School
Days5話 「波紋」
(C)荒木飛呂彦/集英社
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グラスを伝わり!
腕を伝わり!
体を伝わり!
壁を伝われ波紋ッ!
仙道波紋オーバードライブッ! |
ああ…今からでも遅くないから、サブタイ「波紋」にちなんでいっそのこと
どんな困難にも屈しない主人公が、呼吸の力を波紋に変えて
知恵と勇気で悪人どもをなぎ倒す物語に路線変更してくれないもんかな:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
今回も誠は輪をかけてひどすぎるぜ
「おはよう、あ、あのさ伊藤…これ…これでその…澤永を誘ってもらえないかな…なんて」
「え、泰介?なんで?」
「う、うう…」
言葉からプールの誘いを受けた直後のある日。誠は世界の友達・光から珍しく声をかけられると、
言葉にもらったものとまったく同じプールのチケットを渡されます
どうやら誠の友達・泰介のことが気になっているらしい光。「私たちの仲を取り持ってちょ」と誠に頼みますが、
言葉とのデートと重なってしまっている以上、ハイ分かりましたと引き受けるわけには…
「まあ言葉と2人っきりって気分じゃなかったから、助かったというか何というか」
あっさり引き受けちゃったよこの人!
しかも「言葉とのデートを潰してくれて助かったぜー」とか喜んでるし!そこまで言葉とデートしたくないんかい
そこまで言うなら、まだ傷が浅いうちにさっさと別れてしまえばいいものを…
と、いうわけでプールには誠・泰介・言葉・世界・刹那・光の6人で来ることとなりました
「ごめんな、なんか増えちゃって」
「いいえ気にしないでください、西園寺さんはお友達ですし他の方も楽しい方ばかりで…
それに誠君がいることには変わらないから」
とりあえず、メンバーが増えたことはあんまり気にしてないらしい言葉。
そして言葉が誠をプールに誘ったのは、自分がカナヅチということもあって泳ぎを教えてもらいたいそうですが…
「あ、あのさ澤永…私もその、泳げないんだけど…泳ぎ、教えてくれないかな…」
「ん?いーよ」
「あっさり…」
「ちょっとはときめきなさいよね」
よし私もその手で行こうとカナヅチを装って、まんまと泰介を連れ出すことに成功した光。
一緒にいる口実ができればこっちのもの、泳ぎの練習は置いといて
ウォータースライダーやらなんやら泰介を連れまわして大いに楽しみます
前回まで光のことはパッパラパーな女だと思ってあんまり好きじゃなかったですが、
こうして見ると一番普通に可愛い気がするなあ。
泰介との恋の行方も見てて微笑ましいし、見ててイライラする誠とは正反対なので
むしろ光と泰介の方をメインに据えてほしい:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
というか刹那はリボンつけたままプールに入ってるのか…(えー
ザバザバザバザバザバ
「西園寺さんすごい…!」
「世界に教えてもらった方がいいんじゃ…」
「誠君がいいんです…」
「…そうか、じゃあ俺が手を引いてるから」
あっち行けよお前と言葉を世界の方へ追い払おうとする誠でしたが、
誠と一緒にいたくてプールに誘った言葉は傍を離れてくれません。
あーあしょうがないな、とめちゃめちゃ嫌そうな顔で泳ぎを教え始める誠でしたが…
突然すっ転ぶ言葉!むぎゅーと誠に胸を押しつける体勢になってしまい大喜びの誠。最低だこいつー!
むぎゅううううう
「あっ…?」
「しっかりつかまって…」
「は、はい…」
「もっとしっかり…」
もっともっと俺に胸の感触を!とぎゅうぎゅう言葉を抱きしめる誠。
水が腰の高さくらいしかないプールでしっかりつかまる必要がどこにあるというのか。
というか言葉は嫌いなのに言葉の胸は好きなんだなこいつ…(´・ω・)
そんな2人を遠くから睨み続ける黒い影!
ぎゃああああああ!!とうとう世界の全身から暗黒のオーラが!マジで恐いよこの人
「は〜あ…」
「桂さんは?」
「あ、世界。ちょっとトイレに行ってて…」
言葉がトイレに行っている間、「ようやく邪魔者がいなくなったぜ」と溜め息をつく誠。
すると、1人になったタイミングを見計らってか世界が声をかけてきました。来んなバカ(えー
「いい雰囲気じゃない、手なんか回しちゃったりしてさー。私との特訓の成果が出てきたのかな」
「…」
「なーに赤くなってるのよ」
こ、こいつ!わざとらしく特訓の話を持ち出すなんて!
そんなこと言われたら、誠じゃなくても意識してしまうに決まってます。
世界との情事を思い出した誠は、とろんとした目つきで世界を見つめるように…
世界めそういう作戦か:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「お、俺もっと特訓しないといけないかも…」
言うが早いか尻をつかみました。
周囲には一般客が大勢いるのにこのバカは!
みんなよけろ!まことだけは ゆるせない!
これで世界の思う壺というやつでしょうか、このまま体を武器にして誠をたらし込んでしまえば…
「勘違いしないの!誠は桂さんと付き合ってるんでしょ!?」
な、なんと!?(゜д゜;)意外にも汚い手で触るんじゃねえ!とセクハラしてきた誠の手をぶっ叩き、
世界はその後もしつこく言い寄ってくる誠を、まったく相手にしようとしません
(C)ちばあきお/集英社
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じらし戦法かもしれない…(えー |
もっともっと誠がじれてからガブリと行くつもりなのか、それとも本当に誠に体を許す気はないのか…
相変わらず世界は何を考えてるのかよく分かりません
「うまっ!うんまぁー!女子の手料理ってだけで俺は幸せだ!」
「そ、そうかうまいのか…」
「ええ、たくさんありますよ」
お昼時、料理のへたくそな言葉が大量に作ってきたサンドイッチをほおばる一同。
幸せを噛み締めるように猛然と食いまくる泰介でしたが、誠は「このサンドイッチ食するに値せず!」と
早々に手を止めてしまいます。そして、誠の口元にケチャップがついていることに気づいた言葉は…
「…!い、いいよ自分でやるって…!」
「うふふっ」
ケチャップをふきふきとぬぐってあげますが誠はあからさまにウザがります
しかし傍から見ればただのバカップル。「いい彼女じゃない」と光たちは微笑ましげにそれを眺めますが…
またしてもダークネス世界発動!
誠たちのイチャイチャした様子を見るのも耐えられないといった様子です。ヒィー((;゚Д゚)ガタガタ
しかし世界の顔も恐いけど、それと一緒に見ると異様に明るい言葉の笑顔も相当恐く見えてしまうな:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
午後も十分プールで遊んだ誠たちは、そろそろプールからあがって帰ることにします
帰り道、「来週の日曜も心と三人で遊びませんか」と誠を誘う言葉でしたが、誠はやっぱり歯切れの悪い反応を…
それを見た泰介たちも、いよいよ誠が嬉しがってないことに感づき始めてしまいます
「誠…!ちょっと来なさい!あのね、みんな気を使ってあげてんだから
しっかりしなさいよ!」
「みんなって…清浦(刹那)や黒田(光)のことか?」
「そう。お似合いだって」
「そんなこと頼んでない」
いつものように世界のお説教タイム開始。うーんダークネス世界になったと思ったら、また世話焼き役に戻るのか(´・ω・)
「特訓までしておいてなに言ってんの!」
「そりゃしたけど…世界、お前分かってるだろ…?」
「何がよ…」
「だからさ…」
「分かんないっ!」
「世界…」
ああ誠キモい この困ったようなニヤけたような顔のキモさときたら!
「分かってるだろ?」っておずおずと気持ちを伝えるような物言いにもヘドが出ます。もうどうにかしてくれよ!
そして世界は、誠の意図するところが分かっていながらも、それに応じるつもりはないようで…
「もしかして、この前の特訓本気にしちゃったの?誠ってホント単純なんだから…!
触らせてくれれば誰でもいいんだ!」
「ち、違う!」
(C)冨樫義博/集英社
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どこが違う!? |
言葉を嫌いになったのはエッチさせてくれなくて疲れたから。
世界を好きになったのはすんなりエッチさせてくれたから。これほど分かりやすい例なんてありませんよ!
痛いところを突かれた時は、根拠もなく「違う!」って言っときゃ許されるなんて
そうは問屋が卸しませんよ(えー
「ダメだよ、誠は桂さんの彼氏なんだから」
「違う!俺たちはそんなんじゃなくて…」
「私たちは友達。それ以上でもそれ以下でもないんだから」
もう2度と私にHな話題振ってこないで、と誠に言い放つ世界。誠ざまーみろと言いたいところですが、
世界からすると、誠は完全に自分に傾いてきてるのにそれでも拒絶するっていうのは…ずいぶん意外ですね
というわけでそのまま帰路につく一同。泰介、世界、刹那は駅前から徒歩で、
誠、言葉、光は電車に乗って帰って行きますが…
しかし誠は、乗り換えで言葉たちと別れた途端に世界への気持ちが抑えられなくなってしまいます
決意めいた顔で「世界に会いたいんだ」「もう我慢したくないんだ」と世界にメールを送りまくり、
自宅とは反対方向の電車に飛び乗って再びさっきの駅前へ…
そして誠が駅前に到着すると、そこにはメールを見た世界も戻ってきていました
「なんでこっちに来るの…!?誠は桂さんと付き合ってるんでしょ!?」
「俺…世界が好きだ!」
告白と同時に抱きつき、そしてやっぱり尻に手を伸ばす誠。
こ、こいつはー!何度でも言いますけど、ここ駅前だからめちゃめちゃ人の目が多いんですってば!
なんでこう毎回人っ気が多い場所でエロい真似するんでしょう。公然わいせつ罪とかで逮捕されてしまえ:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「桂さんに悪いよ…」
「言葉のことはいいんだ」
「じゃあどうして先に私のところに来てくれなかったの…?
私、誠が桂さんのこと好きだって言うから応援したのに…」
「ごめん…」
「最低…」
「ごめん…」
「スケベ…」
「でも俺、世界じゃないとダメなんだ!」
(C)高橋和希 スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・NAS
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薄ら寒いその御託!
吐き気がするッ!
早く世界のターンを
終了させろ!! |
「○○じゃないとダメ」っていうのは、個人的にけっこうグッと来る告白のセリフなんですが
こいつが言うとおっそろしく寒い言葉に聞こえるのはなんでだろう:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
そして誠に対する罵りの言葉を並べながらも、結局は体を預けてしまう世界。
熱烈なキスをその場で交わした後、2人は世界の家へと向かい…
…('A`)…や、やりおった…
ついに2人は一線を越えてしまいました。同時刻、自宅で誠の写真を見ながら頬を染める言葉が哀れでしょうがないぜ…
本格的にドロドロになってきたところで次回に続く。
今回はホントにもう誠にいくつ罵りの言葉を並べても足りないな:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
次回サブタイがまたおっかねーことになってます。「明かされた関係」って…めちゃめちゃ修羅場になりそうじゃないですか
ここからが本当の地獄だ…(えー
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