第6作・激突!100億パワーの戦士たち |
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一方、ピッコロさん達が戦っている間にクウラとの戦闘に突入した悟空。しょっぱなから界王拳で飛ばしていきますが、 ロボット兵よりもさらに頑丈なメタルボディ相手にはまったく効果がありません さらに悟空得意の瞬間移動までも習得していたクウラ。あらゆる点で優れているクウラに対抗すべく 悟空は超サイヤ人へと変身し、フルパワーの体当たりで一気に勝負をかける! 「壊れたって知らねえぞォォォーーッ!!」 バキイイイイイイイン! 猛スピードでの悟空のタックルに、メタルクウラの左腕もたまらずちぎれ飛ぶ!これで悟空有利になったかに思われましたが… ヒュッヒュヒュッカシカシカシカシ なんと、わずか数秒の間に再生を遂げてしまうクウラの左腕!しかもクウラの解説によると 単なる元通りの再生ではなく、その能力を増して再構築されているようです。ほとんど無敵ってことじゃないかよー! 「どうした、さっきの勢いはどこへ行った?」 かめはめ波も打撃もまるで通用せず、とうとうメタルクウラに首をギリギリと絞められてしまう悟空。 首を絞めてくる腕力も、超サイヤ人の力ですら振りほどけないほど強力になっています。 息が詰まるどころか首を握りつぶすほどクウラが腕に力を込めると… バキイイイイッ! その時、何者かの蹴りがメタルクウラに炸裂!悟飯のピンチにはピッコロさん、そして悟空のピンチといえばこの人! 一体どこから話を聞きつけたのかベジータが悟空の助っ人に参上! 「す…すまねえベジータ…」 「勘違いするなカカロット。オレはお前を助けに来たわけじゃない、お前を倒すのはこのオレだからな」 登場するなり「勘違いするな!」 「お前を助けたわけじゃない!」 「お前を倒すのはオレ」という 何だかんだ言って助けてくれる人のセリフの三種の神器を言ってのけるベジータ(えー まるでライバルキャラのお手本を見ているようだ… |
しかし、超サイヤ人2人を前にしても「サルが何匹居ようと同じことだ」と余裕綽々のメタルクウラ。 サイヤ人の王子がサル呼ばわりされては黙っていられません、「…後悔するなよ!」とベジータは気合十分で突撃! しかし、ことごとくクウラの返し技のエジキにされてしまうベジータ。今のクウラは悟空より強いのでそれも仕方ないですが… さらには、悟空とクウラの瞬間移動戦闘に置いてきぼりを食らって「くそったれーーッ!!」と 悟空もろとも八つ当たり気味のビッグバンアタックを仕掛ける!ギャー気持ちは分かるけど落ち着いて! しかし、頼みのビッグバンアタックさえも瞬間移動の前には通用しません。 総じてクウラは肉弾戦でベジータを圧倒し、瞬間移動では悟空の上を行き、 エネルギー弾で2人同時にダメージを与えたりと、宣言通り超サイヤ人2人相手でも互角以上の戦いを見せつけます。 「ハァ、ハァ、ば…化物が…こっちはパワーが下がって来てるのに、奴は平然としてやがるっ…!」 「ハァ、ハァ…大丈夫か?ベジータ…」 「き…気安く声をかけるな!」 とうとう息が上がりだした2人。それにしても自分から話し出したのに「声をかけるな!」というベジータが 素直でなくて笑えます。今が旬のツンデレというやつでしょうか(違 「このまま行けば、オレ達は確実に殺される…もう後がねえ、フルパワーで2人同時にかかれば…!」 「オレに指図するな…!」 「へへ、そ、その意気だ…来るぞ…!いいな!フルパワーだッ!」 「オレに指図するなああーーッ!!」 ドギュウウウウウ!! 宿敵に指図されるイラつきをクウラにぶつけるかのように、パワー全開で突撃するベジータ! 悟空も後から追いついてタイミングを合わせます。「「はああーーッ!」」 2人同時の突撃を受け、クウラの上半身がバラバラに砕ける!すぐさま再生を開始するクウラでしたが そうはさせじと追撃のエネルギー波で再生途中のクウラを攻撃! 「うおおっ!?ぐぐっ…が…がああっ…!」 エネルギー波の中で再生部分がスパークし始め、今回の戦いで初めて悲鳴をあげるクウラ。決めるならここしかない! 「消えてなくなれェェェーーッ!!」 「うがあああーーっ!!」 ドゴオオオオン!! ついにダメージが再生速度を上回り、粉々に砕け散るメタルクウラ! 限界までパワーを引き出しての勝利に、悟空とベジータはまるで駅伝後のランナーのように その場にバッタリと倒れて息を整えます 「ハアッ…ハアッ…パワーを…ほとんど使い切っちまった…」 おもむろに悟空が上半身を起こしたその時。カラカラン、とどこからか小石の転がる音が… もはや目を空けることにも疲れるのか、薄目で何とはなしに音のした方に目を向ける悟空。 「あ…ああ…あ…?あ…」 信じがたいことに、はるか遠くに見えるのは今確かに粉々になったはずのメタルクウラが! それも1体だけではない。2体、3体…10…20…どこまで増える気だ!?ズラリと横一線に並んだメタルクウラ。その数およそ100体! あまりにも絶望的なこの状況。まるで勝ち目のない戦いを目の前にして、悟空もあきらめに似た苦笑を浮かべるしかありません 「や、やっとこさ倒したってえのに…」 「ど…どうなってやがる…」 砂煙を上げて一斉に向かってくるメタルクウラの群れ。もはや満身創痍の悟空達には逃げるだけの力もありません ならばせめて、残った力で一体でも多くの敵を道連れにするのみ! 「はあああああーーっ!!」 「くそったれーーーっ!!」 ドオオオオオオオン |
100体クウラとの戦いで気を失った悟空達。2人が目を覚ました時には、ビッグゲテスターの中枢で妙な装置に つながれている状態でした。 「オレ…達をどうするつもりだ…っ!」 「その桁外れな生命エネルギーを全てもらう。これからはメタルスーパーサイヤ人を 何万人と持つことができるのだ。ハッハッハッハッ!」 もうちょっと名前ヒネってくださいクウラさん。なんだかスーパーフリーダムガンダムを思い出してしまいました(えー どんどんと吸収されていく悟空達のエネルギー。悟空達はダメージを負っているとはいえその容量はすさまじく、 2人のエネルギーだけで惑星サイズのビッグゲテスターにおさまり切らないほどでした。 「超サイヤ人のエネルギーがこれほどとは。これ以上吸い続けるとこっちが危ないところだった…」と吸収をストップするクウラ。 しかし、2人はほとんど意識のない中でさらにビッグゲテスターにパワーを流し続ける! 「…!?回路は閉じたはずだ!なぜ流れてくる!?や、やめろっ!オーバーヒートする!限界だァッ!」 悟空達のパワーを受け止めきれず、次々と爆発を起こし始めるビッグゲテスター! 各地のメタルクウラも連鎖するように機能停止し、爆風に包まれていく! ビッグゲテスターに侵入していたピッコロさんも、メタルクウラにエネルギー弾1発でのされていたところを 間一髪でクウラが爆発し命拾いします。ウウッ…しかし相変わらずボスに対してのこの弱さは…( ´Д⊂ヽ 爆発の末にとうとう崩壊を始めたビッグゲテスター。悟空とベジータは悟飯達を先に脱出させ、クウラ本体との決戦に臨みます 「やっぱ…二度と悪さできねえようにするしかねえようだな…!」 「…ムカつくヤロウだァーーッ!!」 オレのビッグゲテスターをメチャクチャにしやがって!クウラはワイヤーで悟空を捕らえ、ギリギリとその体を締め付ける! 体力がすでに底を突いている悟空はそれを振りほどく力がありません 「お前にこのオレを倒すことなど無理なんだァ!!」 「無理と分かっていても、やらなきゃなんねえ時だってあるんだぁぁっ!」 あくまでも諦めるつもりのない悟空。その時、ベジータの放った気円斬がクウラのワイヤーを切断する! 「オレ達に…不可能など、あるもの…か…!」 自由になった一瞬を突き、クウラに渾身のエネルギー弾を叩き込む悟空! 眩い光弾に包まれながら、今度こそクウラはこの世から完全に消滅するのでした 粉々に吹き飛ぶビッグゲテスターを後に、武空術の余力もない悟空達は地面に飛び込むように仲間の元へと合流。 「また今回も仙豆の世話になっちまったなぁ」とヤジロベーの仙豆で傷ついた体を回復させ… って、仙豆!?ヤジロベーそんなの持ってたんですか!な…なんで戦う前に渡しとかないのキミは!! しかも一粒二粒じゃなくて袋にジャラジャラいっぱいかよ!なんで1人で持ってるんだそんなものー! ええい効率というものがまるで分かっておらん!これがゆとり教育の弊害というやつか…(関係ねー |