今日はいきなりなんですが、実写映画の「となりの怪物くん」について語ろうと思います
実はこの映画については、ずいぶん前から気になってて見に行こうと思ってたんですよ
本当なら1ヶ月くらい前にこの話をしたかったんですが、あれよあれよと時間が過ぎてしまって
気がついたら上映終了間際になってしまったので、慌てて今日更新しました(えー

さてともかく、なぜ俺がこの映画に興味があるのか?ってことなんですけど、
その理由は大きく分けて2つあります。
まず1つめの理由、それはキャストが特撮に関わった人だらけだから。

具体的にキャストの名前を挙げていくと、
菅田将暉(仮面ライダーW)
土屋太鳳(ウルトラマンゼロ)
山田裕貴(海賊戦隊ゴーカイジャー)
佐野岳(仮面ライダー鎧武)
速水もこみち(速水もこみち)
となっております。いやー特撮好きとしてはヨダレが止まらないね
もこみちは別に関係ないんですけど(えー
ただ、もこみちのように「特撮に限らず有名な人」と肩を並べて作品を作るっていう
そういう時代になったことが嬉しくてね…

なにしろ10数年前までは特撮って、「ジャリ番」と言われて芸能界ではすごいバカにされてて
そんなもんに出演したとなったら俳優として恥ずかしい奴、キャリアに汚点を残した奴
後ろ指をさされてしまう時代が続いていたんですよ。そういう特撮・冬の時代をずっと見てきただけに、
今の時代でちゃんと特撮のキャリアが評価されるようになったのがとにかく嬉しくてね。
特撮から有望な若手俳優が巣立っていって、多くのドラマで活躍する姿を見るのが
俺としてはとにかく嬉しいわけなんですよ

そういうわけで、実は最近のドラマはかなりいっぱい見てます。
たとえば、今やってる朝ドラの半分青いには
佐藤健(仮面ライダー電王)
志尊淳(烈車戦隊トッキュウジャー)がいるから見てるし
火曜夜にやってる花のち晴れには
濱田龍臣(ウルトラマンジード)がいるから見てるし
日曜夜にやってるブラックペアンには
竹内涼真(仮面ライダードライブ)がいるから見てるし
最近のドラマはマジで特撮関連の俳優が次々出てくるから、それがすごい楽しみですね

映画で言えば帝一の國なんかでも、特撮俳優がめちゃくちゃいっぱい出てくるって聞いて
それを知った日に即視聴したくらいには興味持ってます

あとやっぱりね、ドラマや映画で特撮俳優が出てくることの何がいいかって、
ただ単に出番があるってだけじゃなくて
特撮だと絶対にありえない夢のシチュエーションが見られたりするから
それが面白いんですよ

たとえば以前やっていた朝ドラの梅ちゃん先生では、ヒロインの梅ちゃんを取り合って
松坂桃李(侍戦隊シンケンジャー)
高橋光臣(轟轟戦隊ボウケンジャー)が三角関係になるっていうまさかの展開が描かれたし

他にも最近やってた陸王では
竹内涼真(仮面ライダードライブ)
佐野岳(仮面ライダー鎧武)が陸上選手として宿命のライバル同士となっており、
劇中で何度もこの2人がガチで競い合い、特に最終回のクライマックスでは、
お互いの意地と意地をぶつけ合う最終決戦が描かれたりしてましたからね

というかそういう夢のシチュエーションって話をするなら、今回のとなりの怪物くんなんてまさにその最たるもので
なにしろ土屋太鳳をめぐって菅田将暉山田裕貴が取り合いを繰り広げる内容になってるわけですからね。
みなさんこれがどういうことか分かりますか!?別の言葉で言い換えると
ウルトラマンのヒロインをめぐって仮面ライダー戦隊ヒーロー
取り合いを繰り広げるってことですよ!!3大ヒーロー夢の共演なんだよ!!うおおおおおおおおおおお

ウルトラ・ライダー・戦隊と言ったらもう特撮においては伝説級の三本柱ですからね
まさかその三本柱が、恋愛の三角関係になってストーリーが展開していくだなんて
もうそれだけで面白そうすぎてヨダレが止まりませんよ。

そういう形の共演をするだなんて、特撮だけを見てたら絶対にありえないことだし
そういうまさかの展開が見られるから、最近のドラマや映画を見るのって楽しいんですよね
特撮ファンとしてはマジで天国のような時代だと思いますよ


とまあ、ここまで語ったことがとなりの怪物くんを見たい理由・その1になります。
じゃあ理由その2はなんなのかっていうと、
となりの怪物くんの作者が、今連載してる漫画が好きだからっていうのがそうですね

となりの怪物くんっていうのはもともと漫画作品で、2008年〜2013年ごろに連載されていたそうなんですが
俺はぶっちゃけこれ自体は読んだことないんですよ。
ただ、同じ作者がその後に連載を始めた僕と君の大切な話っていう漫画があって
俺はこれがめっちゃ好きで今も愛読してるってわけです

ちなみにこれは少女漫画なんですが、どうして俺が読み始めたかっていうと



ネットでたまたまこのページを見たのがきっかけでしたね
この場面、このマンガの第1話冒頭のシーンなんですけど
「どうしての男の漫画は戦いばかりなの。手からビームが出てなんだというの」っていう
ヒロインの手厳しい少年漫画批評から始まるっていうのが、おもしれーなって思ったんですよね

ちなみに、なぜ少年漫画は戦いばかりなのか、手からビームが出てそれがなんになるのか、
これに関して俺から言えることがあるとしたら

カッコイイ
だろう!!!
(ギャキィ!!)

って感じですかね(えー
まあともかく、それがきっかけで単行本を買うようになって、今ではすっかりファンになったというわけです
この漫画の何が気に入ったかって、まずひとつは会話のネタですよ。
さっきの画像のように、主役である相沢さん東くんの話す内容が面白いってことと

もうひとつは恋愛要素ですね。この漫画、第1話において相沢さんが東くんに
「あなたが好きです」って告白することでストーリーが動き出すわけです



そう、最初は赤の他人だった相沢さんと東くんが、この告白をきっかけに接する機会ができて
少しずつ仲良くなっていくっていう、そんな内容になってるわけですが
俺はそれがとにかく気に入ったわけです。なぜ気に入ったかと言うと

相沢さんはこの告白において「あなたが好きです」とは言ったけれども
「付き合ってください」とは言ってないんですよ
そこが超重要なんですよそこが!!

俺がこれまで雑記の中で何度も語ってきたことですが、好きな人に告白をする時は
「好きです」ってことだけを伝えるべきで、
「付き合ってください」って言葉は禁句である
という
大志Mk−2流の恋愛理論を組み上げてきたわけですよ。こうすることで好きな人と良い関係を築けると。
俺はリアルでの経験によってこの理論を導き出したわけですが、この漫画のストーリーを見ていると
やはり俺の理論に間違いはなかった…としみじみ感じるんですよね(えー

なぜ付き合ってくださいって言葉が禁句なのかというと、その答えは簡単で
「ごめんなさい」と断られてしまい、
そこで関係が終わってしまう可能性が非常に高いから
ですね
それを説明するのにちょうどいいサンプルがあるので紹介したいと思います

 
 

この場面、単行本第2巻において相沢さんがモブキャラに告白されたシーンなわけですが
見ての通り相沢さんが「ごめんなさい」と断った結果、2人の関係がその場で終わってしまったという
そんな寂しいシーンになっているわけです。

「付き合ってください」という告白の仕方をすると、
こうなることが非常に多い
と俺は思います
まず、なぜ「ごめんなさい」と断られてしまうのか、それについて説明すると
告白される側の立場としては、付き合うなんていう重大な決断を突然迫られたことに動揺してしまい
「いきなりそんなこと言われても困る」って心境になってしまうんですよ

付き合うという決断には心の準備が必要なわけですが、それがまったくできてない中で回答を迫られてるわけです。
たとえるなら、自分がそのへんの道をスタスタ歩いていたら、見知らぬ男がぬっと現れて
「今すぐ僕と恋人になってください!今すぐに返事ください!」
と突然言ってきたようなものですよ。こんなこといきなり言われても
「はい分かりました」って了承できる人間はそうそういないですよね

だから「付き合ってください」という要求をする前に、相手に心の準備をする時間をしっかり与えることが必要だし
それに「この人となら付き合ってもいいかもしれない」と相手が思えるように、
自分がどんな人間なのか、その情報をしっかり与えることも重要ですよね
どこの馬の骨かもわからない男がいきなり自分に告白してきて、いきなり恋人になってくれなんて言ってきても
「この人のこと全然知らないし、とても恋人になんて…」って不安になってOKなんて出せませんよ。
さっきの相沢さんにしても、まさにそういう理由で断っていると思うんですよね

 

もう1度このシーンをよく見てほしいんですが、相沢さんが断った理由は「入学したばかりだし…」ってことで
「入学したばかりで、あなたのこと何も知らないし…」っていうのが
断ったことの決め手だと思うんですよね。相手の情報が何もないあまり不安になって断ったと。

そしてその直後、「よかったらお友達に…」とも言っていますが、これも要するに
「よかったらお友達になって、あなたのことをもっと教えてください」って
相手の情報をもっと知りたいから言ってる言葉だと思うんですよ。
「まずはお友達から」ってよく聞く言葉ですが、なんでお友達から始めたいのかというと
告白してくれた相手のことをよく知りたい、じっくり時間をかけて考えたい、
そうしてからじゃないと、恋人として選んでいい人なのかどうか分からない
っていう
そういう気持ちから出てきてる言葉だと思うんですよね

だから「よかったらお友達に…」っていうのは、そんなに悲観的な言葉じゃないんですが
しかし悲しいかな、相手の男の方にはそれが伝わってないんですよね
この男、「よかったらお友達に…」って言葉を聞いても、友達になって自分を知ってもらうチャンスだとか
そういう風にはまったく思ってないわけです。。俺の推測としては、この時の男が考えていたことは
「あぁフラれた、ダメだ終わった。
 相沢さんは俺に脈がないんだ、告白なんかするんじゃなかった。
 恥ずかしい、今すぐ消えてしまいたい、ここから立ち去りたい」 
みたいな気持ちになって、足早に立ち去ってしまったと思うんですよね

「断られた」というショックのあまり、目の前にチャンスがあると気づいておらず
そのまま立ち去って相沢さんとの関係を終わらせてしまったという。
俺はこれってね、あまりにももったいないことだと思うんですよ。
せっかく好きな人ができて、せっかく勇気を出して告白したのに
それがこんな風に嫌な思い出で終わるっていうのが、もったいなくて仕方がないんですよ

そういう風に、自分の恋を嫌な思い出にしないためにも、「付き合ってください」って言葉は
じっくり相手の判断を待った後に言うべきなんですよ。
じっくり考える時間や、判断材料が必要っていうっていうこの心理はですね、
たとえるなら自分が住むアパートを探してる時なんかによく似てると思います

アパート探しをしてる時って、まずは実際にアパートに行ってじっくり部屋の下見をしたうえで、
どれくらい住みやすいのかとか、このアパートで本当にいいのかとか、長いこと時間をかけてたっぷり考えて
それでようやく住むかどうかを判断するじゃないですか。
付き合う時の判断もそれとまったく同じなんですよ。

たっぷり時間をかけて相手のことを考えて、それでようやく付き合うかどうか決められるわけで。
「好きです付き合ってください!」っていきなり言うのは、アパート探しで言うなら
アパートのチラシ1枚だけ見せて
「このアパートに住んでください!!今すぐ判断してください!!」
って言ってるようなもの
ですよ(えー
チラシ1枚だけの情報じゃ、住むなんて判断できないっていうかね…実物をじっくり下見して考える時間が必要なんだよ…

まあともかく、「付き合ってください」といきなり言うのがタブーな理由は以上の通りです。
ただしその一方で、「あなたが好きです」ってことを言うのは
どんどん言っていいと思います。マジで言ったほうがいいです

なぜなら、「好きです」ってことを言ったのと言わないのでは、
相手から自分に対する意識がまったく違うから。
俺も経験あるんですが、誰かから告白された時に相手のことをどれくらい意識するかというと



だいたいこんな感じです。
真っ赤になって汗だくになって「あ…え…」ぐらいしか言えないほど
相手のことをメチャクチャ意識してしまうんですよ。

その後も相手のことばかり考えるようになって、ふとした拍子に話しかけられると
やばいくらいドキドキして動揺が隠せなくなるとか、そういう状態になってしまうんですよね

 
 

ちょうどこんな感じ。告白された側の方がむしろ意識しまくって、やたらドギマギしてしまうっていう。
ちなみに、俺に告白してくれた女の子はそんなに可愛い子じゃなかったというか
どっちかというとブス寄りの子だったと思うんですが、しかしね、好きだと言われてドキドキする心には
ブスとかどうとか関係ないと思うんですよ



実際、俺は告白されてからというもの、ブスなはずのその子にめちゃくちゃドキドキしてましたからね
普段の俺は超メンクイなので女は顔で選ぶものとか思ってたくらいですが
そんな俺でさえ告白されたらイチコロになってしまったくらい
「あなたが好きです」って一言にはとんでもないパワーがあると思うんですよ

そういう風に、相手が自分を意識してくれることの何がいいかって
最終的に付き合うことにならなくても
告白してよかったと思えることがたくさんある
んですよ
たとえば2人でおしゃべりしたりデートしたり、
告白してないと体験できないようないろんな経験ができるんです

たとえばこんな風に、映画を見に行ったり喫茶店でお茶をしたり
それぐらいのデートなら実現ができるんですよ
なんにも告白してない状態だったら「はぁ?なんであんたと出かけなきゃいけないの?」って言われるかもしれないけど、
ちゃんと相手に告白して、少しはそれを意識してくれてる状態だったら
「せっかくあの人が誘ってくれたんだし、行ってみようかな」ぐらいの気持ちにはなると思うんですよね

実際俺はそんな風に、付き合いはしなかったけど
好きだった女の子に告白してデートした経験があります
それの何が嬉しいって、自分が告白したことに対して相手がちゃんと応えてくれたってことですよ
好きだという俺の気持ちに対して、デートという形で応えてくれたわけです。
やっぱりね、そういう風に「相手が応えてくれた」っていう経験があると
「自分の告白が報われた」って気持ちになれるんですよ

 
 
 

たとえばこの漫画でもこんなシーンがありました。
遠くから見ていた相沢さんの視線に東くんが気づいて、軽く手を振って応えるというシーン。
たったそれだけのことですが、「告白してよかった」と相沢さんは十分報われた気持ちになったわけです

告白する前は、東くんとの間には「何も起きない日々」が続くばかりで
自分がどんなに東くんに片思いをしていても、その気持ちが報われることはなかったと。
でも告白をしたことで、東くんが自分に気づいてくれたり、手を振って構ってくれたりするようになって
以前と違って好きな人が自分に応えてくれる満足感を感じるようになったってことですよ

俺も同じ経験があるからよく分かります。付き合うことにはならなくても、
こういうのって本当にいい思い出になるし、「告白してよかった」って実感することができるんですよ
もしこれが、最初から「付き合ってください!」と言ってしまって、即座にフラれて終わるだけの思い出だったら
「告白なんかするんじゃなかった」って後悔しか残らないと思うんですよ
思い出したくもない嫌な過去、自分の黒歴史。実際に俺もそういう思いをしたことがありますからね。

そういう風に「即座にフラれて終わった恋愛」がどれだけ辛いかは俺もよく分かってるし、
そんな経験があったからこそ、もっといい形で恋愛をするにはどうしたらいいか考えて
今の恋愛理論に行き着いたわけですからね。



そういえばビルドダイバーズのチャンピオンも
「僕も最初の頃は、負けるたびに悔しくて悔しくて…
 必死にあがいて、試して、努力して…
 気づいたらたくさんの出会いがあって、世界が広がってた」
って言ってましたよね。この「負けるたびに」の部分を
「フラれるたびに」に直すと、俺の恋愛理論に通じる部分がありますね(えー

やはりこの成功者のメンタルは、どの分野でも通用する可能性があるな…
失敗を糧に学び、よりよい方法を考え出すことで、やがて大きな成功につながるっていうね
実際に俺も、今日さんざん語った恋愛理論をリアルで実践した結果、
今すごい好きな彼女と付き合ってますからね

いやマジで、好きな人が自分に構ってくれる嬉しさはさっき語りましたが、
ただ構ってくれるだけでなく、自分の彼女になってくれるというのはもう
筆舌に尽くしがたい喜びというかね…(えー

世界にこんな喜びがあったのかと思うくらい、今の彼女と会ったり話したりするのはめちゃくちゃ嬉しいですからね
彼女と一緒にいる時の俺が、どのくらい幸せそうにしてるかというと



だいたいこのくらいです(えー
もう見るからに幸せそうな奴というくらい幸せオーラ出しまくってると思います
好きな相手が自分と一緒にいてくれるのってもう本当に嬉しくって…

とりあえずそろそろ話をまとめますと、この漫画っていうのは本当にこう
俺の恋愛観とすごくマッチした内容になってると言いますか
読んでいて「わかるなぁ…」ってしみじみ感じるシーンが多いんですよね



たとえばこのシーンなんかもそう。この場面は東くんと相沢さんがデートした時に
相沢さんがスカートをはいてきて、そのことを東くんが内心めちゃくちゃ喜んでたシーンです
いやマジで、女子と言えばオシャレのためにズボンはいたりすることあると思いますが
男としてはぶっちゃけスカートが一番かわいいと思うし、
デートにスカートで来てくれるとそれはもう嬉しいもんなんですよ


それともうひとつ、「コートを脱いだ時の衝撃が大きかった」とも言ってますよね
相沢さんがコートを脱いだ瞬間、白ニット+スカートの服装が現れて
その可愛さに思わずドキンと胸が高鳴ったという。
実は俺もこれとまったく同じ経験をしたことがあります

何ヶ月か前に彼女とデートした時、ちょうどこれとまったく同じ服装を彼女がしてきたことがあって
彼女がコートを脱いだ時の色っぽさに、思わず鼻血が出そうになったというか(えー
いやマジで、この作者の人は俺がツボに感じる恋愛話をよくわかってるというかね…
たとえばこれが男向けの漫画によくある展開だと、
とりあえず「セックスしてぇー」とか、とりあえずスケベな展開とか、とりあえず美少女だらけのハーレムとか
そういう内容になりがちだと思うんですけど

なんていうかね、彼女との付き合いの中で味わいたいものってそうじゃねぇんだよなと思うんですよ
なんでもいいからセックスしてぇーとか、美少女たちに囲まれてスケベなことしてぇーとか、そういうのじゃなくて
1人の特別な相手、好きな彼女と一緒の時間を過ごすことに幸せを感じるっていうか、
ささいな出来事でもしみじみと満足感で満たされるっていうような、そういう染み渡るような恋愛感情っていうかね…

そういう作品って、男向けの漫画で見られることってまずないですからね
それこそ最初に言ってたように戦いばっかりで手からビーム出してるようなのが多いし(えー
そういう意味で、俺にとってこの漫画はすごく特別だし、恋愛的にめっちゃ気に入ってる一作なんですよね

えー、ずいぶん長くなりましたが、となりの怪物くんが気になってる理由はそういうことです!!(えー
なんだかとなりの怪物くんとは直接関係ないことばかりずっと話してたような気がしますが
要は俺がこれだけ熱心に考えてる俳優たちのこと、漫画のことっていうのは
最終的にとなりの怪物くんへと終着していくので、そういう理由で気になっているというわけです

それにしても、「この映画が気になる」ってだけの話をするのに
これだけ長ったらしい話をする人間も他におらんやろな…(えー


・大志さんこんにちは、いつも楽しみに読ませていただいてます。
 「僕と君の大切な話」、大志さんの記事を読んで興味を持ったので読んでみましたが、とても面白かったです。 
 となりの怪物くんも読みましたが個人的には僕と君の大切な話の方が好きです(相沢さんかわいいです!)。
 出会わせてくれてありがとうございました。大志さんの記事を読んで興味を持ったものも結構あるので、
 これからもいろいろ紹介というか語ってくれるのを楽しみにしています。 by タケト

・「となりの怪物くん」を全巻読んだ人間です。私は逆にろびこ先生の最新作を読んだことがなかったんですが、
 今回取り上げていただいた事で俄然読みたい!って気持ちが強くなりました。
 雑記を読んだ感触としては、とな怪とはかなり毛色が違うようです。ただ、どちらも純情な感じがして、
 いつの間にか年をとってしまった身としては、何だかほっこりしますね。
 実写映画を私は見てないのですが、気が向いたら原作も是非読んで見てください。男女共に可愛い青春をしてますよ。

・しょっちゅう思うことですが大志さんのマーケティング能力の高さが半端ないです
 今まで存在すら知らなかった「僕と君の大切な話」が気になって試し読み見てついつい買うまで行ってしまいました
 まあまだ3巻しか出てないとか、そもそもこのホームページ見るくらいで
 趣味嗜好が近いから好みの傾向も似かようとかの要素はありますけど
 たまにこうやって思わぬ所で読むものの範囲広がるのはなんとも不思議な気分です

みなさんこんにちわ。こないだ紹介した「僕と君の大切な話」について、けっこう反響があって俺も嬉しいです。
ちなみに今月ちょうど単行本4巻が発売したので、それも宣伝しておこうと思います。
なんとこの4巻には月刊デザートで連載中の最新話まで収録されているので、
コミックス派の人も本誌派の人に追いつけるという親切仕様です。

ついでに言うと、月刊デザートはとなりの怪物くんがやってた頃と比べて
リニューアルしたので全プレや企画がたくさんあったりすごい分厚くなってるようです。
まあ完全に東くんのセリフの受け売りで書いてるだけで
俺自身は何がどう変わったのか知るよしもないんですが(えー



まあとりあえず、現在発売中のコミックス僕と君の大切な話:1〜4巻について今日は語りたいと思います
まずこの漫画には、2人の主要人物として東くん相沢さんが登場するわけですが、
この2人について軽く説明しておくと



東くん
高校2年生のメガネボーイ。
メガネキャラらしくひたすら理論派で、あらゆることを理屈に結びつけて語ることが多いが
どこかズレていてトンチキなことを言い出すことが多い。
(例:そぼろ弁当は丼ものとは言えず、おかずとご飯に分かれてもいない特殊ジャンルであり、麻雀に例えるなら七対子のようなもの)

趣味は遊戯王とポケモンを合体させたようなカードゲームのポケットキングダム。
知的に見えるが学校の成績は壊滅的で、全教科で赤点を取りまくり補習の常連と化している。
しかし補習をクリアするための方法論だけは無駄に確立しており、頭がいいんだか悪いんだかさっぱり分からないところがある。
相沢さんの告白については最初「冗談か罰ゲームで告白してきただけ」と勘違いしていたが
本気の告白だったと知ってからは相沢さんをガチで意識してしまい、最近ではすっかり相沢さんにメロメロになっている



相沢さん
東くんと同じ高校2年生で、ひたすら東くんに片思いしている女の子。
東くんに対する恋心は猛烈で、ストーカーの域に片足を突っ込んでいる。
妄想癖があり、東くんとの幸せな生活を妄想しては喜びのあまり発狂するという日々を送っている。
(↑の画像はその場面)

学校の成績はとても優秀で学年第3位。一般生徒からは成績優秀・容姿端麗の高嶺の花と思われているが
こう見えて家が貧乏でオンボロのアパートに住んでいる。貧乏生活はなかなかのもので、
食事がパンの耳だけだったり、弁当の中身が米だけだったり、持っている服は全部おさがりだったり、
自販機のジュースを買うお金がなくて味を想像して飲んだつもりになったりしている。
第1話から今に至るまでひたすら東くんラブラブ少女であり、どんな男キャラが登場してもその気持ちは一切ブレていない。


とまあキャラ紹介についてはこんなところでしょうか。
ともかくこの2人が中心になってラブコメを繰り広げていくというストーリーで、
1〜4巻の内容についてもそれぞれ語っていくと

単行本第1巻
駅のベンチで出会った東くんと相沢さんが、相沢さんからの告白をきっかけに交流し始める内容。
どの話においても、「駅のベンチで2人が話す」という内容になっていて
会話の内容は主に「女ってああだよな」「男ってこうよね」という男女あるあるネタとなっている。

単行本第2巻
2巻に入ってからは駅のベンチではなく、学校のベンチへと舞台を移し、
それによって2人以外の生徒もちょくちょく登場し始めるようになった。
作者コメントによると「ネタが尽きてきました」というまさかのネタ切れ宣言があり、
学校に舞台を移したのは、他の生徒を話に絡ませることでネタ切れを防ぐためと思われる。

単行本第3巻
このあたりからはベンチにこだわらず、色んな場所で2人が会うようになる。
さらに東くんが相沢さんのことをガチで意識し始めるようになり、
もうどっちが片思いしてるんだかわからないくらい
相沢さんの行動ひとつひとつに対し、東くんがめちゃくちゃドキドキするような内容となっている。

単行本第4巻
もはや完全にお互い意識しまくりの2人は初々しいカップル同然となり、
冬休みでも会う約束をしてデートに繰り出したりと、実質的にはもう付き合ってる状態となる。
このあたりになると、東くん&相沢さんはもはや完全にラブラブで、
ある意味ラブコメ漫画のゴールに立ってしまった感がある。

そのためか、東くんの友人のカフェイン、相沢さんの友人のはまりんの出番が増えて
「恋愛の進展」という意味ではカフェイン&はまりんにシフトするような内容になってきている。
(その際、東くん&相沢さんは相談役として登場する)

とまあこんな感じですね、この漫画の魅力を一言で言うと
東くんが面白い、相沢さんが可愛いという2つのことがまず言えると思います
はまりんとかも十分可愛いけどね。とにかく主役級のキャラに面白いとか可愛いとかの魅力があって
「このキャラたちの話がもっと見たい」と思わせることに成功しているのがデカイと思います
不快なキャラとかもいないから気持ちよく読めるしね

あとは画力がすごく高いというのも特徴だと思います
読んでいて「絵うめぇー」と感心してしまったり、引き込まれるような場面が多いというか
俺が漫画を読む時に絵が上手いっていうのはすごく重要な評価ポイントなので
そこに関して言えばこの漫画は文句なしに満足ですね。紹介したい場面が多すぎて困る
ちなみに俺が一番好きなシーンはこれ↓です



見るからに幸せオーラを振りまいてる2人という、そんな描き方がめっちゃ上手いと思う
読んでいて「恋愛っていいよなー」と思わせるような、
そういうあったかい絵が描けるっていうのが凄いと思いますね

そして次号の月刊デザートではなんとこの漫画が表紙&巻頭カラーですよ!!
まったく単行本4巻発売といいタイムリーすぎるぜ
次号っていうかデザートは毎月24日発売なので今ごろはもう出てるんですけどね(えー
やべーよ俺も早くデザート買って内容をチェックしなければ



・こんばんは。いつも楽しく拝読しております。ワールドトリガーと食戟のソーマでこのサイトを知り、大学生の時から見ておりますので、およそ7年ほど前から見ております。
 以前このサイトで紹介がありました ろびこ先生の「僕と君の大切な話」の6巻が最近発売となりましたが、大志mk-Uさんはご覧になられましたか?
 僕は大志mk-Uさんのレビューのお陰で「僕と君の〜」を知りました。即購入して、とても幸せな気分になる事が出来たので、本当に取り上げて頂き、ありがとうございます。
 もっともっと、沢山の人に「僕と君の〜」を知って貰いたい(建前)のと大志mk-Uさんの感想が読みたい(本音)とおもっていますので、6巻の感想を書いて頂きたいと考えています!
 お忙しいとは存じますが、いつまでもお待ちしておりますので、感想よろしくお願いします。暑い日が続きますので、ご自愛下さい。
 ps.WTの休載中は、このサイトのログを見返すのが生きがいでした。 by ムラヨウ

ムラヨウさんこんにちは。僕と君の大切な話をずいぶん気に入ったようで何よりです
こないだコミックスの第6巻が出たということで、俺がもうすでに買ったどうかということですが
もちろん発売日に買いましたとも!俺はこの作品の単行本って紙でも電子書籍でも持ってるし
さらには本誌連載してる月刊デザートも電子書籍で購読してますからね

ついでに言うと、こないだ月刊デザートでこの作品の応募者全員サービス企画があったわけなんですが、
電子書籍だと応募券がついてこなかったのでわざわざ紙で買い直して応募したってこともありました



その時のグッズはこんな感じ。缶バッジ2個と描き下ろしペーパーですね
俺としてはやっぱり描き下ろしペーパーがあると結構反応しちゃいますね
なにげに単行本でもこの手の描き下ろしペーパーがついてること多いんだよな…ただ俺は最初そのことを知らなかったので
ペーパーのついてない単行本を買い集めてたら、後からペーパーのついてる単行本があるってことを知って
な…!?

ってめちゃくちゃ動揺した覚えがあります(えー
こういうの買い逃すと地味にショックですよね。ワートリなんかも初期の頃は単行本にペーパーついてた覚えがあるな

それとこの作品といえば、つい最近リアルイベントで作者の原画展が開かれるってことがありましたね
渋谷のちょっとしたイベントホールみたいな場所でイラストが展示されるっていう。俺はそれにも行ったりしてました
行ってみて面白かったのは東くんが読んでる本リストなんていうのが展示されてたことですかね



東くんが読んでる本とかまったく気にしたことなかったから、これは俺的に興味深かったですよ
しかも何が興味深いって勝ち続ける意志力がこの中に混ざってることなんだよね
マジかよオイ!!東くんそれ読んでたの!?めちゃくちゃびっくりしてすぐに単行本で確認したら



ホ、ホントに読んどるーーーー!!!
マジだこれー!!ごていねいに「梅原大吾」とまで書いてあるじゃねーか!
今まで読んでて全然気づいてなかったわ…こんな細かいネタがあったとは驚いたなー

勝ち続ける意志力については俺も以前熱く語ったことがあるだけに、
東くんにもこれを読ませた作者には共感しちゃいますね
というかこの漫画読んでて思うのはほんとに共感ポイントが多いなってことなんですよ
恋愛の価値観とか考え方がすごく俺好みで「うんうんそうだよな」ってうなずいてしまうシーンが多いです
たとえば単行本第5巻で俺がめちゃくちゃ共感したシーンがこれです

「女子に"好き"って言われて喜ばない男はいないよ」って言葉が出てくるシーン
これマジで超ウルトラ共感しました。女子に好きって言われたらもう本当にどれだけ嬉しいか。ろびこ先生よく分かってるわと思いましたね
とはいえこういう「喜ばない男はいない」って言い方すると「いやそんなことないんじゃない?」とか反論してくるやつ絶対いると思うんですよ
「男が全員喜ぶとは限らないんじゃない?」とか「喜ばない男だって探せばいるんじゃない?」とか
そういうこと言うやついると思うんですけどそんなことはどうでもいいんですよ!!(えー

いやマジで、仮にそういう喜ばない男がいたとしても俺にはどうでもいいことです
なぜならば、告白されて喜ぶ男の場合、その喜びの大きさっていうのは計り知れないほどに大きいからです
もうね、この世にこんな嬉しいことってあるのかってくらいの圧倒的な無限の喜びが湧き上がってくるわけで
その無限の喜びに比べたら、喜ばない男の存在なんぞゼロに近似できるレベルなので
「女子に"好き"って言われて喜ばない男はいない」って言い方をしても構わないと俺は思います。もう全然構わない。

むしろ俺が強調したいのは、好きって言われることはそれほどまでに嬉しいことなんだから
みんなどんどん積極的に好きって言っちゃっていいと思うんですよ
世の中みんな告白することに遠慮がちで、なかなか好きって言おうとしないけど
この言葉が持つパワーっていうのは本当にすさまじいものがあるわけで
たとえばぜんぜん興味ない相手とか眼中にない相手からでも、好きって言われてしまったらそいつのことが気になってしょうがなくなるくらい
それほどまでに人の心を動かせる言葉だと俺は思ってるので、好きな相手に好きって言うことは何より大事なことだと俺は思います

ちなみになんですけど、単行本第5巻には好きって言えずに恋が終わってしまったキャラも出てきます
それがこの画像の場面なんですけど、学校の先生に恋をしていていつか告白したいと思っていたけど
すでに先生には決まった相手がいて、知らないうちに結婚して手の届かないところに行ってしまったっていう、そんな内容なんですね

「見てるだけで終わっちゃった私の恋…どうせだめなら好きって言いたかったなぁ…」

って、ちゃんと告白できなかったことを後悔してるわけですが
俺にはこの気持ちってすげーよく分かりますよ、マジで。
なぜなら俺もこれとよく似た経験したことありますから。俺は中学生の時に好きな女の子がいたんですけど
その子にちゃんと告白できないまんま卒業しちゃって、好きって言えなかったことをずっと後悔することになっちゃって
「あのとき好きって言っておけばよかったなぁ…」って気持ちを10年以上引きずってましたからね(えー

いやマジで。そういう気持ちはとにかく引きずるもんなんですよ。時間が解決してくれるとか全然そんなのなくて
むしろ時間が経てば経つほどに女の子との出会いも減っていくから
以前の出会いを活かせなかった後悔がどんどん大きくなるんですよね
「なぜ学生の時にチャンスを活かせなかったんだ…」って、社会人になって数年後に後悔する人いると思います

ちなみに俺もそんな後悔がずっと振り切れなかったから、結局どうしたかというと
その中学の時好きだった子にもう一度会いに行って好きだって言いました
結局のところちゃんと言わないと解決しない問題だったから、
「このまま一生引きずるくらいなら言いに行こう」って覚悟を決めましたね

で、そうした結果、その子と何度か2人で会ったり話をする機会ができたわけで。
そんな風にその子と交流しながら俺が思っていたことは

なんか…
思ってたのと違ったわ

ってこんな感じでした(えー  いや10年以上片思いしといて何言ってんねんサイテーかお前って話なんですけど
俺的にその子のことを今まで分かったつもりになってただけで全然分かってなかったというか
その子の性格とは微妙に違うイメージ像を自分の中で作り上げてて、2人で会ってじっくり話してみた時に
「あ、こういう人だったんだ…」って本来のその子を初めてちゃんと知って、自分のイメージとのギャップを実感したっていう。

なんていうかね、近づいてみて初めて分かることってあると思うんですよ
見てるだけじゃ全然分からないことも、近づいてみて深い仲になろうとすると「えっマジで!?そんなんだったの!?」って
初めて知ってビックリするようなことがあったりだとか。そして俺の場合、そういう本来のその子のことを知っていくうちに
その子と違うイメージを勝手に作り上げて好きになってたんだなと思って
要は妄想のような恋をしてたというか、それで今まで引きずってた気持ちにも区切りがついて、その子とは付き合うことなく終わったという。

こう書くとバッドエンドみたいに聞こえますけど、ただ俺としては10年以上引きずってた気持ちがスッキリ整理できたから
ちゃんと告白しに行ってよかったなと思いましたね。あとやっぱり、その子に言ったのが
「好きだ」ってことだけだったのが良かったと思います

なぜなら、好きだってことだけを言って付き合ってくれとは言ってないから
「ごめん、やっぱり別れてください」とかそんな話になってないんですよね
たとえばこれが付き合ってる話だったらマジヤバイ内容だと思いますよ
わざわざ10年ぶりにやってきて「付き合ってください」とか言うから付き合い始めたら
なんかイメージと違ったから「やっぱ別れてください」とか言い出した
ってなったら
これ大志Mk−2という男がとんでもなくクソみたいな奴ってことになりますよね(えー

相手の女の子からしたら、わけもわからず振り回されたっていうかもてあそばれたっていうか…
ただ、好きだって伝えただけで付き合ってない関係だったら、そこから付き合わずに引き返すこともできるので
好きな相手のことをちゃんと知ってから付き合うためにも、まずは好きですってことだけ伝えて
相手と近い関係になってから、付き合ってくださいって言うかどうかを改めて考えるのも手だと思います



ちなみに、そんな俺の方法論とはまったく逆のことやってるのがこのカフェインという男ですね(えー
好きな相手に対して言うことがいきなり「俺たち付き合わない?」であり、
まだ全然近づいてない段階でいきなり付き合おうって提案してて、しかも何がヤバイって「好きです」って気持ちをまだ伝えてないんですよ
おま…こんな告白を俺の前で見せるとか何しとんじゃこのぼけ!どあほー!!
俺の話をちゃんと聞いとんのかきさまー!!って言いたくなりますね(えー

そんなカフェインのやらかした告白については、また後日詳しく語ろうかと思います。
他にもまだ触れたいこともあるしね




それでは昨日に引き続き「僕と君の大切な話」の感想を書いていきたいと思います
昨日の感想だとカフェインがはまりんに「俺と付き合わない?」とか告白したところまで語ったんでしたね
実はあそこまでが単行本5巻の内容で、その続きの話が載ってるのが単行本6巻ってことになります

つまり、告白されたはまりんの反応が見れるのがこの6巻ってことですな
実際あんな風に告白されてはまりんがどう思ってるのかというと…

「何かの間違いとしか思えないし返事もしてない」っていう風に
どうやらカフェインの告白は本気じゃなくて間違いか冗談で言ってるだけとはまりんに受け取られてしまったようです
いやあこれはやっちまいましたなカフェインよぉ!!(えー
あかんねんてやっぱり!あんな言い方の告白じゃ効果は期待できないんやって!

何がダメって一番の理由はやっぱり本気なことが伝わってないってことですよ
カフェインは本当に付き合ってほしくてああ言ったわけですけど、その本気度がはまりんには全然伝わってないっていう。
俺が思うに、相手に告白する時にちゃんと本気で言っているってことを強調するのは
とんでもなく重要なポイントだと思います

「冗談で言ってるんじゃないの?」とか「ふざけてるだけじゃないの?」とか思われちゃうと
告白の効果っていうのは半減してしまうし、そういう風に相手が疑いの心を持ってしまうと
ちゃんと返事しようって気持ちにならないんですよね
なぜなら「もしも冗談だったら」と思ってしまうと、そのリスクが気になってちゃんと返事する勇気が湧いてこないからなんですよ

からかわれてるだけなんじゃないか、ふざけてるだけなんじゃないかっていうそんな不安があって
そんな不安を相手に与えないような告白をしないと、
ちゃんとした反応は期待できない
わけなんですよ

ちなみにこれは俺もリアルで経験したことがあります。告白した側、告白された側両方の立場でね
そのどっちも中学校の時の出来事でして…というか俺って中学生の時やたら恋愛の経験してたんだな(えー
今となっては考えらんねーな…まあとにかく、まず俺が告白した時のことなんですけど
その時の相手っていうのは昨日も話した俺がちゃんと好きだって言えなかった女の子ですよ

実は中学の時に告白じみたことを言おうとしたことがあったんですよね、でも当時の俺はすごいヘタレだったので
その子にちゃんと好きだって言うのが恥ずかしかったから、照れ隠しにふざけた感じで
「あのさぁーww もし俺がお前のこと好きだって言ったらどうするぅ?ww」みたいに
冗談めかしたクソみたいな告白をしたわけなんですよ

いやもう今から考えるとカフェインよりはるかにひどい告白すぎて我ながら殴りたくなりますね(えー
ちゃんと好きだって言うだけの勇気がなくて、逃げ道を用意するために
冗談みたいな言い方にしたり、相手に質問するような言い方にしたんでしょうね
なんとまあいさぎよくない告白だろうかと今では思いますよ。で、実際そんな告白を聞いた相手の反応はどうだったかというと



だいたいこんな感じでしたね(えー
いやもうね、相手からしたら俺が本気なのかどうかがまったく伝わってなかったから
「冗談なのか何なのか知らないけど、何くだらないこと言ってんの?ふざけてんの?」っていう風に
ちゃんとした返事をしようって気持ちが1ミリも湧いてこないって感じの反応でしたね

結局そういう風に、本気で言ってることが全然伝わらないような告白の仕方をしてしまうと
相手からするとまともに反応する気がまったく起きないというか
むしろ怒ったりだとか呆れたりだとか、こっちの好感度がダダ下がりになる可能性があるので
ちゃんと好きだってことを誤魔化さずに言うのはすごく重要だと思います

それが俺の「告白した側」のエピソードなわけですが、逆に「告白された側」のエピソードについて。
俺が告白されたのはクラスメイトの女子で、ある日学校でたまたま2人になった時に
「わたし大志Mk−2くんになら抱かれてもいいと思ってるから!」と言われたんですよ
あれはもう本当にビックリしたっつーか…まさかそんなこと言われるなんて夢にも思わなかったから
俺としては完全に硬直しちゃって



こんな風にただただ固まるしかできませんでした(えー
結局その日はロクに反応できずに終わったんですけど、その日が終わっても
クラスメイトだから次の日もまた次の日も学校に行くと会うわけですよ

そういう時に俺がすごく悩んだのが、俺はなんて返事したらいいんだろうってことで
抱かれてもいいとか言われても、俺も当時はウブな中学生だったから困惑するばかりだし
あとはやっぱり本気で言われてるのかどうかが分からなかったんですよね

本気で抱かれたいってことならセックスしていいってことなの?とか、冗談だったらどうしたらいいの?とか
そんなことばかりぐるぐる考えて、結局ずっとまともに返事ができないままで中学校が終わっちゃったっていう。
その子のことはずっと気になってましたけど、俺の心境としてはやっぱり
本気で言われてるのかが分からないっていうのが悩みのタネで
どうしても一歩を踏み出せないままで終わっちゃいましたね。

カフェインに告白されたはまりんも、結局これと同じだと思うんですよ
相手の告白が本気なのかが分からないから、返事をするのにも不安になってしまって
相手への一歩を踏み出せないままの状態がずっと続いてしまうっていう。
相手が告白してくれたことは嬉しくても、どうしたらいいのか分からないっていうのが悩みどころなんですよ



実際はまりんもそう言ってるし。すげーよく分かる。俺にはこのはまりんの心境すげーよく分かりますよ
なにしろ俺は中学校の間ずっとどうすればいいのかわからなかった男ですからね(えー
とりあえずね…こんなことにならないようにするにはどうしたらいいのかっていうと
告白の時はちゃんと本気で好きなんだってことを何よりも伝えるべきだと思うんですよ

好きですって感情だけをしっかり伝えたほうがいい。まっすぐそうしたほうがいい。
もうね、変な言い方とか小細工とか使うとロクなことないんですよ
俺がやっちゃった「あのさぁーww もし俺がお前のこと好きだって言ったらどうするぅ?ww」とかも
小細工のカタマリみたいなもんだし(えー
そんな風に変な小細工しようだとか駆け引きみたいなものを告白に持ち込んでも
肝心な好きだっていう気持ちが伝わらなくてちっとも効果が期待できないから
もうね、告白に関してはいかにまっすぐ行けるかってことが最重要だと思います

いかにまっすぐ行けるか、いかに本気で行けるか
いかに迷わず行けるか、いかに恐れず行けるか
いかに小細工せず行けるか、いかに誤魔化さず行けるか

告白で大事なことはこれだと俺は思います
小細工だとか駆け引きだとかテクニックだとかそんなもの一切無用ですよ
そういう小手先でなんとかしようなんていう、こざかしい工夫は一切無用です
むしろそういうものどれだけ捨てられるかが勝負だと俺は思います

結局ね、まっすぐ行くことを恐れるから小細工に逃げようとして
うまく行かなくなってしまうわけなんですよ。まさにそういう心境で
「あのさぁーww もし俺がお前のこと好きだって言ったらどうするぅ?ww」なんてことを
言い出してしまったのが俺なので(えー
こんな風にクソダサい逃げの告白なんかするべきじゃないと思います
「好きです」っていうまっすぐな告白をすればもうそれでいいんですよ



ちなみにカフェインなんですが、あの後ちゃんと
「オレ、浜田さんが好きです」ってまっすぐな告白をやり直すことで
はまりんにちゃんと本気の気持ちを伝えて、「あたしでよかったら…!」
最後には見事はまりんと付き合うことになりました。やるじゃねーかカフェイン!
一度失敗した告白をまっすぐやり直すのに俺が10年以上かかったことを考えると俺をはるかに超えてるよ!(えー
今まで色々とダメ出ししてすいませんでしたカフェインさん、これからは俺を超えた男として一目置かせてもらいます…



あと6巻のラストで東くんも相沢さんに告白してましたね
「相沢さんのことが好きです」っていうまっすぐな言い方で。
いいですねーこの小細工一切なしでまっすぐな告白。しかも東くんの場合
「好きです」ってことだけを伝えて、
「付き合ってください」とまでは言ってないのがなお良い
と思います

実のところ、さっきのカフェインが付き合ってくださいって言ってたのが俺としては少し気になってたんですよね。
まあカフェインは実際に付き合い始めたから、あえて指摘しませんでしたけど
告白する時は「好きです」ってことだけをシンプルに伝えたほうがいいと思います

なぜなら、付き合ってくださいということを即座に言ってしまうと
断られるリスクがものすごく高いからですよ
まずそもそも告白された瞬間の心境というのは
とにかくビックリして「驚き」の感情が大半を占めてるわけです

まさか自分が告白されるなんてっていうビックリした気持ちがものすごく強くて、
頭の中が大パニックの混乱状態みたいになってるわけです
そこからしばらく時間が経って、自分の家に帰ったりようやく気持ちが落ち着いてきた段階になると
そこでやっと「喜び」の感情がむくむく湧いてくるわけなんですよ

「告白されちゃったよ…!うわああああああ」みたいに家の床をゴロゴロ転がりたいような気持ちになって
天にも昇るような気持ちになったり、それだけ時間が経ってからようやく告白された喜びを噛みしめることができて
そんな風に大きな喜びを実感するとどうなるかっていうと
告白してくれた相手のことが気になってしょうがなくなるんですよ

もうね、気になって気になってしょうがない。顔を合わせるだけでドキドキする。
好きですって告白したのは向こうなのにまるで立場が逆転したみたいに、
告白された方が相手を意識しちゃってすごいドキドキするって状態になるんですよ

東くんにもそういう時期ありましたよね。
告白したのは相沢さんなのに、東くんの方が相手を意識しちゃってドキドキしっぱなしになるような時期が。
好きですって告白されるとこういう時期を迎える可能性が高くて、こうなってくると
「自分も相手のこと好きになっちゃったかもしれない。
 これなら付き合ってもいいんじゃないか」
って気持ちが湧いてくるわけなんですよ

要するに、付き合う提案をするならこの時期になるのを待ってからだと俺は思うわけです
この時期になったらもう相手の中に付き合ってもいいぐらいの気持ちが湧いてきてるから、
そうなってはじめて「付き合ってください」って提案をすべきだと思うわけですよ

まとめると、告白された直後ってのはまず最初に驚いてパニックになるビックリ期ってのがあって、
それが終わってから天にも昇るような喜び期に変わっていって
そしていよいよ相手のことが頭から離れないドキドキ期へと変わっていくわけで。

なので俺としては、ドキドキ期になるのをまずは待つべきだと思います。
せめて最低でも喜び期までは待ちたいところ。ただね、世間で告白する人っていうのは
ビックリ期の段階でもう「付き合ってください」って言っちゃうわけですよ

早すぎるやろと。まだ相手はビックリしてパニックになってる状態やろと。
そこでもう「付き合ってくれ」っていう要求を突きつけちゃってるわけだから、
相手からしたら「えっえっえっ、そんなこと言われても」ってワケ分かんない錯乱状態で決断を迫られて
とりあえずOKするのは不安だから「ごめんなさい」って言っちゃうんですよ

パニック状態で冷静な判断もできないし、その場でいきなりOK出すのも不安になっちゃうから
ごめんなさいとしか言えないっていうね。ビックリ期にいきなり付き合ってと要求するとこんなことになっちゃうわけで
もっと後のタイミングを待てば喜び期とかドキドキ期がやってきて相手の意識が変わるなんてことも
ザラにあるのになと思いますね

いやマジで。ごめんなさいって断った後でも、後からそういう喜びとかドキドキがやってきて
告白された方が相手を意識してしまうってことはよくあるんですよ
でも、告白した方はもう完全にフラれたと思ってるから
「もうだめだ、脈なんてなかったんだ、もう終わりだ…」って何もかも諦めちゃって、
相手の意識が自分に向いてることにまったく気づかず終わっちゃうっていう
そんなもったいない失恋の仕方をしてる人が大勢いると思うんですよね

そういうわけなんで、告白する時はやっぱり「好きです」ってことだけを伝えた方がいいと思います
あくまでもまっすぐに、余計な小細工せずに堂々と、最後まで逃げ腰にならずに。
唯一の懸念があるとすれば、「私もう付き合ってる人いるから…」とか「私にも好きな人がいるから…」とか
すでに相手にもう想い人がいるってパターンですが、そんな時でも
「それでも俺は好きです」ってぐらい言っちゃっていいと思います

それぐらい言っちゃっても全然構わない。だって「付き合ってください」って要求してるわけじゃないんだから。
「好きです」って言ってるだけなんだから、それだったら相手に想い人がいたとしても関係ないじゃないですか。
何も要求してなくてただ好きだって言ってるだけなんだから、これだけだったら問題ないんですよ。
だから最後まで堂々とした方がいい。
まっすぐな告白を最後まで貫くわけです。それができれば相手の意識が自分に向いてくれる可能性だってあるわけですよ
なので告白する時の心構えっていうのは

我が心と行動に
一点の曇りなし…!!

ってぐらいの気持ちで行ったほうがいいと思います(えー
ほんと堂々としたまっすぐな告白って大事ですよ、逃げ腰になって小細工に頼るとロクなことにならないですからね…



・はじめまして。食戟のソーマの感想からこのサイトにたどりついて以来、大志Mk-2さんの雑記を読むのが日課になっています。
 いつも楽しく拝見させていただいてます。最近では、「僕と君の大切な話」から大志さんの恋愛観について知ることができて、
 男友達がいない私にとってはすごく興味深いですし、勉強になることばかりです。
 そこで、はじめましてで申し訳ないのですが、私の片思いをしている男性の気持ちについてご意見があれば聞かせてください。

 私は同じ職場の3つ歳上の男性に片思いしています。 食べ物の趣味が合うことからよく一緒に食事に行くようになり、カラオケにも行くようになりました。
 8月のある日、夜に彼の家に呼ばれて、私はどんな関係になってもいいと覚悟を決めて家に行きました。
 予想通り私は彼に触れられたのですが、彼からは「俺のことは踏み台にしてほしい」ということを言われました。
 彼はバツイチです。私に男性経験がないことを知っていて遠慮しているのかな、別にいいのに、と思いつつ、なんだか彼に壁を感じて何も言えませんでした。
 家に行く機会はもう一度あったのですが、その時は「もっと触られるのに慣れてほしい」ということを言われ、「慣れてなくてごめんね」と答えたと思います。
 結局、2回とも触れあうだけで一線を越えることはありませんでした。

 その後は食事に行きつつ、特に関係性に進展はありませんでした。
 ところが9月に入ったとたん、彼の接し方が冷たく、とても距離のあるものに変わったのです。
 仕事の話では普通に話せるし笑顔も時々みれるのに、その他のプライベートな話は他の人も一緒でないとそっけなく、スムーズに話せなくなりました。
 単に私の考えすぎで、今は仕事モードなんだろうかという気もします。
 でも、仲が良かった頃と落差が激しくて、仕事をしていても友達と遊んでいても、いつでももんもんと彼のことを考え込んでしまいます。
 私は彼の態度が変わる前の出来事がなかったことにされてしまうのが一番嫌で、できれば元のように接したいと思っているのに、
 もう二度と戻れないような気がしてブルーになっています。

 男の人が仕事モードの時は、そんなに態度が変わってしまうのでしょうか。
 それとも、もう彼は私のことをただの職場の人間としかとらえていないのでしょうか。女なら誰にでも触れてしまえるものなのでしょうか。
 本人に聞けばいい話なのはわかっているのですが、どうし by モカ(27歳社会人)

モカさんどうもはじめまして、このコメント読んで驚いたんですけどこれって本当にガチな恋愛相談ですね!?
俺みたいなアホにこんなこと聞いちゃっていいんですか!?(えー
果たしてアホアホマンな俺にどれだけのアドバイスができるのか…とりあえず状況を整理すると
以前は仲の良かった彼氏が急にそっけなくなってしまい、そのことで悩んでるってことですよね

なぜ彼がそっけない態度を取るのか、その理由がなんなのかは俺にも詳しいことは分かりません
ただ、俺も彼女を持つ身として言えるのは、
すごいしょーもないことでそっけない態度を取っちゃうことってあるんですよね

たとえば具体的に言うと、俺の彼女は女友達がかなり多くいるわけですが、
その女友達といつもワイワイ楽しそうに遊んでる姿を見ていると、
「俺といる時よりも楽しそうだなー」とか「俺がいなくても彼女って幸せなんじゃないかなー」とか
そういうすごいしょーもないこと考えちゃったりするんですよ

いやマジで、彼女は単に女友達と仲良くしてるだけなのに、いったい何考えてんだ俺はってくらい
バカみたいな話なんですが、でもそういう本当にバカみたいな悩みでも、なんか自分の中で気になっちゃって
「俺なんかいてもいなくても彼女には影響ないんじゃないか?俺はどうでもいい存在なんじゃないか?」みたいに思い込んじゃって
その結果、彼女に対する態度がそっけなくなるってことが実際ありましたね

「へっ、どうせ俺なんかどうでもいいんだろ?」って変な思い込みしてスネちゃった時とかね
で、そういう風に仲がこじれそうになった時の解決法って言ったらなんなのかというと
やっぱり彼女と話すことなんですよ。

変に自分の中で色々と思い悩んでたけど、いざ彼女と会って話してみたら
自分がくだらない思い込みをしてただけで、彼女も俺のこと気にかけてくれてたことが分かったり
ああ、俺やっぱりこの子のこと好きだなって気持ちが湧いてきたり
相手と話してみてはじめてモヤモヤが晴れていく
ってことはあると思うんですよね
そういうの非常によくあると思います。まず何よりも相手と話をすることが大事だと思う

でもこういう時って、相手と話をなかなかできなくてまず友達とか知り合いに相談しがちだと思うんですよね
モカさんも今そんな状況のように思います。ただ、周りにいくら相談してみても肝心の相手の本心は分からないままだし、
それに周りに相談した結果、相手の愚痴ばかりを言ってしまうってこともあると思うんですよね

たとえば俺の場合だと、「彼女は俺のことなんてどうだっていいと思ってるんだ」っていう
そんな愚痴を周りの人に垂れ流してしまったりだとか。単なる思い込みの歪んだ妄想なのに
それを本当のことのように周りに話してしまうっていうね。

その結果どうなるかというと、周りもそれを真に受けて「うわぁ、お前の彼女ってそんなこと思ってるのか…」みたいに言い出しちゃって
ただのくだらない思い込みなのにますます本当のように感じちゃったりして
どんどんと負のスパイラルに陥っていくわけですよ。で、そんな負のスパイラルを長いこと繰り返してるうちに
「お前まだその彼女と付き合ってるの?もう別れて他のいい子を探したらどうよ」みたいに
彼女との関係を絶ったほうがいいみたいなアドバイスをされることがあるんですよ

そんな風になっちゃうと、「そうした方がいいのかな…」と思ってしまって
他の女の子にフラフラと寄って行ってしまって浮気が始まるとかいうことになったりね…
まあ、俺の場合はそんな浮気相手なんてぶっちゃけどこにも見つからなかったから何も起きなかったんですけど(えー
ただ、あの時は初めて浮気しようとする男の気持ちが分かったなーと思いました。
それまでは浮気しようなんて、そんな気持ちどっから湧いてくるんだよって意味が分からなかったんですけどね

まあとにかく、話をまとめると
彼女と話をすれば簡単に解決することなのに、
それをしようとせず悩み続けた結果、どんどん悩みをこじらせて
浮気しようとかおかしな方向に行ってしまった
っていうことがあったんですよ

ちゃんと話をすればよかった。ただそれだけのことなのに
それを避けようとしたばかりにいつまでも解決しなかったっていうね
ちなみにそういう「ちゃんと話をすればよかった」っていうことって、
俺が昨日話した「抱かれてもいいと思ってるから!」って告白された中学の話もそうだと思うんですよ

その時の俺は、この「抱かれてもいいと思ってるから!」って言われたことが本気なのかなんなのか全然わからなくて
その子に対してどう接していいのかまったくワケがわからないまま、中学での数年間を終えてしまったわけですが
その子の真意がわからないならちゃんと話をすればよかったんですよ。
どういう気持ちで俺に告白してくれたのかってことを、ちゃんと話して相手の気持ちを知りさえすれば
中学の数年間なんにもまともな返答をできずに終わるなんて関係にはならなかったと思うんですよね

あとは漫画の話になっちゃいますけど
はまりんとカフェインもちゃんと話をしなかったことで仲がこじれるシーンがあるんですよ

例のカフェインの告白があった後、はまりんはカフェインを意識してしまったりタイミングが悪かったり
カフェインにそっけない態度をとってしまって話しかけられてもスルーするってことを
何度も繰り返してしまったんですね。で、告白した相手からそんな態度を取られたカフェインは
「俺って嫌われてんのかな」と思ってしまってさすがにちょっと落ち込んだりとか
お互いの仲がこじれてしまったわけですよ

で、そんな風にこじれてしまった2人の仲は、その後で何をきっかけに修復されたのかっていうと
それはやっぱり2人でちゃんと話をしたってことだったんですね



はまりんがさんざん悩んでたようなことも、いざこうやってカフェインと顔を合わせて
素直にちゃんと話をしたらいともあっさりと解決したわけなんですよ
俺が思うに、相手とちゃんと話をするってことはそれぐらい大事なことだと思うわけです

大概の悩みなんてそれで簡単に解決しちゃう。でもそれをやらずにひたすらずっと悶々としていると
どんどん悩みがこじれていって大変なことになってしまうから
手遅れにならないうちに早め早めに話をした方がいいと思います

俺としても、例の「抱かれてもいいと思ってるから!」って言ってくれた子と
ちゃんと話をしなかったことをいまだに後悔してるんですよね
あれって俺が中学生の時の話だから、ざっと今から20年前のことですよ
それをいまだに引きずってるっていう。20年間ずっと後悔してるってやばいでしょ
なのでモカさんも、俺のように20年間の後悔をしたくなかったら今のうちにちゃんと話をした方がいいと思います(えー


(C)講談社/ろびこ






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