第5章 戦士ゴッドワルド見参!
地球を狙うビッグキャノンの発射を阻止するため、宇宙要塞カイラスギリーを急襲するリガ・ミリティア。
ウッソも今回は冒頭からの出撃です。が…なにしろ前回いきなりVダッシュになっていたという前科があるので
今度はいきなりV2ガンダムになってたりとか…しないよね…
「ウッソ・エヴィン、Vガンダム出まーす!」
ってV2どころじゃねえーー!!
一体何がどうなっているのか、今回のVガンダムはナイトガンダムのコスプレをしています
「ありゃ!?なんだこのVガンダム!」
「Vガンダムにさらに装甲をつけた騎士Vガンダムじゃ!」
出撃してからいつもと違うことに気づいたウッソに、メカニックのロメロじいさんが説明を加えます。
「伝説のビームサーベル!エクスキャリバーを使うんじゃ!勇者ウッソよお前なら抜ける!
ロープレは燃える〜〜!!」
じいさん好き放題やりすぎです
ちなみにエクスキャリバーは柄が豪華な以外普通のビームサーベルですが、にもかかわらずウッソは鬼神の如き強さで
並み居るゾロアットの群れをバッタバッタと叩き斬る!
その様子を見ていたザンスカールの戦闘指揮官、タシロ・ヴァゴ大佐
ゾロアットではまるで相手にならないウッソの強さに危険を感じ、ザンスカールの猛者ゴッドワルド中尉に出撃命令を出す!
タシロ大佐がゴッドワルドに通信をつなぐと、そこには
撃と書かれたフンドシ一丁で日本刀を携え、空中に浮きながら座禅を組む男の姿が!
出撃する前から恐ろしすぎますゴッドワルド中尉
タシロの要請に「了解いたした」と静かに答えると、愛機のアビゴルを駆ってゴッドワルドはウッソの前に立ちはだかる!
ちなみにこのアビゴルにも竜剣豪と謎センスの文字が…
「Vガンダム殿、一手お願い致したい!参る!」
ガカァァッ
すれ違いざまに激しく斬り結ぶ二機!しかしなんと、わずか一撃で騎士Vガンダムの外部装甲が両断されてしまった!
「我が剣に斬れぬものなし…その名もザンテツブレード!!」
ザンテツブレード!モロに斬鉄剣という凄い名前ですが、エクスキャリバーと同じで柄が豪華なだけのビームサーベルかよ!
続いて仕掛けてきたアビゴルの斬撃をウッソはビームシールドで防ぎますが…
ポロッ
「な、なにィ!?シールドが斬られてる!」
「わたしは1度の攻撃で2回剣をふるうことができる…名づけて疾風二連斬り!」
「冗談じゃねえ!こいつに接近戦は禁物だぜ!これでもくらえっ!」
ドドドドドド
「武道の奥義”見切り”だ、どんなビームもわたしには当たらん!
そして我が剣は離れた敵をも斬る…烈光飛翔斬!」
ズバオオオオオ
「サ…サーベルのビームを飛ばした!?」
ええと…そろそろ何の漫画を読んでるのかわからなくなってきましたが
烈光飛翔斬がメインカメラに直撃し、Vガンダムのコクピット内は真っ暗な闇に!
ただでさえゴッドワルドに圧倒されているというのに、敵の姿が見えなくなってしまってはもう…
「ああああ!うわあああああ!」
あまりの恐怖にサーベルとライフルをめちゃくちゃに振り回すウッソ
「ぶざまな…見損なったぞVガンダム!」とウッソの姿に失望したゴッドワルドは、ついにVガンダムへトドメの一撃を振り下ろす!
「!!」
サッ
「!? 一の太刀をかわした!まぐれか…!?」
その時、全く見えないはずのアビゴルの攻撃を見事にかわしたVガンダム!
再びゴッドワルドは攻撃を仕掛けるものの、やはりVガンダムを捕らえることができない!
「な…なんだ…?み、見えないけど敵を感じるぞ…?」
極限状態に追い込まれ開花したウッソのニュータイプ能力。
今のウッソには、ザンテツブレードの軌跡が死神のカマのイメージとしてはっきり感じ取れたのです
「ニュータイプと言われる者がいたとは聞くが…ならば相手にとって不足はない!」
「見切り」と「ニュータイプ」、特殊な回避技能を持った者同士、これで条件は五分!
襲いくるアビゴルにウッソはV字斬(ヴィクトリー斬りじゃないのかよ!)を放って迎え撃つ!
ゴッドワルドも見切りの技能でウッソのV字斬を華麗にかわし…
ズバアアァッ
「な…なにぃ!?き…きさま私の疾風二連斬り…を…!」
ドオオオオオン
なんと戦いを通して疾風二連斬りをマスターしていたウッソ!お前はテニプリの樺地か
これにて難敵撃破完了!しかしアビゴルとの死闘で時間を取られた間に、カイラスギリーのビッグキャノンはすでに発射準備を完了していました
地球へ攻撃のカウントダウンが始まる中、モニターをやられたままのウッソは
RPGのボス敵のような巨大ドラゴンのイメージを頼りに、ビッグキャノン阻止へ一直線に突撃する!
「オレたちの地球をきさまなんかに!やらせるもんかーっ!」
ズヴァオオオオオオン
発射ギリギリのタイミングながら、コロニーレーザー級のビッグキャノンを一刀両断!エクスキャリバースゴイ威力ね
切り札を潰されてしまったザンスカールはカイラスギリーを解体し、次々と撤退していくのでした
しかし今回の突き抜けっぷりは凄かった…
はたしてこの漫画はどこまで行くのか、まったく想像がつかないまま次回へ続く!!
トップに戻る