■イナズマイレブン
第21話「激闘!木戸川清修!!」
《さあ先取点を取った勢いに乗って木戸川清修の攻撃が続いている!
いきなりの劣勢に動揺したか、まだ調子の上がらない雷門中!
果たしてこの時間帯をしのげるのか!?》
試合開始早々炸裂した3兄弟のバックトルネードにより、すっかり立ち上がりのリズムを崩してしまった雷門イレブン。
その後もいいように木戸川の猛攻にさらされてしまい、またしても3兄弟にバックトルネードを撃つチャンスを与えてしまいます
「バックトルネエエエエドッ!!」
ドッゴオオオオオッ!!
「爆裂パンチィィッ!!」
ま、また爆裂パンチで迎撃ですと!?何をやってんですか円堂!
前回それで「うわぁん爆裂パンチじゃ返せないよう」と痛い目に遭ったばっかだというのに!これじゃまた吹っ飛ばされて2点目献上ですよ!
ドドドドドドドッゴオオオオ!!
「でええやあっ!!おっしゃあ!!」
「ふうっ…ハラハラさせるわね」
って、あ、あれェー!?普通に返しやがったー!!なんてこった、爆裂パンチはバックトルネードより弱いわけじゃないのか!?
要するに円堂の気合のノリ次第で結果が違ってくるんだろうか
「これ以上追加点は許さないぜ!」
その後もガンガン一方的に攻めてくる木戸川でしたが、雷門も円堂のゴッドハンド、壁山のザ・ウォールといった大技を惜しみなく発動!
その甲斐あって、なんとか失点には繋げずに踏ん張っていました
「ずっと攻撃されてばかりじゃない…!」
「いいや…突破口はある」
「え、突破口…?」
「追加点の欲しい3兄弟が、攻撃にはやって突出ぎみになっている。
中盤との連携に隙が出来始めた」
「そ、それじゃあそこを突けば」
「鬼道はもう気がついてるはずだ」
なかなか2点目が取れないことに焦れ始めた3兄弟は、どんどん強引に点を取ろうとするようになり
味方にラフプレーをかましてボールを奪い取ったりとメチャクチャをやり始めてしまいます
だんだんと足並みが狂い始めた3兄弟と木戸川イレブン…それをいち早く見抜いた鬼道さんは
今が反撃に転じるチャンスだと仲間達に指示を飛ばします
「3兄弟が焦り始めたぞ。ディフェンスは機能している、後は攻撃だ!」
「だけどあいつら、豪炎寺を特に警戒してるはずだぞ」
「じゃあどうすりゃいいんだ…?」
「あ…その警戒を逆に利用するってのは?」
「ああ、それがベストだろうな。頼んだぞ豪炎寺、染岡!」
今日はいつにも増して相手から厳しいマークを受けている豪炎寺。木戸川イレブンは豪炎寺の強さを誰より知っているので当然です
ならばその警戒を利用し、豪炎寺と染岡さんを囮にすれば絶好の得点チャンスが生まれるはず…
そこでトライペガサスの出番というわけですね。それにしても千羽山に続いてまた囮ですね染岡さん
まあ染岡さんはシュート打つより囮の方が役に立つからなぁ:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「マジそれ?わざわざチャンスをくれるとは!」
そして円堂からのゴールキックで試合再開となりますが、わざとゴール前のパス回しでもたついていると
「うわーい得点チャンスだ」と3兄弟が一気にボールを奪おうと突撃を!かかったなアホが!
まんまと誘い出された3兄弟の背後へ向けて、土門の放ったパスが通される!
「鬼道ーっ!!」
って、ど、土門お前!?いつの間にか鬼道さんのことを呼び捨てだと!?
こいつ恐れ多くも鬼道さんに向かってー!まあ元々2人は同学年ではありますけど…
鬼道さんも雷門イレブンを愛称で呼ぶようになったし、多分鬼道さんから土門に「もう敬語やめろ」って言ったんだろうなあ
《おおっと!?豪炎寺と染岡がサイドから駆け上がっていく!》
そして鬼道さんへパスが通ったと同時に、木戸川の両サイドを一気にえぐる豪炎寺&染岡さん!
「さては豪炎寺を使ったカウンターだな」とすかさず豪炎寺達へマークを集中させる木戸川、しかしそれこそ鬼道さん達の思う壺!
「今だ!!」
「行くぞぉっ!!」
手薄になった中央を一気に駆け上がっていく一之瀬・土門・円堂の3人!そして絶好のタイミングでトライペガサスの体勢に入る!
「「「うおおおおおおおおお!!トライペガサス!!」」」
シュゴオオオオオオッ!!
見事に決まったー!!敵キーパーも思わずビビッてよけるトライペガサスの破壊力!
これで試合は振り出しになったな…とその時、ちょうど前半終了のフエが鳴りハーフタイムに入ります
「ま、まさかあんな必殺技を隠していたとは、思っていませんでしたね…」
「…トライペガサスだ」
「「「え…?」」」
「あの技のことなら俺が一番良く知っている。俺と一之瀬と土門が一緒に編み出したんだからな」
「な、なんだと!?」
「だから俺が封じてみせる!」
トライペガサスの凄まじい威力に冷や汗をかきまくりの3兄弟。しかしトライペガサスを使ってくるとなれば、
やはりこの男が黙っていませんでした。西垣が邪魔してくるとなると、後半同じ手で得点しに行くことは難しいでしょうな…
「みんな頑張って!3兄弟と中盤の連携を崩せば、必ず逆転できるわ!」
「だが、それも後半では修正してくるだろう」
「それにまだあの技を出していない」
「トライアングルZか…」
一方、トライペガサスの得点により活気づいていた雷門ベンチ。しかし、豪炎寺・一之瀬・鬼道さん達実力派メンバーは
まだあちらに有利なカードが残っていることを警戒していました。トライアングルZ…爆裂パンチを軽く弾き飛ばしたあの技を出されては、
戦況はいとも簡単にひっくり返されてしまうでしょう
「大丈夫さ!どんなシュートだろうと俺が必ず止めてみせる!」
すいませんキャプテン正直無理だと思います(えー
今回はバックトルネードを止めるのにもゴッドハンドを使ってるくらいだし、それより遥かに強いトライアングルZとなると
もはやゴッドハンドでも手に負えないだろうなぁ…
「そろそろ見せてやろうじゃん!」
「来るぞ!!」
そして木戸川ボールで始まった後半、前線でボールを受けた3兄弟は早くもトライアングルZの体勢に!いきなりやばいぞ円堂!
「「「トライアングルゥッ!!ゼェェェット!!」」」
ドドドッゴオオオオッ!!
「ゴッドハンドオオオッ!!」
「ぐ…!ぐぐっ…!ぬ…ぐっ…!」
バッキイイイン!!
「ぐぅああああーっ!!」
やっぱ無理だったー!!トライアングルZの恐るべきパワーには、ゴッドハンドですらもまったく相手にならず!
やはり少なくとも皇帝ペンギン2号クラスのパワーがあるのかトライアングルZ…
またしても木戸川がリードする展開、雷門に2点目が重くのしかかります
というか円堂、俺が必ず止める発言から1分もせずに失点っていうのはさすがにまずいだろ:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「ゴッドハンドが破られるなんて…」
「監督、どうしたらいいんですか…!?」
「…」
想像以上に手ごわい3兄弟に騒然となる雷門ベンチ。さすがの監督もこれには言葉がないようで…もしかすると内心では
やべー俺の時代はゴッドハンド絶対無敵だったのに
現代っ子はなんでこんな強いの(´・ω・`)と半泣きになってるかもしれません(えー
気分としては人造人間編の亀仙人ですよ、天下無敵の武天老師と言われた時代が懐かしいわい…
「マックス!一之瀬!コースをふさげ!」
「ぬ…くっ!勝!」
「うおおおーっ!!」
「く…ぐぅっ!!」
しかし、そんな何も言えなくなっちゃった監督に代わり、鮮やかなトライアングルZ封じを見せる鬼道さん!
次男がボールを持てば素早いチェックで苦し紛れのパスを打たせ、
長男がボールを受け取れば、切れ味鋭いタックルで苦し紛れのシュートを打たせ…
こんなへなちょこシュートは円堂にまるで通じず楽々キャッチです。鬼道さんの素早い状況判断の前には
トライアングルZを使う隙なんてほとんどないようですな。というか鬼道さんがいれば監督いなくてもいいな:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「行くぞ!トライペガサスだ!」
な、なんですって!?ちょっと待ってください円堂!そんな自軍ゴールでボール持った状態で「よしトライペガサスだ」って!
そんな遠い距離からどうやってトライペガサス撃ちに行く気ですか!囮作戦もバレてるからそもそも敵陣を突破する術が…
どどどどどどどどどど
って普通に敵ゴール前まで来とるー!!なんだコレー!!
円堂達がピッチの端から端まで走るのを、木戸川の人たちは暖かく見守ってたんでしょうか、そんな無茶な!
トライペガサスの「円堂が参加しないと使えない」って設定には、脚本の人も色々苦労してそうだなぁ(えー
「来たな…!俺の目の前で何度もやらせはしないぞ!食らえ!
スピニングカットオオオオッ!!」
ズッバアアアアン!!
うおおおお西垣つええー!!こんな魔王三日月剣みたいな大技を持ってたとは驚きですよ
円堂達がクロスする瞬間、スピニングカットの直撃を食らいまとめて吹き飛ばされる3人!
3人が交差するタイミングは百も承知ということですか、さすが経験者となると違いますな
「ペガサスの羽が折れたな」
「くっ…!さすがは西垣、凄いディフェンスだ…!」
そしてなんだかかっこいいセリフを残して定位置へと戻る西垣。もっと地味な奴かと思いきや洒落たこと言うじゃないですか(えー
ちなみにボールも一緒に吹っ飛ばされてタッチラインを割ったようで、ガラ空きの雷門ゴールを狙われなくて一安心ですね
「ぐ…トライペガサスが止められるなんて…!」
「焦るな円堂、俺が必ずゴールを決める」
頼みのトライペガサスが封じられて焦る円堂。そこに静かに燃える男・豪炎寺の頼れる一言が!うーん豪炎寺かっけー
この「豪炎寺なら必ずやってくれる」と思える絶対的な安心感ときたらどうでしょうか
言ってることは「俺が必ずシュートを止める」っていうさっきの円堂と同じなのに、どうしてこんなに信頼感が違うのか:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
言うが早いか木戸川のパスを読み、まんまとボールを奪い取った豪炎寺!そのまま自らドリブルで切り込み
一気に木戸川のゴール前へ!さあ必殺シュートの種類なら飛びぬけた数を持つ豪炎寺、ここではどれを撃っていくのか…
「染岡ぁっ!!」
「「ドラゴンッ!!トルネエエエエドッ!!」」
染岡さん君に決めた!(えー
豪炎寺が選んだのは染岡さんとのドラゴントルネード!
さっきのトライペガサスをビビッて避けたあたり、木戸川のキーパーはさほど強くないのか…?これで1点もぎ取ることができるかも…
「タフネスブロックゥゥッ!!」
ドシイイイイイッ!!
ってこいつも必殺技持ってやがったー!!木戸川キーパーのタフネスブロックにより、あえなく弾き飛ばされてしまったドラゴントルネード!
やっぱりそうそう上手くはいかなかったか…というかタフネスブロックって早い話が
ただのやせがまんじゃないかこの技!(えー
どうりで強いシュートからは逃げ出すわけだ…
ズバアッ!!
「ファイアトルネエエエドッ!!」
「な、なに!?」
こ、これはー!!しかしボールが弾き返された次の瞬間、間髪入れずにファイアトルネードを叩き込んだ豪炎寺!
キーパーに体勢を立て直す暇を与えない見事な連続攻撃!案の定キーパーの反応はまるで間に合わず、
「俺が点を取る」の宣言通りボールは2点目のゴールへ!豪炎寺つええー!
戦国伊賀島やイナズマイレブンと戦った時もそうでしたが、ファイアトルネードは破壊力が他の技より低かろうと
タイミングとスピードでキーパーがまるで反応できない撃ち方ができて、凄く優秀な技ですね。
逆にドラゴントルネードはもう全然だめぽな事を考えると、もはや染岡さんにはボールを回す価値が:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
そして試合は同点、先に勝負を決める3点目を奪うべくますます激しさを増す両校の攻防!
こうなると互いに必殺技の出し惜しみはしていられません。ってマックスが地味にクロスドライブ使ってるよ!
あれ意外と強力な技でしたもんね、こっそり習得してるとはマックスも見どころあるじゃないですか
破壊力的に言ってクロスドライブ(熱血パンチに圧勝)>>>>>>ドラゴンクラッシュ(熱血パンチに敗北)ってことを考えると
もう本当に染岡さんはこれから一体どうすればいいのか…(えー
「延長なんて必要ないっしょぉぉっ!!」
「絶対に!!」
「俺たちが!!」
「「「勝つんだぁぁぁっ!!」」」
とその時、互角の攻防を一変させるプレーを見せたのは武方3兄弟!凄まじいまでの執念でボールを奪い取り
トライアングルZを雷門のゴールめがけて発射する!もはや試合はロスタイムを残すばかり、ここで点を取られることは雷門の敗北を意味することに…
「ゴッドハンドオオオオッ!!」
ズッドオオオオオ!!
「ぬぐっ…!く…ううううっ…!うおおおおおーっ!!」
やはりゴッドハンドのパワーを大きく上回るトライアングルZ!しかし円堂は、ここで帝国との戦いで見せたダブルゴッドハンドを発動!
おお、これならばトライアングルZだろうがなんだろうが…って!
ギュゴオオオオオオ!!
「ぐ…!ぐぐぐぅっ…!」
な、なにいいい!?ダブルゴッドハンドですら止められないのかトライアングルZ!
グイグイとゴッドハンドごと円堂をゴールへ押し込む恐るべきパワー!
鬼道さんすいませんやっぱデスゾーンどころか皇帝ペンギン2号より強いよこれ!(えー
「が…あああっ…!このゴールを許したら、チームのみんな思いが途切れてしまう…!
だから俺は…!絶対に止めてみせる!!
ゴールを背負うっていうのはそういうことなんだッ!!」
「キャプテェェェンッ!!」
「危ないッスゥゥッ!!」
「「「うおおおおおおおおおおお!!」」」
こ、これは!必死に耐え続ける円堂の下へ駆けつけた栗松&壁山!そして2人の力を得た円堂は、ついにトライアングルZを抑え込む!
これぞ円堂達の新たな必殺技トリプルディフェンス!かなり地味だけど一応凄い必殺技なんですよ:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「円堂!こっちだ!」
「ぐ…!やらせねえぞ!」
そして残り時間はあとわずか、最後の逆転に望みを賭けて豪炎寺にボールを託す円堂!しかしその前に3兄弟が立ちはだかる!
豪炎寺はこの因縁に決着をつけ試合を決めることができるのか…!?
ぱしっ
って…あ、あれぇ!?勝負する気ゼロでさっさと一之瀬にバックパスとな!?
ちょ、ちょっと!最後はカッコよく締めてくれると思ったのに、何やってんですか豪炎寺!
|
|
「今だ!トライペガサス!」
「え!?」
「決めるんだッ!!」
何かと思えばトライペガサスを…ってこんな敵陣深くにいる状態で「よし円堂ここまで上がってこい」ってなんじゃそりゃー!
いくらなんでも無理ってもんですよ!木戸川の人たちがそんな時間を与えてくれるわけが…
どどどどどどどどどど
ってまた普通にゴール前まで来とるー!!わけわかんねー!
やはりトライペガサスの「円堂がいないと使えない」という設定には脚本家も(ry
「トライペガサスは決めさせないッ!!」
ズッバアアアアン!!
しかしここで立ちふさがるのはまたも西垣!今度もトライペガサスの発動に合わせてスピニングカットを撃ち込みますが…
ところが「それがどうしたー!」と言わんばかりの気合でスピニングカットを突き破った円堂達!
するとなんと、3人の生み出したペガサスが不死鳥へと姿を変えていく!こ、これは!?トライペガサスならぬトライ炎の風見鶏なのか!?(えー
「な…なんだと!?」
「「「うおおおおおおおおおおおお!!」」」
シュゴオオオオオオッ!!
「ぐっ…冗談じゃないっしょ!」
「このままじゃ僕たちは終われない!!」
「決めさせるかああああーーッ!!」
トライペガサスの進化したこの技にしぶとく食らいつく3兄弟!しかし、その猛烈なパワーは何人がかりのブロックだろうとものともしない!
3兄弟全員をいともたやすく吹っ飛ばし、ついに雷門決勝のゴールに突き刺さる!
「ペ、ペガサスが…フェニックスになって翔んだ…!?」
「くっ…ちくしょおおおおっ!!」
ピッピッピイイイイイッ!!
そしてここで試合終了!この激闘を制したのは雷門中、ついに世宇子の待つ決勝の舞台へと駒を進めるのでした
「やられたよ…素晴らしい技だった」
「西垣…!」
「あれはお前達と円堂の技だな…一之瀬が不死鳥となって甦った、ザ・フェニックスだ…!」
あの土壇場でトライペガサスを進化させた3人に、脱帽する西垣。わざわざ技の名前まで考えてくれました
ザ・フェニックスか…やっぱりトライ炎の風見鶏っていうのはアホらしすぎる名前だしな:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
というかこんな見た目のかぶる技覚えちゃって、炎の風見鶏の立場ないじゃないですか!
ここはやはり、ザ・フェニックスに豪炎寺と風丸を加えた5人技ザ・炎の風見鶏の習得をですね:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「…」
「…もしかして笑いに来た?みたいな」
そしてがっくりとうなだれていた3兄弟に歩み寄る豪炎寺。3兄弟の健闘を称えて握手を交わそうとしますが、
「誰がそんなもんしてやるかー!」と切れた3兄弟はその手を払いのけてしまいます
バシイッ!
「僕達3兄弟はあなたを超えてみせると誓い合った!」
「トライアングルZは最強のはずだ…!なんで勝てねえんだよッ!!」
「確かにお前達はこの一年、必死に練習した。ただお前達は、3人で豪炎寺を…
雷門中を倒そうとした。でも彼らはチーム全員の力で戦った。
豪炎寺1人がいるというだけで、勝ち負けが決まるようなもんじゃないのさ」
やり場のない気持ちを抱えて声を荒げる3兄弟、そこへ現れたのは木戸川の二階堂監督でした
豪炎寺がいるから勝ったわけじゃない…もしかして最後に豪炎寺がトライペガサスに勝負を任せたのは、
雷門は自分だけの力で勝ってるわけじゃないことをアピールしたかったんでしょうか?
そこんとこ「よし円堂今から敵ゴールまで来い」じゃなくて、もうちょっと自然な流れにしてもらいたかったな:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
|
|
「二階堂監督…」
「豪炎寺、この一年でお前は大きく成長したな…先生は嬉しいよ」
「去年のこと…みんなに迷惑をかけてすいませんでした」
「…妹さんの事故のことなら、知っていたよ」
「「「…?」」」
「しかし、どんな理由も言い訳にならないって思ったんだろう?だから黙っていなくなった…そうだな」
「…」
「でも今日の戦いで、お前が逃げ出したりするような奴じゃないって分かったはずだ。こいつらにも」
な、なんと!豪炎寺から何も聞かされていなかったにも関わらず、妹の事故のことをすでに察していた二階堂監督。
さらに黙って木戸川を去った豪炎寺の心の内まで、正確に把握していました
大した人物ですなぁ二階堂監督、声も山ちゃんだしここで消えるにはちょっと惜しい気がします
「監督…」
「もういいんだ…気にするな」
「…はい…!」
こ、これは!?いつも難しい顔してる豪炎寺がこれほど爽やかな笑みを!
さすがの豪炎寺も、監督の懐の深さに心を動かされたということか…
次の即売会は二階堂監督×豪炎寺これね!!(腐女子的な意味で)
「ご、豪炎寺…正直すまなかった」
「あなたを誤解していました…」
「去年の負けはお前のせいじゃない…お前一人に頼っていた俺たちがいけなかったんだ」
豪炎寺のことを決勝から逃げたチキン野郎と思っていた3兄弟も、今の話を聞いてすっかり考えを改めます
まあこいつらも1年という短期間で、バックトルネードとトライアングルZを身につけるほど猛練習したってことは
心の根っこのところでは、こういう真面目な一面があるのかもしれませんね
「ついにここまで来たな…次は世宇子との決勝戦だ」
「ああ…!」
ついに決勝進出を決め、世宇子との戦いに闘志を燃やす円堂たち。しかしその時、自分の右手を見つめているうちに
円堂がどんどん神妙な表情に…え、まさかケガでも…!?(゜д゜;)でも試合中に痛めたような様子はなかったし…
もしかすると、ゴッドハンドが世宇子に通用するかどうか不安に思っているんでしょうか
「…大丈夫か」
「……ああ」
そんな円堂の異変に気づいて決勝への覚悟を再確認する鬼道さん。果たしてあの圧倒的な世宇子相手にどこまで戦えるのか…
そういえば、容態が危険なことになってるかもしれないと思っていた理事長は
今回「イエーッス!イエス!!」とめっちゃ元気に観戦してました
お嬢の悩みって理事長の容態じゃなかったのかよ!!それならお嬢の悩みって一体なんだったんだろうな…次回に続く
|