■マリア様がみてる 4th season 第2話「特別でないただの一日」
「蓉子ー!ハーイ、お待たせー!」
「遅いわよ聖、いつまで待たせたら気が済むの」
「しーましぇーん」
いよいよ今日はリリアン学園祭の日。学校中が活気に溢れる中、前薔薇さまの聖と蓉子もリリアンに遊びに来ていました
というか蓉子さんそれは本当に18歳女子大生の私服な格好ですか!(えー
どう見ても会社に行く途中のOLだこれ!まだ10代なんだからもう少し若さを前面に出した格好をですね:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「あれ、江利子はまだ?」
「電話してみたけど来ないって。あんまり頻繁に出没したら、由乃ちゃんが可哀想だからって」
しかし先代ロサ・フェティダの江利子だけは、なんやかやと理由をつけて今日はやってこなかったようです
そういえば江利子はリリアンにいた頃も、聖や蓉子と比べて激しく存在感がなかったなぁ(´;ω;`)卒業してからもそれは同じか…
いっそ黄薔薇はいらない子ってハッキリ言えばいいじゃない!(えー
「うんしょ、うんしょ…」
「…?」
とその時、2人はリリアンの塀をよじ登ろうとしてる変な女を発見します。歳は2人と同じかそれ以下って感じでしょうか?
事情はなんだか分かりませんが、とにかくこんな不審人物を放っておいちゃいけませんよね
「やめなさい、何してるの?」
「は、放してください!私どうしても中に入りたいんです!」
「別に私達はあなたをどうこうするつもりはないわ、ただ塀を登るのは無理ってアドバイスをしに来ただけよ。聖」
「うん」
「ごきげんよう(すたすたすた)」
え…えーー!?(゜д゜;)ちょ、ちょっと!そんだけ言ってハイさよならですか蓉子さん!
「私どうしても中に入りたいんです!」って言われて「へーそいつは初耳だ、でも関係ねえなそんな事は」と
まったくこの人に興味を示さずに立ち去ってしまうとは…いくらなんでもちょいと冷血すぎやしませんか(´・ω・`)
(うーん、健在ねぇ)
「ま、待ってください!」
「くふっ」
しかしその時、女の人に呼び止められると「そらきた」と言わんばかりに振り向く2人。
おお、あんな風に冷たく突き放したのは、こうやってこの人に力を貸すためだったんですね
初対面の人ですら掌の上で転がすとはさすがです蓉子さま(えー
「あの、私ここの生徒の身内なんです!」
「身内…じゃあチケットは?リリアンの学園祭には、チケットがないと入れないことは知っているでしょう」
「あ…」
「忘れたのなら、生徒の名前とクラス名を受付に言えば…」
「それが…クラス名が分からないんです」
「あなた、名前は?」
「夕子…細川夕子と言います」
ほ、細川!?細川というと可南子と同じ苗字じゃないですか!この人は可南子の姉妹か何か?それとも従姉妹とか…
そういえば、前回ラストで可南子が複雑そうな顔でチケットを眺めてましたね。あれはこの人にチケットを渡すかどうか悩んでたわけか…
(えーっと、お姉さまは今クラスの当番だから交代時間まで展示を見て…
それから一緒に瞳子ちゃんのお芝居を見に行けるかな)
ドタドタドタドカッ!
「うわっ!?」
「ご、ごめんなさい!お怪我はないですか!?」
って次の場面、その夕子と祐巳が学園の中で激突!夕子は蓉子達がなんとか中に入れてくれたんでしょうか?
それにしてもこの急ぎよう、早く可南子に会いたくて慌ててるんでしょうかね
「ごめんなさい、私ったら急いでたものだから…!」
「いいんですよ、それよりあなたの方が…」
「あっ、お気遣いなく…あ、あの、おでんはありますか!?」
「へっ?おでん?おでんは…そこを曲がった先に」
「あ、ありがとうございます!」
お、おでんだああああ!?(゜д゜;)なぜおでん!?探してたのは可南子じゃないんですか!?
聞かれた祐巳も「なんでこの人おでんに必死になってんだろう」と意味が分からない様子です
ですがおでん屋といえば、ちょうど祐巳が今売り子を手伝ってきたばかり…その場所を教えると、夕子は再びバタバタ駆け出してしまうのでした
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ってその時通行人に志摩子のお父ちゃんが!!なんつー格好してるんですかお父ちゃん!
どっからどう見てもヤクザすぎて吹いた。実は3期の時も運動会でリリアンに来ていた志摩子父、しかし職業がお坊さんなので
あの時は僧衣で来たら「カトリックの学校にそんな格好で来んな」と志摩子に怒られたんでしたっけね
その反省を活かした格好がこれなわけです。全然反省になってないよお父ちゃん!!
それと志摩子父の後ろにいるのは、乃梨子のメル友・志村タクヤ君ですな
乃梨子は仏像が趣味なので、特別仲の良い人はこんな感じのおじいちゃんになってしまうのです。なんて色気のない生活:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「祐巳ちゃーん」
「あっ!蓉子さま、聖さま!ご無沙汰しております」
夕子がおでん屋へ向けて駆け出していったその時、今度は蓉子と聖が祐巳の所にやってきました。やっぱりこの2人が夕子をリリアンに入れたのね
久々に蓉子たちと会えて喜ぶ祐巳。さっそく2人と一緒に行動することにしますが…
「祐巳ちゃん、祥子のクラスへ行く?」
「はい!ご案内します、こちらへ…あ!?…お、おでんは…ってもしかして」
「ん、何?」
「い、いえ!なんでもありません!」
歩き出したその時、目の前にあったものを見て硬直してしまう祐巳。そう、それは公衆電話でした
さっきのはおでんじゃなくてお電話を探してたのかよ!!
とんだ大ボケをかましてしまった祐巳でしたが、慌てても後の祭り。すでに夕子の姿は影も形もありませんでした
というか夕子は、この携帯電話全盛の時代に携帯持ってないのかよ:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「えっ、いないんですか?」
「じゃあ戻って来るまで待ってましょうか」
そして祥子のクラスにやってきた祐巳たちでしたが、あいにく祥子はちょうど席を外していました。
仕方ないので、祥子が戻ってくるまで時間を潰すことにした祐巳たち。
ちょうどここには、祥子のクラスの出しもの「おいしく体力測定」があるので暇潰しにはもってこいですね
「へーえ、跳んで飴を取る垂直跳びに、チョコがもらえる反復横跳びねぇ、祐巳ちゃん競争しようよ!」
「いいですよ!」
聖が祐巳に勝負を持ちかけたのは反復横跳び。意外とノリのいい祐巳は「やってやるぜ」と勝負を受けることにします
そして祐巳、聖、蓉子の3人が並んでスタートの合図が…って、蓉子さまも一緒に参加するんかよ!!
な、なんという…蓉子さまが反復横跳びなんてハマーン・カーンが反復横跳びするくらい物凄い光景ですよ(えー
そういえばこの人、一見するとクソ真面目で優等生な割に、妙にこういうお遊びが好きな一面があったなあ
いちご牛乳オレごっつぁん飲みだとか(えー
「はあ、はあ、はあ、はあ…!」
「あれ、可南子ちゃん?」
「あっ、祐巳さま!ま、混ぜてください!」
「ど、どうしたの?」
「追われているんです!」
って、いざ反復横跳びスタートというその時、いきなり教室に飛び込んできた可南子!
「人に追われている」と相当焦っているようで、追っ手をまくために3人に混ざって反復横跳びを始めます
でも追っ手の目をごまかすのに反復横跳びって、それ全然カムフラージュになってないんじゃないかな…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「あっ、夕子ちゃん…?」
「あっ、おでん…?」
「お願い、知らんぷりしてください…!」
その時、可南子の言う追っ手が廊下をバタバタ通り過ぎて行きました。やはりというなんというか、追っ手の正体は夕子です
こんな形で再び会うことになって思わず驚きの声を漏らす蓉子たち。というか祐巳、「あの人はさっきの…」とか言うならともかく
おでん呼ばわりは酷くないか:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「何があったの?」
「ちょっと、会いたくない人とばったり…それで逃げ出したら追いかけてきたので…」
なんで夕子から逃げているのか尋ねる祐巳でしたが、可南子の返答は「だって会いたくないんだもん」というハッキリしないものでした
いくら会いたくないとはいえ、ここまで必死に逃げるだなんて…何かよっぽどの理由でもあるんでしょうか?
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じぃーーっ
って、気がつけば教室に戻ってきていた祥子がじろじろこっちを見ていました
ま、待ってください、ここには久しぶりに会う蓉子お姉さまがいるというのに、このまったく嬉しくなさそうな視線は一体…(えー
むしろ「なんでお前らがここにいんの?」とウザがっているようにさえ見えます、まさかこれが祥子の本心なのか:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「ちょっといらっしゃい」
「えっ、どちらへ…」
「保健室よ。祐巳もいらっしゃい」
な、なんと祥子!蓉子さまを無視して可南子と祐巳を連れ出した!!
シカト!?尊敬するお姉さまがすぐ横にいるのにシカト!?いくらなんでも冷たすぎます、蓉子さまが一体なにをしたー!
「お取り込み中みたいね」
「お姉さま…すみません、せっかく来ていただいたのに…」
「気にしないで、私達も用事が出来たからまた後で会いましょう」
そ、そんな今さら「あれ、お姉さまいたの?」みたいに謝ってもらっても!(えー
謝るなら最初だろ祥子…蓉子は蓉子でさっきの夕子が気になるらしく、聖と2人で教室を出て行ってしまいます
久しぶりに会って最初に言うことが「私今あんたに構ってる暇ないから」「私もそうだから」とはなんたる姉妹だ:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
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そして祐巳と可南子を連れた祥子は、保健室へ向かって歩き出します。どうやら保健室で誰かが祥子たちを待っているようで…
「保健室のその方、学園祭に入れずに困っていらしたんですって、娘さんに会いに新潟から来られたそうよ」
「…!?」
「…?可南子ちゃん?ま、まさか…」
「そうよ、保健室にいるのは可南子ちゃんのお父様なの。会う気があるのなら、自分の意思で中にお入りなさい」
保健室の待ち人とはなんと可南子パパ!保健室のドアの前に来ると、祥子は中に入るかどうかを可南子に選ばせます
しかし可南子は、どんよりとした顔で下を向いたまま立ち尽くしてしまい…どうやら相当父親のことを毛嫌いしているようですね
「…」
「無理にとは言わないわ、でも…一生会えないことだってあるのよ」
「え…!?」
「その時、言っておきたいことがあったのにって後悔しても遅いの」
「父は…父はどこか悪いんですか!?」
「真っ青な顔をして保健室に来たそうよ、ベッドを貸してもらえないかって」
「お…!お父さん!!」
「お父さん死んじゃヤダー!!」と血相を変えて保健室へ飛び込む可南子!
そんな可南子の目に飛び込んできたのは、保険の先生とお茶をすすってくつろいでいる父親の姿でした。えー!?
そう、今の話は祥子が大げさに話しただけだったのです、それにしても意外と釣られやすいんですね可南子:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
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「しめしめ引っかかったな」と言いたげにニヤニヤしながら保健室に入ってくる祥子。
祥子の細川親子仲直り大作戦は第一段階終了といった感じでしょうか(えー
可南子が父親を大事に思っていることは今の叫びをご覧の通り、あとは2人が素直な気持ちで話し合えば…
「お父さんなんて最低!!」
「!?」
あぁ!?そ、そんな!祥子の仲直り大作戦がいきなり終わってしまった!!(えー
父親への親愛の情を口にするかと思いきや、なんと反対に「くたばれこのクソ親父」と罵倒を始めてしまった可南子。
計算が狂った祥子はポカーンと2人を見守ることしかできません
「みんなお父さんが悪いのよ!お母さんと離婚したのも、
劇のセリフが上手く言えないのも、それに夕子先輩のことだって!
お父さんが夕子先輩の人生をメチャクチャにしたのよ!!」
げ、劇のセリフが言えない?一瞬なんのことだかよく分かりませんでしたが、
自分が男嫌いなせいで男役のセリフが上手く言えない
→ そもそも男嫌いになったのは父親のせいってことなんでしょうな
どうやら可南子は父親について相当幻滅してしまっているようです、その原因は「夕子の人生をメチャクチャにしたこと」が関係しているようですが…
しかし夕子と可南子は同じ細川って苗字なのに、先輩と呼んでいるのは一体…ま、まさか…
「違うわ、可南子のお父さんのせいじゃないの」
「夕子先輩…!?」
とその時、タイミングよく保健室に現れた夕子!どうやら蓉子たちがここまで連れてきてくれたようです
というか蓉子はさっき祥子たちが保健室に向かったことを知らずに別れたんですが
夕子を見つけてすぐここにやってくるとはさすがです蓉子さま(えー
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「ずっと可南子と話がしたかったの、でも避けられてたから…私、高校に入ってから交通事故でケガをしてね
医者からバスケはやめた方がいいって言われたの」
「…」
「どうしたらいいか分からなくて、細川コーチのことを思い出したの…昔、体を壊して現役を引退したコーチなら
私の気持ちを分かってくれるって…それから2人で会うようになって…
バカな私は、可南子のお父さんを好きになった…」
「す、好きに、なった…?」
「うん。逃げないでちゃんと言えばよかった、可南子のお父さんが素敵だったから私は好きになったの。
可南子には私のせいで苦しい思いをさせちゃった…ごめんね…」
ぎょええええええええ夕子と可南子パパは夫婦だったのかよ!!
ケガの相談をしてるうちに仲良くなっちゃったと!?仲良くなりすぎて細川夕子になっちゃったと!?
と、とんでもない話だなおい…夕子って少なくとも蓉子より年下だろ…そりゃあ可南子も「最低の父親」って切れたりしますわな
「わ…私だって分かってた!お父さんが、お母さんの”仕事を続けたい”って
希望を叶えたってこと!お父さんが家を出て行ったのも
お母さんの仕事のストレスのせいで、お互い話し合った結果だってこと!」
「お父さんは悪い人なんかじゃない」と心のどこかで思いながらも、今まで確信が持てなかった可南子。
可南子の両親が別れたのも、可南子ママが旦那と生きるより仕事と生きることを選んだことが原因のようです
父親の気持ちを今ハッキリと理解した可南子は、感極まってボロボロと泣き崩れてしまい…
こんな時になんですが、この可南子のセリフ物凄い説明的だな:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
(可南子ちゃん、もう大丈夫だよね)
「おぎゃあ、おぎゃあ、おぎゃあ…」
「あ…」
「さっき、ここでオムツを替えさせてもらってたんだ」
「じゃあ保健室に来たのは…」
「可南子の妹よ、次子(ちかこ)って言うの…抱いてみて?」
すでに子供まで産んでやがったあああああああああ!!
これはないだろおおおおおおおこれはないだろお父ちゃん!!百歩ゆずって現役女子高生と40過ぎのおっちゃんが
恋仲になってしまったとしましょう、でも高校も卒業しないうちから孕ますなんて私は許しませんよーっ!!
ゴムだけはしろよ!どんなことがあろうともゴムだけはしろよ!!(えー
なんでも夕子は年齢的に祥子とタメだそうですから、逆算すると15だか16歳の頃に一発やってしまったってことか…
いやもうなんていうか…仮にうちの親父がある日突然
「ちょっと15歳の女の子妊娠させてきちゃった。うちの母さんとは離婚してその子と再婚するわ」なんて言い出したら
俺は本気で怒り狂って親父に殴りかかると思います(えー
いくらなんでも親父それ人の道を外れちゃってるよ…せめてゴムしてればまだ人でいられたのに:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「一件落着〜!さて、我々もどこかへ回りますか」
「そうね、まだ1時前だから」
あとは家族水いらずでゆっくり話をさせることにして、保健室を出た祐巳たち。
私としては言いたいことは山ほどあるんですが、まあ一件落着ということにしておきましょう(えー
しかし、1時という言葉を聞いてあたふた慌て出してしまう祐巳。そう、ドリルが若草物語の劇をやるのがちょうどこの時間だったのです
「1時…?い、いけない!若草物語が!」
「先にお行きなさい!!」
「はいっ!!」
全速前進DA!!と言わんばかりにビシッと指を指す祥子!なんだこの演出はー!
まるで逆転裁判のワンシーンのようです、事情を知らない蓉子たちの前でよくこんな恥ずかしいポーズを:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「な、なんであんなに焦っているの?」
「演劇部の舞台に、山百合会の手伝いをしてくれている一年生が出るんですの」
「あぁ〜!あの電動ドリルか!」
公式でドリル発言キター!!ついにやりやがったー!
祐巳が頭の中でこっそりドリル呼ばわりすることは知ってましたが、まさかこんなハッキリとドリル認定するとは…
これで名実ともに瞳子は完全なるドリルですね、おめでとうドリル(えー
そして、なんとかドリルの出番が来る前に劇場へすっ飛んでいった祐巳。
祐巳曰くエイミーは「生意気で意地っぱり」なキャラだそうで、まさにドリルのための役と言っても過言ではないでしょう
ドリルは文句のつけどころがない演技でエイミーを演じ切り、劇の後祐巳はドリルを誉めに楽屋を訪れるのでした
「瞳子ちゃん、良かったよ!」
「遅刻してきたくせに」
「あれ、気がついた?でも瞳子ちゃんが最初のセリフを喋る前だってばぁ」
「着替えるのでそこどいてください」
えーとエイミーの演技してるんじゃないよね?ドリル本人だよね?(えー
生意気で意地っぱり…本当そのまんまな性格してるな…本当は嬉しいくせに素直じゃない奴です
しかし、ドリルの物言いに腹を立てるかと思いきや、逆に祐巳は妙に嬉しそうな表情を…
「(にやにや)」
「…?な、なんですか?」
「瞳子ちゃんさ、それ脱いだらそのままとりかえばやの衣装着るの?」
「もちろんですけど」
「じゃあ、いっそこのまま出かけない?」
「は…はぁ!?」
なんと、「もたもたしてたら瞳子と学園祭を回れなくなる」という理由でそのままドリルを連れ出してしまう祐巳!
有無を言わさずドリルの手を掴んでドタバタと…ってまたしてもなんだこの演出はー!!
まるで祐巳とドリル愛の逃避行のようです、一緒に学園祭回るってだけでこの演出はなんなんだ:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
そして大急ぎで学園祭を回った後は、いよいよ本日のメインイベント・とりかえばや物語の時間です
祥子の考えた男女の役入れ替えは、意外にもお笑い要素として大ブレイク。
なんと言っても日光月光の女装姿が破壊力抜群だったようで、蓉子や聖も腹を抱えて大笑いしていました
そりゃこの顔と野太い声で「まあ」とか「うふふ」とか言われたら、誰もが吹き出すでしょうなあ
そして劇が無事に終了した後は、キャンプファイヤーを囲んでフォークダンスが行われていました
というかアニメの学園祭って、必ず最後はこれで締められますよね。スクールデイズもとらドラもキミキスもコードギアスも…
でも実際にはこんな暗くなる前にみんな帰ると思うんですがどうなんでしょうか:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「祐巳、ちょっと歩かない?」
「あっ…はい」
とその時、祐巳をキャンプファイヤーから連れ出して2人きりの時間を作る祥子。
そういえば学園祭の日は、この2人がスールになった記念日でしたっけね。何か思うところがあるのかもしれません
「私たちがスールになってちょうど1年ね…」
「はい…」
「私はね祐巳、今夜特別に何かするつもりはなかったわ。どうしてだか分かる?」
「…?」
「私にとっては、何も今日だけが特別な日ではないからよ。だって明日も明後日も…
変わりなく祐巳は私の妹…今までもそしてこれからも。
私にとっては今日は特別でもなんでもない、昨日と変わらないただの一日よ」
「…!」
「私の言ってる意味…分かるかしら」
「あはは…目からウロコじゃなくて、涙が出ちゃいました…」
「ふふ、バカね…」
百合シーンキター!!
祥子の「これからもずっと一緒」発言に感極まって、泣きながら抱きついてしまう祐巳。
おそらく「お姉さまさえいれば他に何もいらない!」的な心境じゃないでしょうか
「祐巳…」
「…」
「あなた、妹を作りなさい」
「え…!?」
ギャガーン!!お、お姉さまさえいれば他に何もって言ってるそばからー!!
まさかの発言に激しくショックを受けてしまう祐巳。祥子は一体どういう意図があってこんな発言を…?
というか2人の修羅場を見つめるマリア様がとても気まずそうです(えー
「あぁもう見てらんない、早く帰りたいわ」というマリア様の悲鳴が聞こえてくるようだぜ…次回に続く!
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