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5月7日

アニメ感想:遊戯王5D’s第57話 「心の闇 残された最後の希望」

遊星たちシグナーと相対するダークシグナーのボス、ルドガーと遊星の決戦デュエル。
さすがにダークシグナー編も佳境とあって、おなじみ作画監督・原憲一の神作画炸裂ですよ。たまんねー
でも戦闘のテンポはドラゴンボール改のラディッツ戦ぐらいメチャメチャ速くて、正直わけ分かんなかった:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「オレのターン!ルドガーへダイレクトアタック!」
「甘いぞ遊星!永続トラップの効果発動!」
「ならばこちらも効果発動!」
「それで終わりか?効果発動!」
「まだまだ効果発動!」
「さらに効果発動!」
「もっと効果発動!」
「なんの効果発動!」

って感じで、どういう効果の応酬なのかあんまり頭に入ってこなかったという…
ともかく遊星は勝利したものの、ルドガーは「ワハハハこの俺を倒しても第二第三の邪神が(以下略」
ラスボスのお手本みたいなセリフを残して逝ってしまいました(えー

ところで「俺は人間をやめるぞー!!」と、シグナーの紋章ごと自分の腕を切り落としたルドガーはともかく、
特に腕をなくす理由がない長官まで、なんでルドガーと同じような義手になってるんだろうと思いましたが、
あれはやっぱり、来たるべき時には長官がルドガーの腕を自分に移植して、自分もシグナーの一員として戦おうって
考えてるんでしょうなぁ。次回に続く

(C)高橋和希 スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・NAS


5月5日

・ヴァルキュリアの銀髪ツインテ子の名前は「イーディ」だと思うんですが…ちなみにお嬢様口調のツンデレ娘で、
 ゲームの追加シナリオでは主役にもなった人気者です

グワァ〜「エミールは間違いだよイージィだよ」って指摘をもらったのもまた間違いだったなんて!
でも間違いが2度重なったってことは一周してやっぱりエミールが正解でいいんじゃないのかな?(えー




アニメ感想:戦場のヴァルキュリア 第5話「クローデン奇襲戦」

「さてどうするか…ウェルキン、何か策はあるのか?」

「うーん…大体固まってきてはいるんだけど、決め手がね…」

前回ウェルキン率いる第7小隊に命じられた、帝国の鉄壁を誇るクローデン基地制圧作戦。
ファルディオ率いる第1小隊が協力してくれるおかげで、戦力的にマシにはなりましたが
それでも作戦を成功させるだけの妙案が浮かんでこず、ウェルキンは頭を悩ませていました

ガサガサ…ガサガサ…

「…?アリシアさん、あそこ見てください」

「えっ…もしかして…スパイ!?」

ところがその時、道ばたでウェルキン達があーでもないこーでもないと作戦会議を続けていると、すぐ横の茂みでガサガサと動く物影が!
もしや斥候部隊に見つかったのか!?と緊張感に包まれるアリシア達。銃を構えて恐る恐る物影の正体を確認してみると…

「うわぁ〜!羽ブタだよ!これ希少種なんだぁ!」

は…羽ブタだぁぁぁぁぁ!?な、なんなんだこの全く戦争に似つかわしくないファンシーな生物は!?
このつぶらな瞳とかやばい、見てるだけで吹いてしまいますよ
ハッ(゜д゜ )ま、待てよ…もしやこの羽ブタは、豚インフルエンザでウェルキンを全滅させようという帝国の罠なんでは:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「この子、こんな所で放したら捕まって食べられちゃうよ。せっかく助けたんだから…」

「何が助けただよ!あたいは獣道に突っ込んだせいであちこち傷だらけさ!」

「…!?ロージー、今なんて!?どこに突っ込んだって!?」

「えっ…け、獣道だよ」

「それだ!!」

しかし、この羽ブタがヒントになってウェルキンに名案が!まずは本隊が敵基地の正面から攻撃を仕掛け、
敵が前がかりになったところで、獣道を抜けた別働隊がサイドから敵軍に痛手を与えるという…


(C)CAPCOM / TEAM BASARA

「名付けて啄木鳥の戦法!
 皆の者出陣じゃ!!」(えー

「オーケー、俺達第1小隊はその作戦に乗ろう!」

「問題はメンバーの選出ですね、引き付け役にはエーデルワイス号が必要となるので、
 私と兄さんは本隊に残る事になります」

「そうだな、別働隊を誰に任せるか…ファルディオ、君に任せていいかい?」

「もちろんだ」

「それに、アリシア」

「え!?えええ!?な、なんでそうなるの!!」

ああウェルキンめなんてことを!ヒロインを自分から恋のライバルに差し出しやがった!(えー
ただでさえ前回からアリシアとファルディオのフラグが立ちまくってるのに、このうえ自分から「お2人さんどうぞごゆっくり」
言わんばかりのお膳立てまでしてやるとは…それともファルディオのご機嫌を取ってのホモホモルートを選ぼうというのか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ドオオオオン…!ズガアアアン…!

「始まった…!私達も急がなきゃ…」

「アリシア、君って人に面白いって言われない?」

「…ランツァート小隊長、私語はやめてください」

「ファルディオでいいって言ったろ?君はまるで、古のヴァルキュリア人みたいだね」

「私語はやめてください」

「並の男じゃ、君に寄り付けないんじゃないかな?」

「私語はやめてください」

「もしかして、恋人なんて…」


(C)荒木飛呂彦/集英社

私語はやめろと言っとるだろーが!
人の話聞いてんのかァ
この田ゴ作がァ―――!!
(えー

やはりというかなんというか、アリシアと一緒に獣道を進みながらこれ幸いとナンパしまくりなファルディオ。
すでに戦闘は始まっているのに、お気楽な態度のファルディオにアリシアは相当イラついているようです

「私語はやめてくださいッ!!今どういう状況か分かってるんですか!?」

「落ち着いて落ち着いて、そんな大声で叫んだら敵に気づかれてしまうよ」

「あなたがそうさせてるんでしょ!?」

「メルキオット軍曹!言葉を慎むべきです!!」

「まあまあ…」

ついに「うるせーんだよナンパ野郎!」とブチ切れてしまったアリシア!しかしその時、さっきからずっと
「この女俺のファルディオ隊長を独り占めしやがって」と熱い嫉妬の視線を送っていた、ガチホモ小僧ラマール君の怒りを買ってしまいます
思わぬところで三角関係勃発!恋愛パートは主人公まるっきり蚊帳の外なんですけど、これでいいのかウェルキンよ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ね、ね、今回はこの子のおかげもあって作戦が成立したんだから、私たちの仲間の一員として
 この先も連れて行っていいよね!」

「ったく…付き合ってらんないよ」

そんなこんなで成功に終わったクローデン基地攻略戦。さすがお館様の啄木鳥戦法は効果抜群だぜ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
そしてアリシアは今回の羽ブタをこれからも連れて行きたいと…そんなに豚インフルエンザで部隊を全滅させたいんですか!(えー

(本当に面白い子だ…)

そんな豚と戯れるアリシアがますます気に入った様子のファルディオ。まずいぞウェルキン…これ以上ファルディオとアリシアに
フラグが立ってしまっては、ウェルキン×ファルディオのホモホモルートにすら支障が出る結果に!(えー

ところで今回、みんな気になるエミールさんもといイーディは
今日も無言でマシンガンをぶっ放しておりました。
出番があってもセリフがない…(´・ω・`)イーディが口を開いてくれるのは果たしていつになるのやら。次回に続く

関係ないけどEDでイーディに殴られているうらやましい金髪君は誰なんでしょう、お前俺と代われ!(えー

(C)SEGA/PROJECT VALKYRIA


5月4日

アニメ感想:しゅごキャラ!どきっ 第81話「潜入!イースター社!?」


↑ややの尻

視聴者に思いっきり尻を向けながら「入れてぇ!入れてぇ!入れてよ〜お!」などとおねだりするややは
なんという痴女なんだろうと思いました:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  こんな無邪気な顔をしていながら頭の中では
入れてもらうことしか考えていないなんて!(えー
まったくややときたら…魔性の女と名高いあむですら、全裸のイクトの目の前でいきなり脱ぎ出したりとか
イクトを部屋に連れ込んで露出エロスな服着たりとか、それくらいのことしかやっていませんよ!
それくらいの…いや…あむも似たようなもんだな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

(C)PEACH-PIT・講談社/ エンブリオ捜索隊・テレビ東京





アニメ感想:ライブオンCARDLIVER翔 第30話「ミルと翔とムスタング」

今回は半分以上が今までの総集編な感じでしたが、そんな数少ない新規カットの中では
6歳ショタの翔と2歳ロリのミルが登場。わぁぁぁぁぁい(えー
モンスター牧場ではしゃぎまくる翔とミルの姿は実に微笑ましかったです。
ライブオンほど見ててほんわかした気分になれるアニメはありませんなぁ…
どうでもいいけどガトリングースなんて銃火器内蔵モンスターを客への見せ物にしてるなんてやばいだろ!
この牧場はそんなに人死にを出したいのか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

(C)ポプラ社/カードライバー翔製作委員会・テレビ東京





拍手返信いきまーす

・ツインテ子の名前はエミールではなくイージィですよ。

だってスタッフロールにイージィなんて名前なかったんだもん!(えー
スタッフロールの「これ多分ツインテ子だよな?」と思える名前はエミールしかなかったもんで…うう
イージィって名前が載ってなかったってことは、ツインテ子はまだ一言も喋ってなかったのか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



・BASARAの上杉は女性説を採用しているので作中では全てセリフがひらがなになっとります

(C)CAPCOM / TEAM BASARA

へえなるほど女性説を…ってどう見てもムキムキマンじゃないですか!(えー
こんなムキムキで女だって言われても「うわぁ…」という気分にしかなれないよ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



・質問は受け付けん!てタイトルで…質問ですが…イナズマセカンドシーズンというか、
 エイリア編はレビューしていただけないんですかぁ? by 大好き大志MK-2

むぐっ…大好きとまで言われてしまっては仕方ないですね…イナズマレビューはもちろん続けるつもりではあるんですが、
これだけ激しく遅れているのは、このところぷよぷよ熱が再燃して暇さえあればぷよりまくってたからです:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
この動画を見て以来オーバーキルの大連鎖でなく、ちょうどばたんきゅーになる致死連鎖を組むのに夢中になってしまったのです。ハハハ
そして致死連鎖となると、ぷよぷよ!のとことんたいせんでCPUをバタバタ撃破していくのがもう楽しいのなんのって…
ぷよぷよ!のCPUは速攻4連鎖の組み方が非常に速いので、こちらも一切積みミスをしないように組んで行かないと勝てないから
いい緊張感が味わえるんですよねー。7月に発売するぷよぷよ7も今から楽しみです。俺のラフィーナも続投だしね!
というわけでイナズマの方もなんとか頑張りますよ、ええ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



>ライブオン 話飛びすぎて?だったけど結局ブラッシュは手持ちカードになっちゃったんですねー

(C)ポプラ社/カードライバー翔製作委員会・テレビ東京

ところがどっこい決勝の後は普段通りに戻ってました
結構気軽にカードになったり戻ったりできるもんなんだなぁ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
ミルも「ブラッシュを使っていいのは今回だけ」って言ってたし…
それとブラッシュは「俺様が力を貸してやるぜ」って自分からカードになったので、カード化したことは許してやってください…



・ガンダムvsガンダムNEXTの感想が聞きたいです

ダブルエックスが撃破された時のセリフ超えろす
えろすえろす!ところでなんでガロードはいつもティファと2人乗りなんですかね?この2人が同じコクピットに収まってる場面って
全然思い出せないんですが…まあ「ダメぇ!ああっ…あっあっあっ…あぁぁーーっ!!」の前ではそんな疑問ゴミ同然ですがね!(えー


5月3日

アニメ感想:戦国BASARA 第5話「壮絶!長篠・設楽原の義戦」

「久し振りじゃのう、竹千代」

「信玄公…!ますますのご壮健ぶり、何より!」

「某は真田源次郎幸村、お初にお目にかかり申す!」

「うむ、幾多の武勇聞き及んでおる。心配は無用だ、今ここで丸腰のお前や信玄公に斬りつけたりはしねえ」

信長のいる尾張を目指す途中、長篠で徳川軍と睨み合うことになってしまった武田・上杉連合軍。
そこで徳川の大将と顔見知りの信玄は、なんと丸腰で徳川軍に歩み寄ると話し合いでの解決を試みていました
そんな徳川の大将とは、言わずと知れたあの徳川家康…でもなんか他の武将と比べてタヌキの置物って感じで
いまいち頼りない感じだな:ぁ;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「お主が時の来るのを待っておる事、重々分かっておるつもりじゃ。
 同盟の名の下、織田の傘下に置かれ屈辱に甘んじておるのも全て…」

「…いかにも。わしにとって今はまだ大きく事を起こす時ではない、今はひたすらこらえ
 いつか信玄公をも超える武将となって天下を…!この手で時代を創るつもりなれば!」

「…」

さすがは鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギスの男、今はまだ天下獲りに動き出す時期ではないとして
じっと信長の下で様子をうかがうつもりのようです。それにしても「いつか信玄を超えて天下を獲る」というこの野心、
まさに信玄が幸村にそうなって欲しいと願っていることであって、幸村には決定的に欠けている要素なだけに、信玄も複雑そうな表情です

「待ちの采配で活路が開ける時ではない、今のままでは天下を望む前に
 織田に利用された挙句潰されよう…!このまま織田を野放しとすれば、
 もはや国獲りどころではない。次の世に草木の一本も生えぬことは必定…
 竹千代、織田に組するのをやめ、我らについてはくれぬか」

「…それは…出来申さぬ…!織田より東国の監視を任されている以上、
 ここで引けば盟約違反となる…一度交わした約束は!
 例え相手が非道の限りを尽くす第六天魔王であっても!
 例え裏切られることがあったとしても!こちらからは絶対に反故には出来ぬ!
 三河武士の名に懸けてッ!!」

「…!」

な、なんと…単に信長に歯向かうのにビビッて尻尾を振ってるのかと思ってましたが、
家康は自分が誇りとする武士道を最後まで貫くために、断腸の思いで信長に従う道を選んだのです
さすがは江戸幕府300年の礎となり歴史に名を刻んだ男、これほど誇り高き武人だったとは…
さっきはタヌキの置物とか言って本当すいませんでした:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「…戻るぞ、幸村」

(…家康殿…)

(お許しくだされ信玄公…この手で明日を創るためにござる…!)

こうして残念ながら交渉は決裂、信玄と幸村は武田軍へと戻り、ついに徳川軍との決戦の火蓋が切って落とされるのでした

ドッバゴオオオオオオオ!!

「天・覇・絶・槍!真田幸村、見参ッ!!」

ギョバオオオオオオオオ!!

「んぬううううああああああ!!」

しかし分かっていたことではありますが幸村達の強さは異常  見ろ人がゴミのようだ!(えー
武器の一振りで数百人がブッ飛ぶ幸村達の超絶パワー!これでは徳川軍が叩き潰されるのも時間の問題でしょう

「く…!さすがは信玄公…やはり数の差は如何とも出来ぬ…!
 戦国最強・本多忠勝!出撃せよッ!!」

そんな劣勢を悟って家康が出撃を命じたのは、戦国武将最強との呼び声も高い本多忠勝!
史実でも57度の戦を経験し、数多くの武勲を挙げたそうですが、何より恐ろしいのはそれほどの修羅場を経験しながら
ただの一度もかすり傷を負った事がないという驚異の戦績でしょうか。
まさしく無敵の武将として、当時からその名は天下に轟いていたそうです。そんなリアルでもとんでもない武将が、
BASARA世界の超次元な強さを得たらどうなるか…

出撃せよ機動戦士ホンダム!!本多忠勝マジ有り得ねえええええええええ!!
徳川驚異のメカニズムってレベルじゃねーぞ!なんですかこのハチャメチャなロボット野郎は!?
こんなモビルスーツが相手じゃあそりゃ傷つけられる奴なんか誰もおらんわ!(えー

「本多忠勝だ!討ち取って名を上げろーっ!!」

しかしそんな機動戦士ホンダムを前にして、怯むどころか「やったーこれで俺の名が上がるよー^^」
大喜びで突撃していく上杉軍の兵が!バ、バカが!命知らずにも程がありますよ!そんなかませ犬丸出しな兵の名前は…

「我こそは上杉一番隊、直江兼続ーッ!!」

こ、このアホが直江兼続かよ!(゜д゜;)
兼続と言ったらあなた、兜にでっかい愛の字をくっつけて戦場を駆け抜けたと有名な武将じゃないですか
でもBASARA版の兼続は普通の兜をかぶってるんだな…これだけ色々メチャクチャなのに、変なところで普通なんだから:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「一番隊は無敵の俺一人!でぇやあああああーっ!!」

ガッコオオオオオン!!

「無敵なのにやられたアアアアアア!!」

か、兼続がーー!!まるっきり出オチで終わりやがったー!!(えー
無敵を自称する兼続でしたが、真の無敵武将であるホンダムとはまったく比べ物にならず!
まるでセルに「うるさい」と吹っ飛ばされたミスターサタンのごとく、かるーく払いのけただけで遥か彼方へ吹っ飛ばされてしまいました
まあどう見てもギャグキャラなんで、兼続もこれしきで死んではいないと思いますが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「忠勝!この家康に過ぎたる物とはお前よ!…む?あれは…奥州の独眼竜か!」

ホンダムの驚異的パワーにより、みるみるうちに形勢を盛り返し始めた徳川軍!
しかしその時、そんな戦場を我関せずで横切る伊達軍が姿を現します

「武田と上杉を、徳川が阻んでおります!」

「小競り合いだ。魔王をブッ倒したら取って返して雪崩れ込む!信濃ごといただくぜ!」

苦戦中の武田・上杉軍を目にしても、「ふーん大変だねえ、どっちにしても俺がすぐ全殺しにしちゃうけど^^」
まるで感心を示そうとしない政宗。それにしても今さらながら伊達軍の連中すげえ
政宗の馬は馬の頭が生えたバイクって話がありましたが、こんな一般兵どもまで全員馬バイクに乗ってんのかよ!
まったくBASARAはつくづく常識の通用しないアニメだぜ

(どこから見てる…?魔王さんよ…!)

そんな伊達軍の中で慶次は、この戦いを信長が見物していると読んで辺りの様子をうかがっていました
するとそんな慶次の読み通り、戦場から少し離れた崖の上にやたらヤバそうな雷雲がモクモクと!
きっとあの雲の下に信長がいるに違いありません、信長がいるだけで雷雲モクモク出てくるっていうのも
本人にしてみたら居場所バレバレなのが困り物ですね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「はあっ!」

ドカカッドカカッドカカッ

「…あの野郎…!前田慶次はお膳立てを終えて本隊へ戻った模様です。
 織田は我々と武田・上杉をこの長篠で一度にねじ伏せるつもりかと」

「上等だ、partyが派手になるってもんだぜ」

そして信長を暗殺しようとでもいうのか、一人で伊達軍から離れて信長の下へ向かった慶次。
しかしそんな慶次の行動は、「あの野郎織田軍と合流しに行きやがったふざけんな」
完全に信長のスパイ扱いにされてしまいました
こりゃ慶次はもう伊達軍に戻って来れませんな…もしノコノコと戻ってこようものなら、確実に小十郎にブッ殺されることでしょう。
まったく小十郎はおっかないやっちゃなあ…

「うん…?俺の前に立ちはだかるとはいい度胸だな」

「克目せよ!我こそは浅井備前守長政!貴殿をここから先へ行かせるわけには行かぬ!」

「浅井長政…?」

「正義の名において、貴殿を削除する!」

そして進軍を続ける伊達軍の前に、姿を現したのは浅井長政!当然のことながら激突は必至ですな…
しかし前回から、雰囲気的にどうも普通の人という感じが否めない長政は
果たして政宗相手にどこまで食い下がれるんでしょうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「つぅああああーっ!」

「ちいっ!」

ズッドオオオオ!!

「輝斬・十文字ィィッ!!」

「イヤッハアアアアッ!!」

ギュボオオオオオ!!



ってまともにやり合ってやがるー!!
なんてこった浅井長政、てっきりBASARAにおけるヤムチャ的ポジションかと思ってましたが
なかなかどうして政宗にひけを取らない相当な腕前です。「必ず勝って市を救ってみせる」という意気込みもあってか、
これは一筋縄で勝てる相手じゃなさそうですな…

ドバオオオオオン!!

「いいぞ忠勝!もうすぐ織田の鉄砲隊が来る、我ら徳川軍も…うっ!?」

「うおおおおおーっ!!戦国最強・本多忠勝殿とお見受けする!
 真田幸村…!全力でお相手致すッ!!いざ尋常に勝負ゥゥッ!!」

一方その頃、快進撃を続けていたホンダムの下へ姿を現した幸村!
やはりホンダムの無敵伝説はBASARA界でも天下に轟いているらしく、
幸村も「天下無敵の本多忠勝」と知った上で勝負を挑んできたようです



「うおるああああーっ!!」

ガギョオオオオオオッ!!

「うおおおおおおお…っ!!」

ギョギョギョギョギョギョ!!

そして飛びかかってきた幸村に向けて、超巨大ゲッタードリルを繰り出すホンダム!
その凄まじいパワーにはさすがの幸村も一気に後方へと弾かれる!

「ぐううううう…っ!み・な・ぎ・るぅぅぅぅぉおおおおお!!」

 

ゲッタードリルがなんぼのもんじゃー!!
凄まじい火事場のクソ力でホンダムのドリルを強引に弾き返した幸村!
これには家康も「忠勝を止めただとー!?」と目ん玉飛び出てしまいます
そして今ので体勢を崩されたホンダム!その懐に飛び込むには絶好のチャンス!

バッゴオオオオオン!!

「うぉぐあああーーーっ!!」



ってこいつスキがねえー!!
なんとすかさずスラスターを大噴射して、幸村を超特大ホームランのようにかっとばすホンダム!
そして間髪入れずにゲッタードリルで追い討ち!今度は空中なので受け止める余裕はない!
そこで幸村は槍を使ってひらりと身をかわします、うーむ手に汗握る超次元バトルですな

「旦那ァッ!!」

「ん…!?佐助!」

「ぬうううおうあああああ!!」

「お館様!?某1対1で!」

「一人で倒せる相手では…ない!」

そんな幸村の下へ、信玄と猿飛佐助が加勢に登場!「なんでタイマン勝負の邪魔すんだよー」と納得が行かない幸村でしたが、
確かに勝てるかどうか分からない戦いをやらせて、幸村が殺されたら元も子もありません
何しろホンダムは、生粋のパワーファイターである信玄すらも上回る恐るべきパワー…
そんなホンダムと幸村達は、3人がかりでなんとか互角以上に渡り合うのでした

(ぐっ…!織田の鉄砲隊は…まだなのか!)

「光秀。家康に与えるはずの鉄砲隊はどうなっておるのだ」

「浅井の後方支援に当てがいました。伊達の機動力には、一層の警戒が必要かと」

頼みのホンダムも幸村達に押さえ込まれ、もはや信長の鉄砲隊が来なければ敗戦濃厚となってしまった徳川軍。
しかし光秀は、なんとそんな家康との約束なんざ守る気ゼロで長政の援護に鉄砲隊を向かわせていました
これほど奮闘してる徳川軍を見殺しかよ!やはりこの光秀、他人を手の平の上で弄ぶことしか考えていないのか…

「…!?明智様…あのまま鉄砲隊に攻撃をさせるのですか…?」

「独眼竜を足止めしておく必要があります」

「そ…それでは…長政様が…!」

しかし長政の援護に向かった鉄砲隊に目をやると、それは援護と言うより長政もろとも伊達軍を攻撃するための立ち位置!
こ、この外道がー!徳川軍だけでなく、長政までここで殺してしまおうというのか!

「に、兄様…!やめさせて…長政様を殺さないで!」

「光秀。貴様…興が過ぎるわ」

「これは申し訳ございません」

光秀の非情な作戦に泣き叫ぶ市でしたが、信長は「んもう光秀クンは遊び好きなんだから」とだけ残してどこかへ行ってしまいました。
妹の願いなど一切聞く耳なし!相変わらず情けなどカケラも持たない男です信長、このまま長政は殺されるしかないのか…

「に…兄様…!」

「お市様。まだ…間に合いますよ?」

そんな絶望の淵にいる市にニマアッと笑いかけながら、「急げばまだ長政を助けられるよぉ〜」などと言い出した光秀!
こ、こいつ…もしや市を助けに向かわせて、市まで長政と一緒に殺してしまおうというのか!
一体長政が何をしたー!!なぜここまで長政を徹底的に陥れようとするのか…トンでもねえゴミクズ野郎です光秀

「待ちなさい慶次!」

「う…!謙信!?」

「初めからそのつもりだったのですね…私達東国の武将を連合させ抑止力とし、
 前田の名をもって魔王に近づき説得する…残念ながら体制は不完全です」

「…やってみなきゃあ分からねえだろ!?戦いが拮抗してる今なら…!」

一方その頃、信長の下へと向かう慶次を止めに入っていた謙信!そして同盟軍を組んだ慶次の真の思惑も明らかに…
それはなんと、信長を倒すのではなく同盟軍の強さに信長がビビったところを説得するというものでした
なんてこった…それはいくらなんでも甘ちゃんすぎるぜ慶次:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
慶次はついこの間政宗の説得すら上手く行かなかったのに、信長を説得なんてどんだけ無謀なのかと(えー

「魔王の返答などすでに自明…!あなたは人の善を信じすぎています」

「魔王だって、初めから魔王だったわけじゃないだろ…!?」

「悲しいかな、生まれながらの魔性もこの世にはある。
 友として…死にに行かせるわけにはいきません」

「…」

「信長相手に説得とかお前バカなの?死ぬの?」と至極もっともな意見と共に、力づくでも慶次を止めようとする謙信。
謙信はもともと慶次とかなり親しい間柄のようで、だからこそ慶次に無謀な説得をして死んで欲しくはないようです



「天空…!烈翔剣ッ!!」

ザッシャアアアアアッ!!

「フッ…」

「あんた…上等だ!!」

「な!?」

「エェェェェェックスッ!!」

ズドドッゴオオオオオ!!

「う…ぐうう…!わ…我が正義は…不倒…不屈なり…!」

場面変わって長政vs政宗の死闘は、最後に一枚上を行った政宗の勝利に終わろうとしていました
政宗の必殺技JET−Xを食らって満身創痍の長政、それでもなおボロボロの体で戦い続けようとしますが…

「長政様!長政様、逃げてぇぇーっ!!」

「い…市!?」

そんな長政に駆け寄ってきたのは市!そして長政が市の方を振り向くと、市の背後にはニヤリと笑う光秀と大量の銃兵達が…

「クククク…さあ、仲良く踊っていただきましょう」

ドドドドドドドドウ!!

うああああああああ!!非情なる命令の下放たれた銃兵達の一斉射!
その銃弾は次々と長政の体を貫き、屈強な武将の肉体にもやすやすと致命傷を与えてしまいます

「うっ…!うう…うぐおおっ…」

「…!!」

「…う…あ……い…市……」

ドドドドドドドドウ!!

さらに放たれた非情の第二射!!てめえ等の血は何色だー!!
第一射ですでに致命傷を受け、命尽きる前に愛する妻へと歩み寄ろうとした長政…
しかしそれすらも許されず、第二射を受け市の目の前で命を散らしてしまうのでした

しかし長政哀れすぎるな…信長のためにこれだけ体を張ったのに、なぜここまで無念な死に方をさせられなければならんのか
それに「仲良く踊っていただきましょう」と言いつつどう見ても撃たれたのは長政だけっていうのがもうね
光秀は長政によっぽどの恨みでもあるんとちゃうんかと。そうでもなけりゃここまでやる理由って一体なんなんだ…

ところでBASARAってBGMの方もかなり秀逸ですね、あちこちで思わず熱くなるようなBGMが使われてますが
中でも特別気に入ったのは、長政が政宗に天空烈翔剣を叩き込む場面のやつかなぁ
あそこは感想書いてる途中でも何回繰り返して見たか分かりません、あれはもっとバトルの最中じゃんじゃん流して欲しいぞ。次回に続く

(C)CAPCOM / TEAM BASARA


5月1日

アニメ感想:ライブオンCARDLIVER翔 第29話「激闘!勝利の行方!!」

「黒き黒き闇の底より、生まれ出でしヴォルカニックよ…行け!」

ズボアアアアアア!!

「うわあああああ!!」

「か、翔!」

「うう…ううう…」

アイと翔のタッグでとうとう辿り着いた中部大会決勝戦。しかしそんな決勝の場で激突する相手は、
今まで翔が何度挑んでも相手にならなかった強敵・ジョージ加藤…
そんなジョージ加藤の持つ史上最強のドラゴン・ヴォルカニックの強さは凄まじく、翔とアイの2人がかりでも全く歯が立ちませんでした

「もう諦めるんだな、少年」

「ぐぐ…!俺は負けない!絶対勝つッ!!だって俺には…このカードがあるんだから!」

「な、なに!?」

もはや成す術はないかに思われましたが、ここで最後の切り札となるモンスターをライブする翔!
冷静沈着なジョージさんでさえ思わずビビるそのカード、それほどに強力なモンスターとは果たして…

「あ、あれは!?僕があげた…ウルトラヴァイオレットォォォォ!!」

それは徹が翔に託した超絶ウルトラ最強モンスター・ウルトラヴァイオレット!
大地系と大海系の頂点に立つこのドラゴンならば、ヴォルカニックだろうがなんだろうが恐るるに足らず!

「行っけぇーーっ!!ウルトラヴァイオレットォォォッ!!」

ズドバゴオオオオオン!!

「や、やったぁぁ!!」

「チーム無敵(アンヴァンシブル)の勝利です!!」

ドワアアアアアア!!

「やったよ徹!」

「みんな徹のおかげよ!」

絶対無敵なウルトラヴァイオレットのミラクル最強パワーにより、さすがのヴォルカニックもあえなく爆死!
徹のウルトラヴァイオレットが呼び込んだ奇跡の優勝に、翔もアイも真っ先に徹の功績を褒め称えます
もはやこの優勝が徹のおかげなのは誰の目にも明らか、会場全体が徹の活躍に打ち震えるのでした

「さすがだな!!徹から貰ったウルトラヴァイオレット!!」

「ホント!ぶっちゃけ徹から貰ったウルトラヴァイオレットだぜ!!」

と・お・る!!と・お・る!!と・お・る!!と・お・る!!

という夢を見たんだ…(えー
当然のことながら、今の話は大事な決勝当日に風邪ひいて寝込んだ徹のアホな夢でした
翔とアイは今まさにヴォルカニックの脅威に晒されているというのに徹ときたら…
というかさっきの大空3兄弟の「徹さんスゲー」「徹さんスゲー」の場面、スズメだけ画面から見切れてて無言なのに吹いた
徹にとってスズメは顔を見るだけで小便ちびりそうになるトラウマの相手だから
こういう風に夢の中では意識的にシャットアウトしてるんだろうなあ

「ドロー!くっ…何も出来ない…!」

「ヴォ、ヴォルカニックに導魔神官デソレットにグラファイトゴースト…!?
 ノォォォ!も、もう終わりだぁ…!」

「ドロー…紫煙ドラゴンをライブ!」

「くっ…!」

そして現実での翔達とジョージさんとのバトル、その状況はさっきの夢の中よりも遥かに追い詰められていました
ジョージさんの場にはパワー4500のヴォルカニック、4000の紫煙ドラゴン、3600のグラファイトゴースト、3500の導魔の番犬…
とてつもないパワーを持つ連中が大量に揃っていました。翔の持つ最強モンスターでさえパワー4000(タイガードラゴ)、
アイは3000(コウソクファルコン)な事を考えると、相当ヤバイ状況なことが分かります。
しかもそのタイガードラゴは墓地に送られたばかり…もう対抗できそうなモンスターは1体も…

「…きた!頼んだぞ、俺達の希望の光よ!ブラッシュをライブ!」

そんな絶体絶命な翔がライブしたのは、なんとあのブラッシュ!初期状態ではパワー2000と平凡な能力のブラッシュですが、
手札を1枚捨てるごとにパワーが2000上昇するという特殊効果により、その攻撃力は6000まで上昇!
ふーむ、ブラッシュのこの能力…すでに完成された存在のヴォルカニックに対して、無限に成長する可能性を秘めているという
対比によるものでしょうか。それにしても、こんな風にポケモン進化までできるとは本当にポケモンみたいな奴だな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「まさか…成長するドラゴンだと…?」

「いけえっ!ブラッシュゥゥゥゥッ!!」

ドグオオオオオオン!!

「ふん、小賢しい…ワザカード”冥界の呪縛”をライブ!滅せよ赤きドラゴン!」

ブラッシュの活躍でついに難敵ヴォルカニックを撃破した翔達!しかし、さすがジョージさんはこれしきでうろたえる相手ではありません
慌てず騒がずワザカードをライブして、ブラッシュをヴォルカニックの道連れにしてしまいます

「ああ!?ブラッシュ!」

「私の山札は残り3枚…さて…お前達が次のターン、前に出せるモンスターは何体かな」

ジョージさんのデッキは残りわずか3枚、しかし翔とアイのデッキも残るはたったの2枚と5枚…
デッキ自体は似たような状況とはいえ、ジョージさんがまだまだ強力なモンスターを残しているのに対し
翔達はまるで無防備…ワザカードを使おうにも、紫煙ドラゴンにはワザカードや特殊効果を受け付けないという強力な効果が…
翔たちにとって、さっき撃破されたブラッシュこそが最後の希望だったのです

「も、もうダメだよ…!ブラッシュもいなくなっちゃったし、
 向こうはあんなに恐そうなモンスターばっかりなんだもん…!」

「これで分かったろう、強きモンスターを持て。そうすればさらなる高みも望める」

「まだ勝負はついちゃいない…!俺は…俺はお前に絶対勝つ!!」

「それはペダルのためか?」

「そうだ…!ペダルだけじゃない、俺の仲間達もお前はバカにした!」

「…さて、覚えがないな」

しかし、ジョージさんへの対抗心を剥き出しにして最後まで諦めようとしない翔!
ところで「ごめん覚えてない」と言うジョージさんの言葉になにしらじらしいこと言ってんだこいつと思うかもしれませんが
本当にジョージさんはペダルや翔をバカにしてないから仕方がない:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
翔たちを思いっきりバカにしてるのは、ジョージさんの手下やペダルと同類モンスターのプラグだからなぁ…
ジョージさん自身は「強いモンスターは便利だよー^^」ってすごい普通の主張してるだけ
別にそんな他人を罵ったりするようなことはしてないから…



「弱いモンスターには何も出来ないって言った!!」

「仲間にするなら、私のように強いモンスターを選ぶべきだったな」

「お前は強さでしかモンスターを認めないのかよ!?
 モンスターだって生き物なんだぞ!俺達と同じで心があるんだ!!」

またも「だって強いモンスターの方が使えるじゃない」と言っただけであらぬ誤解を受けてしまうジョージさん(えー
翔…そんなジョージさんが弱いモンスターを虐殺してるような言い方しなくっても:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
全てはバカな部下たちのせいです。あいつらが翔を怒らせるせいで、
何もしてないジョージさんがこんな悪の親玉みたいな扱いを受けるハメに…(えー

「ならば見せてくれ…私を倒すだけの力を。そうすれば認めてやろう、さあ来るがいい!」

「っ…!」

そして「おしゃべりの時間は終わりだ」とばかりにバトルを再開させるジョージさん!
ここでも「うるせー弱いモンスターに価値なんてねーんだよ!!」とか言ったりせずに
「ならば見せてくれ」と言ってるところに人柄の良さが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
ともかく次のターンはアイからの開始…しかしいつも強気なアイも、全く勝ち目がないこの状況に思わずたじろいでしまいます



「翔…私のこと信じてる?」

「うん!もちろん!!」

「…ふふ、あんたって子は…」

(何かが起こる、そんな気にさせてくれる…!それが翔なんだ!)

「そうね…きっとこのドローで…あのカードが来るわ!!」

珍しくしおらしい様子で翔に声をかけてしまったアイ。しかしこの状況でも、翔はアイが絶対に負けないことを全く信じて疑いません
いつもと同じで根拠のない翔のデタラメな自信…しかしアイは今、そんないつも通りの翔を何より頼もしく感じていました
そんな翔の言葉に勇気を貰ったアイは、ついに試合の運命を決めるドローに手を伸ばします
おお…決勝戦のクライマックスにして、アイが初めてヒロインの顔になった瞬間ですよ!
翔×アイの展開を待ち望んでいた俺にはこれ以上ないご褒美だぜ

関係ないけどペダルさん、なにげにミルのおっぱいの感触を堪能してニヤニヤしてませんか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ドロー!!…あ…!翔!!」

「よし!行くぞぉっ!!」

そしてアイが決死の覚悟で引いたそのドローは、奇跡の逆転の可能性を秘めたカードを呼び込む!
にっこり翔と顔を合わせたアイは、なんと2人一緒に生身のままでアタックラインへ!
え、ちょっ…アタックラインはモンスターがバトルを行うための場所ですが、2人は一体…?

「行くよぉぉっ!ワザカード”天地無用”!!」

「な、なに?天地…無用?」

「私たち2人が、一緒にライブチェンジ出来ちゃうワザカードよ!」

「うん!」

「「いっけえええええっ!!」」



石破ラブラブライブチェンジキター!!(えー
なんとアイが引いたカードは、召喚条件とライン選択を無視して2人同時にライブチェンジを行うカード!
なるほど、大空系のアイと大地系の翔が、問答無用でライブチェンジするから”天地無用”なわけか…

「「今、大地を駆けろ!大空を、自由に羽ばたけ!」」

「「ライブチェンジ!!」」

「「タテガミウルフ!!コウソクファルコン!!」」

パワー3600のタテガミウルフ、3000のコウソクファルコンへとそれぞれライブチェンジを果たした2人!
対してジョージさんを守るのは、4000の紫煙ドラゴンと2500の獅子カバネ…
他のグラファイトゴースト達は、さっき翔達を攻撃したためにダウン状態(ブロック不能)です。まさしく今が最後のチャンス!

「獅子カバネをバックラインへ!今よ翔!!」

「うおおおおおーっ!!」

コウソクファルコンの特殊能力により、アタックラインの獅子カバネをバックラインに吹き飛ばしたアイ!
残るは紫煙ドラゴン1体だけ、しかしパワー4000でワザも特殊効果も無効のこいつを相手にどうすれば…

グルオオオオオオオ!!

「くっ…!」

「翔!紫煙ドラゴンは私が!」

「え!?ア、アイ!」

「あんたの相手はこの私よ!!」

「ア…アイちゃん!?」

なんとそんな紫煙ドラゴンへ向けて特攻を仕掛けたアイ!な、なるほど、1度アイと戦闘して紫煙ドラゴンをダウン状態にしてしまえば…
しかし紫煙ドラゴンの強力無比な攻撃は、プレイヤー自身にも相当なダメージを与えるはず…
そんな直接攻撃を受けて無事でいられるのか…!?

ギュボオオオオオ!!

「うう…!か…翔…!」

「アイ!?」

「うああああーっ!!」

グッシャアアアアッ!!

「アイーーーーッ!!」



ぎゃあああああアイ死んだーー!!
なんと翔の目の前で無惨にも握り潰されてしまったアイ!こ、これはダメージどころの話じゃないのでは!?
もしかすると大ケガ、最悪の場合はミンチよりも酷いことに:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「アイ!アイーッ!!うおああああーっ!!」

そんなアイが決死の思いで切り開いた血路を駆ける翔!そして壁モンスターのいないジョージさんへ向けて、
ついにタテガミウルフの直接攻撃が炸裂する!

ズッシャアアアアアッ!!

「…ふふ…」

タテガミウルフの攻撃はバースト3!デッキ残り3枚のジョージさんは、そんな翔の一撃によりあえなく敗北!
しかし敗北の瞬間、ジョージさんは満足げな笑みを浮かべていました。
もしや自分の予想を超えて奮闘した翔に、心の中で賛辞を送っているのでは…



そんなジョージさんが負けて最初にした事は、紫煙ドラゴンに指示してアイをそっと解放させることでした
やっぱジョージさんはどう見てもいい人だよなあ(えー

ピピイイイーーッ!!

「ライブオーバー!優勝、チーム無敵(アンヴァンシブル)!!」

ドワアアアアアア!!

「はぁ…はぁ…はぁ…あっ…!アイ!?」

「…う…ん…翔…?」

そして翔達の優勝が決まり大歓声に包まれるスタジアム!しかし翔はそんな歓声も聞こえていないかのように
アイが無事かどうかを何より心配していました。アイもジョージさんが解放してくれたおかげか、
なんとか無事に意識を取り戻したようで…これは翔とかなりいい雰囲気ですぞ、このまま抱きついたりとかするんだろうか

「わんわん!わんわんわん!」

「うわわぁ!?ペ、ペダル!?分かったよ、おめでとうって言いたいんだろ!」

なんでそこでペダルなんじゃーー!!(泣)
見つめ合う翔とアイに割って入るように飛び込んできたペダル!お前空気読んでくださいよ!
せっかく今日は初めて翔とアイがいい雰囲気になったのに…いつもお前ばかり翔とフラグ立てやがって!(えー
というわけで今日もまたアイのヒロインの座は、真のヒロインペダルに奪われてしまうのでした。なんてこった

「(つかつかつか)」

「もうお帰りですか?」

「…松戸」

「お疲れ様です。どうですか、その辺のファミリーレストランで準優勝のお祝いにごちそうしますよ」

「(つかつかつか)」

「冷たいですねえ、昔の同僚に」



一方その頃、試合が終わってすぐに会場を後にしようとしていたジョージさん。そこに現れたのはなんと松戸先生!
ううむ、この人妙にライブオンのことに詳しいと思ったら…かつてジョージさんと一緒にモンスターの研究を行っていたんですね
それにしてもいい歳した大人がファミレスでお祝いってそりゃねえよ松戸先生:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「お前が作ったのか?」

「はい?」

「とぼけるな…あのドラゴンだ。どんなクリエイトモンスターを使った?」

「違いますよ、あれね…南の島で見つかった本物のドラゴンです」

そんな松戸先生にブラッシュのことを質問するジョージさん。
あれもタテガミウルフやヴォルカニックのように、プラグ達クリエイトモンスターが生み出したものかと思いきや
なんと100%自然に生まれたドラゴンだったようです、そんな天然記念物みたいなドラゴンをホイホイ翔にあげちゃうなんて
松戸先生もとんでもないタマだな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「まさか…ではあれは、本物の古代ドラゴンだと言うのか…!この世界にまだ生き残っていたとは…」

「ええ、まだまだ地上には、私たちの想像を超える未知のモンスターがいるようです。
 どうです?考えは変わりましたか」

「たった1匹見つけたくらいで…俺は自分の手で、最強のモンスターを生み出してみせる」

「…あの研究所でですか」

「フン…しょせん袂を分かった身。理解無用」

「モンスターは天然ものに限るぜ」と主張する松戸先生に対して、あくまでも自分はクリエイトモンスターによる作成にこだわるジョージさん。
松戸先生は、またあの研究所で実験するのかと顔をしかめますが…
まあ別に非人道的な実験とかじゃないんだし、別にいいんじゃないかなぁ(えー
翔のタテガミウルフもクリエイトモンスターが作ったカードなんだし;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「待ってよぉーっ!!あ、あれ?マッド先生?」

「天尾君…いやぁ、邪魔はしませんよ。彼とお話があるんでしょう?」

「う、うん…約束だ、ペダルに謝ってよ!」

「…」

その時、そんなジョージさん達の下に駆け寄ってきた翔!試合の間もさんざん言っていた「ペダルに謝れコノヤロー」という約束を
ジョージさんに果たさせに来たのです。ずいっとペダルを差し出す翔でしたが
ペダルはジョージさんと顔を合わせると恐ろしさのあまりレイプ目になってしまいます。(えー
ペダルがこれほどビビるジョージさんが、果たして素直に謝ってくれるのか…

「(つかつか)」

(ひっ…!)

「(なでなで)いいパートナーを見つけたな」

(ジョ…ジョージ…)

やっぱいい人すぎるよジョージさん!!
にっこり笑ってペダルの頭をなでなでって!ジョージさんにとってペダルは、研究所から逃げ出したクソ犬だというのに
翔とよきパートナーになれた事を誉めてくれるなんて…モンスター達のこともちゃんと考えてあげてるんじゃないですか
こんなジョージさんをなぜペダルは心底恐れてるのか俺には分からない:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「この2人の可能性くらいは認めてやる」

「相変わらずガンコですねぇ」

「…ねえねえ、あれってペダルに謝ったの?」

「そうですねえ、多分精一杯だったと思いますよ」

「うーん…」

「わんわん!」

「ま、いいや!」

ペダルに優しい言葉をかけたとはいえ、いまいち謝ったのかどうかよく分からんまま去って行ったジョージさん。
なんだか釈然としない気分の翔でしたが、十分満足した様子のペダルを見て、ジョージさんへのわだかまりを捨てることにするのでした

(ケッ!お高くとまりやがって、ダメモンのペダルに負けてやんの!)

(ダメモンにやられたんじゃダメダメモンじゃねーか!ギャハハハハ!!)

(そんなんじゃジョージさんにも見捨てられるぜぇ!!)

「う…うぅ…!」

一方その頃、ジョージさんのヴォルカニックを産んだクリエイトモンスターのプラグは、
落ちこぼれのペダルに負けたことで激しいショックを受けていました
今までペダルをさんざん見下してきた自分が、今度は仲間たちに見下される立場になってしまい…
そんな自分をジョージさんもゴミを見るような目で捨てるだろうと、心底震え上がっていたのです

「あ、ジョ、ジョージさん!」

「…!!」

「…何をしている、行くぞプラグ」

「あ…!」

まったくバカだなプラグは…心優しいジョージさんがそんな薄情なわけありません(えー
プラグの前に姿を現したジョージさんは、プラグを見捨てたりせずに自分のパートナーとして扱うのでした
しかしどうしてこうどいつもこいつもジョージさんを悪の権化にしたがるんだろうなあ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
ジョージさんは別にダメモンだからって冷たく当たるような人じゃないんだが…
ペダルの時もそうでしたけど、落ちこぼれだなんだってバカにしてるのはどう見てもクリエイトモンスターの連中ですよね
そいつらの悪事が全部ジョージさんのせいにされてるのが可哀想すぎる:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

《ライブオンチャンピオンシップ・中部大会優勝!チーム無敵(アンヴァンシブル)!》

「ふふふ…!」

「えっへへ…!」

「あははははぁ!あははははぁ!あーっはっはっはっはっは!!」

そして大観衆が見守る中、お立ち台で金メダルを受け取り大々的に表彰される翔たち。
それにしても一番何もしてないのに一番浮かれまくりな徹ときたら…(えー
まあ、徹も一回戦や準決勝では十分頑張ってくれましたけどね。というか改めてチーム無敵の戦績を振り返ってみると、

地区大会 一回戦
(vsチームTHE・狐)

翔:×
アイ:○
徹:○
二回戦
(vsチームEX虎)

翔:×
アイ:○
徹:○
準決勝
(vsチームブラックスター)

翔:×
アイ:○
徹:○
決勝
(vsチーム大空)

翔:○
アイ:○
徹:×
中部大会 一回戦
(vsチーム大漁旗)

翔:○
アイ:×
徹:○
二回戦
(vsチームライブチェンジ)

翔:○
アイ:○
徹:×
準決勝
(vsチーム新木塾)

翔&徹:○

 
決勝
(vsチームエクスクルード)

翔&アイ:○

 

こんな感じで、地区大会ではまるでいい所なしだった翔が、中部大会では唯一全勝を挙げてるんだなぁ
とはいえタッグ戦の準決勝でも決勝でも、徹やアイの的確なサポートがなければ到底勝ち目はなかったでしょう
この中の誰が欠けてもチーム無敵の快進撃は成り立たなかったんだなぁ。まさしく3人揃ってこそのチーム無敵なんでしょうね

「「たっだいまー!!」」

「お邪魔しまーす!」

「翔!優勝おめでとう!」

そして家に帰ってみれば、今度は翔ママの用意した山のようなごちそうが翔達を待っていました
セレブ育ちなのになぜかおふくろの味大好きな徹は、えらい喜びようでタコさんウインナーをバクバク食いまくりです

「おいし〜!おいし〜!ん〜おいし〜!」

「次はいよいよ州大会ね!」

「うん!ライブオンで州大会なんて…夢みたいだ!」

そして中部大会を突破した翔達の次なる目標は…って州大会!?州!?州ってなんのことですか!?
ここは日本じゃないんだろうか…いやまぁ日本にドラゴンだのモンスターだのがゴロゴロしてる時点で
色々おかしいとは思いますが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「よぉぉーし!次もその次も、次の次も絶対!」

「「「勝ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁつ!!」」」

ともかく州大会に向けてやる気を燃やす翔達!「この3人でいつまでも一緒に戦っていたい」という気持ちが伝わってくるようです
あれほどチームワーク最悪だったチーム無敵が、今やこんなに仲良しになるなんてなぁ…(つ∀`)ほろり  次回に続く

(C)ポプラ社/カードライバー翔製作委員会・テレビ東京






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