3月25日
■反逆のルルーシュ16話 「囚われのナナリー」
「うおォいルルーシュ!!会長見合いするって知ってたか!?」
「ああ…今日だろ?」
「キョオオオオーッ!?」
朝っぱらから奇声を上げて大騒ぎのリヴァル。前回会長が言っていた「見合い話」は現実のものとなってしまったようです
それにしてもリヴァルとフルーチェさんの会話はずいぶん久々ですね
もはや視聴者的にもフルーチェさん的にも存在感なさすぎなリヴァル。
「リヴァルのことよりスザク今晩メシでもどう?」とフルーチェさんは
リヴァルの恋の行方について全然興味がないのでした
「俺の悩みは…置き去りですか…?」
「驚いた〜?お見合いって言ったら普通ホテルかレストランだもんねぇ」
「い、いえ…ロイド伯爵は大変ユニークな方だと聞いていましたから」
お見合いの相手ってロイドかよ!
作業着のロイドとランスロットの格納庫でお見合い。なんて色気のない!
しかしロイドのキャラからして女性にはまるで興味ないかと思いきや、意外にもなかなか乗り気のようです
それにしても会長のおっぱいのでかさときたら:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「ユニーク!なかなかステキな表現だねえ」
「ええ…爵位を剥奪されて落ち目のアッシュフォード家の女をもらおうだなんて」
「あは〜、どうでもいいじゃない爵位なんてさ」
「失礼します、どうぞごゆっくり…」
「しなくていいよ、時間の無駄だ結婚しよう」
「え!?」
「はや!」
「じゃ保留」
ゲェー!30秒でお見合い終わった!
セシルさんが淹れたお茶を飲む間もなくプロポーズ。とりあえず保留となったものの、晴れて2人は婚約者となってしまいました
「ナナリー!スザクが…ん?」
授業の前にパッとクラブハウスに寄り、ナナリーに夕食の約束を報告に来たフルーチェさん。
しかしそこにナナリーの姿はなく、キョロキョロと周囲を見回すと机にナナリーのあられもない写真が!
「どこの馬の骨が俺のナナリーにこんないやらしい真似を!」と怒りに震えていると、
ちょうどそこへナナリーからの電話がかかってきました
「ナナリー!?今どこにいる!」
「分からないんです…ただここから動くなって…あっ!」
「僕だよぉ。ルル〜」
「な…!?まさか!」
その声は前回始末したはずのマオ!あれだけ蜂の巣にされたマオが一体なぜ…?
「君にこの間のお礼をしないと、僕はもうおさまらないんだ」
「…当然500m以内にいるんだろうな」
「そういうこと…探してみるかい?タイムリミットは5時間。
あ〜それと、これは僕と君とのゲームなんだから警察の駒を使うのはNGだよ?
この前みたいに撃たれるのはイヤだから。
でもさぁ〜、凄いよねえブリタニアの医学って。おかげで…ヒッヒッヒッヘッヘッヘ!」
な、なんだそれー!ブリタニア驚異の医学で助かりましたっておい!医学がどうあれ
普通病院着く前に死んでるから!なんてゴキブリ並みの生命力だ
タチの悪いかくれんぼを強要されて学校中を駆け回るフルーチェさん。
しかし昼休みになるまで探し続けても、手がかりひとつ見つけることができません
「ケンカ?シャーリーとルルーシュが?」
「そ。だからしばらく他人ゴッコに付き合ってやれって会長が…あ〜どうなったんだろお見合い…」
「いやそんなことよりシャーリーとルルーシュが」
リヴァルの悩みを華麗にスルーするスザク
昼休みの生徒会室。朝のフルーチェさんに続いてスザクもリヴァルに関心を持ってくれません
ニーナも「うるせーなリヴァル飯がまずくなる」と実に興味なさげ
リヴァルこいつ…社交的に見えて実はみんなからウザがられてるなー(えー
「どうせ一線を越えようとしたんじゃないの?」
「一線!?」
「ほら、ルルーシュって知識だけで実践は弱そうじゃん」
「実践!?」
「経験が足りないんだって」
「経験!?」
リヴァルには興味がないのにエロ単語にはやたら食いつきのいいニーナ。この発情娘がー!
というかリヴァルもフルーチェさん本人がいないところでこんなこと言ってたら、ウザがられてもしょうがないな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
噂をすれば何とやら、そんな話の最中にフルーチェさんが姿を現します
「授業サボっていいご身分ですこと」と茶々を入れる一同でしたが、ナナリーを探しているフルーチェさんはそれどころではありません
リヴァルやスザクが話しかけてもうわの空、生返事を返すとすぐに他の場所を探しに出て行ってしまいました
しかし、唯一スザクだけはフルーチェさんの異変に気づき、すぐに後を追いかけます
(しかしどうする…俺の心を読むためにも500m以内にいるはずなのだが…!)
「ルルーシュー!」
「…!?あっ…!」
「それは…!?」
フルーチェさんの手から写真がヒラリ!例のナナリー緊縛写真をスザクに見られてしまいます
なんてこった!これじゃどう見ても
フルーチェさんが妹に変な格好を強要したヘンタイ兄貴じゃないですか!(えー
さすがのスザクも「ルルーシュ…君にそんな趣味があったなんて…」と思う他に…
「やっぱりナナリーに何かあったんだね!?」
えー!?(゜д゜;)そんな発想こそ逆にありえないよ!
100人いたら100人がフルーチェさんが変態だと言うよ!(えー
とりあえずマオのことは「イカれた誘拐犯」と説明しておき、スザクもナナリー探しに協力することに。
何か手がかりはないかとマオとの会話を思い返すフルーチェさん。
すると、マオの周囲からザーザー水流の音が聞こえていたことを思い出します
おそらくマオがいるのは地下の循環施設。エレベーターで地下へと下りる2人でしたが…
「監視カメラにマシンガンを連動させている…あのシステムなら、タイムラグはおよそ0.05…」
エレベーターから先の通路にはマシンガンのトラップが!これではドアを出た瞬間蜂の巣にされてしまいます
「ここからは出られないな…一度上に戻ってシステムを…お、おいっ!!」
く、狂ったかスザク!突然エレベーターから飛び出した!
その瞬間に火を吹く銃口!うわースザク死んだー!って
(C)こしたてつひろ/小学館・ShoProダウンフォースだ!
スザク君の発生させている
強烈なダウンフォースが
壁走りを可能に
しているんだ!(えー超高速で壁を駆け抜け監視カメラ撃破!0.05秒の反応をも上回るスピード!人間業じゃねえー!
そして先へ進んでいくと、2人は椅子に縛り付けられたナナリーを発見します
しかし、その頭上にはゆらゆらと不気味に揺れる振り子爆弾が仕掛けてありました
「振り子爆弾か…!いつまでも運動が止まらないように、ソレノイドがエネルギーを与え続けている…
もしそれ以外の力が加わった場合、爆弾は…!」
「おそらくナナリーを動かしても…そう考えた方がいいね」
ここまで来たというのに、これではナナリーに手出しすることができません
なんとか爆弾を止めるためのコードを見破ったフルーチェさんでしたが…
「ごくわずかな揺れ幅の中であれを切断する…人間業じゃない…!」
「わかった、僕がやろう」
「…簡単に言うな!!」
「慎重なのもいいけど、タイムリミットもあるんだろう?」
確かに、朝の電話から5時間と言われて今はすでに昼過ぎ。
そろそろ制限時間が迫っていてもおかしくないはずです、果たしてフルーチェさんの出した結論とは…
「おかえりなさい!」
「え、た、ただいま…」
「すぐお食事できますから…さあできました!お口に合うといいんですけど」
フルーチェさん達が大変な目に遭っている中、扇は誰もがうらやむ新婚生活を送っていました
なんという幸せ者!チクショウこんな理想の奥さんがこの世にあっていいのか
(マオの居場所はナナリーを監視しているカメラの送信先…まさか学校に戻っているとは、ふざけた奴だ…
スザクには動くなと伝えてある、もはや俺に残された手は…)
結局フルーチェさんはスザクを待機させ、誘いのように残されていた監視カメラの手がかりから
一人でマオの居場所へと向かいます。そしてマオは、ナリタの時のようにチェス盤を用意してフルーチェさんを待ち受けていました
「よ〜〜こそ泥棒猫くん!武器も作戦もなく爆弾もそのまま、
黒の騎士団もさっきのお友達も使っていないねぇ、どうしちゃったのルル?」
「分かり切った会話をする気はない…用意してあるんだろう、ラストゲームを!」
「ん〜決着をつけよう、君の得意技で…この天秤はねぇ、爆弾の起爆装置でもあり解除スイッチでもあるんだ。
乗せるのは互いに取り合った駒…完全に僕の方に傾けば爆発、君の方に傾けば解除される」
チェスとは名ばかりの地獄の駒取りゲーム。やっぱりキング取られちゃったら即死なんでしょうかね、
数だけ競うんだったら、取って取られての乱打戦に持ち込めば完全に傾くことはないんでしょうけど…
さっそくチェスを始める2人でしたが、やはりナリタの時と同様フルーチェさんはマオにまったく歯が立ちません
「フフ、ムダだよ。どれだけ考えようと僕の勝利は動かない」
「ぐっ…!」
「スゴイ!7つのことを同時に考えて僕を惑わせようって作戦だねぇ?
でもねぇ、僕のギアスを君だけに絞れば何が真実か読み取るのは簡単さ」
「くう…!」
「あ〜あ、最後の策もダメだった。僕を見くびるから妹の命がぁ」
「あ…ああ…!」
「どうしよ〜、もう策がない。他人を使おうにも
ナナリーを人質に取られている以上ぉ〜」
フルーチェさん手も足も出ず!何から何まで考えを見透かされ、天秤の目盛りはマオ側へ傾いていくばかり。
ナナリーを失う恐怖と不安、そして焦りを誘うマオの言葉に、フルーチェさんの精神はどんどん崩れていきます
ふざけてチャリーンとコインを落とすマオ。それだけの音でもフルーチェさんはビクンビクンと過剰反応を…
「君の番だよ?急がないと時間がなくなっちゃうよ、妹がいなくなっちゃうよぉ〜。
へーそんな手でいいんだ…ホントにいいの〜?」
「あ…あ…もういいだろ…やめてくれマオ…」
「はぁ?」
「もう十分だろッ!!ナナリーを助けてくれ!」
「はぁぁ〜?」
「俺の…俺の負けだ…」
助けてお願い助けて!プライドも何もかもかなぐり捨てて妹だけはと許しを乞うフルーチェさん。
その表情は恐怖に震える子犬のよう。こんなフルーチェさんは見たことがありません
「フ…フハハッ…フハハハハハ!ハッハハハハハハ!よく言えました!
ようやく君の心の底からの声を聞かせてもらえましたねぇ。
気持ちイイ〜!最っ高!!」
(C)荒木飛呂彦/集英社「だが断る」 腐れ外道マオ!フルーチェさんが泣こうがわめこうが知ったことではない!とうとうフルーチェさんのキングを手に取ると…
「でもダ〜メ。これで…チェックだ…!」
「やっ…やめろオオオオオオオオオオオオオッ!!」
フルーチェさんの絶叫とともに傾く天秤!なんということ、スザクもろともナナリーは粉々に!?
フルーチェさんは魂が抜けたように崩れ落ちてしまいます
さらに趣味の悪いことに、マオはナナリーのバラバラ死体を拝もうとしますが…
「さ〜てどんな感じでバラバラに…ん?な…なぜ!?どうして!?」
「…?」
なんとー!?ナナリー無傷!マオの作った起爆装置に欠陥が!?
と思ったその時、突然窓をブチ破り乱入して来た一人の男!スザクキター!
マオの銃弾をやすやすとかわして鉄拳制裁!銃が全然通用しませんよ!
ところで放心中のフルーチェさんがなんだか妙に萌える:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「自分はブリタニア軍准尉枢木スザクだ!治安擾乱の容疑で君を拘束する!」
「爆弾を解体した…!?そんな、振り子とタイミングを合わせて…!」
スザクの心を読んで爆弾解体の様子を垣間見るマオ。
振り子に合わせてスザクジャンプ!恐るべき精度で本命のラインだけを切断!やっぱトンでもねえですこの男
「どのラインを切ればいいかはルルーシュが教えてくれたからね」
「俺が…?」
「何言ってるんだよ、君の指示だろ?叫び声が聞こえたら突入しろってことも」
記憶にございませんといった様子のフルーチェさんでしたが、ハッとして鏡を取り出すとその目にはギアスの輝きが!
「ルルーシュ、まさかお前は!」
(そうらしいな…俺はスザクに指示したことを自分にギアスをかけて忘れさせた。
心の声は絶対的な情報だと信じたお前の負けだ!)
この得意げな表情!作戦が成功したとはいえ、
「ごめんなさい許してください」というみじめな姿は演技でもなんでもなかったのになんという図太さ!
「それで勝ったつもりか…!」
「よせっ!」
「離せよこの父親殺しが!」
「…!?」
うおお!?唐突に爆弾発言いったー!スザクの父親の死に関するトラウマ!
心を読んだマオは容赦なくそれをえぐり出します
「お前は7年前に実の父親を殺している。
ふん、徹底抗戦を唱えている父親を殺せば戦争は終わる?子供の発想だねぇ!
実際はただの人殺し!」
「ち、違う!僕は…俺は!」
「よかったね〜バレなくて。周りの大人たちがみんなで嘘をついたおかげさ」
「それじゃ…枢木首相が自決することで軍を収めたって…」
「大嘘だよ何もかも」
「し、仕方がなかった!そうしなければ日本は!」
うへえなんてこった、てっきりスザク父は何かの拍子にスザクをかばって死んだとかだと思ってましたが、
文字通りスザクが直接殺したわけか…。言い訳を取り繕うスザクでしたが、それも簡単にマオには論破されてしまいます
「今さら後付けの理由かい?この死にたがりが!」
「…!」
「人を救いたいって?救われたいのは自分の心だろ!
それに殉じて死にたいんだよねえ!お前の善意はただの自己満足なんだよ、
罰が欲しいだけの甘えん坊め!」
「う…う、うわあああああああああっ!!」
スザクがやたら命を投げ出したがるのはそんな理由が…
でもきれい事を言うだけ言って勝手に死なれちゃ、正直マオの言う通りとしか言いようが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「マオォッ!お前は黙っていろ!」
ここでフルーチェさん爆発!ゴーグルの外れたマオにギアスを発動する!
「黙れ」という命令で声を奪われてしまったマオは、パクパクと口を動かしながら逃亡をはかります
逃がすかコンニャロー!と殴りかかるフルーチェさんでしたがぶいーんとパンチ空振り!ああ…慣れないことするから(ノ∀`)
「好きだったよ…マオ…」
と、そんなマオの行く手を塞ぐCC!「会うなり告白!?ワーイ」と喜びの表情を浮かべたマオでしたが、
CCは銃を取り出すと迷わずトリガーに手をかける!
銃声と共に崩れ落ちるマオ。今度ばかりはブリタニアの医学も出る幕はないでしょう
前回つけられなかった過去の清算を、今度はCC自らの手で完遂するのでした。次回に続く!
それにしてもユーフェミアと戯れるコーネリアが似合ってなさすぎて吹いた
ひざまくらとか足バタバタとかお茶目な動作がなんて似合わないんだ(えー
(C)SUNRISE/PROJECT GEASS・MBS character Design (C)CLAMP
3月23日
■カレイドスタースペシャルセレクション25話 「ふたりの すごい 絆」
過酷な特訓もついに空中ブランコを使った最終段階に突入!
しかし、そらの負担を軽くするため自分の体重を減らそうと、無理な減量をしたレイラさんは
特訓中に目まいを起こして右腕を強打、その肩に爆弾を抱えてしまいます
それでも構わず特訓を続けるレイラさん。ケガは日に日に酷くなり続け、本番前日にはすでに疲労骨折を起こしていました
「レイラさん…あの、やっぱり今回はキャンセルした方が…」
そらをはじめ、誰もがレイラさんの傷を気遣い休養を進めますが
カレイドステージの存亡がかかった大一番を前に、レイラさんが大人しく忠告を聞き入れるはずがありませんでした
「なんですって」
「と、とにかくまずは肩をちゃんと治しましょう
チャレンジするのはそれからでも…チャンスはまた来ますよ」
「それはいつ?一ヵ月後、一年後、十年後…?
その時カレイドステージはあるの!?」
何時何分何秒地球が何回まわった時!?(えー
レイラさんを説得するつもりが、逆にその剣幕に押されてそらの方が説き伏せられてしまいます
「そ、それは…分かりませんけど…」
「楽しみに待ってる人はどうなるの?もうショーは始まっているのよ。
私のせいで誰かが落胆するのは我慢できないの…!」
「死を恐れないと言うのか?」
「私たちは死なないわ」
観客の期待を裏切ることは絶対にできない。レイラさんの筋金入りのプロ根性を見て腹をくくるそら。
かつてのスター達が夢見ながらも命を散らした幻の大技…次回ついに2人が挑む!
(C)2003 佐藤順一・HAL・GDH/カレイドステージ
3月21日
■出ましたっ!パワパフガールズZ37話 「飛び出すマンガのモンスター!」
アメコミ調のやたらマッシブなパワパフが敵として登場!売れないマンガ家の描いた絵が実際のものになってしまう話です
顔が濃ゆいだけでなくおっぱいの方もアメリカンサイズ。わぁいとっても萌え萌えですね(えー
しかし濃ゆいパワパフのキャストはエンディングで流れなかったんですが、声を担当してたのは誰だったんでしょうね
いっそのこと若本規夫とか玄田哲章とか大塚明男あたりの激シブな声で
「うぅおおおおおおおお!!」「ブルァアアアアア!!」
とか暑苦しい演技やってくれたら最高だった:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
(C)2006, Cartoon Network, Toei Animation, Aniplex, and TV Tokyo.
■妖逆門50話 「さいごのげぇむ」
ついに最終決戦!今まで鬼仮面の使ってた撃符は、やたら反則臭いのばっかりで三志郎は手も足も出ませんでしたが
今回そういうインチキ撃符の出番はなく、焔龍と斬波のガチンコ対決だったので見ごたえありました
ただ、個人的に焔龍の顔が悪役っぽくて斬波の方がカッコよく見えるので
ああ主役の方が押されてる!とか思ってたらそっちが斬波でした:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
そして次の最終回は4年後だそうです
てことはきみどりツインテール化で三志郎はマッチョなヤムチャヘアに変わってしまうのか!(えー
それにしても作品全体のテーマが「妖怪と子供の触れ合い」で、これまで子供というキーワードを相当プッシュして来ただけに、
最終回が4年後っていうのはちょっと意外ですね。成長した三志郎達で話をどうまとめるのか気になるところです
もしや…「遅刻遅刻!」と急いでる三志郎がトーストくわえた女の子と曲がり角で衝突!それは転校生きみどりだった!
とかそんなようなオチに:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
それにしてもOPはもうとんでもないことになってますね
ただ立ってるだけの絵とかにキィーン!シュピーン!チュイーン!シュゴー!バヒュー!ドドドドド!って
なんでいちいち効果音が入るんですか!全部のシーンに音入れる奴があるかー!
歌より音がでかいから全然YU−KIの声が聞こえない…(´・ω・`)ああ…効果音なしの時はあんなに格好いいOPだったのに
よくぞここまで台無しにしてくれたとある意味感心する:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
(C)2006 田村光久・小学館/妖逆門学会・テレビ東京
3月20日
■デルトラクエスト11話 「はばひろ川を渡れ」
「遅いぞッ!約束の時間はとうに過ぎている!」
「も、申し訳ありません、やむを得ない事情がありまして…」
黒の憲兵団と落ち合うなりどやしつけられるネズヌク達。へこへこと頭を下げてご機嫌取りに必死です
あ、あんたらチュルナイじゃあんなにふんぞり返ってるくせに!一歩町から出れば一般兵より立場下なのかよ!
「まあまあ、まずは中で一杯どうぞ。これからいつも通り、食料を運びにデルの城まで戻られるんでしょう?」
そこへ憲兵をなだめにトム登場!いつも通りってことはやっぱり黒の憲兵団は常連客なのか…
(そうか…!あの食料は捨てられるんでなく、デルに運ばれるんだ!
影の大王の手下どもがむさぼり食うために…)
(許せない…!影の大王もネズヌクも、そしてトムも!あいつはレジスタンスを支援するようなフリをして、
実際は影の大王の味方だったんだ!)
ト…トムてめえ…てめえよくも影の大王の味方を…わたしは許しませんよーっ!!
トムの態度に我慢がならずリーフ大爆発!とその時、ジャスミンを追って飛んできたクリーが馬車に追いついてきました
「…?そういえばあの鳥、チュルナイからずっとついて来てるな」
「ほーう…?」
(まずいぞ…!トムはクリーを知っている!)
(私たちが来てることがバレちゃったかもしれないわ…!)
しげしげと荷台を眺めてニヤリと笑うトム。完全にバレてますよ!
しかしトムは告げ口をするような真似はせず、まずはお茶をどうぞと憲兵達を店の中へ押し込めます
馬車はこの後憲兵達が乗っていくので、ネズヌク達は他の手段で帰ることになりますが…
「申し訳ないんですが、みなさんにはチュルナイへ歩いて帰ってもらうことになりますな」
「どういうことだ…?」
「実はみなさんのお帰りに用意していたマドレッドが、盗まれてしまいましてね…悪賢い3人の旅人に」
「…やっぱりそうか、その3頭はチュルナイの牧草地に戻って来たよ。旅人を振り落としてな」
「それは何よりです!」
(なんて奴だ…!この間は僕たちにいい顔をしてたくせに!)
な、なにー!?「チュルナイに戻って来た」ってことは、リーフ達に売りつけたマドレッドは元々チュルナイの物だったってことですか!
トムのやつ人様の預かり物を売っぱらったのかよ!
それとも本心では「影の大王に仕える連中のものなんかこうしてくれる!」と思ってのことなのか…
その後トムは家の裏手へネズヌク達を誘導すると、聞こえよがしに馬車の前で独り言を始めました
「さてさて、こっそりと荷馬車を降りて店の脇の植え込みに逃げ込みたいんなら、今がチャンスだよな〜」
か、勘違いしないでよね!「逃げるなら今のうち」だなんて教えてないんだから!(えー
やっぱりリーフ達の味方なんでしょうか、ご丁寧に逃亡ルートをお膳立てするトム。
しかしトムへの怒りが治まらないリーフは、助けてくれたお礼も言わずに噛み付きます
「あんたは嘘つきだ!僕たちに自分の物でもない
ネズヌクのマドレッドを売りつけておいて、「奴らに盗まれた」と言った!」
「ハッハッハ!そりゃ商人ですからねえ、自分の利益になることも考えますよ」
「おかげでこっちはチュルナイで酷い目に遭ったわ!」
「けどねえ、あたしゃ左の道を行くようにと言ったはずです。
そうすりゃマドレッド達も、故郷の臭いに引かれて暴走することもなかったでしょうよ」
あー、マドレッドが暴れ出したのにはそんな理由が…
トムの忠告を無視した立場としてはグサッと来ますが、それでもまだまだリーフは言い足りない様子です
「もう一つある!お前はレジスタンスに味方するような顔をして、
裏では影の大王と繋がってるじゃないか!」
「お気づきになりませんでしたかねぇ〜。
うちの看板、どこから見ても同じに見えるでしょ?西から見ても東から見ても。
あたし自身もそれと同じ、誰に対しても同じなんです」
「なんて奴だ…!」
「言ったでしょ?あたしゃ商人ですからねえ、
お客様なら誰でも大歓迎。誰の味方もいたしますよ」
どこから見ても「TOM」に見える看板は、トムの人格をも象徴したものでした
うーん、表面的にコウモリ男を装ってるのかと思いましたが、やっぱりこれがトムの本音なんでしょうね
あっちが敵、こっちが味方という枠に捕われずにあらゆる人の味方になる。
危ないところを助けてくれたのも、ある意味では「リーフ達の味方」ということなんでしょう
「ああトムはそういう人なんだ」と割り切って出発するバルダとジャスミンでしたが、
リーフはいまだに納得できずにトムへの不満をたれ流していました
「トムは私たちを助けてくれたわ、それ以上何を望むの?自分のことしか信じない動物はたくさんいるわ」
「トムは動物じゃない、人間だ!人間なら正義を知るべきだ!」
「ほんと口だけは立派なんだから…リーフは本当に分かってるの?何が正しくて何が間違ってるのか」
人間は正義と悪のどっちかなんだ!トムは正義じゃないから悪なんだ!と極端なことを言い出すリーフ。
スザクも似たような話ロイドとしてた気がするなー。あんたら似た者同士だよ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「二人とも、言い争いをしてる場合じゃない。今は一刻も早くここを立ち去るべきだ」
ふふ、わかいなといった様子でリーフを微笑ましげに見つめるおっさん。大人の風格です
ラットシティ目指して今度は徒歩で出発する一同。しかしリーフは道中もずっとヘソを曲げたままでした
ひたすら地道に歩き続けてようやくはばひろ川へ到着。ラットシティを発見する3人でしたが、
ドラクエ1の竜王の城みたいに、見えてはいるのにとても渡れないような対岸に位置していました
ああこんな時にキャプテンブラボーさえいれば…(えー
「こいつはまるで海だな…」
「あれがラットシティかな、川さえ渡ればここからまっすぐなのに…」
「泳いで渡るのはとても無理だわ…」
「かと言って、イカダを作れそうな木も見当たらないか…」
「ここまで来たのにまいったなもう〜」という顔のおっさん萌え
長い旅路でジャスミンはもうクタクタ。休憩も兼ねてひとまずランチタイムにすることにします
「リーフ、トムの店で買ったもので食えそうなものはなかったか?」
「あいつの店の物なんか、どうせロクなもんじゃないと思うけど。
火起こしビーズにシャボン玉パイプ、ウォーターメーカーにマジックブレッド…」
「マジックブレッドか、そいつは食い物のはずだ」
「どうだかね」
もうトムに関する全てが気に入らないリーフ。あんなに目輝かせて買ってたのに(ノ∀`)
「あとはおまけでもらったこれくらいかな」
「水食い虫…?なんなんだこりゃ?」
「生きてるの?」
おまけでもらった妙なアイテム・水食い虫。缶から出してみると、虫とは全然関係ないようなカケラが入っていました
「”乾いた土地が必要なところへ少しずつ撒いてください”…?」
「それで川を干上がらせてくれるとでも言うわけ?」
「説明書きを読んだだけだよっ!」
「ふん!」 「ふん!」 たかが説明書きでまたしても言い合い!ジャスミンに段々とツンデレ属性が:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
そんな中、おっさんは「まったく二人とも仲がいいな」という感じで一人だけニッコリなごんでます
まあまあと2人をなだめながら、とりあえず水食い虫がどんなアイテムか確かめてみることに…
「ふふ、まあしかし物は試しだ。やってみるか…
水食い虫とやら、この川を乾いた土地にしてみろ!そ〜れ〜!」
少年のような笑顔で水食い虫投げるおっさんマジ純真
期待に胸を膨らませて川へ投げ入れますが、残念ながらしばらく待っても何かが起こる様子はありません
「ダメか…?」
「当然だろ?あのトムが役に立つものをタダでくれるわけがない!」
ここぞとばかりにトムをこきおろすリーフ。そっぽを向いてまったくよートムの奴はよーって志村うしろー!!
ザッバアアアアアア!!
「ちょっ…ちょっとあれ見て!?」
「こいつは凄い…!」
「どんどんと川の水を吸い上げてる!」
あの小さいカケラが突然バカでかい水晶に!物凄い勢いで水を吸い上げて、あっという間に円状の陸地ができてしまいました
なるほど、これで次々に川に道を作っていけば…
「今なら川を渡れるぞ!」
「でもトムの店のものなんか、本当に信用していいのかな」
まだそんなこと言ってんのかよリーフ!目の前で実際にこれだけのことが起こってるのに!
「怖いの〜?歩いて渡るのが」
「そんなわけないだろっ!」
ジャスミンに乗せられて先頭をずんずん歩いていくリーフ。次々に水晶を立てて川をまっぷたつに割っていきます
「まるで魔法ね…」
「こんな便利なものだったとはな…」
思わず感嘆のため息を漏らしながら進むバルダとジャスミン。
こういう幻想的な風景って憧れてしまいますね、いかにも冒険って感じでいいなあ
「いいぞ、このまま一気に行こう!」
「でもこれ、あとちょっとしかないけど岸にたどり着くまで足りるかな」
ギャーン!!(゜Д゜;)いやちょっ…あっさりと口にしてますけど、それって凄くヤバイ状況なんじゃないですか!?
「えええ!?」
「あのねえっ!そういうことはもっと早く言ってよね!」
なんだとコノヤロー、とリーフがジャスミンに言い返そうとしたその時、
背後からずばーんどばーんと次々に何かが崩れるような音が…
ズッシャアアアアア!!
「はっ…柱が崩れたぞ!逃げろォォッ!!」
水をせき止めていた水晶が次々に崩壊!怒涛の勢いで水流が一気に迫る!
「どうなってるのぉぉーっ!!」
「効き目があまり長く持ちませんって書いてある!ええええ!?」
「もおおおっ!そういうことは早く言ってよねっ!!」
「とにかく急げっ!振り返るんじゃないぞ!」
すぐ後ろに迫る津波から逃げる逃げる逃げる!
しかし心配することはありません、こういう場合はギリギリなんとか逃げ切れるのがアニメのお約束…
ドザバアアアアアア!!
「ぶぉわあああああっ!!」
あー飲み込まれたー!!
強烈な水流に逆らうこともできずに押し流されるリーフ達!日が暮れるまでどんぶらこっこと流され続けた結果、
3人ともなんとか運良く対岸まで辿り着くことができました
「は〜あ…さすがに疲れたな、結局飯も食わずじまいだし」
「私もう眠りたいわ…」
「でもラットシティは目の前だ!」
「まさか今から行くつもり…!?ちょっと、何そんなに焦ってるのよ!」
「目の前に3つ目の宝石が近くにあるんだ、焦るに決まってるだろ!」
またしてもギャースカ言い合いになる2人。宝石の前にはゴールやソルディーンのような恐ろしい守護者が待ち受けているというのに、
こんなヘトヘトの状態で乗り込むのはあまりにも無謀です
「まあ飯にしようじゃないか、腹が減ってもう動けん」
「服も乾かしたいわ…」
「そうだリーフ、トムの店で買った物の中に火起こしビーズってのがあったろう。使えるかもしれないぞ」
「またトムに頼るのか!?」
「この際仕方がない」
「水食い虫は役に立ったわ、酷い目に遭ったのは
誰かさんが説明書きを読んでなかったからだし!」
リーフダメな子一直線。空回るのはいつものことですが、今日はいくらなんでもひどすぎますよ!
「なになに…発火させるには硬いものに打ちつけ…」
ボワアアアアア
「あっちゃちゃちゃちゃああっ!!」
おっさん自分の手の上で火起こしビーズを発火!何を一人でコントやってるんですか!
場を和ませるためのおっさんなりのギャグなんでしょうか、100%素でやってると思いますが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「火がついた!これならすぐに服が乾くわぁ!」
「こりゃあいい!後はこれを投げ入れるだけで…
リーフ!マジックブレッドってのを貸してくれ、きっと食えるぞ〜!」
「…ほら」
いつまでもむくれたままのリーフをよそに、魔法のようなトムのアイテムに夢中になる2人。キャッキャウフフと食事の支度を進めていきます
「そのままじゃ食べられそうにないわね?」
「これに水を垂らすとパンになるらしい」
「水…これでいい?」
「うむ、ウォーターメーカー…この名前がハッタリじゃなけりゃ、きっと飲み水が作れるはずだ!」
ウォーターメーカーって名前からして、ろ過でもするのかと思ったら何やら丸薬のようです。
川から汲んできた水に丸薬を入れると、みるみるうちにきれいな飲み水に!
「水が澄んできたぞ!」
「かけてみるわ…わっ、膨らんだ!」
「こりゃあ凄い、パンの出来上がりだ!」
「美味しい〜!」
「ああ、なかなかのもんだ!」
ジャスミンとおっさんはすっかり仲良しこよしです。
ジニとジッドの時あんなに無視されてたのが今となっては懐かしい:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「リーフ、お前は食べないのか」
「欲しくない!」
「意地張っちゃって」
「ホントに欲しくないんだよ!(ぐぅ〜)」
「あはは!体って正直よねえ〜」
こんな奴らに…くやしい!でも…お腹鳴っちゃう!(ぐきゅーぐきゅー)
意地を張り続けるリーフでしたが、「トムは気に入らないが売り物に罪はない」と諭されてようやくパンを受け取ります
リーフを真っ向から否定するジャスミンと違って、「トムは気に入らない」とリーフに歩み寄るおっさんの気遣いが光りますね
ドドドドドドドドドド!!
「…!?あ…あれは何だ!?」
「ネズミだわ!?」
「ネズミ…あれ全部がか!?」
ふと気づくと、遠くに地平線を埋め尽くすほど信じられない数のネズミが出現!しかもこちらに向かって猛スピードで突き進んできます
ワケの分からないまま川へと逃げるリーフ達。服が濡れたりネズミに噛まれるのを防ぐためか、大急ぎでネズヌクの防護服を着込みます
「はぁ…!はぁ…!きゃあっ!やめてったら…!」
「ジャスミン!くそっ!」
川があろうがお構いなしに水面を進むネズミ!疲労で逃げ足の遅いジャスミンへ次々に襲いかかる!
逃げ切れないと悟ったリーフは火起こしビーズを投げつけ、炎の壁でネズミを追い払いながら上流へと回り込みます
「はぁ…はぁ…私…もうダメ…」
嵐の後の静けさ。ネズミが去って川原に戻ってきた3人でしたが、丸一日アクシデントの連続でジャスミンはもう一歩も動けません
「ネズヌクの服か…無事だったのがこれだけとはな」
「きっとネズミもキノコの毒を嫌ったんだ」
んん!?い、言ってることがよく分からんのですが…防護服にはキノコの毒がついたままってことですか!?
あんな素肌で触れば1分かからず絶命するような猛毒が!?そんな危険物持ち歩くなー!
「はっ…?クリーンチュルナイ!」
「んん…?」
「ど、どうしちゃったの?」
「クリーンチュルナイ!」
こ、壊れた!突然リーフが壊れてしまった!
何をトチ狂ったか、いきなりチュルナイ教に目覚めてクリーンチュルナイを繰り返すリーフ。
おっさん達も変なモノを見る目で動揺した様子です
「クリーンチュルナイ…ひょっとしたらこの仕草、元々はネズミを払う仕草だったんじゃ」
あ、ああ、それが言いたかっただけなのか…最初からそう言えばいいのに!(えー
「きっとチュルナイは元はラットシティにあったんだ、でもネズミに追われて町を逃げ出したんじゃないかな」
「どうしてそう思うんだ?」
「あの紋章、チュルナイのあちこちで見た紋章によく似てる」
どうやら根拠のない思いつきではないらしく、リーフの指差したラットシティの搭には
チュルナイの聖なる杯にも描かれていた、勾玉のような紋章が描かれていました
「フィリを怖がったのもきっとネズミに似てるからだ」
「なるほど…ああまで清潔にこだわっていたのは、ネズミを寄せ付けないためか」
次々と解き明かされるチュルナイの謎。食べ物を落とすと鞭でしばかれるのも、食べ物にネズミが寄ってくるせいでしょうか
「ラットシティへ入る時はこれを着ていこう」
「そうだな、あそこにはまだウヨウヨネズミがいるだろうしな」
ゲー!!まだそんな猛毒つきの防護服着ていくつもりですか!そんなの持ってる方がよっぽど危ないよ!
「こんな目に遭ったっていうのに…まだラットシティに行くつもり?
悪いけど…私はもうこれ以上付き合えないわ…私、旅はもうここでやめにしようと思うの」
な、なんだってー!?突然のジャスミン離脱宣言!確かに旅を始めてからこっち、
毎度毎度リーフたちとは意見の衝突を繰り返し、仕方なく言うことを聞いても死にかけるような大ピンチの連続。
精神的にも肉体的にも相当まいっているようです。やはりジャスミンにはここが限界なのか…次回に続く!
それにしても、今までの旅を振り返ってみると
一番まともな人 一番お荷物な人 テーガン編 ジャスミン バルダ
チュルナイ編 リーフ ジャスミン
ラットシティ編 バルダ リーフ
ってローテーションでも組んでるとしか思えないんですが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
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