■機動戦士ガンダムOOセカンドシーズン第8話
「無垢なる歪み」
「あ…頭に声が…!?」
(GN粒子を触媒とした、脳量子波での感応能力…それを使ってのヴェーダとの直接リンク、
遺伝子操作とナノマシンによる老化抑制…僕たちはイオリア・シュヘンベルグの計画に必要な存在だ)
「…」
(まさか、自分に同類がいることを知らなかったのかい?ふふ…
どうやらガンダムマイスターである君には、ヴェーダによる情報規制がかかっていたようだね)
ティエリアの前に突如姿を現したリジェネ。一体何が狙いなのかと思いきや、いきなり聞いてもいないことを色々説明し始めました
テレパシーにGN粒子と脳量子波を使ってるとか、ティエリア達が老けない理由とか、視聴者に優しい男ですねリジェネさん:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
でも目の前にいるのに口で喋らないでわざわざテレパシーで話すのは、自分の能力を自慢したいだけなんだろうなあ(えー
「…そんな…」
(なら教えてあげるよ、この計画の第一段階は、ソレスタルビーイングの武力介入を発端とする世界の統合…
第二段階はアロウズによる人類意志の統一、そして第三段階は…
人類を外宇宙に進出させ、来たるべき対話に備える…それがイオリア計画の全貌。
そう、宇宙環境に適応した僕らが人類を新たなフロンティアに導くのさ)
そしてリジェネが語るイオリア計画の全貌、ずいぶん意外な事実が明らかになってしまいました
外宇宙に存在する奴らと対話って…つまりE.T.みたいな宇宙人が存在するってことですか!?(えー
話のスケールがえらく大きくなってまいりました、いずれは地球だけじゃなく宇宙人まで巻き込んだ大戦争に発展するんだろうか
「あのマリーって子、超人機関出身なんだろ?艦に乗せて大丈夫なのか」
「一通りのチェックは済ませたわ、それにアレルヤには必要なの」
「何が?」
「戦うための理由が」
場面変わってトレミーにて、マリーの処遇について話していたラッセとスメラギ。
スメラギには以前から「早くマリー助けたいお」と相談していたせいか、早くも公認の仲にしてもらったようです
それはいいけど、これからずっと一緒に戦場を連れまわすっていうのはどうなんだろうなぁ…
イアンのおっちゃんだって嫁と遠く離れてお仕事がんばってるんだから、
なにもトレミーを2人の愛の巣にしてやる必要はないと思うんですが:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「つかぬことを聞くです!2人は恋人なのですか?」
「なっ…」「えっ…」
「おお〜!乙女の勘が当たったです!(すたすたすたすた)」
またミレイナのつかぬ質問キター!!今度は刹那達と違って、図星を突かれたアレルヤ達は真っ赤っ赤です
初々しいカップルだのう、乙女の勘が当たってミレイナはご満悦の様子です
でもすっかり満足したのでそのまま帰ってしまいました。お前の用件はそれだけかー!!
それにしてもこの質問、セルゲイ大佐とソーマに向けてもやって欲しかったのは俺だけですか:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「クラウス達は無事に辿り着いたか…しかし…」
「連邦政府主導による中東の再編…アザディスタンの解体…マリナ・イスマイール…」
しかしラブラブお気楽ムードのアレルヤ達と違って、ライルと刹那は自室で神妙な顔をしていました
2人の気がかりはカタロン支部のメンバーやマリナ…あの砂漠の基地を脱出した後、アロウズから無事に逃げ延びたようですが、
連邦によって焼かれたアザディスタンを始めとして、中東の国々は連邦の目論見どおりに再編されようとしていたのです
「マリナ様ぁ…元気だして…」
「あなた達…」
「これ、あげるから…」
「…ありがとう…ありがとう…」
いまだに祖国を失ったショックから立ち直れない貧乏姫。そんな姫が心配なカタロン支部の子供たちは、
どうにかして貧乏姫を元気づけようと、なけなしのお菓子を差し出すのでした
健気な子供達の優しさに心打たれて、涙をこぼしながらお菓子を受け取るマリナ。
でもこのシーン、貧乏すぎて腹ペコ姫様お菓子をめぐんでもらって感激の図にしか
見えないのがなんとも:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「リジェネ・レジェッタ…」
そして場面はトレミーへ戻ってきていたティエリアへ…しかしティエリアの頭の中は、先ほどリジェネと話したことでぎゅうぎゅう詰めでした
リジェネの話は相当ティエリアに影響を与えてしまったらしく、一人でずいぶん思い悩んでいるようです
「人類を新たなステージへ導くためには、大きな波が必要だ。そう、変革という波がね…」
「く…!だが…アロウズの卑劣な行為を黙って見ていろと言うのか!」
「変革は痛みを伴う…君達だってそうして来たじゃないか?」
「う…っ」
そしてさっきの話の続きを思い出すティエリア。というかリジェネの奴、もうテレパシーで喋るのは飽きちゃったのか
今度は普通に口で喋ってますね(えー
最初に現れた瞬間は口で喋って、その後話し出した時はテレパシーで喋って、
その続きを話す時はまた口で喋って…いちいちせわしない奴だなぁ:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「君達はイオリアの計画の障害となっている」
「え…!?」
「僕達は計画のために生み出された。僕達の存在意義は、計画を遂行しそれを完遂すること。
君は自分の存在を自分で否定している」
「…あ…あぁ…っ!?」
「ティエリア・アーデ…共に人類を導こう、同じイノベイターとして…答えは急がないよ、また会いに来る。
君と僕はいつでも繋がっているのだから」
リジェネにひたすら痛いところを突かれまくり、その信念を激しく揺さぶられてしまったティエリア。
リジェネの言葉に何一つ言い返すことができず、今の自分の在り方に疑問を感じてしまいます
「イノベイター…計画を遂行する者…だとしたら、自分の進むべき道は…」
《そうやって自分を型にはめるなよ》
「…!?」
《四の五の言わずにやりゃあいいんだ、自分の思ったことをガムシャラにな。
俺達は、イオリアの爺さんにガンダムを託されたんだぜ》
「…ロックオン…」
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な…なんとぉぉぉ!?まさかの先代ロックオンさん登場キター!!
5年経った今もティエリアの中に鮮明に残っているロックオンさんの幻、これは確か1期でヴェーダを失った時に言われた…
幻でもロックオンさんが出てくると雰囲気違いますね、そこにいるだけで安心感のある不思議な魅力というか…
ほんとなんで死んじまったんだろうなー(´;ω;`)ちくしょう
「あっ、フェルト。ちゃんと紹介してなかったね、これからトレミーで一緒に暮らす…」
「ソーマ・ピーリス…」
「あっ…?」
「4年前、国連軍のパイロットとして私達と戦った…その戦いで私達は失ったの…
クリスティナを…リヒティを…モレノさんを…そして…ロックオン・ストラトスを…!」
「あ…私…」
その頃マリーといちゃつきながら艦内を歩いていたアレルヤに試練が!「やあフェルト僕の彼女だよ可愛いだろ〜」と
フェルトに声をかけますが、意外にもフェルトはマリーに対する恨みを口にしてしまいます。
一番意外な人が突っかかっていきましたね…仲間を亡くしたのが、あれだけトラウマになったスメラギはケロッとしてるだけに…(えー
どうでもいいんですけどフェルトの胸が一期より凄くしぼんでる気がする:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「フェルト、マリーは…」
「分かってます…!彼女のせいじゃないって…!でも、言わずにはいられなくて…!(バタバタバタ)」
「…」
「ごめんよ、マリー…でも、フェルトにとってこの艦のクルーは家族同然で…彼女にとってここは全てなんだ」
自分でも、マリーにこんなことを言っても仕方ないとは分かっているフェルト。
しかし頭でいくら分かっていても、湧き上がる感情は抑えられなかったようです
情緒不安定になったフェルトはその場から駆け出してしまい…
どうでもいいんですけどフェルトのお尻は胸と違ってエロくなってる気がする:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「まさかこの僕がアロウズに入隊することになるとは…」
「これが新型…」
一方その頃、アロウズのマネキン大佐の下に新たな戦力が集結していました
まずはアヘッドを上回る性能を持つ最新鋭機ガデッサ。パイロットはなんとイノベイターのリヴァイヴです
今まで傍観者だったイノベイターもいよいよ直接動き始めたということか、そしてもう一人新たにやってきたパイロットが…
「大佐ぁー!来ちゃいましたぁー!!」
「…あ、あの男…」
みんなお馴染みパトリック・コーラサワー参上!5年経っても変わってねー!
相変わらずマネキン大佐大好きなんですねコーラサワー。というかジンクスVじゃなくてアヘッドを与えられてるってことは、
やっぱり腕は確かなんだろうなぁ。なにげにコーラサワーはデュナメスとナドレを倒した男だもんなぁ(えー
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「貴官はどこまでバカなのだ!?アロウズに関わるなとあれほど…!」
「アロウズには自分から志願しました!大佐を守りたいからであります!」
「…ここにいればガンダムと戦うことになる、死ぬことになるぞ」
「お言葉ですが、自分は7度のガンダム戦を行い生き抜いて来ました。
ついたあだ名が不死身のコーラサワーです!」
「…それは当てこすりだっ!!」
「いやぁ〜!そうですか?あっはは参ったなぁもう、人気者って辛いですよねぇ!」
「…まったく……ふふ」
7回ガンダムと戦い、全てにおいて撃墜されながら必ず生きて帰って来た男。悪運の強さは筋金入りですね
そんなおバカでお気楽なコーラサワーに呆れてしまう大佐でしたが、それと同時に明るくて憎めない性格に思わず口元が緩んでしまいます。
今までリントやグッドマンとの殺伐とした関係や、言うこと聞かないブシドーに頭を痛めていたマネキン大佐にとって、
コーラサワーの存在は予想以上の精神的支えになるかもしれませんね
「王留美からの暗号通信だぜ」
《皆さん、今まで公に姿を見せなかったアロウズの上層部が、経済界のパーティーに出席するという確定情報を得ました。
後日その調査結果を…》
「はっ…僕もその偵察に参加させてもらう!」
「ティエリア…?」
そして没落チャイナからトレミーに伝えられた、アロウズのお偉いさんが出席するパーティの情報。
普通ならこういう上流階級の集まりはチャイナだけに任せて、刹那達はその報告だけを受け取るところですが
今一度アロウズの本質をきちんと見極めたいティエリアは、自分もそれに出席したいと熱心に申し出ます
「本当の敵を…この目で見たいんだ!」
「…相手に俺らの正体が知られている場合も」
「俺がバックアップに回る」
「仕方ないわねぇ…その代わり、私の指示に従ってもらうわよ」
そんなティエリアの気持ちを汲み取ったのか、刹那も自分からティエリアの補助役を名乗り出ます
スメラギもやれやれといった感じでそれを承諾し、刹那とティエリアの2人でパーティに潜入することが決定するのでした
でも刹那はゲリラ育ちでロクな教養がないと思うんですが、こんな上流階級のパーティに出席して本当に大丈夫か:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
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「これでよろしいでしょうか?」
「ええ、十分ですよ」
って通信を終えたチャイナの後ろに意外な人物が!リジェネに言われて喋ってやがったのかよぉぉぉ!
また今回もイノベイターのお仲間ですかこのクソボケチャイナ!いいかげんこの最低コウモリ女をどうにかしてくださいよ
没落チャイナの好感度は二期で落ちるところまで落ちたな…そろそろ本気でカミーユ君に
修正という名の鉄拳をお見舞いして欲しいところです(えー
お前だ!いつもいつも脇から見ているだけで人を弄んで(ry
「フェルトさん…?」
「この前はごめんなさい…感情的になってしまって…」
「いいえ、そんな…」
「…」
「…」
「…じゃ…」
そして再び場面はトレミーへ。しばらく時間を置いて頭が冷えたのか、フェルトはこの間のことを謝りにマリーの部屋を訪れていました
しかし、一応の仲直りはできたものの他に何も話すことがなくて会話が続かないという悲劇が…(えー
「友人と言うには微妙な関係」くらいの仲にはよくあることですね、こういう沈黙ってなんでこんなに気まずいんだろう:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「あ、あの…!」
「…?」
「皆さんのこと、大切に思っているんですね…」
「私の…家族ですから」
なんとかマリーが用意した話題に笑顔で答えるフェルト。これからはもう少し気軽にお喋りできるといいですね…
そんな一方でいよいよティエリアはパーティ会場へ潜入を…ってこ、このおっぱいは一体!?(えー
スメラギの言っていた「私の指示に従ってもらうわよ」とはなんと女装!そ、それはいいんですけど、一体どんなマジックを使ってこんな胸を!
寄せて上げるにしても無理があるだろうし…GNおっぱい!?GN粒子のテクノロジーを応用したGNおっぱいなのか!?(えー
「我がアロウズの開発主任です」
「ビリー・カタギリです」
「おお、あなたがカタギリ司令の!優秀であると聞いていますよ」
「いえ、そんな…」
「はっはっはっはっは!」
そしてパーティ会場には、アロウズ上層部と言うだけあって司令官ホーマーと我らのビリーの姿が!
司令官ともなれば、「本当の敵を知りたい」と言っていたティエリアにはかなり興味深い男でしょう
そんなホーマーをジロジロ観察したティエリアの感想は…?
(あれがアロウズの司令か…だが彼が全てを仕切ってはいない、本当の敵はどこにいる…!)
「こいつは別にどうでもいいな、次を探すか」といとも簡単に飛ばされてしまいました
ホーマー立場ねー!よっぽど大物のオーラを感じなかったんでしょうか、ビリー共々あわれな家系だなあ:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
(困ったもんだねリジェネの勝手も。彼はもう少し泳がせたかったんだけど…)
「…なぜ私をこんなパーティに?」
「あなたはアロウズ最大の出資者、ハレヴィ家の当主だ」
「…挨拶が終わったら、仕事に戻ってもいいでしょうか?」
「もちろん」
その頃ティエリアお目当ての黒幕リボンズは…ってルイスとお喋り中!?やっぱりこの2人繋がりがあったんだなぁ…って
ルイスがアロウズ最大の出資者とかなにげに凄い事実が明らかに!ルイスが親の遺産で出資してるとは知ってましたが、
まさかそこまでとんでもない超大金持ちだったとは…一体ルイス父はどんな凄い人だったんでしょうな
それとトリロバイト出撃の時に言ってた「多額の寄付をした女」っていうのも、やっぱりルイスのことだったんですね
「それはいいご趣味ですねえ」
「ありがとうございます(きれいな女の人の声)」
「今度あなたをエスコートさせていただきたい!」
「ええ、喜んで(きれいな女の人の声)」
(連邦の権力にすがり利権を求めるクズどもが!)
その頃のティエリアは、次々に言い寄ってくる連邦の高官達に腹の中で毒づきながら笑顔を振りまいていました
というかこのきれいな女の人ボイスはなんなんだティエリア!?ヘリウムガスでも吸ってきたのか!?(えー
GNおっぱいの次はGNボイスとは、GN粒子のテクノロジーは凄いな:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「失礼、リボンズ・アルマークと申します。一曲いかがですか?」
(あの男は…?)
リボンズがあらわれた! コマンド? たたかう にげる ⇒おどる どうぐ(えー
なんとわざわざ自分から姿を現し、踊りの申し込みをしてきたリボンズ!
どうやらティエリアとは初対面のようですが、ティエリアもリボンズのたたずまいから何かを感じ取ったのか
その正体に気づいてダンスを受けることにします。さっきのホーマーとはえらい違いだな:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「まさかそのような格好で現れるとは思わなかったよ」
「…マイスターは男だと知られている、戦術予報士の指示に従ったまでだ。
リジェネ・レジェッタを差し向けたのは君か?」
「まさか。彼のイタズラに僕も振り回されているよ」
「イオリア・シュヘンベルグの計画を実行していると聞いた」
「信じられないかい?なら今すぐ君に返してもいいよ、ヴェーダへのアクセス権を」
「な…!?アクセス権…君が掌握しているというのか…!?」
「ふふ…少し場所を変えようか」
最初はただニコニコと微笑みを浮かべてジョークを並べるリボンズでしたが、
ヴェーダの名前を出した途端、ニマアッと本性の妖しい笑みを!同じ笑顔でも悪い顔だのー
そしてヴェーダの掌握については、ティエリアは今まで「何者かがやった」くらいにしか知らなかったはず…
このリボンズの誘いには食いつかずにいられず、VIPルームに連れられて2人で会話することに…
「可憐だ…」
そして「ティエリアたんハァハァ」と今のダンスを見守っていたグッドマン准将マジアホ丸出し
いつも偉そうなこと言っておいて、男と女の区別もつかずにハァハァとはなんという間抜けな姿!
失態だなぁグッドマン准将、無能の者はアロウズには不要だぞ(えー
「…何か?」
「い、いや…せっかくの休暇だ、もう少しゆっくりしていくといい」
「そういうことに興味ありません」
そして先ほどリボンズに話した通り、挨拶が終わったのでさっさとパーティ会場を後にしようとするルイス。
一緒にいるアンドレイはルイスのドレス姿に悩殺されまくってるようですが、かわいそうに全然相手にされてません。
ピキィィィィィン!!
「はっ…!?あの人…?」
その時ルイスに電流走る!会場から出た瞬間、まるでニュータイプの直感のように何かを感じ取ったルイス。
そういえばルイスとリボンズのリンクには脳量子波を使ってるわけだから、ルイスもこういうソーマ達みたいな鋭い感覚があるのか…
そんなルイスが感じ取ったものとは、ニンテンドーDSで遊んでいる刹那の姿でした(えー
刹那…やはりパーティに出席できる教養がないから、「お前はここでニンテンドーDSやって遊んでな」と留守番を…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「あの…」
「君は…!?日本にいた…」
「ルイス・ハレヴィよ。刹那・F・セイエイ」
「なっ…俺を覚えて…」
「珍しい名前だったから…」
なんと数回しか面識のない刹那をしっかり覚えていたルイス。刹那の方は「えっと顔は覚えてるけど…」と
すぐに名前が出てこないくらいなのに、大した記憶力ですね。でもお互いちゃんと会ったことは覚えてるんだなあ
こうなるとやはり刹那のことを完全に忘れていたビリーの立場が:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「ねえ…彼は元気?」
「彼…?」
「ほら、以前あなたの家の隣に住んでた…」
「沙慈・クロスロードのことか…以前、仕事先で偶然出会った」
「ほ、本当に!?」
「ああ…コロニーで働いていた」
「そう…沙慈は宇宙に…夢、叶えたんだね…」
「…その手…?」
「えっ?あ、ちょっと事故でね」
まさか「彼なら僕と一緒にトレミー乗り回してます^^」とは言えませんが、ルイスの気持ちを汲んで最低限の情報は伝えてあげる刹那。
ルイスも沙慈の近況を知ることができて嬉しそうです。しかし、刹那がふとルイスの左手を見てみると
そこには義手のものらしき模様が…パッと見では本当の腕にしか見えませんでしたが、こうして近くで見るとこんな模様が見えるんですね
「ヴェーダを掌握しているというのは本当なのか」
「身に覚えがあるはずだよ?」
「…まさか…!?スローネに行ったトライアルシステムの強制解除は…!
ということは、擬似GNドライブを国連軍に渡したのも…!」
「ソレスタルビーイングの壊滅は計画に入っていたからね。本来なら君等は、4年前に滅んでいたんだ」
「…!?そ…そんな…!」
そしてリボンズとVIPルームで2人になったティエリアは、またしても驚愕の事実を知らされていました
4年前の時点でソレスタルビーイングを壊滅させるのが元々の計画とか…本当にイオリアがそんな過激なことを考えていたんでしょうか?
元々ティエリア達が聞かされていたのは、「統合された世界の抑止力となる存在」としてソレスタルビーイングは
活動を続けていく予定だったはず…わざわざイオリアがトランザムなんてものを用意したことからしても、
リボンズやリジェネの言い分が正しいとはどうも思えません
「…そんなはずはないッ!!僕達はイオリア・シュヘンベルグに託された!
ガンダムを、GNドライブを…!トランザムシステムを!
イオリアにガンダムを託された僕は思う…君達は間違っていると!
そうさ、僕は自分の信じた道を進む!愚かだと言われようが、ガムシャラなまでに!」
「ははははっ…君は思った以上に人間に感化されてるんだね、
あの男に心を許しすぎた。ロックオン・ストラトスに」
「く…」
「計画遂行よりも家族の仇討ちを優先した愚かな人間に」
「…!!貴様ァァァーーッ!!」
やはりティエリアも同じ事を思っているのか、「イオリアはそんなこと言わないもん!」とリボンズの言い分を否定!
さらに大好きなロックオンさんを罵られて完全にブチ切れ!すかさずガーターベルトに仕込んでおいた銃を取り出しリボンズに向ける!
ズガアアアアン!!
「う…っ!?」
「ヒリング・ケア。イノベイターよ」
しかしそこにまた新たなイノベイターが登場!ヒリングとかいう初の女性イノベイターです
そのヒリングにまんまと銃を撃ち落されてピンチのティエリア。これはやばいと迷わず窓に向かって駆け出し、
そのままの勢いで窓をブチ破って決死のダイブ!おいここ2階だぞー!!
「沙慈・クロスロードと会った時、こう思った…」
「え…?」
「彼は今でも、君の事を…」
「…うっ…!?く、あ…!あああ…!」
「…!?どうした!」
「…ん?」
一方その頃刹那も大変なことに!ルイスがいつものヤク切れを起こして苦しみ出したその時、
偶然近くを歩いていた人間にその悲鳴が聞こえてしまいます。心配そうに駆け寄ってきたその人間は我らのビリー!よりによってお前かー!
「うう…!ううう…!」
「どうしたんだい!?」
「分からない…!急に苦しみ出して…」
「はっ…!?き、君は…!!ソレスタルビーイング!!」
「…!!」
「こ、この青年は…!ソレスタルビーイングのメンバーだッ!!
警備兵!警備兵ーーッ!!」
貴様は僕からクジョウを奪ったあの時のー!と物凄い表情で叫び始めるビリー!
正体のバレた刹那は、やむなくそこからすぐに逃げ出すことに!
というかビリー、怒りに任せて刹那に殴りかかるかと思いきや警備兵!警備兵ーーッ!!って
お前こんな時でも他力本願かよってなんだかとても悲しいんですが:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
(…イオリア・シュヘンベルグは、第三段階までの計画を練りながら第一段階の紛争根絶に執着していた…
リボンズ・アルマークの計画か、ソレスタルビーイングの理念か…)
そんなパーティ会場の騒ぎを見下ろしながら、一人イオリアの考えについてつぶやくリジェネ。
どうやらイオリアが第三段階の計画までを練っていたことは本当のようですが、
リボンズのように計画進行を第一に考えるのではなく、刹那達のように何より紛争根絶を重視していたようです
つまり最終的な目標はリボンズと同じでも、それを目指す手段は刹那達と同じだったということか…
リボンズも刹那達も、元は同じイオリアの思想からまっぷたつに枝分かれしてしまったんですね
しかしリジェネは人ごとみたいに言ってますが、今回の勝手な行動といい100%リボンズの仲間ってわけじゃないのか…?
「すまない…!俺のミスだ!」
「だが…見つけたぞ刹那、世界の歪みを…
そうさ、僕たちはガンダムで世界の歪みを破壊する!」
パーティ会場から脱出した刹那達は、すかさずダブルオーとセラヴィーに乗り込むとトレミーへの帰還ルートを辿っていました
ティエリアの迷いもリボンズとの出会いで完全に吹っ切れたようで、これだけでも今回の作戦を行った意味はあったか…って
「ところがぎっちょんッ!!」
最恐のぎっちょん男キター!!いきなり刹那達の正面に現れたのはなんとアリー!
お前はまた聞こえないはずの話に返答してきやがって!すっかりグラハムの専売特許を自分のものにしてるな…(えー
「…!?あのガンダムは…!」
「スローネの発展型…!?」
「さあ始めようじゃねえか!ガンダム同士による、とんでもねえ戦争ってヤツをよぉ!!」
ガンダム同士の戦いに胸を躍らせながら、GNバスターソードを引き抜くアリー!
どうやら今度はアザディスタンの時と違って見逃してくれそうにありません:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
それと刹那の反応が、いきなり目の前に出てきたガンダムに驚いてるだけで
アリーのぎっちょんについては全然聞こえてないみたいなので
さっきからアリーが言ってるのは全部単なる独り言だと思われます(えー
なんだか本当にグラハムの特技を継承しちゃいましたねアリー。まあグラハムは一期で死んじゃって二期じゃ出てきてないから
その代役というわけか:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン 次回に続く!
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