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12月14日

シュシュさんはマジ俺の癒し(挨拶)
綺麗な声と優しいお姉さんな性格で、ニコニコ実況プレイヤーでも人気のシュシュさんですが
中でもこのMOTHER2動画の最新の奴は見てて激しくもだえてしまいました。シュシュさんにとって最も恐ろしい敵との遭遇で
取り乱す様子がもう可愛いなんてもんじゃないんだよ!
↓7:38の場面
「うらカンポーも買って来ました!でね、もしかしたらプーの変身とかも見たいんですけど、あの(!!!!)………………(無言で引き返す)」
↓8:25の場面
「クロワッサン…今クロワッサン?回復値少ないよね、うー(!!!!)…ちょ…ちょっと待ってちょっ…
 黒いの、黒いのがいないか?えっやだ…やだ…うぅぅ!!……あ、あ…あのあれって…………(無言でPKモザイク)」
↓22:25の場面
「黒いのあっちいけっ…ほらあっちいって…あっちいってってばっ…あっちいって、もう早く早く…あっちいってお願いっ
 やだちょっと…ちょっとあっち(!!!!)やっちょっと待ってやだ!やっ…………………(無言で戦闘カット)」
特に3番目のやつが可愛すぎて死にそう  一人最低10回は見てもだえるべし



アニメ感想:とらドラ! 第11話「大橋高校文化祭【前編】」

夏休みが終わり今日も元気に登校する竜児&大河。しかし校門で出会った実乃梨は、
竜児を見た途端に顔が恋の色に染まってしまいます(えー
コングラチュレーション…!コングラチュレーション…!おめでとう…!おめでとう…!
これはついに竜児の恋が実る時が来たんじゃないんですか!?今まではぐらかされ続けてきた恋の話も、これでようやく前進を…

「そ、そういえばさ…そ、その後UFOって…」

「いや〜、ダイエット戦士としてはインスタント麺は敵ですな!」

「は…?」

「お〜こわ、くわばらくわばら!」

「あ…櫛枝…」

結局またはぐらかすのかお前はー!!今までとやることが何も変わっちゃいねええええ!
またしても自分の話を完全無視された竜児がかわいそうです(´・ω・`)これだけ露骨に話をシカトされてよくめげないよな竜児も…

というわけで、今回恋の話については重要な点はあまりなかったですね
それよりも大河が父親を激しく嫌っている点について、スポットが当てられてた感じです
父親が再婚した義母を何より嫌っており、一人だけ家族と離れてマンション暮らしをしている大河。
父親はそんな大河と一緒に暮らしたがりますが、大河は自分より義母を選んだ父親を相当憎んでいました

「大河ごめん…!ここで待ってたんだ、ずっと…その…」

「…このストーカー野郎ッ!!」

バキイイイッ!!

「ぐほ…っ!」

「…!」

「(すたすたすた)」

「…大河!いい加減意地を張るのはやめろよ!」

「放してよバカ犬!あんたはあいつの味方なの!?ひどい…!
 あんただけは私の味方だと思ってたのに!」

「お前の味方だから言ってんだろうがよ!お前のためなんだよ、あれは誰だ!?
 お前の父親だろ!?迎えに来てくれてんじゃねえかよ!話ぐらいちゃんと聞いてやれ!」

「違うッ!!あれはストーカー…!あんなの要らないッ!!」

「…バカ言ってんじゃねえええッ!!」



大河を組み伏せる竜児エロいよエロいよおおおおおお(えー
父親の話を一切聞かずに蹴り倒してしまった大河、あまりに頑なすぎる大河を竜児は思わずドアに叩きつける!
なんというエロス!まさにピーーされる5秒前って感じでこれは興奮せざるを得ない:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
これは大河もいつかのKOTOKOのように、男の怒りに震えてしまうしおらしい一面を…



と思った瞬間にこの顔ですよ  大河こえええええええ!
なにこの恐ろしすぎる眼光!完全に人殺しの目だこれ!俺だったらこんな人と目が合った瞬間に地の果てまで逃げ出します(えー

「お前、捨てられたって泣いてたじゃねえかよ!素直になれ…!
 素直になれよ!本当は帰りたいんだろ!?」

「あんたなんかに私の何が分かるの…!もう要らないのあんな奴…!
 私は捨てられたんじゃない、私が捨てたの!要らないゴミだから捨てたのッ!!」

「…っ…てめえ…!あれが…あの人が…お前には本当にゴミに見えるのか…!?
 うちの親父なんかどんだけ望んだって帰っちゃ来ねえッ!!」

それでも殺人顔の大河を前に必死の説得を続ける竜児。お前はすごい奴だよ…
しかし、最後の叫びで「父親に帰ってきて欲しい」という自分のエゴを大河に押し付けていたことに気づいてしまいます
自分が本当に大河のことを考えていたのか分からなくなり、言葉に詰まってしまう竜児。
ですが最後には大河の方が折れ、まるで炭酸が抜けたコーラのような様子で父親の下へ向かいます
本当にこれでよかったのか…竜児の胸にはなんとも言えないモヤモヤした気持ちが残ってしまうのでした。次回に続く

(C)竹宮ゆゆこ/アスキー・メディアワークス/「とらドラ!」製作委員会





アニメ感想:しゅごキャラ!どきっ 第62話「りまvsなぎひこ!ふたりはライバル?」

「あむには親友のなでしこ(写真右)がいる」という話を聞いて、
「私とのことは遊びだったのね!とても許せないわ!」とすさまじく嫉妬バリバリになってしまうりま。
しかしあむから「(^∀^)ノ今度の日曜遊びに行かない?返事待ってるよ〜(><)」というメールをもらった途端に
にぱぁーっと超ゴキゲンになってしまいます。これはけしからん百合ですね(えー

りまってそこまであむ大好きな子だったんですね、今まで見てて気づいてなかった俺って一体
とりあえず顔面近くのドロドロした白濁液に目を輝かせたりと、けしからん娘ということはよく分かった:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

しかししゅごキャラはほんと作画が崩れませんねー
もう62話もやってるのに、毎週毎週このレベルの綺麗な作画を維持してるアニメなんて他に類を見ないですよ
これは素直に凄いことだと思います

(C)PEACH-PIT・講談社/ エンブリオ捜索隊・テレビ東京





アニメ感想:バトルスピリッツ少年突破バシン 第15話「難点満点クリスマス」

 

やっぱりメガネコは泣いてる時の顔が一番かわいいな!(えー
この加虐心をくすぐる仕草ときたらどうか、お前見てるともっともっとイジメてやりたくなる(by入江直樹
2話のバシンに泣かされるメガネコを録画できなかったのは一生の不覚だぜ、やはりDVDを買わねばならんな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

(C)サンライズ・メ〜テレ





アニメ感想:ライブオンCARDLIVER翔 第11話「出発!モンスターマウント!」

「ワザカードが凄いのはよく分かったけど、やっぱりもっと強いモンスターがないと…」

「カードを手に入れるならいい方法があるわ、モンスターマウントよ」

「モ、モンスターマウント…?」

「あんた達知らないの?野生のモンスターを捕まえてカードに入れ込むことよ」

「そんなこと出来るの!?」

「モンスターだって生き物なのよ、まさか最初からカードだと思ってたの?」

最初からカードだと思ってましたアイ先生!(えー
えらい世界観ですねライブオン、まさかカードゲームに使われるモンスターは
みんな野山をうろついてる奴を生け捕りにしたものだったとは…道理でモンスターが直接プレイヤーに触れたりできるわけです
というかバクダンデライオンとかガトリングースとか、ライブオンのモンスターって
爆弾だのガトリング砲だのヤバイ兵器で攻撃する奴ばっかりなんですが、
そんな奴らが普通に野山をうろついてるなんて恐ろしいったらありゃしない:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

というわけで新たなモンスターをゲットしに、シロキ山へやって来た翔たち。
さっそく翔デッキと同じ大地系のモンスター・タテコモールを見つけますが、
カードに封じられると知ったタテコモールはぶるぶる怯えだしてしまいます

「あ、あれ…?どうして?」

「喜んでマウントされるモンスターばっかりじゃないの。当然でしょ?」

「…」

「あれ?やめちゃうの?」

「うん。だって嫌がってるんだもん、無理矢理はよくないよ。ごめんな?さあ行こう!」



「か、翔!もう翔ったら…マウントされるのを嫌がってても、仲間になればちゃんと言うこと聞いてくれるのよ?」

「そうなの?」

「だってライブバトルで戦うのは、モンスターの本能だもん」

「でもモンスターだって生き物でしょ?やっぱり気持ちは大事だと思うんだ。
 仲間と一緒に戦うなら信頼し合いたいから、こんな俺でもいいって思ってくれる仲間がほしいんだ」

「…」

やっぱり翔はええ子やわぁ、ほんまにええ子やわぁ
こういうセリフを素直にニッコリ笑って言えるところが翔のいい所なんだよなぁ
そこら辺の主人公が同じセリフを言ったら「なに言ってんだこの偽善者が」と思うかもしれませんが
翔はそういう嫌味なものを感じさせない、本当に素直ないい子ってところが好感持てますよね
ライブオンのこういう和む気分にさせられるところが好きです。
モンスターを痛めつけてとっ捕まえてゲットだぜー!が当然なポケモンも少しは見習うべき:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

(C)ポプラ社/カードライバー翔製作委員会・テレビ東京



久々の拍手返信いきまーす

・もう誰か突っ込んでると思いますが、しゅごキャラの(C)がとらドラになってますね(・w・`)

あ、あらぁ…しかしその指摘をしてくれたのは唯一あなただけです
つまり「誰か突っ込んでる」という賭けに俺が勝ったことになるな!!(えー
これでプラマイゼロ!つまり俺のミスは帳消しになったということですね!



>龍騎はサバイブじゃなくてサバイブなのだ。 意味がわからないよ大志さん!
・こ・・・こいつ・・・!自分で言ったそばからバとヴァを間違えてやがる・・・!

がはっ。連続で2つもミスを犯すとは一生の不覚…しかし仏の顔も3度までという言葉があります
つまり2度までのミスなら許されるということなんだよ!!(えー



・どうもゲームしないのでアビスのアニメの歯抜けの確認に使わせてもらってます。
 後、エェクスプロォォォド編2項目のイオン様が随分男らしくなってますよw

3つ目のミス…きちゃったな…(´;ω;`)ぶわっ
アビスのセリフ集についてはところどころミスがあるんですよね…アッシュの名前がAッシュになってたり、色があちこち間違ってたり…
でもゲームを知らない人が利用してくれてるっていうのはちょっと嬉しいなぁ。苦労して作った甲斐があります



・そういえば来週はテイルズオブハーツの発売日ですが大志さんは買うんでしょうか?
 今回は広報とか色々頑張ってて中々面白そうに見えますが……。実際どうなんでしょう

実は結構楽しみに待ってます、ハーツの主人公シングは見た目からして「お、かっこいいな」と思えるキャラですしね
なんだか餓狼のロック・ハワードに雰囲気似てる気が。ロック大好きな私としてはかなりポイント高いですよ
それと新システムの援護攻撃で、ジューダスやジェイド達歴代テイルズキャラが現れるばかりか
アイドルマスターの高槻やよいまで出てくるっていうんだから驚きですよ、他にもどんな援護キャラが出てくるのか楽しみですね

ただハーツの発売日はディシディアファイナルファンタジーと被ってるんだよなあ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
こっちも久しぶりに「ゲーム雑誌の記事を読んでるだけでワクワクするFF」が帰ってきたって感じですよね
私はFF1と2はやったことないんですが、そういうFFの地盤を固めたキャラ達がどんな奴らか知りたいってのもあるなぁ
あとやっぱりツンツン頭なイラストのクラウド。アドベントチルドレンじゃ、普通のイケメンみたいにツンツン度が全然なかったからね…
私はリアル路線よりこういうマンガチックな雰囲気の方が断然好きだなぁ、早く凶斬り使いたいお( ^ω^)



・北村の突然トイレ発言は原作では「俺、ウンコー!」さすがの北村もアニメでは自粛したか…

北村お前頭おかしいよ!そりゃ実乃梨も「女の子にそんなことゆーな」って切れるわな…



・UFOにつちのこ・・・・なぜ俺は下ネタを考えてしまうんだ・・・・・

UFOとつちのこで下ネタ…?うーん?30分くらい頭を捻ってみたけどまるで見当がつかないな…
俺の心が純粋すぎるばっかりに下ネタについていけないとは…(えー



・そういや、いたキスの感想も途中で終わってましたね。あいつら結局どうなったんですか?

イタキス感想が終わっただと…?ボス違うぜ…まだ続いてる!
イタキス感想はッ!俺自身の命令で続行するッ!!

・いたキスのレビュー早く完成させてくだしあ

…とは言ってみたものの今すぐやるのは無理かなー、なんて:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
ひとまずバトスピとOOの遅れを取り戻さなきゃなぁ。しょうがない明日から本気出すか…(えー



・フグ刺しなんていちいち報告せんでいいから!今不況で苦しんでる人もいるってのにそういう人達の事も少しは考えてください!

やあこいつは失礼しました、それじゃ不況で苦しんでる人のことも考えつつ
先週食ってきた5000円の特上和牛ステーキ定食の話でもするとしますか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



・大志さん電童知ってたんですね。どのデータウェポンが好きでした?ちなみに私はドラゴンが好きでした

ブルホーン最高!色々と使い所のある他のデータウェポンと違って、唯一出番なさすぎでいらない子なブルホーン最高!
ファイナルアタックが地面からトゲを撃ち出す技なせいで、宇宙の戦いだとまったく使い物にならないブルホーン最高!
最終決戦でデータウェポン全装備した時、ユニコーンと装備箇所がかぶるせいで唯一装備してもらえなかったブルホーン最高!
特殊能力がユニコーンはファイヤーウォール、レオはハイパースキャン、バイパーはイリュージョンフラッシュ、ボアはクロックマネージャー、
ドラゴンはクラッシュレイ、フェニックスはインフィニットレイヤー、ブルは…あれ?なんだっけ?なブルホーン最高!



・大志さんは天体戦士サンレッドを御覧になった事はありますか?ニコニコアニメチャンネルで絶賛配信されているので、
 機会があればぜひ御覧になってください。
・自分が今一番はまっているのが「天体戦士サンレッド」なのですが、これは大志さん的にはどうでしょうか?
・大志さんって神奈川県民ですか?だったら天体戦士サンレッド見たほうが良いですよ
・アニメ好きなら何故サンレッドを見ない!!!??神奈川限定しかやってないというのに!え?私らはニコ動で見てますよ。
 それともショタや乳や萌がなければ観ないというのか!そんな子じゃなかったはずよ!?髭男爵のバンプ様、キャラ声合い過ぎて怖いよ!

サンレッドずいぶん人気みたいですねー、でもニコニコで見られるってことはいつでも見られるってことだしなー
そう考えるとなんか今すぐ見ようって気にはなれないんだよなー
…ってこれ一番新しい話しかニコニコに残ってないの!?ちょとおおおおお何で誰も教えてくれなかったんだよ!!(えー
こりゃ来週からチェックしないとな…でもハードディスクの容量がもったいないからニコニコで見ることにします:;y=_ト ̄|○・∵. ターン


12月11日

アニメ感想:イナズマイレブン 第10話「帝国のスパイ!」

フットボールフロンティア地区予選も残すところはいよいよ決勝のみ、そこで雷門中と激突するのは
常勝無敗・絶対無敵の超強豪チーム帝国学園です。前回の秋葉名戸の時と違って、さすがに試合前の練習にも熱が入る雷門イレブン。
今日もクタクタになるまで猛練習を行い、帰りにみんなで行きつけのラーメン屋に寄っていきますが…

「俺チャーハンにしよっかなぁ」

「僕チャーシューメン!」

「セレブだなぁ」

ヴィイイイイン ヴィイイイイン

「あっ…ワリィ、俺先帰るわ」

「ん?おお、じゃあまた明日な!」

そんな中、携帯にかかってきた電話に慌てて帰っていったメンバー.・土門。それにしても土門の顔はどこかで見覚えが…


(C)SUNRISE/PROJECT GEASS・MBS character Design (C)CLAMP

四聖剣とは
虚名にあらず!
(えー

やあ誰かと思ったら卜部さんじゃないですか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
そんな土門にかかってきた電話の相手とは、なんと帝国学園を率いるキャプテン・鬼道!
そう、この土門は帝国へ情報を流すために雷門に送り込まれたスパイであり、以前からこそこそ帝国と連絡を取っていたのです

 

「はい…えっ?個人能力のデータですか…稲光修練場での…はい、はい…必ず…」

鬼道から指示されたのは、準々決勝・御影専農中との試合前に猛特訓した稲光修練場でのデータ…
それを渡してしまえば、雷門イレブンのパーソナルデータが丸裸になってしまいます
しかし「必ず渡す」と口では言っても土門の胸中は複雑…以前は「雷門のバカども、スパイがいるとも知らずにお気楽なもんだぜ」
スパイに徹していましたが、仲間と一緒に辛い特訓を乗り越え、勝利の喜びを分かち合ってきた土門は
これ以上雷門イレブンを裏切ることに耐えられなくなっていたのです

「…」

「危ないっ!!」

キキキキイイイイイッ!!

「うわっ…!?」

「バッカ野郎ッ!!ボーッと歩いてんじゃねーぞ!!」

「土門君!大丈夫!?ぼんやりしちゃって…」

「あ、ああ…ちょっと考え事してたから」

「考え事…?元気出して、それじゃ一之瀬君に叱られるぞ!」

「…!」

思い悩んでいるうちに、赤信号に気づかず車に轢かれそうになる土門!そんな土門を大声で呼び止めたのは、
マネージャー3人娘のうち一番地味な子でおなじみの秋でした:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
何を隠そう、この秋と土門は幼なじみの間柄。土門め…地味とは言えこんな可愛い子と幼なじみとはマジ勝ち組だな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
しかし秋の口から出た「一之瀬君」という名前が気になりますね。土門の反応からして、2人の幼い頃の知り合いのようですが…

「率いるチームを決勝戦まで進めるとは…さすがだな?冬海」

「も、申し訳ありません…!まさかあいつらがここまでやるとは…」

「どんな手を使ってもいい。雷門中を決勝戦に参加させるな。いいか?
 どんな手を使ってもだ。もしも失敗した時は…」

「わ、分かっております!なんとしても不参加にしてみせます…!」

「ふ…(ブツッ)」

「…だ、ダメだ…うちのチームを決勝戦に参加させたら、私は破滅だ…!」

そしてなんと、雷門中には土門の他にもう一人のスパイが!誰かと思えば顧問の先生かよ!
これは意外…この冬海(ふゆかい)先生、今まではただの陰険な名前の通り不愉快な先生って印象しかなかったので、
まさか帝国と繋がりがあるとは思いませんでした。そんな先生がビクビクしながら話しているのは、誰あろう帝国学園の総帥です
そ…総帥!?学校の総帥って一体何!?学園長とかとは違うもんなんだろうか…この辺のわけわからんセンスは
イナズマイレブンらしくて最高だな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「稲光修練場の個人能力データ…これだ…!」

そして翌日、誰もいない部室に忍び込み稲光修練場のデータを持ち出そうとする土門。
しかし、いざとなるとやはり仲間のことを考えてしまい、良心の呵責を感じずにはいられません
しばらくの葛藤の結果、ついにデータを持ち出さずに部室を後にする土門。おお最後には友情を選んだか、えらいぞ土門…って
そんな土門の前に、遠征用バスの周りで不穏な動きをしている冬海先生の姿が!

「…先生?」

「!?…なんだ…君でしたか。おどかさないでくださいよ」

「こんなところで何やってたんですか?」

「さあ?なんでしょうねえ。ああ…一つだけ忠告しておきますよ、このバスには乗らないことです

(…!?これも…総帥のご命令か…!)

な…何ぃぃぃぃぃ!?こいつ一体バスに何をしやがったー!!
冬海先生がやっていたのは、まず間違いなく総帥から指示された絶対に雷門中が決勝に参加できなくなる方法
そう考えるとバスのエンジンかけた瞬間大爆発くらいの恐ろしい仕掛けを用意したということなのか!?
それをニタニタ語るとは信じられない…こいつそこまでの人間のクズだったのかよ!

「ファイトォー!ファイトォー!」

「…」

「あっ…ねえ、土門君見てきて」

「えっ、どうしたんですか?」

「なんかね、様子がおかしいの」

「はーい!部員の精神状態もケアするのが、マネージャーの務めですものね!」

「ずいぶん土門君のこと気にかけるのね?」

「昔の知り合いだから気になるだけよ」

「ふふ、そうなの?」

その日の放課後、やはり冬海の悪事が気にかかるせいか、練習にも身が入らずランニングから抜け出す土門。
そんな土門が心配な秋は、土門が何を悩んでいるのか聞いて欲しいと春奈に頼みます。
というか「部員の悩み解決なら喜んでやります!」って張り切りまくってる春奈は
「ボクの悩みは女の子と一発やりたくて仕方ないことなんです!」っていう
格好のエロネタに:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  土門だって思春期まっただ中の少年なんだから仕方ないね(えー

 

「稲光修練場のデータは?」

「…まだ…手に入っていません」

「…ならなぜ呼び出した」

「鬼道さん…!本気なんですか!?いくらなんでもやり過ぎですよ!
 移動用のバスに細工するなんて!」

「…なんだと…?」

「…やっぱり、鬼道さんも知らなかったんですね。総帥は一体何を考えているんです!?」

「…」

「俺…もう総帥のやり方について行けなくなりました。
 あの人は強引すぎる!そんなにまでして勝ちたいんですか!?」

「それ以上言うな。俺たちに総帥の批判は許されない」

「でも…!」

そんな土門を木陰で待っていたのは鬼道さん!どうやら土門が直接「総帥のやってることはクズ」と伝えるために呼び出したようです
鬼道さんもやはり人の子か、データを盗むだけならまだしも人殺しまでやりかねない総帥の暴走ぶりには
胸クソが悪くなっているようです。しかし、それでも帝国の一員である自分にとって総帥は絶対的存在…
「それ以上ガタガタぬかすな」と土門を咎める鬼道さんでしたが…

「お兄ちゃん!?」

「…!?」

な…なんだそれええええええええ!?
こここここれは!?急にとんでもない事実発覚!お前ら2人って兄妹だったのかよ!!
今まで2人に接点がまったくなかっただけに意外すぎる…まさか春奈にこんな重要な設定があったとは…

(お、音無と鬼道さんが…兄妹…!?)

「雷門中の偵察にでも来たの…?」

「…」

「待ってお兄ちゃん!」

「放せ…!俺とお前は会っちゃいけないんだ」

「あっ…」

春奈に気づかれないよう咄嗟に身を隠した土門。そして鬼道さんは、冷たく春奈の手を振り払うとその場から立ち去ってしまいます
妹に会うことが許されないとは、ずいぶん複雑な家庭の事情がありそうですね…
やはりあれか、ある日春奈に欲情して襲いかかった鬼道さんが親に見つかって勘当されたとか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「テストの結果はどうだった?」

「数学と英語は100点でした」

「国語は?」

「…97点です」

ギロ…!!

「ふぅぅっ…鬼道財閥の人間は常にトップでなければならない。分かっているな?」

「…はい」

とか言っていたら鬼道さんの親御さんあらわる!物凄い大邸宅で父親と高級料理を食する鬼道さん。意外にも大金持ちの跡取りだったのね
しかしその親父はメチャクチャな完壁主義者のようで…テストが97点だったと聞いたら汚物を見るような目で怒り出してしまいました
中学2年の定期テストって言ったら、100点取るのは相当厳しいものがあるだろうになあ
というか「常にトップでなければならない」って、97点でも十分余裕で一位だったんじゃなかろうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
サッカーの練習で勉強時間確保するのも難しいでしょうに、鬼道さんも大変ですね(´・ω・`)

「父さん、鬼道家の人間としての義務は果たします。
 でもフットボールフロンティアで、僕が3年間連勝し続けた時は…」

「分かっている。妹の春奈のことだな?安心しなさい、約束は守る。
 それに3年連続優勝などたやすいことだ、影山さん(総帥)に任せておけばな」

「…」

こ、これは…?鬼道さんがあんな総帥の下で勝利にこだわっているのは、
春奈のことで父親と何かの約束があり、それを叶える条件が3年間全ての試合で勝ち続けることだからということか…
そこまでして妹にしてやりたいことって、一体なんなんでしょう。というか全然関係ない話で悪いんですけど
鬼道さんその変なゴーグル家で飯食う時すら外さないのか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
親父も親父で97点取ったら怒るくせに変なゴーグルつけて食卓につくことは怒らないって一体どういう性格だよ!(えー

「君も偉くなったものだねえ…この私に意見するようになったのだから。ええ?鬼道」

「いえ…意見というわけではなく」

「では批判かね。冬海にやらせたことが気に入らないと?」

「…」

ああっ!?なんと鬼道さん、翌日には総帥を訪ねて冬海の工作をやめさせるよう直訴を!
今まで変態マントゴーグル男だと思ってたけどいい人だな鬼道さん(えー  私の中で鬼道さんの好感度が急上昇しております

「安心したまえ、私はバスに小細工をしろなどという命令はしていない。
 雷門中が決勝戦に出るのを阻止しろとは言ったがな。ククク…」

「…そんなことをしなくても…!」

「勝てると言いたいのか」

「(こくり)」

「100パーセント!絶対に勝てると言い切れるのかッ!!」

「…!」

「一つ教えてやろう。優れた司令塔がいるチームは、試合が始まる前に
 勝っているということだ。君は私の言う通りに動いていればいい…何も考えずにね」

以前の雷門と帝国の練習試合では、20対1という大差で勝っている鬼道さん。今度も勝ってみせると言い切りますが
本当に100%勝てんの?絶対?命賭ける?何時何分何秒?地球が何回回った時?(えー
と言い返されて言葉に詰まってしまいます。これほど頭のネジが飛んでいる総帥が相手では、
残念ながら鬼道さんの説得もまったく通じそうにありませんな…

「あら…?これは…」

(これでいいんだ…鬼道さん、すみません…)

そしてついに総帥や冬海の悪行に我慢ならなくなった土門。置き手紙でお嬢に冬海の仕掛けた罠をバラしてしまいます。内部告発キター!
さらに帝国と完全に縁を切るべく、鬼道さんの連絡先を携帯から削除…ってこれ以上鬼道さんをいじめるなー!(えー
妹に責められ、親父に罵られ、総帥に怒鳴られ、土門に逃げられ…鬼道さんがんばってるのにマジ可哀想です:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
わざわざ総帥に直訴にまで行ってくれたんだし、雷門中のデータくらいはプレゼントしてあげても(えー

「ほーらパスパスゥッ!!」

「なんか土門君元気よね…?昨日はあれからどうだったの?」

「あっ、え、ええっと、その…と、途中で見失ってしまいました!」

「ぷっ、新聞部でしょ、しっかりしてよぉ」

「で、ですよねえ…」

帝国のことを吹っ切って活き活きと練習に参加する土門。心配していた秋もこれで一安心です
しかし「土門君とはどうだったの?」という質問に対して春奈のこの慌てぶり、
傍から見るとやはり春名がHな手ほどきをしてやって土門がやる気を出したようにしか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

バカな冗談は置いといて、これまであまり目立たなかった半田と宍戸に驚きの展開が。
今まで積み重ねてきた練習がついに実を結び、この2人も新たな必殺シュートを習得!
その名もローリングキックとグレネードショット!見た目的にファイアトルネードとドラゴンクラッシュの劣化版ぽいけど:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
しかしだからと言って悲観することはありません。見た目が似てるということは合体技の期待が持てます
ローリングキックとファイアトルネードを同時に使ってローリングトルネード!
グレネードショットとドラゴンクラッシュを同時に使ってグレネードクラッシュ!
そんでもってドラゴントルネードの要領で4つのシュート全てを合わせれば…
グレネードローリングトルネードクラッシュなんて超大技の出来上がりなんだよ!(えー

「冬海先生、お願いがあるんですけど宜しいかしら?」

「ははは、お嬢様の願いを断る理由はありませんよ?」

「遠征に使用するバスの調子が見たいので、動かしていただけません?」

「バ…!バスをですか…!?」

「…?」

さあそして冬海の悪行を知ったお嬢の問い詰めタイム開始!予想だにしていなかったお嬢の「いいこと思いついた、お前バス運転しろ」という言葉に、
冬海は激しい動揺を見せてしまいます。そんな冬海の尋常でない叫びを聞いて、雷門イレブンもキョトンと2人を見守ることに…

「い、いきなりそんなことを言われましても…!私は大型免許を持っていませんし…」

「それは問題ありません。校内は私有地ですから、免許など要りませんわ。
 それにちょっと動かして下さればいいだけですし」

「し…しかし…!」

「あら…断る理由はなかったんじゃなくって?」

「は…はあ…」

「冬海先生ッ!!」

「はっ…はい!!」

なんとか会話の逃げ道を作ろうとする冬海でしたが、お嬢はそれを許さない!
「大型免許がない」とは上手い言い訳だなと思いましたが、それをあっさり論破するとは凄いなお嬢
確かに私も自動車免許を取りに行った時、私有地でなら免許がなくても運転できると習ったような気がします
そんなお嬢の凄まじい剣幕に押された冬海は、自らの罠にガクガク怯えながらバスの運転席に座らされることに…

「発進させて止まるだけでいいんです」

「う…ううっ…」

「どうなさったんですか?冬海先生」

「い…いや…」

「早くエンジンをかけてください」

今すぐにここから逃げ出したい冬海、しかしすぐ横からお嬢がバリバリにプレッシャーをかけてくるのでどうしようもありません。
「早くエンジンかけろ」と急かされまくっては言う通りにするしか…しかし往生際の悪い冬海は、
キーをわざと半回しにしてエンジンがかからないフリを続けます

「あ、あれ?おかしいですねえ…バッテリーが上がってるのかな」

「ふざけないでくださいッ!!」

「は…はいッ!!」

お嬢つええええええええええ!!
冬海の苦し紛れの行動ごとき一切通用せず!お嬢かっこいいよお嬢、俺もお嬢に激しく罵られたい:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
怒れるお嬢に呑まれた冬海は、ついにバスのエンジンをかけてしまいます
とりあえずエンジンかけたら即ドカンという仕掛けではなかったようですが…この先発進したら一体何が起こるんでしょうか

「さあバスを出して!!」

「うう…ううう…」

「どうしたんです冬海先生?」

「…で…出来ませんッ…!!」

「どうして?」

「どうしてもですっ…!!」

「…ここに一枚の手紙があります。これから起きようとしたであろう、
 恐ろしい犯罪を告発する内容です」

「う…!?」

「冬海先生。バスを動かさないのは、あなた自身が
 バスに細工したからではありませんか?この手紙にあるように」

「う…くうっ…!」

とうとう恥も外聞もなげうって「それだけは出来ない」と突っ伏してしまう冬海。それほどヤバイ仕掛けを施していたということか
そしてお嬢は土門の手紙を取り出すと、いよいよ冬海の外道な行為を直接問い詰めにかかります
周りのイレブン達も状況を理解して厳しい顔つきに…それにしても、今までポカーンと成り行きを見守っていた春奈が
話の流れを理解した途端すかさずメモを取りまくってるのはさすが新聞部だな…(えー

「ほ、本当かよ…」

「嘘だろ…?」

「答えてください冬海先生!」

「ふ…くっくっくっくっく…ふっはっはっはっは!」

「…!?」

「そうです、私がブレーキオイルを抜きました」

そうです僕がやったんですぅーと開き直って高笑いを始める冬海!みんなよけろ!ふゆかいだけはゆるせない!(えー
そして冬海の仕掛けた罠とは、バスのブレーキを効かなくしての自動車事故だったんですね
ちなみにゲーム版の冬海はマジでバスに爆弾仕掛けて皆殺しにするつもりだったそうです
こ、この人殺しがー!「サッカーの試合に出させない」って目的なだけで、なんでそこまでする必要があるんだ!

「何のためにそんなことを!」

「あなた方をフットボールフロンティアの決勝戦に参加させないためです」

「な…何だって…!?」

「あなた方が決勝戦に行くと困る人がいるのです、その人のために私はやった」

「…帝国の学園長か!帝国のためなら生徒がどうなってもいいと思ってるのか!」

「あなたのような教師は学校を去りなさい!これは理事長の言葉と思ってもらって結構です!」

まったく悪びれた様子もなく自分の企みを明かす冬海!いい加減にしろこのクズ野郎!
救いようのない冬海にこの学校からの追放を言い渡すお嬢。理事長(父親)から学校経営を全面的に任されてるお嬢にとって、
こんなゴミを追放することくらい、独自の判断で十分に可能なのです

「クビですか?そりゃあいい、いい加減こんなトコで教師やってるのも飽きてきたところです。
 しかしこの雷門中に入り込んだ帝国のスパイが、私だけとは思わないことだ」

「え…!?」

「ねえ…土門君?」

「…!」

「では失礼します。ふふははは…!」

こ、こいつはー!!土門まで道連れにしやがったー!!
「俺一人だけ責められっぱなしなのムカつくわ」と土門にまで非難が集中するよう仕向ける冬海!
どよどよと部員達に動揺が走る中、冬海はゆうゆうとその場から立ち去っていくのでした。ほんとに不愉快な奴だなこいつは…

「そ、そういえば帝国学園にいたって…」

「そんなのありかよ…!」

「土門さん…ひどいっす…!」

ざわ…ざわざわ…

「バカなこと言うな!今まで一緒にサッカーやってきたじゃないか!
 その仲間を信じられないのか!?」

「…円堂…冬海の言う通りだよ…ごめん…!」

「え…!?土門!」

今は仲間思いな円堂の言葉が耳に痛い…(´・ω・`)言い逃れのしようがない事実にいたたまれなくなった土門は、
とうとう仲間に背を向けて学校を飛び出してしまいます。そんな土門が行き着いたのは、子供達がサッカーで遊んでいる河川敷…
そこの芝生に座り込み、しばらくの間ぼんやりと佇んでいると…

「昔の私達、あんなだったわよね」

「…」

そんな土門に優しく声をかけたのは、学校から追いかけてきた秋でした。今は裏切り者と責めることより、
打ちひしがれている土門を励ましてあげたいようです。優しい子だのう、こんな幼なじみいいのう(えー

幼い頃、いつも一緒の仲良し3人組で集まっては、サッカーボールを夢中で追いかけていたことを思い出す秋。
その3人というのが土門と秋、それと秋の言葉にあった一之瀬という少年です。
サッカーが何より大好きで、アメリカ少年リーグでチームを優勝に導くほどの才能に溢れていた一之瀬。
しかしそんな一之瀬に、ある日突然の不幸が降りかかってしまったのです

「あれからボールを見るのも嫌だったなぁ…」

「…」



トラックから子犬を救おうとした末に起きた悲劇…2人の目の前で一之瀬は2度と帰らぬ人になってしまいました
このトラックの下に親友の体があると思うと…(´;ω;`)うっ
そんな一之瀬の死は2人にとって相当なトラウマとなってしまったようですが…

「でもね、こっちに帰ってきて円堂君に会ったの。あの子おっかしいんだ、雨だろうが何だろうがボール蹴って、
 いつまでもどこまでも…それもすっごく楽しそうに。まるで一之瀬君みたい」

「あいつは…一之瀬とは違うよ」

「えっ?」

「俺はいつも見てるしかなかった、一之瀬の背中を…追いかけても追いかけても追いつけない。
 でも円堂は違うんだよ、隣を走ってるんだ。あいつとなら…いつまでも走っていられそうな気がする」

「土門君…」

そんな2人を再びサッカーに夢中にさせたのは円堂の存在でした。
「サッカーが何より大好き」という一之瀬に似ている部分に惹かれた秋、
「才能に恵まれなくても、仲間との努力で強くなっていく」という、一之瀬とは違う部分に惹かれた土門…
理由は違えど、2人が同じ円堂を特別に思っていることには変わりありません。
そんな円堂が率いる雷門イレブンは、2人にとってかけがえのないチームになっていたのです

「みんな…怒ってるんだろうな」

バコオオオオン!

「…!?」

「サッカー!やろうぜ!」

「もうあのチームに戻れないのか…」と落ち込む土門の前に、サッカーボールと一緒に現れた円堂!
土門がスパイをやっていたかどうか…そんなことより円堂にとって遥かに大事なのは、
今ここにいる土門が心からサッカーのことが大好きな仲間だということです
2人の間に必要なのはただこの言葉だけ、トシ…サッカー好きか?(えー

「あなたは土門君のこと、気づいてたんじゃない?」

「円堂も気づいてたさ、土門のサッカーへの熱い気持ちをな」

遠くから様子を見ていた豪炎寺&お嬢も、活き活きとサッカーを始めた円堂達を微笑ましげに見つめていました。
「土門君のこと(スパイ活動)に気づいてたんでしょ?」と尋ねるお嬢に対して、
「円堂も土門のこと(サッカーへの熱い気持ち)に気づいてたさ」と返す豪炎寺。
やはり豪炎寺にとっても、今の熱いサッカー魂を持つ土門は大事な仲間。帝国のスパイ・土門はもうどこにもいないということなのでしょう
そんな豪炎寺達の気持ちがイレブンにも通じたんでしょうか、円堂達が部室に戻った時には
土門のことを非難するメンバーは誰一人としていませんでした

「冬海先生がいなくなってせいせいしたっすね!」

「バレた時の冬海の顔ったらなかったよな?」

「さすが夏未さんね!」

「ふふ」

「これで気持ちよく地区大会決勝だ!」

「…ひとついいですか?このフットボールフロンティア規約書によると、
 監督不在のチームは出場を認めないとありますが」

「「「ええええええ!?」」」

「お、お前知ってたのかよ!?」

「…し…知ってたわよ!だ、だからあなた達はすぐに監督を探しなさい、
 これは理事長の言葉と思ってもらっても結構です!」

「「「ええええ〜!?」」」

最後にお嬢の大ドジ来たー!!いい話でまとまったかと思ったその矢先、
クビにした冬海の代役をまるで考えてなかったというお嬢の大ポカが発覚!
「も、もちろん最初から気づいてたわよ」と慌てて取り繕うお嬢は間抜けな子ですね!でも可愛いから許す!(えー
この監督探しもまたひと波乱ありそうな感じですが果たして…?次回に続く!

それにしても今回は、帝国と雷門の間で揺れる土門とか、土門を健気に心配し続ける秋とか、
カリスマ女王ぶりを見せつけたお嬢とか、宿敵の妹キャラというおいしい設定の春奈とか、
単なる冷血男かと思いきや実は人間くさい鬼道さんとか、それぞれのキャラがしっかり立ってて素晴らしい脚本でしたね
必殺技の飛び交うトンデモサッカーだけが目玉じゃなくて、ストーリーの方もこれだけ質が高くて楽しめるとか
マジで最高すぎるぜイナズマイレブン。今週は裏番組の鬼太郎がメラ可愛い幼女回で、
あっちを見れなかったのもすっごいすっごい悲しかったんですが
あまりにもイナズマイレブンが神すぎるから仕方ないね(えー

(C)LEVEL-5/FCイナズマイレブン・テレビ東京


12月9日

アニメ感想:とらドラ!第10話 「花火」

「朝ね…」

「ああ…」

「結局寝られなかったわね…」

「ああ…あんなことがありゃな」

亜美の別荘で迎えた2日目の朝。新しい朝が来た希望の朝だと思いきや、竜児と大河の表情はどんよりと曇り切っていました
それもそのはず、昨晩2人のベッドに起きた異変…そこには何者かの大量の髪の毛と、気色の悪い液体が散乱していたのです
まるで本物のお化けが2人を呪っているかのような…こんな状況では、実乃梨を驚かせようなんて気力もすっかりしぼんでしまいました

「はあ…どうしようかしらね…みのりんが恐がりそうなこと…」

「櫛枝が恐がりそうなことってなんだ?」

「おわっ!?は、早いな北村…!」

ところがその時早起きさんな北村がぬっと姿を現してしまう!こんな時くらい寝坊しててください!(えー
話を聞いてしまった北村は、「やはりそういうことか」とあっさり2人の悪だくみを見破ってしまいます

「もしかして昨日櫛枝が騒いでいたのはお前たちの犯行か?」

「う…」

「やっぱりそうなのか…まったくなんでそんなことを、櫛枝が可哀想じゃないか」

いや北村さん…それを言うならお前のわいせつな全裸を見せたことが一番可哀想ですよ!!(えー
どう考えても一番実乃梨に精神的ショックを与えたのはあんただと思うんですが、少しは反省してください!

「プ、プレゼントなの。みのりんは本当は三度の飯よりホラーが好きなの…
 驚かされて恐がるのが大好きって言ってたから、夏の思い出を…」

「む…?なるほど!どうりで櫛枝も恐がっている割に目が貪欲に光っていたわけだ!」

「お、おい北村…?」

「よし!俺も仲間に入れてくれ!みんなで協力して、
 櫛枝を本格的に驚かせてやろうじゃないか!そうだ亜美も呼んでこよう!」

なんという暴走男北村!「実はみのりんは恐い思いをすると喜ぶドMな性格」という苦しい言い訳を真に受けて、
「やはりそういうことか」と完全にその話を信じ込んでしまったようです
しかし北村がやる気を出せば出すほど不安が溜まっていくから困る:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「おはよー高須君!あれ?何作ってるの?」

「え?ああ…弁当、今日はみんな一日海で遊ぶって言ってたから」

「そのために早起きしてくれたの!?こりゃいかん!シェフ、この櫛枝めもお手伝い致しますぞ!ささっなんなりと!」

「お…おう」

それからみんなの朝食を作りに台所へ向かった竜児。その後さらに昼の弁当の支度にも取りかかると
そこにちょうど起きた実乃梨がやってきます。2人で弁当作りをやることになり、竜児にとっては嬉しい時間を過ごすことに…

「いい手つきしてるなぁ、櫛枝」

「うち共働きだからさ、弟が家にいた頃はお弁当も作ってたし」

「弟いるんだ…」

「バリバリの高校球児だよ明智君!…う、うわぁしみる!?」

「お、おい大丈夫か!?」

「へへへ、どじった」

「…(ぽわーん)」

怪人二十面相参上!とばかりに玉ねぎでモノクルの真似をする実乃梨。
ところが玉ねぎのエキスが目に入って「いてえよ〜!」と苦しみ出してしまいます
でも竜児はそんなアホの子実乃梨が可愛くてたまりません(えー  実乃梨といるうちにどんどん竜児の頬が赤く染まっていき…

「高須君てほんと料理上手なんだねー、昨日のカレーも最高だったし!」

「そ、そんな大したことしてねえけど…」

「高須君のそういうキチンとしたとこ、とっても素敵だと思います!」

「…(にやにや)」

「こんな高須君、クラスの子は知らないんだよねぇ。ちょっと優越感!」

「…(にやにやにやにや)」

「高須君のお嫁さんになる子は幸せだねぇ!」

「…きゅ、きゅしえだぁぁぁぁっ!!」

「なんだい、たきゃすきゅんっ!!」

櫛枝お前が大好きだぁぁぁぁぁ!!と気持ちが爆発して実乃梨の名前を叫んでしまう竜児!
しかし、あまりに気持ちが入りすぎてきゅしえだとセリフを噛んでしまいます。それを実乃梨に真似されてしまい、
はっと我に返って話を逸らしますが…

「あ、き、昨日のことだけど…」

「…そのことだけどさ、あれ、誰にも内緒ね?あんな話誰にもしたことないんだ、
 なんちゅーか…油断した。失言だわ、でも高須君が相手で良かった…聞いてくれてありがと」

お…おお?2人だけの秘密を共有!?なんだか竜児が実乃梨の中で「特別な人」になりつつありますな、
どうやらこの旅行は竜児にとって大正解になりそうな…って、そんな2人の会話を立ち聞きしている人物が!お前か亜美!
今まで亜美はからかい半分で竜児にアプローチしていましたが、純愛路線を突き進む2人を見て何か思うところはあるのか…?

「うおー!今日も日差しがきっついぜー!ほっほー!」

「みのりん、元気…ぐ〜…」

「じゃ、あとは計画通りに」

「あれ、川島は?手伝ってくれるんだよな」

「ああ、亜美の案内で近くの洞窟に仕掛けをすることになった」

「じゃああいつがいなきゃ何も進まねーじゃん、ちょっと呼んでくる。大河、これ頼んだ」

「へ…?ふうううおおっ!!ちょ、ちょっと!」

「ほら、俺が持つよ。女子には重いだろ」

「い…いい!大丈夫だから…」

「ふふ」

そして今日のお遊びタイム午前の部。一足お先に海へ飛び出していく実乃梨でしたが、
亜美はいまだに自分の部屋から出てきてません。「んなろーいつまで待たせんだよ」と仕方なく竜児は亜美の部屋へ向かいます
というかぺたんこ座りの大河が可愛すぎて困る(*´д`)ハァハァ

とんとん

「川島ぁー、いるのか?」

「いるよー」

「みんな先行ったぞ、ったく何して…うお!?」

「見とれてたの。高須君も見る?」

   

激エロス!!なんと部屋の中で超きわどいビキニ姿となっていた亜美!
まさかこれは竜児が自分を迎えに来ると読んで、悩殺しようと待ち伏せていたのか?亜美…恐ろしい子!

「ねえねえこれやばくな〜い?どうよこの谷間、ここ外れるんだよ?ほら」

「!!!!!」

胸のリボンをいじくってぶるんぶるんおっぱい揺らしまくり!これには竜児の理性も崩壊寸前です
これだけあからさまに誘惑してくるのはどういうわけなんだ、まさか既成事実を作って竜児をモノにしようと:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「あああああ!つけとけつけとけ!」

「え〜。じゃあつけて?」

「断る!」

「冷たいな〜、そんな態度取るなら協力してあげないからね」

「え?そ、そんなこと言うなよ」

「…ねえ、どうして高須君は実乃梨ちゃんを喜ばせてあげたいの?」

「ど、どうしてって…」

なんだか聞かなくても分かるようなことを改めて竜児に尋ねる亜美。
これは竜児が誰を好きなのか白黒ハッキリさせて、自分に勝ち目がないならとっとと身を引こうと考えてのことでしょうか?
ここはぜひ竜児には「愚問だな。愛以外に人を動かすものなどあるか」
オリバさん的にビシッと決めてもらいたいところ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「教えてくれないなら協力してあげない、あと5秒ね」

「…」
「ごーお……よーん……さーん……いいの?」

「…」

「に〜〜い……い〜〜〜ち……ゼロ。協力やめ」

「あ…」

えええええええだんまりしたまま終わっちゃうのかよ!
そりゃないよ竜児!亜美も答えを待ってめちゃめちゃゆっくりカウントしてくれたのに!
まさか「この亜美のおっぱいも捨てがたいしな」とかそんなこと考えてたんじゃないでしょうね!(えー
好意的に見るなら「実乃梨を好きな気持ちは軽々しくホイホイ口にしたくない」という硬派な態度とも取れますが…
ともかくこのせいで、亜美は竜児に協力する気をまるっきりなくしてしまいます

「おいおい、なんでだよ?お前がいないと洞窟の中のことは分からないだろ」

「だってダルイんだもん。地図書いたでしょ?悪いけど祐作一人でがんばって」

「すまん高須、亜美のやつ急に…」

「…いいさ、俺が一緒に行くよ。一人じゃ大変だろ?」

「しかし…俺たち2人が抜けると怪しまれるかもしれない。大丈夫、一人でなんとかするさ!
 アイデア賞ものの仕掛けを3つも思いついたんだ!櫛枝は恐怖で半狂乱間違いなし!」

「そ、そうか」

亜美が抜けてしまったことは正直かなりの痛手でしたが、その分はなんとか北村のファイトで穴を埋めてくれそうです
こういう時にこいつのやる気は素直に頼りになりますね、やはり持つべきものは友達か…

「おおーい!櫛枝ー!逢坂ー!」

「なーにー!?」

「俺ー!トイレー!!」

「…???」

って、わざわざ数十メートル先の実乃梨達に「うおおお俺は便所に行くぞオオオオオ!」と謎のアピールをして去っていく北村!
お前はアホかー!!なんでわざわそんなことをする必要があるんだ!「いや私にトイレ宣言されても…」とさすがの実乃梨も目が点です
しかし水が恐くてぷるぷる震える大河のなんと可愛いことよ(*´д`)やっぱヒロイン3人の中じゃ大河がダントツに好きだわ

「おっ、俺がいない間に昼飯かー?」

「もー北村君!君はなんなのさ!?女の子相手におトイレ宣言してぇ!」

サンドイッチをほおばりながら北村の帰りを待っていた竜児達。しかし実乃梨は「お前デリカシーないよ!」と北村に少々ご立腹です
うーむ…食事時に全裸で登場した北村には大喜びしてたのに
食事時にトイレ宣言した北村にはプンプンする実乃梨って一体…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「(ぼそぼそ)準備万端だ」

「(ぼそぼそ)お…おう」

「なになに?なんの相談?」

「おお櫛枝、実はだな」

「ねえみのりちゃん、入江の方にとっても綺麗な洞窟があるんだけど、私のとっておきの場所なんだ。
 後でお散歩しに行かない?」

「洞窟とな!?いいねえ行こう行こう!楽しみー!」

「…?」「…?」

あとは実乃梨を洞窟へ誘い出せば…というその時、なぜか協力する気ゼロだった亜美が自らその役を買って出ます
一体どういう風の吹き回しで…?意味が分からず顔を見合わせる竜児&北村。私も亜美が何を考えてるのかサッパリです

「へ〜えここかぁ!あーみんのとっておきの…お…おさん…ぽ…?」

洞窟探検やったるぜー!と張り切ってその場所へやってきた一同でしたが、その洞窟とはモロに死臭漂うヤバげな場所。
「どう見てもこれ心霊スポットじゃねーか」と速攻で実乃梨の足が止まってしまいます

「よしでは入ってみよう!」

「で、でも…なんか出そうじゃない…?」

「お〜未確認生物との遭遇か!」

「いや…生きてるものならいいんだけど…」

「そうだな出来れば生け捕りにしよう!ん〜俄然盛り上がってきたじゃないか!
 行くぞ北村探検隊、黄金のフタクビコブラを見つけるのだ!」

「…あいつを味方にしたのは正解だったな」

「あの口車カッコいい…」

こんなとこ入りたくないオーラをビンビンに出しまくる実乃梨でしたが、そんなもの北村にはまったく通用しませんでした
有無を言わさず一方的に押し切って全員洞窟へ突入!中は一切明かりがないせいで真っ暗、
こんな時のために用意しておいた懐中電灯を片手に奥へと進んでいきます

「う〜…暗いよ狭いよ恐いよぉ〜…」

「この先一段低くなるから、気をつけろよ」

ニマアッ

(まずは第一の関門…!)

先頭の北村の後を恐る恐るついて来る実乃梨。しかしその時「おたのしみはこれからだぜ」と北村の眼鏡がギラリと光る!
すかさず用意しておいた『第一のトラップ』を作動させる北村。すると、天井からぶら下がった油揚げが実乃梨めがけて飛んでいき…

べちょっ

「ぶべっ」

「わっ、何?」

「…油揚げ?はあ…そうだった、北村って頭はいいけど…」

「アホなのよね…」

「き…北村君を悪く言うな」

「この先道が一段低くなるぞー」と言っておきながら罠を作る時は全然それを考えてなかった北村
油揚げは段を降りた実乃梨の頭上をスカッて後ろの大河を直撃!
実乃梨はトラップのことを何も気づかず先へ行ってしまいました。北村…いざという時本当に役に立たないな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ん…?ケチャップの臭いがする」

「ちょっと何してんの?」

気を取り直して洞窟の奥へと進んでいく一同。すると、大河はその途中で辺りがケチャップ臭いことに気づきます
なんなんだろうと周辺を懐中電灯で照らしてみると、壁にはケチャップで書いた血文字がべったりと!
しかし発見したのは先頭から3番目の大河なので、2番目を歩く実乃梨は何も気づかず先へ行ってしまいました。
というかこれって先頭の北村が「あ、あれはなんだー!?」とか言って実乃梨に見せるべきじゃないんですか!?
それをしなかったってことは北村自身この罠忘れてたのかよ!何やってんだ北村ー!!

「もしかしてこれが二つめの…」

「やっぱアホだわ…」

「き、北村君を悪く言うな!」

「はあ…(ぬちょっ)ん…?なんだ?こ、これって…!?」

アホの子すぎる北村に思わず溜め息をつく竜児。なんの気なしに洞窟の壁に手をつきますが、
その竜児の手に得体の知れない感触が!目を凝らして見てみると、
それは昨夜ベッドをグチャグチャにしていた髪の毛とドロドロの液体!ま、まさか本当にここは亡霊の…

「おーい、どうしたの…うぉわぁ!?たたたた高須君!?そ、それは!?」

「いや、あの…」

「うわああああ!!女の髪の毛だあああ!傷心旅行でこの洞窟に迷い込んで
 非業の死を遂げた失恋女性の呪いだああああ!!」

「み、みのりん落ち着いて!」

「(ぼそぼそ)ナイスアシスト高須、お前も仕込んでいたんだな?」

「い、いや、あの…」

「ほーら櫛枝!気をしっかり持て!」

「…」

「やっぱり北村君は有能ね、みのりんすっごく恐がってたよ」

「…北村じゃない。やらせじゃない」

「え…?じゃ、じゃあ…」

「昨夜と同じ…マジだ…!」

本物の亡霊の仕業と聞いて、ガクガクブルブルしながら実乃梨に飛びつく大河。
もはや実乃梨を脅かすどころじゃありません、むしろ亡霊に怯える同じ立場の仲間です

「よーし先に進むぞ!北村探検隊レッツゴー!」

「は〜あくっだらない…私、近道で先帰るね」

「お、おい川島!?北村!?」

しかし、亡霊のことに気づいているのは大河と竜児のみ。北村のしょうもない罠に呆れた亜美は先に帰ってしまいます
亜美に気づかず先にずんずん進んでしまう北村たち。一人取り残された竜児が取った行動とは…

「っ……川島ぁっ!!」

置いてっちゃヤダー!と亜美の後を追走!えええええ実乃梨達の方に行かないのか!
亜美なんて別に放っておいていいじゃない:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  それとも一人にするのは危ないと無意識に判断してのことなのか…

「待てってば川島!お前ほんとに道分かってんのか!?」

「当たり前でしょ。恐い?私と離れ離れになると不安?寂しい?」

「お、おい…」

「私と離れたくないって思ってる?私が必要?」

「そ、そういう場合じゃないだろ!?」

「早く実乃梨ちゃんのところに帰りたい?」

「だから!」

「高須君にあの子は合わないと思うよ。だって高須君は月だもん」

「…なんだそりゃ?」

「実乃梨ちゃんは太陽、そばにいたら焼き尽くされて消えるだけだと思うな」

「…」

すいません今正直色恋沙汰がどうこう言ってる場合じゃないんですけど!
(えー
急に「さあ私が必要だって言いなさい」的なことをバンバン言い出す亜美。どうやら竜児のことをマジで好きになりつつあるみたいですな…
実乃梨と竜児は相性悪いから諦めろとまで言い出します。付き合う前からそんなの気にしてもしょうがないと思うけどなぁ
竜児と実乃梨は月と太陽だそうですが、それどころか月とスッポンなのに結ばれた入江とKOTOKOなんて人達もいる:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「高須君は実乃梨ちゃんのことぶったりできないでしょ?
 憧れだけじゃ対等になれない、対等になれるのは…私みたいな」

「きゃああああああああ!!」

「櫛枝の声だ!!」

「私なら高須君と相性最高よ」と言おうとしたその時、洞窟の奥から実乃梨の尋常でない悲鳴が!
実乃梨の危機を察してすぐにその場を駆け出す竜児!亜美の告白は哀れにもスルーされてしまいました
だから今は色恋沙汰やってる場合じゃないって言ったのに:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「北村!櫛枝は!?」

「何があったの!?」

「それが…櫛枝が何かに…!」

「な、何かってなんだよ…?」

「分からん…だが何かがいる…!」

ふしゅるる…ふしゅるる…

「な…なにこの音…!?声…!?」

「櫛枝!今行くぞ!」

「お、おい北村!?」

「ぐああああああーーっ!!」

まるで神隠しに遭ったかのように忽然と消えてしまった実乃梨、そして後に追った北村までも同じように消えてしまう!
さらに辺りに響くふしゅるふしゅるという不気味な声、竜児達はもはや完全にパニックに陥ってしまいます

「おいっ!?北村ぁぁぁぁぁっ!!」

「北村君!?北村君!北村君ーーーっ!!」

ふしゅる…ふしゅるる…

「な、なによ…!?なんなのよこれぇぇっ!!」

ブッチィィ!!

「…なんでもいいわよ…こうなったら…!やったるううううううっ!!」

「た、大河!?」

「ううううおおおおおおおお!!」

北村はいいヤツだった…本当にいいヤツだった…一番の仲間…
こ…こなごなにしやがって…!!
(えー
今まで恐怖と不安に震えていた大河も、北村を消された怒りが全てを凌駕して暴走開始!
脇目も振らず北村達が消えた通路に突撃してしまう!これでは大河も同じ結果に…って

バッシャーン!!

「ぷおっ!?お、溺れる!溺れぶぶぶ!」

「北村君、事故発生!大河を救出せよ!」

「了解!大丈夫か逢坂!」

「き…北村君…?」

ところがそこには、まったくもって平然としている北村達の姿が!あれー!?
そして大河が溺れそうになっていたのは、単にすっ転んで水溜まりに顔を突っ込んでいただけでした
数センチくらいしかない水溜まりですら溺れるとは…大河は常にビート板と一緒じゃないと生活できないな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「遅かったねえ明智君」

「く、櫛枝!?」

「そう…我こそは櫛枝実乃梨、通称みのりん。
 犯人は私だぁぁぁぁぁ!!で、共犯はこいつだー!!」

「高須の部屋の髪の毛と…」

「大河の部屋の散らかった服…その他もろもろは私達の仕業だったのだぁぁぁぁぁぁ!!」

「すんませんでしたぁぁぁぁ!!」

なんだそりゃー!!亡霊の話は全部こいつらの嘘っぱちですか!しかも北村が最初から実乃梨の手下として動いていたとは…
ひたすら( ゜д゜)ポカーンとしか言いようがありません。今までのことが全部演技とかこいつら何者なんだ…(えー

「いやぁ君たち2人の驚かせ方が甘々だったからさ、教えてあげたくなったのよ」

「てことは…バレてたのか…?」

「あんだけ2人でこそこそしてればね。だから北村君を仲間に引き入れて、
 逆にこっちから仕掛けたってわけ。でも楽しかったよ、ありがとね」

「お、怒らないのか?」

「怒んないよん。だって私ホラー大好きだもん」

「ええ!?」

「いわゆる饅頭恐いメソッドですわ、お化けが恐いオカルトが恐いとか言ってると
 必ず誰かが驚かせてくれるのね。私はそれを美味しくいただくってわけ」

「…はあ…」

ええええええええ今回の冒頭どころか、実乃梨のホラー嫌いについては何もかもが演技だったのか…
てっきり前回の実乃梨は素で恐がってて、「よくもやってくれたなコノヤロー」という仕返しに今回だけ演技してたのかと思いましたが、
最初から全てが計算づくで恐がりの振りをしていたとか…正直これじゃ普段の実乃梨まで信じられなくなりそう:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ともかく亡霊騒ぎはこれにて一件落着。そしてこの旅行を締めくくる花火タイムで、竜児たちは別荘の最後の夜を過ごします
花火に興味がないのか亜美はとっとと部屋に引っ込んでしまい、自然と竜児&実乃梨、北村&大河ペアに分かれて話をすることに…

「あのさ…あ、ありがとな。完全に騙されたし、マジで恐かったけど…」

「…?」

「お前といると楽しい、どんな時も…」

ぐっは!!なんだか聞いてるこっちが恥ずかしいセリフ来たー!!(えー
ここまで言ったらもう告白しちゃった方がいいような気もしますが、実乃梨本人から「今は恋愛には興味ない」って言われてるからなぁ
もどかしいもんですね

「あはは…それってこっちのセリフ。私も本当に楽しかった…カレーも美味しかったし、
 私の変な話も笑わないで聞いてくれた、高須君はちゃんと分かってくれた…恐がらせて本当にごめんね、
 高須君に幽霊見せてあげたくて悪ノリしちゃった」

「俺に…?」

「うん、幽霊見たいって言ってたから」

「えっ、ああ…」

いやそういう意味で言ったんじゃないだろ!!
あれって恋愛についての例え話だろ!「高須君は私の話をちゃんと分かってくれた」と言ってますが
実乃梨は竜児の話をちゃんと分かってないんかい!あんな幽霊がどうのこうのとか回りくどい話するから…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「高須君はさ、なんで私を恐がらせようと思ったの?」

「えっ、そ、それは…お前がホラーが苦手だって、大河が教えてくれたから…」

「からかってやろうって?違うね、高須君は人が嫌がることは絶対にしない。
 人を喜ばせることをいつも考えてる人だもんね」

「…」

「その高須君がどうしてこんなことをしたんだろう。私はそれが知りたいと思ってる、本当に不思議に思ってるの」

さあ実乃梨からまた答えにくい質問が飛んできてしまいました。慌てて言った言い訳もあっさり実乃梨に嘘だと見抜かれてしまいます
ここはやっぱりだってお前のこと好きなんだもん!と本当のことを言うしかないのか…

「…見せたかったんだ、幽霊を。幽霊はいるって信じさせたかったんだ、
 見えないからって諦めるのはまだ早い…そう思ったから」

え…ええ!?いや何を言ってるんですか竜児!「幽霊が見えない」って実乃梨の話を聞いたのは昨日の夜で、
それ聞く前から実乃梨のことはおどかしまくってたじゃないですか!
むしろ幽霊の話を聞いてから実乃梨にやったトラップって、全部北村の仕掛けた奴だけだよな…
あれは全部気づいてもらえなかったから幽霊の話聞く前にしかおどかしてないよ!
もう言ってることメチャメチャだよ竜児!幽霊の例え話はほんとややこしくなるだけだったなぁ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「そっか…高須君、次はUFOを探そっか。人工衛星じゃない本物!」

「え?」

「UFOの次は…そうだなぁ、ツチノコがいい!そうやって見たいものを見つけて行ったら、
 私の世界を変えて行ったら、そしたら…」

そしてまた突拍子もない話を始める実乃梨。要するに恋愛を知らない自分の世界を変えて行きたいということかな?
そのためには、今まで自分が「実在しないと思ってたもの」を色々この目で見て行きたいと…
でも本物のUFOとかツチノコとか、とてもじゃないけど見つけられそうにないんですけど
これじゃ実乃梨が恋愛できる日なんて一生やって来そうにない:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「…櫛枝!」

その時、何かに気づいて海の向こうに目をやる竜児。すると、どこか遠くで打ち上げられた花火がドンドンと夜空に輝いていました
おお、UFOだとか現実離れしたものじゃないけど、これはこれでいい夏の思い出に…

「…爆発した?UFOが…夢みたい!ほんとに見ちゃった!見ちゃったよぉぉ!
 銀河戦争勃発だぁぁ!!あははっ、地球は私達が守るんだー!」

は…はいいいいいいいい!?(゜д゜;)
い…一体なんでそうなるんだ!?花火がUFOって…たった今ただの人工衛星じゃ嫌、本物のUFOがいいって言ってたばかりなのに
ただの花火を見て「わーいやった本物のUFOだ」と大騒ぎするとは…一体どういう理屈なんですかそれは!


(C)大場つぐみ・小畑健/集英社

…何が何だか わからない…(えー

前回もそうでしたが実乃梨の話はあまりにも意味不明すぎる…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
正直言ってついていけないなぁ、やっぱとらドラのヒロインは大河が最強だわ




そしてラストシーン。その大河が少々意外なことになってきました
旅行から自分達の町へ戻ってきて、竜児と2人で自宅に戻ろうとした大河。しかし竜児の背中を見るその表情は…



何この恋する乙女の顔
なぜ竜児に向けてこんな表情を!?まさか実乃梨と竜児が仲良くなるのを見ているうちに、
竜児を好きな気持ちが目覚めてせつなさ炸裂してしまったとか…(えー
この間なんか「竜児は私のだ」って言ってたくらいだしなあ。でもそうなると大河、実乃梨、亜美みんな竜児を好きってことになって
ただのハーレムアニメになりそうで嫌だな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

(C)竹宮ゆゆこ/アスキー・メディアワークス/「とらドラ!」製作委員会


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