■機動戦士ガンダムOO10話
「ガンダム鹵獲作戦」
「く、来るな…来るな…!こ、こ、来ないでくれぇーーーーっ!!
うわああああああーーーーっ!!…あ…うう…あ…」
「…?中佐、パイロットの意識が途絶えました」
ア、アレルヤ情けねえー!!
ソーマの桃色ティエレンが近づいてきた途端、情けなく悲鳴をあげまくりとうとう気絶!戦わずして敗北ですか!
頭痛を抱えながらももう少し粘ると思ってたのに…(´・ω・`)こりゃソーマが出てきたらアレルヤは使い物にならないな…
というわけであっさりとセルゲイ中佐たちに捕えられてしまったアレルヤ。人革連の輸送艦に積み込まれてしまいますが…
「なに…?敵輸送艦からキュリオスの反応…
まさか…敵に鹵獲されたのか!?
なんという失態だッ!!万死に値する!!」
ティエリア大爆発キター!無様をさらしたアレルヤにわなわなと怒りに震えるティエリア!
もう我慢できない!とアレルヤもろとも輸送艦を吹き飛ばそうと、極太ビーム砲の照準を合わせる!相変わらず容赦ねぇー!
しかしセルゲイ中佐たちも、せっかく鹵獲したガンダムを宇宙のチリにされてはかないません。
ビーム発射を妨害しようとソーマの桃色ティエレンがティエリアに迫る!
「中佐、ここは私に任せてください!」
「速い…!?新型か!」
ボヒュウウウボヒュウウウ!!
「邪魔はさせない!」
「2度もよけた!?」
ソーマを迎え撃とうとハイゾルランチャーを連射するティエリア、しかしソーマは驚異的な反応で回避しその懐に潜り込む!
この距離ならバリアは張れないなぁーー!!(by橘さん)
至近距離から弾丸をバコバコ連射!これにはバリア持ちのメタボ君もたまらずひるんでしまいます
「調子に乗るなァーーーッ!!」
ティエリア怒りの反撃ビーム発射!桃色ティエレンの片足を吹き飛ばすことに成功!
しかし遠距離の射撃精度が命のデュナメスと違い、近距離で暴れまわる桃色ティエレンは片足くらいなくてもなんとか戦えるようです
「ん…!?新手か…!」
「中佐!?」
と、その時部下をぞろぞろと引き連れたセルゲイ中佐が再び戦闘に参加!
しかしただ数を増やしたところで、メタボ君にとってはいい的で…
「舐められたものだァッ!!」
ボヒュウウウウウ!
「何ィ!?」
「発射までのタイムラグは承知している!」
なんと!?中佐の部隊全員すばやくメタボ君の砲撃を回避!完全にティエリアの攻撃パターンを先読みしていたようです
中佐たちが凄いのかティエリアのウデが微妙なのか:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
ガンダムマイスターで凄腕のパイロットってロックオンだけのような気がするぞ…(えー
バシュンバシュンバシュンバシュン!
そして四方を囲まれてしまったメタボ君は、次々と縛られまくり体の自由を奪われてしまうことに!ら、らめぇ!
「これしきの事でぇっ!!」
しかしグイグイと強引に腕を動かし敵に銃口を向けるティエリア!そのままビーム砲をブチかまそうとしますが、
すんでの所でソーマにビーム砲を弾き飛ばされてしまいます
「それでもぉ!!」
メタボ君の使い道はまだあるぜ!今度は肩のハイゾルランチャーを起動!
しかし中佐の部下たちにすばやく組み付かれ、またも不発に終わる結果に…
「だとしてもぉ!!」
今度はメタボ君パワー全開!強引にパワーだけで中佐達を引きはがそうとするティエリア!
一体どこまで力技なんですか!いくらなんでもティエリア、メタボ君のパワーに頼りすぎなんでは…
「このデカブツは…ティエレン6機の推進力を上回るというのか!?
少尉!首でも腕でも構わん、奪い取れ!」
「了解!」
「く…!やられる!?」
しかしとうとう年貢の納め時!ソーマ渾身の一撃がメタボ君に迫る!直撃はまぬがれないことを確信したティエリアでしたが…
「キャストオフ!!」 ばきーん
その時突然ティエリアの目が金色に変化!さらにメタボ君の装甲がパージされ、
ガンダムヴァーチェライダーフォームに変わってしまいました(えー
(゜д゜ )ポカーンと中佐たちがあっけに取られていると、ティエリアは肩から外れたハイゾルランチャーを拾って
中佐の部下たちを一発で粉々に!超スピードロボかと思ったら結局ごんぶとビーム砲かよ!
「作戦中止ィッ!撤退だ!」
残りの戦力でメタボ君捕獲は不可能と見た中佐は即座にトンズラ!なんとかピンチを脱したティエリアでしたが…
「ぐああああああ!!なんという失態だっ…!
こんな早期にナドレの機体を晒してしまうなんて!計画をゆがめてしまった…
あぁぁ…ヴェーダぁぁ…!うう…ううう…俺は…僕は…うう…私は…」
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泣いちゃったよこの人!なんか情緒不安定で危ないやっちゃなあ…
なんというか、クソマジメすぎて逆に病んでるみたいですけど大丈夫なんでしょうか
それにしても最後の「私」っていうのがちょっと気になるところ…
作中でも美形キャラっていう設定だし、実は女性ってことも十分ありえそうですね
でもそうなったら腐女子のお姉さんたちはどんな反応をするんだろう:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「聞こえる…声が…そうだ…そうだこの声は…あの時の女の声だぁッ!!」
一方その頃、捕えられていたアレルヤはハレルヤモードに覚醒!輸送船をメチャメチャに破壊してあっさり脱出してしまいます
以前「ハレルヤになると髪の分け目が変わる」と教えてもらいましたが、なるほどその通りだなあ
左目が見えてる時がアレルヤ、右目が見えてる時がハレルヤなんですね
「見つけたぜェ…!さんざんぱら俺の脳量子波に干渉して来やがって!
テメーは同類なんだろ…!?俺と同じ、体をあちこち強化され
脳をいじくり回されて出来たバケモノなんだよォォッ!!」
そしてハレルヤは、戦闘宙域を離脱しようとしていたソーマとセルゲイ中佐を急襲!
やはり片足を失っていては本調子でないのか、ソーマはハレルヤにいいように痛ぶられてしまいます
「中佐!少尉と共に離脱してください!」
「なに!?ミン中尉ーッ!!」
その時、中佐部隊の生き残り・ミン中尉が特攻覚悟の突撃でソーマを救出!
自分の命よりもソーマと中佐を救うことを優先したミン中尉。
ミン中尉決死の行動を無駄にしないためにも、中佐とソーマは断腸の思いでその場から撤退していくのでした
「なんだぁ?仲間見捨てて行っちまうのかぁ?やる事が変わらねーよな人革さんはよぉ!」
「いつかお前たちは報いを受ける時が来る…!
我々が築き上げて来た国を、秩序を乱した罰を!」
「そんな大層なモンじゃねーだろぉ?人を改造して兵士にするような社会に
どんな秩序があるってんだ?そんで俺は女に逃げられて少々ご立腹だ…
楽には殺さねーぞォ!!」
「う、うわっ!うああ…うわああああっ!!」
こ、これはひどい!身動きの取れないミン中尉に対して、ハレルヤの残酷な処刑タイム開始!
ミン中尉に死の恐怖を嫌というほど見せつけるために、一思いには殺さずゆっくり確実にコクピットへ剣を突き入れていきます。なんてことを!
「どうよォ!?一方的な暴力になす術もなく命をすり減らしていく気分は!」
「や、やめろ…!ああ…あああ…!やめてくれええええええっ!!」
「ヒャハハ!こいつは命乞いってやつだなぁ〜!
最後はなんだ、ママか?恋人か?今ごろ走馬灯で子供の頃からやり直してる最中かぁ!?」
悪魔か貴様ー!こいつは良心ってもんがないのか!
人の命をもてあそぶのが楽しくてたまらないといった感じです。こいつスパロボに参戦したらカミーユに殺されるな:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
《やめろ…ハレルヤ…!》
「あ?待てよアレルヤ。今いい所なんだから」
《やめてくれ…!》
「何言ってんだよ?お前ができないから俺がやってやってんだろ」
《やめるんだッ!!》
「………そうかい、分かったよアレルヤ。まったくお前にゃかなわねえよ…
なんてなァ!!」
ズシャアアアアアア!!
「ヒャーッハッハッハッハ!!楽しいよなぁアレルヤ!
アァルェルゥヤァァアアアアア!!」
こ…こいつひでえーー!!ミン中尉を助けると見せかけて思いっきり剣を押し込むハレルヤ!外道にもほどがある!
しばらくしてハレルヤから元の人格に入れ替わるアレルヤでしたが、
ハレルヤのしでかした罪の重さを痛感し、精神的に打ちのめされてしまうのでした
「なぜだ…なぜなんだハレルヤ…どうしてそんなに人を殺したがる…!?
それが僕の本質だとでもいうのか…?もしそうなら僕は…人でなしだぁ…!」
あんたまで泣いちゃうのかよ!なんていうかこらえ性のない人達だな…我慢しなさい男の子でしょ!(えー
「くそ…ようやく7機…!アレルヤは無事なのか…ティエリアは…!?」
「これで9機…!はっ…?撤退信号か!」
そして苦戦を強いられていたプトレマイオス組も、人革連が撤退を開始したことによりようやく一安心です
それにしても、自分もピンチな状況なのに仲間を気遣うロックオンさんはさすがだな
最悪の機体コンディションでも刹那と同じくらい撃墜してるし、性格的にも能力的にも頼れるのはこの人だけだわ:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「ヴァーチェを発見しました!」
「ナドレを使ってしまったのね…!?ティエリア…」
無事にティエリア、アレルヤと合流できたプトレマイオス。
しかし2人ともさっき受けたショックが大きすぎて、うつ病のようにぼーぜんとしていました
「たまらないのよこういうの…!また間違えてしまった…本当どうしようもないわね私って…」
艦長さんまで年甲斐もなくボロ泣きですか!
なんかもうみんなわんわん泣いちゃって大丈夫かこの組織…
秘密兵器を晒してしまい茫然自失のティエリア、
ハレルヤが言うこと聞いてくれなくて落ち込むアレルヤ、
セルゲイ中佐に作戦を読まれて涙目のスメラギ、
死んだ両親の命日でブルーなフェルト、
戦闘にビビリまくって役に立たない地味子、
ポンコツデュナメスの操縦で神経をすり減らしたロックオン、
一人だけピンピンしてる刹那と先行きが不安すぎるぜ…次回に続く!
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