みなさんこんにちわ、今週の金曜ロードショーなんですがレディ・プレイヤーワンが放送されてましたね 内容的にさまざまな作品のキャラやメカが集結する映画で、バックトゥザフューチャーのデロリアンも爆走するシーンがあるので、 先週までバックトゥザフューチャーをやってからのレディ・プレイヤーワンっていう流れは良かったなと思います 今回は吹き替え版での放送でしたが、声優として出演してたのが 山寺宏一やら三ツ矢雄二やら玄田哲章ってところには笑ってしまいました 俺がバックトゥザフューチャーの感想で熱心に語ってた人達じゃねーか! まさかデロリアン以外にもこんな形でバックトゥザフューチャーとの繋がりを味わえるとは思わなかったなー ちなみに俺はレディ・プレイヤーワンは劇場で1度見てますが、その時は英語版の方を見たので 吹き替え版を見るのは今回が初めてでした。主人公がKENNだったりヒロインが坂本真綾だったり、 アニメ好きにはなかなか嬉しい配役で、吹き替え版もこれはこれでアリだなと思いましたね。 特にヒロインの喋り方がめっちゃFGOのジャンヌオルタっぽくて、あれはジャンヌオルタ好きな人なら嬉しいだろうなって思いましたねー ただ、その一方で英語版には英語版の良さがやっぱりあるんですよ。 それが何かっていうと、劇中のあらゆるセリフが英語になる中で、ただひとつ 「俺はガンダムで行く!」のセリフだけが日本語になるっていう、あれマジでいい演出ですよね あそこはクライマックスの一番熱いシーンなので、そこで「俺はガンダムで行く」って言葉が出てくる重さを噛み締めたいなら やっぱり英語版がオススメです。それについて映画の放送当時にめちゃめちゃいい感想を書いてた人がいたんですよ 当時から俺はこの感想を読んでもうボロボロ泣いてね…その後も定期的に見返しては泣き、今回もやっぱり泣きました(えー それぐらい良いこと書いてある感想だと思う。「俺はガンダムで行く!」って言葉をこれだけ熱く語れるのがすごいっていうかね 自分としても「俺はガンダムで行く」って言葉については、すごくいいフレーズだよなって思います 何がいいって、映画のダイトウはガンダムを選んだけど、じゃあ俺たちだったら何を選ぶ?っていう風に もしも自分たちだったらっていう空想の余地が生まれたのがいいと思う。 そこで選ぶものは人それぞれまったく違うだろうし、多くの視聴者がいればいるほど語れることが無限に増えていくっていうのがめちゃめちゃいいセリフだと思う。 知らない人にも説明しておくと、「俺はガンダムで行く」ってセリフがどんな状況で使われたのかと言うと 自分の全てを失ってしまうかもしれない、何もかも最後になるかもしれない っていう切羽詰まった状況で、それでも戦わなければいけないという状況になった時に 数分間だけ自分の好きなものに変身して戦うことができるという奇跡の力を手にした時 自分だったら何を選ぶのか、どんなものを選んで決戦の地に向かうのかっていう、そんな状況で言われたセリフなんですよ。 そこでダイトウが選んだものがガンダムだったわけで。ダイトウにとってはそれがもっとも全身全霊を賭けられるものであり、 「たとえ最後になっても構わない」と思えるような、自分のすべてを賭けられる存在だったってことだと思うんですよね。 そして俺たちにとってのそういう存在ってなんだろうと思わされるところが レディプレイヤーワンの面白いところであり、「俺はあれで行く」「俺はこれで行く」ってワイワイ語れるのが この作品が名作と言われるゆえんだと思います ちなみに俺は何で行くかというと、ぶっちゃけ決めるの難しいですね(えー いやなんでも選べるってなると、逆になにを選んだらいいのか決めるのが難しいっていうかね たとえばガンダムで言うなら俺はガンダムXディバイダーで行くだろうし 勇者ロボで言うなら俺はマイトガインで行くだろうし でもパワーアップしてる方がいいかもしれないから俺はグレートマイトガインで行くかもしれないし 戦隊ロボで言うなら俺はゴーカイオーで行くだろうし でもやっぱりパワーアップしてる方がいいかもしれないから俺はカンゼンゴーカイオーで行くかもしれないし でも最近はキラメイジャーも好きだから俺はキラメイジンで行くかもしれないし バトスピで言うなら俺は太陽神龍ライジング・アポロドラゴンで行くだろうし でもダブルブレイヴのインパクトを重視して俺は光龍騎神サジット・アポロドラゴンで行くかもしれないし いっそのこと等身大キャラでいいなら俺は界王拳3倍孫悟空で行くだろうし やっぱりこう、好きなものも色々あるからそれを1つに絞るのも大変というかね というか俺的にダイトウも決めるの結構苦労したんじゃないかと思うんですよ なにしろダイトウって、劇中でクライマックスの最終決戦がとっくに始まってるのにずーっと黙ったまんま動こうとしなくて 「ダイトウはやくきてくれーーーっ!!」って仲間が叫んでるのにそれでも動いてくれなくて 最後の最後にギリギリのタイミングになって「俺はガンダムで行く!!」って参戦したわけなんで もしかしたらダイトウって黙ってた間ずっとなにで行ったらいいか考え中だったんじゃないかなと(えー そういう見方ができるのも面白いですよね、というかセリフの方ばっかり強調しちゃってるけど ガンダムとメカゴジラが戦うっていうあの最終決戦は映像的にもめちゃめちゃ見栄えがいいと思います 特にガンダムがビームサーベル1本で戦うところがいい。恐るべき戦闘力を持つメカゴジラを相手に、 ビームサーベルでの接近戦で決死の戦いを仕掛けるところがむちゃくちゃカッコいいんですよ それと変身していられるのはほんのわずかな時間だけで、戦い始めてすぐに制限時間のタイマーが鳴り出してしまうんですけど その時間が限られているっていう厳しい条件で戦うところに、むしろすごく気持ちを締め付けられるというか、 厳しい戦いでも立ち向かっていく姿を見ながら「頑張れ!!ダイトウ頑張れ!!」って 心から応援したくなるシーンになってると思うんですよ 最終的にダイトウは、ビームサーベルで渾身の一撃を食らわしながらも そこで時間切れとなって最期の時を迎えてしまうわけですが、あの時間切れを見た時の俺の気持ちは この炭治郎の「煉獄さんは負けてない!!」に近いものがありました 時間切れにこそなったもののダイトウは負けてない!戦い抜いた!守り抜いた!と 声に出して言いたいほどの衝動にかられたというか、そういう気持ちにさせられるほど あのガンダムVSメカゴジラのシーンは掛け値なしに良かったと思いますね よくCMでもこの場面が使われてますが、やっぱりそれだけの価値があるシーンだと思います まあCMでサラッと見るよりは、ちゃんと本編で気持ちを盛り上げながら見て欲しいってところもあるんだけど… なんにしてもやっぱり、「俺はガンダムで行く!」からのメカゴジラとの戦闘はマジで必見の名場面なので まだ見てないって人にもぜひともオススメしたいですね |