■バトルスピリッツ少年突破バシン 第1話「正面突破バシン登場!」
 

《全国一千万バトルスピリッツファンの皆さま、
 お待ちかね本年度バトルスピリッツ・ナンバーワン決定戦!
 大会主催者として宇宙頂点王が見守る中、
 セレブ小学生J!謎の美少女スイレンの攻撃を持ちこたえられるのか!》

番組開始10秒で吹いた新番組が今朝からスタート。何やらまた遊戯王やデュエルマスターズに似たカードアニメのようですが
しょっぱなからセレブ小学生とか謎の美少女とか、何より宇宙頂点王とかいう言葉が乱れ飛ぶセンスには笑ってしまいました
他にも色々と予想の斜め上を行く展開が続いて面白かったです

ペットのハムスターを相棒と呼んで溺愛している主人公・バシン。暇さえあれば「なあ相棒」と話しかける毎日
→ある日、同じようにペットの猫と話しているセレブ小学生・Jと出会う
「あいつネコとガチでお喋りしてるのか…?ネコと喋ってるってことは…
  そうか友達がいないのか…俺が友達になってやる!」Σ(゜д゜;)何故!?

「こんな弱いカードいらない!」と子供が雑魚カードを捨てる現場に遭遇したバシン
「俺だったらどんなカードも無駄にしない!」と捨てられたカードをデッキに投入
→でも実際に使ってみると、全然役に立たなくてピンチになる
「くっ、やっぱ拾ったカードは弱い!」Σ(゜д゜;)えー!?
→つづく

とかなんとか色々な意味で凄すぎだろバシン。
小学生なのに、すでに幼なじみのメガネコ(←公式の名前です)とフラグ立ててるあたりもタダモノじゃありません
メガネコは今や絶滅危惧種の「メガネ外したら超美少女」ってタイプのキャラだろうな…素顔が見れる日が楽しみです

と、まあ色々誉めてきましたが、一話目なのにすでにやばい点もいくつか見られました
まずはご覧の通り動画枚数節約しまくりな超作画が炸裂
このカックンカックンな動き、放送時の動きをそのままに再現しております:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
一話目でこれだとそのうち作画崩壊しまくりそうで恐い…

あとはカードバトルのルールがまったくもって意味不明なことですな(;´Д`)
今回は2戦してましたが何やってんのか全然ワケが分からんかった…
まあデュエルマスターズとかもさっぱりルールが分かんないんだけど:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



そしてエンディングテーマは、本編にまったく出てこなかったピンクアイドルがひたすら歌と踊りを披露するという謎仕様。
誰なんだあんた一体!公式サイトのキャラ紹介とか見てもこのアイドルの画像ひとつ載っちゃいません
オープニングにも出てこなかったし…多分さっきの謎の美少女が仮面外した正体なような気もしますがまさかな…(えー


■バトルスピリッツ少年突破バシン 第3話「波乱バンジョー授業参観」
 

ゴミ箱で拾ったしょぼいモンスターばかり使ってたバシンも、ついに主人公ぽいカードを手にする時が!(えー
今までのモンスターは、本当みんな雑魚まるだしって感じの奴しかいなかったんで、
このモンスターでバトルが派手になってくれるといいなぁ。相変わらずルールはまったく分かんないですけど:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
それにしてもこの龍皇ジークフリードとかスターダストドラゴンとかボルメテウス武者ドラゴンとかノヴァドラゴノイドとかドラグレッダーとか
カードバトルものの主人公はドラゴンと赤い糸で結ばれてるんだろうか…(えー

それと今回、失踪中のバシンパパの話がママの口から語られましたが、
「ある日突然『正面突破で世界取ったる!』とよく分からないことを言い出して、家を飛び出したまま行方不明」って
なんだかとんでもないダメ親父だな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  というか「世界取ったる」という夢を胸に家を出て行ったってことは
あの宇宙頂点王とかいうのが親父の成れの果てとしか思えないんですけど…
父さんそんな恥ずかしい姿を全世界に晒しちゃって、正体バレた時にはもうバシン達生きていけないよ!(えー


■バトルスピリッツ少年突破バシン 第4話「アイドルはマイサンシャイン」
 

エンディングテーマで踊り狂っていた謎のピンクアイドル、マイサンシャインが4話目にしてついに登場!
やはり一話に登場した謎の仮面少女・スイレンの正体はこの人。ちょくちょくアイドルの仕事を抜け出しては、
スイレンとなってバトスピに興じていたようですが…

「あんたなんかに何が分かるの!?毎日朝から夜までずっと仕事仕事仕事…!
 こういう時間に抜け出さないと、大好きなバトスピをする時間だってないのよ!」

世の社会人たちの悲痛な叫びきたこれ(えー
スイレンの正体に気づかず、「マイサンシャインとかいうアイドルって職務怠慢ですよね(笑)」と言ってしまったバシンに対してこのセリフ。
俺には毎日残業に苦しむスタッフ達の姿が透けて見えるぜ…(えー
やっぱりどこの業界も社会人の悩みは同じなのね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

そしてスイレンとのバトルを始めるバシン。スイレンはあのバトスピ界最強と言われるJともまともにやり合った実力者です
まだ素人に毛が生えたようなバシンでは、ちょっとやそっとで勝てるような相手では…

「わ、私の…負けだわ…」

「いやったぁぁぁっ!正面突破で天下トォォォオタル!!」

って普通に勝っただとぉぉぉぉ!?(゜д゜;)
前回入手した龍皇ジークフリードも使ってないのに!あれで勝つならまだ話も分かりますが…
もしやジークフリードが強力なレアカードとはいえ、数十枚のデッキの中からそれ一枚を引き当てるのは
そう毎回上手くいくわきゃないってことなのか…妙なところで現実的だなおい:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

そしてバトル終了後、マイサンシャインのマネージャーに見つかって「とっとと出てけ不法侵入者ども」と追い出されてしまった2人。
「いや私マイサンシャインの友達だから」という、スイレンの言い訳が通用しなかったのを見たバシンは…

「な〜んだ。マイサンシャインの友達とか言って、あれウソだったのか」

「そ、それは…」

「そうか…お前友達いないんだな…」

またそれかよバシン!!Jの時といいお前ってやつはー!
まぁ要は友達がいないなら俺が今から友達だってことが言いたいんですけど、初対面でなんてこと言いますかこの子は!
ですがバシンのフレンドリーな態度に、マイサンシャインのフラグが立っちゃったみたいなんですがどうしたらいいですか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
バシンはメガネコとくっつくべきなんだよ!マイサンシャインはせいぜい社蓄人生に忙殺されてな!(えー
そして次回も何やら新しい女性キャラ登場のようです。キッズアニメなのに予想以上に女っ気多いですねこの番組


■バトルスピリッツ少年突破バシン 第5話「運動会がタイヘンだ」
 

今日はバシンの住んでいる地域の合同運動会の日。別の学校と運動会をやって得点を競うという
学校間の交流をはかった行事です。そしてバシンの通う学校と競技を行うことになったのは、なんとあのJが通っている学校でした

「それでは第十回合同運動会・開会式を始めます!各校の代表者による選手宣誓!」

「トアル小代表・ストライカー!」

「トナリ小代表・J!」

開会式ではバシンの友達・ストライカーとJが高らかに選手宣誓を…ってお前らそれが本名なのかよ!
それ単なるあだ名じゃないんですか!そういえばメガネコもこの間家族にまでメガネコって呼ばれてたっけ…
トアル小にトナリ小といい、この世界のネーミングセンスは相変わらず壊れてるな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



「あ、あのう…よかったら…食べて…?」

そして午前の部が終わったその時メガネコの愛妻弁当キター!!
真っ赤になりながらバシンに弁当を差し出すメガネコたまらん(*´д`*)
恥ずかしがり屋なのにバシンには結構一生懸命アプローチしてますねメガネコ。いいよいいよー

「おっサンキュー!うんめぇー!」

「…♪」

「嫌いなオカズは全部食ってやるから、遠慮すんなよ!」

「…え?」

しかしせっかくの愛妻弁当を残飯処理のお手伝いとしか考えてなかったバシン。お前って奴はー!!
なんというニブチン…こんな調子じゃメガネコの恋が実るのに一体何年かかることやら…

そして昼飯を食い終わり、辺りをブラブラ歩いていたバシン。すると、何やらJによく似た美少女に声をかけられます
もしやJの姉とか妹でしょうか?「なに話しかけてきてるわけ?」とあまりその子に興味なさそうなバシンでしたが、
「いや俺に話しかけるってことはあいつも友達がいないのか」と、いつもの超理論が炸裂してその子と仲良くすることに…

「バシン君!話がある、体育館裏に来たまえ!」

しかしバシンがその子とイチャイチャしていたその時、「俺の女に手ぇ出してんじゃねー!!」と言わんばかりにJが乱入!
明らかにバシンとその子がベタベタしてるのが嫌だったようですが…

「へへっ、俺があの子と一緒なのが嫌だったんだろ?」

「なっ、何を言ってるんだ!」

「あの子がいたらバトルできないもんな、邪魔者なしでいざ勝負!」

「…そ、その通り。受けて立ちましょう」

「そうか俺とバトルするにはあの子が邪魔だったんだな!」
と大ボケをかますバシンでしたが、
嫉妬を見抜かれたと勘違いしたJは激しく動揺してしまいます。うーん…?この反応からすると
あの子がJの家族って線も怪しくなってきましたね。単にJの好きな子ってだけなのかな?

「なぁ、あの子なんて名前?」

「真剣勝負の最中に何を言い出す?」

「いや、あそこで見てるから」

「なっ…なに!?」

こっち見ちゃらめぇぇぇぇ!とバトルの最中だというのに、あの子の視線に気づいてガチガチになってしまうJ。
するとまるでド素人のように、上級者のJらしくもないプレイングミスを連発してしまいます
ここまで来るとさすがにバシンにも気づかれてしまい、「さてはあの子が好きなんだな」と指摘されて
「うるせー黙れー!」と真っ赤になってしまいます

それにしてもJかわいすぐる(えー
そういえば午前の50m走でJが一位になった時も、Jは会場の誰かを探すようにキョロキョロしてたし
「この会場にはバシンより会いたい人が来てる」なんてことも言ってたし…要はあの子が大好きでそれだけ意識してるってことなのか…

「キョーカ…!どうしてバシン君にかまう!」

「おにぃこそ、なんで邪魔すんのん?」

「邪魔などしていないっ!」

ってやっぱり妹だったんかい!!
絶対恋の相手だと思ってたのに!Jよ…いくらなんでもそれは犯罪的すぎるだろ!(えー
というわけでさっきの子はJの妹のキョーカだったそうで…Jはただのウルトラシスコン兄貴なだけでした:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
それにしてもキョーカといえば、Jはペットの黒猫に「お京」って名前をつけてましたが…
まさか「キョーカ好きすぎてたまんねー!自分の猫にもキョーカと同じような名前つけるお!」とかいう理由で
お京って命名したとか言わないでくださいよ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「お前ら早くしろ!リレーが始まるぞー!」

「ちぇっ、いいところで…勝負はお預けかぁ」

「小学生の本分をまっとうせねばな…仕方あるまい」

そして最後の種目・対抗リレーの時間になってしまい2人のバトルは中断。ちなみに2人とも互いのチームのアンカーに選ばれていました
こうなったらリレーで勝ったると張り切るバシンでしたが、競技の最中にJの猫・お京がコースに乱入するというアクシデントが発生!
不運にもバシンチームで一番頼りのストライカーがお京と交錯してしまい、
そのタイムロスが元でバシンはリレーでもJに負けてしまう結果に…

「すまなかった…彼のケガはこちらに非がある、ストライカー君はトナリ町中央病院で預かった。
 我がサワラギグループで一番のドクターをつけよう、私の主治医だ」

しかしこんな形の決着は、Jも負い目を感じる結果となってしまいました。自分の猫がしでかした事のお詫びに、
腕利きの医者にストライカーの治療をさせることにします。ところでサワラギグループって…
Jがその会社のお坊ちゃんってことは、JのフルネームはサワラギJってことになるんでしょうか?まさかな…

と思いきやバトルの名前表示で思いっきりサワラギJって書いてありました
なんなんだこの名前はー!!妹はサワラギキョーカって普通の名前なのにお前はサワラギJかよ!
親がどういう意図でこの名前つけたのかワケ分からんな…この世界のネーミングは本当狂ってるぜ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

それともうひとつ気になるのが「私の主治医」という言葉ですが…つまりJはいつもその医者に何かの治療を受けてるってことに…?
まさか不治の病に侵されてるとかそんなんだったりして…(えー



そして数日後、ストライカーの治療を任せたその医者に呼び出されることになったJ。
ただ転んだだけの軽いケガかと思ったら、なんと医者はストライカーに入院が必要だと言います。よっぽど打ち所が悪かったのか…?

「ケガ自体は大したことはありません、ですが彼はずっと前から足を悪くしている…
 もう限界ですよ…サッカーどころか、このままでは歩けなくなるかもしれません」

「…!それは治るんですよね、先生…?」

「…正直、難しいですな…」

な、なんだこの超展開は!(゜д゜;)不治の病はJじゃなくてストライカーだったのかよ!(ケガだけど)
どうやら以前からずっと足に爆弾を抱えていたらしいストライカー。それでもプロサッカー選手を目指して練習を欠かさなかったところ、
もはや取り返しがつかないほど足に負担をかけてしまっていたようです。
そんな人生を賭けたサッカーの夢が絶たれ、歩くことすら困難になるなんてことを本人が聞いたら…

って立ち聞きしてやがったー!!ぐわあああああああああ
まさかの絶望的な事実を知らされ、うつむきながらぶるぶると震えるストライカー。
まだ小学生だというのに過酷な運命を背負わされてしまったストライカーは一体…次回に続く!


■バトルスピリッツ少年突破バシン 第6話「カードバトラーのお見舞い」
 

「こんなところにいたのか、どこへ行ったのかと思ったよ」

「J…ああ、気分転換さ」

「サッカーの練習のせいで関節が歪んでしまっている、このままでは歩けなくなるかもしれない。
 主治医から聞いたよ」

「あ…ほんとサンキューな…いい病院を紹介してくれて」

冒頭、病院の屋上で話をするJとストライカー。どうやら足のケガのことは、ストライカー自身にも主治医から正式に伝えられたようです
そんなストライカーは激しく落ち込んでしまい、今は少しでも足のことから気を逸らそうとしていました
しかし「お前歩けなくなるかもしれないんだろ」一番嫌な話題をズバズバ言い出すJ
そ、そんな余計落ち込むようなことを!なに考えてるんですか!
うーむ…思慮深いJがただの単純バカとも思えませんし、何か考えがあってわざわざこんな話題を…?

「構わないさ、そんなことより…(ストライカーにカードを渡す)僕のファンでもある弟くん達から
 頼まれてたカードさ。ついでにこれも(自分のブロマイドを渡す)」

「え…?あ、ああ、ありがとな」

「それじゃ、確かに預けたよ(すたすたすたすた)」

え!?ちょ…そ、それだけ言って帰るの!?考えなんて何もねえんじゃん!!(泣)
Jお前ってやつは…ただ単に空気が読めてなかっただけか!
「人気者は辛いなあアッハッハ、ファンサービスにカードをめぐんであげよう」などとストライカーの弟達にカードを残し、
Jはさっさとその場を後にしてしまいました。お前ストライカーの心の傷に塩を塗りこんだだけじゃん!

「はあ…」

結局Jのせいでますます元気をなくしてしまったストライカー。時間が経っても滅入った気分はまったく変わらず、
夕暮れ時にまた屋上でため息をついていました

「どーした少年!男の子ならどんな時も元気よく!うちの子みたいに元気がありすぎても困りものだけどね」

「あ、バシンのママさん…!」

「君のお母さんから聞いたわ。足…よくないんだってね」

そこに現れたのは、軽いムチウチで病院のお世話になっていたバシンママ。
なんだかさっきのJと似たようなことを言いながらの登場です。さてはまた心の傷に塩を塗られる展開が:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「医者から言われました、歩けなくなるかもしれないって…」

「え…」

「何やってんだかなって感じですよね…一生懸命練習して、トアル小一のストライカーになって…
 そのあげくに足を壊して」

「…あのさ!うちの突破(バシンの名前)、小さい頃はああじゃなかったんだ。
 うちはあの子が小さい頃からパパがいなくてね、だからかなぁ…人一倍人見知りで、友達もなかなかできなくて…」

「えっ…」

「でも、ある物と出会って180度変わったのよ。それがこれ…あいつにバトスピを教えたのは私なの、
 君もバトスピやってみない?」

「え…俺がですか!?」

しかし意外や意外、さっきのJとは違ってきちんとストライカーのメンタルケアに努めるママ。
そしてあの単細胞なバシンにも意外な過去が…小さい頃は相当な恥ずかしがり屋で全然友達がいなかったようです
もしかして、バシンが事あるごとに「あいつ友達がいないんだな」と言い出すのは、自分のそういう過去があるから
友達のいない辛さがよく分かる→自分が友達になろうとする ってことなのか…
まったく父ちゃんが宇宙頂点王とかバカなことやって帰ってこないから…(えー

ともかくバトスピを始めるよう勧められるストライカーでしたが、戸惑いの方が大きくていまいち乗り気になれないようです
しかし実は、医者も看護士も患者もみんなバトスピ狂だったこの病院。診察中だろうが検尿中だろうが
暇さえあればストライカーにカードを見せまくり、そんな生活を送っているうちにストライカーも徐々にバトスピに染まっていくことに…

というか見るからに瀕死の超重傷男まで病院でバトスピ三昧かよ!お前はどう見ても絶対安静だろ!(えー

「ストライカー、それにママも2人して一体何やってんの?」

「バトスピさ!今の俺、ちょっとは強いんだぜ」

「えぇ?あっはははは!」


(C)高橋和希 スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・NAS

「おいおいよしてくれよ。
 ボクはね、こう見えても
 バトスピじゃ全国大会で
 優勝するほどのウデなのさ。
 ま、君たちとは
 レベルが違うっていうか」(えー

「真のカードバトラーの実力を見せてやるよ!まぁいきなりじゃ俺に勝てるわけもねーけどさ」

そんなある日、ママと特訓中のストライカーの元へやってきたバシン。
すでにバトスピの基礎は完璧に身につけたストライカーでしたが、バシンはそんなストライカーを
海馬社長が凡骨をあしらうような横柄さで鼻で笑ってしまいます
それに対して、「あんな天狗バシンは今のストライカーなら絶対勝てる」と語るバシンママ。そして、実際に2人はバトスピ勝負を行うことに…

「ワイバーン、リザードマン、スケルトンジョーでアタック!」

「くっ…!」

「ターンエンドだ!ストライカーのライフはあとひとつ、
 特訓って言っても実力はまだまだだな!次でトドメだ!」

「ふふ…これが俺の戦い方だ!ビートビートルを3体、
 フライングミラージュを3体、ショックイーターを2体召喚!」

「うう!?ブロックできない!」

「行け俺のスピリット達!」

勝負の結果は、怒涛のカウンター攻撃を仕掛けたストライカーの勝利!
カウンター主体のプレイスタイルを自分のものにし、いよいよバトスピの面白さに夢中になってきたストライカー。
そして今まで天狗になっていたバシンも、ストライカーに敗北したことで頭を冷やすのでした

「いい勝負だったな…悪い、俺調子に乗ってた。初心者マークのお前が俺に勝てるはずねえって…
 そうだ、これはお前にピッタリだぜ!」

「これはあの時の…」

自分の横柄な態度を謝ったバシンは、がさごそとポケットをあさるとストライカーにカードをプレゼントします
それはストライカーも見覚えのあるカードでした。なぜならこのカードは…
・第一話にて
ストライカー「負けた腹いせにカード捨てて行った奴がいるぞ、酷いことするなあ」
バシン「俺なら絶対そんなことしないぜ!こいつは俺のデッキで使ってやる!」
(Jとのバトルで使ってみるも全然役に立たない)
バシン
「くっ、やっぱり拾ったカードは弱い!」
って時の拾った弱いカードじゃんこれ!!そんなもんプレゼントすんなー!
まあストライカーのよく使ってる緑属性のカードだからあげた…と思いたい:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く!


■バトルスピリッツ少年突破バシン第7話 「ウルサいトコでオオ騒ぎ!」
 

「ふわぁ〜あ〜あ…なんて退屈なお芝居なんだ…」

「もうバシンくんったら…」

「バシィィィン!お前のいびき後ろの席まで聞こえていたぞ!
 これも学校行事の一部だ、居眠りは許さん!」

今日は課外授業の一環として、チョーラクエンホールの舞台・オムレットをクラス全員で見に来たバシン達。
ですが「まったくかったりーお芝居だぜ」とお話の良さが分からないバシンは、午前の部をまるまる爆睡してしまいました

「テンション下がるぅ…こんな時はスカッと…」

「『バトスピやりてー!』だろ?俺もさっきからウズウズしてんだ」

「ストライカー!」

そんな昼休みに声をかけてきたのはストライカー。あんまり舞台が面白くなかったのはストライカーも同じのようです
気分転換にバトスピを始める2人でしたが、その途中パンフレットを買ったメガネコがとてとて走ってきて…

「バシンくーん!すごいよ大ニュース!第二部にはシークレットゲストとしてマイサンシャインが出るんだよ!」

「マイサンシャインの王子…?カッコいいだろうなぁ!」

「王子じゃないよ、玉子だよ」

「な、なんだそりゃ…?」

「王子と王女と玉子か?どんなお話になるんだ…?」

なんと玉子役というワケの分からない役で、午後の部に登場することになっていたマイサンシャイン。
劇の展開は意味不明ですが、国民的アイドルの登場にバシンも嬉しそうです
そして、ちょうどその時午後の部開始を告げる館内放送が…

《第二部開始まであと五分です、まだお席についていないお客さまは…》

「わわっ、戻らなきゃ!」

「わりぃ、メガネコは先に戻っててくれ!あともうちょいで終わるから」

「もう…見られなくなっちゃうよ玉子、早く来てね!」

とはいえマイサンシャインとバトスピどっちにするかと言えば、せっかくだから俺はバトスピを選ぶぜ!
その場を動こうとしないバシン。舞台が始まってもバトスピをやめようとせず、
しばらくして決着がついてから舞台ホールへと向かいますが…

「あ、あれぇ!?」

「ぐっ、あ、開かない…どうなってんだ?」

「マイサンシャインはすぐそこなのにぃぃぃ…」

しかし全然ビクともしないホールのドア!ここは途中入退室禁止のホールだったのか!?
モタモタしてたせいでバシン達は完全にホールから閉め出されてしまったようです。まあ自業自得かな…

「王子様…!なぜ無理だと仰いますか…!?私は…玉子はどうすれば…うっうう…」

「マイサンシャイン…すっごくツルツルしてます…」

そして一方のホールの中では、着ぐるみ姿のマイサンシャインが嫉妬に燃える玉子を演じていました
どんな話かと思ったら王子と王女と玉子でトライアングラーですか!玉子の恋っていくらなんでも難易度高すぎだろ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「大丈夫かバシン…?ここは関係者しか入っちゃいけないんだぜ」

「俺はマイサンシャインの友達の友達だから、多分大丈夫だぜ!」

そしてなんとかホールに入ろうとドタバタ走り回っていたバシン達。
一般人用のドアが無理ならスタッフ用を使えばいいじゃないと、関係者以外立ち入り禁止のドアへ突撃してしまいます
というか「俺はスイレン(マイサンシャインの友達)の友達」って、あんたスイレンとこの間別れた時に
「なんだお前マイサンシャインの友達じゃなかったのか」って思いっきり言ってたやん!
なに都合のいいこと言ってんですか!バシンあんたって人は!

「君たち!こんなところで何やってるんだい、立入禁止だよ」

「こんにちは!俺バシン、マイサンシャインの友達の友達です!」

そんなバシン達の前に警備員のおじさんが登場!普通ならビビリそうなところを、まるで物怖じせずに明るく挨拶するバシン。
ですが、そうは言ってもホイホイと見逃してくれるわけが…

「ん…?そうかぁ!友達の友達か〜!」

おっさんあんた何言ってんですか!そんな簡単に納得しちゃうのかよ!
いたいけな少年に見えて凶悪なテロリストだったらどうするつもりなんですか!(えー



「関係者以外立入禁止ですッッ!!」

って、あ、あら!?(゜д゜;)次の瞬間怒りのおじさんに叩き出されてしまったバシン達。
どうやらさっきの「そうかぁ友達の友達かぁ」というのは「…ってそんな言い訳が通るかボケ!!」という
おじさんのノリツッコミだったようです。やるなおじさん…すっかり騙されたぜ…

「ちぇ…友達の友達関係がダメなら…!正面突破だぜぇぇぇ!!」

「なぁ、これって正面突破なのかぁ!?」

「俺の正面には裏も表もないぜ!」

「なんだかよく分かんねえなぁ…」



スタッフ用通路がダメなら他の裏口を探すぜ!と、次にバシンは非常用階段をドタドタ昇り出します
裏口からこっそりと正面突破というバシンの超理論に振り回されるストライカー。
しかし、結局は屋上まで行ってもそんな都合のいい裏口は見つからず…

「ホールの扉、正面突破でいくら押しても…ん?あぁぁぁぁああ!?」

屋上でもう一度ホールの扉のことを思い出しているうちに、あることを思い出してバカでかい大声をあげるバシン。
正面突破でいくら押しても開かない扉…押しても開かない…って引いて開ける扉だったのかよ!!

《以上をもちまして、舞台オムレットは終了となります。お忘れ物のないようにお気をつけてお帰りください》

「あぁぁ…」

「あっ、バシンくん!良かったよぉ〜、マイサンシャインの玉子がぱっくり割れて、すご〜く黄色だったよ!」

「ダメだ…立ち直れねぇ…」

大急ぎで屋上からホールに戻ってみたものの、すでに幕は降り終了のアナウンスが流れている状態。
メガネコからマイサンシャインの活躍を聞かされながら、バシンはがっくりと肩を落とすのでした
それにしてもメガネコのセリフ、
「早すぎるよぉバシンくん」とか「バシンくん、せっかちなんだから…」とか「マイサンシャイン…すっごくつるつるしてます」とか
「マイサンシャインの玉子がぱっくり割れてすご〜く黄色だったよ」とか
色々と変なものを想像してしまうのは俺だけでしょうか(えー  次回に続く!


■バトルスピリッツ少年突破バシン 第8話「修学旅行も正面トッパ」
 

「よーしそろそろ出発の時間だ!みんな、揃ってるかー!」

「「「はーい!」」」

「まあいつも遅刻魔のバシンがいるってことは、聞かなくても全員いるってことだな!」

「う、うるせー!」

今日はバシン達トアル小6年生の修学旅行の日。生徒一同バスに乗り込み、学校から京都への長旅が始まろうとしていました
しかし「バシンがいるならクラス全員余裕で揃ってんな」という、超テキトーな出席確認でバスを出発させてしまう先生。
実はまだバスに到着していない一人の生徒が…

「ああんどうしよう…!こんな日に寝坊しちゃうなんて、早くしないと遅刻しちゃう!」

そう、その遅れてしまった生徒とはメガネコでした。今日に限って運悪く寝坊してしまったようで
必死に学校へ走っていきますが、とてもバスの発車に間に合う時間ではありませんでした

「バスガイドさんいるのかなぁ、美人だといいなぁ」

「おう先生も楽しみだ!」

《えー、予算の都合で私バスナビがガイドを務めさせていただきます》

「に、人間じゃないのかよ!美人のバスガイドさんは!?」

《それは問題発言です!そもそも、バスガイドという職業の歴史を辿れば
 日本初のバスガイドは男性であり、さらに前世紀に改正された男女雇用うんたらかんたら》

そんな哀れなメガネコのことなど露知らず、お気楽なバスツアーに興じていたクラス一同。
やたらと男女差別にうるさいアスラーダ君の案内で、バスはどんどん京都へ向かって走って行きます
というか男女差別反対!男女差別反対!ってお前は明らかに性別以前の問題だろ!

「ま、俺はバトスピの話ができればどっちでもいいけどな。
 けど女はやっぱりカッコいい男のガイドの方がいいのかなぁ、なあメガネ…
 メ、メガネコのやつ乗ってねえ!遅刻したのか!?」

今になってようやくメガネコ不在に気づいたバシン
いやお前メガネコの席ってお前と一緒のイスじゃねえか!なんで今までいないことに気づかなかったんだ!
バシンに言われて先生も今ごろ慌て出しますが、学校方面の道は渋滞だらけでとても引き返せません
「遅れた生徒が悪い」とメガネコを見捨てるアスラーダ君、「まあ仕方ないんじゃない」と割り切るクラスメイト達。
しかしバシンだけはメガネコを置いて行くことに納得できず、一人だけバスを飛び降り学校へ駆け出してしまいます
メガネコ×バシン萌えの俺に嬉しい展開きたこれ!メガネコを大事に思ってるんですねバシン
今の今まで忘れてたけど!今の今まで忘れてたけど!(えー

「みんな…みんな行っちゃったぁ…」

「おーい!メガネコー!」

「バシンくん…?あ…!バシンくん…!!」

一人ぽつんと校庭でぐしぐし泣いていたメガネコ。そんな心細くてたまらないところへ息を切らせたバシンが到着!
メガネコにとってそれがどれだけ嬉しかったことか…というかメガネコの泣き顔も笑顔も可愛すぎて最高だぜ
考えてみればバシンは、メガネコと登校も下校も一緒で、クラスの席も一緒で、昼飯食う時も一緒で、掃除の当番も一緒で、
ライブ見に行くのも一緒で、舞台の席でも一緒で、バスの席でも一緒なんですね。バシンマジ勝ち組すぎる。すでにもう嫁同然じゃねえか!

「しょうがねーなもう、いつもトロいんだから…さ、行こうぜ!」

「えっ?ど、どうやって…」

「ま、走って行くしかないな!マラソン大会みたいなもんだ、3時間もあれば着くだろ」

い…いやいやいや!何をハチャメチャ言ってんですかバシン!こんな関東から京都まで3時間って
時速何百キロで走っていく気だよ!

「バ、バシンくん…京都ってどこにあるか知ってる?」

「全然?」

「ここから何百キロも離れてるのよ…?」

「ええええええ!?きょ、京都ってそんなに遠いのか…
 じゃあ俺たちどうやって行けばいいんだ!?」

「はあ…」

あまりにもすっとぼけたバシンの言葉にがっかり肩を落としてしまうメガネコ。
バシンは京都がどこにあるかも知らなかったのか…いつもバトスピばっかりやってて
桃太郎電鉄で遊ばないからこんなことになるんだよ!(えー
私が持ってる日本各地のイメージは8割方桃鉄からの知識です。これって普通だよね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「くっそ〜なんで誰も止まってくれねえんだ!」

「やっぱり小学生2人でヒッチハイクなんて無理よ…」

「いいや諦めねえ!きっといきなり京都ってのがいけねえんだ、
 まずは仙台あたりまで連れて行ってもらって!」

ヒッチハイク作戦を決行してみるも上手くいかず、手始めにまずは仙台へ!って余計遠ざかってどうすんだバシン!
こんな調子では京都に着くのに何年かかるか分かりません、
不安に満ちた目でメガネコがバシンを見つめていると、その時2人の前に一台のタクシーが…

「ふふ、お客さん京都までだね?さあ早く乗って!」

「ママ!?」

「おばさん!?」

見覚えのあるその車はバシンママのタクシー!偶然通りがかったのか、バシン達の事情を知ってのことなのか…
どちらにせよママのおかげで助かりました。タクシーに乗せてもらった2人はばびゅーんと一気に京都へ!
それにしてもこんなピンクピンクしたタクシーに客が寄りつくんだろうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
それと修学旅行編は来週も引き続きやるみたいですね、次回に続く!





トップに戻る