特撮感想:海賊戦隊ゴーカイジャー 第1話「宇宙海賊現る」

「ジャマするぜ地球人ども!俺たちは海賊戦隊ゴーカイジャー。
 この星には宇宙最大のお宝があるんだってなぁ、おとなしくその在り処を教えな!!」

さてそれでは、せっかくゴーカイジャーがyoutubeで配信開始したということなので、ちょいと感想を書いていきたいと思います。
まずはゴーカイジャーが地球にやってきたシーンについてなんですが、ご覧の通り
「オラオラ地球人ども、おとなしくお宝の在り処を教えな」と言っていて
お宝目当てに地球にやってきただけでこの星に愛着もないし、ましてや「地球を守るために戦おう」なんて気はサラサラないわけです

なので正義のヒーローというより、この時点ではならず者の宇宙海賊といったところでしょうか
そんなゴーカイジャーの意識が、これからどう変わっていくかというのもこの作品の大きな見どころですね
さてともかく、「宇宙最大のお宝」を探しに地球にやってきたゴーカイジャーですが、そんなもの地球人は誰も知らないので
探そうにも手がかりが何もない状態です。なので「とりあえず腹ごしらえでもするか」とまずはメシ屋に立ち寄ることに…

そんなわけで立ち寄ったメシ屋がこれです。スナックサファリ。
これって太陽戦隊サンバルカンに出てきたお店らしいですね
俺はサンバルカンを見てないので直接は知りませんが、ゴーカイジャーでこういう店が出てきたら
とりあえず調べてみると「あっ、この店って過去の戦隊に出てきたやつなんだ」ってことが分かったりするから
そういうことを楽しむのもゴーカイジャーの醍醐味のひとつだと思います

さてそんな中、スナックサファリのカレーを口に運ぼうとしたところ、
まさにその瞬間ザンギャックの手下どもが店の近くで暴れ出してしまい、店もカレーもすべて台無しになってしまいます
せっかくのカレーを台無しにされて不機嫌になるゴーカイジャー達。さらに、店の外に出てみると
ザンギャックの怪人どもが女子供を踏みつけにして蹂躙しており、
それを見たゴーカイジャー達は「気に入らねーな…」とついにザンギャックに戦いを挑むわけです

「貴様ら賞金首の海賊どもか?一体なんの真似だ!」

「気に入らねぇもんはブッ潰す。それが海賊ってもんだろ」

このマーベラスの言葉がゴーカイジャー達の心境を物語ってますね。
第1話時点では、ザンギャックの連中の調子こいた暴れっぷりが気に入らないから叩き潰すというのが
ゴーカイジャーの戦う理由だったということでしょう。そんなわけで変身してのバトルが始まるわけですが…

ゴーカイジャーの戦闘といえばあれですよね、まず特徴的なのが武器交換アクション。
ゴーカイジャーの基本装備はゴーカイサーベル、ゴーカイガンという風に剣1本と銃1丁なわけですが
これを仲間同士で剣と銃を交換したりしながら戦うわけですよ

なぜ交換するのかという意味について一番分かりやすいのがジョー。
ジョーはもともと二刀流の剣士なので、剣1本と銃1丁で戦うよりも
銃を交換して二刀流で戦うのが本来のスタイルってわけですな



それとルカもまた剣2本で戦う場面が多いキャラです。ただ、戦闘スタイルはジョーとは少し違っていて
剣につけたワイヤーをブンブン振り回しながら鎖鎌のように敵を薙ぎ払うっていう戦法をよくやってますね。
ギルティギアのアクセルみたいな攻撃を得意とするキャラって感じです



次にハカセなんですが、こちらはジョー達とは反対に二丁拳銃で戦うことが多く
いつもハチャメチャな動きをしながら銃を乱射しまくるスタイルとなっております
今回なんかは空中ブランコで逆さになりながら銃を撃ちまくってました



次にアイムなんですが、これもまた二丁拳銃で戦うキャラでして
特徴としては優雅なポーズで舞うように撃つって感じですかね
アイムはもともとお姫様なだけに、アクションも優雅さを強調した動きになってると思います



最後にマーベラスですが、マーベラスは結局のところ剣と銃を両方持つスタイルが得意なようで
荒々しく敵を斬り刻んだり、派手に銃をぶっ放したり、
まさに海賊って感じに剣と銃で暴れまくるキャラになってると思います

それとゴーカイジャーといえばやっぱりこれですよね、ゴーカイチェンジ。
今回チェンジしたのはゴレンジャー、シンケンジャー、マジレンジャーの3つでした。
特にゴレンジャーは、ゴレンジャーハリケーンも披露したりちょっと力入ってましたね

ゴーカイチェンジの描写も話が進むほど豪華になっていって、
特に先輩の戦隊キャラが登場する回では、変身時の演出やBGMも再現するようになるので
あれは元ネタを知ってると嬉しい演出ですよね。知らなくても調べてみるのがまた楽しかったりするし。

ちなみに、ゴーカイジャーの世界で先輩の戦隊キャラはどうなっているのかというと、
ゴーカイジャーが現れる前にザンギャックの大軍団に立ち向かい、激しい戦いの末に変身の力を失ってしまったという設定になってます。

 

ちなみにこれがその先輩たちの戦った様子です。戦隊の数もめちゃくちゃ多いけど、
それ以上にザンギャックの数多すぎワロタ
ザンギャックが多すぎてもはや津波みたいになってるじゃねーか!こんなのに立ち向かうとは先輩たちも大変だ

この番組におけるザンギャックって、単なる敵組織というよりは
圧倒的な物量を誇る宇宙の大帝国であり、先輩の戦隊たちが集結しても勝てないほどの大組織で、
ゴーカイジャーもなるべくザンギャックとは関わらないようにしていたんですよね

ただ、今回の話でゴーカイジャーもザンギャックの手下と戦うことになってしまい、
しだいにザンギャックとの因縁が深まっていくというのが
ゴーカイジャーのストーリーとなっています。それでは第2話に続く


特撮感想:海賊戦隊ゴーカイジャー 第2話「この星の価値」



「ザンギャックの奴ら、地球と月の間に艦隊司令部を置いたみたいだよ」

「この星の人々の平和な暮らしが守られるのか、気がかりですね…」

「それはこの星の人間が考えればいいことだ」

「そうそう、私たちはお宝探しをどうするかよね。
 こないだうっかり戦っちゃったから、なおさら目つけられてるだろうし」

「ああ。とっととお宝手に入れて、この星から逃げるしかねーな」

さてゴーカイジャー第2話の感想ですが、冒頭の場面では地球がザンギャックに狙われている件について
「そんなのこの星の奴らがどうにかすればいいでしょ。俺ら関係ねーし」と無関心を決め込んでおり、
「ああ、とっととお宝手に入れて逃げるしかねーな」ズラかる算段をしていました

やっぱりこの時点のゴーカイジャーはそれだけ地球に興味がないってことですね
第1話で戦ったのも、むしゃくしゃしてやった。今は反省しているって感じで
ザンギャックとガチでやり合う気はないみたいだし、お宝が見つかったら地球なんぞ見捨ててとっとと帰るつもりのようです

「すいません!宇宙海賊の皆さんですよね!?僕知ってます、宇宙最大のお宝の在り処!」



ってそんな中、いきなりゴーカイジャー達の前に「お宝のこと知ってますぞー!」などと語る妙な少年が登場!
何者か知らんがちょっと待てお前!冷静に考えろ!お宝のこと教えちゃったらゴーカイジャーが帰っちゃうだろ!(えー
ここはお宝のことなんか教えずにゴーカイジャーを地球に繋ぎ止めて
ザンギャックと戦わせるためにとことん利用してだな…(えー

がしかし、よくよく話を聞いてみると、この少年はお宝のことなど何も知らないようで
ただ単にマーベラスの持つレンジャーキーを盗もうと近づいてきただけのようです
そのことを知って「ざけんなこのヤロー」とキレるマーベラス。ただ、その少年はふざけた気持ちで盗もうとしたのではなく、
祖父をザンギャックに殺されてしまったという過去があるために、自分もザンギャックと戦いたいんだそうです

いきなり人死にの話が出てくるとは、結構重い設定だな…
ちなみにマーベラスも大切な人をザンギャックに殺されてしまったっていう過去があるんですよね
それだけに、この少年の気持ちを粗末に扱うことはできないようで、ひとつのチャンスをあげることになります

そのチャンスというのが、「お前の手であのザンギャックの怪人を倒してみな」というものであり、
そのためにわざわざシンケンレッドのレンジャーキーと、変身アイテム(モバイレーツ)まで貸してやるマーベラス。太っ腹よのー
そんなわけで、この少年の変身した子供シンケンレッドがここに誕生!マジで子供サイズのシンケンレッドって感じで驚くわ
このシーンのためにわざわざ小さめのシンケンレッドのスーツ作ったんだろうか。ともかく少年と怪人のバトルが始まりますが…。

「ふん…身の程知らずが!!」

ズドドドドド!!

「がああああ!?」

「…」

「だ…だめだ…俺の力じゃ…地球は守れない…」

「ならお前は別の方法で地球を守るんだな」

「そんなのどうやって…」

「甘えてんじゃねえよ。そんなこと自分で考えろ」

ああしかし、結果は少年の無残な敗北!少年の力ではシンケンレッドの強さを引き出せなかったようです
さすがにマーベラスも少年へのチャンスはここまでにする気のようで、
貸していたレンジャーキーとモバイレーツを取り上げてしまいました。まあそういう約束だったしな…



「おい、この星には守るほどの価値があんのか?」

「あるよ…!絶対!」

「どこにあるんだ?」

「どこにだってあるよ…海賊なら自分で見つけろよ!」

「フン…なるほどな」

とその時、地球を守ろうと必死になっていた少年の姿に少し興味を持った様子のマーベラス。
「この星のどこに守るほどの価値があるんだ?」と聞きますが、
「どこにだってあるだろ、それぐらい自分で見つけろよ!」
と返されてしまいます
なるほど、さっきマーベラスも「甘えてんじゃねえよ、それぐらい自分で考えろ」と少年に言い放った直後なだけに
こりゃ一本取られたって感じでしょうかね。するとマーベラスは、先ほど少年を倒した怪人の方へとずんずん歩いていき…

「ぬ…?賞金首の海賊野郎が、一体なんの用だ!」

「ちょっと探しモンがあってな」

そして怪人に対し、「探しモンがある」と言いながら戦いを挑むマーベラス!
あの少年が必死に地球を守ろうとしている姿を見て、自分も地球の価値を探してみたくなったってことでしょうか
要するに少年の心意気に免じて戦う気になったってことですよ。
マーベラスってこういう風に、他人の心意気に免じて戦うってことに関しては義理堅い性格してるんだよな

そして今回登場したゴーカイチェンジなんですが、デカレンジャー、ハリケンジャー、そしてレッド軍団となっております
ふだんの戦隊を見慣れた身からすると、レッド軍団って型破りなことやってんなーと思いますね
いつもは違う色の戦士が並んでるのが当たり前なだけに、レッド一色の光景が見られるのはゴーカイジャーならではって感じがします

それとこれだけ何度も別の戦隊に変身しまくるということは、
それだけいっぱいスーツを用意しなきゃいけないってことだから
撮影するの大変だったんだろうなーと思いますね。たとえば今回のレッド軍団を見ると、大人版のシンケンレッドの姿がありますが
さっきの子供版のシンケンレッドとは別に大人版のスーツを用意したって考えると
どれだけいっぱいスーツを用意したんだろうって思うし、
ゴーカイジャーってめちゃくちゃ力を入れて作られた作品だよなってことを改めて思いますね。それでは第3話に続く!


特撮感想:海賊戦隊ゴーカイジャー 第3話「勇気を魔法に変えて 〜マージ・マジ・ゴー・ゴーカイ〜」

さてゴーカイジャー第3話の感想なんですが、一言でいうとこの話はマジレンジャー回となっております
サブタイトルもマジレンジャーに寄せてあって、劇中にマジレンのキャストが登場する内容になっており
レジェンドヒーローの先輩とゴーカイジャーが交流する回、いわゆるレジェンド回の最初となったのがこの第3話ですね

ちなみに今回登場したのはマジレッドこと小津 魁(おづ かい)。
マジレンジャー当時は子供っぽい性格だった魁ですが、今作においては落ち着きのある大人に成長しております
そんな魁ですが、なんの用もなくゴーカイジャー達に会いに来たわけではなく
「俺を捕まえることができたら、宇宙最大のお宝について教えてあげるよ」
という風に、ゴーカイジャーへの試練と、宇宙最大のお宝のヒントを与えにやってきたってわけです

この魁の申し出はゴーカイジャーにとっても非常に重要で、
なにしろゴーカイジャー達は今まで宇宙最大のお宝のことを探しながらも
その手がかりをまったく掴んでいなかったわけですから
魁との出会いによってようやくお宝について何か分かりそうだって状況になったわけですよ

そんなわけで、「魁を捕まえる」という試練を喜んで受けるゴーカイジャー達でしたが、
魁も簡単には捕まる相手ではなく天空聖者フレイジェルを呼び出したり
断崖絶壁の向こう側から「ここまで来れるかい?」と誘ってみたり、なかなかの難関をゴーカイジャーの前に用意してますね

それにしてもフレイジェルが出てきたのは驚いたなあ
フレイジェルっていうのは魁に炎の加護を与える精霊みたいなもんで
その加護によって魁は炎の力を駆使することができるってわけです

「試した甲斐があったよ。勇気…それが魔法で戦うマジレンジャーの本当の力なんだ。
 今の君達なら、マジレンジャーの大いなる力を引き出せるはずだ」

「大いなる…力?」

「34のスーパー戦隊の大いなる力を、すべて引き出すことが出来れば…
 きっと宇宙最大のお宝が手に入るよ」

そんな魁が与えていた試練については、ゴーカイジャー達の勇気を試していたということで
魁が認めるだけの勇気を示したことにより、ゴーカイジャー達はマジレンジャーの大いなる力を手にすることになります
この大いなる力こそが、ゴーカイジャー達の求める「宇宙最大のお宝」に辿り着くために必要なものであり、
34の大いなる力をすべて集めたその時、宇宙最大のお宝への道が開かれるっていう話になってるわけですね

今までは宇宙最大のお宝を見つけようにも、何をどうしたらいいか分かっていなかったゴーカイジャーですが、
「34の大いなる力を集めればいいんだよ」ということが魁の口から明かされたことにより
今後の方向性がハッキリと決まったわけですよ。
お宝のためにその大いなる力ってやつを集めてやるぜっていう具体的な目標ができたわけですね
そういう意味じゃこのマジレンジャー回は、単なるファンサービス回じゃなくて
ゴーカイジャーのストーリーの根幹に関わってると言ってもいいくらい重要な話なんだよな

そしてマジレンジャーから授かった大いなる力というのがこれです、マジドラゴン召喚。
巨大な竜型ロボのマジドラゴンを召喚して戦わせることができ、
さらにゴーカイジャー達の主力ロボであるゴーカイオーとも合体してパワーアップできるというもの。

大いなる力の内容は戦隊によってさまざまですが、
こんな風にゴーカイオーをパワーアップできる力を授けてくれる戦隊は、今後もちょくちょく出てきたと思います。
そういう意味じゃ、大いなる力を集めること自体がゴーカイジャーにとってはけっこうお得ですよね

それと今回使用したゴーカイチェンジについてなんですが、前回レッド一色の変身をしてたのに対して
今回はブラック一色ホワイト一色といった別のお遊び変身をやってましたね
さらに今回はマジレンジャー回ということで、お遊びではないガチのマジレンジャー変身もきっちり用意されてます
足元に浮かび上がる魔法陣の上での変身、そして正面を向いた構図でマスクが変わり

「魔法戦隊!!マジレンジャー!!」

という名乗りまで決めての変身!さらに言うとBGMもしっかりマジレンジャーのものを使用しており
可能な限りマジレンジャーの雰囲気を再現するようにしてますね
しかもマジレンジャーのアイテムであるマージフォンまで持っており
「新しい魔法」がマージフォンで使えるという展開に!

こういう風に「新しい魔法」がマージフォンで使えるっていうのも、マジレンジャーのお約束でしたよね
そんな新魔法の呪文は「マージ・マジ・ゴー・ゴーカイ」であり、
マジレンジャー当時と同じ玄田哲章ボイスで読まれるというこだわりっぷり。
ちなみに戦闘時にもグリーングランド、ピンクストーム、ブルースプラッシュ、イエローサンダー、レッドファイヤー
マジレンジャーの技を駆使して戦ってましたね。なので相当に凝った内容であり、
レジェンド回のスタートを切るのにふさわしい回だったと思いますね。それでは第4話に続く


特撮感想:海賊戦隊ゴーカイジャー 第4話「何のための仲間」

「んじゃ行くよみんな!」

「かしこまりました!」

「出でよ!名前はてきとう、ジャッカー電撃ドラゴン!」

しーん

「ダメか…じゃあ次はバトルフィーバーJ!出でよ!ドラゴンフィーバー!」

しーん

「なんにも出ない…結局使えるのはマジドラゴンだけかぁ〜」

「やっぱりあと33回、何かを見つけなきゃダメってことだね」

さて第4話のゴーカイジャーですが、冒頭の場面では
マジドラゴンみたいに他の戦隊の大いなる力もなんか出ないもんか
ゴーカイジャー達が試している場面で始まっております

手当たりしだいにジャッカー電撃隊やバトルフィーバーJのドラゴンを出そうとしてますが
世の中そんなに甘くなかったって感じになんにも出てきてないですね
どうでもいいけど名前はてきとうジャッカー電撃ドラゴンっていうネーミングが
俺のツボにはまってしまって、この名前だけ妙に気に入ってしまったわ

そんなお試しタイムが終わり、街を歩いているとたまたまザンギャックの怪人と出くわしてしまったジョー達。
やむなく怪人と戦うことになりますが、なんとこの怪人はそんじょそこらの怪人とは比べ物にならないほどの強敵であり、
ジョー達をも凌駕するほどの力を秘めていたようです。なんてこったたまたま出てきた怪人のくせに!(えー

「それなりにはやるな。だがまだ甘い…太刀筋がまるでなっていない!」

「なに…!?」

「誰に手ほどきを受けたのか知らんが、相当な無能のようだな」

「なんだと…!」

そんな怪人のゾドマスは、どうやら剣の腕に相当な自信を持っているようで
同じ剣士であるジョーを真っ向から叩き伏せ、「未熟者のザコが」と見下し発言を連発しております
なるほどゾドマスっていうのはソードマスターっていう意味か。
「ジョーを上回る大剣豪」という立ち位置の敵ってわけですね、まさかそれほどの強敵がいきなり出てくるとは…

ズバアッ!!

「ぐうっ…!」

「ジョー!」

「未熟者めが…5人がかりとはいかにもザコの考えそうなことだ。
 いつまでもお前の相手をしているほどヒマではない」

「逃がすか!」

「待て…!あいつは…俺1人でやる…!!」

そんなゾドマスとの初対決で、無残な敗北を喫してしまったジョー!
仲間のおかげで命は助かったものの、無能、未熟者、ザコとさんざん言われながら叩きのめされてしまい、
剣士としてのプライドをズタズタに傷つけられてしまったようです。
そしてゾドマスへのリベンジに燃えるジョーは、自らの剣技を磨き上げるために山ごもりを始めることに…

そんなジョーがズタボロになりながら山ごもりをし続けることに納得が行かず、
「1人でだめなら5人で戦えばいいではないですか」と説得するアイム。
しかしジョーは、そんなアイムの言葉を聞き入れることなく山ごもりをし続けます

まあさっき「5人がかりとはいかにもザコの考えそうなことだ」って言われちゃったしな…
ああまで言われたら、5人で戦うことなんて意地でも出来ないわな…
意地があんだよ!男の子にはなぁ!!
それにしてもジョーの服を掴んで止めようとするアイムの図めっちゃ可愛いな

「放っとけってどういうことですか…?私たちはジョーさんの仲間でしょう!?」

「一緒に何かするだけが仲間じゃねえだろ」

「私には分かりません…」

「アイム、あいつが1人になるのは、いつでも何かと本気で戦う時だよ。
 だから何も聞かずに1人にしてあげたいんだ。仲間だから」

「…」

そんなジョーのことが心配で「仲間だから一緒に戦いたい」と主張するアイムでしたが、
マーベラスとルカはそれとは逆に「仲間だから1人にしてあげたい」と語ってますね
このへん同じ仲間でも考え方の違いがあってなかなか面白いです

それにマーベラス、ルカ、アイムではジョーとの付き合いの長さも違うんですよね
一番ジョーとの付き合いが長いのはマーベラス、その次がルカ、そして最後にアイムという風になっており
マーベラスやルカは付き合いが長いぶんジョーの考えを理解していますが、
アイムはまだそれが分かっていないってことなのかなと。
「私には分かりません…」
っていうのはそういう意味も含んでるように思いますね

「来たか。青二才」

「今度こそ…お前を斬る!!」

そして山ごもりを終えて再びゾドマスと相まみえたジョーは、
まるで巌流島の戦いのように剣士として1対1の決闘を行うことに!
ちなみにアイムは、加勢したい気持ちを抑えて物陰からジョーの戦いを見守っているようです
今回のアイムはめっちゃヒロインムーブしてるよな

ガシガシイッ!!

「ぐっ…!なに!?」

「そんな…!卑怯です!!」

「バカめが…勝負に綺麗も汚いもない。勝てばいいのだ」

ってゲェー!?なんとその時、潜ませていた手下を次々にけしかけて
ジョーの動きを封じてしまったゾドマス!き、きさまー!堂々と剣技を競う剣豪かと思ったらあー!
多人数で1人をボコるとはなんという卑怯な!(えー
いや冷静に考えたらそれっていつも戦隊がやってることなんだけどね…逆の立場になってみると汚く見えちゃうもんだね…
ただ今回は1対1の決闘って話だったから!そこに水を差して騙し討ちするのは間違いなく卑怯だから!

「くたばれ青二才」

「ジョーさんーっ!!」

ズドドドドド!

「なに!?」

「面白えことになってるじゃねえか」

「マーベラスさん!?どうして…」

「だって仲間だもん、気になるじゃん!」

「そういうこと」



ってそんな中、ジョーの邪魔をするザコどもを片付けにやってきたマーベラス達!
どうやらマーベラス達もジョーの決闘の行方が気になっていたらしく、アイムとは違う場所から見守っていたようですね
そして無粋なザコどもを次々に片付けたマーベラス達は「これで邪魔者はいなくなったぜ」と言わんばかりにジョーを送り出すことに…

「受け取れ、ジョー!」

「レンタル料高いよ?」

「買い出し当番10回分だね!」

「3回でいいだろ…!」

さらにその時、ゾドマスとの決着をつけようとするジョーに自分たちの剣を貸し与えるマーベラス達!
これでジョーはゴーカイジャー全員の剣を装備し、なんと5刀流となっております
もともと2刀流が得意とはいえ、まさかの5刀流とは…!これほど多くの剣を使いこなせるのか注目ですね

「5刀流だと?そんな虚仮おどしで勝てるものか!!」

「5刀流…!ブルースラッシュ!!」

ズドババババアッ!!

「ぐおあああああああーっ!?」

ってここでジョーの超必殺技が炸裂!歴代ブルー戦士のレンジャーキーを5本の剣に装着し、
目にもとまらぬ5連撃で瞬く間にゾドマスを斬り捨てることに!これぞブルーの必殺技や!
ちなみにこの5刀流ブルースラッシュはここだけでしか見られないお宝技です
それだけ貴重な技が用意されてたり、ゾドマスとの戦いを1人で完遂したり、ジョーはすっごい破格の扱いだなあ

「…食ってくれ」

「ジョーさん…!」

そしてラストシーン、仲間に心配をかけたおわびに手づくりのケーキを用意して仲間に振る舞うジョー。
特にアイムはそれが嬉しかったようで、仲間の輪から抜け出して
ニコニコ笑顔でジョーのことを見つめております

さらにその時、ジョーの鼻の頭についていた生クリームをスッと指ですくったアイムは
そのままペロッと自分の口に…っておいおいおい何このラブラブバカップルは!?
完全にジョーとアイムがラブラブなんだが!?今回めっちゃ恋愛フラグ立ちまくりやないかい!

ちなみに今回これだけフラグを立てておきながら、次回以降この2人の進展は
まったくありませんでした(えー
なんでやねんて!!今回こんなに急接近したのに、次回以降なんもないってそんなのアリかよ!
たまたま今回だけのサービスだったんだろうか…それにしてもラブラブすぎてびっくりするわー



あと本編とは関係ないんですが、ゴーカイジャーのことで驚いたのが
スパクロの最新イベントにおいてゴーカイジャーが再び登場したんですよ!
それもゴーカイオーの最終形態であるカンゼンゴーカイオーでの実装!

うおおおおおおまさかのカンゼンゴーカイオーとは!
しかも同じガチャには最新性能となった宇宙刑事ギャバンもいて、
能力的にも相性がよくカンゼンゴーカイオーと並べることでギャバンに強力なバフがかかったり
完全に俺得としか言えない状況!うおおおおこのガチャはとことん回してやるぜ!!
スパクロでは最近ずっとガチャ回さずに我慢してたから、石も400個以上溜まってるしな…くっくっく…
このカンゼンゴーカイオーとギャバンは俺がしゃぶり尽くしてやるぜ!それでは第5話に続く!
 


特撮感想:海賊戦隊ゴーカイジャー 第5話「ジャッジメント・パイレーツ」

さてゴーカイジャー第5話の感想ですが、今回の話はデカレンジャー回となってますね
登場するデカレンメンバーはデカイエロー:ジャスミン、デカマスター:ドギー、デカレッド:バンの3人となっております
3人のレジェンドが登場とはなかなか豪華な回ですね

そんな3人の役回りとしては、宇宙海賊であるゴーカイジャー達に対して
数々の犯罪行為の容疑者として確保するという役になっております
そういう意味じゃちょっとルパンレンジャーvsパトレンジャーみたいな回とも言えますね

ただ今回のデカレンジャーは、単にゴーカイジャーを追いかけ回すというだけでなく、
ゴーカイジャーにかけられた容疑は本当なのか?という疑惑を追求する役も兼ねているので
何から何までゴーカイジャーと敵対しまくるというわけではないです。
それに大いなる力をゴーカイジャーに託すという役目もありますしね

そんな今回の話で目立っていたキャラというとやはりドギーでしょう
逃げるマーベラスを捕らえようと大立ち回りを演じたり、
その最中にザンギャックに襲われた時には、立場を超えてマーベラスをかばったり、
そんなドギーへの借りを返すためにマーベラスがザンギャックと戦ったりと、マーベラスと一番密接に関わるポジションになっていました

確かこの2人のやり取りはのちのスーパー戦隊最強バトルにも活かされてましたよね
スーパー戦隊最強バトルでこの2人が再会した時に、まさにこのゴーカイジャー第5話のことを回想していたシーンがあったと思います
あとこの2人のやり取りを見てて思うのは、マーベラスってほんと
不良なんだけど義理堅い性格してるんですよね

最初は自分のことを追ってくるドギーのことをうざったいポリ公ぐらいにしか思ってなかったのが、
その後ドギーがザンギャックの攻撃から自分を守ってくれて、それが原因で傷を負ってしまったのを見て
そんなドギーの代わりにザンギャックとの戦いに向かったりと、
マーベラスって仁義を通す不良みたいなところありますよね

第2話の時も少年の心意気に免じてザンギャックと戦うみたいな内容でしたが、
マーベラスってなんかそういう心意気とか仁義を重んずる任侠モノの主役みたいな感じがします

あと今回のゴーカイチェンジについてですが、まず手はじめにゴーオンジャーとダイレンジャー、
そして最後に今回のメインであるデカレンジャーへのチェンジとなってますね
例によってメインのゴーカイチェンジについては原作再現がされており、
変身エフェクトの再現やデカレンジャーのOP曲をバックに流しながらの変身となっております

特にデカレンジャーのOPってイントロの部分がめっちゃカッコイイので
数あるゴーカイチェンジの中でも相当シビれる演出になってますね
この曲を流しながら煙をバックに歩いてくるシーンはカッコよすぎてやばいですよ

「ゴーカイジャー!今のお前達ならばきっと引き出せる!デカレンジャーの大いなる力を!」

「フン、新しい力か…楽しみだぜ!レンジャーキー、セット!」

そして今回の戦いの末に、ドギーに認められたことで発動したデカレンジャーの大いなる力。
それが何かというとパトストライカー召喚ですね
巨大なパトカー型のメカが現れ、そのまま戦ったりゴーカイオーと合体したりすることができるっていう。

パトストライカーっていうのはもともとデカレンジャー達が使用していたメカだそうですが
でも今この名前聞くとめっちゃパトレンジャーのメカって感じするよね(えー
いや、というのもパトレンジャーって「ストライカー」って名前になにかと縁のある戦隊だったというか

パトレンジャーがパワーアップするのに必要なのがサイレンストライカーだったり
パトレンジャーが巨大メカで戦うのに必要なのがグッドストライカーだったりしたから
そんな中で「パトストライカー」ってメカがゴーカイジャーに出てきたら
「あっこれパトレンジャーの大いなる力やな」って思っちゃうやろが!(えー
まあパトレンジャーの方が後から出てきた戦隊だからこんなこと言ってもしょうがないんだけど…
でもパトストライカーってネーミングはほんとパトレンジャーにピッタリすぎてびびるよなー。それでは第6話に続く!


特撮感想:海賊戦隊ゴーカイジャー 第6話「一番大事なもの」

さてゴーカイジャー第6話の感想ですが、今回の話はルカのメイン回となってますね
ある日、宝石店で買い物中だったルカは、たまたまその店で大金持ちの成金オヤジと出会い
そのオヤジから儲け話を持ちかけられ、その話に乗ってオヤジの家のメイドとして働くという内容です

そう、メイドとして働く。つまりは市道真央のメイドコスプレ回ってことですよ!
M・A・Oが好きならこの回だけは見とけ!と全国のM・A・Oファンにオススメしたい回ですね
あとなにげにメイド服着てるシーンもすごく長いので、
メイド好きの人にもけっこう見どころ多い回だと思います

あとルカの性格的に、単なる従順なメイドっていうんじゃなくて
スキあらば足組んで電話とかする不良メイドって感じなので
それもまた味があるっていうかね。つーかこの格好で足組んでるのエロいよね(えー
いまや有名声優となった市道真央が、こんな風にふともも晒して足組んでる図をドアップで映されることなんてあるんだろうか。
まったくゴーカイジャーは最高だぜ!(えー

そんな風に市道真央がエロいっていうだけじゃなく、今回の話はお金で人生が豊かになるのかどうかという意味でも
けっこう考えさせられる話となってますね。というのも、今回の成金一家とルカはそのへんの考えが真逆なんですよ
まず成金一家の方は、貧乏な時の方が幸せだったと思っており、
この一家が貧しかった時は家族で支え合って暮らしていたのが、成金になってからはすっかり金に溺れてしまい
今では家族への愛情などなくなってしまったと思っているわけです

その一方でルカは、貧乏はひたすら不幸で苦しいものだと思っており
実際にルカは以前、食べていくのも困難なほどの貧しい生活を送っており、
幼い弟や妹たちにも満足な食事を与えられず、衰弱していく幼い子たちを見て
貧しことの辛さを嫌というほど実感してきたわけです

ちなみに俺はどう思うかというと、基本的にはやはり貧乏よりも金持ちの方がいいと思います
なぜなのかというと、金持ちっていうのは余裕があるからですよ
余裕があるということはすなわち、他人のことを助けたり思いやる余裕があると俺は思うわけで
他人を思いやるにはまず自分に余裕がなければならないというのが俺の持論なんですね

たとえば、自分に余裕がない人間がどうなるかというと、
分かりやすいのが今のようなウイルス騒ぎだったり、地震のような災害で余裕をなくしてしまった人の行動ですよ
そうなった人は自分さえよければいいという行動に走りがちというか
他の人も必要としているものを自分だけ買い占めてしまったり、もっと酷いのは他人から盗んだりするわけで
他人のことなんかどうでもいい、考える余裕もないって状況からそうなってしまうと思うんですよね

これがもっと心に余裕を持てるような状況だったら、他人を顧みない行動もかなり減ると思うし
むしろ他人を思いやることだって出来ると思うわけで。そういう風に余裕を持つという意味で
お金があるということはすごく大きいと思うんですよね
お金に余裕があることで心にも余裕が生まれ、他人のことも思いやりながら行動できるっていう。
俺はそう思うわけです。まあ今回の成金一家はまったく逆なんだけど(えー

そろそろゴーカイジャー本編に話を戻しますと、今回の怪人はかなり面白い奴が出てきてましたね
ナノナノダっていう名前の怪人なんですけど、声優の高木渉がとにかくフリーダムなアドリブを連発しまくってて
喋ることがいちいち面白いって感じでしたね。たとえばルカがバルパンサーにゴーカイチェンジして戦った時には
「1たす2たす!?1たす2たす!?」「サンバルカン!」
っていうサンバルカンのEDネタをやりながら戦うんですけど、それなんかもアドリブだったそうです

そのやりとりについて市道真央がDVDのゴーカイトークで語ってたんですけど、
「高木渉さんがあれだけ1たす2たす!?1たす2たす!?って言うもんだから、
 もう私もサンバルカンって言うしかないじゃん(笑)」
みたいに、もう本当にその場のノリで1たす2たすサンバルカンのネタをやってたことを明かしてましたね
こういう裏話を聞いたりするのもゴーカイジャーの面白いところです

それと今回のゴーカイチェンジについてですが、さっき言ったサンバルカンのバルパンサーに始まり
ゴーゴーファイブのゴーイエロー、カーレンジャーのイエローレーサー
さらにはジャッカー電撃隊なんかにもチェンジしてましたね

ゴーゴーファイブにチェンジしたのは燃え盛る家に突入する救助活動のためで、
そのために救急戦隊のゴーゴーファイブをチョイスするのは芸が細かいなーって感心しました

あとなにげにジャッカー電撃隊は1人ずつ名乗りながら決めポーズやったり、
4人合体技のジャッカーハリケーンをやったりと、ちょっと豪華なチェンジでしたね。
確かジャッカー電撃隊はゴーカイジャーだとメイン回がなかったはずなので、
今回がちょっとしたプチメイン回って感じかもしれないですね。それでは第7話に続く!



特撮感想:海賊戦隊ゴーカイジャー 第7話「ニキニキ!拳法修行」

さてゴーカイジャー第7話の感想なんですが、この話はゲキレンジャー回となってましたね
登場したレジェンドはゲキレッドこと漢堂ジャン。どういう流れでジャンが出てくるかというと
今回ゴーカイジャーの前に武器の通じない怪人(パチャカマック13世)が登場し、
そんな怪人との戦いで役に立てなかったハカセとアイムが、拳法の達人であるジャンに修行をつけてもらうという内容になってます

ちなみにマーベラス・ジョー・ルカの3人については、もともと武闘派で普段から鍛えてることもあって
アイム達とは違って怪人相手に善戦し、それを見てアイム達が自分の弱さにコンプレックスを持ってしまうという感じでした
まあアイムとハカセって、普段の立ち位置をキラメイジャーでたとえるなら
アイムはマブシーナ様ハカセは博多南さんみたいなもんですしね(えー
おしとやかなお姫様と、物知り博士ポジションっていう。そう考えると普段から鍛えてないのも分かるっつーか…

ただ、ゲキレンジャーのテーマは高みを目指し、学び、変わるということなので
重要なのはこの気持ちを修行を通して学び取ることであり、
それが出来た時にゲキレンジャーの大いなる力を授けられるってことのようです。
そういう意味じゃ、鍛えていなかったアイムとハカセは修行して「変わる」ってことを実践できるキャラだから、むしろ適任だったかもしれませんね

そんなゲキレンジャーの大いなる力とはゲキビースト召喚。
ゴーカイオーの体から何体ものゲキビーストを召喚して敵に突撃させる技です
ただ、これまでのマジドラゴンやパトストライカーとは違って、召喚することはできても
ゴーカイオーと合体することはできないって違いがありますね

まあゴーカイオーと合体できるメカについては、
ゴーカイオー用のおもちゃとして実際に発売したものに限るので
残念ながらゲキビーストはそういう発売予定がなかったってことですな…(えー

そして今回のゴーカイチェンジについてですが、
まずマーベラス・ジョー・ルカが3人で善戦した時に変身したのがガオレンジャーとサンバルカン
その後、修行を終えたアイムとハカセを加えて5人で変身したのがゲキレンジャーとなっております

なんと言ってもゲキレンジャーは今回のメインですからね。
原作再現を重視した変身シーンや、劇中のBGMを流しながらの気合の入った演出が…
えっと、演出が…なんと今回ぜんぜんありませんでした!(えー

いやちょっと!なんで今回そういう演出なかったん!?他のレジェンド回だったらいつもそういうのやってますやん!
おもちゃか!?おもちゃが発売しないからなのか!?(えー
うーむ…制作側にも事情があって今回はちょっと無理だったとかなんだろうか…
ただせめてBGMだけでもゲキレンジャーOPとか流して欲しかったな〜
そう思ったファンもけっこう多いんじゃなかろうか。それでは第8話に続く


特撮感想:海賊戦隊ゴーカイジャー 第8話「スパイ小作戦」

さてゴーカイジャー第8話の感想なんですが、この話はおもしろ怪人回となってましたね
なんとも笑える怪人が出てきてギャグ展開を繰り広げるという話。
そんなおもしろ怪人というのがスニークブラザーズ(エルダー&ヤンガー)です

兄のエルダーは手のひらサイズのちっこい怪人で、声優をつとめるのが千葉繁
弟のヤンガーはガタイのいいマッチョの怪人で、声優をつとめるのが檜山修之
とにかくこの千葉繁&檜山修之のギャグ演技が見どころの回となっております
たとえば弟のヤンガーは兄思いの性格なんですが、いろいろと張り切りすぎて兄貴をひどい目にあわせてしまうことが多く

「ぎゃばああああああああ!?」

「アニキィィィィィィィーーッ!!」

「わざと!?ねえわざと!?」

「ち、ちがう!ちがうんだアニキィィーッ!!」

という暑苦しいやり取りを繰り広げたりと、こういう場面の無駄にすごいシャウトを聞いたりするのが楽しいですね
あと声優といえば、ゴーカイジャーの仲間である鳥ロボのナビィ田村ゆかりが演じているんですが
今回はそんなナビィの出番もかなり多かったので、千葉繁・檜山修之・田村ゆかりという
豪華声優陣の演技を存分に聞けるっていう回になってましたね

あと今回の話って、ジョーがバットを振りながらエルダーをかっとばすシーンがありましたが、これってやっぱりジョーを演じる山田裕貴が
野球経験者でしかも父親がプロ野球選手だから
そういう中の人ネタでバットを振らせたってことなんでしょうか
戦隊って意外とこういう中の人ネタを本編で使ったりするからなー

あと関係ないけど今回の市道真央がなんかイタズラっぽい表情するシーンが多くて
ちょっと小悪魔的な可愛さがあった気がする(えー
そういう意味じゃM・A・Oファンにも地味におすすめな回かもしれませんね

それと終始ギャグ丸出しの回ではありましたが、エルダー&ヤンガーがゴーカイジャーの潜入捜査を行ったことで
ゴーカイジャーの目的がザンギャックにバレてしまうという、なにげに重要な回でもありましたね
「スーパー戦隊の大いなる力を集めることで、宇宙最大のお宝を手に入れる」っていう。
この情報がザンギャックに漏れてしまったことで、のちのちアイツが出てくるってことなんでしょう

そして最後に今回のゴーカイチェンジですが、ガオレンジャー、デンジマン、ゴーグルファイブの3つとなってましたね
メイン回ではないですが、ガオレンジャーの「牙吠」って文字がでっかく出てきたり、
デンジマンでデンジパンチしまくったり、ゴーグルファイブで新体操したり、描写には力が入っていたと思います

というかガオレンジャーなにげに出番多いよね?前回もチェンジしてたし、今回もこうしてチェンジしてて
さらに次回予告を見たら次回はなんとガオレンジャーメイン回ですよ!
お、おいどういうことだ!ガオレンジャー3連発っていくらなんでも出番多すぎでは!?
おもちゃか!?おもちゃが発売するからなのか!?(えー
実際、次回出てくるガオレンジャーのメカはおもちゃの発売が決まってたはずだから、割とマジで可能性あるで!?
くそうなんてこった、戦隊におけるおもちゃの発売ってのはこんなにも影響がでかいのか…チクショオオオオオ第9話に続く!
 


特撮感想:海賊戦隊ゴーカイジャー 第9話「獅子、走る」

さてゴーカイジャー第9話の感想なんですが、この話はガオレンジャー回となってましたね
登場したレジェンドはガオレッドこと獅子 走。サブタイトルもモロにこの名前になってますね
話の流れとしては、ザンギャックとの戦いでアイムが足に怪我を負ってしまい
獣医である走に怪我を見てもらうわけですが、口の悪いマーベラス達とはウマが合わず睨み合ってしまうわけです
そんな中、礼儀正しいアイムとハカセがマーベラス達は悪人じゃないことを説明し、
さらに一般人を守るためにマーベラス達が戦っているのを見て、走に認められるという内容でした

とりあえず俺の感想としては、ストーリー的にはそんなでもないなと思った回でしたね(えー
うーん…あんまり語りたい部分がなかったというか…むしろ違和感がちょいちょいあったような気がします
たとえばアイムの怪我を見てもらうのが獣医っていうのも「獣医でええんか?」って思ったし
マーベラス達と走が睨み合ってしまう理由が単にマーベラス達の口が悪いだけだったり
あとはマーベラス達が特に理由もなく一般人を守ろうと戦い始めたってところですかね

たとえばこれまでの回だと、誰かの心意気に突き動かされて戦うみたいな
マーベラス達が戦うための動機づけがされていたように思うんですが、
なんか今回はそういうのがなくて、ただ単に困ってる人をほっとけないみたいな
善人っぽいキャラになってたのがちょっとなーと…

俺としては正直、マーベラス達は善人というよりは、不良なんだけど仁義を大切にするキャラって感じで
仁義と関係ない相手を救おうとするほどお人好しじゃないと思っているので、今回の人助けっぷりはちょっと違和感ありました。
いっそのこと1話の時みたいに、ザンギャックのせいで食事を台無しにされてムカついたとか
「ザンギャックの野郎ふざけんな」ってマーベラス達が怒りを向ける理由が何かあれば、
ザンギャックと戦うついでに一般人を助けるって展開も悪くないと思うんですけどね

あと今回のゴーカイチェンジについてですが、まず手はじめにジェットマンとターボレンジャー、
そして最後に今回のメインであるガオレンジャーへのチェンジとなってますね
ストーリーのことではなんやかんや言いましたが、戦闘の描写についてはかなり良かったと思います

まずジェットマンとターボレンジャーにしても、空を舞うシーンとか組体操しながら戦うシーンとか
それぞれの戦隊の原作再現を可能な限りやろうとしてる感があったし
メインとなるガオレンジャーはもちろんBGMや変身エフェクトも再現されていて
さらに驚いたのは5人合体技の破邪百獣剣まで繰り出したってことですかね

これまでのレジェンド回では、1人1人の単体技を繰り出すことはあっても
5人合体技まではさすがに使わないって印象があったので
それを遠慮なく使ったってところが今回豪華だな〜って感じありましたね

そして今回の戦いの末に、マーベラス達が発動できるようになったガオレンジャーの大いなる力。
それが何かというとガオライオン召喚です。なんかこういう召喚タイプのやつ多いなー
そんなガオライオンはただ単に召喚するだけではなく、ゴーカイオーとも合体できるっていう能力を持ってますね
なぜならおもちゃが発売するからな!(えー
ゴーカイオーと合体てきるってことはおもちゃが発売するってことなんや…戦隊とおもちゃは切っても切れない関係なんや…それでは第10話に続く!
 


特撮感想:海賊戦隊ゴーカイジャー 第10話「トランプ勝負」

さてゴーカイジャー第10話の感想なんですが、この話はルカ&ジョー主役回となってましたね
内容としては、ゴーカイジャーを一網打尽にするために大量破壊兵器を持ち出してきたザンギャックに対し
それを使わせまいとルカとジョーがザンギャック内部に潜入して、兵器の使用を未然に阻止するという感じでした

なので今回ルカの出番が多かったわけですが、潜入作戦のために声色を変えて喋るシーンが多くて
そういうのを見るたびに「ルカの声かわいいな」って気持ちになりましたね
今となっては声優として超有名になったルカですが、それを意識してこの回を見ると
ちょっと声優の片鱗を感じるシーンがちょくちょく見られると思います

あとジョーは以前に主役回をやった時にアイムと妙にラブラブな雰囲気になったことがあるだけに
今回なんかもアイムがスッと寄ってくるとその時のこと思い出して興奮しちゃいましたね(えー
ルカと一緒に潜入したりアイムとはラブラブな回があったり、ジョーのやつめっちゃうらやましいなおい!

それと今回の話は、潜入作戦の他にトランプ(ポーカー)を内容に絡めてきてるのが印象的でした
各キャラのポーカーの腕前なんかも語られてましたが、
クソザコで最弱なのがマーベラス、普通のルールで強いのがジョー、イカサマありなら最強なのがルカ
って感じでしたね。なにげにマーベラスがアホ丸出しで負けまくってるのが印象的でした
マーベラスって露骨にダメダメなシーンとかあんまりないから、こういう姿は意外と貴重かもしれませんね

それと今回のゴーカイチェンジについてですが、ルカとジョーの潜入シーンで使われたのがボウケンジャー
5人そろって怪人と戦うシーンで使われたのがジャッカー電撃隊でした

ボウケンジャーを使ったのは潜入任務に適しているから、ジャッカー電撃隊は今回がトランプ回だからってことでしょうね
それにしてもジャッカー電撃隊って、メイン回がないわりにこういう回でいい出番もらえてるんだよな
たとえば第6話のルカ主役回でもジャッカー電撃隊に変身して、名乗りをキメながら4人技のジャッカーハリケーン使ってたし
さらに今回は5人技のビッグボンバーを披露したりと、なにげに破格の扱いだなって思いますね

ちなみに俺としては、ジャッカー電撃隊って見たことはないんだけど
名前とか見た目がなんかシュールで好きって気持ちはありますね
名前的に「ジャッカー電撃隊」ってのが戦隊の中じゃ珍しすぎて唯一無二な感じあるし
変身後の顔がなんか愛嬌あって面白いですしね、特にハートクインが可愛いと思う
ゴーカイジャーだとハートクインに変身するのってアイムだからよりいっそう可愛く見える感あるよね
なにげにハカセなんかも見た目の雰囲気と合ってると思う。
なので俺的に、原作知らないけど実は気に入ってるゴーカイチェンジだったりします。それでは第11話に続く
 


特撮感想:海賊戦隊ゴーカイジャー 第11話「真剣大騒動」

さてゴーカイジャー第11話の感想なんですが、この話はシンケンジャー回となってましたね
登場したレジェンドは姫シンケンレッドこと志葉 薫。しかも単体での登場ではなく
家臣である丹波や黒子も引き連れての登場であり、さらに愛刀のシンケンマルまで持って戦うという
かなり豪華な形での登場となりました。薫の役回りとしては、「シンケンジャーの力を返せ」とゴーカイジャーに果し合いを挑むわけですが
果し合いの途中でザンギャックに襲われてしまい、ゴーカイジャーとは一時休戦してザンギャックと戦うという感じでした

なので薫の戦闘シーンもすごく多かったし、なんならこの回は
ゴーカイジャー全員の生身戦闘シーンもすごく多かったんですよね
薫とジョーの生身での戦闘に始まり、その後のザンギャックとの戦いでは
薫、マーベラス、ジョー、ルカ、ハカセ、アイムの全員が
ひたすら生身で無双してザンギャックの雑魚どもを片付けるという内容になってました

これだけ生身の戦闘シーンが多かった理由についてはですね…俺はすでにピーンときましたよ
たぶんこの回は監督が坂本浩一だったんだろうなと。調べてみたらまさに大当たりでした
坂本監督っていうのはとにかく生身アクションの撮り方に定評のある人でして、ゴーカイジャーに限らず他の戦隊でも
「なんか今回はやけに生身アクションに力入ってんな」と思ったら、監督が坂本浩一だったっていうパターンが多いんですよね

そんなわけで、生身でバッタバッタと雑魚どもを蹴散らしたゴーカイジャーですが、
しかしそんな雑魚戦の後に恐るべき大幹部クラスの敵が登場するという
敵のボス格キャラとゴーカイジャー相まみえるイベントが今回用意されていました



まず第一に出てきたのがこいつです、ワルズ・ギル。
全宇宙を支配するザンギャックの中でも、地球方面軍を担当する総司令官であり、
さらにはラスボスである皇帝アクドス・ギルの息子という由緒ある血筋のキャラです。

地球に滞在しているゴーカイジャーにとって、地球侵略を指揮するこいつが当面のボスキャラとなるわけですが
しかし実は親の七光りで出世しただけのダメ息子であり、
ワルズ・ギル自身はすぐに取り乱したりダメダメな姿を晒してしまったり、どうにも情けない感じのボスとなっております
ただその代わりに、脇を固めるメンバーが強力なんですけどね



たとえばこのキャラなんかがそうです、バリゾーグ。
ワルズ・ギルの護衛をつとめる忠実な部下であり、いつもの怪人なんかより遥かに強い幹部キャラです。
特に剣技においては、ジョーをも上回るすさまじい腕前を誇るわけですが…それもそのはず、
このバリゾーグとはジョーの剣の師匠である「シド先輩」を改造したサイボーグ戦士であり
人間だった時の体と心を失い、その強さだけを利用されている悲劇の怪人となっております

そんな経緯があるだけに、ジョーとしてはバリゾーグと対峙することに大きなショックを受けてしまい
まさに今回バリゾーグの正体を知ったジョーは、茫然自失となって戦えなくなるという状態に陥ってしまいました
間違いなくジョーにとって最も因縁のあるザンギャックの怪人であり、今後もバリゾーグとジョーの関係は
ゴーカイジャーを語るうえで欠かせないものになっていきます



さらに今回登場した強キャラがこいつです、デラツエイガー。
もはや名前の時点で強いって言われてるようなもんですが、
その名に違わず圧倒的な強さを誇る怪人であり、今回手合わせしたマーベラスが
「これほど倒しがいのある野郎は初めてだ」と舌を巻くほどの高い実力を見せつけていました

そんなデラツエイガーは、ザンギャックにおける地位も他の怪人よりケタ外れに高く
皇帝アクドス・ギル直属の親衛隊隊長という、怪人の中でも最高クラスの肩書きを持つキャラとなっています
あれですよ、スターウォーズで言うところの
皇帝パルパティーン直属のダース・ベイダーぐらいの立場だと言えば分かりやすいでしょうか(えー

マジでこんな序盤に出てくるのが信じられないぐらいの強キャラであり、
これまではザンギャック相手にうまく戦ってきたゴーカイジャーをボッコボコに叩きのめすという役割となっております

実際、今回のゴーカイジャー達はジュウレンジャー、ダイナマン、ギンガマンと次々にゴーカイチェンジしながら
デラツエイガーと戦ったわけですが、そのすべてが通用せずに返り討ちにされるという
手痛い敗北を喫することになってしまいました。小手先の戦法では全然デラツエイガーにはかなわないってことですな…

そんなデラツエイガーなんですが、声優をつとめるのが中村悠一ということで
ゴーカイジャーのアニメ好きなメンバー達は大騒ぎだったようですね、具体的に言うと
山田裕貴は「うわああああグラハム(ガンダム00)だあああああ!!」と騒ぎまくって
市道真央は「きゃああああ阿部隆也(おお振り)だあああああ!!」と騒ぎまくっていたそうです



つい最近も山田裕貴本人がこれについてツイートしてましたね
よっぽど好きだったんだろうなあ、そういえば別の機会でも「自分の宝物は?」って質問に対して
「ガンダム00のDVDボックスです」とか答えてたぐらいだから、
グラハムと共演できることになって発狂するほど喜んだだろうなあ

そんな山田裕貴(ジョー)といえば今回の話で、バリゾーグ相手に戦意喪失したところを
マーベラスが体を張って守ってくれるシーンがあったんですけど
なんていうかすごく腐女子の食いつきが良さそうな場面だったよね(えー

さらにそんな一方で、ジョーとアイムが2人で会話するシーンもあったりと、おいおいこないだのフラグの続きか?って感じで
なんていうかジョーってカップリングの妄想がはかどるキャラだよな(えー
マーベラスでもアイムでもシド先輩でもなんでも来いって感じで、ファンにとっては語りがいのあるキャラだよなー

それとアイムといえば、なにげに今回から髪型が変わりましたね
前回までは髪の毛を下ろしてましたが、今回から上の方でまとめるようになったっていう。

↑前回までの髪型

↑今回からの髪型

確かアイムは今回以降、最後までずっと髪の毛をまとめていたように思います
俺としてはどっちの髪型も好きなんですが、髪を下ろしてる方は期間が短かったから
なんかちょっと「初期のレアなアイム」って感じがして、そのぶん目を引かれちゃうなって気がしますね。それでは12話に続く


特撮感想:海賊戦隊ゴーカイジャー 第12話「極付派手侍」

さてゴーカイジャー第12話の感想なんですが、この話はシンケンジャー回の続きとなっています
要するに前後編となっており、前回デラツエイガーやバリゾーグとの戦いで傷ついたゴーカイジャーが
どのようにして再起するかっていう話になってますね

そんなわけでまず描かれたのは、バリゾーグとの関係に苦悩するジョーと
かつてのジョーがマーベラスと初めて会った時の回想シーンについてでした
この時のジョーはザンギャックに所属する兵士だったわけですが、ザンギャックの汚いやり方に嫌気が差して
組織を抜けようとしながら追っ手と戦う日々を送っていました。そんな時に居合わせたのがマーベラスだったってわけですね

「宇宙海賊か…?俺を助けても金は手に入らないぞ」

「んなもんいらねぇ。俺が欲しいのはお前だ」

そんなジョーとマーベラスの初めての会話がこれ。なんと「お前が欲しい」と言われながら口説かれるという
腐女子大歓喜の場面となってますね(えー
おいおいおいやべえよこれジョーとマーベラス完全に腐女子ファン狙ってきてるわ
ただそんな一方で、ジョーはマーベラスだけでなくバリゾーグにすがりついたり

アイムと見つめ合ったり抱き合ったりするシーンも用意されてるので、やっぱりジョーは
マーベラスでもシド先輩でもアイムでも全方位いけるキャラって感じがしますね(えー
というかアイムとジョーが見つめ合うシーンがなんか毎回のようにあってびびるんだが!?
この間の俺の感想では、「ジョーとアイムのフラグは第4話だけ。その後はなんもなかった」って書きましたが
探してみれば意外と色々あるんじゃねえのか!?(えー
とりあえず気になるので今後もそのへんよく見ていこうと思います

さてともかく、バリゾーグと敵対することに悩むジョーが
マーベラス達との絆を思い出しながら、戦う覚悟を決めていく流れが今回描かれているわけですが、
そんな風にジョーが再起するまでの間、マーベラス達がザンギャックの大軍と戦って時間を稼ぐというシーンが印象的でした

この時のマーベラス達は生身でボロボロになりながら、敵の大軍に次から次へと襲われ続けて
もはや集団レイプみたいな状態になってましたね(えー
前回の生身アクションが敵をあざやかに蹴散らしていく無双アクションだとするなら、
今回は敵に襲われ続けてボロボロになっていくピンチアクションって感じでしょうか
ちなみに今回も監督をやっていたのは坂本浩一でした。この人ほんとに生身のアクション好きだよな

さて、そんな風にマーベラス達が危機に陥っていた中、それを察したジョーも駆けつけようとしていたわけですが
その途中で薫&丹波の2人と出会い、ジョーはシンケンジャーの力である秘伝ディスクを授かることになります
おお…懐かしいな秘伝ディスク、シンケンジャー当時に「ひでんディ・ス・ク!」ってCMやってたのを覚えてるわ

しかもこの秘伝ディスク、単なるそこらへんのディスクではなくて
「双」のモヂカラが込められたディスクじゃないですか!
おいおい双のディスクといえばあれですよ!シンケンジャーの最終回において
烈火大斬刀を二刀流にしてラスボスと戦ったやつや!

そういう意味じゃシンケンジャーの最終決戦で使われたすごい印象的なディスクですよ
そんな双ディスクは丹波が作ることを得意としていたはずだから、今回の双ディスクも丹波が作ってくれたんだろうな
実際、ジョーに渡す時に丹波がスッと胸元から出してたから間違いないと思います。



すげえわこれシンケンジャーの細かい設定を拾ってきてるのがマジ興奮するわ
この第12話を見る前にシンケンジャーの最終回を見ておくと
「こ、このディスクは!!」って熱くなることうけあいですよ

そんなわけで、秘伝ディスクを受け取り仲間たちのもとへと駆けつけたジョーは、
もちろんシンケンジャーへとゴーカイチェンジして戦うことになります

うおおやべえよこの火、水、土、木、天のモヂカラをまとうシーンがかっこよすぎんよ…!
シンケンジャーメイン回ということで演出が強化されており、
BGMもシンケンジャーの主題歌を流してるのでとにかく興奮しっぱなしです

ちなみに託された双ディスクについてはシンケンマルを二刀流にするのに使ってました
烈火大斬刀じゃないのね…と思ったけど、もともとシンケンマルくらいのサイズで二刀流を得意とするジョーからしたら
巨大すぎる烈火大斬刀よりシンケンマルの方が相性いいのかもしれんな

それに烈火大斬刀についてもちゃんと見せ場がありまして、巨大ロボでの戦いになった時に
シンケンジャーの大いなる力を発動したゴーカイオーが使ってました
それにしてもロボ戦での烈火大斬刀バカでけえなオイ!!
どんだけ巨大なんだこれーー!!あまりのでかさに目ん玉飛び出したわ!

いやはやそれにしても盛りだくさんな回でした、シンケンジャーメイン回ってことに加えて
ジョーとバリゾーグの関係、ジョーとマーベラスの過去、強敵デラツエイガーの登場、力の入った生身アクションなど
見どころがありすぎてよくこれだけの内容に仕上げたなって感心しましたね
ゴーカイジャーの中でも序盤の山場と言っていい回だと思います。
「単なるシンケンジャー回」って言葉にはおさまらない盛り上がりを感じたわ…それでは第13話に続く!


特撮感想:海賊戦隊ゴーカイジャー 第13話「道を教えて」

さてゴーカイジャー第13話の感想なんですが、今回の話はアイム回となっております
ある日のアイムが町を楽しげに散歩していたところ、1人の男がスルスルと寄ってきて
「あのー、道を教えてくれませんかね?」と声をかけてきたという…こ、これは…
声かけ事案!声かけ事案ですぞー!!(えー
なんとも怪しい男ですが、実際この男は誘拐を企んでおり、アイムを連れ去って身代金を要求しようと考えていたという…

がしかし、アイムもこう見えて武闘派のゴーカイジャーの一員なだけあって、
男の正体を知った途端に、生身の体術ひとつであっさりとこの男を成敗してしまいます
もはや万事休すと観念した男は、なぜ誘拐なんてことをやろうとしたのか身の上話を始めることに…

 

そんな男の事情を聞いてみると、どうやら脱サラして自分の店でも始めようと思っていたら、
悪徳業者に騙されて3000万もの借金を背負わされてしまった
そうで
その借金を返すための身代金が欲しかったんだとか。

その話を聞いて同情したアイムは、自分が力になってあげようとマーベラス達に電話しますが、
「あのー、わたくし誘拐されてしまいまして」とバカ正直に話し始めたせいで
「あぁ!?俺らの仲間をさらった野郎はどこのどいつだ!!」と激怒させてしまうハメに!

そんなわけでゴーカイジャー達の怒りを買って追い回されることになった男ですが、
さらに運の悪いことに、ザンギャックの探し求めていた
人類すべてを抹殺できる猛毒の素という物騒すぎるものまで拾ってしまい、
ザンギャックからも追い回されるハメになってしまいます。

そんなわけで、悪徳業者に騙され、借金取りに追われ、ゴーカイジャーにも追われ、ザンギャックにまで追われるという
不幸続きの境遇にすっかり落ち込んでしまった男。「俺はなんでこんなに運が悪いんだ…」
夢も希望もなくしたように座り込んでしまいますが…

しかし、そんな男に対して「あなたは運がいいんです。だってあなたがこれを拾ってくれたおかげで、
あなた自身やこの星の多くの命が救えるんですから」
と、
例の「猛毒の素」を受け取りながら励ますアイム。確かにこの男は運がいいと思います
だってこんな可愛い美少女と2人っきりになれたんだから(えー
しかも手まで握ってもらってるし!お前うらやましいなー!それにしてもアイムは本当に一級品の美少女だよな

それとアイムと言えば、前回で「髪を上げるようになった」と書きましたが、
今回のアイムは髪を下ろしてるバージョンでの収録となってますね
このアイムは初期だけのバージョンの激レア!激レアですぞー!!(えー
そういう意味でも運がいいよお前は!こんな激レアバージョンのアイムと2人っきりになれたんだからよ!

ちなみにアイムが髪型を変えたのは、この初期バージョンのままだと
アクションシーンで髪が顔にかかってしまうことが多く、NGカットになってしまうことが多かったから
そうならないように髪型を変えたんだとか。なるほど色々と事情があるんだな

その後マーベラス達と合流したアイムですが、そこにザンギャックの連中もノコノコやってきたために、
「なるほど全てはザンギャックの企みだったわけだ」
ジョー達がいい感じに勘違いしてくれて、誘拐の話も全部ザンギャックのせいになるという
ラッキーな結末を迎えることに。これで男はゴーカイジャーに追われずに済むようになったわけです

さらにそこからはゴーカイジャーとザンギャックの戦闘が始まるわけですが
今回のバトルではジョーのキレっぷりがすごかったのが印象的でした

というのも、ザコの1人を捕まえて生身で連続パンチを叩き込み、
さらに変身した後もまたザコ1人を捕まえるとひたすら連続パンチを叩き込み、
他のザコが「や、やめろー!」と攻撃してくると、
「キサマァ!!」と邪魔されたことにキレて剣でぶった斬るという
手がつけられないような暴れっぷりを見せてました、どんだけキレてんだよジョーのやつ!

「アイムを誘拐された」ってことがそれだけ頭にきたんでしょうか
やはりジョー×アイムというのは公式だったのか…?(えー
ともかくそんなゴーカイジャー達の活躍により、ザンギャックの怪人どもは退治され
ひとまず身の安全を確保できるようになった男。借金はまだ残ったままですが、
「俺の幸運はあんたに出会えたことだったな」と、前向きな気持ちを取り戻して去っていくのでした

そしてラストシーン、結局あの男はなんだったのかサッパリ事情を知らないマーベラス達は、
「アイツいったい誰だったんだ?」とアイムに尋ねますが、
「ちょっと道を教えて差し上げたんです」とアイムはにっこり答えるのでした
なるほどこのセリフは、最初に男が「道を教えてくれませんか?」って言ってたことと
前向きな気持ちで生きる道を教えたっていう2つの意味があるわけか。
「道を教えて」ってサブタイトルといい、なかなか深い回だったなぁ。それでは14話に続く!


特撮感想:海賊戦隊ゴーカイジャー 第14話「いまも交通安全」

さてゴーカイジャー第14話の感想なんですが、この話はカーレンジャー回となってましたね
登場したレジェンドはレッドレーサーこと陣内 恭介。サブタイトルなんかもモロにカーレンジャーですね
(カーレンジャー第1話は「戦う交通安全」、カーレンジャー最終話は「いつまでも交通安全」)

そんな今回の内容ですが、話の流れとしてはなんと
ザンギャックの女幹部であるインサーン恭介に惚れてしまうという
まさかのラブストーリーとなっております。どうやらカーレンジャー本編でも
女幹部と恭介のラブストーリーがあったようなので、この話はそのオマージュってことですかね

がしかし、そんなインサーンと恭介の恋路にしっとの炎を燃やす男が1人!
それがこのジェラシットという怪人で、ジェラシットは学生時代からインサーンに惚れており
「うおお〜俺からインサーンを寝取るな〜!!」と、しっとのあまり恭介に襲いかかったという…
というか学生服来てる怪人の図っていう絵ヅラのカオス感すごくて笑ったわ

そんなジェラシットの襲撃を受けてしまった恭介は、自分では変身能力がなく戦えないので
「大いなる力をやるからゴーカイジャーなんとかしてくんろ〜」とゴーカイジャーに助けを求めることに。
どうにも力の抜ける展開にやる気の出ないゴーカイジャーでしたが、大いなる力をくれるというなら仕方ありません
今回はカーレンジャー回ということで、もちろんあの姿にゴーカイチェンジして戦うことに!

高速戦隊!ターボレンジャー!!
ってそれじゃねーから!!別の車の戦隊と間違えてるから!!
そんなうっかりチェンジをしてしまったマーベラス達は、「なんだこれじゃないのか」
もう一度あらためてゴーカイチェンジすることに。というかこの場面って
本当にただ「あっ間違えたわ」ってシーンのためだけに
わざわざターボレンジャーのスーツ用意したのかよ!
くだらねーことに全力出してる回だなもう!

そんなわけで気を取り直して激走戦隊!カーレンジャー!!
とチェンジし直したマーベラス達は、ジェラシットと戦うにあたって
なぜか一輪車やらスケボーやらローラースケートを使いながら戦っております
お前らなんでそんなの使ってんの!?い、意味わかんね〜!

がしかし、そんな状態で戦っても普通に強かったマーベラス達は、ジェラシットをそのままボコボコにして
見事に恭介のことを守り切るのでした。あとは大いなる力を受け取るだけですが…
なんとカーレンジャーの大いなる力とは、子供たちに交通安全を教える力というトンチキな内容だったという…お、おいー!

これまでの大いなる力は、巨大ロボ戦で必殺技みたいに使えたり、ゴーカイオーがパワーアップしたりっていう効果がありましたが
カーレンジャーの力にはそんなもの一切なし!交通安全を教えられます!以上!
ってだけで終わりということに!なんだそれー!!

ま、まあ大いなる力を集めることで宇宙最大のお宝への道を開くのがゴーカイジャーの目的だから…
別に大いなる力でパワーアップすることが目的じゃないから…そうだよパワーアップできなくても
くやしくねーし!!別に気にしてねーし!!(えー  それでは第15話に続く!
 


特撮感想:海賊戦隊ゴーカイジャー 第15話「私掠船現る」

さてゴーカイジャー第15話の感想ですが、この回はバスコ初登場回となってますね
いよいよ出て参りました、マーベラスにとって最大のライバルであり最も許せない宿敵・バスコ。
そんなマーベラスとバスコの間に一体どんな因縁があったかを説明しますと

もともとマーベラスは今のゴーカイジャー達と出会う前に、赤き海賊団というチームに所属しており
そこで仲間として一緒に旅をしていたのがこのバスコだったのです。
さらにそんな赤き海賊団は、アカレッドというキャラが船長をつとめていたわけですが、
アカレッドのことをマーベラスはとても尊敬しており、ワンピースで言うならルフィにとってのシャンクスぐらい
マーベラスはアカレッドのことを心から慕っていたわけですよ



がしかし、赤き海賊団での楽しかった日々は、バスコの手ひどい裏切りによって終わりを迎えることになります。
バスコは自分のためならどんな相手だろうと利用して裏切る男であり、
そんなバスコのいいように利用されてしまった赤き海賊団は、最後には無残に捨てられ
バスコが手引きしたザンギャックによって壊滅することになってしまったわけです
そんな中、アカレッドはどうにかマーベラスだけは助け出すことに成功しますが、その代わりに自分が戦いの中で犠牲になってしまったという…

つまりマーベラスにとってバスコというのは、
赤き海賊団というマーベラスの居場所を踏みにじって滅ぼし、
さらにアカレッドというマーベラスが最も尊敬する人を殺したという罪を持った男なわけで
だからこそマーベラスにとって何よりも絶対に許せないヤツなわけですよ

そんなバスコが何をしに来たのかというと、マーベラスが探している
「宇宙最大のお宝」をマーベラスより先にいただくためにやってきたってことみたいですね
もともとバスコが赤き海賊団に所属していたのも、宇宙最大のお宝を探すのが目的だったようなので、
要するにバスコはマーベラスの宿敵ってことに加えてお宝探しの競争相手でもあるってことですね
つくづく切っても切れない因縁のカタマリのようなキャラだな

そんなバスコの戦闘スタイルですが、ラッパラッターという特殊なラッパを吹き鳴らすことによって
レンジャーキーのヒーロー達を傀儡にして戦わせることができるという能力を持っています
自分の手を汚さずに傀儡に戦わせるってところが実にバスコらしいですな。
自分で変身して戦うゴーカイジャーとは対照的な戦闘スタイルですよね

さらにこの傀儡にされたヒーロー達、本来の自我とかそういうのはまったく持っていないようで、
本当にただバスコの意のままに戦う心なき戦闘マシーンという感じになってます
しかも、心を一切持っていない一方で、戦闘力は忠実に再現されているようで
ゴーカイジャーもなかなか勝てないぐらいに苦戦するハメになってましたね。
ハカセなんかは「ザンギャック相手に戦う時よりキツイ」って言ってたし。

そんな傀儡ヒーロー達との戦いの結果、どうにかこうにか勝利をおさめたように見えたマーベラス達でしたが
しかしその瞬間にまたもバスコの騙し討ちが炸裂してしまい
勝ったと思ったゴーカイジャー達は一転してボコボコにされてしまいます

そしてそんなボコボコシーンの容赦なさがすごい。ゴーカイジャーが倒れて変身解除した後も傀儡戦士たちの攻撃は止まず、
なんとアイムの髪を掴んで強引に引きずり上げて顔面にパンチぶちこんだり、
ルカを数人で囲んでひたすら腹パンを打ち込み続けたり、
ジョーが剣を拾おうとすれば腕をグリグリ踏みつけたりと、とんでもないことをやっております

マジモンのリンチだこれー!!戦隊ものでここまで容赦ないリンチなんて見せるってマジか!
まああれでしょうね、ここまでのリンチをやったのは、本来のヒーローたち自身の戦いではなく
バスコによって生み出された悪の傀儡だからってことを強調するためでしょうかね
普段見ている戦隊ヒーローとは似て非なる存在であり、それを操るバスコの容赦ないドス黒さも表現しているように思います

それにしてもアイムの髪を掴み上げて顔面パンチするシーンは衝撃だったなー
いくら悪の傀儡とはいえ「おいおい誰がやってんねん!」ってどの戦士なのか気になっちゃいましたよ
この戦士の様子は手しか見えないんですけど、白いスーツで手首になんかつけてるから
俺はこれってデカブレイクがやってるもんだとずっと思ってたんですが



でもそうじゃなくて実はアバレキラーだったみたいですね
マジかアバレキラーだったのか…俺的に全然そのことに気づいてなくて、もうかれこれ10年くらい前から
「デカブレイク最低だな!!」とか思ってて本当に申し訳ございませんでした(えー

ともかく生身となったゴーカイジャー達をさんざん痛ぶったバスコですが、
マーベラスだけは生かさず殺さずにあえてそのままにしておき、そんなマーベラスの目の前で
4人の仲間をさんざんズタボロにした後に、その場にマーベラスだけを残して他の全員をさらって行くという外道なことをやっております



お前はどんだけマーベラスに無力感を味わわせる気なんじゃい!
「いや〜マべちゃん悔しいねえ、今どんな気持ち?ねえどんな気持ち?」とでも言い出しそうなくらい
マーベラスが無力さに打ちひしがれるのが楽しくて仕方ないってぐらいのやり口ですよ

実際マーベラスとしては、赤き海賊団を壊滅させられ、アカレッドの命を奪われ、ゴーカイジャーも全滅させられ、仲間がリンチされた末に誘拐され、
こんな悔しいことがあるかってぐらいバスコに何もかも奪われた状態だと思いますが、
果たしてこの悔しさを鬼畜外道なバスコ相手に晴らすことはできるのか…第16話に続く!


特撮感想:海賊戦隊ゴーカイジャー 第16話「激突!戦隊VS戦隊」

さてゴーカイジャー第16話の感想ですが、この話は前回に引き続いてのバスコ回となってますね
そもそもバスコがマーベラス以外のゴーカイジャーを誘拐した目的ですが、
どうやら人質交換の取り引きをマーベラスに持ちかけるつもりだったようで、人質を返して欲しければ
宇宙最大のお宝を探すのに必要なものすべて渡せと言ってきております

それを渡してしまったら、マーベラスは仲間を取り戻せる代わりに
宇宙最大のお宝は諦めなければならないということか。なるほどバスコの口癖として
「何かを得るためには何かを捨てなきゃ」という言葉がありますが
今回もそれと同じで仲間を得たいのなら夢を捨てろと言ってきてるってわけですな

そんなわけでバスコとの交渉の場にやってきたマーベラス。それにしてもゴーカイジャー達を鎖で繋ぎながら
取り引きの材料に使うバスコの様子は奴隷商人って感じだな
マーベラスが交換に応じなかったら人質はザンギャックに売り飛ばすって言ってるから、割とマジでそうなのかもしれん

「ご苦労さん。じゃあその宝箱の中を見せてもらおうか?」

「こいつはお前にはやらねぇよ」

「へえ…じゃあコイツらのこと見捨てるんだ?」

「いいや、仲間たちは返してもらう」

「ハァ〜…あのさぁマべちゃん、何も捨てずに何かを得ようなんて無理なんだって!!」

「知ったことかよ、欲しいもんは全部この手で掴み取る!それが海賊ってもんだろ!!」

がしかし、バスコとの取り引きには応じることなく仲間も夢も全部掴み取ってやると宣言するマーベラス!
俺が思うに「欲しいもんはこの手で掴み取る、それが海賊ってもんだろ」っていうのは
マーベラスというキャラを代表する一言であり、他作品にマーベラスがゲスト出演するときなんかでもよく言ってますよね
つまりはこれこそがマーベラスの持つ信念であり、バスコの言っている「何かを得るためには何かを捨てなきゃ」という信念とは
まったく別の考え方を持っているってことですよね。つまり、異なる信念を持つこの2人はやはり激突するしかないってことです
しかしそうなると、人質になっているジョー達はどうなるのかって話ですが…

「ふぉーふぁいふぇんふぃ!(ゴーカイチェンジ!)」

ゲェー!?なんとジョー達は、マーベラスが放り投げた変身アイテムを口にくわえて変身するという荒技を見せることに!
なにこれ実質キスシーン!?(えー
お互いの口でアイテムをくっつけあうとか、こんなん実質キスじゃないですか!?

ちなみにその頃のマーベラスは、バスコが余計なことをしないように生身でバスコと絡み合っていました
なにこれ実質イチャイチャシーン!?(えー
バスコとお互いに体をくっつけあってイチャイチャするシーンですか!?
なんか今回の話って腐女子へのサービスが多めかもしれんなー(えー

さてともかく、バスコの人質作戦を打ち破って再び5人で戦えるようになったゴーカイジャー。
ならばとバスコも大量の傀儡戦士たちを呼び出しますが、前回ゴーカイジャーが敗れてしまったのは
騙し討ちを食らったという部分が大きかったので、真正面からの戦いであれば
そう簡単にやられるようなゴーカイジャーではありません。

そして実際、ゴーカイジャー達は傀儡戦士たちの群れをなんとか蹴散らして、辛くも今回はバスコを撃退するのでした
ただバスコの恐ろしさというのはまだまだこの程度ではないですからね…
バスコとゴーカイジャーの戦いはまだ始まったばかりということでしょう。第17話に続く!


特撮感想:海賊戦隊ゴーカイジャー 第17話「凄い銀色の男」

「俺の名は鎧(がい)!伊狩 鎧!誰よりもスーパー戦隊をぉ!愛する男です!」

さてゴーカイジャー第17話の感想ですが、この回はゴーカイシルバー初登場回となってますね
17話にして追加戦士が登場というわけですか、それにしても思ったより出てくるの早いんだなー
俺の感覚だと戦隊の追加戦士は20話を過ぎてから出てくるって印象でしたが、鎧はそれよりだいぶ早いんですね

あとキラメイジャーでもキラメイシルバーがそろそろ出てくると話題になってますが、あっちはまだ10話しかやってないから
よりいっそう早くなっててビビリますね。もしかして追加戦士の登場って年々早くなってるんだろうか?
ちょっと調べたらライブマンのグリーンサイ登場が29話、デカレンジャーのデカブレイク登場が22話だったので
やっぱり古い戦隊ほど追加は遅くて、新しい戦隊ほど追加は早くなってるみたいですね

「俺、みなさんの仲間になりに来たんです!ゴーカイジャー6人目の仲間に!」

「あぁ…?お前を仲間にしたら何かいいことあんのかよ」

「俺が入ればゴーカイジャーはもっともっと素晴らしい戦隊になります!
 赤ちゃんからお年寄りまで広く愛される戦隊ですよ!清く正しく爽やかな!」

ともかくゴーカイジャーの仲間になろうと押しかけてきた鎧ですが、
マーベラス達はなんかうざい奴がいきなりやってきたとばかりに全然歓迎してないみたいです
まあ鎧のこと何も知らない状態ですしね…マーベラス達って初対面の相手にはやたら無愛想だし
鎧のことを「これからよろしく!」と仲間にする気は全然なさそうです。
しかし鎧は、ゴーカイジャーを清く正しく爽やかな戦隊にするためにも自分は必要だと…

ちなみに鎧が思い浮かべる爽やかなゴーカイジャーの様子がこれ。いつも笑顔で明るく元気に
「やあみんな!僕はキャプテンマーベラス!」「僕はジョー!野球が大好き力持ち!」
「私はルカ!みんな毎日ご挨拶してるかな?」「そして俺が伊狩鎧!地球の平和は俺達が守るぜ!」
ってもはや誰だよお前ら!!(えー  別人レベルに人格が変わっとるー!!
いつも不良っぽいマーベラス達がここまで爽やかになるわけがないぜ!

とまあそんなわけで、出てきたはいいけどマーベラス達とは噛み合わずに
「お前うざいからどっか行けよ」みたいな扱いを受けてしまう鎧。
ちゃんと正式に加入するのは次回以降ってことになりそうですね

 

それと今回からゴーカイジャー達の衣装がなにげに以前と変わってますね
これから暑くなっていく季節だろうから薄着に衣替えって感じでしょうか?
ただマーベラスだけは相変わらずぶ厚いコートだからクソ暑そうだけど(えー

あと前回バスコと戦った時に出てきた傀儡戦士たちなんですが、あの後マーベラス達がレンジャーキーを回収したようで、
今ではマーベラスたち自身がゴーカイチェンジして戦えるようになったみたいですね

というか今回驚いたのがアイムがアバレキラーに変身してることなんですよ!
マジですかアイム!?ついこないだアバレキラーに髪を引っ張られながら顔面パンチくらったのに!?
そんなにっくき相手に今回ゴーカイチェンジして戦うと!?もしかしてアイムって
DV夫から暴力を受けても尽くすタイプなんだろうか…(えー  それでは18話に続く!


特撮感想:海賊戦隊ゴーカイジャー 第18話「恐竜ロボットドリルで大アバレ」

さてゴーカイジャー第18話の感想ですが、この話は鎧がなぜゴーカイシルバーになれたのか?ということを
解説する内容となっております。前回出てきた時点で、鎧はもうすでにゴーカイシルバーの力を身につけていたわけですからね
てなわけで、まだ一般人だった頃の鎧の様子が今回描写されてますが、なんとその時の鎧は
トラックに轢かれそうな少女を守ろうとして、自分が身代わりとなり瀕死となってしまったようです

なんという自己犠牲の精神…これってあれですよね、スーパー戦隊というより
ウルトラマンの第1話とかでよくあるやつですよね(えー
一般人を守ろうと犠牲になった主人公に対し、ウルトラマンが自分の命を与えて復活させるっていう。
つい最近始まったウルトラマンZもそんな内容だったと思います。ウルトラマン助けてくれー!

ってそんな中、病院のベッドで寝かされていた鎧の前に3人のウルトラマンが登場!(えー
ドラゴンレンジャーとアバレキラーとタイムファイヤー…ってアバレキラーだとぉ!?
てめえこの野郎!アイムにやった暴行を俺は忘れてねえぜ!
まあ俺はずっとアバレキラーじゃなくてデカブレイクだと思ってたんだけどな、デカブレイク最低だな!(えー

「お前、まだ若いのに無茶なことしたもんだな。自分の危険を顧みずに誰かを守るか…
 俺の知り合いにもいたぜ、そんな無茶のできる奴がな。久々にときめいた」

ってそんなアバレキラーですが、なんと変身を解いて生身の体になりながら
「ときめくぜ」と懐かしの名台詞を!うおおこれにはさすがの俺もグッときた
役者さんもわざわざ出てきてくれたし許してやるか…そもそもあの暴行はアバレキラー本人じゃなくて傀儡戦士がやったことだしな

「こいつを受け取れ、俺たちが生み出したゴーカイセルラーとレンジャーキーだ。
 大いなる力もお前にくれてやる、思い切りときめけ!」

そしてここで、アバレキラーの手から鎧に変身アイテムと大いなる力が託されることに!
そう、ゴーカイセルラーはシルバー専用の変身アイテム!シルバー専用の変身アイテムですぞー!!(えー
前にも言ったけど、ゴーカイセルラーをゴーカイジャーみんなの変身アイテムと勘違いしてる人多いから…それはモバイレーツだから…
さらにそんな変身アイテムだけでなく、アバレンジャー・タイムレンジャー・ジュウレンジャーの大いなる力まで3つセットで渡してもらった鎧。
なんという太っ腹な!これだけの大いなる力があれば、さすがにマーベラス達も仲間入りを認めてくれるんでは…

「甘いよお前。それをお前が使いこなせるって保証はねえだろ」

「そんな…」

「お前には何があんのか見せてみろよ、こいつらはみんな俺にはない何かを持ってる。
 お前にはあんのか?俺が欲しいと思うだけの何かが」

がしかし、「大いなる力3つ持ってますよー!」てなことをアピールしても、それでもまだダメだと言うマーベラス!そ、そんなー!ケチー!!
うーん、どうやら「お前には何があるのか見せてみろ」ってことだから、要するに他人からもらった力じゃなくて
鎧自身にどんな力があるのかを見せなければダメってことか
そんな鎧の力を見定めるためか、なんとマーベラスは鎧のゴーカイセルラーまでも取り上げてしまいます。
お、おいこら!それさっきもらったばっかの新品やぞ!勝手に触って壊したりすんなよこらあー!(えー

「はぁ…なんだろうな俺にできることって…」

「う、うわあああああああ!!」

「え?」

その後、自分に何ができるのか分からず途方に暮れていた鎧ですが、なんとその時ザンギャックに襲われている一般人たちに出くわしてしまいます
変身アイテムのない今の鎧ではザンギャックと戦うのは無謀ですが…しかし鎧は、いてもたってもいられず一般人を助けるために
なんと生身のままでザンギャックの群れに突撃することに!お前大丈夫か!?と心配になる場面ですが…

 

しかしここで鎧の華麗なる生身アクションが炸裂!大勢のザンギャック相手に飛び回し蹴りやバック転で立ち回り、
さらにはその辺にあった棒を拾っての棒術アクションまで披露しております
俺的に驚いたのはこの棒術ですねえ、棒をグルグル高速回転させながら背中に回して持ち替えたりと、なにげに凄いことやってますよ



ちなみにこの一連のアクションシーンは、本来ならスタントマンにやらせる予定だったのが、鎧を演じる池田純矢が予想以上に動ける俳優だったので
だったら本人のまま撮ってしまおうということになり、池田純矢本人がやった場面だそうです。
ゴーカイジャーに入ってきていきなりこれだけのアクションをこなすって凄いよな、今までのメンバーも相当驚いたことでしょう

「地球人ごときが…!どんなに頑張っても無駄だ!!」

「そんなことあるか…!頑張れば必ず何かに繋がるはずなんだ!
 だから俺は…最後の最後の最後まで、やめないんだああああーっ!!」

「フン…思った以上にムチャクチャな奴だな」

とそんな中、生身で奮闘を続けていた鎧のところへついに姿を現したマーベラス!
どこまでも諦めない鎧のド根性を目にして、ついに根負けしたといったところでしょうか
そしてさっき取り上げたゴーカイセルラーを、鎧の前に差し出すマーベラスですが…

「どうする?これを受け取れば…ザンギャックを、宇宙全体を敵に回すぞ」

「…違いますよマーベラスさん、ザンギャックを倒し…!宇宙全体を平和にするんです!」

「ザンギャックを倒す…!?この宇宙をひっくり返すってことか」

そんなゴーカイセルラーを手渡す際、最後にもう一度「本当にいいのか」と鎧の覚悟を問うマーベラス。
ザンギャックはこの宇宙を統べる大帝国であり、生半可な気持ちで戦える相手ではありません
しかしマーベラスの問いに対し、ザンギャックと戦うどころか「倒す」とハッキリ言い切る鎧。
これにはさすがのマーベラス達も驚きを隠せないようです、この宇宙そのものをひっくり返すという考えは
マーベラス達になかったものであり、ザンギャックとの戦いは「お宝探しの邪魔になるなら戦う」ってぐらいしか考えてなかったですからね

「フッ…ハハハハハ!おもしれぇ…!気に入った!
 鎧!お前はゴーカイジャー6人目の仲間だ!!」

そしてこの鎧の一言がきっかけで、ついにゴーカイジャーへの仲間入りを正式に認めたマーベラス!
仲間入りの条件だった「俺にないものを持っているかどうか」ということの答えが、今の鎧の一言だったということでしょう

そして仲間になるまでは色々と手厳しくても、仲間になったら激甘なのがマーベラスという男です(えー
鎧を中心に据えてメンバーみんなで変身したり、「シンケンジャーで行きましょう!」という鎧の提案に
「ん?どれだ、これか?」と応えたり(ただしシンケンジャーをよく知らないのでキングレンジャーと間違えた)
あとはメンバー全員シルバー戦士に変身して鎧とお揃いにしたりと、
さっきまでの突き放した態度が嘘のようなもてなしっぷりです
ほんとマーベラスって仲良くなる前と後で態度めちゃめちゃ変わるよな…これは他の戦隊と共演する時もそうなんですよね

そして今回の巨大ロボ戦において、自分の授かった3つの大いなる力がどんなものかを披露する鎧。
その力とは、3段変形する能力を持った鎧専用の巨大ロボのことであり、
これによって鎧はゴーカイオーとは別に巨大戦に参加することができるようです

タイムレンジャーの力は時を超えるドリル戦艦「豪獣ドリル」
ジュウレンジャーの力はシッポにドリルをつけた恐竜ロボ「豪獣レックス」
アバレンジャーの力は腕にドリルをつけた人型ロボ「豪獣神」
っていう3つの形態にそれぞれ宿っているみたいですね
というかこのロボ考えた人はどれだけドリル好きなんだよ!(えー

ともかくこれにて鎧はゴーカイジャーの一員となり、戦闘後もゴーカイガレオンへの乗船を認められることに。
しかも乗船直後に感極まってアイムに抱きつくという役得シーンまで用意されております



聞くところによるとこの場面、最初は遠慮がちに抱きついていたのが、
監督から「もっとガバッといけガバッと!」と指示されたことで
思いっきりガバッといったやつが採用されることになったんだとか。
なんにしてもうらやましい話だぜ!それでは第19話に続く!


特撮感想:海賊戦隊ゴーカイジャー 第19話「15戦士の鎧」

さてゴーカイジャー第19話の感想ですが、今回の話はハカセの嫉妬回となっております
というのも、前回仲間になったばかりの鎧が予想以上にデキる奴で
剣術の得意なジョーとやり合えるくらいに華麗な体さばきを見せ、料理の得意なハカセと並ぶくらいに美味い料理を作り、
さらにザンギャックとの戦いにおいても、ハカセが転んで何もできない中で、鎧がズバズバ敵を倒しまくってハカセを守ったり、
しかも複数のレンジャーキーを合体させて使うことができるという
鎧だけのオリジナル技まで披露ことになっております

そんな鎧の大活躍を見て、ハカセの嫉妬心がムクムクと湧いてきてしまったってわけですな
というか仲間になる前の鎧って「お前なんかに何ができんだよ」とかマーベラスに言われちゃってましたが
いざ仲間にしてみたらできること多すぎてやばいじゃねーか!(えー
生活面でも戦闘面でもバリバリ大活躍で、特にレンジャーキーを合体させるのは鎧だけにしかできない技ですしね
今回はゴーオンゴールドとゴーオンシルバーを合体させて変身してましたが、これこそ鎧にできることだったんや…

がしかし、そんな風に鎧が活躍すれば活躍するほどに、自分の中でみじめな気持ちを抱えてしまうハカセ。
そしてとうとう鎧への劣等感を抑えられなくなり、「お前といると自分が情けなくなるんだよ!」
そのままの気持ちを鎧にぶつけてしまいます。それを聞かされた鎧も大きなショックを受け、お互い気まずい空気になってしまい…

要するにあれですよね、ハカセの抱えている気持ちっていうのは
後から来た奴に追い抜かされるのが悔しいってことですよね
自分の方が先に始めていたのに、後からきた奴にアッサリ追い抜かされて、
そいつがどんどん自分を引き離していくのをみじめな気持ちで見ているしかないっていう、そんな状況だと思います

俺が思うにこういう話っていうのは、ワートリですごく取り上げられてる内容だと思うんですよね
いやマジで、ワートリはとにかくこの手の話に事欠かないと思います。たとえば俺が思いつくものを挙げていくと



まずはこの村上のエピソードとかがそうだと思います
物覚えのいい村上は、新しいことをやり始めると今までやっていた人達をあっという間に追い抜いてしまい、
追い抜かれた人達はみじめな気持ちを抱えることになって、村上の前から次々に去っていってしまったっていう。
この村上の立場は今回の鎧と同じだと思いますね
また、それとは逆にハカセと同じ立場に置かれてるキャラも、ふさわしい人物がいると思います

それが誰かっていうと葉子ですよ。葉子はまさしく自分の後からやってきた新入りに追い抜かされてしまったキャラであり、
その新入りのことがムカついて仕方ないとか、あいつらに負けると自分がみじめになるとか、
今回のハカセと同じ感情を抱えることになってしまったキャラですからね

結局のところ、追い抜く側にしろ追い抜かされる側にしろ、どっちともが苦悩することになってしまうっていう。
それがこの問題の悩ましいところですよね。がしかし、この悩ましい問題について
ものすごくいいことを言ってくれているキャラが1人いると思うんですよ。それが誰かっていうと



ザキさんですよ。ザキさんが言っているのは、新しい奴らがどんなに追い抜いていったとしても
追い抜かされた人間の価値は消えたりなんかしないんだってことを言ってくれてるんですよね。
だからみじめな気持ちになんてなる必要はないと。自分が嫌になるとか情けないとか卑屈になる必要はないと。
お前らにちゃんと価値はあるんだってことを言ってくれてるんですよね

いやもうね…俺がザキさんに心酔する理由わかるやろ!?(えー
追い抜かれた人間のことをこんな風に思ってくれる人おる!?マジでザキさんの言葉は俺の中であまりにも響きましたね
なので俺が選ぶ隊長はザキさんしかありえないし、ザキさんのためなら俺の全てを捧げても構わないね…(えー

さて、話がだいぶそれちゃった気がしますが、ゴーカイジャー本編で気まずくなっていたハカセ&鎧も最後には和解し、
ハカセの発案でゴーカイシルバー・ゴールドモードの力に目覚めることになります

このモードっていうのが何かというと、歴代15人の追加戦士たちのレンジャーキーを合体させて変身したモードであり、
「2つのレンジャーキーを合体できるなら15個だって合体できる」という
ハカセの発想があってはじめて実現が可能になったわけです。これによって鎧はさらにパワーアップしたわけですが
出てきたばっかりなのにもうパワーアップすんの!?(えー
いや正直、ゴールドモードの登場ってこんなに早かったのかとビックリしました、
もうちょっと後で苦戦した時にでもパワーアップするのかと思ってたら、こんなに早い登場だったんだなあ。それでは20話に続く!


特撮感想:海賊戦隊ゴーカイジャー 第20話「迷いの森」

さてゴーカイジャー第20話の感想ですが、今回の話はギンガマン回となっております
登場したレジェンドはギンガレッド・リョウマ、そして黒騎士ヒュウガの2人ですね
さらに今回の話では、ただ単にギンガマンと出会うというだけではなくて
大いなる力をつけ狙うバスコとも出くわしてしまうという内容になってます

やはりバスコも宇宙最大のお宝を欲しがっている以上、「そのためにもまずは戦隊の大いなる力を集める」という部分で
ゴーカイジャーと共通しているようで、今回は大いなる力を奪うためにギンガマンを襲ったり、
さらに自分の先を越さないようにゴーカイジャーのことも襲ったりと、相変わらずやりたい放題の悪党っぷりを見せております
そんなバスコの襲撃によって、むしろギンガマンとゴーカイジャーがお互いを助け合う流れになるのが面白いですね
こうなるとギンガマンの大いなる力は「バスコなんざに渡さねー!ゴーカイジャーに渡してやるぜ!」となるのが人情ってもんですが…

がしかし、ギンガマン達が何を思おうがバスコには関係ないわけです。なぜならば、こうしてラッパラッターをひと吹きしてやれば
ギンガマンの大いなる力を強引に奪い取ることができるっていう…とんでもない能力持ってやがんなおい!
ラッパラッターってそもそも、レンジャーキーの力を具現化して傀儡戦士を呼び出すことができるっていう能力を持ってましたが
それに加えてこんな能力まで備えてるのかよ!ラッパラッター便利すぎんだろマジで!
この神アイテムをバスコは一体どこで入手してきたんだろうか…

そんなわけでバスコとの大いなる力争奪戦が繰り広げられる中、
マーベラスは今回もバスコの騙し討ちを受けてピンチになってしまうわけですが
しかしそんな中でバスコに対して言い放った言葉が印象的でした



「マべちゃん、ここらで諦めた方が賢いと思うけど?」

「どうしたら賢いなんて考えてたら、海賊なんかにならねえよ…!
 宇宙最大のお宝は俺の夢だ!!夢を掴むことを誰が諦めるか!!」

っていう風に、賢い生き方をするよりも泥臭く突き進んで夢を掴んでやるっていう
そんな情熱を持ってるところがカッコイイなと思いましたね。
ならず者の海賊だからこその信念って感じで、マーベラスの数あるセリフの中でも
俺が一番好きな一言がこれですね
他にも今回マーベラスのカッコイイシーンがあったので紹介したいと思います



その場面がこれ、変身後のマーベラスがバスコのペットのサリーと戦っていたシーンなんですが、
接近戦の最中にサリーがぴょいーんと大ジャンプして木の上に登ってしまい
木の上からマーベラスをおちょくるような態度を取るわけですよ。そんな憎たらしいサリーに向かってマーベラスは
一目も見ることなく背後への銃撃一発で仕留めてしまうっていうね
これマジでカッコよすぎだろ…ノールックで簡単にサリーを撃ち落とすマーベラスにシビレまくったわ



あと今回6人揃っての変身シーンもなかなか見ごたえありました
というのも、この中だと追加戦士の鎧だけ変身ポーズが違うので
変身のテンポを合わせるのが難しいそうなんですが、ここはいい感じに合っててカッコイイなと思ったんですよ
うまくやらないと隣のメンバーと腕がぶつかっちゃったり失敗するそうなんで、
こういう風にきれいに決まってるのを見るとなんか気持ちいいものがありますね



あとはちょっとしたシーンですけど、俺的に見ててなんか注目してしまったのがこの場面。
これからギンガマンに会いに行くという話を聞いて、鎧が興奮しまくってるシーンなんですが、
手をグッと握る位置がルカの胸にめっちゃ近いのが俺的に仰天したというか
「近っ!お前それ近すぎるよ!うおおお近い近い!」って見ながら興奮してしまいました
あと数センチでもう市道真央のおっぱい揉める距離やんけ!(えー
ええんかこんなん!?今をときめくM・A・Oのおっぱいを
揉む寸前だなんてお前らええんか!? (えー  それでは第21話に続く!



特撮感想:海賊戦隊ゴーカイジャー 第21話「冒険者の心」

さてゴーカイジャー第21話の感想ですが、今回の話はボウケンジャー回となっております
登場したレジェンドは我らがチーフ、ボウケンレッド・明石 暁。
正直言って俺にとってボウケンレッドはめちゃくちゃ好きなキャラクターで、
歴代のレッドの中でも一番好き、というかレッドに限らず戦隊に登場したあらゆるキャラの中で俺が一番好きなのが
このボウケンレッドというくらい愛してやまないキャラです

何がそんなに好きかっていうとめちゃくちゃ頼りがいのあるレッド
絶対的な信頼感のあるリーダーで、チーフがボウケンジャーの先頭に立って戦う時はそれだけで安心するというか
戦闘力もめちゃくちゃ高いし、敵にボコられることがあっても必ず立ち上がるガッツの持ち主で
それでいて冒険が大好きっていう子供っぽいところもあったり、たまにお笑いキャラとしてギャグも担当したり
リーダーとしての冷静さ、ヒーローとしての熱さ、冒険者としての柔軟さ、お笑いキャラとしての面白さ、
そういった人間的魅力が数多く詰まったキャラなのでとにかく好きですね

あとなにげに声も好きだったりします。特に戦闘中に声を張り上げて喋るシーンなんかが好き
それとキャラ単体としても好きなんだけどボウケンピンクと恋愛フラグ立ってるっていう意味でも好きだったなー

ボウケンジャーにおいてはレッドがリーダー、ピンクがサブリーダーで、この2人は仕事のデキるツートップみたいな感じに
チームをバリバリ引っ張っていくわけですが、そんな中でピンクはレッドに惹かれていて、
ピンクは基本的にテキパキとしたキャリアウーマンみたいな性格なんだけど、実は健気で可愛らしいところがあって
レッドに対してそういう一面を見せるところがすごく俺的にツボでしたね
最終回ではふつつか者ですがお願いしますみたいにレッドの押しかけ女房と化したりと
戦隊では珍しく恋愛的にも見どころのある内容だったので、そういう意味でも好きでしたね

さて、このまま放っておくとボウケンジャーのことばっかずっと喋ってしまいそうなので
そろそろゴーカイジャーに話を戻しますと、今回のマーベラスは冒頭から
やたら不機嫌で周囲に八つ当たりしまくるぐらいイライラしてるわけです
なぜかというと、前回の話でバスコが大いなる力を強引に奪う能力を持っていると知ってしまったから。

つまりバスコは、マーベラス達よりも遥かに効率的に大いなる力を集めることができ、
このままではバスコにどんどん先を越されてしまうので、焦りとイライラを抱え始めたマーベラスは
「もっと早く結果を出せ!無理でもやれ!」と仲間にムチャなことを言い出してしまったわけです
お前そんなそのへんのサラリーマンの嫌な上司みたいなこと言い出すなんて…(えー

そんな風にゴーカイジャー達がピリピリしたムードに包まれる中、スッと姿を現したのが
我らのチーフ・明石暁ですよ。誰にも気づかれることなくゴーカイジャー達の本拠地に入り込んできたので
「どうやって入ってきたんだ」と驚くジョー達ですが
「この程度のことなど俺にしてみれば朝飯前だ」と当然のように答えるチーフ。
さすが一流のトレジャーハンターだけあって、こういった潜入もお手の物ということでしょうか



ともかくゴーカイジャーに会いに来たチーフですが、その目的はなんなのかというと
「プレシャスの回収を手伝って欲しい」とのことです。プレシャスとはとてつもない奇跡的な力を持った秘宝のことであり
プレシャスが悪党の手に渡ってしまったら、この世すべてがメチャクチャにされてしまうことすら有り得るので
そうなる前にプレシャスを回収するのがボウケンジャーの任務なわけです。
この設定はボウケンジャー本編をしっかり再現してますね

そんなわけで「一緒にプレシャス探しに行こうぜ」と誘いに来たチーフですが、
今はメチャクチャ不機嫌なマーベラスは「んなもん行くわけねーだろバカとっとと帰れ」と断ってしまいます。
するとチーフは「なるほど自信がないんだね、君らにはできないことだったね」と哀れむように言い返し、
ブチギレたマーベラスは「できらぁ!!」と売り言葉に買い言葉で話を受けることに…
え!?おなじ値段でステーキを!?(えー

 

ともかくチーフと一緒にプレシャス探しに出かけることになったゴーカイジャー一同。
どうやら今回のプレシャスは山の奥深くに眠っているようで、険しい山の中をえっさほいさと登っていくことになります
俺的にこのシーンで注目だったのが、チーフが先に斜面を登ってルカに手を差し伸べるところですね
それの何が注目なのかって、実はチーフはボウケンジャーのEDでも同じことをやってるんですよ

そう、ボウケンジャーの時はさくら(ボウケンピンク)に対して手を差し伸べてるわけですが、
ゴーカイジャーではルカに対してそれをやってるわけです。さすがチーフ、やることがブレない男。
ちなみにルカはそんなチーフの手を見て、うざいんじゃボケと言いたげにぶったたいて自力で登ってました
いやちょっと君らチーフに対して態度が冷たくない!?(えー
さくらの場合はチーフの手を見てガシッと握って登ってきてくれたんだけど!?
同じ女性キャラでもなんという対応の違い、今回さすがにチーフも脳内で「さくらと違いすぎる…」とか思ってたんじゃないだろうか(えー

「この先に何かがあるのは間違いないようだな」

「ヘッ、面白ぇじゃねえか」

「ああ、ちょっとした冒険だな」

そんな風に山奥を進む中で、見るからに怪しい洞窟へとやってきたチーフ達。
まさにお宝探しの探検って感じで、不機嫌だったマーベラスもだんだんワクワクしてきたようです
それとチーフの言っている「ちょっとした冒険だな」っていうのは、ボウケンジャーファンからすると嬉しいセリフですよね
なぜならこのセリフ、ボウケンジャー本編でチーフが口癖のように言っている言葉だからですよ

なにげにこれってすごくいい言葉だと思うんだよなー。ちょっと不安になるようなことや、尻込みしてしまうようなことがあっても、
ちょっとした冒険だなと思うことで、不安を吹き飛ばして行動できたりするし。
俺なんかは特にリスクや失敗を気にして不安になるタイプだから、けっこう日常生活でも役に立ったりするんですよ

たとえば行ったことのない道を進む時だとか、自販機で買ったことないジュースを買う時だとか、レストランで頼んだことない料理を注文する時だとか
要するに未知のものに対する不安っていうのがあって、どれも些細なことだけど心の中で引っかかっちゃって
「なんか不安だからやっぱりやめよう」って不安に対して踏み込めないってことがよくあるんですよ。でもそういう時に
「ちょっとした冒険だな」ってチーフの言葉を思い出したら、さっきまでの不安が嘘みたいに踏み込めたりするわけです。

なんでかって、やっぱり冒険っていうのは成功するか失敗するか分からないものだし、むしろそういうドキドキを楽しむものだから
ちょっとした冒険だなって思った途端に失敗への不安がドキドキへと変わるっていうかね
あと「ちょっとした」って部分もでかいと思う。ちょっとした冒険ってなんかすごく気楽なイメージというか
いちいち不安がる必要がなくて、いっそ楽しんじゃえばいいんだっていう気持ちになれるから
そういう意味でこのチーフの言葉っていうのはマジで価値ある一言だと思いますね

ともかく薄暗い洞窟の中を進んでいった結果、チーフ達はなんと復活したリュウオーンと遭遇してしまいます
リュウオーンというのはボウケンジャーに登場した敵幹部で、チーフの手によって倒されたはずですが
今回のプレシャス・黄泉の心臓の力によって現世に蘇ってしまったようです
そんな黄泉の心臓はすでにリュウオーンの体に取り込まれており、チーフ達はリュウオーンの攻撃で土砂崩れに巻き込まれてしまうことに…

「大丈夫か!?」

「ふん…海賊をなめんな」

「そっちは?」

「ふん…冒険者をなめるな」

「しかしプレシャスを奪われたうえにここに足止めじゃ、お前の言う冒険ってのも意味ねえな」

「意味がない?本当にそう思うのか」

「…何が言いてえんだ」

「お前たちも今まで数々の冒険をしてきたんだろう?
 その冒険は宝以外にも、お前たち自身に大事な何かをもたらしてきたはずだ」

「俺たち自身に…?」

「冒険をする喜びこそ、かけがえのない宝なんだ。
 冒険者は目の前に困難が立ちはだかった時にこそ心が奮い立つ。お前もそうじゃないのか」

ってそんな中、どうにか土砂崩れからは無事に脱出したものの「あーあプレシャスは取られたし意味ない冒険だったわ」
スネたようなことを言い出したマーベラス。そんなマーベラスに対し、「意味がない?本当にそう思うのか」
チーフは真剣に冒険の大切さを説いてますね。冒険をすることの喜び、そして困難に立ち向かう気持ちこそが本当の宝であり、
思い通りに成功しなかったから意味がないなんて、そんなことを言い出すもんじゃないってことですよね
このチーフの言葉はですね…最近のプリキュアにも言ってほしい言葉だなって思いましたね(えー



というのもですよ、最近のプリキュアがどんな内容だったかって、
「ビョーゲンズを探しても見つからない」という状況にすっかり嫌気が差してしまい、
「これ以上探したってきっと見つからないし、頑張ったって意味ないじゃん」
と弱音を吐いてしまうという話だったんですよね。これに対して
「意味がない?本当にそう思うのか」って我らがチーフに乱入してほしかったですね(えー

まさにこの時のひなたに必要だったのは冒険をすることの喜びや、困難に立ち向かう気持ちを知ることであり、
思い通りの結果が出ないからといって、すぐに諦めるもんじゃないという冒険者の魂を注入して欲しかったですね
その冒険者の魂こそが果てなき冒険スピリッツということですよ。こう考えるとボウケンジャーってすごく熱い戦隊だよな



さらに言うと、プリキュアだけじゃなくて最近のキラメイジャーにも乱入してほしいよなって思いましたね(えー
というのも、最近のキラメイジャーはまさに宝探しをテーマにした内容となっており、
新キャラのキラメイシルバーが「まったく宝探しは最高だぜ」みたいなことばかり言ってるわけですが、
しかしそんな中で、キラメイシルバーは本当に宝探しを楽しんでいるのか?他にやりたいことがあるんじゃないのか?という
疑惑が持ち上がってきているわけです。もし本当に楽しんでいるならボウケンジャーに入ってもおかしくないキャラですが、
しかし違うというのならボウケンジャーとはまた別の、キラメイジャーならではのキャラとなるわけで
そのへんを見極めるためにもさっきのチーフの質問をぶつけてみたいですよね
「冒険をする喜びこそ、かけがえのない宝なんだ。お前もそうじゃないのか」っていう。
これにイエスと答えるのかノーと答えるのか、ぜひとも知りたいところです。
まったく今の時代でもチーフは必要なキャラすぎるぜ…(えー

さてゴーカイジャーに話を戻しますと、チーフに冒険魂を注入されたマーベラスは
ボウケンジャーへとゴーカイチェンジしてリュウオーンと戦うことになります
今回はボウケンジャー回だけあって変身シーンが再現されており、BGMもボウケンジャーの主題歌を流すという
いつもの嬉しい演出がされてますね。俺的にボウケンジャーのOPってイントロ部分がすごい好きなんだよなー
「これからきっと何かが起こる」っていうワクワクを感じるというか、まさに冒険へのカウントダウンのような気持ちになります

ついでに言っておくと本家ボウケンジャーが変身する時のBGMなんかもめっちゃ好きですね
こちらは最初の英語のフレーズで「スタートアップ!!」って言われた直後に疾風怒濤のようなスピード感になるのが好きで
とにかく勢いに満ちていてまっしぐらに駆けていくようなイメージなのが気持ちいいですね
要するにボウケンジャーはBGMもいいってことなんですよ。誰か俺のボウケンジャー語りを止めてくれよ!(えー

ちなみに今回は巨大ロボ戦でもボウケンジャーの大いなる力が発動するという見せ場がありました。
その大いなる力とはダイボウケン召喚。
ボウケンジャーが愛用していた巨大ロボ・ダイボウケンを召喚してゴーカイオーと一緒に戦い、
さらにはダイボウケンの持つ剣・轟轟剣をゴーカイオーが受け取って
必殺技のゴーカイアドベンチャードライブを叩き込むという内容になってます
アドベンチャードライブっていうのはダイボウケンが使っていた必殺技のことですね。ああ何もかもが懐かしい
色々と懐かしすぎて今回の感想書くのにボウケンジャーのDVD大量に借りてきてずっと見てました(えー
書き上がるのに数日かかったのはそういうことです。まったくボウケンジャーは最高だぜ

そして今回の戦いが終わった後、マーベラスが精神的に成長したのを見届けて
「これでいいんだろ…アカレッド…」と静かにつぶやくチーフ。
アカレッドといえばマーベラスの恩師なわけですが、実はチーフもアカレッドとは面識があるんですよね

というのもですよ、アカレッドというのはこのゴーカイジャーで初登場したキャラクターではなくて
そもそもの始まりは戦隊30周年記念の時に生み出されたキャラなんですよ
ちなみにゴーカイジャーは35年目です。なのでゴーカイジャーの5年前にはもうすでにアカレッドは登場しており
じゃあその当時の戦隊っていうのはなんだったのかというとそれこそが轟轟戦隊ボウケンジャーだったわけです

つまりチーフとアカレッドというのは、同じ年に登場した言わば同期のヒーローであり、
実際に肩を並べて戦ったこともあるので、そのよしみで今回チーフはやってきたってことでしょうね

つまりアカレッドの愛弟子であるマーベラスが、バスコによって心をかき乱されていると知って
「アカレッドのためにも俺がなんとかしよう」とやってきたのが今回のチーフだったっていう。
そんな風に以前の作品とも強い繋がりを感じる回でした。チーフの設定をうまくゴーカイジャーに落とし込んだよなー、それでは第22話に続く!



特撮感想:海賊戦隊ゴーカイジャー 第22話「星降る約束」

さてゴーカイジャー第22話の感想ですが、この回はジョー&鎧が一般人の子供と出会う話でしたね
そんな話について俺が語りたいポイントというのは…ええと、正直言って特になかったかな…(えー
いや普段のこういうゴーカイジャーの掘り下げ回みたいなのは、けっこう注目のポイントとかあって
俺的にも食いつく部分が多かったんですが、この話はあんまりそういうのがなくて
なんか薄味な話だったっていうか…(えー
まあ前話のボウケンジャー回が濃すぎて俺もそっちの感想書くのに全精力を使い果たしてしまったので、
この話が薄味だったのはむしろ助かったんですけどね。こんな感想ですまない…それでは第23話に続く!
 


特撮感想:海賊戦隊ゴーカイジャー 第23話「人の命は地球の未来」

さてゴーカイジャー23話の感想ですが、この話はゴーゴーファイブ回となってますね
登場したレジェンドはゴーピンクこと巽マツリ。そしてバスコも出てきて
ゴーゴーファイブの大いなる力をゴーカイジャーと奪い合うという、そんな話になってます

というか今回のバスコは、自分のしもべとして
ボウケンジャーのズバーンを引き連れて出てきたもんだから思わず反応してしまったわ



というのもですよ、ズバーンってボウケンジャー第30話でも敵の手に落ちてしまったことがあって
その時に我らがチーフが「すまなかったズバーン…だがもう二度と離さない!!」
っていう愛の告白みたいなこと言いながら悪の手から連れ戻したわけなんですが
しかしそんなズバーンを、今回バスコはまたも悪の手先のように使ってしまったという…バ、バスコきっさまーー!!

チーフが不在なのをいいことによくもズバーンを寝取ってくれたな!!(えー
いやマジでズバーンってチーフにめっちゃ懐いててそばを離れないようなキャラだったから
それがバスコの手先になってしまったのを見るとすごいNTR感ありますね
まあボウケンジャーの話はそれくらいにしておいて、今回メインであるゴーゴーファイブの話をしましょうか

実はゴーゴーファイブっていうのは俺にとってかなり重要な転機になった戦隊なんですよ
どんな風に転機になったかというと、当時すっかり戦隊を卒業していた俺が戻ってくるきっかけになったのがこのゴーゴーファイブなんですね

やっぱり「戦隊を卒業する」っていうのは多くの男子によくある現象というか
俺なんかも相当早い時期に卒業しちゃってて、ちゃんと戦隊を見てたのって幼稚園の時だけだったんですよ
その時にやってたのがフラッシュマン、マスクマン、ライブマンあたりの戦隊で、その後小学校に上がる頃にはあんまり見なくなったわけです

ただ、小学校では周りの友達とかがまだ戦隊を見てたから、そいつらから話を聞いたりして
「へー今はそんな戦隊がやってるんだ」っていう風に、間接的に知る機会はありました。
そういうわずかな知識だけはあるのがターボレンジャー、ファイブマン、ジェットマン、ジュウレンジャー、ダイレンジャー、カクレンジャーあたり。

ところが中学校に上がる頃になると、もう周りの友達も誰も戦隊を見なくなっていたので
そこから俺は戦隊と完全に切り離された生活を送ることになったんですよ。
なのでオーレンジャー、カーレンジャー、メガレンジャー、ギンガマンあたりは
当時マジで1ミリも知りませんでした。
大人になってゴーカイジャーを見てから少し調べたことはあるけど、当時はほんとに何も知らなかったなー

で、そんな風にすっかり戦隊を卒業していた俺ですが、
そこからゴーゴーファイブがきっかけで引き戻されることになったってわけです
ゴーゴーファイブの何がそんなに気になったかっていうと、ある日俺の弟が
「宮村優子が顔出しで今の戦隊に出てる!!」とか言い出したんですよね

当時はエヴァブームのまっただ中で、マジでエヴァが社会現象を起こしてた頃だったから
宮村優子といえばアスカの声優でそれはもう有名だったんですよ。そんな宮村優子が顔出しで戦隊に出てるって聞いた時は
衝撃がハンパなくて「とにかく見てみよう」って気持ちになりましたね。

それに当時の声優っていうのは、顔出しで活動する機会がかなり少なくて
顔なんか全然知らずに「アニメの声でしか聞いたことない」っていう声優がほとんどだったんですよ
だから声優の顔出しってこと自体がすごくレアで、しかもエヴァで一躍人気となった宮村優子だっていうもんだから
「そいつはすげーな」って一気に引っ張られた覚えがありますね



で、実際にゴーゴーファイブを見てみて思ったのは
まず第1にオープニングの熱さがすごいなって思いました
このゴーカイジャーの変身した姿もそうですが、ゴーゴーファイブといえば炎の中にいるイメージなんですよ
なぜかというとゴーゴーファイブはレスキュー活動を専門としていて、炎に包まれた被害者を助けに行くような戦隊だから。

オープニング映像も激しい炎に巻かれた火災現場に突入するところから始まり、
そして一番最初の歌詞が「待ってろよ!!生きてろよ!!」という被害者への力強い言葉なので
レスキューというテーマを熱さに直結させた戦隊で、それが見てて衝撃的でしたね

というのも、さっきも言ったようにこの時期はエヴァブームが半端なかった頃で、いろんな作品もその影響を受けちゃって
まっすぐに熱い話というのは世間で見かけなかった時期なんですよ
エヴァの影響というと具体的には、よくわからない精神世界の描写とか、なんか意味深で理解の難しい場面とか
そういうのが世間に溢れてたというかね。そんな中でのゴーゴーファイブのOPというのは
まさにまっすぐな熱さそのものって感じだったから、あれはものすごくインパクトありましたね

あとはあれだ、本編で印象に残ってるのは
緑川光が敵幹部のサラマンデス様の声をやってたってことかな
いや当時の緑川光の人気っていうのは、それはもうとんでもなかったんですよ

スラムダンクの流川に始まり、ガンダムWのヒイロ、テイルズオブデスティニーのリオンと
クールな美形キャラの役を次々にヒットさせまくってたわけで
あの時期のアニメで「クールな美形」のイメージといえば完全に緑川光っていうぐらい圧倒的な知名度を持ってましたからね

俺が思うに、当時の人気声優といえば
男性なら緑川光、女性なら林原めぐみっていうくらいこの2人が天下を取っていたというか
そんな声優界に君臨するほど人気絶頂だった緑川光がゴーゴーファイブに出てるっていうのは
目玉が飛び出るほど驚きましたね。宮村優子の時も驚いたけど、「緑川光までいるのかこの番組は!?」って衝撃は
とにかく俺の中ですさまじく大きかったので、戦隊に舞い戻るきっかけになったってわけです

もしゴーゴーファイブがなかったら、今こうして戦隊を見たり感想を書いたりしてなかったかもしれないので、
そういう意味では俺にとって大きな分岐点となった作品なんですよね。それでは第24話に続く!



特撮感想:海賊戦隊ゴーカイジャー 第24話「愚かな地球人」

さてゴーカイジャー24話の感想ですが、サブタイトルは「愚かな地球人」ということで
これはきっと人間の愚かな一面に切り込んだ深い話になるんやろなぁ…
と思いきや全然そんなことはないギャグ回となっております

まず今回の主役は、以前のカーレンジャー回に登場したギャグ怪人のジェラシット。
以前の戦いで失敗したことでザンギャックをクビになり、粗大ゴミとして捨てられてしまったわけですが
そこへやってきた近所のオバチャンに「これ粗大ゴミじゃなくて生ゴミやろ」と分別されてしまうわけです

分別されたジェラシットですが、それをきっかけにオバチャンの息子に気に入られてしまい
「これからは俺のペットとして暮らすんやぞ」とペットにされそうになりますが
「生ゴミ怪人をペットにするなんて保健所が許さないよ!」とオバチャンに大反対されてしまうわけです

そんな風にジェラシットを交えて親子ゲンカが起こりそうになった中、オバチャン一家はザンギャックの襲撃を受けてしまい
ジェラシットは我が身を盾にしてオバチャンを守るわけです。その姿を見たオバチャンは…

「生ゴミ扱いした私を助けてくれるなんて…こんなに素晴らしい宇宙人がいるってのに
 私はなんて愚かな地球人!!」

と自らの行いを恥じるようになったという…愚かな地球人ってそういう流れのセリフなのかよ!
まさかの生ゴミ扱いを詫びるセリフだったとは…初見じゃ絶対予想できねー!!
そしてこの後の展開ですが、ジェラシットはそもそもギャグ怪人なのでこの程度の攻撃で死ぬはずもなく
あっさりと回復して「ああ…ジェラシット…」とオバチャンとの恋愛フラグを建てることになります

そんなわけで恋に落ちてしまったオバチャンとジェラシットは、2人で仲睦まじく暮らすようになり
それだけではなくオバチャンのお腹の中にはジェラシットとの愛の結晶が…



ってオバチャンのこと孕ませたんかいいいいいい!!
まさかのオバチャンとのラブラブ結婚孕ませエンドとは思わんやろ!なんやこれえええええ!!
生ゴミ扱いしていた宇宙人に惚れて子供を孕んでしまうなんて私はなんて愚かな地球人!!(えー
間違いなくゴーカイジャーの中でもトップクラスにカオスな回だったな…



あとまったく関係ないんだけど、今回の鎧がゴーカイガレオンの中で変身したシーン、
変身ポーズにキレがあって個人的に気に入ってます
特に最後に左手でゴーカイセルラーを前に突き出す時の、ググッと後ろに溜めてからドーンと前に押し出す感じが好き。
分かるかなぁ…このググッと溜めてドーンと押し出す感じの良さが…(えー  それでは第25話に続く!


特撮感想:海賊戦隊ゴーカイジャー 第25話「海賊とニンジャ」、第26話「シュシュッとTHE SPECIAL」

さてそれでは、せっかくなので遅れてた分の25話、26話も一気に感想を書こうと思います
この2話は両方ともハリケンジャー回でして、登場したレジェンドは
ハリケンレッド・椎名鷹介、ハリケンブルー・野乃七海、ハリケンイエロー・尾藤吼太となってます

なんと3人ものレジェンドが一気に登場するという豪華回、しかもハリケンジャーはもともとこの3人の戦隊だったので
ハリケンジャーが勢揃いしたと言える回になってるんですよね
2話使って描写してることからしても、レジェンド客演回で一番豪華な回だったと言っても過言ではないでしょう

さらに、普段であれば戦闘シーンでゴーカイジャーが先輩の姿にゴーカイチェンジして戦うところですが、
なんと今回はハリケンジャー自らが変身してゴーカイジャーと共に戦うという内容になってます

話の構成からいって、いつものレジェンド回というよりは
ゴーカイジャーVSハリケンジャーみたいなVSものに近い内容でしたね
ゴーカイジャーとハリケンジャーが出会った当初は、お互いに仲良くする気はなく微妙な空気だったのが
この2話を通して信頼関係を築き上げて共に戦うようになったっていう。

それにしてもハリケンジャーって俺は本編見たことないんですが、
忍者というよりは特殊部隊みたいな黒っぽい服着ててなんかカッコイイですね
3人戦隊ってこともあってゴーバスターズと並んだら相性良さそうだなと思いました

さらに今回、ハリケンジャーの大いなる力を授かったことにより
巨大ロボ戦で風雷丸というお助けロボを呼び出せるようになりました
この風雷丸、ゴーカイオーとの合体も可能で、ハリケンゴーカイオーという強化形態になれる優れものです

ここまではシンケンゴーカイオーがロボ戦での主力でしたが、ここからはハリケンゴーカイオーにバトンタッチするという感じですね
確か俺の記憶によれば、次回からの風雷丸の販促っぷりはなかなか露骨だった気がします(えー
ロボ戦となれば風雷丸、ロボ戦となれば風雷丸って感じにスーパー風雷丸タイムが続くんじゃなかったかな?

あと最後にどうしても言っておきたいことがあります。そう、今回の話ではゴーカイジャー達が
とある探し物をするシーンがあったんですが、そのシーンで使われたのがなんと

サガスナイパー・サガスモードだったんだよ!!
うわあああああああああサガスナイパー・サガスモードが使われているううううううううう!!
ボウケンシルバーの宝探し能力がゴーカイジャーでも活躍しているううううううううううう!!
いま俺の中で最も激アツなサガスナイパー・サガスモードがこんな形で出てきていたとは!!
やはり俺の目に狂いはなかった!!キラメイジャーの感想で何度もしつこく言うだけの意味はあったんだよ!!
宝路よ!!サガスナイパー・サガスモードはいいぞ!!(えー  それでは第27話に続く!
 


特撮感想:海賊戦隊ゴーカイジャー 第27話「いつもより豪快なチェンジ」

さてゴーカイジャー27話の感想ですが、この話はルカとハカセの入れ替わり回となってます
いつもより豪快なチェンジっていうのは人格そのものが入れ替わるってことですな
にしてもこういう風に男女が「入れ替わってるーーー!?」ってネタを見ると、やっぱり君の名はを連想してしまうわけですが
あれはゴーカイジャーの5年後に出た作品だから!君の名はのパクリじゃないから!(えー
いやマジで、今回見た俺自身「あぁ〜君の名はのネタがやりたかったのか」なんて思いましたがぜんぜん違うから!
そのへん今見ると誤解する人多そうですね

ともかく今回はルカとハカセが2人でドタバタする内容となってるわけですが、
この2人っていうのは後半にかけて絡みが増えていった覚えがあるんですよね
強気な女キャラのルカと、弱気な男キャラのハカセっていう対象的なところがむしろ相性いいというか
ルカがグイグイ引っ張ってハカセを振り回すみたいなコンビになっていった覚えがあります

なのでこの2人は後半にかけてフラグを立てていくタイプとでも言いますか
ジョーとアイムが前半ででかいフラグを立てたのとは対照的ですね
今回の話にしても、そのへんの女子高生にカッコ悪いと言われてハカセが落ち込むのを見て
「ハカセにはハカセのカッコいいところがあるじゃない」ってルカが励ますシーンがあるので
なんだかんだ脈があると思うんですよね。というかこの場面のBGMがジョーとアイムのフラグが立った時と同じ曲だから
俺の中で「恋愛フラグが立つ時のBGM」みたいに思ってますね。それでは第28話に続く!





特撮感想:海賊戦隊ゴーカイジャー 第28話「翼は永遠に」

さてゴーカイジャー28話の感想ですが、この話はジェットマン回となってますね
登場したレジェンドはブラックコンドルこと結城 凱。こういうゲスト回でブラックが出てくるのは珍しいですね
しかしそれもそのはず、このブラックコンドル・結城凱というのはめちゃめちゃ有名な逸話を持つキャラなんですよ

その逸話というのが、ジェットマン最終回において全ての戦いが終わった後、
結婚式に向かう途中で暴漢に刺されて死んでしまうっていうやつですね
戦隊をぜんぜん知らない人でも、この逸話だけは聞いたことがあるって人も結構いるんじゃないでしょうか
ともかくそんな悲劇的な最期を迎えたキャラこそブラックコンドル・結城 凱なわけです。

ちなみに刺されて死んだはずの凱が、なぜゴーカイジャーに出演しているのかってことについては
あの世の女神様をポーカーで負かして一時的に現世に戻してもらったってことのようです
あれですよ、ドラゴンボールで言うところの占いババに1日だけ現世に戻してもらった的な(えー

そんな風に死んだ身であるせいか、凱は他の戦隊とは違って変身能力を失っておらず
現在も変身して戦うことが可能なようです。
変身アイテムもちゃんと再現されてるのが破格って感じだなー

さあそして、今回の話は凱の他にも豪華ゲストがもう1人登場する内容となっております。
そのゲストが誰かというと杉田智和ですよ
そう、杉田智和は今回の敵として出てくる宇宙一の賞金稼ぎ・キアイドーというキャラの声優を担当しており
この回こそがかの有名なM・A・Oと杉田智和が初めて顔を合わせた回となっているわけです

そう、M・A・Oこと市道真央はそれはもう杉田智和の大ファンで、
以前から銀魂のフィギュアが一生の宝物だと公言しているくらいだったので
この回のアフレコではそれはもう感激してガチガチになりながら「サ…サ…サインください!」
杉田智和にサインをお願いしに行ったんだとか。そして杉田智和は快くサインをサラサラ書いたわけですが、
ついでにちんこの絵を描いたそうで、それを見た市道真央はめっちゃ複雑そうに去っていったという…

ちなみになんでちんこの絵を描いたかというと、杉田智和が言うには
「だってあんな綺麗な子にサインねだられるなんて、俺の人生課金しないと無理だから」
とかいう意味のわからないことを言っております(えー

ただ、そんなちんこ絵のことはともかく、憧れの杉田智和に会えたことは市道真央的にめちゃめちゃ嬉しかったようで
DVDの特典映像で振り返った時にはとろけるような顔で「この回は杉田さんがね…♪」と語っておりました

そんなわけでジェットマン回でもあり、杉田智和回でもあり、さらにこのキアイドーというキャラは
マーベラスにとって因縁深い敵でもあるので、色々と盛りだくさんなのがこの28話っていう印象ですね。それでは29話に続く!
 






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