映画感想:わんだふるぷりきゅあ
ざ・むーびー! ドキドキゲームの世界で大冒険!
みなさんこんにちは、今週になって映画わんぷりが公開されたので今日はその感想を書こうと思います
映画の内容的に、普段テレビでやってるストーリーとは関係性があまりなく、ちょっとした外伝みたいな話になってましたね
簡単にあらすじをまとめると、ゲームの世界にいろは・まゆが囚われてしまって、それをこむぎ・ユキが助けに行くという話でした
要するにいろは達がピーチ姫ポジションでこむぎ達がマリオポジションって感じかな
それと先輩プリキュアの面々(ひろがるスカイプリキュア、魔法つかいプリキュア)も出演してましたが
ストーリーへの関わりはそんなに多くなくて、ゲームに参加しているプレイヤーの一員という扱いで
こむぎ達の奮闘する姿を見ながら「私たちも力になってあげよう」と、のちのち手助けすることになるっていう役割でしたね
先輩たちが直接的にこむぎやいろは達と会話するシーンは少なくて、そういった交流シーンに関しては
すべての戦いが終わった後のエンディングイラストで描かれるって感じでした
エンディングのイラストは結構たくさん用意されていて、
本編で交流シーンが描写できなかった分、エンディングで出来るだけ多くイラストを用意したって印象でしたね
なので先輩とのコラボに関しては控えめだったわけですが、他の見どころが何かと言ったら
悟と大福ちゃんの新たな描写ですよ
まず大福ちゃんについてですが、なんと言っても驚いたのは
声優:中村悠一というキャストが明かされたことですね
これまでテレビでの大福ちゃんはずっと無言のキャラとなっていて
「性格はカッコイイらしい」という情報だけが明かされていたわけですが
今回の映画で声はなんと中村悠一で、性格もやはりイケメンだったということがわかって
テレビで大福ちゃんを見てきた身としてはめちゃくちゃビックリするという内容となってましたね
さらにサプライズだったのは声が明かされただけでなく、大福ちゃんが人間の姿へと変身して
悟と一緒にプリキュアっぽい衣装へとチェンジするシーンがあったことですよ
この大福ちゃんと悟の扱いが今作最大の見どころと言っても過言ではないと思います
ただ、正統なプリキュアへの変身かというとちょっと違うというか、
変身の描写的に先輩であるキュアウィングの力を少し借りた一時的な変身って感じだったんですよね
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←キュアウィング |
なので、カラーリングだったり衣装の雰囲気もキュアウィングと似た感じになっており
おそらく悟と大福ちゃんが変身できるのはこの映画だけなんじゃないかなと思います
先輩プリキュアと共演できたこの映画ならではのサービス変身っていうかね。
そんなサービスが実現したのは、キュアウィングって世にも珍しい男性プリキュアだから
同じ男性キャラとしてレギュラー出演している悟と大福ちゃんとの共通点があるってことで
キュアウィングの力を分け与えるっていうアイデアが生まれたんじゃないのかな
ともかく、普段から悟や大福ちゃんに注目しながら見ている俺としては、
今回の映画での悟と大福ちゃんの扱いに関しては大満足って感じでしたね
ただ、そこはすごく満足だったんですけど、それ以外の内容については正直微妙だったというか
さっきも言いましたけど、先輩プリキュアたちとの交流シーンが少なくて、共演ものとしては内容がけっこう薄味だったりとか
あと今回登場する敵キャラって、この画像のようなタヌキ軍団なんですよね
ゲームの世界で暮らしているタヌキ軍団との戦いで、世界を闇に包み込むような巨大な悪とかそういう相手じゃないから
そんなタヌキとの戦いに先輩たちに手助けしてもらう必要あるんだろうかって正直思ったっていうかな…
こう、先輩たちと一緒に立ち向かうような相手としては敵のスケール小さすぎって感じちゃったというか
わんぷりだけの力じゃ到底勝てないような、もっと凄まじい強敵に出てきてほしかったなって気持ちがありました
そんなわけで、俺としては良かった部分と微妙に感じた部分がすごくハッキリ分かれてしまった映画という印象でしたね
なので評価としては判断に困るっていうか…「ここは良かったんだけどここはちょっとなぁ…」と、神映画ともダメ映画とも言いづらい感じです
とりあえず、大福ちゃん関連のシーンに関してはテレビで見られないものが見られるので、
それが見たいって人には自信をもってオススメできるって感じでしょうかね
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