映画感想:シンウルトラマン
さてそれでは本日の映画感想を書きたいと思います。今日のタイトルはシンウルトラマンですね
俺はもともとウルトラマンに関しては結構うるさい方で、初代から色々とシリーズも見てきたし
最近のもちょくちょく見るぐらいにはウルトラ歴が長いわけですが、そんな俺の目から見てシンウルトラマンの評価はというと…
100点満点中82点といったところでしょうかね
気持ち的には80点くらいなんですが、こないだ感想書いたドラゴンボール超スーパーヒーローも80点だったので
どちらの方が上かなと俺の中で比べてみたところシンウルトラマンかなぁということで82点になりました
まず良かったポイントとしてはなんと言っても圧倒的な映像美ですね
暴れ狂う巨大怪獣と、それを相手に戦うウルトラマンという映像の迫力がとにかく凄くて
特に印象的だったのはガボラのドリル描写ですね
ガボラっていうのはこんな風に、顔のまわりにヒレがついてる怪獣なんですけど
シンウルトラマンではこのヒレがキュッと閉じて、さらにギュルンギュルン回転して巨大ドリルになるっていう
新しい解釈がされてたんですよ。そんな巨大ドリルの迫力がとにかく印象的でした
俺的に、ドリル怪獣といったらグビラのイメージが強くて
今回の映画でドリルを見た時は「あ、この怪獣ってグビラだわ」と思ったんですが
まさかのガボラだったって展開には驚きましたね
どうでもいいけどグビラとガボラって名前もまぎらわしいなこいつら(えー
あと個人的にすごく好きだったのは、今回の主演役者である
斎藤工の顔立ちですかね
いやあ斎藤工は本当にいい顔してんなと思いましたよ。何がそんなにいいかっていうと
仮面ライダーディケイドの主演である井上正大と海賊戦隊ゴーカイジャーの主演である小澤亮太が
フュージョンしたような顔してんですよ!!(えー
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↑井上正大
(仮面ライダーディケイド)
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↑斎藤工
(シンウルトラマン)
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↑小澤亮太
(海賊戦隊ゴーカイジャー)
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いや割とマジでそんな感じじゃね!?
もうほんと斎藤工の顔を見るたび、それが気になってしょうがなかったんだよ!
「はっ…これは仮面ライダーディケイドの顔!いや…でもゴーカイレッドの顔っぽいか!?」とかそんなことばかり思ってましたね
なんかこう面影がある顔してるんだよな…ちょうどディケイドとゴーカイレッドが合体したような顔立ちというか
仮面ライダーと戦隊レッドが合体したらウルトラマンになるって凄くね?(えー
あとその他に良かったポイントとしては、なにげにカッコイイ描写に力が入ってたってことでしょうか
たとえば俺が好きだったのが、斎藤工が森の中を凄い勢いで走りながら
ベーターカプセルを横にブンッ!と振って変身するシーンですね
初代ウルトラマンの変身シーンと言えば、その場に立ち止まってベーターカプセルを上に構えるっていうのが定番だったから
立ち止まるのではなく激しく走りながらの変身、しかもアイテムを上に構えるのではなく横へと振るっていう
以前のウルトラマンとはすごく対象的だなと思ったんですがだがそれがカッコいいなと俺的に気に入りました
その他にもカッコよかったシーンと言えば、ザラブ星人相手に変身したシーンとかもすごく印象的でしたね
こちらの変身では、ポーズ自体は初代ウルトラマンと同じだったんですが
変身の瞬間にウルトラマンのでかい手に包まれるっていう斬新な見せ方になっていたのと
あとそのシーンのBGMがめちゃカッコよかったんですよね
そのBGMというのが、「初代ウルトラマンの戦闘曲といえばこれだろ!」とファンの誰もが思うであろう
あの王道の曲をアレンジした内容になってて、
そのアレンジ具合が俺的にめちゃくちゃ好みでしたね
シンウルトラマンのBGMで一番好きなのはどれかと聞かれたら、俺は間違いなくこの一曲を選ぶっていうくらい好きなBGMでした
ただ、BGMの話でいうと他に残念だったポイントとして、
アレンジ版ではなく昔の曲をそのまま流してるシーンも色々あったと思うんですよね
それが俺的に見ててすごく気になったというかね…
なんていうかこう、映像は新しいのに聞こえてくる曲は古いっていう
そのチグハグな感じがなんとも妙な違和感になってしまったというか
あとBGMだけじゃなくて効果音も古いのいっぱい使ってたじゃないですか。
ドカーンドカーンって爆発する時の音とか特に。まあこれはシンゴジラとかでもそうだったけど
正直言って俺としては、昔の効果音とかBGMをそのまま使うんじゃなくて
どうせならアレンジして欲しいっていう風に思いましたね
俺としては、映像が新しくアレンジされてるのに音に関しては古いままってことにどうもしっくりこないというか
映像にあれだけ手を入れたんだから音に関してもやってくれよって気持ちがどうしても捨てきれなかったですね
その他に残念だったポイントとしては話の詰め込みすぎ感がすごかったっていうところでしょうか
映画の尺におさまりきらないくらい多くのエピソードが詰め込んであるって感じで、
すごい駆け足な感じで怪獣が登場→なんとか倒す→また怪獣が登場→なんとか倒す→また怪獣が登場
ってことを繰り返してたから、「せっかく倒したと思ったらもう次のが出てきてる…」っていうせわしない雰囲気があったように思います
特に一番それを感じたのは、冒頭のウルトラQの場面ですかね
ウルトラQの怪獣たちが次々に出てきては倒され、また出てきては倒されっていうのを短い尺でまとめてあったんですが
「えっなんか出てきた!?えっもう倒されてる!?えっえっえっ」って感じで
めまぐるしい展開に頭がついていかずに俺としてはかなり混乱しましたね
なんていうかそういう「スピーディな展開に頭がついていかない」みたいな感覚が
冒頭だけでなく全体を通して感じられたというか、できることならもっと長い尺でじっくり見たかったなって気持ちがありました
まあこれは映画という限られた尺の中での作品である以上、しょうがないことなんですが…
とりあえず、シンウルトラマンについて俺の評価としてはこんなところでしょうか。
こないだのドラゴンボール超と同じく、「良いところも色々あったけど気になるところもあった」っていう感じの80点台です
あと書き忘れてたけどゼットンを操る謎の宇宙人ゾーフィとかいう大昔のガセネタを採用した展開には笑いましたね
もともとは子供向けの雑誌が間違えて書いた記事なわけですが、まさかこれがウルトラマン本編に逆輸入されるとか誰が思うんだよ!
あとゾーフィの声については山寺宏一が担当してたわけですが、その喋り方とか声の出し方が
ムチャクチャカッコいいなと思いながら聞いてました
山寺宏一といえば、たいていポケモンの映画とかのCMで
「劇場版ポケットモンスタあああ〜〜!!」とか言ってる陽気な声がおなじみですけど
ゾーフィについてはその陽気な声とはまったく正反対で、感情の起伏がないような落ち着いた喋り方をしていて
それが俺的にムチャクチャカッコいいと思いましたね。山寺宏一の演技はこういうタイプの方がだんぜん好みだなって思いました
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