■ライブオンCARDLIVER翔 第37話「竜と巨人の伝説」



「んぐぐぐぐ…!あ、諦めんたい!最強のモンスターを手に入れるたーい!!」

翔達がブラッシュママと顔を合わせていたその頃、例の結界の場所ではバカ丸が先に進もうと悪戦苦闘していました
どうやら「くっくっく俺の代わりにヒイトを倒してくれるとはご苦労だぜ」と、誰かがヒイトを倒してくれるのを待っていたようですが、
結界のことをさっぱり知らなかったせいで結局それも無駄だったようです。世の中そんなに甘くなかったな…

「フン…結界か」

「あっ、QB!どうなってるたい!お前言ったよな、俺ならここに入って行けるって!」

いかにも怪しすぎるおっさんキター!!
なんじゃこいつ!?うさんくさいにも程があるだろ!バカ丸の知り合いのようですが、どう見てもまともな事考えてる奴じゃありません
私だったら関わり合いになる前にさっさと逃げ出すレベル:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「…」

「お、おい危ないぞ、近づいたらお前も…」

ドバババババババ!!

「うぉ…!?」

「ここから中に入れ。行き先はそれが教えてくれる」

「おおうナビ手ぬぐいたい!最強のモンスターはこの赤丸力がバッチリ手に入れてみせるたーい!!」

そしておもむろに結界へ近づくと、超能力のような妙な力で強引に結界をこじ空けてしまったQB!
さらに魔法の包帯みたいなものをバカ丸の腕に巻きつけ、それが最強モンスターへの道のりを教えてくれると…
この男、どうやらバカ丸を使ってよからぬ事を企んでいるようですな。というかバカ丸め…ただの通りすがりのカードライバーかと思ってたのに
実は悪の手先だったのかよ!見損なったぜバカ丸…まあバカ丸自体が悪人なんじゃなくて
どう見てもバカな性格を利用されてるだけですけど:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「遥か昔…この香辛諸島には、沢山のモンスターが住んでいた。元々は一つの大きな島でドラゴンも多く、
 種類も沢山いたの。でもある時、どこからともなく金色のタイタン…ゴールドタイタン族が現れた。
 彼等はドラゴン族に襲いかかり、その戦いは他のモンスターや人間達をも巻き込み、
 壮絶な戦争になって行ったわ…」

その頃、ブラッシュママから香辛諸島にまつわる話を聞かされていた翔達。
今はいくつかの小さな島に分かれている香辛諸島ですが、それは以前存在した巨大な島の一部にしか過ぎないようです
その巨大な島を滅ぼすきっかけを作ったのが、かの有名な黄金戦士ゴールドライタンだったという…(えー



「戦いは長く果てしなく続いた…大地は壊れ、美しかった島は無惨に分断され、見る影もなくなってしまった…
 その時になって私達は、この戦いによって失った物の大きさにやっと気づいたの…
 こんな事が二度と起きないように、ドラゴン族の力を全て注ぎ込み、生き残ったタイタン族を封印した…
 でも、私達ドラゴン族はまだ不安だった…なぜなら私達には、封印を解く方法の記憶が残っていたから…
 万一の事を考えた私達は、その記憶だけを人間の力を借りて消す事にしたの。
 そしてようやく香辛諸島に平和が戻ってきた…」

「そんな…そんなことが…」

最強モンスターと名高いドラゴン族を絶滅寸前にまで追い込み、やっとの思いで封印されたというタイタン族…
どうやら話が見えてきましたな、バカ丸の言う「この島にいるお宝モンスター」というのはタイタン族のことで、
封印を解こうと企んでるのがあのQBというわけですか…

「こっ…こんな所通れんたい!もう少しマシなルートを選ぶたい!このナビ最低たい!!」

(フフ…)

一方その頃バカ丸は、ナビ手ぬぐいにグイグイと引っ張られるまま無駄に険しすぎる道を進まされていました
目的地は翔達と同じなのになぜこんな道を!?しかもナビ手ぬぐいの引っ張る力が強すぎて逆らう事は不可能です
ナビ手ぬぐいはQBの意思で動いているようですが、無意味にバカ丸をいじめてニヤニヤしているとは
QBもどこかの変態野郎みたいな悪趣味をしてるみたいだな…(えー

「おお…この扉の奥にお宝モンスターが!?」

(フ…ゴールドタイタン族復活まであと僅かだ)

「…!?これは!?」

「誰かがあの封印の間に!!」

「た、大変だ!」

「バカ丸を止めないと!」

そしてついに封印の間へ辿り着いてしまったバカ丸!その気配をブラッシュママが察知したことで、
ようやく翔達も封印の間に危機が迫っていることに気づきます。すぐにバカ丸を止めようと駆け出す翔達でしたが…

「バカ丸力!どこだ!」

「俺の名前は赤丸力たいッ!!お前らがここに来て、やっと役者が揃ったたい!」

しかし、なぜか翔達が来るのをのんびり待って「やあ君達が来るのを待ってたよ」などと言い出したバカ丸。
そんなバカ丸を袋叩きにする気満々のアイ達でしたが、翔・アイ・徹がバカ丸の待つ封印の間へ飛び込んだ途端、4人の体に異変が!

ズズズズズズズ…

「こ、これは!?」

「カードは揃った…!ご苦労だったな赤丸力!」

そう、タイタン族の封印を解く方法とは、大地・大空・大海・大冥界の4属性の力をこの場に集めることだったのです
大地・大空・大海は言わずもがな翔達3人ですが、大冥界の担当はバカ丸なのか…
バカ丸は大地系メインの多属性デッキを組んでましたが、(名前も赤丸力=赤&マルチカラー
大冥界の専用デッキを組んでなくてもそこんとこOKなのね。結構融通のきく封印なんだな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「う…動けない…!」

しゅるしゅるしゅるしゅる

そして動けない4人に向けて例の手ぬぐいを伸ばすQB…ってこれは触手プレイの予感!!(えー
4人からそれぞれの属性の力を吸い取るつもりなんでしょう、思う存分巻きつけてやってくださいQB先生!
特にアイはじっくりと重点的にお願いしますよ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ぴたっ

「な…なに!?」

「くくく…滅せよ結界!!」

バキャアアアアアン!!

ってアイに触りもせずに結界壊しやがったー!!QBなにやってんだー!!
早すぎるわお前!なんでそんなにせっかちなんだQB!ここはじっくりと全身をまさぐるように力を吸い取ってから結界を壊してだな…(えー

空気読めてないQBは、陰陽大戦記とかパワパフZとかフレッシュプリキュアとかのとても子供向けな触手さん達
もっと見習うべきだと思います:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ゴゴゴゴゴゴゴ

「あ…あれは…!?」

「ふふ…始まった…!」

「あれは…ゴールドヴァラス…!ゴールデンサザン…!
 ゴルトサーベル…!ゴールドブリオン…!」

そして香辛諸島に姿を現した4体の超巨大なモンスター達!もはや怪獣としか言いようがありません
しかしタイタン族も一応はモンスター、それぞれが大地・大空・大海・大冥界の属性に対応してるんですな
ここはやはり大地系のゴルトサーベルを翔とバカ丸が、大空系のゴールデンサザンをアイとヒイトが、
大海系のゴールドヴァラスを徹とランのタッグがそれぞれ倒す展開でしょうか。
もちろん大冥界系のゴールドブリオンは僕らのジョージさんが一人で蹴散らしてくれます(えー
「やあ!僕もたまたまバカンスに来てたんだよ」とか言ってジョージさん来てくんないかな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く

(C)海童博行・富沢義彦/集英社・WiZ・サンライズ・陰陽製作委員会・テレビ東京
(C)2006, Cartoon Network, Toei Animation, Aniplex, and TV Tokyo.
(C)ABC・東映アニメーション


■ライブオンCARDLIVER翔 第38話「覚醒!黄金の破壊神!!」
 

クケェェェェーッ!!

「き、来たああああ!?」

「どうやら一番手はゴールデンサザンのようね…!みんな隠れて!」

(なんとかこの1体だけでも、私の力で止められたら…!)

とうとう海の彼方に姿を現した4体のゴールドタイタン族!やはりドラゴンと相反する種族だけあってブラッシュママを狙っているようで、
翔達のいる鷹の爪島へとずんずんにじり寄って来ます。中でも大空系のゴールデンサザンは、一気に空をすっ飛んで即座に鷹の爪島へ到着!
ブラッシュママはなんとかそれに対抗しようと、ゴールデンサザンとの怪獣大決戦を繰り広げますが…

「お前達の勝手にはさせませんッ!!」

「す、すごい…!」

「さっすがブラッシュママ!ドラゴン族の彼女がいれば大丈夫さー!」

「いいや…あのドラゴン1体だけでは押さえ切れない、
 現にゴールデンサザン1体に手を焼いている!」

ズボアアアアアア!!

「はっ!?」

ボッガアアアアアン!!

「うぐううううっ!!」

ゴールデンサザンと決死の戦いを繰り広げるブラッシュママでしたが、「バカめスキだらけだ!!」
いきなりバカでかいメラゾーマを発射してきたゴールドブリオン!ゴールデンサザンだけでも手一杯だったブラッシュママは、
とてもそちらを警戒する余裕などなく、直撃を食らって戦闘不能となってしまいます

「ああ…!」

「くそっ…!俺達にも何か出来ないのか…!あっ…そうだ、マウントだ!」

「え?」

「アイも言ってたじゃない、彼らをマウントはできなかったのって!
 これなら俺達でも、きっとあいつらを止められるよ!」

「翔…うん、やろう翔!」

「うん、頑張ってくれたまえ!」

「あんたも手伝うのよ!」

「ノ、 ノォォォォォン!!」

ブラッシュママがやられてしまった今、自分達でゴールドタイタン族をマウントしてカード化しようと言い出した翔!
確かにモンスターの頂点に立つドラゴン族でさえこの有様では、倒すのは無理くさいしマウントするしかないのか…
というか徹はさっきから「ブラッシュママが何とかしてくれるよ!」とか「お前らマウント頑張ってね!」とか
僕にこの手を汚せというのかって感じで全然自分の手を汚す気がないな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ライブチェンジ!コウソクファルコン!」

「ライブチェンジ!オンソクファルコン!」

「なんて威圧感なの…!?これがタイタン族…!」

「アイ、俺が引きつける!その間に隙を見つけてマウントして!」

「僕もいるよぉ〜!(ばちゃばちゃ)」

そしてそれぞれのモンスターにライブチェンジし、ゴールデンサザンをマウントする隙をうかがう3人!
しかし当然ながら上空での戦闘となるので、空を飛べない徹はばちゃばちゃ水遊びするくらいしかやることがありません:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
なんという哀れな徹!せっかくやる気を出したのに何の役にも立たないだなんて…ちくしょう誰がこんな事を



ギュオオオオオオオオ!!

「だわっわっわっわぁぁぁぁ!?」

「か、翔!そんな…!あんなに大きいのにスピードも!このままじゃマウントなんて…!」


(C)鳥山明/集英社

で、でけえくせになんてはええんだ!!
マウントするために
精神集中するヒマもねえっ!!
(えー

しかしパワーもスピードも図体の大きさも、何もかもがまったく翔達と次元の違うゴールデンサザン!
こいつ相手にマウントしようと接近するなんて、レッドキング相手にピグモンがのこのこと近寄ってくようなもんです
結局マウントのできる隙を見つけられないまま、翔達は必死に逃げ回ることしかできません

「ダメだ…!やっぱりタイタン族のマウントは無理なのか!?」

「…タイタン…あっ…!確かそれに関する記録があったはず!これだわ!
 ”ドラゴン族と人間は、過去の大戦後もしもの時のために
  タイタン族を押さえる鍵《パルトナ》を残した”って!」

「そ、そのパルトナとは!?」

「えっと…えっと…分かんなーい!!ごめんなさーい!!」

「はぁ…」

その時まさかのカレー粉さんに名案が…って何の解決にもならねえー!!
「パルトナとかいう便利な封印アイテムがあるよー!」とか言われても、細かい事は何も分からないんじゃ話になりません
ところでカレー粉さんが読んでいるのは、初めてカレー粉さんと会った時にペダルが拾ったレポート用紙
あの時妙にペダルに感謝してると思ったら、こんな大事なことが書いてあったんですね
てことはパルトナの詳細については、カレー粉さんが川に落としてグシャグシャにした他のレポートに書いてあったんだろうか…
ああ、カレー粉さんがあんなドジをしたばかりに香辛諸島はもう滅亡ですよ!(えー

「ブラッシュ…あなたが戦うのです…」

「お、俺が…!?」

「あなたを呼んだのはこの時のため…我が一族はタイタン族を封じ、
 
島を守る使命があるのです」

「む、無理だよ、敵うわけない!」


(C)鳥山明/集英社

ブラッシュ…か…母ちゃんは体中バラバラで
も、もう動けねえ…か、代わりに戦ってくれ…
あいつの力もずいぶん…
お、落ちてるはずだ…
(えー

マウントも無理、パルトナも無理となれば、もはや残された手段はブラッシュの力で倒すしか…
しかしその肝心のブラッシュは、あんな大怪獣を相手に勝てる気がまったくしないようで…

「ブラッシュ…ずいぶん前だけど、お前俺に言ったよな?”仲間のためなら戦える”って…」

「あ…」

「この戦いを止められる力を持ってるのはお前だけなんだ、
 ゴールドタイタン族を鎮めるために翔達も必死で戦ってる。
 一度気持ちを落ち着けて、みんなの顔を思い浮かべてくれ!」



ブラッシュの戦意をなんとか呼び覚まそうと熱心に説得するペダル。そう、ここでブラッシュが戦わなければ
翔が、アイが、歩ママが、ついでに徹が…って徹の扱いしょぼすぎるううううう!!
ブラッシュの恩知らず野郎め!この香辛諸島にやってこられたのは何もかも徹さんのおかげだというのに…(えー

「はっ…!ミル…!ミル!!」

そして仲間の中でもミルだけに激しく反応して雄雄しくその姿を変えていくブラッシュ!
やはり自分の子を孕ませた相手となると思い入れも違うのか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
ともかくブラッシュママに勝るとも劣らない戦闘形態に変わったブラッシュは、ついにゴールデンサザンと対峙し戦いを挑む!

「守るんだ…!俺の島を、俺の母ちゃんを!そして俺の仲間たちを!!」

ところがなんと、仲間を守りたいという強烈な意志でママをさらに一段階上回る変身を見せたブラッシュ!
これならばゴールドタイタン族だろうがなんだろうが恐るるに足らず!
それはいいんですが「俺の仲間たち」で思い浮かべたのが、翔・アイ・歩ママ・ミルの4人だけで
とうとうブラッシュの脳内から消えた徹が哀れすぎる:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ズボアアアアアア!!

「ひゃわああああああああ!!リ、リ、リフレクトウォール!!」

ドッゴオオオオン!!

「あ、あいつ…!?」

その時、またしても巨大メラゾーマをぶっぱなして横やりを入れてきたゴールドブリオン!
しかし今度は、徹が必死のリフレクトウォールを使ってその攻撃を防ぐ!
徹がんばってるよ徹、こんないい奴を完全に忘れ去るだなんてブラッシュは酷い奴だよまったく:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「グオオオオオーッ!!」

「ピピィィーッ!!」

「サ…サモンイーグル!?」

そして最強進化したブラッシュとゴールデンサザンがいよいよ激突しようとした瞬間、
いつもヒイトの腕に乗っかっているサモンイーグルが、突然飛び出してブラッシュ達の間へ割って入ってしまう!
こ、こいつ…?これから反撃開始だって時に一体何を!?



「な、なに!?サモンイーグル!?」

「どういうこと!?」

カアアアアアアアアアア

「…!?サモンイーグルは…タイタンを封じるパルトナだったのか!」

「今だよアイ!」

「うん!ありがとうサモンイーグル!」

ええええええええええ!?サモンイーグルの正体がパルトナって…い、いやまあそれ自体は別にいいとしても
なんだってこんな最高に空気読めてないタイミングでそれが判明すんの!?(えー
サモンイーグルの能力でゴールデンサザンはみるみる無力化され、難なくアイのマウントが成功したものの…
結局ブラッシュはせっかく最強変身したのに何もやることがないまますぐ元に戻ったっていうのが
意味わかんねええええええええ!!
ブラッシュが変身した意味って何!?何なの!?サモンイーグルお前もうちょっとタイミングを考えろよ…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「アイちゃん!よかったぁ!」

「よくやってくれました、小芹アイ!」

「いいえ、翔が彼らをモンスターマウントしようって思いつかなかったら、
 きっと何もできなかった」

「アイ!あいつら仲間をマウントされてバラバラに動いてる、
 きっと今なら簡単にマウントできるよ!」

絶体絶命のピンチが転じて思わぬチャンス到来!どうやらゴールデンサザンがマウントされたことで、他のゴールドタイタン達も
「おいおいやばいよパルトナがあるなんて聞いてないよ」とオロオロ慌て出したようです(えー
さらにその時、さっきのサモンイーグルと同じようにランのカード・サモンサーモンがピカピカと光を…
どうやらこいつは大海系のパルトナのようですな…ふむ、パルトナっていうのは名前にサモンがつくモンスターのことを言ってるわけか…

「サモンサーモン…!おい、お前!」

「ん?僕のことかい?君にお前呼ばわりされる覚えはないけどね〜、
 だいたい年下の女の子がぶつぶつぶつ」

「頼む!このサモンサーモンを使って、ゴールドヴァラスをマウントしてくれ!」

「へっ?」

すると、そんな大事なサモンサーモンを徹へと託すラン!徹忘れられてなくてよかったね!!(えー
ランも徹とまったく同じイルカのモンスターにライブチェンジできるのに…それでも自分より徹にマウントを任せるとは
それだけランの中で徹の評価が高いってことですよ!ブラッシュの奴も少しはランのこういう所を見習うべき:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「すまない!ランは口が悪くて…さっきゴールドブリオンの攻撃を止めた
 君のことを認めているんだ!頼む!」

「あーっはっはっはっはっはっ!よく分かったね!!
 僕はやる時はやる男なのさ!ここは僕に任せたまえマドモアゼル、
 あはははは!あはははは!後ろに泳いであはははは!
 あーっはっはっはっはっはっは!!」

どんだけ浮かれとるんじゃお前はー!!いくら珍しく他人に誉めてもらえたとはいえこの浮かれっぷりは!?
徹…いつもの事ですがテンションの浮き沈みが激しすぎる男です、何はともあれゴールドヴァラスもこれでマウント出来そうですね

「クックククッ…成程な…」

ところが残る2体のパルトナ・サーバルサモンとパルトサモンは、両方ともすでにQBが持っているモンスターでした
ゴールデンサザンがマウントされたのを見たQBは、「すごいじゃんあんな風にマウントできるんだ!」と自分もパルトサモンを使って
あっさりとゴールドブリオンをマウントしてしまいます。というかこいつ、パルトナ使ってマウントできることに
今さら初めて気づいてマウント開始って一体何がしたくてタイタン族を復活させたんだ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「チェストオオオオオ!QBーッ!あっちのは俺に任せるたい!」

「…」

「いっただきたーい!へへっ、世話の焼ける下僕たい!あとは俺に任せておくたーい!!」

ところがその時、こともあろうにQBを下僕呼ばわりしながら最後のパルトナ・サーバルサモンをかすめ取って行ったバカ丸!
な、なんというバカ!どう見てもQBに痛い目に遭わされるフラグビンビンじゃないですか!
多分QBから奪ったこのカードも、QBがあらかじめすり替えておいたバクダンデライオンか何かで
ライブした瞬間どかーんとバカ丸爆死とかそういうオチが…(えー

「サーバルサモンをライブたい!マウントたーい!!」

えー!?(゜д゜;)普通にサーバルサモン渡したのかよQB!!
こ、これは一体どういうこと!?貴重なタイタン族をむざむざバカ丸にマウントさせちゃっていいんですかQB!
はっ(゜д゜)ま、待てよ、もしやQBはバカ丸にカード入手のぬか喜びをさせておいて
すかさず”飛び散る火炎”か何かでバカ丸を丸焼きにしてカードだけ奪い取る気なんでは…(えー



「がっははははは!QB!もうお前は用済みたーい!だーっはっはっはっはっは!」

って何もしないで逃がしやがったー!!それでいいのかQB−!!
バカ丸がゴルトサーベル持ち逃げするのを、ぼけーっとただ黙って見てるなんて!?一体何を考えてるんだQBは…
まさか「バカ丸君も色々ボクに協力してくれたから一体わけてあげようね」とバカ丸への報酬にこんな真似を…(えー

それはともかくサーバルサモンは可愛いなぁ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  今までの中で一番可愛いモンスターじゃなかろうか

「さあサモンサーモン!君の出番だ、頼んだよ!」

そして最後に残った巨大クジラのゴールドヴァラス。その目前には、サモンサーモンを連れた徹がぐんぐん迫っていました
そんな徹の命令を受けて、まばゆいパルトナの光を発するサモンサーモン!これでゴールドヴァラスはデク人形も同然です
あとは煮るなり焼くなり…って、そういえば徹はこれが人生初のマウントになるんですね、今までシロキ山でも折ヶ野島でもマウントといえば
徹だけロクな目に遭ってこなかっただけに、この大物をマウントできる喜びもひとしおでしょう

「パパンママン!僕の最高の瞬間を伝えられることを喜びに思うよ!
 マウントーー!!」

ばちこーん!!

「あふううううううん!?」

ウギャアキン肉マーン!!な…なんてこった徹がー!お空の星にされちまったー!!
ちょ、ちょっと待ってくださいよ!パルトナのサモンサーモンもちゃんと連れていたのにどうしてこんなことに!?
パルトナの力があれば、バカ丸でも楽々マウントできるくらいタイタン族は無防備になるはずなのに…
つまり徹のオチ担当の力パルトナすらも上回ったということか…(えー
あらゆるモンスターを凌駕するドラゴン族、そのドラゴン族をさらに凌駕するタイタン族、そのタイタン族をさらに凌駕するパルトナ、
そのパルトナをさらに凌駕したオチ担当とは…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

というわけでタイタン族のうち、ゴールドヴァラスだけはゆうゆうとどこかへ逃げ出してしまいました。
なんてこった徹…そういえば徹は逆転検事でも殺人犯にされちゃったくらいだし
もはや幸薄キャラの運命から逃れることはできないのか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く


■ライブオンCARDLIVER翔 第39話「さよならブラッシュ」
 

「ゴールドタイタン族による被害を最小限に抑えられたのは、あなた達が力を頑張ってくれたからです。
 香辛諸島に生きる者を代表して、お礼を言わせてもらいます」

「小芹アイ、お前がゴールデンサザンをマウントしてくれたおかげだ」

「ううん、マウント出来たのはみんなが協力してくれたから」

「ゴールドタイタン族の力は凄まじかったね〜!僕達がいなければどうなっていたことか!!」

「ゴールドヴァラスのマウントに失敗した奴がエラソーに!!」

香辛諸島からタイタン族の脅威が去り、和気あいあいと大団円を迎えていた翔たち。
終わってみればこの香辛諸島編は、パワー5000なんつー超強力なゴールデンサザンがアイのモンスターになるという
アイのデッキ強化イベントみたいなものでしたね。ただでさえ最強カードライバーなのに、アイ唯一の泣きどころだった貧弱デッキすら
克服してしまうなんて…もはや今のアイは完全無欠ですよ!

「お兄ちゃーん!アイちゃーん!ブラッシュー!ペダルー!」

「あっ、ミル!」

「…んっんん、んんんんん、んんん!」

「変な人ー!」

「おおお…ウルフ妹くーん!みんな無事でトレビアーンだよー!!」

そんな鷹の爪島に、ホテルで留守番していたミル達もご到着。ブラッシュのように徹だけ忘れられてるかと思いきや
変人として覚えてもらっててよかったですね徹(えー
いや、でも当初は本当に「変人でキモイ」って扱いでしたけど、今では「変だけど面白い人」って感じに変わってきてるし
そのうち変人恋人に変わる日が来るかもしれない:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「まあ、ブラッシュちゃんのお母さま?はじめまして、天尾翔の母です。いつも翔がお世話に…」

「いえいえ、お世話をかけているのはこちらですわ」

「げっ…お、親父!?」

「親父じゃねえ、エイジと呼べ!」

丁寧にぺこりと頭を下げるママン2人は和みますなあ…って、今回初登場なラン達の親父・大場エイジまで一緒に登場!
どうやらミルと歩ママに偶然ホテルの船着き場で出会って、自分の船で鷹の爪島まで乗せて来てくれたようですが…
見た目かなりワイルドな感じの父ちゃんですけど、この非常時に一体どこをほっつき歩いてたんでしょうか

「この放蕩親父!子供を置いて勝手に旅に出たくせに!ゴールドタイタンが復活して大変だったんだぞ!」

「ゴールドタイタン…残念、そりゃ見ものだったなあ」

「ぐぐぐ…!」

どうやら本当に小学生の子供2人をほっぽらかして好き放題に旅に出ていたそうです
とんだダメ親父じゃないかエイジ!怒涛ムスタングとまったく同じタイプの父親ですな
そういえばアイのパパもアイを置いてどっか旅に出てしまったし、翔達のパパは1話目から影も形も見えないし…
ライブオンの世界にはろくでなしの父親しかいないんだろうか…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ヒイト、これ…」

「…?ゴールデンサザンとサモンイーグル?どういうことだ」

「あなたのサモンイーグルがいなかったら、私はゴールデンサザンをマウントできなかった…
 ゴールデンサザンはあなたが持つべきだと思うの」



ええええええ!?なんとせっかく手に入れたゴールデンサザンをヒイトに渡してしまうアイ!それをすてるなんてとんでもない!(えー
って…ゴールデンサザンの能力を見てみると、サモンイーグルが場にいる時にしかライブできないという
限定条件が加えられているんですね。つまりゴールデンサザンを使うにはサモンイーグルをヒイトから奪っていくことになるわけか…
ヒイトにとってのサモンイーグルは、翔にとってのペダルみたいな大事な相棒でしょうし、
それを奪いたくないというアイの気持ちも分からなくはないですな…だからヒイトさん代わりに上昇危龍ください:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「…これは受け取れない。マウントしたのはお前だ」

「えっ、でも…」

「サモンイーグルを…頼んだぞ」

「ヒイト…」

しかし、それでもゴールデンサザンはアイの物だと決めたヒイトは、サモンイーグルも一緒にアイへ託すことに…うーんヒイトいい奴だなあ
そしてそんないい奴ヒイトともついにお別れの時が。そろそろ翔達も鷹の爪島を去り、自分の家に帰らなければなりません

「ぼ、ぼっちゃま申し訳ありません…クルーザーは修理できないほど壊れております!
 しかも悪い事に、八角島にある予備のクルーザーも全滅していると…!」

「ええっ!?」

「か、帰れない!?ノォォォォォン!!」

「ど、どうするのよ…!?」

ところがなんと、鷹の爪島に乗りつけていたクルーザーはタイタン族の攻撃のせいでポンコツに!
帰りの船がなくなってしまい慌てる一同でしたが、すぐに「なーんだエイジ達の乗ってきた船があるじゃん」と気づいて
エイジにもう一度船に乗せてくれるよう頼みますが…


(C)荒木飛呂彦/集英社

「だが断る」(えー

「俺の船に乗りたかったら、俺をライブオンで倒してからにしな!!」

「えええええっ!?」

「対戦相手はお嬢ちゃん…あんただ!」

「え…ええ!?」

「ど、どうして…!」

「どうしてもだ」

なんと「帰りたかったら俺を倒してから行け」とワケの分からない勝負を挑んできたエイジ!
ミルと歩ママは普通に乗せてくれたのになんでまた!?というかエイジもライブオンやってるカードライバーなんですね…
もしかしてアイを名指ししてるのは、ゴールデンサザンを本当に使いこなせるのか見極めるためでしょうか。
それとも「だって僕もゴールデンサザン見てみたいんだもん!」という単なる好奇心なのか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

グルルオオオオオオオ!!

「いやぁぁぁん!ドラゴンちゃんがいっぱーい!!」

「す、すごい…」

「あ、青・赤・白…系統の違うドラゴンを使いこなすとはなかなか出来ないよ!?」

「そうさ、なかなか出来ないことにトライする!それが男だ!
 そして男のロマンが…ドラゴンデッキさ!!」

ゲェー!!なんとバトルが始まって間もなく、エイジの場にはタイガードラゴ・上昇危龍・クリアシーサーペントと
1体だけでも切り札クラスの超級モンスターが3体も!とんでもねー!!大地・大海・大空と大量にトルクを必要とするドラゴン達を
3体とも場に揃えるとは…これは三幻神を場に揃えてみせた王様並にとんでもない腕前ですよ

(この人…強い…!)

「ドロー!あっ…!」

「やったぁ!これで!」

「うん!」

「…ターンエンドです」

「えっ…!?ゴ、ゴールデンサザンは!?」

「て、手札がよくないのかな…」

「アイちゃん…」

そんな中ゴールデンサザンを引き入れたアイですが、まだサモンイーグルが場にいないので呼び出すことができません
やむなくそのままターン終了したものの、おい何やってんだよおかしいだろ…
カードの効果を知らずにざわざわしてる翔達は大人しくしてような(えー

「さあそこのお嬢さんたち!よーく見ておくんだぜ!」

「お、お嬢さん達っ!?」

「あらら…」

「コラァこの不良親父!ここに子供がいることを忘れるなぁ!!」

「ロマンを追い求める男の攻撃だ!加減はしないぜ!」

バババババシイイイイッ!!

「ううううっ!!」

熟女に対して「お嬢さん」とみのもんた風リップサービスを交える余裕を見せながら、
ドラゴン3体でアイに猛攻を仕掛けるエイジ!モタモタしていてはこのまま一気に試合が終わってしまいます
ここでなんとか流れを変えたいアイは、次のドローでついにサモンイーグルを手札に引き入れる!

「きた…!行くわよ!サモンイーグルをライブ!そして炎の中より甦れ、黄金の翼!」

ズッバアアアアアアン!!

「うひいいいい!?」

「そ、そうか…!ゴールデンサザンをライブするには、
 パルトナのサモンイーグルが必要なんだ!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

「わわっ…!ま、また暴れたりしないのかい!?」

「ひ、ひひひ姫!そ、某がおそばにおりまする、ご安心を…!」

「ヘヘッ!ビビッてんのかお前?」

「ぬぁんだとこの新参者がァーッ!!」

さすがはパワー5000の大怪獣、ライブされただけでも島中がビリビリ震えるような凄まじさ!そんなゴールデンサザンの登場に
思いっきりビビリまくりなセコンダリー君、新入りのサモンイーグルにもすっかりナメられております
サモンイーグルこの野郎、ついこの間セコンダリーが上昇危龍をかっこよく倒したシーンをすっかり忘れてやがる!
自分はタイタン族を思いのままにできるからって調子に乗りおって…(えー

「さあ…反撃開始よ!!」

ドッバアアアアアアン!!

「ほお…」

そして猛烈なパワーを思う存分発揮するゴールデンサザン!さすがの上昇危龍もパワー5000が相手ではいともたやすく消し炭に!
あれほど恐ろしかったゴールデンサザンの攻撃が、今となってはなんという頼もしさ…
今やバトルの空気は完全にアイの逆転へと動き出していました

「はは、負けだ!俺の負け!お嬢ちゃんの勝ちだ!」

「な、なにィ!?始めるのもいきなりなら終わるのもいきなりなんて!」

「男のロマン、それは潔さ!初めて使うモンスターを、あの不利な状況で
 チャンスが来るまで待てるとは…あっぱれだ!」

っていきなり勝手に降参しやがったよ!も、もう終わり!?ランが私の言いたいことをまさにそのまま言ってくれましたが…
やっぱりエイジはアイの腕前を確かめたかったんだろうなあ。ともかくアイがエイジに勝った今、ようやくこれで懐かしの我が家へ帰れます

 

「あれ、ブラッシュ?ブラッシュ、もうすぐ出発だよ!帰ろうー!!」

「…」

ところが全員エイジの船に乗り込んだその時、ブラッシュだけはママと一緒に岩場からじっと動こうとしませんでした
もしやブラッシュ、このまま鷹の爪島に残ろうと…?そういえばせっかくママと再会したんだし、
このままママと一緒に暮らしたいと思うのが当然でしょうな…

「…ミル、ミルはお母さんのこと好き?」

「…?うん、大好きだよ!でもなんで…あっ…そうか…そうだよね、ブラッシュ…お母さんと一緒にいたいよね…」

「…」

「私だって…私だって…お母さんと一緒にいたいもの…!ブラッシュも、お母さんと一緒なのがいいもん…
 喜んであげないとね…」

歩ママに諭されて、とうとうブラッシュの心の内を理解してしまったミル。
自分がママと離れ離れになった時のことを考えたら、ブラッシュを連れて行くなんてことはとても出来なくなってしまいます
というかそう考えると、ブラッシュの卵をママから奪ってきた松戸先生ってマジ悪魔ですよね(えー
ともかく頭で分かっていても寂しさを隠し切れないミルは、大量の涙をこぼしながらブラッシュに別れの言葉を送るのでした

「ブラッシュ!今までありがとうな!」

「ブラッシュ!私、今までブラッシュと笑ったり遊んだり、とっても楽しかったよ!」

《俺もだ!俺もミルや翔、みんなと会えてよかった!》

「また遊びに来るから!」

「どんなに離れていたって、俺達は仲間だ!」

《みんな…!》

「ブラッシュ…!さよなら…ブラッシュ!!」

船が離れ鷹の爪島が小さくなっていく中、翔達はブラッシュとの別れをいつまでも惜しみながら声を張り上げるのでした



そしてのけ者にされながらも男泣きに泣いていた徹さん男の中の男!!(えー
翔やアイと違って大海系のカードライバーな徹は、大地&大空系のブラッシュとテレパシーで意思疎通することができないんですよね
今も完全に徹だけ入り込めない空気でテレパシーを送りまくってたんですが、
それにヘソを曲げずに仲間達の別れを見守ってやるとは…徹さんの男気に全俺が泣いた

「うっ…ううっ…うっうっ…うう…」

「おばさん…」

「今はそっとしてあげてね…ミルは今、がんばって自分の気持ちを整理してるの。
 女の子はみんなそうやって強くなるのよ、アイちゃんもそうだったでしょう?」

「あ、えっと…」

「ブ、ブラッシュウウウウーッ!!」

「…男の子はこらえ性がないみたいですけど…」

「違うって!ほ、ほら!」

悲しみに暮れていつまでも船の上で泣き続けていたミル。アイはそれを心配そうに見守っていましたが、その時翔がすっとんきょうな大声を…
何かと思って翔が指差す先を見てみると、そこには翔達を追いかけてきたブラッシュの姿が…
えええええええええええええええ!?

「ブ、ブラッシュ!?ブラッシュ!ブラッシュウウウウッ!!」

「きゅうう、きゅううん!」

「ブラッシュ、よく戻ってきてくれたな!」

《母ちゃんが行けって言ったんだ!》

(ブラッシュ、あなたのいるべき場所はここではありません。
 あなたは仲間に必要とされています…行きなさい、大切な仲間のところへ。
 私はここで待っています)

いいい、いやあの、ちょ、ちょっと待ってくださいよ…こんなんで結局ブラッシュ連れて行くってさすがにメチャクチャじゃないですか!?
さっきの「さよならブラッシュ!」から1分しか経ってないじゃないですか!こんな再会あんまりだ!
「ブラッシュはママと一緒の方がいい」とか「どんなに離れてても俺達は一緒」とか「ミルは今強くなろうとしてる」とか
全部台無しじゃないですか!!おかしいよ…どう考えてもこの展開はおかしいよ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「着いたぁー!!」

「送って下さってありがとうございます、近くにいらした時はぜひ寄って下さいね」

「ははは、気にしなさんな。困った時はお互い様。ま、近くへ行った時はぜひ寄らせてもらいますよ、お嬢さん」

「こんの不良親父がぁぁぁーっ!!」

「ふふ、私も古代ドラゴンちゃんのレポート書かなきゃ!この辺でみんなともさよならね」

そしてとうとう船は目的の港についてしまいますが…ヒイトやラン、カレー粉さんとはここで完全にお別れ!いやああああああああ!!
この3人結構いいキャラで好きだったのにな…ううっ(´;ω;`)香辛諸島編だけで終わるにはあまりにも惜しいよ…
正直ブラッシュなんてどうでもいいからこの3人ともっと一緒にいて欲しかった:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「お帰りなさーい!」

「マ、マッド先生!?」

カレー粉さん達と別れを告げた翔たちは、いよいよ自宅へ向かって徹のリムジンに乗り込みますが…って
親子の仲を切り裂いた悪魔キター!!(えー
なんとリムジンの座席にはなぜか松戸先生の姿が!こんな所で何をしてるんですかこの悪魔は!

「なるほど…伝説の古代ドラゴン、封印されたゴールドタイタン族、それを復活させた謎の存在QB…
 これから大変なことになりそうですね」

「QBか…嫌な感じだったなあ」

「…」

(ゴールドタイタン族を復活させたあのQBという者からは、邪悪な魂を感じました…
 今回のことは序章に過ぎない、あの者は更なる恐ろしい事を考えている…そんな気がするのです。
 ブラッシュ、あなたの番です…私達を守ってくれた翔君たちを、今度はあなたが守るのです)

そして松戸先生達の会話を聞きながら、自分を送り出したママの言葉を思い出すブラッシュ…
なるほど、ママがブラッシュを翔達の所へ行かせたのは、ただ単にお友達と仲良くしなさいってことじゃなくて
QBの魔の手から翔達を守るためだったんですか…ふーむ、確かにそういう理由なら納得もできますが
もう少しあの再会シーンはうまく見せられなかったんだろうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
そして個人的にはQBよりも松戸先生の方がうさん臭いと思うんですがどうなんでしょう(えー
松戸先生が今回どうしてこんな場所をうろついていたのか全然分からずじまいだしな…
もしかしてQB自体が松戸先生っていうオチでもあったりして…次回に続く

 






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