5月31日

■爆丸バトルブローラーズ9話 「愛という名のもとに」

能登まみれキター!!(えー
前回に続いてアリスが話の中心に置かれた回。モスクワからはるばる祖父を探すために単身日本へとやってきます
しかし空港に到着するなりマスカレイド(←変態ゴーグル野郎)からの刺客が!
ははあ、こいつらとの戦いでアリスの初バトルが拝めるというわけですね!
ウィキペディアによるとアリスは爆丸には詳しいけどバトルはやらないそうですが、相手から挑まれてはそうもいくまい…って

「私とマルチョで十分よ!アリスはそこで見学してて!」

やっぱ戦わないんかい!ちくしょうルノめ余計なことを…
って、今回もまた観客は「時間が止まってるうちにバトルするので内容見れません><」なことになるのかと思いましたが、
バトル開始時に、アリスもルノ達と手を繋ぐとフィールドの中にぴゅーん。な、なにー!?
手を握ればこんな芸当ができるんじゃないですか!なんで前回のルノはあんな放置プレイをされるハメに!(えー


ともかくタッグを組んでバトルを始めるルノとマルチョ。しかし2人とも単調な力押し戦法が目立ち、
相手に一枚上を行かれて形成不利になってしまいます

「闇雲に戦ってもダメよ!もっとバトルを見なくちゃ!
 相手は火と闇の対角が発動できるチームみたいね、
 アビリティばかりに気を取られないで、ゲートカードの選択にも気をつけなきゃ!
 それからタッグに必要なのは役割分担と柔軟性よ!」

ア、アリスさん…明らかにあんたが一番バトル向きじゃないですか!
それだけ分かってて見てるだけなんてもったいない…橘さん!何故見てるんです橘さん!(えー

もったいないと言えば、今回の対戦チームも単なる一発キャラで終わらせるにはちょっと惜しかったですね
この女の子とか「儚げな美少女」という感じで良いヒロインでした
しかしアリスと同じで、バトルには参加せず戦いを見守ってるだけなのが再登場には厳しいか…
肝心のプレイヤーの方が、髪型とか見てもなんちゃってベジータ君だからなぁ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン


ラスト。バトルが終わったルノ達は、アリスの出迎えに遅刻してきたダンと合流。
アリスは仲間が揃ったこの機会に、ミヒャエルお爺ちゃんを探しに日本へ来たことを打ち明けようとします

(みんなに言わなくちゃ…お爺さまのこと…)

「あ、あのね、私みんなに話が」

「でも許せねーなぁマスカレイドの奴!」

「あ、あのねみんな」

「ミヒャエルって奴もそうだ!ドラゴ達の故郷を
 ムチャクチャにしやがって!許せねーぜ!」

「…あ…(´・ω・`)ショボーン 」

ダ…ダンお前って奴はーー!!
前回の「ゲーハビッチって変な名前だなプギャー」発言といい、気づかぬうちにアリスの精神を削りまくってますよ!
がんばれアリス超がんばれ。ダンの仕業で、仲間内でのミヒャエルって悪い奴だよな病はどんどん感染しているので(えー
アリスの話を聞いてくれそうなのはあのライバルキャラくらいかな…いまだに全然出番がないけど:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

(C)SEGA TOYS/SPIN MASTER/BAKUGAN PROJECT・テレビ東京・電通


5月30日

■ゲゲゲの鬼太郎9話 「ゆうれい電車 あの世行き」

「醤油ラーメン、それとビールね!」

「少々お待ちください!」

今日も今日とてバイトに精を出す猫娘。ティッシュ配り、警備員に続いて今度はラーメン屋でせっせと働きます
なんだか毎回別の仕事やってて吉永サリーみたいなことになってきましたね(えー

《この森のどこかに、いまだ成仏できない魂が彷徨っていマース》

その時、店内のテレビにはうさんくさそうな霊能力者が映っていました。しかもFBI捜査官…モルダーあなた疲れてるのよ(えー
その番組を見ていた若者の客たちが、何の気なしに幽霊についての話を始めますが…

「幽霊だのお化けだの!そんなもんこの世にいるわきゃねえだろォ!」

「せ、先輩まずいですよ…!」

話しかけてもいないのに、いきなり若者たちに絡み始めた一人の酔っ払い。
店員のネコ娘が酔っ払いに釘を刺しますが、「じゃかましいわボケ!」と突き飛ばされて熱々のラーメンをかぶってしまいます
コノヤロウネコ娘にぶっかけとはいい度胸だ!わたしは許しませんよーっ!
いいかげんにしろ…このクズやろう…罪もない者を次から次へと怒鳴りやがって…
と、その場に居合わせた鬼太郎も酔っ払いに詰め寄ります。しかし酔っ払いは鬼太郎をも殴り飛ばすと、
「他の店で飲むことにするか」と店を出て行ってしまいました

「く…食い殺ぉぉす!」

「待てよネコ娘…」

「でもこのままじゃ悔しいよ…!」

「大丈夫、このままじゃ済まないさ」

別の店で夜遅くまで飲みまくり、ようやく家路につく気になった酔っ払い。
しかし駅に着いた頃には、すでに終電の時間を過ぎてしまっていました

「嘘だろォ…?おい誰かいるか!南調布まで帰りてえんだけど!」

「お急ぎください。今夜は特別に、奥多摩霊園行きの臨時電車が出ることになっています」

そこへ駅員のコスプレをした鬼太郎登場!それにしても調布とか多摩霊園とか、ここの駅って京王線新宿駅だったんですね
私も最近まで使ってたから馴染み深いなーとか思っていたら、水木しげるは調布市在住だったんですか!
調布に5年も住んでたくせに初めて知った!(えー
おぉ…そういえば調布のあちこちに鬼太郎のオブジェとか色々あった気がする:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

時の列車デンライナー、次の駅は過去か未来か(えー
酔っ払いとその後輩を乗せて線路を行く電車。しかし電車は普通の線路とは思えない不気味な道を走り続けます
「次は臨終〜、臨終〜」「次は骨壷〜、骨壷〜」と、停車する駅も縁起でもない名前ばかり。というか鬼太郎の顔怖すぎだろ…(゜д゜;)

いよいよ薄気味悪いものを感じてきた酔っ払い。それに追い討ちをかけるように、
車内に妖怪が現れては消え、現れては消え、酔っ払いの恐怖をますます加速させていきます
そして、現れた妖怪たちは皆口を揃えて「罪を償え、罪を償え」と…
罪っていうのはやっぱりネコ娘にラーメンをぶっかけたことなんでしょうか
でもそれにしては酔っ払いをカンオケにぶち込んだりとか妖怪さん達もそーとーやり過ぎな気もしますが…

「次の停車駅は地獄〜、地獄〜」

「じ、地獄だと…!?冗談じゃねえぞ!」

「そう、そこが終点さ」

ついに終点が目前となったその時、鬼太郎じきじきに酔っ払いの前に姿を現します
その途端、一斉に乗客がガイコツと化し酔っ払いに襲いかかる!

「ど、どうします先輩!?」

「に、逃げるぞ!運転席に行って電車を止めるんだ!」

こうなったらフェニックスの尾で先頭車両を即死させてやるぜ!(えー
運転席へ走る酔っ払いでしたが、やっとの思いで辿り着いた運転席からも大量の妖怪が出現!
前後から囲まれた酔っ払いは、ドアに追い詰められ走る電車の上から叩き落されてしまいます

「せ、先輩!」

「木下…!た、助けてくれ!手を放すなぁぁぁ!」

「償うのだ…お前が犯した罪を償うのだ…!」

必死で後輩の腕にしがみつく酔っ払い。しかし次の瞬間、後輩の体がみるみる朽ちていき白骨の姿に!
ボロボロと後輩の体が崩れ、支えを失った酔っ払いはまっさかさまに暗闇の谷底へ…

「はっ!?こ、ここは…!?」

ふと気がついた時には、酔っ払いは終点・奥多摩霊園のホームで一人倒れていました。すでに日の出も近い時間です
すぐに駅事務室に駆け込み幽霊電車のことを話す酔っ払いでしたが、
そんな話を駅員達がおいそれと信じられるはずもありません

「本当だ、本当に妖怪が!そうだ…!木下に聞けばいい!
 あいつも一緒だったんだから!」

「でもホームには誰もいなかったけど…」

「あいつはいる、あそこに!」

目が覚めた時木下の姿はなかったというのに、なぜかその居場所を確信している酔っ払い。
駅員と再びホームに向かうと、何を思ったか「木下はあそこだ」と深い崖の下を指差します

「この下に木下はいる、一年前俺がここから突き落としたんだ!」

な、なんだってーー!!
そう、今回酔っ払いがずっと連れ歩いていた木下はとっくに生きてなどいなかったのだ
崖の下には、確かに酔っ払いに殺され白骨と化した木下の姿が…

というかこの駅どんだけ危ないとこにあるんですか!
足が滑っただけで即あの世行き決定ですよ!こんな駅絶対使いたくねえー!
酔っ払いが狂ったように崖下の木下に声をかける中、駅の近くには冒頭でTV出演していた霊能捜査官もやって来ていました

「アラン捜査官、霊視の結果は!?」

「ここには成仏できない魂がいます、その魂は会社の先輩に
 酔っ払ったはずみで崖に落とされ、命を奪われた…
 原因はつまらぬ言い争いです、この世にお化けはいるかいないのか…」
な、なにぃ!?木下が殺された事情までズバリ言い当てるこの捜査官マジ有能
うさんくさいホラ吹き野郎だとか思っててごめんなさい:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

《僕は死んでいたんですね…》

「やっと気づいたんだね?」

最後に鬼太郎の元を訪れて成仏していく木下。一年間も死んでいたことに気づかず酔っ払いと一緒にいたということは、
それほどあの男には木下を殺した罪の意識がなかったということか。

「運命か偶然か…鬼太郎、お前と出会ったことで奴は救われたんじゃのう」

鬼太郎が店のテレビに目をやると、罪を暴露した酔っ払いがあえなく警察に御用となっていたのでした。次回に続く




今回の話はいい感じに工夫された良脚本でしたねー
酔っ払いをこらしめるのは「お化けを信じないから」「ネコ娘にラーメンかけたから」「鬼太郎を殴ったから」だと思わせておいて、
最後に「実は後輩の木下を殺していたから」というどんでん返しを用意するとは。FBI捜査官の伏線も実に意外でした
前回のぬらりひょんとの戦いもそうでしたが、脚本がこっちの予想を上回っているので見ていて感心してしまいますね
「人間をこらしめる」という話の流れも、妖怪である鬼太郎ならではのストーリーだったと思います

(C)水木プロ・フジテレビ・東映アニメーション


5月28日

■天元突破グレンラガン9話 「ヒトっていったい何ですか?」

もうパーフェクトもハーモニーもないんだよ!(えー
カミナがこの世を去ったことで、まるでザビーゼクターに見捨てられた矢車さんのようにやさぐれてしまったシモン。
仲間を無視して身勝手な行動に走る毎日で、周囲からの忠告にもまるで耳を貸しません
ショックから立ち直っていないのはヨーコも同様。シモンにかける言葉も見つからず、「自分のことだけで精一杯」
心にポッカリ空いた穴を埋めるのに必死でした





ドガアアアアアアン!!

「シ、シモンさん!強引すぎます!」

「先手必勝だ…!兄貴ならそうする!」

「出力が安定しない…!うわっ!?」

「ひるむな!兄貴は悲鳴を上げたりしなかった!」

「シモンさん落ち着いて!こんな戦い方してたら今度はあなたが死んじゃいます!」

「兄貴なら逃げない!兄貴なら…兄貴ならああああアアアアアッ!!」

敵ガンメンの襲撃を受けた時にも、カミナのことに縛られすぎて特攻のように強引な戦いを展開するシモン。
そんな過度のストレスを抱えながら戦ううちに、ついにシモンとラガンに変調が…

げろぶっしゃあああああああ!!
うぎゃああああ!ゲロまでシモンと同調しエネルギーを噴き出すラガン!
あっと言う間に合体を保てなくなったラガンはムチャクチャに転げ回り、そのまま深い谷底へと落下してしまいます



シモンが落ちてきたその場所は、獣人達のゴミ捨て場。ガラクタが山のように積まれた場所でした
その時、崖の上から誰かがポイッと大きな箱を投げ捨てると、偶然その箱はどんぶらこっことシモンの所へ流れてきました。(えー
見てみれば、その箱にはラガンの起動キーと同じ鍵穴が…。不思議に思ったシモンが、キーを抜いてその箱に挿してみると…

 

箱から生まれた箱太郎さん登場!むしろ電王風に言うならハコタロス:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ごきげんよう…」

「ご、ごき、ごきげん…?」

「あなたはどなた…?わぁ、ここが外ですね!?これが雨…?
 なぜあなたは私と同じなの?シッポもないし牙とかウロコもない、それに肌も柔らかい…」

「そ、そりゃそうだよ、だって俺は人間だもん。人だよ人」

「にんげん…?ヒトってなんですか?」

外を知らない、雨も知らない、人も知らない超世間知らずな謎の少女・ニア。
とりあえずニアをダイグレン(←改名したダイガンザン)へと連れて帰るシモンでしたが、
ニアの正体は、なんと螺旋王(ラスボス)の娘さんだったということが判明します。
なんでそんな重要人物がゴミ捨て場にポイ捨てされたのか分かりませんが(えー
凶暴な獣人を束ねる螺旋王の娘にしては、ニアは人畜無害で心優しい少女のようです

それにしてもラスボスの子供が仲間になったり、螺旋四天王って中ボスが数体いたり
GEAR戦士電童みたいな展開になってきましたね(えー
電童のスバルも元々は女のはずだったのに!ちくしょう両澤千秋め…
ともかく、ニアと話をしていると徐々にいつもの表情に戻っていくシモン。
シモンの心の傷をニアは癒すことができるのか?次回に続く

(C)GAINAX/アニプレックス・KDE-J・テレビ東京・電通


5月27日

■出ましたっ!パワパフガールズZ47話 「いきなり登場!パワパフキッズ!」

体は子供!頭脳も子供!その名は名探偵パワパフガールズZ!
パワパフの3人が小さくされて幼稚園児に戻ってしまう話。
元の体に戻る方法を探すために、3人と黒の組織との13年サンデーで連載しても終わらない戦いが始まるのだった(えー

冗談は置いといて、3人はカレの細工したペロペロキャンディを舐めてこうなってしまったわけですが、
そのキャンディを舐めてしまった理由というのが

「早く研究所に帰ってきてくださいよ」

「やだやだやだ!」

「キャンディペロペロしながら帰るの」

「そう、ペロペロ」

「うん、ペロペロ」

「ペロペロペロ」

ってそりゃないですよ13歳の方々!ペロペロキャンディがそんなに好きかー!
ペロペロペロペロって…普段のうちからそんな幼稚園児チックな行動パターン取ってどうするんですか!
お菓子好きのブロッサムと天然のバブルスはともかく、俺のバタカまでがキャンディに胸をときめかせるなんて…(えー

関係ないですけど、こういう電車の上に乗っかってる場面を見ると
いつ速攻魔法が発動しやしないかとヒヤヒヤしてしまいますね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

(C)2006, Cartoon Network, Toei Animation, Aniplex, and TV Tokyo.





■英國戀物語エマ 第二幕6話「成功と喪失」

エレノアへの告白からトントン拍子に結婚の話は進み、大々的に婚約パーティを開いたウィリアム。
しかし、そのパーティ会場でウィリアムは偶然エマと再会してしまい
エレノアのことなどすっかり頭から吹っ飛んでしまいます
そして、パーティの翌日にはもう「この婚約はなかったことに」とハチャメチャなことを言い出す始末。
あぁ…なんかもうウィリアムが本当に救いようがないクズですねこれ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
モニカの前で「エレノアさんのことを心から愛しています」って言ったのはなんだったんだよ!
お前はあのシスコン姉ちゃんにそんなに殺されたいのか!(えー

「楽しいかよ…!
 婚約パーティを開いた直後に
 エレノア振るのが
 楽しいのかって聞いてるんだよ!」

「ええ、僕が好きなのは
 エマさんですから」

「腐ってるぜ貴様!!」


(C)高橋和希 スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・NAS

「人の心を犠牲にして
 恋に走った貴族など…!
 生かしておくかァァーーッ!!
 何度ウィリアムを倒しても
 俺の怒りは収まらない!
 ぶっ倒しても!
 ぶっ倒しても!
 ぶっ倒してもォォッ!」

もうウィリアムはこんな感じで永久にモニカ姉様の攻撃ターンを受け続けるしかないな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン





そんなウィリアムに対して話される両親の過去。
実はウィリアムの両親も、身分違いの結婚をしたために周囲から心ない侮蔑の言葉をずっと投げかけられてきたのです
「成り上がり」だのなんだのと陰口を叩かれても、堂々とした立ち振る舞いで
一つ一つ今までの地位を築き上げてきたリチャードパパがカッコよすぎる。
たった数分の描写なのに、「うーんこの人カッコいいな」って思わされる場面が何度もありました
ウィリアムは何十分映されてもそんな場面は見当たらないのに…(えー
そして社交界に馴染めないオーエリアママと、二人三脚で互いに支えあいながら暮らしていく様子はすごく好感が持てます
これほど見ていて応援したくなるカップルもそうはいまい。
来週から英國戀物語リチャードを放送してくれればいいのに:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

原作ではウィリアムも社交界での暮らしに相当な苦労をして、精神が不安定になった結果エレノアとの婚約に行き着くわけですが、
アニメではその苦労をした場面がバッサリカットされてしまったので
両親にだけさんざん負担かけて自分はグータラのクソバカ息子にしか見えないという…(えー
原作のそういう「自分の気持ちとは関係ないところでエレノアと婚約してしまった」っていう要素が抜け落ちてくると、
ただでさえ許されないウィリアムの婚約破棄が、本当にどうしよーもない自分勝手なワガママで終わってしまいますねえ

ウィリアムも赤ん坊の頃は天使のような子だったのに…(えー
それとメルダース家のショタ坊やがかわゆいのも結構なんですが、
俺のコリンきゅんの出番が全然ないのがなにげに気になりますよ!
こんなに出番ありませんでしたっけ、もっとちょくちょく出て来てた気がするんだけど…
なんだか回を重ねるたびに不満が増えてるみたいですが、この先大丈夫かなあ

(C) 森薫・エンターブレイン/第2ヴィクトリアン文化研究会


5月26日

■爆丸バトルブローラーズ8話 「美・サイレント」

今まで影の薄かった能登キャラ(アリス)にもついに出番が!
悪の親玉が実は能登のおじいちゃんだったという急展開。
昔は優しかったおじいちゃんが今はどうして…とアリスは動揺を隠せませんが
そうとは知らずお気楽なダン達は「このジジイ、ゲーハビッチなんて名前かよ〜ハゲてるわけだぜ」
おじいちゃんの苗字に大爆笑。ア、アリスも同じ苗字なのに!

「世界的に有名な天才発明家、
 ミヒャエル・ゲーハビッチ博士じゃないですか!」

「ぶーっ!変な名前!」

「ぐははは!どうりで頭が!」

(わ…私もゲーハビッチだなんて言えないわ…)

と、アリスがショックを受けてるのがハゲ呼ばわりされたせいに見えて仕方ない:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
というかあんたら誰もアリスの苗字知らないんですか!なんて友達だ!
それともネットだけの付き合いだからそんなもんなのか…でも全員普通にフルネーム名乗りまくってるからなあ



それと爆丸バトルの最中って時間が止まるから、これって観客は全然バトルの内容を見ることができないんですね
今回のルノも、バトル開始時にダン達の数歩後ろにいただけなのに

「あ…ありのまま今起こったことを話すぜ!
 『ダン達がバトルを開始したと思ったら、いつのまにかバトルは終わっていた』
 な…何を言ってるのかわからねーと思うが、
 私も何をされたのかわからなかった…頭がどうにかなりそうだった…
 超スピードとか催眠術だとか、そんなチャチなものじゃあ断じてねえ
 もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…」

というのけ者状態(´・ω・`)時間が止まることにこんな弊害が…

(C)SEGA TOYS/SPIN MASTER/BAKUGAN PROJECT・テレビ東京・電通






■おおきく振りかぶって7話 「野球したい」

7回に2−3と逆転を許してしまった西浦でしたが、三星のピッチャー・叶もそろそろ体力的に限界。
ガス欠寸前の状態では思うような投球ができず、西浦にもまだ勝利の可能性は残されていました
そして1番からの好打順で始まった8回、制球の定まらない叶から無死満塁のチャンスを作ると、
田島の犠牲フライ、花井のセーフティスクイズが決まって4−3と再び逆転!

「俺はここで…ホントのエースになる!」

2点援護をもらってクソレフトの悪夢から立ち直った三橋。その好投に三星打線はまたもやキリキリ舞いさせられます
三橋は8回、9回と完璧な内容で締めくくり、因縁の三星戦を勝利で飾るのでした

ところで、7回に三橋のクセを見破ってホームラン叩き込んだ畠は
仲間にそのクセを教えてやんなかったんでしょうか(えー
それとも三橋のコントロールと阿部のリードがあれば、球種が分かってもそうやすやすとは打てないってことなのか…
三星打線もルルーシュ織田以外は強打者いなさそうな一年生チームだったので、そういうことでも不思議はないかもしれませんね

それにしても三つ編みモモカンが可愛すぎてオラわくわくしてきたぞ!
こんな美人のお姉さんに放課後毎日イロイロ教えてもらえるなんて素晴らしい青春だとは思いませんか(えー
しかしそんな綺麗なモモカンがすぐ横にいるにも関わらず、

(俺は三年間お前に尽くす!西浦を選んで良かったって必ず思わせる!)

って三橋のことで頭がいっぱいなのかよ阿部!
お前はなんて腐女子のお姉さん達に優しい奴なんだ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

(C)ひぐちアサ・講談社/おお振り製作委員会


5月23日

■ゲゲゲの鬼太郎8話 「宿敵!ぬらりひょん」

鬼太郎の抹殺を目論む悪の親玉・ぬらりひょん登場。
見た目的には単なる老いぼれ爺さんですが、単純な強さよりも狡猾さや残忍さの方が際立つおっかない敵です
今回鬼太郎を追いつめたその作戦も、
鬼太郎と知り合いの少女を襲い、鬼太郎をおびき出す
→強力な妖怪・蟹坊主を鬼太郎にぶつける。その強靭な体には鬼太郎の攻撃が通じない
→鬼太郎が苦戦しているスキに、背後から伏兵を出現させ猛毒を注入する
→激しく衰弱してしまう鬼太郎。みるみるうちに瀕死になり、かろうじて少女を連れて逃げ出す
→しかし少女は始めからぬらりひょんの手下だった。毒をかろうじて防いでいた鬼太郎のちゃんちゃんこ(妖力の源)を少女に奪わせる
→毒への抵抗力をなくし倒れる鬼太郎。最後のダメ押しに鬼太郎をコンクリづめにする。鬼太郎絶命

どこまでも容赦することを知らない悪魔の周到さ。
普通「理詰めで勝負してくる悪役キャラ」と言ったら
どんなに容赦ない奴でも、猛毒を注入したあたりで「フハハ手も足も出まい!」と勝負に出てくると思いますが
ぬらりひょんはそれだけでは不十分だと、さらに二重三重のトラップで徹底的に鬼太郎を追い詰めていきます
うーむここまでやられるとホントに勝ち目がないですな。とんでもない敵だと逆に感心してしまいました

鬼太郎は今回結構やられっぱでしたが、コンクリに投げ落とされる瞬間
「君だけでも逃げるんだ…きっとやり直せる…」と少女に耳打ちしていたシーンが印象的でした
猛毒と少女の裏切りで肉体的にも精神的にもまいっている状態、しかも今まさに自分が殺されるという時に
少女のことを思いやってあげる鬼太郎の優しさは本物だなと思いました
本物のヒーローはどんなにボロボロでもどんなに弱くてもカッコいいもんなのです
最近はヒーローよりも等身大の人みたいな感じの主人公が多いから、こういう展開はちょっと貴重で嬉しいなあ

(C)水木プロ・フジテレビ・東映アニメーション


5月22日

■天元突破グレンラガン8話 「あばよ、ダチ公」


前回シモンの機転でダイガンザンを崖下に叩き落としたカミナ達。
これを好機と見た一行は、ダイガンザンが態勢を立て直す前に総攻撃をかけ、ダイガンザンを乗っ取ることを計画します
そして作戦決行の前夜、眠れずにいたシモンがラガンでふらふらしていると…

「こんなとこにいたんだ。はい、お腹が空いてたらラガンもパワーが出ないからね」



アツアツのスープの差し入れを持ったヨーコが登場!こんな夜中に2人きりとは!
これはもしかしてアレじゃないですか、サモンナイトで言うところの夜会話ってやつじゃないですか?(えー

「ねえシモン、私…ううん、なんでもない」

思わせぶりなセリフを残して去っていくヨーコ。こいつはやはり!どうやらヨーコにとって気になる人はシモンってことになりそうです



ってカミナのとこにも同じように持ってくのかよ!
だからどっちなんだお前はー!ほんと毎回毎回何を考えてるのかよく分かんないな…
それとも単に仲間として気を使ってるだけで、どっちも恋愛の対象とは考えてないってことなんでしょうか
そう考えた方がいいかもしれないな…何も世の中の男はこの2人だけじゃないんだし…

とか言ってるうちに
チューしちゃいましたよ!
チュー!
俺の予想当たらねぇー:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

結局カミナが好きだったんですか!まあしかしはっきりしてくれて良かった、
これでヨーコの心情にこっちが首をかしげるようなことも少なくなるでしょう

「ヨーコ、前から来た奴らは全部俺が叩き潰す!だから後ろの敵は頼んだぜ!」

「カミナ…」

「あん?」

「(ちゅっ)…ほんと、後ろは無防備だね」

「…」

「…」

「(ちゅううう)……10倍返しだ。戻ったら10倍返しだ、覚えてろよ」

「ふふっ…カミナ、楽しみにしてるよ。10倍返し」

背後からヨーコに不意打ちでキスされて、すぐまた濃厚なキスで倍返しするカミナ。
でもさらに10倍返しってまだまだ返し足りなかったんですね、さすがはカミナ16歳イロを知る歳!(えー
それにしても「戦いから戻って来たら10倍返し」って、他の言葉に言い換えると
「俺さ、この戦いが終わったら恋人と結婚するつもりなんだ」
とかいう死亡フラグとまったく同じ種類の匂いがするんですけど!そんなこと言っちゃって生還できるんですかカミナ!



そして2人のキスシーンをたまたま目撃してしまったシモン。
前々からヨーコのことが気になっていたシモンは、思わぬ失恋の痛手にやりきれない思いを抱えてしまいます

「関係ない、関係ない、関係ない、関係ない…!俺には関係ないじゃないか!」






夜が明けると共に、カミナ率いる大グレン団はダイガンザンへ向けて一斉に進軍を開始。
しかし、迷いの晴れないシモンの精神状態を反映したラガンは、いまいち出力が安定しない状態でした

「たまんねーなぁシモン…村を出たときゃ俺達2人だったグレン団が、
 これだけのダチと一緒に獣人相手にケンカを売る…たまんねーよなぁ」

ダイガンザンへの進軍の最中、カミナはシモンと旅出ったばかりの頃の思い出に浸ります
ちょっ…まるで自分の死期を悟った人が最期に人生を振り返ってるみたいじゃないですか!
そ、そんな次々と死亡フラグ立てまくるんじゃない!死ぬ!死ぬぞカミナー!



そうこうしているうちに一行はダイガンザンを見下ろす崖の上へと到着。ついに決戦の火蓋が切って落とされる!

「待っていたぞ…貴様らが接近しているのは分かっていたァ!」

しかし白カブトをはじめとして、ダイガンザンから多数のガンメンが現れグレン団を迎え撃つ!
真正面からぶつかり合い、互角の戦いを演じる両陣営。しかしグレン団にとってこの戦いは陽動にすぎなかった!

「ラガンインパクトオオオオッ!!」

バガアアアアアアン!!

崖を掘りダイガンザンの頭上に現れたラガン!対空砲火をくぐり抜け、そのドリルを深々とダイガンザンに突き立てる!
ラガンにはドリルを突き刺すことでどんな機体とも合体できる能力があり、
その力でダイガンザンを制御下に置くことが、グレン団の作戦だったのです

しかし、ある程度コントロールを奪うことには成功したものの、まるでシモンの思うように動かないダイガンザン。
シモンが昨日のことをまだ引きずっているため、ラガンの出力が十分足りていないのです

「なんで…なんでこんなことで集中できないんだ!くそぉぉっ!」

焦れば焦るほど、シモンの精神と同調しているラガンはパワーを発揮できません
これでは敵のガンメンにラガンが狙われるのも時間の問題か…というその時!

「シモォォンッ!歯ぁ食いしばれェェェッ!!」



飛び交う砲弾の中を突っ切り生身で飛び出すカミナ!シモンの下へ駆けつけるなり、どぎつい鉄拳制裁をくらわす!

「目ぇ覚めたか…?」

「あ…兄貴…」

「お前が迷ったら俺が必ず殴りに来る、だから安心しろ…お前のそばには俺がいる!
 お前を信じろ。お前を信じる俺を信じろ!」

男の魂充電完了!
失恋した痛みなど今は取るに足らないこと!それよりも目の前の尊敬する男のために戦いたい!
カミナの拳はシモンの迷いを吹き飛ばし、ラガンも持てる力を最大限に発揮し始めます
男の顔になった弟分に「やればできるじゃねえか」と満足し、カミナは再びグレンのコクピットへ乗り込みますが…

「な…!?がああああああああーーっ!!」

ズドバアアアアアアア!!

うぎゃあああああ死んだーー!!突然の閃光に貫かれ、爆発の中へと消え行くカミナ!
謎の閃光の正体とは螺旋四天王チミルフの駆る専用機・ビャコウ。
ダイガンザンの艦長を務めるチミルフが、黙って自分の艦を奪われるのを見ているわけがなかったのです

「チミルフか…!?しまった…!」

ああっ!?Σ(゜д゜;)あの爆発の中でもカミナはまだ耐えていましたよ!
相当な深手には違いありませんが、この場から逃げ切ることさえできれば死ぬことは…

なに勘違いしているんだ?
まだ俺のバトルフェイズは
終了してないぜ!

「しぶとい男だな…だがこれで終わりだァッ!」

初撃で吹き飛んだグレンの着地を待たず、自らも飛び上がり次々と無慈悲な追撃を加えるチミルフ!
さらに白カブトまでも攻撃に加わり、徹底的にグレンを破壊していく!

ズッシャアアアアアアアア!!

「うがああああああーーっ!!」

「あ…ああ…あ…!?兄貴いいいいいーーーっ!!」

最後のトドメに深々と巨大な槍を突き刺すチミルフ!ズタズタに破壊されたグレンはもうピクリとも動きません
あれではコクピットのカミナはひとたまりも…あまりに凄惨な光景を目にして、シモンはさっきよりも酷い錯乱状態に陥ってしまいます

「しっかりしてシモン!聞こえないの!?」

仲間の声もシモンには届かず、見境なしに大暴走を始めたダイガンザン。
メチャクチャに乱射した砲弾がマグマ帯を刺激し、ダイガンザンの周囲に溶岩が溢れ出してしまいます
暴れ狂う巨体が相手では誰もシモンを止めることができず、このままではダイガンザンがマグマに埋もれるのをただ待つのみ…

「おちおち…寝てもいらんねえか…」



その時、再び死の淵から舞い戻ったカミナが立ち上がる!スクラップ寸前のグレンを起動させたカミナは、
ちぎれた片腕をロケットパンチのようにラガンに向かって投げつける!

「い、生きてたの!?兄貴っ!」

「シモン…お前自分を誰だと思ってやがる…?
 お前のドリルは天と地と明日を貫くドリルじゃねえか!
 こんなところで何をモタモタしてやがる…!
 そのデカブツはお前のモンなんだ、何も不安なこたぁねえ!」

カミナの言葉はいつもシモンの力になる!兄貴さえ無事なら…!と再び自分を取り戻したシモン。
完全にダイガンザンのコントロールを掌握し、「ダイガンザンの奪取」という目的はついに達成されます
しかし母艦を奪われたチミルフは、どうせ取られるくらいならと道連れ覚悟の玉砕戦法に出る!

「…諦めの悪いケダモノオヤジが…シモン、おい…一気に蹴散らすぞ」

「え?」

「合体だよ…最後のシメは、グレンラガンで決めてやる!」

俺たち2人の力を見せてやろうぜ!シモンはダイガンザンから分離しグレンラガンへと合体!
2度も自分の心の弱さを振り払ってくれたカミナに報いるべく、シモンもかつてないほどの精神の高まりを見せる!
合体したグレンラガンのパワーはすさまじく、周囲を囲んでいたザコの群れも一瞬にして粉砕してしまいます

「俺を!」

「俺たちを!」

「誰だと思っていやがる!」

「いいかシモン…忘れんな!お前を信じろ…!
 俺が信じるお前でもない、お前が信じる俺でもない…!
 お前が信じるお前を信じろ!」

「ひっさぁぁぁぁつッ!
 ギガ…!ドリル…!
 ブレイクゥゥゥゥゥッ!!」

気迫の超巨大ドリルアタック!極限まで闘志の高まった2人に敵はなく、チミルフのビャコウすらも粉々に粉砕する!
すべてを出し尽くしたかのようなグレンラガンの一撃。爆発したビャコウの閃光に包まれたその時、
その光の中に消えていくようにカミナは一言呟くのでした

「あばよ……ダチ公………」



ダイガンザンを奪取、螺旋四天王チミルフを撃破し、グレン団の大金星に終わった戦い。
しかし、自分たちの勝利に喜びの声を上げる者は誰一人いませんでした
悲しみに暮れるヨーコ、絶望に震えるシモン…コクピットの中のカミナは、もう2度とその目を覚ますことはありませんでした。次回に続く!

今回は今までの微妙展開が嘘のように盛り上がった話でしたね
カミナのあからさますぎる死亡フラグと不調のラガンを見て、「ああきっとラガンをかばってカミナが死ぬんだな」と思ってましたが
命を振り絞って四天王を倒して燃え尽きるというのは予想の上を行った展開でした
致命傷を負わされても立ち上がって、シモンを叱咤するシーンはさすがに震えたなあ
他人のために命を振り絞る姿っていうのはたまらなくカッコいいですよ
今までのマイナス評価も今回で帳消しにできたので、今後の展開に期待したいところですが…



次回のシモンまたこんな顔かよ!
勘弁してくださいよ!せっかくカミナがマイナスをリセットしてくれたのに、またマイナスに戻っちゃ意味ないぜ…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

(C)GAINAX/アニプレックス・KDE-J・テレビ東京・電通







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