■true tears10話
「全部ちゃんとするから」ワハハハ今日も元気に雪かきすっかなー!と、悩みごとが全部吹っ飛んでやたら元気になった比呂美。
今まではひたすら鬼ババに目をつけられまいと自分を押し殺していましたが、
もうそんな必要もなくなり一日中ニコニコ笑顔で暮らしていました
というわけで、眞一郎ママとのいざこざは前回でさっぱり解決したみたいなんですけど
てことはもうママの今までの仕打ちについて、これ以上あれこれ説明するようなこともないんだろうなぁ
やっぱりママの嫌がらせは「人には相性があるから」ってただそれだけの理由だったのか:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
(どんどん埋もれてく…どんどん…どんどん…私に捧げてくれた、眞一郎の『好き』が…)
そんな比呂美とは対照的に、今までの元気をまるでなくしてしまっていた野育ち。
眞一郎に告白された時の「のえがすきだ」の文字も、今では深い雪に埋もれて確認することもできません
(会いたい…会いたいわ…)
自分から「お前なんか比呂美のところに行っちまえー!」と別れの言葉を突きつけた野育ちでしたが、
やはり眞一郎のことを諦められずにずっと寂しい思いをしているようです
そんな野育ちが「のえがすきだ」の前で佇んでいると、その時背後から誰かの足音が…まさか眞一郎?
ってお前かーー!!
なんでみよきちが!?この2人って初対面ですよね?一体野育ちに何の用が…
「石動乃絵」
「…なに?」
「俺に呪いかけてくれねえか…?誰も好きにならない呪い。
誰にも心を動かされないクールな男って、カッコよくねえ?俺、そんな男になりたくて…」
の、呪いだって?(゜д゜;)また妙なお願いしに来たもんですね…
どうやらみよきちは、野育ちが初めて眞一郎に会った時の「お前に不幸になる呪いかけたる」という言葉がきっかけでやってきたようです
呪いなんてものが本当にあるわけないですが、今のみよきちはそんな幻想にもすがりたい心境のようで…
《私、三代吉に酷いことした…ほんとに酷いこと…別れよう》
実は、少し前に愛子から正式な別れ話を持ちかけられていたみよきち。
その時はつい「ヤダヤダ!別れるなんて絶対しないもんね!」と答えてしまいましたが、
これ以上付き合い続けても意味がないことは、みよきちが一番良く分かっていました
みよきちは愛子と別れることを決心するために、何か些細なことでもきっかけが欲しかったのです
「三代吉…もう一度ちゃんと話さなきゃと思って…」
「もう大丈夫だよ、石動乃絵に誰も好きにならない呪いをかけてもらったんだ。
俺、愛子に笑っててもらいたいからさ…愛子は笑顔が一番だからな」
そして放課後、愛子に呼び出されてもう一度別れ話をする2人。
本当は辛くてたまらないのに、みよきちは愛子のために精一杯の笑顔を作って送り出します。お前いいやつすぎるよ(´;ω;`)
みよきちはいいやつだった…本当にいいやつだった…一番の仲間…
こ…こなごなにしやがって…!(なってない
「で、話ってなに?」
「もうやめない?恋人ゴッコ」
って、みよきち達の他にこっちでもカップルの破局が!野育ち兄と比呂美です
まあこの2人は元々互いのことを好きでもなんでもありませんでしたが…
「私、あなたのこと嫌いじゃないわ。でも色んなことがあって、色々なことを思って…
一度全部から離れて、自分の気持ち整理しようと思って」
む、むう?てっきり比呂美は「これから眞一郎私のものにするんだから、お前と付き合ってなんかいられねーんだよ!」とでも
考えてるのかと思いましたが、なんと眞一郎の家を出て一人暮らしを始めるつもりのようです
今は家の中で眞一郎とラブラブできるチャンスなのに、ずいぶんと意外なことをするんだなあ
「言っただろう、別れるのは困るって…!」
「…契約違反になるから?」
「俺、承諾できないからな」
「あの、私の話…!」
しかし、「ヤダヤダ!別れるなんて絶対しないもんね!」とまるで比呂美の話を聞く耳持たない野育ち兄。ええいこのだだっ子め
相変わらず野育ち兄は、どうあっても眞一郎と野育ちを恋人にしておきたいようです、そろそろその理由を明かしてもらいたいところですが…
「…どうかした?」
「いや、ちょっと色々あって…」
ある日の放課後、ニワトリ小屋でぼけっとしていた野育ちに久々に会いに来た眞一郎。
野育ちにとっては会いたくてたまらなかった相手との再会ですが、
眞一郎の気持ちが比呂美に移っている以上、安易にそれを喜ぶこともできないようです
「これから踊りの稽古なんだけど、来るか?」
地元のでかいお祭りのために、普段から踊りの稽古をしている眞一郎。
その踊りが妙に野育ちに好評なこともあって、稽古に誘うことにしますが…
(もう一度だけ…これが…最後にするから…)
満面の笑顔で誘いを受けたものの、野育ちはこれを眞一郎との最後のデートにするつもりのようです
ああ、もはや野育ちとの関係もこれまでか…(´・ω・`)
「こんばんはー!あ、俺の幼なじみのアイちゃん。こっちはえーっと…」
「知ってる、石動乃絵ちゃん。眞一郎の初めての彼女」
そして踊りの稽古場にやってきた二人でしたが、そこにはいつも稽古の手伝いに来ている愛子が!
ま、まさかここにきて修羅場突入か!?と思いきや、意外にも愛子は穏やかな表情で野育ちに話しかけてくるのでした(゜д゜;)あれ?
「ありがとうって言うべきかな…あなたのおかげで三代吉が私を解放してくれたから」
か、か、解放だとぉぉぉぉ!!
ふ、ふざけるなー!!言うにことかいてこの女!みよきちのことを「いつまでも付きまとってくるうぜー男」としか見てなかったのか!
あれほど誠意を尽くしたみよきちをそんな風に…お前は一体どれだけみよきちを傷つければ気が済むんだ!
(C)原哲夫・武論尊/集英社
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男の誇りを汚す者には死こそふさわしい!(えー |
何やら悟った風に「私、眞一郎を卒業する」などと言い出す愛子でしたが、
卒業もクソもあんた入学させてもらってないじゃないですか!(えー
言うなれば「入学させてくださいお願いします!」って頼み込んだのに
「俺アイちゃんのことそんな風に見れない」って断られたようなもんですよ:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
さて、そうこうしているうちに比呂美の引っ越しの手はずはどんどん進み、とうとう眞一郎の家を出て行く日になってしまいます。
野育ち兄と別れるかどうかは別として、やっぱり引っ越しはするみたいですね
眞一郎は当然比呂美を引き止めようとしますが、説得を始めようとしても「あーそういえばあの話が」と
わざとらしく話題を変えられてしまいます。眞一郎と話す時の比呂美はいつもこうだなぁ
結局比呂美を見送ることさえもできず、ブッブーと比呂美を乗せて発進してしまう軽トラ。
しかし車が走り出した途端、比呂美の頬につうっと一筋の涙が…
っておいおい、そんなに悲しいならこのまま一緒に暮らせばいいものを!(えー
みんな「行かないで」って引き止めてるのに、自分でムリヤリ「やなこった!絶対出て行ってやる!」って押し通したのに!わけわかんねー!
そんな比呂美の涙を知ってか知らずか、家の中でふてくされていた眞一郎は
いきなりママチャリに飛び乗ると、猛然と比呂美の軽トラを追いかけます
「俺、バカだ…!俺はできるのに!比呂美の涙を…
それなのに何を迷って!俺、俺、お前が!」
軽トラが信号待ちをしている間に、下り坂で一気に差をつめる眞一郎!ギリギリ間に合うか!?
ずべっしゃー!!
あーっとズッコケたー!!こんな雪道でそんなスピード出すのは無茶すぎたか…
しかし後ろから追ってくる眞一郎に気づいた比呂美。軽トラから飛び降りると、
目に涙を浮かべながら倒れている眞一郎の下へ駆け寄ります
そして、そのままの勢いで折り重なった2人は…
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「マグネットパワー
プラス!」 |
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「マグネットパワー
マイナス!」 |
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「クロス・
ボンバーッ!!」(えー |
もう一歩のところで足を滑らせてラリアットをお見舞いする比呂美!もうやめて!眞一郎のライフはゼロよ!(えー
「はぁ…はぁ…」
「はぁ…はぁ…俺…全部ちゃんとするから…!全部ちゃんと…!」
だから俺の女になれ!と告白する眞一郎。これはもしかして比呂美の引越し取りやめでしょうかね?
というか「全部ちゃんとするから」って、コノヤロウ野育ちへの告白を単なる気の迷いってことにしやがって!
自分から好きだって言っておいてやっぱりそれですか!こんなことになるなら告白なんてしなければ…野育ちが可哀相だ…
しかしこのアニメは、ヒロイン達よりも脇役の男たちの方がずっといい味出してるなぁ
もう愛子も比呂美もいいから俺にはこの四人さえいれば:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン 次回に続く!
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