■爆丸バトルブローラーズ26話 「バラードのように眠れ」

「ええええええええ!?」

「な、なんだって!?」

「もう一度お願いします!」

「だから、私もうバトルはしないって決めたんだ」

ある日ルノから聞かされた衝撃の告白。突然の引退宣言にダン達は激しくうろたえてしまいます
それも妙に爽やかにさらりと言ってのけるルノ。理由を聞いても「まあそういうことで」と話を聞かせてくれません

「なんだよルノの奴、マスカレードをこのままにしといていいってのかよ…!」

「そうは思ってないはずだ…だが戦いたくない理由があるんだろうな」

そして自分の部屋で一人きりになったルノは、大事にしまってある自分の爆丸を眺めてぽつりと呟くのでした

「ずいぶん少なくなっちゃったなあ…」

度重なるマスカレード達とのデスバトルで、ルノの爆丸はもうたった残り6体。
バトルをやめたのも、これ以上爆丸を失うことに耐えられなかったからです
ルノは夜も夢の中でデスバトルにうなされ、毎晩ロクに眠れないような状態でした

というか寝る時居候のアリスがベッドでルノは椅子なのかよ!なんだこの待遇ー!
ルノが自分で言い出したのかもしれませんが、それを受け入れるあたりアリスも意外とずうずうしいところが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン





「…なにか用?」

「たまには顔を見たくなってな…」

場面変わって故郷の中華街を散歩していたチャイナさん。するとそこへ、なんと変態仮面マーマレードが口説きにやってきました
私にはジョウがいるんだよ変態野郎!即座にバトルフィールドを開いて、返り討ちにしようとするチャイナさんでしたが…

「ゲートカードオープン!アシュラのキャラクターカード!
 これでアシュラのパワーレベルは2倍の740!
 さらにアビリティ・フェイス・オブ・レイジ!とどめよマスカレード!」

「アビリティ発動、マージシールド…!
 相手の基本パワーレベルから増えた分を、そっくり貰い受ける」

「そ…そんな…!?アシュラァーーーッ!!」

マスカレードに手も足も出ずチャイナさん完敗!
以前言ってたアシュラの切り札っていうのは、このキャラクターカードのことだったんでしょうかね
それもやられたってことは、いよいよチャイナさんの出番もここまでか(´・ω・`)ちくしょうなんてこった…

さらにジュリオ、コンバ、ビリー、クラウスと、まるでウルトラ兄弟を次々倒したタイラントのように
爆丸上位ランカーに勝負を挑み蹴散らしていくマスカレード。全員もれなく主力の爆丸をデス次元に送られてしまい、
ついにヒュドラはノコギリきゅいーんと幻星獣ライゼロスへ進化してしまいました(えー
パワー450のヒュドラ出す「アビリティでパワー差産めてやんよ!」「残念カウンターアビリティ発動プギャー」
とマスカレードの戦術はモロにカウンター一辺倒ですね、ヒュドラのパワーはドラゴと並んで世界一高いだけに、
カウンターアビリティで相手のアビリティを封じられると、もうどうにもならない感じです
そういえば以前ヒュドラのパワーは470とか書いた気もしますが、スマンありゃウソだった:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ククク…ブローラーズ、次はお前達の番だ…」

「トラちゃん、私のことみんな呆れてるかな…」

その頃、やはりすっぱりバトルを捨てることができずに思い悩んでいたルノ。
バトルしない派のアリスもいることだし、気にせずさっさとやめちゃうのも一つの道だと思うんですけどね(えー

「むしろ心配していると思います、お嬢の悲しみは仲間である自分らのものとなるんです…
 きっとみんなお嬢の力になりたいと考えているでしょう。
 お嬢の悲しみのためなら、何者とも戦いたいと自分は思っています」

弱気なルノを諭すように、自分の決意を誇張するでもなく淡々と語るティグレス。うーんカッコいいぞ
そしてティグレスの言葉どおり、ちょうどその時ある人物がルノの部屋を訪ねてきました

「おおルノ!これやるよ、スタミナ野菜ジュース!
 お前もうバトルしないとか言って元気なさそうだったからさ、
 おふくろに作ってもらったんだ!ニンニクたっぷり入れといたぜ!
 あのさ…お前の分まで俺が戦うから、心配すんな!」

「ダン…」

なんと、冒頭のルノの空元気を見抜いて栄養ドリンクを差し入れに持ってきたダン。
てっきりダンの性格からして「逃げ出した腰抜けバトラーがァー!」的なことを言うのかと思いきや、
なかなかどうして今日はルノへの気遣いが光ります

「ええええええええ!?」

「な、なんだって!?」

「もう一度お願いします!」

「だから、私もうバトルやめるのやめたって言ったの。ゴメンお騒がせして」

な、なんじゃそりゃあー!!もう立ち直りやがったー!!いくらなんでも早すぎだろ!
あと1〜2話はかかると思ってたのに…全然へこんだ意味ないじゃないですか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「そ、それはいいのでございますが…」

「何が悩みがあったんでしょ…?」

「うん。でも私気づいたんだ、辛いから悲しいからって逃げてちゃダメなんだって。
 逃げてるだけじゃ何も解決しない…立ち向かわなきゃダメなんだよね」

「そう来なくっちゃ!それでこそルノだぜ!」

「というわけで、今日は私におごらせて!さあみんあ注文は?」

「俺はえーっと…チョコパフェとチョコケーキ!」

「ダンは甘いもの食べすぎ!野菜ジュースにしなさい!ほれ!」

「な、なんだよ…つーかニンニクくっせぇ…」

「この間くれたのをマネして作ってみたの、ニンニク2倍よ!ほら飲みなさい、ほらほら早く!」

「ぐっへぇぇ…」

うーむ今回の話は要するに、「ダンこれ飲んで精力つけてね(はあと)」っていう
親公認の子作りドリンクをルノが伝授される話だったのか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く!


■爆丸バトルブローラーズ27話 「落陽」

チャイナさんを始めとする上位ランカーを全滅させたマスカレード。とうとう次なる目標をダンへと定め直接対決を申し込むことに!
ついにこの時が来たか、とダン達もそれに応じてGメン歩きで決戦場へ向かいます。
こういう横並びのGメン歩きを見てるとグランセイザーを思い出すな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「勝負だ…!マスカレード!」

「望むところだ…フィールドオープン!」

「「「「「フィールドオープン!!」」」」」

さあ決戦の火蓋が…ってええ!?(゜д゜;)仲間全員フィールドオープン!?5対1ですか!?
カードゲーム前代未聞、ウルトラリンチで決着!?とか思っていたら、
仲間はみんな見学で戦うのはダン一人でした:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
でもマスカレードを放っといたら世界が滅んじゃうんだし、リンチでも別によかった気はするな…(えー

「行くぜ!爆丸シュート!」

「ゲートカードオープン…”デビルズジャッジメント”!
 無条件で闇属性が勝利するカードだ…!」

「そ、そんなのアリですか!?」

いきなりマスカレードのインチキカード発動!しかしダンも気後れせずにマスカレードの爆丸を片付けて、
互いに2体の爆丸を失ったリーチ状態となります。それにしてもダンの爆丸、ドラゴ以外もパワーレベル380とか390とか
いつの間にかとんでもなく強いことになってんな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  ルノのティグレスとかいつまで経っても340なのに(´・ω・`)

「これで舞台は整った…現身せよデュアルヒュドラ!爆丸…シュウ!」

「いよいよだドラゴ…次で勝負を決める!」

「分かった…俺に力をくれ、相棒!」

「ああ!爆丸シュートォッ!」

ついにドラゴとヒュドラ、互いの切り札が激突し決着の時を迎える!素のパワーレベルでは480とヒュドラの方が上ですが…

「ゲートカードオープン!”キャラクター”発動!」

「アビリティ発動…”ダークオン・ゲイザー・エクセドラ”!」

「行くぜェ!”メテオストライク・ドラゴン”!」

キャラクターカードの発動でドラゴのパワーは倍率ドン!メテオストライク・ドラゴンの効果が加わってさらに倍!
450×2+200×2とパワーレベルを1300まで引き上げたドラゴ。対してヒュドラは580と半分以下の状態です
ワハハハ消えてなくなれー!と攻撃を仕掛けるダンでしたが…

「フュージョンアビリティ発動…デストラクション・インプァァクト…!」

妙に華麗な発音でアビリティを発動するマスカレード。
マスカレードは他にも「カオス…オブザ…ダークヌェェス…」とか「爆丸…シュウ!」とか
いちいち発音が変態的なので聞いてて笑えてきます。保志総一郎狙ってやってるだろ!

「ど…どうしてドラゴのパワーレベルが下がってんだよ!?」

「デストラクション・インパクトは、ヒュドラのパワーレベルを上げるだけじゃない…
 お前のゲートカードを無効化する効果もある。フフフフ…ハッハッハッハッハ!」

「そんな…そんなのって…あんのかよぉぉっ!!」

キャラクターカードの無効化でドラゴのパワーは650までダウン!対してヒュドラは680までパワーアップしてしまいます
そのパワー差を埋めるのにもう何の手段も残されていないダン。
ドラゴがヒュドラに撃ち抜かれる様を、指をくわえて見ることしかできませんでした

ドドドドドドドドドド!!

「ぐおおおおおおーっ!!」

「ドラゴ…!ドラゴォォォッ!!」

無慈悲にも絶え間なく発射されるヒュドラの光弾!無数の攻撃を浴び続けたドラゴは、
ついに力尽きデス次元の中へと飲み込まれてしまいます

「…さらばだ…ダン…」

「嫌だ…!さらばなんて言うな!俺はずっと…お前と一緒だァァァッ!!」

死の世界へ旅立つドラゴを見てられず飛び出すダン!なんとドラゴを追って自分もデス次元の中へと飛び込んでしまいます
バトルが終わり現実世界へと戻る一同。しかし、そこには当然ながらダンの姿はありませんでした

「な、なに…?ダン、どこにいるの…!?ダン!出てきてよ!ダン!」

「探しても無駄だ。デス次元は爆丸達の死の世界、
 奴はもう2度と帰ってくることはない」

「…黙れェェェッ!!」

残酷な事実を突き付けるマスカレードに、さすがのシュンも激昂して殴りかかる!
しかし、その瞬間に忽然と姿を消してしまうマスカレード。
やり場のない怒りと悲しみを抱えながら、ブローラーズの一同は絶望の嗚咽を漏らすのでした

ダンの家でごちそうを用意しながら、可愛い息子の帰りを待ち続ける両親が悲しいな…
それと今回からEDが変わりましたが、ドラゴ以外の爆丸も少し様子が変わってるところを見ると
この先ちゃんと全員進化していくみたいですね。
とりあえずティグレスがずっと340のままじゃなくてよかった:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く!


■爆丸バトルブローラーズ28話 「唇をかみしめて」

「ダン…ダン!はっ…!?」

「おはようシュン、大丈夫…?ずいぶんうなされていたみたいだけど…」

ダンがデス次元に消えてから一日。悪夢にうなされるシュンや自室に引きこもるルノなど、
ダンを失ったブローラーズの面々は皆暗く沈んでいました。でも髪を下ろしたシュンは女っぽくて萌える:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
まったく嫌な夢見たぜ…とシュンがベッドから起きようとすると、なんとそこにはマスカレードからの挑戦状が!
マスカレードはダンを倒しただけでは飽き足らず、たった一日で今度はシュンを狙ってきたのです

「フェニックス…俺の頼みを聞いてくれるか」

神妙な顔で挑戦状を握り潰すシュン。ふうむ頼みとはきっと「どんな手を使ってでもダンの仇を討ちたい」とかそういう…

「マスカレードにわざと負けてくれ」

「え…!?シュン、まさか…!」

「俺もデス次元に行ってダンを助け出す!」

な、なにー!?(゜д゜;)予想とまったく反対かよ!
これは意外な展開になって参りました、私はてっきりダンはワイバーンとかの超すーぱーすごい力で救出されるんだろうなーとか
ご都合展開を考えてましたが、まさかのデス次元編突入なんでしょうか





「弾馬が昨夜から帰ってきてないの…心当たりないかしら…」

「わ、私…」

そして自室にこもっていたルノの元へ、ダンの行方を探しにダンママが訪れてきました。
なんと説明していいか分からず言葉に詰まってしまうルノ。しかしダンママは、意外にも「爆丸が関係してるの?」といきなり核心を!

以前からダンが爆丸にハマっていることは知っていたダンママ。
さらに24話でダンとドラゴが風呂で話していた時、ドア1枚隔てて洗濯をしていたダンママは
「ダンのやつなに一人言ペチャクチャやってんの?」と風呂を覗いて2人の会話を聞いてしまったのです
しかしかーちゃんとはいえ、あんまり気軽に息子の風呂覗かないで:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「あの子爆丸と喋ってた…爆丸ってなんなの…?あなた達、一体何しているの?」

「あ、あの…私…私…ごめんなさい…!」

多少爆丸の秘密に感づいたとはいっても、「この世にはデス次元があってですね」などと話そうものなら
「なにくだらない妄想の話してんだ!?」ととても信じてもらえそうにありません。
言い訳が思いつかないルノは、いたたまれなくなりその場から逃げ出してしまうのでした





とにかくマルチョの家で仲間とこれからのことを相談するルノ。しかしいいアイデアはまったく浮かびそうになく…

「ダーリンはもう本当にカムバックできないのですか…?」

「もう僕たちの手に負える話ではないのではございませんか…?
 大人にすべて話して、なんとかしてもらうしか…」

「なんて説明するの…?バトルフィールドで爆丸をしている最中に、デス次元に落ちましたって言うの?
 そんなの大人が本気で聞いてくれるとは思えないけど…」
 
お先真っ暗で悩み続けるルノ達。それを見かねたフェニックスは、こっそり他の爆丸を連れて部屋を抜け出してしまいます



「もうこれ以上人間たちを巻き込むわけにはいかないわ…私たちだけでなんとかしましょう」

「そうかもしれません…元はと言えばナーガがヴェストロイアのバランスを崩したのが原因」

「危機に瀕しているのはヴェストロイアだ、人間界ではない」

仲間に内緒で犠牲になろうとしているシュンのこともあり、これ以上は本当に危険だと判断したフェニックス。
他の爆丸達も、自分たちの世界のことでルノ達がこれ以上苦しませたくありませんでした
フェニックス、プレデター、ゴーレム、ティグレスは4体そろってローラースケートに乗り込み、マルチョの家を脱出してしまうのでした

「フェニックス…!?」

「あれ…トラちゃん?」

「プレデターさんもいません」

「さっきみんなで部屋から出てったみたいだよ」

「く…(マスカレードが指定したのは夕方4時…あと2時間しかない…!)」

「どうかしたの…?シュン君」

「なんでもない…早く爆丸を探しに行こう」

「待って!なに隠してるの?」

フェニックス達がいなくなったことに気づいて、「もう決闘の時間なのにどうしようどうしよう」と焦り始めるシュン。
他の仲間が自分の爆丸のことしか考えてない中、アリスだけがシュンの様子がおかしいことに気づきます
アリス×シュンこれ最強(えー
アリスに痛いところを突かれてしまったシュンは、デス次元へ乗り込もうとしていたことを仕方なく告白することに…

「ヴェストロイアの六戦士の伝説を知っているか?」

「へ?なんでんのそれ」

「遥かなる昔、ヴェストロイアが崩壊の危機に瀕した時、身を挺して救った伝説の戦士たち…」

「だがその戦士たちももういない」

「ヴェストロイアを救うには、私たちが戦うしかないのよ…!」

ばびゅーんとローラースケートの旅を続けていたフェニックス達でしたが、
なんかいきなり七英雄の伝説みたいな話が出てきてしまいました(えー
昔世界を救った英雄だかなんだかよく分かりませんが
きっと今ではソウルスティールを引っさげてダン達に襲いかかってくるに違いない(えー  流し斬りが完全に入ったのに!





「みなさーん!見つけたでございますよー!」

威勢よく坂をすっ飛ばしていったフェニックス達。しかし曲がり角を曲がる方法がなかったので茂みの中へ突っ込んでいました
ひっくり返っていたところをマルチョ達に回収されたフェニックス達でしたが、
シュンの話を聞いたマルチョ達は、「デス次元みんなで行けば恐くない」とデス次元へ旅立つ覚悟を決めていました
そしてマスカレードとの決闘の時間まではあと一時間ほど…
残りの時間を使って、マルチョ達は今生の別れになるかもしれない家族へ最後の語らいに向かいます

「というわけですから、またみなさんと世界を回ってまいります!」

な、なんじゃこりゃー!!マルチョ母わけぇぇぇぇぇぇぇぇ!!
おねーさんだろこれー!美人ぞろいのママさんズの中でも、この人は一番な気がする…
それにしてもダンママもシュンママもマルチョママもジョウママもジュリィママも若くて美人なのに、
唯一メタボリックなことになってるルノママが泣ける…(えー

「え、また旅行?これから?」

「ごめーん、言うの忘れてた。えへへ…」

「私は残ってお店を手伝いますから!」

そして喫茶店を後にするルノ…ってアリス留守番かよおおおおおおお!!
なぜだ、なぜこんなあってはならないことが!これからしばらくアリス出番なしかよ…(´・ω・`)
もしかして新EDでアリスとジョウがセットで映ってるのは、
デス次元編で置いてけぼりくらった2人っていう意味なんだろうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「はい、空操ですが…」

《これからダンを迎えに行ってきます、必ず帰って来ますから心配しないでください!》

「ルノちゃん!?弾馬を迎えに行くってどこに…ルノちゃん!?」

そしてマスカレードとの決戦に向かう直前、ダンママへテレビ電話で連絡を入れるルノ。
しかしダンママは、テレビ電話で見えた風景からルノの居場所に気づいてしまいます
ダンを探す手がかりがそこに!そう思ったダンママは、自分もその場所へ向かうことに…





「俺の名はマスカレード…」

そして決闘の時間に姿を現したマスカレード!ってなぜにわざわざ自己紹介つきの登場を!?
あんたのことくらい4人とも嫌っていうほど知ってますよ!

「フン、俺は一人しか招待しなかったはずだがな」

「僕たちはいつでも一緒なのですよ!」

「フフ、お前たち4人をまとめて倒せばヒュドラのパワーレベルは一気に上がる…こちらとしても好都合だ」

「望むところよ!」

「はぁ、はぁ、ルノちゃんが電話してたのは確かこの辺だったはず…あっ、ルノちゃん!?」

いざ尋常に勝負!バトルフィールドを展開しようとゲートカードを構える5人でしたが、ちょうどそこへダンママが到着してしまいます



私もダン探しに参加させろやー!5人に駆け寄るダンママでしたが、次の瞬間マスカレード以外の4人は忽然と姿を消してしまいました
つまり4人ともデス次元送りにされたのか!なるほど、バトルの間は時間が止まってるから外からはこう見えるんだな…

「ど、どういうこと…?ちょっと、他のみんなは…?」

「デス次元」

わけの分からん一言を残してさっさと帰っていくマスカレード。完全シカトするかと思ってたから意外だわ…
状況がさっぱり飲み込めないダンママでしたが、ともかくルノやダン達が無事で戻ってくることを祈るのでした。次回に続く!

「基本ルールの紹介だ!爆丸バトルは3つの爆丸、3枚のゲートカード、
 3枚のアビリティカードを使うんだ!ゲートカードに向けて爆丸をシュート!
 獲得したHSPの多い方が勝ちってわけ!」

今ごろ基本ルールの紹介キター!!28話でそれかあああああああああああ
なんでこれ1話でやってくれなかったんだろう…(´・ω・`)
おかげで3体爆丸やられたら負けっていう最低限のルールですら、理解するのに20話もかかりましたよ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
だから画面の上の方に表示されてる爆丸の残機数も、「あのドラゴンボールみたいなオブジェはなんなんだろうなー」とか
さっぱりその意味に気づいてませんでした(えー
しかしHSPが多いと勝ちっていうのはよく分かんないな…今まで勝ち負けにそんな数字が関わったことありましたっけ


■爆丸バトルブローラーズ28話 「彼女と私の事情」

ダンを訪ねて三千里、どこまでも広がるデス次元をあてもなく彷徨うルノ達。
この荒廃した大地がひたすら続く空間で、一体どうやってダンを探せばいいのか…ダンが心配なルノは表情が曇りがちです
でも開始1分もしないうちにダン発見。あっさり見つかりすぎだろコレー!

「ダン!?探したわよダン!」

「必ず会えると思ってました!」

「ちょ、ちょっと待てよ、なんでお前らがデス次元に!?マスカレードにやられたのか!?」

「えへへへ〜」

「…?わざと負けたのか?なんでそんなことするんだよ!
 余計なことしやがってぇーーーっ!!」

「な、なによその言い方!せっかく心配して来てあげたのに!」

「それが余計なことだって言ってんだよ!
 もう2度と元の世界へ戻れないかもしれないんだぞ!」

「だったらどうなのよ!」

「え?」

「だからって放っておけるわけないじゃない…」

「ルノ…」

こ、これはァー!!ついにルノもツンデレキャラの仲間入りをする時が!
ダンが心配でしょんぼり → ダン発見して大喜び → むかついて口ゲンカ → しおらしくなって「放っておけない」
という必殺の4連コンボ!こいつは強力すぎる!
それにしても「元の世界に戻れなくてもダンと一緒にいたい」ってなにげに凄いこと言ってるよな…

そんなダン達の前に姿を現したのは、伝説のヴェストロイアの六神将六戦士。
「元の世界に帰りたいなら俺たちを倒してから行け!」と、ダン達に試練の戦いを挑みます

真っ先に試練を受けることになったのはジュリィ。
美人で気立てがよくて料理が上手くてスポーツ万能というパーフェクトな姉・デイジーの幻と、爆丸バトルをやることになってしまいます
昔どこかの誰かさんは言いました、姉より優れた妹など存在しねえ!(えー
やはり爆丸の腕でも姉にかなわないジュリィ。同じ顔でもデイジーは可愛く見えるのにジュリィは:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
ロリの時はジュリィも可愛かったのに!月日ってやつはなんて残酷なんだ(えー

そんな時、ジュリィのピンチにゴーレムもまたハンマーゴーレムへと進化を遂げる!
パワーレベル450、さらにアビリティが自分のパワーを200上げて相手のパワーを200下げるという超強力爆丸!
というかドラゴより強くなっちゃいましたよ!それともドラゴもこの後試練受けるはずだから、さらにパワーアップするんだろうか…
それにしてもハンマーゴーレムの顔見てると、
グランゾートがちらついてしょうがないんですがどうしたらいいでしょうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン


 


(C)サンライズ・R


■爆丸バトルブローラーズ30話 「僕が僕であるために」

「無事に仲間達と元の世界に帰りたくば、ワシの用意した戦士に勝利するのじゃ!」

「て、敵がボン!?一体どないなっとんねん!」


(C)細井雄二/講談社

”複製(クローン)人間”なのです!(えー

ジュリィに続いて伝説の6戦士の試練を受けることになったマルチョ。
6戦士の一人・ブロッシュが呼び出したバトルの相手とは、水で作り上げたマルチョ自身の分身でした
しかし姿形は同じとはいえ、デッキ構成や戦術は基本的に別物。ひとまず普段通りにバトルを進めていくマルチョでしたが…

「まずはアクア・グロリアスじゃ」

「はい、爆丸シュート!」

「今度はアクア・ナイトで勝負じゃ」

「はい、ブロッシュ様」

「なんやアイツ、まるっきりおっさんの言いなりやんけ!」

マルチョと同じ能力を持ってるのかと思いきや、実は完全指示待ち人間だった偽マルチョ。
これではブロッシュが自分でバトルしてるのと全然変わりませんが、
そんな言いなりの偽者を見ているうちに、マルチョの苦いトラウマが発動してしまいます

「辛いでしょうけど頑張ってね」

「丸倉家の未来はお前の肩にかかっているんだからな」

「はい、必ずご期待に応えてみせます」

まだ爆丸を始める前のこと、マルチョはいずれ父親の会社を背負って立つ人間になるために、
学校から帰っても毎日小難しい経済学やらなんやらの英才教育を受けていました。当然遊びほうけてる暇なぞ皆無で、
自由に遊べる同級生達をいつもうらやましく思っていたのです

自己主張せず両親の言われるままだった自分と、今の偽者がダブッて見えるマルチョ。
でも両親も家庭教師に任せっきりにせず、必ずパパママどっちかがマルチョに付き合ってあげてるあたり
結構愛情注いでると思うんですけどね、それでも嫌なもんは嫌なのか…
それにしてもこれだけ勉強してるのにマルチョに全然頭脳派プレイヤーって印象がないのはなぜなんだ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「本当のことを言いたくても言えず、いつでも無理に微笑んでいた…
 でも僕は変わったんです!爆丸と出会うことで、自分で考え戦い
 心の底から笑うことを知ったんです!その僕があの頃の僕に負けるわけない!」


(C)細井雄二/講談社

時を止めた者が
前に歩を進める者に
勝てるわけがない!!
(えー

見せてやる!これが過去にとどまっているお前と前に進むおれとの差だ!
なんとしても過去の自分と決別したいマルチョは、一気に勝負を決めに出ようとプレデターを投入!
しかし、「今日は妙に力が出ない」顔の濡れたアンパンマンのようなことを言い出すプレデター。
なぜかレモンをガジガジ丸かじりしながら、マルチョに弱音を漏らしますが…

 

「ボ、ボン無茶せんといてぇな!わて調子悪い言うとんのに…ん〜すっぱいのが好きぃ」

「大丈夫です!僕に任せてください!アビリティ発…」

「アビリティ発動!ウォーターリフレイン!」

「な、なんですって!?」

「あかん…!アビリティが封印されてもうた!」

しかし偽マルチョに先手を取られてボコボコにされるプレデター!
幸いデスバトルではないので負けても死なないはずですが、元から調子の悪いプレデターは今にも力尽きそうになってしまいます

「プ、プレデターさん!?しっかりしてください!僕が無理をさせたばっかりに…!」

「え、ええんやボン…せやけどな、あっちにいるボンもやっぱりボンなのとちゃいまっか…?」

「え…?」

「昔のボンかて、ただ言いなりになってたんとちゃう…
 親御さんの喜ぶ顔が見たかっただけなんやと思うわ…そら辛いこともあったか知れへん、
 けど親御さんのためを思うて見せた笑顔は、決して嘘の笑顔やあらへん…
 そんな昔のボンがあってこそ、今のボンがおるんやで…
 せやから、昔の自分をなかったことにするなんて悲しいことは、せんとってや…?」

「…うん…」

「あ…がああああ!ぐがっ!ぐがああああーーっ!!」

これは意外、過去の自分を乗り越える展開かと思いきや、逆に受け入れる流れにするとは…
しかしマルチョの説得を終えた途端、いよいよ激しくもがき苦しみ出すプレデター!まさかまた死んでしまうのか!?

 

「でっ…出るぅーーーー!!」

な、なぬ!?(゜д゜;)その時すっぽーんとプレデターの尻から飛び出す爆丸!ええ!?苦しんでたのって便秘!?(えー

「はー生まれたぁ。なんや調子悪いと思っとったらコレの準備だったんやな、
 そら酸っぱいもんが欲しくなるはずやわ」

便秘じゃなくて妊娠かよ!!
メスか!?あんたメスだったのか!?そういえば股にもアレがついてないな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「アクアプレデター・アンジェロ登場!これからよろしゅう頼んますわボンさん」

「見たか!ワテらプレデター族の進化は増殖や!」

「ええ!?し、進化!?」

プレデターの生み出した爆丸は、水と光の属性を合わせ持つアンジェロ。パワーも400とかなり強力です
さらにプレデター自身も進化したことで同じくパワー400に!なんだかマルチョのデッキが平均的に強くなってきましたね
プレデターとアンジェロが場の爆丸を一掃!押され気味だったマルチョもついに形勢を盛り返しますが…

「ほう…どうやら本気を出す時が来たようじゃ、決着はワシが自らつけてやろう!」

いよいよパワー500のブロッシュ自ら出陣!
単体で相手するには厳しいため、マルチョはトリプルバトルを発動してプレデターとアンジェロ2体で迎え撃つ!

「アクアプレデター・ディアブロ見参!誰や気持ちよう寝とったワイを起こしたんは!」

「う、うわ!?違うプレデターさんが出てきた…」

「なんやワレ!?誰に向かって口きいとんねん!」

しかしアンジェロを投入したはずが、なぜかガラ悪い性格のディアブロが出現!
そう、アンジェロとディアブロは表裏一体。アンジェロと逆向きにポップアウトするとディアブロが出現してしまうのです
とはいえパワーは同じ400、このまま戦うのにとりあえず支障はないようです

「アビリティ発動!アクアサイクロン!」

「これでワシのパワーレベルは200上がり、
 お前さんらのパワーレベルは100ずつ下がる!」

「そ、そんな…」

パワー500VS800で圧勝だったプレデター達。しかしブロッシュの強力なアビリティで700VS600と一転して不利に!
これ以上パワーを上げる手段が思いつかず、マルチョがぼーぜんとしていると…

「ボサッとしとらんで対角発動せんかいワレ!」

「た、対角ですか…?」

「ワシは火属性の力も持っとんねん!プレ公が闇に変身すりゃ
 火と闇の対角が使えるやろ!眠たいこと言うとると怒るでしかし!」

「は、はい!」

慌ててディアブロの言う通りにして対角のアビリティを発動!ディアブロとプレデターのパワーが100ずつ上がり、
700VS800の逆転勝利!…したのはいいんですが
あれだけ「今の自分は言いなりじゃない」を強調しておいて結局ディアブロの言いなりで勝利かよ!
そういう意味じゃ「あっちのボンも今のボンも同じ」っていうプレデターの言葉は真理だった:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



それにしてもディアブロとアンジェロの加入で、プレデターの土・闇への属性チェンジと相まって
マルチョは風以外すべての属性を扱うことが可能となったわけですが
この先それを使いこなせるとは思えないなぁ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
今回の対角発動にしても自分じゃ気づいてなかったし、
今までのプレデターの属性チェンジ能力も、有効活用されたシーンがほとんどなかったので
仮面ライダー2号の変身ポーズに俺たち特撮ファンが喜ぶくらいしか意味がなかったしなぁ(えー
しかし変身ポーズってのはやっぱりカッコいいですよね、
最近の特撮もあんなあっさり変身じゃなくて、バシッとなんかポーズ決めてから変身してくれよ!(えー


■爆丸バトルブローラーズ31話 「夕陽が泣いている」

さて今回からOPが新しく…ってなんだこりゃー!!マスカレードとアリスのフラグが立ちまくってますよ!
今まで接点のまるでなかった2人に一体何が!?まさかマスカレードはアリスの生き別れの兄とかそんな展開が…(えー
さらに大穴予想をするとあれですかね、実はマスカレードの正体はアリスだったりして…
いや意外に思い返してみるとスパイ疑惑とかそれっぽい点が…ないかなぁやっぱり:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

それにしても「デタラメなルールじゃ何も変えられない」って歌詞には正直爆笑してしまいました
一番ルール無用な男を映しながらその歌詞はねえだろ!(えー



「ここが…俺達の試練の場所か…?」

前回のマルチョに続いて今回試練を課されたのはシュン。
6戦士に飛ばされてしまったその場所は、昭和の雰囲気が漂う少し懐かしい夕焼けの街でした
いかにもメトロン星人的な雰囲気の街ですが、
まさかちゃぶ台をはさんで6戦士と対談を:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「デス次元にこんな場所が…だが甘んじてどんな試練も受けよう…!」

「ねえ!ずっと退屈してたんだ、一緒に遊ぼうよ!」

矢でも鉄砲でもかかってこいや!と気合を入れて町を歩くシュン。そこへ声をかけてきたのは、なんと年端も行かない幼女でした

「タッチ!お兄ちゃんが鬼だからねー!」

「お、鬼ごっこ…?」

「なんなのあの子…?」

「分からない…だがこれが試練だったら…?俺はどんな試練でも受けて立つ!!」

そこまでマジメに鬼ごっこやるんかい!!
いくらなんでも鬼ごっこが試練だなんてことは…「つきあいきれんな」とかクールに一蹴するのかと思いきや、
意外とずいぶん真面目な奴なんですねシュン

バヒュンバヒュンバヒュンバヒュン!!

「捕まえた」

鬼ごっこで人間ワープすんなー!!なんだその身のこなしはー!
忍者とはいえ、小学生でここまで人間離れした動きができるシュンって一体…

「ブッブー!ダメだよちゃんと影を踏まなきゃ」

「か、影…?」

「だってこれ影踏み鬼ごっこだもん」

「えええっ!?」

「なーんちゃって!」

子供の言い訳にマジで動揺するシュン萌え  マジメにもほどがあるぞ!
その後もカンケリだなんだと色々幼女の遊びにつき合ってあげるシュン。
ひとしきり遊んだ後、小高い丘に登って2人でゆったり夕日を眺めます。しかしその時、フェニックスがある異変に気づいて…

「変だわ…私たちがここにやってきてどれだけ時間が経ったか分からないけど、
 どうしてまだ夕日が沈まないの…?」

「夕日が…どういうことだ…」

そう、シュンがこの町にやってきた時にはすでに夕暮れ時だったはず。
それが幼女と何時間も遊んでいるにも関わらず、いまだに夕日はずっと昇ったままだったのです
というかこの夕日、雲より手前に浮かんでる時点で明らかに変なんですが
そっちには突っ込んでくれないのかフェニックス:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ずっと夕日が沈まなかったら、いつまでも遊んでいられるよね!」

「…!」

どうなってんのコレと動揺するシュン達をよそに、沈まない夕日をニコニコ眺めていた幼女。
そんな幼女の様子に、シュンの脳裏にある過去の記憶がフラッシュバックしてしまいます

「私がシュンくらいの時よく想像したわ、夕日がずっと沈まなければいいのにって…
 夕日が沈まなかったらいつまでも遊んでいられるでしょ?そうしたらシュンともずっと遊んでいられるわね」

それは病弱で日常生活もままならなかった母親が、幼いシュンに申し訳なさそうに漏らした言葉。
そしてどこか面影の残る幼女の顔立ちから、シュンはこの幼女が母親の過去の姿だということに気づきます

「か…母さん…?」

「ねえねえ、次はこれで遊ぼうよ!」

「こ、これって…!それでは、この子がシュンの戦う相手!?」

いそいそと幼女が取り出したのは伝説の6戦士・オベロンの爆丸!
今は亡き母親との再会、そしてバトルの挑戦に胸を締め付けられるような思いのシュン。
しかし今だけの奇跡的な再会だからこそ、手を抜くような無粋は真似はしたくありません
やるからには母親だろうとなんだろうと手加減無用!バトルを開始したシュンは、いつものように巧みな戦術で先制攻撃を仕掛ける!

「すっごーい!キャラクターカードの効果を一発でなくしちゃうなんて!」

「爆丸シュート!これで一気に決める…!」

「あー、ダメだよ大技を狙っても。風属性の3連鎖をやろうとしてるんでしょ?バレバレだよぉ〜」

「くっ…?どうして…」


(C)SUNRISE/PROJECT GEASS・MBS character Design (C)CLAMP

「お兄ちゃんの考えることは
 
何でも分かるもん!」(えー

しかし滑り出しこそ順調だったものの、ギアスを使われて戦術丸見え「シュンの考えることは何でも分かるもの」という母親の昔のセリフを
またもそっくりそのまま言ってのける幼女。その言葉通り、シュンの思考は手に取るように読まれてしまい
みるみるうちに劣勢に立たされてしまいます

「く…!今のバトルは2体ともこちらが負けるはずだった…どうして一気に倒せるアビリティを使わなかった!」

「だってもっといっぱい遊びたいんだもん!これで同点、まだまだ遊べるね!」

「……(ゴクリ)」

「しっかりして…シュン!」

幼女に手玉に取られたうえ、わざと勝負を長引かせるような真似をされて「マジメにやれコノヤロー!」と苛立ちを見せるシュン。
しかし、幼女の無垢な笑顔を見ているうちにほわ〜んとそれに見とれてしまいます
ロリコンに目覚めないでシュン!とフェニックスも実に心配そうな様子です:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

俺はロリコンじゃない!ロリコンじゃないぞ!と必死に理性を保ちながらバトルを続けるシュン。(えー
その甲斐あってか、今度は幼女の爆丸を返り討ちにすることに成功しますが…

「あーん…でもまだ終わらないもんね!まだまだ遊んでいられるよね、お兄ちゃん」

「……(ゴクリ)」

「シュン…私はいつもあなたを信じてる、たとえ何があろうと…だから…」

だからロリコンだけは勘弁して!もう涙目で必死に止めるフェニックス。(えー
しかしシュンがまた幼女に見とれちゃってるところを見るとかなり危ういところだと思います:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「いつまでも遊んでようよこの世界で!」

「…そうだ…いつまでも遊んでいられる…夕焼けの下でずっと母さんと…」

「シュン!その子はただの幻影、あなたのお母さんじゃないわ!
 ここはあなたがいる世界じゃない!目を覚ましてシュン!」

こうなったら私自ら出てさっさと倒すしか!フェニックス直々に出撃を志願して爆丸シュート!
しかしフェニックスの涙ぐましい努力もむなしく、幼女もそれに合わせてパワーレベル500のオベロンを投入!
パワー360のフェニックスでは歯が立たず、あえなくこんがり真っ黒な丸焼きにされてしまいます


(C)TOMY (C)小学館プロダクション・テレビ東京

今日は不死鳥の
丸焼きよ〜っ♪
(えー

「フェニックスゥーーーッ!!」

「いいじゃない目を覚まさなくても、このままずっと遊ぼうよ」

「…違う…!俺の世界にはもう母さんはいない…
 けれどそこには大切な仲間がいる…そしてフェニックスが…!
 そのことを思い出させてくれたフェニックスが…俺のために…!くっ…!」

自分には母さんと同じくらい大事な仲間がいるのに…それを忘れてロリに目がくらむとは一生の不覚…(えー
無惨な黒ズミとなってしまったフェニックスの前で、ボロボロと後悔の涙を流すシュン。
しかし、シュンの涙がポトンとアビリティカードに落ちたその時、突然カードから眩い輝きが!
主要キャラが死ぬ→涙ぽとーん→生き返るの法則キター!(えー

「これがフェニックスの進化…!?ゼフィロス・ストームフェニックス!」

「フェニックス…!?これがお前の新たなる姿か…」

「ええ…!フェニックス族は戦いの中で幾度も甦る!
 繰り返し戦い、死の淵から甦るとき新たなる姿へと進化する!」


(C)鳥山明/集英社

フェニックス族は
戦闘種族だっ!!
なめるなよ―――っ!!
(えー

まさかの瀕死パワーアップでフェニックスも新たな形態へと進化!
そのパワーレベルが450まで上昇し、いよいよバトルは最後の激突を迎える!

「これが最後のバトルだ…!アビリティ発動!”破邪・流星嵐”!
 沈まない太陽なんていらない…!」

「私たちが望むものは過去じゃない!」

「明日へ進むための力が欲しいんだ!」

時を止めた者が前に歩を進める者に勝てるわけがない!(えー
なんか毎回このセリフ書いてる気がする:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
アビリティでパワー差が逆転し、フェニックスとの激突に敗北するオベロン!
そしてシュンが勝利を手にしたと同時に、夕日はゆっくりと海の彼方に沈んでいくのでした

「日が暮れちゃった…もう帰る時間だね、一緒に遊べて楽しかった!」

「ああ、俺もだ」

「さよなら!さよなら、シュン」

「さよなら…母さん」

今まで「お兄ちゃん」と呼んでいたのが、最後の瞬間だけ我が子の名前を呼んで去って行った幼女。
シュンはつかの間の再会の余韻を感じながら、母親のいない世界でも強く生きていくことを心に刻むのでした。次回に続く






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