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瀕死パワーアップの考察

ここでは有名なサイヤ人の特性である「瀕死状態から復活すると大幅に力を増す」という設定を考察していきたいと思います
ただし、参考にするのはベジータの「オレ達は死から立ち直るたびにどんどんと力を高めることができる…」という発言のあった
ナッパ&ベジータ編以降からとします。
 

物語の時期 瀕死になったキャラ

ダメージを受けた流れ

復活後の様子

原作20〜21巻 ベジータ 悟空達との戦いで、生命維持装置を
使わなければならないほど深刻なダメージを受ける
戦闘力が18000から24000にアップ
原作20〜21巻 悟空 ベジータに全身の骨をバラバラにされる 復活後、50倍重力の修行で
「ベジータとの決闘もまんざらムダじゃなかったかもな…!」
というセリフから、かなり戦闘力はアップしているはず
原作23巻 ベジータ 変身ザーボンに叩きのめされる 変身ザーボンと互角以上に闘えるようになった。
戦闘力24000から30000前後にはアップしたと思われる
原作23巻 悟空 100倍重力の修行中、
自分にかめはめ波を撃ち込む
「死を乗り越えれば強さが増すサイヤ人の特性に…」
というナレーションがあるので、少なくともパワーアップはしている
原作24巻 ベジータ リクームに叩きのめされる ギニュー特戦隊メンバー相手なら楽勝レベルになり、
戦闘力530000のフリーザと、ある程度まで力比べができる。
そしてフリーザの最新スカウターでも戦闘力を測りきれなかった。
ギニューのスカウターでも180000まで測れることを考えると、
この時のベジータは30000前後からおそらく200000以上には
パワーアップしているはず
原作24巻 悟飯 リクームに首の骨を折られる はっきりとした戦闘力アップの描写は少ない。
ただ戦闘力23000のギニューを圧倒した事と、
ベジータも「戦闘力はドンドン上がっている」と言っているので、
少なくともパワーアップはしているはず
原作25巻 悟飯 フリーザ(第二)に頭をつぶされそうになる フリーザ(第三)をひるませるほどのエネルギー波を撃つ。
フリーザ自身も「死にかけて甦ってから別人のように…」
言っているので確実にパワーアップしている
原作26巻 ベジータ クリリンに腹を撃ち抜かれる ピッコロさん達には見えないフリーザの光線を見切ることができる。
フリーザ(第四)にはまるで敵わなかったが、
復活前はフリーザ(第二)にすら及ばなかったことを考えると
かなりのパワーアップを果たしている
原作25〜26巻 悟空 ベジータに叩きのめされる フリーザの光線を片手で弾き飛ばし、だいぶ健闘する。
ベジータも「さっきまでのカカロットじゃない…」と言っていることから
かなりのパワーアップを果たしている
原作29〜31巻 悟空 心臓病+19号との闘いのダメージ+エネルギー吸収 かなり衰弱してしまったが、パワーアップした描写はない
原作30巻 ベジータ&トランクス 17号・18号との闘いで気絶。
17号が「はやく仙豆をやらないと死んでしまう」
言っているので、かなり危険な状態のはず
ベジータは特にこっぴどくやられ、両腕も折られてしまったが
特にこれといってパワーアップした描写はない
原作32巻 ベジータ 完全体セルに完敗。
クリリンが「意識を失ったぞ!それとも死…!?」
と言っているので相当危険な状態
クリリンの仙豆で完全回復したが、パワーアップした様子はない
原作34巻 悟空 セルとの闘いで消耗+セルジュニアに痛めつけられる セルジュニアとの闘いでは立っていられないほど
重いダメージを受けてしまうが、復活した後も
「つ、ついにセルがフルパワーの戦いを見せる…」
と冷や汗を流しているので、パワーアップしたとは考えにくい
原作35巻 セル(第二) 自爆して核だけになる セル(第二)から再び完全体となり、瞬間移動を習得。
身にまとう気にも激しいスパークが発生するようになった。
悟飯も「思った以上にセルのパワーがアップしていた…」
言っているので相当なパワーアップを果たしている
原作37巻 悟飯 スポポビッチに腹を刺され、エネルギーを吸い取られる。
立つだけの体力も残っていなかったので
相当に衰弱していたはず
刺される前に「セルをやった頃はそんなもんじゃなかった」
復活した後、ダーブラとの闘いで「ガキの頃の方が強かった」
刺される前後の悟飯を見てベジータが同じことを言っているので、
瀕死によるパワーアップはしていない
原作39巻 悟飯 魔人ブウ(デブ)のエネルギー弾で気絶 界王神が「急ぎましょう!死んでしまいますよ!」と焦るくらい
危険な状態だったが、はっきりしたパワーアップの描写はない
原作41巻 悟飯 魔人ブウ(ゴテンクス)に叩きのめされる。
全身ボロボロで「あ…あう…」と喋る気力すら
残っていない状態
ブウが「しょせん元通りになっただけ、パワーアップしたわけではない」
と言っているので、パワーアップはしていない
とびっきりの
最強対最強
悟空 クウラの破壊光線を背中に受ける。
看病したクリリンが生死の心配をするほど傷は深い
特にパワーアップの描写はないが、復活後の悟空が気を高める前に
悟空に合わせたサウザーのスカウターが破壊されてしまった。
瀕死前の悟空対サウザーではスカウターは壊れなかったので
おそらくパワーアップはしているはず
燃えつきろ!
熱戦・烈戦・超激戦
悟空&悟飯&
トランクス
ブロリーに叩きのめされる。
直後ピッコロさんの仙豆で回復した悟空が
「生き返ったー!仙豆食わなかったらおっ死んでた」
と言っているので、相当危険な状態だったはず
3人は回復後も同じようにボロボロにされてしまった。
ブロリーとの実力差は埋まっていなかったようなので
パワーアップしたとは考えにくい
危険なふたり!
超戦士はねむれない
ブロリー 燃えつきろ!熱戦・烈戦・超激戦でのラストで悟空に
腹をぶち破られ、地球に逃げのびる
青年悟飯でも全然ダメージを与えられなかった。ただ、
前作でも超サイヤ人を7回無傷で倒したほどの化け物だったので
それより強くなったかどうかは分かりにくい。
悟飯の「相変わらずの化け物だ…」というセリフを
「前と実力は同じ」とするならパワーアップはしていない


まとめてみると、意外にもフリーザ編以降で瀕死パワーアップしていたのはセルだけという結果に…。(クウラはフリーザ編と同時期なので)
つまり瀕死パワーアップというのは、ほとんどフリーザに対抗するために作られた設定だったんじゃないでしょうか。
対ベジータには界王拳、対フリーザには瀕死パワーアップ、対セルには超サイヤ人2、対ブウには超サイヤ人3というように
新しい敵には新しい対抗手段が追加されていったので、超サイヤ人になりながら界王拳が使われないように
古い設定になった瀕死パワーアップも、セル編からは使われなくなっていったんじゃないかと…
こんなところで考察を終えたいと思います
 








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