9月30日
おああああああ!!今日はやっとの思いで野球娘の感想書き上げたぞーっと思ったら、
保存する前にビルダーがいきなり強制終了という悲劇が…いやあーー!
うう…せっかく頑張って書いた感想が…もう書き直してる時間ないわ…待っててくれた人ごめんなさい
(C)LEVEL-5/FCイナズマイレブン・テレビ東京 今日こんなに遅くなってしまったのは豪炎寺がめちゃカッコよかったからgif作りにかまけてたとかそういうわけではなくてですね…(えー
ついでに言うとヴェスペリアの攻略の方にも手を入れてたとかそういうわけではなくてですね…
ううっ、強制終了さえなけりゃ全部きっちり更新できるはずだったのに!中途半端なことになってしまって申し訳ない
とりあえず今日は枕を涙で濡らしたいと思います、みんなおやすみなさい…
9月27日
アニメ感想:バトルスピリッツ少年激覇ダン 第3話「巨神召喚・鉄騎皇イグドラシル」
「俺の国では「おはよう」は「パンツ丸見え」って言うんだぞ!」
「は、初めて聞いた!みんなにも教えてくるだよ!みんなー!パンツ丸見えー!
パンツ丸見えー!パンツ丸見えー!パンツ丸見ええええええ!!」
朝起きたらベッドの上に性的なババアが座ってて、しかも朝の挨拶は「やあババア!パンツ丸見えー!」だなんて…
ご褒美すぎるぜ少年激覇ダン…相変わらずバトル描写は「丁寧だけど淡白」って感じですが、
4000歳のエロババア・マギサの存在がご褒美なので、それなりに見られる感じになってますね
それにしても今回のラストシーン、バトル中に追い詰められてしまったダンの場面で引きになりましたが
「いけない…!もうダンをブロックできるスピリットがいない!」
→「なんて奴だイグドラシル…!コイツを攻略する鍵は…」
→ダメかもしれな〜い♪
ってほんとこのエンディングの歌い出しは空気読めてなさすぎてすげぇな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
(C)サンライズ・メ〜テレ
ゲーム感想:テイルズオブヴェスペリア(PS3版)
ケロロ軍曹の存在感は異常
PS3から新たに追加されたケロロ軍曹の衣装ですが、すさまじいほど頭が巨大なのでイベントシーンのたびに笑ってしまいますな
戦闘ボイスも、攻撃「ゲロゲロリ」、ダメージ「ゲロッ!」、勝利「侵略成功であります!」とかいちいちケロロ風になってて芸が細かいです
カロル先生とケロロは声優も元々同じ渡辺久美子だしね…ティアコスをしたエステルも、
鬼太郎を萌え少女にしたような感じで可愛いなぁ(えー
進み具合はまだシャイコス遺跡をクリアした直後ですが、しかし相変わらずリタの強さは異常ですね
ファイアボール以外の技を全部封印して、ひたすら後ろからファイアボール撃たせてますが、それだけでもうつえーのなんのって
便利すぎてとてもメンバーから外せません。火球が1発や2発でこれなんだから、10発まで増えた日には…最高さ!
(C) 藤島康介 (C) 2008 NBGI.
9月26日
拍手返信いきまーす
・大志さんはウルトラ銀河伝説見に行かれますか?僕は事前情報が凄い面白そうなんで当日見に行きます
(あと、最終回行方不明で終わった彼も出ますしね!)
冬のウルトラ映画ですか、もちろん見に行きますよ。ただ最近のウルトラ映画というと、メビウス&ウルトラ兄弟が神映画すぎて
「今度の超ウルトラ8兄弟って映画も面白いに違いない!」とすごい期待して超ウルトラ8兄弟見たら酷い目にあったので
正直今回はあまり期待してな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン おばさんヒロインのフラダンスはもういい…もういいんだ…
・ポケモンが実際面白いかどうかは人によると思いますよ。昆虫採集みたいに色々な種類を集めたり、
自分のこだわりと血と汗と涙の結晶で育てた6体を他人と競わせるのが好きならお勧めできると思います。
あとは見た目にもよると思います by フェルナンド
・ポケモンを…!ポケモンを知らないだなんて…!魅力的なキャラが多くてお勧めだというのに!
というか数々のキッズアニメを見まくって萌えている大志さんがなぜ今までポケモンを見ようとしなかったのか
不思議でしょうがないです。ゲームに関しては、ストーリーはシリーズによって様々なので一口には言えませんが、
キャラは魅力的です。特に女性キャラは。金銀のアカネとかミカンとかは人気高いです。
アニメの方は現在のはかなり賛否両論になってますが、私は好きです。ポケモンを育てるやり方について考えさせられます。
あとアニメのロケット団大好きな私はとにかくロケット団の活躍を見まくることをお勧めします!
下手したらサトシたちよりいい奴なんじゃと思えることが度々あるくらいいいキャラした悪役なんですよ!!
アーボとドガース達を密猟者から逃がすために身を呈して守ろうとする話は本当に泣ける話でした。
何が言いたいかって言うとポケモン見てくださいってお話です。長文すみませんでした……。 by にこ
プリキュア:ブッキー(*´Д`)ハァハァ
バトスピ:メガネコ(*´Д`)ハァハァ
ライブオン:アイちゃんさん(*´Д`)ハァハァ
イナズマ:お嬢(*´Д`)ハァハァ
めちゃモテ:りかっちさん(*´Д`)ハァハァ
しゅごキャラ:唯世きゅん(*´Д`)ハァハァ
ポケモン:……( ^ω^)さて…クローズアップ現代でも見るか
と、いうのが正直な私の心境です。ポケモンアニメは今まで見たことないんじゃなくて、見たことあるけどハァハァしなかったから…(えー
ロリショタ萌え一本釣りみたいなキャラがいないといまひとつ見る気が…
カブトボーグくらい1話に1人マドンナが出て来てくれればいいのに!
・超わかる<ログ補完で死ぬ by はんぺら
やはりはんぺらさんも同じ苦労を!この苦しみを本当の意味で分かってくれるのははんぺらさんだけです、うっうっうっ
一見コピペするだけの作業なのになんであんな手間かかるんだろうね…この時ばかりはブログがうらやましくなるなぁ
・掲載形式を変えてから更新したレビューに行きづらいです…慣れの問題かもしれませんが。最新の雑記にリンク張って
飛べるようにしたら見やすいと思いますがどうでしょう?
・記事分けるのはいいんですが、せめてトップか雑記からリンク飛ばしてくれないと凄く面倒くさいのですが・・・。
忍耐じゃ。心を乱してはならん、フォースを感じるのだ(えー
面倒臭いって言われても…俺がリンク貼ることの方がよっぽど面倒臭いよ!!
お前らの面倒臭さと俺の面倒臭さといっぺん勝負しろ!言っとくが俺の面倒臭さは強いぜ!
一応試しにやってはみましたが…やっぱり今まで通り雑記に書いた方がいいのかなぁ
ちなみに今までの形式のログ保管がめんどくさいのは、例えるなら夏休みの宿題みたいなもので
毎日ちょっとずつやってれば問題ないんですけど、2ヶ月分くらい溜めて一度にやるとめんどくさくて死にたくなるという…(えー
雑記に書いて毎日コツコツ保管すれば一番丸く収まるかな…どうしようかな。
とりあえずキリのいい10月1日からどっちにするか決めましょうか。それまでに色々意見聞かせてください
・シルバーウィーク何してたんですか?休みなのに更新ないって・・・
我慢のない子だ…オビ=ワンよ、わしにはこの子を教えられんよ(えー
9月22日
さて、今日はちょっとしたお知らせがあります。今まではこの雑記にアニメの感想を書いて、
何話か溜まったらログ保存という方式を取ってきたわけですが、このログ保存がウルトラめんどくせぇということに気づいたので
これからは最初からあっちの保存場所の方に書き足して行こうかな、と…
何しろしゅごキャラの数十話分を一気に保存するのが、もうクソッタレなほど面倒だったので:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
まあ保存するかどうか分からないアニメに関しては、今まで通りこっちに書いていくのでよろしくお願いします
9月18日
拍手返信いきまーす
・爆走兄弟とかの話を聞く限り、大志さんはポケモン初代〜金銀世代ですか?その層をかなり狙ってるっぽい新作は買われますか?
(C)ABC・東映アニメーション俺は今イースのことで
頭が一杯なんだよ!!(えーいやイースと言っても画像のイースとは関係ないんですけどね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン ヴェスペリアと一緒に買っちゃった…ふふふ
ポケモンはちょうど私が中学に上がる頃に最初のやつが出てましたなー、でも全くやったことないんで何も知りませんが…
私のポケモン知識と言ったらピカチュウカイリューヤドランビジョン、コダックコラッタズバットギャロップ、サンダースメノクラゲ、
バウバウワウワウタマタマガラガラフシギダネ、ら・ら・ら・言えるかな♪き・み・は・言えるかな♪ら・ら・ら・言えるかな♪ポケモンの名前〜♪
これ以外何も知らない、マジで知らない(えー ポケモンって実際どうですか?面白いんですかね?
・200万ヒットおめでとうございます(´∀`*)これからも足繁く通わせていただきます!このサイトに通うのが私の日課になってますよー。
・200万ヒットおめでーとさんいつも応援してますよ^^
・200万HITおめでとうございます、次は1000万HITですね!(いきなり間飛ばした) by はんぺら
気がつけば200万ヒット!ありがたいことです、100万の時も嬉しかったですが200万もまた違った感慨深さがありますなあ
しかしはんぺらさんの方はWEB拍手がおかしくなって大変だったようですね、私の方は特になんともなかったのかな?
拍手コメントはね…やっぱり貰えると凄く嬉しいのよ!「応援してます」とか「楽しみにしてます」とか、書いてる側からすると
意識することはないかもしれませんが、実際に受け取る側になるとこんな嬉しいもんはないですよね。どれくらい嬉しいかっていうと
(C)荒木飛呂彦/集英社ンッン〜〜〜♪♪実に!スガスガしい気分だッ!
歌でもひとつ歌いたいようなイイ気分だッ!!
最高に「ハイ!」って奴だアアアアアア
アッハハハハハハハハーッ!!というルンルン気分でスキップしたくなるような心境です。逆にこれを断たれた2日間はさぞ禁断症状に苦しんだことでしょう(えー
まあとにかく今は拍手の不具合も直ったようでよかったよかった
・CMがある意味凄かったコミックブンブン休刊について一言どうぞ by 宇宙頂点王だったもの
・コミックブンブンが次の号で休刊らしいです…ライブオン以外にも見所のあったので凄く残念です…
(花子さんとか終わったけどペン回し漫画とか) by 蟹セカン
・ライブオン最終回までもう2話ですよ ブンブンも休刊ですし… 同時に花子さんアニメ化も消えたという… ポプラ社カワイソス
・ライブオンは掲載誌が休刊だそうです(´;ω;`)ダンはバシンとライブオンのいいとこ取りな作品になってくれるのを期待したいですね
世間は一体どんだけライブオンに厳しいんだよ…泣こうもう泣くしかない
アニメ化決まってたのに休刊でパーになった漫画とか…もう世知辛いなんてもんじゃないですな
ライブオンのアニメ本編もそうですが、せっかくこんなにいい作品なのに、世の中に評価されないせいで消えていくっていうのが
寂しくてたまんないですな…というかペン回し漫画とやらは、一体どういう内容なのか地味に気になります
ストリングプレイスパイダーベイビー!!とかそういうノリの漫画なんだろうか(えー
・こんにちは、京香です。ちょっと体調崩しちゃってましたけど、ゆっくり休んでたら治っちゃいました!
水、木と職場体験で、文房具屋さんに行ってきますっ。わたしもよく行くお店で、レジの補助とか、店内のお掃除とか、
品物の陳列とかするそうで、すごく楽しみです♪お母さん達に言っても呆れられちゃうだけなので、
大志さまに言ってみました!えへへ。いつも丁寧に返信してくれるので、とっても嬉しいです。
えと、最近寒くなってきてますし、お身体に気をつけてくださいね。では、また来ます♪ by 京香
ふむう、いわゆる職場体験学習というやつでしょうか、中学生の時私もやったっけなあ
その時は確か文房具屋に行かされました、こういうのはみんな文房具屋に行くのが主流なんですかね?
社会人になってからですが新日石の工場行った時は楽しかったなー、もう有り得ないくらいに広くって別世界みたいな感じでした
確かつい最近まで世界一広い工場だったとか。ああいう普通じゃ行けないところに行かせてくれたらいいのになぁ
・次回予告のジョージさんが最高にかっこよくて、正直ゾクゾクした
ここに来てまさかのジョージさん大活躍の予感!俺はこの展開を待っていた!
そのためにも早く感想追いつかないとな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン 急がないと最終回に間に合わなくなっちゃう…
・そういえば大志さんはまだヴァルキュリア見てますか?私は主役二人のにやにやタイムを今か今かと待っています
いやあ、「感想の続きを書くまでは見ないぜ!」と毎週録画したものを封印しているんですが、
このままでは間違いなく感想を再開する前に放送が終わってしまう:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
新EDのイーディさんがエロイと聞いたので、楽しみにしているんですけど…やっぱり今期は色々と手を出しすぎたな…
特にハルヒとしゅごキャラの感想が長くなりすぎたせいで、プリキュアとヴァルキュリアの感想が握り潰される形になってしまった(´・ω・`)
・はじめまして。いつも楽しく拝見しております!はっちゃけた感想に毎回大爆笑です。おかげで大正野球娘。という
素晴らしいアニメにも出会えました。百合は苦手だけどこれはぎりぎりセーフです。いや、百合じゃないと信じています。
私、信じてる!10話のたまちゃんはこれまたやばかったので、その感想もわくわくしながらお待ちしております!
ほんと野球娘の出来の良さは凄いですよね、見れば見るほどあらゆる場所で新しい発見があるし
晶子のキレ芸や巴の天然っぷりは見てて楽しいし、岩崎や柳の格好良さも素晴らしいです。というか岩崎大好きです
岩崎が最後に報われる展開があれば間違いなく殿堂入り確定です(えー
あと岩崎好きの人は今月のアニメージュを買うべき。世にも珍しいギャグ顔の岩崎が拝めます。こんな顔する時もあるんだなー
しかしあさっての方向もそうでしたが、J.C.STAFFは原作のアレンジが物凄く上手いですね
野球娘もあさっても原作から大きく外れたストーリーを展開しているのに、ここまで完成度高いものが仕上がるとは正直感心してしまいます
ここまで私の感性にビビッと来るものを作ってくれるのは凄いとしか。殿堂入りと評価した4つのアニメうち、
2つがJ.C.STAFFの手がけた作品ってことになるわけですからね
9月17日
アニメ感想:しゅごキャラ!どきっ 第100話「誕生!2つのキャラなり!」
「こ、これは…!?唯世君、一体どうなってるの!?」
「僕にも分からない、いきなり強い光に包まれて…」
ついに開錠されて辺り一面に物凄い光を放ち出したハンプティロック。思わずあむ達が目を閉じて身構えると、
気づいた時にはシャボン球に包まれた妙な光の空間の中にいました。
なんだか大魔王バーン様に”瞳”にされた状態を思い出しますな。悪いけどクロコダインのおっさんは戦力外ってことか…(えー
「イ、イクトは…?」
「あむちゃん。あれ!」
「えっ…イクト!?」
どうやらこの空間の中にいるのは、あむ・唯世・ミキ・スゥだけのようで、イースターの面々やイクトの姿は見当たりません
ところがその時、辺りをキョロキョロ見回すあむの前に、幼い頃のイクトの映像が映し出されました
「うっ…ひっく…お母さんに会いたいよぉ…!」
「お母さんは寝てないとダメだって…体の負担になるから会えないんだ」
「うぅ…やだぁぁ!お父さんもいなくなっちゃったのに…寂しいよぉ…!」
どうやらこれは、アルトが失踪した直後にイクト母が心労で倒れてしまった時の映像のようですな…
ある日突然両親が目の前から消えてしまい、わんわん泣きじゃくる歌唄をイクトは気丈に励ましていましたが…
「歌唄、泣いちゃダメだ。俺達みたいな子は泣いちゃダメなんだ。泣いたらみんなに同情される」
「どうじょう…って、なに?」
「可哀想って思われること」
「かわいそうだと、ダメなの…?」
「えっ」
どうやら人から同情されるのだけは嫌だと思っているらしいイクト。歌唄にも他人に同情されないようにしろと言い聞かせますが、
「同情されると何か悪いことがあるの?」と言われると「えっ」と言葉に詰まってしまいます。お、おいおい!
「だってなんとなく嫌じゃん」とかそういう理由ですかイクト!?そんなんで人にまで強要しなくても!
「かわいそうに…」「まだ小さいのにねえ…」「かわいそう…」
「…」
しかしその後の暮らしの中で、イクト達は知りもしない他人から、会う人会う人口々に哀れみの言葉を投げかけられてしまいます。
確かにこれは鬱陶しくてたまらんですな…「俺の人生は見世物じゃないんだ」と、うわべだけの同情を嫌うのも仕方ないのかもしれません
同情するなら金をくれ!同情するなら金をくれ!!(えー
「おにいたーん!ふふふ、あははっ」
「今日からイクト君と歌唄ちゃんは、うちで預かることになったのよ」
「おにいたん、一緒に住むの!?」
「(にこっ)」
「2人ともとても可哀想な子達なのよ、唯世、優しくしてあげなさいね」
「…」
そして次に映し出されたのは、唯世きゅんの家に引き取られてきた場面。最初はじゃれついてくる唯世に笑顔を見せていたイクトでしたが、
唯世ママに「可哀想」と言われて微妙な表情に…ああ…イクトが唯世ママにつっけんどんな態度してたのはこういうことだったのか
でもなあ、ただ同情するだけで完結して何もしない連中と、イクトを引き取って家族同然に育ててくれた唯世ママとじゃ
同じ同情でも全然意味が違うと思うけどなあ。今のあむにしたって「ボロボロのイクトが可哀想」って気持ちで動いてるわけですから。
「可哀想なイクトを助けたい」って意味じゃ、あむと唯世ママとの間に違いなんてないと思うけどなあ
「可哀想なんかじゃないよ」
お前は黙っとれクソバカ司この野郎!(えー 人がせっかく話をまとめた時に空気の読めてない奴め
というか相変わらず「本当の事を知ってるのは僕だけさ」みたいな、いちいち見透かした話し方がどうも好きになれないな…
「誰だっていつかは巣立って一人立ちして行くんだ。それが遅いか早いかだけの違いさ」
早すぎるだろ…小学生で一人立ちは早すぎるだろ!
なんかもう言ってることがムチャクチャですよ!同情する必要ないとか一人立ちできるとか
それって極端な話、別に可哀想じゃないから引き取る必要ない、一人立ちできるから追い出したって関係ないってことに
なるじゃないですか!もう頼むから司は口を開かないでくれおねがい:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「イクト君、これを。入院したお母さんから預かっていたんだ」
「これは…父さんのバイオリン…」
「お父さんの気持ちが篭もったバイオリンは、やはり君が持っておくべきじゃないかな?」
「…あの人のせいで…母さんや歌唄は不幸になったんだッ!そんなバイオリン弾けない!」
「それは誰に言われたこと?幸せってなんだろう、不幸せって何かな?」
さて…このシーンですが、ちょいと会話の流れがややこしいことになってます。一見イクトのセリフは
「親父が逃げたせいで母さん達は不幸になった、そんな奴のバイオリンなんて弾きたくない」と言ってるように見えますが、本当のところは
「親父の不幸を呼ぶ演奏のせいで母さん達は不幸になった、そんな縁起悪いバイオリンなんて弾きたくない」と言いたいようで、
それを受けて司が「不幸を呼ぶ演奏っていうのは誰に言われたこと?本当にそんな演奏してたのかな?」と答えているわけですな
うーん…しかし演奏なんて関係なしに逃亡したこと自体が思いっきり歌唄と母さんを不幸にした
と思うんですがどうなんだ…歌唄はあんだけ号泣して母さんはショックで死にかけてるっていうのに…
演奏なんて何も関係ねーじゃん!確認するまでもなく明らかに不幸にされてますよ!
「知りたいと思わない?僕と一緒に探しに行こう、お父さんの本当の気持ちを」
「…」
やめろー!イクト聞く耳を持つなー!と言いたいところですが、イクトが司と旅に出てしまうことはこの間明かされた通り。
こうして司の口車に乗ってしまったイクトは、アルトが不幸を呼ぶ人間なのかを確かめるために、司と旅に出てしまうのでした
「どこへ行くんですか、おにーたーん!」
「あ…」
「ま、待って!待ってぇ!(どてっ)あぅっ…!」
「…うぅ…!」
(唯世、歌唄…!ごめん…!ごめんな…!)
そして霧の深いあの早朝、旅立ちを唯世に見つかってしまうシーン。こうしてイクト視点で見てみると
唯世視点の時より物凄く辛そうな顔をしております。唯世視点の時はすごい無機質なツラで去っていったのに!
うーん…まあこの辺は、霧が深いから唯世からはイクトの表情がよく見えなかったってことでしょうか。
ただこの「ごめんな」を声に出して言っていれば、唯世からの印象もかなり違ったと思うんだけどな…ガン無視されるのは辛いよ…
「イクト兄さん…そんな思いで出て行ったなんて…!ちゃんと言ってくれれば…!」
そんなイクトの本心をようやく知ることができ苦悩する唯世。
ちゃんと言ってくれれば…ほんとその一言に尽きますよね…今までだって何度も何度もイクトにそう訴えてきたしなぁ
話してくれれば済むことを、こんなハンプティロックのスーパーパワーを使わないと教えてくれないなんて、イクトの難しい性格にも困ったもんです
「えっ!?お金がない!?」
「うーん、お財布ごと見つからないんだよねえ」
「それ絶対落としたかスラれたんだろ!?今日の宿とご飯どうすんだよ!
人のこと散々連れ回しといて!結局父さんのアテなんて何もなかったじゃないか!」
「「ひ…ひどい…」」
「司さんてもっと頼りになる人だと思ってたけど…」
「どっちが大人か分かりませんね…」
そして遠い異国の地へやって来たものの、到着して早々うっかり全財産をどっかへなくした司
やむなくそれからの生活費は、すべてイクトが路上のバイオリン演奏で稼ぐハメになってしまいます。
これにはあむ達もほとほと呆れるばかり、イクトが楽器上手くてよかったなぁ
もしイクトに才能がなかったら2人仲良くのたれ死にしてるじゃないですか!(えー
ぴろりり〜ん♪ぴろりろり〜ん♪
というわけで毎日のように路上でバイオリンを弾きながら、数々の町を渡り歩いてアルトの手がかりを探すイクト達。
行けども行けどもなかなかをれを見つけることは出来ませんでしたが、
ある日とうとうアルトをよく知っているというお婆さんを発見します
「こ、この写真…!父さん!?」
「アルトさんは、学生の頃に演奏のバイトをしながらヨーロッパを巡っていたんだって。
このお婆さんのお店でも働いていたらしいよ、演奏を聴きに来た人達でお店は繁盛して、
お客さんの一人と娘さんが結婚までしたらしい。
お父さんに出会えたら”みんなに幸せをありがとう”と伝えて欲しいって」
「不幸を呼ぶ音色」と黒い噂の絶えなかったアルトの演奏ですが、しかし実際は不幸どころか幸福を呼び込んでいたようです
そんな事実を知ったイクトは「やったー父さんの演奏は悪いもんじゃなかったんだワーイ」と…
うん…まあ…さっきも言ったけど、それが分かっても別に母さん達の不幸とは関係ないよな…(えー
「10年くらい前にアルトの演奏は人を幸せにしてました」って言われても、今アルトに捨てられて傷ついた母さんや歌唄には関係ないし。
ただ単にイクトがアルトのバイオリンを弾くのに抵抗なくなっただけっていう…
わざわざこの旅する必要あったんだろうか…唯世きゅんの人生まで歪めて強行したっていうのに:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「このバイオリンは…誰かに不幸を呼んだりしてなかったんだ…!」
「そうさ…誇り高きノラ猫くん。もう大丈夫だ、君は誰かに同情されたり、
指図されたりしなくていい」
「うっ…うっうっ…うう…!」
しかし「これで何もかも解決だね」というように話をまとめてしまう司。えー!?
(C)渡辺保裕/新潮社まとめに入ってんじゃねぇよッ!!(えー そ、そんな…「アルトの演奏は不幸の元じゃない」ってことが確認できたら全て解決!?こんなバカな!
不幸になったイクト母や歌唄がそれで救われるとでも言うんでしょうか、正直話の流れについて行けてません
とにかくこれで憑き物が落ちたかのように、翌日からは晴れやかな顔でバイオリンを弾き始めたイクト。
「これからが俺の人生の始まりだ」とでも言うような、新たな門出を思わせるシーンですが…
「ようやく見つけたぞ」
「なっ…!?」
ところがそんな幸せな時間もつかの間、突如現れた黒服の男達に連れ去られてしまうイクト!
そう、イクトの行方を追って日本から追いかけてきたイースターの連中です。幼いイクトでは大の男相手にどうすることもできず、
あえなく日本まで連れ帰られてしまいます。ちなみに司は、そんなイースターの接近に気づかず
町でパン買ってるうちにイクトを誘拐されてしまいました。あーあ
「手こずらせてくれたなイクト、これからは私がお前の父親だ」
「な…!?お、お前は…!?」
「お前の母親は私と再婚した。イースターは私の物だ、これからは私の命令に従ってもらう」
そして帰国したイクトの前に姿を現したのは、新たなイクトの父親を名乗るクソ外道専務!
イクトの母親は元々イースター会長の娘…専務はそんなイクト母と結婚する事で、イースターを完全に掌握しようと企んでいるようです
ちなみにアルトも結婚する時には「うちの娘と結婚するなら、イースターの世継ぎになってもらうけど大丈夫なの?」と条件を出されて
「はい!大丈夫です!」と承諾して結婚したそうですが、「やっぱやーめた」と突然全てを放り出して
行方をくらましてしまったのです。なんかもう本当にどうしようもねえ父親だな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「イクト…私は事務所のマンションで暮らすわ。あんな人達、お父さんでもお母さんでもないよ」
それから数年の月日が流れ、成長した歌唄は両親に愛想を尽かして家を出て行ってしまいました
どうやら母親は退院してもずっとアルト失踪のショックから立ち直れていないらしく、そんな母親の弱い姿が歌唄には我慢ならなかったようです
というかやっぱりあの旅はなんの解決にもならなかったなぁ(えー
「アルトの演奏は不幸と関係ないんだ!」って、そんな事実はお母ちゃんに何の効果もないんじゃないですか
「これで全部解決だね」とあの時イクトと司が喜んでいたのがマジで理解できません。司は一体何がしたかったんだ…
「イクト、お前には自由はない。逃げ出せば残された者がどうなるか、分かっているな?」
「…ああ…分かっているさ」
それからのイクトの人生は、母親と歌唄を盾に脅されてイースターにがんじがらめにされる毎日でした。
アルトが逃げ出した責任も負わされて、長い間相当いいようにこき使われて来たようです
何もかもアルトのせいです(えー
一体どれだけ家族を不幸にしてるんだあのボンクラ親父は…演奏がどうとか関係なしに、どうしようもない不幸を撒き散らしてますな
「歌唄ちゃんやお母様を守るために専務の言いなりに…あっ…!?ベティ!?この記憶は…!」
そして次に唯世達の前に映し出されたのは、あのベティが死んだ日のイクトの記憶でした
唯世の視点からでは何をするだァーッ!!とイクトが惨殺したかのように見えた光景ですが、本当は何が起こっていたのか…
「くぅん…くぅん…」
「そうかい…お前は冷たい病院のベッドより、住み慣れたこの庭で眠りたいんだね…?
待っておいで、今毛布を持ってくるから…」
ゲェー!?なんとすでに寿命で息も絶え絶えだったベティ、病院に行くより我が家で天寿を全うしたいと唯世の祖母に訴えて、
すでに庭に横たわっている状態でした。おいおいまさか…
ぴろりり〜ん♪ぴろりろり〜ん♪
「おやすみ…ベティ」
「…」
普通に寿命で死んだー!!なんだそりゃー!!ま、待ってくださいよ!
これで「ベティは何で死んだの」と唯世に聞かれてガン無視する必要性が一体どこに!?
普通に教えてあげれば済む話じゃないですか!仮に唯世きゅんがイクトの言葉を信じなかったら
それはそれで今「僕が間違っていたんだ…」と唯世きゅんが反省するシーンになるんだし…
「ベティはイクトのバイオリンを聴きながら、安らかに息を引き取ったんだね…」
「暖かい陽だまりの中で…」
「お兄さん…僕は…」
そんな真実を知って「僕はなぜお兄さんを信じなかったんだ」と自分を責める唯世ですが、
正直何度も何度もイクトから話を聞こうとした唯世きゅんの行動に落ち度はなかっただけに、
別にこれ唯世きゅんは悪くないよな…と思ってしまいます:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「誰かを傷つけるたび受けてきたイクトの痛み…イクトのなりたい自分は、
そんな姿じゃない!!分かったよ…私が何をしたらいいのか!!」
そしてイクトの全てを知った今、ついに自分が一番やるべき事を見つけ出したあむ!
その時ハンプティロックが再び激しい光を放ち、あむ達は専務やイクトのいるあの塔へと帰還することに!
「私の心…アンロック!キャラなり!アミュレットダイヤ!!」
ダイヤキター!!ラン、ミキ、スゥとは一味違う、特別な時にしかキャラなりできないスーパー形態・アミュレットダイヤ!
これでイクトとの不毛な戦いを終わらせるつもりなんでしょうか
(私は小さくて、力も弱くて、男の子みたいには戦えないかもしれない…
でも私には…違う強さがある!)
「流れ星に願いを乗せて!シューティングスターシャワー!」
そしてイクトに向けて必殺技を発射したあむ!これは攻撃というより癒しが目的な感じでしょうか、
無数の星と光に包まれたイクトは、どことなく安らかな表情に変わっていきます
とはいえ完全に洗脳が解けたわけではないようですが、次にあむが見せた行動とは…
(イクト…本当にイクトが欲しいもの…今分かったよ…!)
抱きつきやがったー!!ぐわあああああああああ!!
ちょ、ちょっと待ってください、「イクトが本当に欲しいものをあげる」→抱きつきって
私をあげる!?プレゼントは私ですか!?うあああこれ唯世きゅん涙目にもほどがあるんじゃないですか!?
いきなり目の前でこんな彼女の浮気現場を見せられるなんて:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「…あ…あむ…?」
「イクト…!」
(分かったわあむちゃん…それがあなたの答え…!)
パアアアアアアア
「え…?この感じ…キャラなり…!?」
そんなあむの愛の力でついに正気を取り戻したイクト!さらにその時、あむの「本当になりたい自分」を感じ取ったダイヤは
あむを第5のキャラなりへと導いていく!そう、あむが4つもの形態にキャラなりできるのは、
それだけ「あんな風にもなりたい、こんな風にもなりたい」という気持ちの表れで、本当に一つだけなりたいものが決まっていないから…
しかしそれが今、ついにあむの中で確かに形になったようです。第5のキャラなりとして現れた、あむが本当になりたい自分とは…
仮面ライダー電王クライマックスフォーム!
しゅごキャラ4体が合体して俺は最初っからクライマックスだぜぇぇぇぇって何じゃこれはー!?
お嫁さん!?あむが本当になりたいものはお嫁さんですか!?
い、いやまあ「将来の夢はお嫁さんです」って、それ自体は女の子らしくていいと思うんですが
シチュエーション的に完全にイクトの嫁だこれ!唯世きゅんはどうなっちゃうんですか!!
スタッフは一体どこまで唯世を可哀想な目に遭わせれば気が済むんだ…
今まで散々イクト達に振り回されてきたあげく、大好きな彼女が目の前で浮気してイクトの嫁になるとかもう…もう…
救いはないんですか!?もうどんな感情より「唯世きゅんが可哀想」としか考えられねーよ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
あ、そうそう、イクトも本当になりたい自分を見つけたようで、ヨルとのキャラなりでセブンシーズトレジャーという海賊姿になってました。
これは「もう俺は何にも縛られない、俺は自由だ」っていう心の表れなんだろうなあ。しかしそんな事より唯世きゅんが(ry 次回に続く!
(C)PEACH-PIT・講談社/ エンブリオ捜索隊・テレビ東京
9月15日
アニメ感想:大正野球娘。 第10話「私は何をする人ぞ」
「でもすごいね〜!別荘の管理人さんが、一流ホテルの元料理人だなんて!」
「料理も楽しみだけど、私としてはやっぱり温泉よね!」
「私は温泉も料理もどっちも楽しみ〜!」
「浮かれている場合ではないぞ!合宿というものは、もう少し禁欲的に行うべきではないのか!」
「ふふ、そんな格好のタマちゃんに言われてもね〜」
「なっ!?こ、これを無理矢理着せたのはお雪だろ!!」
さて今回、目前に迫った朝香中との試合に向けての総仕上げに、夏休みの合宿を組むことになった桜花会。
晶子の別荘がちょうど過ごしやすい高原にあるということで、そこに向けて小梅達はウキウキしながら移動していました
「今回の合宿はまたとない機会よ!これから2週間頑張って練習して、
私は巴お姉様との距離を一気に縮めるわぁぁぁ〜!!」
「きょ、鏡子…」
そんな中で「巴お姉さまとひと夏のアバンチュールを過ごすのだわー!!」と一番燃えまくっていたのは意外にも鏡子。
メキメキ野球の腕を上げている他のメンバーと違っていまいち目立ってない鏡子ですが、この合宿で一気にスーパーパワーアップして
巴に「きゃあああ鏡子ちゃんしゅごいのほおおお」と注目してもらいたいようです
「「「「(゜д゜ )ポカーン」」」」
「な、なんと申しましょうか…昨夜の嵐でご覧の有り様です、お嬢様…まことに申し訳ございません」
あ…?あ…?ところが小梅達が別荘に着いてみると、不運にも別荘は昨夜ひどい嵐に見舞われた後!
しばらくはとても泊まれないグシャグシャの半壊状態に…そして一流シェフの腕を持つという管理人さんも、
その時の被害で腕を骨折してしまったようで…これじゃ料理の方もダメですな…
せっかくいい旅夢気分でやってきた小梅達は天国から地獄、その辺の粗末な集会所で合宿を行うハメになってしまいます
「はぁ…集会所かぁ…」
「まあ…露天風呂は借りられるっていうし…」
「胡蝶ー!!早く早く!!」
「鏡子ちゃん、凄く張り切ってるねぇ」
「あはは…」
「私達も、鏡子ちゃんに負けていられないわよ!」
しかし誰もが「なんだよ話が違うじゃんかよー」とやる気をなくす中、唯一相変わらずの張り切りようでグラウンドに駆け出す鏡子!
動機はどうあれそのやる気は本物のようで、小梅達もそんな鏡子に触発されて練習に打ち込むことにします
「次、外野!」
「はい!!」
カキイイイン!
「オーラ…あ、あーあ」
「鏡子、最後まで追いかけなさい!」
「は、はい!」
「もう一丁!」
カキイイイン!
「(どたどたどた)…あ、あーあ」
「全力で食らいつきなさい、あなたの後ろには誰もいないのですよ!」
こ、この根っからのクソレフトがー!!
何やってんですか鏡子!あれだけやる気満々だったにも関わらず、いざノックで自分の方に際どいフライが飛んでくると
「あーあこりゃ走っても届かんわ」と早々に諦めるばかり!気持ちが萎えるの早すぎだろ…諦めたらそこで試合終了だよ!(えー
「ふん!ふん!」
「ほわ〜…」
「鏡子ー!上!上ー!!」
ばかーん!!
「ごふうっ!!」
しまいには素振り中の巴に見とれてる間にフライが脳天直撃して失神KO!!
なんてダメな奴なんだ鏡子…結局この日はまるでいい所を見せられないまま、練習を終えて食事タイムになってしまいます
「鏡子、大丈夫…?」
「うう〜…まだタンコブが引かない…」
「鈴川さん!さっきのライスカレーとっても美味しかったわ!あんなの初めて!」
「大したことないのよ、お父さんに教わった通りに作っただけだから」
どうやら今夜の晩ご飯は、骨折した一流シェフの代わりに小梅がライスカレーを作ったようです
そんなライスカレーの味を巴は大絶賛、さすが食堂すず川の娘は料理も達者なようですな
「いいな〜鈴川先輩…巴お姉さまに誉められて…はっ!?そうよ!距離を縮める手段は
野球である必要はないの!他の事で認めていただいても同じだわ!」
そして巴に小梅が誉められているのを見て、「よっしゃー野球はもう諦めて別のことで気を引くぜ!!」と再び闘志を燃やす鏡子!
がんばる方向が間違ってるだろ!!これが野球の合宿だということをお忘れですか鏡子さん!?
「「ええ!?勉強会!?」」
「そう、明日から毎日夏休み明けの試験に備えて、夕食後に行います!」
「「ええ〜〜〜?」」
「桜花会設立の条件に、”ベースボールと学業の両立”というものがあったことを
忘れていませんか?喜びと苦難は等しく天秤の上で釣り合っているものです。
どちらか一方を手にする事はできません」
「「ああ…はい…」」
ところが布団を敷いて今日はもう寝ようというその時、乃枝達から明かされた勉強会の存在。
小梅と巴だけが激しくブーたれている所を見ると、この2人だけ明らかにアンポンタンなようです(えー
しかしこれは鏡子にとってチャンスですな、巴が一年生以下のアホなら勉強を教えて感謝してもらえそうな…
「うう…合宿に来てまで勉強?いいわよするわよしてあげるわよ!」
「ちょ、ちょっと姉さん?」
「でも今夜だけは!好きにさせてもらうわ!!」
しかし相当勉強が嫌いらしい巴は、「うおおーっちっくしょー!!」とわーわー叫びながら力いっぱい枕を握り締めてしまいます
どうやら勉強をせずにすむ今夜だけは、枕投げで思う存分遊びたいようですが…
「お、おいバカバカしい事はよさんか。なあお雪」
「(にこにこ)」
「お、お雪?」
「(にこにこ)私も一度してみたかったの」
思う存分枕を人に投げつけてみたいのとニコニコ顔で物騒なことを言い出す雪!ええいこの腹黒め
しかし枕投げをやりたがっているのは巴と雪の2人だけ、他のメンバーは乗り気ではないようですが…
「石垣さんの言う通りよ、小学生の男子がするような子供じみた…(バゴッ!)
あ?よくもやりましたわねッ!!」
「バ、バカやめろお雪!(バゴッ!)うっぶ!?よくもやったなァ!!」
ところが晶子と環も枕をぶつけられると一転してやる気に!晶子の毎回激怒っぷりは異常
晶子はほんと毎回何かあるたびに激怒してるなぁ、岩崎の結婚生活とか考えただけで同情してしまうんだが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「巴さん!逃げるなんて卑怯ですわ!!」
「へへーん早くかかってこーい!」
「あはははは、あはははは!」
バゴバゴオッ!!
「…」
雪死んだー!!なんてこと!環に枕をぶつけて調子に乗っていた結果、不運にも巴と晶子の攻撃に巻き込まれて
ピクリとも動かずに昏倒!ああ、これは食らった人間は必ずパンチドランカーになるという片山右京の菩薩掌状態!
もはや雪がまともに目覚めることはあるまい…自業自得とはいえ貴様らしくないみじめな最期だったな…(えー
「お、お雪!?おのれぇ、よくも!」
「石垣さん!巴さんの枕には殺意がこもっていましたわ。一緒に仇を討ちましょう!」
「え、ええ!?」
な、なにィー!?自分も巴と共犯なのに、「巴は最初から雪を殺る気だった」と環を丸め込んで味方につける晶子!まさに外道!
そんな環・晶子タッグに追い詰められてしまう巴、さすがに身体能力の高い環が加勢に入っては厳しいものがあります
「きょ、鏡子、どうしよう…」
「決まっているじゃない!巴お姉さまをお守りするのよおおおお!!」
ずるっ
「だああああ!?」
ばごしゃー!!
「あぁ…!?」
「さ、桜見、なんてことを!」
「す、すいません、巴お姉さまをお助けしようと思って…」
や、やりやがった!「はっはっは私が入れば2対2だ!!」と参戦した鏡子でしたが、うっかり足を滑らせて枕はあらぬ方向へ!
そして障子に勢いよくぶつかった鏡子の枕は、ご覧の通りの大穴を空けてしまいます。お泊まり先でこんなバカをやらかすなんて!
ぎーこぎーこ
「ふう…」
「後は障子紙を貼れば終わりね」
「ごめんね胡蝶、付き合わせてしまって…」
「いいのよ、そんなこと気にしなくて」
結局次の日、自分の手で障子を修理するハメになってしまった鏡子。ギコギコとまずは木の部分を修復するところから始めて、
あとは障子紙を貼れば終わりという所までこぎつけましたが…
「(すたすた)」
「はっ…!?あれは巴お姉様のワンピース!?」
ところがその時、みんなの服を洗濯しようと通りがかった記子。その中に巴のワンピースが混じっていることに気づいた鏡子は…
あぁクンカクンカ!クンカクンカ!いい匂いだなぁ!きゅんきゅんきゅい!(えー
と、障子の修理は胡蝶に任せて記子の後を追ってしまいます。ゲー!!
「えっ、そう?休憩時間なのに悪いわね」
「後輩が先輩の手伝いをするのは当然のことです!!」
「それじゃお願いね!」
「はい!さーあ綺麗にしてあげるからねー!」
《鏡子、ありがとう》
「ヒャッハー!!」
ドザババババババババ!!
「あ…?あ…?」
や、やりやがったー!!記子に無理を言って洗濯を代わってもらったものの、あまりにも張り切りすぎてしまった鏡子は
巴のワンピースをパワー全開でメッタクソのボロ布にしてしまう!当然喜ぶどころが逆にどんより落ち込んでしまう巴。
その後も、台無しになったワンピースの代わりにセーラー服を着るハメになってしまうのでした。あーあ
「ここのところはこれにこれを代入して、こうしてこうしてこうすればこうなるのよ」
「「うう〜ん…」」
「巴、小梅、どうしました?それは一年生の問題ですよ」
「「はあ〜い…」」
そんなこんなでその日も夜となり、たのしいたのしいお勉強タイムがやってきました。
しかし巴と小梅は一年生の問題ですらさっぱり解けず、頭をうんうん悩ませており…
それにしてもアンナ先生の説明テキトーすぎですよ!
こうしてこうしてこうしてこうって何ですか、一体何をどうすれば!?
「うーんうーん…」
「小梅さん、どこが難しいのかしら?」
「ここのところが全然分からなくて…」
「ああそれなら、ここをこうしてこうやってこうすれば…」
「あ、そっか!ありがとう晶子さん!」
「どういたしまして!」
「(ニマアッ)」
「!?」
あ、晶子あんたって人はー!小梅に勉強を教えてあげながら「巴さん今どんな気持ち?ねえ今どんな気持ち?」と巴に勝ち誇った笑みを!
少しでも隙を見せたらこれとは鬼ですな晶子。晶子とは一度仲がこじれると、ずーっとケンカ売られまくるから困るなぁ(えー
岩崎の結婚生活を想像すると、もう大変なんてもんじゃないんじゃ…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「巴お姉様!一年生の問題なら、私がお役に立てるかと!」
「あ、じゃあ2人で考えようか!」
「はい!」
↓十数分後
「「う〜んう〜んう〜んう〜ん」」
「…?2人とも一年生の問題に何を苦しんでるのよ、見せてごらんなさい。
ここをこうでこうこうこう、こうしてこうすれば、ほら」
「おお〜!凄いなぁ、さすが東邦星華いちの秀才!頼りになるわぁ!」
「うう…」
全然ダメじゃないですか鏡子!スポーツダメ家事ダメ勉強もダメだなんて、何か一つくらい取り得はないんですか!
ううむ…そういえば公式サイトの個人プロフィールを見ても、一人だけ全能力値が最低クラスだしなあ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
結局また巴の役に立てずに落ち込みモードの鏡子、このままずっと何もできずに合宿を終えてしまうのか…
ごしごしごし
「よ、よせ、自分で出来るから…」
「何を恥ずかしがっているの、子供の頃はよく一緒に洗いっこしたじゃない」
「や、やめっ、くすぐった…!」
風呂キター!!ついに来たか皆さんお待ちかねスーパー風呂タイムが!
そうだ鏡子にも取り柄はなくともおっぱいがあるじゃないか!おっぱいおっぱい!
まあおっぱいで視聴者は喜んでも巴は喜ばないと思いますが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「はっ!?そうだわ私も!」
《ありがとう鏡子…今度は私が…ね…?》
「キャー!!巴お姉様あああああ!!」
「あはは…わ、私もう上がるわね」
そして雪と環の洗いっこを見ながら、またも巴との性的な妄想を始めた鏡子。そんな鏡子の姿に、ついに親友の胡蝶ですら
「とても付き合い切れねぇ…」とギブアップしてしまいました。それでいいのか鏡子よ!
「あ〜いい湯でしたねえ〜!」
「大丈夫?足下見える?」
「タマちゃん、いいお風呂だったわね〜」
「ふんふんふふ〜ん♪」
と、そこでみんなが次々に風呂から上がっていく中、ついにお目当ての巴が登場!
なにげにメガネがなくて足下が見えない乃枝の、手を引いてあげてる記子がポイント高いですね
というか乃枝は、メガネ外して髪型変えるとめっちゃ可愛いな…正直桜花会の中でもトップクラスじゃないでしょうか
今まで散々バジルバジル言いまくってすいませんでした:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「ふぅぅ〜…(ざばざば)」
(巴お姉様が上がったら、すぐさまお背中をお流しするのよ〜!ふふふ!)
↓数十分後
「友をえらばば書を読みて〜♪六分の侠気〜四分の熱〜♪」
「…」
「あ、ねえ鏡子、一緒にお風呂入るの始めてよね?せっかくだから背中流してあげよっか!」
「…」
ざっばあーん
「きょ、鏡子ーッ!?」
ああせっかくの巴の申し出も時遅く時間切れ!湯船の中でずっと巴が上がる瞬間を待っていた鏡子ですが、
巴が来るより遥かに前から浸かりっぱなしだったせいで、ゆでダコ状態になり気を失ってしまうのでした
というか巴、体洗うより先に湯船に浸かるってちょっとアレだなあ(えー みんなで使う風呂なんだから綺麗な体で入ろうぜ!
ちーん…ちーん…
「こ、ここは…?」
「鏡子…鏡子…」
そして風呂の中で気を失った鏡子は、やけに殺風景な川の中という妙な精神世界へやってきてしまいます
そこには巴と、なぜかトライアングルをチンチン鳴らしている胡蝶の姿が…
よくは分かりませんがこれが噂に聞く三途の川か…(えー
つまり鏡子はシンケンジャーの世界に迷い込んでしまっ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
ちーん…
「フライは捕れない」
「えっ…」
ちーん…
「障子は破る」
「と、巴お姉様…」
ちーん…
「洗濯も出来ない」
ちーん…
「勉強もダメ」
ちーん…
「さようなら、もうお姉様とは呼ばないでね(すーっ)」
「ま、待ってください巴お姉様!(ずぶずぶずぶ)あっ!?あああ…あああああーっ!!」
そして散々鏡子にダメ出しをしたあげく、忽然とその場から姿を消してしまう巴!
巴に見捨てられて慌てふためく鏡子ですが、その時自分の体が急にずぶずぶと川に沈んで行ってしまう!
らめえええ外道衆になっちゃう!外道衆になっちゃうううううう(えー
そして三途の川に深々と沈んでしまった鏡子の末路は…
「まってえええええ!!行かないでえええええ!!
お願いいい誰かああああ誰か助けてえええええ!!」
「「「「…」」」」
「あああ…きょ、鏡子!鏡子ぉ!」
真夜中に寝ぼけてやかましい声で大絶叫!!鏡子もうダメだー!
当然ながら三途の川のことは全部夢のこと。現実の鏡子は、あれから寝室まで運ばれて寝かされていたようです
しかしみんなが寝静まった頃に、物凄い声でこうして寝言をわめき出してしまったと…
物凄く眠そうな環、笑顔で内心キレてそうな雪、そして明らかにブチキレている晶子という面々を見て
胡蝶も気が気じゃありません。というか晶子の短気っぷりをほんと誰かどうにかしてやって:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「あぁ…起きて迷惑、寝ても迷惑…」
「げ、元気出してよ、巴先輩とお近づきになる機会はきっとあるから…」
「はーいみんな!今日は合宿も中日になりました!
そこで思い出に残るレクリエーションを行いたいと思います!
それは肝だめし大会でーす!!」
「「「わああああ〜♪」」」「へげぇえっ!?」
「後で2人1組になるようクジを引いてもらいますから、覚悟しておいてくださいねぇ〜!」
「ね、ねえ、これ使えるわよ!私がクジに細工して、鏡子と巴先輩を同じ組にしてあげる!」
さすがにもう何をやってもダメだと落ち込む鏡子でしたが、そんな鏡子に天の助けのような肝だめし大会が勃発!
そして胡蝶の協力もあって、鏡子はまんまと巴とのペアになることに成功します。
というかみんなが喜んでる中で一人だけ「こわいこわい肝だめしこわい」とビビりまくっている乃枝…
これは意外ですね、てっきり晶子あたりが一番平静を装って大爆発しそうだと思ってたんですが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「こここここの科学の発達した時代に肝だめしだなんてぇぇ、アンナ先生の無邪気さには呆れるわぁぁ!
タネの分かった手品なんて誰も驚きはしないのよぉぉ!」
「…」
そしてその日の晩、真っ暗な森の中でついに始まった肝だめし大会。一番手を行くのは、意外にも一番ビビリな乃枝と記子のペアです
明らかに恐いのを誤魔化そうとして、一人凄い勢いでペチャクチャ喋っている乃枝。
記子はそんな乃枝の早口に相槌を打つ暇もなくついて行きますが…
パキッ
「ひいえぎぇあああああーーっ!!」
「ああ!?お、置いてかないでえええええ!!」
全然ダメだこれー!!なんと小枝一本踏んだだけで乃枝逃走!!
明かりを持っている乃枝が逃げてしまったので、真っ暗闇に取り残された記子も乃枝を追って脱落!
まったく乃枝のやつめ…パキッと言ったら誰だ!と答えるのがいい男のお約束だというのに:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
ズドドドドドドド!!
「…?あの2人ずいぶんと恐がりねえ」
「ね、ねえ、そういうあなたは何ともないの?」
「あら、これくらいなら全然平気ですわ」
そして2番手は晶子&静ペア。前から物凄い形相で乃枝達が引き返して来ましたが、晶子はケロッとそれを見送ってしまいます
ビビリどころか晶子は肝だめしなんぞ屁とも思ってないようですな…てっきりあんなに気が短いから気も小さいもんだとばかり:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「あぁ…でもあれだけはダメ、蜘蛛…あれを見るともう何も考えられなくなりますわ」
「…!!」
「…?どうなさったの?」
そんな中で「いや一つだけ苦手なものがあってだな…」と大の弱点な蜘蛛の話をし始める晶子。そ、そんな…
そのセリフって「どうぞ蜘蛛さん出てきてください」って言ってるようなもんじゃないですか!(えー
案の定急にビタッと足を止めてしまう静、そしてゆっくり晶子に向かって振り向くと…
「いいいいいいいいやあああああああああ!!」
「ふぎゃはあああああぎゃああああああああ!!」
「ううっ!?」「ひぃ!?」
お呼びとあらば即参上!!まるで晶子の言葉を「待ってました」というように、静の額に現れた巨大グモ!ぎええー!
2人とも即座にこの世のものとは思えない悲鳴を撒き散らして全速力で逃走!特に静の悲鳴が凄すぎる
プリキュアの美希もそうですが、静を演じるキタエリは汚れ役の時に凄い演技をするなぁ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
ズドドドドドドド!!
「おかしいですねえ、どうして誰も来ないのですか〜…?」
そして晶子と静の凄まじすぎる形相を見て、3番手の環・雪ペアまでもが即座に脱走!
かわいそうに、森の奥でこっそり幽霊の格好をしているアンナ先生はいつまで経っても待ちぼうけです
ザボオオオオン…
「…?」
「巴お姉様、今のなんでしょうか?」
「鏡子、私の傍から離れないで」
「あ…はい〜!!」
そして唯一まともに進んで来たのは、意外にも4番手の巴・鏡子ペア。逃げ出してきた連中もポカーン(゜д゜ )と見送ってやり過ごし、
特に何事もなくアンナ先生が隠れている辺りまでやって来たようです。しかしその時、2人の周囲に響いた得体の知れない音…
身の危険を感じた巴は、鏡子を守るような体勢で音の方へと警戒を強めます
ざぼん…ざぼん…ざぼん…
「…」
「へぇぇうぷみぃぃぃ…」
モンスターが あらわれた!う…ぎゃああーっ!!アンナ先生なんつー格好してるんですか!
どうやら待ってる間に足を滑らせて、近くの川に落っこちてしまったようですが…いきなりこんな怪人が出てきたら小便漏らすよ普通!
「えぎゃあああああああああああ!!」
案の定鏡子は思いっきり泣き叫びながら巴を置いて逃走!そ、そんな、自分から逃げ出してしまうなんて!
せっかくの2人きり作戦は何もないまま大失敗、そして一人その場に残されてしまった巴は…
「と、巴…大丈夫ですか?」
「…」
俺を踏み台にした!?ゲー!!なんと逃げ出した鏡子にガスガス踏んで行かれてピクリとも動かない巴!
鏡子の奴なんてことを!愛する先輩をメッチャクチャに踏んで逃げ出すとはとんでもない奴です
というわけで巴と仲良くなるどころか散々な結果に終わってしまった肝だめし。
自分のやらかした事に気づいた鏡子は、肝だめしの後も部屋に戻らず川原で落ち込んでしまいます
「どうしました?恐いものを恐がるのは素直な感情です、巴も気にしてないですよ」
「もういいんです…どうせ私なんて、何をやっても駄目な人間なんです。きっと野球だってこれ以上…」
そんな鏡子に声をかけたのは、いつの間にか化粧を直してきたアンナ先生。
さっきまであんなズタボロだったのに、いつそんな身だしなみを整えて来たのか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「鏡子は本当にそう思っているの…?」
「…」
「鏡子、私に騙されたと思って、明日の朝一番にもう一度この川原に来てごらんなさい」
「え…?」
「あなたに必要なものがありますよ」
「野球だって私は一生クソレフトだし」と言い出した鏡子を、優しくさとすように明日の朝ここに来るように言うアンナ先生。
朝早い川原に一体何があるんでしょうか、ともかく次の日の朝、鏡子はその言葉の通りに川原へとやってきますが…
「あっ…!!」
「「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」」
なんと鏡子がそこで目にしたのは、誰に言われるでもなく自主的に練習に励む小梅達の姿!
そう、最初は完全なド素人だった小梅や晶子の飲み込みが早いのも、こうして影ながら人一倍の努力を続けていたからだったのです
「あの2人は、雪や環のように経験者でもなければ、巴ほど運動神経が良いわけでもありません。
けれど諦めたりせず、努力で食らいついています」
「アンナ先生…」
「鏡子、分かりますか?小梅も晶子も、そしてあなたも同じなのですよ」
「…先生…私、間違っていました。苦手なことから逃げていただけで、一歩も進んでいなかったんですね…
あの、まだ間に合うでしょうか」
「ええ…!何かをするのに遅すぎるということはありません」
「あ…!」
考えてみれば、今までああなりたいこうなりたいという願望はあっても、それを叶える努力というものを怠っていた鏡子。
どんな立派な夢でもそのための努力をしなければ、それは単なる妄想で終わってしまいます。
その事に気づいた鏡子は、勉強も野球もより一層やる気を出して懸命に取り組むようになるのでした
「ん〜…できたぁ!!」
「あはっ…!!」
「…」
そして夜の勉強会でも、あれほど悩んでいた問題が頑張った結果ほらこの通り…って巴だけ出来てねえー!!
そういえばさっきアンナ先生は「小梅と鏡子は同じ努力タイプ」と言ってしましたが、
巴は違うタイプなので身につかなかったようです。巴ー!!
カキイイイン!!
「オーライオーライ!…くぅっ!」
フライの練習でも今までよりずっと力が入っている鏡子。今までは「こりゃ捕れんわ」と走るのをやめていた打球でも、
諦めたりせず必死に食らいついています。しかしそれでもガッチリキャッチとはいかず、なかなか結果が出ないまま
ついに合宿は最終日を迎えることに…
「次、レフトー!」
「はいっ!」
カキイイイン!!
そして今日もまた飛んでくる鏡子へのフライ。捕れるかどうか厳しいコースです、これも今までの鏡子なら諦めていた打球…
しかしその時、鏡子はスピードを緩めるどころか、逆に限界まで急加速してボールに思いっきり飛びついていく!
ドッザザザザアッ!!
地面に物凄い跡が残るくらいの猛烈なダイビング!しかしその甲斐あって、ついに鏡子は今まで捕れなかった打球を完璧にキャッチしていました
「わぁ…!」
「大丈夫?」
「あ…はい!」
「鏡子…出来たわね!」
「…はい!!」
もう私はクソレフトなんかじゃない!鏡子の頑張りを笑顔で認めてあげる巴いい先輩だなあ。
今回巴は服をグシャグシャにされたり、睡眠妨害されたり、踏み台にされたりと鏡子には酷い目に遭わされてましたが、
その辺のことを全然気にしてないあたりが、巴の人柄のよさを表していますね。
これが晶子だったら何度ブチキレても足りないだろうな(えー 次回に続く!
(C)神楽坂淳/徳間書店・東邦星華桜花会