ヤングジャンプ感想:ダイヤモンドの功罪 第16話



さてダイヤモンドの功罪16話の内容ですが、今回の話は試合を終えた綾瀬川が監督と会話する回となってますね
「初登板の試合はどうだった?」と監督から聞かれているわけですが…
言われてみれば綾瀬川ってこないだの試合が人生初登板だったんやな

なにしろ綾瀬川ってこれまで練習で投げたことはあっても試合で投げたことはないってキャラだったから
枚方ベアーズとの試合がガチで初めての登板だったわけですが…
そんな中でノーヒットノーランかましたんかこいつは…
規格外ってレベルじゃねーだろこの初心者…ともかくそんな試合で綾瀬川が何を感じていたのかというと

「試合投げてみて、その…難しいと思ったのが、守備は短く攻撃は長く…で合ってますか?」

「…うん、そうだね、そういうテンポで試合ができたら一番いいね」

「だからあの、長い守備にならないように、なるべく早く投げてたんですけど…
 守りのテンポが早すぎると、攻撃のときこっちにもそれがうつっちゃいますか?」

「…」

「あんまりこっちの守備が短いと、それにつられて攻撃の時間も短くなっちゃってたっていうか、
 試合全体のテンポが早い時は投げる時の間をゆっくりにするとかして、守りの時間を長くしたほうがいいのかなって…
 でも守備は短くが一番理想的なので、点を取られないのは当たり前で、
 どうやったらいい感じの流れで攻撃に繋げられるか…そのバランスがすごく難しいっていうか…」

って、そんな試合の感想を聞いてみたところ、試合全体のテンポがなんやらかんやらと語り始めた綾瀬川。
いやいやいや、ちょっと待ってくださいよ、初めて試合で投げた小学生の感想やで!?
普通は「なんか試合ってめっちゃ疲れて大変でした」とかそんなもんじゃないのか!?(えー

最初に監督も「あんなに球数投げたの初めてだよね?」って聞いてるし、
「いっぱい球投げて大変だったね」とかそんなレベルの話をするつもりだったんじゃないかと思うんですが
「試合はやはり守備は短く攻撃は長くのテンポで進めるべきですよね?
 点を取られないことは当たり前として
 試合全体のテンポをもっとバランスよくコントロールする術を身に着けたいですね」
みたいなことを初登板の小学生が言い出したらビビるわ!!



いやマジで、綾瀬川がこんなこと言い出すから監督もすっかり硬直してますよ
普通の初心者はせいぜい自分が疲れたとか、相手のバッターがすごかったとか、自分の目の前のことぐらいしか考えられないだろうに
綾瀬川はいきなり試合全体のテンポをコントロールするってことを考えながら試合してますからね
しかもただテンポ考えてますっていうんじゃなくて、
相手にヒット1本も打たせない完璧なピッチングしながら言ってるし
初登板の小学生でありながらどんだけレベル高いんやお前…って綾瀬川の才能の凄まじさには呆然とするばかりですね



そんな一方で、別の場所ではチームメイトの椿と桃吾がたまたま顔を合わせていました
我らがキャプテンの椿さん今日もお疲れ様です!(えー
椿は前回の話で存在感がグンと増してきましたからね、チームのキャプテンで素晴らしいファインプレーもできる男ということで
椿さんをモブキャラ扱いするなんて絶対ありえないっすよ!(えー

「桃吾にもいちおう言っておこうと思うんだけど、自主練の時間増やしてもらおうと思って」

「…」

「また会議室か駐車場使わせてもらって素振りだけでも…」

「…なんで?」

「え?なんでって…何が?」

「やめろや自主練とか…ちゅうか急に言い出したんなんなん?今日の試合か?」

「そうだよ」

ってそんな中、「自主練をもっとやりたい」と語り出した椿。その理由は今日の試合だということで
これは前回の奈津夫も言っていたように、
「せっかく綾瀬川が相手を抑えてくれたのに、自分達が点を取れなくて勝てなかった」
ってことが申し訳ないから、もっと練習を頑張ろうって思ったみたいですね

ふむ、俺としては向上心が強くなってきていいことやんとか、綾瀬川とも仲間意識が芽生えてきてるやんとか
椿にいい変化が生まれているように感じるので、「よっしゃ自主練やろうや!」って思うんですが
しかし桃吾は「は?自主練とかやめろや」とまったく逆のことを考えていたという…
お前はつくづく俺と逆のことばかり言う奴やな…(えー

「せんでええ…!いらんやろ自主練なんか!」

「は?なんで?強制参加なんかにするつもりないよ、やりたい奴だけ…」

「ほうやなくて!今日の試合の結果で言うてんなら、そんなんのために自主練いらんねん!
 
そんなんで時間使うなしょうもない!そんなんしたらまたアイツ調子乗るねんぞ!」

「なに言ってんの…?桃吾お前ちょっと落ち着けって」

「落ち着いとるわ!!」

さらに桃吾はみるみる不機嫌になっていき、「自主練なんかすんな!!」と激怒しながら椿に詰め寄ることに!
何をそんなに怒っているのかと思ったら、「綾瀬川に申し訳ないから自主練する」なんてことになったら
「綾瀬川が調子に乗るから許せない」と…

いやいや、そんなくだらない理由で反対してんのかよ!?
たとえば「これ以上自主練しても体を壊すだけや」とか、体への負担を気にしてのことならいいんですけど
「綾瀬川が調子に乗るから自主練したらアカン!」って、そんな理由でやめさせるとかそりゃねーだろ!?
せっかく椿が真剣に上手くなろうとしてるのに、そんな頑張ろうとしてるやつの邪魔をするだなんて桃吾よ…
おまえはカスや…(えー



いやマジで、このセリフも元々は真剣に試合をやらない奴はカスって意味で言ってましたが
真剣に練習しようとしてる仲間の邪魔をするなんていうのは
それこそカスの所業やろがい!

「椿!ちょお来い!!」

「え、なに…!?」

「ええか、アイツ…綾瀬川!試合中!
 相手かわいそやから打たせてやろうとかほざいてんねんで!!」

ああしかし、さらに怒りの収まらない桃吾は、「綾瀬川はこんなに最低なヤツなんやで!」と言いたげに
椿に対して綾瀬川へのイライラをぶちまけることに!



ただ俺が思うのがですね…相手が可哀想だから打たせてやろうっていうのは
そんなに罪深いことなんか?(えー
まるで許されない大罪を犯したみたいな言い草ですが、俺としては以前から
「相手に気を使って接待プレーすることだってあるやろがい。しかも練習試合やで?」と思ってるんで、桃吾のキレっぷりにはついていけんというか…

なにしろ桃吾のやつ親でも殺されたみたいなキレ方しとるやん?(えー
さすがにキレすぎやろっていう。桃吾の表情からして、野球のプレーがどうこうとかってレベルのキレ方じゃなくて



「綾瀬川はなぁ!俺の家族を皆殺しにした最低な男なんやで!!」
とかそれぐらいのキレ方してるように見えるっていうかね…(えー
やばいやろ桃吾…いくらなんでもキレすぎやわ…

100歩譲って、桃吾の怒りが正当なものだったとしても
その怒りの結果やることが「自主練なんかすんな!」って椿の練習を邪魔するっていうのがね…
もうぜんぜん賛成する要素ないわ!いくら綾瀬川のことが気に入らないからって
仲間の練習まで邪魔するようなカスに成り下がってんじゃねー!次回に続く!


ヤングジャンプ感想:ダイヤモンドの功罪 第17話



さてダイヤモンドの功罪17話の感想ですが、今回は前回に引き続き桃吾が椿に詰め寄る話となってますね
綾瀬川は相手にわざと打たせようとするカスやと熱弁する桃吾でしたが…

「あんなヤツのために時間つこてどないすんねん!点にはしないとかキッショいこと言いよって!」

「どうやって…いや実際、できるだろ綾瀬川なら多分…」

そんな中、椿の反応はというと「相手に打たせるけど点にはしない」という綾瀬川の言葉に対して
「それって綾瀬川なら本当にできるだろ」と思っていたようです
綾瀬川は自分に可能なことを言っていただけなので、キショいとかカスとかムキになって反発する必要はないと…
ともかく椿は、桃吾とは違って綾瀬川に敵意を持つ気は全然ないみたいですね

「自主練がアカン言うてるんとちゃうねん!
 さっきの試合の後で急に自主練とか言い出したら、明らかアイツのためにやってるみたいやろ!」

「桃吾がこだわりあるのは分かるけど、それでも…このチームのエースは綾瀬川だよ」

「…!!」

「…殴っていいけど、俺は自分の意見変えないよ」

ってそんな中、桃吾がどんなにわめき散らそうがこのチームのエースは綾瀬川だと宣言する椿!
そんな椿に対してわなわなと拳を握りしめる桃吾でしたが
「殴られたって俺は意見変えないからな」と椿は毅然とした態度で返すことに!
か、かっけぇ… 暴力なんかには屈しないという椿の姿に惚れ惚れしてしまうぜ
というか桃吾はこないだ綾瀬川のこともボコボコにブン殴って、今回は椿のことも殴ろうとするとか、すぐ暴力に走ろうとするのいい加減にしろや!

「別に勝ちたないねんアイツは!チームなんかどうでもいいねんて!あんなカスのためにチーム動かそうとすんなや!」

「ちょっと…離せよ、手。桃吾派の奴も多いけど俺は違うよ。
 綾瀬川はまだ目の腫れも引いてないのに、そんな状態であんな投げてくれたんだぞ」

さらに詰め寄ってくる桃吾に対し、「離せよ」と静かに言いながら綾瀬川にはもっと感謝すべきだと語る椿。
綾瀬川は桃吾にボコボコに殴られて顔も腫れ上がったままだったのに、そんな状態でも試合で一生懸命投げてくれたという…
確かに俺も思ってたのは、桃吾は綾瀬川を殴ったことをもっと申し訳なくしろってことなんですよね



これが問題の暴行シーンなわけですが、綾瀬川が血まみれになっても桃吾はまだ殴り続けるっていうことをやってて
この度を越した暴行っぷりからして、ぶっちゃけ桃吾のやらかしたことって
暴力事件で出場停止モノなんじゃないのって思ったし
それだけのことやらかしておいて、綾瀬川に悪びれる様子がないのはどうなんだってずっと思ってたんですよね

あと椿がさっき言っていた「桃吾派の奴も多いけど俺は違うよ」っていうセリフ、
これを聞いて俺がどれだけ救われたことか
というのもですよ、俺がそもそもこの漫画のレビューを始めたのって、綾瀬川と桃吾が口論してるシーンを見て
俺は綾瀬川派として意見を語るためにやってきたわけですが、あの時って桃吾派の方が圧倒的に多かったんですよ

で、俺が綾瀬川派として色々と熱弁した結果、実は桃吾派からの大バッシングを食らったんですよね
「大志Mk−2の言ってることはおかしい」と言われるのは序の口で、
「大志Mk−2の考え方はカス。負かした奴に同情するなら勝負事なんか全部やめればいい」だとか
「大志Mk−2の感想は見当違いすぎて、本当にこの漫画を読んでるのか疑わしいレベルで話を理解できてない」だとか
このぐらいのことをさんざん言われて桃吾派から袋叩きにあったわけですよ

俺としては、作中で綾瀬川が言っていたように
「ただ楽しく勝負がしたい。相手をボコボコに打ち負かしたいわけじゃない」っていう気持ちを語りたかっただけなのに
なぜこうも酷いこと言われなきゃならんのかって思ってたし

それでも綾瀬川が同じ考えを持ってくれていれば、俺の理解者がいなくてもどうにか耐えられると思ってたんですか
そんな中で綾瀬川が「オレってやばいじゃん」って自分の考えは間違っていたと言い始めてしまって



これが俺にはマジでショックだったんですよね
唯一の味方だと思っていた綾瀬川すらも俺の味方から去っていくのかっていう風に、もう完全に俺ひとりぼっちじゃんと思ったし
こんなことならこの漫画の感想なんて書くんじゃなかったって割と本気で思ったくらい後悔しましたね

そのくらい俺が孤独に打ちひしがれて、もう心が折れそうになってる時にやってきたのが椿で、
「桃吾派の奴も多いけど俺は違うよ」って言ってくれたわけですよ
もう俺にとっては救い主みたいなもんですよ(えー
マジで俺を孤独から救ってくれた唯一の男が椿って感じで、いまや俺はもう綾瀬川派なんかじゃなくて
根っからの椿派になりましたね(えー

「俺だって桃吾と言い争いしたいわけじゃないよ。
 せっかく日本代表選ばれたんだから勝とうよ。その気持ちはみんな同じだからさ」

そんな椿ですが、別に桃吾を言い負かしたいわけじゃなくて
一番言いたいことは「同じ仲間として一緒に頑張ろうよ」ってことだったようです
なんと心の広い… 俺としては桃吾絡みだと嫌な思い出しかないから
桃吾なんかと関わりたくねーぜ!と思ってたんですが、椿は仲間として一緒にやっていこうと思っているみたいですね
素晴らしいキャプテンだぜ椿は… 俺が見込んだ男なだけのことはある
この器の大きいキャプテンを持ったことに泣いて感謝しろ桃吾はよぉ!(えー

「チームが敗けても…敗けても楽しかったって、どうしたらそんなチームになれますか…!?」

「敗けても楽しいチーム…どうしたら勝てるかじゃなくて?」



「あ…勝って楽しいのが一番いいとは思うんですけど…
 今日、相手の枚方ベアーズの人たちが、引き分けだったのに楽しそうで
 でも自分達はそうじゃなかったので、何が違うんだろうと思って…」

そんな一方で、監督と話していた綾瀬川は「敗けても楽しいチームとは何か」ということを熱心に尋ねていました
みんなで試合を楽しむということを第一としている綾瀬川にとって、
勝っても敗けても楽しい試合にできたらそれが一番いいわけですが…

「敗けても楽しいチームっていうのは…日本代表だと難しいかもしれないね。
 枚方ベアーズのようなチームとは付き合いの長さも違うし、
 このチームにいる全員が日本代表に選ばれたからには何よりも結果が欲しいと思ってる。
 敗けても楽しかったからオッケーってメンタリティの選手は、多分ここにはいない。
 わざと打たせてもらって喜ぶバッターも」

「…!」

「5回の裏、7版への最後の球は…失投じゃないよね」

バ、バレとるー!!
そんな会話の中で、綾瀬川が相手に打たせようと思って投げたボールについて指摘する監督!
この監督、綾瀬川の「打たせてあげよう」って発言を聞くまでもなく見抜いてたんやな…どんだけ鋭い眼力してんだよ

ともかく綾瀬川の「敗けても楽しい」「打たせてあげよう」って考えについては、
監督から「そんなこと考えてんじゃねえ」と言われてしまったわけですが…
それを見て思ったんですよ。今回の話って
綾瀬川も桃吾も両方が反省を促される内容になってるなと。

綾瀬川の考えは監督から反省するように言われ、桃吾の考えは椿から反省するように言われてるっていう。
つまりそんな風に、綾瀬川も桃吾も自分の考えを主張するよりもまず反省をすべきだと言われてるわけですよね
てことは綾瀬川派や桃吾派がお互いの考えを主張して争っていたのも無益だったということなんやな…正義なんてものはなかったんや…
まあ俺は椿派だからこいつらがどうなろうが知ったことじゃないがな!(えー

「綾瀬川、期待することをやめないでほしい。自分に対しても、相手に対しても」

そして話し合いの最後に、「期待することをやめないでほしい」ということを綾瀬川に伝える監督。
これはあれですかね、自分より弱い相手しか出てこないから手加減しようなんていう考えを捨てて、
いつかきっと全力で戦えるライバルが現れるっていう、その期待を持つように言ってるんでしょうかね

何話か前の感想で、もしも綾瀬川の球をバカスカ打つようなライバルが現れたら
その時に綾瀬川が感じるものは歓喜だろう、そのライバルと何度も対戦したいと望むようになるだろうってことを書きましたが
そういうライバルが実際にもうすぐ現れるってことを監督は言ってるんでしょうかね?

ただ綾瀬川の才能って、鬼滅で言うなら縁壱ぐらいダントツすぎるように感じるから
それだけ飛び抜けてる存在と対等なライバルなんて本当に現れるんですかね?現れるんですかね監督さんよ?



と思ったらなんかキターー!!
いかにも意味深な感じの新キャラがここで登場!タイミング的にこいつこそ綾瀬川のライバルになる奴やろ!
読み切りの話に登場した大和とかいうキャラに雰囲気似てますが、この本編でも大和って名前なんだろうか

なにげに今回の話って巻頭カラーだったわけですが、
冒頭のカラーイラストにはボールを持つ綾瀬川バットを持つ少年が描かれてたんですよね



これって要するに、天才ピッチャーである綾瀬川と対になる天才バッターが現れるってことを意味してるんじゃないでしょうか
しかも書かれてる文字が「新たな邂逅。才能を巡り」ですよ
新たな邂逅て。今までの話に出てきてなかった新キャラの少年ってことだろうし

ユニフォームを見ても綾瀬川は日本代表、バットを持つ少年は真っ白な服ってことから
この少年は日本代表ではない別のチームで綾瀬川と出会うってことなんだろうし、
「まだ見ぬ綾瀬川のライバルポジション」ってことで間違いなさそうですね

あと関係ないけど単行本1巻の発売が近いじゃねーか!
6月19日発売だそうですよ。もうあと一週間もないくらいに発売日近いんやな
ヤングジャンプの単行本って収録話数は8話分とか9話分くらいで、俺が感想を書き始めたのって12話からだから
俺の感想がカスリもしてねー内容だろうけどよろしくな!(えー  次回に続く!

 

ヤングジャンプ感想:ダイヤモンドの功罪 第18話



さてそれではダイヤモンドの功罪18話の感想ですが、前回ラストで登場した大和っぽい新キャラについて
今回ハッキリ大和と名前が判明してましたね
やっぱりこいつが大和だったのか、これから綾瀬川のライバルとしてメキメキと頭角を現していくんやろなあ

そんな大和ですが、現状どんな感じの立ち位置なのかというと
枚方ベアーズのリトルにいる控え選手ってことみたいです
なにかと縁があるな枚方ベアーズ…それとリトルっていうのがなんなのか説明しておくと
枚方ベアーズには大勢の中学生・小学生が所属しており、
そのうち中学生がシニア、小学生がリトルっていう風に分けられてるんですね

こないだ綾瀬川と戦ったのはシニア組の選手たちで、
大和はリトル組でしかも控えだから、あの試合には行ってなかったってことみたいです
ともかく枚方ベアーズ所属ということで、シニア組で四番を打っていた今村さんと大和は顔見知りっていうのが今回明かされてるわけですが…

「なんでおるん大和」

「今村さんこそ、なんで第2練習場に来はったんですか?」

「いやぁ…今日の練習試合、日本代表ゆうても小5相手にノーノー…
 ちゅうかほぼ完全試合て、ガチでやばいやろ」



って、こ、これは!?おいこれは大変なことですよ!
今村さんの心が折れそうになっとる!折れそうになっとるでー!!
綾瀬川にノーヒットノーランを食らったのが相当ショックだったようで、心折れそうになりながらフラフラと練習場にやってきたっていう
そういう流れだこれ!!うおおおおおお俺はこの展開を待っていた!!(えー

いやマジで、なにしろ枚方ベアーズのあの試合について俺はずっと
これ絶対枚方ベアーズの心が折れるやつって言ってましたからね
「綾瀬川にノーヒットノーランを食らったら絶対に心が折れる」ってことをずっと言い続けて
今回ついにそれが作中で描写されたっていう…やっとだよ…やっとこの展開になったよ!!

「お前の代のエース、群抜きやで…あんなん見たことない。
 はぁ〜…綾瀬川な、手ぇツルツルやってん。マメなんていっこもない…
 野球て残酷やなぁ」



さらに綾瀬川のことを思い出せば思い出すほど、みるみる気持ちが沈んでいってしまう今村さん!
その哀愁のただよう後頭部をもっと見せてくれ!!(えー
いやすいません、今村さんには悪いんですが、心折れそうな後頭部を見るたびに俺が喜ぶということになってますね

なんでそんなに喜んでるのかと言ったら
もう本当に念願の予想的中だったからだよ!
ここまで来るのにどれだけ苦しかったことか…なにしろこの漫画に関しては
俺の予想は全然当たらない
っていうくらいに空振りがずっと続いてて
しかも派閥の違いから、他の読者からもダメ出しを受けまくる状況だったからなぁ…

前回の感想で、この漫画の読者は綾瀬川派桃吾派に分かれてたって話をしましたが
それに加えて枚方ベアーズの心が折れる派枚方ベアーズの心は折れない派にも分かれてたんですよ
これに関して俺はずっと折れる派の主張をしてきたんですが、
でも世間では折れない派の方が圧倒的多数だったんですよね

折れる派なんてマジで俺ぐらいしかいないじゃんっていうくらい孤独な状況が続いてて、
なんでそんなに折れない派の方が多かったのかというと、
枚方ベアーズは強豪チームなので精神も成熟しているとか
綾瀬川とは歳が離れているので今後もう対戦せずに済むからとかって話がすごい広まってたんですよ

特に「歳が離れてるから折れない」って話をする人がものすごく多くて、
試合の直後にもそれは描かれていたし、年齢差で世代が違うから
心なんて折れるわけがないとさんざん言われていたわけです



でも俺は「歳が離れてるからこそショックなんやろ」ってことを言ってきたわけですよ
なにしろ自分よりずっと年下の小学生に負けるわけで、しかもヒットを1本も打てない完膚なきまでの敗北って
小学生にそんなことやられたら立ち直れないよってことを言い続けてきたわけですが



今回ようやくその予想が当たったっていうね…
やっとだよ…やっと当たったよ…ほんとこの漫画に関しては「予想が当たらない」っていう空振りをずっと続けてて
周りには俺に賛成してくれる人もおらず、むしろカスだ無能だとバカにされる始末だったわけで
そういう意味では俺もノーヒットノーラン食らってたようなもんというかな…(えー

いやマジで、今まで1本もヒットが出なくて周囲から罵声を浴びるっていう。
そんな状況がとにかくみじめで苦しかったですね、正直今回の内容って
空振りし続ける俺の姿がみじめすぎて作者が打たせてくれたんじゃねーかなって思うくらいですよ(えー

接待プレイか!?作者からの接待プレイなのか!?大志Mk−2がみじめだから1回くらい打たせてやるかっていう
でもそんな接待プレイでも俺にとっては最高に嬉しいんだよ!
今まで結果が出ずに苦しんでた中で、はじめて結果が出たらもうたまらなく嬉しいんだよ!
マジでここ最近は結果が出なさすぎて俺は心折れそうになってたからな…
やっぱり接待プレイってのは救いだわってことを、自分がされる立場になってもつくづく思ったぜ

「アカン…どんどん沈んで…」

「残酷なんやない。公平なんや。今村さんがベアーズの四番打っとんのは、チームでいっちゃんええバッターやからや。
 どんなおうちに生まれたとか、練習でどんだけマメ作ったとか、そんなん関係ない。
 試合で出した結果で全部決まんねやろ。せやから野球は公平でええねや!」

って、どんどん気持ちが沈んで「野球は残酷やなぁ…」と心が弱っていく今村さんに対して、
「残酷なんやない、公平なんや」と主張する大和!自分の境遇に関係なく、試合ですべてが決まるのが野球だと…
ちなみに大和も手がボロボロになるくらい練習してマメを作りまくってる選手みたいですね
そういう意味では綾瀬川とは正反対って感じがするな

綾瀬川は才能がすごすぎて練習をほとんど積んでないのに、すでに世代最強のピッチャーになってしまったわけですが
大和はそれとは反対に地道な練習を繰り返している立場で、まだバッターとして注目されておらずチームの控えにいるってわけだから
才能でみるみる駆け上がっていった綾瀬川とは逆に、努力で這い上がっていくのが大和ってことになりそうですね
そんな正反対の二人がライバルになるから「野球は公平」ってことか
前回の感想で、俺は大和のことを「綾瀬川に匹敵する天才バッターなんでは?」って書いてたけど、天才じゃなくて努力型っぽいな

そんな大和の「野球は公平なんや!」という言葉を聞いて、今村さんがどう思っていたかというと、
「とはいえタメ年で綾瀬川見たらキツいわ。心折れてまうやろ」と考えていたようです
あかん俺の心折れる理論が強すぎるわ!(えー

もう完全に綾瀬川のプレーを見たら相手の心が折れるっていう俺の理論がガチガチにはまりすぎとる!
そのせいで今村さんも「綾瀬川を見たら大和も心折れてまうわ」と考えてるっていう…
なんかここにきて急に俺へのサービス凄くなってきたなこの漫画!(えー

今までは「枚方ベアーズの心が折れる」っていう俺の予想なんかまったく当てさせないって感じだったのに
今回は枚方ベアーズの心が折れて折れて折れまくるバックスクリーン三連弾ってくらい俺の予想がバカスカ当たっとるやんけ!
作者の人いきなり俺のこと接待しすぎだろ…(えー
これほどまでの接待プレイを味わえるとは思わなかったぜ、まあ俺としてはいい気分だがな!次回に続く!


ヤングジャンプ感想:ダイヤモンドの功罪 第19話



さてダイヤモンドの功罪19話の感想ですが、今回の話は円がチームの1番を譲りたくないって気持ちを呼び起こす回でしたね
現在、背番号1をつけているチームの1番は綾瀬川であり、円はすっかり2番手投手として収まりつつあったわけですが
2番手なんかで満足してちゃいけない、1番を奪い返してやるぐらいの気持ちで「譲りたくない」って気持ちを持つべきだと…

ふむ、この話を聞いて俺が思い出したのは、以前にウメハラが言っていた
「1回譲ったら全部譲ることになるじゃん」って一言ですかね



絶対に譲らないという対抗意識を持ち続けることがいかに大事かということ。
「綾瀬川にはかなわないから1番は綾瀬川でいいよ、あいつに譲るよ」っていう風に
譲る気持ちを持ってしまったら、もうずっと綾瀬川にかなわないまま譲り続ける立場になってしまうっていう。
それでいいのかってことですよね、円も優秀なピッチャーなんだし、譲るんではなく綾瀬川と競う気持ちを持つべきだと。

実際、今回の話で円もかなりやる気が出たみたいで、綾瀬川への熱い対抗意識を持つという展開になるみたいですね
なるほどつまり、大和とは違う形での「綾瀬川のライバル」が円っていうことか

大和に関しては、打者として投手の綾瀬川と直接戦うっていう形のライバルだと思いますが
円に関しては、投手として同じポジションの綾瀬川と競い合っていくっていう形のライバルなんだなと。
なので立場は違えど、綾瀬川のライバルが着々と増えているっていう展開になってますね
今までは綾瀬川がぶっちぎり最強すぎてライバルなんて誰もいない状態だったけど、
少しずつこうやって「綾瀬川に追いつけ追い越せ」っていう流れになってきた感じですね

それと今回の感想を書いてみて思ったんですけど、円っていう名前を何度も書くたびに
円(えん)って読んじゃって地味に困るんだよな…(えー
いやマジで、円って書かれると絶対どうしても円(えん)って読んじゃわない?
円(まどか)なんですけどねこの漫画だと。
ただ円(えん)っていうのが普段の生活に密着しすぎてるせいで、どうしても円(えん)の方で脳が処理するんだよな…

なのでもう、円って書くんじゃなくて「まどか」とでも書こうかなぁと思ったんですが、
ひらがなで「まどか」って書いた場合に気になってしまうのが



絶対こいつ思い出すじゃないですか?(えー
いやマジで、まどかって書いたらまどかマギカ思い出すだろっていうぐらい有名なまどかがいるから、
ひらがなで書いちゃうと女の名前なのに…なんだ男か…って思っちゃうんだよなあ(えー

実はこれと似たことは桃吾にも思ったことがあって、桃吾の名字って「雛」っていうじゃないですか
これについてはね…桃吾のことを雛って呼ぼうかと考えてた時期が以前あったんですよ
なんでかっていうと俺が綾瀬川派だったから。

綾瀬川のことを名字で読んでるのに、桃吾のことを名前で呼ぶのおかしいやろと。
普通逆やろっていう。なんで俺と意見が合わない桃吾のことを、下の名前で馴れ馴れしく呼ばなアカンねんって思って
もういっそ雛って名字で呼ぼうかなと考えていた時期があったんですよ
ただ、雛って呼ぶと絶対思い出しちゃう女の子キャラがいてですね…それが誰かっていうと



アオのハコの雛ちゃんですよ!!
俺がめっちゃ好きだったキャラだよ!
アノのハコは雛ちゃん目当てに見てたってぐらい気に入ってた女子キャラで
そんな雛ちゃんと同じ名前で桃吾を呼ぶなんてことが許せるわけないんだよなぁ(えー

桃吾のことを雛なんて呼んでたまるかよ!なんで気に入らねー男キャラを好きな女キャラの名前で呼ばなきゃいけねーんだよ!
桃吾の分際で雛ちゃんと同じ名前してんじゃねー!殺す!(えー
って気持ちになるから雛って呼びたくなかったんだよなあ…だから結局桃吾って呼ぶことにした経緯があります

俺がこの漫画の感想を書き始めた時、桃吾のことを「キャッチャーくん」とか、円のことを「控えの少年」とか読んでる時期があったけど
あの時期がけっこう続いたのは、なんて呼んだらええんやろなぁ…ってひっそりと悩んでたっていうのも
実は理由のひとつだったりします。それでは次回に続く!


ヤングジャンプ感想:ダイヤモンドの功罪 第20話



さてダイヤモンドの功罪20話の感想ですが、まず扉絵を見てみると
綾瀬川と奈津夫の同室コンビが仲良くしているシーンのイラストが描かれてますね
ふむ、今まで友達と言える友達のいなかった綾瀬川ですが、同室の奈津夫とはこうして打ち解けるようになったんでしょうか

「奈津緒、お前早く自分の部屋帰れよ」

「…部屋にいたら、綾瀬川が帰ってくる…」

って、本編の方を見ていくと、なんと奈津夫は綾瀬川と仲良くするどころか
綾瀬川と会いたくなくて別の部屋に避難していました。オイどういうことだよ!
扉絵ではあんなに仲良しなのになんで本編では避けてんの!?(えー

どういうことなのか説明してくれよ奈津夫!あともう一つ俺的に気になってることがあって
今回の奈津夫って名前がひたすら奈津緒って書かれてるけど、15話の時は奈津夫だっただろ!

↓20話では奈津緒

↓15話では奈津夫

微妙に漢字変わってんじゃねーか!どっちの方が正しいんだ!?どういうことなのか説明してくれよ奈津夫!(えー

「あっ、奈津緒帰ってきた!どこ行ってたの?」

「…今さっき椿の部屋で、瀬田とかといたんだけど…」

ともかく綾瀬川のいる部屋に帰るのを嫌がっていた奈津緒ですが、とうとう観念して帰ることにしたようです
というかさっきまで奈津緒がいた部屋って椿の部屋だったのか。
あの部屋には奈津緒、花房、瀬田の3人がいたけど、椿の部屋ってみんなの溜まり場にされてるのか?というかなんで椿の部屋なのに
「おまえ自分の部屋に帰れよ」って花房は我が物顔で言ってたんだ?アイツ椿のことなめてんのか?(えー

「…あのさ…今も日本代表、やっぱ来なきゃよかったと思ってる?」

「あ…」

そして綾瀬川に対し、「日本代表なんかに来たくなかった」という気持ちを今も持っているか質問する奈津緒。
以前の綾瀬川はそういう気持ちを持っていたわけですが、どうやら奈津緒の中でそれがずっと引っかかっていたみたいですね
枚方ベアーズとの試合が終わった時も、奈津緒が真っ先に考えてたのがそれだったしなあ



「オ、オレ…ほんとにマジでもう、そんな風に思ってないよ!」

「そ、そっか…よかった…」

「奈津緒…さっきバスで、オレにごめんって…試合楽しくなかったって言ってたけど…」

そんな気持ちに関してはすっかり捨て去ったと語る綾瀬川ですが、
今度は綾瀬川の方から「試合が楽しくなかった」という奈津緒の言動について質問することに。
というかこいつらお互いの言動についてめちゃめちゃ意識してんのね。
ぎこちない話し方といい、やたらお互いを意識した感じといい、お前ら付き合いたてのカップルか?(えー

「オレら…せっかく同じチームになれたんだからさ、奈津緒にもこのチームで…
 このチームなれてよかったって、奈津緒にも思ってほしい」



って、こ、これはああああああ!!綾瀬川の殺し文句キター!!
「奈津緒にも思ってほしい…」ってなんやそれお前!この告白みたいな雰囲気はなんなん!?
これもう奈津緒のホモ落ち確定演出や!!(えー
ほんと天性のタラシやな綾瀬川…椿の時もこんな雰囲気だったけど、ホモを量産する天才だと思うわ

「瀬田ちゃん外野一本に絞りなよ」

「は?」

「現実的にキャリア考えたらピッチャーじゃないっしょ。タメに綾瀬川いんのにさぁ」

そんな一方で、さっきの椿の部屋にまだ残っていた花房&瀬田の2人。
お前らいつまで椿の部屋に居座ってんねん。いい加減にしろや
花房おまえ早く自分の部屋帰れよ(えー



そんな花房たちが話している内容とは、「綾瀬川がいるのにピッチャーで頑張るなんてバカバカしいよな」ということでした
この花房の言ってることってあれですね、前回の内容で円(まどか)が言っていた
「綾瀬川に負けないようにピッチャーとして頑張っていく」っていう
その考え方とはまったく逆ですね



綾瀬川と戦うことを選んだのが円なのに対し、綾瀬川と戦うなんてバカらしいと避けることを選んだのが花房っていう
まったく逆の道を行ってるピッチャーだと思います
というか花房が強いライバルを避けようとするのは今に始まったことじゃなくて、実はコイツ
枚方ベアーズと戦うことも避けてるんですよね

あの枚方ベアーズとの試合の時、実は綾瀬川との継投で花房も投げる予定だったのが
「あ〜なんかヒジ痛くて無理っすね、投げらんないっすわ」
という仮病を使って試合に出なかったっていう。枚方ベアーズみたいな強敵と戦いたくなくてわざと試合を避けたわけですね



「あんな負けイベントで必死になるなんてバカじゃん」という考え方をしてるのが花房ってことでしょう
ちなみに俺はそんな花房のことをどう思うかって言うとですね…
おまえはカスや…(え−



いやマジで、「おまえはカスや」という桃吾のセリフは
綾瀬川じゃなくて花房にこそふさわしいと思う
実はこれ、けっこう前から思ってたんですよ。今まで花房について話す機会がなかったから、今回になってようやく言えたわ

そもそも桃吾の言っている「おまえはカスや」ってどういう意味だったかっていうと
真剣勝負の場で本気を出さないような投げ方をする奴はカスだって言ってたわけですよね
そんな一方で花房は、こんな負けイベの試合なんか本気でやろうなんてバカじゃんと言って
仮病使って投げようともしなかったわけで、それってもう
綾瀬川よりもはるかに終わってる真のカスだと思うんですよ

「真剣勝負を本気でやろうとしないカス」って意味で言うならマジで花房が1番だと思う
だから俺は綾瀬川がカスって言われることに納得がいかなかったんですよ
花房という真のカスがいるのに、なんで綾瀬川の方がカス呼ばわりされなきゃいかんの?っていう。
綾瀬川はむしろ枚方ベアーズから逃げずに立派に投げたと思うし、それだけ頑張ったんだから「打たせてあげよう」っていうあの発言も俺としては許せる範囲内だったわけです

一方で花房は、仮病を使って枚方ベアーズから逃げて一球も投げなかったし、
あともう一人の瀬田も、枚方ベアーズにビビりすぎて「ムリムリムリ」と一球も投げることなく終わったんですよね



なので花房&瀬田こそ真のカスコンビだと俺は思っていて
桃吾からカスだと言われるべきだったのは、綾瀬川じゃなくて花房&瀬田の2人だと今でも思ってますね

「どうせ綾瀬川中心にピッチャー運用されんだから、楽できるとこはどんどん楽してこうぜ」

そして今回の最後にこう言い放った花房。もう本当にカスまっしぐらやなお前は
「どうせ綾瀬川が投げるんだし俺らは楽してりゃいいんだよ」という、とことんまでやる気のない考え方をしているようです
というか花房が今いるのが椿の部屋だってことが何よりも我慢ならないわ
椿のきれいな部屋をお前の汚ねぇ息で汚さないでくれるか?(えー

マジでどっかいけよ花房…そういうカス発言がしたいならせめて別の部屋でやれや
せっかく椿が綾瀬川に影響受けて俺たちも自主トレがんばろうってこないだ言ってたのに
花房が言ってるのは綾瀬川に影響受けるなんてバカらしいし俺たちは楽していこうぜって
まったく逆のこと言ってますからね…やる気になってる椿に一切ついてくる気ないだろうし、椿が可哀想で仕方ねえぜ
椿という真っ白なシーツを汚すシミですよ花房は(えー
とっとと消えな!この薄汚いシミ野郎が!椿の邪魔になるようなことがあったら絶対に俺は許さんからな!次回に続く!



ヤングジャンプ感想:ダイヤモンドの功罪 第21話



さてダイヤモンドの功罪21話の感想ですが、今回の話は綾瀬川・桃吾・監督・コーチの4人で試合の振り返りをするという内容となってますね
なんの試合を振り返っているのかというと、枚方ベアーズと戦った例の試合のことです。
つーかあの試合かなり引っ張るな!?(えー
あの試合のこと語りまくった俺が言うのもなんだけど、劇中でここまで枚方ベアーズとの試合を引っ張るとは思わなかったな
それと今回に関しては、桃吾が久々に冷静になってるっていうのが印象的ですね



このところの桃吾はあたまがこんらんしているみたいな状況がずっと続いてたから
これだけ普通の表情になってる桃吾っていうのは久々に見ましたね
こないだ椿とあれこれ言い合ってスッキリしたってことでしょうか

「じゃあ次は…4回だね。綾瀬川、4番に投げたクイック…あれはとっさにクイックを使った?
 それともどこかで準備していた?ブルペンでも投げたことは一回もなかったよね」

さて、そんな試合の振り返りの中で、枚方ベアーズの4番に投げたクイックモーションの投球について綾瀬川に質問する監督。



これは練習でもやったことがないクイックモーションを、試合でいきなりやってのけたわけですが、
その場で思いついたのか、それともひそかに準備していたのか、どっちなのかってことですが…

「…急に思いついてやったわけじゃないです。でも準備したら…
 もし練習で先にやって桃吾が捕れなかったら、桃吾が捕れないから使えないってなるけど、
 試合でいきなりやって捕れなかったら、それは急にクイックを投げたオレが悪いってことになるので、
 そっちの方がいいと思って…」

そんなクイックモーションについては、その場の思いつきではなく、事前に考えていたと語る綾瀬川。
ただ、もし練習で投げて桃吾が捕れなかったら、「桃吾が捕れないからクイックは使えない」と桃吾のせいになってしまうけど
試合でいきなり投げて桃吾が捕れなかったら、「いきなりクイックで投げた綾瀬川が悪い」と綾瀬川のせいになるので
それなら自分が罪をかぶった方がいいと綾瀬川は思ったようですね。綾瀬川はとにかく自分以外の誰かが責められたりする状況が嫌なんだろうな

「あと、球種とコースがサイン通りだったら、いきなり試合本番にクイックで投げても、
 桃吾なら捕れると思ったからです」



ってそんな中「桃吾なら捕れると信じてました」と言わんばかりに
またもホモ落ちワードを言い出す綾瀬川!(えー
お前毎回それやな!誰かと話すたびにホモ落ちさせるようなこと言い出すやんけ!
これまで綾瀬川への感情をこじらせていた桃吾も、光のホモ落ちによって浄化されるんでしょうか(えー

ただ俺的に気になるのが、「桃吾なら捕れると信じてた」みたいなことを言ってる綾瀬川について
お前さっきまで桃吾が捕れなかった場合の話をさんざん言ってなかったか!?(えー
「もし練習で桃吾が捕れなかったら」「もし試合で桃吾が捕れなかったら」ってことを何度も語ってたやん!?

最終的に球種とコースがサイン通りなら桃吾は捕れるてなことを言ってるわけですが
それなら最初からサイン通りに練習すればよくね!?(えー
サイン通りなら桃吾は捕れるってことなら、練習でサイン通りにやったら万事解決じゃねと思ったのは俺だけだろうか
綾瀬川はコントロールも抜群だからサイン通りの投球とか余裕で出来るだろうしなあ

「クイックの件は分かった、じゃあ四回の1人目…四球だね」

「この四球は、誤審やったと思います。
 前の回までは同じコースでもストライク取ってたんですけど、
 球審向こうの人やったし…完全試合はさすがに嫌やったんやないかって」



そして話題は変わって、綾瀬川がこの試合で唯一与えた四球の話になりますが…
とても落ち着いた様子で、この四球は審判のミスだったと語る桃吾。
いやはや今回の桃吾は冷静だなと思いましたが、さっきの綾瀬川の一言でますます平常心を取り戻したというか
もはや憑き物が落ちたかのようなスッキリ具合で、心を乱しているような雰囲気は完全になくなった感がありますね

がしかし、そんな落ち着いた桃吾くんにとても残念なお知らせがあります(えー
何かというと、この四球は審判のミスが原因なのではなくて
実は桃吾のミスによって起こってしまったことなんですよね

これがその問題のシーンなわけですが、監督の解説によると
綾瀬川の球威に押されて桃吾のミットが流されてしまい
それによってストライクゾーンを外れたように見えて、四球だと判定されてしまったという…

つまり一言でいうと、桃吾の受け止め方が悪かったから四球になったんやでっていうわけですね
審判のせいなんかではなく「お前のせいやぞ桃吾」というのが真実なわけですが…
しかし、今回ようやく落ち着いた桃吾にこのことをわざわざ指摘して
また発狂してバーサーカーに戻ってしまったらと思うと…(えー

(雛はあれを誤審だと思っているのか…監督はこのまま流すのか?
 指摘はするべき…でもそれは2人の時でいい。これ以上バッテリーがこじれても…)

そんな中、コーチとしては今この場で桃吾のミスを指摘するんじゃなく、後でひっそりと話したほうがいいと考えていたようです
ふむ…まあ確かに、桃吾の四球がなければ綾瀬川は完全試合を達成していたわけだし
つまりは桃吾のミスのせいで綾瀬川の完全試合は潰されたってわけですからね
そんなことを明かされたら桃吾の綾瀬川への気持ちはますますこじれていくだろうしなあ

「…やっぱり、その場しのぎはやめよう」

「あ…」

「雛。あの四球は明らかに雛のミットが流されてた。あれは誤審じゃない」

って監督ぶっこんできたー!!
なんとこの場で桃吾の失態を思いっきり指摘する監督!ほんとに大丈夫なんですか!
「お前のせいで綾瀬川の完全試合はパーになったんやで」と言われてしまった桃吾の心境やいかに…

桃吾といえば、綾瀬川に対してカスとか野球やめろとか好き放題なこと言ってたしなあ
そんな風にボロクソに言ってた相手が最高のピッチングで完全試合を達成していて、
自分はその足を引っ張って完全試合を潰してしまったとなると、さぞかしプライドはズタズタだろうなあ
おまえのせいだぞ桃吾?ねえどんな気持ち?ねえ今どんな気持ち?(えー  次回に続く!



ヤングジャンプ感想:ダイヤモンドの功罪 第22話

さてダイヤモンドの功罪22話の感想ですが、今回は桃吾がとんでもないショックを受けて平常心を失ってしまう話となってますね
それもそのはず、前回ラストで「お前のせいで完全試合はパーになったんやで」と監督から伝えられてしまい、
自分のやらかしを自覚した桃吾は、ガクガクと震えたり呆然としながら謝ったり、
この世の終わりみたいな反応してますね(えー

いやはや、ショックは受けるだろうと思ってましたがここまでとは。前回の落ち着きとか完全に吹っ飛んじゃいましたね
かわいそうになぁ桃吾!かわいそうになぁ!(えー
というか桃吾につられて綾瀬川まで真っ青になっちゃってますね、綾瀬川は完全試合を潰された側で何も悪くないんですが
まあやっぱり綾瀬川は自分以外の誰かが落ち込んだり責められたりするとこうなっちゃうんだろうなあ
おい桃吾お前のせいで綾瀬川まで落ち込んでんぞ!お前のせいでよぉ!(えー

「完全試合…すまん…」

「桃吾…あのさ…みんな勝ちたいんだよね…オレ、全然わかってなくてごめんね…
 桃吾とか奈津緒とか円とかのためにがんばんなきゃいけなかったのに、あの…全部、ごめんね…」

「…なんでそんなカンタンに謝れんねん!謝るくらいなら最初っからすんなや!」

って、桃吾が謝るのに合わせて綾瀬川まで「オレもごめんね」と謝り始めたわけですが、
しかし桃吾はそれが気に入らなくて怒り出してしまいます
おいおい桃吾よ、「謝るくらいなら最初っからすんな」とのことですが、それを言っちゃあお前
謝るくらいなら最初っから完全試合パーにすんなや!(えー
誰かさんのせいで完全試合がパーになったんだよなあ〜〜誰かさんのせいでなあ〜〜
それでたったいま謝ってたの誰だったっけなあ〜〜謝るくらいなら最初からパーにするなよなあ〜〜(えー

ってそんな中、桃吾たちの前にぞろぞろと奈津緒や椿たちがやってきました
何かと思ったらこれから自主練に行くとのことで、椿が言ってた例の自主練をこれから始めるようですね
なんと桃吾も「オレも行く」と言っており、こないだは大反対してたのが気持ちを入れ替えたようです
やはり今回、自分のせいで綾瀬川の完全試合を潰してしまったと知り、もっと頑張らなきゃと精進する気になったってことでしょうか

それと意外だったのは、そんな自主練組の中に花房たちも混ざってるってことですよ
これはどういうこと!?花房はこないだ「楽できるとこは楽してこうぜ」って言ってたから
楽じゃない自主練なんか絶対やらないと思ってましたが、まさか参加する気になったとは…

一体どういう風の吹き回しなんだ花房、自主練を頑張ろうって殊勝な気持ちも持ち合わせていたのか?
それとも参加するポーズは見せておいて、実は手抜きして楽する作戦か?(えー
「自主練にオレも行くぜ!」って姿勢だけ見せておけばみんなからの評価も上がるだろうし、まさかそれが目当てか花房?
ウマ娘でも自主トレやったら理事長の評価上がるしなあ(えー



「メシ食うとるか?明日からもう2週間も日本食は食われへんねんぞ、今のうち食うとけ」

「台湾のメシってそんな違うのかなあ」

そんな中、ひょこっと顔を出した円から「これから2週間は日本食が食えなくなる」との一言が。
何かと思ったらこれから海外へと飛び立つってことみたいですね
なるほど日本代表として集まったチームなわけだし、実際に海外へと出向いて各国の代表チームと戦うってことか
まずは台湾に向かうってことですが、これからの2週間はあちこちの国を旅しながら転戦することになるのか?

(そうだ…あと2週間でこのチーム終わっちゃうんだ…)

って、そんな海外遠征の話でチームメイトが盛り上がる中、綾瀬川だけは「あと2週間でこのチームが終わっちゃう」という寂しさを感じていました
ふむ、日本代表は年がら年じゅう集まるチームじゃないから、決められた期間が終われば解散してしまうってわけですね
そして解散した後は、みんな自分の所属しているチームに帰っていくわけですが…
問題なのは、綾瀬川には帰れるチームがないってことですね



綾瀬川はもともとバンビーズというチームにいたわけですが、そこを追い出される形で日本代表へとやってきたので
日本代表が解散してしまったら、バンビーズにも戻れず綾瀬川は1人だけ取り残されてしまうってわけですね
なので綾瀬川は、日本代表が終わってしまうことを恐れているわけですが…
まあ椿のいるチームにでも入れてもらえばよくね?(えー

椿とはずいぶん信頼関係も出来上がったし、実力的にも人間的にも一番頼りになりそうだから
椿についていったら失敗することはないんじゃないかなと。もしくはこれから世界で2週間戦うわけだし
その2週間で活躍すればまさかの外国チームから声がかかるとかいうこともあるのか?
外国だけでなく国内スカウトも見てるかもしれないし、この2週間で綾瀬川の進路が決まるのかもなあ

それと「2週間」っていう期間を聞いてて思ったんですけど、そのわずかな期間で日本代表が終わるってことなら
花房のような考え方も意外とアリなのか?



「どうせ綾瀬川中心に投げるんだから俺らは楽してりゃいい」
っていうこの言葉も、2週間だけの短期間って考えるとアリっちゃアリなのか…?って気持ちになるというか
2週間だけなんだから別にいいじゃんって言われたら、俺としてもあんまり強く反論できないというか
はじめて聞いた時はクズな怠け者のドブカス野郎と思ったんですけどね(えー
今回自主トレにも参加してたし、花房へのドブカス評価は改めるべきなのか…?次回に続く!


ヤングジャンプ感想:ダイヤモンドの功罪 第23話



さてダイヤモンドの功罪23話の感想ですが、今回の話は
綾瀬川の家族が綾瀬川のインタビュー記事を見ている場面で始まってますね
なんのインタビュー記事かと思ったら、台湾での試合ぶりについて綾瀬川が語った内容のようで
「日本より日差しがきついので早く台湾の暑さに慣れたい」と語っているという…

ふむ、前回ラストでは「これから台湾に行くぞ」というシーンで終わってましたが、
今回の冒頭ではすでに台湾に到着してもう試合をこなしている状態のようですね
日本代表は開幕4連勝とも記事に書かれているので、
綾瀬川たちはもう試合を4回もこなしてすべて勝っているようです

というか前回の俺の感想で、「まずは台湾に向かって、そのあと世界を飛び回って転戦するのか?」と書きましたが
そうじゃなくて台湾で大会が開催されていて、そこに各国代表が集まってきているってことみたいですね
そんな大会を綾瀬川たちの日本代表は調子よく勝ちまくっているってことか

「台湾いいな〜、まゆも行きた〜い!本場のタピオカミルクティー飲みまくってるのかな〜」



って、タピオカミルクティーがどうのと綾瀬川の家族がお気楽なことを言っている一方で、
綾瀬川はというとヤバイくらい汗だくになりながら試合をしている最中でした
なんなんだこの汗は!?ただごとじゃないくらいの大量の汗をかきまくってますが
もしかしてあれなのか、さっきの綾瀬川のインタビュー記事で
「日本より日差しがきついので早く台湾の暑さに慣れたい」と書かれてましたが
すさまじい暑さのために試合中はこんな風に汗だくになってしまうってことか

どうやら相当過酷な状況で試合してるみたいですね…日本も最近とんでもない猛暑ですが台湾はそれ以上にヤバイのか
こうなってくると綾瀬川の体力が心配というか、この大会で何試合も投げまくるとなったら
さすがの綾瀬川も体力がもたないんじゃないか?

となると綾瀬川ばかりに頼ってもいられなさそうというか、
他のピッチャー達もどれだけ踏ん張れるかってことが重要になってくるんじゃなかろうか
「どうせ綾瀬川が投げるんだから俺らは楽をしてりゃいい」なんて
そんなこと言ってる場合じゃないじゃねーか花房!(えー

   

ちなみになんですが、綾瀬川に任せて楽をすればいいっていう花房とは
まったく逆のことを言っていたのが円(まどか)なんですよね

それっていうのが第18話のこのシーンで、
「綾瀬川がどんなに良いピッチャーでも、綾瀬川1人だけじゃ勝ち上がれない。
 だから自分が離脱するわけにいかない」ってことを言ってたわけで
今回の台湾の大会っていうのはまさにこの円の言う通りになるんじゃないかな

この猛暑の中での大会を勝ち抜くには綾瀬川1人だけじゃとても体力が続かないから、
円や花房といった他のピッチャー達も登板して、複数のピッチャーで試合を回していくっていう流れになるんじゃなかろうか。
やはり頑張ろうとする円が正しかったんや…花房みたいに手を抜いたらアカンかったんや!(えー

「打たれたのはスライダーが抜けた球?」

「抜け…いえ、ツーアウトだったのと、ランナーがいないのと、
 あと点差があったので、時間をかけるより打たせた方がいいと思ってストレートを投げました」

そんな中、とある勝ち試合について反省会を行っていた監督たち。
その勝ち試合で綾瀬川が打たれたヒットはたったの1本のみであり、
そのヒットも「点差があったので、じっくり抑え込むよりもテンポ重視で投げた」と語る綾瀬川。
つまり、綾瀬川的にはかなり余裕がある状況で打たれたヒットであり、この程度は計算のうちってことのようですが…

(て…点差て…)

しかし、そんな「点差がある」という話を聞いてドン引きしていた桃吾。
それもそのはず、この時についていた点差というのはわずか1点差であり
とてもじゃないけど安全なリードとは思えないっていうくらい、ギリギリの点差だったんですよね

それにも関わらず「点差がある」と綾瀬川が言っているのはどういうことかっていうと
綾瀬川にとっては相手に1点も取られない投球が当たり前ってことですね
これに関しては綾瀬川本人が第16話で言っていたと思います
「点を取られないのは当たり前で、どうやったらもっといい試合の流れを作れるか」っていう。



ピッチャーとしての能力があまりにも高すぎて、「相手を0点に抑える」なんてことは当然にできてしまうから
1点差であっても綾瀬川にとっては確実に守り切れる絶対的な点差に見えているっていう…
バケモンの思考ですな…普通の人間よりも遥かに強いからこその考えというか…そりゃ桃吾もドン引きするわ…

「…うん、リズムを考えることも大事だけど、1点差は逃げ切り確定の点差じゃないよ。
 どんなヒットから向こうに流れが行くか分からないし、基本は打たせない・塁に出さないで行こう」

って、そんな綾瀬川のバケモノ的な思考に触れながらも、
「1点差は確実に守り切れるような絶対的な点差じゃないよ」という普通の考えを教え込む監督!
おお…この監督の言葉はあれですね、綾瀬川に才能を前提とした考えを身に着けさせるんじゃなく
まずは野球の基本的な考えからちゃんと身に付けさせようっていう意思を感じますね

まず基本的なところから丁寧に。才能があるからといって、それに溺れてはいけないっていう意図を感じるというか
これって綾瀬川にとってはすごくいい監督に出会えたんじゃないでしょうか
というのも、今まで綾瀬川が出会ってきた大人たちっていうのは
綾瀬川の才能の魅力に取り憑かれてしまって正気を失っていく
っていうパターンが続いていたんですよね

「この才能を前にして、おかしくならない方がおかしい」
とまで言い出す大人が現れるほど魔性の才能を持っているのが綾瀬川であり、
その才能の魅力に取り憑かれて何人もの大人がおかしくなっていったわけなので、
そこらへんにいる指導者ではあっさりと正気を失ってしまうわけですが

でもこの監督はちゃんと正気を保って指導してるんですよね
才能に溺れることなく、きちんと基本的なところから野球を学ばせるっていう
綾瀬川を丁寧に育てることの出来る人だから、これって綾瀬川にとっては
野球人生を左右する恩師に出会えたってことなんじゃないでしょうか

これほど綾瀬川を丁寧に育てられる人が他にいるんだろうかっていうくらいの恩師ですよ
たぶん綾瀬川にとっては唯一無二と言っていいくらいのまっとうな指導者だと思うんですが
そんな恩師とたった2週間でお別れになっちまうのか…
期間限定の日本代表だから、この監督からの指導を受けられるのはほんのわずかしかないっていうのが
なんとも皮肉ですよね…この監督の手を離れた綾瀬川は一体どうなってしまうんだろうか

 
 

そんな一方で、綾瀬川以外のメンバーはどんな様子かというと
試合よりもむしろ台湾メシにめっちゃ苦しんでいました
前回から台湾メシのことで不安そうにしてましたが、実際に食べてみたところ
ぜんぜん口に合わなかったようで
3番バッターの椿、4番バッターの桃吾、5番バッターの奈津緒とクリーンナップが軒並み台湾メシはまずいまずいと苦しんでいたという…

「はぁ〜、まずいてどれのことか分からへんねんけど。めっちゃうまいやん。なぁ?」

「うん、オレも結構うまいよ!」

って、そんな苦しむメンバーたちを尻目に、いやめっちゃうまいやんと元気に台湾メシを食べていた円&綾瀬川!
ほほう、つまりこれってピッチャー陣は元気にメシ食ってるってことですよね
さっきから食うのに苦労してるのはバッター陣であって、ピッチャー陣は問題なくバクバク食ってるから
これは次の試合の内容へと直結するってことじゃないですかね?

バッター陣は満足にメシが食えずにいまいち力が出ず、代わりに元気モリモリのピッチャー陣が奮闘するっていう。
パワプロで言うとバッター陣が不調・絶不調、ピッチャー陣が好調・絶好調とかそんな感じかと(えー
それぐらいピッチャーの比重が重くなる試合内容になると思いますが果たして…次回に続く!


ヤングジャンプ感想:ダイヤモンドの功罪 第24話

さてダイヤモンドの功罪24輪の感想ですが、今回の話は冒頭から
椿と桃吾がホームランを打ちまくって大活躍してるシーンから始まってますね
なんと2人揃ってホームランを打つっていうアベックホームランまで達成してますよ
2人して絶好調っていうくらいに今回の試合で大活躍してるっていう…
ってちょっと待て!前回の予想だと俺はこの2人って絶不調でまったく打てないって予想してたんだが!?(えー

 
 

そんな前回の2人の様子がこれですよ!台湾メシを食うのに大苦戦して真っ青な顔になってたので
こりゃあ絶不調まちがいなしやで!とか予想してたら
完全に予想大ハズレじゃねーかよ!(えー

く、くそ…ここまで派手に外すことになるとは…そういえばもともと以前から
この漫画は俺の予想当たらないんだったわ!(えー
いやーこのまったく当たらない感じ、なんだか数話ぶりに思い出したな…



そして他のメンバーも見ていくと、「投げて打って守ってオレが一番働いてる!」とめっちゃ疲れている様子の瀬田。
この言い分からすると、投手としても打者としても野手としても使われまくってて
ヒーヒー言いながら頑張ってるみたいですね。なにげに花房も似たような使われ方をしているようで
お前ら「俺たちゃ楽してりゃいいんだよ」って考えからほど遠い使われ方してんじゃねえか!(えー

いやマジで、数話前にこいつらがそんなこと言ってたのを見て、
てっきり手を抜いてチームに貢献せず楽な役目ばかりやるんだろうなとか思っていたら
逆にチームの大事な仕事を任されまくってヘトヘトになるまで働いていただと!?
まったくの予想外だぜこの展開はよぉ!まさか怠け者のカスコンビと思っていた花房&瀬田が献身的にチームを支えることになろうとは

さらにはピッチャー陣も大活躍で、円(まどか)と綾瀬川のダブルエースが完全に相手チームを抑え込んでおり
椿と桃吾が得点を稼ぎ、綾瀬川と円が失点を防ぎ、花房と瀬田がチームを献身的に支えるという風に
チーム全体が素晴らしく機能していて勝ちに勝ちまくっているみたいですね。完璧や!みんな完璧や!
ただ奈津緒はどうした奈津緒は!?(えー
椿も桃吾も綾瀬川も円も花房も瀬田も活躍してる中で奈津緒だけ活躍してなくね!?
奈津緒…あいつここ最近出番多かったから何か見せ場あるのかなと思っていたらまさか逆に1人だけ見せ場ないなんて…

さらには、「この日本代表が解散したら綾瀬川の帰るチームがない」っていう問題も今回トントン拍子に解決したようです
綾瀬川は足立フェニックスっていうチームに入るという話が今回出てきたので、
綾瀬川がどこのチームにも行けなくて路頭に迷うとかって心配もなくなったみたいですね

つーか足立フェニックスって言ったらあれじゃないですか!綾瀬川が以前バンビーズっていうチームにいた時に
「お前なんか足立フェニックスとかの強いチーム行ってればよかったんだ!」って言われたやつじゃないですか!

こう言われて本当に足立フェニックス行くやつがあるか!(えー
いやビックリしたわもう、まさか本当に足立フェニックス行くとは思わんやろ!
どうやらレベルの高いチームみたいだけど、果たして綾瀬川の才能についてこられるメンバーはいるんだろうか
なにしろ綾瀬川はあまりにも強すぎるから、いくら足立フェニックスがハイレベルと言っても
綾瀬川からしたら全員が格下って感じで、またチームが荒れたりしなきゃいいんだが…



さてともかく、現在の日本代表チームに関しては絶好調で勝ちまくっており
綾瀬川も「連続三振で盛り上げてこい!」と言われて本当に連続三振をバンバン決めたりと
すべてが上手く回っている状態のようです。綾瀬川にとって、ここまですべてが心地よく回るのって初めてだろうなあ

「あのさ、オレと戦う時は手かげんしてね」

「え?戦う時っていつ?」

「だって綾瀬川は東京っしょ。オレ埼玉だし関東大会とかで普通に当たるよ」

ってそんな中、綾瀬川と戦う時が来たら手加減してくれと頼み込む瀬田。
この日本代表が解散したら、みんなバラバラになって戦うライバル同士になるので、
その時はあんまりボコボコにしないでくれよなと言っているわけですが…

(…戦う…?オレが?奈津緒と?桃吾と?椿と?円と?)



う、うわあああああああああ!!
急に綾瀬川がヤバイことに!?瀬田の一言を聞いたことでメンタルおかしくなっちまった!
今まで日本代表メンバーのことは自分の仲間だと思っていたのが、
実はもうすぐ自分の敵になるっていうことがあまりにもショックだったようですね

綾瀬川にとって、敵と戦ってそいつを打ちのめすってことは何より耐えられないことなわけですが
赤の他人と戦うだけでもメンタル不安定になるくらいなのに、
思い入れのある仲間と戦うってなったら、そいつを打ちのめすことなんてとても出来ないってことですよね

つくづく綾瀬川は勝負事に向いていない性格というか、
非情に徹して相手をぶっ倒すってことが出来ないタイプだから
これ以降はその性格が原因でひたすら苦しんでいくってことになりそうですね…なんつー展開や…

そんな本筋とは関係ありませんが、ひとつ俺的に言っておきたいことがあります。
それが何かというと、瀬田の言っていた「オレと戦う時は手かげんしてね」っていう一言について
これを聞いた時に俺は思ったんですよ。俺の中に渦巻いてきた気持ちとは
手かげんしてもらって嬉しいやついたぁ!!(えー

そう、手かげんしてもらった方が嬉しい。
全力の綾瀬川にノーヒットノーラン食らうのなんか嫌だし、わざと打たせてもらった方が嬉しいってことですよ
これに関しては17話で監督が綾瀬川に
「うちのチームにはわざと打たせてもらって喜ぶバッターなんていない」
って言ってましたよね

わざと打たせてもらって喜ぶバッターいたぁ!!(えー
いや正直ね、この17話の監督の言葉を聞いてる時に思ってたんですよ
花房と瀬田に関してはわざと打たせてもらって喜ぶバッターなんじゃないかなと。

なにしろこいつらは強敵との戦いから逃げようとしたり、「楽がしたい」って普段から言ったりしてるから
強敵との全力勝負なんて望んじゃいないだろうなと。手抜きして打たせてもらえるならラッキーと喜ぶタイプだと思ってて
その点では監督の考えと相反してると思ってたんですよね。

「相手にも打たせてあげよう」って綾瀬川の考えを捨てさせるために監督はああ言ったわけですけど、
瀬田はぶっちゃけ「打たせてあげよう」って手かげんしてくれた方が嬉しいっていう。
そういうこともあるよなーと思っちゃいましたね

よく勝負の世界では、手かげんするのは相手に失礼だ、全力で叩きのめすべきだって言われたりするけど
叩きのめされるのとか普通に嫌だし、手かげんしてくれた方がよくね?(えー
これが俺のよく言ってる接待プレーってやつで
自分が何もいいとこなく負けるのとか嫌だから、一方的に叩きのめされるよりも相手が手抜きしてくれた方が嬉しいっていう
そんなプレイヤーもいるだろうし特に花房とか瀬田はそういう匂いがするなと思っていたんですが
やっぱりそうだったな瀬田!お前はそうだと信じていたよ!(えー
やっぱ自分がボコボコにされる真剣勝負なんかより、接待プレーの方がいいよな!仲間がいて嬉しいわ!
これからは瀬田と花房と俺でカストリオとして仲良くやっていくとするか…(えー  次回に続く!


ヤングジャンプ感想:ダイヤモンドの功罪 第25話



さてダイヤモンドの功罪25話の感想ですが、
今回の話は台湾での試合は明日の決勝戦が最後だとキャプテンの椿が語っている内容となってますね
その決勝戦が終われば、小学生日本代表として集まったこのチームも解散となり
「もう2度と同じメンバーで全員集まって野球することはないだろう」と語る椿。

おおなんということ、綾瀬川にとって居心地のいいこのチームも二度と集まることはなくなり
それどころか敵同士に別れて戦うようになるっていう、綾瀬川にとっては心が張り裂けそうな状況になるまで
もう残りたったの1日しかないっていう状況なわけですね

いやーこの状況は綾瀬川からしたらもうこの世の終わりや!終わりやでー!!
綾瀬川の心境としては世界の終わりまで残りあと1日みたいなカウントダウン状態なんじゃないでしょうか
そのカウントダウンが終わってしまったら、綾瀬川の心はどうしようもなくぶっ壊れて
もう鬱になるくらいしかどうしようもないんやな(えー

「次はU15で…てかもしかしたら同じ高校とか、オレまた綾瀬川と同じチームで野球できたらいいよな」

ってそんな中、スッと綾瀬川のそばにやってきて「また同じチームで野球やれたらいいな」と語る奈津緒!
奈津緒お前まさか綾瀬川を鬱から救う気か?(えー
いや割とマジで奈津緒のこの一言は綾瀬川にとって相当デカイんじゃないでしょうか
「もうこのチームは終わるんだ…みんなとは敵同士になるしかないんだ…」って沈んでいるところに
「U15とか高校とか、また綾瀬川の味方になって野球やりたいな」って言ってくれたわけだから
絶望に沈んでいた中に差し込んできた一筋の光明というか、また一緒にやりたいよなって未来への希望を持たせてくれたわけだから
この奈津緒の一言は綾瀬川にとっては超ファインプレーだと思いますよ

奈津緒お前ってやつは試合だと存在感ないのに日常だと見せ場あるよな!(えー
いやマジで奈津緒って試合の中での描写まるっきりなかったから
日常で綾瀬川への影響がこれだけ大きいキャラになってるのびっくりするわ
 
 

そして奈津緒の他にも、騒がしい仲間たちが笑顔でカップ麺を取り合う姿を見て
感慨深そうな様子の綾瀬川。これはあれでしょうか、さっきまで鬱に向かって一直線だった綾瀬川も
仲間たちの明るさに少しだけ救われたっていうそんなシーンでしょうか

これだけイイ奴らが集まったんだから、そのことに感謝して最後の1日をしっかりやり切ろうっていう
そんな前向きな気持ちが綾瀬川にも生まれてきたんじゃないかなと。
それにあれですよ、かけがえのない仲間たちと敵同士になって戦うことになったとしても



「お前ら皆殺しにしてやる」ぐらいの気持ちで戦えばいいんですよ!(えー
大切な仲間たちだからこそとことん煽れるし容赦なくブチ殺せるという
仲間との対戦とはそういうものだとホロライブが教えてくれていたんや…
ホロライブ最高やな…(えー  次回に続く!





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