んでるらしくて、ウデマエをSまで上げていたり、スプラトゥーンの公式イベントにお呼ばれしたり
漫画家の中でもスプラトゥーン好きの代表格って感じがしますね
実際に俺も公式イベントに出向いて附田先生がプレイしてるところを見ましたが、
さすがにウデマエSなだけあって、「へー、なかなかのもんじゃん」と思うくらいのプレイをしてました
ま、僕はウデマエS+なんでさらにそれより上なわけですが…(えー
あと附田先生は自分でプレイするだけじゃなくて、ニコニコのスプラトゥーン動画もよく見てるみたいですね
具体的にはsinさんだとかSIGUMAさんの動画をチェックしてるそうです。
公式イベントでSIGUMAさんと一緒になった時も、「憧れのSIGUMAおじさんと一緒になれるなんて!」とか言ってたし
(SIGUMAおじさんはSIGUMAさんの愛称です)
あとsinさんには最近ツイッターでリプライを飛ばしまくってて、動画全部見てるくらいのファンを公言してましたね
sinさんはsinさんでつい最近食戟のソーマにハマった人なので、会話が盛り上がってた覚えがあります
なんで俺がそれを知ってるかって、別にリプライを覗きに行ったわけじゃなくて
もともとこの2人ともフォローしてたから会話が見えちゃったっつーか、覗いたわけじゃねーからな!?(えー
sinさんについては、マリオカートの動画上げてた頃から俺もファンなので…
しかしニコニコに動画上げてると、ジャンプ連載中の漫画家から「あなたのファンです!いつも動画見てます!」って
リプライが飛んでくるってすごい時代だよなー
・ダブルドライブ8話の感想が見てみたいです。
Xレア達が大量に出てきたり、コミカルな姿を見せたスピリット達の感想を聞きたいです。 by ガタノゾーア
・ダブルドライブ8話での過去作のスピリット達の雄姿見ましたか?
過去作の主要スピリットは現在の主要に倒されるというパターンを、今回アルデウスが一矢報いてくれました。
(その後エグゼシードにやられてしまいましたが)
それ以外にも凄んで「おら、かかってこいよ」と威圧感バリバリのXレアスピリット達や、
ゲイルとグロリアスなど現在の主要スピリットをアルデウスが退けた後に全員で勝鬨を上げるなど、
過去作から見ていた人達にとっては素晴らしい回だったと思います。大志さんはどうでしたか by カチドキスピリット
ダブルドライブの第8話がどうだったかって質問がいくつか来てますが、この話はなかなか良かったんじゃないでしょうか
ジークヴルムノヴァをはじめとする過去作のスピリット達が、次々と出てきて主人公たちと戦うわけですが、
ノヴァの扱いひとつとってみても「あれは…!超神星龍ジークヴルム・ノヴァ!?」って
主人公たちにかなり警戒されてて、実際にアタック時効果をぶちかまして主人公たちを追い詰めたりとか
そういう風にちゃんと見せ場が用意されていたってところが嬉しいですよね
これまでのバトスピでありがちだったのは、過去作のスピリットを出したはいいけど
ロクに効果も使わずに見せ場が全然なくてあっさり倒されて終了みたいな
粗末な扱いを受けることが多くて、そういうのって登場を喜んでいいのか粗末な扱いを悲しんでいいのかわからなくて
なんとも微妙な気持ちになってしまうんですよね。つい最近の遊戯王でもこういうのあったと思います
そう、今やってる遊戯王アークファイブの中で、過去作のデッキを再現して使う連中がつい最近ぞろぞろ出てきたんですよね
具体的に言うと、遊戯王GXに登場した翔のビークロイドデッキ、隼人のアニマルデッキ、万丈目サンダーのXYZデッキ、
もうひとつ万丈目サンダーのおジャマトリオデッキを使う奴らが現れたわけです
ただ、そいつらの役割っていうのが完全にただのやられ役のザコでしかなかったので
せっかくの懐かしのカード達も、なんの見せ場もなく瞬殺されて退場してしまったんですよね
再登場したはいいもののぞんざいな扱いで終わってしまったと。
これについてはツイッターでかなり賛否の声が巻き起こってましたねー
「旧作のカードが出てきただけでも嬉しい」って人や、「せっかく出てきたのにあんな扱いじゃ悲しいだけだ」って人が
かなりの激論を繰り広げていて、やっぱりそういう状況を見ても
喜んでいいのか悲しんでいいのか分からないっていう微妙な再登場だったなと思うんですよ
やっぱりそういう懐かしのカードを出す以上は、それなりの見せ場を用意してくれないと
見てる側としては手放しに喜べないっていうか、ただのテキトーなかませ役のザコとして出てきても
どう反応していいやら…って感じですね。ともかくこの話のバトスピではその辺の扱いがちゃんとしていたので
旧作カードの再登場としては嬉しい部類だったと思います
あと今回の話で石像にされてた哀れなバトラーの人が登場してましたが
こいつってバトスピブレイヴのザックだよな!?なんでザックがこんなところで石像に!
まあザックはあんまし強くないバトラーだったから、うっかりダブルドライブの世界に紛れ込んで石像になっちゃったんだろうか
こいつは元々そんなに強くなかったからこういう扱いでもまあいいやって感じかな(えー
・「この不愉快感は…!?」ってジェリドのセリフじゃなかったですっけ?
最近Z見始めているひよっこなにわかなのでカミーユもいってたらごめんなさい……
まぁ、ジェリドもニュータイプに近いオールドタイプですしね!
なかなか細かいところの突っ込みですね、「この不愉快感は…!?」ってセリフはカミーユかジェリドのどっちが言ったのかって
ことなんですけど、これについては2人とも同じようなことを言ってるので、どっちかではないです。
具体的に言うと、Zガンダムの第3話「カプセルの中」で、ジェリドの攻撃によってカミーユの母親が死んでしまった時のセリフが
ジェリド「うっ…?な、なんだ…?なんだというのだ…!?この不愉快さは…!」
ですね。まずこれが1つと、あとは第23話の「ムーン・アタック」で、
カミーユ&ジェリドがシロッコのプレッシャーを感じ取った時のセリフが
カミーユ「この不快感は!?」
ジェリド「こ、これは…!?この不愉快さはなんだ!?」
ですね。それとこの時のカミーユのセリフなんですが、ここで言ってるのは「不快感」であって「不愉快感」じゃないんですよね。
俺が書いたのは「不愉快感」の方なんですけど、これを言ったのはテレビ版じゃなくてゲーム版のカミーユです。
プレイステーションで発売した「機動戦士Zガンダム」というゲームがあって、
そのゲームの中のムービーで原作描写を再現していたわけですが、その再現された時のムーン・アタックのセリフが
カミーユ「この不愉快感は!?」
ジェリド「この不愉快さは…なんだ!?」
となっていたわけです。カミーユのセリフが微妙に変わって「不愉快感」になってるわけで。
要するに俺がイメージしたのはこのゲームのムービーで言っていたカミーユのセリフだってことです
「不愉快感」なんて変わった言葉は、このムービー以外に聞いたことがないからやけに耳に残ってたし、
あとこのムービーはアニメ作画がかなり綺麗で気合入ってたんですよね
メカのCGについては、プレステ1の時期なんで正直かなりしょぼかったんですけど、
キャラクターのアニメ作画は、それとは別で凄く良かったんで何回も見た記憶があります。
声優の演技も良かったと思うんだよなー、カミーユの声の感じとかもこの時のムービーが一番好きですね
6月8日
サンデー感想:MAJOR 2nd 第55話「憧れ」
さて前回、左サイドスローの球を見せてもらうために、ミチルと2人きりで練習をすることになった大吾。
今回は自宅の庭にミチルを連れてきて、さっそくキャッチボールから始めようとしますが…
しかしミチルは、「喉乾いたから水を飲ませて」と練習よりまず先に水が欲しいと…
うーむ…なんかちょっとこの発言は大吾に対して失礼なんじゃないか?
キャッチボールやろうって言ってるのに、それを断って「それより水が欲しい」っていうのは
初対面でいきなりこう言われたら俺としては微妙にムッとくるものがあるっつーか…まあミチルがワガママな性格っていうのは
すでに分かってたことではあるんで、ある程度は我慢するしかないのかもしれませんが…
「はい、麦茶でいい?」
「あ、うん。ありがとう」
「飲んだらやろっか、日も暮れるし…」
「ええーっ!?茂野吾郎じゃーん!!
え!?え!?もしかして茂野君のパパってこの人!?」
って、ミチルを家に上げて冷たい麦茶をごちそうした大吾ですが、
家の中にある吾郎の記念品の数々を見たミチルが騒ぎ始める結果に!
いやいや「もしかして茂野君のパパってこの人!?」ってお前最初からそれ知ってただろ!
何このしらじらしい小芝居は!まさかミチルのやつ、吾郎目当てにやってきたことを隠すために偶然を装ってこんな芝居を!?
うーむ…やけに打算的な考えて動いてるなミチル。わざわざそんな芝居で大吾を騙すっていうのは、正直ちょっと引くんだが…
さっき「水が飲みたい」って大吾に言ったのも、家の中に上げてもらって「茂野吾郎じゃーん!」って騒ぐための布石だったわけで
この2つの行動で、俺の中でミチル評価が2ランクダウンしたわ…
せっかく期待してるキャラなんだから、もうちょっとなんとかして欲しいよ
とりあえず俺が今言いたいことは、こんな女に麦茶用意してやる必要ねーぜ大吾!
水道水で十分だ水道水で!カルキくせぇ水道水をたらふくごちそうしてやれ!!(えー
「うわーこれサイヤング賞の時の記念盾!?
これワールドシリーズの優勝リングじゃん!」
「でもこのチャンピオンリング…第7戦で私のパパが負けてなければ、
うちにあったかもしれないのよね」
「え…あ、ああ、そうだったんだっけ、俺はまだ生まれる前のことだったからよく知らないけど…
詳しいんだね眉村さん」
「うん、DVDでよく見たからね。パパを倒した茂野吾郎って何者なんだよちくしょ〜ってね」
と、そんな中、メジャーリーグのワールドシリーズで吾郎が優勝した時のリングを見て、
「私のパパが負けてなければうちにあったかもしれない」と語るミチル。
むう…つまり眉村が吾郎に負けた時の話をしてるんですよね、メジャーのワールドシリーズ優勝がかかった試合で…
うーん…そんな試合あったっけ…どうもプロになってからの眉村の思い出って
緊張すると下痢しちゃって試合前ずっとトイレでうんこしてるイメージしかないもんで…(えー
ワールドシリーズで吾郎と眉村が優勝を賭けて激突…うーん、さすがにそれだけの大一番を覚えてないってのはまずいか
今度ヒマを見つけて前作を読み直したほうがいいかもしれないなあ
「じゃあそろそろやろっか」
「うん」
パシッ パシッ(キャッチボールを始める2人)
「茂野君ってさあ、やっぱりパパに憧れて野球始めたの?」
「う…うん」
「じゃあピッチャー目指さないの?茂野君は今キャッチャーだよね」
「え、ああ…俺は地肩が強くないし」
「それだけ?」
「え?」
「それだけでピッチャー諦めるなんて…
茂野君、パパへの憧れちょっと足りないんじゃないの」
ってまた余計なこと言うんかいお前は!おいこらミチルううううう!!
ようやくキャッチボールを始めたかと思いきや、「そんなすぐピッチャー諦めたの?パパへの憧れ足りないんじゃないの?」と
またもやカチンとくる一言を言い出すミチル!お前なー!!さすがに大吾もムッときてるじゃねーか!
そりゃ腹立つと思いますよこんなん言われたら、さすがにデリカシーなさすぎだろミチル
外見は可愛いけどさぁ!今回の画像も全部が可愛いと思うんだけどさぁ!
性格もうちょっとどうにかなんねーのかよ!正直イラッとくる場面が多すぎなんだけども!
「ワールドシリーズの試合のこともよく知らないみたいだし…
多分あたしの方が茂野吾郎のこと尊敬してるよ?」
バッシイイイッ!!
「…!!」
「あーごめん、ちょっと本気で投げちゃった」
って、尊敬する吾郎の話をしているうちに力が入ったのか、唐突に大吾がキャッチできないような豪速球をブン投げるミチル!
「あーごめんごめん」って謝ってはいますが…こ、このアマあああー!!大概にせえよこらあー!!
さっきから大吾の扱いがぞんざいすぎるじゃねーか!吾郎を尊敬するのはいいけど、それで大吾を下に見るのはやめろよ!
「も〜最悪!バカじゃないのあいつ!バッセンに人を置き去りにして
敵の女とデレデレしけ込むなんて…!!」
とそんな中、前回大吾に置いてけぼりにされてしまった睦子が、プンプンしながら大吾の家にやってきました
さすがにあの扱いにはかなり頭にきているようですね。ただなんにしても、今回ミチルの横暴ぶりをさんざん目にしただけに、
今までそういう場面があまりなかった睦子ってええ子だったんやなぁ…としみじみ感じる結果になったっつーか…
もしや満田先生は相対的に睦子の株を上げるために今回の展開を…(えー
「ここか」
「…!!」
「悪いな、家わかんねーからつけさせてもらったよ」
ってそんな睦子をストーキングしてワタルも登場!お前そんな尾行までしてついてきたのかよ!
ワタルのやつ、よく睦子が大吾の家に向かってるって分かったなあ。これで睦子が大吾の家じゃなくて自宅に向かっていたら
それをストーキングしたワタルはただの変質者になってるところでしたよ(えー
「何やってんだミチル!対戦前の相手と仲良くするのはやめろ、
油断するなと言っただろ!帰るぞ」
「しつこいなァ…別にいいでしょ、プロの二世同士が仲良くなったって!」
「見えすいてんだよお前の魂胆は!
どうせ大ファンの茂野吾郎の息子に取り行って、
いずれ本人にも会わせてもらおうってハラだろ」
「え…!?」
おっとそして、ここでミチルの思惑を暴露するワタル!結局は大吾を利用して吾郎に近づきたいだけだと…
というか前回ワタルの考えてた「ミチルの奴まさか…」っていうのは結局そういうことだったのかよ!
前回の俺は大吾を騙して試合で打ち取る作戦とか予想してましたが、実際は大吾を騙して吾郎に近づく作戦だったということですね
いやなんつーか…吾郎に近づきたいって気持ちはよく分かるし、それ自体は問題ないと思うんだけど、
そのために大吾に嘘をついて騙すっていうところが許せないんだよな俺としては…
吾郎が好きなら好きで嘘なんかつかずに堂々としてればいいし、大吾にも誠実な態度をして仲良くなればいいじゃんと。
それが大吾のことをないがしろにして、騙そうとしてるからどうにも許容できんっつーか…
たとえばね、第1話で姉ちゃんが親を騙そうとした大吾に対して激怒するシーンがあったんですけど
今の俺の心境としては、この時の姉ちゃんにかなり近いものがあるんですよ
別にミチルが吾郎に近づこーが俺にゃ関係ないけど、
大吾のことをあざむくような、そんな卑怯な態度はないんじゃないの!?っていうね
「ちょっと聞いた茂野君!?あの人そんなミーハーな目的で
近づいてきただけなのよ!」
「…まあいいよ別に」
「えっ…」
「なんかうまい話だと思ったけど…彼女の球が見られるんならそれでいいよ。
早く本物でシミュレーションさせてよ」
ってなんと、そんな自分を騙そうとしたミチルに対して「球をちゃんと見せてくれるならそれでいい」と許す大吾!
お、お前って奴はなんと器の大きい…成長したなあ大吾…
以前は吾郎に対するコンプレックスのあまり、すぐにいじけてやる気をなくすことが多かった大吾ですが、
今ではこんなにたくましくなって、自分を高めるための練習がしたいってことを第一に考えるようになったんですね。うーむ素晴らしい
「そんなに親父のファンなら、帰ってきたら紹介してあげるよ」
「え、ホ、ホントに!?」
「ふざけんな、帰るぞミチル!」
「あのさァ…ごちゃごちゃ言ってないでワタルもついでにマスクかぶんなよ。
(ぼそぼそ)なんの心配してんの?あたしの球を見たって打てるわけないんだし、
2・3球で諦めるでしょ」
って、それだけ心の広い対応をしてあげた大吾でしたが、それに対するミチルはというと
「どうせあたしの球を打てるわけないんだし、2・3球投げたらすぐに諦める」と舐めた発言をすることに!
て、てめえなあー!!どこまでも大吾を見下しやがってくそがああああ!!
あれだけ寛大な措置をしてもらってもまだそんなことを言ってんのか!
くそったれめ…いい加減ミチルの発言にはうんざりしてきたぜ
「じゃあ行くよ」
ズッバアアアアン!!
「ストライク」
(うわ、すごい…!)
がしかし、それだけ大口を叩くだけあって、いざ本気のボールを投げてみると
大吾や睦子が驚愕するほどの凄まじい球を投げてくるミチル。うーむこれは悔しい
それとおっぱいめっちゃ大きくて可愛いと思ってしまうのも悔しい…(えー
やっぱ外見だけ見る分には一級品だなミチルは…
(こっわ…!すげー右からこっちに向かってくる感じだ…!)
ズッバアアアン!!
「入ってるぜ」
「くっそ…」
(やだ…かっこいい!この前も遠目には見たけど…
女の子だってこんなすごい球投げられるんだ!)
ってええええええええ!?お…おいおい睦子おおおおおおお!!
なんと大吾を圧倒するミチルの凄まじい投球を見ているうちに、「やだ…かっこいい!!」とすっかり見とれてしまった睦子!
お…お前なー!!百合展開だけはほんと勘弁してくれよ!!俺はそれだけは絶対に許容できねーから!!
ワートリ読んでて那須隊のことを叩きまくったのも、結局は百合百合な雰囲気がまったく受け付けなかったってのがでかいからなー
睦子にはその二の舞になってほしくないんだが…睦子は最近卜部といい感じなんだから卜部で我慢しとけって卜部で…(えー
パアアアアン!!
「おつかれ…これで満足したろ?お前のスイングじゃミチルの球は打てんよ」
「え…」
「じゃあな」
「ま、待てーい!!早すぎっしょ、たった3球で何が分かるんだよ!
そうだ、もうちょっと投げてくれたら親父のサインボールあげちゃうぞ!」
「え、ほんとに!?やるやる投げる!!」
「はぁ!?ミチルー!!」
そして結局は三球三振に終わってしまった大吾ですが、まだまだミチルの球で練習したいと
吾郎のサインボールをエサにミチルを釣って練習を続けることに!なかなか上手い取り引きですねぇ
以前は吾郎のことがコンプレックスでしかなかった大吾が、こうやって自然と利用できるようになったのは良いことだと思います
あとミチルも、吾郎ファンな気持ちを隠すことなく即座に釣られてるのがいいですよね
こういうのでいいんだよこういうので!!俺が今回言ってたのはこういうことなんだよ!
別に大吾を騙す必要なんかないし、こうやって開けっぴろげに吾郎好きな一面を出していけばええやんけ!
この最後のやり取りだけは、今回ミチルと大吾の会話で楽しく見られたなー
ともかく大吾もこうしてミチルの扱いを心得たことだし、今後はこんな感じの微笑ましい関係が続いてくれることを願うぜ…次回に続く!
(C)満田拓也/小学館
6月7日
ビッグガンガン感想:ハイスコアガール第39話
さて前回、心から大切にしていた「おおのけクエスト」を業田先生に捨てられてしまい、
激しい怒りの表情を浮かべて号泣していた大野さんですが…今回はというと、あの怒りの表情はどこへやら
割となんか落ち着いた感じの表情してますね
ふむ、あれだけハデに泣いた後なだけに、気分も少し落ち着いたって感じでしょうか?
てっきりあまりの精神的ショックでとんでもない行動に出るかと思いきや、業田先生の言うことも素直に聞いているようだし
ちょっと寂しそうではあるけども、思ってたよりはだいぶ穏やかムードといった感じに…
「ギスギスしてるねぇ…さすがの萌美先生もキツイでしょ」
「…」
「あん時はどーなるかと思ったわよ、あんなに鬼気迫る晶も珍しかったもの」
「…私は大野家の指南役として、当然のことをしたまでです」
「でも教え子に、ああやって心を閉ざされちゃやりづらくない?
先生をああやって無視する晶の姿は見たくなかったわ」
「…」
って、そんなところに現れた真の言葉によれば、さっきの大野さんと業田先生の雰囲気は
めちゃくちゃギスギスしていて大野さんは完全に心を閉ざしており、業田先生の言うことを無視していると…
え、そうなの!?さっきのはそういうシーンだったの!?(えー
俺の解釈とまったく逆やんけ!「なんとなく穏やかな空気で業田先生の言うことを聞いてる」っていうのは
俺だけが勘違いした幻想だったのか!?(えー
うーん、まあ俺の解釈はひとまず置いといて、真の言葉からするとそういうことらしいです
大野さんと業田先生の間には決定的な亀裂が入ってしまっており、今はとてつもなく険悪な関係になってしまったと…
「んがあああ〜!」
「あら?他の男子はどうしたのハルオ君」
「とっくにみんな辞めちまいましたよ…早く求人広告を出して欲しいですよ」
そんな一方でハルオはというと、大野家でそんなトラブルが起こっているとはつゆ知らず、ひたすらバイトに励んでいました
ハルオは弁当だか惣菜だかの工場でバイトをしているんでしたっけ、どうやら弁当を出荷する時の力仕事もかなり多いようで、
人出が足りない中ヒーヒー1人で頑張っていました
っていきなりそんなところにやってきた業田先生!なんであんたがここに!?
それにしても「少しよろしいですか…?お邪魔でなければ…」の表情とか大分しおらしいですね
さっきの真とのやり取りでもそうでしたが、あの強気な業田先生が珍しくしょんぼりしているようです
「先生、話ってなんすか?」
「ええ…今日はハルオさんに謝りに来たんです」
「え?」
「ハルオさんのファミコンというものを私が破棄してしまったのです。
取り返しのつかないデータもあったようで…教育のためとはいえ、
今となっては感情的な行動を起こしたことを恥じております。本当に申し訳ございません…」
って、そんな業田先生の用件とはハルオに対する謝罪!いつもの激烈な鬼ババっぷりはどこへやら
しおらしい態度でハルオに対し頭を下げる業田先生!おお…なんというか業田先生のこういう一面を見せられると
そそる気持ちになってくるな…(えー 普段は強気な女キャラがこういうしおらしい態度になると
めっちゃ可愛く見えるよね
「あ、いや…大野家はゲーム禁止って聞いてたから、貸したこっちにも非があるし…」
「それでも弁償させていただきます、先ほどゲームショップで聞いて買ってきました…(スッ)」
「え…?ツ、ツインファミコン!!」
「な、なぜこれを…」
「ファミコンのひとつ上のバージョンをくださいと言ったのです…
あとソフトは、RPGなんとかというものがなかったので、ジーコサッカーというものを買ってきました…」
(と、飛ばしてくるぜこのモエミ先生は…)
って、捨ててしまったハルオのスーパーファミコンを弁償しようと業田先生が買ってきたのは
ツインファミコン!それじゃねえええええ!
ツインファミコンってあれだろ、最初のファミコンとディスクシステムが一体化したやつだろ!
店員に「ファミコンの上のバージョンください」と言ったらこれが出てきたそうですが…
これ上のバージョンじゃないから!ファミコンそのものだから!店員のやつこんなもん勧めるんじゃねーよ!(えー
さらには「RPGツクールが売ってなかったので代わりのソフトを」と業田先生が買ってきたのはジーコサッカー!ゲェー!?
それスーパーファミコンのソフトじゃねーか!ツインファミコン買った一方でソフトはスーファミって…
しかもジーコサッカーってあれだろ、スーファミの歴史の中でも1、2を争うレベルで
とことん投げ売りされまくった超絶クソゲーだろ!(えー
いやマジで、この時期のゲーム屋に足を運んでみれば、ゴミのような値段で投げ売りされてるジーコサッカーは
もはや様式美だったというか、ワゴンセールの中で一番置いてあるのがこれだったというか…
「しかし意外だな…先生はもっと冷徹な人かと思ってたけど…大野となんかあったんすか?」
「…はい…大いに嫌われてしまいました…」
って、大野さんに嫌われてしまったことを告白する業田先生でしたが、その目にはうっすらと涙が!
まさに鬼の目にも涙!(えー まさかこの人が半泣きになりながら
大野さんの教育についてハルオに相談する日がやってくるとは、連載初期には夢にも思わなかったな…
「ハルオさんは…あの子のことをどう思っていらっしゃるの…?」
「どうって…大野は俺にとって超えられない壁で…でもって尊敬できる女で…
一緒に遊びてぇな〜って思わせて…変な奴だけど、そこが面白くて…
困ってるとほっとけなくなるし…俺が支えになれたらいいなぁ〜とか思ったりして…」
「ハルオさん…それがどういう気持ちか分かってるの…?」
そしてなんとなく大野さんへのハルオの気持ちを尋ねてみた業田先生ですが、帰ってきたハルオの答えは
尊敬してるとか一緒に遊びたいとか俺が支えになりたいとか、一言で言うなら「めっちゃ好きやねん」という感じでした。
もはやそういうことだろ!業田先生もそれはビンビンに感じているようで、
「それがどういう気持ちか分かってるの?好きってことでしょ」と、ハルオと大野さんのラブっぷりを目の当たりにすることに…
「ハルオく〜ん!主任が呼んでるよ〜!」
「あ、やべ…先生、今日はツインファミコンとジーコサッカーいただいたり…ありがとうございました」
「いえ…私もなんだか気持ちが晴れました、それにアナタが悪い虫じゃなさそうってことが分かって…」
「モエミ先生こそ…」
と、まだバイト中だったハルオはここで主任に呼ばれることになり、2人は会話を切り上げることに。
にしてもハルオと業田先生、お互いの好感度がずいぶん上がったようですね。たとえるならこの状況は
分かり合う事が出来た… っていうガンダム00のアレみたいな…(えー
なんにしても、このシーンの業田先生はなにげにかなり可愛かったわ。
「あなたが悪い虫じゃなさそうってことが分かって…」「モエミ先生こそ…」ってやり取りもなんだかエロイものがあるし
業田先生がヒロイン化するっていう展開もアリやな…(えー
(相手を尊敬し、慈しむ心構え…大野財閥という大きな存在を前にして、私はただただ焦っていた…
上から押さえ込むだけじゃ、伸びるものも伸びない…)
「晶さん…私の代わりに、矢口家に傘を返してきてくださらない?」
「…?」
「かなり前、矢口家に行った際に貸してもらったんです。
私としたことが、返すことをすっかり忘れておりました…
合わせる顔もないので、晶さんが行ってきてください。
で…今日はもうアレですから、お休みにしますか」
って、そんなハルオとのやり取りから相手を尊敬し、慈しむ心構えを学んだ業田先生は、大野家に帰るなり
大野さんをハルオの家に行かせてあげて勉強もお休みという気遣いを見せることに!えええええ!?
急に優しくなりすぎやろアンタ!今回でどんだけ人が変わったんや!(えー
前回までの鬼ババぶりは一体どこへ!?めちゃくちゃ物わかりいいお姉さんになっちゃったよ!
いやはやこうなると、ハルオ&大野さんの仲を邪魔するものはもう何もありませんな…
そんなわけで久々にハルオとの再会を果たした大野さん。さらにこの日はたまたま
AOUショーというハルオが行きたがっていたゲームショーの日だったので
ハルオは大野さんを連れて、電車でAOUショーへと向かうことに…
ガタンゴトン ガタンゴトン
「…」
(う…うーんおかしいな…大野と会ったら色々と喋りたかった話が、頭からスッポリ抜け出ちまった…)
「あ…大野、先月ゆりかもめっつー無人で動く乗り物ができたみてーなんだ…今度一緒に乗ろうや…」
「…(こくり)」
「…お、見ろよ大野…これ海だろ?」
ガクン!
って、そんな2人は電車の中でガタンと揺れた途端に抱き合っちゃったり、ついでに手もつないじゃったり
ゆりかもめを今度一緒に乗ろうってデートの約束したり、つーか今回の時点ですでにデートだったり
ラブラブじゃねーか!!見てて恥ずかしいわ!!(えー
なんやねんお前ら!見せつけやがってくそがー!!イチャイチャバカップルがああああああ!!
そんなわけでもう完全にラブラブなカップルと化してしまった2人。もはや邪魔するものもないですし
あとはもうAOUショーでデートして「2人は幸せに暮らしました」と話をたたんで終わりでしょうか
あの事件さえ起こらなければ…(えー 次回に続く!
(C)押切蓮介/スクウェアエニックス
6月6日
ツイッターでも書きましたが、今度の新しいスパロボには勇者特急マイトガインがついに参戦するっていうんで
こいつはめっちゃ楽しみですねー。なにしろ13年前の第2次スパロボαに、勇者王ガオガイガーが参戦してからというもの
「勇者シリーズ出すならマイトガイン参戦しねえかな…今度のスパロボで参戦しねえかな…」って
新しいスパロボが出るたんびにずっと言い続けてきたので
ついにその念願が叶ったって感じですね、これまで待った甲斐があったわ…マイトガインといえばやっぱりまず思いつくのは
「銀の翼に望みを乗せて、灯せ平和の青信号!
勇者特急マイトガイン、定刻通りただいま到着!!」
この登場時の決め台詞なんで、なんらかの形でこのポーズを再現して欲しいですね
セリフだけだとちょっと寂しいから絵付きで見たいんだけど、さすがに登場時のポーズごと再現するっていうのは難しいかなぁ
あとは当然あるであろう動輪剣・縦一文字斬り。マイトガインの必殺技といえばこれ以外ありえないんで、
こっちの方は100%再現が期待できそうですね
「縦!一文字斬りぃぃぃぃッ!!」
「でええええええいっ!!」
っていうこの動きがそのまま再現されること間違いなし。檜山修之の熱いシャウトに期待したい
あとはエースのジョーが駆る飛龍や轟龍も出てくるだろうしなー、このへんはとびきり強くして欲しいね
ジョーを演じるのは緑川光だから、スパロボマニアの緑川光も大満足の性能を期待したいところだわ
あとグレートマイトガインのパーフェクトキャノンは、単体で出せるのかそれともマイトガンナーとの合体攻撃になるのかとか
通常武器なのかそれともマップ兵器なのかとか、そのへんの分類が気になるところですよね
あとはブラックノワール様の魔のオーラを受けたアトラスMK-Uと戦うステージなんかは、
アトラスMK-Uをいくら倒しても復活する無限湧きステージになるんだろうなーって予感がしたりだとか
あれこれ考えるのも今から楽しみです。発売は来年になるそうだからじっくり待つとしますか
・閲覧回数、700万回、おめでとうございます by LN
ありがとうございます。なにげに気づいたら700万超え達成してましたね
数字が伸びるっていうのは素直に嬉しいもんなので、これからも更新がんばっていきたいと思います
・ときメモには傷心度というパラメータが存在し、女の子をずっと放置したりデートをすっぽかしたりすると上がっていき
一定値溜まると爆弾が発生します。この爆弾を放置し爆発させてしまうと、登場している女の子全員の好感度が
大幅に減少してしまいます。傷心度を下げるには対象の女の子とデートする必要があるので、
攻略したい女の子以外の子とも仲良くすることも必須となります。 by ジェス
おおこれはどうも、ときメモの爆弾について詳しい解説ありがとうございます。
なるほど女の子を放置してると、傷心度が上がって爆弾がついてしまうってわけですね。それが爆発すると好感度ダウンと…
つまりセングラのせつなさ炸裂と仕組みとしてはほぼ同じなんですね
ときメモの方が先に発売しただろうから、セングラの方がパクッたんだろうなあ。セングラの奴しょうがねえな…(えー
それにしても傷心度って話をするなら、日高さんの傷心度って相当ヤバイよね
傷心しかしてないレベルだよねこの人。まあハルオが大野さんに一途だからしょうがないんだけど
あの調子じゃ日高さんの爆弾が爆発しちゃうわー。せつなさ炸裂して無言電話かけてくるわー(えー
・バトスピのDVD-BOXの受注率が100%になったみたいですよー by ふれいん
・バトスピ烈火魂のDVDボックス発売決定おめでとうございます!ところで特典のラバーストラップは
フーリンに決まりましたが、大志さんは何に投票したのですか? by バトスピバトラー
そうですね、バトスピ烈火魂のDVD-BOXなんですが、最終的になんやかんや言って
ちゃんと受注率100%になって商品化が決定しましたね。いやーよかったよかった
俺はというととりあえず2つ注文しました。受注率が伸びないようならもっと注文してたかもしれませんが、
締め切り前の数字の伸び方から言って、十分いけそうだなと思ったので2つにしておきました
ラバーストラップはごじゃるに投票したんですけど、すでに実現してるせいもあってフーリンに負けちゃいましたね。
それにしてもフーリンがここまで人気だとは知らなかったな
あと、代金引換しかできないっていう支払い方法について、
「代金引換とかめんどいからやだよ!クレジットカード決済させてくれよ!」
ってこないだ俺がわーわー言ってたわけですが、その結果ちゃんと後から
クレジットカード決済できるようになりましたね
しかもこれ、今まですでに代金引換で注文してしまった人も、クレジット決済に変更できるという神対応!やるやんけ!
なんか烈火魂って、俺がこのサイトでぶちまけた不満や要望に対して
びっくりするほどそれを叶えてくれるからびびるわ
たとえば烈火魂のレビュー書きながら、中盤あたりのチーム戦で「ソウルバースト発動!」「ソウルバースト発動!」って
毎回似たような展開を繰り返してばかりのバトルを見て
「バトルが単調でつまんねーんだよ!毎回同じことやってばっかじゃねーか!
もっと工夫したバトルにしないと飽きるだろ!」って言ってたら
終盤ではそれを改善して、トーナメント個人戦からは
さまざまな戦略で工夫したバトルをやるようになったりだとか
あと、いつだったか戦いに向かう幸村のことを、ごじゃるが心配そうに見守るシーンについて
「こういうのもっと見たいんだよ!ヒロインが目をうるうるさせながら、
戦場に向かう主人公を心配する展開もっとやってくれよ!」とか言ってたら
まさにその通りの展開を最後の戦いでやったりだとか
あとはDVD-BOXの受注率について、あんまりその数字が伸びてないのを見ながら
「特典が物足りないんだよ!どうせなら描き下ろしイラストの特典用意しろよ!特にごじゃるの絵くれよ!
俺はごじゃるの日常シーンがもっと見たいんだよ!絵師は湯本さんがやってくれよ!」とか言ってたら
描き下ろしイラスト追加決定、しかも見本画像はごじゃる、
しかもテーマは「キャラクターの日常」、しかも絵師は湯本さんという怒涛の勢いでの実現ぶり。
あとは今回のクレジット決済ですね、DVD-BOXの注文してみたら代金引換しかできなくて
「なんで代金引換だけなんだよ!クレジットカード決済させてくれよ!
わざわざ現金用意して受け取るのとか嫌なんだよ!」って言ってたら
クレジットカード決済できるようになって、代金引換からでも好きに変更できるっていう
それぐらいに色々叶えてくれてるんで…なんかほんとすごいね、俺がここでぶちまけたことが次々に実現していて
もしかするとバトスピスタッフっていうのは大志Mk−2ファンクラブなんじゃないかと思うくらいですよ(えー
・バトスピ公式がTVアニメ人気投票始めやしたぜ!!早雲セットや利さんセットで味しめたのかな・・・
最近のバトスピは大人の財布を狙ってきやがる…。ああ、しかし1位になったら彼の描き下しが見れるのかな?
魔ゐ様との2ショットが見たい!!!欲を言えばアニメに出てほしい!!!この一票、迷うことなく
ブレイブに入れさせていただく。ダンさん〜〜〜〜〜〜〜帰って来てくれ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!! by レイ
あとバトスピといえばこの話題が見逃せませんよね、なんでも従来の作品についてのファン投票を行って
そのファン投票の中で1位を取った作品がグッズ化決定するっていう
おいおいマジで言ってんの!?従来作品にそんなチャンスが!?そう言われちゃったらもう
ブレイヴに投票する以外ないやんか!!
これでグッズ化実現して描きおろしイラストとか見れたら最高やな…想像するとヨダレが出そうだぜ
もはやうちのサイトに来ている人はブレイヴへの投票が義務!!これは義務ですぞ!!(えー
ちなみにキャラデザの湯本さんも、これについてはブレイヴを応援してるみたいでこんなツイートしてましたね
いやあいいっすねー、やっぱダンさんの帰還を願う気持ちは一緒だよなー
これはブレイヴのグッズ化が実現したあかつきには、
「俺は…バトルフィールドに帰ってきたんだ!!」を合言葉に
俺もブレイヴのレビュー1話からやるっていうのもアリやな…(えー
こないだは断っておいてなんなんですけど、やっぱりそういうモチベーションがあるのとないのとじゃ全然違うしね
もし描き下ろしイラストとかが用意されてブレイヴ熱がドカンと高まったら始めるやもしれません
6月3日
ジャンプ感想:ワールドトリガー 第111話「迅 悠一G」
さて前回、いよいよ始まってしまった不安だらけのランク戦ですが、
今回のステージをおさらいしてみると辺り一面が雪に包まれた市街地となっておりますね
雪で埋まってるということは、それだけ足を取られてしまうということであり、
「走れなくはないが移動には骨が折れる」と言われていますね
つまりこの状況、スプラトゥーンでたとえるなら辺り一面が敵インクで埋まってる中を歩いてる
みたいなもんだと思います。おお考えるだけで歩きにくい。そんな時はなんとしても安全シューズが欲しいところですね
そして、ワートリにおける安全シューズに該当するのがグラスホッパーであります
空中をピョンピョン跳び回れるグラスホッパーがあれば、雪の影響を受けずに素早い動きが可能ってことですね
ちなみに今回、グラスホッパーを持っているメンバーはこの3人です。
ユーマ(玉狛)
小荒井(東隊)
奥寺(東隊)そう、ユーマと東隊のアタッカー2人ですね。そもそもこのマップを選んできたのは東隊なので、
自分たちがグラスホッパーを持って有利に立ち回ろうと考えてきたってことでしょう
ただユーマにとってこれは幸運ですよね。グラスホッパーが有利になる恩恵をそのまま受けられるわけですから
さらに、ユーマにとってラッキーな要素はこれだけではありません。今回選ばれたマップというのは市街地B。
この市街地Bの特徴というのは、障害物が邪魔でシューターやスナイパーの射撃が通りにくい
という点なわけです。つまり、近距離アタッカーほど有利に動けるマップってことなんですね
なんでそんなマップが選ばれたのかというと、それもやっぱり東隊のアタッカー2人が決めたからです
そう、これが実際にマップについて話し合ってるシーン。東隊の立場からすると、今回戦う他のチームにはシューターだのスナイパーだの
「射程持ち」が大勢いる構成になってるから、そいつらの射撃を封じて自分達アタッカーが有利に立ち回れるように
シューター達が不利で、アタッカーが活躍できるこの地形を選んだってわけですね
それはユーマにとってかなりの幸運だったと思うわけです。東隊の2人が考えた
「雪を降らせてグラスホッパー使いを有利にしよう」という作戦、
「市街地Bを選んで近距離アタッカーを有利にしよう」という作戦の両方ともが、
そっくりそのままユーマの有利に繋がるわけですから。
そう、ラッキーにも東隊の2人とユーマの戦闘スタイルがすごく似ていたわけなんですよね。
グラスホッパーを武器に跳び回る近距離アタッカー。だからこいつら2人が自分達に有利なマップを考えれば考えるほど
ユーマも有利なマップの恩恵をそのまま受けられるってことなんですね
これはね、玉狛にしてみれば物凄い大チャンスですよ。試合が始まるまでは、絶対勝ち目がないって不安しかありませんでしたが
このマップ選択は、そんな不安で真っ暗な状況に、幸運にも勝ち筋を照らしてくれた一筋の光明と言ってもいい。
つまりこのマップ、ユーマの能力を最大限に活かせば勝てるってことです。
なにしろアタッカーとしての能力で言えば、ユーマは東隊の2人よりも遥かに上なわけですから、
これってある意味ユーマが一番有利な、ユーマのためのマップと言ってもいいくらいに
ユーマが強みを発揮できる条件が揃ってると思います
となると、今回オサムがどうするべきかっていうと、とにかくユーマの能力を活かすことを最優先すべき。
少しでもユーマの負担を減らし、少しでもユーマが動きやすい状況を作る。とことんそれに専念すべきなんですよ
こないだも俺は、マスターガンダムとガンイージを例にしてこういう話をしましたよね。
ガンイージは自分が1人で活躍することより、マスターガンダムの動きやすい状況を作るべきなんだって。
普段ですらそうすべきと思うんですが、今回これだけユーマが有利な状況なら100%完全にそう思うわけですよ
それにオサムの立場で考えてみてください。今回のマップはユーマにとっては有利ですが、オサムにとってはどうなのか。
雪のせいでグラスホッパーがなければ凄く動きにくいってことは、つまり
グラスホッパーのないオサムはロクに動けないわけで
さらに障害物が邪魔でシューターの射撃が上手く通らないってことは、つまり
シューターのオサムはめちゃくちゃ攻撃を当てにくいわけで
オサムには思いっきり不利なのがこのマップなんですよ
そう、ユーマにとってはめちゃくちゃ有利で、オサムにとってはめちゃくちゃ不利。
今回のマップにはそういう性質があると俺は思うわけです。それだけオサムが力を発揮しにくい状況で、
「ぼく1人で敵を倒さないといけないんだ!」とか言って、オサムがのこのこ1人で出て行ってキルを狙う必要があるのかと。
まったくないと思いますよそんなもの
ゼロですよゼロ。完全なるゼロですよ。そんな必要まったくどこにもないし、オサム1人で戦うっていうのは
わざわざ自分から不利な状況作って、玉狛の負け筋を作るようなものです
もうね、だからオサムに言いたいことは、「自分1人でキルを取りたい」なんて願望は
今ここで捨てなきゃいけない。せめてこの試合中だけでもいいから捨てなきゃいけない。
自分1人でキルを取りたいなら、せめてもっと自分と相性のいいマップの時にするとか、
状況をよく見て判断してほしいと思います。
この試合、ユーマの能力を活かし切れば勝てるんだから。チーム一丸となってユーマをサポートすれば勝てるんだから。
そういう試合だと俺はそう思うわけです。そして試合が始まった結果、真っ先にオサムの取った行動は…
《一斉に動き出す各隊!東隊と玉狛第二は隊員との合流を選択!影浦隊はこのまま急戦を狙う模様!》
そう、オサムの取った行動は、仲間との合流に向かうことでした。いい判断やんけオサム!
今回は自分1人で無理するんじゃなく、ユーマ達の力を活かして戦う。まったくもっていい考えだと思います
もしもここで1人で戦うようなら1000の言葉で罵倒しても足りないと思ってましたが(えー
とりあえずチームワークを重視しようとしているようで何よりです。このまま最後まで頼むぞ…って
ドンッ!!
「!!」
「メテオラ…!!」
あっとしかし、そんなオサムに向けて急に空から飛んできたメテオラ!
突然のことに驚くオサムですが、さらに次から次へと何発ものメテオラが飛んできて
オサム以外にユーマ、二宮、犬飼、辻といったメンバーに向けて次々と着弾しております
物凄い威力のメテオラではありますが、狙いはテキトーなのか一発も当たっていませんけども…
ドゴドゴドゴドゴォン!!
《おいゾエ!一発も当たってないぞ!》
「いやいや、レーダー頼りじゃこんなもんでしょヒカリちゃん」
そのメテオラを撃ってきたのが、この影浦隊のゾエさんこと北添でした
見た目的にも性格的にも気は優しくて力持ちって感じのゾエさんですが、なかなかにエグい攻撃してきますね
レーダーだけを見ながら適当にぶっぱなしているメテオラなので、命中率こそ悪いものの
食らったら即死の超火力弾が次々と頭上から襲ってくるっていうのは相当なプレッシャーですよ
この威力だとガードしても吹っ飛ばされて死ぬだろうしなあ。ひたすら避け続けるしかないわけか、これは確かにうざそうだ
「アステロイド」
ズドドドドドド!!
「うひぇ!?近くにいたのニノさんだった!やっばいやっばい!ユズルヘルプミー!」
おっとしかし、そんなうざいゾエさんの適当メテオラをこれ以上撃たせないために、
即座にアステロイドを飛ばして攻撃を仕掛ける二宮!二宮からの猛烈な弾幕が飛んでくる中、「ぎえーこりゃたまらん」と
冷や汗を流しながら逃げまわるゾエさん。1人だけではとてもかなわないと思ったのか、仲間のユズルにヘルプを求めますが…
ガギンッ!!
(…やっぱイーグレットの威力じゃダメだな…)
「ゾエさんがんばって逃げて」
「えっ、マジ!?」
ああしかし、二宮に向けて正確なスナイプを決めるユズルでしたが、強固なシールドに阻まれてしまって全くダメージを与えられず!
「こりゃダメだわ」と二宮を撃破するのは無理と悟ったユズルは、
「ゾエさん1人でがんばって」と丸投げしてしまうのでした。ゾ、ゾエさーん!!
「北添と絵馬が近い。俺が獲りに行く(ザッザッ)」
「ちょっとマジでニノさんこっち来てるんですけど!?」
《なるべく粘って死ね!そのぶんカゲがフリーになるし!
ちゃんと点取ってこいよカゲ!ゾエの死をムダにすんな!》
そんなわけで二宮に追い回されるハメになってしまった哀れなゾエさんですが、
仲間からは《なるべく粘って死んでね(はあと)》というありがたいお言葉をいただいて
時間稼ぎしながら死ぬ係を命じられてしまうのでした。開始早々こんな役かよゾエさん!
そんなわけで徐々に交戦状態に入り始めた一同ですが、ここで各チームの方針について見てみると
二宮隊
「とりあえず玉狛を狙う」影浦隊
「とりあえず玉狛を狙う」
(特にユーマ)東隊
「とりあえず玉狛を狙う」
(特にオサム)みんな玉狛を狙うことしか考えてねえええええええ!!
ぐあああああ!!しょっぱなから狙われ放題じゃないですか!影浦はユーマと戦うのが面白そうってことですが、
二宮と東隊は「一番落としやすい奴から狙う」っていう定石で動いてるみたいですね。そんなにも玉狛はカモに思われてるのか…
「ひきょうな…!なんでみんなたまこまをねらうのか!」
そんな風に敵全員が寄ってたかって玉狛を狙ってくる状況を見て、テレビの前で憤慨していた陽太郎。
今日もヒュースと一緒に玉狛の戦いを見守っていたみたいですね、すっかり仲良しだなお前ら
さらには迅さんも今回一緒に観戦しているようですが…
「ヨータローには悪いが、他の部隊に比べてタマコマは総合力で数段劣る。
オレが見る限りタマコマに勝ち筋はない」
そして今回の戦い、玉狛にはまったく勝ち目がないことを指摘するヒュース。
確かに始まる前までは俺もそう思ってました。玉狛はいくつもの致命的な弱点を持っていて、チーム連携もなんだかお粗末だし
しかも今回は相手が強すぎる。どう考えてもまったく希望はないと思っていたわけですが
たださっきも言ったように、今回はマップ選択が非常にユーマ有利に働いているので
「勝ち筋はない」っていう試合前の状況から、ユーマをうまく使うことで勝ちを狙えるかもしれないって状況に変化したと思う。
あとはオサム達がユーマをどう活かすか。
いかにして「ぼくが1人で戦わなきゃ」なんて考えを捨てて、仲間を活かす方向で考えられるか。そこに全てがかかっていると思う
「じゃあ賭けようぜ、玉狛が勝つか負けるか」
「…賭けだと?馬鹿馬鹿しい…」
「もし玉狛が負けたら、おれが可能な限りなんでも1つお前の頼みを聞いてやる。
例えば今預かってるお前のトリガーを返すとかでもいいぞ」
「…!」
「その代わり、玉狛が勝ったらこっちの頼みを聞いてもらう」
「貴様…何を企んでいる」
「何ってただの賭けさ」
「いいだろう…そっちが出した条件だ、忘れるなよ」
って、その時いきなりヒュースに対して賭けの話を持ち出した迅さん!
単なる遊びの賭けだと本人は言ってますが、ヒュースが持っていた強力な武器を返してもいいとか
なにげにとんでもないことを言っております。ただの賭けにしては重大すぎる内容なのでヒュースも警戒してますが、
賭けに勝った時のメリットを考えて、結局はこれを受けることに…
さてはあれですね迅さん、この賭けには絶対にヒュースが負けると確信しての持ちかけでしょうね
迅さんはサイドエフェクトで未来が見えてるから、チームプレーに徹したオサムが玉狛を勝たせる図がすでに見えているってことでしょう
くくく、残念だったなヒュースよ。「勝ち筋がない」とか言っていたけどそれは大きな間違いなんですよ
このマップならなぁ!玉狛にも勝ち筋はちゃんとあんだよ!
連携に徹すりゃ勝てんだよ!オサムが1対1とか始めたりしなけりゃ余裕なんだよ!
ってオサム1対1始めとるうううううううううう!!
うわあああああああああああああ!!オ、オサム何してんねんお前…何してんねんお前ええええええええええ!!
結局ユーマ達と合流できずに1対1で戦うんかあああああああああ!!お、終わった…この時点でこの試合終わったわ…
たったひとつの勝ち筋が今この瞬間にかき消えたわ…賭けはお前の勝ちだよヒュース…おめでとう…
なんていうか結局こうなっちゃうんだなあ…オサムはチームで戦うって状況を、ある程度作ろうとはするんだけど
結局それを徹底できずに1人で戦うことになるっていうさ…那須隊の時とまったく同じですよ
なんだかすごく中途半端。俺が思うのは、今回「チームで合流して戦う」ってことをまず最初に決めたんだから、
それをやるために徹底した動きをするべきだって思うんですよ
具体的に言うなら、戦闘が始まった瞬間に即座にバッグワーム起動して仲間との合流を優先するぐらいやってもいいと思う。
バッグワームを使えば敵に見つかる確率は格段に減るんだから、合流するまでそれを使って
1人では絶対戦わないってぐらいに徹底すべきだと思うんですよ
実際、まさにそれをやっているのが東隊なんですよね
そう、今回の試合が始まった瞬間、東隊は即座に全員がバッグワームを起動して、仲間と合流することを優先したわけです
オサムもそのことには気づいていて、「こっちもバッグワーム使うか…?」と悩むシーンがあったんですよ
でも結局オサムは使わなかったんです、その結果あんな風に敵に見つかって1対1をやることになってしまって…
俺に言わせれば、「こっちもバッグワーム使うか?」って気づいた時点で
なんの迷いもなく使うべきだったと思う。
仲間と合流するってことを最優先に考えるなら、即座にバッグワーム使って敵との交戦は避けるべきだったと思う
さらに言うと、オサムの「バッグワーム使うか?」の次のシーンがこれ。そう、オサムを狙ったゾエさんのメテオラが飛んでくるっていうね
ただこのゾエさんのメテオラは、レーダーの位置を頼りにして撃ってるだけだから、
バッグワームを使っていればレーダーに映らないから狙われずに済むんですよ
実際、このときゾエさんは何人もの敵を撃ちまくってましたけど、バッグワーム使ってる東隊は1人もゾエさんに撃たれていません。
だから安全に動いてチームの合流に向かうことができたわけで。オサムがゾエさんに撃たれて四苦八苦していた中で、
東隊はそんな無駄な交戦をすることなく合流を目指していたわけですね
実際に「東隊は迷いなく合流地点を目指す!玉狛より合流が速い!」と言われていたわけで
これなんだよなあ…迷いなくチームの合流を目指すことを徹底した立ち回り。
完璧なんだよなあ…まさに俺が言ってるのはこれなんだよなあ…東隊のこの立ち回りは100点満点だと思う
こういう意識の差が、チームの誰も合流できなかった玉狛と、チームの全員がしっかり合流できた東隊っていう
結果の差にモロにつながったと思います
さらに言うなら東隊は、戦う時の方針も徹底しています。これは東隊のオペレーターが指示を出してる場面なんですが
「戦う時は3人で」が東隊の基本なんですよね
そう、1人で戦おうなんてまったく思ってないんですよ。だから今回のオサムのようになることは絶対ありえない。
東隊はこれだけ、仲間同士で連携したチームプレーで戦うことを徹底しているわけです
いやもうほんと見てて惚れ惚れしてしまいますよ。俺が玉狛に足りないと思ってるものを全部持ってるのが東隊なんですわ
あと、東隊ほどじゃないけど二宮隊も意外とそういう連携意識は持ってるなという風に感じました
そう思ったシーンがこちら、二宮が仲間の2人に対して「玉狛を倒しに行け」と指示する場面なんですが
ユーマや影浦のような強敵相手の時は、必ず2人で戦えと言ってますよね
「必ず」ですよ「必ず」。強敵と戦う時には絶対に1対1で戦うなと。仲間と連携してのチームプレーが不可欠だと言ってるわけです
強敵に勝ちたいならそれが基本なんですよ。1対1にこだわる必要なんて全然ないんですよ
むしろ強敵に1対1に持ち込まれたら、その時点で負けなんですよ。東隊も二宮隊もそのことがよく分かっていて、
いかに連携で相手を上回るかってことを考えながら動いてますよね。これなんだよなぁ…玉狛に足りないのはなぁ…
なにしろ、これだけ他のチームが連携を重視して動いてる中で、玉狛がやってるのは今回もまた
千佳ちゃんを動かさずに連携ゼロの状態で戦うってことをやってますからね
まあなあ…千佳ちゃんは敵に見つかったら何もできずに殺されちゃうからこうするしかないんだけど。
とはいえやっぱり連携できないってとてつもない弱点ですよ。チームとしての強みを活かせなくて個人で戦うしかないんだから
さっきの二宮のセリフにしてもですよ、
「玉狛はガンガン倒しに行っていい。ただ東隊は深追いするなよ」
って言ってるわけじゃないですか。玉狛は力押しで潰せるザコだけど、東隊にそれは通用しないって思ってるわけですよ
それだけ二宮の中では、この2つのチームに大きな差があると思ってるわけで。俺もまったくもってそれに同感です
チームとしての大きな差、でも個人の強さだけを比べたら、玉狛も東隊も大して変わらんと思いますよ
玉狛はユーマだけが強くて他の2人が微妙、東隊は東さんだけが強くて他の2人は微妙と
そういう意味では両チームの個人能力に大した差はないと思うわけなんで。
だけど東隊は、常に3人連携のチーム戦術を駆使してくるから
個人の能力だけで強さが測れないと思うんですよ。そこが東隊の恐いところなんですよ
いくら1対1の強さで東隊を上回っていても、連携でそれをひっくり返されるから下手に手を出すなって二宮は言ってるんだと思います
「数が減ってきたらうちの勝ちだ」って言ってるのもそういうことでしょ
東隊の人数が減ったらその分チームワークが甘くなるから、その時が狙い目だって二宮は言ってるんだと思います
二宮が警戒しているのは東隊のチームワーク。その一方で玉狛は、そういったチームワークがもうすでに甘い状態なわけだから
今の時点で狙い目であり、ガンガン落としに行けって言われてるんだと思います
結局そういうことなんだよなあ…1対1がどうとかじゃなくて、チームとして強いかどうかなんだよなあ…
東隊や二宮はそのことをよく分かっていて、玉狛は相変わらずさっぱり分かっとらんな…と思ったのが今回の話でした。次回に続く
(C)葦原大介/集英社
6月1日
サンデー感想:MAJOR 2nd 第54話「大一番ヘ向けて」
さて今回のMAJOR 2ndですが、冒頭の場面では大吾のところに田代から電話がかかってきたシーンで始まります
その電話の内容とは、今度の東斗ボーイズ戦で先発ピッチャーは光さん、キャッチャーは大吾で行くとの連絡のようで…
ふむ、光さんを使うことは前回も卜部に電話で言ってましたが、キャッチャーについても大吾を使うのかぁ
俺としては、そろそろアンディのケガが完治する頃だから、
ピッチャー光さん、キャッチャーアンディって組み合わせもアリかなと思ってたんですよね
キャッチャーの能力だけで見たら、大吾よりアンディの方がまだまだ格上だろうし。
それにアンディには東斗ボーイズとの因縁もありますしね、それが大吾を起用されてアンディはどう思うんだろう
それはそうと、電話のシーンで髪を結ってる姉ちゃんの図が可愛いっすねー
いやーありがたい。なにげに茂野家のシーンの時には、毎回こうして姉ちゃんが大ゴマで色っぽいポーズ取ってるのがありがたい。
今は世間的に「道塁ちゃん可愛い!」ってミチルフィーバーが起こってますけど、姉ちゃんもそれに負けないくらい可愛いと思うんだよなー
「……………」
「昼休みからずいぶんとたそがれてんな、おい。
例えるなら、大事な試合でルーキーに先発を奪われた元エースって感じの顔か」
「みじんも例えてねーだろ…」
「まあ残念だが仕方ねえ、監督はとりあえず佐藤の球が東斗には有効だと思ったんだろ。
佐藤が苦しくなれば、嫌でもお前の出番は来る。俺は4番ファースト、お前は3番レフトだし、
東斗とやることには変わりねえ」
おっとそして、「アンディはどう思ってるんだろう」とか言ってたら、さっそく気になるアンディと卜部のシーンがやってきました
先発を取られてしまって落ち込みモードの卜部に対し、声をかけるアンディですが…
いやなんていうかめちゃめちゃいいこと言ってますね
さすがアンディは大したもんだわ…こんな時の対応ひとつ取っても素晴らしいと思ってしまいます
アンディの対応を見てみると、まず落ち込んで黙りこんでる卜部に対して
「たとえるならこんな感じの顔してるな」「みじんも例えてねーだろ」って軽いジョークから入ってるんですよね
卜部も思わずツッコんでしまうくらいなので、気持ちを軽くするって意味でこのジョークは成功と言えるでしょう
そこからいよいよ本題に入るわけですが、先発を取られたとはいえ
東斗ボーイズ相手に光さんが1人で投げ切るっていうのは大変な作業で、きっと苦しい場面もあることを予想して、
その時はきっと卜部の力が必要になると励ましているんですよね。
言われてみればそれって本当にその通りだなと思うんですよ
なにしろ前回、東斗ボーイズのワタルは「佐藤を攻略する方法はいくつか考えてある」って言ってたわけだし
光さんの投球については相手にかなり研究されていて、これまでのように1試合まるごと抑えるっていうのは
相当難しいだろうと思うんですよね。だから卜部と2人で力を合わせて継投していかない限り、最後まで持たないだろうと。
それに、そういう出番があるにしろないにしろ、アンディは4番ファースト、卜部は3番レフトという役目を与えられているんだから
まずはその役目をしっかりと果たすべきだって言ってるんですよね。
まったくもってその通りですよ。
打順が3番、4番ってことについてもチームの攻撃の要なわけだし、それにどこのポジションを守ろうと
それがチームに必要なポジションってことに変わりはないですからね。それをしっかりやって東斗に勝とうと。
いやほんとに大したもんですよアンディは。落ち込んだ卜部に対してこういう励ましができるっていうのも凄いことだし
何よりもアンディは自分だって先発キャッチャーから外されてるわけですからね
辛いのは卜部だけじゃなくてアンディだってそうなんですよ。本来の自分がやってきたポジションを奪われてしまって
別のポジションにまわされてしまったわけで。自分のケガも完治して存分に実力も出せるっていうのにこの仕打ち、
普通なら「あんな新米キャッチャーなんかに任せる必要ねーだろクソが」みたいに愚痴ってもおかしくないと思うわけですが
だけどアンディはそれを許容して、チームのために頑張ろうと思ってるわけです
キャッチャーだろうとファーストだろうと全力を尽くしてやり切ろうと。そのうえで卜部のことも励ますっていうのが
もう本当にアンディのメンタルっていうのは素晴らしいですよね。いち個人としても誠実で立派だし
さらに仲間のことまで励まして、周囲にもいい影響を与えるっていうのが
職場にいると一番頼りになるタイプですね…同じチームにいる仲間としてほんとに理想的ですよ
「…仕方ない?はあん…お前も俺より佐藤の方がいいと思ってんのか」
「あ…?」
「そうだなしゃーねーな、まあいーさ…ライバル視してた眉村は女のほうがピッチャーだし、
なんかもうどーでもいいわ…」
ってええええええ!?卜部のやつ何その反応は!?アンディがこれだけ励ましてくれたのに
まだそんないじけたこと言ってんのかよ!
自分だけが辛いと思ってんなよ!?アンディだってポジション外されてんだぞ!?
それなのにいつまでも「自分だけがポジションを外された悲劇のヒーロー」みたいなこと言って
無気力な発言を連発するとは…卜部のやつなんなんだ…さすがにこれは情けなさすぎるだろ
もはや東斗との試合なんかどうでもいいみたいなこと言ってますけど…東斗を倒したいっていうのは元々卜部1人の願望だったけど
アンディはそれを叶えてあげたいって思って、わざわざついてきてくれたんやで!?
そのアンディの前で「もう東斗との試合なんてどうでもいい」って言うのか!?お前がそれを言うのか!?
なんてがっかり野郎だよ卜部…お前には失望したわ…アンディの相棒がこんな奴とは悲しくなってくるぜ
ばこっ カキィィン! べこっ カキィィン!
「うーん、ダメだ…」
「え、何が?半分くらいはいい当たりしてたし、全然ダメじゃないよ。
東斗のあの女の子も、このくらいの球速でしょ?」
「ダメだよ、光の父さんが言ってたんだ。マシン打撃はリズムもコースも単調だから、
同じ球速なら25球中の20球は捉えないと、実戦でヒットなんか出ないって。
それにあのピッチャー、俺らがほとんど見たこともない左のサイドスローでしょ?」
一方その頃、大吾はというと睦子と一緒にバッティングセンターでミチルの球を想定した打撃練習を行っていました
ただ、半分くらい打ててはいるものの、これでは試合で通用しないと語る大吾。
マシン打撃で打つなら5割ていどの打率で満足してちゃ全然ダメだってことみたいで…
ふむ、25球中の20球を打てないとダメってことは、ちょうど8割の打率ってことですよね
マシン打撃ってそこまでの高打率じゃないとダメなのか…実戦の打率だと3割打てば十分なくらいだから
マシンと実戦ではものすごい落差があるものなんですね
カキイイイン!カキイイイン!カッキイイイイイン!!
「うん…?なんだ?すげーいい音させてんなあ…(すたすた)」
ってああああああああああああ!?
こ、これは!?この展開はああああああああ!?誰かがバカスカ打っている音が気になって大吾が見に行ってみれば、
なんとそこにいたのはミチル!2人の鉢合わせきたああああああ!!
試合で顔を合わせるかと思ったらいきなりここでか!気になるミチルの反応は一体…
(ゲーーッ!?ま、眉村女!!東斗ボーイズのエースじゃーーん!!)
「も、もしかして…茂野…大吾君…!?」
「え…そ、そうですけど…」
がしっ!
「は、はじめまして。あたし、東斗ボーイズでピッチャーやってる
眉村道塁っていいます!」
うおおおおおおおおおおおお!!
いきなりのデレデレ展開きたあああああああ!!大吾に会うなり、それはもう嬉しそうに手を握って自己紹介するミチル!
しょっぱなから好感度MAXじゃねーか!あれだけ吾郎のことを好きな以上、大吾に対してどう思ってるか気になってましたが
吾郎と同じくらい大吾のこともめちゃめちゃ大好きって思ってるみたいですね
いやあいいですよこれは、実にいいですよ、あとはこの好感度が下がりさえしなければ最高の展開やな
「…えっ!?マ、マジで!?」
「ええ、いいわよ!だってその練習がしたいんでしょう?」
「で、でも…」
「どうしたミチル?」
おっと、そんな風にミチルと大吾が話している中で、ぬっと姿を現したワタル。
ミチルはこれだけ大吾に好意的にしてくれてますけど、さすがにワタルはそうはいかないでしょうね
それと「えっ!?マジで!?」とミチルに対して大吾が驚いてますが、一体なんの話をしていたのか…
「今ね、話してたの!これから一緒に茂野君ちで練習しようって!」
「何!?」
えええええええええええ!?いやいやちょっと何言ってんですかミチルは!?
たった今初対面で会ったばかりの大吾とこれから一緒に家に行って遊ぶですって!?
んなアホな!?さすがにちょっとガード甘すぎるんじゃないすかミチルちゃん!?
見ず知らずの男の家にいきなり遊びに行っていいんですか!?やべーよミチルちゃん
これで大吾が性欲にまみれた野獣だったらあっと言う間に妊娠しちまうよ…(えー
「何言ってんだミチル!俺たちはこいつらと今週末に対戦すんだぞ!?
バカも休み休み言え、帰るぞ!」
「やだ。じゃあワタルだけ帰ればいいじゃん」
ともかく、これから戦う相手と練習するなんてふざけんなと怒るワタルでしたが
ミチルはまったく言うことを聞く様子がありません。お前も大変だなワタル
前回ミチルのトレーニングを注意するシーンもそうでしたが、正論を言ってるのはまったくもってワタルの方なんですけど
ミチルのフリーダムさに振り回されてるのが見てて面白いですよね、こいつら姉弟めっちゃ気に入ったわ
「ちょ、ちょっとどういうこと茂野君!?
次に戦う相手となんでそんな話になってんの!?」
「い、いやあ、左サイドスローのボール打たせてくれるっていうから、
せっかくだしやらせてもらおうかなって…」
「ええ!?」
「…」
(…待てよ…ミチルのやつまさか…)
って、一緒に練習するという話になったのは、さっき大吾が言っていた
「左サイドスローの球をぜんぜん打ったことがない」ということに対して
「じゃあ私が打たせてあげる!」とミチルが言い出したことがきっかけのようですね
なんというフリーダムな子なんだろう…完全に自分が不利になるだけだっつーのに!
ただこの場面、ワタルはそんなミチルの申し出について、「ミチルのやつまさか…」と気になることがあるようですね
え、それってひょっとして、親切にボールを教えるフリをして大吾にワザと変な球を教えておいて試合で封じ込めるとか
そういう企みをしていると!?いやいやさすがにそれはないやろ、ミチルちゃんの様子からいって
これもう完全に「やったぁ好きな子のお家に行けるよー」ってアホの子の顔ですわ!(えー
「じゃあ行こ、茂野君」
「う、うん」
「し、茂野君!」
なんにしろ大吾の家に行く気マンマンのミチルは、周囲の動揺をまったく気にする様子もなく2人で出かけてしまうのでした
なんという積極的な…そしてこの場に残された睦子とワタルはこの後どうすれば…
いやあ面白いですね、こんな敵のチームの女の子と取り残されたワタルの心境やいかに
睦子を無視して帰るのもなんだから、きっとこの後は「まあその…今度の試合はよろしく。じゃあ俺はこれで…」
とか言って帰ったんじゃなかろうか。やべえなワタル面白えわ。
見た目はクールガイな正統派ライバルって感じなのに、ミチルに振り回されてる苦労人なところが見ててニヤニヤするなー
そして今回のラストシーンなわけですが、なんとそこには
ユニフォームをゴミ箱に投げ捨てて退団届を用意している卜部の姿が!いやいやなにしてんねんお前!?
先発から外されたらもう退団かよ!?お前メンタル弱すぎるだろ!
前から思ってたけど卜部って、ちょっとでも自分の思い通りにいかないことが起こると
即座に投げやりになるタイプだよね…
たとえば味方がエラーして相手に点を取られたりしたら、「もうこんな試合どうでもいい」って自暴自棄になったり試合を捨てたり。
ここからでもまだまだやりようはあるって時に全部を捨ててしまうというか、なんでそこまで悲観的になるかなあって気がしますね
アンディなんかはまったく逆のタイプで、ちょっとやそっと思い通りにいかないことがあっても
全然まだまだこんなもんじゃへこたれない、まだチャンスはあるって思ってて
手を抜かずに全力を尽くすタイプだから、実際に逆境でも踏ん張ってピンチをチャンスに変えたりしてますよね
1回戦の試合でも、投げやりになった卜部に対して「まだ試合は終わったわけじゃねえ」って言いながら
アンディ自らマウンドに上がって相手の打線を抑えたりしてたんだし。
もうさ、あれほどまでに素晴らしい手本がいるんだから、
アンディという最高の手本が目の前にいるんだから、それをちょっとは活かせよという気がしますね
こんなにいい相棒なんてどこ探してもいないだろ、それを自分から捨てるだなんて正気かよ…
そんなわけで大事な試合前に迷走しっぱなしの卜部ですが、果たしてここから立ち直ることはできるのか…次回に続く!
(C)満田拓也/小学館