■イタズラなKiss 第14話 「最強のKiss」
 

今回はOPがなく雨空にタイトルだけが浮かぶという演出。KOTOKO達の心情に合わせてなんとも静かな立ち上がりです

夜の街で顔を合わせた後、そのまま相合傘で入江家への道を進んでいたKOTOKO達。
普段のKOTOKOなら「入江くんと相合傘ハァハァ(*゚∀゚)=3」と大喜びするところですが、
今の心境ではとてもそんな場合ではありませんでした

「あいつと…金之助と会ってたのか?」

「うん…」

「…プロポーズされたって?」

「そ、そうよ…わ、私だってまんざらじゃないんだから」

「で、なんて答えたんだ」

「な…なんて答えようが入江くんには関係ないじゃない!」

「そうだな…」

もう入江への恋が叶わないと悟っているせいか、やけに入江に冷たく当たるKOTOKO。
こうして入江に嫌われて楽になりたいと考えているんでしょうか

「私、家…出るね。お父さんと決めたんだ…入江くんの結婚の邪魔だもんね…」



「これ以上一緒にいてもお互い辛いだけ」と父親に言われて、入江家を出る決心をしていたKOTOKO。
すると今まで淡々と話していた入江が、少し目を細めてわずかに寂しそうな表情を…
やはりKOTOKOが去っていくことにはかなりの抵抗があるようです、しかしKOTOKOはさらに追い討ちのような言葉を…

「私…金ちゃんと結婚する。そしたら全部うまく行くんだよね…
 入江くんはクリスと結婚して、私は金ちゃんとお父さんのお店手伝って…」

全部丸く収まるならそれがいいとKOTOKOは言います。実際、頭ではその通りに考えているんでしょう
でも心の方がどうにもならないことは今実感してきたばかり。かなわない夢の話をしてるようなものです
しかしプロポーズの結果を知らない入江は、だんだん強い調子でKOTOKOを問い詰めるように…

「好きなのか、あいつのこと」

「そ…っ、そりゃあ好きよ!だって金ちゃん、私のこと高1の時からずっと
 好きでいてくれたんだよ!」

「お前は好きって言われたら好きになるのか!」

「……わ…悪い!?私は5年も片思いしてもう疲れちゃったの!
 入江くんはクリスのことだけ考えていればいいじゃない、私のことなんて…」

「お前は俺が好きなんだよ、俺以外好きになれないんだよ!」

凄いセリフキター!!なななな、なんてこと言うんだこの人は!
傲慢と言ってしまえばそれまでですが、「KOTOKOを他の男に取られたくない」って思うあまり
こんなこと言ったかと思うとニヤニヤが止まりません(えー  ついに入江にもこの時が!
しかしこっぴどく図星を突かれてしまったKOTOKOは、大粒の涙を溜めながら言葉に詰まってしまいます



「…!?………っ………な…なによ…自信たっぷりに……
 …ぅぅ……う……そうよ…そうよ、そうよ…!入江くんの言う通りよ!
 けど…けど仕方ないじゃない!入江くんは私のこと好きじゃないんだもん、
 私のことなんて…!」

KOTOKOが入江を好きなのは確かにその通り、しかし入江の気持ちはまだ何も聞かされていません
さっきの告白じみたセリフも、KOTOKOには痛烈な指摘でしかなかったようです
涙をぼろぼろ流しながら諦めの言葉を口にするKOTOKO。そんなKOTOKOに対して入江は…



3度目かましたああああああああ!!!
うおおおおおお!ゴチャゴチャ口で説明するより行動で好意を示した3度目のちゅー!
突然のことにKOTOKOあぜんぼうぜん。まさかいきなりキスされるとは夢にも思っておらず、頭が真っ白になってしまいます

「な…なんで…?入江くんは…」

「俺以外の男、好きなんて言うな」

ぎええええええええ凄いセリフ第二弾。優しKOTOKOを抱きしめながらこのセリフです、やべー超ニヤニヤするわ
やっと入江の気持ちが自分に向けられていることに気づいたKOTOKO。
幸せをかみ締めるように目を閉じて、体を入江に預けます

「い…入江くん………2回目…キスしたの…」

「3回目だろ」

「え、でも…」

ロマン村でキスしたことは当然知りもしないKOTOKO。「3回目」という言葉に目をぱちくりさせますが、
入江は軽くほっぺたにキスをしてやると…

「もう数えなくていいよ」

がはあああああああああああああ
よくもまあそんな甘いセリフを次々と!予想を遥かに超えた殺し文句三連発で、ニヤニヤしすぎた俺の顔面が筋肉痛になりそうです(えー

(……これって…夢…?もし夢なら、このまま一生眠ってたい…)

普段の入江からはまるで考えられない夢のような展開。
とろけるような感覚で、頭がぽーっとしたまま入江と抱き合うKOTOKO
しかし入江は、突然「よし帰るぞ」などと言い出して家へスタスタ歩き出してしまいます
な、なんだいきなり?まさか見たいテレビの時間になったってわけでもあるまいし:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ど、どうしたの2人とも、びしょ濡れじゃないの!」

「おじさん!お話があります」

「は、はい!?」

「琴子さんと…お嬢さんと結婚させてください!」

な、なんですとーー!!!い、いきなりそんなもう結婚って!まだ彼女にもしてないのに!
突然入江が言い出した爆弾発言に、家族たちは頭が宇宙の果てまでぶっ飛ぶように大仰天してしまいます

「「「「えええええええええええええ!?」」」」

「あ、あなた本気で言ってるの!?」

「本気だよ。やっと分かった…琴子と結婚したいんだ。
 もちろん今じゃなくて卒業してからだと思ってる、
 その前にクリスにも納得してもらわなきゃいけない…
 でもこれからずっと一緒にいるのは、こいつ以外考えられなくなったんだ」

「い…入江くん…」

あ、ああ、卒業してから結婚する気だったのか…てことはあと2年くらいあるのね、驚かせないでくれよ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
しかし心の準備もなく、「娘さんをください」と言われてしまったKOTOKO父の反応は…?

「な、直樹くん、こいつはねえ…何にもできないやつなんですよ!」

「わかってます」

「頭も悪いし…」

「わかってます」

「料理もできないし…」

「わかってます」

「おっちょこちょいの早合点で失敗ばかりで…」

「わかってます」

なんてコテンパンに言われまくりのKOTOKO 
お父ちゃんこんな時になんてことを!そんな分かりきってることを一々確認しなくたって!(えー

「だけど…明るくて根性のある…一途で可愛いやつなんですよ…!」

「…わかってます」

「直樹くん…琴子を…よろしくな…!」

「はい…!」

おお…最後は綺麗にまとめてくれました。めでたく結婚が認められにっこりと微笑む入江。
こんな表情の入江を見たのは初めてかもしれません
そして、入江側の両親は言うまでもなくKOTOKOとの結婚に大賛成。その日はまるで夢のような大騒ぎで時間が過ぎていくのでした

「じゃ、おやすみ」

「あっ…」

「なんだよ」

「だ、だって…入江くんが部屋に帰って朝になったら、元の意地悪な入江くんに戻っちゃいそうで」

「じゃあ一緒のベッドで寝るか」

「そ、そういう意味じゃ!!」

こんなエロスなジョークまでさらりと言うか!デレ入江は言葉のひとつひとつが予想を超えてて最高だぜ(えー

「ねえ、ほ、本当に私でいいの…?」

「ああ、すっかりマゾにされたみたいだ」

「大好きだからね…入江くん!」

「お前には降参したよ…大好きだよ」

にやにやにやにやにやにやにや
ここまで態度が変わるか入江!お前ってやつはー!!
大興奮でビデオを回しまくる入江ママの気持ちも分かるってもんです(えー
かつてここまでハッキリ好意を返してくれたツンデレキャラがいただろうか。でも煮え切らないツンデレよりこっちの方が100倍いいなぁ

しかしこれでいやーよかったよかった一件落着バンザーイとはいきません
一連の騒動に巻き込んでしまった人たちへきっちりと謝罪しなければ…
翌日、入江はすぐにクリスへ会いに行き、頭を下げて婚約破棄を申し出ます

「結婚…できない…」

「…許してもらえるとは思っていません、でも…自分の気持ちをもう誤魔化すことができなくなりました」

「琴子…ですね?」

「…自分でも身勝手だと思います、非難されて当然だと思っています」

「直樹、正直ですね…うらやましいです…分かりますた、父には私から話しましょう」

「クリス…」

「直樹に会えて良かったです、バイバイ…」

終始沈んだ様子で入江の婚約破棄を受け入れたクリス。この物分かりの良さが逆に胸にチクチク来るな…(´・ω・`)
入江もどうせなら、怒り狂ってぶっ叩いてくれた方がよっぽど楽だったことでしょう
しかし、自分たちはそれだけのことをしたと受け止めなければいけません。そして入江は、クリスと話がついた後金ちゃんの下へ…

「あ〜忙しい忙しい!いっそがしいの〜ホンマ!」

「き、金ちゃん、私話が…」

「悪いなぁ!今ごっつ忙しいて手ぇ放されへんねん。琴子、悪いけど帰ってんか」

ところがKOTOKOの話を全然聞いてくれない金ちゃん。まあ昨日あれだけこっぴどく振られたばかりなんで無理ないでしょう
今はKOTOKOと顔を合わせるのも辛いはず…しかし、モタモタ先延ばしにはしてられないと入江が話を切り出します

「金之助、話があるんだけど」

「…お前と話すことなんてないわ!仕事の邪魔やはよ帰れ!」

「琴子、もらうぞ。あんたには悪いけど、俺が琴子と結婚する」

「…アホなこと言うなァッ!!さんざん琴子に冷とうしとって
 今さら何言うてんねんッ!!そんなもん俺が許さへん!
 俺は…5年間ずっと琴子のこと…!」

「金ちゃん…!金ちゃんごめん!私、私やっぱり入江くんが…」

「……………分かっとるわい…!ほんまは…俺が許すも許さへんもないんや…
 お前かて、ずっと入江に惚れとったんやからな…
 ほんまに…お前は男を見る目がないのう…!後で後悔しても知らんで…?
 
…入江ぇぇッ!!琴子を幸せにせな絶対許さへんからなァッ!
 ちびっとでも泣かしてみい、
 いつでも俺が待機しとるさかいな!!」

「ああ…分かった」

「金ちゃん…ありがとう…」

金ちゃんのカッコよさに全俺が泣いた・゚・(つД`)・゚・
金ちゃんの声優さんも凄い熱演を見せた名シーンです。金ちゃんあんたは男の中の男だ!
そんな金ちゃんの潔い姿に、店の従業員たちもKOTOKO達が帰った後次々に賛辞の言葉を送ります

「金之助よく言った…!男らしかったぞ!」

「見直したぞ金之助!」

「………い…嫌や〜〜琴子〜〜〜!!」

でもやっぱKOTOKOに未練たらたらだった金ちゃん(´・ω・`)
さすがに5年越しの恋は一日で諦められなかったか…がんばれ金ちゃん、いつかはきっといい人見つかるさ…

さあそして次もまた難しい相手です。今までは個人相手の謝罪でしたが、今度は企業ぐるみの関係があるクリス父…
経営戦略としても入江とクリスの結婚は重要な話だったので、一筋縄ではいきそうにありません

「クリスから話は聞きました…ミスター入江、君は我が社の融資が
 欲しいのではないのですか?クリスの何が気に入らないのです!
 何が足りないというのですか!」

「…足りないところなどありません、クリスは完璧な女性です」

「ではなぜ結婚しないのです!」

「欠点だらけだけど…クリス以上に好きになってしまった女性がいるからです。
 この縁談を断ることの重みは理解しています…ですが気持ちを偽って結婚すれば、
 クリスの心も自分の心も裏切ることになります…
 そんなことをしても、誰も幸せにはなれない」

「…」

「ごめんなさい…!ワガママなのは分かってます、色んな人のことを傷つけて
 最低だって…!でも、どうしても諦められなくて…ずっと好きだったんです…
 入江くんのこと、ずっと…だから…本当にごめんなさい!」

「…」

やはりそう簡単には納得してくれないクリス父。「謝ってくれてもねー、収益出さないとウチの会社やってらんないのよ!」
KOTOKO達の謝罪を聞いても難しい顔をしたまんまです(えー

「謝ることなんてないでしょう、本当は私も結婚なんて嫌だったのです…
 だから直樹が断ってくれてホッとしますた」

と、そこへ助け舟を出しにクリス登場!ここは実の娘の説得を期待するしか…

「Oh Chris!! Go back to your room!! I'ts a…」

「パパ。私他に好きな人がいるですた」

「What!?」

「やっと見つけた運命の人です」

「What you're talking about!?」

「I choose my partner by myself dad!!
 It's none of your business!!」

英語ペラペラ合戦キター!!(えー
コーフンしてつい英語でクリスに怒鳴ってしまったクリス父。しかしクリスも「ガタガタ言うなクソ親父」と応戦!
こうなるとぽんこつ声優後藤邑子の本領発揮です、本当に英語ペラペラなのなこの人
それとノンユアビジネスは「お前の知ったことじゃない」ってどっかの漫画で読んだからボク知ってます!(えー

今まで一度も反抗したことのないクリスにこんなことを言われてしまい、大ショックのクリス父。
もう入江たちに文句を言う気力もなくなってしまい、KOTOKOとの結婚を許すことにするのでした

しかし気になるのはクリスの言う「運命の人」とやら…数日後、クリスはその男に会うためにKOTOKO達の大学へやってきます
この大学に通う人物なんでしょうかね?興味しんしんのKOTOKOは、それが誰なのか教えてもらおうとしますが…

「ねえクリス、クリスの好きな人ってどんな人?」

「うふふ…とってもセクシーでハンサムな人です!男はハンサムでなくちゃです!」

「へえ〜、クリスってメンクイなんだ!」

「なので直樹のような人、本当は苦手なのです」

「…へっ?」

「琴子の選んだ人だから、悪くて言いにくいんだけど…琴子って男の趣味悪いよ」

な、なんだそりゃああああ!!
ちょっと待て!今まで入江のことブ男だと思って付き合ってたのかよクリス!なんてやつだ!
とんでもない美的センスの持ち主です。逆に言えばブ男がクリスにとってはセクシーなのか…ということはまさか…

「えっほ、えっほ…」

「あぁ!?今日は一段とセクシーね!金之助世界一のハンサムねー!」

運命の人って金ちゃんかよぉぉぉ!!
金ちゃんに思いも寄らぬ春が来た!まさかこんな世界的な超大金持ちの美女に見初められるとは…
大量の野菜に埋もれる金ちゃんを見て「あれがハンサムっすか…」と絶句するKOTOKOでしたが、
クリスは「なんて哀れなハンサム音痴の琴子」とKOTOKOに同情までする始末です、なんてやつだ

「金之助ぇ〜♪」

「あん?なんやまた来たんか…で、ご注文は?」

「はい!金之助をくださーい!」

「はぁ?なんやエゲレス人のジョークはおもんないのぉ」

「ジョークとちゃいますねん!金之助、私と結婚いたしましょう!」

「け…!?」

あんたもいきなりプロポーズかよ!どん底だった金ちゃんが一気に人生勝ち組に:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
というかクリスの「ちゃいますねん!」は金ちゃんの関西弁を覚えようとしたんだろうなぁ。可愛らしいとこあるじゃないか

「退院おめでとうございまーす!」

「良かったなぁ入ちゃん!でもあんまり無理すんなよ」

「それがそうもいかなくてなぁ。明日から早速仕事だ、入院中に溜まった仕事がどっさりあるからなあ」

そして狭心症でぶっ倒れていた入江パパもようやく退院の日を迎えることに。
これで一安心といったところですが、社長たる者これ以上のんびり休んでいるわけにもいかないようです

「…俺が手伝うよ。医学部はやめる、親父の会社に入るよ」

「え…!?」

「琴子との結婚を許してもらったんだ、これ以上俺だけワガママを通すわけにはいかない」

しかしそこで入江が自己犠牲の精神を!確かに入江パパが倒れるきっかけを作ってしまったのも医学部編入が原因。
このままパパの会社に入るのが一番妥当な気がしますが…

「直樹…ワシを見くびるなよ。お前の力なんぞ借りんでも
 会社は立て直せる。お前はやりたいことをやりなさい」


こ、これは!?入江パパムチャクチャかっけー
さすがは今の会社を、名もない中小企業からたった一代で大企業にまで押し上げた男。
過去の実績があるだけに説得力が違います。入江パパ見直したよ

「けど…!」

「パパの会社は僕が継ぐ!」

「か、会社継ぐって…裕樹くんまだ小学生よ」

「バーカ、将来の話だよ。それまではパパに頑張ってもらってさ」

「裕樹…!」

「だからお兄ちゃんはお医者さんになって、
 のんちゃん達みたいに苦しんでる人たちを治してやってよ」

「ワガママなんかじゃないよ、入江くんに病気を治してもらいたい人たちは
 きっといっぱいいるはずだもん」

「…本当にいいのか?」

「ああ…!男なら初志貫徹しろ!」

ウホッ!いい男たち!(えー
入江の夢のためにそれぞれが出来ることをやろうとする入江家の面々。ええ話や
ここまで言ってくれた入江パパや裕樹の好意を、入江もありがたく受け取ることにします
とりあえずこれでゴタゴタしていた問題はすべて解決…フルーチェさん的に言うなら条件はすべてクリアされたというやつです(えー
あとは卒業までの2年間、KOTOKOと甘いキャンパスライフを満喫して…

「あ!そうそう、みんな再来週の土曜日空けておいといてちょうだいね!」

「は…?再来週の土曜日って何かあったっけ」

「お兄ちゃんと琴子ちゃんの結婚式よ!!」

おいいいいいいいいいいいい!!
何言ってんすか入江ママ!結婚式は2年後だって言っておいたのに!人の話聞いてないよこの人!
でも入江ママ的には「そんなに待ってお兄ちゃんの気が変わったらヤダ」だとか…確かに一理あるかもしれん(えー

というわけでマジに行われましちゃいましたよ結婚式が!おいおい本当かよぉぉぉぉ!
式場の予約取るのって、ヘタすると一年くらい待たされるとか聞いたんですが…さすが大会社の社長一家となると違うぜ

「入江くん…怒ってるでしょ…?」

「…こうも勝手に進められちゃあな。けど…お前が綺麗だからもういいよ」

「あは…!」

「入江直樹。汝は相原琴子を妻とし、その健やかな時も病む時も、
 これを愛し、これを敬い、これを助けることを誓いますか」

「はい、誓います」

おおお、なんかもう入江がこう躊躇なくKOTOKOへの好意を口にしてくれると、そのたびに何か熱いものがこみ上げてくるんですが…
ここまでやってくれるツンデレキャラは入江以外にいないだろうな…そこらのツンデレでは煮え切らない答えしか返せないでしょう
さすが入江!他のツンデレにできないことを平然とやってのける!
そこにシビれるあこがれるゥ!
(えー

(私…入江くんのお嫁さんになれるんだ…!
 あんなにあんなに憧れてた入江くんの、奥さんになれるんだ…!)

「……を誓いますか」

「おい…」

「えっ、あ、は、はい!誓います!」

「では指輪の交換を」

「(入江の右手につけようとするKOTOKO)」

「それは右手…ったくボーッとすんな」

相変わらず晴れ舞台にかぎってドジを連発するKOTOKO。卒業式の時から何も成長してないよ!
しかし「ああやっちまった」と慌て出すかと思いきや、KOTOKOは何やらニヤニヤ余裕の笑みを浮かべます。これは一体…?

「ねえ入江くん。私のこと前から好きだったんでしょ」

「な、なに調子づいてんだ!」

「裕樹くんから聞いちゃったぁ。2回目のキスってロマン村だったんだってね」

「ぐっ…あいつ…」

「入江くんだって、私に夢中だったのね!」

「ざまーみろ

「…まいった、お前には」

そして誓いのちゅーをぶちかますと共にこのセリフ!これは初めて入江とキスした時に言われたあの!
なるほどこれが言いたくてニヤニヤとあんなことを…これには入江も完全に一本取られたという表情です

(思えば長い道のりだったなぁ…泣いた日もあったけど、
 入江くんと過ごした時間はいじめられても楽しかった…
 これからもずーっと一緒にいようね…!)

そして最後は結婚式のクライマックス、ブーケトス。
KOTOKOは今までの苦難の日々を思い出しながら、それ以上に幸せな気持ちを込めてブーケを投げるのでした

それとエンディングまでスペシャル版キター!!
今までの2人の思い出が次々と流されて、最後はめでたく結ばれた写真で締め…どう見ても最終回の演出だよ!
でも実際は話数的にまだ半分といったところです、普通のマンガなら終わるところなのにまだまだ先がある…
20年前の発想で今のマンガの先を行くんだから、多田かおるセンセは凄いと言う他ありません

しかし今回は神回だったなぁ…入江の殺し文句とか字だけで見ると「うわキザすぎだろ…」と思うかもしれませんが
実際見てみると声優の演技、入江の表情、BGMとかの雰囲気作りのおかげで物凄くいい感じに見れました
もうこの回は100点中500点くらいあげたいわ。イタキス最高。次回に続く!


■イタズラなKiss 第15話 「ハネムーン・パニック!」
 

「はぁぁぁ…」

「なんだよ…?」

「私たち結婚したんだなーって、なんだか今ごろ実感湧いてきちゃって…結婚式の時は夢みたいで…」

「思い出したくもないね、俺寝るから」

「え、えぇ!?そ、そんなぁ!」

「話しかけんなよ」

ついにめでたく結ばれたKOTOKOと入江。あれからすぐに2人きりのハネムーンに出発し、今はハワイへ向かう飛行機の中です
今になってようやく幸せを実感してきたKOTOKOは、ぽわわんとまさにいい旅夢気分状態。
しかし入江は、「あぁねみーねみー」と不機嫌そうにさっさと寝入ってしまいます
それもそのはず、実はあの後に開かれた結婚披露宴で、入江は小さい頃の恥ずかしい女装写真を
さんざんママに暴露されまくっていたという…息子の晴れ舞台になんということを:;y=_ト ̄|○・∵. ターン


「あの、同じツアーの人よね?」

「えっ?」

「私たちもハネムーンなの!あっ、私堀内麻里。こっちがダンナの巧くん、よろしくね」

「あはは…どうもよろしく」

「よ、よろしく、相原…あっ、い、入江琴子です!
 こっちがダ、ダンナ様の…(ダンナ様かぁ…んふふふふぅ)な、直樹くんです!」

その時隣の座席から聞こえてきた野育ちボイス。その声の主は、同じくハワイへハネムーンに向かう
ケバそうな妻・麻里と気弱そうな旦那・巧の夫婦でした。同じ仲間同士仲良くしようと、あれこれKOTOKOに話しかけてくる麻里でしたが…

「カッコいいダンナ様〜!あ、巧くんワイン飲みたいな。あと何か雑誌取ってきてよ」

「あ、うん」

しかし自分のダンナのことは「便利なパシリ道具」くらいにしか思っていない麻里。
それどころかイケメンの入江に興味津々といった感じです、新婚のくせにもうこんな状態とは…

「へえ〜!押せ押せでついに押し倒したわけね!やるぅ〜!」

「ち、違います!私たちは健全なお付き合…はっ!」

「うっそぉ!?ひょっとして2人はまだエッチも!」

「しーっ!!しーっ!!」

「凄いわ〜…今どき心配じゃない?
 ダンナに求められないなんて、女として不安よね〜」

「うっ…」

「私ならショックだわぁ〜!自分に魅力がないのかしらって悩んじゃう!
 成田離婚なんてことにならないといいわね」

「な…成田離婚!?」

「嫁のくせにまだ処女とか(笑)」と明らかに入江を狙う気満々の麻里。
新婚早々とんだ女と出会ってしまい、KOTOKOは気が気じゃありません
そうこうしているうちに、飛行機はホノルル空港に到着しますが…

(なんなのよあの麻里って女ぁ!成田離婚なんて縁起でもない!)

「May I see your passport please?」

「へっ?」

「Excuse me.Show me your passport please」

「えっ?えっ?い、入江くぅん!」

「Show me passport please!」

「パスポート見せろ」の英語がまったく理解できないKOTOKO
お…おいいいいいいッ!!文系の大学に通っといてどういうお粗末な英語力ですか!
これだけパスポートパスポート言われてもまったく分からんとは…
とにかく喋れる英語をあたふたと喋り出すKOTOKO。その場で自己紹介を始めてしまいます

「ま、ままま、まいねーむいず、ことこいりえー」

「さっさとパスポート見せろっ!」

「あぁっ、い、入江くん!」

「ったく…中学レベルの英語だぞ」

「あ、あいあむそーりー」

「Hmm…おおきに〜!」

「あ、ど、どうも…」

ドタドタ駆けつけた入江に助けてもらってようやく入国審査を通過。というかこのおっさんなんでそんな変な日本語だけは知ってんだ!
なんとか無事にハワイ入りして一安心のKOTOKOでしたが、すぐにまたあの麻里が寄ってきてしまいます

「わぁ〜!近くで見るとダンナさんすっごいイケメン!」

「うっ…い、入江くん、こちら同じツアーの…」

「堀内麻里ですよろしく〜!」

「どうも」

「ねえ、琴子さんってダンナさんのこと入江くんって呼ぶの?
 変なの〜!よそよそしい!ねえ直樹さん?」

(な…直樹さんって言うなぁぁぁぁ!)

どんどん露骨になっていく麻里の猛アタック!新婚旅行が始まった途端これとは先が思いやられます
ともかく、ひとまずはこれから一週間お世話になるホテルへ向かう一同。
部屋に入って入江と2人きりになり、ようやくKOTOKOも一安心といったところです

「わぁ〜!ハワイだ!素敵なお部屋!てえいっ、お姫さまみたいなベッド〜!」

「少しは落ち着けよ…ったく」

「入江くん、そ、その…したたか者ですが…よろしくお願いします!」

「それを言うならふつつか者ですがだろ…」

「あぁ…!?」

「まあしたたか者ってのもあながち間違ってないけど、お前の場合」

「あ、わ、私…いいお嫁さんになるよう頑張る…だから、見捨てないでね…」

「…期待してないから、そのままでいいよ」

ぶほっ!入江デレ発動きたこれ!今回はずっと不機嫌で、なんだか入江が前に戻っちゃったような感じでしたが
やっぱり「頭が悪くておっちょこちょいで失敗ばかりで何もできないけど、明るくて一途なKOTOKOが好き」ってことは
変わってないのね。いいぞいいぞ

「い…入江くん…!」

プルルルルプルルルル

「ハロー?」

《ハロー直樹さん麻里でーす!ねえねえ早速泳ぎに行きません?
 下のビーチで待ってまーす!》

またお前かーー!!
せっかくのいいムードをバラバラにぶっ壊す麻里の電話突撃。これは罠ねと分かってはいるものの
お誘いとあれば無下にするわけにも行かず、しぶしぶビーチへ向かうKOTOKO達でしたが…

「こっちこっち〜!うふふ、ねえ向こうのビーチに行きましょ」

「ダンナと行けば」

「あん!そうじゃなくて直樹さんと!」

「え、ちょ、ちょっと!それは私のダンナ様で…
 い、入江ぐぅぅぅぅぅぅふぅぅぅぅぅぅぅん!!」

麻里の強引さの前にKOTOKOまったく為す術なし!グイグイと入江を引っ張っていく麻里をがくぜんと見送るのみです
というか水樹奈々の「入江ぐふぅぅぅん」の演技おもろいなぁ。さすがだ
しかしKOTOKOは本当に胸がないんだなぁ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  さすがバスト70…
 
そしてその後も、昼も夜もなく突撃してくる麻里のせいでちっとも2人きりの時間がなく…

「うっうっうっ…琴子ぉぉぉ!琴子は今ごろハワイで…うぅううぅうう…」

「金之助ぇ、不倫はあかんがな」

「なに言うてんねんッ!俺のは純愛やあああ!」

「琴子はもう人妻でっせぃ」

「分かっとるわい!つーかなんでお前がここにおんねん!?
 毎日毎日ヒマなやっちゃなあ!」

「大人しく諦めて私と幸せになるんやでえ」

「そのエセ関西弁やめええーっ!」

一方日本では、相変わらずKOTOKOに未練ありまくりの金ちゃんが泣きわめいていました
そんな金ちゃんのところへ毎日も通いつめて求愛していたクリス。
ですがKOTOKOバカの金ちゃんを落とすには、やはり一筋縄ではいかないようです

「はぁぁ…琴子は…あのキザ野郎と2人っきりで…うぅううう…」





(う…嘘でしょおお!?全然2人きりの時間がないまま帰るなんてぇ!!)

しかし金ちゃんの予想とは裏腹に、KOTOKO達はひたすら麻里に邪魔され続けてあっという間に一週間!
とうとうハワイ滞在も最終日の夕方となってしまいました

「あ、あのさ入江くん、ハワイも今日でおしまいでしょ?
 そ、それでその、今日は2人っきりでいたいなぁ…なんて…」

「そういや、こっち来てお前と2人きりになった覚えないな…夜はお前酔って寝ちまうし」

「あ、あれはそのう、ヤケ酒って言うか…」

「じゃ、2人で出かけるか」

「ほ、本当!?やったぁぁ!!」

「早く食べちゃえよ」

「うんっ!」

ダメ元で「2人きりになりたいお(´・ω・`)」とおねだりしてみたところ、意外にも入江からは快い返事が!
「早く食べちゃえよ」とか、入江の優しい一面が見られて地味にいいシーンですね。にやにや
というかこの一週間、KOTOKOは麻里達との酒の席で毎晩ヤケ酒かっくらって爆睡してたせいで
2人はまだ一度も熱い夜を過ごしてないのか…(えー
一週間もひとつのベッドの中で寝といて何もないとはなんつームードのない…

「直樹さーん!琴子さーん!ねえこれからクルーズに行かない?」

「あいにくですが、今日は私たちは2人っきりで出かけますので!うふふ、それじゃ」

さっそく食事が終わるとぐっへっへ直樹はいただくぜと寄ってくるハイエナ麻里。
しかし今日だけは邪魔されてたまるかと、KOTOKOは入江を連れてさっさとその場を後にします
すると、2人の後ろ姿をモロに不機嫌丸出しで見送った麻里は「チョーシ悪い」といきなり言い出して部屋に閉じこもってしまい…

「準備できたか?」

「うん!」

「す、すみません堀内ですっ!ま、麻里が!」

さあ思う存分イチャイチャすんぞーと部屋を出ようとしたとその時、血相を変えた巧がドタドタとKOTOKO達の部屋へ!
麻里が大変なことになったと言う巧に連れられて、KOTOKO達は麻里のいる部屋を訪れますが…

「う…うぅ…い、痛い…!」

「い、医者に連れて行こうにも言葉が不安で…!そしたら麻里が入江さんをと…」

「はっははざまあみろ!せいぜい苦しむがいいぜ!」と見捨てられれば楽なのに(えー
とてつもなく仮病くさい麻里の腹痛ですが、医者を志す者として入江は丁寧に触診を開始します
というか麻里が着てるのはドレス(上下ひとつながり)だから、腹だけぺろんとめくることができないし
直に腹を触ろうとするなら、服全部まるまる脱がしてやらないとダメなのか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

(や、やだ…そんな人の体に触らないで…)

そんな2人の様子を眺めているのが気が気でないKOTOKO。
腹の触診とはいえ、触っているのはほとんど胸と変わらないような状態です
考えてみれば、KOTOKOはまだ自分の胸すら触ってもらったことがないのか…
それじゃ気が動転するのも仕方ないかもしれない;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「い…嫌…!他の女の人なんか…触らないでよぉっ!!」

「…!?」

「きょ、今日は2人っきりでって言ったのに…なのに…」

「いい加減にしろ…!お前、医者になろうって男と結婚したんだろ!
 少しは自覚を持て!お前のヤキモチにいちいち付き合ってられるか、
 そんなことじゃこれから一緒にいることなんて出来ない!」

ぐわー!入江のどぎついお叱りの言葉炸裂!何もそこまで言わなくったって…(´・ω・`)
「んなこと言う奴とはもう離婚だ離婚!」とまで言われてしまい、いたたまれなくなったKOTOKOは部屋を飛び出してしまいます

「こ、琴子さん!?い、入江さん…」

「…奥さん大丈夫ですね。脈も正常だし、軽い食あたりかもしれません
 とりあえず胃薬を飲んで様子を見ましょう」

「巧くん…下の薬局で買ってきて…」

「あ、う、うん…入江さん、琴子さんのこと早く…」

当然ながら診断の結果は異常なし。ひとまず胃薬を買いに部屋を出る巧でしたが、その途端にしめしめと女狐が本性を現してしまいます

「やっと2人きりになれた!んふふ」

「腹…痛いんじゃなかったの」

「琴子さんじゃ手を出す気にもなれないんでしょう?
 私、琴子さんより先に直樹さんと巡り会ってればよかった。そしたら」

「うるさいんだよ」

「え…?」

「あんたと例え100回巡り会っても、100回とも無視してやる」

「な…っ!」

「琴子とあんたじゃ比べ物にならない」

調子乗ってんじゃねーぞこのメスブタ野郎が!(えー
入江ブチ切れ展開キター!こっぴどく麻里を振ってやりすぐにKOTOKOを追って走る!
すぐに薬を持った巧が部屋へ戻ってきますが、そこでは怒りの麻里がわなわなと震えていました

「麻里ちゃん、薬もらってきたよ!」

「…許せない…」

「え…?」

「私のこと…バカにして…!あんな2人絶対絶対別れさせてやる!
 別れさせてやるんだからァァッ!」

ついにダンナの前でまでヒステリックに叫ぶ麻里!巧にしてみれば、嫁が自分よりはるかに入江に執着している所を
見せ付けられたも同然です。そんなショッキングな場面を見てしまった巧の行動とは…



スッパァァァァァン!!

「いい加減にしろォォッ!!」

「…!?な…何するのよ…!なんで巧なんかに私が!」

「君は俺の妻だ!」

「…!」

「他の男なんか見るな、人の不幸なんか考えるな…!
 君が考えるものは、僕と幸せになることだ!」

「た…たくみ…」

「分かったかァッ!!」

「は…はい…」

「僕が…絶対幸せにする…!」

お前は俺が好きなんだよ!俺しか好きになれないんだよ!(えー
一転して物凄い強気に出た巧!するとこれが効果てきめん、見事に麻里のハートをゲットしてしまいます
な、なんてことだ、まるで前回の入江を見ているようだ…つまり女を落とすには強気に出るのが一番ってことですね!
なるほど女をぶっ叩いて「お前は俺のもんだ!」これこそが一番成功率の高い告白:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

一方その頃、ホテルを飛び出してトボトボと歩き回っていたKOTOKOは
ふと気がつくと見るからにヤバそうな連中がたむろしている路地へ迷い込んでしまいます
や、やばいぞこれは…身ぐるみはがされてレイプされて殺されて…ら、らめぇ!とか思っていると、
いきなりするする寄ってきた黒人の男が、KOTOKOをむんずと捕まえてしまう!

「Hey girl.Excuse me,can I help you?」

「ひ、ひいいいいいいいい!?や、やだやだ!
 私このまま入江くんとケンカしたまま死ぬなんてええええええ!!」

「Don't worry!I'm a policeman.Hey take it easy,relax OK?」

「ひいいっ!?い、入江くううううん!!入江くんともっともっと腕組んでデートして
 もっともっとキスしたかったよおお!もっともっと一緒にいたかったあああああ!!」

あ、あれ…?話を聞いてみればこのおっさん普通にいい人の警察官です
「お嬢さんこんなところでどうしたの」と声をかけてくれたようですが
英語が何ひとつ分からないKOTOKOには、ただの変態レイプ魔か何かにしか思えません(えー

「Hey!She is my wife,all right?」

と、そんなKOTOKOの号泣っぷりを聞きつけて颯爽と現れた入江!
間違いなく殺されるとまで思っていたKOTOKOは、嬉しさのあまり入江にがばっと抱きついてしまいます

「い、入江くううううん!恐かったよぉ…!こいつに殺されちゃうかと思った…!」

「OH…!Your wife!?HAHAHAHAHAHA!
 I think she is an elementary school student!」

「な、何笑ってんのよお!?」

「お前…もう少し英語勉強しろ…この人は警官で、
 お前を小学生の女の子が迷子になってると思って声をかけたそうだ」

「え…ええ!?」

「とにかく謝れ…!」

「あ、あいあむそーりー…」

「HAHAHAHA!You're welcome.Good luck!」

結局またあいあむそーりーで頭を下げるハメになったKOTOKO。
というか今度は「おおきに〜!」なんて変な返事は返ってこなかったな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「あの…ご、ごめんなさい…私、ヤキモチ妬いちゃって…でも…でも」

「心配しただろ…!」

「い…入江くん…」

自分の嫉妬でハネムーンを台無しにしてしまい謝るKOTOKO。
しかし入江は、「そんなことより無事で良かった」とぎゅっとKOTOKOを抱き寄せてちゅーを交わします

「結局最後まで、2人でいられる時間少なかったな…」

「うん…でも平気、入江くんといられるだけで幸せだったもん」

「俺は…もう平気じゃない」

こ、これは!?なんと入江の方から先に「もう我慢できない」とのセリフが!
考えてみればもう一週間も溜まってるんだもんな…よく我慢したよ入江…(えー
そしてしっかと抱き合ったままベッドシーンへと突入する2人!き、きた!きたぞついに!初夜がきたあああああ!!

って一瞬で終わりやがったーー!!ばかああああああああああ
何やってんだよもう!そこはせっかくの深夜アニメってことをもっと活かしなさいよ!こんなとこだけ原作に忠実にしないでよ!(えー
ちなみに聞くところによると、台湾のドラマ版ではこの初夜シーンが全部見せます的な超エロエロ描写になってるらしいです
ドラマ版をもっと見習おうぜ、なあ!(えー

そして帰りの飛行機でぐーすか眠る入江。それに対してKOTOKOは意識ハッキリ目玉パチパチ状態です
疲れて寝ちゃってる入江の様子からして、相当ゆうべはおたのしみでしたねだったというのに
すごい体力あんなあKOTOKO:;y=_ト ̄|○・∵. ターン




そして、このハネムーンを終えたKOTOKOにはひとつの重大な決心が…

「私、看護士になります!」

「「「ええええええええ!?」」」

「な…なんでまた急に!?」

「お前が看護士なんて、看られる患者の身になってみろ!」

入江家に帰って早々、いきなり看護士になると無茶を言い出すKOTOKO!このハネムーンでこれでもかというほど
おバカぶりを晒してきたばかりだというのに!(えー  ここは入江にガツンと言ってもらうしか…

「私、何をやってもダメダメだし、
 看護士なんて私にはとても無理なのかもしれないけど…
 でも…でも…私、入江くんに釣り合う奥さんになりたいんです!」

「いいんじゃない?やってみろよ」

ち、血迷ったか入江ー!!一番反対しそうな男が実にあっさりと賛成を!
KOTOKOの物覚えの悪さは嫌というほど知っている入江がなぜ…?次回に続く!


ちなみに今回から、エンディングテーマの糞ラップが今までよりさらに増量されるという
謎の修正が加えられております:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  こ、こんな修正誰が喜ぶんだよ…せっかくの神曲を台無しにしないでくれ!





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