8月31日

・そういえば、大志さんてば時々エグゼイドについて呟いていたりしていましたけれども、大志さん的には如何だったのでしょうか?
 個人的には、起伏に富んでいて飽きることのない作品だったと思います。
 具体的には・・・・衝撃的なビジュアル→気付いたら龍騎とファイズとブレイドをフュージョンさせた何か→
 →気付いたらオーズとアンクばりのチームワークを発揮している主人公陣→そういえば753に匹敵するキャラな黎斗社長→
 →気付いたら平成第二期的な雰囲気にただいま
 てな感じでした。まあ、個人的には満足しました。 by 黒魔将軍

黒魔将軍さんこんにちわ。エグゼイドが俺的にどうだったのかということなので、
せっかくだからエグゼイドを全体的に振り返った感想をここで書きたいと思います。
まず一言でまとめると、俺にとってのエグゼイドは評価が急上昇したり急降下したり、
時期によって上がり下がりの激しい作品だった
ってことですかね。

めっちゃ面白いと思う時期もあれば、どうにもつまんねーと思う時期もあったり、
上がり下がりの幅がすごく大きな作品だったと思います。それについて順番に語っていきますと、
まずは放送が始まる前の時期ですね。前の番組の仮面ライダーゴーストが終わって、
「もうすぐ新番組・仮面ライダーエグゼイドが始まります!ちなみにエグゼイドはこんな姿です!」
と発表された時期。
それを見て俺がどう思ったかというと



「うわぁ…なんか微妙そうだなぁ…」っていうのが正直な気持ちでしたね。
やっぱりこのエグゼイドレベル1の姿が、今までのライダー像とはあまりにも違いすぎて
「おいおいこんなライダーでまともな番組になるのかよ」と、不安しかなかったのがこの時の心境です。

で、実際にエグゼイドが始まって、初期の話を見た俺がどう思ったかというと
「あれ?思ってたより期待できそうだな」っていうのがそうですね
始まる前は不安視していたエグゼイドレベル1なんですが、実際に本編の内容を見てみると
ゆるキャラがわちゃわちゃ動いてる感じですごく微笑ましいって印象を受けたんですよね



エグゼイドの他にも、ブレイブやスナイプのレベル1も気に入ってて、
ブレイブとスナイプって、どっちも性格がクールな二枚目キャラなわけですけど
性格はクールなのに見た目はゆるキャラっていうギャップがおかしくて好きでしたね

あとはブレイブに変身する飛彩のことも気に入ってました。
さっきも言ったように性格的にはクールな二枚目キャラなわけですが、
ショートケーキとかのスイーツを前にして「これよりオペを開始する」とか言いながらモリモリ食う姿
が面白すぎたし
戦闘中に「俺に斬れないものはない!」とか言って振り回した剣が、簡単にボッキリ折られて「えっ…」みたいに固まったりとか
こいつネタキャラとして相当面白いなと思っていたので、
エグゼイドのネタキャラ枠は飛彩で決まりだなとこの時期は思ってましたね



それともうひとつ期待してたポイントがあります。それはレベル1とレベル2の住み分けですね
エグゼイドは変身する時に、「変身!」 → レベル1へ変身 → 「大変身!」 → レベル2へ変身
という段階を踏んで変身するわけですが、レベル1とレベル2にそれぞれ違った役割が設定されているおかげで
これならレベル1がいらない子になる心配はないなと思ったんですよ。

←レベル1のエグゼイド。
ゲーム病患者を治すため
バグスターを分離する役割を持つ
←レベル2のエグゼイド。
分離した後のバグスターを倒す役割を持つ

そもそもそういう心配をしてたのはなんでかっていうと、仮面ライダーカブトの時にマスクドフォームがいらない子になったのが
俺の中ですごく残念な記憶として残ってるからなんですよね。
カブトもエグゼイドと同じように、「変身!」 → マスクドフォームへ変身 → 「キャストオフ!」 → ライダーフォームへ変身
っていう段階を踏んで変身するわけですけど、さっさとライダーフォームになった方が強いので
「変身!キャストオフ!」って速攻でライダーフォームになる展開ばかりになって、
マスクドフォームがすっかりいらない子になってしまったという経緯があるんですよね

エグゼイドではもうそんな歴史を繰り返して欲しくなかったので、
レベル1にもちゃんと役割があるのは嬉しかったし、レベル2と住み分けをして話作りをしてほしいと期待していたんですよね
まあ、その期待はすぐに裏切られてしまうわけですが。(えー

そう、初期はそういう面でかなり期待していたわけですが、何話か進むにつれてそれが裏切られる展開になってしまったわけです。
まずやはり、レベル1の出番がみるみる減ってしまったことですね…
さっきレベル1の役割は「ゲーム病患者からバグスターを分離すること」と書きましたが、話が進むうちに
最初から患者と分離してるバグスターばかり出てくるようになってしまって
もう「患者とバグスターを分離する」って作業自体が必要なくなっちゃったんですよ。

だからエグゼイドはレベル2のような痩せた姿だけで戦うようになり、結局それっていつもの仮面ライダーと同じで
エグゼイド特有のゆるキャラのような姿はまったく出番がなくなったっていうのが
俺的にめっちゃ納得いかなかったですね…結局カブトの時と同じになっとるやんけと。
カブトのマスクドフォームにしろエグゼイドのレベル1にしろ、せっかく用意した個性の意味がなくなって
結局は普段通りのライダーになるってことにガッカリした覚えがあります。

この時期(序盤〜中盤あたり)は他の不満点もかなり多かったですね、たとえば飛彩のキャラの方向性にしてもそうです。
最初は愛すべきネタキャラのように思っていた飛彩ですが、だんだんただの嫌な奴って印象が強くなってきた時期だったんですよ。
というのも、主人公の永夢に対して冷たく当たったり、いがみ合って戦うような展開が増えてきたんですよね
それを見るたびに「まーたこういうライダー同士で戦う展開かよ…」ってうんざりしたのを覚えてます
こんな風にライダー同士がいがみ合って戦う展開って、今までの平成ライダーでもさんざん何度も繰り返してきたネタで
俺としてはもう完全に見飽きた光景だったので、飛彩もそういうキャラになってしまったのがすごく残念でした

あと他に残念だったポイントは、せっかくゲームを題材にした仮面ライダーなのに
実在するゲームが出てくるような場面が序盤のうちはほとんどなかったことですかね
確か中盤を過ぎたあたりで、やっとパックマンとかゼビウスとか出てきた覚えがありますが、
それまでは実在のゲームの話が出てこなくて、架空のゲームの話をずっとしてるのが俺にとってはガッカリポイントでした

たとえば以前、バクマンを読んだ時も似たようなことを思ったことがあるんですよ。
バクマンはマンガを題材にした作品なわけですけど、実在のマンガについて作中で語ってる時は
俺としてもすごく興味津々で楽しく見ていたんですが、しかし架空のマンガについて語ってる時は
ちっとも興味がわかなくて「なんか退屈だなー」と思って見てたんですよね

序盤のエグゼイドもそれとまったく同じ気持ちで見てました。
もっとこう、実在のゲームがじゃんじゃん登場するようなのを期待してたので、それがなかったのは正直期待外れだなと思ってました
ただ、そんな中で唯一いいなと思ったのは、初期のエグゼイドが必殺技を撃つ時「フッ!」と息を吹きかけるような
カセットフーフーする仕草をしてたことですよ



これだけはすごい良かった。ファミコン世代からしたら「あるある!」と思ってしまう絶妙のネタでしたよ
まあその描写も話が進んだらなくなったんですけど(えー
ほんと最初だけだったねフーフーしてたの…あれがなくなったのも俺にとってはガッカリなポイントだったなあ

不満点の話ばかりが続いてしまいますが、まだ他にもあるんですよね…
それは変身ベルトのゲーマドライバーがあまりにもオモチャすぎる見た目ってことです



いやマジで。このいかにもプラスチックのオモチャって感じの、安っぽい見た目がどうにも受け入れられなかったです
確かにリアル世界で実際にオモチャとして発売されて、子供が遊ぶためのアイテムではあるんですが
そうは言っても劇中では大人の男が戦うために身につける装備なんですよ!
だからさすがに、せめて劇中で使うものだけでもオモチャ感はなくして欲しかったんですよ!
これがとにかく気になってしょうがなかったです。まあ、エグゼイド以外にも最近の特撮って
やけにオモチャみたいな装備で戦うことが増えてきてるんですけどね…

たとえばウルトラマンオーブのオーブカリバーだとか
ウルトラマンジードのジードクローだとか

この辺のアイテムも「オモチャすぎるだろ!」ってことが俺としてはすごく気になってました。
なんていうか、作中では真剣に戦闘してる場面でこういうアイテムを使うわけですが、
でも見た目的にオモチャを振り回してるようにしか見えないので
それがやっぱりどうしても気になるんですよね…もうちょっとマシな見た目にできないんだろうかと。
大人の男が持ってもなるべく違和感ないような仕上がりにして欲しいと、こういうの見るたび思ってます

はい、そんなわけでとにかく不満だらけだった前半のエグゼイドですが、
そんな中で俺にとって唯一の希望と言える存在がいました。
それが誰かと言ったら笑いの神が舞い降りた男・檀黎斗ですよ



檀黎斗はとにかく、回を重ねるごとにハイテンションな変態になっていくっていうはっちゃけぶりが面白かったですね
特にこの第22話の半裸変身シーンがメチャクチャ印象に残ってます
話の流れとしては、敵のボスキャラだった檀黎斗が命の危機に陥り、それを永夢に助けられたことで、
「こんな私を救ってくれてありがとう…本当にありがとう…」としおらしい態度になり、改心したのかなと思った瞬間
「ヴァーッハッハッハ!!誰が改心するかバァーーカ!!」
みたいな感じでバカ笑いしながら半裸で変身するっていうシーンで、
檀黎斗の変態っぷりとまったくこりない悪びれないっていう自重しないっぷりが表れてて
すごく好きなシーンでしたね。まあその檀黎斗もすぐ死んじゃうんですが…

そうなんですよ、第22話にてこの半裸変身を見せた檀黎斗ですが、その直後の第23話にて命を散らしてしまい
物語から退場してしまったんですよね。俺にとっての最後の希望が…その後も何話か見続けましたが、俺としてはやはり
希望を失って不満だけが残ったって感じで、最後まで見届ける気力を失ってしまった状態でしたね

そう、檀黎斗が死んでから数話が過ぎたぐらいが「もうそろそろ見なくていいかな…」って思っていた頃でした。
しかしですよ、それぐらいモチベーションが落ちていた中、
第30話で檀黎斗が復活するというニュースが舞い込んできたわけですよ

それ聞いて「マジかよオイ!!」って今まで萎えていた気持ちが一気に立ち直りましたね。そして復活した檀黎斗は
新檀黎斗へと生まれ変わって以前よりもさらにぶっとんだネタキャラと化し、
期待を上回る笑いを毎回提供してくれたわけですよ。



新檀黎斗のネタの中で特に面白かったのは、やはり残機が99あって死んでも土管からにょきにょき出てきて復活するやつでしょうか
絵ヅラ的に面白かったっていうもそうだし、何より残機99とか土管から出てくるっていう
マリオの定番ネタをやってくれたのが良かったですね

そう、さっき俺が書いたエグゼイドの不満点として、「実在のゲームのネタが少ない」ってことを挙げましたが
新檀黎斗はそんな不満を会心のマリオネタで吹き飛ばしてくれたので
そういう意味でも俺にとっては必要不可欠なキャラでしたね

あと不満点の解消といえば他にも、さっき言った「飛彩が嫌な奴に見える」っていう部分も
この時期には解消してたと思います。物語の前半では永夢に冷たく当たっていた飛彩も、
この頃にはすっかり温和になって永夢のよき先輩となっていたので
エグゼイドに対する不満っていうのはこの辺から一気になくなりましたね。

話作りにしても、やはり後半に入ってから一気に面白くなったと思います。
新檀黎斗とポッピーの二重の親子関係とか、グラファイトの散り様とか、
ずっと出番のなかったレベル1にも最後の最後に見せ場用意したりだとか、
明らかに前半の頃より話の内容が面白くなってると思いましたね。
そんな感じで、新檀黎斗が復活してからは最終回まで楽しく見てたと思います

てなわけで、俺の中の評価が上がったり下がったり忙しい作品でしたが
個人的に一番好きだった時期は、新檀黎斗が復活した直後くらいですかねー
あの時期は、パラドが永夢に対してストーカーみたいにしつこくつきまとってて
「いよう永夢。俺と遊ぼうぜぇ?」ってやたらニヤニヤしながら姿を現すわけですが
「うおおおおパラドオオオオ!!」ってパラドを恨んでる新檀黎斗がドタバタやってきて
「ハァ〜…またお前かよ…」ってパラドがめっちゃ嫌な顔して去っていくのが面白かったです
永夢をストーキングするパラド、さらにパラドをストーキングする新檀黎斗という
ダブルストーカー体制みたいなことやってたのが楽しい時期でしたね

あと個人的にひとつ言っておきたいのがですねー、後半になってからパラドが変身するようになった
MAX大変身がすごい好きなんですよ。あのビシッとした変身ポーズが好き。
昔からヒーローが好きだった俺としてはやっぱり、変身ポーズには力を入れてほしいって常に思ってるんですよ

ただ平成ライダーって、ちゃんとした変身ポーズを取るキャラが少なくて、みんな最低限の動きしかしないから
かなりそこに不満を感じることが多いんですよね。それぐらいいつも物足りないものを感じてるわけですが
パラドのポーズは珍しく派手でカッコよくて、俺の不満を吹き飛ばしてくれたのでかなり気に入ってますね

まず第一にパラドのポーズって、昭和の頃のヒーローみたいな動きをする部分があるんですよ。
ちょうどこの画像↓の宇宙刑事ギャバンがやってたようなやつ。



まずこの部分を見て「おお、なんか懐かしいなあ」って気持ちになるわけです
近年あまり見られなくなったヒーローポーズをビシッと決めてるという。それだけでも嬉しいわけですが
パラドのポーズはそれだけでは終わらず、変身を完了させる瞬間には
スッとスタイリッシュなポーズで決めて、近年のライダーらしくイケメン的に締めるわけなんですよね

つまりですよ、俺が言いたいのは、パラドのMAX大変身には
昔のヒーローのような懐かしいカッコよさと、
今のヒーローのようなスタイリッシュなイケメンさっていう
その両方が詰まってるってことなんですよ。そこが凄くいいと思う。
昔と今のヒーローのいいところを取って作り上げた新たな変身ポーズって感じ。それぐらい俺は気に入ってますね

ただですよ、それほど好きなポーズなだけに、ぜひともパラドと永夢には
それぞれのポーズを2人同時に決めながら
MAX大変身するシーンをやって欲しかったんですよ!!
絶対これはやって欲しかったんですよ!!せっかく2人ともMAX大変身できるキャラなんだから!!

これに関しては結構チャンス自体はあったんですけどね…たとえば第30話で永夢とパラドが激突したシーンですよ
「MAX大変身!!」「MAX大変身!!」って同時変身するシーンがあったので
そういう意味ではよかったんですが…しかしこれには重大な不満がありまして
せっかくの同時変身シーンなのに2人とも変身ポーズ取ってないんですよ!!

棒立ちのままガシャットだけ差して変身っていう。それじゃ意味ないんですよ!!
変身ポーズが好きな俺からしたらお前なんでそこでポーズ取らねえんだよって
ヤキモキする場面だったっていうね

しかし幸いにも次のチャンスがまたやって来たわけです。それは第40話で永夢とパラドが和解したシーン。
これからは2人で協力して戦うということで、ここでも2人同時変身するわけですが
「ハイパー大変身!!」「MAX大変身!!」って永夢だけハイパー大変身しちゃうわけなんですよ
お前そこは合わせろよ!って思わずツッコミたくなりました、1人だけハイパー大変身すんなや!MAXにしとけMAXに!
おのれ…ハイパームテキさえいなければ…ってこの時は檀政宗みたいな気持ちになりましたね(えー

しかしさらに次のチャンスがまたまたやってきたわけです、それは第41話でハイパームテキが使えなくなったシーン。
俺の願いが天に通じたおかげでMAX大変身だけしか使えなくなり、またまた永夢とパラドが同時変身するわけですが
ただこの回の同時変身っていうのが、なぜかお互いマイティブラザーズXXになってからのMAX大変身なうえに
変身ポーズも最低限で、最後の決めポーズだけしかやらないっていう内容だったんですよ



なんでそう俺の好みを微妙に外してくんねん!!(えー
俺が見たいのはこう、生身の2人が存分に変身ポーズ取って
「MAX大変身!!」「MAX大変身!!」って同時に決めるような場面なんやって!!
ちくしょおおおおおおおおなんでじゃあああああああなんでやらないんじゃああああああああああ
俺が檀政宗だったらここでリセット使って「もっかい変身やり直せ」って言ってますよ(えー

あと最後にすっごくどうでもいい話題なんですけど、エグゼイドの使うガシャットって
マイティアクションXに始まり、マキシマムマイティXとかドクターマイティXXとかって名前のものを使っていくじゃないですか
それ見てて俺は思ったんですよ。これは絶対そのうちに
ライジングマイティXとかアメイジングマイティXXってガシャット出てくると。(えー
仮面ライダークウガ知ってたら絶対そう思うよな!?なぁ!?それではおあとがよろしいようで…


8月27日

ビッグガンガン感想:ハイスコアガール第52話



「ハルオ〜、夕ご飯何時に食べる?」

「あ〜…あんま食欲ねえな…」

「あら珍しい、バイクで乗り物酔いでもしたのかな?」

(へこんでるなぁ〜…なんだろなこの気分…モヤモヤするぜ…)

さて前回、ハルオが大野さんに会いに行ったところなぜか急に寂しそうな顔を向けられてしまったわけですが、
今回ハルオは、あの表情の真意がわからないまま帰宅してきたようですね。
しかしハルオ的にも食欲が全然湧かなくなるくらい、あの顔のことが気になって仕方がないようで…



(あの表情…何かあったとしか思えねぇ…なんでああまでせつねぇ表情ができんだよ…
 あんな思い詰めた表情…何考えてんのかわかんねー奴だけど、これだけはなんとなく分かる…
 もう今まで通り仲良くできねぇってこと…)

ああ、そしてハルオが感じ取っていたのもやはり、大野さんとはもう仲良くすることが出来ないという
悲しい別れの前兆だったようです。それにしてもなぜ急にそんなことになってしまったんでしょうか
最近大野さんの身の回りで起きた出来事といえば、日高さんとのヒロイン争奪戦くらいしかないと思いますが
もしそれが原因だとしたら、日高さんを踏み台にしてハルオと仲良くするのが心苦しいとか
そういうことなんでしょうか?うーむこのドロドロした関係にはそろそろ決着をつけてほしいぞ

(…何をこんなにヘコんでるんだ…昔は思い出すだけでもムカッ腹が立つ奴だったのに…
 いつからだ…?大野の存在が俺の中でこれほど大きくなったのは…
 小6の時から大野に対して、燃え上がるような闘志を燃やしていた…)

《それだけか?燃え上がっていたものは闘志だけか?》

(楽しかった…大野といるのが一番楽しかった)

《心も熱くなっていたんじゃないのか?》

(熱かった…闘志とは別の何かが燃え上がっていた)

《その熱い心の正体はなんだ?跳んでこいハルオ。
 その心に正直になって跳んでこい!!》



とその時、大野さんに対する気持ちをもう一度見つめ直しながら、心の中でガイルからの熱い声援を受けるハルオ。
思えばガイルって、これまでずっとハルオが思い悩むようなことがあった時には、進むべき方向を示してくれてますよね
まったく関係ないんですが、個人的にガイルのサマーソルトキックを見ると
最近のウメハラの影響でウメフラッシュキックと言いたくなっちゃいますね(えー

どういうことかというと、海外ではサマーソルトキックのことをフラッシュキックと言うそうで
ウメハラがガイル使ってサマソを上手く当てると「ワーオ!ウメフラッシュキック!」って
海外の実況者が興奮して口にするんですよ。要するにウメ昇龍と同じ理屈で言ってるんだろうなと
そんなウメフラッシュキックについては、ちょうど今日行われてた香港大会でも言われてましたね
ちなみにこの香港大会もウメハラが優勝したんですよ、最近のウメハラはマジで結果を残しまくってて凄いわ

はい、なんだかえらく話が逸れてしまいましたが、ハイスコアガールに話題を戻しますと
ともかくガイルの後押しを受けたハルオは、すぐバイクにまたがると颯爽と飛び出していきました
さっきまでのモヤモヤした感じは、ガイルとの問答の中ですっかり解消したようです
となれば、再び大野さんの家へ向かって自分の気持ちに決着をつけると…

「ハルオが俺んちに来るなんて何年ぶりだぁ?
 前に買ったゲーム機がやっと活かされたぜ」

っておいいいい!!そうかと思えば到着したのは宮尾の家じゃねーか!!
なんでやねん!大野さんの家じゃないんかい!なんでここで宮尾の家に!?
さっきガイルに「自分の気持ちに正直になって跳んでこい!」ってカッコよく言われたのに
「じゃあ宮尾の家行ってくるわ…」ってそりゃないんじゃねーかハルオよ!(えー

「で?で?大野さんとはどうだったんだよ」

「別に…なんかそっけなかったぜ」

「え〜?またなんかあったんかいな…あれだろ?
 また疎遠になるんだろ、ハルオがぼやぼやしちゃってさ」

「疎遠は…もう嫌だよ。これでも悩んでるんだぜ」

「何に?」

「大野のことでだよ」

「お…おうぅ…とうとう自分の口からそういうこと言ったな…ハルオ」



って、宮尾はハルオと大野さんの関係に興味しんしんのようでしたが、いざ話を振ってみると
ハルオがガチで大野さんとの恋について考えているという様子だったので、「お、おうぅ…」と言葉に詰まってますね
今までハルオは恋愛なんてまったく考えもしないような奴だったので、この変化には宮尾も戸惑ってるようです

「俺は自分の本心に、正直ビビってたんだよ…」

「あ、いや、単細胞のお前が戸惑うのも無理なかったんだ!
 愛だの恋だの分からんお前に…」

「まあそういうのはよく分からんけど、単純に…ひとりの男として…」

「俺は大野のことが好きなんだなって…」

そしてキター!ついに大野さんのことを好きだとハッキリ明言するハルオ!
あとはこの気持ちを大野さんに伝えて、大野さんの抱える事情を2人で乗り越えてハッピーエンドって感じですかね
それにしてもハルオは、結局最初から最後までずっと大野さんひとすじでしたねー
これマジで日高さんが入り込む余地なかったな…(えー
ハルオが向いているのは常に大野さんの方だったので、ヒロインの座を奪うために日高さんが繰り広げた戦いも
結局ハルオの愛の前には効果がなかったというか、相手が悪かったって感じですね
まあ日高さんには他にいい人を探してもらうとして、あとはハルオと大野さんがどう結ばれるかって話を残すのみでしょうかね。次回に続く!

(C)押切蓮介/スクウェアエニックス


8月24日

・大志Mk-2さん初めまして!何年か前にこちらのサイトを見つけて以来、
 様々な作品のレビューを読ませていただいております。
 私はワールドトリガーが大好きなので、大志Mk-2さんのワールドトリガーの感想の更新がとても楽しみです!
 いつも感想を読みながら、勝手に「そうそう!」と共感したり、「確かに…!」と納得したりしてます(笑)
 お忙しいとは思いますが、これからも更新頑張ってください! by とり

・太志さん、こんばんは!ワートリの感想を楽しみにしてますが、
 もう半月も更新が途絶えてしまっていてちょっともどかしいです(笑)
 サイトを確認するたびに「あ〜、きっと今日も動画を見てるのかなぁ」と思っています(笑)
 まあワートリの感想はけっこう話に追い付いてきていますし気長に更新待ってま〜す(^-^)/ by のら

とりさん、のらさんこんにちは、ワートリに関する温かいコメントありがとうございます
こりゃ期待に応えて早く感想書かないとな!と思ってるんですがぜんぜん書けてないですね…(えー
うーむこのところさすがに日が空きすぎな気がする。なんでこんなに時間かかっちゃうんだろうと思うんですが

原因のひとつはやはりスプラトゥーン2なのと、もうひとつ予想外だったのが
ドラクエ11の存在ですかね…正直、発売前は「今さらドラクエなんて」と思ってましたが
いざ発売してみると予想をはるかに超える神ゲーになっていて、思わず夢中になってしまい時間を消費している状態ですね
ただ、俺がドラクエ11の良さについて具体的に語り始めてしまうと、
今日のワートリ感想が確実に潰れるのでやめますが。(えー
また後日機会があったらじっくり語りたいですね



ジャンプ感想:ワールドトリガー 第154話「生駒達人A」



さて前回、玉狛と王子隊が戦っているところにいきなり旋空弧月をぶちかましたイコさんですが、
今回はそんなイコさんの放った旋空について詳しく語られていますね
通常の旋空は、射程距離がせいぜい15メートルほどなわけですが
イコさんはズバ抜けた抜刀技術で旋空の射程を伸ばしており、具体的にはなんと40メートルにまで達するという…

いやこれって凄いことだと思いますよ。たとえばジョジョで言うなら
近距離パワー型スタンドが射程40メートルの即死攻撃使えるようなもんですからね(えー
近距離アタッカーでありながらこれほどの長射程…これは敵からしてみたら反則だろって言いたくなっちゃいますね

40メートルっていう数字も個人的には衝撃でした。なんでかって言ったら40メートルって
ウルトラマンの身長と同じ長さだからです(えー
つまり生駒旋空は寝そべってるウルトラマンと同じ長さまで攻撃できるってことですよ!!
生駒旋空やべえ。もはやこれって人間サイズのスケールを超えてるよ…巨大怪獣とかもズバッと一刀両断できる長さだよ

というかあれですね、人間サイズのキャラが巨大怪獣を一刀両断できるって聞くと、俺的にはどうしても
宇宙刑事ギャバンを思い出してしまうわけなんですが
確か前にも俺の感想で、弧月の利点は宇宙刑事ごっこができるところだと語ったことがありましたよね
このうえさらにギャバンの真似ができるとなったら、弧月って完全に宇宙刑事ごっこには最適の装備やな!(えー

「どっちから行きます?」

「まずは王子隊からやろ。海を落とされた借りがある」

さてともかく、玉狛と王子隊を前にした生駒隊は、どちらを狙うかという件で王子隊から先にぶっ潰すということに決めたようですね
その理由についてなんですが、「ウチの仲間を落とされた借りがあるから」ってことで…ふむなるほど、俺がこれを聞いて思ったのは
イコさんって、オサムや王子のように理屈で考えてチームの方針を決めるタイプじゃなくて、
その場の気分優先で方針を決めるタイプなんだなって思ったんですよ

というのも、この場面ってオサムや王子がイコさんの立場だったら、
「どう動くのが得策か」っていう風に、状況や戦略を考えながら判断したと思うんですよね
でもイコさんは、そういうことは考えてなくて「ウチの仲間をよくもやってくれたなオイ」っていう
気分優先で動いてるんですよ。だからオサムや王子とはぜんぜん違うタイプの隊長だなって思いました
まあそれは、試合が始まる前の作戦会議でもめっちゃ描写されてましたが…

 
 

さあともかく、王子隊ぶっ潰す宣言の通りにガンガン王子隊を狙っていくイコさん達ですが
適当に攻撃してるわけではなくて、まず蔵内から優先的に片付けようとしているようですね
なんでかと言ったら、蔵内は前回千佳ちゃんの鉛弾狙撃を足に食らって今は手負いの状態ですからね
なので「まずは落としやすいコイツから」ってことで集中狙いしてるんでしょう。イコさんもさすがに何も考えてないわけじゃないんだな

というかこの場面でなにげに恐ろしいのが、生駒隊に呼吸を合わせて蔵内を集中攻撃してる千佳ちゃんですよ
示し合わせたわけでもないのに、狙いもタイミングもバッチリ生駒隊と合わせて攻撃してますからね。
なんていうかこの立ち回りは二宮隊の辻に通じるものがありますよね


辻も以前の戦いで、東隊がユーマに集中攻撃を仕掛ける中で
自分もそれに加わるようにユーマに一太刀浴びせてましたからね。
別のチームと呼吸を合わせて自分の連携に利用してしまうこの立ち回り。
相当周りをよく見てないとできない芸当だと思いますよ、千佳ちゃんがこれと同じようなことをやってるのが驚きだよな

「撃つんだ!イコさんを近づけさせるな!」

とそんな中、集中攻撃を浴びている蔵内をなんとか助けようと前に出る王子。
まずは迫り来るイコさんを退かせるために、カシオと2人で弾幕を張ろうとしますが…その時!

ビュカッ!!



《蔵内隊員が落ちた!1点取り返したのは玉狛第二!》

「クーガー…!やられたね…イコさんに気を取られすぎた」

《ゴチャッとしたとこで点取るのがうめーな空閑は、生駒隊をうまく使ってる》

なんとその時、疾風のように現れて一瞬で蔵内の首を落としてのけたユーマ!味方ながらとんでもない奴ですね
王子たちの意識がイコさんに向いた瞬間、それを見逃さずに急襲して蔵内の首を落としてしまうとは…
そんなユーマについて当真さんが「ゴチャッとしたとこで点を取るのが上手い」と言ってますが、これはその通りだと思いますね

たとえば今まで、ユーマがそういう点の取り方をした場面って言うと、
↓この画像のシーンとかがそうだと思います

 

そう、二宮隊や東隊との戦いの時に、ゾエさんの爆撃で戦場がしっちゃかめっちゃかになったシーン。
この時も隊員が入り乱れる乱戦状態になってましたが、ユーマはこの状況を活かして
小荒井を撃破し、辻の片腕まで落としたわけですよ。

ゾエさんの爆風をチャンスに変える戦い方が上手いというか、さっきも当真さんに「生駒隊の使い方が上手い」と言われてましたよね
要は、周りの状況を利用して敵を倒すのが上手いと思うんですよ。
バキ風に言うなら環境利用闘法っていうかね(えー

それともうひとつ、ユーマや玉狛を見ていて上手いなと思う部分があります。
それは相手の意識を読んだ攻撃の当て方です。さっき蔵内の首を落とした時、ユーマは
王子隊の意識がイコさんに向いた瞬間、それを読んで別方向からの奇襲を成功させたわけですけども
実は前回も玉狛は、これと同じ方法で蔵内に攻撃を当ててましたよね
ユーマが陽動を仕掛けて王子隊の意識がユーマに向いた瞬間、千佳ちゃんがそれを読んで別方向からの狙撃を成功させたっていう。

これがその場面です。前回にしろ今回にしろ、この手の攻防を見てて俺が思うのはですね
「蔵内の奴うかつだな」とかそういうことじゃないんですよ
「玉狛の立ち回りが上手すぎる…」ってことなんですよ

相手の意識が今どこに向いてて、どのタイミングで攻撃すれば防御されないかってことがよく分かってる。
人間の意識ってのは何かに注意を向けてる最中、その裏をかくような攻撃にどうしても弱くなりますからね
実はこういう立ち回りって、格ゲー上級者がよく使うものなんですよ

格ゲーでは「意識配分」っていう言葉があって、相手の攻撃を防御する時には
相手のどういう攻撃にどれくらい意識を向けるかってことが重要になるわけです。
意識している攻撃ほど「はいはい読んでましたよ」と防ぎやすくなり、
意識してない攻撃ほど「えっここでそれやってくるの!?」と食らいやすくなりますからね

そして上級者ともなると、相手のそういう意識配分を読み切ったうえで攻撃の組み立てを行うんですよ
こう動けば相手の意識がこっちへ向く、ああ動けば相手の意識があっちへ向く、
そういう意識の動きを読んで、相手の意識の穴を突いた攻撃を仕掛けるわけです。

それがきれいに決まった時は、相手がどんなに上手くても防御できずに攻撃を食らってしまうわけですよ
ちょうど蔵内がいい例ですよね。B級の中でも相当に上位の隊員なはずなのに、
玉狛の攻撃をなすすべなく食らってしまってるという。
それぐらい意識の穴をついた攻撃っていうのは、防御のできない強力な攻撃だと思うんですよね

「いったん生駒隊の射程から出よう。このままじゃ相手の土俵だ」

「了解!」

ザザザザ!

《王子隊は素早く離脱!迷いがないねー》

《生駒隊と玉狛を食い合わせるつもりか》

ともかく蔵内を落とされた王子隊ですが、ここはいったん引いた方がいいと判断し、素早く撤退してしまいました。
確かにここは無理する場面じゃないだろうし、賢明な判断だと思います。
そして王子隊がいなくなってしまった結果、その場に残った玉狛と生駒隊は
「そんじゃ戦いますかー」と激突を始めてしまうことに…



《生駒隊と空閑隊員がここで激突!2対1だが空閑隊員に勝ち目はあるのか!?
 あっと、そしてこのタイミングで…
 さっき離脱した王子隊が、足の速さを活かしてスナイパーを狙う!》

なんとその時、玉狛と生駒隊が激突しているそのスキに、千佳ちゃん・隠岐のスナイパー2人を襲う王子隊!
なるほどさっきの撤退は、単にいったん引くというだけじゃなくて、敵のスナイパーを早めに叩くための布石でもあったわけですか
これはかなりいい判断だと思いますね。スナイパーのいない王子隊にとって、
敵のスナイパーを早めに叩くというのはすごく重要だと思います

たとえばですよ、敵のスナイパーを叩かずにずっと放置していたらどうなってしまうかというと
それはもうこの間の香取隊・柿崎隊が身をもって見せてくれたと思うんですよ

そう、この時の試合では千佳ちゃんのことをずっと放置した結果、完全に千佳ちゃんのやりたい放題に狙撃されてしまって
最初から最後までずっと玉狛のペースが続いてしまいましたからね
そうなる前に早めにスナイパーは叩いておくっていう。これめちゃくちゃ大事なことだと思います

いちおうフォローしておくと、柿崎隊についてはその重要性は分かっていたと思うんですよ。
そもそも香取隊と連動したこと自体が、千佳ちゃんを叩くための作戦だったし

その後も虎太郎がスナイパー狙いを提案していたり、「早めにスナイパーを叩く」という方向で動いていたわけです
でもなんでそれが上手くいかなかったかというと、この作戦のカギを握る香取隊が
ずっとオサムと遊んでてスナイパーを放置しちゃったせいなんですよね…(えー
「うちが玉狛の狙撃手を落とさないと、柿崎隊と連動した意味がないよ」って華の一言がすべてを物語ってますよ
今振り返ってみても、柿崎隊ってほんとにまともなチームだったと思うし
香取隊ってほんとにボンクラだったんやなって…(えー  それでは次回に続く!

(C)葦原大介/集英社


8月19日

ジャンプ感想:食戟のソーマ 第158話「その差」



さて前回、黒木場vsチャラ男先輩の勝負において、「判定がつけられないよぉ〜」と情けないことを言い始めた新米審査員でしたが…
そんな新米くんに「もう一度食べ比べてみろ。そうすれば分かる」と言ってのけた爺さん審査員。
この爺さんいわく決定的な差があるとのことですが、果たしてそれは何を指して言っているんでしょうか?

「決定的な差…?一体何が違う?どっちかの品に、まだ何か隠されてる秘密があるのか?」

「たぶんそれは、楠くんの使ったあのスチコンの中でしょ。審査員もそれに気づいたんだと思うよ」



とその時、チャラ男先輩の使ったスチコンの中に秘密があると指摘したもも。
ふむ…どんな秘密なのか知りませんが、とにかくそれが「決定的な差」であり勝利するのはチャラ男先輩だということでしょうか
なにしろ十傑の言うことですからね。まさか予想を外すなんてことはないでしょう。まさか外したりしないよなぁ!?(えー

「さすがもも先輩は見る目がある。答えはこれだよ(ガパッ)」

「!?液体がオーブンの中に!?」

「あれは…?オリーブオイルに見えるが」

「フフ…鮭をラップに包んで調理する際、このオリーブオイルに沈めた状態で熱を入れたのよ。
 魚を普通に焼くと、ラップで厳重に包んでも素材自体の重さで身に圧力がかかり、
 どうしても魚のエキスが流出してしまう…そこでこのオリーブオイルだ。
 油の浮力のおかげで、鮭に重みをかけずに熱することができる。
 どこまでもみずみずしくしっとりと、一滴のエキスも逃がさずにな!」

サラダ油でもいいんですけど…でも僕はオリーブオイル!!(えー
なんということでしょう、チャラ男先輩がスチコンの中に隠していた秘密というのは、なみなみと注がれた大量のオリーブオイルでした
どうやら鮭を焼く時にエキスがにじみ出るのを最小限にとどめるために、オリーブオイルの浮力を利用したってことのようですね
それにしても、浮力でプカプカ浮くほどの大量のオリーブオイルを調理に使うとは、
これには速水もこみちもニッコリといったところか…(えー

「俺との差が理解できたかな?お前が選抜決勝で出したカルトッチョも、
 今回のクーリビヤックも、具を包み込んで焼くことで旨味を凝縮させた品だったが…
 俺から言わせりゃそれだけじゃ甘すぎる!
 素材のみずみずしさを完璧に保った繊細優美なる加熱!
 これこそがお前なんかには真似できない、エリートの火入れなんだ!」



そんな中、鮭のエキスを一切逃がさないこの火入れテクニックこそが、黒木場との決定的な差だと語るチャラ男先輩。
言われてみれば、黒木場のカルトッチョやクーリビヤック、そしてチャラ男先輩のコンフィフラムも、
「具を包み込んで焼き、旨味を凝縮させる」っていう部分じゃ共通してるんですね

ただし、チャラ男先輩はそれだけに留まらず、浮力を利用した火入れによって
旨味エキスを一切逃がさないという一歩進んだ調理を行っているので、
それこそが黒木場との決定的な差であり、勝つのは自分だと主張してるわけですね。

「…」

「お前やっぱり、選抜の時から何も変わってねぇよ。
 力の差は歴然だった!なあそうだろ審査員よぉ!」

「…では、今の発言を踏まえてもう一度、両者の品を食べ比べてみよ」

「は…はい!」

パクッ

「…!?こ、これは!?鮭の美味しさ…旨味と風味が…
 こちらの品の方がより鮮明に際立っている!
 黒木場リョウの品のほうが!!」

「あぇ!?」

「やはり間違いない…鮭の活かし方は黒木場の方が一枚上手じゃ!!」

っておいいいいいいいい!!
いやいやちょっと!ここまで言っておきながら「あっごめん黒木場の料理の方がうまいわ」って
一体どういうことやねん!ここまで自信満々にチャラ男先輩が語ってたことは一体!?
いやそもそも、チャラ男先輩がここまで自慢げに語り始めたのって、さっき決定的な差がなんなのか聞かれた時に
「それは楠くんの使ったスチコンの中でしょ」とかももが言い出したせいでしたけど
あれ完全に的外れな見当違いの一言だったんじゃないですか!(えー
ももお前…十傑でありながらなんつー節穴コメントを…これは恥ずかしいっすねー



「な…!はああああああああ!?何を…何を言ってんだ爺さま方よぉ!!
 鮭のみずみずしさとエキスを完璧に活かした俺の料理が、
 あんな奴に遅れを取るなんてありえねぇ!!」

「ガタガタうるせぇ…納得いかねぇなら味わってみろ。
 教えてやるよセントラル、あの時の俺とは違うってことを!!」

そんな中、とても納得いかずに審査員へ抗議するチャラ男先輩でしたが
「ガタガタうるせぇぞ雑魚が」とそれを一蹴する黒木場。完全に立場が逆転してしまいましたね
それと「あの時の俺とは違う」ってことで、さっきチャラ男先輩に言われた
「お前、選抜の時から何も変わってねぇよ」という一言が聞き捨てならなかったようですね。

つまり今の黒木場は、あの選抜の時と比べて大きくレベルアップしており、
過去の自分やチャラ男先輩とは比較にならないほどの高みにいるということで
それこそが決定的な差であるってことを意味しているんでしょうか?次回に続く!

(C)附田祐斗・佐伯俊/集英社


8月13日

グランドジャンプ感想:プレイボール2 第6話「バッティングピッチャーの巻」

「よし、井口はマウンドへ!バッティングピッチャーやってくれ!」

「は、はい!」

さて前回、谷口の思いつきで「バッティング投手をやってみないか?」と提案された井口でしたが、
今回その提案を受けることにしたようで、さっそく練習中にマウンドへ上がってますね
てなわけでバッティング投手をやることになった井口ですが、そのとき打席に立っていた相手はなんと倉橋ですよ。
倉橋といえば、井口を投手にすることに反対したり、その考えを改めるべきか悩んだり、今まで色々ありましたが
果たしてこの井口の起用にはどんな反応を返すのか…

「おいおい谷口、聞いてないなァ…」




そんな倉橋の反応というのがこれです。「聞いてないなァ…」と、相談もなく井口を使ったことが不満なのかと思いきや
「まあいいか」と、意外とあっさり井口の起用を受け入れてますね。
この反応を見るに、倉橋の中ではすでに気持ちの整理はついていて、
井口を使うのもアリだという気になっていたってことでしょうか

「よし、じゃあ遠慮せず来い!」

「よろしくお願いします!」

(しかし井口の野郎も、入ってきたばっかの時より少し大人になったな。
 ヤンチャなイメージが少しずつ変わってきてる)

そして倉橋相手に投げ始めた井口ですが、「よろしくお願いします!」と丁寧に喋る姿を見て
今まで井口を生意気なクソガキと思っていた丸井も、その認識をだいぶ改めたようですね
これって俺も何話か前から言ってることで、プレイボール2になってからの井口は
以前のような問題児っぽいイメージがだいぶ薄くなったというか、普通に素直な後輩って感じになってますよね

ズバン!ズバン!

「はあ…はあ…」

(井口…70〜80球を超えたあたりから、握力がなくなってきたな)

(抑えがきかなくなってストライクが入らなくなり…
 ボールを置きに行って打ちごろに…肩のスタミナはやっぱりまだ1年坊だな)

ところが投げ始めてからしばらくすると、だんだんと疲労によって投球が乱れ始めてしまう井口。
抑えがきかないとかボールを置きに行ってしまうとか、これって前にも言われたことですよね
ただ、前に言われた時は疲れてない時でもそういう投球をしていたわけですが、今では疲れた時だけっていう点で
井口のピッチングは前よりも良くなっていると思いますね。まあまだまだ改善は必要だと思いますが

「よし、今日の練習は終わり!…と言いたいところだが、
 全員バットを持って!今から200スイングだ!」

「え、ええ!?」

「誰かさんのせいだな、後半は握力が完全になくなってボール球を連発、
 全員が打撃不足で終わっちまった」

(谷口さんが…いかにうまく回しているかわかる。おれはバッティング投手としても劣る…)

って、井口のピッチングが乱れてしまった結果、それを打つバッター達の練習がはかどらなかったようで
それを補うための素振り200回を部員たちに命じた谷口。そんな素振りをやりながら、
自分は投手として谷口よりも劣ると実感する井口でしたが…



しかし劣るとは言っても、劣等感にまみれた感じじゃなくてその表情は晴れやかであり、
井口としてはいい目標ができたって心境なんじゃないでしょうか
自分よりもずっと上にいる谷口のすごさを認めて、今後はそれを目指して頑張っていくっていうね

ブン!ブン!ブン!

「198!199!200!」

「ふい〜疲れた〜…!!谷口の残業はキツイね〜…」

そんな素振りをやっと終えた部員たちでしたが、その頃にはすっかり夜遅くなっており、
「キツイ残業だった」と深夜残業を終えた時みたいなことを言う倉橋。
そういえば俺もこないだ、自分の感想で谷口たちの練習は残業しまくりのブラック企業みたいってな風に書きましたっけね。
プレイボール2って、そんな風に俺の感想で書いたことが本編でも触れられるってことが結構ある気がします。
今回で言うと、「井口の性格が以前に比べて良くなってる」っていうのもそうですね。
だから読んでて「おっ、やっぱりそうだよな」って思う場面が多いのがなかなか気に入ってます

「おいおい谷口、今度の土日は5試合もこなすのかよ」

「ああそうだ。これから日曜はトリプル、土曜はダブルだ」

って、そんなしんどい練習が終わった後、今度の土日に行われる練習試合について語る倉橋&谷口でしたが
2日間で5試合もこなすという鬼畜なスケジュールを平然と語ってますね。おいおい土日までそんなんかい!
平日は深夜残業で土日は休日出勤って、ガチでブラック企業やな!(えー
さすがの倉橋も引いてるやんけ!谷口が会社を経営したらとんでもないことになりそうやな

「土曜の試合は、おれと松川で1試合ずつ投げる」

「日曜は?」

「おれ1試合、松川1試合、イガラシ1試合」

「イガラシにも投げさせるのか、じゃあさ谷口…
 井口にも何イニングスか任せてみるか?井口を試したいんだろ?」

「井口か…アイツはバッティングがいいし、内野守備も器用にこなす。
 ファーストで試合に出してみたい!」

そんな練習試合での投手割り当てですが、谷口はここではまだ井口に投げさせる気はないようです。
それよりもまずファーストして出してみたいと…ふむ、まあ今回も井口のピッチングには弱点があると示されていたので
今はまだピッチャーとして使うには早いってことなんでしょうね。
それに井口がファーストとして使えるかどうか試すっていうのも、それはそれで重要だと思うんですよ
なんでかって言ったら、今の墨谷は去年の先輩たちが抜けたばかりで、攻撃力・守備力ともに甘い状態なわけですからね



それは前作の時からこうして言われていたわけで。
そういうチームの欠点がある中、「バッティングが良くて、内野守備も器用にこなす井口」がやってきたわけだから
攻撃力・守備力のあまさを埋めるのにちょうどいいと言えるわけですよね
だからピッチャーとして使う以外にも、野手として出すっていう選択肢は持っておいた方がいいだろうなって思います

そういう意味じゃ井口ってかなりの重要人物ですよね。野手としても投手としても、井口がどれだけ成長できるかが
墨谷の未来を左右すると言っても過言ではないと思います。次回に続く!

(C)ちばあきお・コージィ城倉/集英社


8月8日



さて、今日はウメハラ漫画の最新話が配信されたわけですが、今回の話は本気モードのオゴウさんにウメハラがボッコボコにされるという内容でしたね
「仕事じゃねェんだ、もっと自由に遊んでみたらいいさ。せっかくの遊びじゃねェか」と語りつつウメハラを圧倒するオゴウさん。
この間も語りましたが、ウメハラやクラハシが「俺らの格ゲーは遊びじゃねーんだよ!」という真剣な気持ちで強くなったプレイヤーだとするなら
オゴウさんは「せっかくの遊びだ、もっと自由にやりゃあいい」という遊び心で強くなったプレイヤーですよね
いやーそれにしても、この画像のオゴウさんめっちゃ恐いんですけど!

ニヤァ…と笑いながら主人公をひねり潰し、「せっかくの遊びじゃねェか…」とつぶやくあまりにも強大なボスキャラ。
これはなんていうか魔人オゴウとかそんな感じの恐るべきボスですわ(えー
ちなみに、ウメハラ漫画は普段けっこうフィクションの部分が多いんですが、今回のエピソードは実話ですね。

そう、実際にこんな風に過去のウメハラはオゴウさんにギッタギタに叩きのめされたことがあるんですよ。
当時のウメハラはスパ2Xに相当な自信を持っていて、周囲に敵らしい敵もおらず
「誰にも負ける気がしねえ」ぐらいの気持ちでいたわけですが、
そんなウメハラの自信をこっぱみじんに打ち砕いたのがオゴウさんっていうね





ウメハラにとって何よりショックだったのは、オゴウさんが弱キャラの白パンサガットを使っていて
そんなオゴウさんにまったくもって歯が立たないという、今まで未体験の敗北だったようですね
それまでのウメハラは、「弱キャラでいくら頑張ったところで、ちょっと上手い奴が強キャラを使ったらまるでかなわない」
というくらいに弱キャラにはどうしようもない壁があるというか、そんなのを使っても戦いの土俵には立てないというか

「上位勢と戦っていくには、強キャラを使うことが最低条件だ」と思っていたわけですよ。上に行きたいならそれが常識だと。
しかしそんな常識を、このオゴウさんとの対戦ですべてぶっとばされたというね



この時のウメハラは、あまりの衝撃で世界がすべてひっくり返ったような気持ちになったというか
対戦が終わった後には放心状態で、フラフラとオゴウさんのところに寄っていって
「あの…強いっすね…」と初めて自分から声をかけたそうです

ウメハラ曰く、他人がウメハラに対して「強いっすね」と声をかけてくることは星の数ほどあったけど
ウメハラが他人に向かってそれをやったのは後にも先にもこの1回きりだったと言っていますね
それぐらいウメハラにとってのオゴウさんというのは、衝撃的な存在だったということでしょう
ともかく、こうして2人の交流が本格的に始まり、ウメハラはオゴウさんから弾撃ち理論を教わるわけですよ



「オレは気付いちまったんだよ。このゲームは弾だってな」

この一言、ウメハラ漫画が始まる前から格ゲー業界で語り草となっていた、オゴウさんの超名言ですよ
弾っていうのは飛び道具、つまり波動拳やタイガーショットのことですが
弾を撃つことで相手を支配し、ゲームを支配し、そして勝つというのがオゴウさんの理論です
たとえば本人の言っている言葉で代表的なのが

「撃たれて飛ぶ方は常に疑心暗鬼。撃つ方だけが確信を持っている。
 飛んでいる側は、”飛んでいる”のではなく”飛ばされている”」

これですよ。飛び道具を撃つと相手はをそれを避けるためにジャンプするわけですが、
そのジャンプするっていうこと自体がオゴウさんの意のままに動かされていると。
今回のウメハラもそういう風に負けてましたよね、オゴウさんが弾を撃ちまくってくることにイラついて
「いつまで撃ってんだコノヤロー、そんなもんジャンプすりゃ避けれるんだよ」とジャンプするわけですが
しかしそのジャンプのタイミングはオゴウさんに完璧に読まれているわけなんですよ
オゴウさんの凄いところは、弾をさんざん連射しまくるスタイルなのに
相手がジャンプする瞬間だけはそれを察知して弾を撃たず、対空技で迎撃するってことなんですよね





そう、「相手が飛ぶ時だけは撃たない」。相手のジャンプを完璧に読まないと成立しない戦法なんですが
オゴウさんはこの察知能力の高さがほんとヤバイっていうかね、さすがに百発百中ではないんですけど
まるで予知したかのように綺麗に決まる瞬間があって、あれを見た時は本当に驚きますよ

それに関してオゴウさんの理屈としては、
「相手が地上にいる間ずっと弾を撃ち続け、
 相手がジャンプする瞬間だけ撃つのをやめればいい」
という風に言っているわけで、相手のジャンプの瞬間を読むっていうことを
スと2を始めて間もない頃から目標にして対戦していたらしいんですよね
で、そんな対戦をひたすら繰り返しているうちに、本当にそれが読めるようになったというのが
オゴウさんというプレイヤーなわけです。

なんていうか、一体どれだけ途方もない数の対戦をこなせばそうなるのか、常人の想像を超えた世界ですよね
というかそもそも常人は「相手のジャンプを読めば勝てる」なんて発想すら出てこないというか、
そういう着眼点とか考え方からしても、目のつけどころが違うっていう風に思いますね

個人的に、オゴウさんの話っていうのは、そういう常人とは違う刺激に溢れてるから
すごく聞いてて面白いし興味深いですね。目からウロコがボロンボロン落ちるっていうか
人より先を行く人っていうのはこういう考え方をしてるんだなって参考になりますねえ

(C)Daigo Umehara & Kengoro Nishide & Maki Tomoi (C)CAPCOM U.S.A., INC. ALL RIGHTS RESERVED. (C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.


8月7日

祝・ウメハラ2大会連続優勝!!
みなさん知っているでしょうか、いま格ゲー界でウメハラが旋風を巻き起こしていることを。
先週はストリートファイター5のインドネシア大会、そして今週はドイツ大会があったんですが
そのどちらもウメハラが優勝するという快挙を成し遂げたわけですよ

もうウメハラが弱いなんて言わせません。俺もずっと応援してきて報われた気持ちです
なにしろ今年のウメハラの叩かれようは、それはもう尋常じゃなかったですからね
年のはじめにトパンガリーグで全敗したことで、ザコだの弱いだのウメハラの時代は終わっただの言われまくって
あとリュウを使い続けるのが無理だったのでガイルにキャラ替えしたことで、リュウで戦い続けるって宣言はなんだったんだクズみたいに言われて

まあとにかくひどい叩かれようだったんですよ。年がら年中ずっと悪口ばかり言われてるような状態。
俺はそれがマジで納得いかなくて、「ゴチャゴチャ悪口言うよりも、こういうウメハラが辛い時期こそ
ファンが応援して支えるべきなんじゃないのかよ」
と思って、ずっと応援し続けていたわけなんですよ

それがついに報われる時が来たって感じですね、今までウメハラを叩いていた奴らも
「ウメハラのプレーも仕上がってきたな!」って一斉に手のひらを返し始めたので
これでやっと穏やかにウメハラを応援できそうだなって一安心ですよ

ちなみに、そんなインドネシア大会・ドイツ大会の中で一番印象的だったのが、
ウメハラガイル対Akainuガイルの試合ですね
白いガイルがウメハラ、赤いガイルがAkainuなわけですが、それはもう凄い熱戦だったんですよ

Akainuガイルが大暴れすれば、ウメハラガイルも負けじと暴れまくり、まるでお互いのターンが入れ替わるように
めまぐるしく状況が逆転する展開が続いたわけです。そして試合後半でのとてつもないソニックの撃ち合い。
ソニックブーム、ソニッククロス、EXソニック、Vトリガーソニックと、あらゆるソニックが次々と飛び交い
「弾撃ちじゃ負けねーぞ」と言わんばかりの激突が繰り広げられてましたからね



特にこの、お互いにライフ0の状態で、目の前まで接近しながらソニックを激しくぶつけ合うシーンとか鳥肌モノでしたよ
一体どっちが勝つんだっていう、手に汗握る緊張感でめちゃくちゃドキドキしました。マジで熱い名勝負だったなあ
ウメハラも凄かったし相手のAkainuも凄かった。両者に賛辞を送りたくなるような素晴らしい試合でしたよ




サンデー感想:MAJOR 2nd 第93話「仁科の自信」



「っしゃもういいぞ。プレイボールだ!」

「だ、大吾!こんな試合して本当に大丈夫なの!?
 私達が負けたら、あいつら永遠に私達のことコケにし続けるよ!?」

「しょうがないよ、あいつらは実力主義だって言うんだから、
 実力で見返す以外に先輩の言うこと聞かないよ」

さて前回、上級生をバカにし続ける傲慢な問題児どもをギャフンと言わせるべく
上級生チームVS問題児チームの試合を企画した大吾。今回の冒頭は、その試合開始の場面となっていますね
どちらのチームも5人だけという、人数不足の変則的な試合ではありますが、
ともかく上級生チームの先攻でプレイボールとなることに…

スパァァァン!!

「ストライーク!」

「速いねー、何キロくらいだろ?」

「110キロ以上は出てるね」

そして問題児チームのエース・仁科なんですが、さすがに態度がでかいだけあって
かなりの速球を投げられるみたいですね。110キロ以上の球って言ったらあんた、
今までに出てきたキャラで言えば小森のチームのエース(玉城)くらい速いですよ



この玉城のボールが115キロで、「これを打てる小学生は東都ボーイズぐらいにしかいまい」と言われていたので
要するにそんじょそこらの小学生にはまず打てないボールってことですよね
仁科もそれぐらいのボールが投げられるってことなので、小学生時代は敵なし状態で無双しまくったんだろうなあ
あれだけ調子に乗ってるのも、たぶんそういう経験をしてきたからなんでしょうね



パァン!

「ストライクツー!」

そんな自慢の速球を次々に投げ込んで、あっという間に1番バッターの太鳳を追い込んでしまった仁科。
それにしても太鳳ってものすごい巨乳ですね。こうしてただ空振りしただけなのにおっぱいの存在感がすげえ…
あと太鳳って名前を聞いてると、最近ブレイクした女優の土屋太鳳を思い出してしまいますね。
実は俺的に土屋太鳳って結構注目してて、それがなんでかと言ったら
めっちゃガチな特撮好きで有名だからですよ

たとえば土屋太鳳のある日のブログに書いてあったのが、「お迎えデス。」ってドラマの収録風景で
「本当に本当に素晴らしい思い出になりました。お迎えデス。のキャストの方々は特撮とかヒーロー作品的に凄くて」
「福士蒼汰くんは仮面ライダーフォーゼの如月弦太朗」
「野間口徹さんは仮面ライダードライブのロイミュード005」
「根岸拓哉くんはウルトラマンギンガの礼堂ヒカル」
「私はウルトラマンゼロのエメラナ姫」
「ついつい欲が出て竹内涼真くん(仮面ライダードライブ)を呼びたくなりました」
「竜星涼くんは獣電戦隊キョウリュウジャーのキョウリュウレッド」
「飯豊まりえちゃんは同じくキョウリュウバイオレット」
「鈴木亮平さんは変態仮面」

とかいう風に書いてあって、よくこれだけ特撮キャラの名前がスラスラ出てくるなあと感心したもんです

そしてまた別の日のブログに書いてあったのが
「私は子どもの頃から特撮ヒーロー作品が大好きで、ウルトラシリーズはもちろん
 ライダーも戦隊も、超光戦士シャンゼリオンとかも何度観たか数え切れない」
「ウルトラマンゼロに出会う前、一番好きだったのがウルトラマンガイア。

 ガイアの中でも大好きなエピソードに出演していらっしゃる寺島進さんにお会いした時は
 本当にドキドキしました」
という風に書いてあって、あれほどビッグな女優の口から超光戦士シャンゼリオンなんてマニアックな言葉が出てくることに
驚きを隠せませんでしたよ俺は。サバじゃねぇ!(えー

あとはつい最近も、ウルトラマンフェスティバルの公式サポーターとして精力的に活動したりだとか
最新作ウルトラマンジードの制作発表がされた時には、ジードやゼロについて熱く語ったりだとか
とにかく特撮に対する愛が凄いんですよ。だから特撮ファンとしてはすごく応援したくなる女優なんですよね

「ヘッ…女が俺の球にかするかよ!!」

カキィィン!!

「!?」

そろそろ話をMAJOR 2ndの方に戻しまして。太鳳を追い込んだ仁科は得意気に決め球を放ちますが、
「かすりもしねーよ」と投げたその球は、予想に反して太鳳に当てられてしまいます。
そんな太鳳の打った打球は内野フライ。ヒットにこそなりませんでしたが、仁科的にはかなりプライドが傷ついたんじゃないでしょうか

「…へえ。一応は見て振ってんだな!!」

カキィィン!!

「!?」



今度は2番・睦子の打席ですが、またまた仁科のボールを打ち返す結果に!
ヒット性の当たりでしたが、ショートのキノコ頭がファインプレーで防いだことでアウトにされてしまいました
さすがにこいつらも、偉そうにするだけあってかなり良い動きをするみたいですね
ただ、そんな中で仁科だけは、自分の球がカキカキ打たれてることに納得いかないみたいですが…

(なんなんだ…こいつらどういうことだ…!?
 女のくせに、なんで俺のこの速球をバットに当てられる…!?)



そして3番・弥生の打席になりますが、またまたスコーンと打ち返されてしまう仁科!
そんな弥生の打球は強烈なピッチャーライナー。どうにか仁科が捕球してアウトにしましたが、
こうも続けざまにバカスカ打たれて、すっかり仁科はイライラが抑えられなくなってきたようです

「女ってことは忘れた方がいいな…頭きたぜ…!
 もう一切容赦しねえ!あいつらぜってー泣かしてやる!!」

そんなわけで、今後はとことん本気になって上級生をぶちのめすと心に誓う仁科。
しかしそうは言っても、泣かされるのは仁科の方だろうなと思うのは俺だけでしょうか(えー
この試合は多分、生意気な仁科の鼻っ柱をへし折るためのものだろうしなあ
多分2〜3週後には、メッタクソに点を取られてマウンドに崩れ落ちるあわれな仁科の姿が…次回に続く!

(C)満田拓也/小学館


8月3日



さて、今日はハイスコアガールの感想を描く前に、ちょっと押切先生の別の漫画について語りたいと思います
これは「ピコピコ少年EX」という漫画で、ウェブで公開されてる押切先生の自伝的な漫画なんですが
これの最新話で描かれてたのが「格ゲーの対戦で負けた時、発狂してブチ切れる押切先生の図」だったわけなんですよ

押切先生は対戦で負けると、今の画像みたいに「何で何でえええええ!!」と怒り狂ったり
「いまボタン押しただろ!!」ってコントローラーに八つ当たりしたくなる心境になってしまうそうですが、
しかしですね、つい最近の飲み会の席でとある格ゲー上級者に話を聞いたそうなんですよ

 
 

その上級者に、負けた時ブチ切れるかどうかを聞いてみたところ
「あんまり怒りは感じない。それよりも何で負けたのか考える。それで対策する」
って答えが返ってきたっていう…この話聞いて思ったんですけど、この上級者って絶対ウメハラやろ!!
めちゃめちゃウメハラの言いそうな一言やんけ!で、なんで押切先生とウメハラが飲み会の席にいるのかっていったら
そりゃあんた、この間漫画ウメハラとハイスコアガールの合同イベントやってましたからね

だから多分、この飲み会ってあの合同イベントが終わった後の打ち上げなんじゃなかろうか
まあ結局、推測の域を出ないんですけどね。ともかくですよ、多くの勝ちを重ねている強い人の考え方としては
「負けた時は怒るよりも、なぜ負けたのかを考える。そして次は負けないように対策する」
ってことなわけで。
負けたことにムカついてぎゃーぎゃーわめいているだけじゃ、強くはなれないってことなんですよ

そうなんですよ
負けたことにムカついて
ぎゃーぎゃーわめいてるだけじゃ
強くなれないんですよ!!
(えー

そして怒ることよりも
なんで負けたのか考えて、
次は負けないように
対策する人間こそ
強くなれるんですよ!!

やはり柿崎隊を選んだ俺の目に狂いはなかった…(えー
柿崎隊はマジでいいチームだと思う。いつか必ず強くなると自信を持って言えるチーム。
一方で香取隊は面白いくらいに将来性を感じないチームやな…まあそこからどう変わっていくのかが見ものですけど




ビッグガンガン感想:ハイスコアガール第51話



さて今回のハイスコアガールですが、なんとハルオが自動車教習所に通って
原付免許を取ろうとしている場面で始まります。自動車教習所って言ったらあんた…
つい最近になって押切先生が実際に通い始めたやつじゃないですか!

それについてツイッターで語ったり漫画を描いたりもしてたんですよね
というかすでに漫画にしたのにハイスコアガールでもさらに漫画にするんか!(えー
どんだけ自動車教習所のインパクト大きかったんや!それとも最初からハイスコアガールのネタにするために通い始めたんだろうか

ブロロロロ

「こんちゃ、おじょーさん」

「…」

「一番最初にお前に自慢しに来ちまったぜ、ちょっと不思議な光景だろ?」

そんな原付免許を無事ゲットしたハルオは、さっそくバイクにまたがると大野さんに会いにきていました
というかハルオの姿を目にした時の大野さんの表情が可愛いですね



「ハルオが来た」というだけでこの嬉しそうな表情、もはや完全に相思相愛って感じですね
ハルオとしても原付免許を取ったのは「大野がどんな顔をするのか見たかった」っていうのが理由みたいだから
大野さんの笑顔が見れたのは相当嬉しいんじゃないでしょうか

「ってわけで移動も楽になったし、息抜きしたくなったらいつでも呼んでくれや。
 コレに乗ってすっとんでいくからよ」

「…」

「…?大野?」

って、ハルオがこの原付でいつでも大野さんのところに駆けつけると語ったその時、
急に暗い顔になってうつむいてしまう大野さん!え、なんで!?

なぜ急にこんな雰囲気になってしまったのか…ハルオも全然見当がつかないみたいです
まるで「ハルオとはもう会えない」と言わんばかりですが、理由として考えられそうなのは
こないだ大野さんが日高さんをボッコボコにしたことで逆に負い目を感じてしまったとか?
前回の話で、大野さんと日高さんのハルオ争奪戦にはケリがついたわけですが、
負けて泣いていた日高さんの姿を見たことで、勝者の大野さんも心苦しくなってしまったとか…

もしくは、第1巻のラストの時みたいにまた海外への引っ越しが決まっちゃったとかね
そう思う理由としては、さっきハルオが「この原付でいつでも大野に会いに行く」と言っていたわけですが
もし大野さんが海外に発ってしまって原付で会いに行くのはとても無理となったらどうでしょう
そう考えたら大野さんがこれだけ暗い顔をするのも分かる気がするんですよね

まあ本当の理由はなんなのかまだ分かりませんが、それは次回のお楽しみということで…次回に続く!

(C)押切蓮介/スクウェアエニックス


8月2日



昨日のモンスト感想の最後で、「大総統のクエストでアリスが使えるんじゃないか?」と書いた件なんですが
実際に確かめたかったので今日大総統を相手にアラジン、アル、エクリプス、アリスのパーティで戦ってみました。
とりあえず勝てたわけですが、アリスを使ってみた感触としては…やってやれないことはないって感じでしょうか

まずやっぱり、HP回復+状態異常回復のアビリティについては間違いなく便利でした
これがうまく機能した時はめっちゃオイシイわけなんですが
ただそうは言っても、ワープに対する耐性がないのはやっぱりちょっときつかったですね
アリスがワープに飲み込まれるとどうしても不安がつきまとうので、
オイシイ部分ときつい部分とで一長一短って感じでしょうか

というかこのプレイで一番実感したのは、アリスがどうこうというよりやっぱりアルって便利だなってことでしたね
途中かなりのピンチを迎えた場面があって、2回ほど全滅しそうになったんですが
そのピンチを救ったのは2回ともアルの必殺技でした
やっぱりアルの必殺技は、「やばい時に使って戦況を立て直す」って意味じゃ相当使い勝手いいと思いますよ

世間だとアルの評価はやたら低くて「アルなんか火力ないからもうエドにしちゃったし(笑)」みたいに言われることが多いんですが
俺は全然そうは思わないですね。アルはアルで相当使えるキャラだと思いますよ。こいつのおかげでどれだけ俺が助けられたことか
もっと早くモンスト感想書き上げて、アルの強さをアピールしておけばよかったかなあ


8月1日

どうもみなさんこんにちわ。こないだモンストでハガレンコラボが始まったので、いっちょサクっと感想でも書くか〜と思っていたら
いつの間にかもう2週間ぐらい経ってますね…(えー
いやすいません、なんか思ったより感想が長くなってなかなか書き上がらなかったのと、モンストの他にもスプラ2が発売したりとかで
遊び呆けていたらいつの間にかこんなことに!うおおおお

・ワートリの感想お待ちしてます!お忙しいとは思いますがぜひ更新を…

・更新楽しみにしてます!どうか…

・だんだん不安になってきましたが…大丈夫ですか?お忙しいようでしたら一度休んでもいいと思いますが…更新お待ちしてます!

・大志さん、こんばんは。ずっと待っていたのですが、流石に心配になってきました。お身体は大丈夫ですか?
 もし、何かあるのでしたら、せめて何かしらの報告はしてほしいです。でないと、不安になってきてしまいます。
 お忙しいでしょうが、頑張ってください。更新待ってます。 by 高校一年生男子

さすがに待たせすぎてしまったせいか、みんなにもすっかり心配をかけちゃったみたいですね。うーむ申し訳ない
この悲壮感に溢れたコメントの数々、まさか遊び呆けていたとはとても言えねえ…(えー
まあともかく、ひとまずはハガレンコラボのモンスト感想を書き上げたいと思います。他の感想はそのあと再開したいですね

てなわけでモンスト感想なんですが、今回コラボしたハガレンはどうやらアニメ第二期をベースにした内容になってるようで、
担当声優だとか戦闘BGMとかもそれに準拠してるみたいですね。ちなみに俺はアニメの方は第一期しか見てないので
正直言って「えっ何これは…」って思うことが結構ありました(えー

たとえばマスタング大佐の声が三木眞一郎になってて「おいおい大川透じゃないのかよ」と思ったり
ホークアイ中尉の声が折笠富美子になってて「おいおい根谷美智子じゃないのかよ」と思ったり
あとやっぱり戦闘BGMにはきーみのってっでー♪を使って欲しかったですね
今回使われてたのはアニメ二期のOP曲だったっぽいんですけど、俺は初めて聞いたからどうもピンとこなかったです
まあでも、声優が変わったことへの不満とかについては、アニメ二期が放送された時すでにみんな通った道なんだろうなあ



それはそれとして、実際に追加されたハガレンキャラについて見ていきましょうか。
まずは主人公のエドワード・エルリック。性能的には木属性の貫通タイプで、
アビリティはアンチ重力バリア、アンチブロック、カウンターキラーを持ち
必殺技は自身を強化+錬金術で追い打ちで、友情コンボはエナジーサークルLとなってますね

見た感じ、木属性の貫通キャラの中でもかなり攻撃的なタイプだと思います。
カウンターキラーを持ってるので火力の高いアタッカーとして使えそうですね
ちなみにカウンターキラーっていうのは、自分に攻撃してきた敵種族に対して攻撃力が倍増するってタイプのアビリティです

たとえばドラクエで言うなら、スライムとかホイミスライムとかのスライム族がわらわら出てきて、エドと戦闘になったとしますよね
で、そのうち1匹がエドに攻撃したとする。その後、エドの攻撃はスライム族すべてに対して会心の一撃になるとかいう感じのアビリティですね
こういうキラー能力を持ってるキャラというのは、モンストではかなり強力で重宝されるので、なかなかいいアビリティを持たせてもらったなと思ってます

必殺技は自身強化+錬金術で追い打ちってことですが、貫通タイプの自身強化っていうのは個人的に使いやすくて強力な技だと思ってますね
それにプラスして錬金術で追い打ちする技になってるから、これってかなり強いんじゃなかろうかと思います
ちなみに錬金術の追い打ち攻撃は、壁から手を次々に錬成して敵にパンチをぶちこむ感じになってますね



原作最終巻でもこんな風に錬成パンチしまくるシーンがあったから、多分これが元ネタじゃないかと。
必殺技ボイスも「立てよド三流!俺達とお前との格の違いってやつを見せてやる!」だから
間違いなく原作の最終決戦をイメージした技だろうなと思いますね

ともかくですよ、アビリティも必殺技も強力なものを持っているエドですが、
ただ友情コンボについてはなんか微妙だなっていうのが正直なところです
友情コンボはエナジーサークルのみ…エナジーサークルってなんかこう、当てにくいうえに火力も出しにくいんですよね
個人的にはかなりハズレな部類の友情コンボだと思います
まああれだ、エドはキラー持ちの貫通タイプでアタッカーになれるんだけど、友情コンボが貧弱って意味で
宮本武蔵とかと似たような運用になると思いますね。あいつもちょうどそんなコンセプトのキャラだしなー

そんなエドが活躍しそうなクエストっていうと、最近追加された究極クエストの九龍貴人とかがそうだと思うんですよ
なにしろエドは木属性で、貫通タイプで、重力バリアとブロックに耐性あって、しかも必殺技でスピードが強化されるわけだから
間違いなく九龍貴人の最適正クラスだと思います。あとは超絶クエストのツクヨミ零とか結構いけそうだなって思うんですよ
ツクヨミ零ってアンチブロック持ちの貫通キャラがいるとめちゃめちゃ助かるクエストで、アンチ重力バリアも持ってればなお良いって感じだから
そういう意味じゃ、エドのアビリティはかなり向いてると思うんですよね。カウンターキラー持ってるから火力も出せるだろうし
ただまあ、ツクヨミ零には亜人キラー持ってるマンドレイクが出てくるから、亜人タイプのエドにはそれが恐いところではありますが。
まあマンドレイクに悩まされるのは他の多くの適正キャラ達も同じなので、そこに関しては目をつぶってもいいんじゃないかなと。
エドに関してはそんなところですね



次にエドの弟アルフォンス・エルリック。アルは木属性の反射タイプで、
アビリティはアンチダメージウォール、アンチワープ、睡眠無効
必殺技はダメージウォールをヒーリングウォールに錬成、友情コンボは反射分裂弾+追従型貫通弾となってますね

なにげに注目のアビリティなのが睡眠無効で、聞くところによるとこれって
モンストで実装されたのは今回初で、アルだけが持っているアビリティだそうですよ。
そんな唯一無二のアビリティである睡眠無効ですが、これが大活躍するのかというと別にそういうわけではなくて
性能面で便利というよりも「これって原作再現や!」とファンが喜ぶアビリティってところでしょうか



そう、原作でもアルって鎧の体になってから眠ることができなくなったので、
それをモンストでも再現するためにこのアビリティをわざわざ新しく作ったんだと思います
モンストの中で睡眠攻撃を使ってくる敵ってほんのわずかなので、実用度という意味では微妙なアビリティではありますが
原作を読んでると「おお!」と思える良いアビリティだと俺は思いますね

そして必殺技は「ダメージウォールをヒーリングウォールに変える」ってことで、とっさの回復とかには便利だと思いますが
しかしその代わりに相手へのダメージが出せないので、決定力という意味では微妙なところでしょうね
ただアルは、友情コンボに関してはかなり良いもの持ってると思います。反射分裂弾と追従型貫通弾のセットなわけですが
これってどっちか片方だけでも強いのに、その両方を持ってるってなかなか凄いですよね

さすがに追従型貫通弾の威力は3000程度まで抑えられてますが、(ダルタニャンの同じ技は7800)
とはいえ反射分裂弾と一緒に使えるならこれでも十分強力だと俺は思います
なんていうかエドとアルはキャラ性能が正反対ですよね
エドは貫通タイプで、必殺技で大きな火力が出せるんだけど、友情コンボが貧弱
って感じで
アルは反射タイプで、必殺技で大きな火力は出せないんだけど、友情コンボが強力
っていう風に
あえて2人が対になるような性能にしたんじゃないかなと思います

そんなアルが活躍しそうなクエストは、今まさに出てきてる大総統キング・ブラッドレイの超究極クエストがそうだと思いますね
ダメージウォールとワープに耐性があって、ヒーリングウォール張って回復役になれるっていう点で、かなりいけるだろうと俺は思います
あとは超絶クエストのアカシャでも使えそうな気がするなあ。あそこもダメージウォールとワープが出てくるし、それに魔法陣があるわけじゃないですか
魔法陣を無効化するのって、アラジンやランスロットみたいに、ターンの短い必殺技を何度も打っていくっていうのが有効なわけですが
アルもなかなかの頻度でそれができると思うんですよね。わずか12ターンで必殺技が打てるし、アカシャのクエストってハートも出てこないから
アルのヒーリングウォールはかなり回復の役に立つんじゃないかと思ってます。



お次はマスタング大佐。大佐は火属性の貫通タイプで、
アビリティはアンチダメージウォール、アンチ重力バリア
必殺技は狙った方向へ焔の錬金術発動、友情コンボは超爆発となってますね

大佐はまずアビリティがアンチダメージウォールとアンチ重力バリアってことで
王道かつ大正義のアビリティセットって感じですよね。
個人的に、最も王道で強いのがこの2つのセットだと思います。出せるクエストの幅がめっちゃ広いからなー

そして必殺技は焔の錬金術発動。その場から動かずに遠距離攻撃するタイプの技なわけですけど
一般的にこういうタイプの技って、味方の友情コンボが発動しないから火力が伸びないのが欠点なんですよね。
ただですよ、大佐の技はその例外で、爆発に巻き込んだ味方の友情コンボが発動するので、
これってかなりの強みというか、遠距離攻撃タイプの必殺技の中じゃかなり優秀な部類だと思います。
というか実際に使ってみたら、友情コンボが発動しなくても単発だけでもクッソ強かったので
この必殺技はマジにかなりの強性能に仕上がってると思いますね

ここまで書くとかなりの強キャラなわけですが、しかし問題なのは大佐もエド同様に友情コンボが微妙ってことなんですよ
超爆発…超爆発って…友情コンボがこれだけっていうのは正直ちょっと無能ですよ!(えー
爆発系の技って言ったら普通、友情コンボ2つ持ってる奴がサブ技として習得するやつじゃないですか!
サブ技ですよサブ技!そんな技が1個だけっていうのはさすがに…もうちょっとなんかなかったのかと言いたいですね

せめて爆発と一緒にフレイムを持たせるとか…もしくはエナジーバーストとか
というか完全に俺の趣味で選ぶなら、大佐に一番ぴったりだと思う友情コンボはトライブパルスなんですけどね
トライブパルスってあれじゃないですか、見た目的に火ダネが導火線のように敵へと伸びていって爆発する技だから
これってまんま大佐の焔の錬金術だよなと思うんですよ

↓トライブパルス

↓焔の錬金術

俺が開発者だったら絶対大佐にトライブパルス持たせてたわ。絶対持たせてたわー
ただまあ、トライブパルスってモンストの中でももんのすごい超レアな友情コンボで、
ほんの一握りの選ばれたキャラしか持ってない技だから
「ポッと出のコラボキャラごときに貴重なトライブパルスを持たせられっか!ボケ!」
って言われてしまったらそれまでなんですけどね(えー



お次はホークアイ中尉。中尉は火属性の反射タイプで、
アビリティはマインスイーパー、獣キラー
必殺技は貫通変化、友情コンボは跳弾となってますね

中尉はなんていうか…基本ステータスの数値がかなり控えめですよね…特にHPと攻撃力の低さがやばいと思う。
いくらスピード型とは言っても、耐久と攻撃がこれだけ貧弱だとちょっと頼りないですよ。
まあ中尉はログインボーナスでもらえるキャラだからしょうがないんですけど…
今まで紹介したエルリック兄弟やマスタング大佐はガチャ限定キャラだから、その分ステータスが高めに設定されてるんですよね

中尉の使い道があるとすれば、運枠として地雷メインのクエストに連れて行くことぐらいでしょうか。
たとえば爆絶クエストのマグメルに連れて行くにはいいんじゃないんでしょうか
火属性のマインスイーパーだし、あと友情コンボの跳弾で敵全体に攻撃できるので
マグメルのステージギミックになかなか向いてると思うんですよね。

ちなみに中尉の跳弾には面白い使い道があって、この跳弾を覇者の塔28階のボスに使うと
無源に跳弾し続けてボスを即死させられるという裏技があったんですよね
ただ、こないだのアップデートで修正を食らってしまったので、この無限跳弾はなくなってしまったわけですけど…
まあ実際の動画を見てみたら「そりゃ修正されるわな」って納得の内容ではありますが。



お次はリン・ヤオ。リンは闇属性の反射タイプで、
アビリティはマインスイーパー、アンチ魔法陣、回復、SSターン短縮
必殺技は自身を強化(特に防御力を極大アップ)、友情コンボは反射レーザー、スパークバレットとなってますね

リンが特徴的なのは、なんと言っても必殺技の性能ですよね。画像の説明だと肝心な一言が抜けてるんですが
リンが必殺技を使うとダメージをまったく受け付けなくなるっていう特徴があるんですよ。
具体的にどうなるかっていうと、なんとダメージ95%カット。
マジであらゆるダメージを最小に抑える状態になるわけです。これもまた原作再現ですよね
リンはグリードの能力の「最強の盾」が使えるので、原作でも全然ダメージを受けないような奴だったので…

そしてリンのアビリティは、マインスイーパー、アンチ魔法陣、回復、SSターン短縮の4つ。
まあなんつーか…この4つだけ見ると一体どこで使えばいいんだって感じの構成ですよね(えー
実質的なアンチアビリティはマインスイーパーとアンチ魔法陣の2つだけだから、
これでどこのクエスト連れてきゃええねんって気持ちになるというか…

ただですよ、リンはさっきも言ったように必殺技であらゆるダメージを抑えられるという特徴を持ってるわけで
実はその効果はダメージウォールやニードルパネルにも有効なんですよね
だからリンは、必殺技を駆使することでダメージギミックに対しても、ある程度の対応ができるキャラだと俺は思います
そのためにSSターン短縮の能力つけられてると思うんですよね。短いターンで必殺技使ってダメージギミックに対応していくっていう
あと回復アビリティ持ってるから、不覚にダメージを食らってしまっても立て直すことは可能と思うんですよね
なので、一見連れて行くクエストがないように見えて、実はすごく使い甲斐のあるキャラなんじゃないかと俺は思ってます

そんなリンの適正ありそうなクエストっていうと、超絶クエストのヤマトタケル零ですかね
ヤマタケ零はとにかくニードルパネルが死ぬほどウザいですからねー、あれを無効化できるリンはかなり貴重な存在だと思います
ただヤマタケ零にはスピード爆弾があるので、スピードめっちゃ高いリンはそれが恐いですけど
仮に直撃食らってもリンは回復持ちだから、カバーが効くんじゃないかと思うんですよね。必殺技で無効化できればもっといいんだろうけど



ちなみに意外かもしれませんが、リンはハガレンキャラの中でも俺の中でかなり好感度高いです。
理由としてはこの画像のシーンが好きだから。重傷のランファンを抱えながら大総統を相手に必死に戦い
大総統から「そんな荷物など見捨てれば楽になるだろうに」と言われて
「荷物だと?王は民の為に在る者。民無くして王は在り得ない」と言い返したシーン。
やっぱこの場面はカッコよかったですねー。今回モンストの必殺技ボイスもこの一言だったので「選んだ人わかってんなぁ」と思いましたね



ちなみに第12巻の単行本表紙も好き。絵的に「ヒロインを守るために戦う男」って感じ。
というかランファンって重傷を負ってる間ずっとしおらしくて可愛かったので
このままケガが治らなくてもいいんじゃないかなと思ったのは俺だけでしょうか(えー



お次はランファン。ランファンは水属性の反射タイプで、
アビリティは回復S、アンチワープ、アンチブロック
必殺技は追い打ちメテオ、友情コンボはクナイとなってますね

さっきもランファン可愛いと言ったように、リンと同じくランファンもかなり好きなキャラなんですよ
ただ残念なのは、モンストのイラストだとなんか男っぽい顔に見えるってことかな…なんか少年みたいっていうか…
くっそー、そこはちゃんと女の子らしく見える顔にしてくれよ!ハガレンの中で一番可愛いキャラなんだからよぉ!!(えー

ランファンは原作だと特にこの辺のシーンが好き。重傷を負った体でリンのことを待ちわびて
「若は…若は一緒じゃないのか?」って不安そうな表情になったり、ベッドで安静にしながらもリンのことばかり考えてたり
やっぱこれですよ。ランファンはこのいじらしい部分がいいんですよ

なんていうかあれだよね、もはや主従を超えた恋愛関係なんじゃないのって気持ちになるというか
そういう意味じゃマスタング大佐&ホークアイ中尉と似てるよね。
あの2人も上司と部下の関係だけど、男と女のカップルのようにも見えるし
リンとランファンも結構そういう雰囲気あると思います。そういうのって荒川先生の趣味なんだろうか



あとどうでもいいけどランファンって名前聞くとドラゴンボールのランファン思い出すよね
最初の天下一武道会でナムと戦った女の人。マイナーなキャラだけど、ランファンって聞くとどうしてもイメージしちゃうんだよな
ついでに言っちゃうと、この時期のハガレンって「でかい気がふたつ…さらにでかい気がひとつ…」
みたいなセリフもあるので、そこでもドラゴンボールみたいなこと言ってんなと思ってました。荒川先生この時期ハマってたんだろうか

まあ話がずいぶん逸れてしまいましたが、そろそろモンストの話題に戻しまして。
ランファンが向いてるクエストと言えばやはり、爆絶クエストのアルカディアでしょうかね
水属性の反射タイプでアンチブロック持ち、さらに回復アビリティを持っているので
回復手段の限られるアルカディアでは貴重な存在です。スピードが高いっていう点もいいですね
アルカディアではスピードの低いキャラだとロクに身動きできないし、ヒーリングウォールに触れる回数も減ってしまうので
スピードが高いってことはめっちゃ重要だと思います

さらには必殺技が追い打ちメテオなので、ザコ処理に向いてるってところもでかいですよ
アルカディアで一番重要なのが何かって言ったらとにかく早くザコを処理することですからね
ここで手間取ると大ダメージの全体爆発をドカドカ食らうことになるので、何よりもまず雑魚処理が大事なわけです
でも今までのアルカディアの適正キャラって、敵単体を殴るような必殺技しか持たない奴ばっかりだったんですよね
たとえばオズとか、フリーズとか、モンストバタフライとかその辺ですよ。こいつらの必殺技はボスに対して火力が出せても
複数のザコを処理できないので、ザコをまとめて処理できるような必殺技が欲しいとずっと思ってたんですよね

そんな中でこのランファンの登場ですよ。ついに出てきてくれたかっていう感じ。
まあ実際に使ってみたら、ランファンは星5キャラなせいか
イマイチ必殺技の火力が低くてまだちょっと足りねえなって感じだったんですけど(えー
これで星6のスペックさえ持っていれば、ランファンはもう文句なしにアルカディアの最適を名乗れるレベル
だと思ってただけに惜しいですね…まあ星5の性能でも結構使えるようにはなってますけど。

他にもハガレンキャラはいっぱいいますが長くなるので割愛します(えー  まあこんなキャラ達もいたっていうことでひとつ

・大志さんが運極にしたブラッドレイ、ようやく勝てました……!
 ギミック対応のS適性がいないのもあったのですが、麻痺攻撃が嫌になるくらい刺さりました。
 最終的にシンドバッド、ジークフリート、背徳ピストルズ、フレンドエクリプスで突破できました。
 仙水クラスではないものの、しんどいクエストでした。大志さんはどういうチームでクリアを重ねましたか? by yuo

あとこのコメントで、大総統をどんなパーティで倒したかっていう質問があったので、最後にそれを答えて終わりにしたいと思います
俺が大総統との戦いで使ったキャラは、キスキルリラ、エクリプス、アル、アラジン、背徳ピストルズ、レディアーク、ルシファーあたりがそうですね
ちょうどこの順番が適正が高いと思う並び順です。まずなんと言ってもキスキルリラ強すぎですね

友情コンボで火力も出せるし、治癒の祈りでHPが全回復するし、超アンチワープで殴りも強いし、
さらに必殺技もメチャクチャ高性能と至れり尽くせり。特に必殺技がヤバくてビビりました
「自身を強化しつつ味方も回復する」って技で、回復力が凄いから強化の方は控えめに抑えてあるのかなと思っていたら
いやもう抑えてあるどころかぶっちぎりに強化しまくりでしたね。ウソだろってほど火力の上がるバケモノぶり。
強烈なパワーでぶん殴りつつ味方を超回復するってお前はクレイジーダイヤモンドかと思いましたよ(えー

次に適正高いなと思ったのはエクリプス。エクリプスもこのクエストでは、必殺技使った時の火力が凄いことになってますね
大総統を楽々ワンパンで沈めてしまうので、ボス戦における切り札と言ってもいいんじゃないでしょうか
ただスピードが低いので、ヒーリングウォールでの回復が苦手だったり、雑魚処理のためにあちこち飛び回るのも苦手ってのが
少々気になるところではありますが。なので、あまり過信しすぎると痛い目に遭うと思います

次に適正高いと思ったのはアル。アルフォンス・エルリックですよ
やはりなんと言っても、アルは必殺技でダメージウォールをヒーリングウォールに変えられるのが便利ですね
大総統のクエストでは、ザコ処理にもたついてしまうと回復手段がなくて辛い戦いを強いられるので、
そういう時にアルの必殺技を使うと、体勢を立て直せるのがありがたいですね。
友情コンボの反射分裂弾や追従型貫通弾も役に立ってくれます。アル自身は火力を出せませんが、サポート役として貴重なメンバーですね
たとえばさっき、エクリプスは必殺技の火力に優れているが、回復をするのが苦手だという話をしましたが
アルと組ませることで欠点が解消されて、一気に安定感が増すと思います
アルは必殺技の火力がないかわりに回復が得意なので、ちょうどお互いの欠点を補えるような編成が組めるから
アル&エクリプスの組み合わせはかなりオススメですね

次はアラジンなんですが、ダメージウォールとワープに耐性があるので便利なキャラではあるんですが
このクエストではいまいち決め手に欠けるっていう印象ですね。友情コンボでも必殺技でもそこまで大きな火力が出ないので
いったん不利に追い込まれると、そこから立て直すのがかなり苦しいなと使ってて思いました

レディアークはアラジンをさらにきつくした感じ。やはり耐性があっても貫通キャラなのがつらかったですね
敵に当たると減速してしまうのでヒーリングウォールでの回復がしづらいのと、
ザコ処理をするには反射の方が都合がいいので、貫通のレディアークはあんまり適正高くないなと感じました

そんな中で意外と使えると思ったのが背徳ピストルズ。ワープに対する耐性がないのでそこは辛いんですが
しかしバリアによる防御力と回復アビリティを併せ持つので、とにかく頑丈でピンチになりにくい印象がありました
あと必殺技が大号令なわけですが、大総統は直殴りに弱いので
仲間全員でぶん殴るこの必殺技は効果てきめんですね。
背徳ピストルズを持ってる人はここで使うのも十分アリだなと思います

最後にルシファーなんですが、まあぶっちゃけ背徳ピストルズの劣化っていう感じはしましたね
回復がなくてバリアだけというのはさすがにキツイ。そのバリアも大総統の初手爆発ではがされてしまうので
そうなった後の戦いがやはり厳しいですね。大号令の必殺技は確かに強いんですが
それを使う時以外はお荷物になってしまう感があったので、適正キャラと言うにはちと厳しいかと個人的には思います



そんな感じの攻略で大総統については運極達成できました。あと個人的に思ったのは、
やはり大総統との戦いでは麻痺攻撃がメチャクチャ痛いので
状態異常回復を持ってるキャラを連れて行ったら強いんじゃないかなと思いましたね

たとえばアリスとかミカエルあたり。特にアリスはHP回復も持ってるから便利そうだなと思います
自分で試してないんでなんとも言えませんが、適正キャラがいないならこのへんのキャラを使うのもアリなんじゃないかな




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