7月21日
アニメ感想:大正野球娘。第3話「娘九つの場を占めて」
「いってきまーふ!」
ぱたぱたぱたぱた
「(どかっ)ふぎゃっ!?」
冒頭の場面、小梅が「遅刻遅刻ー!」と口にパン…いや、おにぎりをくわえて学校へと急いでいると
いきなり曲がり角で出てきた男とぶつかってしまいます。なんたる運命の出会い!まさかこの男は小梅と赤い糸で結ばれた…って
その時ぶつかった拍子に、ぴゅーんと小梅の手から吹っ飛んでしまった弁当とおにぎり!ああ、これじゃ一度に朝飯と昼飯が台無しに!
ぴゅーん
「んっ!ああ…っと!」
って小梅すげえええええ!!あれだけバランスを崩した体勢から、俊敏な反応を見せて両方ともゲットしてしまう小梅!
これは驚きました、身体能力ハンパないですな小梅…前回ゴロ拾おうとしてでんぐり返しとかやってたんで
運動できないトロくさいタイプだと思ってましたが、野球に慣れさえすれば凄い能力を発揮するんじゃなかろうか
「ごめんなさい!あの、お怪我はありませんか?」
「えっ!?い、いや、僕の方こそ…あっ、こ、これ!」
「あっ、あらやだ!ありがとうございます!」
「(ぽわーん)」
そしてぶつかった男にぺこりと頭を下げ、「ふーメシが無事でよかった」と足早にその場を去っていく小梅。
しかし残された男の方は完全に小梅に運命を感じてしまったようです
ふと気がつけば、男の足下には小梅の落としていったハンカチが…なんだかガラスの靴を落としていったシンデレラのようですな(えー
果たしてこの純朴な王子様は、お目当てのシンデレラと再会できるのかどうか…
「みなさーん、食べながらでよろしいので聞いて下さい!私たちのクラブの名前が決まりました!」
そしてその日のお昼、みんな集まって弁当をつついているところで、晶子はついに野球部の名前を発表します
その名も桜花会…環の持ってる字は私のパソコンじゃ変換できなかったんで、これで勘弁してください:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「桜花会…?」
「そう、西洋文明を積極的に広めていく会を作ろうと思うの」
「今の日本社会は欧米化を進めているけど、なかなか掛け声通りには行ってないでしょう?」
「そこでまず私達が、そのお手本となるような活動をしていくの。だから桜花会なのよ」
「へえ〜…桜花と欧化をかけているのね!」
は、はあ…?西洋文明を広める?あんたら一体何を言ってるんですか、野球をやるんじゃないんですか野球を!
桜花と欧化なんて知るか!そんな暇あったら素振りでもすればいいのに!(えー
正直、急に日本社会がどうとか言われてもこっちはワケが分からんのですが…
「と、いうのは表向きの理由。本当の目的は、学院公認で野球をすることだ」
「あぁ…思い切ったことを考えたのね!」
なうっ!?Σ(゜д゜)な、なんと…今の欧米化うんぬんとかいうのは、学院に野球部の活動を認めさせるための口実だったのか!
そうとは知らず俺はなんてバカなことを…これは申し訳ないことをしました、というかみんな頭いいな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「な、なんともモダンな部屋ねえ…」
「まあこれで橋頭堡は出来たわけだ!」
「そうね、これからは焦らずゆっくりと…」
「あくまでも可憐かつしとやかに進めて行きましょう。この部室から」
というわけで晴れて学校公認のクラブになったものの、部室には見るからに小ぎたないボロ小屋をあてがわれてしまった小梅達。
あまりのボロぶりに静達は思わず顔をしかめますが、環だけはやけに平然として張り切りまくっていました
こんなボロ屋を見ても顔色ひとつ変えないとは…それだけ普段から貧乏なんだろうか環…(えー
「う〜ん…うう〜ん…」
「ほっ、ほっ、ほっ、ほっ」
そして桜花会の当面の活動は、このボロ小屋のリフォームと草ボーボーのグラウンドの整備でした
重労働に静や晶子がヒーヒー音を上げる中、平然と作業を次々にこなしていく巴や小梅…なんだか亀仙流の修行を思い出す風景ですな
それにしても晶子が一個運ぶのも難儀している土砂入りバケツを、二個すぱぱぱーんと運ぶとは小梅は相当パワフルなようで…
こういう単純作業の中でも、各キャラの得意分野が垣間見えて面白いですね
「次、内野!」
カキイイイイイン!!
「わわっ、わっわっ」
「もっと腰を落として、下からすくい上げるのよ」
「おい雪、手本を見せてやれ」
「はーい!」
カキイイイイイン!!
「(ぱしっ)はいっ」
「す、すごーい!」
しばらくして部室とグラウンドの整備も終わり、ついにまともな野球の練習が出来るようになった小梅たち。
みんなまだまだボールさばきもバットの振り方もメチャメチャですが、その中で雪と環だけは明らかにみんなと違う綺麗なフォームで
プレーをしています、さすが経験者…それに巴も持ち前の反射神経で、捕り方は強引ですがボールへの反応は相当いいみたいですね
「てい!」
「(どかっ)どほっ!?」
「てい!」
「(どかっ)いだっあ!?」
「てい!」
「(びゅーん)おわああ!?」
しかしピッチャーをやらせてみると、いい速球を投げられる代わりにひどいノーコン病でデッドボールを連発する巴!
こ、硬球をドスドス当てるなー!!硬球でデッドボールはシャレになってませんよ!球速があるだけに、ぶつけられる方は地獄の苦しみですな
それとは逆に晶子は、ひょろひょろ球しか投げられない代わりにコントロールはいいようです。どっちかと言えば晶子の方がまだマシか…
「それではポジションを発表します!まずピッチャー、小笠原晶子!キャッチャー、鈴川小梅!
ファースト、月映静!セカンド、宗谷雪!サード、月映巴!ショート、石垣環!
レフト、桜見鏡子!センター、尾張記子!ライト、川島乃絵!」
そしてみんなのプレーも多少はサマになってきたところで、いよいよ各人のポジションを決めることにしたアンナ先生。
一番打球が来やすく、内野陣のカバーも忙しいショート・セカンドには、名手の環と雪を配置。
強烈な打球が来ることが多く、一塁への送球も内野で最も遠いサードには、打球反応がよく強肩の巴を配置と
かなり理にかなったポジション決めをしてますね。その代わりに外野にはヘッポコ3人組を並べるハメになってしまいましたが、
やっぱりボールを扱う機会は外野より内野の方が多いわけだし、まずはこうして内野を固めるのがスジでしょうね
「ポジションも決まったところで、重大な発表があります!
桜花会は朝香中に練習試合を申し込みました!」
えええええええ!?ちょっ…こんな段階でもう実戦かよ!
しかも相手は例の晶子と因縁のある男が在学しているという朝香中学です、
レベル1でいきなりラスボスに挑むようなもんじゃないですか!いくらなんでも勝ち目ないよ!
「ええっ!?も、もう!?」
「ア、アンナ先生!少し早いのではないでしょうか!?」
「この試合は練習の延長です、日々のトレーニングと大差ありません♪」
「これは敵味方の戦力差を測るためで、勝ち負けは関係ないわ。なにせ練習試合なのだから!」
あ、な、なるほど…どうやら乃絵は朝香中がどんなプレーをするのか、それを研究するためにこの試合を組んだようですな
そもそも乃絵は「男子に勝つ作戦を私が立てたい」って条件で入部したわけだから、そのためにまず相手を知りたいって思うのは
確かに当然の事か…そういう意味じゃ試合をやって損はなさそうですが…
「ただし、朝香中は私達の挑戦を受諾してくれましたが、条件が3つあります!
ひとつ、期日は次の日曜日、場所は朝香中グラウンド!」
「うむ、望むところだ!」
「ふたつ、試合は三回まで!もしくは10点差になった時点で試合終了とする!」
「練習試合なら妥当じゃないかしら?」
「みっつ、勝ったチームからその日の最優秀選手を選出し、負けたチームから相手を指名して
後日ランデブーする!!」
「「「「えええええええええええ!?」」」」
「無理な条件がなくて良かったですねえ」
最後の悲鳴が聞こえないんですかアンナ先生ー!!思いっきし無理な条件が最後についてるよ!!
負けてしまったら誰かが無理矢理デートさせられることになるとは…さっきまで「別に負けてもいい試合」だったのが
一瞬にして「絶対に負けられない試合」に変わってしまいましたな
まあ私が相手の最優秀選手だったら間違いなくアンナ先生のおっぱいを指名すると思うけど:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「ちょ、ちょっと待ってください!」
「なんですかランデブーって!?」
「ノープロブレム!年頃の女の子には、刺激的な出会いも必要なのでーす!」
「ええ〜…!?」
「うぅ〜…どど、どうしよう男子とランデブーなんてことになったら…」
「なるようにしかならないわね〜」
「あぁ〜勝ったらどうしましょう…!」
どうやら覆りそうにないランデブーの条件に、ついさっきまで「がっはっは試合なんて望むところだぜ」と余裕ヅラだった環も
すっかりカチンコチンになってしまいます、逆にまったく動じてない雪は男の扱いに相当慣れてるんだろうか
そして「勝ったら私と小梅たんのデートが実現するなんて最高オオオオ!!」と
おバカな勘違いをして発情してしまう巴。お前は話をちゃんと聞いとったんかー!!相手の男としかデートできないんだよ!
まあこの勘違いも勝利へのモチベーションになればいいんですけど…
カランコローン カランコローン
「さ、今日も練習に…」
ざわざわ ざわざわ
「…?どうしたの?」
「なあにあの人…?」
「花束持ってるわよ」
「どなたのお知り合い?」
そんな練習試合も間近に迫ったある日。放課後に小梅が練習へ向かおうとすると、クラスメイト達が窓の外を見ながらざわついていました
一体どうしたのかと小梅もそれに混じってみると、なんと校庭に車で乗り込んできた変な男の姿が…おいおいここは女学校ですよ
「鈴川小梅さーん!!お付き合いしてくださーい!!」
「えええええええ!?」
げえなんだこりゃー!!いきなり全校生徒の注目する中、小梅に愛の告白をかました変な男!なんという恥知らず!
そんな男の様子をよく見てみたら、なんと冒頭で小梅が出会ったあの男ではないですか
こいつ…もっと純朴でウブなタイプかと思ったら、とんでもないスカポンタンですね
「キャー!!すっごぉーい鈴川さん!!」
「一体どうやって知り合ったのよぉ!!」
「お安くないじゃなーい!!」
「鈴川さんッッ!!」
(な、なんで私がこんな目に…)
そしてキャーキャー盛り上がったクラスメイト達にもみくちゃにされたあげく、口うるさいおばちゃん先生にこってりしぼられてしまった小梅。
日が暮れるまで説教を食らってようやく解放されますが、さっきの告白男はそんな時間になっても校門で小梅を待っていました
「やあ小梅さん!」
「…どちら様が存じ上げませんが、どうしてあんな事をなさるんですか!」
「どうして?だって僕は君に告白されたんだよ」
「…??」
「”気に入った男子の前でハンカチを落とす”。誰が考えたか知らないけど、
スマートな方法だよね」
「…!あ、あれは!」
告白されたとかよく分からないことを口走りながら、ぴらぴらと小梅のハンカチを取り出した告白男。
すると小梅もそのハンカチを見た途端、状況を理解してあたふた慌て出してしまいます。むう…現代人の感覚ではよく分かりませんが、
当時の「女子が男子の前でハンカチを落とす」という行動は「好きです付き合ってください」と言ってるのと同じみたいですね
要は現代で言うと、バレンタインデーに小梅がこいつの前ででっかいハート型チョコを落としていったようなもんでしょうか
「つまり僕らは、両思いってことさ」
「は、はぁ!?それは偶然落としたものです!」
「たとえ偶然だとしても、この偶然は縁だよね?」
「違いますっ!!」
「運命的と言ってもいい、そして明日の試合が終わる頃
小梅さんはもっと僕のことを好きになっている」
「は…?」
「僕は高原判睦、朝香中の野球部員さ!」
「え…ええええええ!?」
ゲェー!なんとこの告白男も明日の試合に参加する相手校の部員!晶子とパーティ男といい、小梅とこの男といい
朝香中とは妙な因縁で結ばれてしまっているようですな。というかこの話の流れからいくと、
明日のMVPはもうこいつが獲ると決まったようなもんでは!?性格はちゃらんぽらんでも野球センスは抜群みたいな予感が…
顔だけ見てるとえらい爽やか好青年なんですけどね、なんで中身はこうもアホな感じなのか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「これより、桜花会と朝香中の練習試合を始めます!グラウンドのルールとして、
ワンバウンドで外野の雑木林に入った場合はエンタイトルツーベースとします。それでは礼!」
「「「よろしくおねがいします!」」」
そんなわけでとうとう迎えてしまった朝香中との練習試合。無表情でパーティ男をじろりと見つめたままの晶子がおっかないですな…
それにしてもグラウンド、ルール、ワンバウンド、エンタイトルツーベースって、大正時代でも結構会話の中で
横文字バリバリに使いまくってるのね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「…」
「待ってください晶子さん、一体どうしたんですか」
「あなたの言う野球とやらを始めてみましたの」
「見れば分かります、でもこんな男勝りなこと…僕は感心できません」
「”女は家庭に入るべき”ですものね」
「…晶子さん、最近電話にも出てくれませんが、それと関係でも…?」
「…試合中は手加減無用です」
そして整列の直後、晶子に声をかけてきたのは例のパーティ男・岩崎…野球を始めた晶子にどんな反応をするかと思いきや
晶子の突拍子もない行動にただただ困惑しているようです。てっきり「俺をバカにしてんのかコノヤロー」と怒り出すかと思ってましたが…
意外にも晶子のことは結構大事に思ってるようですな、「最近電話に出てくれなくて寂しいお(´;ω;`)」とか
なんだか晶子の話と違って憎めないタイプの人間だなという印象なんですが…
「晶子さん、あの人…」
「許婚よ」
「「「えええええ!?」」」
「なるほどな。しかし嫌味な男だ!あいつをヘコましてやろうという小笠原の気持ち、よく分かる!」
「うん!」
「そうね!」
ところが「なにアイツ最低の男だな」と女性陣から評判最悪の岩崎。
な、なぜに!?そんなに今の岩崎の態度って最低でしたか!?私にはもっと晶子と仲良くしたいオーラがひしひしと感じられたんですが…
うーむ…そう思うのは私が男だからなんだろうか。なんかすごい岩崎可哀想なんですけど…
それとやっぱり岩崎と晶子は許婚だったんですね、晶子がこれだけこだわるのも、一生付き添う男との価値観の相違だからか…
ズッバアアアン!! 「っ…!!」
ズッバアアアン!! 「うっく…!!」
ズッバアアアン!! 「ぐっ…!!」
そして一回の表・桜花会の攻撃。意気揚々と打席に向かったものの、岩崎の豪速球にキリキリ舞いさせられてしまう環達!
い、岩崎さんハンパねえ!さっきの巴を遥かに凌ぐ凄まじい球速…1番の静はともかく、2番・3番の雪と環がカスリもせんとは流石ですな…
「小梅さんがキャッチャーだなんて、勿体ないことをするなあ」
「…?」
「だって、マスクで君の可愛い顔が見えない」
「は、はあ!?」
「…高原、打席で無駄口を叩くな!」
「はあーい」
そして迎えた一回の裏、出てきた一番バッターはなんとあの高原!いきなりこいつかよ!これは先頭打者ホームランでも打たれるフラグか…!?
それにしても高原、つくづく顔だけ見てれば爽やかイケメンなのになあ。もったいない奴だよお前は:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「プレイ!」
「さあ来い!!」
「えいっ…!」
「ふぅんっ!(ばこっ)」
「アウトォー!!」
ええええええええええ!?た、高原よえええええええ!!
なんなんだこいつー!どんだけ凄いバッターかと思いきや、晶子のスローボールをぼてぼての内野ゴロにして即アウトかよ!
なんつー肩すかしな…一打席目でこれじゃ、こいつのMVP取得はもう可能性なくなったと思っていいんじゃないか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
ガキイイイン!
「はいっ!」
「アウトォ!」
「おいおい何やってんだよ…」
「球が遅くて待ちきれなくて…」
そして続く二番バッターもセカンドフライに打ち取り、快調な滑り出しを見せる桜花会の守備陣。
この分なら3回まで晶子のスローボールでしのぎ切れるか…?しかし次の3番はあの岩崎です
この貫禄のあるバッターを打ち取れるかどうかで、どうやら試合の流れが決まりそうですな
「…」
「えいっ!」
カアアアアアン!!
「あっ…!?」
って完璧に打たれたー!!今までの2人とは明らかに違ういい音を立て、外野への大きな当たりを飛ばす岩崎!
背筋の凍る思いで外野を振り向く晶子、しかしそこではオーライオーライのポーズを取るレフト・鏡子の姿が…
これはナイスプレイ!あらかじめ深めに守っていたんでしょうか、これならなんとかボールの落下点に届きそうな…って
「あ、あ、あわわっ…!」
「あ…!?」
ゲェー!?や、やっちまった!なんとボールの落下点を見誤って前に出すぎてしまった鏡子!
ボールは大きく鏡子の後ろへ逸れてしまい、わたわたとボールを追いかけている間に岩崎は三塁へ!なんてこった…
でも素人がフライの落下点見極めるのって本当難しいよね…だって俺がそうだし…フライなんかマジで捕れる気しねーよ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「す、す、すいませぇぇん…!」
「お、おいおい、泣かしちゃったぞ…」
「鏡子!気にしなーい!晶子、気持ちを切り替えていきなさい!」
ううむ、責任を感じて泣き出した鏡子がなんとも可哀想ですな…しかし今のプレーを引きずっている場合じゃありません
次のバッターは岩崎よりもバッティングを買われている四番バッター…ここを切り抜けられるかどうかが正念場ですな
「負けてたまるもんですか…!えぇいっ!!」
シュガァッ!!
「ひいっ!?」
「相変わらず凄いな…セーフ!」
うわあああ!火を吹くような物凄い当たりが一塁に!さすが四番…打球の速さが他とは段違いです、これは捕れって言う方が無理だ…
そんな四番のタイムリーヒットを皮切りに、晶子は続くバッター達にもひたすら連打を浴び続けて
なんとこの回、9点もの大量点を失ってしまいます。しかもまだスリーアウトが取れずに続く相手の攻撃…なんてこった…
とはいえ、確かに打たれたヒットの数も多いですが、それと同じくらい普通の守備ならアウトにできる打球も多いのです。
トンネルやバンザイ逸らしなど、初歩的なエラーさえなければここまで傷は大きくなっていないのですが…
「はあ…はあ…はあ…」
「…即席のチームにしては、よく頑張ったね」
そしてとうとう打者が一巡してしまい、ランナーを三塁に置いて再び恐怖の四番バッター登場!うぎゃあああああ!
精神的にも体力的にも消耗している今の晶子では、この四番の相手をすることはもう…
「はあ…はあ…えぇいっ!!」
「でも…これでは勝てない!!」
グワキイイイイン!!
晶子最後の執念を真っ向から粉砕する四番の一振り!打った瞬間に「行かれた」と分かる打球はグングン空へと吸い込まれ、
試合を決定づけるツーランホームランに!11対0…「10点以上点差がついたら負け」という例の条件により
この瞬間、桜花会の敗北が決定してしまうのでした
「試合終了!11対0で朝香中学の勝ち!」
「…」
「…晶子さん、僕が何か失礼な態度を取っていたのでしたら謝ります。だから…機嫌を直してくれませんか」
そして試合後、改めて晶子と話し合いにやってきた岩崎…しかし晶子は貝のように押し黙ったまま
岩崎が何を言っても決して口を開こうとしませんでした。結構歩み寄ろうとがんばってるのにな岩崎…
女性陣からすると何も女の気持ちが分からないウザイ男としか映らないなんて、ちょっと悲しすぎやしないか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「…」
「…どうやら、僕と晶子さんには行き違いがあるようですね…また後日、改めて伺います。
それから、ランデブーなんてふざけた条件は撤回させますから」
「お、おい!?岩崎!?岩崎ィィーッ!!」
なんとここでランデブーの条件を破棄してしまう岩崎!そ、そんな!せっかく面白い事になりそうなのにもったいない!
MVP確実だったあの四番君には残念なことをしましたな、それと「ちくしょー俺のランデブー計画が台無しだ」と大騒ぎしてる高原は
そんなもんとっくの昔に台無しだから安心していいよ!!(えー
「…」
「…」
「うっ…うっうっ…うぅ…ううぅぅ…」
まるで試合にもならなかった目標との大きな差…目の前に突きつけられた厳しい現実を痛感し、
朝香中が練習を始めてもずっとグラウンド脇で佇む小梅たち。そんな中、自分を責め続けて泣いている鏡子の声が寂しく響くのでした…次回に続く
ううむ、現実を知った桜花会が次回で空中分解しないか心配ですが、付け焼き刃の野球が全然通用しなかったことは
スタッフの「本気で野球もののストーリーを作ろう」って気合が感じられて、かなり個人的には見ごたえのある展開ですな
目標の朝香中も強すぎず弱すぎず、今は全然かなわないけど「小梅達がある程度上達すれば勝ち目も見えてきそう」って
試合の中で垣間見えたのも、目標設定としていいものを選んだなっていう気がしました。
この先の展開でポシャらなければかなり楽しめそうな気がするなぁ
(C)神楽坂淳/徳間書店・東邦星華桜花会
7月20日
アニメ感想:ライブオンCARDLIVER翔 第41話「カラフルな1日!!」
「でね、今度の州大会も応援に行くんだけどスズメちゃんも来ない?」
「うん、行く!」
「いいなあ〜、私その日は家族旅行の予定なんだ。私の分まで応援してきてね」
前回ラストでミルとまた遊ぶ約束をしたスズメ、今日は早速その約束通りにミルの家までやってきているところでした
というか州大会編にスズメも応援役で参加ですと!?なんたるスタッフの英断!ここ数回のスズメプッシュといい、
スタッフはロリの需要の重さをよく分かってますね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「わ〜、素敵なお家!」
「そ、そうかなぁ、ただいま!お母さーん!」
「そこをなんとか、奥さ〜ん」
「そ、そんな事言われても私には…」
ところがなんと、家の玄関でミル達が見たものは「不倫は文化だよ奥さ〜ん」と暴漢に襲われているママの姿!
こ…これはァーー!!「や、やめて私には夫と子供が…!」とこのままではママが妊娠させられてしまいますよ!(えー
すかさずミル達はブラッシュとペダルをけしかけて、白昼のレイプ魔をボコボコに撃退しますが…
「ちょちょちょ!ちょっと待って待ってプリーズウェイトモーメントあああああああ!!」
「…あれ?この人見たことある」
「確かカラ…カラ…」
「カラオケ?」
「から揚げ?」
「からくり?」
「からしめんたいこ?じゃ、じゃなくて大丈夫ですか?」
「あ…ありがとうございます、それなりに大丈夫です…ちなみにカラフルGOTOです…」
そう、暴漢の正体はなんと、体験会の時に司会として登場したカラフルGOTO!ちなみに今回も本人が声を担当しております
体験会の時はかなり棒読みな感じでしたが、今回は聞いてても特に気にならないくらい上達してる気がしますね
「申し訳ありません、トラブルGOTOさん」
「いやカラフルですけど…今日はその名前がいいかも…しかし珍しいモンスターですねえ」
「ペダルとブラッシュって言うんだよ」
「ほう…どうしてこんなモンスターがこちらの家に?」
「うん、それはね…」
ひとまずカラフルGOTOを居間に通してまったりする一同、そしてGOTOさんがブラッシュについてふとした疑問を投げかけると
ミルがそれに答える形でブラッシュ加入後の総集編が挿入されてしまいます。ゲーッ!!
あぐぐ…実は今まで黙ってましたが、前回もミルがマユにスズメのことを教えてあげる形で
スズメ初登場からの総集編が挿入されていたんですよね…2話連続での総集編ってのはさすがにきついですよ!
しかし悲しいかな、これには理由がありまして、噂によると元々ライブオンに総集編の予定はなかったそうなんですが
関連商品の売れ行きが悪くて予算を確保できず、スタッフも泣く泣く総集編を入れざるを得なくなってしまったとか…
なんて世知辛い世の中なんだろう…こんな和みアニメ最高峰の良作に誰も見向きもしないなんて!
みんなとりあえず今日から1日にブンブン1冊購入をノルマにしてライブオンを援護:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「ん〜なるほど、それでこんな珍しいモンスターがここに…」
「あの、それでハラホロGOTOさんのお話を改めて…」
「あ、そうっすね。カラフルっすけど…実は今日こうやってやって来たのは…YOU!!」
「えっ!?」
「YOUにお願いがあるんだ!実は今度のライブオンチャンピオンシップ・州大会では、
エキシビジョンマッチとして子供大会を開催する予定なんだ!どうだいYOU!
YOUは体験会でもなかなかのカードライバーだった、
仲間を募って一緒に出てみないかい!?いや出て!!」
なんとGOTOさんの用件とは、ミルに対するライブオンショタロリ大会の出場要請!マ、マジですか!?
ショタロリ大会なんて私にとってはご褒美なので願ってもない企画ですが、
わざわざGOTOさんが家にまで出向いて「お願いしますお願いします」って頭を下げなくちゃいけないなんて…
よっぽどライブオンやってる子供少ないんだな…(えー
なんだか現実でもこんな感じなんだろうかという気がして可哀想になってきた
みんな今日から1日にライブオンブースターパック1袋をノルマにして援護してくださいよ!!
「YOUも一緒にどうだい!?」
「…私?」
(あ、スズメちゃんなら…!でも子供大会じゃ嫌かな…)
「あっ、ごめんなさい、ご挨拶がまだだったわよね。ミルの新しいお友達?」
「…あ…友達…」
「ミルと一緒に出てくれるのかな?」
「いいんじゃない、スズメちゃんなら上手だし!」
「…友達…うん、出る!」
そしてミルのパートナーとして子供大会に出場を決めたスズメ!おお!スズメ好きの私には願ってもない展開!
しかし年齢無制限の中部大会ですら誰一人スズメに勝てる人間がいなかったことを考えると、
子供大会で出るとなったらメッタクソに全員叩きのめしてあっと言う間に優勝してしまいそうですな
ハッ(゜д゜)こ、これはもしや、バトルとなると常に全力を出してしまうスズメが
大会を盛り上げるためにわざと接戦を演じる接待バトルを覚える展開なのでは…?(えー
「ミルの新しいお友達ってスズメちゃんかぁー!」
「うん!カードバトルして仲よくなったんだよ!」
「うん、ミルちゃんのお兄ちゃんも…お友達…」
最後に毎回恒例、本編終了後の雑談シーン。そこではスズメが翔にもデレて友達宣言をするというニヤニヤ展開が!
うおお!スズメとミルとの絡みはあっても翔とはないだろうなーと思ってただけに、こいつは嬉しい展開!
もしやこの先、アイ・マユ・スズメの3人にフラグを立てるという夢のスーパーハーレムが…
「俺とも友達になってくれるのかぁ!ありがとう、よろしくね!」
「う、うん…!」
「じゃあ、アイと徹とも友達だね!」
「…………………うん」
ゲェーッ!?口ではうんと言いながらも「ただし徹テメーは駄目だ」と明らかに徹だけにはダメ出しするスズメ!
そ、そんな…徹はスズメ相手に地方大会でワンターンキルされて一方的にやられただけで、別に悪い事はしてないのに
なぜそんなゴミを見るような目を向けるんですか!?これもオチ担当の宿命なのだろうか…
もはや徹に優しくしてくれるのは「変な人」呼ばわりのミルだけだな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン 次回に続く
(C)ポプラ社/カードライバー翔製作委員会・テレビ東京
7月19日
アニメ感想:ドラゴンボール改 第16話「打倒不死身のベジータ!奇跡を起こせ孫悟飯」
今回のべジータに元気玉が直撃するまでのくだり、今見ても思わず見とれてしまうくらいに作画がメチャかっこよかったですが
作画スタッフを調べてみたら納得しました、DBZ放送時にこの部分を担当したのが
作画監督・前田実、原画・中鶴勝祥という超豪華スタッフだったんですね
前田実と言えばDBZの総作画監督を担当したほどの人で、小学校時代にDBZをテキトーに見ていた大志Mk−2少年ですら
「あーこの人はいつも作画いい人だー」と、なんとなく作画いい回のスタッフロールで覚えてしまったほどであります。
さらに中鶴勝祥といえば、鳥山明自身も絶賛したことで超有名な神ゲンガーで
この人が作監を担当したべジータVSリクームの回は、ファンの間でも最高のエピソードとの呼び声が高いくらいです
しかし作画だけじゃなく、このべジータ戦は話そのものも本当に上手くまとまってますよね
3倍界王拳の限界を超えた戦い、ギャリック砲VSかめはめ波、大猿べジータを倒すヤジロベー、
元気玉を撃ち込むクリリン、大猿になって戦う悟飯…よくこれだけ多くの盛り上がりを用意したなあと感心してしまいますが、
何より凄いのは悟空、悟飯、クリリン、ヤジロベーのうち誰が欠けても勝つことができなかったというところですよね
こんなとてつもない強敵を相手に、ヤジロベーみたいな弱っちいキャラにまで名場面が用意されてるってのは凄いと思います
ブリーチで言うなら、ウルキオラとの戦いで一護がやられてチャドと一角と大前田が助けに来て
なんとかウルキオラを撃退したみたいなもんですからね。絶対ありえないなこんな展開…それだけ鳥山明は話作りも上手かったんだなあ
(C)バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
拍手返信いきまーす
・いつも感想楽しく読ませていただいてます。以前ちらっと拍手の返信でエレメントハンターの話題が上がってましたが、
もうチェックの予定はないのでしょうか?7月25日(土)の15時45分から17時まで1〜3話一挙放送で、
18時からの放送で本放送の4話っていう形になってるみたいです。
・エレメントハンターの棒っぷりは必見ですよ。ソウルイーター超えてる
なんだか微妙にエレメントハンターの食いつきがいいですね、もしかしたら隠れた名作なのかなーと思って土曜に第3話を見てみました
印象としてはうーん、ヒロインの可愛い幻影闘士バストフレモンって感じだったかな(誰も知らねー
もうちょい分かりやすい例えをするとアムドライバーにも似てる感じですね、主人公3人とライバル3人の関係が
ジェナスユニットとシーンユニットみたいでちょっとニヤニヤしました。茄子にも拍手をー!!
とりあえずヒロインのキアラが可愛いので、これからも気が向いたら見ていこうかなとは思ってます
・遊戯王を取り上げたと思ったら新キャラの褐色碧眼金髪ツインテスパッツ幼女と美人女教師に一切触れない・・・だと・・・?
だって…作画が残念だったからあんまり美人に見えなかったんだもん!(えー
語るとしたらそれより、いきなり1ターン目で攻撃力3000のアンティーク・ギアゴーレムを3体も並べてワンターンキルを仕掛けてきた
教頭勝ち組デッキでしょう。勝ち組デッキなんてアホな名前だからどんな雑魚かと思ったら、ワンターンキルできるほどの強敵だとは…
まあアレはデッキが凄かったというより、1ターン目の教頭の手札が「うわこれ天和だよ!」っていうくらい
都合のいいカードが大量に揃いまくってたせいですけどね、それも含めてさすが勝ち組…
・CANAANは面白かったと思う。ただTYPEMOON好きだから、個人補正が入っちゃってるけど。
とりあえずよく動いてくれたから面白かったのかもしれない。主人公(?)のライバルは、ずっと男だと思ってたorz
ふむ、作画の良さで言うならCANAANは文句なしにピカイチでしたね。
もう本当に映画と互角以上にやりあえるくらいのとんでもないレベルというか…って、制作会社がtrue tearsと同じなんですね
どうりで凄いわけだ、あれも最初から最後まで作画の質は信じられないほど高かったですもんね。
ただ…作画は本当にいいんですが、ストーリーの方がチンプンカンプンでついて行けなかったというか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
お祭りの最中に参加者が次々と変死を遂げる → みんな気にもせずに平然とお祭りを続けるとか
お祭りの中で突然主人公が銃撃戦をおっぱじめる → 誰と戦ってて何をしたいのか分からないとか…
正直に言っちゃうと「何だったんだろうこの番組…」という印象で終わった第一話でした。
本当作画はいいんだけどなあ…他に惹かれるものを感じなかったので、私はここで切りだと思います
(C)CHUNSOFT/Project CANAAN
・大志先生……エンドレスエイトが……終わらないです……
・新ハルヒがエンドレスエイトから抜け出せない件・・・京アニめェ・・・終わらせる気はあるのか!?
「まだだよ…まだ終わっていない…!まだまだ終わらせない…!
地獄の淵が見えるまで、限度いっぱいまで行く…!
エンドレスエイトの後は骨も残さない…!ククク…
裏切られると感じながらも希望を捨てずに見る阿呆。
こんな絶好のカモ、2度とお目にかかれねえよ…むしれるだけむしる…!」
↑ハルヒスタッフ達の心の声
もう本当にアカギさん勘弁してくださいという矢木の気分を視聴者が味わう展開で、エンドレスエイトまさかの6週目突入。
いつになったら終わるんだろうねこれは…ハルヒファンの人達も怒りを通り越して完全に呆れてるみたいですしねえ
もうなんというか…今までもそうなんですけど、ハルヒ商法のやってることはメチャクチャですな
ハルヒ商法がやってきたことをジャンプに例えてみると凄いことになりますよ
・ハルヒ一期を話数シャッフルして放送、DVDでは普通の順番に直ってる
→ある日ジャンプを買ってみたら、ページの順番がメチャクチャになっていた。
集英社が「この順番で間違いない」というので何か意味があるのかと思ったら、単行本では普通の順番に直されてた。
・ニュータイプのやるやる詐欺、表紙で「ハルヒ本格始動!」と煽りながら2年間まともな情報なし
→ある日ジャンプの表紙に、超でかいゴンの絵と「ハンターハンター本格始動!」という文字が書いてあったので
「ついにハンター再開か!」と思って買ってみたら、載ってるのは総集編みたいな記事で新しい話は載ってなかった。
・ハルヒちゃん一話の代わりに「出来ませんでした」という動画を配信
→ある日ジャンプを買ってみたら、どのページを見ても「出来ませんでした」という文字しか載ってなかった。
実はちゃんとしたジャンプは発売できるのに、単なる冗談で発売してなかった。
・6週連続でエンドレスエイト放送
→ある時ジャンプを買ってみたら、6週連続で全ページ同じ内容を繰り返していた。
こうして見るとあまりにメチャクチャで、「いやいやこんな事やってたら集英社潰れるだろ〜」とか冗談みたいに思ってしまいますが
ハルヒは本当にこんな事やっちゃってるレベルだから恐ろしいよ…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
よくこんなんで商売が成り立ってるよ本当に…それだけ客の私らアニオタが盲目ってことなんだろうか…
本当作画はいいんですけどね、作画は…さっきもこんな感想書いたような気がする:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「作画だけはいいよね」って、正直こんなに書いてて虚しい感想ねえよ!上等な作画にハチミツをブチ撒けるがごとき内容!(えー
はあふう…しかし色々あーだこーだ書きましたが、さっきから貼ってある画像が全部古泉とみくるオンリーということにお気づきでしょうか
古泉×みくる…これはアリね!!と今回の話を見ててなんとなく思いました:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
いやこの2人の絡みなんて皆無なんですけどね、けどね…たまたま自転車に2人乗りしてるシーンを見ていたら
「好きな人が、できました」という古泉の声が聞こえてくるような気がして…(えー
古泉×長門はなんかミステリアスだけど通じ合ってる感じがいいなーという組み合わせで
古泉×みくるは健全なお付き合いしてるカップルという感じが爽やかでいいなーというか…
まあこんな妄想したってどっちも古泉との恋愛フラグは皆無なんですけどね(えー
2人ともキョンとばっかり仲良くなってるけど、キョンと並んでも絵にならないからつまんないんだよ…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
(C)2009谷川流・いとうのいぢ/SOS団
7月18日
アニメ感想:極上!めちゃモテ委員長 第16話「夏ですわっ!臨海学校ですわっ!」
「いくら委員長でも…私をモテ子にするのは無理よね、やっぱり…私暗いし…私なんかじゃ…」
「いいえ!恋する女の子は誰でも気合で綺麗になれるんです!!」
内気で地味な少女・姫香をモテ子にする今回のミラクルチェンジ大作戦!
ズバリその内容とは「気合で何とかするしかねぇ!!」
い、委員長…前々回と言ってることがまるで変わっちゃいねえー!!
金髪にあれだけバカにされたアニマル浜口理論が今回もまた炸裂ですか!できればもう少し理知的な発言を…って
「よし…バタ足三千回ッ!!」
「はい!」
「水の中で目を閉じるなッ!!」
「はい!」
「沈むな!体の力を抜け!気合で進めッ!!」
「は、はい!」
カナヅチの委員長に泳ぎを教える東條君もアニマル理論の申し子
なんて気合カップルだこれ!あんたらお似合いですよ…ちなみに今回の地味少女姫香は、ナージャで言うところの
プリンセス・ローズマリー様のような腹黒キャラで、委員長から東條君を寝取ろうとしてるようですが
この気合カップルの間に割って入るのは難しそうですな…(えー 次回に続く
(C)にしむらともこ/小学館・MMプロジェクト・テレビ東京
アニメ感想:しゅごキャラ!どきっ 第92話「クールに決めろ!ビートジャンパー!」
あむスカート「地球の重力ごときが私を縛り付けられると思うな!!」
常に重力に逆らい続けるあむスカートに全俺が泣いた。
これだけ足を上に持ち上げられて、どうしてぺったりふとももに張り付いているんですか!?おかしいですよカテジナさん!
「空海…また遊びに来たの?」
「ぐっ…ま、またって言うな」
そして前回に引き続き、中学校で遊んでくれる友達のいない空海さんがまたあむ達の小学校に登場。
とうとうあむにさえ「お前また来たのかよ」と突っ込まれてしまうなんて…空海さん…
見た目はこんなにリア充なのに実は一番居場所がないなんて皮肉すぎる!誰か空海さんに救いの手を!
「(どかっ)わっ、ごめん大丈夫!?」
「…」
「転ばせちゃったお詫び。あったかいうちに食べな!」
「…焼いた魚…?」
「もしかして、たい焼き見たの初めて?これはおやつ、中にあんこが入ってて甘いの!
はむっ、こうやってがぶっとね!」
「(もぐもぐ)」
「どう、美味しい?」
「…たい焼きの原料は…卵、小麦粉、水、小豆に砂糖…糖分と炭水化物の比率が大きすぎる
無駄の多い食べ物だ、そして分かったんだ。おやつなんて必要ないもの、要らないものだって」
「…え…?」
それと今回初登場の新キャラ、あむがたい焼き屋の前で出会った妙なショタ…まだ名前すら明かされてませんが
妙に浮世離れしたこの物言い、やっぱりあむ達に敵対する立場のキャラなんですかね?
同じ敵サイドでもイクトは戦うたびに寿命が縮んじゃうから、その代わりに何度もあむ達と戦うのがこのショタだとか…
言うなればルルの後釜って感じですか。ルルは「やりたいことはやったらええがね」とナゾたまを生み出してましたが
こいつは「要らないものは消えたらええがね」とか言ってなんかナゾたま的なものを生み出すとか…(えー 次回に続く
(C)PEACH-PIT・講談社/ エンブリオ捜索隊・テレビ東京
7月17日
アニメ感想:フレッシュプリキュア! 第20話「ダンスとプリキュア…どちらを選ぶ!?」
「あ、ラブ!ちゃんと食べないと!」
「ご、ごめん遅刻しちゃうから!行ってきまーす!」
「ラブったらここのところ毎朝寝坊続きで…朝食も食べないで行っちゃうし、体の調子でも悪いのかしら…」
「朝食は一日の始まり、しっかり食べなあかんのに…」
「ぷり〜…」
前回からずっとダンスのハードな特訓を受け続け、もはや毎日の生活リズムが完全に崩壊していたラブ達。
疲労が溜まりすぎていくら寝ても寝たりない、いつまでも寝たままだから朝食を食べられない、
食事を抜いて栄養が採れないから余計に疲労が溜まる…と、どんどん生活はネガティブスパイラルで悪化しているようで…
「次、桃園さん!」
「はい!飛びます飛びまー…(くらっ)あ、あれ…?」
ドガッシャアアアアン!!
「だ、大丈夫!?ラブ!」
そんな最悪のコンディションのせいで、小学生でも跳べそうな跳び箱ですら失敗して正面衝突してしまうラブ!
いよいよ目まいを始めとする体の異常が現れ始めてしまったようですな…こんな無茶な生活をしていれば当然か…
しかしこんな時になんですが、モブのクラスメイト達が無駄に可愛いせいで
ついうっかりラブそっちのけでハァハァしてしまいそうに:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「今日は絶好調だなあ〜。跳び箱跳べなかったそうじゃん?」
「…からかいに来たの!?ほっといてよね!」
そして頭にでっかいバンソーコーを貼るハメになってしまったラブの下へ、今日もまた好感度ダダ下がりの皮肉を
ヘラヘラ口走りながら登場した大介。まったくこいつは…相変わらずいちいちうっとうしい事しか喋ろうとしない奴ですが、
どうやら今日は大輔なりにラブのことを心配しているようで…
「お前最近変だぞ?授業中寝てばっかだし、弁当は残すし、ボーッとしてる事が多すぎだ」
「なにそれ、ずっと私のこと見張ってんの!?気持ちわる!」
ぐわー!せっかく気の利いたことを言おうとしたのにキモいよお前と一蹴されてしまう大輔!
心配しくれてる人にキモイってさすがに酷くないですか!まあ大輔は普段の行いが悪すぎるからしょうがないんだけど:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「そ、そうじゃなくて…!お前の事をしんぱ…!」
「私のことを何よ!?」
「…と、とにかく…無茶すんなよ!」
今日もまた自分がラブを好きなことを言いそうで言えない大輔、とにかく無茶だけはするなと言ってその場を去りますが、
厄介な事にラブのダンスへのやる気は、これぐらいでは揺らいでくれないのでした
パシャッパシャパシャッ
「う〜ん…ダメねぇ…今日の美希ちゃん全然イケてない。魂揺さぶられない!」
「ど、どういう事ですか!?」
「笑顔に魅力ないし顔色もノーグッド。第一目に力がない!
カメラのレンズは嘘つかないの、ちゃんと心から笑顔になってないと
すぐに写真に出ちゃうよ」
その頃体調を崩していたのは美希も同じ…今日もモデルの仕事で写真をパシャパシャ撮られていましたが、
まるで元気のない今の美希では、プロとして恥ずかしくない写真を撮ることは到底できませんでした
「今日はもう終わり!」
「ご、ごめんなさい…(ガツッ)うあうっ!?」
どたああああん!!
「…………私…全然完璧じゃない…」
さらにはなんでもない小道具に足をぶつけて、すってんころりんと派手に倒れてしまう美希。
日頃から「今日もパーフェクトですわ」を自称している美希にとって、こんなみっともない姿を晒すのは相当辛いことでしょう
そしてラブ、美希がこんな事になっている今、同じ特訓を受けているブッキーもまた…
「(がじがじがじがじ)」
「ずいぶんお腹が空いていたのね。待ってて、今お水をあげる…か…ら…」
ガッシャアアアアン!!
学校の飼育小屋でウサギにニンジンをあげていたところ、ふっと目がくらんだブッキーは金網に倒れかかってしまいます
物憂げな表情で弱々しく座り込むブッキー…これは…性欲をもてあます!!(えー
ブッキーの戸惑ったり落ち込んだりした時の表情というのは、なんだか他のキャラ以上にそそるものがありますな
もしやこれが好きな子ほどいじめたくなるという人間の本能なのか!(えー
「ラブ」
「あっ…せつな!」
「どう、ダンスの方は順調?」
「うん!もうバッチリ!張り切ってるよ!」
「本当に?なんだか無理をしてるみたい…昨日あなたのことを占ってみたんだけど…
二兎を追う者一兎も得ずって出たわ」
「えっ?二兎…?」
「欲張って両方を手に入れようとすると、結局どちらも手に入らないっていうことわざよ」
「ええっ!?」
「ラブ…あれもこれもってわけには行かないのよ。どちらと真剣に向き合うか、決めなければいけない時もある…
例えどちらか捨てる事になったとしても…そして、あなたにはもう迷っている時間はないわ」
そして今日も練習へ向かおうとしていたラブの前に、せつなの姿で会いに現れたイース…
今日もまたラブへの嫌がらせ的なことを言い出すのかと思いきや、なんと「今のままじゃダンスもプリキュアも両方ダメになる」と
至極まともなアドバイスを始めました。こ、これは一体…?プリキュアの敵としての立場で考えるなら
「その調子でもっともっと頑張り続けろぐへへ」とでも言っておいた方が、勝手にラブが潰れてくれて好都合なのに…
せつなの真意は分かりませんが、とりあえず二兎を追う者一兎も得ずの意味が分からないラブはもう少し勉強した方が:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「あ…凄いね、せつなには何でも分かっちゃうんだ…全部当たってる」
「そう…どちらを選ぶか決めた?」
「出来ないよ!どちらか選ぶなんて出来ないよ、だって私にはどっちも大切なんだもん!」
「…!?何言ってるのラブ、私の話ちゃんと聞いてた!?」
「両方手に入れようと欲張ると、両方手に入らないって言ったよね。
でも私、もっと欲張る!二兎を追って両方ともゲットするよ!」
おばあちゃんが言っていた…二兎を追う者は二兎とも取れってな!(えー
一兎しか取れねーと言っとるだろーが、人の話きいてんのかァこの田ゴ作がァー!!とブチ切れてしまうせつなでしたが、
天の道を往き総てを司るラブには、もはやその忠告も効果がありませんでした
「分からないの!?それがあなたにとって、とても辛い結果を招くかもしれないのよ!?」
「ありがとうせつな、心配してくれて!」
「…し…心…配…?」
「私は大丈夫!結果を恐がって逃げるより、結果を信じて頑張るから!
でなきゃ本当の幸せゲットできないもん!じゃあミユキさんが待ってるから、またね!」
結局せつながどれだけ声を張り上げても、超ポジティブなラブを説得することはできませんでした
ラブが公園へと駆けて行き一人残されるせつな…しかし「心配してくれてありがとう」というラブの言葉は、
せつなの心の中を大きくかき乱してしまったようで…
(心配…!?私があいつの事を…?そんな事あるわけがない!!)
「我が名はイース!ラビリンス総統・メビウス様がしもべ!!」
そしてラブの言葉を振り払うかのように、前回と同じ言葉を自分に言い聞かせてイースの姿に戻ったせつな!
ただちに例のカードを使ってナキサケーベを生み出すと、ラブの後を追って3人に戦闘を仕掛けることに!
「あ…!?あれはこの間の!?」
「美希たん、ブッキー、行くよ!」
「うん!」
「「「チェンジ!プリキュア!ビートアップ!」」」
「んっ…!?」「あ…!?」「ああ…!?」
すぐに変身してナキサケーベを迎え撃つ3人でしたが、溜まりに溜まった疲労は変身後でも3人の動きをヘロヘロに!
ただでさえ相手は自分達と互角以上の強敵だというのに、こんな状態ではまるでナキサケーベの相手にならず
3人はひたすら一方的にやられてしまいます
「ぐぐっ…プリキュアめ…や、やはり…この前のダメージが…
ぐっ…相当残っているようだな…!」
「う…うう…!」
ドッガアアアン!!
「うあああああーっ!!」
「もっと攻撃しろォッ!プリキュアを休ませるな!!」
とはいえイース自身も例の触手に苦しめられている真っ最中!余裕を見せる暇などなく、一気呵成の猛攻で短期決戦を仕掛ける!
そしてイースの気迫に応えるように、ナキサケーベもますます攻撃的な形態に…って
ラブ達の妙にエロイ倒れ方とか、高速ピストンでラブ達をズコバコ襲うナキサケーベとか、触手に責められ続けるイースとか、
「(性的な意味で)プリキュアを休ませるな!!」とか…あっ、い、いけない、見てたら鼻血が:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
なんなんだこのエロすぎる戦いは!これが爽やかな日曜朝の女児向けアニメの本気なのか…!こいつは強力すぎる!(えー
「はぁ…はぁ…!」
「…キュアスティックで行くよ…!」
「うん…!」
「プリキュア・ラブサンシャイン・フレッシュ!!」
「プリキュア・エスポワールシャワー・フレッシュ!!」
「プリキュア・ヒーリングブレアー・フレッシュ!!」
バシュウウウウウウウウウウウウウウ
「ああ…!?と、届かない…!」
そしてキュアスティックでの逆転を狙うラブ達でしたが、放った必殺技は飛んで行く途中みるみる力を失い消滅!…って
パンドン戦のエメリウム光線!パンドン戦のエメリウム光線じゃないか!
まさしく疲労困憊で光線の撃てなくなったウルトラセブン状態!あの震える指で何度も光線の姿勢を取るセブンの悲壮感ときたら(以下略)
「覚悟しろプリキュアァァーッ!!」
「く…!それなら近くから撃てば…!」
必殺技が途中で消えてしまう以上、至近距離でブチ当てるしかないと一か八か突撃するラブ達!
しかしナキサケーベの猛攻の合間には必殺技を撃つ隙がなく、とうとう3人ともナキサケーベのショベルでバクリと丸飲みに!
それにしてもこの戦闘シーンの動きは半端ないですなあ
「そのまま地面に叩きつけろーッ!!」
「「「プリキュア!!」」」
「ラブサンシャイン!」「エスポワールシャワー!」「ヒーリングブレアー!」
「「「フレッシュ!!」」」
ドギョバアアアアアアア!!
「な…なに!?」
ところがナキサケーベのショベルに捕われた3人は、ショベルの中から直接ナキサケーベへ必殺技を発射!
あと一歩というところまで追い詰めたナキサケーベでしたが、最後はこうして跡形もなく吹っ飛ばされてしまうのでした
「くぅ…っ!」
「はぁ…はぁ…はぁ…」
「み…美希たん…ブッキー…やった…ね…」
「…うん…」
またひとつカードを失い忌々しげに去っていったイース。しかし戦いに勝ったラブ達も、もはや一片の力もないほどに疲れ切っていました
立ち上がるのもやっとという限界の体で、それでもミユキの待つ公園へと向かっていく3人。
しかしその途中、とうとう完全に力尽きたラブ達は、道ばたにばったりと倒れ込んでしまい…
(遅いな…どうしたのかしら3人とも…)
パーポーパーポーパーポーパーポー…
そして公園で待ちぼうけをしていたミユキの耳に、どこからともなく聞こえてきた救急車の音…
そう、行き倒れた3人は通行人に発見されて、とうとう救急車に運ばれてしまったのです。こりゃマジで大ごとになってしまいましたな…
ラブ達をこれだけ酷使したとなれば「うちの娘になんてことしてくれたんですか!!」と親がマジギレして
ダンス強制終了の可能性も:;y=_ト ̄|○・∵. ターン 次回に続く
(C)ABC・東映アニメーション
7月16日
アニメ感想:大正野球娘。第2話「春の長日を恋ひ暮らし」
「ごきげんよう〜!」
「オーウ!揃ったわね!話は雪から聞きました!このアンナ・カートランドが
本場のベースボールをあなた達に教えまーす!!」
「へっ…?ア、アンナ先生?」
「野球をするには監督が必要でしょう?」
前回雪の持ってきた野球道具もどうにか使えるように手を加えて、ついに初練習の日を迎えた小梅たち。
ところがいざ練習開始というその時、やたら威勢のいい外人先生・アンナが雪に連れられてやってきました
どうやらアンナは外人だけあってかなり野球に詳しいらしく、雪が監督兼コーチとしてチームに招いたようですが…
「とりあえず晶子がピッチャー、小梅がキャッチャーね!」
「…?」「…?」
「明子さんがボールを投げて、小梅さんが受けるのよ」
「は、はあ」
「じゃあ投げてみましょうか、小梅はそこにしゃがんで!」
「(しゃなりしゃなり)」
「そうじゃなくてこう!キャッチャーってこういうものなの!」
ところがピッチャーキャッチャーという野球用語がさっぱり分からず、
「ちょっとキャッチャー座って」と言えばその場にぺったんと正座し、バットを振らせてみれば「秘打白鳥の湖ずら」とくるくる回り、
キャッチボールをやらせればゴロを拾おうとしてでんぐり返ししてしまうという…
ア、アンナ先生マジご苦労様です…ここまでの超超ド素人に教えるとなると頭が痛くてかなわんですな
それにしてもゴロを捕ろうとして「あれー?」ってでんぐり返しする小梅は和みの天才
なんて和むプレーだこれ!!むしろどうやったらこんな真似ができるのか聞きたいよ!ある意味でただ者じゃないですな小梅…
「あぁ…話に聞いていたより凄いわね…」
「そ、そこのところを本場の力でなんとか…」
「(じぃーっ)」
「…?姉さん、そんな所で何してるの?」
「わっ!?え、えっと、その…」
ところがそんな練習風景を、物陰から興味深そうに見ている女生徒が一人…
その名も月映巴。いかにもスポーツ万能そうでボーイッシュな見た目、でもなぜか部活は新聞部というよく分からない人です
ともかく小梅達をジロジロ眺めていた巴は、同じ新聞部で双子の妹・静に声をかけられてオタオタ慌ててしまいます
「まさか姉さん、野球に興味があるんじゃないでしょうね」
「う、うん、まあ」
「だったら入れてもらえばいいじゃない」
「で、でも…自分から入れてくださいっていうのも、なんだかシャクじゃない…」
明らかに一緒に野球をやりたくてウズウズしている巴ですが、「自分からお願いしたら負けなんだよ!」と
向こうから誘ってくれないと入りたくないようです。これだけやりたがってるのに変なところ気にするんだなあ
それにしても「(性的な意味で)入れてくださいって言うのもシャクじゃない…」って
このシーンのエロさは異常だろ!けけけ、けしからん娘だよまったく!
とはいえこれは実に巴に入れてあげたくなる場面(性的な意味で)ですね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「巴が野球?あの子武道が趣味でしょ?」
「ですから記子さんの方で何か心当たりがないかと…」
「ふーむ…あれじゃない?興味があるのは野球じゃなくて、野球をやっている人!」
「人…?」
「恋しい人!」
「はあ!?まさかぁ」
そして巴が野球にこだわる理由が気になった静は、同じ新聞部の記子という人に相談を持ちかけます。ところがその記子からは
「あんたの姉ちゃんガチ百合なんじゃない?」とのハチャメチャな答えが!いやいやそんなバカな…
単に見てたら自分もプレーしたくなったとか、そういう単純な理由じゃないんでしょうか。静も記子のこんな発言は本気にしてないようですが…
「あと5人!なんとしても探し出さないと!」
「出来れば運動神経のよい方がいいのだけれど」
「この際ぜいたくは言っていられませんわ!」
「でも心当たりはほとんど回ったじゃない?」
「小梅さん、諦めてはダメ!必ずどこかにいるはずよ!」
「う〜ん、どこにいるのかな…」
「…」
その日の昼休み、残りの仲間をかき集めるべく教室でワイワイ息巻いていた晶子達。
巴はそんな様子を眺めながら「ここにいるぞ〜!運動できて野球やりたい女がここにいるぞ〜!」と熱烈な視線を送りまくっていました
ところがいつまで経っても小梅達が自分に気づいてくれないので、とうとう我慢できなくなった巴はそれとなく話を振ってみることに…
「ね、ねえ鈴川さん、野球の仲間は見つかったの?」
「あっ、それが…あと5人足りないのよ」
「へ、へ〜え5人も…」
「あっ!巴さんお願いがあるの!」
「…!!な、なに!?」
「きゃほほーい釣れたー!!」と言わんばかりに、小梅のお願いトークに満面の笑みになる巴!
「やっと私も誘ってもらえるー!!」って、ここまで野球やりたがってたんですか!
それなのに自分で言うのが嫌で必死に誘ってもらおうとする涙ぐましい努力とか、巴は見てて面白いやつだなあ
「もし野球に興味ありそうな人がいたら、ぜひ紹介してくださらないかしら!」
「………う、うん」
「鈴川さーん!」
「はーい!じゃあお願いね!」
「…」
巴が仲間になりたそうにこちらをみている!仲間にしますか? こうめ「いいえ」
こ、小梅えええええええ!!一体何をやってんですか小梅は!「野球に興味ありそうな人」って
今目の前に物凄く目を輝かせてる人がいるじゃないですか!
明らかに巴が登場キャラの中で一番野球やりたがってるよ!それに全く気づかずスルーしてしまうとは…鈍すぎだよ小梅…
「…はぁぁぁ…」
「…」
せっかく誘ってもらえると思ったのに、とんだ空振りに終わって大きな溜め息をつく巴。
そんな巴の姿を、静はなんだか不機嫌そうな表情で睨んでいました。こ、これは…?
さっき静は、野球したいという巴に「やりたいことはやったらええがね」と賛成してたのに、なぜこんな不機嫌な顔を?
もしや野球をしようとしてるから怒ってるんじゃなくて、巴の百合ターゲットは小梅だと思ったから怒っているのか!?
つまり静は、人の道を外れてガチ百合に墜ちた姉が嘆かわしくてこんな顔をしていると…
ガチ百合を嘆くとは素晴らしい妹!俺は応援するよ!(えー
「そんなの本人の自由なんだから、放っておけばいいじゃない」
「放ってなんかおけませんッ!!まさか…姉さんが…」
「そんなに心配なら、べったりくっついて見張っていれば?」
「…」
またまた記子のところへ相談しにやってきた静、すると「別にガチ百合だっていいじゃない」と言われてしまいますが
「いいわけないだろこの野郎!!」と静は百合なんて認める気はないようです。なんてまともな妹…!
百合にブレーキをかけてくれるアニメキャラなんて見たこともないので、百合嫌いの私には静に後光が差して見えますよ!
静さん…あなたは天使だ…!でも巴は百合なんかじゃなくて、単に野球がやりたいだけだと思うんだけどなぁ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「は〜あ…」
「ねえ、あなたも新聞部員なんだから少しは仕事してくれない?締め切りが迫ってるのよ」
「今はそんな気分じゃないの…」
ガラガラッ!!
「巴!さっき体育の時間にボールを投げているのを見せてもらったわ!
ちょっと立って、早く!」
「ふぇ…?」
そして放課後、さっきのショックをひきずったまま巴が部室でふやけていると、いきなりそこにアンナ先生が飛び込んできました
どうやら今日は体育で遠投の授業をやっていたようで、巴の飛び抜けた強肩を偶然アンナ先生が目撃していたようです
「後ろを向いて!」
「…?」
「ちょっとくすぐったいぞ」
ファイナルフォームライド!!(えー「ぎょわあああああああ!?」
い、いきなり何をするかー!!なんと巴を立たせるなり「後ろを向けよ」「ちくしょォォ」と尻にファイナルフォームライドしてしまったアンナ先生。
まあ巴の筋肉がどうなってるか確かめたかったんでしょうけど…それにしてもなんで一番確かめたいのが尻なんだ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「ん〜!いいヒップですねぇ!」
「い、一体どういうおつもりですか!?」
「あなたなら絶対いい野球の選手になると思うわ!
ねえ、私たちの仲間に入りませんか!?」
巴待望の一言キター!!あれほど待ちわびていた「仲間になってください」の一言がついに!
ようやく念願かなってぱぁーっと一気に笑顔に変わる巴、そう言われて断る理由なんて何もありません
すぐにその場でOKを出そうとしますが…
「あ…!」
「先生!勧誘はやめてください!新聞部は人手不足なんです!」
「ぐ、ぐぅ…」
「あらそう…なんなら掛け持ちでもいいんだけど」
「あ…!」
「私達にそんな暇はありません!!」
「うう…」
ところがそこへ静の妨害工作が!もはや入部そのものを阻止して姉を百合から遠ざける気のようですな
それにしてもぱぁーっと喜んだりずーんと落ち込んだり、落差の激しい巴の様子が見てて面白いなぁ
「…そう…それじゃ仕方ないですね…」
「…」
「これでボールが見えれば最高だったのに…無理言ってごめんなさいね、他を当たってみるわ…」
「…お待ち下さい!たとえ恩師と言えども、無用な侮辱に黙っているわけにはいきません!」
「ぶ、侮辱…?」
「私にボールが見えるかどうか、その目でしかと確かめていただきましょうッ!!」
ついに諦めてとぼとぼと部室を去っていくアンナ先生でしたが、その時「よくも私をコケにしてくれたなコノヤロー」と
先生に文句をつけ始めた巴!こ、これは…なんでもいいからとにかく食い下がって、先生に自分の勧誘を諦めさせない気でしょうか。
ともかく「私の目の良さを確かみてみろ」と言い出した巴は、バッティング一球勝負を行い目の良さを証明することに…
「先生!さあ!」
「OH!!サムライ!?それでは行きますよ!」
「ふぅんっ!!」
ズッパアアアアン!!
そんなねむっちまいそうなのろいボールでこの巴が倒せるかァーーッ!!
そして行われた一球勝負、先生が投げつけたみかんを見事に一刀でまっぷたつに斬り裂いた巴!
これはバッティングでかなり頼りになりそうですな…巴はアイアンリーガーで言うところの極十郎太ポジションか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「ワ、ワンダホー!!巴、無理を承知でお願いします!
私たちと一緒に野球をやってもらえませんか!」
「…恩師に頭を下げてもらっては断るわけには参りません。よろしくお願いします!」
「ワァオオオオオ!!」
(素直に入れてくださいって言えばいいのに…)
「ありがとう巴さんっ!!」
「巴さんが入ってくれれば百人力よ!」
「あはは…これからはよろしくね!」
これでようやく私を誘ってください大作戦が成功し、めでたく小梅たちの仲間入りを果たした巴!
それはいいんですが…このやりとりの間ずっと小梅をガン見しながらデレデレしまくってるのはなんなんだ巴ええええええ!!
お前本当にガチ百合だったのかよ!!ぐわー絶対静の勘違いだと思ってたのに!
つまり今までのことは野球がしたいんじゃなくて、全部小梅とお近づきになりたいからやってたことだったんだな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「…私も参加します!」
「えええええええ!?」
もはや完全にガチ百合まっしぐらとなってしまった巴。そんな姉の姿を見かねてか、静までが小梅たちの仲間入りを決めてしまいました。
これに驚きの声を上げたのは新聞部の記子…まあさっき「締切り間際で忙しくてしょうがないぜー」と言っていたのに
2人も部員が抜けて新聞部終了のお知らせなのでしょうがないんですが(えー
でもさっき自分で「べったりくっついて見張ってればー?」とか言っちゃったくらいだから自業自得か…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「わぁ!じゃああと3人!?」
「やったわね晶子さん!」
「あぁっ…!?あ、あの、2人だったら私にアテがあるわ!」
どんどん増えていく仲間に大喜びの晶子達、しかしその時小梅と晶子が手を握ってぴょんぴょんしてるのを見て
「うおおお小梅たん私にも注目してー!!」と、巴は必死に手柄を立てるべく2人の生徒を集めてきてしまいます
「1年1組桜見鏡子です!巴お姉さまのために死ぬ気で頑張りまーす!」
「ちょ、ちょっと待って!私新聞部との掛け持ちなんて出来ないわよぉ!」
「野球やらないなら今すぐ貸した1円返して」
「ぐっ…!?に、2年2組…尾張記子です…」
そんな巴が連れてきたのは、「巴お姉さまのためなら死ねる!!」という巴のファン・鏡子と新聞部の記子でした
とうとう自分まで引き抜かれて新聞部を滅ぼすハメになるとはなんという哀れな記子…(えー
それにしても晶子がさっきから「うほほやったーい!!」と子供みたいにぴょんぴょん飛び跳ねてるのが意外ですな
知的お嬢様なのかと思ったら、結構天真爛漫な性格してるんですね
「…」
「あっ…新しい習慣を身につけるようになったのかしら、環さん」
「…何のことだ」
8人もの仲間が揃って小梅達がキャーキャーはしゃいでいる中、雪はクラスメイトの環がやけに周囲をうろうろしていることに気づきます
この環という子、今までも「野球なんて興味ないぜ」というポーズを取りつつ、小梅達をチラ見しているフシがあり
それに唯一気づいた雪の勧誘を受けていたのですが…
「じゃあどうしてあそこにいたの?そろそろ素直になろうよぉタマちゃん」
「…!」
「いつも辛気くさい顔で一人でお昼を食べるなんて、良くないわよ」
とその時、雪は今までのよそよそしい話し方から一転、素直になろうよタマちゃ〜んなどと馴れ馴れしさ大爆発!
おま…ただでさえ無愛想な環がますます険しい顔つきに!というか「お前の顔辛気くさいよ」とか前回の「小梅さんあんた鈍いんじゃないの」とか
虫も殺さないような顔して妙にグサッと来ること言うよね雪は…(えー
「あんな風にキャーキャーみんなで群れるなんて、子供っぽくて出来るものか」
「あら、私たちまだ子供じゃないの。子供時代にちゃんと子供っぽく過ごさないようでは、
未来の作家としては問題なんじゃなくって?」
「う…」
「ねえ、まだ作家志望なんでしょ?」
「う…うむ…」
って…ツンケンする環を「将来作家になりたいんなら子供らしくしろ」と丸め込んでしまう雪。さ、作家…?
そんな話は今のセリフが初耳ですが、もしかして2人は単なるクラスメイトじゃなくて、昔から互いをよく知る間柄なんでしょうか?
「それなら色々な経験を積んだ方がいいじゃない。ねえ、一緒にやろう?」
「わ…私は皆の輪に溶け込んだことはないし、今さらどうやって溶け込んでいいかも分からない…」
「あ…昔から人見知りだもんね、タマちゃんは。私に任せて、みんな良い子よ!心配なんて要らないわ」
「うう…し、心臓がドキドキするぞ…」
こ、これは…今まで孤高を愛する人間のような口振りだった環ですが、雪と話すうちにとうとう本音を話し出しました
それによると、別に一人が好きなんじゃなくて友達を作るのが下手くそだったという…
ま、まあなんというか…「俺には友達ができないんじゃない!どいつもこいつもバカだから俺の友達にしてやる価値がないんだ!」って
友達いないのを正当化するのは中学時代の恒例行事みたいなもんさ…わかるぜ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「石垣環だ、よろしく頼む!文句があるなら最初に言ってくれ!」
そして小梅達の前でついに仲間入り宣言をする環。試しにアンナ先生のノックを受けることになりますが、
なんと環は華麗なフィールディングで軽々それをさばいてしまいます。意外にも守備の名手!?友達の数はともかく凄いぞ環!(えー
「文句なんかないですわ!」
「すごーい!すごいわ石垣さん!」
「ね、ねえ、石垣さんって経験者なの?」
「小学生の時に一緒に男の子に混ざって遊んでいたの。これからは石垣さんじゃなくてタマちゃんよ」
「なっ…何を言ってるんだバカ者!!」
「か…かわいい〜〜!!」
「う…う…うう〜〜!!」
こ、これは!?恥ずかしいあだ名を定着させられて、動揺のあまり可愛すぎるリアクションを見せてしまう環!
友達の数はともかく魅力的な一面もあるじゃないですか!友達の数はともかく!(えー
というわけでようやく9人が揃った小梅達。メンバーも個性的でこれから先の展開が楽しみですね。次回に続く
(C)神楽坂淳/徳間書店・東邦星華桜花会
7月15日
アニメ感想:遊戯王5D’s 第67話「デュエルアカデミアの伝統!アンティーク・ギアゴーレム」
集いし願いが新たに輝く星となる!光差す道となれ!!
今日も気になる5D'sアバンタイトル第三弾は、遊戯・十代に続いて三代目主人公遊星登場!うぐぐ遊星さんマジかっけえなぁ
なんというか遊星は主人公ズの中でも、こういうのをやらせたら一番絵になる気がするなぁ
まあ3人とも十分格好いいんですけどね!遊戯王万歳!
しかし遊戯のブラックマジシャンガール、十代のカードエクスクルーダーときて、遊星のヒロインカードは何がくるかなーと思いきや
当然のようにスルーして終了とはあんまりですよ遊星さん!(えー
お前こっそり白魔導士ピケルのカード持ってるくせに!
「えっ、ち、違うよこれはシンクロスピリッツだよ」とか誤魔化そうったってそうはいかねえぞ!
このピケルのでかでかと描かれたイラストを前にもはや言い逃れなど無用
ピケルを持たぬ者にデュエリストを名乗る資格なし!!ってこの間三沢君が言ってました:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
(C)高橋和希 スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・NAS