ゼロの使い魔
双月の騎士4話 「ヴァリエールの三姉妹」
「ルイズ!ちびルイズ!さっさと支度しなさい、家に帰るのよ!」
「エ…エレオノールお姉様!?ちょ、ちょっと待ってぇっ!」
ある日の朝、いきなりルイズの部屋にキッツイ目つきのメガネ女が飛び込んできました
それはルイズの姉のエレオノール。いかにも傍若無人な雰囲気の彼女は、問答無用でルイズと才人を部屋から引きずり出すと
いきなり2人を馬車に乗っけて学園を後にしてしまいます
さらに、出発の時たまたま通りかかった腹黒さんまで「いいこと思いついた、お前旅の間私の世話しろ」と
強引に3人の旅路に同席させることに…
「シエスタ、どうかしたの?この頃元気ないね」
「…私、才人さんの本当の気持ちに気づいてしまったんです。
才人さんはミス・ヴァリエールを…だから私、もう才人さんのことは…」
狭い馬車で腹黒さんと一緒になりニヤける才人でしたが、腹黒さんは「そんな気分じゃないんだよ」とつれない態度。
どうやらもう才人のことはすっぱりと諦めるつもりのようです。ついにシエスタも腹黒を卒業する時が!(えー
「お帰りなさいルイズ、すっかり綺麗になって…」
「ちい姉様!お久しぶりです!」
「す、すっげえ美人…しかも…うっへへへへ」
実家に着いた一行を出迎えたのは、エレオノールとは正反対に穏やかな雰囲気の次女・カトレアでした
ここでも才人はカトレアのスイカおっぱいにメロメロ。このエロ小僧がー!美人に会うと必ずこうだな才人(´・ω・`)
「まったく軍事教練だのなんだの、魔法学院も尋常じゃないわね。
あんなところにはもう置いておけないわ、やっぱりルイズにはさっさと婿を取らせましょう」
「どうしてそうなるの!?」
あんな野蛮な学校もう行く価値ねーなと、ルイズの縁談についてあれこれ指図するエレオノール。
今回ルイズを連れて帰って来たのもそれが目的だったようです。
結婚なんて冗談じゃないと反抗するルイズでしたが、凄い剣幕でまくしたてるエレオノールに口の勝負ではまるで敵いません
「ルイズのことは父親が戻ってから決める」という母親の鶴の一声で、その場はなんとか事なきを得たルイズでしたが…
(才人さんがミス・ヴァリエールを好きなら身を引こうと思ったけど、
二人の仲は進展してないみたいだし…私だって女としては対等だわ!)
ええー!?(゜д゜;)もう気が変わったのかよ腹黒さん!
なぜに突然そんな心変わりを!?屋敷についてからは「結婚しろしろしろしろ」「やだやだやだやだ」くらいしか
ルイズ達の描写はなかったんですが、なにが腹黒さんを駆り立てたというんですか!
そうと決まれば善は急げ。腹黒さんはその晩、才人の部屋に忍び込んで夜這いをすることにします
一介のメイドが貴族の豪邸で夜這いだなんてなんて遠慮のない…(えー
まあ、魔法学院だと才人はルイズと一緒のベッドで寝てるので
夜這いするチャンスは、別々の部屋で寝てる今くらいのもんかもしれませんが:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「眠れないの?誰かのことを考えていたんじゃない?あなたが連れてきたさっきの男の子かしら」
「ち、違うわ!ただの使い魔だもの、好きなんかじゃないもの!」
「あら、誰も好きだなんて言ってないのに…行ってらっしゃいな、あなたの今の居場所に」
「…」
一方その頃、カトレアと一緒の布団に入っていたルイズは才人を意識して寝付けずにいました
口では才人を好きなことを認めようとしないルイズでしたが、優しいカトレアに後押しされて遠慮がちに才人の部屋へ向かいます
「…(もぞもぞ)」
顔を真っ赤にしながら、無言で才人の布団に潜り込むルイズ。
そのまま身を預けていると、ずずいっと相手の方へ抱き寄せてられてキスを交わしますが…
「……ん?」
「才人さん…?」
「えええええええええええ!?」
き、貴様なぜここにー!!布団の中に潜っていたのは才人ではなく腹黒さんその人!
お互いに相手は才人だと思ってキスしてしまった2人。腹黒さんが来た時すでに、才人はこの部屋にはいなかったようです
「ど、どどどど、どうしてあんたが!なんであんたが才人のベッドにいるの!?」
「さ、才人さんに…才人さんに呼ばれたんです。そうです、才人さんに…
今夜俺の部屋に来てくれって呼ばれて来たんですっ!!」
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こ、この腹黒がー!!オロオロと言い訳を考えているかと思えば、
「どうせならこの女には消えてもらうか」とルイズへの精神攻撃へ切り替えてきました。まったく女の争いってやつは…
腹黒さんの捏造話に愕然としてしまうルイズ。茫然自失のままカトレアの部屋へと戻り、
姉の胸に突然飛びつくとせきを切ったように泣き出してしまいました。腹黒さんあんた外道だよ!
「ルイズの部屋は…これか…?」
その頃才人は、どうやらルイズと同じ理由で眠れずにいたようで、
ルイズの部屋を目指して屋敷の中をウロウロ歩き回っていました。
しかしルイズの部屋が一体どこなのか見当もつきません
せっかくだから俺はこの赤の扉を選ぶぜ!と直感で手近な部屋のドアを開けてみると、
よりによってエレオノールの部屋へ入ってしまうことに…お前殺されるぞー!
「ルイズ…?ルイズだよな?さっきの婿を取るって話だけど…」
「ン…うぅ…?」
《ずっと君に会いたかった!婚約解消を後悔していたんだ!》
「は…伯爵様…!?あ…あああ…!ああお願い、何も言わずに抱いてぇっ!」
「い…いきなり!?しかも実家で…マジ!?」
チクショウなんてこったエレオノール最高に可愛いじゃないか!(えー
むにゃむにゃと寝ぼけていたせいで、才人のことを最近フラれた伯爵と勘違いしてしまったエレオノール。
普段の傍若無人で高慢ちきで自分勝手な性格が、好きな男の前だとこうも従順になるなんて…
このギャップに萌えずにいられるか!ツンデレ度だけならルイズの上を行きますよ
「(さわさわ)…?こんなもんだっけ?」
エレオノールに抱きつかれたままベッドへダイブインした才人でしたが
その胸の感触は、朝に触ったルイズの胸よりさらに物足りないものでした
なんてこった!そんなに小さいのかエレオノール!そこまで行くとジャスミンといい勝負だな…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「きゃああぁあああぁあっ!?へ、平民がどうして私の部屋に!
お行儀の悪い平民にはお仕置きが必要のようね…!」
「ご、ご、ごめんなさい!もうしません!許してっ!
お姉さんには金輪際近づきません!こっちから願い下げだし…!」
な、なんと言った貴様ー!!(゜д゜;)言うに事欠いて願い下げだと!
誰彼構わず欲情しまくってた才人がエレオノールにはこんなことを言うとは。
やっぱり胸か!胸のない女に用はないってことなのか!これだからおっぱい星人は…(えー
「あ〜〜いってぇ!ホントに強烈だよな、あの姉さん…」
結局その後エレオノールに鞭でさんざんしばかれた才人。ヒリヒリ痛む体の傷をあちこちさすりますが、
5秒もせずに顔の傷はあっさり完治。なんてギャグマンガの生命力だ!
「ルイズ、どうしてるかな…」
「お邪魔してもよろしいですか?」
「は…はいィッ!どうぞ!!」
そんな才人の部屋になんとカトレアが登場!才人はエレオノールの時とうって変わって大歓迎の様子です。
そんなに好きか、そんなに巨乳が好きかー!私も好きだけどさあ:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
しかし、カトレアからルイズが屋敷を飛び出してしまったという話を聞いて、才人も段々と真剣な顔つきになってきます
そう、この日には父親も交えてルイズの今後を話し合ったのですが、
「どうせ魔法の才能ねーんだしさっさと学校やめて嫁行けや」と、父親もエレオノールと同意見だったのです
というかルイズ母若すぎだろコレー!!
エレオノールが今27歳だから、20歳前後の頃それを生んだとして…ご、ごじゅう!?(゜д゜;)この見かけで50だと仰いますか!?
50歳でこれだけ若く見えるなんてビリーブランクスくらいしか思いつかないな:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「ルイズ、行くぞ…帰ろう。お姉さんが馬車を用意してくれたって」
「才人…?もうやだ、才人なんて知らないもん…!」
「なに言ってんだよ…」
「虚無の魔法のこと家族にも言えないなんて…頑張っても誰も私を認めてくれないのよ!もう嫌ぁ…!」
池のほとりに隠れていたルイズを迎えに行く才人でしたが、ルイズはテコでもここを動きそうにありません
才人は自分よりも腹黒さんのことを選び、家族からは才能ないだの結婚しろだの言われ、
どこにも居場所がなくなってしまったルイズ。もはやここでグスグスと落ち込むことしかできません
「まったく…俺が認めてやる、俺がお前の全存在を肯定してやる!
だから立てっての、ほら」
「…嘘つかないで、メイドを呼び出してたくせに。あの子の方がいいんでしょ!」
「はあ?バカかお前は!誰が好きでお前みたいなワガママ娘の
ご機嫌取ってるんだよ!誰が好きでお前みたいなぺったんこの
ご主人の使い魔やってると思ってんだっつうの!」
「よ、よくも言ったわね!?」
「ああ何度でも言ってやるよ!戦争だの任務だの、
おまけに婿を取るだの付き合ってられねーよ!」
あ…あの才人さん…?(゜д゜;)「すべてを肯定してやる」って言ってるそばから
いきなり悪口の一斉射撃じゃないですか!どうかここは穏便に言葉のブレーキを…
「だったらどこへでも行けばいいじゃない!」
「〜〜っ…!好きなんだよッ!!
お前のことが好きなんだよ!顔見てるとドキドキするんだよ!
それをてめえ…メイドだのなんだのゴチャゴチャ言いやがって!」
ブレーキどころかアクセル全開いったー!!
勢いにまかせてそのまま告白まで突っ切ってしまう才人。しかしよくやったと言ってやりたい
突然のことに「え?え…?え…?」とルイズは頭の回転がついて行きません
しかし冷静になって考えてみれば、腹黒さんに取られたと思っていた才人が自分を好きだったということは…
つまり才人と一緒に学院へ逃げてしまえば何の問題もないということになるのでは(えー
「ちょ、ちょ、ちょちょちょちょっと待って…あ、あのね、うんとね…
え、ええと、つまりあれよね…あんたはご主人様を好きということにより
忠誠を誓ったのだから、ご、ご褒美は必要よね…」
「…?」
「い、いいい、一箇所だけ…ご主人様の体、一箇所だけ好きなとこ触ってもいいわ…」
(C)細井雄二/講談社
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くれてやるぜ俺の体を!
触ってきやがれーっ!!(えー |
「よかろうー!!」と辛抱できない様子でルイズに覆いかぶさる才人。
一箇所だけと言われたにも関わらず、何度も何度も繰り返しルイズに甘いキスを…
って待ってくださいよ、一回だけじゃなくて一箇所だけということは、
その一箇所だけなら回数無制限でおさわりOKということなのか!?マ、マーベラス!(えー
「んむぅ…ちょっと、ダ、ダメぇ才人…あんちょっと、こら…」
「好き…好き…好き…大好き…」
「ダ、ダメ、そんないきなり…ひゃっ…あぁ…もう…調子に乗ってんじゃないわよぉ…」
あまーーーーーーーい
甘すぎてもう画面を直視できませんよ!顔から火が出そうとはこのことか。
今の私なら顔面でやかんの湯とか沸かせるね。温度で言うならゼットンの一兆度の火球を超えたね(えー
そのままゆらゆらとボートに揺られて行き、やがてゆっくりと対岸に着いた2人。
夢心地のルイズが少しずつまぶたを開いていくと…
こ、この恥ずかしい状況は一体!?
いつから見てたんだあんた達ー!!こともあろうに親にラブシーンを見られてしまうとは…
穴があったら入りたいどころか、こんなもの見た日には「あぁ…死にてーわ…」って気分になるだろうな(えー
「打ち首にしなさい」
「はっ!」
しかし可愛い我が子を死なすわけにはいかないので才人を死なすことにしたお父様。
一斉に使用人たちをけしかけますが、才人もむざむざ殺されまいとゲキリュウケンを引き抜きリュウケンドー来神!
ガンダールヴの力を発揮した才人は、驚異的な跳躍力で使用人たちを飛び越えると
ルイズを抱えて即座にトンズラ。腹黒さんとカトレアが逃げ道を用意してくれたおかげで、無事に追っ手を振り切ることに成功します
それにしても腹黒さんが素直に2人を助けてくれるなんて…(えー
(才人さんを幸せにしてあげられるのはこの私…!
女としての魅力でミス・ヴァリエールに勝ってみせるわ…!)
腹黒ビッグバンキター!!
「今はつかの間の恋人気分を味わうがいい!」みたいなこと言ってるし、黒すぎるよこの人!
今までは半分ネタで腹黒腹黒言ってたけど本当に黒いなー(´・ω・`)次回からもっと過激な攻めに出るつもりなんでしょうか
しかしゼロ魔2期は正直いまいち面白くないなーと思ってましたけど、今回で一気に盛り返しましたね
才人の告白→キスキスキスキスの盛り上がりは神すぎ。興奮しすぎて死ぬかと思いました
あとアンリエッタとアニエスが出てこなかったのも大きいかもしんない(えー
この2人、2期になってやたら出番が多くなった割に魅力を感じないからなあ:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
こいつらよりも、キュルケとかタバサとかのキャラを掘り下げたエピソードを用意して欲しいですよ。戦闘だけの助っ人じゃなくてさ
特にアニエスは才人とかモンモンとかコルベール先生とか、1期から馴染みのあるキャラを次々と酷い目に遭わせてるので
ちょっとあの新入りチョーシこいてねー?的な気分になってしまうというか…(えー
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