■反逆のルルーシュ6話 「奪われた仮面」

「イレヴンなんて…」

「容疑者だったよね、クロヴィス殿下のアレ」

「誤認逮捕だって先生が…」

「でもどこか怪しいから捕まったんだろ?」

「まさかテロリストじゃないわよねぇ」

フルーチェさんのクラスに転校してきたスザクでしたが、やはり数日前まで「大罪人のイレヴン」として報道されていた以上
まるで腫れ物を扱うように誰も近づこうともしません。スザクに友好的なのは、フルーチェさんと妹のナナリー2人だけ
今すぐに駆け寄って事情を聞きたいフルーチェさんですが、こんな「スザクをシカトするのが暗黙のルール」みたいな状況では
気軽に話しかけるわけにも行かず…


(C)本宮ひろ志/集英社

屋上へ行こうぜ…
ひさしぶりに…
きれちまったよ…
(えー

というわけで、こっそり屋上にスザクを呼び出したフルーチェさん。一話以来の再会を喜び合います

「安心した…無事で!」

「そっちこそ軍事法廷はどうなったんだ!?それにここに入学って…」

「僕も驚いたよ、まさかルルーシュがいるなんて…
 その…捜査を正しく行うよう取り計らってくれた人がいてね。その人が、17歳なら学校へ行くべきだって」

な、なんだってー!!てっきり潜入捜査か何かでこの学校に来たのかと思ってましたが、まったくの偶然かよ!
というか前回のスザク釈放にもユーフェミアが関わってたんですね、スザクの濡れ衣を正しく捜査するよう手を回していたと…

そして捜査を正しく行わなかったオレンジさんの方は、何やら刑務所のような場所にブチ込まれていました

「出ろ、ジェレミア」

「ギルフォード卿…!分かっていただけたのですね!?」

「謀反の疑いに関してはな、オレンジ君。位を3つほど下げることにした」

「あ…?あ…?」

「君には選択肢が2つある。いちパイロットからやり直すか、オレンジ畑を耕すかだ」

なんてこと!3階級降格か軍を辞めるか2つに1つ!もはやオレンジさんのプライドはズタズタに砕かれ、
矢吹丈と戦ったあとのホセ・メンドーサみたいな廃人寸前になってしまいました。彗星はバーッて動くもんなー!(えー





その日の晩、ナナリーも交えてスザクと一緒にワイワイ盛り上がるフルーチェさん。
しかし別れ際、スザクはフルーチェさんに「学校では他人でいよう」と切り出します

「どう説明するんだ?名誉ブリタニア人と友達だって…下手すればバレてしまう。
 君が王子だったことが…ナナリーもそうだろ」

「…お前はこの前も他人の都合をッ!!」

「この前…?」

「あ…いや…」

ゼロとしてスザクと相対した時のことを思い出し、思わず声を荒げるフルーチェさん。
しかし慌てて「やべっ口が滑った」と気づき、下手なことが言えなくなってしまいます
というわけで、ゼロの時に続いてまたもやフルーチェさんはスザクに振られてしまうのでした(えー


それから数日、やむなくスザクから距離を置いて生活するフルーチェさんでしたが
クラスメイトのスザク無視は徐々にいじめへとエスカレート。
心ない生徒により、ある日スザクの体操服がグシャグシャに汚されてしまいます

「スザクさん、辛い目に…」

「…時間がかかるんだ、こういうことは」

「何とかならないのですか、お友達でしょう?」

なんとか孤独なスザクの力になってあげたいと言うナナリー。
フルーチェさんも同じ気持ちですが、こればっかりは名案が浮かびません

「…ん?」

トコトコトコ

「ほわぁああぁっ!?」

「え…?」

ギャガーン!その時部屋を横切ったネコを見るなりフルーチェさんは激しく動転!
らしくない表情でうろたえながら、どっかのオタクのような奇声を上げてしまいます。ホアアーッ!ホアーッ!
それもそのはず、そのネコはフルーチェさんの部屋から全力仮面を持ち出してしまったのです
ゼロに変身するため特注で作らせた一品。万が一これが調べられたらとんでもないことに…

「こ…こらっ!返せっ!ネコなんかに…!ネコの分際でッ!!」

状況が掴めないナナリーをほっぽって、必死でネコを追いかけ回すフルーチェさん。
しかし、ネコはひょいひょいと身軽な動きで外へと飛び出してしまいます

「冗談じゃない…!こんなバカなことでバレてたまるか!」

(こんな時テロリストどもがいれば包囲作戦を展開できるのに…!ぐっ…醜態だ!!)

ヽ(゜д゜;;≡;;゜д゜)ノ私があせっているだと!?バカな私は冷静だ!
フルーチェさんも相当思考力がぶっ壊れてきたようで、「ドラえもーんネコ捕まえたいからテロリスト出してよぉー!」
とハチャメチャなことを考え出す始末。そしてとうとうネコは通行人のいる校舎の方へ!これはまずい!

「そしたらそいつさぁ〜!…ん?なにこのネコ」

「これあの仮面じゃない?ゼロって」

「まっさかぁ〜、こんなところに」

「見たなっ!?忘れろ今のことは!!」

ゲェー!「全力仮面なわけないじゃーん」と気にもしていない女子相手に邪気眼発動!そこまでするか!
念には念を、という意味では間違いではないかもしれませんが
シューティングゲーで言うところの、念には念を入れてザコ一匹倒すのに無敵ボムをブチ込むくらいやりすぎな気がしますよ!
どうやらフルーチェさんは、石橋を叩いてから邪気眼で補強して渡る性格のようで…(えー





「なんだかネコに大事なものを盗られたみたいなんです、よく分からないんですけど
 お兄様のあんなすっとんきょうな声、初めて聞きましたもの…」

「ルルーシュの大事なものって…?」

「ラブレター?」「恥ずかしい写真?」「ポエム手帳?」

「ふっふっふ…まーかせて!絶対ルルーシュより先に取り返してみせるから!」

フルーチェさんの必死な様子が心配になったナナリーは、気を利かせてネコのことを会長たちに相談。
しかし会長にとってこの話は、フルーチェさんの弱みを握っていじくり回すまたとないチャンス!
学院の生徒を総動員して全力でネコ探しを始めます

ピンポンパンポーン

《生徒会長のミレイ・アッシュフォードです!校内を逃走中のネコを捕まえなさい!
 捕まえた人にはスーパーなラッキーチャンス、生徒会の人のキスのプレゼントだ!
 ネコを捕まえたら所有物は私に!私に!!渡しなさゲッホゲッホうぇッ》

生徒会のキスをエサにして戦意高揚を図る会長!
というか自分がブ男にキスするハメになったらどうするつもりなんでしょう:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
会長の作戦はまんまと大成功。あらゆる生徒が部活を放り出してネコ探しに飛び出します

ドワアアアアアアアアアアア!!

「ぐっ…!会長め余計なことを!」

「せ、生徒会って私も…!?やめてよ、私の初めてのぉっ!」

生徒会の中でお目当ての人のキス。ならば生徒に人気の高いフルーチェさん、カレン、シャーリーの3人が圧倒的にピンチです
なんとしてもキスの魔の手から身を守るべく、カレンやシャーリーもネコ争奪戦に身を投じることに…

その甲斐あって、ネコの下へと一番乗りしたのはカレンとシャーリーの2人。
あとは捕まえさえすればキスの恐怖からもおさらばです

「待って!キスの権利、カレンは誰に使うの…?」

「はぁ…?」

しかしネコを捕まえようとしたその瞬間、キスをやらされる側からしてもらう側に立場が変わり、
キス権を誰に使うかということが頭をよぎります

「ひょっとして…ルル?」

「なっ、なんでそうなるのよ!?」

前回2人のチュー未遂を目撃している分、フルーチェさんとカレンのキスが気になるシャーリー。
必死に否定するカレンでしたが、生徒会メンバーの男子はフルーチェさんの他にナメクジしかいないので
消去法から言ってフルーチェさん以外に選びようがありません(えー
しかし、2人がやいのやいの話している間に再びネコは脱走!結局キス権入手はなりませんでした

そしてネコはとっとことっとこ時計台へ!そこへいち早くやってきたのはフルーチェさんとスザクでした

「ま、待てスザク!ぜぇはぁ…お前は帰れ!」

「でも生徒会長さんが捕まえろって!」

「いいから帰れ、ネコは俺が!」

「体を動かすのは僕の方が得意だよ!」

さすがにスザク相手に邪気眼を使うわけにもいかず、「ネコは俺に任せてちょ」とお願いするフルーチェさんでしたが
クソ真面目なスザクは言うことを聞いてくれません
というか毎回フルーチェさんの言うことガン無視が基本ねスザク(えー
そして「運動は得意」の言葉どおり、息も切らさず階段をスイスイ登っていくスザク。
フルーチェさんはとてもそのペースについて行けずに足腰ヘロヘロです

「ふぅはぁ…!ったく、相変わらずの…体力バカ…!」



そして屋根によじ登りネコへと近づいていくスザク。下からギャラリーもかたずを飲んで見守ります

「大丈夫、怖くないから…」

「スザク、よせっ!うおああ!?」

「ルルーシュ!?」

その時、あせって足を滑らせたフルーチェさんがみるみるうちに屋根を滑り落ちていく!
スザクは咄嗟にネコよりフルーチェさんを優先し、あわや落下寸前というところでギリギリキャッチ!

「ファイトォォォ!!」「いっぱああああつ!!」

「あの2人…まさか!?」

しかし、2人のそんな光景を見てメガネっ子ニーナの顔色が変わります
あの2人まさか…やおい!?(えー
思わぬところで同人誌のいいネタができたわ
やっぱりスタンダードにルルーシュ×スザクで行くべきかしら
ああでもルルーシュ誘い受けとかルルーシュへたれ受けも捨てがたいわ

なんていう腐女子妄想が脳内を駆け巡っているに違いない:;y=_ト ̄|○・∵. ターン





全力仮面はすでに屋上で脱げ落ちており、スザクが気づかぬうちにフルーチェさんがこっそり回収。
ネコを抱えてみんなの所へ降りてきたスザクでしたが、またいつものように生徒達は一歩引いてしまいます
盛り上がっていたところに冷や水をぶっかけられたような静寂。
また無視か…(´・ω・`)としょぼーんな様子でうつむくスザクでしたが…

「ありがとう、ルルを助けてくれて!」

「やるじゃん転校生!」

社交的なシャーリーが最初に話しかけると、ナメクジ・会長も後に続いてスザクを褒めたたえます
そしてこのスキに「こいつを生徒会に入れたいんですがかまいませんねッ!」とマブダチ宣言をするフルーチェさん。
生徒会の面々は喜んでこれを受け入れますが、ニーナだけはフルーチェさんがイレヴンと友達だったことに
ショックを隠せませんでした。というか腐女子じゃなかったのね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン





なんとか事件は無事解決したものの、その後巨大スクリーンの前に整列させられる生徒たち。
クロヴィスの遺体がブリタニア本国へと届き、その葬儀の様子が放送されることになったのです

「諸君らが愛してくれたガルマ・ザビは死んだ!何故だ!」

「坊やだからさ」

アニメの葬儀シーンと言えば定番のボスキャラ演説。全世界に向けブリタニア皇帝がその思想を語り出します

「人は平等ではない!生まれつき足の速い者、美しい者、親が貧しい者、病弱な体を持つ者…
 生まれも育ちも才能も、人間は皆違っておるのだ!人は差別されるためにある!
 だからこそ人は争い、競い合い、そこに進化が生まれる。不平等は悪ではない!平等こそが悪なのだ!
 我が息子、クロヴィスの死もブリタニアが進化を続けているという証…戦うのだ!
 競い、奪い、獲得し、支配し…その果てに未来がある!
 
オール・ハイル・ブルァタァァニア!!」

言ってることメチャクチャだよこの人!
まさに悪の権化。梅沢春人のマンガ読みすぎなんじゃないのかと思うくらい破壊的な思想です(えー

「競(や)れ! 奪(や)れ!  獲得(や)れ! 差別(や)れ!
 支配(や)っちまえ――――!!!
 愛? 平和? 正義? 自由? そんなもの…クソ喰らえだ!
 そんなものは見えやしねー!ブリタニアの目にうつるものはただ一つ!
 不平等―――(デストロ―――イ)!!! 」

そんなブリタニア皇帝の演説に対して、生徒たちの反応はさまざま。
「いやその理屈はおかしい」と怒りの表情のフルーチェさん、カレン、スザク。
「正直ついていけない…」と悲しみの表情のシャーリー、ユーフェミア。
「またかったるい話が始まった」とどうでもよさげな表情のナメクジ。
無表情すぎて賛成なのか反対なのか、はたまた関係ないことを妄想中なのかさっぱり分からない会長。

共通して言えるのはブリタニア皇帝全然人望がないっていうこと:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
果たしていつまでボスの座に君臨していられるでしょうか。
そのうち誰かに引きずり下ろされてボス交代、なんてことも十分考えられそうです。次回に続く!

 

■反逆のルルーシュ7話 「コーネリアを撃て」

「父上!なぜ母さんを守らなかったんですか!
 ナナリーのところにも顔を出すぐらいは…!」

「弱者に用はない。それが皇族というものだ」

冒頭、ブリタニアで王室暮らしをしていた頃のことを思い返すフルーチェさん。
母が死に、ナナリーが瀕死の傷を負わされた時も、ブリタニア皇帝は眉ひとつ動かしませんでした

「なら僕は皇位継承権なんて要りません…!
 あなたの跡を継ぐのも、争いに巻き込まれるのももうたくさんですッ!」

「死んでおる…お前は生まれた時から死んでおるのだ。
 身にまとったその服は誰が与えた?
 家も食事も命すらも!全てはワシが与えたものなのだ!
 つまりィ!お前は生きたことは一度もないのだ!
 しかるに!なんたる愚かしさッ!」

「っ…ひ…!」

こ、この外道がー!傷心の息子を慰めるどころか、「死人同然のくせにやかましいわボケ」とフルーチェさんを一蹴する皇帝。
前回の演説では、ちょっと頭のネジが吹っ飛んだ人ぐらいにしか思ってませんでしたが今回は…


(C)荒木飛呂彦/集英社

皇帝!てめーの根性はッ!
畑に捨てられカビが生えて
ハエもたからねー
カボチャみてーに
くさりきってやがるぜーッ!!

ただ、家族を亡くしたフルーチェさんに対しては酷な言葉ですが
なまっちょろい子供に対しては聞かせてやりたいセリフでもありますね
某14歳で子供こさえてきた人なんかには特に:;y=_ト ̄|○・∵. ターン







「すいません宿題まで見てもらって…生徒会の人にも教えてもらっているんですが、なかなか」

「いいのよ、普通の学校には通っていなかったんだもの。仕方ないわ」

場面変わってランスロットの格納庫。そこではスザクが、ランスロット開発メンバーのセシルに勉強を教わっていました

「ね、それ食べてみて?感想を聞きたいんだけど」

「あ、はい、いただきます!」

セシルの作った差し入れおにぎりに手を伸ばすスザク。
というかブリタニア人なのに、こんなジャパニーズフードを作ったりもするのか…って!

「ジャッ…ジャム!?」

「いいブルーベリーが手に入ったの!」

ひ…160個分のブルーベリーパワー!?(えー
いくら体にいいからって、そんなわかさ生活のブルーベリーアイなんておにぎりに入れないでください:;y=_ト ̄|○・∵. ターン


しばらくしてランスロットでの待機命令が解除され、学校に通学するスザク。
授業時間は終わってしまったものの、活動中の生徒会メンバーを手伝いに生徒会室へ向かいます
しかし、その頃生徒会室ではピリピリと修羅場が展開中でした

「ねえ…カレン、私たちに隠し事してない?」

「…え?いや、何の話?」

「話してよ、私驚かないから…この間ね、見ちゃったんだ」

ネタは掴んでるんだぜとやたらカレンの隠し事を問い詰めるシャーリー。
テロリストという重大な隠し事があるカレンは、顔色が段々険しいものに…まさかこの女私の正体を!?

短いつきあいだったわね
シャーリー(シャキーン)

今すぐその口ふさいでやるぜ!と速攻で仕込みナイフを装備!ば、ばかものが!
こんな誰が入ってくるかも分からない場所で殺しなんて余計に証拠が!(えー

「付き合ってるんでしょルルと!だってこの間校庭で!」

しかしシャーリーの気になっていたのはフルーチェさんとのキスのこと。
こんなことでいちいちナイフ抜かれてたら命がいくつあっても足りません

「違う違う!あれは向こうが勝手に…」

「ルルから!?」

「いや、そんなんじゃなくて…」

「でもこの前だって、そのネコ捕まえようとして…」

「あれは違うでしょ!それにキスぐらいでそんな…」

「ぐ、ぐらいって…じゃあそれ以上の!?」

言い逃れをすればするほどこじれる話。とうとうシャーリーは半泣きになってしまいカレンもたじたじ。
「とにかく私とルルーシュは関係ないから!」とだけ言い残してカレンは去っていくのでした



そんなカレンと入れ替わりにスザクが到着。フルーチェさんのことで思い悩むシャーリーを見て、
「こういうことは本人に聞くのが一番」とフルーチェさんに電話でダイレクトアタックを仕掛けます

「君のことをどう思ってるかも聞いてあげるよ」

「ええ!?そんなことまで!?そんなのダメーッ!!」



させるかそんなことー!慌てて受話器をぶん取って電話を切るシャーリー。というかスザクも相当無茶な奴ですね
ただでさえシャーリーはへこんでるのに、万が一フルーチェさんが
「シャーリー?あんな奴別にどうでもいいよ」なんて答えようものならもう登校拒否ですよ(えー

「いいから任せて、僕がやるから…」

「嫌なものはやだーっ!!」

「うまくやるから、うまく…うわああっ!?」

ドダダーン!!



こ…これはー!イケメンマウントセカンドバージョン発動!(えー
しかしフルーチェさんと違ってウブなスザクには、この技は自分もろとも照れ照れになるという諸刃の剣。素人にはおすすめできない
フルーチェさんとの中を取り持つつもりが、逆にスザクはシャーリーと急接近してしまうのでした






「うん…?ネコ祭りの打ち合わせは明日のはずだが」

すぐ切れてしまったスザクのコールに首をかしげるフルーチェさん。
のん気に「ネコ祭りの話かにゃー?」とか言っていますが、フルーチェさんがいるのは戦場のド真ん中。
埼玉ゲットーでイレヴン虐殺を開始した第二皇女・コーネリアを止めるため、地元のテロリストを率いて戦いを挑んだのです

「さあて…コーネリアを引っ張り出すか。R1、R2はそのまま後退!
 敵をN2のいる位置まで引きずり出せ。P7は二時の方向に射撃!」

クロヴィスの時と同じく、鹵獲したサザーランドをテロリストに使わせて敵の裏を突いていくフルーチェさん。
まさに第二話の再現のように次々と敵機を撃破していき、とうとうコーネリア軍はスタコラサッサと逃げ出してしまいます

「なんだ張り合いのない。後退する部隊に紛れ込めば…
 コーネリア、お前のすぐ近くだ!」

フルーチェさんは後退する敵部隊に自ら潜り込み、コーネリアに接触するチャンスをうかがいますが…

 

「ふふふ、血は争えないな…しかしあのタイプは危険だぞ?果たしてどちらの道に…
 分かっている、私を誰だと思っているのだ」

一方その頃、アッシュフォード学園のベッドの上でゴロゴロしていたCC。
しかし何やら一人でブツブツと妙な電波を受信中のようです(えー
なんでしょうかこれは、テレパシー能力?血は争えないってことはブリタニア皇帝か、それに連なる人物と交信中?
テレパシーでなければ、多重人格か何かで自分の中の複数の精神で会話中とか?
これも血が争えないって言うなら、死んだフルーチェさんの母親の精神とか持ってたりして…
まあなんにしろ「あのタイプ」とか「私を誰だと思ってる」とか、意味不明なフレーズの方が多くて何とも言えないんですけどね

「コーネリア…負けるのはお前だ!」

「勝つのは私だ」

勝利を確信し余裕の表情のフルーチェさん。しかし、あっさりとサザーランドを撤退させたのはコーネリアの作戦でした
フルーチェさんに鹵獲されたサザーランドとの戦いで、敵味方の判別が難しく混乱状態だったコーネリア軍。
ならば味方を全部どかしてしまえば敵だけ残るじゃないというのがコーネリアの策です
戦場にテロリストのサザーランドだけが残ったところで、コーネリアはすかさず親衛隊専用ナイトメア・グロースターを次々に投入し
圧倒的な能力差でテロリストをバッタバッタと片付けていく!
例えるなら、クリリン達が気を消しながらこそこそフリーザ軍を倒していたところに
いきなりギニュー特戦隊をぶつけられたようなもんです(えー

「P2、N3!敵後方へ回り込め!………どうした、応答しろ!
 くそ…!B1、B5、お前たちが行け!」

「冗談じゃねえ!コーネリアの親衛隊相手に勝てるわけがねえだろ!」

「く…B7!N4の援護に回れ!」

「こちらB7、別のエモノを見つけた!先にこっちをやる!」

「違うッ!そいつは囮だ、命令に従え!馬鹿が…!
 B8、そちらから状況を報告しろ!」

「状況も何も…!ぐわああああっ!!」

逃げ出す者、投降する者、手柄に目がくらむ者、命令する間もなく撃破される者…
テロリストの指揮系統はもはやメチャクチャに崩れ、あっという間に戦闘エリアはコーネリアに制圧されてしまいました

「こんな簡単に…!?ゲームにすらなっていないぞ…!これが組織…違いすぎる…」

伏兵のいそうな場所にグロースターを次々送り込む。ただそれだけの戦法でパーフェクト勝ちをおさめてしまったコーネリア。
しかし、それもコーネリアの命令に忠実に動く下僕があったからこそ。
フルーチェさんの命令をことごとく無視したテロリストとは、戦力も忠誠心も何もかも違いすぎます

「全ナイトメアのパイロットに告げる。ハッチを開いて素顔を見せよ」

「…!?コーネリアァァッ!!」

そんなドン底のフルーチェさんにさらなる追い討ちが!
さきほど撤退させたサザーランドに、ゼロが潜んでいると見抜いたコーネリアは
ただちに抜き打ちチェックを開始して、ゼロはどこだと一人一人その顔を調べていきます

(面通しをされたら…!ゼロの仮面は無くても俺の素性がバレる!ダメだそれは…!
 ギアスを使って…!馬鹿な、相手を直接見なければ通用しない!
 敵がナイトメアでは…とすると歩兵か他のパイロットに…!?
 無理だ…相手の数が多すぎるし、どうやってこちらを向かせる!?
 いや…可能か…?ゼロだと名乗ってしまえば…しかしナイトメアが…!
 なら、先制攻撃をかけて強行突破!
 …有り得ない…!コーネリアの親衛隊を相手に自殺行為だ!)

テスト終了のチャイム1分前の受験生のような気分で、ぐるぐるぐるぐる対策を必死に考えるフルーチェさん。
しかし解決策は何ひとつとして浮かばず、とうとうフルーチェさんに死の宣告が浴びせられる!

「ハッチを開けよ。貴公の番だ」

「…!そ、それが…先ほどの戦闘でハッチが不具合を…」

「分かった、ではこちらで開けよう。背中を向けろ」

「うしろを向けよ」
「ちくしょォォ!」

「…分かりました…今すぐに…」

もはや命令を拒むだけ無駄、ギリリと唇を噛みながら背を向けようとするフルーチェさん。
一か八か邪気眼の力にすがるしか…というその時!

「ゼロだ!ゼロを発見!」

「ほう…!やはりゼロはこういう性格か!」

「馬鹿な…!?こ、ここは…乗るしかない!」

突然廃ビルの上に現れた人影!天が呼ぶ地が呼ぶ人が呼ぶ!見間違えるはずもありません、紛れもなくあの全力仮面です
自分がここにいるのになぜゼロが…!?と激しく混乱するフルーチェさん。
しかし、周りの注意がゼロに向いている今が千載一遇のチャンス!
コーネリアの部隊がゼロの追跡を開始すると同時に、フルーチェさんはサザーランドを捨て地下道へと逃げ込むのでした

(クロヴィスとは格が違う…!それがコーネリアか!)

「だから言ったろう?死なれては困ると」

そこに現れた全力仮面!仮面を外して素顔を見せると、その中にはなんとCCが!…って
いや待ってください(゜д゜;)あんたほんの数分前まで東京の学園にいたんじゃなかったんかい!
どうやってこんなわずかな時間で埼玉まで!?人間ワープ!?人間ワープでここまで来たのか!?(えー

(C)黒田洋介・矢立肇・戸田泰成./秋田書店

「…なぜ助けた!条件が同じならば負けはしなかった!」

「負け惜しみだな。それだけの条件を揃えるのも力のうちだ」

「…だったら揃えてやるさ…!ブリタニアに負けない俺の軍を!人を!国をッ!!」

ギリギリと怒りに満ちた目でルルーシュ国建国を誓うフルーチェさん。(えー
しかし見ようによっては独裁者ルートに直行とも取れるんですが、
まさかこの先ダークサイドまっしぐらなんてことはないでしょうか…?選ばれし者だったのに!次回に続く!

 

■反逆のルルーシュ8話 「黒の騎士団」

「わ〜!私、東京租界を出るのって初めてなんですよ!」

アッシュフォード学園が休日のある日。生徒会の女性メンバー3人は、泊まりがけで河口湖への観光に出かけていました
「今夜は恋バナで誰も寝かさねーぜ」と盛り上がる会長。和気あいあいとした雰囲気の中で電車に揺られて行きますが…

「あ…っ!」

電車がトンネルに入った途端、身をこわばらせてガタガタ震え出すニーナ。暗所恐怖症ってやつでしょうか

「大丈夫、河口湖はブリタニアの観光客も多いから治安もいいって…ゲットーみたいに恐くないよ」

「でも…」

「一緒にいてあげるから。今度は置いてきぼりにしない」

勢いだけのアネゴ肌かと思いきや、優しくさとすようにニーナを元気づける会長。
ニーナは単なる暗所恐怖症じゃなさそうですね。イレヴンに対する異常な脅え方といい、会長のセリフといい
過去にイレヴン達の行為でトラウマを受けたことでもあるんでしょうか





「今からここが私たちのアジトだ。どうした?早く入れ、私たちは仲間だ」

そんな会長たちと違って、フルーチェさんはコーネリアに対する戦力集めにゼロの姿で休日出勤。
邪気眼の力で大型トレーラーをかっぱらい、「どーぞどーぞくつろいでいってください」とレジスタンスの仲間達を招待していました

「すっげぇなー!なんだこれ!」

「テレビまでついてる!」

広いなすごいなテレビもあるんだわーいわーいっておい!遊びでやってんじゃないんだよ!(えー
レジスタンスのメンバーはしゃぎすぎ。友達の家に遊びに来たのと違うんですよ!
しかし、偶然レジスタンスの一人がつけたそのテレビから、意外な臨時ニュースが飛び込んで来ました

《こちら河口湖のコンベンションセンターホテル前です!
 ホテルジャック犯は日本解放戦線を名乗っており、
 ジェームズ議長を中心とするサクラダイト配分会議のメンバーと、
 居合わせた観光客を人質に取っています!》

「は…なんだって!?」

日本最大の反ブリタニア勢力・日本解放戦線。その中の過激派が河口湖のホテルをジャックし、
コーネリアに政治犯の解放を迫っていたのです。その人質の中には、偶然そのホテルに泊まっていた会長たちの姿が!

「…!?」

「え…!生徒会の…!?」

命の危険に晒されている会長たちを見て、青ざめるカレンとフルーチェさん。
いくらブリタニアと戦う同志とは言え、日本解放戦線の汚いやり方には到底賛同できません
「あれじゃあ玉砕しかねえだろ」と他のレジスタンスのメンバーも呆れ顔です

(このまま放っておくわけには…コーネリアの性格なら、人質など無視して…!
 …?なら何故動かない?まさか…)

普段のコーネリアならとっくの昔に人質ごと叩き潰しているはず。
それがいまだに動きを見せていないのは、何かよほどの弱みを握られているのか…

「おーいゼロ、こいつみんなに配っていいのか?」

うんうん悩むフルーチェさんを尻目に、とっくにニュースから興味をなくしていたレジスタンス達。
何やらコスチュームの入ったダンボール箱を取り出すと、その中身に苦笑しながらフルーチェさんに尋ねます

「これさ、カッコいいとは思うんだけど…俺たちレジスタンスだし…」

「違うッ!私たちが目指すもの…それは正義の味方だ!」


(C)野中英次/講談社

それはひょっとして
ギャグで言ってるのか!?

唐突に一体なにを!?それにしても、これほど正義という言葉が似合わない主人公も珍しい…(えー
「実は汚いけど傍から見れば正義」ということなのか、それとも真面目にヒーローを目指すつもりなのか…





「あぁ、分かってるよ。今度は上手くやる…でも私は保護者なんかじゃないんだ」

そして学園に残っていたCCは今日もまた電波受信中でした
保護者がどうとか言ってるのは、またフルーチェさんを手助けしようということでしょうか?
まあこの人の人間ワープさえあれば、人質救出なんて造作もないかもしれないけど:;y=_ト ̄|○・∵. ターン





《我々の要求に対して返答がなされない限り、30分ごとに一人ずつ飛んでもらう!
 人質のためにも誠意ある対応を期待する》

とうとう30分おきに人質を殺し始め、コーネリアに決断を迫る日本解放戦線。
「テロリストが調子に乗りやがって」と怒り心頭のコーネリアでしたが、やはり手出しできないのには理由がありました

「交渉に応じ、女子供だけでも先に解放させては…」

「駄目だ!一度でも交渉に応じれば、テロという手段を肯定することになる!」

「では強攻策を…?それはユーフェミア様の安全を確保してからのことではないでしょうか」

(ぐっ…ユフィ…!)

コーネリアの弱み、それは秘密裏に河口湖の会議に出席するはずだったユーフェミアのことでした
一般客に紛れてホテルに泊まっていたところ、運悪くこの事件に巻き込まれてしまったのです

なんとかして人質を救出してからテロリストを蹴散らしたいコーネリア。
しかし日本解放戦線はホテルに繋がる橋を次々叩き落し、一つだけ残されたルートを徹底的に守りで固めており
救出作戦はほとんど不可能といった状況です

「コーネリア様!ゼロが…ゼロから連絡が入りました!」

(コーネリア…ここで借りを返したいところだが、お前の使いどころはもっと先だ。
 読みどおりならギアスを使うまでもない)

打開策の見いだせないコーネリアの下に、堂々とフルーチェさん登場!
クロヴィスの仇がのこのこ何しに来たー!と銃を向けるコーネリアでしたが…

「コーネリア、どちらを選ぶ?死んだクロヴィスか、生きているユーフェミアか」

「ぐっ…!」

フルーチェさんお得意のハッタリ攻撃が炸裂!妹の名前を出されて思わず顔を歪めてしまうコーネリア。
ユーフェミアが捕われていることを確信したフルーチェさんは、
「俺が助けて来てやるよ」とホテルへの進入をコーネリアへ願い出ます

(やはりそうか…相変わらずだなコーネリア。あなたは昔から
 ユーフェミアを溺愛していた…だから動けない、情のシッポが邪魔をする!)

かつて無邪気にじゃれあっていたコーネリア達を思い出すフルーチェさん。
ああ…昔はこんなにラブリーだった女の子が、今ではこんなおっかねーオバサンに!(えー
時間っていうのはなんて残酷なんだ…それにしても、コーネリアの弱みを掴んでニマアッと笑うフルーチェさんが
どっから見ても正義の味方に見えません
やっぱり本心じゃ全然そんなの目指してないだろ!その方が都合がいいってだけだろ!


(C)土山しげる/日本文芸社

天下のコーネリア様が
いまだにシスコンとは!

まったく甘い女だぜ!

「コーネリアも結局この程度か」と言いだけにコーネリアを見下すフルーチェさんでしたが、
多分逆の立場でナナリーが捕えられてたらまったく同じことになると思います。あんたら似た者同士だよ!






「ひっ…!イ、イレヴン!?」

「ぬ…!今なんと言った!イレヴンだと!我々は日本人だッ!」

ちょうど同じ頃、人質の見回りをしていたテロリストに余計なことを口走ってしまうニーナ。
日本人ということに異常なこだわりを見せるテロリストは、イレヴンと呼ばれたことに怒り狂ってしまいます

「訂正しろッ!我々はイレヴンではない!」

「訂正するから…!」

「なんだその言い方はァ!お前たち隣まで来い!じっくり教え込んでやる!」

「い…嫌!嫌ぁぁぁ!」

「立たんかコラァァッ!」

じっくりかわいがってやる!笑ったり泣いたりできなくしてやる!さっさと立て!
まるでハートマン軍曹のようにブチ切れてニーナを連行しようとするテロリスト。
止めに入ったシャーリーの言葉も逆効果に終わり、テロリストは泣き叫ぶニーナに強引に掴みかかり…

「おやめなさい!私はブリタニア第三皇女、ユーフェミア・リ・ブリタニアです!」

テロリストの乱暴な行いを見ていられずに、とうとう正体を明かすユーフェミア。
なんとか解放されたニーナでしたが、皇女とバレたユーフェミアはリーダーの部屋へと連れて行かれることに…





「聞かせて欲しい。お前はこの行動の果てに何を求めている?」

「知れたことを…日本人がまだ死んでいないことを内外に知らしめるのだ!」

しかしその頃、リーダーの部屋ではブリタニアと戦う同志として、フルーチェさんが話し合いを行っていました

「古いな…お前たちは古い。もう救えない」

と、思いきやいきなり「お前らもう救いようがないわ」と言い出すフルーチェさん。
どうやらテロリストのやり方が相当お気に召さなかったようです

「ゼロ…もはや問答無用ォォッ!!」

「死ね」

激昂して襲いかかってきたリーダーに邪気眼発動!振りかざした刀はそのままリーダーの腹へとブッ刺されてしまいました

「ち、中佐!?」

「落ち着け、中佐達は自決なされた。行動の無意味さを悟ったのだ」

ユーフェミアを連れてきた見張り達はビックリ仰天。死体に変わっていた中佐達を見て呆然としていましたが、
そのスキにフルーチェさんの連れてきたレジスタンスに確保されてしまいました

「ユーフェミア…民衆のために人質を買って出たか?相変わらずだな」

「え…?」

「副総督に就任されたと聞きました。ユーフェミア皇女殿下」

「喜ぶことではありません」

「クロヴィスが死んだからですね?私が殺した…彼は最期まで私におもねり命乞いをした。
 イレヴンを殺せと命じたその口で」

「だから兄を殺したのですか…!?」

「いいや、あの男がブリタニア皇帝の息子だからです。そういえば…あなたもそうでしたね」

そう言うとフルーチェさんはユーフェミアにさえ銃を向ける!ブリタニア皇帝に繋がる者は殺す!敵は全て殺す!
しかしその時、ユーフェミア救出のために動いていたスザクが、ランスロットでフルーチェさん達の前に登場!

「…!?まさか!」

「ちっ…!あの時の白カブトか!」

し、白カブト?何その天狼抜刀牙でしか死ななそうな名前(えー
スザクに姿を見られてしまったフルーチェさんは、おもむろに怪しげな装置を取り出しスイッチON!

ワシに関わる全ての者の
命運を握るのはこのワシだ!

そ…それは起爆装置!

ドバガアアアアアア!!

「ユフィーーッ!!」

「みんなーーっ!!」

フルーチェさんに爆破され大爆発に包まれるホテル!フルーチェさんもモロに巻き込まれた感じですが一体どうやって脱出を!?
戦闘機で脱出か!?はたまたパンツ一丁で脱出か!?(えー
答えはどちらでもなく船でした。ホテルの横からスイーッと出てきたフルーチェさん達ですが、
ホテルの何十階という部屋から一体どうやって移動を:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ブリタニア人よ、ホテルに捕われていた人質は全員救出した!
 あなた方の下へお返ししよう」

フルーチェさんはそのまま電波ジャックを行い、船上から全国へ向けて華麗なる演説がスタート。
先ほど銃を向けたユーフェミアもそのまま返してしまうようです

「人々よ!我らを恐れ、求めるがいい!我らの名は黒の騎士団!」

カァンカァンカァン!とスポットライトが点灯し、妙な衣装を身にまとったレジスタンス達が出現!
さらにフルーチェさんは、マントをバサバサ派手な身ぶり手ぶりで演説を続けます

「我々黒の騎士団は、武器を持たない全ての者の味方である!
 イレヴンだろうとブリタニア人であろうと…
 日本解放戦線は、卑劣にもブリタニアの民間人を人質に取り、無惨に殺害した!
 クロヴィス前総督も同じだ、武器を持たぬイレヴンの虐殺を命じた…
 このような残虐行為を見過ごすわけにはいかない!私は戦いを否定しない…
 しかし、強い者が弱い者を一方的に殺すことは断じて許さない!
 撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ!
 我々は、力ある者が力なき者を襲う時再び現れるだろう…
 たとえその敵がどれだけ大きな力を持っているとしても!
 力ある者よ、我を恐れよ!力なき者よ、我を求めよ!
 世界は…我々黒の騎士団が裁く!」

見て驚けー!これが俺の兵士達だー!と得意気なフルーチェさんで次回に続く。
それにしても、いつもフルーチェさんのやることに不満タラタラのメンバーまで
この時ばかりは心底嬉しそうですね(右上の画像)
こいつなら、このままギニュー特戦隊のポーズみたいなことも喜んでやりそうな気が:;y=_ト ̄|○・∵. ターン






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