ゼロの使い魔 双月の騎士1話 「女王陛下のゼロ」

皆さんお待ちかねゼロの使い魔第二期がスタート。どうやら前期が終わった時点からそのまま続く形での始まりのようです

「ルイズのいない日本なんて…!帰ってきても意味がねえよ!」

いきなり夜中に大絶叫をあげて目を覚ます才人。ルイズを置いて日本に帰ってしまった夢を見て、思わず飛び起きてしまったのです

「ん〜…才人、どうしたの…?」

「ル、ルイズ!?よかった!お前がどっかに行っちまったかと思って!」

ウワーン恐い夢見ちゃったよママーとルイズに飛びついて力の限り抱きしめる才人。
何がなんだか分からないルイズでしたが、とりあえず才人の熱烈な愛情表現にまんざらでもなさそうです

「あ、あんたのこともう床で寝かせたりムチで叩いたりしないから。
 これからはあんたもメイドとか他の女の子は見ないで、
 私だけを見るようにしなさい!」

「あ、ああ…分かった」

ルイズはそう言うとポンポン布団を叩いて才人を隣に寝かせます
今まで犬っころみたいに寝かせてたのが添い寝にレベルアップかー!!
まるでレベル1ではぐれメタルを倒したかのような数段飛ばしの待遇の違いですよ(えー
なんというか冒頭からいきなり2人はどっから見ても恋人同士って感じですな





そしてアンリエッタ姫が新たな女王となる即位式の日。それを祝福する大規模なパレードが行われ、2人も身支度を整えますが
ルイズは出かける前に何やら才人に送り物があるようです

「なあ早く行こうぜ、姫様のパレード終わっちまうよ」

「さ、才人…あんたにプレゼントがあるの。ありがたく受け取りなさい!」


(C)和月伸宏/集英社・武装錬金製作委員会

貴様もいっぺん
死に臨んでみろ!
意外と恍惚で
病みつきだぞ!
(えー

なんだかどこぞの変態ホムンクルスのような妙なマスク(メガネ?)を才人に手渡すルイズ。
話を聞けば「昔からヴァリエール家に伝わる魔法のメガネ」だそうです
つまり装着すると特別な効果があるってことでしょうか?ウルトラセブンに変身するんでしょうか?(えー
ルイズに言われるがままにメガネをつけてみる才人。つけた瞬間何かが起こるわけではないようですが、
とりあえずルイズと一緒にパレードへ向かうことにします

「お?シエスタ!良かったら一緒にパレード見に行かない!?」

学院を出た二人の前に腹黒さんの姿が。放っておけばいいものを才人はルイズを置いてトタトタ駆け寄ります
しかし勝手に2人でイチャイチャしてろボケとあっさり才人の誘いを断る腹黒さん。
冷たいこと言わないでよと食い下がる才人でしたが…

な、なにィ!?腹黒さんの胸がやたら巨大に!
まさかメガネを通すと女の子が胸ボーンに見えるというのがこのメガネの効果なのか!?
さては自分の幼児体型にコンプレックスを持つルイズが、自分をナイスバディに見せようとして…

ピコーンピコーンピコーンピコーン

「あ、あれ?なんだこれ!?」

「メデューサのメガネはマジックアイテムなの…
 送り主である私以外の女の子をいやらしい目で見ると、
 周りの宝石が光るようになってるのよ…!一体どこを見てたの…?
 そのメイドの顔かしら?それとも胸…!?ああそうなのそうなの…
 お、お、お乳を見てたなんて…そんなに大きいのがいいんだ…?
 大きい乳が好きなんだ…?大きければ大きいほどいいんだ!?」

すいません悲しいことにまったくその通りです(えー  
メガネの効果は煩悩探知機だったのか…ということはシエスタの胸は元からあんなどでかいサイズだったと!?嘘をつくなー!
そして怒髪天を衝いたルイズの杖に破滅の光がみるみる集まっていく!食らってくたばれ磁光真空剣!

ボガオオオオオオオオ!!

怒りの爆発魔法をモロに食らってズタボロにされる才人。そのままズルズルとルイズに引きずられていきますが…

なに勘違いしているんだ?

ひょ…?

まだ俺のバトルフェイズは
終了してないぜッ!!
速攻魔法発動!
バーサーカーソウル!!
こいつは才人が浮気した
モンスターの数だけ
追加攻撃できる!
さあ行くぜまず一枚目!
ドロー!モンスターカード!
モンモランシーを
墓地に捨て追加攻撃!!

ぐえああああ!!

ボゴオオオオオオオ!!
二枚目ドロー!
モンスターカードッ!!

あ…ああ!?
ぐわあーーーっ!!


ボゴオオオオオオオ!!
三枚目ぇ!
モンスターカードォッ!!

ぐわああああーっ!!

ボゴオオオオオオオ!!
ドロー!モンスターカード!!

うぐああああああ!!

ボゴオオオオオオオ!!
ドロー!モンスターカード!!

があああああ!!

ボゴオオオオオオオ!!
ドロー!モンスターカード!!

うわああああああ!!

ボゴオオオオオオオ!!

…あ…ああ…
ドロー!モンスターカ…

もうやめてルイズ!
とっくに才人さんの
ライフはゼロよ!
もう勝負はついたのよ!


放せぇぇっ!!

モンモン、キュルケ、タバサ、学園中の女子生徒、そしてパレードの中のアンリエッタ…
見境なしに欲情しまくる才人に、次々と怒りの鉄槌を叩き込んでいくルイズ。
しかし、パレードのど真ん中でバカでかい爆発魔法を使ってしまったのは大きなミスでした

「曲者だ!陛下をお守りしろッ!!」

アンリエッタの目の前で起きた大爆発に、「アンリエッタ暗殺を企てた不届き者」として才人は直ちにお縄を頂戴してしまいます
しかし、一緒にいたルイズはなぜか咎められることはなく、才人一人だけが牢屋にブチ込まれることに…
「爆発は私が起こしたの!才人を返しなさい!」と兵士たちに怒鳴るルイズでしたが、まるで取り合ってもらえません





「は〜あ…何がプレゼントだ、俺ってやっぱしこういう扱いなんだな…」

爆発のとばっちりで壊れてしまったメガネを片手に、牢屋の中でしょげかえる才人。
俺みたいなろくでなしが光を掴もうと思ったら、痛いしっぺ返しを食らうことになる
やさぐれライダー矢車さんのようなネガティブ思考に陥っていると、そこへ意外な訪問者が…

「才人さん、才人さん…」

「わっ!じょ、女王陛下!?どうしてここに!」

「才人さん、あなたにどうしてもお願いしたいことがあるんです」

なんと女王になりたてのアンリエッタがじきじきに才人の下へ懇願に。さては俺のハーレムの一員になりたいんですね!?
またもおピンクな妄想を始める才人でしたが、「さあ俺の胸に飛び込んでおいで!」という才人を
アンリエッタは軽くスルーして話を続けます

「この度の戦いでアルビオン軍を打ち破ったあなたの力を、私に貸してはくださいませんか?
 今は国中が戦争一色に染まっています…特に軍はこの機を逃さず、
 こちらからアルビオンに攻撃せよと主張しています。でも私は戦争は避けたいのです…
 才人さん、私の数少ない味方の一人になってください」

そう、前シリーズのアルビオンとの戦争は、黒幕のクロムウェルとワルドを倒してハイおしまいとは行かなかったのです
そのクロムウェルも独房の中で何者かに暗殺され、トリステインをとりまく不穏な動きは収まる様子がありませんでした
そうまで頼まれては仕方がない、と才人は快くアンリエッタの頼みを受けることにしますが…



「協力していただく代わりに、何か欲しいものがあれば何でも言ってください」

「え!?な、なんでも…?」

「はい、私に出来ることでしたら何でも…」

な、なんということを!そんなこと言ったら一生俺のものになれとか答えるに決まってるじゃないですか!
案の定アンリエッタの胸を煩悩にまみれた目で凝視する才人。
というかさっきの腹黒さんと同じで、アンリエッタの胸も前期よりはるかにでっかくなってるなあ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「じゃ、じゃあ…」

「才人…」

「おわ!?ル、ルイズ!ま、待て誤解だ!誤解ですルイズ様!?」

そこへゆらぁりと暗いオーラをまとってルイズ登場!デレデレ笑っていた才人は一転して顔面蒼白です
命ばかりはどうかお助けを、とルイズに命乞いを始めますが…



「さ…才人ぉぉっ!バカ…バカ…才人のバカ…!よくもこの私を心配させたわね…」

ガード不能即死スーパーコンボ!号泣しながら抱きついてだだっこパンチ炸裂!こいつは強力すぎる!
そう、ルイズは自分のせいで牢獄行きになってしまった才人があまりに心配で、
才人がアンリエッタにデレデレしていたことなどまったく目に入っていなかったのです

ともかく才人は無事に釈放されることになり、学園まで馬車で送り届けてもらう2人。
すでに日はとっぷりと暮れ、あとはもう風呂入って寝ようやといった時間ですが…

「今後2人への指令は銃士隊の者が務めます。お2人の暗号名は”ゼロ”。
 それから平賀才人…今日のところは大目に見るが、今後女王陛下に不埒な真似をしたら容赦はせぬぞ」

帰り際に余計な一言を残して去って行った銃士隊隊長・アニエス。あんたって人はー!
かくして才人の下心はルイズにバレバレとなってしまい、一晩中お仕置きという名の鬼畜なSMプレイに晒され続けるのでした

わわわ忘れ物〜♪…うぉあ!?
すまん…ごゆっくりぃぃぃぃ!!

「ヴァリエール殿!…ううっ!?し、失礼した。だが緊急事態につき許されよ!
 女王陛下が何者かにさらわれてしまったのです!」

その翌朝、大慌てで馬を飛ばして戻ってきたアニエスの口から驚くべき報告が。
女王が就任してたったの一日で誘拐されるという由々しき事態。
これも国家転覆を狙うゴルゴムの仕業か!変身せよ仮面ライダーブラッ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン 次回に続く!



とりあえず一話としてはこの先かなり期待できそうな内容でした
前シリーズではほとんどツンツンしっぱなしで、才人にあまり本心を見せなかったルイズでしたが
今回はツンデレの醍醐味みたいな萌え描写の連発で、見てるこっちがニヤニヤしすぎて顔が痙攣しちまいそうですよ(えー
ただ、ひとつ違和感があったのは才人の性格かな…今回の女は俺の子を産む機械ですみたいな超ナンパぶりは
なんだか才人らしくないなと思いました。前シリーズの才人は、女の子の方から言い寄られると弱いけど
自分からは基本的にどの女性キャラにも友達として接してたように思うので…。
今回の見境のなさはどうしたんだろうなーと少しだけ心配です

ゼロの使い魔 双月の騎士2話 「風と水の誓い」

「一体どういうことなの!?姫様がさらわれたなんて!」

「私の責任です…現在私の部下達が追っています、
 陛下をさらった賊はラグドリアン湖の方へ向かっているようです」

大事な姫の誘拐と聞いてはいてもたってもいられないルイズ。すぐに事情を問いただしますが
犯行の瞬間は誰も目撃していなかったようで、アニエス達も分かっているのは犯人の逃げた方向だけのようです

その姫をさらった人物とは、なんと前シリーズでワルドに殺されたウェールズ皇太子でした
死んだはずの人間が突然なぜ!?悪霊退散悪霊退散!すぐに呼びましょ陰陽師!(えー
「あの時死んだのは影武者だったんすよー」と語るウェールズ。そんなバカなと困惑するアンリエッタでしたが、
ウェールズの甘い思い出話を聞くうちに、本人だと確信してホイホイついて行ってしまったのです

関係ないですが、前回あれだけムチでズタボロにされた才人が当然のように無傷になってて吹いた
なんてギャグマンガの生命力だ

「のんびりしてる場合じゃないでしょ!アニエスに早く追いつかなきゃ!」

一足先に馬で出発したアニエスに続いて、ルイズと才人も姫様を追ってゼロ戦で出撃!えー!?
ぶいーんと空の旅を続ける2人。しかしせっかく狭いコクピットに2人乗りなのに密着度が足りません
この辺はもっとゾイドジェネシスを参考にするべきだろ!(えー

「王宮から姫様がさらわれるなんて…そういえばこの前、
 姫様から王宮内にスパイがいるらしいって聞いたけど、そいつが手引きしたのかな」

「私も聞いたわ、アンドバリの指輪も盗まれてしまったって…」

「え?確か偽りの生命を死者に与えるマジックアイテムだって言ってたよな…そんなもの何に使うんだ?」

「だから死者を操るためでしょ?」

「なんのために」

「知らないわよ…」

ほー、ルイズ達の話からすると、どうやらあのウェールズはアンドバリの指輪によって何者かの傀儡と化してしまったようです
アンドバリの指輪と言えば、前シリーズでクロムウェルが乱用していた洗脳の指輪…ってあれ?(゜д゜;)死者を操る?
確かルイズとかアルビオンの兵士とかタバサ&キュルケとか
めちゃめちゃあれで洗脳されまくってたじゃないですか!
「あんなの死人以外に使い道ねーじゃん」って一体どういうこと!?まさか指輪の設定が変わったとか?
ンモーそんなキン肉マンの作者みたいなことは勘弁してくださいよ(えー

「そんなことより早く追いつかなきゃ…」

ガタガタガタガタプスプスプスプス

「ちょ、ちょっと何やってんのよ!」

「し、知らないよ!ゲホッゲホッ、や、やばい…墜落するぞ!」

突然ゼロ戦からもうもうと黒煙が!整備不良だったのをムリヤリここまで飛んで来たので、とうとう機体にガタが来てしまったのです
プロペラも止まって絶体絶命!ゼロ戦はまっさかさまに地面に落ちて2人は一巻の終わりに!

と、思いきやふわりと風の魔法に包まれるゼロ戦。ピンチと言えば長門さんの出番です
タバサは鬼気迫る様子で学園を飛び出していったルイズ達を見て、力を貸すためにわざわざ後を追ってきてくれたのです
タバサってなんだかドラえもんみたいなポジションだな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「下…」

「あれは…姫様!?ウェールズ皇太子も!?ウソ…!」

「バカな、皇太子は死んだはず…まさかアンドバリの指輪で!?」

気がつけばすでにウェールズ達はゼロ戦のすぐ真下。着陸してウェールズ達の行く手を阻む才人たちでしたが、
ルイズの説得にもアンリエッタは応じてくれそうにありません

「姫様、こちらにいらしてください!その者はウェールズ様ではありません、
 皇太子の亡霊です!」

「ルイズ、おかしなことを言わないで!亡くなったのは影武者だったのです、
 この方は本物のウェールズ様です!」

↓今のウェールズ

↓昔のウェールズ

どう見ても本物じゃねえっすよそれ!
まさに恋は盲目と言うべきか、ウェールズの草加雅人のような黒い笑みからは、以前の高潔な雰囲気はまったく感じられません
というか昔のウェールズはえっらい美形だな…右上の画像とかアンリエッタより美少女に見えるから困る:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「なんだかよく分かんないけど…」

「話しても無駄」

ドヒュドヒュドヒュドヒュ!

な、長門さん容赦ねえー!姫が何をほざこうがお構いなしにウェールズへ攻撃魔法を発射!
先制攻撃をモロに食らったウェールズは、氷の刃で全身串刺しに!こりゃ死んだな…

ズズズズズズズズ…

「無駄だよ…君たちの攻撃では僕を傷つけることはできない!」

なんと。全身穴ボコとなったウェールズの傷があっと言う間に元通りに!
さすがアンデッドモンスターといったところでしょうか、生半可な攻撃ではすぐに傷を再生してしまうようです
こういう敵を倒すには跡形もなく吹き飛ばすというのがお約束。
姫様の目の前でやるというのも気が引けますが、今度はキュルケと同時に強烈な魔法の発射態勢に入る!
同時攻撃(ダブルアタック)だーっ!!

「これならどう!?」

「…」

「右手からメラゾーマ!」

「左手からバギクロス!」

「「火炎竜巻メラゾロス!!」」

「無駄と言ったはずだァッ!!」

キュルケとタバサの合体魔法をなんかバリアーみたいなのでやすやすと防ぐウェールズ!
さらに反撃に放った風魔法で、キュルケとタバサを一発で片づけてしまいます。やたらとつえーなこの人
ゼロ魔では「魔法を使えるのは貴族だけ」って設定ですから、やっぱり貴族の頂点である王族ともなると相当な使い手なんでしょうか

「キュルケ、タバサ…!姫様、今のを見たでしょう!?
 それは偽りのウェールズ様なんです!」

「い、いいえ…いいえ!そんなはずないわ!
 私を、このアンリエッタを永遠に愛してくださると…!」

「騙されてはダメですッ!」

「ルイズ…あなたは誰かを本気で愛したことがある?
 本気で愛したら何もかも捨ててついて行きたいと思うものよ…!
 だからどうか行かせて!これは女王の命令よ…
 私のあなたに対する最後の命令よ!道を開けてちょうだい!」

「寝言は寝てから言えよ…そんなものは愛でもなんでもないだろ!!」

才人吼える!やはりここぞと言う時にはカッケーですこの人
スラリと剣を抜く才人、杖を構えるアンリエッタ。ウェールズを交えて睨み合う一同は一触即発の状態に!

ついボロボロのタバサに萌えてしまいそうですがそれどころではありません(えー
やはり姫様も王族のはしくれ。強力な氷魔法を操り、ウェールズの援護をするには十分な実力を持っていました

「私はもう決めたのです…!ウェールズ様について行くと!
 ウェールズ様には指一本触れさせない!ルイズ、お願いだから手を引いて…!」

「そうだよ、そうした方がいい…僕たちはここを通りたいだけなんだ!」

以前キュルケ&タバサと戦った時もそうでしたが、魔法戦となるとやや分が悪い才人。
間合いを詰められないまま魔法で足止めされてしまい、そこへウェールズとアンリエッタは強力な合体魔法を撃ち込む!

「水のトライアングルには風のトライアングルをッ!」

「右手からマヒャド!」

「左手からバギクロス!」

「「氷刃乱舞マヒアロス!!」」

シュゴオオオオオオオ!!

「ぐぐっ…!こ、このままじゃ…抑え切れねぇっ…!」

かろうじて剣で受け止めた才人でしたが、その圧倒的な破壊力に今にも押し切られてしまいそうです
と、ここで形勢逆転のために超必殺技の詠唱に入るルイズ。虚無の魔法ディスペル・マジックとやらを使うつもりのようですが、
例によって虚無の魔法発動にはやたらと詠唱に時間がかかってしまいます

「ルイズ、まだか!?向こうは凄いことになってるぞ!」

「呪文が完成するまでの間、主人を守るのがお前さんの仕事だ!」

「くっそお…!」

歯を食いしばってウェールズ達の魔法を抑え続ける才人。いよいよ才人の体力が限界に達しようというその時、
詠唱を終えたルイズのディスペル・マジックが発動する!

ズドバアアアアアアアアア!!

「ぐあああ―――っ!!」

え…えー!?(゜д゜;)名前からして魔法の無効化するのかと思ったら
どでかい稲妻が降るのかよコレー!!
ルイズの魔法で激しいダメージを受けるウェールズ。そして爆煙が晴れた頃には、
ウェールズはすでにアンドバリの指輪の呪縛から解放されていました
呪いが解ける代わりに食らった相手が黒コゲになるっていうのも難儀な魔法だなぁ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

しかし呪いが解けたということは、同時にそれはウェールズが再びあの世へ旅立つことを意味しており…

「うう…ううう…ウェールズ様…!」

「アンリエッタ…泣かないで…操られていたとはいえ、僕がしたことを許して欲しい…そして、誓ってくれ…」

「なんなりと誓いますわ…!何を誓えばいいの…!?」

僕を、忘れる…と…僕を忘れて…他の男を愛すると誓ってくれ…」



このウェールズのセリフには少しグッときたな…
普通なら「忘れないで」と言うところを、アンリエッタの幸福な人生を望むがあまり自分が忘れられることを願うとは。
私はどうも、こういう自分が死ぬ瞬間にも他人のことを考える人っていうのには弱いですね

「そんなこと誓えませんわ…!嘘など言えません、誓えません!」

「僕にはもう時間がないんだ…」

「ならば誓ってください、私を愛すると…!永遠に愛すると!
 偽りのウェールズ様ではない、今のウェールズ様が誓ってくださるのなら…!」

「死んだ者が永遠を誓うことはできないんだよ…アンリエッタ、許してくれ…
 三年前、僕はその言葉を口にできなかった…決して結ばれることのない運命だから…
 こうして君と会えてよかった、アンリエッタ…愛している…君を…ずっと…」

「ウェールズ様…!?ウェールズ様!目を開けて…!
 ウェールズ様ぁあああああああああっ!!」

さらばウェールズ、愛深きゆえに愛を捨てた男よ…(えー
最期にせめてもの気持ちだけを伝えると、ウェールズはその短い生涯を終えるのだった。次回に続く

今気づいたんですけど、キュルケの右目ってずっと髪に隠れてて一度も見えたことないんだなぁ
これってまさか、あえて自分の視界をさえぎることで小宇宙(コスモ)を高めてるとかいう
設定でもあるんだろうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ゼロの使い魔 双月の騎士3話 「聖職者の剣」

「モンモランシー、僕はこれから軍に入るんだ…笑顔で見送ってくれないか」

「あなたね…戦争に行ったら死ぬかもしれないのよ、死んでしまったら2度と会えなくなるのよ!」

「国を守って死ぬ、それこそ貴族にとって最大の名誉じゃないか」

アルビオンとの戦いに備えて、トリステイン魔法学院では男子生徒全員が徴兵されることになってしまいました
ギーシュとモンモンをはじめとして、自分の彼氏をうるうると涙目で見送る女子生徒たち。
しかし若い男のうち、使い魔なので唯一徴兵されなかった才人は、
「ファファファこれで女の子たちは俺一人のものだ」と上機嫌です。なんてやつだ

ばっさばっさばっさばっさ

「な…なんだ、竜!?」

「僕はジュリオ・チェザーレ。ロマリアから来た転校生さ」

突然空の彼方から、白馬の王子様のように白いドラゴンに乗って転校生が登場!
そのハンサム顔に女性陣はもうメロメロ。さっきまでの悲しい雰囲気はチリも残らず吹っ飛ばされ、
「あんたまだいたの?」とどうでもよさげにギーシュたちは追い出されてしまいます。お、女ってやつはー!

「彼、ロマリアの神官だから軍には入らないんだって…!」

「神官…魔法学院に何故…?」

「知らないわよ、いいじゃない顔さえよけりゃあ…♪」

キュルケを筆頭に、もはやルイズとタバサ以外の女子生徒は完全にジュリオの虜。
それが面白くない才人は、授業中もいまいましげにジュリオの方を睨んでいるのでした

バタァァァン!!

「な…なんですかあなた達は!」

「全員校庭に出ろ!」

「貴様!俺の海兵隊をどうするつもりだ!」(えー

いきなり教室にズカズカ踏み入ってきたアニエス率いる銃士隊!わけもわからず生徒たちは外へ引っ張り出されてしまいます
俺の可愛い生徒たちに何をする!と抗議するコルベール先生でしたが、
アニエスは問答無用で剣を突きつけると、力づくで先生を黙らせてしまいます

「私の任務の邪魔をするな…!私はメイジが嫌いだ、特に炎を使う奴がな!」


(C)高橋和希 スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・NAS

「力で人の心をねじ伏せる…!
 そんなことで一体誰が
 お前を受け入れるというんだ!
 馬鹿げてるぜアニエス!」

善人の先生に対してなんという仕打ち!いくらなんでも横暴です、この女好きになれないなあ




生徒達を校庭に整列させたアニエス。何やらてるてる坊主のくっついた棒をみんなに持たせると「これより訓練を始める」と…
どうやら戦争に備えて生徒たちを鍛え上げるつもりのようですが…



しかし、「私ら魔法使いに肉弾戦の特訓なんてアホなのと違う?」と不満を漏らすモンモン。
「いやおっしゃる通りですわー」とニコニコしながらモンモンへ歩み寄るアニエスでしたが、
次の瞬間、モンモンの腕に掴みかかると思いっきりねじりあげてしまいます。いてえー!

「さあどうした?私を魔法で倒せ!杖を奪われたら何もできないのか!」

はーっはっはバカめ手も足も出まい!と不意打ちをかますアニエス。
しかしアニエスも含めて銃士隊のみなさんは、前回ウェールズの魔法一発であっさりと全滅しているので
普通に戦ったら杖なんて奪う暇もなくアニエスあぼーんだと思われます(えー
というか国の先頭に立って戦うべき銃士隊が、魔法一発食らっただけで全滅ってしょぼすぎ…
生徒たちの肉弾戦より先にあんたらが魔法に対する特訓でもやっててくださいよ!



ともかくアニエスは生徒同士で訓練を始めさせますが、しかしここの女子生徒たちは皆メイジ。メイジといえば貴族のお嬢様。
箸より重いものを持ったことがないような彼女たちは、お遊戯のようにぺしぺしと打ち合うばかりです
退屈そうに才人がその様子を眺めていると、ジュリオとのペアをめぐって多くの女の子達が彼の周りに群がっていました

「悪いけど、僕の相手は決まってるんだ」

しかし女の子達に見向きもしないジュリオ。スタスタ歩き出すとジュリオはまっすぐにルイズの下へ!
せっかくのイケメンの誘いとあっては、ルイズもそう無下にするわけにもいきません
仲良く訓練を始める二人でしたが、それを見た才人は「ルイズめ俺というものがありながら!」と激しく嫉妬に狂いまくります
というかスーパーイケメンにルイズ取られて嫉妬って、ワルドの時と展開同じじゃないかよぉぉぉ
あの時みたいに胸がモヤモヤする展開はカンベンして欲しいぞ…

「あ、あのキザ野郎あんなにくっついて…おわ!?な、なんだよ!」

「お前の腕を見せてみろ、敵が攻めて来たらお前も戦うんだろう!」

その時、いかにも脳みそまで筋肉で出来てそうな銃士隊副長・ミシェルが、
いきなり才人に向かって木剣をブンブン振り回す!ええい好戦的な奴め
しかし才人が木剣を握ってもガンダールヴの紋章はまったく反応なし。
「いやボク真剣とかじゃないと弱いんすよー」と訴える才人でしたが、脳筋女はまったく話を聞いてくれません

「いぎっ!ぐおっ!あがっ!ぐあああっ!あぁ…」

「ふん、たわいない」

ほとんど無抵抗の才人を一方的にメッタ打ちにするミシェル。何がしたいんだこいつはー!

「さ、才人!?あんた私の使い魔に何すんのよ!」

「ふん」

「ヴァリエール殿…この前彼の戦いぶりを見たが、
 私でも敵わないようなすさまじい腕だったが?」

「それはデルフリンガーを持ってたからよ!」

「俺は真剣とか実戦用の武器を持たないと、使い魔としての力が出せないんだ…」

前回ウェールズ達と才人の戦いを見ていたアニエス。あの時とは大違いのやられっぷりに落胆の色を隠せません
ガンダールヴの能力としては、木剣は武器と認識してくれないんですね
うーむ、素材が違うだけで同じ剣なのに…ガンダールヴの力は道具の殺傷力の大きさに反応するってことなんでしょうか

「面白そうな話だね?才人くん、ひとつ僕と勝負してくれないか?
 そのデルフリ…とかを使って。
 そうだ、勝った方がルイズにキスできるってことでどうだい」

な、なにー!ヒロインのキスを賭けて主人公とキザなライバルが勝負って!
こいつランドルそのものじゃないですか!グレンスンティータイムだ

ムキになってジュリオの挑戦を受ける才人でしたが、いきなり自分のキスを賭けられたルイズにはとんでもない話です
なんとか勝負の話を潰したいルイズ。「木剣の試合以外はやっちゃダメ」と厳しく才人に命令します
この不利な条件なら才人も断るだろうと思いきや、上等だよコノヤロウと才人はその条件で合意してしまいます





「なんだ…?こんな所に呼び出して」

「頼む、剣術を教えてくれ!俺もガンダールヴの力にだけ頼ってるわけにはいかないと思うんだ…
 さっきあんたの副官にやられたみたいに、いきなり襲われて武器が手元になかったら
 それまでだからな…戦争とかこの先危険なことが色々ありそうだし、
 俺自身が強くならねえとルイズを守れねえだろ?」

日も暮れた頃、校庭にアニエスを呼び出して剣術の手ほどきを頼む才人。
てっきりジュリオに勝つための特訓なのかと思いきや、
才人としては脳筋女にボコボコにされたことも、剣術を覚えたいと考えるきっかけになったようです
気難しそうに見えて、案外あっさり才人の頼みを聞き入れるアニエス。時が経つのも忘れて2人は特訓に明け暮れます

「まあ型は出来ているな…真剣で実戦を積むうちに
 基本が身についていたんだろう。だが型だけでは勝てない、相手の隙を突け!」

「ハァ、ハァ…くそ、隙を突けったって隙なんかどこに…うわっ!?
 ぐぐ…!そういえば炎を使うメイジが嫌いとか言ってたな…!
 なんか恨みでもあんのか!?」

「…!?余計なことを…!」

激しくアニエスとつばぜり合いを繰り広げる中、ダメもとでささやき戦術を試みる才人。
するとこれが効果てきめん。炎についてのトラウマがあるらしいアニエスは、動揺を隠せず隙が生じてしまいます
炎のトラウマ…きっと小さい頃暗黒騎士と竜騎士のコンビに村をボーボー燃やされたに違いない:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

その隙もらったー!と体ごと突進してアニエスを押し倒す才人。「その調子だ」と誉めてくれるアニエスでしたが
ふと背後を見てみると怒りに震える大魔神ルイズの姿が!
あまりに才人の帰りが遅いので探しに来たルイズ。ここへ来る途中、キュルケに才人のことを尋ねて
「才人ならアニエスとハァハァ言いながら汗流してたわよ」と耳にしていたので
この体勢を見て思い浮かべることといえば…(゜д゜;)

「本当だったんだ…!バカ犬!エロ犬!スケベ犬――ッ!!」

ズドバッゴオオオオオオ!!

怒りの咆哮と共に巻き起こる大爆発!結局その後も一晩中ルイズにどつき回され、
才人は翌朝ヘロヘロの体でランドル君との勝負に臨むのでした。勝ち目ねえよこれ!

「じゃあ始めようか…ルイズ、キスの準備はいいかい?」

「ぐ…てんめえッ!!」

正々堂々と試合開始!ジュリオの挑発で奮起した才人は、なんとか体のキレを取り戻します
特訓の成果もあってか、ジュリオの猛攻をガシガシと食い止め続けますが、それでも防戦一方なことに変わりはありません
このままでは勝ち目なしと見た才人は、やはり頼みのささやき戦術で反撃に出る!

「ハァ…ハァ…!お前ホントに神官なのか?そんなにルイズにキスしたいのか?
 還俗したって言ってたけど、ホントはスケベすぎて破門になったんじゃねえの!」

「…!」

一瞬わずかに眉をひそめるジュリオ。その瞬間を見逃さず才人は渾身の一撃を繰り出す!うおりゃー死にさらせー!
しかし次の瞬間、ジュリオは華麗に攻撃をさばくとたやすく才人の背後を取ってしまいました

「僕を動揺させて隙を突く作戦かい?稚拙な手だよ…
 才人君、僕はルイズだけじゃなくて君にもキスしたいな

「いぎぃぃっ!?」

な、なんだってー!!いきなりの爆弾発言!実はジュリオはやおいキャラだった!なんだこいつー!
「こいつキモイヨー!」と才人の動きが止まった瞬間、目にも止まらぬ動きで間合いを詰めにかかるジュリオ!
そう、今のガチホモ発言は真っ赤な嘘。「ささやき戦術ってのはこうやるんだよ」と才人に手本を見せてやったのです
完全に虚を突かれてしまった才人、そしてジュリオの勝負を決める一撃が叩き込まれる!



ガキイイイイン!!

「うぐ…ま、まいった…」

え…えー!?(゜д゜;)なんであんたが倒れてるんですか!一体何が起きたっていうんだ!
こんなことは「俺が時を止めた…打ち込まれる寸前でな…やれやれだぜ…」
とかいう展開でもないとありえない:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ともかくジュリオの降参で勝ちを手にしてしまった才人。
どうしようキスしてあげなくちゃどうしようともじもじするルイズでしたが、
才人はぶぜんとした表情でその場から立ち去ってしまいます

「ちょ、ちょっとどういうことよ!わ、私とキス…したいんでしょ?」

「…そんなのいらねえよ!あいつはワザと負けたんだ、ふざけやがって!」

やはり最後の瞬間、明らかに勝てる隙を突いておきながらあえて敗北したジュリオ。
一体どんな意図があってそんな真似をしたんでしょうか、
ルイズと才人をキスさせるための恋のキューピッドになりたかったとはとても思えないし:;y=_ト ̄|○・∵. ターン




決闘が終わって間もなく、何やら姫様からの召集がかかり言われた部屋へと向かう二人。
部屋に入ってみると、そこにはアンリエッタと一緒になぜかジュリオまでが!

「ジュリオ!?てめえさっきの勝負はどういうわけだよ!」

「勝ち負けには興味ないんでね。ただ仲間の力が知りたかったんだ」

「何だよソレ…!」

「ロマリアの教皇様も、アルビオンの動向には危惧を抱いていらっしゃる。
 そこで姫様の力になるようにと僕を派遣したんだ」

なんとジュリオの正体は、才人と同じく戦争を回避するための姫様の協力者だったのです
キスの話を持ちかけたのは才人を本気にさせたかったから。
わざと負けたのはその方が色々と波風立たなくてすむから、といったところでしょうか

しかし今回の件ですっかりジュリオを嫌いになってしまった才人。
とても「やあジュリオ君仲良くしようね!」とは行きそうにありません。この先上手くやっていけるんでしょうか、次回に続く

ゼロの使い魔 双月の騎士4話 「ヴァリエールの三姉妹」

「ルイズ!ちびルイズ!さっさと支度しなさい、家に帰るのよ!」

「エ…エレオノールお姉様!?ちょ、ちょっと待ってぇっ!」

ある日の朝、いきなりルイズの部屋にキッツイ目つきのメガネ女が飛び込んできました
それはルイズの姉のエレオノール。いかにも傍若無人な雰囲気の彼女は、問答無用でルイズと才人を部屋から引きずり出すと
いきなり2人を馬車に乗っけて学園を後にしてしまいます
さらに、出発の時たまたま通りかかった腹黒さんまで「いいこと思いついた、お前旅の間私の世話しろ」
強引に3人の旅路に同席させることに…

「シエスタ、どうかしたの?この頃元気ないね」

「…私、才人さんの本当の気持ちに気づいてしまったんです。
 才人さんはミス・ヴァリエールを…だから私、もう才人さんのことは…」

狭い馬車で腹黒さんと一緒になりニヤける才人でしたが、腹黒さんは「そんな気分じゃないんだよ」とつれない態度。
どうやらもう才人のことはすっぱりと諦めるつもりのようです。ついにシエスタも腹黒を卒業する時が!(えー

「お帰りなさいルイズ、すっかり綺麗になって…」

「ちい姉様!お久しぶりです!」

「す、すっげえ美人…しかも…うっへへへへ」

実家に着いた一行を出迎えたのは、エレオノールとは正反対に穏やかな雰囲気の次女・カトレアでした
ここでも才人はカトレアのスイカおっぱいにメロメロ。このエロ小僧がー!美人に会うと必ずこうだな才人(´・ω・`)

「まったく軍事教練だのなんだの、魔法学院も尋常じゃないわね。
 あんなところにはもう置いておけないわ、やっぱりルイズにはさっさと婿を取らせましょう」

「どうしてそうなるの!?」

あんな野蛮な学校もう行く価値ねーなと、ルイズの縁談についてあれこれ指図するエレオノール。
今回ルイズを連れて帰って来たのもそれが目的だったようです。
結婚なんて冗談じゃないと反抗するルイズでしたが、凄い剣幕でまくしたてるエレオノールに口の勝負ではまるで敵いません
「ルイズのことは父親が戻ってから決める」という母親の鶴の一声で、その場はなんとか事なきを得たルイズでしたが…

(才人さんがミス・ヴァリエールを好きなら身を引こうと思ったけど、
 二人の仲は進展してないみたいだし…私だって女としては対等だわ!)

ええー!?(゜д゜;)もう気が変わったのかよ腹黒さん!
なぜに突然そんな心変わりを!?屋敷についてからは「結婚しろしろしろしろ」「やだやだやだやだ」くらいしか
ルイズ達の描写はなかったんですが、なにが腹黒さんを駆り立てたというんですか!

そうと決まれば善は急げ。腹黒さんはその晩、才人の部屋に忍び込んで夜這いをすることにします
一介のメイドが貴族の豪邸で夜這いだなんてなんて遠慮のない…(えー
まあ、魔法学院だと才人はルイズと一緒のベッドで寝てるので
夜這いするチャンスは、別々の部屋で寝てる今くらいのもんかもしれませんが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「眠れないの?誰かのことを考えていたんじゃない?あなたが連れてきたさっきの男の子かしら」

「ち、違うわ!ただの使い魔だもの、好きなんかじゃないもの!」

「あら、誰も好きだなんて言ってないのに…行ってらっしゃいな、あなたの今の居場所に」

「…」

一方その頃、カトレアと一緒の布団に入っていたルイズは才人を意識して寝付けずにいました
口では才人を好きなことを認めようとしないルイズでしたが、優しいカトレアに後押しされて遠慮がちに才人の部屋へ向かいます

「…(もぞもぞ)」

顔を真っ赤にしながら、無言で才人の布団に潜り込むルイズ。
そのまま身を預けていると、ずずいっと相手の方へ抱き寄せてられてキスを交わしますが…

「……ん?」

「才人さん…?」

「えええええええええええ!?」

き、貴様なぜここにー!!布団の中に潜っていたのは才人ではなく腹黒さんその人!
お互いに相手は才人だと思ってキスしてしまった2人。腹黒さんが来た時すでに、才人はこの部屋にはいなかったようです

「ど、どどどど、どうしてあんたが!なんであんたが才人のベッドにいるの!?」

「さ、才人さんに…才人さんに呼ばれたんです。そうです、才人さんに…
 今夜俺の部屋に来てくれって呼ばれて来たんですっ!!」

こ、この腹黒がー!!オロオロと言い訳を考えているかと思えば、
「どうせならこの女には消えてもらうか」とルイズへの精神攻撃へ切り替えてきました。まったく女の争いってやつは…
腹黒さんの捏造話に愕然としてしまうルイズ。茫然自失のままカトレアの部屋へと戻り、
姉の胸に突然飛びつくとせきを切ったように泣き出してしまいました。腹黒さんあんた外道だよ!

「ルイズの部屋は…これか…?」

その頃才人は、どうやらルイズと同じ理由で眠れずにいたようで、
ルイズの部屋を目指して屋敷の中をウロウロ歩き回っていました。
しかしルイズの部屋が一体どこなのか見当もつきません
せっかくだから俺はこの赤の扉を選ぶぜ!と直感で手近な部屋のドアを開けてみると、
よりによってエレオノールの部屋へ入ってしまうことに…お前殺されるぞー!

「ルイズ…?ルイズだよな?さっきの婿を取るって話だけど…」

「ン…うぅ…?」

《ずっと君に会いたかった!婚約解消を後悔していたんだ!》

「は…伯爵様…!?あ…あああ…!ああお願い、何も言わずに抱いてぇっ!」

「い…いきなり!?しかも実家で…マジ!?」

チクショウなんてこったエレオノール最高に可愛いじゃないか!(えー
むにゃむにゃと寝ぼけていたせいで、才人のことを最近フラれた伯爵と勘違いしてしまったエレオノール。
普段の傍若無人で高慢ちきで自分勝手な性格が、好きな男の前だとこうも従順になるなんて…
このギャップに萌えずにいられるか!ツンデレ度だけならルイズの上を行きますよ

「(さわさわ)…?こんなもんだっけ?」

エレオノールに抱きつかれたままベッドへダイブインした才人でしたが
その胸の感触は、朝に触ったルイズの胸よりさらに物足りないものでした
なんてこった!そんなに小さいのかエレオノール!そこまで行くとジャスミンといい勝負だな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「きゃああぁあああぁあっ!?へ、平民がどうして私の部屋に!
 お行儀の悪い平民にはお仕置きが必要のようね…!」

「ご、ご、ごめんなさい!もうしません!許してっ!
 お姉さんには金輪際近づきません!こっちから願い下げだし…!」

な、なんと言った貴様ー!!(゜д゜;)言うに事欠いて願い下げだと!
誰彼構わず欲情しまくってた才人がエレオノールにはこんなことを言うとは。
やっぱり胸か!胸のない女に用はないってことなのか!これだからおっぱい星人は…(えー



「あ〜〜いってぇ!ホントに強烈だよな、あの姉さん…」

結局その後エレオノールに鞭でさんざんしばかれた才人。ヒリヒリ痛む体の傷をあちこちさすりますが、
5秒もせずに顔の傷はあっさり完治。なんてギャグマンガの生命力だ!

「ルイズ、どうしてるかな…」

「お邪魔してもよろしいですか?」

「は…はいィッ!どうぞ!!」

そんな才人の部屋になんとカトレアが登場!才人はエレオノールの時とうって変わって大歓迎の様子です。
そんなに好きか、そんなに巨乳が好きかー!私も好きだけどさあ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
しかし、カトレアからルイズが屋敷を飛び出してしまったという話を聞いて、才人も段々と真剣な顔つきになってきます
そう、この日には父親も交えてルイズの今後を話し合ったのですが、
「どうせ魔法の才能ねーんだしさっさと学校やめて嫁行けや」と、父親もエレオノールと同意見だったのです

というかルイズ母若すぎだろコレー!!
エレオノールが今27歳だから、20歳前後の頃それを生んだとして…ご、ごじゅう!?(゜д゜;)この見かけで50だと仰いますか!?
50歳でこれだけ若く見えるなんてビリーブランクスくらいしか思いつかないな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ルイズ、行くぞ…帰ろう。お姉さんが馬車を用意してくれたって」

「才人…?もうやだ、才人なんて知らないもん…!」

「なに言ってんだよ…」

「虚無の魔法のこと家族にも言えないなんて…頑張っても誰も私を認めてくれないのよ!もう嫌ぁ…!」

池のほとりに隠れていたルイズを迎えに行く才人でしたが、ルイズはテコでもここを動きそうにありません
才人は自分よりも腹黒さんのことを選び、家族からは才能ないだの結婚しろだの言われ、
どこにも居場所がなくなってしまったルイズ。もはやここでグスグスと落ち込むことしかできません

「まったく…俺が認めてやる、俺がお前の全存在を肯定してやる!
 だから立てっての、ほら」

「…嘘つかないで、メイドを呼び出してたくせに。あの子の方がいいんでしょ!」

「はあ?バカかお前は!誰が好きでお前みたいなワガママ娘の
 ご機嫌取ってるんだよ!誰が好きでお前みたいなぺったんこの
 ご主人の使い魔やってると思ってんだっつうの!」

「よ、よくも言ったわね!?」

「ああ何度でも言ってやるよ!戦争だの任務だの、
 おまけに婿を取るだの付き合ってられねーよ!」

あ…あの才人さん…?(゜д゜;)「すべてを肯定してやる」って言ってるそばから
いきなり悪口の一斉射撃じゃないですか!どうかここは穏便に言葉のブレーキを…

「だったらどこへでも行けばいいじゃない!」

「〜〜っ…!好きなんだよッ!!
 お前のことが好きなんだよ!顔見てるとドキドキするんだよ!
 それをてめえ…メイドだのなんだのゴチャゴチャ言いやがって!」

ブレーキどころかアクセル全開いったー!!
勢いにまかせてそのまま告白まで突っ切ってしまう才人。しかしよくやったと言ってやりたい
突然のことに「え?え…?え…?」とルイズは頭の回転がついて行きません
しかし冷静になって考えてみれば、腹黒さんに取られたと思っていた才人が自分を好きだったということは…
つまり才人と一緒に学院へ逃げてしまえば何の問題もないということになるのでは(えー

「ちょ、ちょ、ちょちょちょちょっと待って…あ、あのね、うんとね…
 え、ええと、つまりあれよね…あんたはご主人様を好きということにより
 忠誠を誓ったのだから、ご、ご褒美は必要よね…」

「…?」

「い、いいい、一箇所だけ…ご主人様の体、一箇所だけ好きなとこ触ってもいいわ…」


(C)細井雄二/講談社

くれてやるぜ俺の体を!
触ってきやがれーっ!!
(えー

「よかろうー!!」と辛抱できない様子でルイズに覆いかぶさる才人。
一箇所だけと言われたにも関わらず、何度も何度も繰り返しルイズに甘いキスを…
って待ってくださいよ、一回だけじゃなくて一箇所だけということは、
その一箇所だけなら回数無制限でおさわりOKということなのか!?マ、マーベラス!(えー

「んむぅ…ちょっと、ダ、ダメぇ才人…あんちょっと、こら…」

「好き…好き…好き…大好き…」

「ダ、ダメ、そんないきなり…ひゃっ…あぁ…もう…調子に乗ってんじゃないわよぉ…」



あまーーーーーーーい
甘すぎてもう画面を直視できませんよ!顔から火が出そうとはこのことか。
今の私なら顔面でやかんの湯とか沸かせるね。温度で言うならゼットンの一兆度の火球を超えたね(えー


そのままゆらゆらとボートに揺られて行き、やがてゆっくりと対岸に着いた2人。
夢心地のルイズが少しずつまぶたを開いていくと…

 

こ、この恥ずかしい状況は一体!?
いつから見てたんだあんた達ー!!こともあろうに親にラブシーンを見られてしまうとは…
穴があったら入りたいどころか、こんなもの見た日には「あぁ…死にてーわ…」って気分になるだろうな(えー

「打ち首にしなさい」

「はっ!」
しかし可愛い我が子を死なすわけにはいかないので才人を死なすことにしたお父様。
一斉に使用人たちをけしかけますが、才人もむざむざ殺されまいとゲキリュウケンを引き抜きリュウケンドー来神!
ガンダールヴの力を発揮した才人は、驚異的な跳躍力で使用人たちを飛び越えると
ルイズを抱えて即座にトンズラ。腹黒さんとカトレアが逃げ道を用意してくれたおかげで、無事に追っ手を振り切ることに成功します
それにしても腹黒さんが素直に2人を助けてくれるなんて…(えー

(才人さんを幸せにしてあげられるのはこの私…!
 女としての魅力でミス・ヴァリエールに勝ってみせるわ…!)

腹黒ビッグバンキター!!
「今はつかの間の恋人気分を味わうがいい!」みたいなこと言ってるし、黒すぎるよこの人!
今までは半分ネタで腹黒腹黒言ってたけど本当に黒いなー(´・ω・`)次回からもっと過激な攻めに出るつもりなんでしょうか

しかしゼロ魔2期は正直いまいち面白くないなーと思ってましたけど、今回で一気に盛り返しましたね
才人の告白→キスキスキスキスの盛り上がりは神すぎ。興奮しすぎて死ぬかと思いました
あとアンリエッタとアニエスが出てこなかったのも大きいかもしんない(えー
この2人、2期になってやたら出番が多くなった割に魅力を感じないからなあ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
こいつらよりも、キュルケとかタバサとかのキャラを掘り下げたエピソードを用意して欲しいですよ。戦闘だけの助っ人じゃなくてさ
特にアニエスは才人とかモンモンとかコルベール先生とか、1期から馴染みのあるキャラを次々と酷い目に遭わせてるので
ちょっとあの新入りチョーシこいてねー?的な気分になってしまうというか…(えー






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