ヤングジャンプ感想:ダイヤモンドの功罪 第16話 さてダイヤモンドの功罪16話の内容ですが、今回の話は試合を終えた綾瀬川が監督と会話する回となってますね 「初登板の試合はどうだった?」と監督から聞かれているわけですが… 言われてみれば綾瀬川ってこないだの試合が人生初登板だったんやな なにしろ綾瀬川ってこれまで練習で投げたことはあっても試合で投げたことはないってキャラだったから 枚方ベアーズとの試合がガチで初めての登板だったわけですが… そんな中でノーヒットノーランかましたんかこいつは… 規格外ってレベルじゃねーだろこの初心者…ともかくそんな試合で綾瀬川が何を感じていたのかというと 「試合投げてみて、その…難しいと思ったのが、守備は短く攻撃は長く…で合ってますか?」 「…うん、そうだね、そういうテンポで試合ができたら一番いいね」 「だからあの、長い守備にならないように、なるべく早く投げてたんですけど… 守りのテンポが早すぎると、攻撃のときこっちにもそれがうつっちゃいますか?」 「…」 「あんまりこっちの守備が短いと、それにつられて攻撃の時間も短くなっちゃってたっていうか、 試合全体のテンポが早い時は投げる時の間をゆっくりにするとかして、守りの時間を長くしたほうがいいのかなって… でも守備は短くが一番理想的なので、点を取られないのは当たり前で、 どうやったらいい感じの流れで攻撃に繋げられるか…そのバランスがすごく難しいっていうか…」 って、そんな試合の感想を聞いてみたところ、試合全体のテンポがなんやらかんやらと語り始めた綾瀬川。 いやいやいや、ちょっと待ってくださいよ、初めて試合で投げた小学生の感想やで!? 普通は「なんか試合ってめっちゃ疲れて大変でした」とかそんなもんじゃないのか!?(えー 最初に監督も「あんなに球数投げたの初めてだよね?」って聞いてるし、 「いっぱい球投げて大変だったね」とかそんなレベルの話をするつもりだったんじゃないかと思うんですが 「試合はやはり守備は短く攻撃は長くのテンポで進めるべきですよね? 点を取られないことは当たり前として 試合全体のテンポをもっとバランスよくコントロールする術を身に着けたいですね」 みたいなことを初登板の小学生が言い出したらビビるわ!! いやマジで、綾瀬川がこんなこと言い出すから監督もすっかり硬直してますよ 普通の初心者はせいぜい自分が疲れたとか、相手のバッターがすごかったとか、自分の目の前のことぐらいしか考えられないだろうに 綾瀬川はいきなり試合全体のテンポをコントロールするってことを考えながら試合してますからね しかもただテンポ考えてますっていうんじゃなくて、 相手にヒット1本も打たせない完璧なピッチングしながら言ってるし 初登板の小学生でありながらどんだけレベル高いんやお前…って綾瀬川の才能の凄まじさには呆然とするばかりですね そんな一方で、別の場所ではチームメイトの椿と桃吾がたまたま顔を合わせていました 我らがキャプテンの椿さん今日もお疲れ様です!(えー 椿は前回の話で存在感がグンと増してきましたからね、チームのキャプテンで素晴らしいファインプレーもできる男ということで 椿さんをモブキャラ扱いするなんて絶対ありえないっすよ!(えー 「桃吾にもいちおう言っておこうと思うんだけど、自主練の時間増やしてもらおうと思って」 「…」 「また会議室か駐車場使わせてもらって素振りだけでも…」 「…なんで?」 「え?なんでって…何が?」 「やめろや自主練とか…ちゅうか急に言い出したんなんなん?今日の試合か?」 「そうだよ」 ってそんな中、「自主練をもっとやりたい」と語り出した椿。その理由は今日の試合だということで これは前回の奈津夫も言っていたように、 「せっかく綾瀬川が相手を抑えてくれたのに、自分達が点を取れなくて勝てなかった」 ってことが申し訳ないから、もっと練習を頑張ろうって思ったみたいですね ふむ、俺としては向上心が強くなってきていいことやんとか、綾瀬川とも仲間意識が芽生えてきてるやんとか 椿にいい変化が生まれているように感じるので、「よっしゃ自主練やろうや!」って思うんですが しかし桃吾は「は?自主練とかやめろや」とまったく逆のことを考えていたという… お前はつくづく俺と逆のことばかり言う奴やな…(えー 「せんでええ…!いらんやろ自主練なんか!」 「は?なんで?強制参加なんかにするつもりないよ、やりたい奴だけ…」 「ほうやなくて!今日の試合の結果で言うてんなら、そんなんのために自主練いらんねん! そんなんで時間使うなしょうもない!そんなんしたらまたアイツ調子乗るねんぞ!」 「なに言ってんの…?桃吾お前ちょっと落ち着けって」 「落ち着いとるわ!!」 さらに桃吾はみるみる不機嫌になっていき、「自主練なんかすんな!!」と激怒しながら椿に詰め寄ることに! 何をそんなに怒っているのかと思ったら、「綾瀬川に申し訳ないから自主練する」なんてことになったら 「綾瀬川が調子に乗るから許せない」と… いやいや、そんなくだらない理由で反対してんのかよ!? たとえば「これ以上自主練しても体を壊すだけや」とか、体への負担を気にしてのことならいいんですけど 「綾瀬川が調子に乗るから自主練したらアカン!」って、そんな理由でやめさせるとかそりゃねーだろ!? せっかく椿が真剣に上手くなろうとしてるのに、そんな頑張ろうとしてるやつの邪魔をするだなんて桃吾よ… おまえはカスや…(えー いやマジで、このセリフも元々は真剣に試合をやらない奴はカスって意味で言ってましたが 真剣に練習しようとしてる仲間の邪魔をするなんていうのは それこそカスの所業やろがい! 「椿!ちょお来い!!」 「え、なに…!?」 「ええか、アイツ…綾瀬川!試合中! 相手かわいそやから打たせてやろうとかほざいてんねんで!!」 ああしかし、さらに怒りの収まらない桃吾は、「綾瀬川はこんなに最低なヤツなんやで!」と言いたげに 椿に対して綾瀬川へのイライラをぶちまけることに! ただ俺が思うのがですね…相手が可哀想だから打たせてやろうっていうのは そんなに罪深いことなんか?(えー まるで許されない大罪を犯したみたいな言い草ですが、俺としては以前から 「相手に気を使って接待プレーすることだってあるやろがい。しかも練習試合やで?」と思ってるんで、桃吾のキレっぷりにはついていけんというか… なにしろ桃吾のやつ親でも殺されたみたいなキレ方しとるやん?(えー さすがにキレすぎやろっていう。桃吾の表情からして、野球のプレーがどうこうとかってレベルのキレ方じゃなくて 「綾瀬川はなぁ!俺の家族を皆殺しにした最低な男なんやで!!」 とかそれぐらいのキレ方してるように見えるっていうかね…(えー やばいやろ桃吾…いくらなんでもキレすぎやわ… 100歩譲って、桃吾の怒りが正当なものだったとしても その怒りの結果やることが「自主練なんかすんな!」って椿の練習を邪魔するっていうのがね… もうぜんぜん賛成する要素ないわ!いくら綾瀬川のことが気に入らないからって 仲間の練習まで邪魔するようなカスに成り下がってんじゃねー!次回に続く! |
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ヤングジャンプ感想:ダイヤモンドの功罪 第17話 さてダイヤモンドの功罪17話の感想ですが、今回は前回に引き続き桃吾が椿に詰め寄る話となってますね 綾瀬川は相手にわざと打たせようとするカスやと熱弁する桃吾でしたが… 「あんなヤツのために時間つこてどないすんねん!点にはしないとかキッショいこと言いよって!」 「どうやって…いや実際、できるだろ綾瀬川なら多分…」 そんな中、椿の反応はというと「相手に打たせるけど点にはしない」という綾瀬川の言葉に対して 「それって綾瀬川なら本当にできるだろ」と思っていたようです 綾瀬川は自分に可能なことを言っていただけなので、キショいとかカスとかムキになって反発する必要はないと… ともかく椿は、桃吾とは違って綾瀬川に敵意を持つ気は全然ないみたいですね 「自主練がアカン言うてるんとちゃうねん! さっきの試合の後で急に自主練とか言い出したら、明らかアイツのためにやってるみたいやろ!」 「桃吾がこだわりあるのは分かるけど、それでも…このチームのエースは綾瀬川だよ」 「…!!」 「…殴っていいけど、俺は自分の意見変えないよ」 ってそんな中、桃吾がどんなにわめき散らそうがこのチームのエースは綾瀬川だと宣言する椿! そんな椿に対してわなわなと拳を握りしめる桃吾でしたが 「殴られたって俺は意見変えないからな」と椿は毅然とした態度で返すことに! か、かっけぇ… 暴力なんかには屈しないという椿の姿に惚れ惚れしてしまうぜ というか桃吾はこないだ綾瀬川のこともボコボコにブン殴って、今回は椿のことも殴ろうとするとか、すぐ暴力に走ろうとするのいい加減にしろや! 「別に勝ちたないねんアイツは!チームなんかどうでもいいねんて!あんなカスのためにチーム動かそうとすんなや!」 「ちょっと…離せよ、手。桃吾派の奴も多いけど俺は違うよ。 綾瀬川はまだ目の腫れも引いてないのに、そんな状態であんな投げてくれたんだぞ」 さらに詰め寄ってくる桃吾に対し、「離せよ」と静かに言いながら綾瀬川にはもっと感謝すべきだと語る椿。 綾瀬川は桃吾にボコボコに殴られて顔も腫れ上がったままだったのに、そんな状態でも試合で一生懸命投げてくれたという… 確かに俺も思ってたのは、桃吾は綾瀬川を殴ったことをもっと申し訳なくしろってことなんですよね これが問題の暴行シーンなわけですが、綾瀬川が血まみれになっても桃吾はまだ殴り続けるっていうことをやってて この度を越した暴行っぷりからして、ぶっちゃけ桃吾のやらかしたことって 暴力事件で出場停止モノなんじゃないのって思ったし それだけのことやらかしておいて、綾瀬川に悪びれる様子がないのはどうなんだってずっと思ってたんですよね あと椿がさっき言っていた「桃吾派の奴も多いけど俺は違うよ」っていうセリフ、 これを聞いて俺がどれだけ救われたことか というのもですよ、俺がそもそもこの漫画のレビューを始めたのって、綾瀬川と桃吾が口論してるシーンを見て 俺は綾瀬川派として意見を語るためにやってきたわけですが、あの時って桃吾派の方が圧倒的に多かったんですよ で、俺が綾瀬川派として色々と熱弁した結果、実は桃吾派からの大バッシングを食らったんですよね 「大志Mk−2の言ってることはおかしい」と言われるのは序の口で、 「大志Mk−2の考え方はカス。負かした奴に同情するなら勝負事なんか全部やめればいい」だとか 「大志Mk−2の感想は見当違いすぎて、本当にこの漫画を読んでるのか疑わしいレベルで話を理解できてない」だとか このぐらいのことをさんざん言われて桃吾派から袋叩きにあったわけですよ 俺としては、作中で綾瀬川が言っていたように 「ただ楽しく勝負がしたい。相手をボコボコに打ち負かしたいわけじゃない」っていう気持ちを語りたかっただけなのに なぜこうも酷いこと言われなきゃならんのかって思ってたし それでも綾瀬川が同じ考えを持ってくれていれば、俺の理解者がいなくてもどうにか耐えられると思ってたんですか そんな中で綾瀬川が「オレってやばいじゃん」って自分の考えは間違っていたと言い始めてしまって これが俺にはマジでショックだったんですよね 唯一の味方だと思っていた綾瀬川すらも俺の味方から去っていくのかっていう風に、もう完全に俺ひとりぼっちじゃんと思ったし こんなことならこの漫画の感想なんて書くんじゃなかったって割と本気で思ったくらい後悔しましたね そのくらい俺が孤独に打ちひしがれて、もう心が折れそうになってる時にやってきたのが椿で、 「桃吾派の奴も多いけど俺は違うよ」って言ってくれたわけですよ もう俺にとっては救い主みたいなもんですよ(えー マジで俺を孤独から救ってくれた唯一の男が椿って感じで、いまや俺はもう綾瀬川派なんかじゃなくて 根っからの椿派になりましたね(えー 「俺だって桃吾と言い争いしたいわけじゃないよ。 せっかく日本代表選ばれたんだから勝とうよ。その気持ちはみんな同じだからさ」 そんな椿ですが、別に桃吾を言い負かしたいわけじゃなくて 一番言いたいことは「同じ仲間として一緒に頑張ろうよ」ってことだったようです なんと心の広い… 俺としては桃吾絡みだと嫌な思い出しかないから 桃吾なんかと関わりたくねーぜ!と思ってたんですが、椿は仲間として一緒にやっていこうと思っているみたいですね 素晴らしいキャプテンだぜ椿は… 俺が見込んだ男なだけのことはある この器の大きいキャプテンを持ったことに泣いて感謝しろ桃吾はよぉ!(えー 「チームが敗けても…敗けても楽しかったって、どうしたらそんなチームになれますか…!?」 「敗けても楽しいチーム…どうしたら勝てるかじゃなくて?」 「あ…勝って楽しいのが一番いいとは思うんですけど… 今日、相手の枚方ベアーズの人たちが、引き分けだったのに楽しそうで でも自分達はそうじゃなかったので、何が違うんだろうと思って…」 そんな一方で、監督と話していた綾瀬川は「敗けても楽しいチームとは何か」ということを熱心に尋ねていました みんなで試合を楽しむということを第一としている綾瀬川にとって、 勝っても敗けても楽しい試合にできたらそれが一番いいわけですが… 「敗けても楽しいチームっていうのは…日本代表だと難しいかもしれないね。 枚方ベアーズのようなチームとは付き合いの長さも違うし、 このチームにいる全員が日本代表に選ばれたからには何よりも結果が欲しいと思ってる。 敗けても楽しかったからオッケーってメンタリティの選手は、多分ここにはいない。 わざと打たせてもらって喜ぶバッターも」 「…!」 「5回の裏、7版への最後の球は…失投じゃないよね」 バ、バレとるー!! そんな会話の中で、綾瀬川が相手に打たせようと思って投げたボールについて指摘する監督! この監督、綾瀬川の「打たせてあげよう」って発言を聞くまでもなく見抜いてたんやな…どんだけ鋭い眼力してんだよ ともかく綾瀬川の「敗けても楽しい」「打たせてあげよう」って考えについては、 監督から「そんなこと考えてんじゃねえ」と言われてしまったわけですが… それを見て思ったんですよ。今回の話って 綾瀬川も桃吾も両方が反省を促される内容になってるなと。 綾瀬川の考えは監督から反省するように言われ、桃吾の考えは椿から反省するように言われてるっていう。 つまりそんな風に、綾瀬川も桃吾も自分の考えを主張するよりもまず反省をすべきだと言われてるわけですよね てことは綾瀬川派や桃吾派がお互いの考えを主張して争っていたのも無益だったということなんやな…正義なんてものはなかったんや… まあ俺は椿派だからこいつらがどうなろうが知ったことじゃないがな!(えー 「綾瀬川、期待することをやめないでほしい。自分に対しても、相手に対しても」 そして話し合いの最後に、「期待することをやめないでほしい」ということを綾瀬川に伝える監督。 これはあれですかね、自分より弱い相手しか出てこないから手加減しようなんていう考えを捨てて、 いつかきっと全力で戦えるライバルが現れるっていう、その期待を持つように言ってるんでしょうかね 何話か前の感想で、もしも綾瀬川の球をバカスカ打つようなライバルが現れたら その時に綾瀬川が感じるものは歓喜だろう、そのライバルと何度も対戦したいと望むようになるだろうってことを書きましたが そういうライバルが実際にもうすぐ現れるってことを監督は言ってるんでしょうかね? ただ綾瀬川の才能って、鬼滅で言うなら縁壱ぐらいダントツすぎるように感じるから それだけ飛び抜けてる存在と対等なライバルなんて本当に現れるんですかね?現れるんですかね監督さんよ? と思ったらなんかキターー!! いかにも意味深な感じの新キャラがここで登場!タイミング的にこいつこそ綾瀬川のライバルになる奴やろ! 読み切りの話に登場した大和とかいうキャラに雰囲気似てますが、この本編でも大和って名前なんだろうか なにげに今回の話って巻頭カラーだったわけですが、 冒頭のカラーイラストにはボールを持つ綾瀬川とバットを持つ少年が描かれてたんですよね これって要するに、天才ピッチャーである綾瀬川と対になる天才バッターが現れるってことを意味してるんじゃないでしょうか しかも書かれてる文字が「新たな邂逅。才能を巡り」ですよ 新たな邂逅て。今までの話に出てきてなかった新キャラの少年ってことだろうし ユニフォームを見ても綾瀬川は日本代表、バットを持つ少年は真っ白な服ってことから この少年は日本代表ではない別のチームで綾瀬川と出会うってことなんだろうし、 「まだ見ぬ綾瀬川のライバルポジション」ってことで間違いなさそうですね あと関係ないけど単行本1巻の発売が近いじゃねーか! 6月19日発売だそうですよ。もうあと一週間もないくらいに発売日近いんやな ヤングジャンプの単行本って収録話数は8話分とか9話分くらいで、俺が感想を書き始めたのって12話からだから 俺の感想がカスリもしてねー内容だろうけどよろしくな!(えー 次回に続く! |
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ヤングジャンプ感想:ダイヤモンドの功罪 第18話 さてそれではダイヤモンドの功罪18話の感想ですが、前回ラストで登場した大和っぽい新キャラについて 今回ハッキリ大和と名前が判明してましたね やっぱりこいつが大和だったのか、これから綾瀬川のライバルとしてメキメキと頭角を現していくんやろなあ そんな大和ですが、現状どんな感じの立ち位置なのかというと 枚方ベアーズのリトルにいる控え選手ってことみたいです なにかと縁があるな枚方ベアーズ…それとリトルっていうのがなんなのか説明しておくと 枚方ベアーズには大勢の中学生・小学生が所属しており、 そのうち中学生がシニア、小学生がリトルっていう風に分けられてるんですね こないだ綾瀬川と戦ったのはシニア組の選手たちで、 大和はリトル組でしかも控えだから、あの試合には行ってなかったってことみたいです ともかく枚方ベアーズ所属ということで、シニア組で四番を打っていた今村さんと大和は顔見知りっていうのが今回明かされてるわけですが… 「なんでおるん大和」 「今村さんこそ、なんで第2練習場に来はったんですか?」 「いやぁ…今日の練習試合、日本代表ゆうても小5相手にノーノー… ちゅうかほぼ完全試合て、ガチでやばいやろ」 って、こ、これは!?おいこれは大変なことですよ! 今村さんの心が折れそうになっとる!折れそうになっとるでー!! 綾瀬川にノーヒットノーランを食らったのが相当ショックだったようで、心折れそうになりながらフラフラと練習場にやってきたっていう そういう流れだこれ!!うおおおおおお俺はこの展開を待っていた!!(えー いやマジで、なにしろ枚方ベアーズのあの試合について俺はずっと これ絶対枚方ベアーズの心が折れるやつって言ってましたからね 「綾瀬川にノーヒットノーランを食らったら絶対に心が折れる」ってことをずっと言い続けて 今回ついにそれが作中で描写されたっていう…やっとだよ…やっとこの展開になったよ!! 「お前の代のエース、群抜きやで…あんなん見たことない。 はぁ〜…綾瀬川な、手ぇツルツルやってん。マメなんていっこもない… 野球て残酷やなぁ」 さらに綾瀬川のことを思い出せば思い出すほど、みるみる気持ちが沈んでいってしまう今村さん! その哀愁のただよう後頭部をもっと見せてくれ!!(えー いやすいません、今村さんには悪いんですが、心折れそうな後頭部を見るたびに俺が喜ぶということになってますね なんでそんなに喜んでるのかと言ったら もう本当に念願の予想的中だったからだよ! ここまで来るのにどれだけ苦しかったことか…なにしろこの漫画に関しては 俺の予想は全然当たらないっていうくらいに空振りがずっと続いてて しかも派閥の違いから、他の読者からもダメ出しを受けまくる状況だったからなぁ… 前回の感想で、この漫画の読者は綾瀬川派と桃吾派に分かれてたって話をしましたが それに加えて枚方ベアーズの心が折れる派と枚方ベアーズの心は折れない派にも分かれてたんですよ これに関して俺はずっと折れる派の主張をしてきたんですが、 でも世間では折れない派の方が圧倒的多数だったんですよね 折れる派なんてマジで俺ぐらいしかいないじゃんっていうくらい孤独な状況が続いてて、 なんでそんなに折れない派の方が多かったのかというと、 枚方ベアーズは強豪チームなので精神も成熟しているとか 綾瀬川とは歳が離れているので今後もう対戦せずに済むからとかって話がすごい広まってたんですよ 特に「歳が離れてるから折れない」って話をする人がものすごく多くて、 試合の直後にもそれは描かれていたし、年齢差で世代が違うから 心なんて折れるわけがないとさんざん言われていたわけです でも俺は「歳が離れてるからこそショックなんやろ」ってことを言ってきたわけですよ なにしろ自分よりずっと年下の小学生に負けるわけで、しかもヒットを1本も打てない完膚なきまでの敗北って 小学生にそんなことやられたら立ち直れないよってことを言い続けてきたわけですが 今回ようやくその予想が当たったっていうね… やっとだよ…やっと当たったよ…ほんとこの漫画に関しては「予想が当たらない」っていう空振りをずっと続けてて 周りには俺に賛成してくれる人もおらず、むしろカスだ無能だとバカにされる始末だったわけで そういう意味では俺もノーヒットノーラン食らってたようなもんというかな…(えー いやマジで、今まで1本もヒットが出なくて周囲から罵声を浴びるっていう。 そんな状況がとにかくみじめで苦しかったですね、正直今回の内容って 空振りし続ける俺の姿がみじめすぎて作者が打たせてくれたんじゃねーかなって思うくらいですよ(えー 接待プレイか!?作者からの接待プレイなのか!?大志Mk−2がみじめだから1回くらい打たせてやるかっていう でもそんな接待プレイでも俺にとっては最高に嬉しいんだよ! 今まで結果が出ずに苦しんでた中で、はじめて結果が出たらもうたまらなく嬉しいんだよ! マジでここ最近は結果が出なさすぎて俺は心折れそうになってたからな… やっぱり接待プレイってのは救いだわってことを、自分がされる立場になってもつくづく思ったぜ 「アカン…どんどん沈んで…」 「残酷なんやない。公平なんや。今村さんがベアーズの四番打っとんのは、チームでいっちゃんええバッターやからや。 どんなおうちに生まれたとか、練習でどんだけマメ作ったとか、そんなん関係ない。 試合で出した結果で全部決まんねやろ。せやから野球は公平でええねや!」 って、どんどん気持ちが沈んで「野球は残酷やなぁ…」と心が弱っていく今村さんに対して、 「残酷なんやない、公平なんや」と主張する大和!自分の境遇に関係なく、試合ですべてが決まるのが野球だと… ちなみに大和も手がボロボロになるくらい練習してマメを作りまくってる選手みたいですね そういう意味では綾瀬川とは正反対って感じがするな 綾瀬川は才能がすごすぎて練習をほとんど積んでないのに、すでに世代最強のピッチャーになってしまったわけですが 大和はそれとは反対に地道な練習を繰り返している立場で、まだバッターとして注目されておらずチームの控えにいるってわけだから 才能でみるみる駆け上がっていった綾瀬川とは逆に、努力で這い上がっていくのが大和ってことになりそうですね そんな正反対の二人がライバルになるから「野球は公平」ってことか 前回の感想で、俺は大和のことを「綾瀬川に匹敵する天才バッターなんでは?」って書いてたけど、天才じゃなくて努力型っぽいな そんな大和の「野球は公平なんや!」という言葉を聞いて、今村さんがどう思っていたかというと、 |
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大和に関しては、打者として投手の綾瀬川と直接戦うっていう形のライバルだと思いますが |
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微妙に漢字変わってんじゃねーか!どっちの方が正しいんだ!?どういうことなのか説明してくれよ奈津夫!(えー |
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これがその問題のシーンなわけですが、監督の解説によると |
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さてダイヤモンドの功罪22話の感想ですが、今回は桃吾がとんでもないショックを受けて平常心を失ってしまう話となってますね ってそんな中、桃吾たちの前にぞろぞろと奈津緒や椿たちがやってきました |
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ちなみになんですが、綾瀬川に任せて楽をすればいいっていう花房とは それっていうのが第18話のこのシーンで、 「この才能を前にして、おかしくならない方がおかしい」 でもこの監督はちゃんと正気を保って指導してるんですよね そんな一方で、綾瀬川以外のメンバーはどんな様子かというと |
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ヤングジャンプ感想:ダイヤモンドの功罪 第24話 さてダイヤモンドの功罪24輪の感想ですが、今回の話は冒頭から そんな前回の2人の様子がこれですよ!台湾メシを食うのに大苦戦して真っ青な顔になってたので さらにはピッチャー陣も大活躍で、円(まどか)と綾瀬川のダブルエースが完全に相手チームを抑え込んでおり さらには、「この日本代表が解散したら綾瀬川の帰るチームがない」っていう問題も今回トントン拍子に解決したようです こう言われて本当に足立フェニックス行くやつがあるか!(えー わざと打たせてもらって喜ぶバッターいたぁ!!(えー |
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ヤングジャンプ感想:ダイヤモンドの功罪 第25話 さてダイヤモンドの功罪25話の感想ですが、 今回の話は台湾での試合は明日の決勝戦が最後だとキャプテンの椿が語っている内容となってますね その決勝戦が終われば、小学生日本代表として集まったこのチームも解散となり 「もう2度と同じメンバーで全員集まって野球することはないだろう」と語る椿。 おおなんということ、綾瀬川にとって居心地のいいこのチームも二度と集まることはなくなり それどころか敵同士に別れて戦うようになるっていう、綾瀬川にとっては心が張り裂けそうな状況になるまで もう残りたったの1日しかないっていう状況なわけですね いやーこの状況は綾瀬川からしたらもうこの世の終わりや!終わりやでー!! 綾瀬川の心境としては世界の終わりまで残りあと1日みたいなカウントダウン状態なんじゃないでしょうか そのカウントダウンが終わってしまったら、綾瀬川の心はどうしようもなくぶっ壊れて もう鬱になるくらいしかどうしようもないんやな(えー 「次はU15で…てかもしかしたら同じ高校とか、オレまた綾瀬川と同じチームで野球できたらいいよな」 ってそんな中、スッと綾瀬川のそばにやってきて「また同じチームで野球やれたらいいな」と語る奈津緒! 奈津緒お前まさか綾瀬川を鬱から救う気か?(えー いや割とマジで奈津緒のこの一言は綾瀬川にとって相当デカイんじゃないでしょうか 「もうこのチームは終わるんだ…みんなとは敵同士になるしかないんだ…」って沈んでいるところに 「U15とか高校とか、また綾瀬川の味方になって野球やりたいな」って言ってくれたわけだから 絶望に沈んでいた中に差し込んできた一筋の光明というか、また一緒にやりたいよなって未来への希望を持たせてくれたわけだから この奈津緒の一言は綾瀬川にとっては超ファインプレーだと思いますよ 奈津緒お前ってやつは試合だと存在感ないのに日常だと見せ場あるよな!(えー いやマジで奈津緒って試合の中での描写まるっきりなかったから 日常で綾瀬川への影響がこれだけ大きいキャラになってるのびっくりするわ そして奈津緒の他にも、騒がしい仲間たちが笑顔でカップ麺を取り合う姿を見て |