6月28日


ジャンプ感想:食戟のソーマ 第170話「凍っていた想い」、第171話「フォローミー」

「自信だけはあるようね…では聞きましょうか。
 この私に対して一体どんな品を作ったのか!」

「お答えするよ…こいつは、ゆきひら流・鶏卵の天ぷら丼だ!!」



(…どうやって揚げたんだ?)

さて前回、えりなお嬢様に「ゆきひらの料理」を振る舞うために天丼を調理したソーマでしたが
今回完成したその天丼は、なんとも不思議な品となっていました
天丼と言えば、普通はエビとかカボチャとかを天ぷらにするのが一般的ですが、
このソーマの天丼では生卵を天ぷらにしているっていうね。
生卵みたいな液体状のものを一体どうやって揚げたのか、極星メンバーも見当がつかずに困惑しているようです

「生卵を油に入れたところで、天ぷらになるわけないわよね…ぐちゃぐちゃになっちゃう…」

「そもそも衣がつけらんないじゃん!」

「まさかカラつきのまま揚げたんじゃ…」

「おいおいカラごとバリバリ食えってか!?」

わけが分からないまま「カラごと揚げたんじゃ」などと言い出す極星メンバーでしたが、
もちろん実際はカラなんてついておらず、トロトロの半熟卵だけが衣の中に入っている状態です。
これについてはお嬢様もかなり驚いており、「どうやってこの料理を!?」と困惑してますね



「へっへっへ、不思議だろ〜?気になるだろ?どうやって作ったか」

「くっ…!相変わらず腹立たしいわね…」

「その種明かしは、これを見れば分かるぜ」

「これは…!?卵が冷凍庫に!?」

「そ!これは凍らせといた生卵に、衣をまとわせて揚げた天ぷらってわけだ!」

って、そんな生卵の天ぷらについてさっそく種明かしをするソーマ。
どうやら事前に冷凍庫でカチカチに凍らせておいたために、衣をまぶして揚げられるだけの固さを確保できたってことみたいですね
俺がこの話を聞いて思い出したのはあれですよ、アイスクリームの天ぷら。
最初アイスの天ぷらって聞いた時に、「そんなものどうやって作るんだ?」って不思議だったんですが、
あれもアイスをカッチカチに凍らせて、固い状態で揚げることで作れるものみたいですね
生卵を凍らせて揚げるっていうのも、そういう発想から生まれたものなんだろうか

「ふん、相変わらずムチャクチャな料理をするわね…
 しかしそんなアイデア料理は私には通用しません。
 卵が主役の料理は、シンプルだからこそ
 料理人の腕と素材の善し悪しがダイレクトに料理へ反映される!
 神の舌にこの品を出したこと、後悔しないことね」

「…」

「涼子ちゃん、どうしたの?」

「…ちょっと気になることがあって…幸平くん、この間まとめ買いしてたのよね…
 1パック100円の激安卵を…」

「なにぃーーー!?えりなっち食べちゃダメぇーーーー!!」

ってそんな中、「卵料理は素材の質がダイレクトに結果に現れる」とドヤ顔で語るお嬢様でしたが
なんと今回ソーマが使った卵はクッソ質の低い特売品だったことが判明!
つまりダイレクトにクソな味が出てくるってことじゃないですか!(えー
なんてこった、ゆきひらの料理とはしょせんそんなもんだったのか…

パクッ

「………この卵が高級な烏骨鶏卵やブランド卵と違うことは、食べた瞬間に分かったわ…
 高級美食とはほど遠い、一般家庭の食卓に出されるレベルのもの…なのに…」



「どうしてここまで繊細で、深い味わいが生まれているの!?」

あれー!?なんとその時、この卵を食べた途端に全裸でビクンビクンし始めたお嬢様!
特売品のクソな味わいじゃなかったんですか!?
にしてもお嬢様がソーマの料理にこれだけ反応するのってずいぶん久しぶりですね。
そしてソーマは特売品のクソな味わいをどのようにして変えたのか…

「冷凍することで卵に生まれる変化だけど…まだ言ってない利点があるんだよ。
 それは…黄身が持つ風味の濃度が、一段と深まることだ」

「風味の濃度ですって…!?」

「鶏卵は凍らせることによってタンパク質が固まってゼリー状になる。
 するともちもちプルプルクリーミーな食感になって、
 黄身のコクと風味がグッと濃厚になるんだよ。
 ただしコクの強すぎる高級卵を使ったりしたら、味がクドくなっちまう」

「まさかそれで…!」

「そう、冷凍卵の食感とコクを活かすには、むしろ淡白な卵こそがベストなのさ」

そんなソーマの工夫の正体がこれ、卵を凍らせたというのはさっき語った通りですが、
そうすることでもちもちプルプルクリーミーな食感となってコクと風味もグッと濃厚になるという…
いやいやホントかよ凍らせただけでそこまで変わるの!?
マジで!?マジでそこまで変わるもんなの!?安物の食材で美味い料理を作るのがソーマの持ち味とはいえ
「一度冷凍した」ってだけでそうも劇的に美味くなるってのは、ちょっと信じがたいものがあるな…

「どうして…どうしてこんなことを思いつくの?卵は鮮度が命なのは常識…
 凍らせるなんて試そうとする料理人を私は知らないわ、なのに君はなぜ…」

「だってその方がおもしれーじゃん」

「え…?」

「正解ひとつしか知らないやつは、もっと凄いものには辿り着けない気がするんだ。
 それに何よりも…行き着く先がわかってたら楽しくないだろ」



と、ここで「なぜ常識と異なる料理をするのか」と尋ねるお嬢様でしたが、
それに対して「そうじゃないと楽しくないから」と答えるソーマ。
ふーむ…これはなんとなくソーマの言いたいことが分かる気がしますね。

というのもですよ、俺がモンストとかFGOを攻略する時にいつも言ってるのが
「攻略wikiに載ってたり、世間の常識な攻略法でクリアしても楽しくない」ってことで、
あえてそれとは違うやり方で、自分なりに工夫して「これが俺の攻略法だ」ってやり方でクリアしようとするじゃないですか。

そういう考え方がソーマと同じだと思うんですよね。他人に示された正解を真似してもつまんないから
自分なりに「ああしてみたらどうだろう」「こうしてみたらどうだろう」って色々試して、自分だけの方法を見つけ出そうとするっていう。
たぶん、そういう「自分だけの方法」っていうのをとことん極めて生み出した一品が
自分にしか出来ない自分だけの必殺料理(スペシャリテ)だと思うんですよね
ソーマが言っているのは要するにそういうことなんだろうなと思います

(あぁ…そうだ…私は…そんな料理がしたかったんだ…!)

『いいかいえりな、僕の認めるもの、セントラルが作り出すものだけが"料理"だ』

(いいえ…)

『それ以外の"餌"は学園から排除し、生徒全員を忠実な兵隊へと育て上げることが遠月を強くする』

(いいえ…!)

『僕の掲げる"真の美食"こそが絶対の正義なのだ』

『薊総帥の思想はやがてこの国を覆っていく。日本中の店を潰すのも仕方ないかなって思うよ』

(いいえ!!)

『行き着く先が分かってたら楽しくないだろ』

(お父様…料理人たちはきっと、自由でありたがっているのですわ…)

そしてソーマの料理に深く感銘を受け、心の中で中村くんの言葉を繰り返し否定するお嬢様。
いよいよ中村くんと決別する時がやってきたということでしょうか。それにしても中村くんの言葉を今聞いていて思うのは、
FGOでたとえると「僕の認めた孔明マーリンこそ絶対の正義なのだ。
その他のサーヴァントは価値のないゴミだ」
って言ってるようなもんですかね(えー

最高のレア度で、最強のバフを持ち、最速でクリアできる孔明マーリンこそが絶対であり、
他の低レアクソ雑魚サーヴァントでちまちま攻略しているような奴らは存在する価値がないと。
そのために、自分の兵隊であるセントラル全員に孔明マーリンを配布し、
他のサーヴァントで逆らおうとする生徒たちをすべて叩き潰し、
ゆくゆくは日本全土を孔明マーリンで覆い尽くす
という、そんな野望を抱いてるってところですかね
まったくとんでもねー男だな…孔明マーリンを使うのは勝手だけど、いちいち「他はすべてゴミ」とか余計な否定すんなって思いますわ

「…どうして卵を使おうと思ったの?」

「あん時お前が出したお題も卵だったからさ。
 俺たちの因縁にケリつけるにはピッタリな品だと思わねーか?」

さてともかく、今回出した卵の天ぷらについてですが、
初めてお嬢様と出会った時の、"卵を使った料理"という題材でリベンジするために作った
明確に語るソーマ。やっぱりそういうことだったんですね



すべてはこの時、お嬢様に作った卵料理を「まずいわよ!」と言われてしまったことを
別の言葉でやり直すためにやっているという、いよいよその決定的瞬間がやってきたというわけです。
約170話もの時間をかけてとうとうここに辿り着きましたね。そして「まずいわよ!」に代わるお嬢様の新たな言葉とは…

「さて…そんじゃあ、味の感想をしっかり聞かせてもらおうか」

「…決めたわ…」

「ん?」

「幸平くん!今から私の言うことを実行するのよ!
 明日の早朝に極星寮の1年生全員を集合させておいて!いいわね!」

「お、おぉ…?それはいいけど味の感想は…?」

「私は今から準備があるから!!」

「ちょっ、おい、味は!?」

って言わないんかーい!!!
何も言わないんかーーーーーーーーーーーーーい!!!!いやいやちょっとなんで!?なんで味の感想なんもないのよ!?
ここまで長い時間かけて、じっくりと「まずいわよ」をやり直すお膳立てをして、ようやくここまでやってきたというのに
何も言わず終了ってそんなアホな!?
一体どういうことなんや…まあ、明日の朝話したいことがあるってことだから、そっちで何か言うのかもしれんけど…

「う〜っ、さみぃ…!」

「どうしたんだろうね薙切さん…」

「やー、何も教えてくんなかったんだよなー」

「はぁ…それにしても、この寮で朝の空気を吸えるのもあと少しかぁ…」

「進級試験までの命だしな〜…」

《おっほん。ごきげんよう極星寮のおのおのがた。今日も今日とてしょぼくれた顔をしているわね》

「え…」

《こんなことでは進級試験を受けるまでもなく結果は明らか。今すぐ学園を去ったほうがいいのではなくて?》

「な、なによー!しょうがないじゃんか!セントラルに逆らった生徒たちは容赦なくはじかれちゃうんだよ!?
 私たちだってもっともっとここで自分たちの料理をやってたいよ…そんな言い方することないじゃん…」

って、そんな翌朝に極星メンバー達の前に姿を現したお嬢様は、

改めて言うのもなんだが…
つくづくお前らって…負け組だよなっ…!
たまには鏡を見てみるといい
そろいもそろって典型的ダメ人間…!
クズでございって顔してやがるから…!

と、カイジみたいなことを言い出しました(えー
これには当然、「なんだとコノヤロー」って吉野たちもムッときたみたいですね。
ただそうは言っても、セントラルの力の前には自分たちは無力だという敗北感はどうしようもないようです

なんていうか吉野たちってアレですよね、FGOでたとえるなら
星3サーヴァントを愛用してて、今後もそうしたいんだけど
孔明マーリンしか許さないセントラルに粛清される身
って感じですよね(えー
キャラ的なイメージで言うとたとえば

吉野はジャガーマンで

榊さんはメドゥーサで

伊武崎は風魔小太郎

とかそんな感じ。(えー
お前ら星3使いだったんやな…星3で孔明マーリンと戦うのはさすがに絶望的なんやな…
星3は最高でもレベル70までしか上がらないしな…孔明マーリンのようなレベル90の世界には届かないんやな…

《…私はこの寮で、あなた達の料理を幾度となく味見してきました。
その味は時に突飛で、時にめちゃくちゃで…
でもあなた達の皿は、いつも自由だった!》


「…」

《もしあなた達に絶対に生き残るという意志があるなら、
 神の舌にかけて私はあなた達を全力でサポートします!
 生き残る意志なき者は今すぐここを去りなさい!
 そして意志ある者だけ私と共に試験へ臨むのよ!
 あなた達が本当に誇りある料理人ならば…
 私に!!ついておいでなさい!!》



がしかし、そんな負け犬根性の吉野たちを力強く叱咤激励するお嬢様!
「私があなた達を全力でサポートします」とのことですが、これがどういう意味か分かるでしょうか
FGOでたとえるなら「私があなた達を全力で聖杯転臨します」って言ってるってことですよ!!(えー

そう、本来なら星3サーヴァントはレベル70までしか上げられませんが、
聖杯転臨をすることでレベル80にも90にも100にも上げられるという仕組みがありますからね
つまりお嬢様の存在こそが聖杯だったんやな…これを使って孔明マーリンに立ち向かえってことなんやな

「えりなっちにそんな風に言われたら…!」

「引き下がれるわけねぇぜ!上等だオラ!2年生になるぞオラァーーー!!」

「へへ…薙切はやっぱこうでなきゃな。
 素直に言えばいいのにツンツン言っちまうくらいがちょうどいいぜ」

「ふん、私は思ったままのことを言っただけよ。
 この寮のみんなには返さなくてはならない恩がありますからね」

(そう、私は教えてもらったわ。私が一歩踏み出すための大切なことをあなた達にね…そして幸平創真にも…)

そしてお嬢様の言動について、「素直に言えばいいのにツンツンしちまうくらいがちょうどいい」と語るソーマ。
ふーむ、つまりこれって味の感想についても同じことが言えるってことなんですかね。
変に言い直すよりツンツンしてるぐらいでちょうどいいと。なんかモヤっとしたものはありますが
まあ聖杯を無料配布してくれるならそれで勘弁してやるか…(えー  次回に続く!

(C)附田祐斗・佐伯俊/集英社


6月26日

・大志さんFGO第1部クリアおめでとうございます!
 自分は割と初期の方からプレイして居たのですが、絆6以上解禁が遅かったりで絆レベルが上がり切っておらずに
 終章は中々に苦戦しながらも寝る間も惜しんで魔神柱狩りに励んでました
 もし空きがあればフレンド登録お願いします! by めそ(967,234,859)

めそさんこんばんわ、なんとFGO初期組のプレイヤーですか
昔の絆レベルは5が限界だったとは初めて知りました、確かにそれだとソロモン攻略は大変そうですね…
ともあれフレンド申請出しておいたのでよろしくお願いします



・大志さんこんにちは!ネットに触れられない日々にかなりの長期間あって
 久々にサイトを拝見させていただきましたがfgoを始めてなさったんですね!
 自分も久々の再開と踏み切りましたが、ブランクがあるとイベントでは中々に苦労してしまいます
 時に大志さんはサポート編成はどの様になさっていますか?
 再開してまだそれほど経ってはおりませんが、中々フレンドが申請されずに寂しい状態なので
 参考までにお聞きしたいです! by 呂比須



呂比須さんこんばんわ、俺のサポート欄は今だとこんな感じです
今回のガチャでイベント礼装をいっぱい引いたので、とにかくべたべたつけまくってますね。
そのおかげで今回のイベント中は結構みんな使ってくれましたが、
ただ普段はまったく見向きもされないですね(えー
完全に礼装目当てでしか使ってもらってねえ!くっそー、FGOを起動した時に
フレンドポイントがまったく溜まってないという現実を見るのだけはごめんだぜ!



・お久し振りです。以前、FGOのイベント「空の境界」で「ミッション形式」が好きだと送ったマリモです。
 今回のイベントも、ミッション形式で楽しくプレイしてるのですが、これだけは言いたいです。
 消費AP40は重たいですよ。討伐系周回は、間違いなくあるのに、これは辛い。200体とかあったら、勘弁だなぁ。 by マリモ

マリモさんこんばんわ。マリモさんがこないだの空の境界ミッションを楽しんでたのはよく覚えてます
そして今回のイベントは肌に合わなかったみたいですが、俺はというとその逆でしたね
空の境界ミッションはあまり楽しめなかったけど、今回のミッションは気持ちよくやれたという。
なぜかというと、空の境界の時に俺が不満に感じたことが今回のイベントだと改善されていたからです

まずはやっぱり消費APが20から40に増えたこと。
これは以前にも語りましたよね。「消費20だと使い切るのが大変だからもっと増やしてくれ!」って。
まさにその希望通りになったわけです。まあマリモさん的には消費40だと多すぎると思ったみたいだから
いいか悪いかは人によると思いますが。ただAPを素早く消費したい俺としては嬉しい変更でした

それともうひとつは攻略の自由度が高かったってことですね
空の境界の時に不満だったのが、ミッションが多いわりに攻略ルートがかなり限定されていたというか
ほとんど一本道みたいになっていて、攻略wikiに書いてあるルートをその通りになぞってクリアするぐらいしかできなかったんですが
それが俺には不満だったんですね。モンストやっててもそうなんですが、攻略wikiに書いてある通りにやって終わりじゃなくて
「ああしてみたらどうだろう」「こうしてみたらどうだろう」って
考える余地があると楽しく感じる
わけなんで。

今回のミッションではそんな風に、攻略ルートを色々と考える余地があったのが良かったです。
ひとつの方法にこだわらなくても、別の着眼点からでも進めていけるっていうね
そういう自由度があるゲームだと、俺的にやってて楽しいと思うことが多いですね



・帝都高難易度クリアおめでとうございます!c3p0です。
 twitterで拝見させて頂きました。私はジャンヌとフレマーリンで
 ほぼ毎ターン無敵かスタンで耐久してクリアしましたが、大志さんはどのようにクリアしたのですか? by c3p0

c3p0さんこんばんわ。今回のイベントで最後に出てきた高難易度クエストなんですが、
ネットのクリア報告を聞いていると、だいたいのクリアパターンが
・孔明マーリンによる補助
・ルーラーによる耐久戦法
・バーサーカーによる力押し
・令呪コンティニューでどうにか勝利
っていう4つのパターンに分けられるみたいですね。そして俺はどれを選んだのかというと、

私はあの中からは選ばない、絶対に。(えー

実際俺のプレイした内容はこのどれでもなくて、しいて言うなら
攻略を詰めることによる対応戦法で戦いましたね。
敵のボスの行動にひとつひとつ対応し、形態が変わるごとに有利クラスを入れ変えて戦う戦法です

ルーラーやバーサーカーを使えば、ボスの形態がどう変わろうと関係なく戦えますが、
もっとちゃんと対応したいという欲求が俺の中にあったので、
ボスの形態に合わせてこっちも戦うクラスを変えるっていう戦法を取りました

孔明マーリンを使わなかったのもそのためで、あいつらの補助はあまりにも強力すぎて
対応とか関係なく勝ててしまうパワーがあるので、今回はあえて封印することにしました。
とにかく対応してやんよというのが今回のテーマですね。実際にどう攻略したのかというと



まず使用したメンバーはこれです。
アーチャー信長に対応するために、ランサー李書文
アサシン信長に対応するために、キャスター玄奘三蔵
ライダー信長に対応するために、アサシン佐々木小次郎
キャスター信長に対応するために、ライダーイヴァン雷帝を採用しました。
この4人がメインアタッカーで、マシュはこれらを守るための補助役、
沖田オルタは削り切れなかった時のためのサブアタッカーです。



まず戦闘開始直後、アーチャー信長には防御バフが三重にかかっているので
イヴァン雷帝のスキル”非常大権”を使って防御バフを剥がし、李書文で攻撃します。
ただし、防御バフを剥がすと信長がカウンターで攻撃バフを使ってくるので、
開幕で李書文がまともに攻撃できないようなら、あえて防御バフを剥がさずに次のターンを待ちます。

1〜2ターン遅れたとしても、李書文はイベント特攻キャラで高火力なうえに
礼装の”ぐだぐだ看板娘”でさらに火力を強化してあるので、チャンスさえあれば一瞬でアーチャー信長を屠れます。
また、ターゲット集中の効果で信長は李書文だけを狙ってきますが、あちらも相当な高火力なために
無防備でいると李書文がすぐに落とされてしまうので、スキル”圏境”を使って回避しつつ戦います。

ともかく李書文でアーチャー信長を倒し、アサシン信長を登場させます。
ここで李書文も倒されますが、入れ代わりにマシュが飛び出してきます。
さらにオーダーチェンジを使って、イヴァン雷帝と佐々木小次郎を交代させます。

↓交代後の様子

 

アサシン信長への攻撃は三蔵に任せて、スキル”高速読経”を使って宝具での攻撃を仕掛けます。
また、このタイミングで信長も全体宝具を放ってくるので、
マシュは礼装の”陽だまりの中で”による回避、
三蔵はマシュのスキル”時に煙る白亜の壁”の無敵で防御、
小次郎は自分のスキル”心眼”で回避します。

また、アサシン信長を倒すとこちらに攻撃・防御デバフを放ってくるので、
倒す前に三蔵のスキル”三蔵の教え”を使っておき、信長のデバフを無効化します。

こうして三蔵でアサシン信長を倒し、ライダー信長を登場させます。
ライダー信長に対しては、主に佐々木小次郎で攻撃していきます。
また、三蔵のスキル”妖惹の紅顔”を使って三蔵にターゲットを集中させ、ここで三蔵を落とします。
三蔵が落ちれば入れ替わりに沖田オルタが出てきます。



沖田オルタが出てきたら、マシュのスキル”誉れ堅き雪花の壁”や”奮い断つ決意の盾”を使って、
小次郎と沖田オルタを守りつつ戦います。そうしているうちにマシュが倒され、入れ替わりにイヴァン雷帝が出てきます。

ただ、マシュの粘りで小次郎と沖田オルタが攻撃する時間は十分作ったので、
2人でライダー信長を倒し、キャスター信長を出現させます。
キャスター信長は、登場時にこちらへの強力な攻撃・防御デバフを放ってきますが、
イヴァン雷帝のスキル”矛盾精神”を使うことで、使われたデバフを解除できます。
あとは礼装”起源弾”によりキャスター特攻となったイヴァン雷帝で、キャスター信長を削りきればクリアです。



俺がやった攻略法はこんな感じですね、
信長のクラス変更にもバフデバフにもとことん対応する。
そうすることで勝つ
というそんな攻略を練りました。
かなり苦労して試行錯誤を重ねましたが、きちんとこうして攻略を詰めきって勝った時の達成感は
かなりのものがありましたね。やっぱモンストにしろFGOにしろ、こうやって攻略するのは楽しいです


6月22日

ジャンプ感想:ワールドトリガー 第159話「ヒュースB」、第160話「ヒュースC」



お久しぶりのワートリ感想ですが、今回の話ではついにボーダー隊員としてデビューしたヒュース
C級レベルの隊員たちをバッタバッタとなぎ倒し、あっという間にB級まで上がってしまったという内容になってます
まあなんていうかアレですよね、スプラトゥーンで言うなら
スプラ1をやり込んで上位クラスの実力を身につけた人が、
スプラ2をやり始めてC帯の初心者を狩りまくってる
みたいなもんですよね(えー
おいおいヒュースお前初心者狩りはいけねえな初心者狩りはよ〜

それにしても、今回からヒュースはこうしてツノを隠した状態の姿となることが増えたわけですが
こういうツノがないヒュースを見ていると、あの人を思い出すな〜と思ってたんですよ
それが誰かっていうと、バトスピのダンさんです

いやマジで、ヒュースとダンさんって髪型の雰囲気がすげえよく似てるなと思うんですよ
左半分の髪が上下方向に伸びてる感じとか、
真ん中の前髪が下に垂れてる感じとか、
右半分の髪が横に流れてる感じとか
そのへんがなんともよく似てるなっていうね。

それともうひとつ、ヒュースって少し前までフードをかぶって生活してましたが
実はダンさんの服もフードをかぶれるようになってるんですよ

それを比較するとこんな感じ。マジでよく似てるなお前ら!
もうなんていうかヒュースってダンさんの生まれ変わりなんじゃないのか!?(えー
ブレイヴの世界で死んだダンさんは、ワートリの世界でヒュースとして転生したんやな…

ざわざわ ざわざわ

「なんかザワついてるなぁ。何かあったんすか?」

「それが、今日入隊してもうB級に上がった人が出たらしいんだ」

「今日って、じゃあ1日…いや0日!?最短記録じゃないすか!?
 勝負しましょうよ勝負!そいつもうB級なんでしょ!」

ってそんな中、隊員デビューして1日もかからずB級へと上がったヒュースの話は
ボーダーのあちこちで噂になってしまったようで、興味を持ったB級隊員が
「せっかくだから腕試ししようぜ!」と次々ヒュースに模擬戦を挑む流れになってしまいます

「な、なんなんだこいつ!?めちゃくちゃ強いよ!」

がしかし、次々やってくる隊員たちをちぎっては投げちぎっては投げ、圧倒的な勝利を重ねていくヒュース!
ちなみにここでヒュースと戦っているのは
・東隊の小荒井登(個人ポイント7280)
・香取隊の三浦雄太(個人ポイント7407)
・柿崎隊の巴虎太郎(個人ポイント7009)
・諏訪隊の笹森日佐人(個人ポイント7452)
となってますね。ふーむ、要するにみんなポイント7000台のそこそこ程度に強い隊員って感じですかね
B級でよく見かける中堅クラスの強さと言いますか、ヒュースはもう現時点でそれを超えてるみたいですね

「あっ、辻先輩!こっちこっち!」

「え?何?」

おっとそんな中、B級1位・二宮隊の辻新之助(個人ポイント8393)が登場!
これまで倒されてしまった7000台の隊員たちとは一味違う男がやってきましたね
それに辻といえば、その立ち回りの有能さを俺がひたすらベタ褒めしていたイチオシの隊員なだけに
ヒュースと闘うとどうなるのか注目したいところです

ギィン!ガギィン!

(この相手、さっきまでより手強い…!)



ってそれでも5−2かい!
ぐおおお、「手強いのが出てきた」とヒュースをうならせる剣の冴えを見せた辻ですが、
それでもヒュースには及ばず5−2で負けてしまう結果に!うーむ、辻好きの俺としては3本は取ってほしかった…
ただまあ、辻のいいところは1対1で強いということではなく、仲間に対する支援能力が高いということなので
このタイマン勝負に負けたとしても、俺の中で辻の評価が下がることはないですけどね。
FGOでたとえるなら、辻はマーリンみたいな性能してるセイバーだと思ってるんで(えー

「辻ちゃん相手に5−2とか相当な猛者やん。俺もやりたいわ」

と、そんなところにまた新しく登場したのは生駒隊のイコさん!
イコさんの個人ポイントはなんと11177。いよいよ1万超えのめちゃめちゃ強いのが現れたって感じですね
それとなにげに、イコさんから見ても辻ってかなり評価高いみたいですね
「辻ちゃんを倒すなんて相当な猛者やん」みたいに言ってるし。
さすが辻は俺のイチオシなだけあって、周囲からも一流と見られてるってことか

「どっちが勝つと思う?」

「さすがにイコさんでしょ。ボーダーに7人しかいない10000超えアタッカーですよ?」

「俺はルーキーが勝つと思う。旋空なしだしね」

ギィン!ガギィン!

「思ったより手強いやんけ」

(この相手…今までで一番強い。おそらくトップクラスの使い手のはず)

そしてイコさんとヒュースの勝負がついに始まりますが、まさに実力伯仲といった感じで
お互い引かない互角の斬り合いが始まっております。
イコさんといえば旋空孤月のイメージでしたが、それがなくてもヒュース相手に一歩も引かないほど強いんですねえ
以前のレビューで生駒隊がいかに強いか長々と語りましたが、これはまた俺の中で生駒隊の評価が上がりそうです
あとは、旋空孤月を使わずして勝つための戦術をイコさんがどう見せてくれるか…

「もろたっ!!旋空孤月!!」



っておいいいいいいいい!!
何しとんじゃいいいいいい!!なんとヒュースとの激闘の最中に
いてもたってもいられなくなり旋空孤月を放ってしまい、あえなく反則負けとなってしまったイコさん!
こんなんで負けんのかよ!やはりイコさんは非常に高い能力と引き換えに
アホという弱点を持っているのが玉にキズやな…(えー

「なんだなんだ、楽しそうなことやってんなぁ」

って、そんなイコさんとの試合の後にまたまた別のキャラが登場!
誰かと思ったら太刀川さんじゃねーか!ここで最強の男がお出ましとは…
しかも太刀川さんの個人ポイントがここで初めて公開されたわけですが、その数値はなんと
45961だそうですよ。ゲエエエエー!?どんだけ圧倒的なんだこの人!
10000超えですら7人しかいないって言われてたのに、40000とかもう意味わかんねーな…



そしてヒュースとの戦いについても、1−5とヒュースを寄せ付けずに完勝する太刀川さん!
さすが最強の男は格が違った…それにしても太刀川さんはなんでこんなに強いんだろうと
以前から不思議だったんですが、それについては俺が仮説として唱えている
格ゲーの太刀川ウメハラがフュージョンした存在と考えると納得できるんですよね
格ゲー界における伝説的な強さを誇った2人を合体させて作り上げたキャラだと。
そう思ったら「そりゃあ強いわけだ」と納得してしまうというかね。
葦原先生が格ゲー好きっていうのはワートリの随所に見られますしね



「えっ!?もうB級に上がった!?」

「そうだ。よくわからんうちに上がった」

「はやっ」

「ついでにボーダーのアタッカー達と手合わせをしてきた。
 剣一本で戦って、6位(イコさん)とほぼ互角だった」

「じゃあ結構すごいじゃん!とは言ってもあたし3位だから。
 ていうか実質1位だから。敬いなさいよね」

そんな模擬戦を終えたヒュースは、玉狛支部に帰って今日のことを報告しますが…
アタッカーの順位に関して、こなみ先輩が「あたしが実質1位だから」って言ってるのが気になりますね
こなみ先輩には太刀川さんをも上回る実績があるんだろうか

ふーむ、考えられそうなのは、こなみ先輩ってボーダーの最古参メンバーだから
太刀川さんが現れるまでずっとアタッカー1位を張っていた可能性はありますよね
で、ある時からこなみ先輩は玉狛専用の特殊トリガーを使うようになり、ランク戦のポイントが加算されなくなったので
現在もポイントを稼ぎ続けている太刀川さん達に数字で抜かれてしまい、ポイントでは現在3位の位置にいるってことでしょうか

そういうわけでこなみ先輩本人は、
「あたしのポイント加算が止まったから抜かれただけ。直接対決したら太刀川なんかに負けねー」
と思ってるのかもしれませんね。実際こなみ先輩って、太刀川さんへの対抗意識を結構持ってる感じがするんだよなー

なんでかっていうと、こなみ先輩って自分より年上のキャラは基本的にさん付けで呼ぶんですが
太刀川さんについては「太刀川」って呼び捨てにしてるんですよね
ちなみにこなみ先輩は17歳で、太刀川さんは20歳です。この年齢差で呼び捨てっていうのはちょっと珍しいですよ

実際こなみ先輩は18歳の村上のことを「鋼さん」と呼んでたり、
21歳のレイジさんのことを
「レイジさん」と呼んでたりするんで。
そんな中で、20歳の太刀川さんを呼び捨てにしているというのはやはり
「太刀川てめーアタッカー1位とか言って調子こいてんなよ?
 お前ごときあたしがいつでもぶちのめしてやんよ」って対抗意識を持ってるんじゃないですかね(えー

「あ、そうだ。あんたたち明日は全員揃ってなさいよ。ゆりさん達に紹介するから」

「ゆりさん?」

「県外スカウトに行ってた2人が帰ってくるの。林藤ゆりとミカエル・クローニン。
 うちの古株メンバー、あんたたちの先輩よ」



ってそんな中、いきなり「明日に古株メンバーを紹介する」と言い出したこなみ先輩。
どうやら今まで長期出張に行っていた人たちらしく、それが久々に帰ってくるみたいですね。
林藤ゆりって人の方は、名前からして林藤支部長や陽太郎の親戚って感じがしますね
あとミカエル・クローニンの方はやっぱり苦労人だったりするんだろうか…(えー
それでは次回に続く!

(C)葦原大介/集英社


6月20日

・はじめまして。イナズマイレブンの染岡さんからこのサイトを知り、遊戯王、モンスーノ、ドラゴンボール、ジョジョ……と
 知っているジャンルのレビューを楽しませていただき、6年目になります。
 現在私は、上司から「どうしてこんな事も出来ないんだ」と言われる日々を送っています。
 「じゃあどうすれば」と訊けば「それは自分で考えろ、人に訊くことじゃない」と返されました。
 数ヶ月前からその業界に入った初心者なのですが、自分でもどうすれば良いのか分からず、
 すっかり自信をなくして苦悩していたところ、MAJOR 2ndのレビューを読んで感動しました。

 人は褒められて育つ。責められたら、何も出来ずに傷付くことしか出来ない。私もそう思います。
 初心者にとって一番辛いのは、自分で考えようとしてもあまりにも成功への道が見えないから、目標も何も浮かばないことです。
 記事内で大志Mk-2さんが初心者に自分で気付かせようとする事を「間違っている」と断言していて、
 自分が自信をなくしてしまったのは自分のせいではないと思うことが出来ました。
 6年ROM専でしたが、とにかく感謝の言葉を送りたくて今回この拍手メッセージを書いています。
 間違っていると思った点、気になった点をはっきりと打ち出していく所も好きですが、
 鋭いツッコミが怒涛に押し寄せるようなレビューも大好きです
 (特に5D'sとモンスーノの記事は定期的に見返しています)。これからも応援しています。 by ひおり

ひおりさんこんばんわ。なるほど、新人の立場で上司からのパワハラを受けていて
「なんでこんなこともできないんだ!」「やり方は自分で考えろ!」と無茶なことばかり言われてるようですね
それはもう典型的なパワハラクソ上司のパターンだと思います。その上司に対しては
てめぇの教え方が下手なんだよこの無能指導者が!!と思っておいた方がいいですよ(えー

そういうパワハラがいかに愚かな指導法かっていうのは、今までも何度か語ってきましたが
俺の主張を一言でまとめると
「パワハラしたり怒鳴りつけるような指導法は、相手にストレスを与えるだけで成長の助けになってない。
 特に初心者には、穏やかにじっくり説明するような指導が必要」ってことでしたよね。
実はこれって、俺だけが個人的に言ってることじゃなくて
国が「正しい指導の仕方」としてすでに確立しているものなんですよ

どんな風に確立されているかっていうと、厚生労働省の監修のもとで明確に文章化されていて
TWI研修"仕事の教え方"っていう形で、世間のあらゆる会社に広められているんですよ
俺もこの研修を受けたことがありますし、どこの会社でも関係なく一般的な教養として
社会人が身につけておくべき常識となっているんですよね

では具体的に、この研修ではどんなことが語られているのかというと、
自分の部下に仕事を教えるにあたって、以下のようなことをすべきって言われているんですね

第1段階:習う準備をさせる
・気楽にさせる
・この作業についてどのくらい知っているのか聞いてみる
・作業を覚えたい気持ちにさせる

第2段階:作業を説明する
・主なステップを言って聞かせ、実際に手本をやって見せる
・大事なポイントを強調する
・はっきりと、ぬかりなく、根気よく教える
・相手の能力以上のことを強制しない

第3段階:やらせてみる
・やらせてみて、間違いがあったら直す
・やらせながら、相手がきちんと理解しているかどうかを確かめる

第4段階:教えた後を見る
・実際に仕事につかせる
・相手がわからなくなった時、質問する者を決めておく
・徐々に指導を減らしていく

とまあこんな感じです。そしてこれらの内容の他にも、最も大事なキーワードとして
ひたすら強調された一言があります。それが何かっていうと
「相手が覚えていないのは、自分が教えなかったのだ」なんですよね。

要するにこの研修では、自分がしっかり教えなければ新人が仕事を覚えることなど出来ないということが語られており
俺の主張と共通する部分が非常に多いんですよね。これこそが正しい仕事の教え方であると明確に示されているわけですが
しかしパワハラ上司ってのはこれと逆のことばっかやってるわけなんですよ。
さっきひおりさんのコメントの中でも、どうしてこんなことも出来ないんだ!!」とパワハラ上司が怒鳴ってくると書かれてましたが
部下が出来ないのはてめぇが教えてないからだよっていうのが回答なんですよね



以前俺がMAJOR 2ndの感想の中で、田代のこのコマをやたら何度も取り上げて
「田代こいつ最低だな」と叩きまくったことがありましたが、それがなんでかというと
新人の大吾に「こんなことも出来なくてどうする!!」と怒鳴っていたから
なんですよね。それって指導者として一番言っちゃいけないことだろうと思っていたから
俺の感想では何度も田代にダメ出ししまくったというわけです




そんな一方で、指導者として素晴らしいと俺がベタ誉めしていたのがドラゴンボールの悟空でしたよね
精神と時の部屋で悟飯に色々教えていた一連のシーンでは、まさに指導者として重要な部分が詰まってると思うわけです
まず今貼ったこの画像では、さっき語った「仕事の教え方」のうち
はっきりとぬかりなく教えるという部分がキチンとできていると思うわけです。
この後に続くシーンでも、悟空の指導法というのは「仕事の教え方」と共通する部分が多いと思うんですよね

「はああああ…!」
「ちがうちがう、それじゃ気をでかくしてるだけだ」

→やらせながら、間違いがあったら直す

「超サイヤ人はまず怒りがきっかけになる」
→主なステップを言って聞かせる

「怒れ!プッツンと切れるんだ!」
→大事なポイントを強調する
「はあっはあっ!だっ、だめだ…!」
「いきなり上手くなれるわけないさ。父さんだって苦労したんだ」

→根気よく教える。相手の能力以上のことを強制しない

「あせることなんてない、それにいいセンいってたぞ」
→気楽にさせる。覚えたい気持ちにさせる

こんな感じにね。この悟空の場面っていうのはマジで教科書にでも使ってほしいくらいですね(えー
それぐらい理想的な教え方だと思います。まったくパワハラをすることなく、じっくりと根気よく相手を育てるっていう。
結局のところ、指導者の資質として一番重要な部分はそれだと思うんですよね。いかに根気よく相手を育てられるかっていう。
それができない指導者ほど、部下がミスをしたらすぐブチ切れて「なんでこんなこともできないんだ!!」とパワハラをするわけです。
そういう意味では、上司にこらえ性がないせいでパワハラが起きるとも言えるわけで
部下が無能だからパワハラが起きるのではなく、
上司が無能だからパワハラが起きるという風に俺は考えてます

そう考える理由は他にもあって、一般的にパワハラが起きやすい状況って
「上司にこらえ性がない」っていうことの他に、「怒鳴る以外の教え方を知らない」ってパターンもあると思うんですよね
他の教え方をしようにも、怒鳴ることを封印されたらもう何をしていいか分からないっていう。
そういう無能な上司って結構いると思うんですよ

たとえば上司が部下にパワハラしまくってる時、「あなたそれパワハラですよ」って誰かに指摘されると
上司はたいてい定番の言い訳をしはじめるんですよ。それっていうのが
「いいや俺は普通に仕事を教えてるだけだ!
 あれもパワハラ、これもパワハラだなんて言い出したら
 もう何も教えられなくなるだろうが!」
っていうやつですね。この言い訳って結局、「自分は部下に対してパワハラ以外なにもできません」って言ってるようなもんで
パワハラ以外に能のない無能指導者ということを、自らの口で語っちゃってるわけですよ

おおきく振りかぶってでもそんな話がありましたね。
日本には部下を育てるための方法を知らない指導者が多く、
そういう指導者ほど「なぜこんなこともできないんだ!!」と怒鳴り散らす傾向があると。



しかし結局のところ、なぜできないのかっていうその理由は
部下をちゃんと育てていない指導者のせいであり、
部下に対してギャーギャー怒鳴り散らすのはお門違いってことなんですよね。

それとまた似たような話が将太の寿司という漫画でもありました。ここではどんな風に言われていたかというと



才能のない者が人を教える立場に立つと、
目で盗めだの努力しろだのと、やたら精神論をほざきよる。
だがその実は…己が技倆の拙さを誤魔化す算段に過ぎん!!
っていうね。目で盗めとか、自分で考えろとか、才能のない人間が指導者になるとそんなことばかり言い出すと。
このオッサン、主人公の将太とは敵対してて意見も対立してるんですが、
俺はこのオッサンの意見を支持したいですね。

実際、目で盗めとか自分で考えろとか言い出す指導者って多いんですが、
そういうのって大抵ロクなやつがいないんですよ。まあ中には部下の成長のために言ってる人もいるかもしれませんが
でも大半は上司がラクをしたいから言ってるだけだと思いますね

口先だけなら「俺は部下のためを思って言ってやってるんだ!」みたいに言うことはあっても、
心の中では自分のことしか考えてない指導者っていうのはよくいるものです。
目で盗めとか自分で考えろっていうのは、一見すると部下の思考力を鍛えているようでいて
実のところは上司が教えなくていいからラクっていう、上司の手間を省くための指示でもあるんですよね

つまり「俺の手をわずらわせるな」って言ってるようなもんで
詳しく説明したり教えたりすることの面倒さを嫌がっていることが多いんですよ
そんな風に「面倒だから俺からは何も教えない。お前1人で考えてどうにかしろ」なんて指示を出してるようじゃ
ハッキリ言って指導者失格だと俺は思いますね。

この話を学校でたとえると、先生が生徒にあれこれ教えるのを面倒くさがって
授業をすべて自習にしてしまい、「自分で考えて勉強しろ!」とだけ言い残して
先生からは何も教えないようなもん
ですよ
いくらなんでも、先生からの授業が一切ないまま自習だけで理解しようとしても
どうしてもわからない部分って出てくるもんですよね。

しかしパワハラ上司は、そういうわからない部分を聞こうとしても
「こんな簡単なこともできないのか!これぐらい自分で考えろ!」とか言って教えてくれないわけです
そして結局わからないまま時間だけが過ぎていき、
「あれだけ自習の時間があったのにまだできてないのか!お前遊んでたんじゃないのか!?ああ!?」
みたいなことを言い出すわけですよ。上司の教え方が悪くてこうなってるのに、部下がこうも責められるってひどい話ですよね

結局のところ、授業をすべて自習にしてしまうような指導者だったら
「そもそも指導者なんていない」状態で勉強してるのと変わらないですよね。
全部自分だけで勉強しなきゃいけないんだったら、指導者がいない状態でやってるのと全然変わらないわけで。
その程度の価値しかない指導者って、一体なんのためにいるんだと。何の役目も果たしてないやないかと。

そういえば武井壮もこの間ツイッターで言ってました、指導者っていうものは
常によりよい鍛え方を研究して、選手に最善の努力を提供するためにいるんだと。
努力の仕方を提供するのが指導者の役割だと。それなのに、「自分で考えろ」とだけ言って何も提供しようとしないっていうのは
指導者としての責任をまるで果たしてないってことですよね

てなわけで、今回の件に関してはパワハラ上司の方が100%悪いと俺は思ってるわけですが、
しかし気になるのは、そんなタチの悪い上司の下で我慢し続けた結果、
ひおりさんの抱えてしまったストレスというのがだいぶ溜まってきていて、そろそろ黄信号が点灯してるんじゃないかってことですかね

俺がそう思った理由としては、ひおりさんがコメントの中で「自分に自信を持てなくなってしまった」ということを
何度も繰り返し語ってることなんですよ。そういう風に思うようになったっていうこと自体が
そろそろ黄信号が点灯してきてる証拠じゃないかなって思うんですよね
なぜなら俺自信がそうでしたからね…パワハラを受け続けるっていうことは、
来る日も来る日も上司から罵倒されて自分を否定され続けるってことだから、それが積み重なると
自分そのものが信用できなくなって、まったく自分への自信が持てなくなってしまうんですよね。
俺もストレスで体を壊してしまう一歩手前の時期がちょうどそんな感じでした。

さらに、それが赤信号になったらどうなるかっていうと、「自分に自信が持てない」のを通り越して
「自分みたいな役立たずは生きててもしょうがない。
 生きるのが辛い。もう何もかも嫌だ、いっそ死のう」っていう風に
自殺することまで考えてしまうわけですよ。だからパワハラってのは許すべきじゃないんですよね
人の精神を弱らせて追い詰めて、その果てに死ぬことまで考えさせてしまうっていう。
人を育てるのとはまったく逆ですよ、人を潰したり殺したりするなんてのは。
そういう意味で、今のままパワハラを受け続けるっていうのは、あんまりオススメしたくないですね

自分がパワハラを受けてしまった時の対策は何があるかっていうと、
まずは会社の中のパワハラ相談窓口みたいなところを探してみるってことですかね
最近の会社は結構こういう窓口があることが多くて、
相談するとパワハラ解決のために力になってくれたりします

他には上司の上司に相談するっていうのもアリですね、
たとえばパワハラしてくる奴が課長だったら、その上にいる部長に相談するというパターン。
簡単なのは、メールで部長を宛にしてパワハラで悩んでいることを打ち明ける方法ですかね
部長がパワハラ被害に理解ある人だったら、そりゃ大変だと力になってくれると思います

他には、けっこう過激なやり方ですが、反抗期のように上司にキレまくるって方法ですかね
実は俺は、これを今の職場で実践してます。たとえばパワハラクソ上司が
「まだこの仕事終わっとらんのか!なにモタモタしてんだ!
 さっさと終わらせろ!」みたいに言ってきたら
「今やってんですよ!!この忙しい時になんなんすか!!」とか
「こっちは手一杯なんですよ!!そんなに言うならこっちの仕事持ってってくださいよ!!」とか
反抗期のように半ギレで言い返すって感じですかね

こうすることでどんな効果があるかっていうと、今まで偉そうにパワハラしまくっていた上司が
急にシュンとなって「お、おう…」みたいに弱気になることがあります
パワハラ上司の中にはこんな風に、言い返されると急に弱気になるタイプがいるんですよ

うちの部署にいる上司はまさにそのタイプで、こっちが強気に言い返せばパワハラをやめるんですが
何も言い返さずにおとなしくしていると、いつまでもパワハラをやめずに暴言を吐きまくるって特徴があるんですよね
実際、うちの部署には俺の他にキレやすいメンバーおとなしいメンバーがいるわけですが、
パワハラ上司がこの人たちにどう接しているかというと
キレやすいメンバーに対しては、一切パワハラをすることがなく
なるべく怒らせないように、まるでご機嫌うかがいでもするかのような話し方をするわけです
その一方で、おとなしいメンバーに対しては、
やりたい放題にパワハラしまくって、ひどい暴言を大量にぶつけているわけですよ

なぜこのようなことが起こってしまうのかというと、おとなしいメンバーっていうのは上司に対して反抗することがないので
上司からすると「こいつは何を言っても反抗してこない。だから何を言ってもいいんだ」という
ふざけたことを考えてしまうんだと思います。

こういう風に、おとなしく無抵抗な人ほど被害に遭ってしまうっていうのは、会社のパワハラに限った話じゃなくて
学校のいじめや、電車の痴漢とかでも同じだと思うんですよね
加害者が手を出してきた時に無抵抗でいると、加害者が「こいつには何をやってもいいんだ」という
身勝手なことを考え始めて、どこまでもブレーキがかからず延々と手を出してくるっていう。
そういうことがあるから、こういうクズどもに対して
「いい加減にしろよてめえ」と早めにキレることは結構大事だと思います



たぶん、おだやかで心優しい人ほど、「他人に向かってキレるなんてとんでもない」と抵抗があるかもしれませんが
そこはやっぱりおだやかな心を持ちながら激しい怒りによって目覚めた
伝説の超サイヤ人
になることをおすすめします(えー

そうしないと自分の身が守れませんからね。実際、うちの部署にいたおとなしいタイプの人は
パワハラを受けすぎて2人もの人が鬱になってしまったし、俺自身も以前はそういうタイプだったことで
新人時代にパワハラを受けまくって、ストレスで体を壊しましたからね
ストレスで体を壊すっていうのは一生ものの傷を負うってことなので、
パワハラをガマンし続けてそうなってしまうより、怒ることで自分を守るっていうのもひとつの方法だと思います

せ…精神を怒りのまま
自由に解放してやれ…
き…気持ちはわかるが
もうガマンすることはない…
(えー

さて、キレる話についてはこのぐらいにして、次にまた別の方法の話なんですが
人事の人に相談するって方法もあると思います
これはもう相談するというより、「パワハラ上司と離れるために異動させてくれ」っていう
要請を出すみたいな感じですかね。

これを言う時は、遠慮がちに主張するんじゃなくて
「もうあのパワハラ上司の下で働くなんて1日でもガマンできません!!
 異動が無理なら、もうこの会社やめてもいいですか!!」
ぐらいの勢いでガーッと言っちゃっていいと思います。

というのもですよ、俺も実際に人事の人にパワハラ被害の相談をしたことがあるんですが、
異動となるとなかなか大きな決断になるので、人事としてもそうホイホイとは決められないわけですよ
なのでこっちの主張が控えめだと、「異動はちょっと待ってくれ」みたいな話になってしまうわけです

実際、俺が言われたのも「うーん、異動の話はいったん保留にして、もう少し様子を見てくれるかな」みたいに
決断を先延ばしにする回答でした。で、俺は言われた通りしばらく様子見することを選んだわけですが、
しかしその結果、ある日ストレスで俺の体がぶっ壊れてしまい
医者からの診断書が出たことで、
「こりゃやべえ」と人事の人が慌てて異動をセッティングした
って感じでしたね

最終的には異動することができたわけですが、しかしその代償にストレスで体を壊してしまったわけなので
こんなことなら「早く異動させてくれ!」ってもっとガンガン主張しておけばよかったなと思いましたね
さっきも言いましたけど、ストレスで体を壊すっていうのは一生ものの話なんで…

また、さらに別の方法としては、会社を辞めるっていうのもありますね
いっこうにパワハラが改善しない、部署を移っても変わらないようなら、スパッとやめてしまって構わないと思います
「せっかく就職した会社だから、辞めるのはちょっと…」と躊躇する気持ちがあるかもしれませんが、
パワハラが横行するブラック企業っていうのは悪魔の巣みたいなもんなので
そんな悪魔の巣に無理にしがみつくことはないと思います。

ちなみに俺の弟も以前、地獄のようなパワハラだらけのブラック企業に勤めてましたが
今では転職して、まともな待遇の企業へと移ることに成功してますね。
転職した今となっては、当時のことを振り返ると「本当に異常で頭のおかしい職場だった」と実感するそうですよ

パワハラで恐いのは、外から見ると完全に異常な職場なのに
中から見るとなかなかそれに気づけないことがあるんですよね
たとえばこの間ニュースになっていた日大アメフト部なんかはその典型だと思います

外からこのアメフト部を見ていると、あまりにもひどいパワハラだらけの狂った環境にしか見えないわけですが
しかし部の中にいた人たちは、あの騒動が起きるまでその異常さに気づいていなかったみたいですからね
俺も最初の職場でパワハラされまくった時、「社会人ではこれが普通なんだろうか…」と思ってしまって
クソ上司の異常さになかなか気づけなかったですからね…

まあともかく、そんな異常な場所でずっと我慢するくらいなら、もっとマシな場所に移った方がいいってことですよ
アメフト部でたとえるなら日大にいるより関学大に移った方がいいみたいなもんですね(えー
この2校は指導者の違いが実にわかりやすかったですからね…
日大:ブラック、関学:ホワイトって感じで、どう考えても関学の方で指導してもらいたいわって思いましたね


6月11日

・本当にお久しぶりです大志さん、アセロラです。自分は今年に入ってから
 大学受験の志望校をかなり偏差値の高い大学に決めたので、ネットをやるのも止めたほうがいいと考え、
 今年に入ってからは一度も拍手を送っていなかったのですが、
 意志薄弱な自分はやっぱりスマホをズルズルと使い続けてしまっているので、
 こうなったら中途半端に禁止するよりは、やるときはとことんやり勉強するときはしっかり勉強するといった
 スタンスに変えたほうがいいのではないかと考えて、また拍手を送らせていただこうと思った次第です。
 半年もすっぽかしといて非常に勝手ですが、またこれからも拍手を送らせていただければ幸いです。。
 拍手といっても駄文の連発になると思いますが、これからも記事更新を楽しみにしてます。 by アセロラ

アセロラさんこんばんわ。今回のコメントを一言でまとめると、
「受験生はネット断ちをするべきなのかどうなのか」ってことですよね
俺はそれに関しては、人によって結論が変わるものだと思ってます。
なぜなら、ネット断ちをすることで勉強がはかどる人と、はかどらない人がいるからです

ネットの誘惑がない方が勉強がはかどるって人もいるだろうし、
ネットを断つと逆にそれが気になってしまい、勉強に集中できないって人もいると思います
なので俺が思うに、誰もが同じ方法で勉強がはかどるわけじゃないから
自分の場合はどんな風にしたら勉強がはかどるのかってことを、よく考えたほうがいいと思います

ちなみに俺も受験生時代、身の回りの誘惑を全て断った経験があります。
その時の誘惑の断ち方っていうのがハンパなくて、そのために実家を出て受験生専用の寮に住み始めたんですけど
その寮のルールっていうのがテレビ禁止、ゲーム禁止、ネット禁止、マンガ禁止、その他すべての娯楽物禁止っていう
何もかも禁止にするような厳しい内容で、部屋にあるのは机とイスと布団だけで他には何もないという
とことんまで誘惑を断つ場所だったわけですよ。で、そんな寮に住み始めて俺の勉強がはかどったのかというと
まったくもってはかどらなかったわけで。

そんな風に「勉強以外何もない状況」にまで自分を追い込んでも、
ただ息苦しいだけで勉強のモチベーションが湧いてこなかったし
寮にいると「あ〜つまんね〜、退屈すぎて何もやる気しねー」って気持ちになるから
結局のところ外に出かけてブラつく時間が増えてしまいましたね。
確かあの時期は、ゲーセンで機動戦士ガンダム 連邦vsジオンがめっちゃ流行ってたから
つまんねー寮に入った結果、逆にゲーセンに行く時間が増えて
連邦vsジオンばっかやってた
覚えがあります(えー

てなわけで、俺もまた誘惑を断つようなやり方では勉強がはかどらなかったタイプでした。
じゃあはかどる方法はなんだったのかというと、俺の場合は電車の中での勉強でしたね
電車の中って俺からすると適度にリラックスできる空間で、寮の部屋のような息苦しさもなく
自然と勉強できる空間だったんですよね。定期を持ってたからいくら乗ってもタダだったし
あと長時間勉強して疲れた時には、そのへんの駅で降りて気分転換できるっていうのも大きかったです
当時は駅前に必ずゲーセンがあったから連邦vsジオンでちょっと遊ぶとかね(えー
実際、ゲーセンに行くにしてもこの場合は「勉強の合間の気分転換」って意識が明確にあったから、長時間入り浸るってことはなくて
ちょっと遊んで休憩できたら、また電車に乗って勉強を再開するってサイクルがちゃんと確立できてましたね

というわけで俺にとっては電車勉強法が性に合っていたわけですが、
しかしみんながみんなこの方法が合ってるとは限らないというのは
ちゃんと言っておきたいです。実際、この方法が合わなかったって人の話も聞いたことがあるんですよね
その人からすると、まず電車の揺れる感じが落ち着かなくて酔ったりすることがあり、
それに他の人が乗ってるってことも気になってしまって、勉強に集中できなかったってことみたいですね
多分、そういう人からすると俺のいた寮のように、静かな部屋で1人になれる環境の方がよかったのかもしれません

つまりどういうことかというと、勉強がはかどる環境っていうのは人によってそれぞれ違うってことなんですよ
誰もがこうするべきだなんていう、絶対的な方法なんてないわけで。
だから「自分に合った勉強法ってなんだろう」って考えるのは、すごく大事なことだと思うんですよね

たとえば俺の知り合いに、すごい個性的な勉強法をやってた奴がいて
そいつが言うにはテレビを見ながら勉強するのが一番はかどるって言うんですよ
俺からすれば「いやテレビなんか見てたら気が散ってしょうがないだろ!」って理解不能だったんですが
しかしそいつからすると本当にその方法が合っていたらしく、成績も優秀で志望校にも見事合格していたんですよね

「テレビを見ながら」って聞くとメチャクチャな方法に思えますが、よくよく考えてみると
「ラジオを聞きながら」とか「音楽を聞きながら」って方法で勉強する人も結構いるわけだし
そいつにとっては「テレビを見ながら」っていうのも、そういう勉強法の延長線上だったのかもしれないですね

ちなみに俺は、テレビにしろラジオにしろ音楽にしろ
「○○しながら」っていう勉強法がまったくダメなタイプです
俺の場合、作業する時に1つのことにしか集中できない性分だから、
別のことをしながら作業するっていうのが凄くやりにくく感じるんですよね。

ともかくですよ、同じ勉強法でも人によってその効果はまったく違ってくるわけで、
自分にとって効果が高い勉強法は何か、逆に低い勉強法は何か、その理由はなんなのかってことを
常に意識しながら勉強に取り組むってことがメチャクチャ大事だと思うわけです

そういう風に「効果を意識しての勉強」って考え方については、
卓球で有名な水谷隼のトレーニング理論に通じるものがあると思うんですよ
水谷隼がトレーニングの際に重要だと語っていたことは
「重要なのは練習効果であり、練習は量ではなく質を優先すべきだ。
 ただ量をこなすだけの練習は、無駄な練習でしかない。
 しかし日本の指導者や選手たちは、たくさん練習をすることに満足する傾向がある。
 そうすることで指導者も選手も自己満足に陥っていく。
 そんな自己満足のための練習は、いくらやっても意味がない。
 普通の選手は”ただ頑張るだけの練習”をするが、
 強くなる選手は”考えながらの練習”をする。
 たとえ練習した時間が同じでも、その効果はまったく違ったものになる。
 どういう練習が自分に必要かという意識がなく、
 ただ頑張るだけの練習は無駄な練習だと思う」
こういうことなわけですよ。要するに
練習の効果を意識せず、"がんばった感"だけを味わって
自己満足していても、成長しないし練習の意味がない
ってことを言ってるわけですよね

俺が思うに、これって受験でも同じことで、自分への効果が薄い勉強法を無理に続けて"がんばった感"だけ味わっていても
実力が伸びていかないし、肝心の受験に受かる確率も低くなると思うんですよね。
特に一番ありがちなのは、「受験生だからとりあえず誘惑を断ってがんばる」というパターンだと思うので、
ただなんとなくそのパターンにはまるんじゃなくて、それが本当に自分にとって効果があるのかよく考えた方がいいと思います

他にも色々と定番の勉強法ってありますよね。
たとえば図書館で勉強するだとか、喫茶店で勉強するだとか。
そういうのも結局は同じことで、自分にとって効果があるのかよく考えて選んだ方がいいと思います

ちなみに俺の場合はどうかというと、図書館は俺には合わないなと思いましたね。
なぜかというと、図書館って他にも勉強してる人が大勢いるわけですが
それだけ人が大勢いるのにシーンと静まり返っていて、少しでも音を立ててしまうと
多くの人たちからギロッと睨まれたりするわけじゃないですか。つまり
「余計な音を立てた奴はぶっ殺す」って感じのプレッシャーがあるんですよね
そのプレッシャーがどうにも落ち着かないというか、緊張感がありすぎるというか。
ピリピリした息苦しい場所に思えてしまって、俺としては勉強に集中できないなという印象でした。

てなわけで、「緊張感がありすぎてダメ」と思った結果、
もっとリラックスできるような場所がいいと思ったわけですよ。
ちなみに俺が一番リラックスできる場所というと自分の家なわけですが、
じゃあ自宅で勉強するのがいいのかというと、あまりにもリラックスしすぎて逆にダメだなと思いましたね(えー

なぜなら俺の場合、「ただいまー」と家に帰ってくると、その瞬間に緊張の糸がぷちーんと切れてしまうというか
リラックスを通り越してだらけモードに入ってしまうので、まったく勉強に身が入らなくなってしまうから
そのことに気づいてからは、勉強する時はいつも外に出かけてましたね

じゃあ結局どこで勉強するのが俺に合っていたのか?というと
喫茶店なんかはちょうどいい場所でしたね
図書館ほど張り詰めた空気もないし、自分の家ほどだらけるわけでもない。
ちょうどその中間というか、ほどよくリラックスしながら勉強に集中できるので
「勉強がはかどる」という効果を実感できる環境でした。
まあ当時の俺は貧乏学生だったから、サイフの都合でしょっちゅう行けるもんじゃなかったですが…

ただ、そんな喫茶店と同じように、「緊張感とリラックスのバランスがいい場所」っていうのは他にもあるわけですよ。
それでいて金がかからなければ一番いいわけで。そういう意味で電車の中っていうのが俺にとっては理想的でしたね。
浪人時代に「一番勉強の効率がいい場所」と意識していたのが電車の中です。

ちなみに現役時代は、放課後の教室なんかも似たような意味で活用してましたね。

教室って毎日通い慣れた場所だから、図書館ほど緊張せずにリラックスできるし
「勉強をするための場所」って意識があるから、自宅ほどだらけずに済むんですよね
あと放課後になると大抵みんなすぐ帰るから、余計な邪魔もなく静かに勉強できるし。
俺の場合、たとえば宿題がある日なんかは、受験生になる前でも教室に居残りして
宿題を片付けてから帰るってことをよくやってましたね。
家で宿題をやろうとしても、どうせだらけてサボってしまうんで。

こんな風に、自分にとってどんな環境・どんな場所なら勉強がはかどるのかっていうことを
意識しながら勉強すると、ただなんとなくやるより効率は遥かによくなると思いますね。


6月10日



最近のFGOのプレイ状況なんですが今ごろやっと第1部をクリアしました。
ずいぶん時間がかかっちゃいましたが、このゲームって期間限定イベントとかキャラの育成を優先してると
なかなかメインストーリーを進める暇がないんですよね。なので今までストーリーは放置状態になっちゃってたんですが
しかし来週から開催される新イベントの参加条件が、ストーリー第1部をクリアしていることっていうことなので
それに備えてようやく俺もストーリーを進める気になったということです。

で、クリアしてみて思ったのは、ラスボスの魔神王ゲーティアとの戦いで
佐々木小次郎が大活躍できる仕様になっていたのが楽しかったですね



というのも、ゲーティアとの戦闘においては、まず絆レベルの高いキャラほど攻撃力が高くなるという仕様があり
俺のパーティで絆レベルが一番高いキャラといえば、当然ながら佐々木小次郎なわけで
さらにゲーティアは、クラスの相性からいってライダー・キャスター・アサシンに弱いという仕様があり
この3つのクラスで俺が最も愛用しているキャラといえば、当然ながら佐々木小次郎なわけで
つまり小次郎で倒すために出てきたようなラスボスだっただけに
「小次郎でとことんぶちのめしてやるぜ」と俺もけっこう燃えましたね

そしてこのゲーティアと戦うにあたり、敵が開幕にいきなりぶっぱなしてくる
強力なチートスキル&全体宝具があるわけですが、俺はこのゲーティアの全力ぶっぱを
あえて食らうことにしました。あえてね
これを食らってしまうと、味方3人が確実にやられてパーティが半壊するわけですが、
しかしそれだけ大きな被害を受けた状態でも佐々木小次郎がいれば勝てると見せてやりたかったんですよ
チートスキルだろうが全体宝具だろうが好きに使えと。そのうえで真っ向からゲーティアを叩き潰すと。
その理由をドラゴンボール風に言うなら、
最高のきさまを叩きのめしたいからだ…戦士として悔いのないように…
って感じですかね



そして実際俺が組んだパーティがこちら。
ぶっちゃけ小次郎以外は全員が小次郎のサポート役と言っていいくらいに、
完全に小次郎を強化して戦うことを考えたパーティです。実際どのように小次郎をサポートするかというと

まず開幕1ターン目
ダビデの礼装(九首牛魔羅王)により小次郎のバスターを強化
ダビデのスキル(カリスマ)により小次郎の攻撃力を強化
ダビデのスキル(治癒の竪琴)により小次郎に回避を付与

ケイローンの礼装(理想の王政)により小次郎のHPを強化
ケイローンのスキル(永生の奉献)により小次郎のクリティカルを強化
ケイローンのスキル(神授の智慧)により小次郎のバスター・クイック・アーツを強化

オーダーチェンジで小次郎とイヴァン雷帝を交代
イヴァン雷帝の礼装(理想の王政)により小次郎のHPを強化
イヴァン雷帝のスキル(無辜の怪物)でスター獲得状態にする

これで1ターン目は終了

敵のターンでゲーティアのチートスキル+全体宝具発動
それを食らったダビデ、ケイローン、イヴァン雷帝は全滅
3人がやられたことで、小次郎、アンデルセン、孔明が出撃

そして2ターン目
アンデルセンのスキル(人間観察)により小次郎のクリティカルを強化
アンデルセンのスキル(無辜の怪物)でスター獲得状態にする
アンデルセンのスキル(高速詠唱)で自分のNPをチャージして宝具発動
アンデルセンの宝具で小次郎の攻撃力・防御力を強化

孔明の礼装(2030年の欠片)でスター獲得状態にする
孔明のスキル(鑑識眼)により小次郎のクリティカルを強化
孔明のスキル(軍師の忠言)により小次郎の防御力を強化
孔明のスキル(軍師の指揮)により小次郎の攻撃力を強化

以上、これだけの強化をとことん重ねたことでスーパー佐々木小次郎が誕生するわけです(えー
あとはスーパー小次郎に全てを託してゲーティアと戦うのみ。
とはいえ、これだけ強化してもゲーティアとはほとんど互角の戦いになるので、最終的には相当な死闘になりましたね



これが死闘の果てのクライマックスの場面。
すでに小次郎以外の仲間は全滅し、ゲーティアとの1対1での殴り合い。
ここに至るまでの死闘で、小次郎の残りHPはわずか448という瀕死状態、
あれほど盛った強化もすべて切れており、小次郎のスキルもマスタースキルも使い切った状態

しかし1ターン前に放った燕返しによりスターだけはほぼ満タンに稼いでおり
これによりバスタークリティカル100%、クイッククリティカル100%、アーツクリティカル100%の3連クリティカルをブチ込み
ゲーティアに約12万のダメージを与えて「あと一撃でトドメだ!」という状態に追い込んでからの
EXアタックでトドメを刺して勝利という、まさに死闘の中の死闘と呼ぶべき決着となりました



俺としてもね、ゲーティアとの戦いではこうして勝つ前に、何度もこっぴどくやられて繰り返し全滅して、
そのたびに攻略法を考え直して、ひとつひとつ攻略を詰めていった結果、最後にこの形で勝てたので
存分に自分の攻略を詰めて勝ったっていう達成感がハンパなかったですね

なんていうか佐々木小次郎は本当にいいサーヴァントですよ、強すぎず弱すぎず、
攻略を詰めれば詰めるほどにそれに応えてくれるという、使ってて実に気持ちいいサーヴァントですね


・初コメント失礼します。FGOにおける小次郎の運用については「小次郎の人」と呼ばれるくらい
 延々と検証・考察しておられる雪菜帝督という方がおられまして、
 ブログ・動画等とても見応えがあるので「他人のやり方なぞ見る気はねぇ!」ということがなければ
 是非ご覧になってほしいです(既にご存知でしたらすみません)
 それと百重塔の復刻は一年後になると思われますが、クリ威力・星発生率・初期NPはいずれも
 イベント配布礼装の効果として比較的よく出てくるやつで、
 同じ効果で倍率だけ違う配布礼装「日輪の城」なんかは当該イベントがまだ復刻されておらず
 近々入手のチャンスがあるかもなのであまり気を落とされぬよう by エクシア

エクシアさんこんばんわ。「小次郎の人」と呼ばれる有名な小次郎使いについては俺もよく知ってます
なにしろ、ニコニコ動画で「佐々木小次郎」と検索したらその人の動画が上位に出てきますからね
なんとなく小次郎の動画見てぇなーと思って検索したら、まず間違いなく見ることになる人でしょうね

ちなみに、この人も小次郎を主軸に据えた魔神王ゲーティア戦の動画を投稿してるわけですが、
いま見てみたら俺の攻略法とかなり似ていてビックリしましたね
たとえば開幕のキャラに急首牛魔羅王を装備させてるところとか、
控えキャラはアンデルセンと孔明で、礼装は2030年の欠片を装備させてるところとか

←小次郎の人が使用したパーティ
←大志Mk−2が使用したパーティ

開幕の細かいメンバーは違いますが、ゲーティアを攻略する流れについて
俺とよく似た発想をしていることに驚きました。やはり攻略を詰めると同じ結論になるってことだろうか
ちなみに小次郎・アンデルセン・孔明のトリオで戦う理由については、
こうすることで小次郎の長所と短所の同時サポートが可能だからなんですよね

小次郎の長所というのはクリティカルの出しやすさですが、
アンデルセンと孔明は2人ともクリティカル強化のスキルを持っているので長所を伸ばしやすく
小次郎の短所というのは攻撃力・防御力のステータスの低さですが
アンデルセンは宝具で、孔明はスキルで攻撃力と防御力の両方を強化できるので弱点までも補えるという
そういう意味でこの2人は、小次郎にとって頼れる相棒となっているわけです

あとは礼装で2030年の欠片を装備させておけば、スター供給も盤石になって
小次郎がほとんど毎ターンクリティカルを出せるっていうね。
そういう意味でこの構築になったんだろうなと思います。俺自身もそのためにこのパーティを組んだので、
それをちゃんと分かってる小次郎の人はさすがだなって感じですね


6月2日

今日はいきなりなんですが、実写映画の「となりの怪物くん」について語ろうと思います
実はこの映画については、ずいぶん前から気になってて見に行こうと思ってたんですよ
本当なら1ヶ月くらい前にこの話をしたかったんですが、あれよあれよと時間が過ぎてしまって
気がついたら上映終了間際になってしまったので、慌てて今日更新しました(えー

さてともかく、なぜ俺がこの映画に興味があるのか?ってことなんですけど、
その理由は大きく分けて2つあります。
まず1つめの理由、それはキャストが特撮に関わった人だらけだから。

具体的にキャストの名前を挙げていくと、
菅田将暉(仮面ライダーW)
土屋太鳳(ウルトラマンゼロ)
山田裕貴(海賊戦隊ゴーカイジャー)
佐野岳(仮面ライダー鎧武)
速水もこみち(速水もこみち)
となっております。いやー特撮好きとしてはヨダレが止まらないね
もこみちは別に関係ないんですけど(えー
ただ、もこみちのように「特撮に限らず有名な人」と肩を並べて作品を作るっていう
そういう時代になったことが嬉しくてね…

なにしろ10数年前までは特撮って、「ジャリ番」と言われて芸能界ではすごいバカにされてて
そんなもんに出演したとなったら俳優として恥ずかしい奴、キャリアに汚点を残した奴
後ろ指をさされてしまう時代が続いていたんですよ。そういう特撮・冬の時代をずっと見てきただけに、
今の時代でちゃんと特撮のキャリアが評価されるようになったのがとにかく嬉しくてね。
特撮から有望な若手俳優が巣立っていって、多くのドラマで活躍する姿を見るのが
俺としてはとにかく嬉しいわけなんですよ

そういうわけで、実は最近のドラマはかなりいっぱい見てます。
たとえば、今やってる朝ドラの半分青いには
佐藤健(仮面ライダー電王)
志尊淳(烈車戦隊トッキュウジャー)がいるから見てるし
火曜夜にやってる花のち晴れには
濱田龍臣(ウルトラマンジード)がいるから見てるし
日曜夜にやってるブラックペアンには
竹内涼真(仮面ライダードライブ)がいるから見てるし
最近のドラマはマジで特撮関連の俳優が次々出てくるから、それがすごい楽しみですね

映画で言えば帝一の國なんかでも、特撮俳優がめちゃくちゃいっぱい出てくるって聞いて
それを知った日に即視聴したくらいには興味持ってます

あとやっぱりね、ドラマや映画で特撮俳優が出てくることの何がいいかって、
ただ単に出番があるってだけじゃなくて
特撮だと絶対にありえない夢のシチュエーションが見られたりするから
それが面白いんですよ

たとえば以前やっていた朝ドラの梅ちゃん先生では、ヒロインの梅ちゃんを取り合って
松坂桃李(侍戦隊シンケンジャー)
高橋光臣(轟轟戦隊ボウケンジャー)が三角関係になるっていうまさかの展開が描かれたし

他にも最近やってた陸王では
竹内涼真(仮面ライダードライブ)
佐野岳(仮面ライダー鎧武)が陸上選手として宿命のライバル同士となっており、
劇中で何度もこの2人がガチで競い合い、特に最終回のクライマックスでは、
お互いの意地と意地をぶつけ合う最終決戦が描かれたりしてましたからね

というかそういう夢のシチュエーションって話をするなら、今回のとなりの怪物くんなんてまさにその最たるもので
なにしろ土屋太鳳をめぐって菅田将暉山田裕貴が取り合いを繰り広げる内容になってるわけですからね。
みなさんこれがどういうことか分かりますか!?別の言葉で言い換えると
ウルトラマンのヒロインをめぐって仮面ライダー戦隊ヒーロー
取り合いを繰り広げるってことですよ!!3大ヒーロー夢の共演なんだよ!!うおおおおおおおおおおお

ウルトラ・ライダー・戦隊と言ったらもう特撮においては伝説級の三本柱ですからね
まさかその三本柱が、恋愛の三角関係になってストーリーが展開していくだなんて
もうそれだけで面白そうすぎてヨダレが止まりませんよ。

そういう形の共演をするだなんて、特撮だけを見てたら絶対にありえないことだし
そういうまさかの展開が見られるから、最近のドラマや映画を見るのって楽しいんですよね
特撮ファンとしてはマジで天国のような時代だと思いますよ


とまあ、ここまで語ったことがとなりの怪物くんを見たい理由・その1になります。
じゃあ理由その2はなんなのかっていうと、
となりの怪物くんの作者が、今連載してる漫画が好きだからっていうのがそうですね

となりの怪物くんっていうのはもともと漫画作品で、2008年〜2013年ごろに連載されていたそうなんですが
俺はぶっちゃけこれ自体は読んだことないんですよ。
ただ、同じ作者がその後に連載を始めた僕と君の大切な話っていう漫画があって
俺はこれがめっちゃ好きで今も愛読してるってわけです

ちなみにこれは少女漫画なんですが、どうして俺が読み始めたかっていうと



ネットでたまたまこのページを見たのがきっかけでしたね
この場面、このマンガの第1話冒頭のシーンなんですけど
「どうしての男の漫画は戦いばかりなの。手からビームが出てなんだというの」っていう
ヒロインの手厳しい少年漫画批評から始まるっていうのが、おもしれーなって思ったんですよね

ちなみに、なぜ少年漫画は戦いばかりなのか、手からビームが出てそれがなんになるのか、
これに関して俺から言えることがあるとしたら

カッコイイ
だろう!!!
(ギャキィ!!)

って感じですかね(えー
まあともかく、それがきっかけで単行本を買うようになって、今ではすっかりファンになったというわけです
この漫画の何が気に入ったかって、まずひとつは会話のネタですよ。
さっきの画像のように、主役である相沢さん東くんの話す内容が面白いってことと

もうひとつは恋愛要素ですね。この漫画、第1話において相沢さんが東くんに
「あなたが好きです」って告白することでストーリーが動き出すわけです



そう、最初は赤の他人だった相沢さんと東くんが、この告白をきっかけに接する機会ができて
少しずつ仲良くなっていくっていう、そんな内容になってるわけですが
俺はそれがとにかく気に入ったわけです。なぜ気に入ったかと言うと

相沢さんはこの告白において「あなたが好きです」とは言ったけれども
「付き合ってください」とは言ってないんですよ
そこが超重要なんですよそこが!!

俺がこれまで雑記の中で何度も語ってきたことですが、好きな人に告白をする時は
「好きです」ってことだけを伝えるべきで、
「付き合ってください」って言葉は禁句である
という
大志Mk−2流の恋愛理論を組み上げてきたわけですよ。こうすることで好きな人と良い関係を築けると。
俺はリアルでの経験によってこの理論を導き出したわけですが、この漫画のストーリーを見ていると
やはり俺の理論に間違いはなかった…としみじみ感じるんですよね(えー

なぜ付き合ってくださいって言葉が禁句なのかというと、その答えは簡単で
「ごめんなさい」と断られてしまい、
そこで関係が終わってしまう可能性が非常に高いから
ですね
それを説明するのにちょうどいいサンプルがあるので紹介したいと思います

 
 

この場面、単行本第2巻において相沢さんがモブキャラに告白されたシーンなわけですが
見ての通り相沢さんが「ごめんなさい」と断った結果、2人の関係がその場で終わってしまったという
そんな寂しいシーンになっているわけです。

「付き合ってください」という告白の仕方をすると、
こうなることが非常に多い
と俺は思います
まず、なぜ「ごめんなさい」と断られてしまうのか、それについて説明すると
告白される側の立場としては、付き合うなんていう重大な決断を突然迫られたことに動揺してしまい
「いきなりそんなこと言われても困る」って心境になってしまうんですよ

付き合うという決断には心の準備が必要なわけですが、それがまったくできてない中で回答を迫られてるわけです。
たとえるなら、自分がそのへんの道をスタスタ歩いていたら、見知らぬ男がぬっと現れて
「今すぐ僕と恋人になってください!今すぐに返事ください!」
と突然言ってきたようなものですよ。こんなこといきなり言われても
「はい分かりました」って了承できる人間はそうそういないですよね

だから「付き合ってください」という要求をする前に、相手に心の準備をする時間をしっかり与えることが必要だし
それに「この人となら付き合ってもいいかもしれない」と相手が思えるように、
自分がどんな人間なのか、その情報をしっかり与えることも重要ですよね
どこの馬の骨かもわからない男がいきなり自分に告白してきて、いきなり恋人になってくれなんて言ってきても
「この人のこと全然知らないし、とても恋人になんて…」って不安になってOKなんて出せませんよ。
さっきの相沢さんにしても、まさにそういう理由で断っていると思うんですよね

 

もう1度このシーンをよく見てほしいんですが、相沢さんが断った理由は「入学したばかりだし…」ってことで
「入学したばかりで、あなたのこと何も知らないし…」っていうのが
断ったことの決め手だと思うんですよね。相手の情報が何もないあまり不安になって断ったと。

そしてその直後、「よかったらお友達に…」とも言っていますが、これも要するに
「よかったらお友達になって、あなたのことをもっと教えてください」って
相手の情報をもっと知りたいから言ってる言葉だと思うんですよ。
「まずはお友達から」ってよく聞く言葉ですが、なんでお友達から始めたいのかというと
告白してくれた相手のことをよく知りたい、じっくり時間をかけて考えたい、
そうしてからじゃないと、恋人として選んでいい人なのかどうか分からない
っていう
そういう気持ちから出てきてる言葉だと思うんですよね

だから「よかったらお友達に…」っていうのは、そんなに悲観的な言葉じゃないんですが
しかし悲しいかな、相手の男の方にはそれが伝わってないんですよね
この男、「よかったらお友達に…」って言葉を聞いても、友達になって自分を知ってもらうチャンスだとか
そういう風にはまったく思ってないわけです。。俺の推測としては、この時の男が考えていたことは
「あぁフラれた、ダメだ終わった。
 相沢さんは俺に脈がないんだ、告白なんかするんじゃなかった。
 恥ずかしい、今すぐ消えてしまいたい、ここから立ち去りたい」 
みたいな気持ちになって、足早に立ち去ってしまったと思うんですよね

「断られた」というショックのあまり、目の前にチャンスがあると気づいておらず
そのまま立ち去って相沢さんとの関係を終わらせてしまったという。
俺はこれってね、あまりにももったいないことだと思うんですよ。
せっかく好きな人ができて、せっかく勇気を出して告白したのに
それがこんな風に嫌な思い出で終わるっていうのが、もったいなくて仕方がないんですよ

そういう風に、自分の恋を嫌な思い出にしないためにも、「付き合ってください」って言葉は
じっくり相手の判断を待った後に言うべきなんですよ。
じっくり考える時間や、判断材料が必要っていうっていうこの心理はですね、
たとえるなら自分が住むアパートを探してる時なんかによく似てると思います

アパート探しをしてる時って、まずは実際にアパートに行ってじっくり部屋の下見をしたうえで、
どれくらい住みやすいのかとか、このアパートで本当にいいのかとか、長いこと時間をかけてたっぷり考えて
それでようやく住むかどうかを判断するじゃないですか。
付き合う時の判断もそれとまったく同じなんですよ。

たっぷり時間をかけて相手のことを考えて、それでようやく付き合うかどうか決められるわけで。
「好きです付き合ってください!」っていきなり言うのは、アパート探しで言うなら
アパートのチラシ1枚だけ見せて
「このアパートに住んでください!!今すぐ判断してください!!」
って言ってるようなもの
ですよ(えー
チラシ1枚だけの情報じゃ、住むなんて判断できないっていうかね…実物をじっくり下見して考える時間が必要なんだよ…

まあともかく、「付き合ってください」といきなり言うのがタブーな理由は以上の通りです。
ただしその一方で、「あなたが好きです」ってことを言うのは
どんどん言っていいと思います。マジで言ったほうがいいです

なぜなら、「好きです」ってことを言ったのと言わないのでは、
相手から自分に対する意識がまったく違うから。
俺も経験あるんですが、誰かから告白された時に相手のことをどれくらい意識するかというと



だいたいこんな感じです。
真っ赤になって汗だくになって「あ…え…」ぐらいしか言えないほど
相手のことをメチャクチャ意識してしまうんですよ。

その後も相手のことばかり考えるようになって、ふとした拍子に話しかけられると
やばいくらいドキドキして動揺が隠せなくなるとか、そういう状態になってしまうんですよね

 
 

ちょうどこんな感じ。告白された側の方がむしろ意識しまくって、やたらドギマギしてしまうっていう。
ちなみに、俺に告白してくれた女の子はそんなに可愛い子じゃなかったというか
どっちかというとブス寄りの子だったと思うんですが、しかしね、好きだと言われてドキドキする心には
ブスとかどうとか関係ないと思うんですよ



実際、俺は告白されてからというもの、ブスなはずのその子にめちゃくちゃドキドキしてましたからね
普段の俺は超メンクイなので女は顔で選ぶものとか思ってたくらいですが
そんな俺でさえ告白されたらイチコロになってしまったくらい
「あなたが好きです」って一言にはとんでもないパワーがあると思うんですよ

そういう風に、相手が自分を意識してくれることの何がいいかって
最終的に付き合うことにならなくても
告白してよかったと思えることがたくさんある
んですよ
たとえば2人でおしゃべりしたりデートしたり、
告白してないと体験できないようないろんな経験ができるんです

たとえばこんな風に、映画を見に行ったり喫茶店でお茶をしたり
それぐらいのデートなら実現ができるんですよ
なんにも告白してない状態だったら「はぁ?なんであんたと出かけなきゃいけないの?」って言われるかもしれないけど、
ちゃんと相手に告白して、少しはそれを意識してくれてる状態だったら
「せっかくあの人が誘ってくれたんだし、行ってみようかな」ぐらいの気持ちにはなると思うんですよね

実際俺はそんな風に、付き合いはしなかったけど
好きだった女の子に告白してデートした経験があります
それの何が嬉しいって、自分が告白したことに対して相手がちゃんと応えてくれたってことですよ
好きだという俺の気持ちに対して、デートという形で応えてくれたわけです。
やっぱりね、そういう風に「相手が応えてくれた」っていう経験があると
「自分の告白が報われた」って気持ちになれるんですよ

 
 
 

たとえばこの漫画でもこんなシーンがありました。
遠くから見ていた相沢さんの視線に東くんが気づいて、軽く手を振って応えるというシーン。
たったそれだけのことですが、「告白してよかった」と相沢さんは十分報われた気持ちになったわけです

告白する前は、東くんとの間には「何も起きない日々」が続くばかりで
自分がどんなに東くんに片思いをしていても、その気持ちが報われることはなかったと。
でも告白をしたことで、東くんが自分に気づいてくれたり、手を振って構ってくれたりするようになって
以前と違って好きな人が自分に応えてくれる満足感を感じるようになったってことですよ

俺も同じ経験があるからよく分かります。付き合うことにはならなくても、
こういうのって本当にいい思い出になるし、「告白してよかった」って実感することができるんですよ
もしこれが、最初から「付き合ってください!」と言ってしまって、即座にフラれて終わるだけの思い出だったら
「告白なんかするんじゃなかった」って後悔しか残らないと思うんですよ
思い出したくもない嫌な過去、自分の黒歴史。実際に俺もそういう思いをしたことがありますからね。

そういう風に「即座にフラれて終わった恋愛」がどれだけ辛いかは俺もよく分かってるし、
そんな経験があったからこそ、もっといい形で恋愛をするにはどうしたらいいか考えて
今の恋愛理論に行き着いたわけですからね。



そういえばビルドダイバーズのチャンピオンも
「僕も最初の頃は、負けるたびに悔しくて悔しくて…
 必死にあがいて、試して、努力して…
 気づいたらたくさんの出会いがあって、世界が広がってた」
って言ってましたよね。この「負けるたびに」の部分を
「フラれるたびに」に直すと、俺の恋愛理論に通じる部分がありますね(えー

やはりこの成功者のメンタルは、どの分野でも通用する可能性があるな…
失敗を糧に学び、よりよい方法を考え出すことで、やがて大きな成功につながるっていうね
実際に俺も、今日さんざん語った恋愛理論をリアルで実践した結果、
今すごい好きな彼女と付き合ってますからね

いやマジで、好きな人が自分に構ってくれる嬉しさはさっき語りましたが、
ただ構ってくれるだけでなく、自分の彼女になってくれるというのはもう
筆舌に尽くしがたい喜びというかね…(えー

世界にこんな喜びがあったのかと思うくらい、今の彼女と会ったり話したりするのはめちゃくちゃ嬉しいですからね
彼女と一緒にいる時の俺が、どのくらい幸せそうにしてるかというと



だいたいこのくらいです(えー
もう見るからに幸せそうな奴というくらい幸せオーラ出しまくってると思います
好きな相手が自分と一緒にいてくれるのってもう本当に嬉しくって…

とりあえずそろそろ話をまとめますと、この漫画っていうのは本当にこう
俺の恋愛観とすごくマッチした内容になってると言いますか
読んでいて「わかるなぁ…」ってしみじみ感じるシーンが多いんですよね



たとえばこのシーンなんかもそう。この場面は東くんと相沢さんがデートした時に
相沢さんがスカートをはいてきて、そのことを東くんが内心めちゃくちゃ喜んでたシーンです
いやマジで、女子と言えばオシャレのためにズボンはいたりすることあると思いますが
男としてはぶっちゃけスカートが一番かわいいと思うし、
デートにスカートで来てくれるとそれはもう嬉しいもんなんですよ


それともうひとつ、「コートを脱いだ時の衝撃が大きかった」とも言ってますよね
相沢さんがコートを脱いだ瞬間、白ニット+スカートの服装が現れて
その可愛さに思わずドキンと胸が高鳴ったという。
実は俺もこれとまったく同じ経験をしたことがあります

何ヶ月か前に彼女とデートした時、ちょうどこれとまったく同じ服装を彼女がしてきたことがあって
彼女がコートを脱いだ時の色っぽさに、思わず鼻血が出そうになったというか(えー
いやマジで、この作者の人は俺がツボに感じる恋愛話をよくわかってるというかね…
たとえばこれが男向けの漫画によくある展開だと、
とりあえず「セックスしてぇー」とか、とりあえずスケベな展開とか、とりあえず美少女だらけのハーレムとか
そういう内容になりがちだと思うんですけど

なんていうかね、彼女との付き合いの中で味わいたいものってそうじゃねぇんだよなと思うんですよ
なんでもいいからセックスしてぇーとか、美少女たちに囲まれてスケベなことしてぇーとか、そういうのじゃなくて
1人の特別な相手、好きな彼女と一緒の時間を過ごすことに幸せを感じるっていうか、
ささいな出来事でもしみじみと満足感で満たされるっていうような、そういう染み渡るような恋愛感情っていうかね…

そういう作品って、男向けの漫画で見られることってまずないですからね
それこそ最初に言ってたように戦いばっかりで手からビーム出してるようなのが多いし(えー
そういう意味で、俺にとってこの漫画はすごく特別だし、恋愛的にめっちゃ気に入ってる一作なんですよね

えー、ずいぶん長くなりましたが、となりの怪物くんが気になってる理由はそういうことです!!(えー
なんだかとなりの怪物くんとは直接関係ないことばかりずっと話してたような気がしますが
要は俺がこれだけ熱心に考えてる俳優たちのこと、漫画のことっていうのは
最終的にとなりの怪物くんへと終着していくので、そういう理由で気になっているというわけです

それにしても、「この映画が気になる」ってだけの話をするのに
これだけ長ったらしい話をする人間も他におらんやろな…(えー

(C)講談社/ろびこ


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