ビッグコミックスペリオール感想:らーめん再遊記 第99話

さてらーめん再遊記99話の感想ですが、今回の話は亡くなった杉井さんの葬儀に芹沢サンが参列するという内容になってましたね
杉井さんのことは大事に思っていただけに、さすがの芹沢サンも相当つらそうな表情です
そんなつらさを少しでも忘れたいのか、グビグビと酒を飲み続ける芹沢サン。
飲みすぎだと有栖サンからも止められてますが、こうでもしなきゃ耐えられんとばかりに飲み続けてしまいます

「芹沢さん、ちょっといいかい?杉井さんの奥様から芹沢さんに頼みがあるって言われてね」

「頼み?」

「あ、あの…本当に図々しいことを承知の上で申しますが、芹沢さん!
 これから麺屋炎志グループはどうしたらいいか、ご指導をいただけませんか!?」

とその時、芹沢サンに頼み事があるとやってきたのは杉井さんの奥さん!
大黒柱である杉井さんを失ってしまった今、炎志グループはこれからどうしたらいいのかを教えてほしいと…
いやそんなこと急に言われてもな…(えー
芹沢サンは今まで炎志グループのことなんて考えてもなかっただろうし、しかも杉井さんを失ったショックで酒をグビグビ飲んでる時にそう言われても…

「そう言われましても、私は御社の内情などは何も知りませんし…」

「それでもお願いしたいんです、しばらく前の話になりますが、主人はこんなことを言っていたんです」

芹沢サンとしてもやはり、「いやそんなこと言われても」と断ろうとしますが、
しかし奥さんから、まだ元気だった頃の杉井さんが語っていたことを聞かされることに。
それによると、杉井さんは「芹沢さんは本当に凄い人だ」と今まで繰り返し語っており、
「もし自分に何かあっても、芹沢さんに相談すればきっと力になってくれる」と奥さんに言い残していたという…

「杉井さんがそんなことを…」

「主人は本当に芹沢さんを尊敬していました…
 天国にいる主人に聞いたら絶対に芹沢さんに後を託したいって言うと思うんです!
 どうか助けていただけませんか!?」

「し…士は己を知る者の為に死すと言います。
 漢が漢にそこまで惚れられて黙っているわけにはいきません!!」



って、そんな話を聞かされて大量の涙を流しながら「協力させていただきます!!」と宣言する芹沢サン!
いやこの芹沢サンの様子からして相当酔っ払ってるだろこれ!!(えー
酒がまわってすっかり冷静じゃなくなってるよ!こんな酔っぱらい状態で話を受けちまっていいんかい!

「あ〜…昨日は飲みすぎたな…」

そしてやっぱり、1日経って冷静になってみれば、酔っ払った勢いであんなことを言ってしまった
自覚するハメになった芹沢サン。今の芹沢サンとしてはまったく乗り気じゃないようですが
しかし酒の勢いとはいえ、ああ宣言してしまった以上、後戻りできずに炎志のことをイヤイヤ手伝うことに…

「わざわざ御足労いただきありがとうございます芹沢さん、うちの息子たちです」

そんな芹沢サンが炎志の会社に向かってみると、奥さんから3人の息子を紹介されることに。
ふむ、3人ともスーツを着たサラリーマン風の男であり、炎志の会社に勤めているような雰囲気がありますが…

「長男の麺太郎です」  「次男の汁二郎です」  「三男の具三郎です」

ってどんだけテキトーな名前のつけ方してんねん!!(えー
麺太郎に汁二郎に具三郎!?ラーメン屋の息子なんてこんなもんでええやろみたいなクソテキトーな名前じゃねえか!
杉井さん良い人そうに見えたのに息子のことはこんな雑な扱いしてたのかよ!(えー

それにしても麺と汁と具の三兄弟とは…この組み合わせってあれだろ
美味しんぼで有名なラーメン三銃士だろ!!



麺の専門家、汁(スープ)の専門家、具の専門家って組み合わせだから間違いねえよ!
まさかここでラーメン三銃士のパロネタをぶち込んでくるとは…
前回の展開は親しい人が亡くなるっていうしんみりした重い雰囲気だったけど
急にギャグ感出てきたなオイ!!

まさかあの導入からギャグ編に突入していく内容だったのか!?予想外すぎるだろ…
それにしても美味しんぼといえば、そもそも芹沢サンが初登場したラーメン発見伝は
漫画そのものが美味しんぼのパロディに近かったから
長い時を経て再び美味しんぼのパロディに戻ってきたっていう風に、ある意味この漫画の原点回帰ってことになるんでしょうかね
それがいい刺激になって面白い出来になるのを期待したいところです。それでは次回に続く!

 


ビッグコミックスペリオール感想:らーめん再遊記 第100話



さてらーめん再遊記第100話の感想ですが、今回は100回記念ということで巻頭カラーでの掲載となってますね
100回ってずいぶん長く続いたなぁと思いましたが、「いまだ旅の途上」って書くぐらい
まだまだ今後も続けていくモチベーションは高いみたいですね。俺としても好きな漫画なので、できるだけ続いてほしいところです

そして本編の内容についてなんですが、前回登場した麺太郎、汁二郎、具三郎について詳しく語られる回となってましたね
どうやらこの三兄弟はそれぞれ性格に特徴があるようで
長男の麺太郎は真面目で保守的な性格、
次男の汁二郎は自信満々で挑戦的な性格、
三男の具三郎は穏やかで控えめな性格をしているようです

「これが我が社の経営状況なのですが…なんとか利益は出ているものの、
 いつ赤字転落してもおかしくない低空飛行状態です。生前の父がよく言っておりましたのは…」

「早急に対策を打たないとマズい状況になるだろうということです!」

「(ムッ)」

「私には父のやろうとした見当がついていますので、それを述べさせていただきます!」

「おい汁!勝手に父さんの代弁者ヅラをするなよ!」

「フン、一番お父さんのイズムを受け継いでいるのは俺なんだから構わないだろ」

「寝言を言うな!何も分かってないくせに!」

「なにぃ!?」

「ちょ、ちょっと、麺にいも汁にいも落ち着いて…」

「「具は黙ってろ!」」

って、会社の状況について話そうとしていたはずが、みるみるうちに兄弟ゲンカが始まってしまいます
どうやら麺太郎と汁二郎はメチャメチャ仲が悪いみたいですな…麺太郎が喋ってるところに汁二郎が出しゃばってきたり、
「父さんのことを分かってるのは俺だ」「黙れよ何も分かってないくせに」と言い合いを始めたり、そうとう険悪な仲のようです
しかもこの2人で亡くなった父親の後継者争いもしていて、何から何まで争い続けているという…
もうこうなると具三郎が後継者でいいんじゃね?(えー
麺太郎も汁二郎も血の気が多すぎるぜ…ここは具三郎を後継者にして穏便な雰囲気作りをだな…



そんな中、3兄弟のことはいったん置いといて、店の状況を確認しにやってきた芹沢サン。
炎志のラーメンはしばらく食べていなかったようで、どんな味だったかその確認も兼ねているようですが…

(人の入りはまあまあというところか…ここのラーメンを食うのは何年ぶりだろうな)

「炎志ラーメンおまちどうさまでした!」

(相変わらず可もなし不可もなしのラーメンだな…
 唯一の特徴と言ったら揚げニンニクぐらいで、それもどうということもない。
 ハッキリ言ってこれより美味いラーメンは今も昔も山ほどある。
 にも関わらず、麺屋炎志グループは20年以上も生き残ってきた…その最大の原因は…)

そして炎志のラーメンを実際に食べてみたところ、「可もなし不可もなしで別にたいして美味くない」という印象を受けていた芹沢サン。
まあ炎志のラーメンはそんな感じだと以前から言われてましたからね…ただ、それだけ味が微妙な割に
20年以上も生き残ってきたっていうぐらい、客に愛されているのが炎志という店のようですね

この日にしても「まあまあ客が入ってる」とのことだし、けっこう根強い人気があるみたいだから
炎志のラーメンをどう変えていくかっていう判断は難しいところだと思うんだよな…
下手に手を入れてガラリと変えてしまったら、20年以上も通ってくれている客たちを裏切ることになりそうな…

「芹沢さん、昨日は妙なことになってすいませんでした」

「麺太郎くん?キミら兄弟はもっぱら経営面に携わっているのかと思っていたが、現場に顔を出したりもするんだな」

「時間が許す限り各支店で働くようにしています。
 現場をしっかり把握してないと経営を考えることはできないというのが父の教えですから」

「ふむ」

「もっとも汁二郎はほとんど店に顔を出したりはしませんけどね!」

ってそんな中、社長候補の身でありながら、他の従業員と同じように店で働いていた麺太郎。
現場のことを把握すべきという父親の教えによってそうしているようですが、確かにそれは感心ですね
というのも、現場の従業員からすると社長とか経営層の人間ってどこで何やってるか知らない人たちなんだよね

働いてる場所も違うから顔を合わせる機会なんてないし、「経営層の人?いや知らねぇっす」みたいに
誰が何やってるのかも知らないぐらいに関わりが薄いっていうかな…
それだけに、積極的に現場に顔を出して関わりを持とうとする麺太郎の行動っていうのは感心だなと思いますね
一方で、汁二郎はそんなことに興味がないようで、汁二郎が社長になったら現場から「誰こいつ」って言われそうだな…(えー

「しかも汁二郎はとんでもないことを言い出しまして」

「とんでもないこと?」

「全メニューを完全リニューアルするというんですよ!」

「ほお…」

さらに汁二郎は、炎志のメニューすべてをリニューアルするという大それたことを考えているようです
おいおい汁二郎よぉ!ついさっき俺がヘタにメニューを変えたら今までの客を裏切ることになるって言ったばかりじゃねーかよ!
汁二郎はアカンな!あいつ社長にしたらダメだわ!(えー

となると麺太郎が社長かって思いますが、ただ麺太郎は単体で見るといいやつそうなんだけど
汁二郎のことをやたら目のカタキにしてるのがな…あんだけ血の気が多くて言い争いが絶えないってなると、トラブルが多そうでどうも不安というか…
そうなると俺的にはやっぱり、具三郎を社長にするっていうのが優先度高い気がするんだよな

具三郎は穏やかで少なくとも余計なトラブルを生むことはないから、俺だったら一番具三郎に期待したくなるな
そのへん芹沢サンはどう判断するのか気になるところですね…次回に続く!

 

ビッグコミックスペリオール感想:らーめん再遊記 第101話



さてらーめん再遊記101話の感想ですが、前回ラストで語られた
汁二郎の「全メニューをリニューアルする」という案について麺太郎が大反対するという場面で始まってますね
麺太郎が大反対している理由としては、全メニューをリニューアルなんてしたら今まで来ていた常連さんまでみんな来なくなるからという…
やっぱ麺太郎なんだよなぁ(えー

やっぱ汁二郎よりも麺太郎ですよ!俺はこの麺太郎の考え方に全面的に同意というか
前回の俺の感想でも「メニューをガラリと変えてしまったら、20年以上も通ってくれた客たちを裏切ることになる」と書いたくらいなので
この考えは今回の麺太郎と完全に一致してますよね。やっぱ麺太郎だよ麺太郎!汁二郎はおとなしく従いな!

「じゃあ麺太郎くんはどう立て直したらいいと思う?」

「僕はまず、コスト的な無駄を洗い出し削ぎ落とします。それにあたって一番に取り組むべきはDX化かと。
 お客様が席でセルフオーダーできるタッチパネル式タブレットの導入は必須と考えます」

そんな中、麺太郎の改善案を聞くことになりますが、まずやるべきなのはDX化だと言ってますね
DX化ってなんや…?と思いましたが、タッチパネル式タブレットの導入と言ってることからデジタル的な改革をするってことでしょうか

タブレットの導入か…あれって店側の理屈は知らんけど、客側の目線で言わせてもらうと
なんか使いづれーんだよなー(えー
というのも、店によってはタブレットの充電切れトラブルがあったり
食べたいメニューが画面のどこにあるんだかよくわからなかったり、いまいち不便に感じるっていうかな…

俺としてはデジタル化っていうと、タブレットより感心したのが
ファミレスで料理持ってくる猫ロボなんだよな



いやマジで、この猫ロボ結構すごくないっすか?初めて見た時は「店にこんなロボが!?」ってビックリしたし
ちゃんと配膳してることにも感心したし、猫ロボだから見た目も可愛らしいし
これは画期的だなぁってすごい感心したんだよなあ。やっぱ猫ロボだよ猫ロボ!(えー

「そのように経営のスリム化も進めつつ、売上を上向かせる新メニューも投入する予定です」

「新メニューとは?」

「塩ラーメンです!生前の父にこんなことを言われました…」

『ラーメン屋は醤油、味噌、塩の3つが揃ってこそ完成されたと言える。しかしウチには塩ラーメンがない。
 いいか麺太郎、ここだけの話だが…3兄弟の中でラーメン職人として一番腕が立つのがお前だ!
 だから塩は任せた!必ず炎志の塩ラーメンを生み出してくれ!』

(…?杉井はそれほど醤油、味噌、塩を揃えることにこだわりを…?)



ってそんな中、デジタル化以外の改革案として塩ラーメンの追加が必要だと語る麺太郎ですが、
どうやら杉井さんが亡くなる前に「ラーメン屋とは、醤油・味噌・塩が揃ってこそ完成するものなんだ」と熱弁していたようですね
しかし芹沢サンは「えっそんなの揃える必要ある…?」と全然ピンと来ていないようで…
まあそうやな…醤油と味噌と塩が三種の神器みたいに言われてもな…(えー
別にそんなの揃えなくても成功してる店はいくらでもあるし、なぜそれを揃える必要があるのか…

他にも杉井さんの言い残していたことというと、「ラーメンとは麺・汁・具が調和しているもの」っていうのがありましたが
醤油・味噌・塩を揃えるっていうのも、やはり三種の調和ということで麺太郎、汁二郎、具三郎が手を取り合うことを望んでの遺言だったのか…?

「お、汁二郎くんじゃないか」

「あの、麺兄ぃとはどんな話を?」

「麺太郎くんは君の言う全メニューのリニューアルには反対で、まったく別の対策を考えていると…」

「タブレットの導入と塩ラーメンですね?」

「ああ、聞いているのか?」

「あんな愚策を喋ってただけとは安心しました。その程度じゃ焼け石に水でしょう!
 もっと大胆な対策を取らないと、ジリ貧傾向を止めることなどできませんよ!」

って、麺太郎と別れた芹沢サンは汁二郎と話すことになりますが、
汁二郎は麺太郎の考えを「あんな愚策」と完全に見下しているようで、まるっきり協力する気はないみたいですね
おいおい汁二郎よ、まずどんな策を考えるにしても調和を大事にしろや調和を!
三兄弟で手を取り合って調和するっていう、何よりも父親が望んでいたことはそれなんじゃないのかよ!

「生前の父にこんなことを言われました」

(またか…)

『ラーメンは一貫して変化し進化してきた大衆料理だ。それだけに炎志のメニューも同じところに留まっていてはならない。
 いいか汁二郎、ここだけの話だが…3兄弟の中でイノベーターとして一番優秀なのがお前だ!
 だからメニューは任せた!必ず麺屋炎志の全メニューを刷新してくれ!』

ってゲェー!?なんとまだ生きていた頃に必ず全メニューを刷新してくれなどと汁二郎に言い残していた父親!
マジかよ諸悪の根源はお前だったのかよ!!(えー
なんで全メニューのリニューアルなんてやろうとしてるんだろうと思ったら、汁二郎のアイデアじゃなくてお前の遺言かよ!!



一体なんなんだこの親父は…3兄弟に調和して欲しいのかと思ったら、こんな過激な爆弾をぶち込んでいたとは…
それを聞いた芹沢サンも「なんだそれは…」って意図がまったくわからないようだし、
正直言って杉井さんのせいで三兄弟が引っかき回されてるように見えてきたんだが…(えー
何か隠された意図があっての発言なのか…?それとも考えなんかなくて杉井さんはただのクソ親父だったのか…?

「具三郎くん、きみは後継者争いにまったく興味がないそうだが?」

「それはもう全然…あの麺兄ぃと汁兄ぃを差し置いて、僕なんかが社長なんてありえませんから」

「経験者として言わせてもらうと、社長になったら儲かるぞ」

「いやぁ…でもそのぶん、責任も大きいじゃないですか。今でもいい給料もらってますし、あんまり欲かくとバチが当たりますよ」

そして今度は、一番下の弟である具三郎にも話を聞いてみる芹沢サン。
お前は親父から変な遺言聞いてないんか?(えー
具三郎からは兄2人のような変な遺言の話は出て来ず、後継者争いにも興味がないと語ってますね

具三郎としては、今の給料に十分満足しているし、これ以上出世したとしても
責任が大きくなるばかりで、自分はそんな地位には興味がないと…
この気持ちめっちゃ分かるわ

俺も具三郎とまったく同じ気持ちだな…今の地位と給料に十分満足してるから、もうこれ以上出世したくないんよ
なんなら出世コースから外れて閑職にまわされるのが理想なぐらいだよな(えー
昔はそういうのっていかにも「左遷されたかわいそうな人」とか「出世から外れた負け組」みたいなイメージだったけど、
別に出世とか興味ないし、それなりの給料もらってのんびり自由に暮らせる立場の方がはるかに理想的って言うかな

多分これって仕事を生きがいと思ってるかどうかで違うんだろうなー
仕事を生きがいと思ってるなら、出世にめちゃめちゃこだわるのかもしれないけど
俺は仕事を生きがいなんてまったく思ってないし、仕事を進めるモチベーションは「早く帰ってゲームやりてー」って気持ちですからね(えー
モタモタしてたらゲームやる時間なくなるから一生懸命進めるっていう。ただそれだけです
今は昔に比べて娯楽もずいぶん増えたから、仕事なんかさっさと終わらせて娯楽で遊びたいって人も多いだろうし、出世に興味ない人も増えたんじゃないかな



そして今回ラストシーンはなぜか高級焼肉屋で有栖サンと和文をおもてなしする芹沢サンの場面となってますね
なんで急にこんなおもてなしを!?今回の話にこの2人関係あるんか!?
それとも、次回以降で何か手伝わせるために2人に恩を売ろうと思ったとか…?
芹沢サンの妙にほがらかな笑顔といい、絶対裏があるよな…次回に続く!
 


ビッグコミックスペリオール感想:らーめん再遊記 第102話



さてらーめん再遊記102話の感想ですが、今回の話は具三郎と芹沢サンがバイトの採用面接について語るという内容になってますね
炎志で雇う店員についての話のようで、どうやら具三郎が面接官となって雇う相手を選んでいるようで…

「人選びって難しいですね。この人はいいなと思って採用しても、3日で辞めちゃったりして…」

「そういうちゃんとしてそうで、実はダメな奴を見分ける方法があるぞ」

「えっ、どうやってですか?」

「入口のカメラ映像を見れば、それで一目瞭然に気がつく」

ふむ、そんな中、雇ってもすぐに辞めてしまうような相手に具三郎が困っているとのことで、芹沢サンがアドバイスをすることに。
芹沢サンによると、カメラの映像を見るだけでダメな奴かどうかがすぐに分かるとのことですが、そんなすぐに分かるものなんだろうか?

「こいつはダメだな」

「どうしてですか?」

「判断基準は歩きスマホだ。これをやる人間は使えない。
 前を見ずに往来を歩くという小学生レベルのことも分かってない輩は、知的レベルが低いうえに危機意識が欠落していて、
 店内でも平気で不潔・不衛生なふるまいを繰り返し、食中毒などを引き起こす可能性がある」

「は、はあ…」

「また奴らは、自分が前を見てなくても向こうから来る人間が避けてくれるだろうという、
 他人に対する自堕落な甘えを持っているので、自分がしないで済むことは決してやらずに徹底的に避ける」

「うーん…」

「さらにあいつらは、立ちスマホでも人に迷惑をかけている。
 電車のドアが開いた時、行列の一番前に立ったまま動かずスマホに熱中してるバカがよくいるが、後ろに並んでる者はいい迷惑だ。
 ああいう無神経な輩は、仕事中もスマホにかまけて客を不愉快にさせるに決まっている」

「それは困りますねぇ」

「そもそもなんで常にスマホを見てるのかというと、愚かな仲間たちと愚かなやりとりをするためだ。
 そんな愚かなコミュニケーションが何よりも優先なので、突然の欠勤や遅刻も多いだろうな」

「ああ…」

「そしてスマホ中毒者たちはSNSによる自己承認欲求がきわめて強い。
 最悪の場合は、経営者が何よりも恐れるバイトテロだ!」

って、歩きスマホをしてる奴を見かけた途端、「こいつはダメだ」という理由を延々と並べ続ける芹沢サン!
ちょっと落ち着いてくださいよ!ほとんど妄想の域じゃないですか!
歩きスマホを見ただけでここまで発狂するとか、芹沢サン歩きスマホガチアンチ過激派すぎるだろ…(えー

ただ、そんな過激な芹沢サンの物言いにも、ちょっと参考になるなと思う部分がありました
それがどういうことかというと、従業員を雇う側の心理としては
問題行動を起こすような奴に来てほしくないって気持ちが第一なんですよ

「経営者が何よりも恐れるのはバイトテロだ」って一言が何よりもそれを表してるし、
欠勤や遅刻の多いやつ、仕事中にトラブルを起こすやつを雇いたくないってことを言ってますよね
具三郎にしても、そういう人を雇うと困ると相談を持ちかけてきたわけだし、
雇う側が求めている人材っていうのは、こういう問題を起こさずにちゃんと働いてくれるような
安心できる人材ってことなんですよ

これに関して、世間でこのことに気づいてる人ってなにげに少ないと思うんですよね
きっと優秀な人材が欲しいだろうっていう気持ちで、
私はこんなに優秀です、あんなに優秀ですって自分を大きく見せようとするアピールをやりがちだと思うんですが

実は面接で一番大事なことは、そういう自分を大きく見せようとすることではなくて
むしろ当たり前のことをちゃんとできますと安心させることだと思うんですよね
たとえばの話、「私は遅刻せず毎日学校に通っています。授業中も居眠りなどはせず、まじめにノートを取っています」
とかそんなんでいいんですよ。

この程度の主張で本当にいいのかと思うかもしれませんが、
実際俺はこういう主張でいくつも内定取りました
芹沢サンたちの話にしても、「遅刻や欠勤をするような奴、勤務中に問題を起こすような奴に来られると困る」と言ってるわけですが
「自分ならそういったことはありません」ってことを学校生活での実績から説明できるので、
こういう主張をすることって実はメチャメチャ効果的なんですよね

あと俺の印象でいうと、教えてもメモを取らずにすぐ忘れるやつ、ろくに周りに挨拶しないやつなんかも職場に来てほしくない新人の代表例なので
「授業中にちゃんとノートを取って覚える努力をしてます」、「普段から周りに挨拶するよう心がけてます」とか主張することも効果的だと思いますね
いやほんとにね、雇う側が求めてる人材って実はこういうもんで、就活の時にこういった話をすることで驚くほど内定取れたりするんですよ
ちなみに一番やっちゃいけないのは、ホイホイと調子のいい嘘をつくことだと思います

よく「面接なんてのは嘘つき大会だ」とか言われたりしますが、ハッキリ言ってそれは雇う側のことを考えてなくて
「俺が相手をうまく騙せればいいんだ」っていうふうに、自分のことしか頭になくて他人を騙す方向に行ってしまうっていう歪んだ発想だと思います
というか俺が思うに、社会人の世界で一番やっちゃいけないのがホイホイと嘘をつくことだと思うんですよね
なんでかっていうと、嘘っていうのはつけばつくほどどんどん信用をなくしていくからですよ

「俺はうまく嘘をついてる」なんて思ってるのは自分だけで、周りから見れば「あいつまた嘘ついてやがる。言ってること何も信用できねえよ」って
どんどん信用を失っていって、そんな奴と仕事のことで相談なんかできないってなっていくんですよね。
そんな風に嘘つき野郎の詐欺師みたいな白い目で見られて、まともに相手にされなくなるのが関の山なので、
面接の時に「嘘をついたもん勝ちなんだ。他人を騙せばいいんだ」なんていう思考を持つべきじゃないと俺は思いますね



さて本編に話を戻しますと、芹沢サンは麺太郎と汁二郎の後継者争いについて
ラーメン勝負で決着をつけようと提案をすることに。
なんと…ここでラーメン勝負とは俺も予想してなかったですね

そういえば前回、有栖サンや和文を高級焼肉店に連れて行ってもてなしてましたが、
あれはどうやらラーメン勝負の審査員をやってもらいたいからって意味でやっていたようです
ふむ、ラーメン勝負をするとなると、麺太郎と汁二郎の腕前が気になるところですが

麺太郎の方は店で地道に修業するってことをやってて、さらに塩ラーメンの開発を独自に進めているってことでしたね
汁二郎の方は、店での修業はあまりしておらず、全メニューを新しくするという夢のような目標を立てているって印象なので
まともにぶつかったら麺太郎の勝ちなんじゃないかなと思うわけですが…

ただ、炎志の特徴として、店のラーメンがそんなに美味しくないっていうのがあったので
そんな店での修業経験は意味あるのかって気になるところですが…(えー
ともかく後継者問題は完全にこの2人の激突となって、具三郎はもう関係してこないんでしょうか?
俺としては具三郎の動向が一番気になるところなんですが…次回に続く!


ビッグコミックスペリオール感想:らーめん再遊記 第103話
 

さてらーめん再遊記103話の感想ですが、前回芹沢サンが提案した兄弟同士のラーメン勝負について
わざわざ公の場で勝負を見せるのは大きなメリットがあると語られる回になってますね
他のメンバーはあまり気乗りしていないようですが、芹沢サンの説明で気持ちが変わるのかどうか…

「現在の麺屋炎志グループはいくつかの問題を抱えていますが、そのひとつに知名度の低さが挙げられます。
 昔、杉井さんが出店攻勢をかけていた頃は、メディアで紹介される機会も多くそれなりに知られていましたが…
 それが落ち着いてからは露出も減り、業績低迷で閉店する店舗も出はじめたことで徐々に忘れられた存在に…
 加えてラーメン好きの層からは「魅力に欠ける地味な中堅ラーメンチェーン」という、いささかネガティブなイメージが定着しています」

「そ、そんなにイメージが悪いでしょうか?店に立って見ている限りは、お客様に満足していただいてるかと…」

「麺兄ぃの言う客っていうのは、古参のオッサンやジイサン達のことだろ?
 芹沢さんが言っているのは対外的な見え方の話で、あいつらは関係ないじゃないか」

そんな中、炎志グループが抱えている欠点について話し始めた芹沢サン。どうやら今の炎志グループは知名度が落ちてきているうえに、
なんか地味なラーメン屋というイマイチなイメージを世間にもたれてしまっているという…
ふむ、ふだん店に立っている麺太郎は、目に入るのが好意的な常連客ばかりなので気づかなかったようですが、
逆に汁二郎は客観的な目線を持っていて、外から見たイメージをすんなり受け入れているようですね
なんていうか汁二郎も捨てたもんじゃなかったんやな…正直、単に性格悪くて自信過剰なだけの奴かと思ってたわ…

「汁!大切な常連さん達のことをあいつらだと!?」

「ふん!あいつらと言って何が悪い!」

がしかし、常連客に対するリスペクトのなさで麺太郎と言い合いになってしまう汁二郎。
やっぱ汁二郎はだめだな(えー
汁二郎のやつ麺太郎にだけ反抗的なのかと思ったら、常連客に対しても舐めた態度してるのか…
なんというか汁二郎って「オレ以外の人間はどいつもこいつもバカだ」みたいに思ってるんじゃなかろうか



以前に小宮山さんも「世の中バカだらけだ」と言ってたことがありましたが、こういう発言を聞くのって
すごい思い上がりを感じるっていうか
「世の中バカばっかりだな、俺はあんなバカどもなんかとは違うぜ」みたいに
自分を特別だと思って他人を見下してるような傲慢さがすごいし
謙虚さがないためにそれが原因で大きな失敗をしそうな危うさを感じるんですよね
自分はバカじゃないと思い込むあまりに、足元をすくわれそうっていうか…
そう考えるとやっぱり汁二郎は危なっかしくて任せるのが不安すぎるって気持ちになっちゃうな
となると麺太郎に任せるしかないのか…俺としては具三郎にも立候補してほしいんだがなぁ

「そこでラーメン勝負なんです。後継社長を決める骨肉の争いともなれば刺激的ですし、
 下手なCMより知名度を高めて地味なイメージを覆す効果が期待できます。
 もっとも当人たちにしてみれば、人前で敗者の屈辱を味わうリスクを背負い、
 それでも炎志グループのために戦うことができるかどうか…」

「自分はやりますよ!内輪揉めを表沙汰にすることはどうかと思いましたが、我が社のためとあらば!」

「私も勿論やります。ネット上でラーメン兄弟喧嘩となればバズる可能性が高いし、
 麺兄ぃなんかに負けるわけないですからね」

「なにぃ!?」

「まあまあ…麺兄ぃも汁兄ぃも、いがみ合うのは勝負の日までとっておくってことで」

「具三郎くん、人ごとのように言ってるが君にも参加してもらうぞ」

「ええっ!?」

ってここで具三郎参戦キター!!
なんと具三郎を指名して無理やりにでもラーメン対決に参加させることにした芹沢サン!
やっぱ具三郎だよな!麺太郎は真面目すぎるし汁二郎は傲慢すぎるし、一番ちゃんとやれそうなのは具三郎って感じするわ

がしかし、参戦したくもないラーメン対決に引きずり込まれてしまって、死ぬほどイヤそうな顔をしていた具三郎。
お前そんなに嫌だったんか…まあでも我慢してくれや、お前の兄貴2人はチャランポランな気がして任せられないんや!(えー
そんな中、バチバチと火花を散らす麺太郎と汁二郎、そして落ち込む具三郎を見て
気持ち悪い笑みを浮かべていた芹沢サン。(えー
何がそんなに楽しいんですかあんたは!ドロドロの兄弟対決を見るのが面白いって言いたいんですか!

「ほお、正式に決まりましたか」

「ああ、あとは君と和文以外の審査員を決めたら準備完了だ」

そんな中、ラーメン対決の話が決まったと有栖サンに連絡していた芹沢サン。
審査員としては、ひとまず有栖サンと和文には話がつけてあるようで、
他にも何人か誘うつもりのようですが…

「とりあえず米倉、小宮山、熊川編集長、松宮会長には声をかけるつもりだ。あと永友さん、新世代の連中、石井社長あたりも…」

「そ、そんなに!?」

なんと次から次へと審査員をぞろぞろと連れてくるつもりだと語る芹沢サン。これだけ大勢の審査員っていうのも珍しいな!?
せいぜい数人ぐらいかと思ったら、10人は超えるぐらい大所帯になりそうな…
というか永友さん連れてくるってことに一番ビックリしたわ!



永友さんといえば、昔は凄い人だったけど今では見る影もなくなってしまったという衰えが印象的だった悲しきキャラでしたが
まさかここで審査員として声がかかることになるとは…永友さんの衰えはなんとも物悲しかったから
ここで昔の片鱗を少しでも見せてくれることを祈るぜ

「杉井の忘れ形見である三兄弟の勝負なんだ、充実した体制で悔いのない戦いにしてやりたい」

「はあ…ずいぶん熱心に関わってるんですね。この前は安請け合いしたことを後悔してたのに」

「実際に会ってみたら、三人の息子たちは揃って優秀ないい子たちでな。
 俺も鬼じゃない、長男と次男の確執も含めて、天国の杉井が安らかに眠れるようなんとかしてやりたかったんだ」

(…なんか解せないんだよなあ…)

って、そんなラーメン対決のことについて、芹沢サンとやけに温度差があることを感じていた有栖サン。
有栖サンとしては「何をそんなに張り切ってるんですか?」と言いたげですが、
芹沢サンは「三人の息子たちはみんな優秀な良い子たちで、天国の杉井のためにも力を貸したい」と…
一体なんなんですかその綺麗ごとは!(えー
ダーティーな芹沢サンとは思えないようなセリフですよ!さっき三兄弟を見ながら汚い笑みを浮かべてたし、良い子とか言いながら腹黒いことを考えてるんだろうか

それとも、「天国の杉井」っていう気持ちは本物で、杉井さんを思うあまり普段より綺麗ごとを口走っているとか?
ただその場合、ぜんぜん乗り気じゃない有栖サンの態度が気になるんですよね
「杉井さんのためにそこまでする必要ありますかね?」って感じで、杉井さんのために頑張る気持ちが湧いてこないみたいだし
もしかして有栖サンから見たら杉井さんってろくでもない奴なんじゃないか?
2話ぐらい前にも杉井さんが疑わしく見える回がありましたが、まさか本当に杉井さんろくでもない説が現実となってしまうのか?



そんな有栖サンが微妙な顔をしていると、大学の生徒である工藤くんというキャラが登場することに。
ここにきて新キャラ登場?と思ったら、なんとこの工藤くんは3年も炎志でバイトしているということが明らかに!
マジかよつまり炎志でろくでもないことをやっていた杉井さんの悪行を知っている人物!?(えー
この工藤くんが証人になって杉井さんの闇が暴かれることになるのか!?果たして本来の杉井さんはどういう人なのか…次回に続く!


ビッグコミックスペリオール感想:らーめん再遊記 第104話

さてらーめん再遊記104話の感想ですが、今回の話はいよいよ麺太郎・汁二郎・具三郎のラーメン対決が始まるという内容となってますね
そんな対決を見守る芹沢サンは「天国の杉井さんが喜ぶラーメンを作ってほしい」と語っていますが
いつまでそんな生ぬるいこと言ってんですか!(えー
この似合わない笑顔といい絶対本心じゃないだろ!このうさん臭い芹沢サンの態度は一体なんなんだ

「では長男・麺太郎さんのラーメンから審査員の皆さんに食べていただきます!」

「麺屋炎志に醤油と味噌はあっても塩はなく、三つの味を揃えるのが父の悲願でした!
 これがその思いを受け継ぎ編み出した炎志・塩ラーメンです!」

「ふむ、これはなかなか…」



「杉井さんも天国で喜んでますよ」

そんな中、さっそく審査員に出されたのは麺太郎の塩ラーメン!自信作と言っていただけに、審査員からはかなりの好評ですね
というか永友さんやけに知的なコメントしてんな!?(えー
俺的に審査員で最も注目なのが永友さんだったわけですが、まるで物わかりのいい達人のように
「私の塩ラーメンとは対照的だがこの味わいも一興だね」と言い出すなんて
永友さんボケから回復したんですか!?(えー
永友さんといえば「もうろくしてしまった哀れな老人」みたいなイメージだったから、この知的コメントをしている姿には正直ビックリしてしまったぜ

「続いては次男・汁二郎さんのラーメンです!」

「生前の父は自分に言いました!炎志は同じ場所に留まっていてはダメだ、全メニューを刷新してくれと!
 それ以来、メニュー開発を進めてきた私の最高の自信作がこれです!鯛のアラだし白湯ラーメン!」

「うーん、これもなかなか…」

「杉井さんも天国で感心してますよ」

ふむ、続いて出てきた汁二郎のラーメンですが、小宮山さん達から「けっこう珍しいしチェーン店で食べられるのは嬉しい」と好評なようですね
それにしてもさっきから叫んでるアホはなんなんだ!(えー
まともなコメントしてねえじゃねーか!芹沢サンも「杉井さんが天国で喜んでる」って壊れたラジカセのように繰り返してるし
なんかカオスな雰囲気になってきたなおい!

「最後は三男・具三郎さんのラーメンです!」

「正直、僕なんかじゃ優秀な兄たちに勝てるとは思っていませんが…
 自分なりに炎志で人気が出そうなラーメンを作ってみました。
 肉野菜たっぷり辛味噌タンメンです!」

「ほほう、またまたなかなか…」

「杉井さんも草葉の影で喜んでいますよ」

そして最後に具三郎のラーメンですが、これはなんというか
なんかよく知らねえ奴らが審査してんなオイ!?(えー
いやかろうじて石井社長はまだわかる、確かこの人、小宮山さん編の時にラーメン作りを依頼した人だわ
その一方ですなば食堂の店主って誰だよお前!?(えー
ぜんぜん見覚えないんだが!?こんな奴いつ出てきた…?と思って見返してみたら



なんと米倉編での対決の時に観客席でチラッと顔見せしたキャラでした
いやわかんねえって!(えー  これ覚えてる奴この世に何人いるんだよ!
ちなみにですが、さっきから叫んでるアホもすなば食堂店主と一緒にこの時出てきたキャラのようです



この時はまだ知能が残ってたんだな…(えー
今となっては狂ったように叫びまくる男となってしまったわけですが、以前は普通の言葉を喋るだけの知能あったんや…

(なんなんだ…?さっきから芹沢さんも有栖さんも、無内容で適当なことしか言ってない)

ともかく3人のラーメンが出揃ったわけですが、和文は芹沢サンと有栖サンが適当なことしか言ってないということを不審がっていました
確かに芹沢サンは「天国の杉井さんも喜んでる」としか言ってないし、有栖サンも「これはなかなか」としか言ってないですね
つまりそれって、まともに審査する意味のない茶番ということなのか?わざわざこんなに人を集めて無意味な茶番を…?

「いよいよ決着の時がやってまいりました!
 ラーメン対決に勝利し、炎志グループの社長の座を射止めたのは…三男の具三郎さーーん!!
 具三郎さん827点、汁二郎さん819点、麺太郎さん815点というデッドヒートの戦いでした!」

って、ついに結果発表となりますが、なんと獲得した点数は3人ともほとんど横並び!
俺としては具三郎がぶっちぎりで勝つかと思ってましたが、実際にはほとんど差はなかったんですね
こうなると、具三郎が勝ったとはいえ、3兄弟で平等な関係を目指した方がいい気がしますが…

「具三郎さん!社長就任おめでとうございます!」

「あ、その…僕…社長となったからにはやりたいことがあるんです」

「具三郎のやつ、社長になる気はないとか言ってたくせに、もういい気に社長ヅラかよ」

「実は俺たちの寝首をかこうと狙ってたんだな、ど汚ねえゴミカスだぜ」

って、具三郎が挨拶をしようとしたその時、みにくい嫉妬にまみれた暴言を吐いていた麺太郎&汁二郎!
前言撤回や!こいつらに平等なんてものは必要ねーぜ!(えー
弟の晴れ舞台になんてことを言うんだこのバカ2人は!特に汁二郎が終わってるぜ!
以前から口の悪い奴だなと思ってましたが、まさか「ど汚ねえゴミカス」とまで言い出すとは…やっぱ汁二郎だけは絶対に社長の器じゃなかったな!

「社長権限を三等分し、麺太郎兄さん、汁二郎兄さん、そして僕の共同経営体制にすることを提案します!」

えーーー!?なんとその時、社長の権限を3人で分けて、平等にやっていこうと提案する具三郎!
なに言ってんだ具三郎!こいつらに平等なんてものは必要ねーぜ!!(えー
俺はすっかりさっきのシーンで2人の兄を見限っちまったよ!特に汁二郎のことはな!



とその時、生前の杉井さんが3人に語っていた「麺・汁・具の調和」の話を持ち出す具三郎!
これってアレじゃねーか!俺が以前の感想で語っていた三種の調和理論や!

モロに今回と同じ場面を持ち出して語っていたので、この予想が大当たりだったということか
しかし予想が当たって嬉しいというよりは
しょせんこの3兄弟は俺の想像の域を出ることはなかったようだぜって感じかな(えー
もっと意外な展開が待ってるかと思ったら、なんだか普通の結末になってしまったという印象かな…

そんな三兄弟が泣きながら和解する一方で、「ククッ、こうまでうまく事が運ぶとは」とほくそ笑んでいた芹沢サン!
そして観客席を見てみると、そこにはなんと元気な杉井さんの姿が!
あんた生きとったんか!?どういうことだよオイ!
まさかすべては三兄弟を結束させるための芝居!?芹沢サンもグルだったということなのか!?



と思ったら「す、杉井!?(ガビーン)」ってあんたも知らなかったのかよ!
どうなってんだこれは!芹沢サンも杉井さんの芝居に騙されてしまった1人なのか!?
それともさっきから芹沢サンが「天国の杉井」「天国の杉井」って何度も言うもんだから
本当に天国からちょっくらやって来てしまったのか!?(えー
一体どういうことなんだろう…3兄弟の方はオチとしては微妙だっただけに、ここからの杉井さんのネタに期待だぜ。次回に続く!

 


ビッグコミックスペリオール感想:らーめん再遊記 第105話



さてらーめん再遊記105話の感想ですが、前回ラストで死んだはずの杉井さんが観客席に現れたことについて
今回芹沢サンがもう一度その場所を眺めてみると、すでに杉井さんの姿は忽然と消えてしまっていました
なんだったんだ一体…やっぱり芹沢サンが天国天国しつこく言うもんだから、本当に天国からちょっとだけやってきたんだろうか…
結局そのことは謎のまま、三兄弟のラーメン対決イベントは幕引きとなり、芹沢サンは打ち上げの飲み会へと向かうことに…

「2人とも今日はお疲れさん、助かったよ」

「いえいえとんでもない」

「…」

「どうした和文くん、さえない顔して」

「その…僕はあのイベント、釈然としなかったんですよ。
 あの三兄弟のラーメンって、味もオリジナリティーも正直大したことなかったじゃないですか。
 なのに名だたる審査員の皆さんは軒並み高評価…
 それに芹沢さんと有栖さんは、当たり障りがなく中身のないコメントばかりでしたよね」

そんな飲み会の席にて、三兄弟のラーメンイベントで漂っていた茶番のような雰囲気が釈然としないと語る和文
確かに芹沢サンや有栖サンは「天国の杉井も喜んでる」「これはなかなか」という適当なコメントばかり繰り返していたし、
まともに審査する気があるのかってことは俺も疑問でしたが…

それと三兄弟の作ったラーメンは、審査員たちがうまいうまいと言いながら食べていたものの、
実際のところ全然たいしたことのないラーメンだったようですね
それ今回初めて知ったな…なぜそんなものを審査員たちはあんなに絶賛しながら食べていたのか…?



「連中のラーメンは事前に味見したが、まさに和文くんの言う通りだった。あの三兄弟が優秀だなんてとんでもない。
 まず麺太郎は相当なボンクラだ。塩ラーメンひとつを増やしたところでどうにもならんし、
 タブレット注文の導入だって年配客の多い店では逆効果になる恐れもあるのに、何も分かっていない。
 汁二郎は自分をやり手を勘違いしているアホウだ。
 全メニューをリニューアルだなんて黒字の店でやることか?これでは大量の客離れを招きかねない。
 具三郎は腰抜けのヘタレなボンボンで、フニャフニャしてるだけの軟体動物だ。
 つまりは揃いも揃ってなんの取り柄もなく、社長にはふさわしくない連中なんだよ」

って、なんと三兄弟のことについて、麺太郎はボンクラ、汁二郎はアホウ、具三郎はヘタレと3人全員をボロカスに言い出した芹沢サン!
ちょ、ちょっと待ってくれよ!麺太郎と汁二郎はともかく具三郎までそんな風に言われるのかよ!
麺太郎と汁二郎はともかくよ!(えー
うーむ…これまでの俺の感想を振り返ってみると、麺太郎と汁二郎に関する評価だけは結構当たってたんですよね

まずは麺太郎の話で出ているタブレットの導入について。
俺はその話を聞いた時に「俺の目線で言わせてもらうと、タブレットが使いづらくて微妙に感じる」と書きましたが
芹沢サンも今回「年配客にとってはタブレットは逆効果になる恐れがある」と語っていますね
使いづらくて逆効果になるという意味では同じわけですが、ただし年配客…俺は年配客なのか…(えー

それと芹沢サンは「塩ラーメンひとつ増やしたところでどうにもならん」と、塩ラーメンを作るアイデアについても否定してますが
ただ塩ラーメンを作るアイデアって麺太郎が言い出したんじゃなくて
杉井さんが「塩ラーメン作れ」って言い出したせいなんだよね(えー

こんな風に「必ずや炎志・塩ラーメンを生み出してくれ!!」なんて余計なことを言ったのが杉井さんで、
しかも大した腕のない麺太郎に対して「ラーメン職人として腕が立つのはお前だ!」とか必要以上におだててしまったり
杉井さんも相当罪深いことやってるんじゃないですかね(えー

次に汁二郎のことについて、「全メニューをリニューアルなんてしたら大量の客離れを招きかねない」と芹沢サンが言ってますが
これに関しては俺も似たようなことを言っていたんですよね

「下手にメニューをガラリと変えてしまったら、20年以上も通ってくれている客たちを裏切ることになる」っていうのがそうで、
やはり全メニューをリニューアルなんていうのは、多くの常連客を抱えている炎志でやるようなことじゃないって考えで合っていたようです
ただ全メニューを変えるアイデアって、これまた汁二郎が言い出したんじゃなくて
杉井さんが「全メニュー変えろ」って言い出したせいなんだよね(えー

こんな風に「必ずや炎志の全メニューを刷新してくれ!!」なんて余計なこと言ったのがやっぱり杉井さんで、
それに加えて「汁二郎は自分をやり手だと勘違いしているアホ」って芹沢サンから呆れられてる件についても
「イノベーターとして優秀なのがお前だ!」って杉井さんが汁二郎に言ったもんだから、
それで自分を優秀だと勘違いしちゃったんじゃないかと思うんだよな…
なんか麺太郎や汁二郎があわれに思えてきたわ…(えー

父親の杉井さんが「必ず塩ラーメンを作ってくれ!」「必ず全メニューを変えてくれ!」なんて言ったせいで、
その言葉に従おうとして「あんな意味ないことやってるなんてバカだわ」と芹沢サンに呆れられてしまうだなんて
これマジで諸悪の根源は杉井さんなんじゃないっすか!?

そして最後に具三郎についてなんですが、具三郎のことは…
俺はずっと「具三郎の言うこと分かるわぁ〜」って共感してたんだよね…(えー

しかしそんな具三郎が今回「腰抜けのヘタレなボンボンで、フニャフニャしてるだけの軟体動物」などと言われてしまっているという…
その言葉まるごと全部俺に刺さってくるじゃねえかよ!(えー
ふざけんなこらー!具三郎の何がそんなにダメだって言うんだよ!言いたい放題ケチョンケチョンに言いやがって
具三郎を悪く言うならまずこの俺を倒してからにしな!(えー

「実は僕もあの三兄弟の評判を聞きましてねえ」

って、ここで有栖サンも三兄弟の悪い評判を聞いてきたと言い出し、ここでそれを公表することに。
マジで?有栖サンもかよ…どんだけ具三郎を悪く言いたいんだよ…(えー
もうええて…三兄弟がダメな奴らっていうのはもう分かったから、正直そんな話聞きたくねえ〜



「麺・汁・具はホント三バカトリオもいいところですよ!!
 麺太郎は職人気取りでやたら厨房に入りたがるけど、不器用なんで何を作ってもマズイんです!
 汁二郎はパンナコッタつけ麺とか昆虫家系とか珍妙なラーメンの試作ばかり命じてきて、
 上手くいかないとこっちのせいにするし最悪ですよ!
 具三郎は店に来てもまったく働かず女子バイトをナンパざんまいで、
 どっかの支店では妊娠騒ぎがあったとかなかったとか…」

そんな俺の気持ちをよそに、三兄弟がどんだけダメなのかを語る有栖サンの知り合い。
いやきちぃマジで…読むのきちぃ〜…
今回一番読んでてつらいなと思ったのがこの「麺・汁・具はホント三バカトリオもいいところですよ!!」の場面ですね

俺はなんていうかバカとか無能とかって言葉が大嫌いなんだよね
その言葉を他人に向けて攻撃したり見下したりするっていうのが嫌で嫌でしょうがないんですよ
たとえばワートリの感想とか書いてた時も、麓郎が「バカでも努力できるお膳立て」とか「救いようがねえ無能」とか言い出した時に
「そんな言葉使うんじゃねえ」ってめっちゃキレたことあったじゃないですか

こういう言葉がなんでそんなに嫌いなのかっていうと、普段ネットやってる時に
こういう言葉が飛び交ってる光景が嫌というほど目に入ってくるからですよ
最近のネットは何かあるとすぐに「あいつはバカだ、無能だ」っていう罵倒が始まって、
相手を見下してマウント取った方が勝ちみたいな嫌な文化がすっかり根付いてしまっていて
そのことが俺には嘆かわしくてしょうがないんですよね。

なぜそんなにも他人を見下したいんだ、なぜそんなにも攻撃したいんだっていう
理解できない人の悪意を見ているようで、ひたすらに嫌な気持ちになってしまうから
そういうキツイ罵倒を見るのはつらいわけなんですよ

そんな中で今回は、三兄弟がとことんきつく罵倒されまくる回だったから、読んでてだいぶげんなりしちゃったというかな…
というかちょっと前にもそんな回ありましたよね、何かっていうと
歩きスマホしてる人がめちゃめちゃ罵倒されまくる回ですよ

この回でも「小学生レベルのことも分かってない輩は知的レベルが低い」とか「スマホに熱中してるバカ」とか
さんざんな罵倒が飛び交ってましたが、正直この回も読むのつらかったんよな…
歩きスマホしてる人が悪いっていうのはわかったから、なぜそこまで攻撃する必要があるんだろうって思いながら読んでたし
どうにかこの回は我慢してやり過ごしたわけですが、今回またしても罵倒だらけの回がきてしまって
おいまたかよ…もうええて…って相当げんなりしてしまったっていうのが正直な気持ちですね

まあともかく、俺が信じていた具三郎も
バイトの女の子に手を出して妊娠させてヤリ捨てしているというとんでもない一面があるとのことで、
もはや三人ともどうしようもない連中だと明かされてしまった三兄弟。
どうやら芹沢サンは、その三兄弟から手を切ることだけをひたすら考えていたようで…

「なるほど…でも審査員の皆さんが謎に高評価だったのはなんだったんですか?
 みなさん三兄弟のラーメンに80点以上の高得点をつけていたようですが…」

「おそらく、あんな茶番イベントで誰かの恨みを買うのも損だし、持ち上げておくのが無難と考えたんだろう」

「ちなみに僕は3人全員に82点をつけたよ。同点なら誰からも恨まれない」

「ええ〜!?僕なんかバカ正直に麺太郎40点、汁二郎45点、具三郎50点ってつけちゃいましたよ!」

「若いなあ、もっと大人の知恵を働かせないと。ハハハ」

ってそんな中、審査員たちが妙に三兄弟のラーメンを持ち上げていた理由についても明かされますが、
「どうせ茶番のイベントだし真面目に評価しても損だから、適当な高得点をつけて持ち上げておいた」という…
いやちょっと待ってくれよ審査員としてその行動はどうなん!?あまりにも審査員の責務を軽んじてないですか!?

審査するにあたって本当の点数を言わずに、審査員の都合で勝手に点数を改ざんするなんてことがまかり通ったら
もうその審査員の点数とかまったく信じられないじゃないですか!?
そんな風に「この審査員のつけた点数は信用できないな」なんていう疑いを持たれてしまったら、
もう今後その審査員の点数すべて信じられなくなりますよ!

「あいつは自分の都合で勝手に点数を改ざんするから」っていう風に信用が地に落ちてしまったら、もはや社会人として終わりだろ!
いやマジでこういう改ざんだとか捏造だとかの不正は絶対やったらアカンやろ社会人は…
なんでそれを「大人の知恵だよ」とか言って自慢げに語ってるんだよ…
ちゃんと本当の点数をつけた和文の方がはるかに審査員としての責務をまっとうしてるだろ…
こういう数字の改ざんとか捏造は不祥事の温床になるから、社会人として許されることじゃないと思うわ…

「あの〜、ご歓談中に恐れ入りますが…」

「ん…?ヒイイイ!?す、杉井!?」

「芹沢さんよく見てください、杉井さんじゃないですよ!」



って、そんな話の最中に急に話しかけてきた男が1人。
誰かと思ったら杉井さんにうりふたつの男であり、どうやら芹沢サンが見間違えたのもこの人だったようです
そんな男は新谷研作という名前のようで、自分のことを杉井さんの息子だと語っているという…

え、てことは三兄弟の他にもまだ息子がいたってこと?ただ新谷って名字なのを見ると、杉井さんの家族じゃないのか?
まさか隠し子!?杉井さんが過去にヤリ捨てした女性の子ってことですか!?(えー
マジかよ今回具三郎がバイト女子を妊娠させてヤリ捨てした悪行が語られてたけど
親父も結局同じヤリ捨て男だったってことか…(えー  次回に続く!

 




どうもこんにちは、「らーめん再遊記の三兄弟への罵倒シーンに同意する」ってマシュマロですが、
文脈からいって、三兄弟への罵倒シーンを見るのがつらかったっていう俺の感想に同意するってことですかね?
まあほんとあのシーンは、三兄弟をあそこまで打ちのめす必要があったのかってぐらいオーバーキル感ありましたからね…

それと「電動キックボードのシーンも気になった」ってことですが、そうなんですよね…正直俺も同じことを感じてました
電動キックボードのシーンが何かっていうと、このところらーめん再遊記でしょっちゅうあるシーンなんですが
電動キックボードで暴走するモブキャラが出てきて必ず事故るってことを繰り返してるわけですよ



何度も何度もこういうシーンを繰り返していて、歩きスマホの回でもやっていたわけですが、これを見て感じることといったら
「電動キックボードなんてやってる奴はバカ」って作者は言いたいんだろうなってことなんですよね
「歩きスマホなんてやってる奴はバカ」
ってさんざん言った直後にこれを見せられて、さらにその次は
「麺太郎・汁二郎・具三郎の三兄弟は全員バカ」って回をやったもんだから
あいつもこいつもバカだバカだってそればっかじゃんっていう風に、もう相当げんなりきちゃったんですよね

そんなに人を見下してどうするんだよっていう風に、このあたりの回は読んでてすごく疲れてしまったし
しかも三兄弟をバカ呼ばわりしている芹沢サンや有栖サンのやったことは
「あんなバカ達と関わってもしょうがない」って偽の点数と嘘の評価をでっちあげて騙すってことだったから
そんな汚いことやって騙すのか!?って正直ギョッとしたっていうかな…



このへんで審査員が言ってることとか全部嘘だったし、もう何を信じたらいいのか分からなくなったよ…
ぶっちゃけ登場人物全員クズやんと思いましたね(えー
バカで性格もゴミで使い物にならないと言われてる三兄弟たち、それを見下しながら嘘の情報をでっちあげて騙す審査員たち、
みんなクズすぎて人間ってこんなものなのかと正直相当ブルーな気持ちになりました



「人間は最低だぞダイ」ってバーン様の言う通りじゃないか…(えー
クズしかいない場面とか見せられると、こういう気持ちになるからマジでやめてほしいわ…
それこそダイの大冒険で言ったら、人間はしょせん最低なクズだと言われる中で
「たしかにひどい人間もいるけど、一生懸命に正しいことをしようと努力している人もいる」ってフォローを作中で入れているわけですよ

こういう描写があると「人間もまだ捨てたもんじゃないのかもな」って気持ちになるけど
今回のらーめん再遊記はそれがなくてただただみんなクズだったんですよね(えー
唯一の希望があるとすれば、嘘をつかずにちゃんと審査した和文だったわけですが
そんな和文も有栖サン達から悪知恵を授けられて「素直に点数つけたのはバカだった」とか言い出しちゃったもんだから



「正しいことをしようと一生懸命に努力している奴だれもいねえ…」って思いましたね(えー
それが本当にショックな回だったな…見ていて希望を持てるようなキャラがいなくて
人間なんてクズばっかりだな…ってただただ幻滅する気持ちになってしまったっていうのがね。こういう回はもうほんとに勘弁してほしいぜ…
 


ビッグコミックスペリオール感想:らーめん再遊記 第106話



さてらーめん再遊記106話の感想ですが、前回現れた杉井さんの息子だという男・新谷研作について
今回和文がそれを見るなり「もしやイート・エブリシングの社長の…」と言い出しておりますね
どうやらグルメ業界でかなりの有名人なようで、和文の話によるとエスニック系の麺料理店を大繁盛させているっていう
ずいぶんと優秀な社長ってことみたいです

「私は、杉井大作が不倫相手の愛人に産ませた隠し子なんです。芹沢さんは父がそういう人間だと知っていましたか?」

「いや…女性関係については何も知らない。
 俺の知る杉井さんは、気さくで明朗快活で、家族思いで社員思いの優秀な経営者といったところだな」

「表向きの顔はそうですね、でも裏では女グセの悪い人間だったんですよ。店では女子店員にかたっぱしから手をつけ、
 仕事の後は合コンざんまい、そしてお持ち帰りの日々…3P4Pに発展することさえあったとか」

そんな新谷研作の口から杉井さんのとんでもない一面が語られることに。
なんと女好きなあまり女子店員に手を出しまくってヤリ捨てを繰り返し、3Pや4Pの乱交までやりまくっていたという杉井さん!
ちょ、ちょっと待ておい!前回の感想で俺が冗談半分に言っていた
「親父も具三郎と同じヤリ捨て男だったんやな」って話が現実になっちまってるじゃねーか!

マジかよこれが現実になるとは…感想のオチとして思いついたことを言ってみただけなんだが…(えー
というか俺の予想だと、杉井さんは「具三郎と同じヤリ捨て男」だったわけですが、実際はトチ狂った乱交までやりまくるような
具三郎よりもさらに輪をかけてイカれてるヤリ捨て男だったんやな…そこは予想外だったわ…

「向こうの家の人達はこうしたことをまったく知りませんけどね。母も私もずっと日陰の中に置かれてきたんです。
 
でも認知はしてくれましたし、生活に不自由しないだけの援助もしてくれました。
 私も可愛がられていたので、不幸だと思ったことはありません」

ふむ、見境なく女とヤリまくった頭チンポ野郎の杉井さんでしたが、子供を産ませたことに関してはいちおう責任を取っていたようで
お金の援助をしたり、たまに家にやってきては子供を可愛がったりと、できる範囲で父として関わっていたようですね

『いやぁ〜パパは研作と遊んでる時が一番楽しいなぁ!』

『ほんとに!?』

『研作、お父さんの言うことをあまり真に受けちゃダメよ。
 あの人は心にもないお世辞を言って相手をたらし込む軽薄な嘘つきなんだから。私も昔すっかり騙されちゃったわ』

『そ、そんな…あんなに優しいお父さんが』

『本当に優しくて責任感があるなら、自分の子供に麺太郎とか汁二郎とかふざけた名前つけないでしょ!?
 あなただってあやうく丼男になるところだったのよ!』

『ど、丼男…』

って、見た目上いいパパを装ってはいても、「結局は軽薄な嘘つきのクソ野郎だから」と語る研作ママ!
ママは杉井さんに孕まされたことをだいぶ根に持ってるんだなあ。そして杉井さんが軽薄なクソ野郎だというのは
麺太郎だの汁二郎だの、子供にふざけた名前をつけまくってるのが何よりの証拠だという…
た、確かに言われてみれば…(えー

麺太郎たち3兄弟については、なんでこんなバカみたいな名前なんだって読者からもメチャメチャ言われてましたからね
杉井さんがそんな名前をつけた理由については、子供に対する愛情なさすぎて
ハナクソをほじりながら考えたような名前だったからってことか(えー

『研作お前、俺に似てきたなぁ〜!大作の作の字をやっただけはある!』

『父さんは丼男って名付けようとしてたんじゃないの。
 一度聞いてみたかったんだけどさ、父さんって僕や母さん、向こうの家族のことをどう思ってるの?』

そんな杉井さんの事情を知って大人になった頃、「父さんは家族のこと一体どう思ってるわけ?」と尋ねてみた新谷研作。
杉井さんのゲスな部分はもうバレバレみたいだし、ここで取り繕っても意味はなさそうですが…

『そうだな…お前ももう大人だし、腹を割って話すと…
 どっちの家族もうっとうしいだけのどうでもいい存在だ。
 特に麺汁具は俺に似てないしデキも悪いから勘当したいくらいだよ』

『ちょっと父さん…!』

『いいか研作!父さんはな!いっぱい金を儲けてうまいもん食って、
 1人でも多くの若い女とセックスしたいだけなんだ!!それだけなんだぁっ!!』



ほ、本音語りすぎーーーーー!!
あまりにも本音を語りすぎーーー!!杉井さんあんたって人は、こんな白髪の爺さんになっても
頭チンポ野郎なのは何も変わってないんかい!(えー

ある意味すげーなもう、この漫画って歳を取ることで昔から変わってしまったみたいなキャラが結構出てきてるし
以前の情熱を失ってしまったとか、かつての自分にはもう戻れないみたいな物悲しさを感じさせることが多いわけですが
杉井さんの頭チンポな性欲はずっと相変わらずだったのか(えー
元気すぎるだろこのエロジジイが!「衰えない熱を持ってる」って点だけはすげーキャラだったな杉井さん

「前置きが長くなりましたが、そろそろ本題に入らせていただきます。これをご覧になっていただけますか?」

「…遺言?」

「はい。炎志の全株式を私に譲ると記された父の遺言書です」

って、そんな杉井さんからの遺言が残されていると語る新谷研作!
その遺言によれば、炎志の後継者として選ばれたのは麺太郎たちではなく、新谷研作だったという…
ちょ、お前それもう麺太郎たちが大々的にイベントで決めちゃったやつーー!!



こんな風に大観衆が見守る中で、麺太郎たちが炎志の後継者を決めたわけですが
これ今からひっくり返すんか!?さすがに無理やろ!?
このイベントを見ていた世間の声にしても、麺太郎たち3兄弟にしても
「あっ実は炎志の後継者になるの俺なんすよー」って新谷研作がポンと出てきて、
そのことに納得してくれるとは到底思えないが…そもそも麺太郎たちは新谷研作の存在を知らずに育ったらしいから、
そんな隠し子がいたってことからして納得させるのが大変そうだよな

あと俺が思うのって、炎志の後継者に指名されたからといって、新谷研作としては
炎志を継いでもメリットなくね?って思うんですよね
というのもですよ、炎志ってじわじわと先細りを続けながら衰退に向かってるラーメン屋で、
そんな苦しい状況を抜け出すために立て直しの策を考えなきゃいけないって状態だから
いま後継者になったりしたら、その立て直しを全部自分がやらなきゃいけないっていう
とんでもなく面倒な責務を背負わされてしまうわけで。要するに貧乏クジ引きに行くようなもんだと思うんですよね

新谷研作は現状やってるエスニック麺料理の店がずいぶん繁盛してるみたいだし、何も生活に困ってない状況で
わざわざ衰退してる炎志を継いで苦しみを背負いに行くなんて物好きなことをするのか…?
それをやるとしたら、よっぽど杉井さんの息子としてプライドがあって
「杉井大作の真の息子はこの俺だ!」って証明のために
炎志の後継者として立派にやり遂げるってことぐらいかと思いますが…
でもあの頭チンポ野郎の息子としてそんなプライド持てるのか…?(えー
俺としては、遺言状のことなんか無視して炎志はスルーして終わる方へ向かう気がしますが…次回に続く!

 



ビッグコミックスペリオール感想:らーめん再遊記 第107話



さてらーめん再遊記107話の感想ですが、今回の話は前回ラストで登場した杉井さんの遺言書について詳しく語られる内容となってましたね
前回見た感じでは唐突に出てきた感のあった遺言書ですが、今回よくよく話を聞いてみると
杉井さんがまだ元気だった頃に、「お前に後を託したい」と熱心に説得する形で持ってきたものだったようです

そうだったのか…正直前回の印象では、
ポックリ死んじゃった親父がいつの間にか書き残してた遺言書って印象だったから
「こんなもん無視しても構わねーべ」って軽く考えちゃってたけど、
こうして熱心に説得する形で持ってきたってなると、軽々しく無視するわけにもいかないな…

「父の思いに答えたい気持ちもありますが…
 これを受け入れては今までの自分の生き方を否定することになる。
 それに父の本心を知ると、杉井家の人達も気の毒に思えて…
 何も知らない三兄弟がラーメン兄弟喧嘩で一致団結している姿を見ていたら、
 いきなり隠し子が現れて会社を取り上げるのもどうかという気持ちも湧いてきました…」



ふむ、杉井さんの気持ちとしては、なんとしても新谷研作に後を継がせたいとのことですが、
しかし隠し子がいきなり現れて三兄弟から会社を取り上げるのはどうなんだと新谷研作は悩んでしまうことに。
そうですよね、これ前回俺が言ってたやつな!俺が言ってたやつ!(えー

あれだけ大々的なイベントで後継者を決めた後で、新谷研作がポンと出てきて
「実は後継者は俺なんすよ」って会社を取り上げる形になったら、世間も三兄弟も納得しないだろうっていう…
この考え方はちゃんと合ってたようで今回読んでて嬉しかったな

「いったい私はどうすべきなのか…芹沢さんに助言をいただきたいんです!」

「助言というか、君の適性を確かめてやろう。
 炎志グループはまがりなりにも20年間黒字で続けて来られた。その要因はなんだと思う?」

「父の立地選定能力でしょう。駅などから遠く一見すると悪立地であっても、
 近隣に大学や会社のある隠れ好立地というものがあり…
 父はそれを見つけてモノにする能力に長けていた。ゆえに炎志はしぶとく生き残ってこれたんだと思います」

「よくぞ気づいたな、その様子だと炎志のテコ入れ案も、もう考えてあるんじゃないのか?」

「ええ、ざっくりとではありますが…(かくかくしかじか)どう思われます?」

「どうもこうも…杉井さんの判断は正しかったとしか思えないな。キミほど炎志の社長にふさわしい人間はいないと思う」

そんな迷える立場の新谷研作ですが、芹沢サンが話を聞いてみたところ、
炎志がこれまで生き残ってこられた理由や、今後の立て直しに必要なアイデアについても
ズバズバと的確なことを言ってのけることに。それを聞いた芹沢サンは「いやもう炎志の社長に一番ふさわしいのはキミっしょ」と太鼓判を押し、
それによって新谷研作もいよいよ覚悟を決めることに…

     

そしてついに、麺太郎たちと直接顔を合わせて全てを打ち明ける新谷研作。
その話を聞いた麺太郎たちは、隠し子や会社のことでかなり動揺しているようですが、
具三郎だけは「まさか僕が狙ってるユウナちゃんも父さんに手を出されてたんじゃ」とクソどうでもいいこと考えてますね
具三郎お前すっかり頭チンポに染まっちまいやがって!(えー

「心苦しくはありますが、炎志の全株式を相続し、新社長を引き受けさせていただきます」

「そ、そんな…あんまりです!わあああああ!」

「おい新谷!さっきからもっともらしいことを言ってるが、本音では俺たちを出し抜いて勝ち誇ってるんだろう!」

「母親は父さんを寝取り、息子は会社を盗むのか!とんだ盗っ人親子だな!」

「ふざけんな!バカヤローッ!」

ってああ、丁寧に話を進めていた新谷ですが、「私が新社長になります」と宣言すると
やはり麺太郎たちから猛烈な反対を受けることに!
「俺たちを出し抜いて勝ち誇ってるんだろ」「とんだ盗っ人親子だな」「ふざけんなバカヤロー」ってひどい言いようですね
特に具三郎の知能低下ぶりがやばいだろ!(えー



このムキになった顔でふざけんなバカヤローって、
反論したいけど小学生レベルの悪口しか思いつかなかった男みたいで
とんでもなくアホに見えるぜ具三郎…もう少し思慮深いやつだと思ってたのに!

「確かに私が会社を取り上げておしまいでは、みなさんに恨みは残るでしょう。
 そこで…私が社長になった暁には、炎志の企業価値と同程度の金額を皆さんにお渡しします。
 それで和解としていただけませんか?」

と、こうやって反対されることは新谷も想定済みだったようで、社長になる代わりにお金を麺太郎たちに渡すという交渉をすることに。
しかもそのお金というのが、会社の価値と同程度ということで、要するにとんでもない金額を渡すってことですよね
そんな大金の話をされた麺太郎たちの反応はというと…



「えー!?」「こんなにー!?」「マジ―!?」いともあっさり大喜びするのでした
アホだこいつらー!!あんだけ反対してたのに大金を見せられた途端にこれか!
つーか具三郎のやつ、少し前まで「僕は今の給料に満足してます、これ以上のお金を望んだらバチが当たります」とか言ってたのにこの反応って
やっぱり急激に知能低下してるだろ!(えー
女好きって一面が明かされてから超絶アホになったよな具三郎のやつ…今となっては三兄弟の中でも一番のポンコツに見えるぜ!次回に続く!







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