■true tears7話
「ちゃんと言って、ここに書いて」
「はぁ…わりい、食欲ないから」
「どうして食欲ないの?まだ悩みの中にいるんでしょ」
前回比呂美に衝撃的な事実を暴露されてから、どうにも憂鬱で元気がない眞一郎。
せっかくの野育ちの手作り弁当も「この弁当食するに値せず!」と一蹴してしまいます。ええい冷たい奴め
「一緒に考えてあげる!混乱するのは一人だからだわ、
暗闇でも一緒に歩いてくれる誰かがいればきっと心強いわ…きっと答えに辿り着ける!
私が眞一郎のそれになってあげる!ねぇ、言ってみて!」
「はぁ…?」
うーむ。相変わらずの電波っぷりですが、要するに野育ちは眞一郎の嫁になりたいってことですか!(えー
こんな可愛い電波なら大歓迎だ!しかし眞一郎のアホは「お前にゃ分からん」と、冷めた反応だけ残して
その場を去ってしまうのでした。なんてやつだ
「…」
「…」
「お弁当」
「…ごめんなさい、今は…」
「食べるの」
「…」
そして眞一郎の悩みの原因が比呂美だと推測した野育ちは、「てめーこの弁当どうしてくれんだ」と比呂美に弁当の処理をさせに…
比呂美も前回「野育ちと眞一郎は恋人になった」と聞かされているだけに物凄い表情です(゜д゜;)お、恐ろしい…
とりあえず素直に弁当を食べる比呂美でしたが、「お前ごときのことで眞一郎が悩むなんて冗談じゃないぜ」という
野育ちの言葉を聞いて大爆発!なんと2人は取っ組み合いの大ゲンカを始めてしまいます。うへー
「なんなの…!?なんなのよ!勝手なことばかり言って!あなたには分からない!」
「分からない!?だったら説明して!私にはどう分からないかちゃんと教えて!」
2人がぎゃーぎゃーやり合っていると、そこへ偶然眞一郎が登場!俺のために争うのはやめてくれー!(えー
比呂美は気まずそうに目を伏せてその場を去ってしまい、眞一郎は何でこうなったのか野育ちを問い詰めますが…
「何があったんだよ乃絵…?」
「どうして2人とも教えてくれないの…?私が分かってないんなら教えて欲しい!
そうじゃなきゃ眞一郎の力になれないじゃない…
眞一郎が悩んでるの、見てるのが辛いの、苦しいの…!なのに私にはなんにも出来ないなんて…」
「(こいつ…もしかして…?)も…もしかしてお前、俺が好き…なのか?」
そ、そんなの直接聞くやつがあるかー!!
どういう神経してるんだ眞一郎!そんな風に言われて「うん好きだよ」なんて言えるわけが…
って、キョトンとした顔で「うん好きだよ」と答える野育ち。そうかこの人は普通じゃなかったな:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「いや、そういう好きじゃなくってさ…その〜、付き合うとかそういう…恋愛概念…?」
「…!!!」
「…?おい乃絵?」
「ん…ん、ん、ん、ん〜〜っ…!」
「その好きって恋とは違うの?」と指摘された途端、まるで瞬間湯沸かし器のように真っ赤になって駆け出してしまう乃絵。
まさに自分の気持ちが恋そのものだったことに気づいて、恥ずかしさが一気に溢れてきてしまったのです。やべえ野育ちマジ可愛すぎる
「ただいま…乃絵?」
「わ、私…恋をしたらしいの…さっきからなんだか、色々なところが熱いの…!
ほっぺたとか、胸とか、耳とか…もう恥ずかしくて、眞一郎の顔見られない…!」
家に帰ってからも恋の余韻が冷めやらない野育ち。こりゃあ完全に恋の病ですな、いい展開になってきたじゃないか!
一方その頃、同じく自宅に戻っていた眞一郎は…
(好き…だよな?多分…好きじゃなかったらこんなに振り回されたりしない…
そうだよ、交換条件だからじゃないぞ…)
おお!眞一郎の方もついに野育ちを好きだと…って、ちょ、ちょっと待ってくださいよ
なんだか妙に自分に言い聞かせるような感じじゃないですか?
まさか比呂美から目をそらしたいから「俺は乃絵が好き俺は乃絵が好き」って
無理矢理好きになろうとしてるだけじゃないのか!だとしたらわたしは許しませんよーっ!
「の、乃絵」
「ひゃっ…!?」
「あのさ…今日は弁当…ないの?」
「な、ななっ…ないわ!ないわないわ!ないわっ!!」
「お、おい乃絵!」
翌日。とりあえず弁当の話から告白を切り出そうとする眞一郎でしたが、
もう顔を合わせるだけで顔から火が出る野育ちは、はぐれメタルのごとくそこから逃げ出してしまいます
「おぉい!待て!待てってば!」
「は、放して!」
「放したらまた逃げるだろ!なんで逃げるんだよ」
「だ、だ、だって…じゃあなんで追いかけるの?」
「そ、それは…話があるからだろ」
「話ってなに、言って、3秒以内に言って!」
「う…………お…俺と……付き合えよ!」
言ったーーーーーー!!この世の春が来た!カップル誕生おめでとさん!
というかさっきから野育ちの可愛さが神すぎるぜ、これから毎週これが拝めるなんて…って
「付き合えって…どういうこと?私を恋愛とか、そういうので好きだってこと…?」
「お…おう」
「ちゃんと言って…好きだって」
またもキョトンとした顔で、ちゃんとした愛の告白を求める野育ち。
ますますヒートアップするかと思いきや逆に落ち着いちゃいましたね、相変わらず読めない人だなぁ
「……乃絵が、好きだ」
「…………………………………………………ここに書いて…」
ものすごい真っ赤になって嬉しさをこらえる野育ち。
こ、こいつは強力すぎる!みんな俺の理性がちょっとでも残ってるうちにさっさと消えるんだ!!(えー
そして野育ちの言う「ここに書いて」とは、石を並べて証拠を残せということのようでした
せっせと2人で石を集めて完成したものとは…
のえがすきたぃ(えー
石が足りなかったので野育ちの手袋を加えて完成。
晴れて眞一郎とカップルになれた野育ちは、泣きたいくらいに嬉しくてたまらないと心から喜ぶのでした。
もうこのまま最終回までラブラブバカップルでいいよ!比呂美のことはこの際なかったことに:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「や、やだどうしたの!?ほんとに風邪引くよ」
その日の帰り道、一人でアイちゃんの店に立ち寄る眞一郎。
雪がえらく降っている中傘もささずにやってきたので、びしょ濡れになってしまいました
思いがけず眞一郎と2人きりになれて、ニヤニヤと笑いが止まらないアイちゃんでしたが…
「ね、ねえこないだのこと…」
「あのさ、俺乃絵と付き合うことになったんだ。自分でもよく分かんないんだけどさ」
「…!?」
「ねんがんの かのじょを てにいれたぞ!」と聞かされた途端、顔面蒼白になってガクガクと震え出すアイちゃん!
(゜д゜;)こ、これはやばいぞ…?そして次の瞬間、眞一郎に襲いかかったかと思うと…
な、なにをするきさまらー!!
いきなり眞一郎の唇を奪うアイちゃん!な、なにを考えてるんだこいつ!眞一郎が人のものになった途端に略奪かよ!
最悪だ…もうこの女をアイちゃんなんて呼ぶ気がしないぜ、クソバカ愛子で十分だ(えー
「ア…アイ…ちゃん…!?」
「お願い…私のことも見てよ…お願いだよ、眞一郎…」
黙れメス猫!幼なじみかなんだか知らんがさっさと消え失せろ!(えー
このビッチが!今回メール着信があった時に「もしかして眞一郎!?……………なんだみよきちか('A`)」とかぬかしていたことといい
愛子の株は大暴落もいいとこですな。みよきちの方は愛子に未練を残しつつも
「眞一郎にだったらゆずってもいい」と必死に自分を抑えて身を引いているというのに…
みよきちが立派なぶん愛子のダメっぷりが際立ってますなぁ。
みよきち、お前にはこんなビッチよりもっといい女がきっと見つかるよ…次回に続く!
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