■アニメ感想:極上!めちゃモテ委員長
第25話「めざせすっぴんモテ子!野菜を食べやさいですわっ」
今回はもうタイトルからして破壊力抜群すぎる
野菜を食べやさい!?なんつーダジャレですか!しかしめちゃモテでこれを言われるともう腹がよじれそうだから困る
毎度ながらめちゃモテスタッフの強烈なギャグセンスには頭が下がってしまいます
「委員長頼むよ、これまとめといてくれないか!」
「はい!」
「あとはこっちのコピーも頼む!」
「はい!」
「あとはこれも図書室に返しといてくれ!」
「は、はい!」
「ついでにこれもこれもこれもそれからこれも!」
「えぇぇええええ!?」
文化祭が間近に迫っているせいで、このところいつにも増して先生から大量の雑用を任されている委員長。
もはや委員長に休み時間というものはなく、1秒たりとも無駄にできずに1日中学校の中を駆け回っていました
「は〜…は〜…き…気合です…わ…(ばたーん)」
「い、委員長!?大丈夫か!」
「はっ!?東條くん!?も、もちろんですわ!私北神未海は、
いつだって元気もりもりあおもり県です!!」
もりもり青森…?(゜д゜;)委員長…酸素欠乏症にかかって…と、潮の前でぶっ倒れてとんだオヤジギャグを
かましてしまう委員長。さすがにこれは大ハズレだったようで、寒すぎるあまり潮に他人のフリをされてしまいます。潮ー!!
「ふ〜、今日はこれでおしまい!気合で乗り切りましたわ!」
「よ〜!」
「あっ?りかっちさんその髪…?」
「いひひ〜!サロン行って変えて来ちった!遠野も賛成してくれたし、やっぱ私らしいのが一番だろ?」
「とってもお似合いですわ!」
いやああああああああああああああああ!!(号泣)
そ…そんなー!!委員長の帰り道に現れたりかっちさんがえらい事に!なんつー髪型ですかこれ!
あぁ…なんてこった…次回予告を見るかぎりこれからずっとこの髪型でいるようです。やめろー!
遠野もこの髪型に賛成するとか見損ないましたよ、この瞬間めちゃモテを楽しむ要素の6割が消えてなくなった:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「ところで委員長、明日ってヒマ?」
「え?」
「実は私の姉貴に会ってほしいんだけど」
「お姉さん…?」
そんなりかっちさんから、明日の休日に姉が勤めているデパートに来て欲しいと言われる委員長。
どうやらりかっちさんの姉はファッション関連の店員をやっているようで、委員長とファッションについて色々と語り合いたいとか…
「チョリーッス!イエーイ!いらっしゃいませー!」
「ぎょぎょーっ!?」
「(ぶわっさぶわっさ)」
(ま…まつ毛で空が飛べそうですわ…)
ところがそのりかっちさんの姉というのが、120%ギャル丸出しの超ケバイ厚化粧女!ぎえー
委員長も言ってるように特につけまつ毛バリバリですごい顔です、リアルでも最近こういう女の子多いけど
こういうつけまつ毛ってすげー異様に見えるんだよな…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「昨日オケった後トリったらー、超ラビィJKがいたんだけどー、
その彼氏がウーロンチャで超レシーブー!!」
「…???(ど、どこの国の言葉でしょう…)」
しかも喋りまでギャル全開でまったくついて行けない委員長。というかウーロンチャってチョベリバと同世代の言葉だと思うんですけど
まだ今の流行最前線でも使われてるのか…(えー
しかしこうしてギャル女と比較してみると、委員長ってすごい正統派な美少女ですね。
モテ子やらコーデやら言ってるからどうも軽いイメージがありましたが、こういうギャルの世界には全然染まってないんだな
「マキ姉、オシャレでイケてんだろ〜?ここモロキュービルに入ってるショップで
ぶっちぎり人気ナンバーワン!ファッション雑誌にもしょっちゅう出てる
カリスマショップ店員なんだ!」
「はあ…」
「リカから色々聞いてるよ〜!噂通りかっわいい!ファッションセンス抜群、
ビューティや恋の悩みもソッコー解決!ガチで頼れるめちゃモテ委員長なんだって?」
「ま、まあいやですわ!」
「「「あっ!マッキーナ!マッキーナー!」」」
最初のうちは「このケバイ女マジないわ…」と引き気味だった委員長ですが、話してみると意外に気さくで親しみやすい性格をしていたマキ。
この店に来る客にもずいぶん慕われているようで、委員長もだんだんマキを見る目が変わり仲良くなりますが…
「今度ショップとのコラボで、私の好きなアイテムを発売出来ることになったんだけどー。
でもね、やるからにはみんなに喜んでもらえるものにしたくて…
私、私の服を着る女の子にはみんなハッピーになって欲しい!
つーわけでめちゃモテJKの意見を聞きたいんだけど」
「はい!マッキーナさんはマジパないですわ!マジパなく喜んでお手伝いさせていただきますわ!」
「うおーい!マキー!」
そしていよいよ本題、今度発売するニューアイテムのデザインについてマキに相談される委員長。「お客をハッピーにしたい」という
マキの純粋な気持ちに感心して、すぐに委員長はそれを引き受けますが
その時いきなりすごい場違いな大根男がマキの店に現れました。こんな流行の服を売る店で大根…異様すぎる…
「マキー!おんらぁ差し入れ届けにきただー!」
「だ、大根!?」
「うははは、取れたてだー!美味そうだろー!」
「(ぽっ)…さ、さんきゅ…」
ところがそんな大根男を前にして、「あぁ…いつ見てもかっこいい…」と骨抜きになっていまうマキ
ちょっ、マキを追い回してる変なファンかと思ったら、片思いしているのはマキの方だったんですか!
遠野に惚れたりかっちさんといい、姉妹そろって男の趣味はすごい純朴なタイプが好きなのね
(まあ…!マッキーナさん、もしやこの方のこと…)
「やっだぁ何あの人!」
「マッキーナの知り合いかなぁ?」
「まっさかぁ!んなわけないって!」
「あっ…」
ところがその時、ざわざわと「何あの大根男キモーイ」と周囲の客が騒ぎ出し、ハッと我に返ったマキ。
このまま大根男が自分の彼氏だとでも思われてしまったら、今まで築き上げてきたマッキーナの名声は地に墜ちてしまいます
そこでマキは大根をつっ返し、冷たい態度で大根男を追い返してしまうことに…
「いらない…!大根なんかいらない!」
「あんれぇ?おめぇ大根嫌いか?んっだら明日はナスかトマトを持ってくるだ!」
「ナスもトマトもいらない!もう…何なの!?こんなとこまで野菜持ってくるとか、
マジ有り得ないっしょ!?しかもそんなイケてない格好で…!」
「マキ…?」
「気安く話しかけないで!私はマッキーナなんだから!
マッキーナのイメージをぶち壊さないで…!早く出てってよ!もう来ないで!!」
「あらら…んじゃあまたなー!!」
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(C)神楽坂淳/徳間書店・東邦星華桜花会 |
高原と同じことを言うなー!!(えー
大根男あんたって人は!「もう2度と来るな」「じゃあまた来ます」って、高原と同じくらい空気読めてないじゃないですか!
まあ高原と大きく違うのは、大根男は本心からは相手に好かれているって点ですが…
実際、大根男に冷たい態度を取ってしまったマキは、「なんでこんなことに…(´;ω;`)」とどんより暗い顔になってしまいます
「練馬大根(ねりうまおおね)っちってさ…マキ姉の幼なじみなんだ。あの2人、小さい頃からいっつも一緒で
泥だらけになって遊んだり、大根っちの店手伝ったりして、すんげー仲良かったんだよ。
でもマキ姉がショップで働くようになってからは…。今やマキ姉は女子高生のファッションリーダー、マッキーナだし…」
「そうでしたか…」
結局その日は委員長もそのまま帰ることになり、りかっちさんから今の大根男についての話を聞かされます
というか大根男は名前もそのまんま大根っていうのかよ!なんつーネーミングだ
ともかくそんな話を聞いて、2人の仲が気になってしまう委員長。しかし2人に会う機会がなく数日が経つことになり…
(マッキーナさん…あれからどうしているんでしょうか)
「あら…?まあ偶然!マッキーナさんですわ!マッキーナさん、今日はお仕事お休みですか?」
「(ぽわーん)」
「…?」
ところがなんと、学校の帰り際に偶然マキとばったり出会った委員長!すかさずマキに向かって声をかけますが、
マキはまるで委員長に気づかずぽわーんとした表情です。何かと思えば、それは大根が八百屋で働く姿に見とれていたから…
なんかもう本当にベタボレって感じですな
「いんやー!今日もホレボレするくれぇ色白でスベスベのつんやつんやだぁー!」
「うふふふふ」
「えっ…」
「おら、好きだぁぁぁー!!」
「…!?」
な、なにー!?「色白の人妻最高、ガングロ女なんざ興味ねえ」ですってェー!?
いやどう見ても手に持ってる大根に言ったセリフなんですけどね:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
しかし完全に今のを人妻への告白だと勘違いしてしまったマキ。大根の気持ちが自分へ向いていないと知り、
泣きながらその場から駆け出してしまいます
「はぁ、はぁ、はぁ…マッキーナさん!」
「うっ…うっうっ…うぅ…」
ドッギャーン!!
ぎゃあああああ!!泣き崩れた結果マキの顔がひどいことに!つけまつげがべろんとはがれて化粧が涙が流れて…ぐわー!
「ひっげええええ!?そっ…そのお顔は…はっきり申し上げて、
放送禁止ギリギリですわ!」
なんて容赦のない委員長のリアクション!(えー
マキの顔があまりにやばいのを見て、思わず木陰に隠れながら「お前それ放送できんわ」と震えております。
まあまったくもってその通りなんですが、たった今失恋したうえに放送禁止扱いされたマキの心中やいかに:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「でっ…でも…私にお任せください!こんな時は綿棒が大活躍!メイクの汚れた部分も
さささのさっと直して、その後パウダーやリップをつければ…ほら、あっと言う間に元通りですわ!」
「サ…サンキュー…」
それでもなんとかマキの化粧を直してあげようと、さささっと必要なものを取り出してマキの顔を元通りにした委員長。
この辺の手際の良さはさすがですな。しかし外見はいつも通りになっても、まだマキは失恋のショックからまるで立ち直っていません
「…」
「マッキーナさん…本当は大根さんの事お好きなんですね?」
「なっ…べ、別に…」
「ウソですわ」
「ウソじゃない!私はマッキーナよ!あんな地味ぃ〜なメンズ、タイプなワケないし!」
「マッキーナさん、マッキーナさんはキラデコが本当にお似合いですわ、
でも心までデコらないでください。そんな風に心もデコってしまったら、
好きな人への気持ちなんて絶対伝わりません!」
こ、これは…なんだか凄くいい事言ってるよ委員長!思わず委員長すげぇと感心してしまいました、
ここ最近は「何もかも気合で何とかするしかねぇ」みたいなことばっかり言ってたから余計に:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「…その通り…私…大根のこと好きな気持ちなんて見せたら、イメージ壊しまくりだし…
それで心もデコって、どうしても素直になれなくて…でも…本当は超ツライ…うっ…うぅ…」
「マッキーナさん…勇気を出して、すっぴんになってみませんか?」
「ええっ!?そ、そんな…今さらすっぴんなんて!?」
「大丈夫です、見た目も心もすっぴんにして、まっさらな気持ちを大根さんにぶつけるんです!」
「で、でも…」
「私がキラキラのすっぴんお肌にしてみせますわ!」
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「めちゃモテ!ミラクルチェンジ!大作戦!
新鮮野菜でビューティフォー!すっぴんモテ子ミッション!スタートですわ!!」
本当の自分を出せずに泣いているマキのために、今回もまたミラクルチェンジ大作戦を開始する委員長!
これはもしや…黒髪美肌美少女を引退したりかっちさんに代わって、マキが新たにそのポジションに落ち着く展開!?
ふうむ…妹があれだけ可愛くなったわけですから、姉がどうなるのか期待も高まりますな
「ポイントその1!すっぴんモテ子の味方フードは、なんと言っても野菜ですわ!
例えば大根にはビタミンC、キャベツには食物繊維、ニンジンにはカロチンという
栄養素がいっぱい含まれています!」
「どれもキラキラお肌にとっても大切っちゅ!」
「好き嫌いせず、色んな色の野菜を毎日食べることを心がけてください!
ポイントその2、ナチュラルメイクのコツをマスターしましょう!
お肌はフェイスパウダーでテカリ防止、リップは唇の中心だけつけ、
外側に向かって溶かしましょう!アイカラーを塗る場合は色を控えめに、
優しい色味のアースカラーがオススメですわ!
ポイントその3、お肌に合わせてファッションもナチュラルカラーにしてみましょう!
例えば同じコーデでも、色を淡くするだけでこんなに優しいイメージになります!」
へえ…まず第一にバランスのいい食生活から指摘するとは、ジャンクフードばっか食べてるそこらの女子高生や
ダイエットしようとしてロクに食事を取らないおばさんと違って、健康という面でもしっかりしたアドバイスしてますね委員長
そういえば以前金髪も、勉強のコツはちゃんと食べてしっかり寝ることだって言ってたし、
健康面とか教育的な面ではめちゃモテって案外しっかりしてるなぁ
「これで極上のすっぴんモテ子の完成ですわ!」
すっぴん…だと…?
ぜ…全然すっぴんになってねえええええええ!!なんじゃこりゃー!!これつけまつげ取ってリップ塗っただけじゃないですか!(えー
か、髪は?美白は?りかっちさんの時と比べてあまりにも違いすぎますよ!
りかっちさん使用前
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りかっちさん使用後
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マキ使用前
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マキ使用後
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委員長め…手を抜きやがって…(えー
正直この微妙なマキの違いを、あの鈍感な大根が気づいてくれるのかどうか不安なんですが:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「…お、大根…」
「んっ、マキ…?」
「大根…私…ずっとマッキーナとして頑張らなきゃって、心までデコってた…
でも大根には飾らない私の気持ち、ちゃんと見せたい…」
「…」
「私…大根が好き」
そして再び大根の店に足を運び、素直に自分の気持ちを伝えたマキ。
とりあえず大根もちゃんとマキのすっぴん顔に気づいてくれたようで一安心です:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
そんなマキの告白を受けた大根の反応は…
「そんなの、わがってた」
「えっ?」
「どんなハデな格好していたって、おらにはマキの心ちゃんと見えてただ。
その格好すんげぇ似合っとる!でもハデなマキも好きだぁ!」
「えっ…で、でも、この前はあの人に色白でスベスベ肌が好きだって…」
「お?もちろんだぁ!お〜こいつはたまらんだ〜!」
「だ、大根のことだったの…?あはは…超レシーブ…!」
「おら、頑張ってるマキが好きだ。ハデでも地味でも、マキはマキだ!」
ギャルゲー主人公御用達の殺し文句キター!!(えー
「お前はお前だろ」、このセリフを言われて落ちないギャルゲーのヒロインはいません:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
マキもそんな大根の広い心にすっかりメロメロとなり、晴れて2人は恋人同士として結ばれるのでした
「きゃあー!!このキラデコ、超カワイー!!」
「ベジタブルモチーフのキラデコ、略してベジデコ!こりゃガチヤバイっしょー!!」
「きゃあー!マッキーナ、それ欲しいー!!」
「今ならもれなく新鮮野菜をプレゼント中ですわぁ!」
そしてマキの店で販売するニューアイテムも万事解決、この通り野菜をモチーフにしたアクセサリーを作成して
普段以上の大量の客が押し寄せ、怒涛の売れ行きを見せるのでした。というかこのアクセサリーは正直ないわと思ってしまうのは
私だけだろうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
というか生野菜をおまけにつけるのはもっとないだろ!
「あそこのお店で服買うと野菜がもらえるんだってー!!」「きゃー欲しいー!」と喜ぶ女子高生っているのか…(えー
次回に続く!
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