1月30日
■デルトラクエスト4話 「ナゾナゾ巨人の呪い」
沈黙の森でトパーズを入手した3人は、次の宝石があるという嘆きの湖を目指します
しかし、嘆きの湖へ直行するには悪名高い魔女・テーガンの領地を横切らなければなりません
「安全に遠回りしていこう」と提案するジャスミンでしたが、2人は無視してスタスタ直行してしまいます。
急がば回れって言葉を知らないのかー!嫌々ついていくジャスミンを連れて進んでいくと、
橋にさしかかったところで案の定魔物が出現!バルダよりもかなりの巨体を持つマッチョな巨人です
「ふぅぅぅぅぅ…!」
「うわっ!?」
「待て、相手からは何の殺気も感じない」
咄嗟に武器を構えるリーフとジャスミン。しかしバルダは相手に戦う気がないことを悟ります
さすがベテラン、落ち着いたもんです。ドラクエにもホイミンとか無害な魔物はいたことだし、
この巨人もおっかなそうに見えて、きっと人間を襲ったりはしない魔物…
ボガアアアアアアン!!
あ…あれー!?「こいつは攻撃してこないよ!」と言ってから
たったの1秒で思いっきり剣を振り降ろす巨人!
バ…バルダアテにならねええええええええええ!!このおっさんを信じた私がバカだった…(´・ω・`)
「襲ってきたじゃないか!?」
「!?」
「テーガンの手下かも…!」
「違う!確かに俺はテーガンの命令でここを守っているが手下ではない!
俺は昔、テーガンに殺されそうになった仲間の命を救った…
そのためテーガンの怒りを買い、ここを守らされることとなったのだ。
真実が偽りとなり、偽りが真実となるまで!」
事情はなんだか知りませんが、とにかくテーガンに橋の番人をさせられている巨人。
なんとか橋を通してくれるように懇願すると、巨人の出すナゾナゾに答えられたら通してくれるということに…
「ここに棒が5つある。1つも取り去ることなく3つにしてみろ」
「無理だ!」
おっさんちょっとは考えてください!問題出されて即答で「無理だ」はないでしょ!
「5つを3つに…分かったわ、正解はこうよ」
さすがはジャスミン。パーティで一番まともな人間なだけあります(えー
棒をすいすい並べ替えて3が完成。ちなみにこの問題、ローマ数字のVでも正解ですよね
「…正解だ、通ってよし!だが通れるのは俺の謎を解けた者だけだ!」
ジャスミンのおかげで通行できると思いきや、他の2人はまた足止めされてしまいました
というかジャスミンが抜けた途端に不安がふくらむふくらむ(えー
今まで2話・3話・4話とピンチをなんとかしてきたのは常にジャスミンなので、
リーフ達2人になってしまうと、なんとも頼りなくて安心できないな…
「では次の謎だ、これを順番に並べろ!」
今度は絵のついた木の板を五枚取り出した巨人。絵をよく見ればそう難しくはない問題ですが…
「ぐ…ぬう〜〜〜〜分からん!かくなる上は!」
しかしバルダはまったく絵の特徴に気づかず、剣をスラリと抜いて実力行使に出る!
おっさん落ち着いてください!それはいくらなんでもまるで知性をかんじませんよ!
しかし、「ぶっ殺したるー!」と抜いた剣が水溜まりに鏡映しになっているのを見て、
ハッともう一度絵札を見直すバルダ。この絵も左右対称になっていることに気づきます
「そうか…分かったぞ!間に鏡を置いたように数字が対称になっているんだ!」
「がぁっ…正解、通ってよし!」
個人的に一番手こずるかと思っていたバルダでしたが、意外にもリーフより先に正解ゲット。橋を通してもらいます
「さて…最後の問題だ。これから歌う歌の中に生き物の数はいくつ出てくるか?長いからよく聞くがいい。
魔女のテーガン洞穴で〜♪好物食ったぞ子供らと〜♪子供の名前は〜♪ホットドットジーニ!
ジットヒーニフライニー!ザンニゾットピクニスニックランニロッド!最後に嫌われ者イカボット!
どの子の手にも〜カエルが1匹♪カエルの背には〜ウジ虫2匹♪ウジ虫の背に〜ノミが2匹♪
さてさてテーガンの〜♪洞穴にいる生き物の〜♪数はいくつかな〜♪」
なんだこのNHK教育で流れそうな歌はー!!
問題を解く以前にまともに聞いてらんないですよ!まさかそれが狙いなのか!(えー
「リーフ、落ち着いて考えれば大丈夫よ!」
「…魔女のテーガン洞穴で〜♪好物食ったぞ子供らと〜♪(以下略)」
えー!?(゜д゜;)お前も歌うのかよソレー!
というかこの長い歌を、一度聴いただけで一語一句間違えず完璧に歌えるリーフすげえ
「…こんなの簡単だ!13人の子供の手にカエルが1匹ずつ…つまり13匹のカエル。
カエルの背にウジ虫が2匹ということは、ウジ虫は26匹。その背にノミが2匹とするとノミは52匹。
これを全部足すと104…テーガンを数に入れて答えは105!これくらいの計算はなんでもない」
こう見えてもさすがは16歳。すらすらと暗算で正解を言ってのけるリーフ。
というか子供が13人ってあっさり気づいてるのがすげえ
「ザンニゾットピクニスニックランニロッド!」とか早口で一気に歌ってるので
これが何人分の名前なんだかさっぱり分かりません
「ザンにゾット、ピクニス、ニック、ランにロッド」かな?どこで切ればいいんだろう…
「違う。お前はテーガンの好物を忘れていたぞ?
生きたまま飲み込まれたカラスをな!だから答えは106だ」
「な…!?テーガンの腹の中にカラスがいたなんて一言も!」
しかし巨人のイカサマ発動!歌の「好物食った」の部分は、「カラスを丸飲みして腹の中で生きていた」という意味だと難癖をつけます
最初からリーフを行かせるつもりなどなかったということでしょうか。不正解の罰として、巨人は剣を振り回しリーフに攻撃する!
ガキイイイン!
「くうっ…!」
「リーフ!」
「卑怯だぞ!」
あんたら見てないで加勢してやってください!
なんで巨人の横暴をただ見守ってるだけなんですか!リーフやられちゃうよ!
「お前は卑怯な嘘つきだ…!お前のような奴なら
テーガンに呪いをかけられても仕方がないな!
真実が偽りとなり、偽りが真実となるまでこの橋を守り続けるがいい!」
「なにィ!?俺は卑怯でも嘘つきでもない!
魔女テーガンは俺が何もしていないのに、自由を奪いこの場所に縛りつけたんだ!
お前は今面白いことを言ったな…それほど真実と偽りに関心があるなら、
もう一度ゲームをしてやる!」
武論尊・原哲夫/集英社俺は嘘が大きれぇなんだ!!
もう一度だけチャンスをやろう!妙なところでこだわりを持っている巨人。嘘つき呼ばわりされることはプライドが許さないらしく、新たな問題をリーフに与えます
「一回だけ発言を許す。お前の言ったことが真実なら首を絞めて殺してやる!
しかし偽りなら、首をはねて殺そう!」
えー!?ちょっと待ておい!それナゾナゾですらないじゃんかよ!
なんて理不尽な選択。嘘つき呼ばわりされた名誉回復のためにこの問題を出したのに、
余計タチ悪い選択を迫ってどうするつもりでしょうか(えー
「どちらにしろ殺すんじゃないか…!」
「さあさあ、真実を言うか偽りを言うか!」
結局は死に方を選べという問題。これではリーフもうかつに答えられません
というか何も答えなかった場合は助かったりしないんでしょうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「…!そうか!”お前は僕の首をはねる”!
僕の答えは真実なのか偽りなのか、答えてみろ!」
「ぐっ…!?」
そこでとんちを利かせて反撃するリーフ!さあ首をはねてみろと巨人に言い放ちますが、
巨人は痛いところを突かれたように手出しができません
「何が起こったの…!?」
「そうか!あいつはリーフの言うことが真実なら、首を絞めて殺してやると言った!
だが首をはねるというのが真実だとしたら、首を絞めて殺さねばならず
首をはねるわけにはいかない!」
「あ…!偽りなら首をはねて殺すとしよう、とも言ったわ。
リーフの言った、首をはねるというのが偽りなら首をはねることになるけど、
リーフの言ったことは真実だということになってしまう。
どっちにしろ矛盾するから…あいつは手を出せないわけね!」
えーと…真実なら首締めで、偽りなら首はねで…首をはねたのが真実になったら首絞めができないから…
すっきりしねええええええええええええ
言ってることは分からんでもないですが、ややっこしくてなんだかちっとも勝った気がしませんよ!
IQサプリで言うところのモヤットだなこれは(えー モヤットモヤットモヤットモヤットヽ( `Д´)ノ⌒●
「お…おおおおおおおお!!」
リーフへの謎かけが矛盾に終わったその時、巨人にかけられていたテーガンの呪いが解けて
巨人の体はみるみる元の姿の鳥へと変わっていく!
「真実が偽りとなり偽りが真実となる時」っていうのは、リーフの出した答えのことだったんですね
まあ多分こいつはただリーフを殺したかったからあの問題出したんでしょうけど(えー
「あ、あいつ鳥だったのか…」
「お前は俺の命を救ってくれた!この借りは返す、いつかきっと!」
き、きさまー!今までさんざんイカサマ問題出して殺そうとしたくせに!あっさり忘れて仲間ヅラとはいい度胸だ!(えー
ともかく嘆きの湖への障害をひとつ突破したリーフ達。新たな宝石を求めて旅を続けるのでした。次回に続く!
と、思ったら次回予告でおっさん死にそうだーー!!
お、おっさんー!第1話でザコに倒され、第3話でゴールに殺され、今回「なんの殺気も感じない」→速攻で襲われ、
次回でもまたやられるというのですか!なんて退屈させない人なんだ!
なんというか、ゾイドジェネシスのザイリンとか仮面ライダー剣の橘さんと同じ空気を感じます
どうやらこの先おっさんから目が離せそうにないな…(えー
(C)2006デルトラクエスト製作委員会・テレビ愛知
1月29日
■スーパーロボット大戦OGディバイン・ウォーズ13話 「決戦の予兆」
リュウセイにもこの世の春が来た!
ラトゥーニという勝利の女神を得て、長らく続いていた撃墜ゼロ伝説にもようやく終止符が!
「てめえは俺には勝てねえ!ゲームでも実戦でもなあ!」
「ぐああああーっ!」
戦闘パート冒頭ではいつもの通り、アンパンマンにやられるバイキンマンのようにテンザンにやられるリュウセイ。
しかしその後が違いました。ラトゥーニのトラウマをほじくるテンザンに激怒し、再びリュウセイはテンザンに戦いを挑む!
「あ…あ…」
「哀れなもんだなぁ!さんざん実験台にされたあげく捨てられちまったんだろォ!?
てめえはしょせん欠陥品なんだよ、俺が処分してやるぜ!へっへへへへ!」
「テンザン・ナカジマ…!人を欠陥品呼ばわりするんじゃねええええっ!!」
ラトゥーニの援護もあって、リュウセイのビームの餌食となるテンザン!
冷静に考えてみれば、リュウセイはラトゥーニの指示したところ撃っただけなんですが、
それでも決めるべきところで決めたところは大きい。今回は十分主人公としての役割は果たせたと思います
ただ一番美味しいとこ持ってくのはやっぱりマサキなんですけどね
敵指揮官機のガーリオンがソニックブレイカーでハガネに突撃!
ライのツインビームカノンすら弾き返す強烈なバリアのせいで、誰一人ガーリオンの進攻を止めることができません
そこへ一人立ちふさがったのはマサキ!なんとソニックブレイカーを真っ向から迎え撃つ!
「バカめ!これでジ・エンドだ!」
「あの手の攻撃にかけちゃ、こっちの方が上手だってことを教えてやるぜ!」
「アァァカシックバスタアアアアアッ!!」 バッゴオオオオオ!!
全員お手上げだったソニックブレイカーを正面から粉砕!強すぎるぜマサキ
リュウセイも十分良かったんですが、やっぱり派手なアカシックバスターを見てしまうと
ビームライフルぺちぺち撃って撃破っていうのはどうしても見劣りが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
本当サイバスターだけは100点満点だなあ。今回もまたサイバスターいなかったらソニックブレイカーでハガネ沈んでるし
ザコも一人でバタバタ斬ってた気がします。スタッフは相当サイバスターに思い入れがあるみたいですね
(C)SRWOG PROJECT
1月27日
昨日特命係長見てたら、ゲストの専務がウルトラマンレオで吹いた
そういえばもうメビウス&ウルトラ兄弟のDVD発売してるじゃないですか!しまった限定版があああああ
しかも今日のメビウスはウルトラマン80登場でしたね。ウルトラづくしで嬉しい悲鳴だ
■武装錬金14話 「キミは誰だ」(スペシャルだったので13話と連続)
「ずいぶんと苦しそうだなご先祖様。フラスコの男の情報を吐くなら、俺が保護してやってもいいぞ?」
「ふん…嫌味な奴め…章印の中央を打ち抜いておいてよく言うわ…」
ホムンクルスの急所である章印を貫かれ、息絶える寸前のバタフライ。
死を目前にして生への執着がなくなったのか、バタフライはどこか穏やかな様子でパピヨンの問いに答えます
「まあいい、教えてやる…ヴィクター…彼は元錬金の戦士。
100年前…人間もホムンクルスも超えた第三の存在と化し、
仲間に追われ、死闘の果てにここへ落ち延びた。私は錬金術の知識を分けてもらう代わりに
必ず彼を修復すると約束した…それから私は100年の月日をかけ、
私唯一のオリジナルである修復フラスコを完成させた。LXEを結成したのも彼を錬金の戦士から守るため」
わ、私唯一のオリジナル?ってことは、他のホムンクルスとかの知識については全部ヴィクターに教えてもらったってわけですか?
パピヨンのことを「私の研究パクったクズ」みたいに言ってたくせに!なんてやつだ!
「それで、彼はなぜ仲間に追われた?」
「知らんな、自分で聞いてみろ」
「彼の目的はなんだ?」
「知らんな、自分で聞いてみろ」
「彼になる方法は?」
「自分で突き止めろ」
「…何が教えてやるだ、クソひいひいジジイ。何の答えにもなってないときた」
「ハハハ…仕方なかろう。私は貴様の言うところの蛾だぞ…?
その蛾がやすやすと光に触れようなどおこがましいこと…
錬金術師として、彼に魅了された友として、彼を修復できればそれでいい…
蛾は蛾なりに、光の周りを飛べて満足したぞ…」
結局ヴィクターの素性については、詳しいことは何も知らなかったバタフライ。
友と言うよりはほとんど信者って感じですね、ヴィクターの過去は知ろうとすることも恐れ多いってところでしょうか
そしていよいよバタフライにも最期の時が訪れ、その体は煙となって空へと消えていくのでした
一方、ヴィクターのいる屋上目指して校舎を駆けていたカズキ達。
その途中、生命力を吸われながらも気丈に振る舞う岡倉達を見て、ヴィクターに対する闘志がみるみる高まっていきます
「近道する…!」
「え?」
もはや階段を登るのすらもどかしい!カズキは踊り場でサンライトハートを構えると、屋上へ向けて一気に突撃する!
「エネルギー全開ッ!貫けええええええ!!」
ドドドドバッゴオオオオ!!
フラスコの真下に位置していたカズキは、天にも昇る勢いで各階をブチ抜き屋上のフラスコを粉砕!
「な…!?」
「おはよう…君は誰だ?」
「サンライトハートが…1ミリも刺さっていない!?」
やったぞざまあみろ!と先制攻撃が決まったと思われた瞬間、サンライトハートはやすやすと手のひらで受け止められていました
頑丈すぎるヴィクターの皮膚に驚きを隠せないカズキ。そのまま押し返されて激しく屋上に身を打ちつけてしまいます
(淡く光る蛍火の髪…熱を帯びた赤銅の肌…2メートルを超える体躯…こいつが…!)
見た目からして常人離れしているヴィクターに息を呑む斗貴子さん。
しかし一番目を引くのはほとんど丸出しの尻だと思うんですが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「武装錬金…錬金の戦士か」
「ぐっ…!これはエネルギードレイン…!」
「フラスコは破壊したのに…ますます強くなっていく!?これではみんなが持たない!」
「やめろォォォッ!」
「無理だ。これは呼吸と同じ…能力ではなく生態、自分の意志で止めることはできない。
止めたいならば俺の息の根を止めることだ」
生命力を吸っていたのはフラスコではなく、ヴィクターの体自身。
生徒達を救うには戦うほかになく、立ち上がったカズキは再びサンライトハートを構えます
「戦うか…この俺と。いいだろう、元より錬金の戦士と分かって逃がすつもりはない!
錬金の戦士は全て殺すッ!!」
途端にすさまじい憎悪を全身から発するヴィクター!
というか「全て殺す」っていう口癖からして斗貴子さんと何らかの血縁関係が:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「戦わなければみんなが死ぬ…!
エネルギー…!全開!全開!全開ッ!!全開ッッ!!」
4回言った!戦わなければ生き残れない!渾身の力を込めてカズキはサンライトクラッシャーを繰り出す!
(C)前川たけし/講談社通・背・拳!!
ドッゴオオオオオオ!!
そこへ絶妙のカウンターを合わせるヴィクター!カズキのボディに強烈な通背拳が炸裂!
その名の通り衝撃は背中へと突き抜け、その余波は数メートル離れていたコンクリの壁をコナゴナに!
というかこれだけえぐいボディ食らって生きてるカズキも相当スゴイと思う
フラフラと悶絶するカズキを見て斗貴子さん逆上!烈火のごとくヴィクターへ怒りを叩きつける!
「ヴィクタアアアアアアッ!!」
ガキキキキキキン!!
しかし、バルキリースカートの猛攻もすべて片手で防ぎ切るヴィクター!まるでトランクスと手合わせした時の悟空のようです
傷ひとつつけられないまま、ヴィクターに捕まった斗貴子さんは首を絞められ投げ捨てられる!
それをカズキがガッシリキャッチ!お姫様ダッコで斗貴子さんを助けます
「あ…カズキ…」
「行くよ!」
「…ああ!」
抱きかかえられて一瞬恋する乙女な斗貴子さん萌え
態勢を立て直した2人は、タイミングを合わせてヴィクターに連携攻撃を仕掛ける!
(C)細井雄二/講談社同時攻撃(ダブルアタック)だーっ!! しかし、ヴィクターの皮膚を貫けないのでは一人も二人も同じこと。
ヴィクターは2人を軽くあしらうと、斗貴子さんにも容赦なく顔面にグーパンチを叩き込み
さらにバルキリースカートを手刀でバラバラに!
ガッシャアアアア!!
「うああああああっ!」
「斗貴子さん!?ヴィクタアアアーーッ!!」
コノヤロウよくも斗貴子さんを!怒りのカズキは再びヴィクターに突撃!しかし何度やっても結果は…
ドズウウッ!!
「…!?」
「カズキ…!また力が湧いてきているのか…?」
会心の一撃!とうとうヴィクターの手を刺し貫くカズキ!
瞬時に傷を回復してしまうヴィクターでしたが、それでもカズキのパワーを警戒している様子です
「…君は誰だ?何者にしろ、素手で扱える相手ではないか…
ならば俺も使わせてもらおう!武装錬金!」
ヴィクターもまた武装錬金を発動!しかしその取り出した核鉄は、普通と違って禍々しい黒のカラーのものでした
そこから現れたのはグレートアックスの武装錬金・フェイタルアトラクション。
黒い核鉄の不気味さを感じ取った斗貴子さんは、カズキに戦いを避けるよう命じますが…
「カズキよせ!こいつは私たちにとって未知の存在だ!
戦士長が来るまで時間を…!」
(C)鳥山明/集英社時間稼ぎだと?そんな必要はない。
きさまは死ぬ
これからここで…「ダメだ!それじゃみんなが、斗貴子さんが持たない!
傷を負わせられない相手じゃないんだ…!少しずつでも削り取っていくッ!!」
何がなんでも今ここで勝つ!ブラボーの到着を待っても、仲間や斗貴子さんを守れなければ意味がありません
果敢に突撃するカズキを、ヴィクターも渾身の力で迎え撃つ!
グアッシャアアアア!!
激突の瞬間、嫌な音を立ててグシャグシャにひしゃげるサンライトハート!
武装錬金は核鉄そのもの、そしてカズキの核鉄は心臓そのもの、ということはもうカズキは…
「犬死にだな」
「…!うああああああああっ!!」
心臓を失いピクリとも動かないカズキ。斗貴子さんは手に刃が食い込むのも構わず、
折れたバルキリースカートを握りヴィクターへ斬りかかる!
しかし、そんな斗貴子さんの攻撃もヴィクターの前にはまったくの無力。
どれだけ闘志を振り絞ろうとも、エネルギードレインで力を吸われて立つことすらできません
「く…そぉっ…!」
「見苦しいな…百年前の戦士はもっと凛然としていたぞ。
戦士になった者にとって、戦いの果ての死は当然の覚悟のはず」
「違うッ!カズキは違うんだ!あの二ヶ月前の春、
私が戦いに巻き込んで…その挙げ句…!」
私と出会ってさえいなければ…。自責の念に押し潰され、空に向かって慟哭する斗貴子さん。
その様子に、倒れているカズキにもわずかな反応が…
(斗貴子さん…泣いている…?)
ドクン ドクン
「その挙げ句私が死なせた…そう思うなら共に逝かせてやろう」
ドクン ドクン ドクン
「…?カズキの核鉄が…脈動している…!?」
ドクン ドクン ドクン ドクン
壊されたはずの核鉄が再び力を取り戻し、ゆらりと立ち上がるカズキ!
息を吹き返したカズキの方を、笑顔で振り向く斗貴子さんでしたが…
「戦う…戦う…戦う…」
「カ…カズキ…?」
「戦う…戦う…戦う…!戦え!!」
「逝くのはお前一人だ…ヴィクター!」
カズキが核鉄を握り締めた瞬間、なんと核鉄がキャストオフして黒の核鉄が姿を現す!
お婆ちゃんの言っていた通りだ、俺が望みさえすれば運命は絶えず俺に味方する!
そしてカズキの姿もまたヴィクターと同質のものに…条件は五分となり戦いは第二ラウンドへ!次回に続く!
(C)和月伸宏/集英社・武装錬金製作委員会
1月23日
■妖逆門42話 「妖たちの反逆」
シーソーきみどりやばすぎる
スカートはいた女の子をシーソー乗っけて前から映すなんて何考えてんですか!見える見える!まさに神をも恐れぬ所業
まさか提供絵にまで使うとは思わなかった。なんてやつだ!まあ可愛いからいいんですが;y=_ト ̄|○・∵. ターン
ただ本編の方が今回もちょっと微妙でしたね、今回の話って15分だけでまとまったような気がします
とりあえず一鬼のヘッポコさをどうにかしてやってください(えー
今回だけでも鬼仮面に吹っ飛ばされてボーン、頑丈な扉にはじき返されてボーン、妖の長に吹っ飛ばされてボーンボーン
な、情けない…上位召喚・相生召喚を除けば、焔斬に次ぐ主力ユニットのはずが…
まるでファイズ終盤のカイザ、響鬼終盤の威吹鬼、カブト終盤のガタックを見ているようです(えー
みんな初登場時はあんなに強かったのに、後期はやられるために変身するようなもんでしたね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
もはや今の時代、準エースはやられること以外に存在価値がないのだろうか…
弱体化と言えば相生召喚も微妙にそんな感じ。39話の初使用時は上位召喚をも超える究極の召喚って感じでしたが
たったの3話でなんだかもう全然通用しない:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
鬼仮面空気読めよ!直撃でもノーダメージってお前…こうなると相生召喚すること自体
鳥妖のおっぱいが大きくなること以外に大した意味が…(えー
(C)2006 田村光久・小学館/妖逆門学会・テレビ東京
1月22日
■デルトラクエスト3話 「黄金の騎士ゴール」
世界の危機を救うため、伝説の七つの宝石を求めて旅に出たリーフ・ジャスミン・バルダの3人。
まずは一つ目の宝石・トパーズがあるという沈黙の森を訪れます
しかしその最深部でボス敵登場。そこに現れたのはやたらと強そうな黄金の騎士でした
レベル1でこんなギルガメスみたいな奴と戦うのかよ!(えー
こんなドルアーガの塔60階を一人でラクラク踏破しそうな奴と!
リーフ達…悪いこと言わないから他でレベル上げして来た方がいいと思います
「ふうううううんッ!!」
ガギイイイイン!!
「ぬおおおおおっ…!」
剣技だけでもバルダとリーフ2人を圧倒するギルガメス!それに加えて、遠距離からでも北斗剛掌波を乱射!
遠近共に段違いの実力。今のリーフ達ではつけ入るスキがありません
「待てい!卑怯者!甲冑に身を固めてはいるが…お前は真の騎士ではない!」
「…なに?私が卑怯者だと?」
いきなりの卑怯発言!おっさん一体何を!?もしかして、遠距離から北斗剛掌波を撃たれまくったことが
初代ストUで波動拳を撃たれまくったザンギみたいに気に障ったんでしょうか(えー
しかし、何かと思えば「その亡骸はなんだ!」とギルガメスの周囲に転がる騎士達を指差すおっさん。
確かにギルガメスは、仲間だったこの騎士達を自分の命のために殺害した過去があるようですが…
この戦いとはなんの関係もないじゃないですか!「待てい!」とか言ってまで言い出すことなのか…
「お、おお…私の仲間…兄弟たちよ…仕方がなかったのだ…!」
しかし、やはり後ろめたいものがあるのか律儀に悩み出してしまうギルガメス。
その時、アイコンタクトを交わしたリーフとおっさんは、じりじりと動き出して何やら間合いを取り始めます
ま、まさかギルガメスが話に夢中になってる間に逃走を!?
「ふうううーん!」
どずしゃー!!
「グアアアアアアアア!!」
な、なにいいいいい!?横から不意打ちいったー!!
あ…あんたって人はー!!相手のことを卑怯者とか言ってるそばからあー!!
とんでもないオヤジだ、世界を救うパーティがそんな汚いことでいいのか!(えー
「やったあ!」
「…!?な、なんだ…?この手ごたえのなさは…!」
しかし喜びもつかの間、悠久の時を生きてきたギルガメスにはすでに肉体がなく、鎧を貫いた程度では倒すことは不可能!
逆におっさんは片腕で締め上げられ、そのまま剣を突きつけられてしまいます
「ぐ…が…あ…!」
「苦しめ盗っ人め…!苦しみ抜いて…死ねェイッ!」
ドズウウウウッ!!
あ、ああー!おっさん死んだー!!
身動きできない状態で急所をひとおもいにズブリ!さすがにこれは助かりそうもありません
た、たった3話目で死ぬなんて…
もう少し粘りなさいよ
あのおっさん…(えー「バ…バルダアアアアアッ!!」
「次はお前だ」
おっさんの遺体をゴミのように投げ飛ばし、リーフへと剣を向けるギルガメス!
しかし2人がかりでも勝てなかった相手に、リーフ一人で太刀打ちできるはずがありません
そこで機転を利かせたのはジャスミン!ギルガメスの注意がリーフへ向いているスキに、
頭上から大木を落としてギルガメスを下敷きに!
「ぐおおおおおーっ!!」
ドガラガッシャアアアアア!!
さすがのギルガメスもこれにはたまらずペシャンコに!
それにしても、これだけでかい大木だとギルガメスのすぐ横に転がってたおっさんがすごく心配です(えー
まあどっちにしても死んじゃってると思いますけど:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
持ち主を失い、地面に突き刺さっていたギルガメスの剣。その輝きに気づいたリーフが剣に歩み寄ると…
「…トパーズだ!やった、誠実の証トパーズだ!」
せ、誠実の証!?(゜д゜;)
横から不意打ちして上から不意打ちして相手の剣からもぎ取ったのが誠実の証!?
皮肉すぎますよこの宝石!まあ「汚い手=知恵」と解釈して、知恵の証とかなんとかそれらしいのはなかったんですか!(えー
ちょっと!
人の物勝手に盗っちゃ
まずいでしょ!
え?
お前のものは俺のものって
よく言わない?そしておっさんの亡骸に駆け寄るリーフ。必死に声をかけ体を揺らしますが…
「バルダ!しっかりしろ、目を覚ませ!」
「…」
へんじがない ただのしかばねのようだ(えー
早くも犠牲となってしまったおっさんを前に、「旅は始まったばかりじゃないか!」と悲痛な叫びをあげるリーフ。
しかしその時、ギルガメスが守っていた「命の百合」からちょうど永遠の命のしずくが生まれ始めます
すぐにリーフはしずくを数滴手に受け、それをおっさんの口へ…
「…あ、あ…?」
ザ、ザオラルが効いた!(えー
命のしずくのおかげで息を吹き返したおっさん。というかしずくの力の恩恵で、
この後も超回復力を持つ戦士とかになれば面白いんですけど
おっさんは1話でも速攻やられてたんで、今のままだと先行き不安すぎる:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「そうか、ゴールはこの下敷きに…」
「またジャスミンに助けられたね」
「お前にもな。命の百合の蜜を注いでくれたのはお前だろ?」
「ま、まあね…」
そ、そこで赤面するなー!!
おっさんに誉められてぽーっと赤く!ちょっと待てリーフ道を踏み外すにはまだ早い!(えー
誰かお願い…
このホモ達をなんとかして…何はともあれ、目当てのトパーズを入手できた一行は次の目的地へ。次回に続く!
放送前の予告とかでは、今期で一番正統派っぽい番組だなあと思ってたんですが
いざ始まってみると、見ての通り今期で一番予想の斜め上をすっ飛んでいくアニメでした
特にバルダのおっさんが面白すぎる。ジョジョ一部のツェペリさんみたいに、主人公の一枚上を行くベテランキャラなのかと思いきや
なんだかシバラク先生をさらに弱くしたような感じでまったく頼りになりません(えー
でも作品の方向性そのものはかなり私の好みなんですよね
世界に散らばる7つの宝を集めるっていうのは、ピコピコポンとかGEAR戦士電童を思い出すし
少年主人公、野生の少女、ヒゲのおっさんっていうのはゾイドジェネシスを思い出すし
私の好きな番組が混ざってる感じなので、とりあえずこの先も見たいと思います
自分で書いてなんですが懐かしいなーピコピコポン。
確かマイホームって言葉を生まれて初めて聞いたのがこの番組だったんだよな…(当時の私は幼稚園くらい)
あとゾイドジェネシスレビューもいいかげん進めたいわ…くそー時間さえあれば:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
とりあえずOPのおねーさんが雰囲気よさげなので登場が待ち遠しいところ
それにしてもジャスミンのおっぱいのなさは凄すぎる
次回予告とか完っ璧に平らだなこれ…まさに絶壁。驚くべきはこれで16歳ってところですよ(ちなみにリーフも同い年)
成長期終わってる!終わってるよジャスミン!てことは一生このままか…他のアニメキャラなら、いくら貧乳って言っても
少しはありそうなもんですが…ジャスミンは本当にゼロだなあ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
(C)2006デルトラクエスト製作委員会・テレビ愛知
1月21日
(C)雁屋哲・花咲アキラ/小学館なんという混み方だ!
必要もない連中が
納豆を買いに来るからだ!!
馬鹿どもに納豆を与えるな!!(えー納豆ダイエットのバカヤロー(つД`)あれのせいで、私の好きな味道楽が完全にスーパーから消え失せました
私の朝は味道楽を食わないと始まらないんだよ!(えー
おかめ納豆で我慢しようかと思ったら、それすら置いてなくて
聞いたこともないような納豆しか並んでませんでした(゜Д゜ )
買ってみたら案の定まずい…しかも3パックだし、この海原雄山もなめられたものだ!女将を呼べ!(えー
そういえば、美味しんぼといえばドラマはともかく、数日前のラーメンのやつが酷かったですねえ
確か黒スープのとんこつラーメンを紹介していた時に、「うちの親父のこのタレが最高なんですよ!」
とタレを見せているとその横で親父さんがタバコをぷかぷかと…
これはひどい。雄山と言えば有名なのが「このあらいを作ったのは誰だ!」のシーン。
雄山が怒っているのはタバコを吸った料理人があらいを作ったから。
さらに、雄山を嫌っている士郎ですら「タバコを吸う人に料理人の資格はない」とバッサリ。
それなのに、よりによって大事なラーメンのタレの前でタバコを吸うとは…
スタッフも編集せずに放ったらかしなのがひどい。美味しんぼとか言いつつ原作誰もロクに読んでないだろ…
納豆ダイエットの捏造も美味しんぼのラーメンも両方フジテレビですか
私は亀田とかK−1の事とかでTBSが大嫌いなんですが、今回の件でフジも同じくらい嫌いになっちゃったなあ
そういえば武装錬金、あさって、コードギアスのログはアニメレビューのページにまとめておきました
スパロボは…まとめて欲しい人がいたらやるよ!(えー
というかあさっての5〜7話は本当最高ですね、TV版は横が切れてる放送だったみたいなんでDVD買おうかな
■武装錬金13話 「死の胎動」
「大丈夫かまひろ、ちーちんとさーちゃんも」
「うん!」
「は、はい…」
「斗貴子さんが一人で戦ってる、戻らなきゃ!」
化け物と戦っていたのがカズキだと知り、驚きを隠せないちーちん達。しかしカズキは詳しい話をする暇もなく
すぐにまた化け物の群れへと身を投じていきます。やっぱり化け物と戦う2人は信頼できる人だった…
徐々に教室へクラスメイトが戻ってくると、まひろ達から口コミで2人が味方だと伝えられます
「説明できませんか?鈴木さん。ひょっとして外の2人でなく、あなた自身が
こちら側でなくあちら側の存在なんじゃないですか?」
「ぐ…ぐぐ…」
《どうやらここまでのようだな…お前はもう用済みだ、生徒と一緒にランチになるがいい》
「い…イヤァァァァァァ!もうお終いだ、みんな死ぬ!殺される!食われちゃううううう!」
「黙れ!さっきから言ってる…!あの2人は俺たち2人の味方なんだッ!」
放送室では、六枡に言い負かされた震洋がとうとうバタフライに見捨てられてしまいました
校内に情けない悲鳴を響かせる震洋。らめええええ!もはや生徒たちの震洋への信頼感は完全に地の底です
岡倉もカズキ達が味方だと言い切り、今まで困惑していた生徒たちは一気にカズキサイドへと傾いていきます
「さっきはありがとう!ちょっとカッコよかったよー!」
「ごめんなさい、私誤解してた!本当にごめんなさい!」
「がんばれー!おにい…じゃない知らない人ー!」
ワアアアアアアアアアアア!!
まひろ達をはじめとして、生徒たちから次々にカズキ達へ熱い声援が送られる!
仲間を守ることで力を出せるカズキにとって、これほど心強いものはありません
ほうれん草を食ったポパイのように力がみなぎり、サンライトハートはどんどんとその輝きを増していく!
「人間風情が…!食料の分際で図に乗るんじゃない!」
こうなったら巨大化だ!形勢不利になった悪役といえば、やはりやることは巨大化
ホムンクルス調整体はバリバリと仲間を共食いし、2体の超巨大な化け物へと姿を変えてしまいます
「ホムンクルス蝶・成体!行けェイッ!」
「カズキ!」
「任せて斗貴子さん!なんだか今までで…一番力が湧いてきている!」
「こんなでかい敵、戦隊ロボとかウルトラマンとか仮面ライダー響鬼の専門じゃないか!」とうろたえてしまう斗貴子さん。
しかし、カズキは輝きを増し続けるサンライトハートで真正面から怪物へ突撃する!
「エネルギー!全・開ッ!」
ドッバアアアアアア!!
「つ、強い…!」
「強すぎる…!?この強さは常軌を逸している…!
まるで本当に人から力を分けてもらっているかのように…
いや違う、それだけじゃない!」
カズキの一撃で粉々に吹き飛ぶ怪物!あまりにも強力すぎる破壊力に呆然とする斗貴子さん
ただの声援でこれほど力を増すはずがないと、サンライトハートの特別さに気づき始めます
「あと一体…!」
「見違えるほど強くなったな武藤カズキ…!だがほら、俺もこの通り!」
ドバガアアアアアアン!!
その時、バタフライに反旗を翻したパピヨンがもう一体の怪物を爆殺!えー!?
「サンライトハートが普通じゃない」って驚いてるそばから!お前もすでにその領域か!
ああ、斗貴子さんが強さのインフレに取り残されてゆく…(えー
「名づけてニアデスハピネス…!意のままに形を変え、意のままに動かせ、
そして意のままに着火できるブラックパウダーの武装錬金!我ながら強いよ?コレは…」
ニアデスハピネス、訳すとそのまま臨死の恍惚!
武装錬金にまでこのフレーズを使うほど気に入っているとは、なんという常識を超えたM…(えー
「もう保護してもらう必要なんてない。
今までありがとうご先祖様、まずはアンタからお礼をしよう」
「30対1!マラソンマッチになるけど勝てるかな?」
その頃LXEのアジトでは、さらに分裂したムーンフェイスとブラボーが対峙していました
なんとその数は30!もう菊丸どころの騒ぎではありません
これこそがムーンフェイスの武装錬金・サテライト30の特性!ちなみに顔が月の満ち欠けになってるのはムーンフェイスの趣味です
というか新月ムーンフェイスは首チョンパですか!顔を食べられた後のアンパンマンみたいだ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「「「むーんむーんむーん!」」」
「効かぬ!このシルバースキンの防御力は無敵だ!
13のブラボー技のひとつ…!粉砕ブラボラッシュ!
両断ブラボチョップ!」
ドガガガガガガ!!
しかし、いくら数がいようと攻撃力・防御力共に上を行くのはブラボー!
次々にムーンフェイスの分身を始末し、とうとう残り1体にまで追い詰めます
「むーっふっふっふっふっふーん」
「何を勝ち誇っている?残るは貴様一人…!」
「一人?いいや…このサテライト30で増殖した私は全て本物!一人でも残れば…ご覧の通り!」
(C)冨樫義博/集英社ザムザムザムザムザム
ま、また30人に増えやがったー!!
全員を瞬時に倒さない限り
オレは何度でもよみがえる!
この闘い見えたな!!「君の攻撃がいくら強くとも、さすがにこの30人を一瞬で全滅させる術はない!
無敵防御と無限増殖じゃ、ゴールのないマラソンマッチに思えるけど…
そこは人間対ホムンクルス、どちらの生命力が長く持つかは言うに及ばず!ゴールは君の死ッ!!」
鉄壁のブラボーと復活のムーンフェイス。互いの防御力を上回る手段は持っていませんが
ホムンクルスのムーンフェイスは人間よりも遥かに持久力で勝っています。このまま戦い続ければ、先に力尽きてしまうのは…
「…」
「諦めが悪いねえ。そういえばホラ…最初に始末した君の部下も、諦めが悪くて難儀してねえ。
息の根を止めるのに丸二日もかかったよ」
それでもなおムーンフェイスに立ち向かうブラボー。相手をするのも面倒といった様子のムーンフェイスは、
以前始末したブラボーの部下のことを話し出します。殺された部下の核鉄はLXEに奪われ、あの金城に与えられたわけですが…
「そうか…あいつは諦めが悪かったか。
最期までちゃんと強き意志で戦い抜いたか!ブラボーだッ!!」
「…52番の核鉄!?金城から奪い返したものか!」
金城を倒しブラボーの手に戻っていた部下の核鉄!その核鉄で、ブラボーは部下の無念を晴らすべくダブル武装錬金を発動する!
「シルバースキン!アナザータイプ!
錬金の戦士をただの戦士と思うな…!
戦士斗貴子も戦士カズキも、いかなる状況であろうと強き意志で戦い抜く!
俺は二度と部下を死なせはせんッ!!」
持久戦など眼中になし!確固たる決意と共に切り札を抜くブラボー!
しかしシルバースキンは防御専門、二重に装備したところでそれは変わらないはずです。果たしてブラボーの狙いとは…?
ビイイイイイイイ!!
「アラーム…彼が…私の友が目を覚ました!」
再び場面はカズキ達の学校に。ホムンクルス調整体は全滅し、残るはバタフライただ一人
しかしその時、バタフライが屋上に仕掛けていたフラスコの中で、何者かが目を覚ましていました
その途端、学校中の生徒からそのフラスコへみるみる生命力が吸い上げられてしまいます
「これが彼の食事だよ!彼は肉体などという吸収効率の悪いものには目もくれず、
ダイレクトに生命力を奪い取って、そのまま自分のエネルギーにできる!」
彼というのが何なのかは不明ですが、そうと分かればこんなジジイにかまってる場合じゃありません
バタフライの相手はパピヨンに任せ、カズキ達は生徒達を守るために屋上のフラスコへ向かいます
そして互いに蝶の武装錬金を持つ2人は空を舞い激突する!
「その武装錬金の特性はすでに割れているよ…!
神経系に作用して方向感覚を狂わせる。俺のニアデスハピネスの敵じゃない!」
「うつけ者が…!それは拡散状態の作用にすぎん、
密集状態ではその程度では済まんぞ!
見さらせ!我が武装錬金の真の力!」
突如として怪しく光り輝くバタフライ!その光を目にした途端、パピヨンの意識は幻の中へと吹き飛ばされてしまう!
「う…う、うわあああああああっ!!」
まるでどっかのスパロボ主人公のように悲鳴をあげるパピヨン。(えー
幻の中でその目に映っていたのは、父親、次郎、かつて配下にしていたホムンクルス達でした
そして、彼らの口からは「生きる価値のない蝶野攻爵」への罵りの言葉が次々と…
「これが真の特性…!密集させて濃度を上げれば、
脳まで作用し幻覚をもたらすチャフの武装錬金・アリスインワンダーランド!
もはやこの声も届いているかどうか…同じ蝶野でも器が違うのだよ
私は究極の生と出会い、進化の手段として錬金術を使った。
だがお前は、死の恐怖からの逃避の手段として錬金術を使っただけ。
お前は心身ともに弱いのだよ!もう終わりだな攻爵」
「………その名で俺を呼ぶな………」
「…!?」
「それはお互い人間だった時の話だろう…!今は違う…まったく違う!
俺の名は…パピ!ヨン!」
今の俺は生まれ変わった超人パピヨン!その言葉に嘘はなく、過去の自分の幻を打ち破りパピヨンは正気へと戻る!
「こ…攻爵!」
「その名前で俺を呼ぶんじゃない!その名で俺を呼んでいいのはただ一人…!
貴様の言う心身共に弱かった男の最期を見取った、ただ一人だけだ!
来いよご先祖様…現実も幻覚も、次はまとめて吹き飛ばしてやる!」
なんだとコノヤロー、じゃあ別の幻覚見せてやるよ!と再び全身から光を放つバタフライ!
しかし、幻覚のカラクリはこの光にあると見抜いたパピヨンは、ニアデスハピネスで爆煙を起こし光を遮断する!
聖闘士に同じ技は二度と通用しない!
「手の内バレてるんだよ。俺は病に伏せる前は
天才の名を欲しいままにしていたんだ…最大加速!行け黒死の蝶!」
俺のターン!黒死の蝶を攻撃表示で召喚!攻守が入れ替わり、パピヨンの蝶がバタフライへ放たれる!
しかし、バタフライの幻覚攻撃は封じたもののもう一つの能力は発動しているまま。
距離感・方向感覚を狂わせるバタフライの力により、蝶は大きく狙いを逸れてパピヨンの元へ飛来する!
「しまっ…!」
ドガアアアアン!!
「貴様が天才なら私は蝶・天才…この霧の中では、
たとえ1メートルの距離から撃っても私には当たらん」
(C)鳥山明/集英社み…見事と言うしかないな…(えー パピヨン自爆!ニアデスハピネスの破壊力がアダに…パピヨンの腹にはピッコロ大魔王のような大穴が空いてしまいます
「う…ぐううっ…!」
「出来損ないに似つかわしい姿になったな。もう用はない、消滅しろ」
「ぐ…フラスコの男…正体はなんだ…!本当にホムンクルスか…?」
深刻なダメージを受けてしまったパピヨン。せめて死に行く前にフラスコの男について尋ねると、
冥土の土産と言わんばかりにバタフライが答えます
「ホムンクルスの王たる男が、ホムンクルスと同じハズがなかろう!
彼は人間でもホムンクルスでもない、全生命体の頂点に立つ男。
彼を初めて見た時、私は心の中で自然とひざまずいていた。
どんなに時がかかろうと必ず彼を復活させる…!そのために私は人間型ホムンクルスとなった」
バカめ!
ぐだぐだと長い解説
ご苦労さん!バタフライが過去語りをしているスキに、パピヨンはニアデスハピネスを360度オールレンジに展開!
方向感覚も距離感もなかろうが、全部まとめて吹き飛ばせば同じこと!
「これなら貴様の武装錬金も役に立たないだろう…!」
「き、貴様正気か!?これでは貴様も一緒に吹き飛ぶぞ!」
「一回死んでいる身なんでね。気にしない気にしない」
「ま、待てやめろ!」
「貴様もいっぺん死に臨んでみろッ!!
意外と恍惚で病みつきだぞ!!」
ドドドドドドドドドオオオオオ!!
俺と一緒に地獄に落ちるか!自分もろともニアデスハピネスを一斉爆破!
そして爆煙が晴れていく中見えてきたのは、互いにボロボロになりながらバタフライを刺し貫くパピヨンの姿でした
「しかし、人間型ホムンクルスが究極だとばかり思っていたが…
まさかその上にさらなる高みがあるとはな」
「疑うならその眼で確かめてみろ…!そして己の身の程を知るがいい…!」
「そうやって貴様は身の程を知ったわけか?そして人間型ホムンクルスで満足した…
さらなる高みを知りながら、羽ばたこうとはしなかった!
決めたぞ…俺はこの未完成の体を脱ぎ捨てて、さらなる高みを目指して飛ぶ!
ご先祖様、俺と貴様は似ているが違う。
貴様はまばゆい光に惹かれてうろつくだけ…
一人では高くも遠くへも飛べない、醜い蛾だ!」
お婆ちゃんが言っていた…俺は天の道を往き総てを司る男!
より高くより強く、上を目指し続けるパピヨンの前にバタフライ散る!次回に続く!
(C)和月伸宏/集英社・武装錬金製作委員会