さてらーめん再遊記108話の感想ですが、今回の話は新谷さんが炎志のテコ入れを始めるという内容になってましたね お前らラーメンも名前も一気に投げ捨てるのかよ!? |
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ビッグコミックスペリオール感想:らーめん再遊記 第110話 さてらーめん再遊記110話の感想ですが、今回の話は関東ラーメン店主親睦会という集まりに主要メンバーが集合する回となってますね あの時に落とした信頼をこのバトルで取り戻してくれればと願いますね…次回に続く! |
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ビッグコミックスペリオール感想:らーめん再遊記 第111話 さてらーめん再遊記111話の感想ですが、前回ラストでラーメン評論家vsラーメン屋のバトルに有栖サンが立候補したことについて その対戦相手が誰になるのかが決まる回となってますね。「有栖さんとやるのはちょっと…」と多くのラーメン屋が尻込みする中、 「俺がやってやるよ」とズイッと出てきた男が1人。むう、今まで出てきた覚えのないメガネのおっさんですが… 「ま、まさか佐橋さんが現れるとは…」 「え、どなたなんですか?」 「もう20年以上も前に、極めてハイレベルな創作ラーメン店を経営していた人だよ。 事情があって閉店し、佐橋さんは業界から姿を消してしまったけど… 今でも幻の天才として語り継がれている」 「なんだかまるで原田さんみたいな…」 「確かにね、ただタイプは違っていて、原田さんが奔放無頼な直感派の天才だとするなら、 佐橋さんは知識と論理で味を組み立てていく知性派の天才だったんだ」 そんなメガネのおっさんは佐橋さんという名前のようで、小宮山さんの解説によると その昔天才と呼ばれて活躍していたラーメン屋なんだとか… 実力的には原田と同格ぐらいと考えてよさそうですね 原田って素質に関しては芹沢サンをも超えてるぐらいの強キャラだったけど、それに並ぶぐらいのキャラがもう出てくるとは意外だなあ そんな佐橋さんですが、有栖サンのことをギロリと鋭い目線で睨みつけるぐらい何やら因縁があるようです たとえば明智とか明智とか明智とかな!(えー |
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ビッグコミックスペリオール感想:らーめん再遊記 第112話 さてらーめん再遊記112話の感想ですが、今回の話は前回登場した佐橋というオッサンについて芹沢サンが説明するという内容となってますね 前回の描写としては、なにやら有栖サンと因縁のある凄腕のオッサンという感じでしたが、 実際に20年以上前、「創作ラーメンの鬼才」と雑誌に紹介されるくらいブイブイ言わせていた時期があったみたいですね 「佐橋の創作ラーメンは、どれも卓越した創造性と緻密な完成度に溢れていた。 それらを総称して"整麺"と名付けたわけだが…当時の記事で佐橋はこう語っている」 『既成のラーメンを超えた形而上学的な麺料理、それが整麺です。 エコロジカルな天然素材だけを資本主義的ヒエラルキーに囚われることなく軽やかにオルガナイズ。 化学調味料も有害添加物も不使用。汎記号論的で整然たる味覚の構造主義への志向がここにはあります』 「形而上学とか構造主義とか、ラーメンとなんの関係が…?」 「インテリぶって小難しいことを言ってるが、「整麺とは自然派の創作ラーメンです」というだけのことだ」 って、実力に関しては芹沢サンも認めるほど高かったという佐橋ですが、その一方で妙に気取った部分があったようで ラーメンを「整麺」と呼んだり、エコロジカルだのヒエラルキーだのオルガナイズだの無駄なカタカナ用語を使って説明したがる性格だったり だいぶめんどくさい奴だったっていう性格をしていたみたいですね ははあ、無駄なカタカナ用語を使いたがる奴とか現実にも結構いるよな… エビデンスだのアジェンダだのソリューションだのわざわざ面倒くさい言葉を使ったり あとは仕事以外にもガンダム語ってる時にプロパガンダってめっちゃ言いたがる奴いるよな… ガンダムで何かあると「これはプロパガンダだね」ってめっちゃ言うやつ。なんであんなにプロパガンダって言葉が好きなんだろうな 「佐橋は稀有な才能の持ち主ではあったが、頭でっかちの面倒くさいボンボンで接客がひどくてな」 そして佐橋に話を戻すと、やはり面倒くさい性格をしていたと芹沢サンも明言しており 特に接客がひどかったと言っていますね。実際どのくらい佐橋の接客がひどかったのかというと ・「ラーメンください」という客に舌打ちしながら「メニューも読めないのか」と嫌味を言う(ラーメンではなく整麺なので) ・「ちょっと急いでるんですが」という客に対して「うちはファストフード店じゃないんだよブタ」と追い返す ・「お勘定お願いします」と食べ終わった客に対し、「うるさい!!」と怒鳴りつけてお気に入りの相手と喋り続ける こんな感じだったようですね。いや想像以上にひどいなこれは 特に3つ目のエピソードのひどさがやばい。「お勘定お願いします」って言っただけで「うるさい!!」って怒鳴られるのかよ! いやいやお金を払おうとしただけでなんで怒られなあかんねん。 そんなことで怒るなら、お金を払わずにタダ食いして帰ってもいいのか? まあタダ食いなんてしようとしたら、「食い逃げだ!あいつを許すな!」ってそれはそれで怒り出すだろうけど。 つまりはどうしようもないクズ店主ってことじゃないですか! 「俺はヤツとは関わり合いにならない方がいいと思い、早い段階で店に行くのをやめた。 有栖くんはヤツの人間性に問題を感じつつも、才能への興味があり それなりに密な付き合いをしていたんだが… 佐橋の傲慢で身勝手な接客はどんどんエスカレートしていったようで、 ある日有栖くんが連載していたコラムにこんな文章が載った」 『佐橋氏の接客のひどさには閉口した。いかにハイレベルな創作麺料理であっても、 心が不快にざわめいていては美味しいと感じることは出来ない。 居心地…つまるところこれが飲食店で一番大事なものなのだ。 だが佐橋氏は私が何度苦言を呈しても態度を改めようとはしない。 私はもう二度と同店へ行くことはないだろう』 そんな佐橋の態度の悪さによって、ラーメンがうまいまずい以前に居心地が悪いという理由で店へは二度と行かなくなった芹沢サンと有栖サン。 有栖サンの言っている「心が不快にざわめいていては美味しいと感じることはできない」っていうのは確かにその通りですね これって孤独のグルメでも有名なエピソードありましたよね そのエピソードっていうのがこれ。とある定食屋に入った五郎ちゃんが、「ほーいいじゃないか、こういうのでいいんだよ」と満足げに料理を食べようとしたら |
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ビッグコミックスペリオール感想:らーめん再遊記 第113話 さてらーめん再遊記113話の感想ですが、今回の話は作り手vs語り手ラーメン対決のお題が決められる内容となってますね お題自体はとてもシンプルで味噌ラーメン、醤油ラーメン、塩ラーメンという定番の品をテーマにして 3組がそれぞれ激突するっていう戦いになるみたいですね 「くっくっく…味噌ラーメンとは実に好都合、なんせこの1年ばかり 味噌らーめん厨房どきゅんの準備を進めてきたところだからなぁ!」 「み、味噌らーめん厨房どきゅん…?」 「おうよ、試作した味噌ラーメンはゆうに千杯を超える!」 「千杯!?」 「ユーチューブ小僧、俺がどきゅんのラーメンしか作れねえと思うなよ」 ってそんな中、特に自信満々な様子でニヤニヤと笑っていたのは武田のオッサンです。 ちょうどお題の味噌ラーメンを1年前からずっと研究しており、すでに千杯以上の試作を続けてきたと… ふうむ、それは厄介ですね…ただでさえラーメン屋と素人という経験の差があるのに さらにお題のラーメンについても、準備の段階で大きな差がついているとなると… 「武田さんが言ってるのって、ただの動揺を誘ったハッタリですよね。グルタくんに言ってあげたほうが」 「そこまでしなくていいんじゃない?大人相手に戦うことを学ぶいい機会だよ」 ってただのハッタリかよ!本当に準備したかと思っただろクソ!(えー なんとさっきの発言は真っ赤な嘘で、ただ単に動揺を誘いたかっただけだったという…まったくふざけやがって しかし有栖サンは「大人相手に戦うのを学ぶいい機会だ」と、これぐらいよくあることだと思ってるみたいですね 前から思ってたけど有栖サンって大人の世界は嘘をつくのが当たり前だっていう思想持ってるよな… 俺は嘘をつくことは信用を失うことと同じだって思ってるから、まったく有栖サンのようには思わんけど。 嘘なんてついてるから「大人はきたねえよ」ってすぐ言われるんじゃんねえ(えー 「味噌、醤油、塩で対決か。作り手と語り手の対決という設定自体が珍しいし、 お題は変に凝るよりもオーソドックスな方がいいかもしれんな」 「それにしても、SNSでの反響は作り手チームに肩入れするものが多いですね。 逆に語り手チームは業界の寄生虫とか口先野郎とかディスられてて…」 「今の世の中にこれだけ語り手ヘイトが蔓延している原因は、実際にロクでもない語り手が多すぎるからだよ。 大した切り口も批評性もなく豆知識を羅列するだけの紹介者になってしまったり、 紹介者ならまだマシでひたすら対象を持ち上げて媚びる太鼓持ちが大半だ」 「辛口がウリの批判系ユーチューバーみたいな人たちもいますけど、 単に数字が上がるからと何かを口汚く罵ってるだけで、傾聴に値する批判は少ないように思います」 そんな中、お題は決まったものの世間の反応を見てみると、語り手チームはもうすでに叩かれているという… その理由として「ロクでもない語り手が多すぎるから」と有栖サンが語ってますね。 それは確かに…ゲーム業界でもエアプの名人様とかすっごい嫌われてるしなあ 自分がロクにプレイしてないのに、他人に対して「こうプレイすればいいじゃん。なんでやらないわけ?」と偉そうに語ってウザがられるとかよくあるし。 そういう風に余計なことを言うせいで「エアプの話なんか聞く価値ない」って思われてますよね なのでゲーム界隈や配信界隈でも語り手っていうのはエアプとか動画勢とか呼ばれて忌み嫌われているっていう認識ですね… このへんはプレイの経験がないのになぜか他人への指示やアドバイスはしたがるっていう、指示厨だから嫌われるって部分も大きいと思うんだよなあ 「こうしてみると確かに、語り手は寄生虫だ詐欺師だと軽蔑され忌み嫌われても無理からぬところがあるな。 だが…そうじゃない語り手がいることも俺は知っている」 と、そんなロクでもない語り手たちが世間に大勢いる一方で 「ここにいる3人は違う」と言いたげに語る芹沢サン! 芹沢サンそんなにまでこの3人を認めてたんか!?普段はそういうこと言わないからどう思ってるのか分からなかったわ まあこのところずっと一緒につるんでるくらいだしな…よっぽど認めてる相手じゃないとそういう関係にならないか 「あと気になったのは、佐橋を応援しているとかいう若い三人だ」 と、ここで「佐橋の取り巻き連中が気になる」という話を始めた芹沢サン。 なぜ気になるのかというと店主としての人間性が最悪という場面をたまたま見てしまい、 そんな奴が佐橋とつるんでいるということに嫌な予感がしたようで… 「ああ、あれはまさに…類は友を呼ぶってやつですね。彼らは現代ラーメンの歪みそのものですよ」 って、有栖サン曰く、佐橋の同類の奴らが集まったっていう風に 人間性の最悪な奴らが集まってしまったってことのようですね 佐橋1人でもヤバイのに似たような奴らがぞろぞろと集まってしまったのか… これがエコーチェンバーってやつなんだろうか。ツイッターでもこういう光景よく見かけるよな…次回に続く! |
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ビッグコミックスペリオール感想:らーめん再遊記 第115話 さてらーめん再遊記115話の感想ですが、なんと今回の話は佐橋が自分の両親にフランス料理を振る舞っている場面から始まってますね って、なんとここで芹沢サンに声をかけて「観客席から降りてきてもらう」と意味深なことを言っていた有栖サン! |
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ビッグコミックスペリオール感想:らーめん再遊記 第116話 さてらーめん再遊記116話の感想ですが、今回の内容は小宮山さんが作った試作ラーメンを和文たちが食べる話となってますね そんな小宮山さんのラーメンを「これはもう完璧ですよ!!」と、あまりの完成度の高さにベタ褒めする和文。 どうやらよっぽど凄いラーメンを作ったみたいですね小宮山さん、和文がここまで褒めるなんてもう今度の試合は勝ち確みたいなもんだろうか 「グルタくんの方はどうなの?どんなラーメンにするか決めかねてるって聞いたけど」 「それなんですけど…語り手として自分なりの味噌ラーメン観を キチッと持ったうえで作りたいんですが、そこがまだモヤモヤしてて…」 「真面目だな〜、僕は醤油ラーメン観とか特に何も考えてないよ?」 ふむ、どうやら和文は小宮山さんとは逆に、まだ作るラーメン像が固まっておらず悩み中のようですね というのも、語り手としてのラーメンを作ろうと思っているために、単にうまいラーメンを作るだけでは納得できず きちんと語り手として意味を持たせたラーメンを作りたいと…そりゃ確かに作るの難しそうだな… そんな一方で、小宮山さんはそんな語り手のこだわりとか完全無視してただうまいだけのラーメンを作ったみたいですね それがさっき和文に食わせてたラーメンか…うーん…こうなってくると 小宮山さんやっぱり負け確かもしれんな!?(えー というのもですよ、さっき和文が言っていた「語り手としてのラーメンを作りたい」っていう考え方については 有栖サンもこれとよく似たことを言っていたんですよね 「僕はあくまでラーメン評論家として戦うつもりです」っていうのがそうで、 ただ単にうまいラーメンを作って戦うのではなく、ラーメン評論家という語り手の立場を貫いて戦うと言っているので これは和文と同じように、語り手のこだわりが詰まったラーメンを出してくるだろうと思うわけです そうなると、「いや俺はこだわりとか知らんし単にうまいラーメン作って終わりだけど?」って言ってるのは小宮山さんだけになっちゃうから これ小宮山さんの負けフラグなんじゃないっすか!?(えー 3人チームで戦うから2勝1敗で終わるのが展開としても理想的だろうし そうなると和文が勝つ → 小宮山さんが負ける → 有栖サンが勝つって流れで決着かな…小宮山さんご愁傷さまです(えー 「今どきの味噌ラーメン事情を総覧しようと、 名店ベストテン味噌部門を過去5年にわたって調べてみたところ… 毎年のようにランクインしているお店が多く、 わずか12軒で5年間のベストテンが形成されているとわかりました」 「えっ!?そんなに少ないの!?」 「醤油や塩に比べるとかなり層が薄いんです。しかも12軒のうち3軒は味噌が二番手メニュー… つまり美味しい味噌ラーメンを食べられる店は少ない上に、メインのお店となるとさらに少ないんです」 って、味噌ラーメンへの取っかかりを求めて5年間のベストテンを調べてきたという和文でしたが… しかしその5年間でベストテンの店はほとんど全然入れ替わっていないらしく、 要するに味噌ラーメン界には動きが全然なくて、新しく話題になるような店も出てきていないってことか 「味噌ラーメンというスタイルは、突出しにくいと思うんだ。 なぜなら味噌という調味料は極めて味の押し出しが強く、かつ美味い。 適当に作ってもそこそこ美味しい反面、 こだわって作っても結局は味噌味という印象からなかなか逃れられない」 そんな味噌ラーメンについて、味噌を使って突出した味を出すのは難しいと語る小宮山さん。 味噌を使うと適当でもそこそこ美味くできる一方、頑張って美味さを引き上げようとしてもなかなか伸びないというジレンマがあるみたいですね なるほどこの話はあれですね、ラーメン発見伝の時に藤本クンも語ってたやつですね これはラーメン発見伝第3巻のエピソードなんですが、味噌ラーメン作りに悩んでいるお店を藤本クンが手伝った時の話で |
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ビッグコミックスペリオール感想:らーめん再遊記 第117話 さてらーめん再遊記117話の感想ですが、今回の話はいよいよ語り手vs作り手ラーメン対決の本番の日を迎える内容となってましたね まず第1戦は小宮山さんが出る醤油ラーメン対決、第2戦は和文が出る味噌ラーメン対決、第3戦は有栖サンが出る塩ラーメン対決… って小宮山さんが第1戦だったの!? てっきり和文の方が先に戦うもんだと思ってたわ!ただまあこの2人のどっちが先に戦うことになったとしても 小宮山さんは結局負けるんだろうけど…(えー この3番勝負の俺の予想としては、 第1戦で小宮山さんがただ美味いだけのラーメンを作って負けて、 第2戦で和文が語り手としてのこだわりを見せたラーメンで勝って 第3戦で有栖サンがさらに語り手を極めた身としてのラーメンで勝つっていう流れかな… 「語り手を殺せ!!ラーメンユーチューバーを殺せ!!ラーメン評論家も殺せ!!コンサルも殺せ!! 屁理屈並べて何も作れねえ寄生虫どもをブチ殺せ!!殺せ!!殺せ!!殺せ!!殺せ!!殺せ!!」 ってなんやこいつらは!? そんな勝負が始まろうというその時、殺せ殺せと物騒なことを言いながら会場に不穏な空気を持ち込む連中が! 一体何者なんだと思ったら、武田のオッサンが語り手チームを潰すために集めたガラの悪い観客のようです 何やってんだあのオッサン!?今の時代にこんな人前で殺せ殺せって大騒ぎしようもんなら ネットで晒されてあっという間に大炎上コースまっしぐらだぜ!(えー 「語り手を殺せ!!殺せ!!殺せ!!」 「いい加減にしろ!今どき語り手の力も借りずに客が来ると思ってんのか! 開業した店の9割は10年後には潰れてるんだぞ!」 「ラーメン作れりゃいいってもんじゃない!いいものなら売れるなどというナイーヴな考えは捨てろ!」 って、そんなガラの悪い連中に真っ向から食ってかかる別の勢力が登場! この勢力というのはたぶん…芹沢サンのファンボーイ軍団でしょうね(えー わかりやすいのが「いいものなら売れるなどというナイーヴな考え方は捨てろ」と 芹沢サンの過去の名言を使っていることで、「開業した店の9割は10年後には潰れてる」あたりも これって芹沢サンが過去に言ったことあるんじゃないか?って匂いを感じますね さてともかく、いきなり観客の間で過激な言動が飛び交うことになってしまいましたが 対決イベントという意味では、こうやって殺気立ってるのも両陣営のバトルが盛り上がるといったところでしょうか そんな中で今回の審査員が発表されることとなりますが… 「おお、これは絶妙な人選じゃないですか? 綿貫さんは俳優、表現者ではあるけれどゼロから何かを作るわけではなく 演出や脚本に従いつつ批評的視点も持つ職業… 草森さんは料理研究家、料理を作るものの店を経営しているわけではなく お客様は視聴者や読者、作り手であると同時に語り手でもある存在… 漆田さんは三ッ星職人で極めつけの作り手ではありますが、ラーメンに関しては客の立場… つまり揃って作り手と語り手両方の顔を持ち、今回の勝負を偏りなく平等にジャッジできる」 そんな審査員の3人について、語り手と作り手の両面性がある人選で公正なジャッジが期待できるとの称賛の声が上がることに。 なるほど審査員たちのジャッジがちゃんと信頼できるっていうことなら俺も大歓迎ですよ なにしろこないだの三兄弟の時はそれが信頼できなくてブチ切れてたからな!(えー そう、三兄弟の対決の時は審査員みんな恨まれるのが嫌で嘘まみれのジャッジをしてしまい、正当なジャッジをしたのは和文だけだったっていう そんな審査員達の在り方にブチ切れて嘘のジャッジを下す審査員なんざ信用できねえし呼ぶ意味ねえよ! ってさんざん文句言いまくったんで… あの時の審査員たちってラーメン業界の重鎮たちだったから、この漫画のラーメン業界は腐ってやがる!って読んでて思ってたっけなー そういう意味では今回の審査員たちは ラーメン業界と関係ない人たちで審査も信頼できそうなので俺的にサイコーですね(えー 審査員はクリーンなメンバーで公正にやるべきなんだよ!ラーメン業界の腐ってる連中は殺せ殺せ!次回に続く! |
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ビッグコミックスペリオール感想:らーめん再遊記 第118話 さてらーめん再遊記118話の感想ですが、今回の話はいよいよ古賀vs小宮山さんのバトルが描かれる内容となってましたね 俺の予想ではこれは小宮山さんの負け確定バトルで、あとの2人で勝ち星を稼ぐんだろうと思っていますが 果たして実際のところどういう戦いになっていくのか… 《さあ遂に古賀さんのラーメンが完成しました!》 なっ…この勝負は古賀の負けです!!(えー いやすいません、古賀の完成したラーメンを見た瞬間にそう思ってしまいました というのもですよ、俺は昔から貝が本当にダメなんですよね 貝全般がすべてダメで、一生懸命食べようとしても耐えられずに戻してしまうっていうくらい苦手な食べ物なんですが そんな貝をこうも大量に乗せまくったラーメンを作ってくるとは…この時点で古賀のラーメンは俺的に0点だぜ!(えー 「おお!コハク酸の旨味たっぷりでこれぞ貝出汁! 貝出汁の豊かな旨味に適度な鶏ガラの旨味が加わることでラーメンらしさを生み、 そしてたまり醤油の香ばしいタレが貝出汁の悪目立ちを抑えつつ調和させている」 そんな古賀のラーメンは、貝と醤油の旨味が調和しているとのことで、そのことを審査員も絶賛していますが 俺がその言葉を理解することは未来永劫ないだろうな…(えー 貝の旨味なんて分かるわけないぜこの俺に!よりによって俺と一番相性の悪いものが出てきてしまったな そんな一方で今度は小宮山さんのラーメンが完成することに! こちらはチャーシュー、味玉、メンマなど、ラーメンとしてはごくごく一般的な具だけを乗せたみたいですね ならばこの勝負小宮山さんの勝ちだ!!(えー 俺としてはそういう具に関しては普段おいしく食べてるからな…もうこの時点で小宮山さんの勝ちだとしか… 「ん…!?あ、あの、これってもしかして…」 「ですよね…考えてみたら見た目からして…」 「審査員の皆さん、どうしました?」 「このラーメンはまるで…麺屋こがの看板メニューである、たまり醤油ラーメンそっくりなんですよ!」 ってゲェー!?なんと小宮山さんのラーメンは古賀が普段作っているラーメンの丸パクリであると審査員から指摘されてしまうことに! ほなこの勝負小宮山さんの負けかぁ…(えー まさかこの大事な勝負で丸パクリのラーメンを出してくるとは…こうなると問答無用で小宮山さんの負けなような気がしますが がしかし、それを指摘されてもニヤリと不敵に笑っていた小宮山さん! まさか勝つ自信があるのか!?単なる丸パクリのラーメンじゃなくて何か凄い仕掛けを施しているんだろうか それとも語り手としての立場から、このラーメンはここで勝つべきという納得の理由を語り聞かせることができるのか?次回に続く! |