■遊戯王デュエルモンスターズ199話、200話
(明日ボク達はエジプトに旅立つ…そして3枚の神のカードをあの石版に掲げた時、
もう一人のボクの記憶探しの旅が始まるんだ!)
今までダーツとの戦いやKCグランプリがあったため、「オレのことは後でいい」と先送りになっていた闇遊戯の記憶探し。
そういった他の用事が全て片付いたので、いよいよエジプトへ記憶の手がかりを求めて旅立つことになります
要するにこれまでのことは、ラストダンジョンに突入する前に色々サブイベントをこなしていたようなもんです(えー
そしてエジプトへの出発はもう翌日。それに備えてすやすやと眠りについた遊戯でしたが…「すぅ…すぅ…」
「ヒャヒャヒャヒャ!まさか遊戯も、オレ達が神のカードを盗みに来るなんて思ってないだろうなぁ!」
「ああ、こうなったら行くとこまで行ったるわい!」
ガシャアアアアン!!
「…!?ま、待て!!」
な、なんてやつらだ!とうとうガチ犯罪者にまで成り下がったか!
遊戯宅へ現れたのは毎度おなじみ羽蛾&竜崎!なんと遊戯の部屋のガラスをブチ割り、遊戯の旅行カバンを奪って逃走!
完全にこれは警察沙汰ですよ!今まで城之内のカードすり換えとか、遊戯のエクゾディアポイ捨てとかやらかしてきた羽蛾でしたが、
いよいよお縄を頂戴する時が来たか…(えー
羽蛾達が奪った旅行バッグには神のカードだけでなく、イシズから託された千年タウク、バクラから勝ち取った千年リング、
マリクから勝ち取った千年ロッドも入っています。なんとしてもバッグを取り返したい遊戯でしたが、
逃げ足の速い羽蛾たちには追いつけそうになく…
「さーて神のカード神のカードっと…おわっ!?」
「だ、誰や!」
「クククク…これでやっと出てこれたぜ…邪魔者は消えな!!」
そんな羽蛾達の前に現れたのはなんとバクラ!千年リングを手にして闇人格を取り戻し、あっと言う間に2人をボコボコにしてしまいます
結局神のカードや千年アイテムはバクラの手に渡ってしまうのか…って
「はぁ…はぁ…あっ!?君は…バクラ君!」
「てめえが神のカードを持ってることを知らねー奴はいねえ…
そいつは狙われて当然の代物なんだぜ。
それを守るのがてめえの役目じゃねえのか?よりによってこんなチンケな奴らに…!
危なっかしくて見ちゃいられねえぜ!ほらよぉ!」
な、なんだってー!?「貴重なものなんだから大事にね( ´∀`)」と神のカードや千年アイテムを返してくれた闇バクラ。
この親切っぷりはどうしたことだ!何か悪いもんでも食ったのか!?(えー
「礼と言っちゃあなんだが、コイツ(千年リング)はオレ様が預からせてもらうぜ。
こいつはもともとオレ様のもんだしな…だが安心しな、ファラオの記憶が取り戻せた時、
すべての千年アイテムが必要になる…その時が来たらこいつは必ず返すぜ」
「千年リングも後でちゃんと返すからね( ´∀`)」と似合わなすぎるセリフを吐くバクラ。
いよいよ本格的におかしくなってしまったのか:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「バクラ…!貴様一体なにを企んでいる!」
「ほう、王様のお出ましか…器の方じゃたぶらかされないかと心配か?」
「答えろバクラ!」
「そう冷たくすんなよ…オレ様もてめえと同じ、遥か3000年前に封印された魂なんだからよ」
「貴様…!」
「王様よ…どうだい、そろそろ決着をつけねえか?オレ様達にふさわしい舞台、
てめえの記憶の世界でな」
「オレの記憶の世界だと…?」
「ククク、てめえ自分のことになったら何も分かっちゃいねえな…
てめえの心の迷宮も然り、てめえにまつわることは全て謎に満ちたゲームだらけ。
だがその謎を遡れば、全てがてめえの記憶の世界に行き着く…
つまりそここそが究極の闇のゲームってことさ!」
え、えーと…?「つまり究極の闇のゲーム」?何言ってんだか全然分かんないよ!(えー
一体何がつまりなんだ!意味不明すぎる!理屈はなんだか分かりませんが、
ともかく「記憶が戻ったら究極の闇のゲーム一緒にやろーね( ´∀`)」ってことのようです。
その究極ゲームとやらをやるには、闇遊戯の記憶を戻して千年アイテムをコンプすることが必要だと…
「いいぜバクラ…!その挑戦受けて立つぜ!」
「そう来なくっちゃな…てめえの記憶の扉が開かれる時がゲームの始まりだ、
その時を楽しみにしてるぜ」
(さて…オレ様にはまだやることが残されている。
究極の闇のゲームに勝つための下準備がな…)
そして遊戯の下を去って行ったバクラ。しかし下準備やら何やらと、他にもまだ何か良からぬことを企んでいるようです。
そんなバクラが向かった先とは…
《クククク、よう社長。残業とはご苦労だな》
「お前はバクラ…!貴様いったい何の用…モ、モクバ!?」
《安心しな、気絶してるだけだ…なーにちょいとご挨拶さ、デュエルしようぜ?瀬人様ァ》
なんとバクラの目的地とは海馬コーポレーション本社!なぜか社長とデュエルをしたがっているバクラは、
モクバを人質に取ると社長にデュエルを強要することに…
というかバクラとモクバの服装がめっちゃペアルックですね(えー
「オレの可愛い弟とペアルックとは断じて許せん!」と怒り心頭の社長。呼び出しに応えて屋上でバクラと対峙します
「待ってたぜぇ社長!さあ始めようか闇のゲームを!」
「闇のゲームだと…?くだらん!そんなことのためにモクバを…!
だがそれが貴様の運の尽きだ!ここから無事に帰れると思うな!」
「クククク、その意気だぜぇ…」
「後悔するぞ貴様…!」
「「デュエル!!」」
さあアゴのゲームの始まりだぜ!(えー
遊戯王ファンの間でも語り草となっている作画監督・大邪神井上様の本領発揮!
デュエル開始と同時にすさまじいまでのアゴ作画炸裂!ついさっきまでまともな絵だったのに、なんで急にこんなアゴに:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「うっ…?なんだこの重苦しい空気は…」
「そう驚くなよ、てめえだって3000年前には散々経験したゲームなんだからよ」
「3000年前のゲームだと?未来のロードを進むオレには今日の勝利さえ過去の栄光!
くだらんオカルトの戯れ言なら遊戯にでもしていろ!!」
なんという手厳しい社長!闇のゲーム特有の雰囲気を「くだらんオカルト」と一蹴して、まるで信じるつもりがありません
ともかくデュエルを開始した2人は、まずは小手調べに下級モンスターでぺしぺしとライフの削り合い。
いい感じにお互いのライフが減ってきたところで、キーカードを引いた社長のコンボが炸裂する!
「オレはロードオブドラゴンを召喚!このカードがフィールド上で表になっている限り、
ドラゴン族はマジック・トラップの対象にはならない!
さらにマジックカード”ドラゴンを呼ぶ笛”を発動!ロードオブドラゴンが場にいる時、
手札より2体のドラゴン族を場に呼び出すことができる!
出でよ!我が手札にて最強かつ美しきしもべ!ブルーアイズホワイトドラゴン!」
最凶かつ美しきアゴ作画キター!!井上様らめええええええええええ
アゴどころかもう顔そのものが凄いことになってます。作画崩壊という言葉がこれほどふさわしい絵もないな:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
(やっとお出ましになったな、青い瞳の龍…神に対抗できる唯一のモンスター…!)
「むう…っ!?な、なんだ…今のビジョンは…?」
しかしブルーアイズを召喚したその瞬間、わずかに社長の脳裏に甦る前世の記憶!この闇のゲームの雰囲気のせいでしょうか?
オカルトなんて信じたくないのにくやしい!でも…見えちゃう!(びくんびくん
突然のことに驚きが隠せない社長でしたが、ともかく今はバクラのモンスターを粉砕することを優先します
「…行くぞブルーアイズの攻撃!滅びのバーストストリーム!」
「トラップカード!”死霊の盾”!」
「なにィ!?」
「ククククッ、残念だったな…死霊の盾は自分の墓地の
悪魔族かアンデッド族モンスター一体を取り除き、敵モンスターの攻撃を無効にする。
その効果はオレ様の墓地にコストとなるモンスターがいる限り続く…
これでオレ様の身はしばらく安全てわけだ」
「姑息な手を…!」
ブルーアイズの攻撃をまんまと防ぐバクラ!墓地にコストのモンスターがいれば繰り返し攻撃を防げるというこのカード、
デュエル序盤で下級モンスターが何体が墓地に送られた分、まだまだ使用コストは残されているようです。
そしてバクラは、社長が攻撃できない間にロードオブドラゴンを始末すると、
モンスターの特殊能力によりブルーアイズの攻撃力をガクンと弱体化!一転して社長の形勢不利となってしまいます
(あの男…!オレのデッキを研究し尽くしている!それでも勝利を掴むのが真の王者…!
そのためのオレのデッキ、そのためのブルーアイズ!)
「オレのターン!ドロー!」
「どんなカードを引こうとオレ様には、無敵の死霊の盾があるぜ!」
「ならばその盾から破壊するまで…!マジックカード”魂の解放”!
この効果により、貴様の墓地から死霊騎士、死霊公爵が除外される!
これで貴様の墓地に悪魔族、アンデッド族のモンスターは消えた…!
よって貴様の盾も消滅するッ!」
「くっ!?」
墓地モンスターを除外するカード・魂の解放によって、バクラの墓地モンスターをきれいさっぱり掃除する社長!
これで死霊の盾も消滅しましたが、場にいるブルーアイズの攻撃力はたった1200…
バクラのモンスターに対抗するには、まるで攻撃力が足りません
「さらにオレは、手札からマジックカード”黙する死者”を発動!
墓地に眠るブラッド・ヴォルスを守備表示で召喚!
そしてブラッド・ヴォルスとブルーアイズを生贄に!
(許せ…!その惨めな姿を晒すなら、新たな命を受けて生まれ変われ!)
ブルーアイズ!ホワイトドラゴンッ!!」
「ブルーアイズを生贄にブルーアイズを召喚だと…!?」
「貴様ごときにオレのブルーアイズは倒せん…!滅びのバーストストリーム!!」
中古のブルーアイズを生贄にして新品のブルーアイズを召喚!自慢の攻撃力でバクラのモンスターを一撃粉砕!
生贄にするのにごめんねブルーアイズ(´・ω・`)と謝るあたりがさすが社長です
「ぐうっ!さすがだぜ…だがまだまだァ!トラップ発動!”鏡壁の石版(ウェジュ)”!
そしてもう一枚のトラップ”蘇生のウェジュ”!
蘇生のウェジュは、モンスターが破壊された時に発動するトラップカード…
自分の墓地に眠るモンスターを一体復活させる!
そして鏡壁のウェジュは、モンスターが破壊された時
破壊したモンスターの攻撃力の半分を味方モンスターに加え、
そのモンスターと強制的にバトルが発生する!」
や、ややこしいな…ともかく、まず蘇生のウェジュで今やられたディアバウンド・カーネル(攻撃力1800)を蘇生。
さらに鏡壁のウェジュを使って、ブルーアイズの攻撃力の半分をディアバウンドに上乗せしたようです
つまりディアバウンドの攻撃力は、1800+1500でブルーアイズを超える3300に!
「これでディアバウンド・カーネルの攻撃力が上回ったぜ…!
行けディアバウンド・カーネル!デススパイラル!」
「く…!ブルーアイズは不滅だ!マジックカード”死者蘇生”ッ!!」
(クククク…これでいい。ディアバウンドの特種能力…
それは倒したモンスターの能力を吸収する力…!
これでとりあえずの目的は果たせたぜ…)
ディアバウンドに倒されてしまったものの、即座に死者蘇生を使って社長は3たびブルーアイズを召喚!
しかしバクラは、ブルーアイズを一度撃破できたことでご満悦のようです。
なんでもブルーアイズの特殊能力をコピーすることが目的だったとか…って
ブルーアイズに特種能力なんてものはなんもないんですけど、
いったいバクラはなんの力をそんなに欲しがったんだろう:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「ん…?ちっ、もうこんな時間か…!残念だが瀬人、今日のところはここまでにしておくぜ」
「何!?貴様デュエルを放棄する気か!」
「オレ様はこれからちょいと旅に出るんでな…貴様にこれを預けておくぜ!」
「何?これはペガサスの…」
しかし夜が明けて日が昇り始めた途端、「門限来たから帰ります」とデュエルを切り上げてしまうバクラ。
これからエジプトへ向かうつもりのようですが、去り際に社長へよこしたのはペガサスのミレニアム・アイ(千年眼)!
そういえばこれ、バクラがペガサスからえぐり取ってそのままずっと持ってたんですね。
究極の闇のゲームにはすべての千年アイテムが必要になる以上、社長もこれを持ってエジプトに来いということか…
「そいつは究極の闇のゲームへの招待状だ、
決着をつけたかったら貴様もそれを持ってエジプトまで来るんだな」
「エジプトだと?くだらん…言ったはずだ!オレはオカルトグッズなどに興味はないとな!」
「だがお前とブルーアイズの因縁には興味があるんじゃねえのか?
楽しみに待ってるぜ瀬人、ハハハハハハハハ!」
「えっ(゜д゜;)ブルーアイズ?ど、どうしよう行っちゃおうかな…」とブルーアイズの名前を出されてしまうと弱い社長。
なんだかんだ言ってエジプトに来ることになりそうです、果たしてエジプトで待つ究極の闇のゲームとは一体?次回に続く!
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