妖逆門最終話
「オレとみんなのばけぎゃもん」
というわけで最終回!今回のOPはなんと、毎回いらないいらないと言い続けてきた効果音がきれいさっぱりなくなりました
よくやってくれたスタッフ!やっぱり効果音がない方が断然格好いいなあ
でも毎回あれだけ気にしてきたせいで、この仕様でも勝手に頭の中で効果音が鳴り出すのが悲しいところ:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
くやしい…!でも…脳内再生しちゃう!(ビクッビクッ
今回の話は30分まるまる4年後のエピローグ。とりあえず三志郎がまっとうに成長していてくれて一安心です
マッチョでヤムチャヘアで学校やめて山ごもりしてる某ツワブキダイヤなことなってたら
一体どうしようかと:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
幼なじみもセーラー服の似合う美人のおにゃのこへと成長!ちくしょうなんて可愛いんだ
4年経っても相変わらず三志郎の面倒を見ているようです、これはこのまま結婚コース確定だな…(えー
そして夏休み、日本一周旅行に出るために故郷を後にする三志郎。
幼なじみは元気よくその旅立ちを見送りますが、
三志郎の乗った客船が遠くに見えなくなると「早く帰って来てよ…(´・ω・`)」と言いたげに寂しげな表情です。うーん萌え
「あ…あれ!?ない!なんでない、どうしてない!?
電車の切符がない…やっべぇどうすりゃいいんだ…」
「相変わらずクールじゃないな、またトラブルかい三志郎」
最初に立ち寄った駅でロンドンと再会!ロンドンも結構そのまんま大きくなったって感じですね
切符をなくした三志郎を助けてくれるのかと思いきや、実はロンドンも切符をなくしていたというドジっぷり。
仕方がないので、2人とも電車は諦めてヒッチハイクを試みますが…
「なーにやってんのよ二人とも!ダサイわねぇ」
そこに亜紀も来たー!スパッツ少女だった亜紀も今や生足のえろいおねーちゃんに!ふともも万歳!
ロンドンに代わって今度こそ哀れな三志郎に切符をめぐんでくれるのかと思いきや、
亜紀は旅費をケチってハナから切符を買ってませんでした。つ、使えねぇー!
結局亜紀も一緒にヒッチハイクに混ざりますが、そのお色気殺法をもってしても車は止まってくれません
「やっぱり君たちでしたか…お久しぶりデース!」
「君たちって…?」
「誰だお前?」
「ミック様!?ミック様だわ!?」
「ミック様ァァーーー!!」
本当に誰だお前ーー!!
なんて髪型だミック!一人だけえらい変わりようです、そのヘアスタイルはまるでまきぐ…いや、ソフトクリームみたいですね(えー
4年前はまったくモテない男だったミック。しかし今では町を歩けば女に追われるスーパーモテ男になっていました
「ミーは今売れっ子のアイドルやってるデスよ!今ではトップアイドルの一人デース」
「ダサかわいい系アイドルとしてバラエティ番組やらドラマやら、引っ張りだこなんだぜ」
「知らなかったの三志郎?」
「ずっと旅費を稼ぐバイトに明け暮れてたからなぁ…テレビとか全然見てなくて」
トップアイドルというのもまんざら嘘ではないらしく、芸能情報誌の表紙にもでかでかと採用されているミック。
しかし”貧弱な男の見本が夏の話題を独占!?”って誉められてるのかけなされてるのか分かんないよ!
というか亜紀、三志郎と同じでミックのこと「あんた誰?」って態度だったのに「知らなかったの三志郎?」って
何を知ったかぶりしてるんですか!(えー
「けどこうやってまた仲間達と会えるなんて、みんな目的は同じらしいな」
「だね」
「オフコース!」
ミックの高級リムジンに乗ってぶいーんと先へ進む一行。
どうやら次々に顔を合わせることになったのは偶然ではないらしく、4人とも同じ目的地を目指しているようです
リムジンが行き着いたのはいずこかの深い森の中。車を降りて森の奥へと進んでいく4人でしたが…
「ハァヒィ…も、もうダメデース…」
「まだ先は長いんだから…しっかりしてよね!」
「ミーは虚弱体質デース!しっかりなんてできまセーン!」
「おいミック〜」
「故人曰く”努力に勝る天才なし”!元気そうだな三志郎」
「お久しぶりです皆さん!」
新婚夫婦キターー!!(えー
修のやつ前と全然変わってないですよ!清の方は頭の飾り物をつけないようになったんですね、すばらしい
「見たわよこの前の国際水泳!凄いじゃない、銀メダルまで取っちゃって!」
「ふふ、それほどのことじゃない」
4年前はカナヅチだった修でしたが、弱点を克服しようと訓練を続けた結果
鍛えすぎて今では北島康介もびっくりなことになっていました。気持ちいいチョー気持ちいい!
そしてやっぱり気になるのが修と清の関係。さっそく亜紀が首を突っ込みます
「ところでぇ〜、なんで修と清が一緒にいるの?もしかして付き合ってるとか?」
「べっ…別に付き合ってるわけでは!」
「あははは、そんなわけなかよ〜。偶・然・そこで一緒になっただけたい。
ね〜修君!!」
バチイイイイイ!!
あっさり否定して思いっきりビンタ!なんだか全然脈がないようにしれっと答える清でしたが、
これだけ力いっぱいぶっ叩くってことは、言葉とは裏腹に修がとても気になる人だということか。先に「付き合ってない」と言った修に対して
「ひどいわ、私とのことは遊びだったのね!」という意味のこもったビンタだったんでしょうかね(えー
どういう付き合いにしろ修が尻に敷かれてることは間違いなさそうだ:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
まあしかし、清は32話で「あんな恥ずかしいこつ〜!もうお嫁に行けんばい…」と
三志郎にお嫁に行けない体にされてしまったので、
修のことより三志郎にその責任を取らせる可能性も:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「みんなも会いに来たのね…きみどりに」
「…ああ!」
そう、今日はきみどりの化身である古びた大木が処分されてしまう日。
朽ち果ててしまったその木の最期の瞬間を見届けるため、三志郎達は大木の元へと集まってきたのです
「おぬしら、この辺りでは見かけん顔じゃな」
「ニュースで知ったんです、今日この木が倒されるって」
「で、一目見ようと思って…」
「ほう…ワシも小さい頃はあの木の下でよく遊んだもんじゃ」
あ、ああー!正人が浦島太郎のごとく爺さんの姿に!
鬼仮面になって好き勝手暴れたから玉手箱のようなむくいを受けたのか!(えー
というのは冗談で正人は元々数十年前の人間。妖逆門が終わって元の時代に戻った結果、
三志郎達の時代では爺さんになっていたということでしょうか
まーくんという正人の孫っぽい子までちゃっかり登場。
しかし正人は「見かけん顔じゃな」と三志郎達のことは全然覚えてないみたいです、
その辺はやっぱり鬼仮面になったせいで記憶が消されてしまったのか
それとも単に年のせいでボケてしまっただけか:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
そして大木が倒されるその瞬間、確かにきみどりの幻影をもう一度目にする一同。
それぞれが寂しそうにきみどりとの別れを惜しみます。きみどりは結局このまま消えるのか…(´・ω・`)
「三志郎達と遊びたい」っていうきみどりの願いはほとんど果たされませんでしたね。微妙にシビアな展開です
いや待て…俺たちはとんでもない思い違いをしていたようだ!これを見てみろ
EDのマラカスきみどり…一見すると単なる萌えまくりな画像だが、
その裏には「本編じゃ全然きみどりの願いは叶わないから、
せめてEDで思う存分遊ばせてやろう」という
スタッフの意図が隠されていたんだよ!
な、なんだってー!!
まあそんな冗談は置いておくとして(えー
大木のなくなった跡をよく見てみると、そこには新たに小さい新芽が生まれていました
それは恐らく大木に代わるきみどりの化身…つ、つまりこれはー!
ロリきみどり育成!ロリきみどり育成ってことですか!(えー
いつの日かきみどりにまた会えることを信じて、三志郎たちはそれぞれの生活に戻っていくのでした
「さあ…ストリートが俺を待ってるぜ!」
「そうね、私も帰らなくちゃ。帰りの飛行機のチケットはちゃんと買ってあるからね!」
「オー!リハーサルの時間が!アイドルは遅刻厳禁なのデース!」
「ウチも巫女修行さぼっとったら、また母さんに叱られるたい」
「今度の強化合宿が終わるまで、僕はみんなと会えないな」
「お前はどうするんだ?一人でこれから」
「俺は…」
ライブ、家族、芸能活動、巫女、水泳…それぞれ特別な思い入れのある目的にひたむきな仲間たち。
しかし三志郎にはそういった物は…
次々に去っていく仲間たちを見送り、一人だけ駅に残った三志郎。
ロンドンの問いに対して答えを探しますが、自分だけの確固たる目的は浮かんできませんでした
「しょうがねーから日本一周の旅でも続けるか」と沈んだ表情で歩き出しますが…
(一人…か…)
「ニーチャン、男の旅の第一歩にそんな顔はやばいぜ?」
うおおフエ復活キターー!!と思ったらその姿はすぐに消えてしまいます(´・ω・`)あれ?
前々回、鬼仮面に勝つために三志郎と一体化したフエ。これは三志郎だけに聞こえるフエの心の声だったんでしょうか
電王の良太郎と脳内交信するモモタロスに近いものがあるかもしれません(えー
「そうだ、ずっと俺は旅を…本当の旅をしたかったんだろうな、一人で…
でも一人だからこそ仲間の大切さが分かるんだ
フエ、お前と一緒の旅がとっても面白かったみたいにさ…!」
旅は一人でも仲間がいても面白いもんだ、ということでしょうか。
一人旅の醍醐味を思い出して吹っ切れた様子の三志郎。気を取り直して新たな旅の第一歩を力強く踏み出すのでした
「へへっ!行っくぜぇぇぇぇっ!!」
妖逆門・完
そして今回はEDも特別仕様に!清のメガネがめちゃくちゃ萌えだあああああ
メガネにそれほど思い入れのない私でもこうとは清…恐ろしい子!
それにしても気になるのがミックの雑誌なんですが、
アーティストレビュー:ユニオンジャックってこれ、どう考えてもロンドンのバンドのことですよね
ロンドンも単なるストリートミュージシャンに収まらずに、スター街道へ飛び出したのか…
しかし音痴は全然直ってないのにボーカル!
まさかSMAPの中居みたいな感じの人気なんでしょうか:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
というか連載コラムがさっきの雑誌では”締切りはいつも雨”、こっちでは”締切りはやっぱり雨”ってスタッフの悲鳴が…(えー
そしてエプロン姿で部屋の掃除までしてくれる幼なじみ!結婚するまでもなく嫁みたいなもんじゃないか!
まったく三志郎は幸せ者だな…って机の上にイズナがー!お前今回1秒たりとも出てこなかったくせにー!(ぉ
妖怪にあっさり順応してる幼なじみもなにげにすごいな…
そして亜紀は何やらマスコットの宣伝に起用されている様子。
このマスコット、ミックが載ってた雑誌の裏表紙(三志郎が持ってるやつ)にも載ってたんですが、
そんな雑誌の裏表紙にでーんと載るってことは、そこらのしょぼいマスコットより知名度がかなり高いと思われます
それと亜紀が最初に電話をしていた時「久しぶりの一時帰国だもん、思い切り羽のばしてるわ」と話してたことを考えると
亜紀は海外で活動してる売れっ子モデルで、その人気を買われてマスコットの宣伝に抜擢されたってとこでしょうか
ていうかロンドンもミックも亜紀も修もスター街道まっしぐらじゃないですか!まだ15かそこらだって言うのに!
そりゃあ三志郎が劣等感持つのも仕方ないわなぁ(えー
毎日テキトーに遊んで「カラスが鳴くから帰るべ」だとかのんべんだらりと学生時代を過ごす奴はいないのか:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
そういえば今回アイキャッチも最終回だけの特別版になってました。スタッフも本当によくやってくれてます
普通こういう「○年後」っていう最終回は、成長したキャラを最低限ちょちょいっと見せたら
あとは視聴者が勝手に想像してくんろと投げっぱなしになることがほとんどだと思うんですが、
これだけ丁寧に成長後の主人公たちを見せてくれたのは、凄く貴重で面白い閉め方だったと思います
いい最終回でした。ありがとう妖逆門
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