オープニング (ボス:サブデザート・コア)
「もうっ…!こんな事ならもっと速いクルマ用意するんだった!」
「ネージュさん!奴ら取り付いてきてますよ!」
「わかってる、でもこれで精一杯のスピードなの!」
「くそっ…バイルのレプリロイドめ!オレたちを連れ戻す気か!」
(ミッションスタート)
「ゼロ!聞こえる?敵はキャラバンの先頭へ向かっているわ、助けてあげて!」
「…了解した、ミッションを開始する。シエル、トレーラーのサポートは頼んだ」
”MISSION!”
(ボス戦手前)
「ゼロ!」
「! 」
「高熱源体接近!ゼロ、なにか来るわ!」
「トレーラーを寄せろ、直接叩く」
「わかったわ」
WORNING!
(ミッションクリア)
「…どうやら無事だったようだな」
「!」
「こんな荒野の真ん中を突っ切るやつらがいるとはな」
「自分で助けておいて今度はお説教?ま、いいけどね。とりあえず、ありがとうとだけ言っておくわ」
「ネージュさん、そんなヤツ構ってないで先を急ぎましょう」
「…そうね。でも礼を言うぐらいはかまわないでしょう?レプリロイドに人間は礼も言えないヤツらだ、なんて思われたくないもの
あなたたちは出発の準備をしておいて、私もすぐ行くから」
「…わかりました。くそっ…レプリロイドに関わるとロクなことないな…」
「…お前たち…人間か?」
「ええ、そうよ。ネオ・アルカディアの外だとまだ人間は珍しいかしら?」
「ゼロー!」
「!…ゼロ…?」
「ゼロ、よかった…無事だったのね…このクルマも異常はないみたいね、安心したわ」
「ええ、あなたたちのおかげよ。助かったわ…レジスタンスのリーダー、ドクター・シエルさん」
「…え?なんで私のことを…?あなたは一体…」
「私の名前はネージュ、あなたと同じ人間よ。前にジャーナリストとして世界のあちこちを取材してたことがあってね
だからあなたたちレジスタンスのウワサも聞いているわ。…イレギュラーに指定されたレプリロイドたちを率いて
ネオ・アルカディアと戦った、危険な組織…ってね」
「危険だなんて…私たち、そんなつもりじゃ…」
「………」
「もちろんあなたの事もいろいろ聞いているわ、シエルさんがさっきあなたの名前を呼んだから
レジスタンスだってわかったのよ。…伝説のレプリロイド、ゼロさん」
「…変なウワサは広めないでもらいたいな」
「わかってるわよ、私は情報をそのままみんなに伝えているだけ。でも、人がそれをどう受け止めるかはその人次第ってことよ
…じゃあね、私たちはそろそろ出発するわ」
「出発って…一体どこへ…?」
「お前たち人間なら、少なくともネオ・アルカディアにいれば安全に暮らせるだろう
こんなキャラバンを組んでまで、ネオ・アルカディアを抜け出してきたのか?」
「!…ネオ・アルカディアが人間にとって安全!?ふざけないで!
…あなたたち、何も知らないのね。あそこはもうネオ・アルカディアなんかじゃないわ、さっきも見たでしょう?
私たち人間が襲われているところを…。ひどいものよ、今はレプリロイドだろうが人間だろうがおかまいなし
バイルに目をつけられたヤツは、みんなイレギュラーとして…処分されてしまうの」
「ネオ・アルカディアを追放された、悪の科学者ドクター・バイル…
今ネオ・アルカディア跡地の施設やエネルギーは、全部バイルが握っているわ
どこかの正義の味方が、ネオ・アルカディアのリーダーを倒しちゃったからね
少なくとも、私たち人間を守ってくれたネオ・アルカディアは…もうすでになくなってしまったわ…」
「…そんな…それじゃ私たちがしたことは…」
「ほとんどの人間は、処分を恐れて何も言わずにバイルに支配されているわ
大人しくしていれば、すぐに処分されることはないからね…でもいつバイルの気まぐれで
イレギュラー指定されてしまうかわからない…だから私たちは、ネオ・アルカディアを抜け出したの
…エリア・ゼロにある人間たちの集落へ行くためにね」
「エリア・ゼロ…?人間の集落…?」
「…そういう事なら、私たちのトレーラーもそこまでついて行くわ。またバイルのレプリロイドに襲われるかもしれないし…」
「人間のシエルさんはともかく…レプリロイドはあの集落には来ないほうがいいわ、特にあなたのような正義の味方は…ね」
「…どういうことだ?」
「集落に集まった人間は、あなたたちレプリロイドの戦いに巻きこまれた人ばかりなの
だからみんなレプリロイドを嫌っているのよ…人間はあなたが思ってるほど強くもなければ、優しくもないの
あなたがネオ・アルカディアのリーダーを倒したゼロだってことは、キャラバンのみんなには内緒にしておいてあげるわ
だからもう、私たちには関わらないで…それじゃあね」
「…人間…か」
「…ゼロ、私たちもトレーラーに戻りましょう…」
「ああ…」
トレーラーでの会話
「…さっきのキャラバンが気になるのか?」
「…ええ…集落に集まった人間たちがレプリロイドを嫌っているって…
私は…私たちはレプリロイドのために戦ってきたけど…
レプリロイドが他の人間にそう思われているなんて知らなかった…」
「集落はエリア・ゼロという場所にあると言っていたな」
「…やっぱりわたしたちも、エリア・ゼロに行きましょう
人間たちが自分の力でバイルの支配から抜け出そうとしている…なんとか力になってあげたいの」
「…わかった、お前の好きにすればいい」
「ありがとう…ゼロ…少し時間を、ちょうだいね
今のうちにセルヴォのところでメンテナンスを受けてきたらどうかしら
その後でまた、指令室の私のところに来て
あ…そうだ、その前に…今までのことを記録しておくわね」
→はい「記録したわ」
→いいえ「記録しなくていいの?無理はしないでね」
「私はこの指令室にいるわね、データの管理はいつものように私がするからいつでも声をかけて…」
(シエルと話す)
「今エリア・ゼロに関する情報を集めているのだけれど、少し時間がかかりそうなの…
今のうちにセルヴォのところでメンテナンスを受けてきたらどうかしら」
「おおゼロ、ごくろうだったな、メンテナンスをするかい?外は砂ぼこりが凄かったろう」
「…いや、大丈夫だ」
「そうか、だが無理はするんじゃないぞ。それはそうとゼロナックルはもう使ってみたかね?
言わずともわかっているかもしれんが…ゼロナックルは今までの武器と違って、手の中に埋めこんだチップにより
腕力を強化した新しいタイプの武器なんだ。そのおかげで敵を直接攻撃したり、敵から武器を奪うことも可能になったんだ
敵から武器を奪うには、ゼロナックルでトドメを刺せばいいぞ。もちろん中には例外の敵もいるだろうが…
ところで…ゼロ、これからはどうするのかね」
「…シエルが今エリア・ゼロについて調べている、やはり人間たちを放っておけないらしい…」
「…そうか、またこれから忙しくなるな。私もいつでも力になるぞ、役に立てることがあれば声をかけてくれ
…おっと!もう一つ大事なことを言い忘れていた、敵はやられた時にたまにパーツを落とすことがある
そのパーツを組み合わせることで、新しいチップが作れるんだ
もしチップを作りたいときは私に言ってくれ!」
「エリア・ゼロについて何かわかったか?」
「…ええ、エリア・ゼロはここからそれほど離れてはいないの。ネージュさんたちもすぐに辿りつけると思うわ
…エリア・ゼロは、あのイレギュラー戦争のときに…ユーラシアという名の
巨大なスペースコロニーが落ちた場所…たくさんの命が失われた場所なの…」
「…エリア・ゼロ…戦争で残されたもっとも大きな傷あと…か
だが、そんな場所に人間が住んでいるのか?」
「レジスタンスベースから、エリア・ゼロに関するデータが送られてきました
コロニーが墜落してから周囲は危険地帯として封鎖されていましたが、
現在、エリア・ゼロでは自然環境が徐々に回復しつつあるようです」
「…エリア・ゼロで自然が回復し始めているですって…!?」
「コロニーの残骸に残った環境維持システムが、一部生きているためと思われます
回復した自然の規模は小さいですが、人間が生活をするには十分な大きさです」
「それで…人間の集落の場所はわかった?」
「データが不足しているため、集落の場所までは特定できませんでした
エリア・ゼロへ行き、詳しい調査をする必要があります」
「ゼロ…先に調査に行ってもらえるかしら…?私たちも、後からトレーラーでエリア・ゼロへ向かうわ」
「エリア・ゼロへ行きますか?」
→はい(ミッション開始)
→いいえ「了解しました、では準備ができましたらいつでも声をおかけください…」
(シエルと話す)
「それにしても…自然の回復力ってすばらしいわ。でも…この目で確かめないとまだ信じられないわね」
「ゼロ…エリア・ゼロの調査、おねがいね。私たちもすぐにゼロの後を追うから」
(セルヴォと話す)
「なんだって?あのエリア・ゼロに自然が戻りつつあるって?…つまり、自然の力は科学をも凌駕しているということだな」
「ゼロ、エリア・ゼロに行くんじゃなかったのかい?あまりシエルを待たせてもいかんぞ!」
ミッション:エリア・ゼロ (ボス:カルネージ・フォース0)
「エリア・ゼロへ行きますか?」
→はい
「…わかった。オペレーター、転送をたのむ」
「了解しました…座標入力完了…。 !こ、この反応は…!?」
「どうした?」
「エリア・ゼロに多数のレプリロイドの反応を確認!ネオ・アルカディアの…いえ、バイル軍のレプリロイドと思われます!」
「バイル軍のレプリロイド…!?なんでエリア・ゼロに…!」
「…オペレーター、転送を急げ」
「了解…転送準備完了…転送!」
「ゼロ…気をつけて…」
(ミッションスタート)
「ここが…エリア・ゼロ…か。シエル、モニターできているか?」
「ええ…映像もちゃんと届いてきてるわ、すごい…こんなに自然のある場所が…この地上にできていたなんて…」
「…シエル、ミッションの指示をたのむ」
「あっ…ごめんなさい…!敵の本隊はコロニーの残骸の中に入ったみたい…そこから先に進むと入り口があるわ」
「わかった、これより追撃に向かう…ドクター・バイル…ヤツの目的はいったい…?」
”MISSION!”
(ボス戦)
「!」
WORNING!
(ボス撃破)
「クキャアーッ!クキャアアーッ!」 「!」
「ケケケッ!やっぱこんなチマチマやってもムダか!エリア・ゼロをぶっ潰すつもりだったが、これじゃキリねえぜ
めんどくせえがバイルさまの作戦どおりにするか…」
「…まだ雑魚が残っていたか…」
「! ケーッ!誰だ!このオレさまを雑魚呼ばわりするヤツはッ!
…なんだてめえは?どこから入ってきやがった?いや、そんなことよりオレさまを
馬鹿にしたのは許せねえ!ケーッ!ケケケーッ!」
「…騒がしいやつだな」
「ケケーッ!また馬鹿にしやがった!トサカに来たぜ!かかってきな、相手になってやる!クケーーーッ!」
「抜けがけはよくねぇなぁ、コカペトリのオッサンよぉ」
「!」 「!」
「そうよそうよ!アタシだって、もっと燃やしたりケシズミにしたりしたいーっ!」
「ケーッ!うるせえ!うるせえ!コイツはオレの獲物だ!」
「…うるさいのは君のほうだろう?君が集合の時間になっても戻ってこなかったから探しに来たのだよ」
「それで、そこのレプリロイドは何者なのかしら…?」
「………ンモオォォ………コ………コイツは………ゼ………」
「こやつの名はゼロ…バイルさまの作戦ファイルにデータがあったであろう。ミノ・マグナクスよ…情報伝達はもっと速やかに行え」
「ゼロ?このレプリロイドが我々のターゲットでありますか?ならば自分が、今ここでターゲットを排除するであります!」
「…くっ」
「お前たち…もう時間だ、そこまでにしておけ」
「!」 「!」
「今回はエリア・ゼロの調査が目的だ、余計な戦いは許可していない」
「おやおや、クラフト隊長殿。隊長殿は目の前の敵を放っておけと?」
「やはりエリア・ゼロを…これだけの自然を破壊するにはラグナロクの力が必要だ
ラグナロク作戦が始まってしまえば、たかが1体のレプリロイドに止めることなどできはしない。相手にするだけ時間のムダだ」
「エリア・ゼロの…自然の破壊だと…!?お前たちは一体…」
「オレの名はクラフト、ネオ・アルカディアに…いや、バイルさまに仕える戦士だ
我らの…バイルさまの目的は、この地上に残る自然を全て破壊することだ」
「最近、くそ生意気にも外界へ逃げ出す人間どもが多くてな」
「だからアタシたちが外界の自然をきれいさっぱり燃やし尽くしちゃってー」
「バイルさまから逃げようなんて考えを、起こさない様にしてやろうってわけだ!ケケッ!」
「バイルさまの元で生きるより、こんなちっぽけな自然しかない外界を選ぶとはねぇ…」
「ワタクシには信じられないね。人間は愚かだとしか言いようが無いよ」
「………ンモオオォ………我らは………クラフト………隊長………」
「我らはクラフト隊長率いる地上攻撃部隊…その名もアインヘルヤルが八闘士!」
「我々8つの部隊による自然環境への同時攻撃…」
「そして、最も自然の残る大地エリア・ゼロの破壊…それがバイルさまの地上破壊計画…ラグナロク作戦だ
分かるか?ゼロ…お前一人ではもうどうにもならんことを…バイルさまはお前なぞすでに敵ではないと考えているのだ
お前もすぐに気づくはずだ、世界はバイルさまの物だという事に…もはや…一人の力では世界は変えられない…
正義など…物語の中くらいにしか存在しないという事をな…」
「……?」
「ゆくぞ、ラグナロク作戦を開始する」
「………」
「ゼロ!大丈夫!?」
「シエルか、今の話…聞いていたか?」
「ええ…バイルがそんな作戦を計画していたなんて…今、私たちもエリア・ゼロに着いたわ
人間の集落を発見したの…トレーラーに戻ってきて」
「…わかった。オペレーター、転送をたのむ」
「了解、転送を開始します」
トレーラーでの会話
「転送完了まで…2…1…転送!お疲れさまでした」
「おかえりなさい、ゼロ。さっきのレプリロイドたちは集落のことは知らないみたいだったわね…
ネージュさんは、私たちに人間の集落には来るなって言っていたけれど…
早く集落の人たちにラグナロク作戦のことを教えてあげないと危険だわ…」
「バイル軍が近くにいる以上…ゼロさんを人間の集落へ転送すると
転送の反応をバイル軍に補足されてしまい、集落の場所がバレてしまいます
人間の集落へ行くときには、トレーラーを降りてずっと右へと進んでください。ゼロさんならすぐに人間の集落に出ることができます」
「あっ、それとね、ゼロ…さっきレジスタンスベースから、新型サイバーエルフのデータが届いたの」
「…新型のエルフ?」
「ええ、サイバーエルフの研究をさらに進めてみたのよ。新型のサイバーエルフは隣の部屋にいるアルエットに預けてあるから…
アルエットからサイバーエルフを受け取ってあげてね。マニュアルも渡してあるから、詳しいことはあの子に聞いてみてね」
「わかった」
「…それじゃあ、準備ができたら先に集落に行ってて…私もすぐにトレーラーで後を追うわ」
(シエルと話す)
「ラグナロク作戦が実行されたら、地上は一瞬にして死の世界になってしまうわ…」
「ゼロ…新型サイバーエルフをアルエットから受け取ったら、先に集落へ向かって…」
「あっ、ゼロ!ほら見て、このエルフ目をとじてるでしょ?まだ赤ちゃんなんだって、さっき届いたばかりなんだよ
あっ!そうだゼロ!エルフの名前きめたんだけど…クロワールってどうかなぁ?」
→ああ…
「ほんとに!?わーいわーい!ゼロが気に入ってくれてよかった!クロワールはね、『信じる』っていう意味なんだよ!すてきでしょ?
それじゃゼロ、エルフの説明をするね」
→いや…
「えーっ!一生けんめい考えたのに…それじゃ、ほかの人にもっといい名前をかんがえてもらってきてよ
名前がきまったらエルフの使いかたを説明するから、またもどってきてね!」
(名前決め:アルエット)
「ねえ、ゼロ…名前がきまらないんだったらクロワールにしようよ。クロワールでいいでしょ?」
→ああ…「ほんとに!?一生けんめいかんがえてよかった!それじゃゼロ、エルフの説明をするね」
→いや…「な〜んだつまんないの…はやく名前をつけてあげないとかわいそうだよ…」
(名前決め:シエル)
「あら、ゼロ…エルフの名前は決まったの?その様子じゃまだ名前はついてないみたいね
そうね、名前がないのも可哀想だし…シャリテなんてどうかしら?」
→ああ…「『博愛』って意味なんだけど、名前通りの優しいエルフに育ってほしいわ」
→いや…「ごめんなさい、ちょっと覚えづらい名前だったかしら…」
「どうしたの、ゼロ…?エルフの名前、まだ決めかねているの?だったら…シャリテでいいんじゃないかしら?」
→ああ…(上と同じ)
→いや「いい名前だと思うんだけど、やっぱり駄目かしら…アルエットも待ちくたびれてる事だし、早く名前を決めてあげてね」
(名前決め:ルージュ)
「ゼロさん、何かご用ですか?サイバーエルフの名前を私がつければよいのですね。分かりました、今から検索してみます
………お待たせ致しました!ヴァリアブルなんて言うのはいかがですか?意味は『変数』です
たまたまその言葉が目に入っただけで特に理由はないのですが…この名前でよろしいですか?」
→ああ…「あら…こんな間単に決まっていいものかしら…でも、名前なんてただの記号ですものね」
→いや…「すみません…いいのが浮かばなくて」
「どうしました、ゼロさん?やはり私のつけたエルフの名前が気になっているんですか?では、ヴァリアブルにしますか?」
→ああ…「さすがゼロさんですね、私のつけた名前を気に入ってくれると信じていました」
→いや…「やっぱり駄目かしら…早くいい名前が見つかるといいですね」
(名前決め:セルヴォ)
「ん?どうしたゼロ、ああ!アルエットのところに来たエルフの名前を何にするか聞いて回ってるのか
ん…プログレス…なんてどうだい?」
→ああ…「プログレスとは『進化』という意味なんだ、新しいエルフにはぴったりの名前だろう?」
→いや…「ん…いまいちだったか…名前をつけるのは難しいな」
「ん…いくら私に尋ねても、プログレスくらいしかエルフの名前は思いつかんぞ…それでもいいのかい?」
→ああ…「おお!気が変わったか!プログレスとは『進化』という意味なんだ、新しいエルフにはぴったりの名前だろう?」
→いや…「ん…やっぱり嫌か…」
(名前決め:イロンデル)
「なんだい、ゼロ。えっ?ボクがエルフの名前をつけるのかい?う〜ん…そうだな、ヌーヴェルとかはどうかな?」
→ああ…
「ヌーヴェルはボクが一番大好きな言葉なんだ!ヌーヴェルとは『ニュース』の事なんだよ
常に情報に敏感なボクらしい良い名前だろ?キミに気に入ってもらえてボクも嬉しいよ」
→いや…「そ、そんな…とってもいい名前なのにがっかりだよ…」
「ゼロ!エルフの名前は絶対ヌーヴェルがいいって!そうしなって!」
→ああ…「最初からヌーヴェルにしておけばいいものを…君は少し気まぐれすぎるよ」
→いや…「なんだい…君が気に入ってくれると思ったのに…絶対ヌーヴェルが格好いいのになあ」
(名前決め:フォコン)
「あっゼロさん!えっ、エルフの名前を私が…?そんな重要な事を私が決めていいのでしょうか…
そうですね…ルクリュなんていかがでしょう?」
→ああ…「本当にその名前でいいのですか!?気に入ってもらえてとても光栄です!」
→いや…「やはり駄目ですか…残念です」
「ゼロさん、ルクリュとは『新しい兵士』を意味する言葉なんです。いい名前だと思いませんか?」
→ああ…「あぁ良かった!気に入ってもらえて」
→いや…「意味を知っても駄目ですか…残念です」
(シエルと話す)
「あっ、ゼロ。アルエットったらね、エルフの説明をしたくて仕方ないみたい。早く行ってあげてね」
「アルエットが待ってるわよ、早く行ってあげてね」
「それじゃゼロ、エルフの説明をするね。エルフといっしょにマニュアルがついてきたんだけど…使いかたをききたい?」
→ああ…
「じゃあ説明するよ!あたらしいエルフは、1ぴきなのに色んなエルフの能力をコピーできるの
しかもいちどに3種類の能力をコピーできるみたい!でも赤ちゃんのエルフだから
さいしょから全部は使えないみたいだけど…Eクリスタルをたくさん与えることで成長するんだって!
えっと…ここからが注意点…エルフにはキャパシティレベルっていうのがそんざいしてて…
3つの能力を足したレベルがキャパシティレベルをこえちゃうと、こえた分だけ減点される…
つまり、キャパシティレベルのはんい内なら減点なしでつかえるってわけね!
キャパシティレベルを上げるにはなにか別の条件がひつようみたい…
ん〜っと、とりあえずエルフを成長させたいときは、わたしのところに連れてきてね!」
→いや…
「もぉ!せっかくエルフのこといっぱい教えてあげようと思ってたのに!つまんないの…
聞かなくてもわかるならいいけど、ムリはしないでよ、ゼロ」
(シエルと話す)
「外で見張ってるフォコンから今連絡が入ったわ、集落に通じる道からバイル軍が撤退したんですって」
「ゼロ、おねがい。先に集落に行っててくれないかしら…」
人間の集落での会話
「そこのお前!止まれっ!お前…レプリロイドだな?ここはお前なんかが来るような場所じゃない!さっさと出て行け!」
「待ってください、私達の話を聞いてください!」
「あなた達…ここには来ないでって言ったのに、なんで…」
「バイルがこの辺りを…エリア・ゼロを破壊しようと狙っているの。今ならまだ間に合うわ、ここから早く逃げないと…」
「…フン、またレプリロイドどもの争いか。大昔のイレギュラー戦争に妖精戦争…今はバイルがやりたい放題…
あんたらは自分達レプリロイドのために戦っているんだろうが、一体どれだけこの地上を痛めつければ気が済むんだ?」
「…えっ…?」
「オレ達のことは放っておいてくれ、この集落はオレ達人間が作った人間だけの世界だ。ここはオレ達の力で守る」
「だけど…あなた達だけでバイルと戦うなんて危険だわ」
「…だから人間とレプリロイドで協力しましょう、か?バカバカしい…お前たちレプリロイドの戦いで
これまでも多くの人間が巻き込まれているんだ、オレたち人間は誰もレプリロイドの事なんか信用しちゃいないのさ」
「そ、そんな…私達はあなた達を守ろうと…!」
「やめておけ、ネージュがオレ達にここへ来るなと言っていたのはこういう事か…」
「だ…だけど…!」
「ここが狙われているという情報は人間たちに伝えた。だがそれをどう受け止めるかは人間たち次第…そういうことだろう?ネージュ」
「…そうよ」
「…オレはトレーラーに戻る。そろそろ敵の部隊が動き始めるはずだ」
「…ゼロ…私…」
「…悩んだところでバイルの部隊が止まるわけじゃない、今は…お前に出来ることをやるべきだ」
「…わかったわ…。自然を…エリア・ゼロを守りましょう、きっといつか…集落の人たちも分かってくれるよね…?」
「ああ、きっと…な」
「!」 「!」
「バイル軍の反応をキャッチ!全部で8つの部隊を確認しました!」
「ラグナロク作戦が始まったか…」
「モニターに情報を出します、ミッションを選択しますか?」
→はい「現在選択できる地域はこちらです」(ミッション選択)
→いいえ「では、準備が出来ましたらいつでも声をかけてください」
(シエルと話す)
「集落の人たちが私たちの事を恨むのも無理はないわ…人間を守るなんて言っても理解できないのは当然かもしれない
でも、今の私たちにその誤解を解くだけの時間はないわ…今はバイル軍に立ち向かうことで分かってもらうしかないわ…」
「時間はないけど…集落の人たちが分かってくれるまで私、がんばるわ。きっといつか…思いは伝わるよね?ゼロ…」
ミッション選択→深海 (ボス:テック・クラーケン)
「巨大なドリル型の潜水艦が、海底を潜航中との情報が入ってきました。情報によると
この潜水艦には大量の爆薬が積まれており、おそらく海底からさらに地中へと掘り進み
地中で潜水艦を爆発させることで、地盤を崩し大規模の地震を起こすのが目的ではないかと予測されます
潜水艦が地中に到達する前に、侵攻を阻止してください」
(天気が晴れの時)
「現在このエリアの空は晴れ間が出ているため、通信の電波状態が安定しています
潜水艦内部まではシエルさんのナビゲートが可能です」
「このミッションを選択しますか?」
→はい
「了解…転送準備完了…転送!」
「ゼロ…気をつけて…」
(ミッションスタート)
「この真下の深海に敵の潜水艦がいるはずよ、いくらゼロでも深海の水圧の耐えられるのも限界があるの。
私が潜水艦の中までのルートをナビゲートするから…右上のカウントが終わる前に、なんとか潜水艦の中へ入って!」
”MISSION!”
(天気が晴れ)
「ゼロ、聞こえる?潜水艦の周りは迷路状になっているわ、迷わないように気をつけて!」
「ゼロ、聞こえる?その右上の通路から進めるわ、潜水艦の入り口はもうすぐよ!」
「ゼロ、聞こえる?どうやら潜水艦内部に侵入できたみたいね」
(残り50秒)
「ゼロ!聞こえる!?あまり時間がないわ、急いで!」
(残り10秒)
「ゼロ!聞こえる!?おねがい!急いで!」
(天気が曇り)
「ゼロ…聞こ…る?潜水艦…周り…迷路…になって…るわ、迷わな…うに、気をつ…て…」
「ゼロ…聞…?だめ…わ…電波が…」
「ゼロ…聞…?ど…潜水…に、しん…う…みたいね」
(残り50秒)
「ゼロ…聞…?あ…時間…わ!…いで!」
(残り10秒)
「ゼロ!聞こえる!?おね…い!い…!」
(ボス戦)
「…来たか…この瞬間を待ちわびておったぞ、ゼロ!某はアインヘルヤルが八闘士の一人にして…
今は亡きファントムさま率いる斬影軍団の生き残り、テック・クラーケン!
バイルの支配という屈辱にも耐え、この作戦に参加したのも…全ては貴様に倒された我が主、ファントムさまの無念を晴らすため!
我が主の無念と某の怒り!この氷の刃でその身に刻みつけてくれよう!」
「我、復讐の刃なり!」
WORNING!
(ボスに敗北)
「後はこの潜水艦を地中で爆破して大地震を起こすのみ…
さあ、ゼロ!某と共にこの海に散ろうぞ! …ファントムさま…今、某もおそばに参ります…!」
(ミッションクリア)
「み…見えぬッ!」
「フ…フハハッ…!バイルのような輩に力を貸し…外道に落ちた某に、誇り高きファントムさまの魂を救えるはずも無し…か…
だが…主を失った某に…出来ることはこれぐらいしか無かった…!ファントムさま…お許しを…!」
「転送完了まで…2…1…転送!お疲れさまでした」
「このエリアのボスが…あのファントムの部下だったなんて…ファントムもまた、私たちとの戦いで
命を落として行ったのよね…やっぱり、私たちが戦うと悲しむ人が増えてしまうのかしら…」
ミッション選択→灼熱粒子砲 (ボス:ヒート・ゲンブレム)
「バイル軍により、ポイントA-4に大型の粒子砲が設置されました。現在は定期的にレーザーを発射し
エリア内を破壊していっていますが…どうやら、太陽エネルギーをチャージするタイプのようで
徐々に射程距離がエリア・ゼロに向かって伸びてきています
エリア・ゼロが粒子砲の射程距離に入る前に、粒子砲の動力部を破壊してください」
(天気が曇り)
「現在このエリアの空には雲が出ているため、太陽エネルギーのチャージ効率が落ちていると思われます
今が、この部隊を攻撃するチャンスかもしれません」
「このミッションを選択しますか?」
→はい
「了解…転送準備完了…転送!」
「ゼロ…気をつけて…」
(ミッションスタート)
「ゼロさん、その粒子砲を外部から破壊するのは困難です!内部に侵入し動力部を破壊してください!
今、内部への侵入ルートをスキャンしています…」
「いや、スキャンはいい…粒子砲の砲口から直接、内部に入る」
「そんな!危険すぎます!」
「…どうやら太陽エネルギーのチャージが始まっているようだ…時間がない、ミッションを開始する…!」
”MISSION!”
(ボス戦)
「ラグナロク作戦は、愚かな人間の目を覚ますための作戦であり…何より、自分が尊敬しているクラフト隊長が指揮する
誇り高き作戦であります! 自分はアインヘルヤル八闘士が1人…ヒート・ゲンブレム!
我らが部隊とクラフト隊長の邪魔をする障害物は…自分が排除するであります!」
「状況開始!」
WORNING!
(ボスに敗北)
「ターゲットの破壊を確認!ラグナロク作戦を続行するであります!」
(ミッションクリア)
「て…撤収っ!」
「グッ…オ…!ターゲットの…破壊に、失敗…!ク…クラフト隊長…も、申し訳ありません…!グオオオオオオッ!」
」
「転送完了まで…2…1…転送!お疲れさまでした」
「どうやら、あのエリアのボスそのものが粒子砲の動力炉だったみたいね
徐々に粒子砲の威力が落ちてきているわ…これであの粒子砲がエリア・ゼロに届くこともないと思うわ、ゼロ…おつかれさま」
ミッション選択→磁場区域 (ボス:ミノ・マグナクス)
「ポイントB-1にて大規模な磁場の異常を確認。また、電磁パルスによるノイズが発生しており…
その範囲は徐々に広がりつつあります。現在エリア・ゼロの自然は、コロニーの残骸に生き残っている装置…
環境維持システムのおかげで保たれていますが、このままでは電磁パルスによるノイズでシステムが破壊されてしまいます
そうなる前にこのエリアへ侵入し、施設を無力化してください」
(天気が曇り)
「現在このエリアの空では雷がやんでいるため、雷からエネルギーを得ているこの施設の機能が
完全に動いていないようです。今がこの部隊を攻撃するチャンスかもしれません」
「このミッションを選択しますか?」
→はい
「了解…転送準備完了…転送!」
「ゼロ…気をつけて…」
(ミッションスタート)
「この先にある建物の中には…磁力を帯びたエリアがあるようです
そのエリア内では磁力の影響により、ゼロさんとエリアが同じ極同士だとジャンプが高くなり
違う極同士だとジャンプが低くなってしまいます。エリアの途中にあるカプセルで、ゼロさんの磁力を変化させることができるので…
上手く利用してエリアを突破してください」
”MISSION!”
(ボス戦)
「…ン…モオオォォォ……!……き……来た…なぁ……ゼ……ロォ……!お前……に……ラグナロク…作戦……
の……ジャマは……させないど……!この……ミノ・マグナクス…さまがぁ……粉々に……砕いてぇ……
ぶっ潰してぇ……えーと……それからぁ……」
「悪いがお前のお喋りにつきあっているヒマはない。…行くぞ!」
「…ン…モオオォォォ……!!」
「ンモォーーーッ!」
WORNING!
(ボスに敗北)
「…やったど……やったどーー!……オラの……オラの……勝ちだどーーーー!」
(ミッションクリア)
「ンモ…ッ!」
「ンモオォッ!?……オラの……オラの負けなのか……?……ウソだど……そんなの……ウソだどーーー!」
「転送完了まで…2…1…転送!お疲れさまでした」
「ゼロのおかげでノイズの拡大を防ぐことができたわ、あのままノイズが広がっていたら
このトレーラーも危なかった…ゼロ…ありがとう」
ミッション選択・空中庭園 (ボス:ペガソルタ・エクレール)
「空中を移動するバイル軍の要塞が発見されました、この移動要塞は周囲に特殊な雲を発生させており
地上に雷や酸性雨を撒き散らしながら移動しています。被害が広がる前に、この要塞に乗りこみ撃破してください」
(天気が晴れ)
「現在このエリアの空には晴れ間が出ているため、若干要塞内部の雲が消えて
見通しがよくなっていると思われます、今がこの部隊を攻撃するチャンスかもしれません」
「このミッションを選択しますか?」
→はい
「了解…転送準備完了…転送!」
「ゼロ…気をつけて…」
(ミッションスタート)
「このエリアのところどころに酸性雨発生装置があります、それらを破壊し地上への被害を食い止めてください」
”MISSION!”
(ボス戦)
「空を舞う神殿から、薄汚い地上の虫けらに神の雷を落とす…さすがはバイルさま、ワタクシにぴったりの実に美しい作戦だ
醜い虫けらどもは美しいワタクシの前にひれ伏すのが定め、このペガソルタ・エクレールの雷で奈落の底へと落ちたまえ!」
「寄るな…汚らわしい」
WORNING!
(ボスに敗北)
「ハハハハハッ!そら!もがけ!苦しめ!精一杯醜くな!貴様の無様な姿がワタクシの美しさを引き立てるのだよ!」
(ミッションクリア)
「…虫けらごときにっ…!」
「うああ…!そんな…馬鹿な…!貴様が…このワタクシより…勝っていると、いうのか…?
いや…それはありえない…ワタクシは…死に様すら、美しいのだから…!」
「転送完了まで…2…1…転送!お疲れさまでした」
「まさかあんな巨大な要塞で空から攻撃してくるなんて…バイルは本気で地上を破壊しようとしているのね
彼も私と同じ人間のはずなのに…何でこんなひどい事ができるの…」