■イタズラなKiss
第17話 「ねたまれそうなNEWフェイス」
「入江さんでしたっけ、確か編入してきた」
「あ、は、はい!入江琴子です!」
「小倉智子です、私も看護士になるのが子供の頃からの夢なの。よろしくお願いします」
「あ…よろしく!」
「アタシ〜ぃ、品川真里奈。夢は医者の妻になって玉の輿に乗ること」
「た、玉の輿って…」
「まだそんなこと考えてんのか、そんないい加減な気持ちで
この仕事やるんじゃねーよ!この仕事は自分の将来より、
人の将来を考える献身的で神聖なものだ!俺は命ある限り最善を尽くす!」
「男子もいるんだぁ…」
「私、桔梗基(ききょうもとき)。モトちゃんって呼んでね」
「ひいっ!?」
「なによひいって…」
「だ、だっていきなり地の底から声が這い上がってきたものだから…」
「失礼ね…!」
今日から新たに看護科での生活を開始したKOTOKO。ここでは5人1組のグループで実習を重ねていくようで、
KOTOKOも一緒に看護士を目指す仲間4人と顔を合わせることになりました
とても礼儀正しくて親しみやすい小倉智子、いかにもギャルな感じで軽い性格の品川真里奈、
チャラそうな見た目とは裏腹に熱いくそ真面目な鴨狩啓太、そして声の野太いオカマの桔梗基…
智子以外は白衣の天使とずいぶんイメージが違いますね:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
そして基の声を担当するのは才賀みつき。というかいつもの才賀ボイスで喋ってるのに
「地の底を這いずる野太い声」とまで言われるのはどうなんだろう(えー
それと小倉智子って名前、どう考えてもとくダネの小倉智明から取ったと思うんですが…全然共通点ないのになんで?(´・ω・`)
それとKOTOKOの胸が普通に膨らんでることに衝撃を受けました(えー
いやだって原作版KOTOKOの胸は悲しくなるほどほんっとーにまっ平らだから…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「そんなことより、あんた医学部の入江さんとは無関係の入江よね!」
「へっ、い、医学部の入江って…」
「学部4年生!この大学、ううん日本の大学屈指の天才入江直樹よ!
しかも頭がいいだけじゃなくて超カッコいいんだから!」
「そーそー、私なんて彼のウワサ聞いてこの大学選んだんだもん。
これほど私の条件にピッタリの男いないもんねー」
「ったくどいつもこいつも…男目当てなんて動機が不純すぎだ!」
ところが基は「入江は俺の嫁」と相当入江に入れ込んでいるようです。オカマのうえにガチホモだったとは:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
さらに真理奈や智子も入江に惚れている様子。KOTOKOは「チクショーあれは私のもんだぞ」と釘を刺そうとしますが…
「でも彼って結婚してるんでしょ?」
「な、何を隠そう私が」
「そこなのよぉ!一体どんなパーフェクトな女が
あの入江さんを射止めたっていうのかしら!?」
「あ、あのう実は」
「拝んでみたいわよねー、もちろん美人で頭のいい才女に決まってるだろうけど」
「当たり前よ!!でなきゃこの私が許さないわ!」
(C)高橋和希 スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・NAS
|
うるさいZE!
少し黙ってろ!(えー |
しかしKOTOKOの話をまったく聞いてくれない基たち。「しけた嫁だったらぶっ殺したるー!」と暴走する基の姿を見て、
KOTOKOはすっかり話を切り出すタイミングを逃してしまいます
そんな調子で結婚のことを隠しながら生活するハメになったKOTOKO。
ところが数日後、KOTOKOは「ちょっといいとこ遊びに行こーぜ」と基たちに放課後連れ出されてしまいます
「こ…こ…ここって…」
「ふふふ…あれが入江邸よ!」
「な、なんでまた…」
「決まってんじゃない、奥さん鑑定よ」
「ぐげげ…」
「あれあれ?みなさん見慣れた所に行くんですね^^」って自分の家だコレー!!
なんと入江の嫁見たさにわざわざ入江邸にまでやってきた基たち。もちろんKOTOKOがここに住んでるなんて夢にも思いません
「家事もしないグータラだったら、きっちり離婚に追い込んでその後アタックよ!」
「何よグータラなんて!見もしないで失礼じゃない!」
「なにカッカしてんのよ…?」
「だ、だって…入江くんの奥さんは!」
「帰ってきたわ、奥さんも一緒よ!」
「よく聞けこのバカヤロウども!」とKOTOKOが嫁の正体を明かそうとしたその時、ちょうど道の向こうには帰ってきた入江の姿が!
その横にはなんと、たまたま駅で一緒になった熟女松本が並んでいました
それを見た基たちは、すっかり松本が入江の嫁だと勘違いしてしまいます
さては「あんな熟女がなによ!私たちの若さの前に砕け散るがいいわ」とライバル心を燃やす展開が:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「奇麗な人…!」
「すっ、凄くお似合いじゃない…」
「ちょー美人かも…これはもう諦めるしかないわね…」
お前らどういう美的感覚してんだよ!(えー
この熟女がそこまで美人に見えますか!
正直私の中の美人度でいうと、KOTOKO>真理奈>智子>>>松本≒基とかそんくらいなんですが…(えー
ともかくとんだ勘違いをしてしまった基たちは、この件ですっかり入江を狙う気をなくしてしまったようです
しゅこしゅこしゅこしゅこ
「それにしてもいい女だったなぁ、入江さんの奥さん…」
「もう完敗って感じ、顔もスタイルも…」
そして翌日の授業にて、KOTOKO達は血圧を測定する実習をやらされていました。バンドに空気を送って腕を締め上げるアレですね
というか「顔もスタイルも完敗」って基、お前はそれ以前に性別の時点で完敗だろと突っ込まざるをえない:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
しゅこしゅこしゅこしゅこしゅこ
「やっぱいい男にはいい女がついちゃうのよねえ、そう思わない琴子?」
「そ、そうね〜、おほほほほほ」
しゅこしゅこしゅこしゅこしゅこしゅこ
「おいっ!くだらねえこと言ってねえで集中しろ!」
「そ、そうみんな集中集中!」
「お前に言ってんだぁっ!いつまで空気入れてんだ!?
腕の色変わってきてるじゃねーか!」
「あわわわ、ご、ごめん!ごめぇん!」
しかしあんな釈然としない形で嫁問題が解決してしまったKOTOKOは、心ここにあらずといった感じで
ぼけーっと啓太のバンドに大量の空気を送ってしまいます
その結果、締められ続けた啓太の腕が腐ったサツマイモみたいな色に!キモイヨー!
慌ててバンドを緩めたKOTOKOは、気を取り直して啓太の脈を測ろうとしますが…
「あ、あれ…?脈が!?」
「な、なんだよ…?」
「しないの脈の音が!啓太くん死んでるよ!!」
「ん、んなわけねえだろバカ!」
「お医者さんに診てもらったほうがぁぁ!」
「…おい琴子…聴診器が裏返しに入ってるのは、何か特別な理由でも…?」
「あれ?うそぉ!あははは、そりゃ聞こえないよねえ」
「ざけんなぁぁっ!!男追いかけてる暇があったら少しは自覚持って勉強しろ!」
しかし聴診器のつけ方を間違えて「お前はもう死んでいる」と大騒ぎしてしまうKOTOKO。
次から次へとドジをかますKOTOKOに基たちはすっかり呆れてしまいます。ところがその時、ガラッと教室のドアが開いたかと思うと…
「おい琴子、おふくろが買い物頼みたいから電話くれって。お前携帯の電源切ってるだろ」
入江キター!!いきなり教室にやってくるなりKOTOKOに名指しで伝言を!
それだけ伝えてさっさと自分の教室へ戻ってしまう入江。
ですが、全員入江のファンと言っても過言ではない看護科女子はみんな硬直してしまいます
今のセリフから女子達の到達した結論とは…つまりKOTOKOは入江さんの妹だったんだよ!!(えー
「「「こ…琴子ーーっ!!」」」
「ご、ごめんなさい!つい言い出せなくて…
嘘つくつもりじゃなかったの!ホントごめんなさい!」
「いいのよ謝んなくて」
「私たち全然怒ってないわ」
「み、みんな…!」
「琴子が入江さんの奥さんなら、何も私たち諦める必要ないものねー!」
「まだまだ望みがあるってこと!」
「そ…それはどういう意味かしら…」
KOTOKOが入江さんの嫁だったなんて…だったら余裕で寝取れるじゃないか!
と、逆に大喜びしてしまう女子一同。結局誤解は解けても全然KOTOKOの気苦労は減ることがないのでした
「そしたらねえ、啓太のやつ『お前みたいなトロい奴、
看護士になるなんて100年早い』ってゆーのよ!
100年も生きてらんないっつーの!」
「俺に話ってそれか?」
「あっあっ、いや実はお願いがあって…」
そんなある日、金ちゃんの店に入江を誘ってヤケ酒をかっくらっていたKOTOKO。
わざわざ愚痴言いにきたんすかと入江に突っ込まれると、KOTOKOはぼそぼそと本当の用件を切り出します
実は結婚がばれて以来、KOTOKOをダシにして入江に近づこうとあれこれ考えていた基たち。
てはじめに「さて私たちを騙してた償いをしてもらおうか」とKOTOKOの弱みを突きまくり、
入江たち医学部と合コンさせろと迫っていたのです
「嫌だね」
「ええ!?そ、そんなあっさり…ほら、女子の少ない医学部と
男子の少ない看護科!新しい出会いが必要でしょ?」
「新しく出会っていいのか?俺」
「うっ…そ、それは…」
しかし当然ながら合コンなんて全然出る気なしの入江。KOTOKOとしても、入江を他の女に差し出すなんてまっぴらごめんです
結局失敗に終わってしまったKOTOKOの説得。それでも大学へ行ってみれば「合コンまだー?合コンまだー?」と
基たちのやかましい催促が…どうしたらいいかKOTOKOが頭を抱えていると、
その時入江から「今日飲み会行くことになった」との電話が。すかさずKOTOKOにどこの飲み屋か白状させた基たちは、
「いやあ偶然って恐いわあー!」と、偶然を装って医学部の飲み会に突撃してしまいます
わいわいがやがや
(ふーんだ!なんだか楽しそうじゃない…!女の子に囲まれちゃってさ!)
嫌々合コンに巻き込まれる形になってしまった入江。ただでさえ無愛想なのにそんな不機嫌にさせたら!
…と思いきや、いつもと違って入江はやけにフレンドリーに会話しているようです
言い寄ってくる女は冷たく一蹴するあの入江が…もしやKOTOKOと長いつき合いになる級友相手だから、
人間関係をこじらせないでやろうという入江の気遣いでしょうか?
しかし理由がなんだろうが、入江が女と仲良く喋る姿に嫉妬しまくりなKOTOKO。今日もガブガブヤケ酒です
なんだかハネムーンの時から毎晩がヤケ酒な気がするな:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「お前さー、酒弱い?」
「んぇ?啓太こそウーロン茶ばっか飲んで、軟弱者ー!」
「そりゃどーも…しかしいい気なもんだなお前のダンナ、女にちやほやされて」
すると盛り上がってる中からハブられた者同士、啓太がKOTOKOの話し相手になってきました
「入江くんはねえ、そんな軽いナンパ男とはちぃがぁうの。あれはお付き合い」
「その割にはさっきからずいぶん気にしてるじゃん」
「そ、それはそのう…」
「毎日ダンナのことばっか考えて、うわの空だから実習もミスるんだよ」
「ぐくっ!うわの空なんかじゃないわよ!大体アンタねぇー生意気なのよ!
あたしゃ年上なのよ!少しは敬ったらどーなの!」
「ダンナが医者になるから私も看護士に、なんて軽い気持ちの奴を敬えるかってえの」
「ぬ、ぬあんですってえええええ!!」
しかし容赦なくKOTOKOの痛いところをガスガス突きまくる啓太!ただでさえ絡み酒のKOTOKOが大変なことに!
そして啓太を取って食おうとばかりに、がたーんと立ち上がったKOTOKOでしたが…
「んんんんんー!!鴨狩啓太!けつぁーつだって抑制法だって!
すぐに上手くなってれへぇ〜…はがっんっ…んっぷっ…んんう〜」
こ、これはまさか…ゲロキター!!(えー
怒鳴り出した瞬間いきなり顔を真っ青にしてばたーんと倒れるKOTOKO!こ、これはKOTOKOの顔の下がきっとゲロの海に!って…
琴子かわええええええええええええ
盛大にゲロをぶち撒けるかと思いきや、すやすやと安らかに寝息を立て始めてしまうKOTOKO。
この寝顔の悩殺具合ときたらどうか!恐らく啓太もズギューンとときめきまくっているに違いありません(えー
「琴子さーん?」
「寝ちゃったか?連れて帰るわ」
「…おい、女にちやほやされる暇があったら、
少しはこいつのフォローしてやったらどうなんだよ」
「…誰だお前?」
「お前じゃない、鴨狩啓太だ」
「俺が琴子をフォローしようとしまいと、お前には関係ない。
それから…琴子のことをこいつ呼ばわりするな」
「…!」
うおおおお早速啓太フラグキター!!今のでKOTOKOに情が湧いてしまったのか、
すかさず入江に食ってかかる啓太。しかし入江は「うるせー馬鹿」と全然話を聞こうとしません
それどころかこいつ呼ばわりをやめろときついセリフを…
それはつまり「琴子をこいつと呼んでいいのは俺だけだ」ってことなんでしょうか(え−
そうまで言われて明らかに入江に怒りを感じる啓太。こりゃ完全に三角関係勃発って感じですぞ
ていうかなにげに入江の運び方すげええええ!!
普通にお姫さま抱っこして店を出ていきやがった!こんな公衆の面前でなんてやつだ!
そういえば前にKOTOKOが盲腸でぶっ倒れた時も、同じようにして病院に運んで行ったっけな…
涼しい顔してこんな恥ずかしいことも平然とこなすとは…入江め恐ろしいやつよ:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「んにゅ…見てろけーた…私は立派な看護士に…ぐ〜…」
「…」
しかしそんな帰り道、ぐーすか夢の中のKOTOKOは入江の耳元で啓太の名前をつぶやいてしまいます
内容はそう大したもんじゃありませんが、それでも今あんな言い合いをしてきた男の名前を出されてしまうと
入江的にはかなり面白くないんじゃないでしょうか。この三角関係は結構こじれてきそうな気が…
「あいったたた、頭いたぁ〜…」
「琴子ちゃん大丈夫…?具合悪そうじゃないの、今日ぐらいはゆっくり出かけてもいいんじゃない?
ここのところ毎朝早く出かけてるみたいだけど…」
「え、ええ、ちょっと…」
そして次の日。二日酔いで頭がガンガン痛いKOTOKOは、なぜか入江たちがまだ寝てるくらいの早朝に家を出発しようとします
入江ママの話によれば、KOTOKOはこのところ毎日そんな朝早くに家を出ているようで…
|
|
「まさか、お兄ちゃんと上手くいってなくて家に居づらいなんてわけじゃ…」
「ち、違います違います!ちょっと自主トレを…じゃあ行ってきます!」
「あっ、琴子ちゃん!はぁ…ちゃんと上手くいってるのかしら、夜とか…」
ちゃんと毎晩エッチしてるのかしらと心配する入江ママ…それはいい着眼点ですね!(えー
一緒に寝てるKOTOKOと入江が、毎晩どんなことになってるのか気になる視聴者も多いことでしょう
ここらでいっちょその辺をあまさず描写してもらって:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「はい、ちゃんと並びましょうね…よいしょ…よし、あと一個だ…!
えっ、わっわっ、あっええあぁぁ〜〜!!」
そしてKOTOKOが家を早く出ていた理由とは、上手くできなかった実習の内容を何度も何度もやり直しているからでした
人知れずこうして努力しているのにちっとも上手くならないKOTOKO。
何度もめげそうになりますが、それでももう一度頑張ろうと練習をやめようとはしませんでした
「で、できた…!よし、次は血圧を…えっ」
「…今度は聴診器、裏返しにすんなよ」
「け、啓太…!?ありがと!」
そんなKOTOKOの秘密特訓に居合わせてしまった啓太。ぶっきらぼうな話し方でKOTOKOに付き合いますが、
KOTOKOにニコッと笑顔を向けられると、真っ赤になって顔をそむけてしまいます
もはや完全にKOTOKOの虜ですよ!まあこんな天使の微笑みを向けられちゃ無理ないよな…KOTOKOかわいいよKOTOKO
「ん?なあに?」
「べっ…別に…」
「よっしゃ、これでバッチリ!」
「ばーか、まだバンド巻けただけじゃねえか。ったく頼むよ」
「えへへへ、ごめんね」
傍から見ると、仲のいい2人がじゃれ合ってるように練習を進めていくKOTOKOたち。
そんな時、偶然にも廊下からそんな2人を目撃した人物が…って
よりによって入江だー!!うわあああああああ
こうなるとさすがに心中穏やかじゃないことでしょう、嫉妬を抱えた入江はどうなってしまうのか…次回に続く!
しかし今日のKOTOKOは可愛いなんてもんじゃねーぞ常識的に考えて…
いやあ素晴らしい回をありがとう。作画の崩れさえなければイタキスは本当文句なしに面白いわー
|