■アクゼリュス崩落後■
ルーク「お、俺は知らないぞ!俺はただ瘴気を中和しようとしただけだ!
あの場所で超振動を起こせば、瘴気が消えるって言われて…」
ティア「あなたは兄に騙されたのよ。そして、アクゼリュスを支える柱を消してしまった」
ルーク「そんな!そんなはずは…」
イオン「…ヴァンはあなたに、パッセージリングの傍へ行くよう命じましたよね。柱はパッセージリングが作り出している…
だからティアの言う通りでしょう。僕が迂闊でした、ヴァンがルークにそんなことをさせようとしていたなんて…」
ジェイド「…せめてルークには事前に相談して欲しかったですね
仮に瘴気を中和する事が可能だったとしても、住民を避難させてからでよかった筈ですし。
…今となっては言っても仕方のないことかもしれませんが」
ナタリア「そうですわね、アクゼリュスは…消滅しましたわ。何千という人間が、一瞬で…」
ルーク「お、俺が悪いってのか…?俺は…俺は悪くねえぞ、だって師匠が言ったんだ…そうだ、師匠がやれって!
こんなことになるなんて知らなかった!誰も教えてくんなかっただろっ!俺は悪くねぇっ!俺は悪くねぇっ!」
ティア「…大佐?」
ジェイド「…ブリッジに戻ります。ここにいると、馬鹿な発言に苛々させられる」
ルーク「なんだよ!俺はアクゼリュスを助けようとしたんだぞ!」
ナタリア「変わってしまいましたのね…記憶を失ってからのあなたは、まるで別人ですわ…」
ルーク「お、おまえらだって何もできなかったじゃないか!俺ばっか責めるな!」
イオン「あなたの言うとおりです、僕は無力だ。だけど…」
アニス「イオン様!こんなサイテーな奴、ほっといた方がいいです」
ルーク「わ、悪いのは師匠だ!俺は悪くないぞ!なあガイ、そうだろ」
ガイ「ルーク…あんまり幻滅させないでくれ…」
ティア「少しはいいところもあるって思ってたのに…私が馬鹿だった」
ルーク「…ど、どうしてだよ!どうしてみんな俺を責めるんだ!」
ミュウ「ご主人様…元気出してですの」
ルーク「だ、だまれ!おまえに何がわかる!」
ミュウ「ボクも…ボクのせいで仲間たくさん死んでしまったから…だからご主人様の気持ち、わかるですの…」
ルーク「おまえなんかと一緒にするな!おまえなんかと…うぅ…」