第2章 ウッソの旅立ち
前回なんとかVガンダムでの初戦闘をこなしたウッソ。このままリガ・ミリティアに参加するのかと思いきや、
戦争を好まないウッソは「この森で気ままに生きていきます」とリガ・ミリティアの面々に別れを告げます
しかし、シャクティの待つ家に帰ってきたウッソは
うっかりVガンダムのマニュアルを持って帰ってきており、うっかりそれを読みふけってしまいます
シャクティに言われてはじめて「わーっ!マニュアル持ってきちゃった!」と騒ぐウッソ。読む前に気づけ!
しかし平和な自宅での時間もつかの間、「動くな!」と突然そこに銃を構えた男が乱入!こともあろうにクロノクル!
前回の惨めな敗戦から、Vガンダムへの恨みを持ったクロノクル。そのパイロットを捜し求めてこの家に辿りついた様子です
しかし実際にパイロットと接触はしていないので、ウッソのことはあの時自分のMSを乗っ取ったガキンチョくらいにしか思っていないようです
何とかVガンダムに乗っていたことを知られずにやり過ごさなければ…とウッソが頭を悩ませていると
「ウッソくん、ここは私にまかせてリガ・ミリティアに!」
その時、ガンダムのマニュアルを回収しにやって来たマーベットがウッソの助っ人に!まさに天の助け!
…と、思いきや
「なんだと…こんな子供がリガ・ミリティア!?」
「冥土のみやげに教えてあげるわ。彼こそがVガンダムの天才パイロット、ウッソ・エヴィン君よ!
あなたは十三歳の子供にコテンのパーにやられちゃったのよー!ホーホホホホ!」
止めろ!誰かこの女を止めろー!
必要以上にクロノクルを煽りまくるマーベット。原作のマーベットと言えば、生真面目でおふざけとは程遠いキャラだったのですが
岩村マジックで相当脳をやられてしまったようです
憎っくき宿敵が目の前にいたと知ったクロノクル。殺意の炎がボーボー燃える!
ちょうどその時、「中尉!援護に来たぞ!」とクロノクルを救援にきたトムリアット隊がウッソの家を襲撃!
彼らの攻撃でウッソの家はボロクソに破壊されてしまいました
帰る家を失ってしまったウッソは「くそー結局やるしかないのか!」とVガンダムで出撃!
しかし攻撃態勢を整える間もなく、トムリアット隊に先手を取られてしまいます
「くたばりやがれー!」とVガンダムへ向けていきなりの集中砲火が!くらえばVガンダムの装甲と言えど助からない!
「マニュアル読んどいてよかったーっ!」
バチバチバチィ
転ばぬ先の杖!事前に読んでおいたマニュアル通り、ビームシールドで砲撃を防ぐ!
反撃に転じたウッソは、なんとビームライフルをオート発射のまま投げつけて敵を撹乱!そのスキにビームサーベルを起動し…
「ヴィクトリー斬りィーッ!!」
え!?ヴィクトリー…え!?ガンダムの漫画なのに必殺技が出てしまいました
その名の通りVの字に敵を斬り裂くこの技で、一瞬のうちにトムリアット隊は壊滅!しかし
「調子に乗るなーっ!!」
そう、名前もないような雑魚とは違うのだよ雑魚とは!一人残ったクロノクルが、ビームトマホークをVガンダムめがけて振り下ろす!
このタイミングでは避けられない!
「肉を斬らせて骨を斬る!」
ズオオオ!
なんとウッソはガンダムの左腕を犠牲にしてトマホークを防ぐと、残った腕でビームサーベルを振るいクロノクルを撃破!
クロノクルはトムリアットのヘリ形態で脱出すると、捨てゼリフを残し去っていくのだった
「ウッソ・エヴィン!今日からお前はザンスカールのお尋ね者だ!
死ぬまで逃げられんからな、はーはははは!」
「そ…そんなー!オレの人生メチャメチャでんがなー!」
この漫画の展開もメチャメチャでんがなー!
このハチャメチャ漫画、はたしてこの先どうなってしまうのか。
Vガンファンに不安の嵐を巻き起こしながら次回へ続く!!
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