8月13日
アニメ感想:大正野球娘。 第6話「球は荒野を飛び回る」
「今日は皆さんにとっても大事なお知らせがあります!
これまで皆さんは基礎練習を積み重ね、日々体力を養ってきました。
ですからそろそろ次の段階に入ってもよい時期と私は考えます!」
「も、もしかして本格的に野球の練習を始めるんですか!?」
「イエース!」
「わぁ〜!」
「ただ私は、愛する叔母の看病のために長崎に行かなければならなくなりました」
「ええ〜!?」
夢見させるようなこと言うなー!!(えー
前回からしばらく経ったある日、ようやくアンナ先生からランニング地獄卒業の認定を受けた小梅達でしたが、
いざまともな練習を始めようという時に「ごめん急用が入っちゃった」とアンナ先生は長崎へすっ飛んで行ってしまいました
そんなアンナ先生が留守の間、小梅達に残されたのは野球部のある中学校のリスト…
どうやらこれを使って、アンナ先生が帰ってくるまで練習試合をやりまくれということのようです
「”今回は謹んでお断り申し上げます”…」
「う〜ん、こっちもダメだあ…」
「全滅ですね…」
「も、もう一度出してみます?」
「同じところに?」
「この調子では無理ではないか…?」
「諦めてはダメよ!こうなればどんな相手でも構わないわ!なんとしても見つけ出しましょう!」
そんなリストの学校に、かたっぱしから何十通という練習試合申し込みの手紙を送った小梅達でしたが、
なんとその全てが「やだよ女と練習試合なんて」と断られてしまいます
これには桜花会の誰もが沈んでしまいますが、唯一「こうなったら誰だっていいから試合してやる」と鼻息を荒げる晶子。
晶子のその言葉を聞いた小梅は、帰り道の途中にある野球チームを見つけて、ついにそのチームと試合の約束をしますが…
「正面突破でイセカイ界トータル!!」(えー
なんと小梅が連れてきたのは近所のお子様野球チーム!リーダー格の少年・太郎の声がバシンそのまんまだコレー!
バトスピ好きの私には嬉しい展開ですが、晶子としては「いくらなんでもガキ相手はねーよ」とかなり不満なようで…
「小梅さん、これは一体どういう事かしら」
「ほら、どんな相手でもいいっていうことだったから!」
「だからと言って小学生はないでしょ!」
「なんだとォ!?こっちだってお嬢様のお遊びに付き合ってる暇はねーんだよ!」
「お嬢様のお遊びですってぇ!?小梅さん!こんな子供が練習相手になるとは思えません!」
「なんだとォ!?もういっぺん言ってみろ!」
「太郎君たちは、毎日のように野球をしているんだよ?
子供だからって相手にならないなんて…手紙で断ってきた人と、どこが違うの?」
「う、うう…」
試合前からいきなり険悪ムードバリバリですが、小梅にたしなめられて渋々試合を始めることにした晶子。
そして一回の表・先攻は桜花会から…一番バッターはもちろん俊足の胡蝶です。となればここは内野安打での出塁に期待がかかりますが…
「アウトォ!」
「バッター打てないよー!ワンナウトー!」
ところが一応はゴロを打ったものの、飛んだところが悪かったのか一塁には間に合わずワンナウト!
さらに二番バッターの雪はキャッチャーフライ、三番の環もピッチャーフライと簡単に打ち取られてしまいます
雪と環ですらこんな超絶凡打で終わりかよ!ピッチャーの頭すら越してねえ!
まあバシンは晶子よりも遥かにいい球を投げてるみたいだからしょうがないかもしれませんが(えー
「プレイ!」
「えいっ!」
ひょろひょろ
「おいおいピッチャーヘボだぜぇー!」
「なんですってぇ!?」
「小笠原、ヤジなんか気にするな!」
そして一回の裏・バシンチームの攻撃が始まりますが、晶子のひょろひょろ球を見てここぞとばかりにヤジりまくるバシン達。
環に「気にするな」と言われながらも思いっきり気にしまくりの晶子は、
コントロールを大きく乱して簡単に先頭打者を出塁させてしまいます
「ボールボールフォアボール!」
「おいおい全然入らないぜー!」
「ぐぐぐぐ…!」
「タイム!晶子さん、大丈夫?」
「ストライクゾーンが小さいだけで別に問題はありません!!
小梅さんは心配せずに構えていてください!!」
「う、うん…」
あ、そういえば相手の背が低いからストライクゾーンも小さくなるのか…でも明らかに問題はそこじゃありません
小梅がなだめようとしても、完全に頭に血が昇ってカッカしている晶子。
この調子じゃ何点取られるか分かったもんじゃありませんが、ひとまず初回は2点だけでなんとか収まったようです
「よーし!次はこっちの番よー!!」
さあそして二回の表・いよいよ四番バッター巴の登場!環や雪でさえあれだった以上、打撃で頼りになるのは巴だけですよ!
ここは一発パカーンとホームランをブチかまして…
ぶーんぶーんぶーん
「ストライクバッターアウト!」
「あぁ…」
「ぶぁぁぁぁっかもん!!なんでもかんでも大振りするな!!」
「だってホームラン打ちたいんだもん…」
かすりもせずに三球三振!うわああああ巴ですらこんなんかー!!
あまりにもホームランを狙いすぎた巴の大振りに、思わずアンパイア役の環も壮絶にキレております
こんなに切れてる広橋涼の演技聞いたことねえ!(えー
「ふんっ!」
カキイイイン!!
「わわっ、わわわっ!?」
「…」
そして回は進み、桜花会に0点の行進が続く中、毎回得点を重ねて大量リードを奪っていくバシンチーム。
とはいえ桜花会の失点のほとんどはエラーがらみ…平凡なフライをお見合いして落としたり、
また鏡子が例のクソレフトエラーをやってしまったり…
ク・ソ・レ・フ・ト〜ッ!(えー 鏡子のエラーを見つめる晶子の視線があああああ!
完全に「クソレフトふざけんな」と切れておりますよ!しかし鏡子も、あんなトラウマになったエラーをまるで練習してないとはどういう…
はっ(゜д゜)そういえば朝香中との試合以来、桜花会の練習はランニングしかやってないんでしたっけ…
そうなるとあの試合から進歩してなくて当然か…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「面白かったからまた相手してやるぜ!それまでにせいぜい精進してくんなー!」
「…小学生にも勝てないなんて…」
「…こんなザマでは、朝香中に勝つのは夢のまた夢だな…」
結局バシンチームには6回で19点も取られまくり、桜花会は最後まで0点のままみじめな敗北を喫してしまいます
まさか近所のお子様チーム相手にここまで手も足も出ないとは…ある意味、朝香中に負けた時以上にショックがでかいかもしれません
「問題は山積み、でもそれを解消することが出来れば、
私達は大きな勝利を掴むことができるはずよ」
そんな中で唯一前向きな意見を言ったのは乃枝でした。信用して大丈夫かな…(えー
乃枝は前回さんざんズレたことを言いまくってましたからなあ
なんかもう「今の私は烈海王にだって勝てる!!」と同レベルのうさんくささを感じるんですが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「対策その1、試合中は声をかけ合いましょう!誰がボールを捕るのか、
どこに投げればいいのかハッキリ指示を出すように!
対策その2、胡蝶ちゃんは今日から左打席に立ってちょうだい!
対策その3、晶子さんの制球力の強化!この枠の内と外ギリギリを
投げられるようになってちょうだい、出来れば低めに集めた方がいいわね!
対策その4、巴さんは大振り禁止!確実にヒットを狙える打撃方法にすること!」
こ、これは!?なんだか物凄くまともなことを言ってるぞ乃枝!(えー
声をかけ合うことでフライのエラーを減らし、胡蝶を左打席に立たせて内野安打の成功率を上げ、
何も考えずに投げている晶子に上下左右のコントロールを意識させ、大振りで凡退しまくった巴にミートを徹底させるという…
100年前のド素人の女子としては信じられないほど的を射た意見です
乃枝のやつ前回とはまるで別人じゃないか!(えー
「え〜!?それじゃホームランが打てなくなっちゃうじゃない!」
「昨日三振の山を築いたくせに大口を叩くじゃないか…」
「だってさ〜…」
「ねえ、どうしてそんなにホームランにこだわるの?」
「静は覚えてないの?朝香中との練習試合で見たあの打球、
まるで空の彼方に吸い込まれていくようだった…私もあんな打球を飛ばしてみたいの!」
って、なんですかこの巴の恋する乙女な表情は!?それだけ朝香中の4番が放ったホームランが鮮烈だったようですが…
しかしこれはいい傾向ですね、4番が打ったホームランへの憧れがそのままあの4番への憧れになったりしないだろうか、
そうなったら巴も百合を卒業して面白いことになるんですが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「だってヒットなんかいつだって打てるもん」
「はあ!?」
と、ここで飛び出した巴の爆弾発言!なんと巴にとってはヒットなんぞ打てて当たり前、そんなの打ったって面白くないから
あえてホームラン一本に絞って大振りを繰り返していると…うーむ、にわかには信じがたい話ですな
早速それを確かめるために「んならこいつ打ってみろやーっ!!」と巴相手に投球を始める晶子!
すると巴は、目にも止まらないような鋭い打球をバカスカ打ちまくってしまいます
(C)鳥山明/集英社こ…こいつ…!
ハッタリじゃねえ…!(えーカキイイイン!!
「ね!」
「ふえ〜…」
「やっぱり巴さんはホームラン禁止!」
「ええ〜!?」
「そして最後の対策は特に重要です!晶子さんと鈴川さん!
ピッチャーとキャッチャーは一心同体、夫婦のようなもの…
その信頼関係が試合をいい流れに導いて行けると、私は考えます!
そこで2人は心を通い合わせ、真の夫婦になるよう努力して下さい!」
そして最後に乃枝から課せられた課題は、晶子と小梅の間に確固たる信頼関係を結ばせることでした
確かにさっきの試合でも「小梅さんは黙って構えててください!」と一人でカッカしたあげく
そこからどんどんドツボにはまっていった晶子…あそこできちんと小梅の「大丈夫?」という言葉に耳を傾けていれば、
ああまで大崩れすることはなかったはずです
「真の夫婦…?そう言われましてもねえ…」
「う〜ん…」
しかし「そんなこと言われてもなー」とまったく乃枝の言葉にピンときていない小梅達。
夫婦と言われてもどうしていいか分からず、ひとまず家に帰って親に相談してみますが…
「ねえお母さーん」
「んー?」
「あのね、夫婦になるってどういう事なの?」
「は…?なあに、やぶからぼうに」
「あ、ちょっと思っただけなんだけど」
「そう言われてもねえ…お父さんと一緒になって、その後を一生懸命ついて来ただけだしねえ」
「ふ〜ん…そんなものかあ」
うーん…なんというか全然ためにならない感じだな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
というか小梅ママはまさに”家庭に入った女性”そのものというか、夫を支える良妻賢母なタイプの母親みたいですね
めちゃくちゃ美人なうえに夫を立ててくれるなんて、言う事なしの理想の嫁だなあ。ババア結婚してくれ!!(えー
「小笠原ー!この一週間の練習の成果を見せてやれ!」
「ふふふ…もちろんですわ…!」
そうこうしているうちに一週間が過ぎ、再び迎えたバシンチームとの練習試合の日。
復讐に燃えまくる晶子はいい具合に練習の成果を発揮し、なかなかバシンチームに鋭い打球を打たせません
「…っと!」
ぼこっ
「捕りまーす!」
「アウト!」
「ワンナウトー!」
「「「ワンナウトー!!」」」
「うーん…?なんだかこの前と違うなあ」
そして声をかけ合ってのエラー防止策、胡蝶の左打ちで内野安打、巴のミート打法と面白いように乃枝の作戦がヒットし、
4回までで9対0と圧倒的な試合展開を見せる桜花会!この調子で行けば、もはや勝ちは間違いないような感じですが…
ところがどうしたことか、5回以降はぱったりと追加点が取れなくなり、それどころか一気に大量失点を許してしまう桜花会!
とうとう10対10と同点にされて9回にもつれ込み、ツーアウトランナー二・三塁という大ピンチを迎えてしまうことに…
「はあ…はあ…はあ…」
「タロちゃーん!ピッチャーバテバテだぜ!打てる打てる!」
「タイム!晶子さん、大丈夫?球が浮いてきているから、川島さんが言っていたように低めに集めた方が…」
「それぐらい分かっています!私はまだ大丈夫ですわ!
投げることに関しては、ピッチャーの私が一番よく見えますもの!
ここは私が抑えますから、小梅さんは安心して構えていてください!」
(C)井上雄彦/集英社まるで成長していない…(えー またしても声をかけてきた小梅に向かって、前回と同じようなことを口走ってしまう晶子!
「安心して構えてろ」ってこんなに安心できない態度がありますか!
そして迎えるバッターは晶子にとって宿敵同然のバシン。そんな最後の勝負の結果は…
「惜しかったなーあ!次の試合までせいぜい練習してくんな!」
完璧に逆転タイムリーを打たれて晶子撃沈!最終的に10対12となりまたしても敗北!
しかし今回の最大の課題は明らか…終盤で晶子があんな大炎上さえしなければ、すべて上手くいって勝っていたはずです
「今日の試合を見るに、あなた達はまだ心を通わせているようには見えません!」
「(ぷいっ)努力はしていますわ」
「嘘おっしゃい!マウンド上で夫婦喧嘩をしていて何が努力よ!?」
「そう言われても、たまには上手く行かないことだってありますわ!」
いくら乃枝が説教しても反省の色なし!晶子ダメすぎる…2試合連続で自分が試合をぶっ壊したのに完全に開き直ってます
そういえば最初の試合でも「チッあれぐらい捕れよ使えねえな」って顔してたし、
もしかして凄く自己中心的な性格なんだろうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「何かいい方法はないかしら…?」
「え?そんなの簡単じゃない!例えばぁ!……え、ええっと……」
コンビ仲を深める方法を尋ねる小梅でしたが、これまで冴え渡っていた乃枝の頭脳もとうとう電池切れを!(えー
今日は普段からは考えられないくらい頑張ったもんな乃枝…電池が切れちゃう気持ちも分かるからゆっくり休め…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「夫婦ならいっそのこと、一緒に住んでみるのはどうだ?そうだ、新婚生活を始めてみろ!」
「はあ」
「それよ!あなた達は可及的すみやかに新婚生活に突入すること!
そして必ず心を通わせなさい!」
「はあ」
そんな時環からとんでもない提案が!なんと2人きりの新婚生活を…ってなんつー淡白な反応!?
これが普通の百合アニメだったら「えええええ!?夫婦ううううううう!?」
「ししししし新婚生活うううううう!?」と激しく赤面しながら慌てふためく場面なだけに、
「はあ」で終わらせた小梅達が面白すぎます。こんな話の流れでも百合の匂いを感じさせないってのはいいことですな
「今晩はよろしくお願いします」
「い、いえいえこちらこそ、こんな汚い所へようこそ!」
「何か入り用のものがあったら、遠慮なく言ってね」
「はい、ありがとうございます」
というわけで、早速その日の晩にすず川へ泊まりにやってきた晶子。
大富豪の令嬢を前にしてへりくだりまくりの小梅父に対して、「遠慮なく言ってね」と自然体でタメ口な小梅母が印象的ですな
やはり「お父さんについてきた」とは言っても、実際は一家を取り仕切る肝っ玉母ちゃんなんだろうか
「おーい小梅!腕によりをかけてお嬢さんの晩ご飯作れよ!」
「もちろんよ!晶子さんはお茶でも飲んで待っていてね!」
そんな晶子の夕食を作るのは、小梅父でも三郎さんでもなく小梅本人のようです
やはり心を通い合わせるのが目的だから、料理の上手い人に任せるより自分で作ろうと考えてのことのようですな
とんとんとん とんとんとん
「どうぞ」
「あっ。ありがとう!」
じゅわじゅわ じゅわじゅわ
「はい」
「あ、ふふふ」
ところがそんな料理風景を見てみると、小梅が欲しい食材や皿を必要なタイミングぴったりに必ず出してくれる三郎さん!
こ、これは!一言も「あれ取ってーこれ取ってー」と言われていないのに、完全に小梅と心が通じ合っているかのようです
うおおそしてこの幸せオーラ満開の表情ときたら!小梅×三郎さんは間違いなく最強
いやあここまで夫婦そのものだとニヤニヤが止まりませんな、完成したオムレツを眺める2人の表情が
「私たちの赤ちゃん」を見つめる顔に見えてくるから困る:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「小梅さん、お2人仲睦まじい感じでよかったわぁ」
「え?」
「三郎さんのことです、ああいうのを阿吽の呼吸って言うんじゃありません?」
そんな最高ほんわかカップルの姿を見ているうちに、晶子もすっかり和んでしまったようです。そりゃそうだろうなあ
「残念だけど…私と岩崎じゃああはいかない」
い、岩崎ー!!(号泣)こんなところでも否定されなければならんのかあの男は!なんという哀れな…
岩崎の方は晶子と仲直りしようと頑張ってるのに、晶子のほうは「岩崎あいつ話になんねーわ」ともう完全に諦めムードなのが
あまりにも可哀想すぎるだろ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン しかも岩崎って呼び捨てだし…晶子…
「そんなんじゃないのよ、私と三郎さんは。三郎さんはうちに来てもう4年になるし、
一緒に店で働いているからじゃないかなあ」
「ふふふ、つまり似合いの夫婦ってことね」
「へ?」
「小梅さん、次の試合は今までと違うやり方を試してみましょうよ!」
小梅は三郎さんとの恋愛をまだ意識してないみたいですが、晶子はもう2人を夫婦認定する気満々です。これはいい傾向ですなあ
そんな夫婦のお手本の姿を目にした晶子は、ついに夫婦というものがどんなものかを実感できたようです
そして3度目となるバシンチームとの試合、晶子はこれまでとは違う試みを小梅と試してみることに…
「これより、桜花会と坂下小の練習試合を始めます!」
「小梅さん、今日はあなたの構えたところに投げるから、よろしくね!」
「へ!?」
「相手の苦手なコースを探して、私に指示して欲しいの」
「そ、そんなの無理だよぉ」
「大丈夫、できます!私達は夫婦でしょ?ですから小梅さんを信頼して預けるんです」
「…分かったわ、やってみる!」
そんな試みとは、今までのように晶子が好き勝手に投げるのではなく、小梅がバッターをよく観察してリードを組み立てるというものでした
いわゆるひとつのインサイドワークというやつですな。そしてバッターの立ち位置や構えからして、打ちにくそうなコースを要求する小梅。
その作戦が見事にはまり、今回はバシンチームに大量点を許さないまま終盤へと突入します
「いよーしタロちゃん、ここで引き離そうぜ!」
「タイム!球が浮いてきているわ」
「ええ…低目ね」
しかし終盤ともなると、やはりスタミナが切れてきてしまう晶子。甘い球が増え着実に点を取られ始めたところで、
因縁のバッターのバシンを迎えてしまいます。スコアは7対5でバシンチームの2点リード…
ここはなんとしても追加点を阻止して、逆転に望みを繋げたい場面ですが…
「それと、ちょっと思いついたんだけど…今より遅い球って投げられる?」
「…?やってみましょう」
「私がこうしたら、遅い球ね!」
そんな土壇場で小梅が思いついたのは、緩急をつけてタイミングを外すピッチング!
それに「手をグーにしたらスローボール」という簡単なサインではありますが、ついにサインプレーまでも自分達で考え始めました
さっきの乃枝の時もそうでしたが、誰に教えられたわけでもなく自分達で考えたってのが凄いですね。小梅達の創造力は大したもんだなあ
「えいっ!」
ふわ〜り
「う…お!?」
「アウト!チェンジ!」
そして打ち気にはやっていたバシンはまんまとスローボールに打ち取られ、これ以上の失点を阻止した小梅たち!
8回裏には1点を返して7対6、9回表も環と雪の華麗な6−4−3ダブルプレーなどで失点を許しません。この2人はさすがにうめーなあ
そして1点を追う9回裏、桜花会最後の攻撃は…
「ツーアウトなー!しまっていこうぜー!!」
「おおー!!」
ツーアウトを取られながらもランナーは一塁、そして迎えるバッターは4番巴!
ここは否が応でも逆転打に期待がかかるところです、しかしランナー一塁では相当な長打を打たなければ…
「巴さんこれよ!これ!」
「…」
しかし乃枝の判断は、一か八かの長打よりも確実な単打。今度もまた巴に大振り禁止のサインを送りますが
当の巴はまったく聞こえていない様子でただただバットを握るのみ!これはもしや、極限の集中力で周囲の雑音が耳に入らなくなるという
かの有名なゾーンという境地なのでは!?くるか巴の打法開眼!!
(野球の神よ…願わくば仲人となり、我が思いを成就させたまえ…!)
ビシュッ!
「ふうううううんッ!!」
ぶうーん 「ストライクバッターアウト!貴様はいい加減に学習しろオオーーッ!!」
うわああああああ空振り三振かよおおおおおお!!
こんだけ盛り上げておきながら「やっぱ無理でした」って三振で試合終了!巴お前ってやつはー!!
まったくいい意味で予想を裏切ってくれる面白い奴です巴は
というわけで今度もまた惜しくも敗れてしまった桜花会。とはいえ存分に自分達の力を発揮できた試合内容に、
小梅は満足気な表情ですず川へと帰宅するのでした
「ただいまー!」
「あ、お、お帰りなさい…!」
「…?」
ところが家に帰ってみると、いつもニコニコ爽やかな三郎さんが今日はやけにオドオド挙動不審な感じです
わけも分からず小梅がきょとんとしていると、その時「ちょっとこっちこい」と小梅父に呼ばれることになり…
「お前、今年で14だったよな?」
「うん、そうだけど」
「なら6つ違いでちょうどいいやな!」
「何が?」
「許婚だよ!」
「はぁ?」
「ハトが豆鉄砲くらったような顔してんじゃねーや!相手は三郎だ!」
「え…えええええええええええ!?」
うおおおおおおきたああああああ!!
まさかの親公認!本物の許婚だとおおおおお!!やべえええたまんねえええええ
これには小梅も顔を真っ赤っ赤にして激しく動揺しております、そりゃあそうでしょう
それにしても「お前ら結婚しろ」と言う親父がいい笑顔すぎる…どうやら親父も三郎さんのことは心底気に入ってるみたいですなあ
「オ、オムライス、あがりました…!」
「えっ!?はは、はい!」
ぴとっ
「!!」
「ひゃっ!?」
ガタトトッ!!
「あ、ご、ごめんなさいっ!」
「い、いえ、こちらこそ…!」
(ほ、本物の夫婦なんて…私にはまだ早いよぉぉ!)
野球娘くそ面白えええええええええええ!!やっべえええええええ
お互いに意識しすぎてギクシャクしまくりの2人がやばい、もうニヤニヤしすぎて死んじゃう!小梅×三郎さんの破壊力凄すぎだろ!
まさかこの2人がここまでの恋愛関係になるとは思いませんでした、これからの展開の期待感が高まりすぎてやばい
あと地味に三郎さんが小梅にオムライス渡すシーン、珍しくすず川が大量の客で賑わってましたね
客はキレンジャーおっさんだけじゃなかったんだ!(えー というわけで次回に続く
(C)神楽坂淳/徳間書店・東邦星華桜花会
8月12日
アニメ感想:大正野球娘。 第5話「花や蝶やと駆ける日々」
「わあ〜!」
「それは前に家で作った運動着なの」
「へえ、呉服屋さんなのに運動着も作るんだ!」
「でもモダンすぎて全然売れなくって…蔵の中で埃を被っていたのを持ってきたの」
な、生着替え!14歳の生着替え!(えー
なんと今回は実家の呉服屋から運動着を持ってきた雪、みんなそれを大いに喜んでワイワイと袖を通していました
この着替えシーンはじっくりと観察しておく必要がありますね(えー
別にスケベ心で言ってるんじゃないよ!100年前の下着はどんな物だったのかという純粋な知的好奇心であって:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「わあ〜セーラー服みたい!いい!凄くいいよ!」
そんな運動着を小梅はいたく気に入ったようですが…このデザインは正直ちょっと…
なんだか給食のおばちゃんみたいだよ!(えー セーラー服というより割烹着みたいですね
こんなことなら現代じゃない点を生かしてブルマ+体操服にしといた方が:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「準備は出来たようね、今日から朝香中に勝つための練習を始めます!
みんな覚悟は出来てるわね!」
「「「「はい!!」」」」
「それではランニングスタート!」
「「「「はい!!」」」」
そんな運動着で一同が表に出てくると、早速アンナ先生の猛特訓がスタート!今日からは今までのお遊び気分ではなく、
本気の本気で打倒朝香中を目指してのメニューをこなすことになります。「よっしゃー望むところだぜ」と気を引き締めて
手始めにランニングから始める一同でしたが…
「どうしましたー?ペースが落ちてますよ!」
「はあ、ふう、はあ」
「はーい、スピードアップよ!」
「はあ、はあ、はあ、はあ…」
「頑張って前に追いついてー!」
「は〜…は〜…と…巴お姉…さ…ま…」
「しっかり腕を振ってー!」
「うぐ…うぐ…うぐぐ…」
「晶子ー!1周遅れですよ、頑張って!」
「ぜぇ…ぜぇ…ぜぇ…ぜぇ…」
ところが走って走って走って走ってもう日が暮れ始めたのにまだ走らされる小梅達!一体何時間走らせる気だー!!
最初はみんなでペースを合わせて走っていましたが、今となっては体力差がモロに出て完全にバラバラになってしまいました
なんとかペースを落とさず走っているのが小梅、巴、環の3人。やや遅れているのが雪と静、
だいぶ遅れてヘロヘロなのが鏡子、完全について行けてないのが乃枝、そしてどうしようもないほど遅すぎるのが晶子…
晶子言い出しっぺでピッチャーなのに全然ダメだこれ!チームの要となるべきキャラがぶっちぎりで一番ダメだなんて!
「せ、先生…打撃練習はまだですかぁ!?」
「人数が揃うまで、当分は基礎トレーニングだけですよー!」
「え…ええ!?」
ついに巴までが音を上げ始めてしまいますが、「打撃練習?またまたご冗談を」とアンナ先生はランニング以外一切練習する気なし!
結局完全に日が落ちるまで何時間もランニングを続けた小梅達は、精も根も尽き果てて全員ぶっ倒れてしまうのでした
「は〜…は〜…し、しぬ…」
「ね、ねえ宗谷さん…野球の練習って、こんなに走らなければいけないの…?」
「…(へんじがない、ただのしかばねのようだ)」
「こ…これは早いところ9人揃えないと、本当に死人が出るぞ…」
「ああ…早く打撃練習がしたいよ〜!」
大の字になりながらヒーヒー弱音を吐く小梅達でしたが、今喋っている4人以外のメンバーは
口を開く力も残っておらず途中で干からびております(えー
これから毎日こんな練習が続くというのに、1日でこんな干物になってしまうとは…この調子で本当にやっていけるんでしょうか
「小梅〜、お風呂入ってしまいなさい」
しぃーん
「もう、小梅〜?」
「くか〜…くか〜…」
そして有り余る体力を持つ小梅ですら、あまりの疲労で家に帰りつくなり布団を引っぱり出す途中で力尽きて
そのままぐーすか眠りに落ちてしまいます。それにしても、布団に頭を突っ込んで寝てる小梅には思わず笑ってしまいますが
寝顔のアップを見てみるとなんという色っぽさ…一つの描写で笑いと萌えを両立させるとは、大した奴だ…(えー
「ごきげんよ…あ、大丈夫…?」
「…大丈夫じゃない…」
「…全身が鉛のようになった感じですわ…」
「…」
「おい鈴川、なんとかしないと野球をする前にみんな潰れてしまうぞ」
そして次の日、まだ足下をフラフラさせながら小梅が教室にやってくると、小梅より体力のない晶子達は
机に突っ伏したままピクリともせず完全に死んでいました(えー
やはりドラクエのように一晩寝たらHP全快なんてことにはならんか…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
しかしそんな中で唯一ピンピンしてる環タフすぎる 小梅でさえフラフラなのになんて元気なんだ!
すぐ隣で死んだまま動かない雪に代わって、クラス委員の仕事を手伝ってあげてるくらいです
環つえーな…作家志望のインドア派なのにこの底無しな体力は一体…(えー
「でも、どうしたらいいのかなぁ」
「どうもこうも、9人揃えて普通の練習をするしかないだろう」
「そうと決まれば善は急げよ!すぐに残りの1人を探しに行きましょう!そして打撃練習をするのよぉー!」
「あのねえ、ただ闇雲に探せばいいというものでもないでしょ?ここは一つ戦術的な観点で人選を考えるべきね」
「戦術的…?」
「切り込み隊長…つまりバントでも何でも塁に出て、引っかき回すことの出来る人がいいわね」
「ということは、足の速い奴を探すんだな?」
地獄のランニング特訓から一刻も早く抜け出すために、すぐにでも9人目を探し出そうとする小梅達。
しかし、乃枝はただ探すよりも「どうせなら役に立つ奴を探そう」と…い、いやちょっと…
そんな選り好みしてる場合か!?この過労死寸前の時に!(えー
このギリギリの時にそんな贅沢言う余裕があるかどうか…
乃枝はシューティングゲームで死にそうな時に「戦術的にもったいない」とボム温存して死ぬタイプだな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「ねえ、足の速い人ってどこで探せばいいの?」
「え?う、うーん…」
「そうねえ、情報通に聞いてみましょうよ」
ところが「足の速い人を探そう」と決めたものの、誰がどのくらい足が速いかなんてさっぱり分からない小梅達。
そこで新聞部の記子なら何か知ってるかもしれないと、記子のいる部室へ足を運びますが…
「ふんふんふふ〜ん、ふんふふふ〜ん♪」
ガラガラッ
「はっ!?むむむ無理無理!掛け持ちなんて絶対無理!お願い勘弁してぇぇぇぇ!!」
「…そんな用件で来たのではありませんわ」
そんな小梅達の顔を見るなり「助けてママー!!」と泣き叫び始めた記子
なにもそこまで怯えなくても!桜花会での毎日は記子にとってそれほどのトラウマになってしまったのか
というか今までの練習でそうなんだから、記子が今の地獄ランニングを味わわされた日には完全に精神がいってしまいそうだな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「ちょっと教えてもらいたいことがあるの」
「…な、なにを?」
「足の速い人を探しているの、どこに行けばいるかしら」
「足の速い人…?それなら、陸上部に行けばいいんじゃない?」
「「「え?ああ…!」」」
そんな記子から帰ってきた答えは「陸上部でも行ったら?」というえらく普通な内容、しかし小梅達は
「そ、その発想はなかった!!」とばかりに激しく感心しております。ダメだこいつらー!!
小梅と晶子はともかく乃枝まで一緒になって感心してる場合ですか!こいつ「桜花会一の頭脳的キャラ」な役割なのに
さっきから自分のアホの子ぶりを晒してるだけじゃないですか!(えー
「オンユアマーク!ゲットセット!」
パアアアン!!
そんなわけでやって来ました陸上部。グラウンドで練習している彼女らに小梅達が会いに行くと、
ちょうど100M走の選手たちがタイムを計っているところでした。これは足の速い人を探すにはもってこいの展開…
というか100Mでもこの時代、「よーいどん」じゃなくてゲットセットがどうとか言ったりしてたんですね
ゲットセットと聞くとあれを思い出すな、ナゲットセットが30cmも下がっていたらヴァレヴァレだお(^ω^)(えー
「どうした菊坂、後半全然伸びてないじゃないか」
「は、はい」
「このままじゃ補欠にもなれないぞ、もっと頑張れ」
「はい…」
そして小梅達が目をつけたのは、スタートダッシュだけは異常に速いのに最高速の伸びがないという少女・菊坂胡蝶でした
どうやら胡蝶は初代マリオカートで言うところのヨッシータイプな選手のようですな(えー
スタートダッシュは全キャラ最速なのに、最高速が低いから結局クッパやドンキーよりタイムが悪いという…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
しかしそれも100Mという長さでの話、野球なら塁と塁の間はたったの30M以下、これなら胡蝶の足は凄まじい武器になるはずです
「あなたには走る才能がある、私が保証するわ!」
「か、からかわないでください!私、足なんか速くありません!」
「いいえ速いわ、あなたは自分のことを分かってないのよ」
「…自分の事は…自分が一番よく知っていますっ!!」
しかし早速胡蝶に声をかけてみたものの、「冷やかしならよそへ行けコノヤロー!!」とまったく話を聞いてもらえない乃枝たち。
どうやら胡蝶は補欠にもなれない自分のタイムを相当気にしているようで、「やあ!君足とっても速いね(笑)」などと話しかけたのが
完全に裏目に出てしまったようです。今日のところはもう説得は無理そうですが…
「そんなところで何をしてるのー!基礎練習を始めますよぉー!」
「う、うぁぁ…」
地獄のランニングタイム再開!アンナ先生に見つかる前にメンバーを見つけたかったのに!
そんな小梅達のもくろみは脆くも崩れ去り、今日もまた死ぬまで終わらないランニングを延々とやらされるハメになってしまいます
「あぁ〜…し、しぬ…」
「ね、ねぇ…別に足の速い人を探さなくてもいいんじゃない…?私達が速くなれば、
あとの一人は普通の人でもいいじゃない…」
「総合力で補おうっていうわけか…」
「でも…そのためには私達が短期間で速くなれる、効果的な練習が必要ね…」
今日もまた昨日と同じように、大の字にぶっ倒れながら今後のことを話し合う小梅達。
いつまでも新メンバーが見つからないとたまらない静は、「別に足が速い奴じゃなくていいじゃない」との主張を始めました
やっぱりそう思うよなあ、こんな時に「どうせなら足の速い奴探そうぜ」なんて言い出す方が間違ってるんですよ!(えー
しかし、「桜花会には足の速いメンバーが必要」という乃枝の意見にとらわれてしまっている小梅達は、
「それなら自分達の足を速くしよう」と考え始めてしまいます。うーん、そもそも足の速さにこだわる事がまず疑問なんだが…
「う〜ん…ねえ川島さん、効果的なれんしゅ…」
「…(へんじがない、ただのしかばねのようだ)」
「う、う〜ん…」
いい練習法がないかと乃枝に聞いてみる小梅ですが、すでに乃枝は完全グロッキーで口がきけるような状態じゃありませんでした。
乃枝こいつ全然役に立たないなあ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「というわけで、これを使えば足が速くなるって!」
「いくらなんでも短絡的すぎないか…?」
「そうよねえ…」
「ええ…?」
そして次の日、足を速くするために小梅が用意したのはなんと人力車。「これ引いて毎日走れば速くなれるよ!」という車夫の話を聞いて
持ってきたようですが…要は「ひたすら重いもん引いて走りまくる」という練習法に環達は渋い顔です
効果的な練習と言うには疑問が残るし、何よりこんなきつい練習をするスタミナがバテバテな桜花会にあるかどうか…
「でも理にはかなっていると思うわ」
そんな中一人だけ「これはいい練習法ですね」と賛成を始めた乃枝
もうこいつの言葉全部がうさんくさくて仕方ないですよ!(えー 本当は凄いアホなんじゃないのか乃枝:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
結局乃枝のこの言葉で、桜花会はこの練習を取り入れることになってしまいます。真っ先に名乗り出たのは巴と環で、
それぞれ引っ張る車には鏡子と雪が乗ることになりますが…
「ねえタマちゃん、競走しようよ競走!ただ走ってもつまらないじゃない?」
「ダメだ」
「え、どうして?」
「条件が違いすぎる、そっちの方が軽いじゃないか」
「…!?あ、あのねタマちゃん、私そんなに重くないのよ?」
こ、これは!?競走を持ちかけてきた巴に対して「雪が重すぎるからやりたくない」ととんでもない事を言い出した環!
なんてことを!いつも穏やかな笑みを浮かべている雪が、この時ばかりは「わわわ私は重くないのよ重くないのよ」と動揺してるのが面白すぎます
「確かにタマちゃんの言う通りね」
「!?」
そんな雪の動揺に追い討ちをかけたのは乃枝!またお前かー!!
「確かに宗谷さんは重すぎるから仕方ないね」と実も蓋もないことを!
珍しくいじられキャラと化した雪に笑いが止まりませんが、乃枝にはそんな重さの違いをなくす名案があるようで…
「これなら大体同じくらいでしょう!」
「うむ、いいだろう!」
「わ、私…そんなに重くないのよ…?」
どちらの重さも同じにするために、環の車には小梅を、巴の車には静を追加してはい平等…って、
ちょ、ちょっと待ってください、明らかに重すぎる雪とまあ普通っぽい静では雪の方が重いだろうし、
ぽっちゃり系のうえに鏡子より背が高い小梅と鏡子では小梅の方が重いだろうし…
これって環の車の方が余計重たくなったんじゃないですか!?
乃枝は一体どう計算してこれで平等だと!?乃枝の言ってることはさっきから的外れすぎて困る:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「準備はよろしくてー?はいっ!!」
ドッギュオオオオオオ!!
「ふ…2人とも凄いのね…」
って、晶子が開始の合図をした途端、人間重戦車とでもいうようなとんでもない速さですっ飛んで行く2人!
こいつら毎日あんなランニングをこなしているのにこんな体力が一体どこに!?人間じゃねえー!!
最初は面白がって乗っていた小梅達も、信じられないスピードで引かれていく車に怯えまくっております
特に静は隣の鏡子を絞め殺しそうな勢いでしがみつき、鏡子の表情からどんどん生気が抜けてヤバイ感じに!
きょ、鏡子死ぬな!死ぬなー!!
「ね、姉さん飛ばしすぎよぉ!」
「そうよタマちゃん!ムキになってはダメよ!あ…!?タ、タマちゃん前、前!!」
お互い車が横転しそうなくらいバランスを崩しながらも、めったやたらにスピードを出しまくって張り合い続ける2人!
しかしその時ふと前を見ると、目の前には屋外で発声練習をしていた合唱部が!
「「「♪あ〜、あ〜、あ〜、あ〜、あ〜♪」」」
ドッギュオオオオオオ!!
「「「きゃああああああああ!?」」」
な、なんてこと!ブレーキをかける暇などなく、合唱部めがけてファイナルベント・ドラゴンファイヤーストームをブチかます2人!(えー
幸いケガ人はなかったようですが、こんな危ないことをしでかしたせいで、発案者の小梅と指導者のアンナ先生は激しく怒られてしまいます
これは小梅達が勝手にやった練習だから、アンナ先生は悪くないんですが…これが責任者の辛いところですな
それと首を絞められすぎた鏡子は、合唱部に突撃した時すでに意識不明の重体になってたようですが大丈夫なのか!?(えー
「車夫遊びをして合唱部の練習を妨害するなど、前代未聞の出来事ですッ!!
もしもの事があったらどうするつもりですか!!」
「(しゅーん)」
「(しゅーん)」
「アンナ先生、すみませんでした…」
「いいのよ、気にしないで!それよりあなた達が新しい練習法を作り出したことが、私には嬉しいわ!」
「せ、先生…!」
「でも、足が速くなる他の練習を考えないと…」
「それならとてもいい方法がありますよ、ランニングです!!」
せ、先生ー!!せっかく心の広いところに感心していたのに!結局今日もまたランニング地獄スタートですか!
というわけでまたしても死ぬまでランニングをさせられまくる小梅たち、今日もまた全員ぶっ倒れてのバテバテお話タイムが始まります
「こ…このままでは足が速くなる前に、みんな死んでしまうわ…」
「と、ということは、足の速い人を見つけるしかないわけね…」
「え〜?早く打撃練習したいよ〜!」
「お前は黙っていろ…!」
さっきまではランニングをさせられる理由が「9人目がいないから」でしたが、
今回からは「みんなの足を速くするため」になってしまったので、ただ普通の9人目を入れても無意味になってしまいました
このランニング地獄から解放されるためには、なんとしても足の速い9人目を連れてこなければ…
乃枝が「足の速い奴が欲しい」なんて言わなけりゃこんな事にはならなかったのに!(えー
「あいたたたた…!」
「はい、終わり」
「ありがと〜…とっても楽になったわ」
その日の晩、学校で寮暮らしをしている鏡子は、ルームメイトに湿布薬を塗ってもらって…って、そのルームメイトはなんと胡蝶!
この2人、寮の部屋も同室でクラスでも隣の席の仲良しさんだったんですね。こりゃあ胡蝶の勧誘は鏡子が鍵を握っていそうな感じが…
「ねえ鏡子、野球をやってて楽しい?」
「う〜ん…私運動が得意な方じゃないから、みんなについて行くのが大変。練習試合で失敗もしちゃったし…」
「そう…」
「でもね!そんな私に巴お姉様はこう言ってくれたの!”私にはあなたが必要なの”!」
「あ…」
「私にはあなたが必要なの…うはは〜!きゃあ〜ん!巴お姉様ああ〜ん!」
妄想にひたっとる場合かー!!一番説得できそうなポジションなのにお前ってやつはー!
しかし妄想ワールドの鏡子が漏らした「私にはあなたが必要なの」という言葉に、何やらハッとした反応を見せる胡蝶…
もしや胡蝶は、自分が必要とされている居場所というものに憧れているんでしょうか?
そういえば胡蝶は陸上部では補欠以下の存在だし、陸上での自分の居場所を見失っているのかもしれませんな…
「ねえ、少しいいかしら?」
「あ…」
「お願い、一緒に野球をして欲しいの。あなたの足は私達の武器になるわ」
「私…速くなんかありません。リレーの補欠にもなれないのに…」
そして次の日、またしても胡蝶を勧誘しようと現れた乃枝でしたが、いくら速い速いと誉められても
「補欠以下のノロマに何言ってんだ」と胡蝶はまったくその言葉を信じることができません
ところがそれでも引かない乃枝は、とにかく胡蝶に盗塁のテストをやらせて足の速さを証明しようと…
「あなたに試してもらいたいのは盗塁よ、先生の左足が上がったら走ってちょうだい。
あそこにボールより速く着けばいいのよ」
「は、はあ…」
そのテスト内容はピッチャー役のアンナ先生、キャッチャー役の巴の送球の間に、一塁から二塁への盗塁をするというもの…
ちなみにアンナ先生も巴もいい球を投げるせいか、盗塁のお手本を見せた環が簡単に刺されてしまうほどの難易度です
並大抵の速さでは達成できそうにないこのテストですが…
しゅぱぱぱぱぱぱぱ
「まあ…!」
ところがそんな難易度もなんのその、送球が到着する頃には二塁を通り越して数メートル先まですっ飛んでいった胡蝶!
さっきの環が二塁よりはるか手前で刺されたことを考えると、胡蝶の速さはまさに飛び抜けていることが分かります
「すごい!すごいよぉ!」
「とても素晴らしかったわ!」
「ねえ、一緒に野球をやってくださらない!?」
「え…あ、あの…」
「私の言った通りでしょう?あなたは速いのよ、それも野球向きの速さなの。
だって塁間は約15間、100M競走の4分の1ちょっとで勝負できるのよ」
「あっ…」
小梅達も胡蝶の凄さに興奮する中、ついに胡蝶も自分のスタートダッシュが野球に向いていることを実感します
なにげに乃枝は今回初めてまともなことを言ったんじゃなかろうか(えー
「あなたは絶対に野球に向いているわ!」
「お願い、仲間に入って!」
「私達にはあなたが必要なの!」
「あ…!」
そしてなんとか胡蝶を仲間に引き入れようと、必死で勧誘を始める小梅達。
そんな中、小梅の「私達にはあなたが必要」という言葉に胡蝶は大きく心を揺さぶられることに…
やはり決め手になるのはこの言葉か…そういえば鏡子の時もこれを巴に言わせたのは小梅だし、
この言葉は小梅お気に入りの殺し文句だったりするんでしょうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「1年1組、菊坂胡蝶です!野球のことは何も知りませんが、よろしくお願いします!」
「胡蝶ー!あははは!」
「9人揃ったー!!仲間になってくれてありがとう!」
「歓迎するわ胡蝶ちゃん!」
そしてとうとう野球部に入る決心を固めた胡蝶!これで9人揃って野球ができる、何よりあのランニング地獄から解放されるとあって
小梅達も心からこれを喜びんでいるようです
「あははは、アンナ先生ー!!」
「めでたく9人揃って大変嬉しく思います!それではランニング開始!!」
「「「!?」」」
「これまでの皆さんの練習を見る限りみなさんの体力不足は明らかです!
当分の間基礎練習を続けまーす!」
何勘違いしているんだ?まだ俺のバトルフェイズは終了してないぜ!!
小梅達を喜びの絶頂からドン底へ突き落とす悪夢の一言!アンナ先生あんた鬼や!
というわけで小梅達は終わりのないランニング地獄へ突入するわけですが…
ここらでひとつ、今までのランニングの様子を比較してみると面白いことが分かります
ランニング1回目 ランニング2回目 ランニング3回目
1回目のランニングでは小梅達>>乃枝>鏡子>>晶子、
2回目のランニングでは小梅達>>乃枝・鏡子>>>晶子、
3回目のランニングでは小梅達>鏡子>乃枝>>>>>>>晶子というように
回を重ねるごとにレベルアップしている鏡子、相変わらずの乃枝、みるみる退化している晶子と
各キャラの成長ぶりが分かって面白いですな、このアニメは本当こういう細かい描写に色々と意味があって、見れば見るほど楽しめますね
他にも今回小梅が帰宅するシーンが3回ありましたが、そのうちどの場面においても店の中には
ライスカレー食いに来てるメガネのオッサンしか客がいないとかね
ちなみにこの人は前回岩崎と高原がやってきた時も、唯一この店にいたオッサンです
確かその前の話でもこの客はオッサンしかいなかったし、さらにその前の話でも…
すず川に来てる客ってこのオッサン一人だけかよ!大丈夫かこの店ー!!
さらに面白いのはこのオッサンは毎回カレーしか食ってないということです。キレンジャーじゃねえか!
というわけでえらく長い感想になってしまいましたな、ここらへんで次回に続く
(C)神楽坂淳/徳間書店・東邦星華桜花会
8月10日
ここ数日更新さぼり気味で申し訳ないです、ちょっと石川県に旅行に行ってただけなんだからね!
別にぷよぷよ7のネット対戦にハマったせいじゃないんだからね!
ちなみに3日休んだ更新のうち1日が旅行、2日がぷよぷよを猿のようにやりまくってたせいです:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
だいへんしん面白えよ!最初は「何よこのフィーバールールの劣化版ふざけてるの?」とナメてましたが
クルークが大人に変身するとあやしいクルークに変わると聞いて、長年親しんだラフィーナからクルークに持ちキャラをチェンジしました
うーんあやクルのボイスはいつ聞いてもかっこいいな!それにぷよのツモ数が多いせいか、潰しを撃たれた時の緊急発火が
ラフィーナよりもやりやすい気がします、特に腹立つくらい多ツモ最強キャラ・カーバンクル相手にもそれなりに戦えるのがいいねー
ラフィーナ使ってる時は、そこらのカーバンクル使いにやりたい放題やられてましたが
クルークに移ってからは、ほしぷよらーのカーバンクル使いや、すいせいぷよらーのアルル使いにも勝ち星を挙げられるようになって嬉しいです
ちなみに今回のランクはすいせいぷよらー>つきぷよらー>ほしぷよらー>いわぷよらー>ぷよらー>おじゃまぷよらーとなっております
私は今ほしぷよらー。いわぷよらー以上は一筋縄では行かない猛者がひしめいててなかなか連勝は難しいですね
アニメ感想:しゅごキャラ!どきっ 第95話「りまとやや、真珠の絆!」
「は〜あ〜あ…」
「やや、ちゃんと掃除をして!」
「はいは〜い…お掃除お掃除楽しいな〜…」
今日は聖夜学園で全校を挙げての大掃除の日、あむ達もそれぞれ自分の持ち場で掃除をこなしていましたが
ややだけは「かったるくてやってらんねー」とまったくやる気がありませんでした
「あーもうやだ!掃除なんてめんどくさーい!もうやりたくないやりたくないやりたくない!」
どたばたどたばた
「はっ!?学園内に秘密の通路発見!」
「…な、なにこれ」
しかしトチ狂ったややがめちゃくちゃに暴れ出したその時、「なんと隠し階段があらわれた!」と
ファミコン時代のRPGみたいに突如謎の地下通路が出現してしまいます。突然のことにまったくワケが分からないりまでしたが、
ちょうど掃除に飽き飽きしていたややは、すぐに地下通路の探索を始めてしまい…
「おおーう!雰囲気バッチリですなあ!」
「やや、そろそろ戻らないと…!」
「大丈夫大丈夫!秘密基地探検なんて面白いじゃん!」
がしゃーん
「…あ、あれ?と、閉じ込められちゃった、あははは!」
ところが「早く帰ろう早く帰ろう」というりまの言葉をガン無視した結果、行き止まりの小部屋に閉じ込められてしまったやや達!
堅く閉ざされたドアは押しても引いてもビクともせず、「こうなったら通気口から脱出だ!」とペペとクスクスが通気口に突入しますが
その中も迷路のような構造でとても脱出できそうにありません。それにしてもこの図は
クスクスが零距離でペペの屁をくらったようにしか見えない:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「…う…うう…うううう…!」
そしてこの閉じ込められた状況に怯え始めてしまうりま。りまは幼い頃身代金目当ての誘拐事件に巻き込まれたことがあり、
その時誘拐犯どもに拉致監禁されたトラウマで、今の状況を必要以上に恐ろしく感じているのです
「り、りまたん…そうだ、この間テレビでやってたんだけど、真珠ってどうやって出来るか知ってる?」
「…え…?阿古屋貝に小さなプラスチックみたいなのを入れると、それを核にして真珠が出来るんでしょ?」
「うん。でもやや思ったんだ、それって貝さんにとってはすっごく痛いんじゃないかなって。
だってお腹の中にそんなの入れられちゃうんだよ?自分じゃ外に出せなくて、
動くたんびに泣いちゃうくらい痛いんだ、きっと…だからそれを長い時間をかけて、
自分の涙で包んで包んで真珠にするんだよ。だから真珠ってあんなに綺麗なんじゃないかな」
「あ…」
「そうやって考えたら、やや分かったんだ。誰かに傷つけられても、貝さんは真珠を作れるんだって」
「…真珠を作れる…」
…?(゜д゜;)な、なんだかよく分からない喩え話ですが、要は「苦しい事でも我慢すればいい事が待ってる」って言いたいんでしょうか?
それにしても体の中に異物を入れられて、自分じゃ外に出せなくて泣いちゃうくらい痛いって…
尿結石!?ここだけ聞くと尿結石の話に聞こえる感じに!?(えー
自分の涙で包んで包んで作り出した尿結石…!いやあああああああ切実すぎるううううう
それにしても今回は屁だとか尿結石だとか我ながらひどい感想だな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「…」
「…」
「…ペペちゃんとクスクス、戻ってこないね…」
「…?やや、どうしたの?さっきは励ましてくれたのに…」
そしてしばらく何も出来ることがないまま、密室で待ちぼうけを食らっていたやや達。
するとどうしたことか、さっきまであれだけハイテンションだったややが急に大人しくなってしまいました
どうやらややも内心この状況を恐がっているようですな…するとさっきのお返しに、今度はりまがややを励ます例え話を始めます
「冬がもうすぐそばまで来ている、秋の日のことです。一匹のキツネが山を歩いていると、
突然冷たい雨が降り出しました。キツネは慌てて近くの洞窟に飛び込みました。
やれやれと思ってキツネが奥を見ると、そこには大きなクマがいたのです。
キツネは怖くて震えていましたが、その時クマが声をかけてきました」
「おいキツネ」 「は、はい、なんでしょう」
「お前のシッポ、もふもふしててあったかそうだな。ちょっとマフラーの代わりになれ」 「は、はい…」
「キツネはマフラーの代わりに、クマの首にシッポを巻きつけました。すると今度は…」
「まだ寒い、だっこしていいか」
「クマはキツネを強く抱きしめました。キツネは生きた心地がしませんでしたが、でも時間が経つにつれ
2人の体は少しずつ温かくなっていきました。外は冷たい秋の雨…でも2人はぽかぽかと幸せでした」
2人はぽかぽかと幸せでしたアッー!!
完全にホモストーリーだこれー!!話のオチがケモホモカップル誕生!?こんな昔話イヤすぎるだろ!
というかりまがこの話で伝えたいことってなんなんだろう…「同性愛マンセー!私もややと抱き合いたいハァハァ」としか
考えられないじゃないか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「子供の頃からずっと好きだった絵本…なんであんなに好きだったんだろう」
子供の頃からずっとやおい本大好き!?ぐわーなんで好きかって、そりゃあんたが腐女子だからだよ!(えー
ガチ百合なうえに真性腐女子ってりまの性癖はハンパねえな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
そしてりまの同性愛マンセー話に触発されたのか、ややもりまにピッタリ寄り添うときゅっと手を握って
2人だけの百合百合ワールドに突入してしまうのでした。あーあ…
バタアアアン!!
「やや!りま!」
「ん…あむちん、おはよー…」
「おそい…」
そして最後には、2人の異変に気づいたあむが助けに来てくれて一件落着。
無事地上に戻った一同は、いつものようにロイヤルガーデンでティータイムをたしなみますが
完全にガチ百合に目覚めた2人は相変わらずで、恋人同士みたいな雰囲気で寄り添ったまま手を放そうとしないのでした。
ちょっとこれは俺的に耐えがたい展開だな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン このガチ百合オーラは友情って雰囲気を確実に超えているよ…
というかりまは元々あむ大好きの百合キャラだったのが、最近そのケが段々抜けてきていい傾向だなーと思っていたのに
ターゲットをややに変えてさらに強力な百合キャラになるってもう勘弁してください(えー 次回に続く
(C)PEACH-PIT・講談社/ エンブリオ捜索隊・テレビ東京
拍手返信いきまーす
・環がバットを持って棒術スペシャルしてる画を想像して吹いた
ごだいと聞いて棒術スペシャルを連想するとはお客さん、熱血行進曲派ですね!
ちなみに私は熱血新記録派です、小学生の時は毎日のように友達ん家行ってあれで対戦してたっけなー
最速のもちづきとダブルドラゴン兄弟がめちゃ強い冷峰、ごうだとごだいの二大巨頭が頼れる連合、
最強主人公くにおの熱血、そして誰も選ぼうとしない花園…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
ほんと花園はみんな選ぼうとしなかったなー、地味というかイロモノというかそんなメンバーが揃ってたせいだろうか…
・よほどカードが売れないのか、ライブオンの原作は年内に終わるらしいですよ
うわあああああああんぶおおおおわあああああああん
アニメが終わるのは覚悟の上でしたが、原作までそんなすぐに終わっちゃうんですか…
なんでライブオンこんな人気ないんだよ…(´;ω;`)泣こうひたすら泣くしかない
・大志さん・・・やっとエンドレスエイトから抜け出せましたよ!!
・古泉お前は殺す!なんだかんだで終わってよかったぁ。
「俺の課題はまだ終わってねえええええ!!」
「は…?」
「そうだ宿題だッ!!俺は夏休みの宿題を何一つやってない!
それをやらないと俺の夏は終わらないんだっ!!」
「何言ってんの?バカ…?」
これまで7話もの間ずっと「明日の俺がどうにかするさ」「明日の俺がどうにかするさ」と、先延ばしにしてきたキョンの宿題。
しかし8話目にしてついに「ねえちゃん!明日って今さッ!!」とハルヒの前でやる気大爆発!
巻き込まれ型人間のキョンが珍しくSOS団を仕切って、一致団結して宿題に取りかかることになります
「古泉!お前は終わってるのか!!」
「い、いえ…バタバタしてたから、まだ仲間です」
「じゃあ一緒にやろう!!長門も来い!お前もまだだよなァ!!」
「…」
「ついでに朝比奈さんも来てください!」
「えっ、で、でもどこで…」
「俺ん家でやりましょう!ノートも問題集も全部持ってきてまとめてやっちゃいましょう!
この夏の課題を全部終わらせるんです!長門と古泉!出来てるとこまで写させろッ!!」
「ええ!」
「よし!じゃあ明日の朝からだ!一日でどうにかしてやるぜ!!」
「待ちなさい…!勝手に決めるんじゃないわよ!団長は私なの!
そういう時はまず私の意見を伺いなさい!キョン!団員の独断専行は
重ぅぅぅ大な規律違反なのッ!!ぐぐ…んぐぐぐ…っ…私も行くからね!!」
そして自分をさし置いて盛り上がるキョン達を前に、蚊帳の外にされたハルヒは「私も仲間に入れろー!!」とついに本音をブチ撒けることに。
そして次の日はみんなで宿題を片づけ、15000回以上続いたループもようやく終わったのでした
うーむ…解決編の今回も新展開はラストの4分だけで、残りの時間は全部今までと同じループだったエンドレスエイト。
最後まで相変わらずのくそったれループでしたが、それでも全編通して思うことは「惜しいエピソードだったなあ…」ということでしょうか
というのも今回のこのハルヒとキョンのやり取りは、私から見てもかなり満足のいくシーンだったからです
今まで「お前ら面倒なことに俺を巻き込むんじゃねーよ」と仲間に毒づくばかりでやる気ゼロだったキョンが
初めて「お前ら一緒に宿題やろう!」と先頭に立ってやる気を出した瞬間だし、
今まで妙な事件を起こしはしても、その解決にはいつもハブられてきたハルヒが
初めて「私だって仲間なんだからね!」と解決に首を突っ込んできた瞬間だし…
要するに、私は今までSOS団を「絆もクソもないうすら寒い関係」だと思ってきたわけです
キョンはいつも「俺を巻き込むな」「俺を一人にしろ」と仲間から目をそむけるばかり、
ハルヒはいつも不思議な事件からハブられ、まるで裸の王様みたいに何も知らずに騒ぎ続けるという…
でも今回のハルヒとキョンの言い合いは、そんな今までの不満を吹っ飛ばすだけのパワーがありました
ハルヒがこんな風に悔しそうに本音をブチ撒けるなんて、初めてのことじゃないですか
今までは「涼宮さんが機嫌を損ねると世界が破滅してしまうんです、困ったものです」という設定のために
ひたすらハルヒのご機嫌取りに終始して、ハルヒと誰かが衝突するなんて絶対なかったわけですから…
でも今回こんな風に言いたいことを言い合って、ようやくSOS団が本当の仲間になったような気がします
それだけに8回ループというクソ展開が余計悔やまれるぜ…(えー
2〜4回くらいで終わらしておけば普通に名エピソードと言われたろうになあ
なんでこんなアニメ史上に残る愚行をかましてしまったんだか…
「ぎょ…ぎょんぐんわだし…じゅるる…みだいにがえれなくなりまじだああああわああああん」
関係ないけど今回みくるの汁芸は凄かったっすね(えー
毎回恒例のループに気づいたみくるが泣き出すシーンですが、
今までは「しくしく」って感じだったのが今回は「じょびじょばー」って感じで、溢れるほどのみくる汁が噴き出しまくり!
そしてそんな大号泣するみくるをニヤニヤしながら見つめる古泉はマジ鬼畜だと思います(えー
でもキョンの家で宿題やってる時の2人は、めちゃめちゃ微笑ましい爽やかカップルそのものでしたね
このみくるの上目遣いときたら!ふおおお!この間の自転車の時もそうでしたが、この2人絵になりすぎだろ…
古泉がみくるとくっついたらハルヒを神作認定してもいいです、そしたらエンドレスエイトのDVDも全部買うよ!(えー
(C)2009谷川流・いとうのいぢ/SOS団
・ここの画像を他の用途(動画の材料にするなり、ブログで使うなり、)に使うことはできるのでしょうか?
転載に関する記述が見当たらないので質問させていただきます。
うーん…あんまり安易に「うん」とは言えない質問ですな…
キャプ画像の使用っていうのは著作権的にあんまり好ましくないところがあって、やりすぎると企業から警告がくることもあるし
やっぱり自己責任によるところが大きいと思うんですよね。要するに、画像を使うなら他人のものを使うんじゃなくて
自分で用意したものを自分の責任で使うべきじゃないかな?というのが私の返答です、ごめんね
8月8日
アニメ感想:極上!めちゃモテ委員長 第19話「スマイル!めちゃモテ未海でフォトジェニックですわっ」
「東條くんと2人きりでショッピングなんて…パニックチュニックタイタニックですわぁ!!」
「ああ…わ、私ったら…そんなバナナですわぁ!!」
潮とデートに出かけて浮かれまくりの委員長、今日もパーフェ…ク…ギャグセンスだけは壊滅的ですわぁ!(えー
時代の最先端を行く極上のモテ子が「そんなバナナ」なんて化石のようなギャグを!?
委員長…毎回のように言っている「気合でなんとかするしかねぇ!」といい、
委員長の性格はときどき妙におっさん臭いですわ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「めちゃモテ!ミラクルチェンジ!大作戦!
合言葉はめちゃモテ未海、フォトジェニックエンジェルミッション!スタートですわ!」
それはともかく今回のミラクルチェンジ大作戦は、写真を撮る時にいつも変な顔をしてしまうりかっちさんに
写真写りをよくするコツを教える内容です。これまたモテ子に限らず役に立ちそうなマメ知識ですね
「ポイントその1!なんと言っても大切なのは目の表情、
目はいつもより少しだけ開き気味に!その方が自然に写りますわ!
ポイントその2!目線はカメラのレンズの真ん中ではなくちょっと横を見てみましょう、
強張った顔で写る確立がグッと下がりますわ!
ポイントその3!正面を向いて写るよりも、
体を少しだけ斜めにした方が綺麗に見えますわ!」
「右向きか左向きか、自分の好きな方を向くといいっちゅ!」
「右斜め45度、これ俺の角度ね!」(えー
写真を撮られる角度なんて考えたことありませんが、仮面ライダーゾルダ北岡先生もイーディさんも委員長も
「斜め写りバンザイ」って言ってるってことは、やっぱり正面より斜めの方が綺麗に撮れるもんなんでしょうか
「ポイントその4!手にポーズをつけましょう、例えば横ピースすると
目が大きく見えますし、こんなポーズだと顔が小さく見えますわ!
ポイントその5!やっぱり笑顔が一番ですわ!自信がない時は目を閉じて、
”めちゃモテ未海”と言ってみましょう!め・ちゃ・モ・テ・未・海!
口角が自然に上がって笑顔が作れますわ!」
め・ちゃ・モ・テ・未・海!言えるかそんなものー!!(えー
さすがにこのアドバイスはないわ委員長…というか「さあ今から写真撮るよー!」って時に
「めちゃモテ未海…むふふふ」とか笑い出す奴がいたら普通に不気味すぎると思う:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
まあ要するに「1足す1は?」「にー!」と同じで、「に」とか「み」の口の形にすれば笑顔になるってアドバイスなんでしょうね
そして委員長の助言を元に、りかっちさんが撮り直した写真がこちら。りかっちさん可愛すぎるだろ…
一緒に写ってる遠野も、さっきはまったく赤面してなかったのが今はぽわぽわ頬を染めてるところを見ると
やっぱりさっきは「坂下さん珍獣みたいな顔してんなー」って
内心ちょっと引いてたたんだろうなあ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン 次回に続く
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