3月18日

■武装錬金18話 「逃避行」

再殺部隊の追撃に遭わないよう、あえて険しい山道を進みニュートンアップル女学院を目指すカズキ達。
ちょうど食事時、斗貴子さんは川原でカレーの準備をしますが…

「は〜、解放感…♪」

「ゆるんでる場合か、俺たちは追われる身なんだぞ?」

「とは言うものの、解放感…♪」

「そういうことは私に見えない所でしろッ!!」

飯作ってるすぐ横で連れション!き、きさまらー!
カレー作ってる時にトイレを連想させるなバカー!!(えー
ああ…もうカレーが茶色くてばっちい物にしか見えない:;y=_ト ̄|○・∵. ターン





「やるじゃねえか、ヒヨッコの分際でここまで逃げ回るとは…」

「元々は味方、我らの裏をかくぐらいの芸当はするかと…」

その頃、車でカズキ達の行方を追っていた火渡率いる再殺部隊。
しかしカズキ達の目的地が分からず、アテのないドライブを続けていました。ブッブー
そこに戦団本部からの連絡が。ついにニュートンアップル女学院を目指していることを突き止めます

「よし…戦部ェ!とっとと見つけ出して…」

キキキィィィ!!

「…どうしたァ!?」

「お客さんのようだ…。これはこれは、エレガントなホムンクルスもいたもんだ」

「なんだ…錬金の戦士にもちゃんと分かる奴がいるじゃないか。
 単刀直入に聞くとするよ、武藤カズキはどこにいる?」

パピヨン殴り込み来たー!!
「探すのめんどくさいから情報よこせ」と大胆にも再殺部隊を襲撃!
しかし相手は戦士長を含む百戦錬磨の戦士3人。いかにパピヨンと言えどあまりに状況は不利…

「ここは俺に任せてもらおう」

「分かった、じゃ俺たちは先に行くぜ」

な、なんだとーーー!?(゜д゜;)戦部一人置いてけぼりかよ!
前回の剛太の時もそうですが、あんたら少しは数の差を生かそうって気はないんですか!

「気をつけて!その男は戦士戦部…錬金戦団全現役戦士の中で、
 ホムンクルス撃破数最多を誇るレコードホルダーよ!」

「気をつけて!相手は○○よ!」とボス戦前のシエルたんみたいな通信を入れる桜花。問題ないFレベルだ!

「なんであろうと関係ない、全てニアデスハピネスで…消し飛ばすまで!」

ボグアアアアア!!

先制攻撃いったー!ブラボーや火渡よりも多くの敵を葬ってきた戦部自慢の十字槍でしたが、
開始早々ただの棒っきれに変わってしまいました。強いぜ強いぜパピヨン

 

「なかなか面白い能力を持ってるな。だが…」

バチバチバチバチィッ!

喜びもつかの間、吹き飛ばした槍が一瞬にして修復!これこそが戦部の槍の特性・高速自動修復です

「その程度の攻撃で、我が槍激戦は止められんッ!!」

「それじゃあこれは?」

ドバゴオオオオオッ!!

「う…腕ごと!?」

二アデスハピネス火力アップ!戦部の腕ごと激戦をバラバラに!どうだこれなら再生できないだろ…って!

いくさべは ベホマを となえた!

「まだまだぁーーっ!!」

再生しやがったー!!筋肉丸見えで気色わるー!
そして戦部反撃のフルスイング!モロに食らって吹っ飛ぶパピヨン。骨なんかポッキーみたいにヘシ折られそうな凄まじいパワーです

「ぐっ…本人の体まで修復可能とは…ならばこれでどうだ!」

チュドドドドドドドドド!

二アデスハピネス集中砲火!修復モンスター相手の王道作戦・「チリひとつ残らず消滅させてやる!」
地面に巨大なクレーターができるほどの大爆発で、戦部は完全に木っ端微塵です

いくさべは ザオリクを となえた!

「ぷふう…全身修復は久しぶりだな」

「ホムンクルス以上の生命力とは…やれやれだな…」

粉々にされても復活する脅威の再生能力!さすがのパピヨンも呆れたように呟きます
それにしても再生途中が理科室の人体模型みたいでキモいよ戦部:;y=_ト ̄|○・∵. ターン






「あなた達がなぜここに呼ばれたのか、おおよその見当はついていると思います」

「いよいよ始まるんだね」

「ヴィクター討伐…」

「腕が鳴るわぁ」

その頃錬金戦団では、ヴィクター討伐のための先遣隊が組織されていました
原作では再殺部隊だったメガネの犬飼オカマの円山ガスマスクの毒島たんはこっちに回されたみたいですね
それにしても円山の声が色気たっぷりで辛抱たまんないです
演じているのは越前リョーマやコーネリアで有名な皆川純子なんですが、声の高くてエロイお姉さん役もムチャクチャ上手いですね
普段少年キャラばっかり演じてるのが惜しいな…それに対して毒島たんの声はやたらキモイことに:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
ガスマスクのせいで声にエフェクトがかけられているんですが、これで女の子的な喋り方されるとうわあああああああ
漫画ではフキダシなので仕草だけでも可愛いなーと思ってたんですけどね、アニメ化にあたって思わぬ弊害が…

「それじゃさっさと出かけよう」

「いえ、ちょっと待って…もう一人連れて行くメンバーがいるわ」

え、まだ他に…?原作の再殺部隊の戦士はもう全員出揃ったはずですが…



な、なんだってーー!!先遣隊最後の一人はなんと秋水!
原作では打ち切りのせいで出番のほとんどなくなったかわいそうな子にこんな救済措置があるとは…
なかなか粋なアニメオリジナルエピソードです






一方、山の中のカズキ達は縁起の悪いことに墓地に到着。こんな場所はさっさと通り抜けたいところですが…

「墓場か、ふさわしい場所を戦いの場所に選んだもんだな…」

その行く手にはなんと火渡が!というかあんた、目的地が分かっただけでどうやってピンポイントで先回りしたんですか!(えー

「ヴィクターVこと武藤カズキ、錬金戦団の名の下にお前を再殺する!覚悟はいいな…」

「そこをどいてくれ…俺は先に進まなきゃならないんだ!みんなの所へ帰るため…
 そしてまた、この力でみんなを守って戦うため!
 世間にも戦団にも迷惑かけたりはしない、
 最期の時はちゃんと自分で始末をつける!だからそこをどいてくれ!」

「嫌なこった」

よ、四行にもわたってせつせつと語ったのに!あっさりと一蹴しやがった!
話の通じない火渡が相手では戦いは避けられません、再び戦士長クラスとの死闘が始まる!次回に続く!

(C)和月伸宏/集英社・武装錬金製作委員会


3月16日

■カレイドスタースペシャルセレクション23、24話 「幻の すごい 大技」「まだ続く すごい 特訓」

気がついたらもう24話!1話飛ばしのペースなのかと思いきや、ここんとこ一気に3話も4話もポンポン飛ばされまくって
以前見たことがある私でもワケ分かんないうちに終わってしまいそうです

個人的に印象的なエピソードもずいぶん飛ばされたなー(´・ω・`)
例えばバイキング+綱渡りの仕掛けにムラムラきて私服のまま飛び移り、下からぱんつまるみえのレイラさんとか
自主練で「女の子しかいないから」とスカートで逆立ちして、フールからぱんつまるみえのミアとか
その辺の話を放送して欲しかった:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

とはいえ、さすがにクライマックスの幻の大技編は飛ばさずに放送するみたいですね
スポコン的なカレイドスターの中でも熾烈を極める、グランドキャニオンでの地獄の特訓が開始!

「片手腕立てが終わったら片腕懸垂を100回!」

そらとレイラさんの腕力を徹底的に強化するため、まずは基本メニューの片手腕立てと片腕懸垂を命じるカロス。
こともなげに100回とか言ってますが私なんか1回でもムリだ(えー



懸垂が終わっても休憩する暇なぞありません、すぐに片手綱登りで数十メートルの崖をクライミング。
もはやそらはバテバテです。しかし険しい崖をようやく登り切ったかと思えば
今度は敏捷性強化のために、たった今登ってきた断崖絶壁から死のダイブ!無茶苦茶だコレー!
こんなの範馬勇次郎でもないと死んでしまいますよ!(えー

さすがのレイラさんはどんどん高難度の特訓にステップアップしていきます
崖にロープでぶら下がり、崖をプッシュして振り子の要領で大ジャンプ!あんた一体どんだけ飛んでんだー!
多分レイラさんならツェペリ家直伝「座ったままジャンプ」も不可能じゃないだろうな(えー

「パウッ!」

ドーーーン!!

「なっ!?座ったままの姿勢!右腕だけであんな跳躍を!」



カロスの鬼畜のような課題を次々にこなしていくレイラさん。対してそらは悪戦苦闘が続き、レイラさんとの差は広がっていくばかりです
そんなそらのために考案された特別メニュー・鉄球特訓。
ボーリング球くらいはありそうな鉄球をブン投げ、そらが片手で受け止めるという昭和特撮も真っ青のハードメニュー!

「その鉄球はほぼレイラの体重と同じだ、
 これを受け止められなければレイラのパートナーにはなれない!」

ゲェー!レイラさんの体重と一緒!?さすがは鉄の密度…ボーリング球とは違って、こう見えても数十キロもの重さがあるようです
こんなものを猛スピードでぶつけられるとなると…
ちょっと痩せたエドモンド本田のスーパー頭突きが飛んでくるようなもんでしょうか(えー



朝から晩まで鉄球を食らい続けて全身ズタボロのそら。しかし過酷な特訓は次回もまだまだ続く!

(C)2003 佐藤順一・HAL・GDH/カレイドステージ


3月14日

「なんか今度のスパロボは興味ねー作品ばっか出してんな」と全然買う気のなかったDSのスパロボWですが、
公式サイトのムービーを見て、なんだか今までの携帯機スパロボとは効果音もムービーも進化してるなーと思って
実は数日前からプレイしてました。実際やってみると予想以上です。
このゴルディオンクラッシャーの素晴らしすぎる再現度!
これは同じ技でもPS2の第三次αを超えたろ…ジェイフェニックスとかランサーコンビネーションも大満足の出来でした

というかスパロボって、知らない作品のプロモーションとしては凄い効果がある気がする。
全然興味なかったテッカマンブレードとかフルメタルパニックが、今はもう気になってしょうがないです
ちょうど初めてスパロボをやった時もこんな感じでした
最初にやったのはサターンのスパロボFだったんですが、あの時はガンダムなんてSDガンダムしか見たことなくて
「ああこのカミーユって目が宇宙になってた奴だ」とかそんなことしか知りませんでした:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
スパロボやってから一気に引き込まれて、ファーストからXまで全部ビデオで完走。ダンバイン見たのもこの時だなー
ちょうどアニメ離れしてた時期だったんで、スパロボやってなかったら今こんなアニメ感想なんて書いてなかったかもしれないですねえ




■反逆のルルーシュ15話 「喝采のマオ」

ナリタから帰る途中。電車の中でフルーチェさんは、CCからマオの能力について根掘り葉掘り聞き出していました

「あのマオという男…他人の考えを読み取るギアスを持っている、それでいいのか」

「ああ、ギアスの発現の仕方は人によって異なる。マオの場合は、集中すれば
 最大500m先の思考を読み取れる…頭を使うタイプのお前には最悪の敵だよ」

「あいつもお前と契約したのか?」

「ああ…11年前にな。マオのギアスは強い、お前のように回数制限も目を見るとかの制約も一切ない」

「…弱点はないのか?」

「しいて挙げれば…マオは能力をオフにできない。
 常に周囲の心の声が聞こえてしまう、本人が望もうと望むまいと…」



えらく便利だなーと思われたマオの能力ですが、世の中そんなに甘くありませんでした
大勢の人が集まる場所では、聞きたくもない大量の心の声が頭の中でガンガン鳴り響き、ひどい不快感に襲われるという欠点が。
ヘッドホンでCCの声を常に聞いているのは、そういう場所で今にも狂いそうな自我を必死で保つためだったんですね
単なる変態ストーカー野郎だとばっかり思っててすいません:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「なあ…ギアスを使い続けると俺もああなるのか?
 それとも、お前との契約を果たさなかったからああなったのか?」

「…使ううちにギアスはその力を増していく。
 克服できない者は、自らの力そのものに飲み込まれていく…」

「それを知ってて契約を持ちかけたのか!俺にもマオにも…!」

「…そうだ」

「酷い女だ!お前は卑劣だ!捨てる時になぜ始末しなかった!?
 力を奪うなり命を奪うなり!その中途半端のせいでシャーリーはッ!!」

「ゴミを捨てる時になんで後始末をしないのこの子は!」とフルーチェさんブチ切れ!
記憶を消してなかったことにしたとは言え、シャーリーを傷つけてしまったことは相当気に病んでいるようです
しかしシャーリーとのキスを根に持ってるCCは、その名前を出されてしまうと黙っていられません

「マオに関しては別行動を取るべきだろうな。今日から隣の棟に移る」

「隣…!?生徒会や文化部の部室が…」

「そんなことは知らん。後処理はそっちで何とかしろ」

止めようとするフルーチェさんにも「うるせーバーカ!」とそっけない態度で部屋を出て行ってしまうCC。
2人の間にかなり険悪な空気が漂ってしまう結果に…





「セシルさん、ユーフェミア皇女殿下に会う方法ってありますか?」

「えっ、会いたいの?」

その頃スザクは、ニーナを何とかユーフェミアに会わせてあげようと、律儀にセシルへ相談を持ちかけていました
というか写真一枚であれほど性欲をもてあますニーナ
実際に会わせたりなんかしたら、どうなるか分かったもんじゃありませんよ!(えー

「無理でしょ〜、謁見は騎士候位以上だからねぇ」

「伯爵閣下ならお出来になるんじゃありません?」

「僕ぅ?」

「は…?ロイドさんって伯爵だったんですか!?」

「はははは、いや〜お恥ずかしい」

「放蕩貴族よ、遊びと仕事の区別がついてないの」

ロイドの意外な事実発覚!ただのしがないメカニックかと思いきや、押しも押されぬ立派な貴族の一員でした
今まで係長だと思ってたのが実は専務だったみたいな感じでしょうか(えー
というかセシルさん、ロイドの身分を最初から知っていながらそれでも容赦なくボコボコにしてきたわけですか!
なんて人だ…正直ロイドの身分よりセシルの肝っ玉の方に驚いたよ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン






「数日でいいんです、クラブハウスを立ち入り禁止にしてもらえませんか?」

「そりゃあできないことはないけど…ねえルルーシュ、私またお見合い…
 今度は逃げられないかも…ねえ、どうすればいいかなあ」

「いや、それは…」

翌日、部屋を出て行ったCCの尻拭いをするフルーチェさん。
しかし会長から「そんなことより奥さん聞いてくださいよ」と、お見合いの相談を持ちかけられてしまいます
そんなこと言われても…と困った表情のフルーチェさん。そこへ間の悪いことに、「会長ー!」ってシャーリーキター!!
これはまずい展開!シャーリーがフルーチェさんの記憶を失ったことがバレてしまっては…!

「…っ!」

「シャーリー!朝練復活するの?」

「はい!今日からまた…あれ?あなたこの間の…うちの学校だったんだ!」

「…何ふざけてんの?」

「…同じクラスだろう」

「えぇっ?そんなはず…ん〜?」

「やっぱり知らない人だけどな〜」とフルーチェさんの顔を覗き込むシャーリー。事情を知らない会長には意味不明です
心臓ドキバクのフルーチェさんは、もはや一刻も早くシャーリーが去ってくれることを祈るのみ…

「シャーリー始まっちゃうよー!」

「あ、今行くー!じゃ会長、また!」

「う、うん………今のなに?」

「ちょっと…ケンカして」

「んで他人ゴッコ!?可愛いプレイだねぇ〜!」

(゜д゜;)そ、そんなんで納得するのか会長ー!!
そんな解釈する奴があるかよ!そういつまでもごまかし切れないと思いますが、この先どうなることやら…

「う…ん…」

「気がついたか?どうしてあんなところに倒れていたんだ、君の名前は?」

「私…名前…?なんだろう…」

その日の晩、ヴィレッタは扇の部屋で意識を取り戻します。さっそく尋問を始める扇でしたが、なんとヴィレッタは記憶を失っていました


(C)細井雄二/講談社

おれはいったいだれだ!?

「なんだよー、ゼロの正体知ってるんじゃないのか」と扇はがっかり。
気落ちする扇に声をかけるヴィレッタでしたが…

「何をやってるんだ俺は…裏切るような真似をしてこのザマか…」

「だって分からないのよ…あっ…!?」



た…大変だー!メロンが2つ!メロンが2つー!!(えー
なんとまあスタッフも見事に隠す気もなく丸見えにしてきましたね
しかし最近はニーナのアレとか童貞とかメロンとか妙にアダルトなことになってきたな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「す、すまないっ!その…脱がせるのは目をつむってもできたんだが、着せるのは…でも部屋も暖かくしたから!」

「…ふう、よかった…」

「え…?」

「とりあえず、いい人に拾ってもらったみたい」

そう言うとまるで聖母のような微笑みを浮かべるヴィレッタ。出世欲の塊だったおばさんがこうも変わってしまうとは…
ケロロ軍曹で言うカカロット症候群ってやつですか(えー  うらやましいぞ扇

フルーチェさんも「扇の野郎あんないい女と!」と妬んでいるようです:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
ではなくて、マオを出し抜くための作戦が煮詰まっており、イラつきながらクラブハウスをうろついていました

「ええい…チェックをかけるには駒が一枚…!」

「足りないか?どうやら考えることは同じだな」

そこへ助け舟を出そうとやってきたCC。しかしその時、フルーチェさんの携帯にマオからの電話が!

「…はい」

「僕だよルルぅ〜。そこにいるんだろCC?2人っきりで話したいんだ、代わってよ」

ふざけた口調で話すマオでしたが、フルーチェさんもここは渋々マオの言う通りに従います
何やらしばらくマオと会話するCC。そして電話が終わると、なぜか突然CCはマオ側に寝返りフルーチェさんの元を去ろうとします

「喜べルルーシュ、私とお前はここでお別れだ。私はマオとやり直すことにした」

「な…!?裏切るのか!」

「何を今さら…私はお前と仲間だったつもりはない。ただの共犯者だ」

「待て!CC…お前は俺の事を知りすぎている。行かせるわけには行かない!」

ワハハハCC!
もはや
のがれることは
できんぞ!
(byくらやみ団)

ギアスを発動してニマアッと勝ち誇るフルーチェさん。CCを従わせようと命令を下しますが…

「行くな。俺のところにいろCC!」

「私にギアスは効かない。言っただろ?」

「ぬぐっ…!」

「安心しろ、お前のことをしゃべるつもりはない。ギアスもそのままだ。
 マオだって二度とお前の前には現れない、これで障壁はなくなった。
 おめでとう、さようなら。」

なんだかもうすっかり愛想を尽かしてしまった感じのCC。フルーチェさんをあざけるように冷たく言い捨てると、
振り返りもせずその場を去ってしまいました

「CCー!君はなんて静かなんだ!君の心だけは読めないよ、
 やっぱり君はサイコーだよぉ〜!」

マオと合流しにCCが遊園地へ向かうと、遊園地を貸し切りにしていたマオはメリーゴーランドでぐるぐる登場。
やっぱりこいつ素で頭のネジが吹っ飛んでるな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「はっはははは!嬉しいだろCC〜!」

「マオ…前にも言ったはずだ、私はお前と…」

「そんなのウソウソォ!CCは僕のこと大好きなんだから!
 君だけなんだ僕が欲しいのは、ルルーシュなんかどうでもいい!」

「やめろっ!最初からこうしておくべきだったんだ…!」

マオを振り払い銃を構えるCC!どうもマオに寝返ったわけではないようです
その頃、録音されていたマオとCCの電話の内容を聞いていたフルーチェさん。
CCは「一人で来なければゼロの正体をバラす」とマオに脅され、フルーチェさんを守るために寝返ったフリをしていたのでした

バキュウウウン!!

「くうっ…!」

しかしCCよりも先に銃弾を撃ち込むマオ!CCに銃を向けられたことで怒り狂うかと思いきや、
逆にマオは今までよりもさらに喜び出してしまいます

「CCは僕を撃てなかった!CCは僕が好きなんだよぉ〜アハハハハハハ!!」

「違うっ!私はお前を利用しただけだ!」

「…何言ってんの?嘘はいけないよ嘘は」

バキュン!バキュン!バキュンバキュンバキュンバキュン!

「うああああああーーっ!!」

「嘘はダメなんだよ嘘は。心配しないで、僕は分かっているから」

こ…こいつやべええー!まるで躊躇する様子もなくCCの四肢をハチの巣に!
両手足を潰されてしまったCCは、マジュニアと戦った時の悟空のように立つことすらできなくなってしまいました

「CC、僕ね…オーストラリアに家を建てたんだ、白くてきれいなとても静かな家。
 だけどオーストラリアに行くには飛行機に乗らなくちゃいけないんだ。
 でもCCを飛行機に持ち込むにはちょっと大きすぎる…
 だからさぁ、コンパクトにしてあげる!これならあっという間だよ!」

お…お前ってやつはー!この番組を潰す気かー!!(えー
放送当時はちょうど連続バラバラ殺人で日本中が大騒ぎだった頃。チェーンソーってお前!シャレになってなさすぎ!

《やはりそこにいたか。他人の声が邪魔にならない場所…自ずと位置は絞り込める》

その時広場の巨大スクリーンが点灯!遠距離からハッキングしたフルーチェさんが、自分の映像を送ってきたのです

《お前のギアスの有効範囲は最大500m…この東京タワーまでは届かない》

「ヒャッハッハッハッハ!確かに確かに!でもねぇ、それでどうするつもり?
 色々とハッキングして頑張っちゃったみたいだけど、
 他のオモチャも遠隔操作して僕を襲わせるのかな?
 それともその達者な口で僕を言い負かすの?」

確かにこれではマオを言い負かす以外に何もできませんが、
「どこからでもどうぞ」とマオは余裕綽々。何を言っても軽く受け流されてしまいそうです

《…》

「おぉい今度はだんまりかい?CCが欲しいのならお前も…」

《マオ。お前まさか、CCというのが本当の名前だと思ってるんじゃないだろうな》

「…!?」

今までの余裕が一気に吹き飛ぶマオ!サーっとその表情から血の気が引いていきます
うーむさすがの話術…マオの一番痛い所を的確に突いてきましたね

「そ…そうなのCC?僕には教えてくれなかったのに…」

「俺は知っている、本当の名前をな。これで分かっただろう?
 CCは俺のものなんだよ、マオ」

「ち…違う!違う違う違う違う違う違うッ!ずっと前から僕だけのCCだったんだァッ!」

「俺はCCの全てを手に入れた。マオ、お前が見たこともない部分も含めてす・べ・て」

爆弾発言来たー!!フルーチェさんあんたー!本当は童貞なのになんという大胆なハッタリを!(えー
でもCCの名前を聞いた回では治療のためにすっぽんぽんにしてるから、一応見てはいるのかな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



「るっ…るるぅぅぅぅしゅうううおおおあああああ!!」

嫉妬の炎で焼け焦げるマオ!チェーンソーをメチャクチャに振り回しモニターを徹底的に破壊する!
フルーチェさんの目障りな放送が途切れ、ゼエハアと肩で息をしながらようやく少し落ち着きを取り戻します
今フルーチェさんがいるのは遥か離れた東京タワー、これなら何も出来はしないとCCに向き直りますが…

「そこまでだッ!誘拐犯に告ぐ!武器を捨て投降せよ!」

突如マオの周囲を取り囲む大量の警官たち!そんな中CCを悠然とお姫様ダッコで運んで行く一人の警官が。
それはここに来られるはずのないフルーチェさんだった!

「ルルーシュ!?なぜここに…!?」

「う…嘘だッ!だってさっきまでタワーにいたじゃないか!」

(お前馬鹿か?録画だよ今までのは)

な、なんだってー!これこそまさに悪魔の知能か。マオの反応などすべてお見通しだったフルーチェさんは、
あらかじめ録画の映像でマオを手玉に取っていたのでした

「嘘だぁぁっっ!だって…だって喋ってたじゃないか僕と!」

(お前の思考はシンプルすぎる。心を読めるのがアダになったな)

「僕の答えまで予想できたってのか…!?ふざけんなこのガキィ!
 僕にはまだお前に勝つ方法があるんだよ!」

(それをやった時が、お前の最期だ)

「何が最期だァ!?ポリスどもよく聞けぇぇぇ!!そこにいる奴がテロリストのォ!」

なんかもう完全にトチ狂っちゃった顔のマオ。最後の手段にゼロの正体をバラそうとしますが、
警官隊を統率するマリオみたいなオッサンはすでにフルーチェさんのギアスに操られていた!

「撃てェェェいッ!!」

ドドドドドドドドドドドド!!

合図とともに放たれる無数の弾丸!全身をあまさず撃ち抜かれ、狂気の男壮絶に散る!次回に続く!

(C)SUNRISE/PROJECT GEASS・MBS character Design (C)CLAMP


3月13日

■デルトラクエスト10話 「牢獄からの脱出」

「ダメだ、とてもここからは抜け出せそうにない…。大丈夫かジャスミン?」

「あんまり大丈夫じゃないわ…は〜あ…喉カラカラ」

「きっと今に水と食べ物くらい持ってきてくれるよ」

「そうだといいけど…」

リーフ達が投獄されてしばらく。牢屋に訪れてくる者は誰一人としておらず、
もしや水や食料すら与えない気なのか…とリーフ達は不安を抱えていました

「あの、ライ様…あの3人の食事はいかが致しますか?」

「そうだな…様子見がてら後で私が届けよう。
 着替えにも困らぬよう彼らの荷物と一緒にな、クリーンチュルナイ」

「クリーンチュルナイ!」

リーフ達と同じ心配をしていたティラ。ライにそのことを相談すると、意外にも人情的な答えが返ってきました
てっきり「あんな奴らに食わせる飯はねー!」とか言い出すと思ったんですが…:(えー
「やっぱりライ様は素晴らしいお方だわ!」といったような様子で、ティラは後のことをライに任せるのでした






「水…欲しい…」

「…」

それから丸一日が経過。さらに真夜中になっても、ライは牢獄に姿を現しませんでした
すっかり言葉少なになってしまったジャスミン。冒頭ではフォローしていたリーフもその気力すらありません

同じ頃、夜の町の見回りをしていたティラは、没収されていたリーフ達の荷物が放置されていることに気づきます
ライが届けると言っていた荷物がなぜ…?不思議に思ったティラは、差し入れのシチューを持って牢獄を訪れるのでした

「私、心配になって…ライ様がご自身で食事をお持ちになると仰ったのだけど、
 お忘れになっているのかもしれないと…」

「あいつは忘れたんじゃない、私たちを飢え死にさせるつもりなのよ!」

「頼む、俺たちを外へ出してくれ!」

「そんな…!できません、あなた達はチュルナイに邪悪を持ち込んだ…
 市民はみんな邪悪の存在に震え上がっています」

「フィリは邪悪なんかじゃないわ!私の友達よ!」

「ティラ、聞いてくれ。僕たちの町ではフィリみたいな動物を邪悪とは言わない、
 君たちの町とは習慣が違うんだ。ライは自分で食料を届けると言ったのに来なかった…
 始めから僕たちを殺すつもりで、君たちに嘘をついていたんだ。あのカードと同じように」

ライの卑怯なイカサマを思い出しハッとするティラ。それにしても、普通ならバルダやジャスミンみたいに頭に血が昇って
「お前は騙されてるんだよ!早くここから出してくれ!」とわめき散らしそうなシーンですが、リーフはかなり冷静です。
じっくりとティラを説得して牢から出してもらうことに成功!リーフは土壇場に強いタイプですねえ





すぐにチュルナイからの脱出を試みるリーフ達でしたが、出入り口はどこも厳重に警備されていて普通に出るのは不可能でした
ティラが抜け道を知っているようなので、その案内で抜け道へと向かう一行でしたが…

「なんなんだありゃあ…こっちは飲まず食わずで干からびそうだって言うのにな」

「凄いごちそう…」

その途中、だだっ広い調理場を見下ろす渡り廊下を通ることになった4人。
今は真夜中だというのに、調理場の人達はフル稼働で料理を作り続けていました

「ここの料理人は夜通し料理をしているのかい?」

「はい、たくさん作っても検査に合格しないと捨てられるんです。
 これから皆さんが通ろうとしている抜け道から…」


(C)土山しげる/日本文芸社

この料理
食するに
値せず!!

それを すてるなんて とんでもない!実にもったいない話です、チュルナイでは完成度の高い料理が出来るまで、
惜しげもなく料理を作っては捨て、作っては捨てを繰り返していました。どうりで食事の時に絶品ばかりが並ぶわけです

「なぜそんなもったいない事を…!?」

「良い食べ物じゃないからです、ネズヌク様は私たちを病気から守ってくださる…クリーンチュルナイ」

「清潔好きもここまで来れば異常だな」

お、おっさん!他人が心から信じてるものを目の前で異常呼ばわりする人がありますか!
そういうのはティラに聞こえないような場所でこっそりと言うべき:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「デルではみんな飢えで、腐りかけた残飯を奪い合っているんだ」

「え…!?」

「君には信じられないかもしれないけど、本当の話だ…
 僕達が旅をしているのも、そんなデルの国を何とかしたいからなんだ」

食事から何から影の大王に根こそぎ奪われ、辛い生活を強いられているリーフ達の故郷。
特に16年もこじきをやってたおっさんにとっては、食べ物をこんな風にポイポイ捨てるなど信じられない話です





ともあれ、調理場の渡り廊下を抜ければ抜け道はもう目前。
ここまで来れば案内はもう大丈夫ということで、ティラと別れた3人は抜け道から脱出を試みます

「お前達、ここで何をしている!」

ライ様来やがったー!!丸腰の時に嫌なタイミングで!
相手はライ一人とはいえ、リーチの長い鞭をバシバシと振り回してやる気満々。3人でも素手で戦うには危険な相手です

「お前達…どうやって牢獄から抜け出した?」

「さあね!」

「フン、まあいい…だがこれでお前達の悪事が証明された。
 あの邪悪な生き物を、お前達は調理場に連れ込んだに違いない」

「なんですって…!?」

「邪悪に怯える町の者はさぞ恐怖することだろう。
 お前達を1000回死刑にしても足りんと言うかもな」

「…汚い奴めッ!!」

カードの嘘、食事の嘘の次は濡れ衣!またしてもリーフ達をハメて死刑にするつもりです
卑怯な手を使い続けるライにとうとうリーフ達の怒りが爆発する!

バチイイイッ!!

「んごおおああっ!!」

あー!やっぱりおっさん真っ先にノックアウト!あああ…いつものことながら:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「邪悪を持ち込んだ者達め…!消え失せろ!クリーンチュル…」

ドガアッ!

「おぐっ!?」

「何がクリーンチュルナイよ…!あんたの方がよっぽと汚いわ!」

だらしないおっさんに代わり、ジャスミン怒りの回し蹴りが炸裂!
しかしかえってライの怒りを煽る結果となってしまい、ライは乱暴にジャスミンの胸ぐらを…
あっ!おっぱいの位置に掴みかかるつもりです!



でもぺったんこなおかげで揉まれずに済みました:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
ジャスミンを締め上げたまま、ライは今までよりさらに激しくリーフ達に鞭を叩きつける!
片手で楽々ジャスミンを持ち上げながらこの攻撃とは…見かけによらず大した怪力です

「お前たちはここで処理してやる…行け!その穴へ入ったが最期、
 お前達の命はない!クリーンチュルナイ!クリーンチュルナイ!
 クリーンチュルナイ!クリーンチュルナイ!クリーンチュルナイ!」

わ、分かりましたから落ち着いてください!
リーフ達に対する憎悪と清潔への異常な執着、その2つがライの中で混ざり合い化学反応を起こしスパーク。
まさに狂戦士と化したライは、ますます強烈に鞭を振り回し、リーフ達を抜け道へ追い詰めていきます
それにしても、脱出口なはずの抜け道が「入ったら命がない」とは一体どういう…?

バコオオオオオン!!

「うお…あ…おあ…」

その時突然鳴り響く金属音!その場に現れたティラが、フライパンで思いっきりライの脳天を直撃!
予想外の奇襲を受けたライはあえなく撃沈。ティラはリーフ達の没収された荷物を届けに来てくれたのです

「わ、私、少しでもみなさんのお力になりたくて…」

「本当にありがとう、ティラ!」

「君の勇気に心から感謝する」

しかしライを叩きのめしてしまった以上、チュルナイに残っていてはティラもただでは済まないでしょう
リーフはティラも一緒にチュルナイを脱出しようと誘いますが…


(C)荒木飛呂彦/集英社

リーフさん…罰を受けることになっても
チュルナイは私の祖国なんです
故郷には思い出がある…
酷い目に遭わされても
必ず帰ってしまうとこなんです

リーフの提案に対して静かに首を振るティラ。やはり大事な故郷を捨てることはできず、
リーフ達に別れを告げるとその場を離れていくのでした





「ラ、ライ様!?おのれ不潔な者達めぇッ!!」

リーフ達がティラを見送ったその時、別の扉から入れ違いに3人のネズヌクが出現!
ライと同じように鞭で武装していますが、今度はリーフ達も武器を持っている分負けてはいません
逃げ腰だったさっきとは違って、剣を構えて真っ向からネズヌク達を迎え撃つ!

「ぐおおおおわあああああっ!!」

と、思いきやそこに乱入者が!ジャスミンを追って現れたフィリです、恐れをなしたネズヌク達は大混乱に陥る!
そのスキにおっさんとリーフが飛びかかり、ネズヌク3人はあっという間にボコボコに!
というか剣構えてたのになぜか素手とフライパンで攻撃ですか!わけわかんねー!

「フィリ!無事だったのね…!」

「とにかく、この薄気味悪い抜け道を行かないとな…」

「でも、ここに入ったら命がないって言ってたけど…」

あとはこの抜け道を通るだけですが、やはり気になるのはライの言っていた縁起でもない言葉。
それでもここを通る以外に選択肢はなく、3人は意を決して抜け道を進んでいくことに…

抜け道の中はひどい湿気で足元はベチャベチャ。そしていかにも体に悪そうな紫の空気が漂っていました
奥に進むほど湿気はどんどん増していき、壁からはドロドロの粘液がボタボタと…

「なんだろうこれは…?」

「やめろっ!毒かもしれんぞ!」

不用意に粘液へ手を伸ばすリーフをピシャリ!確かにライの言葉からしても、うかつな接触は命取りになりかねません
それにRPGの毒の色は緑か紫と相場は決まっています(えー
こんな紫一色の洞窟で怪しい粘液に触ってしまえばどうなるか…

「何か濡れないように被れるものはないかな…」

奥に行くにつれ、周囲からしたたり落ちる粘液はその量を増すばかり。このまま進むのはまずいと周囲を見回すと、
チュルナイの住人達がここを通行するためか、防護服がしまわれている扉を発見します

「は〜あ…シュミ悪い…」

なんか映画ドラえもんのニムゲみたいな格好だなあ(えー
く、来るな!来るなー!かーちゃんかーちゃん!かーちゃん助けて!
来るな!来るな、ああ来るなー!
(byジャイアン)
ともあれ防護服のおかげで粘液対策は万全。3人はさらに奥へと進んでいきます





「足元が滑りやすくなってる、気をつけろよ」

「こんなキノコ見たことないわ…」

進むにつれて周囲の様子にも変化が。壁には気色の悪いキノコが隙間もないほどびっしりと生えていました
さらにモヤモヤした空気も今までの紫から緑へと変わり、いよいよもって毒の色って感じです

「あ…?光だ!」

「わぁ、出られる!?」

「慌てるな!滑るぞ!」

バルダの制止も聞かずに駆け出すジャスミン、しかし薄暗い洞窟では見えにくい急傾斜の下り坂が!
足を滑らせながらギリギリ踏みとどまるジャスミンでしたが、危うく坂を転がり落ちる寸前でした
なんだかチュルナイ編ではおっさんとジャスミンの役割がすっかり普段と逆転してますね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ブワシィ!!

「むぐうううっ!?」

「バルダ!?」

「邪悪を持ち込んだ者達め…!逃がしはしないッ!!」

げえライ様追って来たー!ギラギラと目が血走っててもう完全に危ない人です、そしてやっぱりおっさんが真っ先に餌食に!

「む…ぬううううっ!」

「くう…!チュルナイを汚してなるものか!クリーンチュルナイ!」

しかし今日のおっさんは一味違う!締め付けられた鞭を逆にグイグイと引っ張り、
ライごとどんどん引き寄せパワーで圧倒!鞭を取られまいと踏ん張るライ。そこへリーフが猛然と剣での一撃を見舞う!

「はああああっ!!」

「ぬう!?」

しかしギリギリで切っ先から身をかわすライ!とはいえ完全には避けきれず、袖をビリビリと切開されてしまいます
体勢を崩したライは壁へと倒れ掛かり、袖から露出した肌が壁のキノコにベッタリと…

「はっ!?うおああっ…うあああああああーーっ!!」

グチグチグチグチグチャアアアア!!

な、なんじゃこりゃー!!数秒もしないうちにキノコはライの体を恐ろしい勢いで侵食!グロすぎる!
やはりとんでもない毒性を持ったキノコだったのです
gifにした方が分かりやすいかなぁと思ったんですが、やっぱりグロかったんでjpgでおたのしみください(えー

「う、うあ…あああ…!か、かくなる上は…貴様らもろともォォォッ!」

すでに自分の体が手遅れなことを察したか、最後の玉砕に体当たりを仕掛けるライ!

ズルッ

「うおっ!?おおおっ!うおおおおーーっ!!」

ゴロゴロゴロゴロゴロゴロべしゃっ



な、なにー!?Σ(゜д゜;)滑って転んで落っこって死んだー!!
なんだこの救われない最期はー!べしゃって音が妙にまぬけで、笑っていいやら悲しんでいいやら:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「私達もこの服を着てなかったらこうなってたのね…」

「そのようだ…」

坂を下っていき、ライの死体の前で立ち尽くすリーフ達。すでにキノコの毒は全身を蝕み、
ライの体はグチャグチャの緑色となり原型を留めていませんでした
そして破れた手袋から覗くライの手には、なんと影の大王の配下を示す刻印が!

「このチュルナイも影の大王に支配されているのか…!?」

「そういうことになるな…表面的にはネズヌクが支配しているが、実際の親玉は影の大王ってわけだ」

「でも食べ物のことといい、どうしてあんなにも清潔に気を配っているんだろう」

「何か裏がありそうだな…」

同じ影の大王に支配された町なのに、なぜ他の町よりこうも異質に…と疑問を抱くリーフ達。
するとその時、ちょうど調理室から不合格の食べ物がトロッコに乗って送られてきました
坂を下っていくトロッコを目で追うと、その先にはすぐに洞窟の出口が…

「…!?ネズヌクだ…!」

「食べ物を荷車に積んでるみたいね…」

「捨てると言うより、どこかへ運ぶみたいだな」

洞窟を出ようとしたその時、すぐ外ではトロッコから馬車へ食料を移すネズヌクの姿が!
しかしネズヌクの様子を見ていると、とてもゴミになる食料を扱っているようには見えません
ネズヌク達が何をしようとしているのか、ここまで来たら最後まで見届けようとリーフ達は馬車に忍び込むのでした





ガタゴトガタゴト…

「いつまで走るつもりかしら…」

「…!?ここは!?」

ゲェー!トムの店じゃねーか!!
なんでこんな所に着くの!?と目を丸くするリーフ達。ふと見れば、馬車の到着を待っていたように影の憲兵団がゾロゾロ出現!
ト…トムお前って奴はー!!さてはレジスタンスの味方と見せかけて、影の大王からも同じように儲ける死の商人か!
だとしたら最低すぎるぜトム!トムの真意が気になる次回へ続く!

(C)2006デルトラクエスト製作委員会・テレビ愛知


3月11日

■出ましたっ!パワパフガールズZ36話 「ガールズ、解散!?」

「解散」とは何やら大きく話が動きそうなサブタイ、そして気合の入った作画。
これはストーリー全体でもかなり重要な回に違いない!と思ってたんですが
「あれ私の弁当がいつの間にかねーよ」とかそんな理由で仲違いする回でした:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
解散のかの字も出てこなかったじゃないですか!ちょっとヘソ曲げてケンカしただけで!
仲違いネタは前にも一度やってることだし、口ゲンカひとつでこのサブタイはずいぶん大げさな気が。
実際、誤解の解けた3人は後くされなくあっさり仲直り。作画がいいのは単なる偶然だったのか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン


ただブロッサムとバブルスはいつにも増して可愛く描かれてたなあ。
バターカップは…3人のケンカなのにあんま目立ってなかった(´;ω;`)うっ

(C)2006, Cartoon Network, Toei Animation, Aniplex, and TV Tokyo.





■スーパーロボット大戦OGディバイン・ウォーズ16話 「ビアンの遺言」

ついにDC総帥ビアン・ゾルダークとの決戦!さすが物語の節目なだけあって作画の方も頑張ってます
ヴァルシオンの歪曲フィールドがパリーンと割れるバリアなのは吹きましたが、
バリアを割るまでの連続攻撃が見ごたえあったので、なかなか満足のいく回でした
リュウセイ&イングラムのT−LINKナックル&サークルザンバー!キョウスケのリボルビングステーク!
イルムの計都羅喉剣!
バリアが割れたところで決め技を放つのはやはり真の主役マサキ
「マサキ以外にヴァルシオンを倒せる奴はいない!」とイングラム教官のお墨付きです。そこまで言うか
ついでに言うと、ヴァルシオンに至るまでの雑魚の大群もマサキのサイフラッシュで壊滅させました
もうスーパーロボット大戦マサキとかに改名した方がいいんじゃ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

(C)SRWOG PROJECT






■今月のコミックREX・じゅっTEN!

やあなんてこった!先月号のレビューやってからまだ4日しか経ってないのに今月号ですよ!(えー
こんなバカなペースで月刊誌の感想書いてるのは私くらいだろうな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
というか来月でもう最終回ですか!なんてことだ…もうREX買わなくなるかもしれないな…
とは言っても今月の十円はすごく面白くなかったと思います(えー
うーん…最終回に向けてカナコ達より十円玉にスポットが当たったわけですが、やっぱり十円玉メインだと面白くないな…
五円玉があんまりいる意味ないキャラだったように、作者自身も五円玉とか十円玉の設定を持て余してて、
この先ズルズル行くよりここいらが潮時ってことで最終回なんでしょうか。しかしカナコが見れないと寂しくなるなー





■ガウガウわー太2

本編は一旦休みで擬人化クロの四コママンガの再録でした。
びしょ濡れでパジャマ一枚のクロたんハァハァと言いたいところですが
REXに移ってからクロはまだ1ペンも本編に登場してないからなぁ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
まあ移って来てから修学旅行編が続いてたので仕方ないんですが、次号あたりはそろそろレギュラー陣が再登場する頃でしょうか

って、とらのあな特典のペーパーによれば次あたりは風呂話の予定だそうですよ。グレート!
しかしペンタくんの話はやっぱり先月ので完結だったんだなあ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



C梅川和実/一迅社






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