第9章 勇者洋上に散る!!

前回の戦いで母を亡くし、深い悲しみに暮れていたウッソ。はたして立ち直ることができているのか…
そんなウッソの様子は
「うおっ!きたきたーっ!」ってあ、あれ?
ミューラのことなど
すっかり忘れてクジラ釣りに興じるウッソとオデロ。こ、この親不孝ものがー!
それも普通の釣りではなく、ガンダムで
MSサイズの釣竿を使っています



こんなバカでかい釣竿どこで調達したんだよ!

しかしV2の竿にヒットしたのは、クジラではなくザンスカールのツインラッド部隊
それも歴戦のバイク乗りドゥカー・イク大尉率いるガッダール隊!思わぬ敵の出現に、釣りどころではなくなり戦闘が開始します
「あんた達のへなちょこビームなんて当たらないよ!」 「クソッ!ちょこまかと!」
練度の高いガッダール隊に苦戦を強いられるウッソ達。2人の援護にリーンホースJr.も到着しますが…


ズザアアアアアアアアア
「な…なにぃ!?リシテア級巨大戦艦だとーっ!」
「主砲発射ーーー!!」

突如として海中に潜んでいたバイク戦艦リシテアが出現!リーンホースはリシテアのスパイダーネットで動きを封じられると、
サンドバッグのように一方的な攻撃にさらされてしまいます
「く、くそーっ!」 「お前の相手はこのわたしだーっ!」
頼みのウッソもツインラッドに足止めされてリーンホースに近づけない状態。このままではリーンホースが…というその時
「ウッソどいてろ――っ!!」
オデロがガンブラスターの何十倍はあろうかというタンカーを抱えてリシテアへ突撃!

WRYYYYYYAAAA!
ぶっつぶれよォォォ!

 

ドバゴオオオオオオン!!
リシテアの至近距離で大爆発を起こすタンカー!それでも強靭なバイク戦艦には決定的なダメージは与えられませんでしたが…


ゴゴゴゴゴゴ
「なに!?リーンホースJr.が!」
「タンカーはてめえを撃破するためのものじゃない!ワイヤーを止めていた岩盤を崩すためだったのさ!」

オデロのリーンホース救出作戦は見事に成功!戦況を覆されて「きさまらよくもー!」と逆上したツインラッドがオデロ達を襲撃しますが

「ウッソ!」 「オデロ!」
「「ダブルクロスカッター!!」」

いきなり飛び出たウッソ達の合体十文字斬り!岩村オリジナル技の前にツインラッドも爆炎の中へと消え去る!
それにしても
どこからどこまで技名なんでしょうかこの技。ウッソオデロダブルクロスカッターで一つの名前だったら
ただ一緒に斬る技なわりに
言いにくすぎますよ!

難敵ツインラッドを撃破し、
「次はリシテア艦だーっ!!」と意気込むウッソ達。
しかし、そんな2人の前にまたも新たなツインラッドが立ちはだかる!パイロットは真打ちドゥカー・イク!
「お前らにはわかるまい!この星で暮らすことを夢見てきた我々の気持ちが!」
イク大尉が
Z最終話のカミーユのようです。俺の体をみんなに貸すぞ!
すさまじい気迫で突撃してくるイク大尉に、オデロのガンブラスターは手も足も出ずリシテアの主砲へ叩きつけられる!
なおもガンブラスターを主砲へメキメキと押し込むイク大尉。つぶれるつぶれる!
しかしそこを見逃さないのがこの漫画の主人公。オデロに攻撃が集中しているスキに
ウッソがツインラッドを
背後からバッサリと両断して撃破!うわー容赦ねえー!!

イク大尉を撃破したものの、損壊が大きく脱出不能になってしまったガンブラスター。
ウッソはオデロのいるコクピットだけを抜き取ると、
「すまない!ガンブラスター!」とガンブラスターを誘爆させてリシテアを撃破!
しかし
「リシテア艦の最期だ!!」と大喜びしてるところを見ると
洋上に散った勇者にしてはガンブラスターがなんだかとても哀れに見えました>題名

そして今回のラスト、宇宙戦艦からウッソの戦いを見守っていた男性がぽつりと一言
「ウッソ…やっとお前に会う時が来たようだ」
「ご子息は強くなられましたな、ジン・ジャハナム閣下」
リガ・ミリティアの指導者ジン・ジャハナム。ご子息と言うからにはふたたび親子の再会が…?次回へ続く!!





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