.4月7日
アニメ感想:遊戯王デュエルモンスターズGX 第34話「湯けむり旅情!ブルーアイズ・ホワイトドラゴン」
「ぐぐ…!ま…負けた…!?」
「アニキ!アニキィィーッ!」
「しょ、翔…!隼人!うあああああーっ!!」
オシリス・オベリスク・ラー達三幻神に匹敵すると言われる邪悪なカード・三幻魔…
その封印を解こうと暗躍するセブンスターズとの戦いで、心身ともに疲労した十代は悪夢にうなされていました
何しろセブンスターズとの戦いは、ライフが削られるごとに自分や仲間の命が失われていく闇のデュエル…
あまりにも過酷なデュエルの連続で、さすがの十代もかなり参ってきているようです
「なあ翔、今はそんな気分じゃ…」
「いいからいいから!嫌なこと全部忘れようよアニキ!」
そんなブルーな十代を元気づけようと、ムリヤリ十代を温泉へと連れてきた翔と隼人。
サンダー達も交えてまったり湯に浸かる一同でしたが、その温泉の底には地底深くへと続く謎の大穴が!
やがてその大穴は渦潮のように十代達を引きずり込み、深い深い水中へと十代達を沈めてしまうことに…
まさかこれもセブンスターズが仕掛けた罠なのか…
ドサドサドサッ!!
「ぶはっ!あ、あれ!?」
「ふ、服着てるんだな…?」
「精霊に導かれしデュエリストとは貴様達のことか!」
あああああ!?(゜д゜;)か、海馬社長ーー!!
謎の大穴を抜けたその先には、なぜかブルーアイズの変な仮面を被った海馬社長が!
社長こんな所で何をやってるんですか!?それにその仮面は一体…
今までブルーアイズのジェットだのスタジアムだの銅像だの船だの帽子だの、さんざんブルーアイズのグッズを作りまくって
自分自身もブルーネクタイホワイトスーツに身を包んだりしてきた社長ですが…ついにそれだけでは飽き足らず、
ブルーアイズになりきろうとコスプレまで始めてしまったんでしょうか(えー
「カ、カイバーマン様ァ!」
「カイバーマン…?あんたがここのリーダーか?」
ところが、この変人は社長ではなくカイバーマンというカードの精霊のようで…
海馬ーマンっておい…あまりにも社長丸出しすぎて怪しさ満点な男ですが、
とにかくカイバーマンと言ったらカイバーマンということのようです:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「なんでオレ達をこんな所に呼んだんだ?ちゃんと帰す気はあるのか?
それともあんたもセブンスターズの一人なのか…?」
「ふぅん。質問が多いぞ貴様」
色々事情を聞こうとする十代ですがふぅんの一言で片付けられてしまいました(えー
なんとも破天荒な男ですなカイバーマン。誰かさんにそっくりです
「『デュエルをすれば全て分かる』と常々ほざいているそうではないか。
それともオレとデュエルをするのが恐いのか?闇のデュエルとやらが恐ろしいのか?
ふぅん。意気地のないことだ」
「く…!」
「恥を知れいッ!!己が頂点を目指すというのなら、このオレを乗り越えて行け!!」
「な、なんかムチャクチャ強引なんだな…」
「がっかりさせるな。こいつが貴様と戦いたいと言っている」
「ブ…!ブルーアイズ・ホワイトドラゴン!?」
「伝説のデュエリスト…海馬瀬人の忠実なるしもべと呼ばれたカード!?」
「聞きたいことはデュエルすりゃ分かるだろ」と言いながら、カイバーマンが見せびらかすように取り出したカード…
それはなんとブルーアイズ・ホワイトドラゴン!この世にたった一人、海馬社長だけが持つ幻のカード…
それを目にした十代たちは、そんな伝説のモンスターと戦ってみたいと、激しくデュエリスト魂を刺激されてしまいます
「どうした、ブルーアイズを前に臆したか?」
「ブルーアイズ…!受けて立つぜカイバーマン!」
「ふぅん」
「「デュエル!!」」
ついにカイバーマンの話に乗りデュエルを開始した十代!そして先攻を取ったのは十代、その1ターン目の様子は…
「オレのターン、ドロー!エレメンタルヒーロー・バブルマンを攻撃表示で召喚!
バブルマンのモンスター効果発動!自分のフィールドに他のカードがない場合、
デッキからカードを2枚ドローできる!」
いきなり強欲なバブルマンを召喚ですか!(えー ”デッキから2枚ドロー”という強欲な壺と同じ効果を持つことで、
あらゆるデュエルで十代の手札増強に役立ってきたこのバブルマン。このデュエルでもしょっぱなから現れるとは流石です
攻撃力はたったの800と心もとないですが、十代はそれを補うべく装備魔法の”バブルショット”で攻撃力を1600まで強化!
これならそこそこ戦えますね
「ターンエンドだ!」
(ブルーアイズ・ホワイトドラゴン…相手にとって不足はない!
だが…このデュエルが、もし闇のデュエルだったら…!)
ブルーアイズとの闘いに胸が躍る一方で、心の隅に闇のデュエルの不安がつきまとう十代…
その予感が当たっていたら、またしても自分や仲間の命が危険に晒されることに…
直接デュエルをしている自分の命だけならまだしも、デュエルと直接関係のない仲間の命まで脅かされるというのが
十代には何より耐えられないようです
「考え事は済んだか?オレのターン、ドロー!オレの引いたカードは…
”正義の味方カイバーマン”!!」
ゲエエー!?自分召喚しやがったー!!
その場にぬーんと現れた正義の味方カイバーマン!こんな変人仮面男が2人も並ぶなんて…(えー
そんなカイバーマンの攻撃力はなんとたったの200!よ、よええー!クリボー以下の攻撃力じゃないか!
こんな弱くて正義の味方がつとまるんだろうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「このカードを生け贄に…伝説を見せてやろう!見るがいい、
そしておののくがいい!降臨せよ!ブルーアイズ・ホワイトドラゴン!!」
「な…っ!!」
「こ…攻撃力3000!!」
1ターン目からブルーアイズキター!!カイバーマンの持つ恐るべき特殊効果、それは
カイバーマンを生け贄に捧げることでブルーアイズを特殊召喚できるというもの…
通常召喚じゃなくて特殊召喚ってところがミソですな…普通にブルーアイズを呼び出すには、
生け贄2体を捧げて通常召喚(1ターンに1度しかできない)しなければなりませんが、これは特殊召喚だから
こんな風にカイバーマンを通常召喚 → ブルーアイズを特殊召喚と1ターンでブルーアイズを呼び出すことができるのか…
「ブルーアイズ・ホワイトドラゴンの攻撃!滅びのバーストストリーム!!」
「ぐうっ!!バブルショットのカードを破壊して…戦闘ダメージを0にする!」
そしてバブルマンを襲うブルーアイズの攻撃!普通なら十代が大ダメージを食らうところですが、
”受けたダメージを1度だけ肩代わりする”というバブルショットの効果で、十代はなんとかブルーアイズの攻撃をしのぎます
しかしバブルショットは消えてなくなり、場にはまた攻撃力800のバブルマンが残るだけ…これではとてもブルーアイズに太刀打ちできません
「オレのターン、ドロー!マジックカード”融合”を発動!
バブルマンと手札のクレイマンを融合し、
エレメンタルヒーロー・マッドボールマンを守備表示で召喚!(守備力3000)」
そこで得意の融合を使い、強力な壁モンスターのマッドボールマンを召喚した十代!
その守備力はブルーアイズの攻撃力と互角、ひとまずこれならブルーアイズの攻撃をしのいでくれそうですね
「ならばオレのターン!マジックカード”滅びのバーストストリーム”を発動!」
「ブ、ブルーアイズの必殺技と同じ名前のカード!?」
「ブルーアイズ専用のマジックカードだ…!」
「自分のフィールドにブルーアイズが存在している時に発動できるカード!
相手フィールド上のモンスターを全て破壊する!」
いきなりマッドボールマン死んだー!!な、なんてこった…せっかく召喚したマッドボールマンが、
即座にマジックカードの餌食になって吹っ飛ばされてしまいました
現実のカードでも存在するブルーアイズ専用マジックカード・滅びのバーストストリーム…
目障りなモンスターを簡単に破壊できる強力なカードですが、これを使ったターンはブルーアイズが攻撃できなくなるので
ひとまず攻撃を食らう心配はありません
「う…ぐっ!」
「このターン、ブルーアイズの攻撃がなくて安心したか?
甘いぞ!貴様もその辺に転がっているポンコツデュエリストと同じなのか!
貴様と戦いたがっていたブルーアイズをがっかりさせるな!」
しかしブルーアイズが攻撃できなくとも、まだまだターン終了せずに十代を追いつめるカイバーマン!
それにしてもポンコツデュエリストって…嫌でも某凡骨デュエリスト君を想像してしまいますな
まぁあれは一応ドーマ編で選ばれし3人のデュエリストに入ってたし、一応その辺に転がってるレベルではないのか…(えー
「手札からマンジュ・ゴッドを召喚!このカードが召喚された時、
デッキから儀式モンスター、または儀式カードを1枚手札に加えることができる!
そして儀式魔法”白龍降臨”を発動!マンジュ・ゴッドを生け贄に、
ナイトオブホワイトドラゴンを攻撃表示で召喚!(攻撃力1900)」
このターンまだ行っていなかった通常召喚で、マンジュ・ゴッドを呼び出したカイバーマン。その効果で白龍降臨を手札に引き入れると
それを使ってナイトオブホワイトドラゴンを儀式召喚!やばいですな…こいつにはさっきのカイバーマンと同じような特殊効果が…
「ナイトオブホワイトドラゴン!プレイヤーにダイレクトアタック!」
ズドオオオオオオ!!
「うぐあああーっ!!(十代LP:4000→2100)」
「さらに教えてやろう!このナイトオブホワイトドラゴンを生け贄に捧げることで、
あるモンスターを特殊召喚することができる!」
「な、何を…だ…!?」
「ふぅん。ブルーアイズ・ホワイトドラゴンを特殊召喚!!」
「な…!なに!?」
ずっとカイバーマンのターン!(えー
いつまでも終わらない2ターン目のコンボで、早くも2体目のブルーアイズをも召喚してしまったカイバーマン!
あのナイトオブホワイトドラゴンは、儀式召喚やらなんやらと呼び出すのが面倒臭い代わりに
『手札から』でも『デッキから』でもブルーアイズを召喚できるという強力な効果を備えていたのです
わざわざブルーアイズを引き当てなくとも呼び出せるというこの効果、それについてはカイバーマンの効果より強烈ですな
ただし、このカードからブルーアイズを召喚した場合、ブルーアイズは次のターンになるまで攻撃不能というデメリットはありますがね
「オレのターン、ドロー!マジックカード”死者転生”を発動!」
「手札1枚をコストに、墓地からモンスターを呼び戻すカードなんだな…!」
「ネクロダークマンを捨て、墓地からクレイマンを手札に加える!」
「そんなザコモンスターを手札に加えたところで、何が出来る?」
「オレのデッキに…ザコなんていない!!」
「ぬ…」
「それにオレの狙いは、クレイマンを呼び戻すことじゃない…!
オレが墓地に送ったのはネクロダークマン!このカードが墓地にある時、
一度だけ上級モンスターを生け贄なしで召喚できる!
エレメンタルヒーロー・エッジマンを攻撃表示で召喚!(攻撃力2600)」
しかし、これほど追いつめられても気後れせずに反撃する十代!ここで鍵となったのは墓地からの活躍に定評のあるネクロダークマン…
その便利な効果のために、毎回あの手この手で墓地に捨てられる可哀想な子ではありますが(えー
そのおかげで十代デッキでも指折りの攻撃力を持つモンスター、エッジマンの召喚に成功します
「さらに手札からフィールド魔法”スカイスクレイパー”を発動!
このカードはエレメンタルヒーローの戦闘時、相手より攻撃力が低い場合
攻撃力を1000ポイントアップする!」
さらにここでお馴染みの切り札・スカイスクレイパーを発動する十代!さほど攻撃力の高くない十代のヒーローデッキでは
攻撃力の底上げに重宝するこのカード…ここでもエッジマンの攻撃力を3600までアップさせ、見事にブルーアイズ1体を撃破!
「ターンエンド!これがエレメンタルヒーローの結束の力だ!」
「ふぅん、心が騒ぐ…!」
「オレもだぜ…!すっげえワクワクしてる!こんな気持ちは久し振りだ、
あんたすげえよ!」
「迷いは吹っ切れたか、遊城十代!貴様の歩んで来たデュエル道などまだ入口だ、
世界にはまだ未知のデュエルがある!見えるはずだ、
果てしなく続く闘いのロード!なのに貴様はここで立ち止まるのか!」
「立ち止まるもんか!!」
「そうだ…!己がデュエルを、己のデッキを信じて進め!
その踏み記したロード、それがお前の未来となるのだ!」
なんと十代に向かって激励の言葉を飛ばし始めたカイバーマン!
意外にもカイバーマンがこのデュエルを挑んだのは、十代を闇のデュエルの恐怖から解放するためだったのです
見ず知らずの十代のためにわざわざそんな真似をするとは、粋な男ですなカイバーマン…
今までブルーアイズ自慢したくてデュエル挑んできたとか思っててすいませんでした:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「ブルーアイズに恐れを抱かず向かってきたことは誉めてやろう、
だがここまでだ遊城十代!オレのターン、ドロー!
手札からマジックカード”黙する死者”を発動!
墓地からブルーアイズ・ホワイトドラゴンを守備表示で特殊召喚!
さらにマジックカード”融合”を発動!」
「ゆ…融合!?」
「ゆくぞ…!ブルーアイズ3体融合!
ブルーアイズ!アルティメットドラゴン!!」
負けフラグキター!!(えー
場に残っていたブルーアイズ、墓地から甦らせたブルーアイズ、そして手札に持っていたブルーアイズを融合させ、
攻撃力4500のアルティメットドラゴンを召喚したカイバーマン!しかしこのアルティメットドラゴン、強力な攻撃力とは裏腹に
召喚した奴は必ず負けるという嫌なジンクスを持ったモンスターでもあります(えー
こりゃカイバーマンの負けは決まったも同然か:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「どうだ…!これが史上最強にして究極のドラゴンだ!」
「あれが…アルティメットドラゴン…!」
「ゆけ!ブルーアイズ・アルティメットドラゴン!!アルティメット・バーストォッ!!」
「トラップカード”エッジハンマー”発動!エッジマンをコストに、相手モンスター1体を破壊する!
そして破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える!」
うわああああやっぱアルティメットは負けフラグだったー!!(えー
なんとエッジマンを犠牲にして、相手モンスターの攻撃力をそのまま相手に直撃させるトラップを発動した十代!
4500なんてダメージを食らったカイバーマンは文句なく即死です。ブルーアイズの攻撃で死ねるならカイバーマンも本望か…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「これでカイバーマンに4500のダメージ…!オレの勝ちだ!」
「ふぅん…なかなかの戦術だったが、詰めが甘かったな」
「な…!”融合解除”!?」
「その通り…このカードにより対象を失ったエッジハンマーは、
空振りに終わったということだ!」
な、なんですとー!?なんと十代のトラップのさらに一手先を行っていたカイバーマン!
エッジハンマーの発動と同時に融合解除でブルーアイズを3体に戻し、アルティメットを狙ったエッジハンマーを無駄撃ちに!
場からエッジマンが消え十代の場はガラ空き…完全に形勢逆転です
このまま負けフラグを押し切って、カイバーマンの勝利となってしまうのか!?
「ブルーアイズ・ホワイトドラゴンのダイレクトアタック!滅びのバーストストリーム!!」
「く…!?」
「強靭!!無敵!!最強ォッ!!」
ドッバゴオオオオオオオオ!!
「ぐああああーーっ!!」
「粉砕!!玉砕!!大・喝・采!!
フフフフハハハハハ!!ハァーッハッハッハッハッハッ!!」
主人公倒しやがったー!!
とんでもない男ですカイバーマン、遊戯王の主人公と言えば基本的に負けないキャラ…
初代主人公の遊戯はアニメ全編通してたったの2敗、3代目主人公の遊星は今のところ1敗、
十代も4年間で80戦ほど戦って負けたのは3回だけです。1年に1度負けるか負けないかくらいの数字…
その低確率の中にこの変人キャラが食い込んでくるとは、なんという男でしょう(えー
「己の力で立ち上がれるか?立てればよし、立ち上がれなければそこまでだ」
「ぐ…!立ち上がれるに決まってるだろ!」
「まだ負けを恐れるか?」
「いや…楽しいデュエルだったぜ…!」
「負けを恐れれば立ち止まるしかない。負けて勝て…遊城十代!」
最後に十代がデュエルの恐怖を振り払ったことを確認すると、十代たちの前から幻のように消えていくカイバーマン。
そしてふと気がつくとこの不思議な空間も消え、十代たちは何事もなかったかのように冒頭の温泉へ…
まるで夢でも見たような気分の一同でしたが、十代はカイバーマンの教えを深く胸に刻み込むのでした。次回に続く
ちなみにその次の話でも海馬社長は登場しており、
「デュエルアカデミアには貴様に負けるデュエリストなど一人もおらん。
貴様がデュエルに勝ったら学園などくれてやるわ!」
と、サンダーの兄貴達にタンカを切ってました。というかGXは前作から数年〜十数年後が舞台となっていますが、
その針金マントいまだに愛用してるんですね社長:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
(C)高橋和希 スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・NAS
4月6日
アニメ感想:咲-saki- 第1話「出会い」
ついに始まってしまいましたね、麻雀漫画で唯一私が単行本持ってる作品のアニメが…(えー
我ながらお恥ずかしい。ご覧のように萌え少女達がひたすら麻雀をやりまくるというこの作品、麻雀の勝負の流れを楽しむというよりは
萌え少女達がアガったトバされたと一喜一憂する姿に、ハァハァするためだけのものと言いますか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
多分麻雀を好きな人ほど「こんな麻雀漫画邪道すぎるわー!!」という気分になると思います
でも私は麻雀素人だから仕方ないね!(えー
ちなみにどれくらいの邪道麻雀かと言うと、裸足で打つとなぜか超強くなるキャラだとか、東場で打つとなぜか超強くなるキャラだとか、
ペンギンのぬいぐるみ持ってるとなぜか超強くなるキャラだとか、メガネを外すとなぜか超強くなるキャラだとか、
意味なく悪い待ちにするとなぜか超強くなるキャラだとか、そういう人たちが主役を張っているくらいには邪道です:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
うんまあ…戦略とか特に関係ないしね…改めて考えると色々ひどいねぇ(´・ω・`)
それとこの作者、パンチラは全く描かないんですがスカートは恐ろしいほど短く描くので、その結果どうなるかと言うと
キャラが常時半ケツ状態みたいなことになっております
なんなんだろうね、よっぽどお尻大好きなんだろうね…(えー
↓の画像で普通の膝丈スカートの部長と超絶ミニスカの咲を見比べてみると、長さが違いすぎて何が何だか…
部長はごく一般的な長さのスカートなはずなのに、
なんだか昔のスケバンのロングスカートでも見てるような気分になってくる:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
いやぁ…冷静に考えてみると頭がおかしくなってくるね!俺なんで単行本買ったんだろうね!(えー
そもそもなぜレビューしようと思ったのかよく分からなくなってきた、おかしいなぁこんなはずじゃなかったんだが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
(C)小林 立/スクウェアエニックス・清澄高校麻雀部
アニメ感想:フレッシュプリキュア 第10話「タルトが祈里で祈里がタルト!?」
前々回はラブ主役回、前回は美希主役回、順番から言って今度はブッキー主役回だワーイと楽しみにしていた今回の話ですが…
ご覧の有り様だよ!!(えー
なんと開始数分でブッキーとタルトが入れ替わってブッキーの可愛い場面とか正直どこにもなかったね^^という今回の話。
まあハナクソをほじるブッキー(中身はタルト)とかが「むしろ興奮するんだよ!」という特殊な趣味の人たちは
存分に楽しめたかと思いますが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
なんでブッキー主役回に限ってこんなイロモノ話を持ってくるんだスタッフは!
前回あんなに作画よかったのに、今回は明らかに今までで一番ヤバイ感じの作画だったしなぁ
スタッフは力の入れ所間違ってますよ!他の回はどんなに手を抜いてもいいからブッキー主役回だけは
全力で仕上げてくれればいいのに!(えー
ところで↑のタルトの変身シーン、本家のブッキー変身と見比べてみると
本家の方がやっぱり比べ物にならないくらい気合入ってるんですね、
まあこれで同じくらいの力の入れようだったらそれこそ泣きますけど:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
タルトはいきなり服と手足の装飾品が出てきてますが、
ブッキーはその前に裸でくるくる回るサービスシーンがあります(えーさらにポーチとかピアスとか髪飾りがポンポン出てくるシーン。
タルトの変身はこの辺まるまるカットされてますねそして最後は決めポーズ。タルトの時は背景だけ変わってましたが
ブッキーは星がパーンと飛び散ります。それもこれもブッキーが可愛いからです(えーと、まあ両者の違いはこんな感じですね、わざわざ解説入れるまでもなかったと思うけど:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
そういえば前に「早くブッキーの変身gifを作るんだ!」というコメントをくれたずうずうしい人がいた気がしますが
これは別にあんたのために作ったわけじゃないんだから!勘違いしないでよね!(えー
まったくそんなずうずうしい奴のためにこの俺様わざわざ作るわけが…ぶつぶつ
関係ないんですけど、もはや入れ替わりネタの定番となった「俺がお前でお前が俺で」みたいなこのタイトルって、
一番最初の元ネタは一体何なんでしょうね。よく聞くフレーズな割に、元ネタについて触れられてるところを見た事がないんですが…
(C)ABC・東映アニメーション
アニメ感想:しゅごキャラ!どきっ 第77話「衝撃!壊された初デート!?」
相変わらずイクトと一緒の生活を続けていたあむ。とは言うもののイクトとのめくるめく愛の営みには程遠く、
この間の告白以来、すっかりあむの頭の中は唯世一色でした。今日もまた唯世からデートの誘いを受けて、
幸せの絶頂気分で家に帰って来ましたが…
「ふふぅ〜ん何来て行こうかな〜♪黒のスカート?チェックのもいいかもなぁ〜♪」
「何浮かれてんだよ?唯世と何かあったのか」
「へっ、な、何言ってんの!?何もあるわけないじゃん!!」
「あいつとデートとか?だったら風呂にでも入って行った方が…」
「うるっさい!お風呂に入りたいならあんたが入れ!ケガしたとこも綺麗にしとけぇぇ!!」
そんなあむのご機嫌な理由をズバズバ的中させてみせるイクト。
「なにデート?ちゃんと風呂入ってセクロスの準備していけよ」とあむをからかいますが、
「お前が入れよ不潔ホームレス野郎!」と逆に自分が風呂場に放り込まれてしまいます
「覗くなよ?」
「の・ぞ・く・か!!」
イクトの入浴中に家族がやって来ないようにと、仕方なく洗面所に居座って門番をすることになったあむ。
しかし当然ながら、うすーいガラス戸1枚隔てた先には生まれたままのイクトの肢体が…そう考えると、さすがのあむも悶々と
変な気分になってしまいます。おいおい、風呂でセクロスの準備どころかこれじゃイクトとまさかの本番突入:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「し、しまった…もうこんな時間!?」
そんなあむを正気に戻したのは、すでに目前に迫った唯世とのデートの時間でした。どうやら気づかぬうちに
相当やばい時間になってしまったらしく、今すぐにでも制服から着替えないと完全に遅刻してしまうようです
「ね、ねえイクト!ちょっと出てくるの待っててくれる?私も着替えるから!」
「ん…?分かった」
そう言うとその場でいそいそと脱ぎ始めるあむ。ちょ、ちょっと待てえええええ!!
こんなスケスケのガラス戸隔てて脱ぐって何!?「どうぞ襲ってください」ってこと!?(えー
まったくこれが少女コミックの連載漫画だったら、欲情したイクトがドアをバーンと開け放って間違いなく愛の営みが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
連載誌がなかよしで命拾いしましたねあむ。(えー イクトはドアの方を見ようとせずに、
あむの着替え中ずっと背を向けてくれていたようです。意外と律儀な奴なのね
「あむちゃーん!お客さんよ、この間の〜!」
「お邪魔しまーす」
「た、唯世くん!?うわああああああ!!こ、ここにいてよ!絶対出て来ないでね!」
ところがあむとイクトが部屋に戻ったその時、あむが来ないことを心配して迎えに来た唯世が登場!
慌ててイクトを部屋にブチ込み、階段を登ってきた唯世を迎えるあむ。このまま話を合わせて出かけようとしますが…
「ご、ごめんね、今出ようとしてたとこなんだ」
「良かった、心配したよ」
ガチャッ
「え…!?」
ってイクト出てきやがったー!!修羅場だあああああああ!!
風呂場ではちゃんと空気読んでくれた奴がなぜに!?やはりあむを取られるのは嫌なのか!?
唯世とイクトはただでさえ険悪な間柄、それがあむの部屋から出てきたとなれば唯世は…
「つ…月詠イクト…!?どうしてここに…!?」
「居候してたんだよ。こいつの部屋に」
「ちょっ…!イクト…!」
「あ、あむちゃん…どういうこと…?いつから…」
「ずっとだよ。お前がここに来た時も隠れてた。好きになってもいいですか、だっけ?
お坊ちゃんにしては情熱的な告白じゃん」
「…っ…!!」
うわあああああああ!!
そ、そんな!告白のことまでこんな小馬鹿にするなんて!いくらなんでもこれはひどい…唯世にとっては一生のトラウマもんですよ
でも顔真っ赤にして涙目な唯世きゅんは可愛すぎるな(えー
やはりしゅごキャラで一番可愛いキャラと言えば唯世だから困る:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「バカ!なんであんな…どうしてあんな酷い事言うの!?
あんたなんかもう顔も見たくない!あんたなんかもう…!どこへでも行っちゃえ!!」
ただただ無言で打ちひしがれて、あむの前から去ってしまった唯世。
残されたあむはイクトの行いが許せず怒鳴り散らしますが、「なら出てってやるよ」とイクトまであむの前から去ってしまいます
両手に花かと思いきや一気に天国から地獄へ…二兎を追う者一兎も得ずとはこのことか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン 次回に続く
(C)PEACH-PIT・講談社/ エンブリオ捜索隊・テレビ東京
4月5日
アニメ感想:バトルスピリッツ少年突破バシン 第30話「ハンジョー根性バトスピ部」
音無フミコ!?音無フミコですって!?
メガネコの部活志望表見たら音無フミコという本名が!ちゃんと名前あったんじゃないか…
なんで家族のじいちゃんにすらメガネコメガネコ言われてるんだろう;y=_ト ̄|○・∵. ターン
ストライカーは確かカケルってママから本名で呼ばれてたし…
まあJも本名のジュリーじゃなくてJって家族から呼ばれてるけどな!
バシンも苗字がバシンで名前がトッパなのに、ママからバシンだの少年だの変な呼ばれ方してるけどな!
つまりバトスピに普通を求めること自体が的外れだってことか…俺が間違っていたぜ…(えー
(C)サンライズ・メ〜テレ
アニメ感想:戦場のヴァルキュリア 第1話「戦火の出会い」
戦場のヴァルキュリア…このタイトルを聞いて、真っ先に頭の中に思い浮かんだ内容は
ストライクウィッチーズとかセキレイ的な、うっふんお色気萌えキャラバトルアニメだったんですが…(えー
実際に見てみると、舞台は戦争やってる頃のヨーロッパ、そして全体的に落ち着いた丁寧な感じの作風と
世界名作劇場的な空気を感じて、かなり好感の持てる第1話でした。
ヒロインのアリシアも、なんか超常的なパワーを手にした萌えキャラとかじゃなくて
銃持ったただのパン屋のねーちゃんってところがいいですね
でも殺し合いの描写が凄くまったりというかほのぼのしてるのには吹いた
いかにも「病弱で大人しい娘」な見た目の主人公の妹が、いきなりバカでかい包丁振り回してアリシアの頭カチ割ろうとしたりとか
家に侵入してきた敵軍の兵士をまったく容赦なく射殺したりとか、
主人公達が武器に困った時は「手榴弾ならいっぱいありますけど」と物騒な武器いっぱい持ってたりとか、
「帝国軍め思い知れー!やったー!」「あぁ腹減ったなー」と、緊張感皆無で手榴弾投げて帝国軍殺しまくりな主人公たちとか
ほのぼのした空気の中で残虐なことやりまくるギャップがツボでした。まったく戦場は地獄だぜ
(C)SEGA/PROJECT VALKYRIA
アニメ感想:ドラゴンボール改 第1話「戦いの幕開け!帰ってきたぞ孫悟空」
というわけで始まりました、再放送…いや、あらためて放送版ドラゴンボールZ。(えー
OP、EDは完全に新規、本編は音声・BGMが新規で映像はかつて放送したものをテンポよく編集済みという内容です。
まず第一印象としてはOPもEDもひっでえ曲だなという:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
ドラゴンボールの曲というともっとテンション上がっていくのを想像してたんですが、
こいつは逆に聞いてると気が抜けてどんどんテンション下がっていくというか…(えー
まあでも界王拳悟空がめちゃめちゃ格好よかったので許しますけどね
あぁほんと界王拳は最高だな…なんでこんなに格好いいんだこの技は
体に負担をかけて一瞬だけ超絶パワーを振り絞るカタルシスというか、ノーリスクの超サイヤ人とは格好よさが比較にならないぜ
それとセリフ新録ということで、放送前から不安だったのが野沢雅子の演技。最近のDBゲーで
「おちゅこぼれだってぇ、しっしで努力すりゅあエリートを超えりゅことがあっかもよ」と言ってた時は頭を抱えましたが(えー
どうしてどうして、改では凄く自然な悟空の演技を取り戻してて驚きました。
この調子で2話以降も頑張ってもらいたいところです。どうか界王拳よんべえの悪夢だけは勘弁してほしい:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
(C)バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
4月4日
ブルードラゴンの後番で始まった「極上!めちゃモテ委員長」が色々な意味で凄すぎでした
なんだったんだあれは…あれほどまでに見てて気が狂いそうになるアニメを見たのは初めてかもしれない(えー
何もかもが異様な展開に「さ、30分経つのが長い…」と永遠に続くような30分をようやく乗り越えたかと思ったら
実はまだ始まって10分しか経ってなかったと気づいた時の、あの絶望感ときたら…(えー
今期最凶のアニメはめちゃモテ委員長で決定ですよ。あの破壊力には絶対耐えれらない:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
アニメ感想:戦国BASARA 第1話「蒼紅 宿命の邂逅!」
「アーユーレディ、ガイズ!?」
「「「イエエエエエエ!!」」」
「レディゴオオオオオオオッ!!」
冒頭からいきなり英語大好き伊達政宗の合戦シーンに始まり、
物騒なフラフープを振り回して踊り狂う毛利元就、
機動戦士ホンダムと名高い身長数十メートルの大怪獣・本多忠勝、さらには
「お館様!(バキッ!)」
「幸村!(バキッ!)」
「お館様ぁっ!(バキッ!)」
「幸村ぁっ!(バキッ!)」
「おぉ館様ぁぁぁぁっ!!(バキイイイッ!)」
「ゆぅぅき村ぁぁぁぁっ!!(バキイイイッ!)」
「んんんおぉぉぉ館様ぁぁぁーっ!!(バッキイイイイッ!!)」
「ぬおおおおお幸むるぁぁぁぁーっ!!(バッキイイイイッ!!)」
という殴り合いでスキンシップする真田幸村と武田信玄などなど、破天荒な武将達がひしめく戦国時代…
何この神アニメ。最高すぎる
「世間の若い女性達に戦国武将ブームを呼んだ」と有名なこの戦国BASARA、どんな内容なのかと興味本位で見てみましたが
まさかこれほど予想を遥かに超えたもんだとは思いませんでした。相当ハチャメチャな内容ではありますが、
30分間とにかくパワーと勢いに溢れてて問答無用にめっちゃ面白いです。
そりゃ戦国武将ブームも起きるよなという納得の内容、第2話も次回予告の時点ですでに笑いが止まらないので
これからが実に楽しみなアニメです。早くも今期一番注目したい作品が決定してしまったな…
(C)CAPCOM / TEAM BASARA
アニメ感想:バスカッシュ! 第1話「アイ・アム・レジェンド」
さながら豪炎寺のような髪型の少年主人公がバスケをやるアニメと、簡単な前情報を聞いていたこのバスカッシュ、
となるとやはりイナズマイレブン級の超次元バスケが展開されるのかなーと、第1話をチェックしてみましたが
「やだぁ恥ずかしがってるの?濡れてるんだから早くしなよぉ」
「やさしく興奮させて、あ・げ・る」
「大人しくしてなって、すぐ気持ち良くなるから」
「さあ、一緒に”いく”よ」
「これ握って…この太いのを握って…指をこう入れるの…人差し指と中指で、やさしく…」
というエロ台詞とおっぱいに溢れたお色気アニメでした。なんぞこれ
俺は単にバスケのアニメが見たいだけだったんだが…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン どうりでイナズマと違って深夜アニメなわけだよ
極めつけには主人公の試合を見ていた売り子のお姉さんが、うっとり主人公の姿に見とれながら
「き…気持ちいい〜〜」と昇天して腰を抜かしたあげく失禁というトチ狂った展開ですよ
視聴者の年齢的に、一体どの層をターゲットにしてるのかワケが分からないな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
まあエロだけのアニメなんだったら次回からはもういいかな…
(C)河森正治、ロマン・トマ/サテライト/バスカッシュ!製作委員会・MBS
4月3日
アニメ感想:マリア様がみてる 4th season 第12話「クリスクロス」
「ごきげんよう、瞳子」
「ごきげんよう」
「瞳子は宝探しに出る?」
「乃梨子に心配してもらうことじゃないわよ」
とうとう迎えた2月14日バレンタインデー。前回あれほど打ちのめされていたドリルも、乃梨子のおかげですっかり元気になったようです
でも今日の宝探しイベントについて聞かれると、「うるせーなほっとけよ」と言葉を濁してしまうドリル…
祐巳とのことは相変わらず全然進展がないようですな、乃梨子との仲は今までの「乃梨子さん」から「乃梨子」になって
確実に親密になっているようですが…
「ごきげんよう、お姉さま!」
「ごきげんよう、祐巳」
「あの…」
「あ、待って。場所を変えましょう」
一方その頃、祐巳は祥子の教室に乗り込んでチョコを渡そうとしているところでした
祐巳は祥子を見つけるなり即座にカバンに手を突っ込みますが、祥子は人目が気になるせいかここから移動することに…
「祐巳は気づかなかったかもしれないけど、私のクラスメート達が興味津々で覗いていたのよ」
「…?私たちのツーショットなんて、今さら珍しがることじゃないのに」
「去年私がことごとくチョコレートを辞退したくせに、祐巳のだけは受け取ったって知ったからでしょう」
祥子はバレンタインにチョコを渡す風習について、「親しくもない相手からのチョコなんざクソ食らえだぜ」という持論の持ち主…
そのため去年はチョコを差し出してきた連中を祐巳以外全員追い返したらしく、
さっきは「祥子がチョコを受け取る場面はレア」と周囲の注目を集めてしまったようです
「私がどんな顔をして…」
「どんな顔をしてチョコレートを受け取るか…私にだけ見せてください」
「あは…催促したみたい…」
これはひどい百合ですね(えー
「みんなが見たがる祥子さまの顔を拝めるのは私だけさふはは」とチョコレートを手渡す祐巳。
それはいいけどなぜ頬を赤らめる!?百合はやめろー!去年はかなりアホな渡し方をしただけに、余計今年は百合百合に感じるなぁ
「あら、これは…びっくりチョコレート!」
「第二弾です、びっくりするくらいの愛情がこもってます!」
包みの中から出てきたのは祐巳お手製のトリュフチョコ。それを見た祥子は普通のチョコなのにびっくりチョコレートと…
そう、去年の祐巳は美味しく作れたトリュフチョコと、大失敗したクソまずいトリュフチョコをごちゃまぜにしてしまい、
「びっくりチョコレートです。口が曲がるほどすごい味のはずれが混じってます。それでびっくり」という、
苦し紛れのジョークを交えて祥子に渡していたのです。さすがに今年は全部ちゃんと美味しく作れたようですが…
「これは私にだけ?」
「あ…はい、お姉さまにだけです。しばらく瞳子ちゃんとは距離を置こうと思っているので…
何か誤解があるみたいなんですけど、瞳子ちゃんの方からまた私と話をする気になってくれるまで、
待つことにしました」
「そう…(もぐもぐ)本当にもったいないこと。こんなに愛情たっぷりなのに」
本当なら祐巳はドリルにもチョコを渡す予定だったようですが…やっぱりあんなことがあった直後じゃ
ひとまず距離を置くしかないと思ってるようですね。というわけで祐巳のチョコは祥子が一人占めすることになり、
「ドリルはバカだなーこんな美味いもの食えないなんて」と存分にチョコを味わうのでした
がちゃっ
「うあ!?し、失礼!!」
「えっ?」
「ごめん!!」
「何を謝っているの…?」
「だ、だってチョコレートの受け渡ししていたんでしょう?」
「そうだけれど、別に見られて困ることではないし…」
「今の祐巳さま、『思わず着替え中の女子を見てしまった男子中学生』みたいなリアクションでしたねぇ、あはははっ」
その後薔薇の館に向かった祐巳は、ちょうど乃梨子が志摩子にチョコを渡した場面に出くわしてしまいました
その光景に激しくうろたえまくって外へ飛び出す祐巳。何をそんなに意識してるんでしょうか、
自分はさっき祥子の同級生達が大量にガン見してる中で普通に渡そうとしてたのに:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
(い、いや、今のはある意味女子の着替えよりも見ちゃいけない感じだった…
白薔薇姉妹2人だけの世界って感じで…ん?てことはさっきの私とお姉さまの姿も傍から見たら…)
「ひゃー!!もう恥ずかしい!!あぁやだやだやだやだんんもう恥ずかしいぃぃ〜!」
「…祐巳さんって…」
「…見ていてかなり面白いですよね…」
祐巳さん落ち着いてください!他の人たち引いてますから!(えー
一体どうしたんでしょうか今日の祐巳は、いつぞやのキャーキャー言ってたママと同じような騒ぎようですよ
頭が百合に染まりすぎておかしくなってしまったとしか…(えー
「…あ…」
一方その頃、校舎に戻ってきた祥子と偶然鉢合わせしてしまったドリル…
祥子には前回あんな無様な姿を見られてしまったので、ドリルにとっては相当気まずいはずです
そして祥子に軽く一礼したドリルは、さっさとその場を去ろうとしますが…
「逃げるの?」
「…!?」
「今日の宝探しのことよ。出るの?出ないの?」
「…おっしゃっている意味が分かりません。たとえ出ないとしても、
逃げると言われる筋合いはないと思いますけれど!」
ところがそんなドリルを逃がすまいとちょっかいを出す祥子!そういえば茶話会の時も階段でこんな会話してましたな…
また今日もあの時のように、きつい言い合いが始まってしまいそうな感じです
「そうかしら、私にはあなたが祐巳から逃げているように見えるわ」
「…」
「祐巳と向かう合うの…恐い?」
「え…!?」
「恐いわよね…私も恐いもの。あの子はまっすぐだから…あの子はそんなつもり
全くないんでしょうけれど、一緒にいると自分の弱い部分を突きつけられるわ。
まるで歪みも曇りもない鏡に映し出されるように…
見たくない、認めたくない、そんなものまで…」
「…」
ドリルが祐巳から逃げたがる理由…それは祐巳が恐いからだと祥子は言います。
そういえばドリルは、祐巳との初対面で第一印象が「恐ろしいと思った」とかワケの分からないことを言っていましたが…
あの時も、この祥子に指摘された通りのことを感じてたっていうことでしょうか
「…それでも一緒にいらっしゃるのは何故なんですか…?」
「決まっているでしょう?祐巳が好きだからよ。弱い部分を突きつけられるのは
確かにきついけれど、そんなことより祐巳と一緒にいられなくなる方が辛いわ。
私はね、今の自分に嫌な部分があるのなら、祐巳という鏡に映りながら
その部分を変えていければいいと思うようになったのよ」
「…なぜ今そのような話をするのですか、私のことなんてもう…」
「いつか祐巳が妹を作る日が来るって覚悟していた…
あの子の妹になるのはどんな子だろう、そう考えるのは楽しくも寂しくもあった。
でもあなたは私のライバルにすらなってくれない。今日の宝探しでも、
私のライバルになるとしたら瞳子ちゃんしかいないと思っていたけれど…
スタートラインにすら立ってもらえないのであれば、仕方ないわね」
いつか祐巳に妹が出来た時は、祐巳を取り合いになるのが楽しみであり寂しくもあった祥子。
しかし結局そんな日を迎えることもなく、祥子の卒業はもう目前になってしまいました
祥子にとって今日の宝探しイベントは、まさしく祐巳を賭けて競い合える最後のチャンス…
それだけに張り合いのあるライバル(妹)を求めていましたが、ドリルがこんな調子ですっかり拍子抜けしてしまったようです
「…」
「(すたすたすた)」
「…待ってください!!」
「失望したぜチキン野郎」とその場を去ろうとする祥子でしたが、それを決意の表情で呼び止めるドリル!
おお、ついに参加する気になりましたか…結局参加しなかった茶話会の時とは逆の結果になりましたな
「これより、次期薔薇さまのお宝探し大会を始めさせていただきます!
赤・白・黄色それぞれ1枚ずつのカードが、
お配りした地図の斜線が引いてある区域のどこかに隠されています。
最初に探し当てた人には、次期薔薇さまとの半日デート権が授与されます!」
そして放課後、祥子やドリルが火花を散らす中ついに開催された宝探しイベント!
大勢集まった参加者の生徒達が、開始と同時に一斉に散らばっていきますが
祥子は祐巳の姉というアドバンテージがあるために、他の生徒より5分遅れてのスタートとなるようです
しかしそんなハンデを負っても祥子は余裕綽々。「ならその間茶でも飲むか」と、薔薇の館でゆったりと5分過ごすことに…
「な、なんで祥子さまはずっとこの部屋でお茶ばかり飲んでるのよ…!?」
「わ、分からない…」
ところが何十分経ってもずっと薔薇の館で茶を飲み続ける祥子!何をそんなにくつろいでるんですか!飲んどる場合かーッ!(えー
「ロサ・キネンシスはすでに祐巳さまのカードがどこにあるか、予想がついていらっしゃるんですか?」
「いいえ」
「では探すのを諦めてしまわれたんですか…?」
「どっちも違うわよ、私は祐巳のカードを見つけたくてこのイベントに参加したんですもの。
でも闇雲に探し回っても見つかるわけないでしょう?だから、今はここで待っているの」
「何を待っているんですか?」
「ロサ・キネンシス・アン・ブゥトンがボロを出すのをね」
「うっ…」
ぬう…祥子の思惑は、祐巳にプレッシャーを与えて隠し場所の手がかりを掴むことのようです
でもこういうのは「自分ならどう隠すか、相手ならどう隠すか」を考えながら探し回るから楽しいと思うんですが、
こんな裏技じみたことをして勝とうとするとは、結構汚いですね祥子さま(えー
ペラペラペラ ペラペラペラ
一方ドリルは、その頃社会科準備室で一心不乱に本をめくりまくっていました。
「祐巳のカードはきっと本の中」と推理しての行動のようですが…って、ドリルがさっきからめくっているのは日本の白地図!
うーむなるほど、もしも祐巳がドリルにカードを見つけてもらいたいと思ったなら、
ドリルの過去を象徴する白地図に隠したかもしれないですもんね
「残念ながらそこにはないわよ」
「っ!?……そのようね」
「白地図…?祐巳さまと瞳子の間に、白地図にまつわるエピソードでもあるの?」
「…」
ところがそんなドリルに「なに無駄なとこ探してんの?」と忠告をしにやってきた乃梨子!
せっかくやる気になって探してるのに、そんな白けるようなこと言わなくても…(えー
まったく動き回ろうとしない祥子といい、こいつらに「よーし楽しくカード探すぞー!」ってイベントを楽しむ気はないのか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「瞳子は祐巳さまを甘く見すぎてる。祐巳さまは瞳子のことを
大切に思っているけれど、瞳子だけしか見えてないような人じゃないよ!
私分かった…今の瞳子はきっと、こんな狭い部屋で
祐巳さまを探しているみたいなものなんだ!
でもいくら探したって、祐巳さまはこんな所にはいないんだよ。
祐巳さまは瞳子が思ってるよりずっと大きくて、
こんな部屋に入り切らないくらい大きくて…だから瞳子には見えないんだ。
いつまでも狭い場所で一人でくすぶっているようじゃ、祐巳さまの心には届かない。
そんなんじゃ祐巳さまのカードは決して見つけられない!」
「瞳子に見つかりやすい場所に隠したって?そんな考えじゃ一生見つかんねーよ」と、この部屋の捜索を思いっきりダメ出しする乃梨子。
ちょっと期待して探してただけなのに、ここまで言われなきゃならないもんなのか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
それに祐巳はドリルが考えてるよりずっとずっと大きい存在ということですが、ついさっき
「あぁやだやだやだやだんんもう恥ずかしいぃぃ〜!」とアホの子すぎる祐巳を見てるだけに
なんで乃梨子がそこまで祐巳を大者だと思ってるのかむしろ不思議:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
(…祥子さまは…なぜあの人を妹に選んだのか…)
(決まっているでしょう、祐巳が好きだからよ)
(…好きだ…から…)
乃梨子がその場を去って一人残されたドリルは、祐巳と祥子の関係について考え込んでいました。
なぜ今祥子を思い浮かべるのかよく分かりませんが、自分と祐巳の関係と比べてのことでしょうか?
そして「なぜ祐巳を妹にしたのか」というドリルの疑問に答えるように、再び思い出される祥子の言葉…
祐巳のことを好きだから。そのことを自覚した時、ドリルは社会科準備室をドタドタ凄い勢いで飛び出してしまいます
「祐巳」
「は、はい!」
一方その頃、ついに重い腰を上げて動き出した祥子。全てを悟ったような表情で祐巳に話しかけますが、
ただずっと茶を飲んでただけで本当にカードの隠し場所を見破ってしまったのか…?
バタァァァァン!!
「祐巳さまぁぁっ!!」
とその時、全速力で駆けながら薔薇の館に飛び込んできたドリル!
もしやドリルもカードの隠し場所はここだと目星をつけて…?2人とも一体どういう理由で気がついたんでしょうか
ともかくカードの場所に気づいたのはドリルと祥子の2人だけ、果たして祐巳とのデート権はどちらの手に…次回に続く!
(C)今野緒雪/集英社・山百合会3
拍手返信いきまーす
・「3月4週の雑記」、ページはあるけど雑記トップからリンクが張られていなくてよ?
そ、そんなはずは!(゜д゜;) …ん?確かめてみたらちゃんとリンク貼ってあるんじゃ…
それはあんたがページの更新しとらんだけやああああああ!!(えー
・マリみての感想、待ってましたァァァ!!!瞳子の歪み方に自己投影して涙目になりました…ぐすぐす
ところで私は乃梨子に愛!なのですが、大志さんは誰が嫁ですか、ドリルはダメですか(何) by ゆか
好きなマリみてキャラ…真っ先に浮かんでくるのは柏木さんかなぁ、やることがいちいち面白いしいい人だし。
あとは福沢姉弟も好きです。一人ずつだとそんなでもないですが、祐麒相手の時だけ祐巳があけっぴろげになる所が好きです
ネタ的な意味で凸様も好きです、先代薔薇さまの中で明らかに一人だけいらない子な所がそそるというか…(えー
カリスマ的な意味で蓉子さまも好きです。何をやっても絵になる人だし、逆にアホなことやってると意外でめちゃめちゃ笑えるし。
外見的な意味で志摩子も好きです。やっぱりマリみてキャラで一番可愛いのは志摩子だよなぁと思うんで。
好きなキャラはそれくらいで、あとはまぁみんな可もなく不可もなく普通って感じですね。
ただ聖だけはかなり苦手…(´・ω・`)人気あるキャラだけどガチ百合だから私には辛いんだよね…
・マリみての感想、お疲れ様です!!ずっと待ってたかいがありました。
要所要所の大志さんの突込みが絶妙で思わず笑ってしまいました。
それでは今から、youtubeで最終回を見てきます♪ by 桜樹
いやぁ楽しんでもらえたようでよかっ…って、ゆ、youtubeでアニメ視聴ですと!?私はゆるさないよ絶対にゆるさないよ!(えー
どの県に住んでても動画サイトでアニメが見放題だなんて…
テレビ神奈川(アニメいっぱいやりまくりな局)を見るために神奈川で必死こいて就職した私の立場はどうなるんですか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
・ちょっと待って下さいよ!原作じゃストフリは運動性能を限界に上げて、いくらPS装甲があってもほぼ紙装甲なのに…l!
もはやキラ・・・もとい製作スタッフは悪ふざけで作っていますね・・・(´・ω・`)
そうなんですよね…ストフリは「キラ准将の恐ろしく速い反射スピードに完璧についていくための機体」を目指して開発されたMSで、
そのために運動性を徹底的に高めた結果、装甲が完全に犠牲になってしまったっていう公式設定があるのにね…
運動性だけだったらいくら高くても別に構わないんだけどなぁ。
実際キラ准将はストフリに乗ってから1回たりとも被弾したことがないくらいなんで…まったくキラ准将は存在自体がチートだぜ
・ガイキングまだみてなかったですが結局ルルって完全に取られちゃうんですかね?
見る意欲が絶賛大暴落中ですよ、過剰反応しちゃう俺はNTRアンチ
ルルはね…最初の方は普通のヒロインだったんですよ、最初の方はね…(´;ω;`)ぶわっ
ダイヤが強敵との戦いで負けそうになった時は「ダイヤ君勝って!もう一度私をデートに誘ってぇ!!」とか
愛のパワーでダイヤを奮い立たせたりとかね…それがディックが登場してから色々ギクシャクし始めちゃうんだよなぁ
ダイヤとの仲がこじれてルルが悩んだりした時には、そこにまたディックが必ず現れてルルに的確なフォローをするもんだから
「ダイヤ君とは全然話が通じないのにどうしてディックはこんなに分かってくれるの?」と
完全にディックの一人勝ち状態にどんどん傾いていくっていうね…
まあガイキング終盤のヒロインはルルじゃなくて父さんとノーザだから仕方ないね(えー
ノーザは「ダイヤ!お前を誰にも渡したくないんだぁぁぁ!!」(本当にこう言いました)と言いながら
大地魔竜のミラクルドリルから身を挺してダイヤをかばったり、自分の命を投げ出してグレートのパーツを射出してくれたり
父さんに至っては、ファイナルドボルザークの時囚われのヒロインにされて
「父さんを犠牲にするなんて絶対に嫌だ!俺にとって父さんがいない世界なんて意味がない!」とまで
ダイヤに言わせるくらいですからね…もしルルが人質になったとしてもダイヤがここまで言えるかどうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
・ooはコーラサワーで始まり、コーラサワーで終わりましたね!
その言い方を借りるなら、私はエクシアに始まりエクシアに終わるっていう印象が強かったなぁ
セカンドシーズン第一話では「まさかのマントエクシア登場」で始まり、
最終話では「まさかのエクシア乗り換えで最後の激突」に終わるっていう…
この間は色々と不満を並べましたが、最後のエクシアとオーガンダムの激突はいい演出だったと思います
ダブルオーガンダムは確かに強い機体ではあったけど、刹那が一期でこだわり続けた救世主としてのガンダムっていう
雰囲気があるかっていうと単なる強いモビルスーツの感がぬぐえなかったというか…
そこいくとエクシアは、やっぱり刹那の「俺がガンダムだ」を象徴とする特別な機体だし、刹那が決着をつけるのにふさわしいと思ったなぁ
刹那自身の原点となるエクシアで、ガンダムシリーズの原点である初代ガンダムを乗り越えるっていうのは
「過去の偉大な作品を越える」のがテーマの、ガンダム最新作にふさわしいラストだったと思います
それとオーガンダムとエクシアの激突は、サーベルの構え方だとかお互いのコクピットがむき出しになったりとか、
ところどころに初代ガンダムのグフvsガンダムのオマージュが感じられて、見ててニヤニヤしてしまいました
グフとの対決も、「未熟なアムロが偉大な大人のランバ・ラルを乗り越える」っていうのがテーマだったし
未熟なアムロ=ガンダムOO=エクシア、大人のラル=機動戦士ガンダム=オーガンダムを意識して、このシーンを再現したのかもしれませんね
(C)創通・サンライズ・毎日放送
4月2日
・TOVがPS3移植決定しましたねー。新キャラとか追加要素もあるようで。映画化にあわせてマジでやられました。
そして映画はユーリとフレンの友情物語らしいです。
・ヴェスペリアがPS3で発売するそうです…しかも新キャラつきで…360買った自分としては腹立たしい事この上ない…
・ヴェスペリアのPS3への移植が確定しましたよ、大志さん。テイルズのお家芸である完全版商法です。
俺はこの時を待っていたので買いますが、大志さん、どうなさいますか?そして今、何を考えていますか?一言どうぞ。
・大志さん!PS3でヴェスペリア出るそうですよ!あとWiiとPSPでも新作だそうです!
ふざけるなっ…!ナムコっ…!
んなこと通るかっ…!
新キャラ出すなら…!すぐ出せっ…!
汚えぞっ…!PS3で完全版が発売ってんなら…
俺はなんのためにXBOXを買ったっ…!?
なんのために…!許せるかっ…!
許せるかよっ…そんなペテン…!
殺すっ…!ナムコっ…!(えー(C)福本伸行/講談社
アニメ感想:イナズマイレブン 第25話「最後の決戦!」
「こ、ここが試合会場…!」
「決勝当日になって世宇子スタジアムに変更…影山の圧力ね。どういうつもりかしら」
「…円堂、話がある」
突然空中に現れた決勝の舞台、世宇子スタジアムにぞろぞろと乗り込んだ雷門イレブン。
あんな空中にプカプカ浮いてる会場にどうやって乗り込んだのかはひとまず置いといて:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
何やら監督が円堂に話したいことがあるようです
「大介さん…お前のお祖父さんの死には、影山が関わっているかもしれん」
「え…!?じ、じいちゃんが影山に…!?」
「ひ、響木監督!なぜこんな時に!?」
なんといきなり「お前のじいちゃんを殺したのは影山」とバラして、円堂に激しいショックを与えてしまう監督!
大事な決勝の前だというのになぜこんな真似を!?
お嬢も「今話すことじゃねえだろコノヤロー」と監督に食ってかかりますが、そんな監督の思惑とは…
(決勝の前に選手の心を乱す監督は失格だろう…しかし、これは今でなければダメなんだ。
影山の陰謀でフットボールフロンティア決勝に出られなくなった俺達は、
ショックから立ち直れず運命を呪い、そしてサッカーから離れてしまった…だがそれは間違いだった。
恨みにとらわれたせいで、サッカーという大事なものを失ってしまったからだ…
もし影山への恨みでサッカーをしようというのであれば、俺はこの場で監督を辞め試合を棄権する…
大好きなサッカーをお前から奪わないために)
…?(゜д゜;)な、なんだか言いたいことがよく分からないな…(えー
うーん、要はじいちゃんの死の真相を知らされた円堂が、影山への恨みを引きずらずにサッカーを続けるには
曇りのない心で影山を乗り越える必要があるってことでしょうか。それには影山のチームである世宇子を倒す今しかチャンスはないと…
まあここで試合放棄なんて展開は有り得ないので、「なーんだそうだったのかぁ」とかかるーく乗り越えてくれるんでは:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「はっ…!はっ…!はっ…!はっ…!」
あ、あれー!?(゜д゜;)円堂の様子が予想外にかなりやばげですよ!
円堂の中でとてつもない怒りが膨れ上がって、もはや普通に息をするのすら困難な様子です
まさかここまでの怒りをあらわにするとは…これは普通に試合を始めるのも一筋縄じゃいかなそうですな
ぽんっ
「…!」
とその時、そんな円堂を正気に戻したのは豪炎寺の手…豪炎寺に振り向いた瞬間、円堂はその顔に夕香の姿がダブッて見えてしまいます
そういえば豪炎寺もまた、影山に夕香を殺されたも同然の身。今の円堂に限りなく近い怒りを、この試合の前に乗り越えてきたことでしょう
「円堂君…!」
「円堂…!」
「円堂!」
「キャプテン!」
そして円堂の背中を押すような仲間達のエールが!そんなみんなの気持ちが伝わったのか、
あれほど荒々しかった円堂の呼吸もようやく普段通りに…
「…監督…みんな…こんなに俺を思ってくれる仲間…
みんなに会えたのはサッカーのおかげなんだ…影山は憎い…!
けどそんな気持ちでプレーしたくない、サッカーは楽しくて面白くてワクワクする…
ひとつのボールにみんなが熱い気持ちをぶつける、最高のスポーツなんだ!
だからこの試合も、俺はいつもの俺達のサッカーをする!サッカーが好きだから!」
(円堂…!お前ならそう言うと信じていた…影山のように
恨みでサッカーを汚すのではなく、愛するからこそサッカーをする…!
辛い特訓に耐え、よくこの決勝の舞台までやってきた…
きっとその痣だらけの体が応えてくれるはずだ…!)
ついに影山への恨みを振り払い、いつも通りのサッカーバカな気持ちで決勝に臨む円堂。
円堂の言葉で完全に腹をくくった監督は、いよいよ決勝の戦闘準備のために選手達とロッカールームへ…
それにしても着替え中の風丸の背中エロス(えー
おそらく腐女子ファンのお姉さま達も鼻血ブーするシーンですね、わかります
それにしても半裸で中腰になってる鬼道さんが、なんだかとっても頼りなく見えてマジカリスマ崩壊:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
ドワアアアアアアアアア!!
「うおっ…!?」
《雷門中、40年ぶりの出場でついにこの決勝戦まで登りつめた!
果たしてフットボールフロンティアの優勝をもぎ取ることができるのでしょうか!》
そしてユニフォームを着た円堂達がフィールドに戻ってくると、観客席にはいつの間にやら超満員の大観衆が!
さっきまで一人もいなかったのにあんたらいつ入って来たんだ!(えー しかもここは空に浮かぶスタジアムだというのに…
《さあ間もなく試合開始です!!》
「いいかぁみんな!全力でぶつかればなんとかなる!勝とうぜ!」
「「「おお!!」」」
そしてとうとう試合開始目前、円陣を組んで最終決戦への気合を入れる円堂達!
それに対して、世宇子イレブン達は優雅に乾杯なぞしております。余裕こきやがって…と苛立つ染岡さんでしたが
世宇子の連中が口にしているのは、またしてもあの神のアクア…試合直前にわざわざ全員が飲むということは、やはり神のアクアの正体は…
ピイイイイイーッ!!
《さあ試合開始だあーーっ!!》
そしてついに鳴らされた運命のホイッスル!キックオフとなるのは世宇子ボールから、
もはやこいつらがボールを持つこと自体が恐怖ですが、果たして一体どんな出方を見せるのか…
「…動かない!?」
「なめんな!!」
って、なんとボールを受けたアフロディはその場で棒立ち!やる気ねえー!マジメに戦う気のない明らかな挑発です
これにブチ切れた染岡さんと豪炎寺はアフロディへ猛突進!それに対してアフロディは…
「君たちの力は分かっている…僕には通用しないということもね。ヘブンズタイム!!」
世界(ザ・ワールド)時よ止まれ!!
なんとアフロディが指を鳴らした途端、完全に動きが止まってしまった豪炎寺達!
というよりはアフロディのスピードが、人間の知覚できる速さを完全に超えてしまっているのか…!?
豪炎寺達とは全く違う時の流れの中を、スタスタと優雅に歩くアフロディ…そしていとも簡単に2人を素通りしてしまいます
「き、消え…!?」
バヒョオオオオオ!!
「うああああーっ!!」
そしてアフロディが普通の時の流れに戻った途端、いきなり豪炎寺達の周囲に巻き起こった爆風!
これはまさか、今のアフロディのとんでもない速さの動きのせいで、切り裂かれた空気がこんな爆風になったのか…
「み、見えなかった…!」
「く…!なんて速さだ!」
「ふ…ヘブンズタイム」
!!!
「な…!」
バヒョオオオオオ!!
「ぐあああーっ!!」
そして今度は鬼道さんと一之瀬までもがこの技の餌食に!やはり全く反応できない動きで背後を取られ、爆風で吹き飛ばされてしまいます
鬼道さん達には、目の前のアフロディが背後に瞬間移動したようにしか見えないこの技…
止めようとした瞬間すでに抜かれているのでは誰にも止めようがなく、豪炎寺達FW陣、鬼道さん達MF陣、
そして土門達DF陣までもがヘブンズタイムに突破され、いよいよ円堂との一対一になってしまいます
「く…!来い…!全力でお前を止めてみせる!」
「天使の羽ばたきを聞いたことがあるかい?」
いきなり羽根生やしやがったー!!
「お薬飲んだら羽根が生えました^^」ってどういうドーピングですか!
ともかく円堂に向けて、未曾有のパワーを持つアフロディの必殺シュートが放たれることに!
「ゴッドノウズ!!」
ドギャゴオオオオオ!!
「ゴッドハンド!!」
ドババチイイイイイ!!
激突するゴッドの名を持つ2つの技!うおおこれは燃える対決ですな
同じ名前を持つもの同士、ゴッドハンドは意地を見せられるのか!?
「本当の神は…どちらかな!!」
「く…!?ぐぅあああーっ!!」
バキイイイイイン!!
やっぱダメだったー!!(泣)
ゴッドノウズに無惨に打ち砕かれて敗北を喫するゴッドハンド!試合が始まってわずか1〜2分にも関わらず、
雷門中全員がアフロディ一人に手も足も出ず1点奪われてしまいました。
それにしてもゴッドノウズの威力でゴールごと円堂大爆発かと思ったら、かなり普通な吹っ飛び方で少々拍子抜けですな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
とにかく今度は雷門中のキックオフから試合再開、すぐに一点を取り返してやろうと意気込む雷門イレブンでしたが…
《ど、どういうことだ世宇子イレブン!?全くディフェンスをしない!
攻め込まれても動かない!》
「なめやがってぇぇっ!!」
なんと雷門中が攻め上がっても棒立ちのまま何もしない世宇子イレブン!こいつらサッカーやる気あんのか!
「ディフェンスなんざキーパー1人いれば十分だぜ」という絶対的な自信の現れでしょうか。いちいち腹立つ連中です
そして怒りに燃える染岡さんの、ドラゴントルネードが敵ゴールへとうなりを上げる!
「「ドラゴンッ!!トルネエエエエドッ!!」」
ズドバッゴオオオオオ!!
しかし悲しいかな、すでにドラゴントルネードはアフロディに片手で止められた必殺技…
アフロディの言葉が本当なら、この世宇子キーパー・ポセイドンには指一本で軽く防がれてしまう運命に…
「ツナミウォール!!」
バッシイイイイン!!
ひ、必殺技だとー!?(゜д゜;)ちょ、ちょっと待ってくださいよ!
指一本でドラゴントルネード防げるとか言いながらなに必死に必殺技使ってんですかこいつは!(えー
なんて情けない奴だポセイドン…アフロディの奴ホラを吹くのもいい加減にしろよ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「ド、ドラゴントルネードが…!?」
「なんて奴だ…!」
「有り得ない…!」
しかし「ドラゴントルネードが効かないなんてもうオシマイだ!!」とばかりに青ざめてしまう鬼道さん達。
しっかりしてくださいよ!ドラゴントルネードって全国大会に来てから一回も点取れたことないんですから!(えー
どの試合でも必ず使われるのに100%防がれるかませ技…だから全然落ち込む必要なんてないのに:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
コロコロコロ
「…!?」
《おおっとポセイドン!?雷門にボールを渡してシュートを撃ってこいと挑発!?》
ところがなんと、シュートを防いだポセイドンは豪炎寺にボールを渡してもう一発シュートを要求!
なんという徹底的に舐められた展開でしょう、世宇子の奴らはまったくサッカーをする気がありませんな
これにはもはや怒り心頭の雷門イレブン、次に打ちそうなシュートと言ったら炎の風見鶏かザ・フェニックスか…
「ボールを渡したことが失敗だと思い知らせてやる…行くぞ!!」
「皇帝ペンギンッ!!」「「2号ォォォォーッ!!」」
ズギャドッゴオオオオオオオオ!!
うわあああああああまさかのペンギン来たー!!
マ、マジですかこれは!すでに習得済みだったのかよ皇帝ペンギン2号!
鬼道さん+佐久間+寺門の組み合わせでも、今までのシュートの中で5指には入る皇帝ペンギン2号の破壊力…
ましてや今度は鬼道さん+一之瀬+豪炎寺という超天才トリオでの合体技!
ドラゴントルネードを防ぐのに必死だったツナミウォールなぞ、このハイパー皇帝ペンギン2号にかなうわけが…
「ツナミウォール!!」
バッシイイイイン!!
ペ、ペンギンー!!(号泣)
そ、そんな…よりによってドラゴントルネードを防ぐのに必死に出した技ごときに皇帝ペンギン2号が負けるなんて!(えー
皇帝ペンギン2号…見た目のインパクトと初めてゴッドハンドを打ち砕いた技ってことで、思い入れあったんだけどなぁ…(´・ω・`)
そしてボールをキャッチしたポセイドンは、またも雷門にボールを渡してしまいます。こいつ調子に乗りやがって!
「ぐ…!なら…!これでどうだぁぁぁっ!!」
「「「ザ・フェニックス!!」」」
「ギガントウォール!!」
グワッシャアアアッ!!
続いて打ち込んだザ・フェニックスも、ポセイドンのギガントウォールに叩き潰され全く通用せず!
いいよなザ・フェニックスはツナミウォールで防がれなくて…(えー
「これじゃウォーミングアップにもならないな…!」
「お、俺達の必殺技が…どれも通用しない…!?」
ドラゴントルネードはともかく、ザ・フェニックスや皇帝ペンギン2号は間違いなく雷門中最強クラスの技のはず…
それがこうも簡単に阻まれてしまい、雷門イレブンの脳裏に敗北の2文字が段々とちらつき始めます
そして「サービスタイムは終わりだ」とばかりに、いよいよ世宇子も本気での攻撃を開始することに!
「ゴールには近づかせないッ!!」
「ダッシュストーム!!」
シュゴオオオオオオ!!
「「「ぐあああーっ!!」」」
「ちっ…!これ以上好き勝手させっかよォッ!!」
「メガクエイクゥゥッ!!」
ゴワッシャアアアッ!!
「がああああーっ!!」
そして雷門イレブンを襲う世宇子の殺人技の数々!立て続けにダメージを食らい続けた雷門イレブンは、
少林寺、マックス、栗松、目金、染岡さんと負傷者が続出…とうとう控えメンバーさえも底を突き、たった10人で戦うことになってしまいます
「リフレクトバスター!!」
「ゴッドハンドオオオッ!!」
バキャアアアアン!!
「うあああああ!!」
「ディバインアロー!!」
「爆裂パンチィィッ!!」
ドッゴオオオオオ!!
「ぐぅああーーっ!!」
さらに円堂の必殺技を軽々と弾き返し、次々とゴールに突き刺さる世宇子の必殺シュート!
ゴッドノウズにはゴッドハンド、キック連打のディバインアローにはパンチ連打の爆裂パンチと、
技の選択自体は見ごたえがありますが、いかんせんパワーはまるで段違い…
ひたすらズタズタにされ続けた雷門イレブンは、とうとう誰一人立ち上がることすら出来なくなってしまいました
「ぐっ…ぐぐ…!」
「まだ続けるかい?いや、続けるに決まってるね…では質問を変えよう、
チームメイトが傷ついていく様子をまだ見たいのかい?」
「「「…う…う…」」」
(…かなわない…世宇子には、俺達のプレーが何一つ通用しない…!
いつだって諦めたことなんかない…でも、もうダメなのか…本当に…何も出来ないのか…!)
どれだけボロボロになろうとも、自分一人だけなら円堂は絶対に勝負を捨てたりはしないでしょう
しかし今円堂の目の前には、無惨な姿でフィールドに倒れた9人の仲間達が…
何よりも大事な仲間達に、これ以上酷な思いをさせることは円堂には耐えられませんでした
ついにアフロディの言葉に闘志まで折られてしまった円堂、果たしてここから雷門イレブンに勝機はあるのか…次回に続く!
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