アニメ感想:ウマ娘プリティーダービー Season 3 第1話「憧れた景色」

さて今期の秋アニメがいよいよスタートしたわけですが、その中で俺が注目している作品といえば
もちろんこのウマ娘アニメ3期ですよ!!
1期の主人公はスペシャルウィーク、2期の主人公はトウカイテイオーでしたが
3期の主人公に選ばれたのはキタサンブラックですね。

キタサンブラックはなんと言っても馬主が北島三郎なことで有名な馬で、
競馬に興味がなかった当時の俺でも、たびたびニュースを耳にして
「なんだか北島三郎の馬が凄いらしい」ってことを知ってたぐらいには有名でしたね

そして今回のアニメの内容としては、まさしくそのキタサンブラックが走っていた頃の
2015年の競馬をモデルにしたストーリーとなっております
そんなわけで本編を見ていくと…

《さあ各ウマ娘が第3コーナーへと差しかかる!皐月賞は誰が勝ち取るのか!?》

「絶対獲る!ひとつも負けないでここまで来たんだ!テイオーさんみたいに…この皐月賞を!」

まず最初のシーンではキタサンブラック達が皐月賞のレースを走っている場面から始まってますね
皐月賞といえば、クラシック三冠のうち第一のGIレース。デビューして間もないウマ娘達がなんとしても勝ちたい大きなレースです
そのことはキタサンブラックも自覚しているようで、「絶対獲る!」と気合十分で先頭付近を走ってますね
それにキタサンブラックは、皐月賞までのレースをデビューから3戦すべて勝っており、ここまでの実績もかなり順調に積んできたようですが…

《外からドゥラメンテ!?なんと外からドゥラメンテ!!》

「えっ!?」

ドドドドドドドドドド!!

《これほどまでに強いのか!?これほどまでに強いのかドゥラメンテーッ!!》

ってドゥラメンテキター!!
キタサンブラックが先頭で粘っていたその時、後方から信じられないほどの加速でブチ抜いてしまったウマ娘!
その名もドゥラメンテ!!実馬の名前そのままで堂々と登場ですよ!!

ドゥラメンテが出てくるのかどうかは、アニメの放送前からファンの間ですごく話題となってまして…
なにしろドゥラメンテは今までウマ娘化のニュースが流れたことがなく、
ゲームの方でもドゥラメンテは出てこれてなくて
代わりに「ブリュスクマン」ってキャラが出てきてたくらいですからね



そんな風に、ゲームでも出てない、そしてウマ娘化のニュースもまったくないという状態だったので
「どうせ許可が取れてねーんだよ。ドゥラメンテが出てくるわけねーよ」と冷めたコメントが飛び交うような状態だったわけですが
そんな中でアッと驚くドゥラメンテ登場をやってのけたのは、ウマ娘運営の大仕掛けが炸裂したなって思いましたね

それと今回のレース、ドゥラメンテがすごいのは単に勝ったってことじゃなくて、
最終コーナーを回った時点でドゥラメンテはまだ後方にいて
コーナー出口で外に吹っ飛ぶようなアクシデントに見舞われてしまったんですよね
これは実際のレースでも同じなので動画を貼っておきます



この時のドゥラメンテ、アクシデントでの吹っ飛び方がすごくて「うわっ!?」ってギョッとするくらい
よく転ばずに済んだなというくらいの危なっかしい状態だったんですが、そんな出来事があったにも関わらず
そこから凄まじい加速で全員ごぼう抜きにして気がつけば圧勝というとんでもない勝ち方をしたわけで
だからこその「これほどまでに強いのか!?ドゥラメンテ!!」なんですよね
アクシデントでの大幅ロスをものともしないような凄まじい強さ、それを見せつけての勝利だったので
このレースでドゥラメンテは世代最強の座に一気に躍り出たってわけですね



さてともかく、キタサンブラックにとっては苦い敗戦となってしまったわけですが、
気を取り直して次のレースに向けての特訓をすることになります
そう、次のレースというのは日本ダービーですね

クラシック三冠のうち第二のGIレースであり、ここで勝つことは最高の栄誉だとも言われるほどの特別なレースです
そのためキタサンの特訓もかなりの熱が入っており、ダービーでは必ず勝つというぐらいの意気込みを感じますが…

「いよいよ日本ダービーかぁ、どうなると思う?」

「やっぱドゥラメンテだろ、あの勝ち方は凄かった」

「才能の塊って感じだしなぁ、キタサンブラックは?」

「前回は惜しかったけど、ダービーはちょっと距離長くね?」

しかしそんな中、世間で注目されているのはドゥラメンテの方であり、
キタサンブラックはというと、「ダービーは距離長くね?」と不安視されているような状態でした
日本ダービーの距離は2400m、それを走り切るのはキタサンには厳しいと言われているわけですが、
なぜそんな風に言われているのかというと…



だいたいこいつのせいですね
そう、キタサンブラックといえばサクラバクシンオーの血を引いていることで有名であり
サクラバクシンオーは1200mなどの短距離で活躍していた馬なので
2400mといったらその倍の距離を走らなければならないわけですから
短距離の血筋のキタサンには長すぎる距離だと言われていたってことですね

競馬は特に血筋が重要視されてる競技ですから、
バクシンオーの血っていうのは当時のキタサンの評価に相当影響してたんだろうなぁと思います

そんな日本ダービー当日、キタサンブラックはなぜか自信に満ち溢れた様子でゲートインすることになります
その笑みはなんなんだキタサン!?ダービーに勝つ算段でもあるのか!?
ドゥラメンテもやはりダービーに参戦してきているので、ドゥラメンテを凌駕する走りを見せない限り、このレースには勝てないと思いますが…

「ダービーは最も運があるウマ娘が勝つ。エイシンフラッシュ、タニノギムレット、スペシャルウィーク…
 データ的には皐月賞で3着のウマ娘が勝つことが多い」

「どうした急に」

「今年の皐月賞3着が誰か知ってるか?キタサンブラックだ」

「なら行けるな…!」

って急に解説するオタクキター!!
こいつらは二期でおなじみだった急にレースの解説するオタクコンビ!お前ら三期にも出番あったんか!
そんな解説によれば、「皐月賞で3着」というのはダービーでなぜか勝ちやすいというジンクスがあり
まさに皐月賞で3着を取っていたキタサンブラックには、このダービーで勝てるような運が向いてきていると…

《キタサンブラック二番手!ドゥラメンテは中団!
 さあ第4コーナーのカーブ!キタサンブラック、先頭に並びかける!》

そしてレースが進み、キタサンブラックの様子は二番手につけながら勝負どころで先頭へ並びかけるという
奮闘ぶりを見せることに!いけるのか!?いけるのかキタサン!?ドゥラメンテが上がってこないうちに逃げ切れるのか!?
しかしキタサンの表情を見てみると、先頭に迫っている時点でもう相当苦しそうです
これは…スタミナが最後まで持つのか分からないぐらい苦しそうに見えますが…

《来たか来たかドゥラメンテか!残り200!》

あー来ちまったー!!
そんな中、快速を飛ばして一気に順位を上げてきたのはやはりドゥラメンテ!
今度もまた驚異的な加速で大勢のウマ娘をグングン抜き去り、あっという間に先頭に立ってしまうことに!
おお…キタサンの粘りが一瞬にしてひっくり返されてしまうとは…

《ドゥラメンテ先頭!ドゥラメンテ先頭!ドゥラメンテ先頭!ドゥラメンテ先頭!》

そして実況がドゥラメンテ先頭と連呼する間に、キタサンブラックはと言うと他のウマ娘たちにも次々と抜かれてしまいます
こ、これは…完全にスタミナ切れや!あかんかったんや!やっぱりバクシンオーの血じゃあかんかったんや!(えー
やはり1200mぐらいの距離が適正だったのかキタサンよ…ゴール前で沈んでいく姿を見るのはあまりにも忍びないぜ

《ドゥラメンテ!!二冠達成ーーーっ!!》

そんな沈みゆくキタサンを尻目に、今度もまた圧勝で終わらせてしまったドゥラメンテ!
強すぎる…まさに怪物や…一方のキタサンブラックは14着でのゴールであり、
もはやドゥラメンテにはまったく歯が立たないってぐらいの格付けをされたレースになってしまったな…

というかウマ娘におけるキタサンブラックは、
トウカイテイオーを尊敬してるっていうのがさらに残酷ですよね
というのもですよ、トウカイテイオーってアニメの二期1話において皐月賞とダービーの両方とも勝つっていう成果を残したわけで
だから今回のキタサンも「テイオーさんみたいに勝つんだ!」って言ってたんですよね

しかしながら、キタサンは皐月賞でもダービーでも勝てず、特にダービーでは大惨敗ということになってしまったわけで
「テイオーさんのように勝ちたい」って気持ちは粉々に打ち砕かれてしまったわけですよね
さらに言うなら、皐月賞とダービーの両方とも勝つっていう成果を出したのはドゥラメンテの方だったわけで
キタサンの目指していた「テイオーさんのように勝つウマ娘」っていうのは
自分じゃなくてドゥラメンテだったってことをまざまざと見せつけられたわけですよね
これはもうキタサンのプライドが粉々になった第1話ですよ。2話以降で這い上がっていくストーリーに期待ですね

あとは細かいネタをいくつか。キタサンの部屋に飾られていたトウカイテイオーのポスターですが
これは実際のトウカイテイオーのポスターを模したものですね
「帝王は、皇帝を超えたか。」って文字も特徴的なわけですが、アニメの方では
「帝王は、皇帝を超えたのか。」って文字になってて
なんでそこ一文字増やす必要あったのっていうのが不思議でしたが…(えー

それとこの場面、タイキシャトルとメイショウドトウが一緒にいて、ドトウが猫を抱えたりヤギに囲まれたりしているシーンですが
これは競走馬を引退した後にのんびりと暮らしているノーザンレイクでの光景ですよね
特に猫に関しては「メトさん」という名前が有名で、ドトウと一緒に今も暮らしている様子が見られるようになってますね

タイキシャトルもドトウと仲良しで、穏やかな引退生活を送っていたんですが
今から1年ほど前に寿命で亡くなってしまったんですよね。あれは俺もショックだったなあ…
そんなタイキシャトルが、アニメの中では元気でメイショウドトウと一緒にいるっていうのを見ると
ちょっとこみ上げてくるものがありますよね…

このへんは1期、2期に登場したキャラクター達ですね。一通りみんな再登場してるみたいで
特にサイレンススズカは海外留学してたのが日本に戻ってきてますね
ふーむ、わざわざ帰国させたのは、キタサン絡みで何か関わったりするんだろうか?
パッと思いつくのは、武豊の乗っていた逃げ馬ってところがキタサンブラックと共通してますが…

あと個人的に思ったのが、右上の画像でのウオッカがなんか可愛い。
ウオッカって少年みたいなキャラだけど、ふとした拍子になんか可愛く見えることあるんだよな…
それにウオッカってもともとメスだしな。ウオッカが可愛い分には何も問題ないんや!(えー

あと可愛いといえばサトノダイヤモンドはさすがの存在感でしたね。
サトノダイヤモンドって見た目的にすげー人気あるんだよな…
ウマ娘をあまり知らない人に「どのキャラが一番可愛いと思う?」って聞くと
だいたいサトノダイヤモンドって言うくらいには外見の人気メチャメチャ高いと思います
もともとオスなのにな…(えー  なんか実際の馬を知っちゃうと性別が気になっちゃっていかんな

それとサトノダイヤモンドは、ウマ娘だとキタサンブラックと仲良しコンビで有名なので、レースも一緒に走るもんだと思われてそうですが
実はキタサンブラックよりも1歳下の馬なので、後輩だからレースに出たりするのはキタサンより1年遅いことになるんですよね
これ結構ウマ娘から知った人はビックリする話だと思います
「えっ同い年じゃなかったの!?」っていう。めちゃめちゃ対等な幼なじみ感あったから、実は年齢差があるって聞くとびびるよな



あと個人的にはドゥラメンテも結構気に入りましたね。
キリッとした感じと可愛さがうまく合わさってるような感じで。
というかドゥラメンテはゲーム版のイラストがさらに好みでやばいっすわ



これがゲーム版のドゥラメンテなわけですが、いやもう顔も体型も好みすぎてやばいね
こんなんガチャ実装されたら速攻でぶん回すわ!
バスト89あるのが最高や!
結局巨乳が最高なんだよ巨乳がよぉ!(えー
あと見てて思うのがなんかすごいTonyっぽい雰囲気の顔してないですか!?
なんか顔を見てるとTonyを連想するんだが!?イラストを見比べてみたら、釣り上がった目の描き方とかが似てるのか?



もしかしてあれだろうか、ドゥラメンテといえばトニービンの血筋でもあるから
トニービンなだけにTonyっぽい顔にしたとかそういう…(えー  それでは次回に続く!


アニメ感想:ウマ娘プリティーダービー Season 3 第2話「スタートライン」

さてウマ娘3期2話目の感想ですが、今回の話はキタサンブラックが見るからに落ち込んでる内容となってましたね
原因はやはり前回ラストの日本ダービーでの大敗、さらに負けたことだけでなく、
鮮やかに勝利したドゥラメンテの姿がトウカイテイオーとダブって見えてしまったことが理由のようです

おお、俺の感想でも前回書いてましたが、トウカイテイオーと同じ立場に立ったのはドゥラメンテの方であり
キタサンブラックはそこに並べず負けるという立場になってしまったため、余計に落ち込んでしまっているようです

「…なれなかったなぁ…」

そして寂しそうにぽつりとつぶやくキタサンブラック。
自分は憧れのテイオーのようにはなれなかった、追いかけてきた夢が叶うことはなかったという
挫折感をひたすらに味わって気持ちが落ちていく一方のようですね…

《緊急ニュースをお伝えします。今年の二冠ウマ娘のドゥラメンテが、骨折していたことが分かりました》

「え…!?骨折…!?」

《三冠が期待されていましたが、菊花賞への出走は絶望的とのことです》

そんな中、誰も予想だにしなかった緊急ニュースが入ってくることに!
これまで無敵の強さで勝ちまくっていたドゥラメンテがなんと骨折してしまい
休養を余儀なくされて、次のGIである菊花賞への出走は見送ることになったと…

こ、これは…皐月賞、日本ダービーを勝ってから骨折し、菊花賞を休むことになるっていうのは…
まさにトウカイテイオーの辿った道のりじゃないですか!!
完全にテイオーそのものや!!ただでさえテイオーそっくりだと思っていたら、骨折するところまで同じとは…



「わたしテイオーのこと思い出しちゃった…」

「わかる!可哀想だよねドゥラメンテ」

「…」

ってああ、そう思っているのは俺だけではなく、道ゆく人までもが
「ドゥラメンテってテイオーにそっくりだよね」と語ることに!
そういった話が嫌でもキタサンの耳に入ってきてしまい、ますますキタサンの感情はぐちゃぐちゃになっていくことに…

「ああああああ…!!うわあああああああああ!!」

あああああキタサンがああああああ!!
もはや完全に自分の気持ちを整理できなくなってしまい、感情に押し流されて号泣してしまうキタサン!
えらいことになってしまった…ここまでボロ泣きしてしまってるキタサンをどうすればいいのか…

「おーい。どうかした?」

「ナ…ナイスネイチャさん…」

おいっすーナイスネイチャでーすってここでナイスネイチャ登場!
どうやらキタサンの様子を見かねて声をかけてくれたようですが
それにしてもこのエロいアイキャッチはなんなんだよ!(えー
シリアスな場面でいきなりこんなアイキャッチ出てきたからビックリしたわ!

「菊花賞のこと?」

「…」

「言いたいことがあったら吐き出しちゃったら?ネイチャさんでよければ聞くよ」

 

そしてキタサンに笑顔で話しかけ、溜め込んでいるものをここで吐き出しちゃいなさいと語るネイチャ。
うーむネイチャ可愛い。ほとんど初対面でもこれだけ優しくしてくれるとか、あっという間に惚れちまうよ
というかネイチャの髪の毛、真横から見た時のモフモフ具合すごいな(えー



「…あこがれだったんです…私、ずっとテイオーさんみたいになりたくて…
 でも無理でした…わかっちゃったんです、テイオーさんみたいなのはドゥラメンテさんの方なんだって…
 皐月賞もダービーも勝って、みんなを夢中にさせる凄い走りをして…
 骨折のニュースでもみんな本当に残念がって…そんなとこまでテイオーさんと一緒なんだって…
 ケガして辛いのは分かってるのに…私、それだけでもサイテーなのに…
 ドゥラメンテさんがいないなら、菊花賞で勝てるかもって…そんなことまで考えて…
 私なんかがなれるはずなかったんです…!テイオーさんみたいにキラキラしたスターには…!」

そして自分の抱えていた気持ちを、すべてネイチャの前で口にするキタサン。
ドゥラメンテに対する嫉妬、自分なんかじゃ憧れには届かないという挫折、
さらにドゥラメンテがいないなら、菊花賞はもしかして勝てるんじゃないかという打算、
そういう汚い感情が自分の中に湧いてきたことがどうしようもなく嫌になってしまい、
ひたすら自己嫌悪に陥って号泣してしまったようです。この話をしながらもまたボロボロ泣いちゃってますね
まあなんだ…人はしょせん汚い生き物だからな!そういうのはしょうがないんだよ!(えー



「それすっごいわかるなぁ…私もさ、あこがれてたんだ。テイオーに」

「え…?」

そんな中、自分もテイオーにあこがれていたと語り出したネイチャ。
そう、ネイチャっていうのはテイオーと同期のウマ娘ですからね
まさにテイオーと一緒に走って負けて、「あいつにはかなわない」って嫉妬を抱えてきたという
ドゥラメンテに負けて嫉妬しているキタサンと同じ立場で過ごしてきたわけで…

「テイオーはさ、生まれながらのスターってやつ?キラキラしててまっすぐで、めっちゃ強くて…
 そんなテイオーがダービーの後に骨折して…こんな私にもチャンスがあるかもって考えちゃったんだよね。
 だって勝ちたいんだもん。でも、そんなこと考えてすぐにダサダサな自分が情けなくなって…」

「ネイチャさん…」

「悔しいよね。テイオーとかドゥラメンテとか、キラキラしてる子たちばっかり語られて、
 あいつが菊花賞に出てれば三冠は確実だったとか…ふざけんなって思った。
 私を見ろって、絶対勝ってやるって、テイオーが出ていればなんて言わせないって思って走ったよ。
 ずるくて弱くてカッコ悪くても」

そして、テイオーが骨折で不在となり、菊花賞で勝てるかもと考えたことまで一緒だと語るネイチャ。
実際に出走した菊花賞では、自分を見ろという意地でひたすらに泥臭く走ったと言ってますね
このへんはアニメ二期を見ていればめちゃめちゃ実感できると思います
二期の菊花賞はまさにネイチャ達の意地のレースだったからなあ

そんなネイチャの話を聞いたキタサンは、気持ちを新たにして菊花賞へと挑むことになります
おおう、早くも菊花賞の日がやってきてしまうとは…
菊花賞といえば3000mもの距離を走る非常に長いレースですが、
短距離の血統で2400mのダービーでは大敗したキタサンが果たしてこの距離を走り切れるのか…?

「菊花賞ではもっとも強いウマ娘が勝つと言われている。なぜだかわかるか?」

「どうした急に」

「スピードとスタミナを兼ね備え、二度の坂越えと3000mの長丁場を克服しなければ勝利することはできないからだ」

って急に解説するオタクキター!!
今度もやっぱりいたのかお前ら!菊花賞の特徴と勝てるウマ娘の傾向を語っていますが
スピードとスタミナが求められるタフなレースであり、どちらかが欠けていれば勝てないみたいなことを言ってますね
ちょっと待ってください、それって短距離血統のキタサンじゃスタミナ足りなくて無理ってことじゃないですか!?
あかんかったんや!やっぱりバクシンオーの血統じゃあかんかったんや!(えー



「キラキラできなくてもいい…!!私は私…!!私はキタサンブラックだ!!」

《第4コーナーを回って最後の直線に入った!各ウマ娘ラストスパート!》

「ここだああああああああ!!」

《最内を通ってキタサンブラックが迫ってくる!キタサンブラック上がってきた!》

って、そんな菊花賞がレース終盤となった頃、内側の隙間を縫うようにしてグングンと上がっていくキタサン!
そうとう長い距離を走ったというのに、まだ上がるだけのスタミナがあったのかキタサン!?一体どういうこと!?
バクシンオーの血でも3000mいけるんですか!?

《真ん中からはゲンジツスティール!!真ん中からゲンジツスティール!!》

「くううううっ…!!」

「いけえええええ!!」

「ああああああああ!!!」



《キタサンブラック先頭!祭りだ!祭りだ!キタサン祭りだああああああ!!》

最後までいったー!!
ゴール前でゲンジツスティールとの壮絶な競り合いを制し、ついに菊花賞で勝利するキタサン!
この実況の「真ん中からゲンジツスティール!」「祭りだキタサン祭りだ!!」っていうのは
実際の菊花賞で言われていた実況を元にしていますね



ゲンジツスティールに関しては、実際の名前はリアルスティールなんですけど
まあすべての馬をそのままウマ娘にはできないみたいだから、一部名前が違うのはしょうがないということで。
ゲンジツスティールちゃんの見た目可愛いし許すとしようや!(えー

それとキタサンが3000mもの距離を走りきれた理由については、
当時の北島三郎をはじめとするキタサン陣営が語っており
「ダービーを走り終えた後、キタサンブラックはさほど息の上がった様子がなく、これなら長距離もいけると思った。
 バクシンオーの血統では長距離なんて無理だと言われたが、わかってねえなと思っていたよ」
とのことだそうです。フ…どうやら俺は全然わかっていなかったようだ…(えー

2話の感想はこんなところですが、今回OPやEDにも色々と語りたい部分があったので
それはまた後日に書きたいと思います


アニメ感想:ウマ娘プリティーダービー Season 3 OP、ED
 

さてそれでは、この間の感想で書けなかったウマ娘三期のOP、EDについて語っていきます
まずはOPのこの画像なんですが、今まで見たことのないウマ娘2人が映ってますね
この2人は一体!?モデルになってる馬がいるはずですが一体誰なのかというと、
俺にはまったく見当もつかねーぜ!!(えー

やっぱ見た目だけで馬を判断するには俺はまだまだだな…
なので、ネットの有識者たちがなんと言ってるか見てきたら
ヴィルシーナとヴィブロスなんじゃないかと言われてますね

ヴィルシーナとヴィブロス…その名前を聞いたら俺でもピンとくるものがありますよ
この2頭っていうのはつまり佐々木主浩の馬ってことですよね
佐々木主浩の馬といえば、すでにシュヴァルグランがウマ娘化してるわけですが



このシュヴァルグランに続いて、ヴィルシーナとヴィブロスもやってきたってことでしょうか
なんでそんなに佐々木の馬ばっかりウマ娘化してんねんと思うかもしれませんが、
この3頭、みんなGI勝っててめっちゃ強いですからね
それぐらい実績十分なこともあってウマ娘化されてるんじゃないでしょうか

ちなみに、みんな名前にヴがついてるのは、
佐々木の奥さんが「ヴのついてる馬は強そう」と言い出して
試しにそうしてみたら実際に強かったからと言われてますね



さて、次にOPで俺が気になる場面はこれです
コパノリッキー、ホッコータルマエ、ワンダーアキュートの3人が揃っていて
みんなダートで活躍したことからダート3人組とよく言われてるメンバーですね

そんなダート3人組なんですが、今キタサンブラックの走ってる2015年には
3人とも現役でレースに出てるんですよね
芝とダートという違いはあるものの、レースで活躍している最中だったということなら
この3人にも何かしらの出番があるってことなのか…?

それにですよ、この3人についての話題といえば、2015年のレースという以外にも
これからの時期、大井競馬場で行われる
東京メガイルミのコラボにも登場しているんですよね

 

そんなコラボが行われる大井競馬場はダートの競馬場、
そしてコラボ時期は11月からということで、アニメの放送時期とも被ってますからね
つまり、このコラボの宣伝も兼ねてダート3人組がアニメ本編で登場するっていうのも
有り得るんじゃないかなと…俺はそう睨んでますが果たしてどうでしょうか

あとOPで気になったのはこの場面ですね。
トーセンジョーダンに対してキックでおどかすゴールドシップのシーン。
これに関しては史実で有名なエピソードがあって、
トーセンジョーダンを見かけるとゴールドシップは必ず蹴りに行っていたってやつですね
実際の馬はトーセンジョーダンの方が年上なんですが、それを蹴りに行くってゴールドシップはよっぽど強気な馬だったんですね…

それとトーセンジョーダンはゲームだとおなじみのキャラですが、
アニメだとこれが初登場なんじゃないかな?
けっこう好きなキャラなんで、アニメ本編でも何かしら出番が欲しいところですねえ

さて、OPの話題はこのへんにして、次はEDの話について。
EDで気になったことといえば、ひたすらにチアガール軍団が可愛かったことぐらいかな…(えー
いや実際、このチアガール絵は相当可愛かったですよ
特にメジロマックイーンがアップになった場面とか

マックイーン…お前こんなに美少女だったのか…って気持ちになったしな(えー
あとウオッカとかも可愛かったなー、前回の感想でも書いたけど、ウオッカって妙に可愛く見える瞬間があるんだよな…
あとテイオーとかも、普段は子供っぽいところあるのに、チアガール姿だとずいぶん可愛く見えたり
あとキタサンブラックも、主役の正統派な可愛さって感じで良かったしな…
つまりみんな可愛いってことなんだよこのEDは!
良いEDを作ったもんだぜまったく…まあここに並んでるメンバー達っていうのは
ほとんどが元々オスなんだけどな…(えー  次回に続く!


どうもこんにちは、今日は最初にちょいと競馬の話をしようかと思います
というのも、GIレースの菊花賞がもう目前となっているわけですが、
その菊花賞に出走するメンバーがすごいことになっているんですよ

1番人気・ソールオリエンス
2番人気・タスティエーラ
3番人気・サトノグランツ
4番人気・ドゥレッツァ

というのがそれなんですが、これの何がすごいのかと言うと
ソールオリエンスはキタサンブラックの息子、タスティエーラはサトノクラウンの息子
サトノグランツはサトノダイヤモンドの息子、ドゥレッツァはドゥラメンテの息子なんですよ

そう、ちょうど今のウマ娘三期で登場しているキャラ達の息子なんですよ!!
それが1番人気から4番人気までにズラリと並んで、菊花賞で激突するというね
すごい偶然だよな本当に…ここまで綺麗に親世代と子世代がみんな並んで
アニメと現実でいっぺんに親子に渡るレース対決を見届けることができるっていう。

さらに菊花賞の後も、ジャパンカップでは
現役最強をかけてイクイノックスとリバティアイランドが激突するというね
イクイノックスはキタサンブラックの子、リバティアイランドはドゥラメンテの子なので
ここでもまた親子対決が繰り広がられるわけです

このタイミングでアニメ化したのほんとすごいよな…
現実がキタサンブラックの子、ドゥラメンテの子の話題でもちきりな中で
アニメではキタサンブラックとドゥラメンテの対決が描かれるっていう。
現実とアニメで盛り上がりがリンクする最高のタイミングでのアニメ化だと思うわ



アニメ感想:ウマ娘プリティーダービー Season 3 第3話「夢は終わらない」

さてウマ娘三期3話の感想ですが、今回の話は1話まるまるゴルシ回となってましたね
ゴルシの何がそんなに描写された回かというと、これまでレース界の暴れん坊として活躍してきたゴルシも
だんだんと体の衰えを感じて引退することを決意したという…

「ゴルシさん!ラストランって本当なんですか!?」

「ああ」

「そんな…」

「最後尾からグーッと上がってまとめてぶっちぎる。それがアタシのレースだった…
 なのにいつからか、まくり切れなくなってきた…」



そしてキタサンの前で、自らの衰えについて語るゴルシ。以前なら最後尾からでも全員ごぼう抜きにするほどの力を持っていたのが
最近はそこまでの力がもう湧いてこず、勝てないレースが続いてしまっていると…
それもそのはず、この時のゴルシってもう4年以上も現役を続けてる立場でしたからね

馬の全盛期というのは短いもので、1年や2年で全盛期を終えて引退してしまう馬というのも多い中
4年以上も現役で戦い続けてきたというのは驚異としか言いようがありません
すでに十分すぎるほど戦った末の衰えであり、そのことを受け入れて幕を引く時がやってきたとしか…

「だから…だからラストランなんですか!?」

「そういうこった…シケたツラしてんじゃねーよ。アタシの夢はまだ終わってねー。
 前々回の有馬は"暴君"に、前回は"貴婦人"に持っていかれたからな。
 今度の有馬はアタシが獲って、有終の美ってヤツだ」

そんな中、引退レースに決めた有馬記念で、最後の力を出し切って勝つと語るゴルシ。
ゴルシにとっての有馬は、今まで"暴君"や"貴婦人"に負けた借りがあるからそれも返したいと…
ちなみに、暴君と貴婦人っていうのが一体誰かというと
暴君はオルフェーヴル、貴婦人はジェンティルドンナのことですね

オルフェーヴルというのは、ゴルシよりも1歳年上でオスの三冠をすべて勝った馬、
ジェンティルドンナというのは、ゴルシと同い年でメスの三冠をすべて勝った馬なので
要するにどっちもゴルシと歳が近くてめちゃめちゃ強い馬ってことですね

それだけにゴルシとしても相当意識してるようで、ライバルとして「あいつらには負けたくねー」と思っているようです
ただ、オルフェーヴルもジェンティルドンナもこの時すでに引退しているので、直接は戦えないから
「せめてあいつらに負けた有馬で勝つ」っていう気構えで挑みたいってことか

さあそして、ついにゴルシ引退レースとなる有馬記念の日がやってくることに。
レーススタート直後、じりじりと最後尾に下がっていくゴルシですが、まだあわてるような時間じゃない
さっきゴルシ自身も言ってましたが、最後尾でレースを進めて後半からグイグイ上がっていくのがゴルシのスタイルですからね
この引退レースでも自分の流儀を最後まで貫くということでしょう

「ゴールドシップのラストランか…」

「夢のグランプリ、この有馬記念は数々の名ドラマが生まれた檜舞台」

「現役最強を見せつけたシンボリルドルフ、世代交代を果たしたマンハッタンカフェ」

「そしてラストランで驚異の復活を果たしたオグリキャップ」

「同じ芦毛のウマ娘として、やはり期待してしまうな…ゴールドシップの復活を」

って誰やお前ら!?
ゴルシの走りを見守りながら、「オグリのような復活を期待してしまう」と語る謎の男女がいきなり登場!
いつもだったらレースオタクの2人が喋るところですが、なぜ今回は別の2人がしゃべることになったのか…

一説によるとこの2人、男の方はオルフェーヴル、女の方はジェンティルドンナをイメージしたキャラなんじゃないかと言われてますね
ふむ…この2人はウマ娘として登場する予定がないから、こうして人間のキャラとして今回登場させたってことだろうか
それにしても、「オグリキャップのように引退レースの有馬記念で大勝利してほしい」って
お前それシンデレラグレイでまだ描いてないから!ネタバレやめろや!(えー

俺がシングレの感想書く時は、オグリの引退レースのことはネタバレになっちゃうかなーと思って
なるべく今まで喋らないようにしてたのに!
なんの躊躇もなくベラベラ喋りやがってこのスカタン野郎がぁ!(えー

「おおおおおおお!!」

《ここでゴールドシップが動き出す!!グングン動いて一気にまくりを見せる!!》

ってそんな中、期待に応えて猛烈な加速で一気に前へと上がっていくゴルシ!
すでにレースは後半、ゴルシが勝負に出るには絶好のタイミング、
この動きで先頭グループを捉え、最後の直線で突き放すというのがゴルシの必勝パターンです
そしてこの有馬でも、狙い通りに先頭グループのすぐ後ろまで上がってくるゴルシ!
いけるのか!?いけるのかゴルシ!?このまま必勝パターンで勝ちきれるのか!?

「はあ…!!はあ…!!はあ…!!ぐ…うううう…!!」

《ああ…!?伸びない…!ゴールドシップ伸びない!?》

ああしかし、必勝パターンの形には持ち込んだものの、最後の直線での伸びが足りずに順位を下げてしまうゴルシ!
全盛期の力さえあれば、ここから勝ち確定の展開へと持っていけたはずが…
しかし、今のゴルシにはもうその力はないという、なんとも物悲しいレース展開となってしまいます
そう、これがゴールドシップのラストラン。
今の自分にやれることをやり切って、必勝パターンに持ち込むまでの流れをしっかり作ったものの
そこから勝ち切るだけの力が残っておらず、「そうか…今のゴルシはもう…」と観客たちも実感するという
そんなレースとなったわけです。ゴルシはもうこれ以上戦うことはできない、引退する時が来たんだ…とまさしく感じる引退レースだったわけですね…

《ゴールドシップ、ラストランは8着に終わりました!》

そしてレースを終え、8着で終わったことに寂しそうな表情を浮かべるゴルシ。
自分のレースはこれで終わりということに加えて、もう以前のような力は出せないということも実感したわけですからな…
さすがのゴルシも一抹の寂しさを感じてしまうのが当然か…

「ゴルシさん…」

「だから…シケたツラしてんじゃねーよ。まだ終わってねー」



そんな中、キタサンも悲しそうな表情を浮かべていましたが、ゴルシは「まだ終わってねー」と言い出すことになります
さっきもゴルシは同じことを言っていましたが…あの時はまだ有馬の引退レースが残ってるっていう意味で「まだ終わってねー」と言ってましたよね
そんな有馬が終わってしまった今、何が残ってるということをゴルシは言いたいのか…



「待ってろよ!オルフェーヴル!!ジェンティルドンナ!!
 ドリームトロフィーリーグで借りは必ず返す!!アタシの夢に終わりはねえ!!」

って名指しキターー!!
なんとオルフェーヴル&ジェンティルドンナを追っかけて今後も戦うことを宣言するゴルシ!!
さっきは"暴君"とか"貴婦人"とか名前を濁してたのが、まさか直接こうして呼ぶとは!?
てっきりウマ娘化はできないものかと思ってましたが可能なのか!?
オルフェーヴルやジェンティルドンナもそのうちウマ娘として現れるのか!?

いやはや驚きの展開となりましたね…それと知らない人に説明しておくと、
ドリームトロフィーリーグっていうのは引退したウマ娘たちが参加するリーグのことですね
ウマ娘は引退すると言っても完全に走るのをやめるわけではなく、ドリームトロフィーリーグへの移籍っていう形で
まだ戦う舞台は残されているって設定になっているので…そこで因縁のライバル達ともう一度戦いたいってことなんでしょう

・こんにちは。システム変更後初のコメントです。ウマ娘3期3話でゴールドシップの引退が描かれたと思いきや、最後に爆弾置いてきてビックリしました。
 新たにコミカライズも始まり、終わりなき旅は続くのでしょうね。

そんな今回の内容に関して、「引退かと思いきや爆弾を置いてきてビックリした」とのコメントが来てますね
ちなみにこの人が俺のマシュマロで初めてのコメントです
マシュマロ置いてみたけど、なぜかみんなWEB拍手の方から送ってくるんだよな…
まあ別にどっちでもいいんだけど、しばらくマシュマロとWEB拍手両方置いて様子を見るか

それと「新たにコミカライズも始まる」ってことも書いてますが、これってあれですよね
コロコロコミックで始まる新連載のことですよね



なんと、ゴルシを主役とした漫画がコロコロで連載決定というとんでもないニュースであり
こんな形でもゴルシは活躍することになるという…まさにゴルシの夢に終わりはないんやな
一体どんな漫画になるのかまだ内容は不明ですが、今後の情報に注目したいですね。次回に続く!


アニメ感想:ウマ娘プリティーダービー Season 3 第4話「あたしだけの輝き」

「うわーんネイチャ先生ーー!!」

「ま、またなのーー!?」

さてウマ娘三期4話目の感想ですが、今回の話はまたもキタサンがネイチャに泣きつきに行く場面から始まってますね
ネイチャも言ってますがまた行っとんのかい!ここんとこ毎回ネイチャのとこ行ってんな!?
まさかキタサンがこんなにもネイチャを慕って何度も会いに行く仲になるとは、三期が始まる前は誰も予想してなかっただろうなあ

「え、勝てない?」

「はい…昨日の大阪杯なんですけどクビ差で負けちゃいまして…
 有馬記念の時も4分の3バ身で負けちゃって、あと一歩が粘れなくって…」

そんなキタサンが悩んでいる理由とは、このところのレースでいまいち勝ちきれないということでした
産経大阪杯ではわずかに及ばず2着、有馬記念でもわずかに及ばず3着、
あと少しで1着なのに、終わってみれば2着3着になってしまうということに悩んでいるようで…

なるほど…でもそれはネイチャに相談したところで正直アカンのでは…?(えー
ナイスネイチャといえば2着3着をひたすら取りまくったことで有名な馬ですよ!
それに対して「2着3着から1着になるにはどうすれば…」って相談しにこられても
「そんなもん私のほうが聞きたいわ…」ってなるやろがい!



実際ネイチャの成績これやで!?
この2着と3着のオンパレードで相談しに来られても困るやろ!?
有馬記念も日経新春杯も阪神大賞典も産経大阪杯も毎日王冠も、さらにその後の有馬記念も産経大阪杯も…

って…ん?いや待てよ、有馬記念と産経大阪杯…あれこれって…
有馬記念と産経大阪杯、これってキタサンブラックと同じ成績取ってね!?



やっぱ同じだこれーー!!どっちとも有馬記念3着、産経大阪杯2着だわ!!
そういうこと!?今回キタサンがネイチャに相談に来た展開はそういうことなのか!?
まったく同じレースでまったく同じ順位を経験した者同士だから、同じ気持ちを分かち合えるっていう意味が隠されていたと!?
そ…そういうことかあああああああ!!
やたらキタちゃんがネイチャに相談しにくるのってそういうことか!!こんなところでも似てる部分があったんやな…

「うわあああああどいてえええええ!!」

「えっ!?」

ドガアアアアン!!

「び、びっくりした…」

「大丈夫か!?ケガはないか!?」

「あ、私はぜんぜん」

「ほ、本当になんともないの?」

「はい!わたし昔から体だけは丈夫なんですよ!病気もケガもしたことないし」

ってそんな中、思いっきり走ってきたダイタクヘリオス達と激突してしまったキタサンですが、
ケロッとした様子でケガも何もしていないという頑丈ぶりを見せつけることに…
これまでにも病気やケガに縁がなかったと言っていますが、これはキタサンブラックの有名な逸話ですよね

キタサンブラックはとにかく丈夫な馬だったようで、激しいレースを経験してもまったくケガをすることがなく、
競走生活の最後まで無事に走り抜いたっていう。これってなにげに凄いことで、競馬の世界で生きてる馬たちっていうのは
どこかでケガをしてしまうっていう事態を避けられないことが多く、長期休養に入ったり、復帰できず引退してしまったり、
とにかくケガの影響を受けてしまうってことが非常に多いですからね…だからケガをしない丈夫さっていうのは、競馬においてすごい長所だと思います

「その丈夫さって…トレーニングに活かせるんじゃない?
 他の子にはできないようなハードトレーニングができちゃったり…
 それでがんばれたら、勝てるようにもなるんじゃない?」

とその時、それだけ体が頑丈ならハードなトレーニングにも耐えられるんじゃないかと提案するネイチャ。
実際キタサンブラックはそういう方針で鍛えられたそうです
近年の競馬では、あまり馬にハードな訓練はしないっていう方針が一般的になってきてる中で
キタサンブラックは例外としてガンガンにハードに鍛えられたっていう。
それができたのも体の頑丈さがあってこそってわけですね

ちなみに、どんな風に鍛えられたのかというと、坂路トレーニングというのを何度も繰り返したそうです。
そんな坂路トレーニングで鍛えられた馬というと、キタサンブラック以外ではミホノブルボンが有名ですね。
ミホノブルボンは坂路の申し子と言われるほどに、坂路トレーニングをバリバリにやりまくったことで知られているので…

「今回のスペシャルコーチとして来てもらった、ミホノブルボンだ」

とか言ってたらミホノブルボン来たー!!
マジかこれー!!まさかキタサンを鍛えるコーチ役でミホノブルボンが登場とは!
坂路で鍛えまくった者として、キタサンに坂路トレーニングをビシバシ叩き込むための登場ってわけですか!

「頼まれたからには手は抜きません。それから、食事係をお願いするライスさんです」

「ライスだよ、おいしいご飯、がんばるね」

ってライスシャワーも!?意外なメンバーが続々とやってくるな!?
ま、まあライスシャワーはミホノブルボンと同期だから…ただ、こちらはコーチ役ではなく食事の世話をしてくれるそうですね
食事の世話ってライスだから!?ライスだからなのか!?(えー
今まで関わりなかったキタサンの食事作ってくれるって親切だなライス…

ただ、ライスシャワーとキタサンブラックって、
三冠レースのうち皐月賞とダービーは負けちゃったけど、菊花賞は勝ったっていう意味で共通点ありますよね
あとは天皇賞・春を得意としていて2度も勝ったことがあるって意味でも同じかと。やっぱりそういう共通点でも選んでるのかな

さてともかく、ブルボンコーチの指導のもと、これまでよりハードなトレーニングを開始したキタサン。
まずは山道ダッシュから。これがさっきから俺の言っていた坂路トレーニングでしょうかね
山道ダッシュが終わったら巨大タイヤ引き。これはウマ娘のゲームでおなじみなやつ!
根性トレーニングのレベル最大のメニューや!

いきなり容赦なくレベル最大のメニューをぶっぱなすとはさすがハードですねブルボンコーチ
さらに巨大タイヤ引きの後は、瓦割りのメニューを課すことに!これまたゲームでおなじみの
パワートレーニングのレベル最大のメニューや!

レベル最大に次ぐレベル最大かよ!いっさい手を緩める気がねえわこの人!
まさしくトレーニングの鬼や…そんなブルボンコーチが次に貸したメニューはなんと崖登りですよ
崖登り!?そんなものゲームのトレーニングにないが!?崖を登るという発想は一体どこから来たのか…
まさか…坂路!?(えー  坂路トレーニングの究極の形がこれなのか!?
坂が険しすぎて坂路どころか垂直な壁になっちゃってますが、つまりはこれが
坂路トレーニングのレベル最大ということなのか…(えー

そして日が暮れて夜になると、さすがにトレーニングからは解放され、温泉に入って体を休めるキタサン。
なんとも珍妙な施設の温泉に入ってますが、これってあれですよね
馬が休養する時に使う温泉施設ですよね。なるほど温泉に入るのも馬仕様になってるってわけか。

馬が温泉で体を休めるっていうのは、俺の知ってる限りだと
1980年代のオグリキャップから、2020年代のデアリングタクトまで
長い歴史の中でずっと行われてきた定番の方法ですよね

あとデアリングタクトが温泉に入ってる時に、
自分でインタビューに答えてるように見えるっていうネタ画像がすごい有名ですよね



「はあ…はあ…はあ…」

「意識が乱れていますよ、呼吸を整えて!」

「お…押忍…!」

「大丈夫なのか?」

「というと?」

「ここ数日、タイムがほとんど縮んでいない…疲労もあいまってモチベーションも落ちているように見える」

しかし、ブルボンのハードなトレーニングを何日も続けるうちに、
どんどん疲労が溜まってしまって、気力・体力ともに限界が近づいていたキタサン。
トレーナーからも心配されるようになり、キタサン自身も「正直もうきちぃわ…」と音を上げそうになっていましたが…

「あ…あれっ!?もしかして明日って…!」

とその時、明日に特別なイベントがあることに気がついたキタサン。
それが何かというと皐月賞ですよ。その皐月賞にはサトノダイヤモンドが出場するので、
キタサン的にはめちゃくちゃ気になるレースってわけですね

皐月賞といえば、このアニメの第1話でキタサン自身が出場してましたが
あれからもう1年経ったんやな!?
すげえ早く時間が進んでるな!?少し前にこのアニメ始まったと思ったらもう1年とは
ともかくサトノダイヤモンドはキタサンよりも1歳下の馬なので、キタサンから1年遅れで本格的にレースの世界に参戦したってわけですね



そんな皐月賞の開催に気づいたキタサンは、「こうしちゃいられねぇぜ!」といてもたってもいられなくなり
レースを見届けようと中山レース場まで走っていくことに。ただ道の看板を見てみると、中山レース場までの距離は
なんと180キロと書かれてますね。180キロだとぉ!?いくらなんでも遠すぎるやろがい!
連日のハードトレーニングで疲労まみれになっている中、さらに180キロの道をずっと走っていくとか
死ぬ気かキタサン!?レース場にたどり着く前に途中でのたれ死ぬで!?

そんなキタサンがひたすらに180キロの道のりを駆けていく途中、
なにやら農作業をしている意味深な女の人が登場することに。
この女の人は一体…?俺も最初見た時はワケが分かりませんでしたが、なんとその正体は…



農業やってる時のMachicoだこれー!!
なんじゃそりゃー!!どういうところからネタ拾ってきとんじゃい!!
Machicoといえばトウカイテイオーの声優なわけですが、実は農業にも精を出しており
自分のYouTubeチャンネルで農業動画をアップしたりしてるんですよね



そんなMachicoの農業ネタをここで持ってきたってわけかい!予想外すぎんだろこんなん!
さすがにこれはみんな気づかんやろと思って、「ちょっとツイッターで拡散したろ!」って投稿してみたところ
めちゃめちゃバズってビビりました



なんといいね2.4万まで伸びるというバズりっぷり。まさかこんなに反響あるとは!?
ついこないだ、「いいね1万以上のバズリとか経験したことない」って書いたと思ったら
いきなり呪術で4万以上バズってウマ娘で2万以上バズるとは…こんなことあるんか…

正直めちゃくちゃびっくりしてますよ。万馬券2回連発で当てたくらいの超豪運だなこれ
とりあえず、4話の感想はまだまだ続くので、今日のところは一旦このへんで。
ひとまずこのバズりの話までは書きたかったんだよ!(えー
本編の続きはまた近いうちに書くぜ!


アニメ感想:ウマ娘プリティーダービー Season 3 第4話「あたしだけの輝き」 つづき

さてそれではウマ娘三期4話のつづきを書いていきます
サトノダイヤモンドの皐月賞を見届けるために、中山レース場への道を走り続けたキタサンブラックですが
あれから無事に走りきって目的地へ到着したようです。おいおいおい180キロの道のりやぞ!?
疲労まみれの状態でもこの距離を走り切るとは、ウマ娘の身体能力はすさまじいな…

「はあ、はあ、ダイヤちゃんは!?」

《先頭はフォシューズ!外からサトノダイヤモンドも上がってきた!》

そんな皐月賞の様子は、すでにレース終盤へと突入しており、
サトノダイヤモンドもいい走りを見せていて、先頭を狙える位置につけていたようです。
あとは最後の攻防、うまく抜け出せれば勝ちを狙えそうですが…

ドガッ!!

「くっ!?」

とその時、大事な勝負どころで競り合っていたウマ娘と激突してしまったサトノダイヤモンド!
このアクシデントにより、わずかに伸びを欠いてしまったサトノダイヤモンドは
先頭には届かず3位に終わってしまったという…どうやらこのアクシデント、実際にあったことの再現のようですね

そしてサトノダイヤモンドを破って勝利したのは、1着ディーマジェスティ、2着マカヒキという馬です。
マカヒキは最近まで走ってたから俺もよく知ってますね

今回のアニメでも、まさしくマカヒキと同じ色合いの服を着たキャラが2着になっていたので、
これがウマ娘版のマカヒキってことなんでしょうね
今回のレースでは名前を呼ばれてませんでしたが、どんな名前になってるんだろう
ちなみに1着のディーマジェスティは、ディヴィニティーって名前になってましたね

(ダイヤちゃん…大丈夫かな…)

「結果についてはどのようにお思いでしょうか?」

「納得しています。私の力が、勝利への気持ちが足りていませんでした」

「サトノのジンクスだという声もありましたが?」

そしてレース後のサトノダイヤモンドはというと、記者に囲まれてインタビューを受けているところでした
「負けてどんな気持ち?」とか「ジンクスって言われてますよ?」とか嫌な感じの質問ですが…
ちなみにジンクスっていうのは、サトノの馬はGIだと勝てないっていうジンクスのことですね

サトノの馬はGUやGVだと活躍できるほど強かったようですが、
しかしGIとなるといまいち勝ちきれなかったようで、今回の皐月賞もやはり勝ちきれなかったと…
なんだかキタサンブラックの状況と少し似てますね
今のキタサンも勝ちきれないレースが続いて苦しんでますからね…

「日本ダービーを見てください。私の名前はサトノダイヤモンド。どのような困難にも砕けることはありません」

しかしそんな中、「次の日本ダービーで必ず勝ちます」と力強く約束するサトノダイヤモンド!
これはキタサンにとっても刺激になる一言なんじゃないでしょうか
「勝ちきれない」という状況がいくら続こうと、次のレースで必ず勝つという強い意志を持って挑むという
これは今回のキタサンにはなかったものなので、サトノダイヤモンドがいい手本になったんじゃないでしょうか
それにサトノダイヤモンドの皐月賞3着という成績、これは確かに次の日本ダービーに期待が高まりますよ!

「ダービーは最も運があるウマ娘が勝つ。エイシンフラッシュ、タニノギムレット、スペシャルウィーク…
 データ的には皐月賞で3着のウマ娘が勝つことが多い」

「どうした急に」

「今年の皐月賞3着が誰か知ってるか?サトノダイヤモンドだ」

「なら行けるな…!」

ってこいつらが言ってたからな!(えー
ダービーで勝つのは皐月賞3着のウマ娘!それならサトノダイヤモンドが勝つっていうことさ!
ジンクスにはジンクスをぶつけんだよ!
サトノが勝てないなんてジンクスは、皐月賞3着は勝てるってジンクスで打ち破ればええんや!

(ここからだ…!ここからなんだ!)

そしてサトノダイヤモンドの姿を見たキタサンブラックは、おおいに刺激を受けたようで
心機一転、自分もここから頑張ろうと再びハードトレーニングに挑むことになります
ちなみにキタサンは、再び走って合宿の場所へと戻ったようなので
またあの180キロの道のりを走ったみたいですね

ま、また!?片道だけでもとんでもない距離だと思ったのに、往復して360キロも走るとは!?
しかもそれを走ったうえで、ブルボンのハードトレーニングをすぐ再開するわけですからね
なんという信じられん体力をしとるんだウマ娘ってやつは…

その後、ブルボンのハードトレーニングを最後までやり遂げたキタサンは、
GIの天皇賞・春へと出走し、みごと1位の座を勝ち取ったという…
というかもうここまでやるの!?ずいぶん早い展開やな!?

まさかエンディングに差し込む形で天皇賞・春を終わらせるとは…
すごいペースで年月が進んで、レースもどんどん消化されていくな
とまあそんな風に、最初見た時はこの展開の速さに困惑したわけですが…
でもよくよく考えてみたら、今回の結末に天皇賞・春は必要だったように思います

なぜなら今回の話、キタサンブラックが「レースで勝ち切れない」ってことに悩むことから始まって
その悩みの解決のために、ミホノブルボンのハードトレーニングを受けることになって
途中で挫けそうになったけど、サトノダイヤモンドの皐月賞を見て気合を入れ直して
最後までトレーニングをやり切ったことで、ギリギリの接戦を制して1着を勝ち取って終わるって流れだから、
この天皇賞・春の結果がないと、話がまとまらないまま終わっちゃうと思うんですよね

なのでやっぱり、今回の話の結末としてなんとしても入れたかったんじゃないかな
それにこの天皇賞・春、実際のレースもギリギリの接戦だったから
「勝ちきれなかったキタサンブラックが、ギリギリの接戦でも勝てるように強くなった」
ってことを示すには、ふさわしいレースだと思うんですよね



尺が足りなくてエンディングにねじ込む形になってしまったけれど、
やはりこの天皇賞・春は今回の結末に必要だったと思うし
そんな風にじっくり考えてみると、今回の話ってまとまりよく出来ていたと思うんですよね

キタサンブラックが悩むことから始まって、それを解決するために努力して、最後に結果を出して終わるっていう
ひとつのストーリーとしてきっちりとまとまった内容になっているわけで
「まとまりの良さ」って意味ではこれまでの話の中でも一番よかったかもと思います

これまでの話では、ドゥラメンテの登場とかオルフェーヴル・ジェンティルドンナの存在とか
度肝を抜くようなサプライズがあって、視聴者を驚かせていたわけですが
今回の話はそういうサプライズがなかった代わりに、話をまとめる方向でよく出来ていたなと。

ミホノブルボンがキタサンブラックを鍛えに来る展開にしても、坂路トレーニングの大先輩っていう一面があってのことだし
ひとつひとつに意味があって、よく考えられてるなーと思いましたね
そして今回、かなり早く展開が進んだことで、このアニメってやっぱりキタサンブラックのレース以外にもいろいろ入れてくるんだろうなと思ったし
これはダート組の登場にも期待がかかるんじゃないですか!?



そう、OPに登場しているダート組も、どこかしらで本編に出てくるだろうと俺は睨んでまして
そういう他のキャラの出番のためにも、早めにストーリーを進めているんじゃないかと思います
そして俺の考えでは、ダート組が登場するXデーはズバリ11月15日の第7話だと思います!!
なぜ11月15日なのか。なぜならその日にダート組のホッコータルマエ絡みのイベントが重なるからですよ

たとえばこれ、ホッコータルマエ仕様の菓子・よいとまけが11月17日までの予約販売となっており
さらにホッコータルマエが登場する東京メガイルミコラボが11月11日からスタートという
このタルマエ絡みのイベントが重なるアニメ放送日が11月15日となるので
ここでタルマエ出せば宣伝効果でウハウハだと思いませんか!?(えー

よいとまけがバカ売れし、東京メガイルミに人を集めるという、ダブル効果を狙える放送日は11月15日しかないんや!
そこを狙ってタルマエを出してくるだろうと俺は読んでますが、果たしてどうでしょうか。次回に続く!

 


アニメ感想:ウマ娘プリティーダービー Season 3 第5話「自分の証明」

《さあ日本ダービー!残り200メートルを切った!
 先頭はサトノダイヤモンドとツウカアのデッドヒート!》

さてウマ娘三期5話の感想ですが、冒頭の場面はいきなり日本ダービーの場面から始まってますね
前回の話でサトノダイヤモンドの皐月賞をやったので、それに続く日本ダービーが今回ということでしょう「
この日本ダービーで必ず勝つと豪語していたサトノダイヤモンドは、宣言した通りに先頭まで飛び出してきますが
しかしツウカアというウマ娘も相当粘っており、この2人で1着争いを繰り広げながらゴールへと突入することに…

《これは…ツウカアだーっ!!写真判定にもつれ込んだ激戦、
 ダービーウマ娘の栄冠を掴み取ったのはツウカアでしたーっ!!》

って負けとるー!?なんと絶対に勝つと豪語したダービーでも負けてしまうサトノダイヤモンド!
あかんかったんや!やっぱりサトノのウマ娘はGIじゃ勝てなかったんや!(えー
ここでもやっぱり破れなかったというわけかサトノのジンクス…

それとジンクスといえば、「皐月賞で3着になったウマ娘はダービーで勝てる」なんていうジンクスもありましたが
このジンクスはまったくアテにならねえな!!(えー
キタサンブラックもサトノダイヤモンドも、皐月賞3着からのダービーで負ける流れじゃねーか!!
このジンクスはまるで信じる意味がねえー!!



「本日は、この春に復帰したドゥラメンテさんと、
 先輩としてドゥラメンテさんをよく知るエアグルーヴさんをお招きしています」

ってそんな中、今まで足のケガで長期休養していたドゥラメンテが、ついにケガを治して復帰するというニュースが舞い込んできました
一緒にエアグルーヴも出演してますが、実馬のエアグルーヴはドゥラメンテの祖母なので
ウマ娘においても先輩としてドゥラメンテの面倒を見ているって設定で出てきたようですね

「ドゥラメンテさんが次に選んだレースは宝塚記念ですが、大勢のファンにどのような走りを見せたいですか?」

「勝つ」

「あ、あの…それだけですか?」

「勝つ」

「あ、あー、さらに進化した走りで、圧倒的な勝利をお見せしようと言っています」

って、生放送で大勢に見られているインタビューにも関わらず、珍妙な受け答えだけを返すドゥラメンテ。
代わりにエアグルーヴがしどろもどろになりながら答えてますね
というかエアグルーヴってクールビューティーなイメージだから、こんな姿なんてここぐらいでしか見れねえよ!

「宝塚記念では、ファンの皆さんが驚くような走りを見せてくれるでしょう」

「な、なるほど、その宝塚記念ですが…ドゥラメンテさんの休養中に力をつけてきたキタサンブラックが出走する予定です。
 ともにGI2勝、同世代のライバル対決となりますが…」

「誰が相手でも興味はない。すべてのレースは凱旋門賞までの過程にすぎない。
 私は証明する、誰の目にも明らかな最強を」

って、今度の宝塚記念でキタサンブラックとのライバル対決が実現すると聞かされたドゥラメンテですが、
「は?私が最強だし興味ないんだけど」という一言だけを残してインタビューを終えてしまいます
やっとまともに喋ったと思ったらこれか!キタサンのこととか全然眼中にないんだな
それとドゥラメンテも凱旋門賞を目指しているウマ娘だったんですね、それを目標にしているウマ娘も最近だいぶ増えてきたなあ

「あ、あのう…雨、やみませんね」

「ああ」

そして次の場面、なんの因果か学校でキタサンと出会ってしまい、2人きりで雨宿りすることになってしまったドゥラメンテ!
キタサンとしてはさっきのインタビューを聞いてるだけに気まずい空気ですね…
ドゥラメンテの方はそんなのまったく気にしてないようだけど。図太い性格してんなお前!

「あの…インタビュー見ました…すごいですねドゥラメンテさんって、あんなに自信満々で最強を証明するって…
 恐くないんですか?負けることとか、期待に応えられないこととか…」

「考えたこともない」

「そ、そうですか、やっぱりすごいな…」

「それが私の使命だからだ。最強の証明、凱旋門賞。私の存在は凱旋門賞の勝利のためにある」

そんな中、おずおずと声をかけるキタサンですが、ドゥラメンテは相変わらず言葉少なにビシビシと返答してきますね
そしてやっぱり凱旋門賞で勝つことが自分の使命だと…お前どんだけ凱旋門賞で勝ちたいんだよ…
凱旋門賞に挑むウマ娘は数多くいるけど、これほど「凱旋門賞で勝つことだけが私のすべて」とまで言い切るウマ娘はドゥラメンテくらいじゃなかろうか

「私は忘れ物を取りに来た。菊花賞…私は走ることが出来なかった。
 世代最強は変わらず私だ。菊花賞ウマ娘を制し、それを証明する。
 そして世界に挑み、凱旋門賞を獲る」

それだけ凱旋門賞で勝ちたがっているドゥラメンテですが、日本での唯一の心残りはケガで菊花賞に出られなかったことのようで
「もし菊花賞に出てたら私が勝ってた」ということを証明するために、今度の宝塚記念で菊花賞ウマ娘のキタサンブラックをコテンパンに叩きのめし
心置きなく海外へと旅立って、いよいよ本番の凱旋門賞で勝つというのがドゥラメンテのプランのようですね

(まっすぐできれいで強い人…そのドゥラメンテさんが、私と勝負するために宝塚記念に…!)

「ドゥラメンテさん!私だってこの1年、いっぱい鍛えて強くなったんです!簡単に勝てると思わないでくださいね!」

「君は誰だ?」

「はい?」

「君は誰だ?」

「キ、キタサンブラック!私がその菊花賞ウマ娘!キタサンブラックです!」

「そうか」

「な…な…な…」

って知らんかったんかい!!
「菊花賞ウマ娘を倒す!」と言いつつ、誰が勝ったのか知らんかったんかい!!
なんてこった、菊花賞に勝った者として宣戦布告したキタサンブラックですが、こんな形で空回りしてしまうとは…
ドゥラメンテとしては、「菊花賞で勝ったのが誰だか知らんが宝塚記念で倒せばええわ」っていう
そんな考えだったわけか…ともかく名前すら知られてなかったことにキタサンは相当ムキムキしてしまい、
なにがなんでも宝塚記念でドゥラメンテに勝つと気合を入れることに…

さあそしていよいよ迎えた宝塚記念の日、打倒ドゥラメンテに燃えるキタサンですが、
ドゥラメンテの方はどこ吹く風って感じですね
本番の日になってもドゥラメンテはまだキタサンを意識してなくて、キタサンの方だけがひたすら燃えてるって状態なんやな
これがレースの行方にどう影響するのか…

《さあ最終コーナーを回った!先頭はキタサンブラック!そして怪物ドゥラメンテが先頭に迫る!》

そしてレース終盤となった頃、先頭で粘っていたキタサンに向かって一気に加速していくドゥラメンテ!
これまでの対決では、ドゥラメンテの加速にまるで歯が立たず、一瞬にして抜かれてしまったわけですが…

(まだ息は上がってない、足も軽い!私の走りを見せつけて…勝つ!!)

(む…?速い…!)

(このまま逃げ切る!!)

(必ず差す!!)

しかし今回は、たやすくドゥラメンテには抜かれず先頭のまま粘るキタサン!
想像以上の速さで逃げるキタサンを見て、さすがにドゥラメンテも「アイツずいぶん速いな」とキタサンを意識し始めたようです
絶対に逃げ切ると粘るキタサン、必ず差し切ると追うドゥラメンテ、そんな2人の激闘の末に勝利したウマ娘は…

「ええーーー!?誰ーーーーー!?」

ってなんだそれーー!?
なんと激闘を繰り広げる2人を尻目に、ドギューンと抜け出していったのは誰だか分からんウマ娘!
なんだこの展開!?結局その誰だか分からんウマ娘が大勝利してしまい、ドゥラメンテは2着、キタサンは3着に終わったという…



このウマ娘、史実ではマリアライトという馬で、実際にこの宝塚記念で勝ったわけですが
アニメで見るといきなり出てきて勝っちゃった意味わからんウマ娘になってんなおい!
レース前のドゥラメンテの口ぶりからして、この宝塚記念は国内での最強を決定するレースだったはずですが
いきなり出てきた意味わからんウマ娘が最強になってしまうとは…

「ま…負けちゃった…」

「う…うぐ…ぐぐ…」

「えっ…ドゥラメンテさん!?」

って、そんなレースを終えたドゥラメンテに異変が!
どうやらゴールの直前に足を痛めてしまったようで、立ち上がれずにうずくまったまま苦しんでいました
ちなみに実馬のドゥラメンテは、この痛めた足が原因で
このレースを最後に引退することになってしまいました
まさかお前も引退してしまうのか…!?ここで終わりなのかドゥラメンテよ!?

「すぐに医務室に!」

「ふ…不要だ…君をただの通過点だと思っていたが、意味があったようだ。
 君が私をここまで走らせた…私はもっと強くなる。次は圧倒してみせよう、キタサンブラック」

しかし痛みに耐えながら立ち上がり、キタサンがいたから限界を超えた走りができたと語るドゥラメンテ。
ついにキタサンのことを意識し、ライバルとして戦う気になったということですね
でもドゥラメンテは引退しちゃうと思うんですけどどうなんですか?ねえどうなんですか?(えー



そんなわけで今回の話は終わりなわけですが、いやどうなんだろうこれは…
正直なところ、レースの展開がドラマ性でいうと肩すかし感あったなって思いましたね

まずサトノダイヤモンドの日本ダービーなんですが、
皐月賞で負けたことで「日本ダービーこそ必ず勝つ」と必勝の覚悟で挑んだ一戦だったのに
冒頭の場面でコロッと負けて終わっちゃったし

そしてキタサンブラックとドゥラメンテの宝塚記念の方も、
ドゥラメンテが海外に飛び立つ前の国内最強決定戦という、真の最強は誰だと決める戦いだったのに
誰だかわからんウマ娘が勝って2人とも負けるっていう展開がズッコケ感あって最強とは一体…ってなっちゃったし

史実通りのレース展開ではあるんですけど、ドラマとしてはズッコケるっていう
そんな印象の話だなあと思いましたね…なんていうか、史実をなぞるのはいいことだとは思うんだけど
でもドラマとして微妙になるなら、無理になぞろうとしなくてもいいんじゃないか…?
ちょっとアレンジを加えて劇的な展開にしてくれたほうが、俺としてはありがたいんだけどな…

今回とか正直、キタサンとドゥラメンテの最終決戦だと思って見てたし。
それがあのしまらない結末で終わるっていうのは、正直モヤモヤしたというか…
ドゥラメンテとしては「私はもっと強くなる」って言ってるけど、
ここまで史実をなぞってきたのに次回からIF時空に突入するとかそんなことあるのか…?

ドゥラメンテを復帰させて走らせるとなると、相当レースの内容をいじらなきゃいけなくなりそうだしな…
多分だけど、キタサンと一緒のレースに出る機会はもうなくて、
最終回でドゥラメンテが凱旋門賞に挑戦しようとするところでENDとかじゃないかなあ。
俺の予想としてはそんなところです。次回に続く!


アニメ感想:ウマ娘プリティーダービー Season 3 第6話「ダイヤモンド」

さてウマ娘三期6話の感想ですが、今回の話はサトノダイヤモンドがサトノ家のジンクスをめっちゃ気にする回となってましたね
サトノ家のジンクスといえば、どうあがいてもGIで勝つことができないというもので、
「今回もサトノはやっぱりダメだったねえ。サトノのジンクスだねえ」と偉そうなオッサン達にも言われてしまい、
サトノダイヤモンドはこれまで負けたGI(皐月賞、ダービー)のことをさんざん気にすることになってしまったという…

正直この展開を見て俺としてはいいねェ…と思いましたね(えー
というのも、前回の話でダービーでの敗戦がずいぶんあっさりと流されてしまい
「おいおいダービーで必ず勝つって言ってたのにあっさり流しちゃうのかよ」ってことが気になってたので
今回で改めてダービーでの敗北の重さを噛みしめるって展開は、俺としては「これよこれ!」って思いましたね

そんなダービーでの敗北についてですが、どうやら単に力負けしたというより
レース中に落鉄してしまったというアクシデントにより、わずかに1着に届かなかった
という負け方をしたようです
そういえば、皐月賞でもやっぱりレース中に他のウマ娘と激突してしまったアクシデントにより、わずかに1着・2着に届かなかったって負け方してましたね
つまり1着を取れそうな力はあるのに、不運に導かれて負けるような嫌な負け方をしてしまったってわけか
そういう「運に見放された嫌な負け方」こそまさにサトノのジンクスってわけか。もはや呪いみたいなもんやな…

そんなサトノのジンクスを嫌というほど意識したサトノダイヤモンドは、
「この世のアンラッキーをすべて叩き潰したる」と言わんばかりに
手当たりしだいにアンラッキーなものに挑むという無茶なことを始めてしまいます

手始めに、「アンラッキーカラーは赤」とか言い出したテレビの占いを見て
「じゃあ赤いもんバンバン使ったろ」と唐辛子を使いまくったり
さらには占いの得意なマチカネフクキタル、風水の得意なコパノリッキーのところに出向き、
何かアンラッキーなものはないかと聞いて回ることに…

というかコパノリッキーこんな形で出てくるのかよ!?
今回のアニメで必ず出てくるだろうと思っていたら!ダートレースの話じゃなくてまさかの風水のことで呼ばれるとは…
俺の読みだと次回のタイミングでホッコータルマエと一緒に出てくるだろうと予言してましたが、
今回リッキーの後ろの方にタルマエも豆粒みたいな大きさで出てきてたし



まさかリッキーとタルマエの出番これで終わり!?終わりっすか!?
ウ、ウソだろ次回あたりダート路線の内容を1話使ってやるんじゃないかと思っていたら!
まさかこの風水の話題でチョイと出てきて終了とかそんな…チクショオオオオオオオオオ

「精が出ますわね」

「マ、マックイーンさん!?どうしてここに!?」

「無理、していますわよね」

ってそんな中、アンラッキーを破ろうと無茶なことばかりしたり、自分を追い込むような特訓をしているサトノダイヤモンドを見かねて
メジロマックイーンが声をかけてくることに!メジロマックイーンはウマ娘だとサトノダイヤモンドの憧れの人ですからね
ちなみにリアルではサトノダイヤモンドより20年以上も前に走っていた大先輩です。ともかくそんな憧れの大先輩が声をかけてきたわけですが…

「確かに春のサトノさんは不運でしたわ。けれど、レース中の不利も落鉄もよくあることです」

「よくあること…」

「わたくしは知っています。家のために走る心境、一族の期待を背負い走る重圧…苦しいですよね。
 でもあなたはそこから逃げていない。辛くても前を見据えすべてを捧げてきた。誰にでも出来ることではありません。
 勝負どころで前が塞がり、それでも3着になった皐月賞。落鉄しながらもハナ差の2着まで追い込んだ日本ダービー。
 わたくしの目には、あなたが誰よりも強く見えましたわ」

「マックイーンさん…」

そんなマックイーンですが、ダイヤに対する言葉の中で、「家のために走る心境は自分にもよくわかる」と言ってますね
確かにマックイーンもメジロ家のために走るということをやり続けたウマ娘なので、
サトノ家のために走っているダイヤとは境遇がよく似てますね
なるほどダイヤがマックイーンを尊敬しているというのは、こういう展開を見据えての設定だったのか

さらに、不運で負けた皐月賞やダービーについても、
不運がありながら3着や2着に上がってくるほどに強かったと語るマックイーン。
確かに言われてみればそうですね…見方しだいでずいぶん印象が変わるというか
「不運のせいで1着が取れなかった」ではなく、「不運があっても2着・3着になれるほどに強かった」と考えていれば
今後のレースで1着を取れるチャンスは必ずやってくるということか

(私は背負っている…サトノ家のウマ娘たちの無念を、願いを!
 私が叶える…私の夢を、サトノ家の悲願を!
 私は…誰よりも強い!!)

《サトノダイヤモンド驚異の末脚!圧勝で今ゴールイン!!》

ってさっそく1着キター!!迷いを振り切った途端にもうこれとは!
マックイーンの言葉により完全に迷いを捨てたダイヤは、次のGIレースの菊花賞に出走すると
圧倒的な強さを見せつけ大勝利を飾ることに!
「誰よりも強い」と言ったマックイーンの言葉に嘘はなかったということか

そんなダイヤですが、レース中は「我こそ最強」という鋼の意志で走っていたものの
レースが終わると緊張が解け、自分が勝ったことが信じられないという表情で泣き出してしまいます。
正直この表情のダイヤめっちゃ可愛いな

そしてダイヤの勝利を見届けたことで、「ついにサトノ家の悲願が叶った」とばかりに泣いて喜ぶサトノのウマ娘たち。
画像を見る限り、あちこちでサトノのウマ娘たち4人がこのレースを見守っていたようですが、
この4人の元ネタに関しては正直俺にはさっぱりわからねーぜ!!(えー

サトノと名のつく馬はいっぱいいるけど、俺には誰がどれとか判断つくような知識は正直ないしな…
ちなみに、もっと詳しい人たちはどうなのかなと思って、有識者たちの意見を調べてみたところ、
「元ネタはもしかしてあのサトノの馬なんじゃないか」「いやいやこのサトノの馬なんじゃないか」みたいな意見が飛び交っていて
ハッキリと突き止めたって人は、俺の調べた限りだと見当たらなかったですね
なるほど…つまり真実はみんなわからないということだな!(えー

俺も今回けっこう調べたけどわからなかったしな…今回のサトノのウマ娘を特定するのは、
今までのウマ娘の描写の中でも最難問な気がするわ。次回に続く!
 


アニメ感想:ウマ娘プリティーダービー Season 3 第7話「あたしたちの有マ記念」

さてウマ娘三期7話の感想ですが、今回の話は「あたしたちの有マ記念」という風に
なんとも珍妙なサブタイトルになってますね(えー
有マ記念ってなんやねん!?今までそんな書き方してたか!?と思って、アニメ内でのサブタイトルをもう一度見てみると



あ…そういうこと!?
有マ記念のマの部分がオリジナル漢字になっちゃってて変換できないから
やむなく有マ記念って書いてるってこと!?なんでこんなオリジナル漢字を使ってるのかというと
ウマ娘の世界には馬がいないからですね
馬がいないから馬という漢字も存在せず、その代わりにウマ娘をあらわすオリジナル漢字を使ってるっていう。
地味にめんどくさい設定だよなこのあたり…(えー
馬って漢字が使えないのはなかなかに面倒なところあるな

さてともかく、サブタイトルが示すとおりに今回の話は有馬記念が舞台となっているわけですが
特徴的なのはキタサンブラックとサトノダイヤモンドが激突するレースってことですね
このアニメの主役級の2人が初めて激突する舞台。だから「あたしたちの有マ記念」というタイトルになってるってことでしょう

「ダイヤちゃん、いいレースにしようね!正々堂々勝負しよう!」

「私が勝つよ。キタサンブラック」

(え…ダ、ダイヤちゃんすごい集中力…)

そんな中、キタサンブラックはいつもの調子で「ダイヤちゃん」と声をかけますが、
しかしサトノダイヤモンドは「キタちゃん」などというぬるい呼び方を封印しており、
「キタサンブラックを倒す」という強い覚悟でやってきたようです
え、もうこの時点で勝負ついてないですか!?(えー

こんなんサトノダイヤモンドが勝つに決まってるやん!?
半端な覚悟でやってきたキタサンブラックと、完全に覚悟を決めてやってきたサトノダイヤモンドって
もうどっちが勝つかの結果は明確やん!?レース前にネタバレやめろや!(えー

さてともかく、そんな有マ記念の行方はやはりキタサンブラックとサトノダイヤモンドの熾烈な競り合いとなるわけですが
しかしそんな中でモブウマ娘が2人の間に混じって走ってますね
このモブウマ娘、最後の直線でもずっと2人についてきたわけですが、正直言って俺がこの場面を見て思ったのは
え、まさかこのモブウマ娘が勝つんじゃね?ってことだったんですよね

いや割とマジでそう思ってしまったというか…というのも、ついこないだの第5話でキタサンがドゥラメンテと戦った宝塚記念の時に
ちょうど同じような構図になったじゃないですか

そう、これですよ。この時もまさしくキタサンとドゥラメンテの間にモブウマ娘が1人混じって走っており
しかもそのモブウマ娘が勝っちゃったんですよね
だから正直言って今回のレース、この時の光景が脳裏によぎっちゃって仕方なかったというか
「あれ、またモブが勝つんじゃね?」っていうズッコケ展開が再び来るんじゃないかってことばかり気になっちゃって
キタサンブラックとサトノダイヤモンドの対決っていう、本来の盛り上げどころよりも
ズッコケ展開の方が気になってあんまり気持ちが入らなかったっていうのが正直なところですね…。

いやまさかこんな気持ちで主役2人の対決を見ることになろうとは…
あのキタサンブラックvsドゥラメンテの宝塚記念、俺が思ってたよりも
マジで傷跡が深かったな…

・大志さんこんにちは。ウマ娘3期、私自身楽しんでいますし大志さんの感想も楽しく読ませていただいています。
 そんな中で5話のキタちゃんの「誰ー!?」発言について、「失礼じゃないか」とネット上でちょい燃えていましたが大志さんはどう思っていますか?
 私はキタサンの史実は全く知らずにアニメを見ていたので初見時はまさにキタサンと同じ反応をしてしまいましたし、
 中学生がレースという極限状況の中で突然ノーマークの相手が来たら「誰!?」と叫びたくもなるんじゃないかなと思ったのでさほど気にはなりませんでした。
 まぁ、失礼なのも実際その通りだとは思いますが……この先何かしら改める機会があるのでしょうかと思いながら今見てます。

そんな第5話の宝塚記念の件について、「誰だか知らないモブが勝った」という展開でプチ炎上したとか、そんなに気にすることないじゃないかってコメントが来てたわけですが…
俺としては第5話に対して、ズッコケ展開の決着ってことは気になってたけど、まあムキになってギャーギャー言うのはどうかなって思ってたんですが
ただ今にして思うと、やっぱあの決着はあかんかったなって…(えー

なんていうか、レースが盛り上がる決着の場面で、ストーリーと関係のないモブが急に出てきて勝ちを持っていくってなると
「今までの話はなんだったんだ」ってストーリーが茶番のように感じてしまうというか…
一番まずいのはそれだと思うんだよな…「こんなの茶番のレースだろ」って冷めた気持ちで見てしまうっていう。

たとえばモブキャラが勝つにしても、
「モブにだって意地があるんだ」とか「モブだって頑張ってきたんだ」ってドラマがあればいいんですけど
そういうドラマがない状態で勝っちゃってるんですよね



急にのほほん顔のモブが出てきて勝ちをさらっていっちゃうっていう、
そんな勝ち方をしてしまってるのでとにかく気が抜けるというか…
さらに気になるのが、勝利者となったモブのことをキタサン達はまったく意識してないってことなんですよ

「あいつもこのレースに向けて頑張ってきたんだ…」とかいう気持ちを持つことがなくて、
ただただ「わたし負けちゃったんだ…」って自分が負けたことだけを気にするっていう。
サトノのジンクスとかわかりやすいですよね。負けた自分のジンクスを気にしていて、勝利者となったモブのことは気にしてなかったし。

主役の2人ともモブに負ける展開はかなり多くて、
キタサンブラックは宝塚記念、昨年の有馬記念でモブに負けており、
サトノダイヤモンドは皐月賞、日本ダービーでモブに負けているわけですが
どのレースでも勝利者となったモブに気持ちが向いてなくて
「わたしたち負けちゃったね…」っていう、自分たちの敗北だけを気にしてる内容だったから
これだと勝ったモブキャラにドラマ性がなさすぎて、いきなり出てきてレースに勝って、しかもそのままいなくなるっていう展開だから
「あの勝ったモブキャラ一体なんだったんだ…」ってモヤモヤした気持ちだけが残るっていうかな…

ちなみに今回のレースでは、最後に勝ったのはサトノダイヤモンドだったんですけど、
俺としては最終直線の場面でモブキャラが目に入った時点で気持ちが切れちゃったな…

 

なんていうか、モブキャラを活躍させるならさせるで、こいつだって油断ならない相手なんだっていう雰囲気作りをちゃんとやってほしいですね…
たとえば二期の菊花賞なんかは、まさにモブキャラ達の意地がぶつかり合うレースで、主役のテイオーが不在でも見ごたえある展開になったわけだし
モブだってちゃんと生きてるんだっていう、モブにも感情がありドラマがあるっていう描写をやってほしかったなと思います。次回に続く!



アニメ感想:ウマ娘プリティーダービー Season 3 第8話「ずっとあったもの」

さてウマ娘三期8話の感想ですが、今回の話は有馬記念で負けてしまったキタサンがそのことを気にしている回となってましたね
前回サトノダイヤモンドとの決戦に敗れてしまって、自分の覚悟のなさを痛感させられてしまったわけですが
どうやらそのことを気にして落ち込んでいるようで、またナイスネイチャのところへ相談に行くことに…
いやさすがにネイチャのところへ相談に行く展開はもうよくね!?

今回でそれやるの何回目よ!?すっかり恒例行事みたいになってますが
あんまりそればっかりやられるとキタサンが成長してないように感じると言うかな…
キタサンはすでにGIを3勝してるわけだし、俺としてはそろそろ
強者の貫禄が出てくる頃なんじゃないかと思ってましたが
なんか全然そんなことなくて弱々しい雰囲気のままっていうのがなんとも…もうちょっとしっかりしてくれって思いますね

そんな中、キタサンはサトノダイヤモンドに誘われて一緒にお祭りに行くことになります
マ、マジかよ、これめっちゃ気まずいやつやん!
なにしろお前に負けて今落ち込んでる最中なんだけど…っていう時に、その張本人のお前が誘ってくるんかい!
実際にキタサンはあんまり楽しめてなくて、苦笑いを浮かべてるような状況ですね。まあそりゃそうだろうな…

「ね、ねえダイヤちゃん、参拝では何をお願いしたの?」

「凱旋門賞で勝てますようにって。まだ日本の子は勝てていないでしょ?
 だからこそ、あの舞台で勝つことは凄く意味があることだと思うの」

「…」

「ねえ、キタちゃんも一緒に行こうよ!フランスで走ろ♪」

「え!?私も!?」

「うん、あの舞台にキタちゃんもいてほしいんだ!2人で日本代表として世界のウマ娘と戦おうよ!」

って、次なる目標は凱旋門賞で勝つことだと語るダイヤでしたが、どうせならキタサンも誘って2人で一緒に走りたいと…
いやいや待ってくださいよ!前回の話では
仲良しこよしの雰囲気を捨てて「キタサンブラックお前を倒す」と言っていたのに
今回では2人で仲良く凱旋門賞に行って「一緒にフランスで走ろ♪」ってお前なんなん!?
前回と今回でそんな急激に変わるもんなんか!?キタサンとの仲良し関係を捨てたいのか続けたいのかわからねえよ!
正直サトノダイヤモンドの心境の変化についていけないんだが…心のスイッチがバッチンバッチン切り替わってるみたいで怖いよこの子

結局、落ち込みモードのキタサンには凱旋門賞の話をされても
「私にはそんな目標なんてないしなあ…」と余計に思い悩むことになってしまい
尊敬するテイオーや商店街の皆さんと話して、なんとか元気を取り戻すっていう回になってましたね

ただ俺としては、キタサンが落ち込んで立ち直るまでの回に関しては
正直4話の方が内容よかったなって思っちゃいましたね
4話における流れがどんなだったかというと、
キタサンが2着や3着ばかり取って勝ち切れない日々が続く
→勝ち切るだけの力をつけるために、頑丈な体を活かしたハードトレーニングをやることになる
→ハードトレーニングの申し子であるミホノブルボンを呼び、容赦ない特訓漬けの日々が始まる
→辛い特訓の日々に耐え抜いたキタサンは、ひとまわり成長し天皇賞・春で見事に一着を取る
っていうそんな回だったわけで、この回に関しては
「挫折から立ち直って強くなるキタサン」がちゃんと描かれてたと思うんですよね

それにミホノブルボンの登場にしても、実際にキタサンと同じ坂路トレーニングで鍛えた先輩っていう逸話があるから
キタサンのコーチ役にやってくる立場として最適だったし、あの回に関しては
ストーリーの流れがよく組み立てられていたと思うんですが、しかし今回に関しては
なんだかすごくふわふわした話だなと思ったというか、とりあえず落ち込んだキタサンが色んな人と話して元気になったって印象だから
あんまりストーリー的に感心する部分がなかったというか…というか俺的に、落ち込むっていうことで言うなら
キタサンよりもシュヴァルグランじゃね!?って思ってるんですよね

シュヴァルグランって、これまでの話でも頻繁にレースに出てくるキャラだけど
常にキタサンに及ばず負け続けるってポジションで、前回の有馬記念でもキタサンより順位の低い6着だったし
ひたすらキタサンに負け続けて、今のところ全然キタサンの眼中にない
っていうすごい哀れなポジションになっちゃってると思うんですよね

キタサンにとってのライバルって、ドゥラメンテやサトノダイヤモンドであって
シュヴァルグランは別に意識されてないって感じだから、
「毎回ただの引き立て役にされちゃって悔しい」って相当な劣等感を感じてそうだしな…

ただ、そんなシュヴァルグランに関しては、毎回ドラマ部分がどうも薄味で
姉や妹とちょっと話して終わりっていう描写になっちゃってるから、
今のところシュヴァルグランの方も薄味すぎて盛り上がらないなっていうのが素直な心境というか…

うーん…キタサンにしてもシュヴァルグランにしても、
ドラマ部分をもう少しがんばってくれ頼む…
たとえばウマ娘の二期って、トウカイテイオーとかライスシャワーとかツインターボとか
色んなキャラのドラマが折り重なったことが評価されて、ドカンと人気が出たと思うんですが
この三期はそういったドラマ性をあんまり感じないんだよな…

二期からウマ娘に入ったって人は大勢いると思うけど、
三期からウマ娘に入ったって人はあんまりいないんじゃないかな
頼むから頑張ってくれ三期…このまま微妙な気持ちで終わるのは嫌や…次回に続く!


アニメ感想:ウマ娘プリティーダービー Season 3 第9話「迫る熱に押されて」

さてウマ娘三期9話の感想ですが、今回の話はキタサンブラックとサトノダイヤモンドが2人で仲良く旅に出てひたすらに旅を楽しむという回でしたね
これまでのキタサトの話の中でも最大の仲良しムードといったところでしょうか
こないだの話では仲良くすることよりレースで倒すことを意識したりしてましたが、あれから2人の関係はまた仲良しへと戻っていったということだろうか?

「ダイヤちゃん、今日は付き合ってくれてありがとね」

「こちらこそ、私もキタちゃんとお出かけできて楽しかったよ。
 それで…話したいことあるんでしょ?」

「うん…春の天皇賞であなたに勝つ。サトノダイヤモンド」

っておい!?これだけ仲良くした後で結局は「レースでお前を倒す」って話になるんかい!?
仲良しムードからまた対決ムードになるんすか!?どういう心の動きでそうなるんや…?
なんていうか俺の印象だと、仲良しムードから対決ムードって結構な心の動きが必要なように思うんですが
このアニメだといきなり対決ムードになるやん…って感じに仲良しから対決へと移行するから
どういう気持ちで言ってるのか分からないんだよな…

そして迎えた春の天皇賞。とりあえず見てて思ったのはシュヴァルグラン可愛いなということでした
よくよく見てみたらシュヴァルグランってヘソ出しスタイルだわ胸もでかいわでかなり色気のあるキャラだな!?
今まで地味キャラな印象あったけど、こいつはすごい可能性を秘めているキャラかもしれませんよ
ただ相変わらずストーリーにはまったく絡めてないんだが…(えー

今回の天皇賞って「お前を倒すぜサトノダイヤモンド」「望むところだよキタサンブラック」って
完全にキタサト対決のための舞台だから、シュヴァルグランとかモブ同然みたいな登場なんだよな…
キタサン達の眼中にないシュヴァルグランって状況は一体いつ変わるんですか!

そんなレースの結果は、なんか赤いオーラをめっちゃ出して爆走したキタサンブラックが1着という結果になるのでした
なんなんだこのオーラは…サトノダイヤモンドも緑のオーラを出しながら走ってるわけですが
でもオーラ出してないけどシュヴァルグランが2着だから!オーラ出してないけど!(えー

2人と違ってオーラ出てないのほんとモブみたいだなシュヴァルグラン!?でも2着まで上がってきたのは立派なもんですよ
あれだけキタサト対決の雰囲気ビンビンな中でサトノダイヤモンドをぶち抜いたわけだし
なにがキタサト対決じゃい!なにがオーラじゃい!時代はシュヴァルグランよ!(えー

走り終わった後もバテバテになってるシュヴァルグランとか、負けた悔しさを噛みしめるシュヴァルグランとか
やっぱ可愛いなーと思いながら目で追ってました。なにげに今回の話でシュヴァルグランに対する興味が湧いてきたな
まあ相変わらずストーリーには絡んでないんだけどな!(えー
2着まで上がってきたこともキタサンやダイヤに完全スルーされてるし、ライバルというよりモブ扱いなのはまだまだ変わってないんやな…次回に続く!


アニメ感想:ウマ娘プリティーダービー Season 3 第10話「お祭り」

さてウマ娘3期第10話の感想ですが、今回の話は学園祭で色んなウマ娘たちが出し物をやるという内容で
ぶっちゃけそれを知った時は正直ハズレ回かなと思いました(えー
いや、というのもアニメでこういう学園祭の話を見て「うおーおもしれー!」って思った記憶があんまりないのと
最近ウマ娘3期がどうも失速してるような気がしてたので…
ただ実際に見てみたところ、思ったよりも満足度高かったなって思いましたね



そう思った理由はいくつかあって、まずはバナナの大食いシーンでビワハヤヒデが出てきたことですかね
まさかのビワハヤヒデの出番!?
正直ビワハヤヒデって俺の好きなウマ娘なんだけどあんまり出番のないキャラというか
二期でトウカイテイオーと戦ったのが一番の見せ場で、この三期では役割もなくフェードアウトするだろうと思ってただけに
まさかのバナナ大食いで出てくるとは驚きましたね

ちなみにビワハヤヒデは実馬もバナナが大好物で
ニンジンをもぐもぐ食べている最中にでもバナナを差し出されると
ニンジンを速攻で吐き出してバナナをむさぼり食うっていうぐらいバナナに目がない馬だったらしいですね
馬の好物と言ったらニンジンのイメージが強いけど、「そんなもんよりバナナのがうめーんだよ!!」って馬もいるんだなあ

あと他に印象的だったのがこれ、風水占いをするコパノリッキーの場面。
前から思ってたけどコパノリッキーってめちゃくちゃ可愛いよな
デザインからして主役級のオーラがすごいっていうか、それに性格も明るくてすっきりと見れるしなー
今回は特に客と顔を合わせながらニッコリ笑ってる姿が印象的でした。もうこんなの太陽じゃん(えー



他に印象的だったのはこれ、動物に囲まれるメイショウドトウのシーン。
背中には猫が乗り、足元にはタヌキがいて、まわりをヤギに囲まれるっていう
これ全部実馬のメイショウドトウのエピソードですよね

メイショウドトウっていうのはなにかと動物絡みのエピソードが多くて、
レースを引退した後の牧場で、こんな風に他の動物たちに囲まれながら穏やかに暮らしているっていう。
そういうドトウのエピソードは癒やし感がすごいので、引退馬の中でも人気がものすごく高い馬ですね

あとはこれ、今浪さんを見つけるなりご機嫌になってはしゃぐゴルシのシーン。
今浪さんっていうのは実馬のゴールドシップを世話していた厩務員の人で、
ゴルシの関係者として有名だからアニメにもちょくちょく出てくるんですよね

ゴルシの性格は馬の方もハチャメチャな気分屋だったことで有名ですが、それでも今浪さんのことは気に入っていたようで
今浪さんを振り回しながらも懐いていたっていうエピソードをよく聞きますね
ウマ娘の方でもそれは同じのようで、今浪さんの姿を見るなり手を引いて一緒に遊ぼうとするっていう
なにげにウマ娘のゴルシと今浪さんが絡む描写は今回初めてですよね

それぞれ別々に映ることは何度かありましたが、ゴルシと今浪さんが話したり一緒に何かしたりってことはなかったから
今回この場面が見れてゴルシってウマ娘でも今浪さん大好きなんだなってことを知れたのはよかったです
なんていうかあれですね、共存っていいよね…人間と馬で仲良くなったりとか
さっきのドトウみたいに、いろんな動物で仲良くなったりとか、そういう共存のシーンを見るとあったかい気持ちになるっていうか
最近の俺はとにかくこういう共存に飢えてますからね…ネットを見てると炎上やら何やらで共存できずにいがみ合ったり拒絶したり叩いたり燃やしたり
もうそういうのはいいよ…そういう攻撃的な話題ばっか聞かされるの疲れたわ…ただただ穏やかな共存を求めているんですよ俺は

そんな楽しい学園祭が終わった後、次のレースとして宝塚記念に出走することになったキタサンブラック。
今回のキタサンはかなり気合が入っているようで、というのもこの宝塚記念に勝ったら凱旋門賞に挑戦するということを考えているみたいですね
ふむ、それってあれですよね。ちょうど1年前の宝塚記念でドゥラメンテも同じこと言ってましたね

「宝塚記念で勝ったら凱旋門賞に挑戦する」ってまさしく同じ目標を掲げていたわけですが、
ドゥラメンテは残念ながら宝塚記念に勝てず、足をケガして凱旋門賞へも行けなくなってしまったっていう
なんとも不運な道を歩むことになってしまったわけですが、果たしてキタサンは成功を掴むことができるのか…

 

《ああっと!?キタサンブラック苦しい!キタサンブラック伸びない!いつもの力強さがないーっ!!》

「ハア…ハア…!な、なんで…!?」

がしかし、張り切って挑んだ気持ちとは裏腹に、まったく力を発揮できずにズルズルと後方へ沈んでいくキタサンブラック!
「いつもの力強さがない」とまで言われるほどの不調ぶり、一体この時のキタサンに何があったのか、実際に騎乗していた武豊によると
「いやーよくわかんないっすね…」ということのようです(えー

なんと天才ジョッキー・武豊をもってしてもよくわかんない不調に陥っていたというキタサンブラック、一体なんだったんだろうか…
他のキタサン陣営のメンバーも、この時の不調はマジで原因不明だったとのことで、なんていうかあれやな
「宝塚記念に勝ったら凱旋門賞行きます!」って宣言するのは呪いみたいなもんやな…(えー
ドゥラメンテもキタサンブラックもこの呪いでやられとる…よくわからんけど嫌なジンクスがいろいろあるな競馬ってやつは!

 

《サトノクラウン!後続を断ち切るような末脚で一気に突き放す!サトノクラウンが1着でゴールイン!!》

そしてキタサンが後方へと沈み行く中、逆に勢いよく先頭へと抜け出して勝利を飾ったサトノクラウン!
これまでの国内GIレースでは思うように勝てず、悔しい敗戦が続いてましたがついに勝利を手にしましたね
ただ、レースを見ていてサトノクラウンの力で勝利をもぎ取ったっていう実感薄いのが気になるんだよな…(えー

たとえば今回、なんでサトノクラウンが勝てたのかとか、このレースで勝つために何をしてきたとか、どんな覚悟で挑んだかとか
そういうのが描かれてないから、「えっこいつなんで勝てたの?」って拍子抜けした気持ちになっちゃうんですよね
この気持ちって、今までのモブが勝ったレースについても同じというか
急にポンと出てきたモブが先頭に抜け出して勝ってしまって、「えっこいつなんで勝てたの?」ってポカーンとした気持ちで決着を迎えるっていう
そんな気持ちになることが多かったですが、今回のサトノクラウンについても同じでしたね…

なんだろう、勝利を掴むまでの道のりやバックボーンというか、見ていて心を動かされるような劇的なドラマというか
そういうのを感じないっていうのが今作のレースで一番気になるんだよな…
なんかよくわかんないけど勝っちゃったみたいな拍子抜けした感じが漂ってるのをどうにかしてくれ…
今回は学園祭のシーンはよかったけど、レースに関しては相変わらず微妙感あったから、とにかくそこを改善してほしいぜ…次回に続く!


アニメ感想:ウマ娘プリティーダービー Season 3 第11話「決意」

さてウマ娘三期11話の感想ですが、今回の話はキタサンブラックが
ウマ娘としてのピークを過ぎてしまい、衰えが始まってしまったと宣告される回でしたね
ピークを過ぎた…マジか、こんな若くてピチピチの女の子が衰えを意識するとかそんなことある!?(えー

ウマ娘としての衰えの話はゴルシでもやったわけですが、キタサンはゴルシよりさらに若く見えるというか
女子中学生みたいな見た目してるだけに、これでピークを過ぎたロートルのウマ娘っていうのも違和感すごいな…
ともかく肉体的な衰えが始まってしまったわけですが、このアニメのキタサンを見てて思うのは
心技体が充実してる瞬間がすげえ少ないなってことなんですよね



たとえば以前までのキタサンは、心の部分がまだ未熟だった印象があって、事あるごとに泣きながらネイチャ先生に相談に行ったり
特にサトノダイヤモンドとの有馬記念では、覚悟の強さに差があって負けてしまったように思うわけですが
でもその後の天皇賞(春)では、心の迷いを振り切って圧倒的に強い姿を見せて、サトノダイヤモンドに勝ったわけですよね



この時にようやく未熟だったキタサンの心が強くなって、心技体のバランスが整ったと思ったんですが
しかし今回、体のほうが衰え始めてしまって
また心技体のバランス崩れんの!?って思ったというかな…

心の方が成長したと思ったら体の方が衰えていくっていう
せっかく整ったと思った心技体のバランスがまた崩れ始めてしまって、すごく安定感のないキャラに見えるっていうか…
その不安定なイメージっていうのが、馬のキタサンブラックと重ならない気がするんだよな…
というのも、馬のキタサンブラックがこの時期どういう成績を残してたかっていうと



こんな成績ですぜ!?これやばすぎない!?レースに出ればほとんど1着という怪物的な強さ、
ド安定の貫禄ある王道の馬っていう、そんなイメージがあるんですが
でもアニメのキタサンブラックを見ていると、いつも何かが欠けていて苦しんでいるっていうキャラになってるから
キタサンブラックってこんなに心や体が安定せずに苦しむキャラなんか…?って違和感があるっていうかな…

あと今回、サトノダイヤモンドの凱旋門賞が15着の惨敗に終わったと新聞で報じられてましたね
というか凱旋門賞は新聞だけで終わりかよ!?ちょっと待ってくれよ!?
これまで凱旋門賞のことはかなり作中で触れてきましたよね!?

まずドゥラメンテが「最大の目標は凱旋門賞だ」と語ったり、サトノダイヤモンドも「国内のレースより凱旋門賞で勝つことに賭ける」と語ったり
キタサンブラックも「私も凱旋門賞に行きたい」と言い出したり、主役級のキャラが口を揃えて凱旋門賞への思いを語っていたわけですが
でもそんな凱旋門賞は新聞でちょっと書かれて終わりなん!?そんなんアリかよおい!?

あれだけ名前を出してきたからには、何か凱旋門賞で描写したいストーリーがあるのかと思ってましたが
別にそういうのはなくて新聞だけで終わりとは…いったいなんだったんだ…
こういう後ろ向きな感想はあんまり書きたくないんですが、今回またネガティブに寄ってきてしまったな…

こうなると俺にとって三期で期待できるのは
シュヴァルグランが可愛いってこととビワハヤヒデがバナナ食ってるってことぐらいだぜ!(えー
次回に続く!


アニメ感想:ウマ娘プリティーダービー Season 3 第12話「キタサンブラック」



さてそれではウマ娘三期12話の感想ですが、まず最初に率直な気持ちを言っておくと
今回の話はいい感じの内容でしたね
このところ俺の感想でぶつくさ言う感じになっていたウマ娘三期ですが、
この12話に関しては満足な内容に仕上がっていて文句なく見れました
何がそんなに良かったかというと、まずオープニングからして仕掛けがありましたね

普段のオープニングでは、キタサンブラックがOP曲の合間に「負けない」とつぶやくわけですが、
しかし今回のオープニングでは、シュヴァルグランに差し替わっていて「負けない」とつぶやくっていう演出に変わっており
つまりそれだけシュヴァルグランにとって負けられない戦いだってことがOPの特別演出で示されているわけですよね

じゃあなんでそんなにシュヴァルグランは負けられないのかっていうと、
これまでキタサンブラックに負け続けてきた悔しさが溜まりに溜まっており、
そしてその悔しさを晴らすチャンスはもうあとわずかしかないと気づいたからっていうのが今回の話なわけで

というのも、前回キタサンブラックはピークを超えて衰え始めたために間もなく引退するということを宣言し、
キタサンブラックと戦える機会自体がもうなくなってしまうわけなので、
このまま負けっぱなしで終わるわけには行かないっていう強い気持ちがシュヴァルグランに芽生えるわけですよ

そんなわけで「今度こそ絶対にキタサンブラックに勝つ」という断固たる決意を持ってシュヴァルグランが挑むっていうのが今回の話であり、
サブタイトルの「キタサンブラック」っていうのも、今回の話の主役はキタサンブラックですということじゃなくて
今回の主役のシュヴァルグランがキタサンブラックをいかに意識しているかっていうことを示したものだと思うんですよね
そういう風にサブタイトルにも一工夫してあるのは感心したポイントでした

そしてレースの結果、すさまじい覚悟の走りによってシュヴァルグランは
打倒キタサンブラックという念願を叶えるわけですが、こういう展開だったら
シュヴァルグランが勝つということに俺も納得が行くんですよね

これまでウマ娘三期を見てきて俺が繰り返し言ってきたことは、
「今回のレース、なんでこのウマ娘は勝てたわけ?」という風に
勝者となったウマ娘が勝てた理由が分からないってことだったんですよね

そのウマ娘が勝つために何をしてきたとか、どんな覚悟を持ってレースに挑んだのかとか、
そういう描写がないと勝った時の実感がさっぱり湧いてこないってことを言ってきたわけで
今回に関してはそういう描写がちゃんとあったから納得の行く展開だったと思いましたね
やっぱり、突然勝ちましたって結果だけをポンと与えられるより、勝ちに至るまでの流れをしっかり見せてくれたほうが断然見応えあるなと思いました

あとこれも結構大事な部分なんですけどシュヴァルグランめっちゃエロくて可愛い(えー
何話か前から言ってたけどシュヴァルグランマジで可愛いな…顔だけ見るとボーイッシュなキャラに見えるけど
実は胸がめっちゃでけーんだよな…巨乳好きの俺としてはたまらんものがあるぜ

ウマ娘のアニメ三期を通して一番の収穫がなんだったかっていうと
シュヴァルグランがエロくて可愛いってことに気づいたことかな…ただ今回のレースに関しては
キタサンを尻から映したアングルもエロいなと思ったけど(えー

あと最後にひとつ、今回の食堂のシーンでもまたまたバナナ食ってるビワハヤヒデが映ってましたね
ここんとこ毎回出てきてるけど一体どうしたん!?ビワハヤヒデってウマ娘の中だと特別なキャラでもないから正直びびるわ
ビワハヤヒデを毎回映しても得するのは俺ぐらいだと思うが…(えー 次回に続く!


アニメ感想:ウマ娘プリティーダービー Season 3 第13話「そしてあなたの…」

さてそれでは、ずいぶん遅くなってしまったウマ娘3期最終回の感想ですが、今さらながら書いていきたいと思います
これまでの話では我ながらネガティブな感想を書いてきたわけなんですけども、
最終回はとりあえず良かった部分から書きたいと思います!

最終回で良かった部分といえばなんと言っても作画の綺麗さ。
これまでウマ娘のアニメをいくつも見てきましたが、ぶっちゃけその中でもこの回が一番作画良かったなと感じました
スペちゃん達の顔、トレーナーの顔、ロイスアンドロイス達の顔、ジャングルポケット斉藤の顔、
どれを見ても作画綺麗だなーと思いながら見てましたね

そんな風に作画が良い中でも、格段に最高潮だったのは
レースが終わった後のウイニングライブのシーンだったと思います

このウイニングライブのシーン、ステージ上のキタサンブラックも、観客席から見守るウマ娘達もみんな顔がめちゃくちゃ綺麗だなと思ったし
特にトウカイテイオーの表情が最高級の神作画でしたね
このテイオーの表情はマジで綺麗すぎて忘れられないレベルの素晴らしい作画だったと思います

そんな風に作画に関しては、ウマ娘を見てきた中でも一番良かったと思うくらいに大絶賛したいほどの神作画だったと思うんですが
しかしその一方で、話の方はどうだったかというと問題はそこなんだよなぁ…(えー
話の方はどうにもな…これまでの話もネガティブなことを書いてきたけど、最後までやっぱり満足できなったなというのが正直なところです

たとえばこの最後のウイニングライブを見ていても、ステージ上に立っているのは
キタサンブラック、シュヴァルグラン、そして知らんモブウマ娘なんですよね
なんでこんな大事なポジションにいるのがポッと出の知らんモブウマ娘やねん!
今までのレースもそうでしたけど、なんの脈絡もなく知らんモブウマ娘が急に大事な役目をかっさらっていくのやめろや!
何話か前にキタサンが「誰ーーー!?」って叫んでたようなあのズッコケ感、それが最後まで抜けなかったですね…

なんて言うんだろう、モブウマ娘に大事な役目を任せるんだったら、ポッと出のキャラにするんじゃなくて
この場に立つのにふさわしい強者みたいな描写をちゃんと見せてほしいんですよね
たとえばアニメ一期でブロワイエってキャラがいたじゃないですか

あのブロワイエ、本来ならモンジューっていう名前の馬なのが、当時は許可が取れていなかったので
やむなくブロワイエって名前に変更して出したキャラで、そういう意味ではこのアニメにおけるモブウマ娘と同種の存在だと思うんですよ
でもブロワイエはポッと出の脇役なんかじゃなかったやん!?
ちゃんと強者としての描写を積み重ねて一期のラスボスとしてスペシャルウィークと戦ったわけで
そういう風に、重要なポジションを担うのにふさわしいキャラだっていう描写からまず見せてほしいわけですよ
そういった過程が抜け落ちてて結果だけポンと出されてるって感じがすごいんだよな三期は…



あとキタサンブラックが勝利して終わった有馬記念にしても、決着の瞬間に
「これがスターの引き際だーーっ!!」って実況が叫んでましたけど
キタサンブラックのことを「スター」っていう風になんか急に言い出した感じがして
なんでいきなりスターって呼ばれてるんだ…?ってポカーンとしちゃったんですよね

最後にこの言葉で決めるんだったら、キタサンブラックがスターと呼ばれる過程をしっかり見せてほしかったし
そういう大事なセリフまでもが急にポンと出てくるっていう、その軽い感じをほんとどうにかしてほしかったな
まあ、このセリフに関しては、実際の馬のキタサンブラック引退レースで
「これが男の引き際だーーっ!!」って実況が叫んでたから、
そのセリフをなぞろうとして、ウマ娘を「男」とは呼べないから「スター」に変えたとかそういう理由なんだろうけど。

なんていうかそういう「史実で起きたことをなぞってるんですが?」みたいな作風も
この3期では逆効果だった気がするなあ。俺がしつこく言ってる「モブキャラが急に勝つような違和感あるレース展開」っていうのも
史実のレース展開をなぞった結果だし。ただ単に結果をなぞっても面白くならないんだなってことを、この3期ではずっと感じてたなあ

あと「なぞるだけじゃ面白くならない」って点で言うと、史実の展開だけじゃなくて
2期でやった展開をなぞってることにも感じましたね

←アニメ2期最終回のテイオー
←アニメ3期最終回のキタサン

こんな風に、最終回のレースでゴールインする瞬間とか
2期のテイオーをモロになぞってるような演出だったし
最終レースにしてもテイオーと同じ有馬記念だし、その後のウイニングライブにしてもテイオーと同じ衣装で踊るっていう
「これ2期のテイオーでやったよな?」って展開を何度も見せられてるってことにモヤモヤしたというかな…

それに3期の全体的な話の流れにしても、キタサンが何度も挫折を味わってそれを乗り越えていくっていうような
2期のテイオーでやったことをなぞってる感っていうのが漂ってた気がするんですよね
なにしろウマ娘のアニメで一番人気が出たのってやっぱり2期だし。
その実績から「キタサンもテイオーと似たような話にしよう!」ってことになったんじゃないかと思うんですが

でもキタサンとテイオーって特徴がまるっきり正反対だから、似たことをやらせるのってすごい無理があったと思うんだよな…
トウカイテイオーは何度も重いケガを繰り返して、無念にも走り続けることのできなかった悲劇の馬ですけど
キタサンブラックは1度も重いケガをすることなく、ピンピンして走り続けためっちゃ頑丈で元気な馬なので
もうまるっきりイメージ違うやんと思うわけで、キタサンにテイオーみたいな挫折とか苦悩とか抱えさせるのおかしくね?って気持ちがずっとあったんですよね

俺的にキタサンブラックと言ったらとにかく元気なイメージというか、パワフルに走り続けて自分だけでなく周りも元気にするようなキャラを想像してたので
なんかこのアニメのキタサンってやたらジメジメしてて元気ないよなってことが引っかかってたというか…

事あるごとに落ち込む展開繰り返してたからなあ。もっとスッキリした空気のキタサンを見させてほしかったわ…
それと3期についての拍手コメントも届いてたので紹介しておくと

・初めてカキコします。ウマ娘で大志さんをフォローさせてもらってる者です。ウマ娘3期を見てらっしゃいますが、やはり評価は「う〜ん…」ってところでしょうか。
 私としても、アニメとしてもリアル競馬知ってる者としても中途半端なデキですね(私は96年から競馬見てます)。列挙すると…
 1.ひとりひとりの掘り下げがイマイチ。
   宝塚で競争能力喪失したドゥラメンテ、
   スピードが頭打ちだが重馬場が鬼レベルのサトノクラウン、
   菊〜有馬記念にかけて唸るような馬体していたサトノダイヤモンド、
   コーナーで不器用すぎて大成遅れたが府中で覚醒&同期のアドマイヤデウスがオーストラリアで非業の死を迎えた数週間後にジャパンカップ勝ったシュヴァル。
   元々短距離の先行馬扱いされて思いっきり菊花賞不安視されていたのに初回でスタミナ馬とネタバラシされてしまう&5歳時にG1を4勝してピークアウトもくそもないキタサン。
   これらすら拾えていない
 2.キタサンがメンヘラ(前向きなお祭り娘の面影はどこにもない。複数G1勝ってるのに後ろ向き。ただの商店街アイドル)
 3.RTTTまで描かれていた「皆に勝って欲しい」という作風を台無しにしている。単純にオールハイユウとリバーライトに失礼。皆に感情移入させて堂々と闘い、
   勝負の後は恨みなしのノーサイドが魅力の作風で勝者をコケにしすぎ。なんならリバーライトに「アンタたちだけでレースしてるんじゃねえ!舐めるな!」と言わせて良いくらいだった
 挙げればキリがありません。一言で「キャラが多すぎてとっ散らかったよくあるアニメソシャゲのひとつ」に堕ちてる印象でした。
 いくらネイチャが人気キャラとはいえ、「愛すべきバイプレーヤー」として価値も高かったカノープスが今期は丸ごとガヤに成り下がっているのも残念でした by 千代さんと2人暮らし

こんな風に厳しめに書かれてますね。俺としてもまあそうだよな…って同意せざるを得ないというか
特に「キャラ出しすぎて扱いきれてない」っていうのは感じましたね

たとえばチームカノープス、チームスピカのメンバーがこうして大量に登場してたわけですけど、
ぶっちゃけほとんど扱いきれてなかったなっていうのはすごく感じたし
とりあえず大勢出してみたけどあんまり意味なかったっていう微妙な空気感はかなり漂ってましたね
というかその点でいうと、一番やばいなと思ったのはチームリギルなんですよね



これマジで意味なかったよな!?(えー
3期の序盤でめっちゃずらずら大勢のメンバー並べて、さらに新キャラのデアリングタクトまで加えていたわけですけど
このチームリギルが3期のストーリーに関わってくることはまったくないままで終わってしまったという…
これこそまさに、とりあえず大勢出してみたけどあんまり意味なかったっていう最たる例だよな…

なので俺としては、チームで大勢のメンバー出すってやり方はもうすっかり限界だと思うから
チームスピカ、チームカノープス、チームリギルとかの話はここでいったん終わりにした方がいいと思いますね…
さいわい、ロードトゥザトップとか今度の新映画とか、チーム設定を使っていないウマ娘アニメも生まれ始めてるから
今後ウマ娘をアニメ化する際は、そっちの設定をメインに進めていってほしいですね…

(C)2023 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 3」製作委員会





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