■ライブオンCARDLIVER翔 第29話「激闘!勝利の行方!!」
「黒き黒き闇の底より、生まれ出でしヴォルカニックよ…行け!」
ズボアアアアアア!!
「うわあああああ!!」
「か、翔!」
「うう…ううう…」
アイと翔のタッグでとうとう辿り着いた中部大会決勝戦。しかしそんな決勝の場で激突する相手は、
今まで翔が何度挑んでも相手にならなかった強敵・ジョージ加藤…
そんなジョージ加藤の持つ史上最強のドラゴン・ヴォルカニックの強さは凄まじく、翔とアイの2人がかりでも全く歯が立ちませんでした
「もう諦めるんだな、少年」
「ぐぐ…!俺は負けない!絶対勝つッ!!だって俺には…このカードがあるんだから!」
「な、なに!?」
もはや成す術はないかに思われましたが、ここで最後の切り札となるモンスターをライブする翔!
冷静沈着なジョージさんでさえ思わずビビるそのカード、それほどに強力なモンスターとは果たして…
「あ、あれは!?僕があげた…ウルトラヴァイオレットォォォォ!!」
それは徹が翔に託した超絶ウルトラ最強モンスター・ウルトラヴァイオレット!
大地系と大海系の頂点に立つこのドラゴンならば、ヴォルカニックだろうがなんだろうが恐るるに足らず!
「行っけぇーーっ!!ウルトラヴァイオレットォォォッ!!」
ズドバゴオオオオオン!!
「や、やったぁぁ!!」
「チーム無敵(アンヴァンシブル)の勝利です!!」
ドワアアアアアア!!
「やったよ徹!」
「みんな徹のおかげよ!」
絶対無敵なウルトラヴァイオレットのミラクル最強パワーにより、さすがのヴォルカニックもあえなく爆死!
徹のウルトラヴァイオレットが呼び込んだ奇跡の優勝に、翔もアイも真っ先に徹の功績を褒め称えます
もはやこの優勝が徹のおかげなのは誰の目にも明らか、会場全体が徹の活躍に打ち震えるのでした
「さすがだな!!徹から貰ったウルトラヴァイオレット!!」
「ホント!ぶっちゃけ徹から貰ったウルトラヴァイオレットだぜ!!」
と・お・る!!と・お・る!!と・お・る!!と・お・る!!
という夢を見たんだ…(えー
当然のことながら、今の話は大事な決勝当日に風邪ひいて寝込んだ徹のアホな夢でした
翔とアイは今まさにヴォルカニックの脅威に晒されているというのに徹ときたら…
というかさっきの大空3兄弟の「徹さんスゲー」「徹さんスゲー」の場面、スズメだけ画面から見切れてて無言なのに吹いた
徹にとってスズメは顔を見るだけで小便ちびりそうになるトラウマの相手だから
こういう風に夢の中では意識的にシャットアウトしてるんだろうなあ
「ドロー!くっ…何も出来ない…!」
「ヴォ、ヴォルカニックに導魔神官デソレットにグラファイトゴースト…!?
ノォォォ!も、もう終わりだぁ…!」
「ドロー…紫煙ドラゴンをライブ!」
「くっ…!」
そして現実での翔達とジョージさんとのバトル、その状況はさっきの夢の中よりも遥かに追い詰められていました
ジョージさんの場にはパワー4500のヴォルカニック、4000の紫煙ドラゴン、3600のグラファイトゴースト、3500の導魔の番犬…
とてつもないパワーを持つ連中が大量に揃っていました。翔の持つ最強モンスターでさえパワー4000(タイガードラゴ)、
アイは3000(コウソクファルコン)な事を考えると、相当ヤバイ状況なことが分かります。
しかもそのタイガードラゴは墓地に送られたばかり…もう対抗できそうなモンスターは1体も…
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「…きた!頼んだぞ、俺達の希望の光よ!ブラッシュをライブ!」
そんな絶体絶命な翔がライブしたのは、なんとあのブラッシュ!初期状態ではパワー2000と平凡な能力のブラッシュですが、
手札を1枚捨てるごとにパワーが2000上昇するという特殊効果により、その攻撃力は6000まで上昇!
ふーむ、ブラッシュのこの能力…すでに完成された存在のヴォルカニックに対して、無限に成長する可能性を秘めているという
対比によるものでしょうか。それにしても、こんな風にポケモン進化までできるとは本当にポケモンみたいな奴だな:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「まさか…成長するドラゴンだと…?」
「いけえっ!ブラッシュゥゥゥゥッ!!」
ドグオオオオオオン!!
「ふん、小賢しい…ワザカード”冥界の呪縛”をライブ!滅せよ赤きドラゴン!」
ブラッシュの活躍でついに難敵ヴォルカニックを撃破した翔達!しかし、さすがジョージさんはこれしきでうろたえる相手ではありません
慌てず騒がずワザカードをライブして、ブラッシュをヴォルカニックの道連れにしてしまいます
「ああ!?ブラッシュ!」
「私の山札は残り3枚…さて…お前達が次のターン、前に出せるモンスターは何体かな」
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ジョージさんのデッキは残りわずか3枚、しかし翔とアイのデッキも残るはたったの2枚と5枚…
デッキ自体は似たような状況とはいえ、ジョージさんがまだまだ強力なモンスターを残しているのに対し
翔達はまるで無防備…ワザカードを使おうにも、紫煙ドラゴンにはワザカードや特殊効果を受け付けないという強力な効果が…
翔たちにとって、さっき撃破されたブラッシュこそが最後の希望だったのです
「も、もうダメだよ…!ブラッシュもいなくなっちゃったし、
向こうはあんなに恐そうなモンスターばっかりなんだもん…!」
「これで分かったろう、強きモンスターを持て。そうすればさらなる高みも望める」
「まだ勝負はついちゃいない…!俺は…俺はお前に絶対勝つ!!」
「それはペダルのためか?」
「そうだ…!ペダルだけじゃない、俺の仲間達もお前はバカにした!」
「…さて、覚えがないな」
しかし、ジョージさんへの対抗心を剥き出しにして最後まで諦めようとしない翔!
ところで「ごめん覚えてない」と言うジョージさんの言葉になにしらじらしいこと言ってんだこいつと思うかもしれませんが
本当にジョージさんはペダルや翔をバカにしてないから仕方がない:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
翔たちを思いっきりバカにしてるのは、ジョージさんの手下やペダルと同類モンスターのプラグだからなぁ…
ジョージさん自身は「強いモンスターは便利だよー^^」ってすごい普通の主張してるだけで
別にそんな他人を罵ったりするようなことはしてないから…
「弱いモンスターには何も出来ないって言った!!」
「仲間にするなら、私のように強いモンスターを選ぶべきだったな」
「お前は強さでしかモンスターを認めないのかよ!?
モンスターだって生き物なんだぞ!俺達と同じで心があるんだ!!」
またも「だって強いモンスターの方が使えるじゃない」と言っただけであらぬ誤解を受けてしまうジョージさん(えー
翔…そんなジョージさんが弱いモンスターを虐殺してるような言い方しなくっても:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
全てはバカな部下たちのせいです。あいつらが翔を怒らせるせいで、
何もしてないジョージさんがこんな悪の親玉みたいな扱いを受けるハメに…(えー
「ならば見せてくれ…私を倒すだけの力を。そうすれば認めてやろう、さあ来るがいい!」
「っ…!」
そして「おしゃべりの時間は終わりだ」とばかりにバトルを再開させるジョージさん!
ここでも「うるせー弱いモンスターに価値なんてねーんだよ!!」とか言ったりせずに
「ならば見せてくれ」と言ってるところに人柄の良さが:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
ともかく次のターンはアイからの開始…しかしいつも強気なアイも、全く勝ち目がないこの状況に思わずたじろいでしまいます
「翔…私のこと信じてる?」
「うん!もちろん!!」
「…ふふ、あんたって子は…」
(何かが起こる、そんな気にさせてくれる…!それが翔なんだ!)
「そうね…きっとこのドローで…あのカードが来るわ!!」
珍しくしおらしい様子で翔に声をかけてしまったアイ。しかしこの状況でも、翔はアイが絶対に負けないことを全く信じて疑いません
いつもと同じで根拠のない翔のデタラメな自信…しかしアイは今、そんないつも通りの翔を何より頼もしく感じていました
そんな翔の言葉に勇気を貰ったアイは、ついに試合の運命を決めるドローに手を伸ばします
おお…決勝戦のクライマックスにして、アイが初めてヒロインの顔になった瞬間ですよ!
翔×アイの展開を待ち望んでいた俺にはこれ以上ないご褒美だぜ
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関係ないけどペダルさん、なにげにミルのおっぱいの感触を堪能してニヤニヤしてませんか:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「ドロー!!…あ…!翔!!」
「よし!行くぞぉっ!!」
そしてアイが決死の覚悟で引いたそのドローは、奇跡の逆転の可能性を秘めたカードを呼び込む!
にっこり翔と顔を合わせたアイは、なんと2人一緒に生身のままでアタックラインへ!
え、ちょっ…アタックラインはモンスターがバトルを行うための場所ですが、2人は一体…?
「行くよぉぉっ!ワザカード”天地無用”!!」
「な、なに?天地…無用?」
「私たち2人が、一緒にライブチェンジ出来ちゃうワザカードよ!」
「うん!」
「「いっけえええええっ!!」」
石破ラブラブライブチェンジキター!!(えー
なんとアイが引いたカードは、召喚条件とライン選択を無視して2人同時にライブチェンジを行うカード!
なるほど、大空系のアイと大地系の翔が、問答無用でライブチェンジするから”天地無用”なわけか…
「「今、大地を駆けろ!大空を、自由に羽ばたけ!」」
「「ライブチェンジ!!」」
「「タテガミウルフ!!コウソクファルコン!!」」
パワー3600のタテガミウルフ、3000のコウソクファルコンへとそれぞれライブチェンジを果たした2人!
対してジョージさんを守るのは、4000の紫煙ドラゴンと2500の獅子カバネ…
他のグラファイトゴースト達は、さっき翔達を攻撃したためにダウン状態(ブロック不能)です。まさしく今が最後のチャンス!
「獅子カバネをバックラインへ!今よ翔!!」
「うおおおおおーっ!!」
コウソクファルコンの特殊能力により、アタックラインの獅子カバネをバックラインに吹き飛ばしたアイ!
残るは紫煙ドラゴン1体だけ、しかしパワー4000でワザも特殊効果も無効のこいつを相手にどうすれば…
グルオオオオオオオ!!
「くっ…!」
「翔!紫煙ドラゴンは私が!」
「え!?ア、アイ!」
「あんたの相手はこの私よ!!」
「ア…アイちゃん!?」
なんとそんな紫煙ドラゴンへ向けて特攻を仕掛けたアイ!な、なるほど、1度アイと戦闘して紫煙ドラゴンをダウン状態にしてしまえば…
しかし紫煙ドラゴンの強力無比な攻撃は、プレイヤー自身にも相当なダメージを与えるはず…
そんな直接攻撃を受けて無事でいられるのか…!?
ギュボオオオオオ!!
「うう…!か…翔…!」
「アイ!?」
「うああああーっ!!」
グッシャアアアアッ!!
「アイーーーーッ!!」
ぎゃあああああアイ死んだーー!!
なんと翔の目の前で無惨にも握り潰されてしまったアイ!こ、これはダメージどころの話じゃないのでは!?
もしかすると大ケガ、最悪の場合はミンチよりも酷いことに:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「アイ!アイーッ!!うおああああーっ!!」
そんなアイが決死の思いで切り開いた血路を駆ける翔!そして壁モンスターのいないジョージさんへ向けて、
ついにタテガミウルフの直接攻撃が炸裂する!
ズッシャアアアアアッ!!
「…ふふ…」
タテガミウルフの攻撃はバースト3!デッキ残り3枚のジョージさんは、そんな翔の一撃によりあえなく敗北!
しかし敗北の瞬間、ジョージさんは満足げな笑みを浮かべていました。
もしや自分の予想を超えて奮闘した翔に、心の中で賛辞を送っているのでは…
そんなジョージさんが負けて最初にした事は、紫煙ドラゴンに指示してアイをそっと解放させることでした
やっぱジョージさんはどう見てもいい人だよなあ(えー
ピピイイイーーッ!!
「ライブオーバー!優勝、チーム無敵(アンヴァンシブル)!!」
ドワアアアアアア!!
「はぁ…はぁ…はぁ…あっ…!アイ!?」
「…う…ん…翔…?」
そして翔達の優勝が決まり大歓声に包まれるスタジアム!しかし翔はそんな歓声も聞こえていないかのように
アイが無事かどうかを何より心配していました。アイもジョージさんが解放してくれたおかげか、
なんとか無事に意識を取り戻したようで…これは翔とかなりいい雰囲気ですぞ、このまま抱きついたりとかするんだろうか
「わんわん!わんわんわん!」
「うわわぁ!?ペ、ペダル!?分かったよ、おめでとうって言いたいんだろ!」
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なんでそこでペダルなんじゃーー!!(泣)
見つめ合う翔とアイに割って入るように飛び込んできたペダル!お前空気読んでくださいよ!
せっかく今日は初めて翔とアイがいい雰囲気になったのに…いつもお前ばかり翔とフラグ立てやがって!(えー
というわけで今日もまたアイのヒロインの座は、真のヒロインペダルに奪われてしまうのでした。なんてこった
「(つかつかつか)」
「もうお帰りですか?」
「…松戸」
「お疲れ様です。どうですか、その辺のファミリーレストランで準優勝のお祝いにごちそうしますよ」
「(つかつかつか)」
「冷たいですねえ、昔の同僚に」
一方その頃、試合が終わってすぐに会場を後にしようとしていたジョージさん。そこに現れたのはなんと松戸先生!
ううむ、この人妙にライブオンのことに詳しいと思ったら…かつてジョージさんと一緒にモンスターの研究を行っていたんですね
それにしてもいい歳した大人がファミレスでお祝いってそりゃねえよ松戸先生:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「お前が作ったのか?」
「はい?」
「とぼけるな…あのドラゴンだ。どんなクリエイトモンスターを使った?」
「違いますよ、あれね…南の島で見つかった本物のドラゴンです」
そんな松戸先生にブラッシュのことを質問するジョージさん。
あれもタテガミウルフやヴォルカニックのように、プラグ達クリエイトモンスターが生み出したものかと思いきや
なんと100%自然に生まれたドラゴンだったようです、そんな天然記念物みたいなドラゴンをホイホイ翔にあげちゃうなんて
松戸先生もとんでもないタマだな:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「まさか…ではあれは、本物の古代ドラゴンだと言うのか…!この世界にまだ生き残っていたとは…」
「ええ、まだまだ地上には、私たちの想像を超える未知のモンスターがいるようです。
どうです?考えは変わりましたか」
「たった1匹見つけたくらいで…俺は自分の手で、最強のモンスターを生み出してみせる」
「…あの研究所でですか」
「フン…しょせん袂を分かった身。理解無用」
「モンスターは天然ものに限るぜ」と主張する松戸先生に対して、あくまでも自分はクリエイトモンスターによる作成にこだわるジョージさん。
松戸先生は、またあの研究所で実験するのかと顔をしかめますが…
まあ別に非人道的な実験とかじゃないんだし、別にいいんじゃないかなぁ(えー
翔のタテガミウルフもクリエイトモンスターが作ったカードなんだし;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「待ってよぉーっ!!あ、あれ?マッド先生?」
「天尾君…いやぁ、邪魔はしませんよ。彼とお話があるんでしょう?」
「う、うん…約束だ、ペダルに謝ってよ!」
「…」
その時、そんなジョージさん達の下に駆け寄ってきた翔!試合の間もさんざん言っていた「ペダルに謝れコノヤロー」という約束を
ジョージさんに果たさせに来たのです。ずいっとペダルを差し出す翔でしたが
ペダルはジョージさんと顔を合わせると恐ろしさのあまりレイプ目になってしまいます。(えー
ペダルがこれほどビビるジョージさんが、果たして素直に謝ってくれるのか…
「(つかつか)」
(ひっ…!)
「(なでなで)いいパートナーを見つけたな」
(ジョ…ジョージ…)
やっぱいい人すぎるよジョージさん!!
にっこり笑ってペダルの頭をなでなでって!ジョージさんにとってペダルは、研究所から逃げ出したクソ犬だというのに
翔とよきパートナーになれた事を誉めてくれるなんて…モンスター達のこともちゃんと考えてあげてるんじゃないですか
こんなジョージさんをなぜペダルは心底恐れてるのか俺には分からない:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「この2人の可能性くらいは認めてやる」
「相変わらずガンコですねぇ」
「…ねえねえ、あれってペダルに謝ったの?」
「そうですねえ、多分精一杯だったと思いますよ」
「うーん…」
「わんわん!」
「ま、いいや!」
ペダルに優しい言葉をかけたとはいえ、いまいち謝ったのかどうかよく分からんまま去って行ったジョージさん。
なんだか釈然としない気分の翔でしたが、十分満足した様子のペダルを見て、ジョージさんへのわだかまりを捨てることにするのでした
(ケッ!お高くとまりやがって、ダメモンのペダルに負けてやんの!)
(ダメモンにやられたんじゃダメダメモンじゃねーか!ギャハハハハ!!)
(そんなんじゃジョージさんにも見捨てられるぜぇ!!)
「う…うぅ…!」
一方その頃、ジョージさんのヴォルカニックを産んだクリエイトモンスターのプラグは、
落ちこぼれのペダルに負けたことで激しいショックを受けていました
今までペダルをさんざん見下してきた自分が、今度は仲間たちに見下される立場になってしまい…
そんな自分をジョージさんもゴミを見るような目で捨てるだろうと、心底震え上がっていたのです
「あ、ジョ、ジョージさん!」
「…!!」
「…何をしている、行くぞプラグ」
「あ…!」
まったくバカだなプラグは…心優しいジョージさんがそんな薄情なわけありません(えー
プラグの前に姿を現したジョージさんは、プラグを見捨てたりせずに自分のパートナーとして扱うのでした
しかしどうしてこうどいつもこいつもジョージさんを悪の権化にしたがるんだろうなあ:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
ジョージさんは別にダメモンだからって冷たく当たるような人じゃないんだが…
ペダルの時もそうでしたけど、落ちこぼれだなんだってバカにしてるのはどう見てもクリエイトモンスターの連中ですよね
そいつらの悪事が全部ジョージさんのせいにされてるのが可哀想すぎる:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
《ライブオンチャンピオンシップ・中部大会優勝!チーム無敵(アンヴァンシブル)!》
「ふふふ…!」
「えっへへ…!」
「あははははぁ!あははははぁ!あーっはっはっはっはっは!!」
そして大観衆が見守る中、お立ち台で金メダルを受け取り大々的に表彰される翔たち。
それにしても一番何もしてないのに一番浮かれまくりな徹ときたら…(えー
まあ、徹も一回戦や準決勝では十分頑張ってくれましたけどね。というか改めてチーム無敵の戦績を振り返ってみると、
地区大会 |
一回戦
(vsチームTHE・狐)
翔:×
アイ:○
徹:○ |
二回戦
(vsチームEX虎)
翔:×
アイ:○
徹:○ |
準決勝
(vsチームブラックスター)
翔:×
アイ:○
徹:○ |
決勝
(vsチーム大空)
翔:○
アイ:○
徹:× |
中部大会 |
一回戦
(vsチーム大漁旗)
翔:○
アイ:×
徹:○ |
二回戦
(vsチームライブチェンジ)
翔:○
アイ:○
徹:× |
準決勝
(vsチーム新木塾)
翔&徹:○
|
決勝
(vsチームエクスクルード)
翔&アイ:○
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こんな感じで、地区大会ではまるでいい所なしだった翔が、中部大会では唯一全勝を挙げてるんだなぁ
とはいえタッグ戦の準決勝でも決勝でも、徹やアイの的確なサポートがなければ到底勝ち目はなかったでしょう
この中の誰が欠けてもチーム無敵の快進撃は成り立たなかったんだなぁ。まさしく3人揃ってこそのチーム無敵なんでしょうね
「「たっだいまー!!」」
「お邪魔しまーす!」
「翔!優勝おめでとう!」
そして家に帰ってみれば、今度は翔ママの用意した山のようなごちそうが翔達を待っていました
セレブ育ちなのになぜかおふくろの味大好きな徹は、えらい喜びようでタコさんウインナーをバクバク食いまくりです
「おいし〜!おいし〜!ん〜おいし〜!」
「次はいよいよ州大会ね!」
「うん!ライブオンで州大会なんて…夢みたいだ!」
そして中部大会を突破した翔達の次なる目標は…って州大会!?州!?州ってなんのことですか!?
ここは日本じゃないんだろうか…いやまぁ日本にドラゴンだのモンスターだのがゴロゴロしてる時点で
色々おかしいとは思いますが:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「よぉぉーし!次もその次も、次の次も絶対!」
「「「勝ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁつ!!」」」
ともかく州大会に向けてやる気を燃やす翔達!「この3人でいつまでも一緒に戦っていたい」という気持ちが伝わってくるようです
あれほどチームワーク最悪だったチーム無敵が、今やこんなに仲良しになるなんてなぁ…(つ∀`)ほろり
次回に続く
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