■爆丸バトルブローラーズ48話
「翼の折れたエンジェル」
「待ってお祖父さま!私アリスよ、分からないの?」
「ハ〜〜ルゲ〜〜イ!」
「きゃあああっ!?」
やっとの思いでゲーハビッチ博士に追いついたアリス。しかし感動の再会とはいかず、すぐに博士は妖怪ジジイハルゲーに変身!
やっぱりハルゲーの罠だったのか…と思いきや、突然ハルゲーは「頭イターイ」と頭を抱えてうずくまってしまいます
「ぐがぁっ…!な、何をするミヒャエル…!」
《ワシの中から出て行けハルゲーよ!》
「お、おのれ…!」
「お祖父さま!?本物のお祖父さまなのね!」
「く、来るんじゃない…!このままでは私は再び悪魔のようなハルゲーに戻ってしまう…
サイレントコアのマイナスパワーを浴びたせいだ、
だがインフィニティコアのプラスパワーがあれば…ぐううっ…この苦しみからも解放される…」
「インフィニティコアの力があれば…以前の優しいお祖父さまに…?」
なんと。一時的にハルゲーの意識を追いやって体を取り戻した博士。なんだかアレルヤとハレルヤを見てる気分だなぁ(えー
しかしハルゲーを封じていられるのもわずかな間だけ、すぐにまた博士の体はハルゲーにぶん取られてしまうでしょう
「インフィニティコアがあれば助かるんです><」と言う博士でしたが、果たしてこれは本当に博士の言葉なのか…?
。・゚・(つд∩)・゚・。
ウエーンまたハルゲーに戻っちゃうよー
。・゚・(つд∩)・゚・。 ウエーンインフィニティコアがあれば助かるのになー
つ・д∩)チラ
(つд∩) ウエーンウエーン
という風にすべてがハルゲーの演技なのでは…(えー
「へぇ〜!こんなテーマパークがあるんだ、鳩留町って面白い!」
「油断するな、敵はすぐに来る」
「はい!了解です!こうやってシュン兄と戦えるなんて…僕大・感・激です!」
一方、新たに鳩留町へ向かっているナーガの手下を迎撃に向かっていたシュンとコンバ。
もともと鳩留町付近にいた3体はマルチョ達に倒されましたが、世界に散らばる3体もすぐそこまで向かってきていたのです
「俺もついてるぜ…こうしてまたお前と会えるとはな!フェニックス!」
シュンの言葉通りあっと言う間に敵さんご到着!こいつはヴェストロイアでシュンと戦ったロック!
どうやらあの時やられたことを相当根に持っているようですが…
「まさかあなたが生きていたとは…!ヴェストロイアで倒したと思っていたのに…」
「倒しただと…!?あれはナーガ様の命令で負けたフリをしただけのこと!
あんな屈辱は2度とごめんだッ!」
ハハハこやつめ、負け惜しみか( ´∀`)と思っていたら、
ロックはこの戦いで初めて見せるアビリティを発動!うーむ本当に力を隠していたのか…
体を透明にするそのアビリティで、まんまとフェニックス達の背後を取ったロック。
そのまま不意打ちを仕掛けますが、フェニックスは素早い反応でその攻撃を回避する!
「さすがだな!だがこちらはどうかなァ!」
「や、やば!」
しかし、フェニックスと違ってロックの攻撃をさばき切れないコンバのハーピー!
咄嗟にフェニックスがかばいに入り、なんとかピンチを脱しますが…
「かかったな…!”クリスタルジェイル”!」
「はっ!?け…結界ですって!?」
ロックはさらなる奥の手を発動!特別な氷のオリの中に閉じ込められたフェニックスは、一切の戦闘能力を封じられてしまいます
フェニックスを助けようとするハーピーですが、ロックの猛攻に太刀打ちすることができず…
「おのれぇぇぇっ!!」
こうなったら俺がブチのめしたる!怒りのシュンはドヒュンドヒュンと城を簡単に飛び越えて行き、
なんとロックに直接攻撃を仕掛ける!何十メートルジャンプしてんだお前ー!!
「目障りだ人間ッ!」
「ぐうっ!」
「うわああああーっ!!」
ドドドドバッゴオオオオ!!
容赦なくシュンを猛烈な風で吹き飛ばすロック!コンバもろとも城に叩きつけられてしまったシュンは、
物凄い勢いで城をドカドカブチ破っていき一階にまで落下!ぎゃああシュン死んだー!!
「いててぇ〜、どこだここ…?」
「城の中だ」
ってまるで平気ですかあんたら!あんなエグイ攻撃食らって「いててぇ〜」だけかよ!タフなんてもんじゃないな…
ともかくフェニックスに近づくには、城の外を登るより中からの方が見つかりにくいと踏んだシュン。
危険な役割のためひとまずコンバを置いて、城の階段を登っていきますが…
「ん…!?」
わらわらわらわら
しかし、そんなシュンの前に現れたのはセルジュニアのようなミニロックの大群!
城の中から登ってきた時に備えて、ロックが大量に自分の分身を配置しておいたのです
人間サイズと言えど爆丸のはしくれ、いくらシュンでもそう簡単に突破できそうにありませんが…
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「あーーーーっ!!!」
ボッ!ドンッ!
ズドドッ!ボウッ! |
(C)鳥山明/集英社
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な、なにー!?(゜д゜;)恐るべきシュンの強さ!ミニロックの群れをものともせず素手だけで瞬殺!
武器使うならともかく素手ですか!とんでもない小学生です、まさかここまで強かったとは…
しかしミニロックを一掃して一息ついたのもつかの間、次から次へ新たにミニロックの増援が登場!
シュンの強さならどんな数で来ようとやられないでしょうが、これ以上足止めされてしまっては
今もロックの攻撃を受けているハーピーやフェニックスがいつまで持つか…
チュボボボボボボボ!!
「へへーん、ざっとこんなもんさ!」
「コンバ!」
その時、コンバがポケットから大量の爆弾を取り出してシュンを援護!ば、爆弾って…なんてもの持ってんですか!
まるでボンバーマンのようにポイポイと爆弾を投げつけるコンバ。シュンと一緒にミニロックどもをなぎ倒し、ついに全員一掃することに成功します
というかこんな木造の城で、爆弾使いまくるなんてとんでもない奴だな:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「ここが天守閣だねシュン兄…ああ!?」
「フハハハハ!一足遅かったようだな、
もう少し早ければ無様に泣き叫ぶ姿が見られたものを!
フェニックス族と言えども、あれじゃ復活のしようがないな」
ついにフェニックスのいる天守閣までやってきたシュン達。しかしすでにハーピーとフェニックスはズタズタにされ虫の息!
これでは例え氷のオリから解放してもフェニックスは…。母とも言えるフェニックスをこんな目に遭わされ、
怒りに燃えるシュンはロックへ飛びかかる!しかし今までのミニロックとはわけが違うのでは…!?
「おおおおおおッ!」
「面白い!ひねり潰してやる!」
バキドガズガボガァ!
「ぐうっ!?」
「つあああああーっ!!」
ドバッシャアアアアアッ!!
「な…なんだとオオオオッ!?」
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強えーっ!!ロックが――
相手になんねぇーーっ!! |
軽快な連続攻撃でロックをボコボコに!さらに強烈な手刀を叩き込みロックの体をバッサリと斬り裂く!
ブッシャアアーッと胸から血みたいなものを噴射して苦しむロック。ミサイルすら通じない爆丸の体をたやすく!シュン…恐ろしい子!
そしてシュンが戦っている間に、フェニックスよりケガの軽かったハーピーも復活!
竜巻のアビリティでロックを吹き飛ばし、このスキにシュンはフェニックスに駆け寄りますが…
「フェニックス、しっかりしろ!目を開けてくれフェニックス!」
「…」
「頼む…!フェニックスーッ!!」
カアアアアアッ
「こ、この光は…?」
「フラッシャルのガンマレイはアビリティを無効化する!待たせたな!」
「ジュリオ!?」
シュンの声にもフェニックスはピクリともせず、もうダメかと思った瞬間なんとシュン達の救援にジュリオが登場!
ニフラムをとなえて氷のオリは光の彼方へ消滅!(えー
そして不死鳥の名を持つだけあって、呪縛から解放されたフェニックスはなんとか戦えるまでに回復したようです
「面白い…!お友達勢揃いというわけか!」
かくしてバトルは3対1の展開に!いや違うな…4対1か:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
シュンのやつメチャメチャ普通に爆丸と混じって戦ってますよ!も、もう人間じゃない…
「ふうッ!!」
「おおっと!”シャドーアグレッサー”!」
「ま、また消えちゃったよ!シュン兄どうすんの!?」
「貴様らのような古いタイプは俺には勝てないんだよ!」
「そりゃすげえなあ。じゃあもう一度こいつを受けてみるかい!
アビリティ発動!”ガンマレイ”!」
「な、何!?俺のシャドーアグレッサーが!」
「悪いが丸見えだぜ…!」
「今だハーピー!”フェザーストーム”!」
「ぐおおっ!?ふざけるなァッ!」
「”アビリティカウンター”!そんなパワーじゃ効かねえぜッ!!」
色々と歯向かうロックでしたが、ことごとくその一枚上を行くジュリオ!相変わらずジュリオのバトルはしびれるなぁ
以前ダン&ルノコンビと戦った時もそうでしたが、「見え見えなんだよ!」と言わんばかりの
封殺コンボは素晴らしいですな。私の中じゃ爆丸バトラー三強はジュリオ・クラウス・シュンですよ、えぇ
「冗談じゃない…!この俺があんな連中に手間取るなんて!
これで終わりにしてやる!”トライサイランダー”!」
しかし、追い詰められたロックは最後の切り札となる強烈なアビリティを発動!
自分の周りに鉄壁の巨大竜巻を生み出し、身を守りつつ無数の氷の刃を凄い勢いで乱射します
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うおおーっ!あれは
魔笛霰弾射と
爆風障壁の合わせ技!(えー |
(C)冨樫義博/集英社
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しかしシュン達も負けずに応戦!フェニックスが必殺の焼き鳥アタックで氷の刃を焼き尽くし、
氷の刃が途切れたスキにハーピーが竜巻の中へ飛び込む!ハーピーの攻撃を食らったロックはアビリティを解除してしまいます
「ぐううっ!」
「今だフェニックス!アビリティ発動!”破邪流星嵐”!」
「ふざけるな…!貴様のような爆丸に俺がやられるわけがない!
俺は強い!誰よりも強いはずだ!ぬおおおああああーーっ!!」
「ロック、確かにあなたは強い…けれど私たちには、
一緒に戦ってくれる仲間がいる!そして傍にいてくれる愛する人が…
そんな私たちが負けるわけがないわ!」
あ、愛する人!?(゜д゜;)そこまで言い切っちゃうのかフェニックス!
パートナーのことを「愛してる」なんて言うのもフェニックス&シュンくらいだろうなあ
そしてついに最後の激突を制し、ロックをこの世から消し去るフェニックス!
残るナーガの手下は2体、次はダン&ルノのタッグマッチで決着か?次回に続く!
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