ティア技性能考察

TPが高め、HPが低めの典型的な術師キャラ。ただ通常攻撃・ピコハン・ノクターナルライト・セヴァードフェイトと
遠距離からの攻撃方法をいくつか持っているので、前衛のサポート役としてもそこそこ戦える。

術師としての特徴では、ティアにしか使えない「譜歌」があるが
これは普通の詠唱の後に譜歌を歌ってから術が発動するので、どの譜歌も詠唱時間がやたらと長い。
譜歌の最中に仲間の回復が間に合わなくなって全滅することもありうるので、できれば乱発は控えたいところ。

序盤の攻撃術は、詠唱が長く威力も頼りないナイトメアしか覚えないので
回復術を使う必要のないザコ戦では、あまり役に立たない時期が続く。
ただし中盤で覚えるエクレールラルムが高性能なので、これを覚えてからは攻撃術師としても十分やっていける。
光のFOF(2段階目)がいきなり出せるホーリーランスもありがたい。
◇通常攻撃について
杖から光弾を飛ばして中距離攻撃を行う。ティアの通常攻撃は十字キーと組み合わせても
攻撃の姿勢が変わるだけで、飛んでいく光弾には一切変化がない。
そのために上下に対応した攻撃をすることができず、空の敵や小さい敵に対しては非常に相性が悪い。

ちなみにジャンプ攻撃は投げナイフになり、こちらは光弾と違って途中で消えることはない。
ただ、着地のスキが大きいので使い勝手は微妙。
◇主な術について
・ファーストエイド
味方の体力を25%回復する。非常に詠唱が短いのが魅力。
赤チャンバーをつければ回復効果を15%上げられるが、合計して40%になるのではなく
25%のうちの15%分ということなので、要するに最終的な回復量は28%前後になるということである。
つけないよりはマシ、といった感じのレベルなので過信は禁物。
FOF変化してメディテーションになると回復量が倍に増える。

・ハートレスサークル
仲間の体力を40%回復するが、ファーストエイドやヒールなどと違って仲間に直接使うのではなく
狭い範囲に回復陣を出現させるので、回復したいキャラはその場に止まらなければいけないという弱点がある。
また、消費TPもファーストエイドの4倍もかかるので欠点の方が目立つ。
安定度で言うならファーストエイドを使った方がまだマシか。

・スペルエンハンス
仲間の詠唱時間を短縮させる。こう聞くと地味な術だと思われがちだが、その効果は意外に大きく
かなりの詠唱時間をカットすることができる。赤チャンバーでさらに効果が上昇するので、使ってみて損はない。

・アビアースアクア・グランド・ゲイル・フレイム
各属性のFOF(第一段階)を発生させる。
しかし、ADスキルのスペルエンドを覚えていない場合は、とにかく術の後の硬直が気になってしまう。
また、この術で作れるFOFはジェイドの中級譜術と同じものなのでありがたみも薄い。

・エクレールラルム
効果範囲が広めで扱いやすい攻撃術。威力はそれなり程度だが、詠唱時間が他の術に比べて圧倒的に短い。
ヒット数と範囲は安定感バツグンで、特にザコが密集した場面で頼りになる。

・ホーリーランス
エクレールラルムより威力が高い代わりに、効果範囲が狭いので動く敵には外れやすい。
ただ、術の後に光のFOF(第二段階)が発生するので、ガイの龍爪旋空破やルークの翔破烈光閃など
強力なFOF技をすぐに出せるのが魅力。

・フォースフィールド
効果範囲の味方を一定時間無敵にする譜歌。無敵の時間が始まるのは光のドームが出ている最中ではなく、
ドームが消えてからの数秒間で、無敵が続くのはだいたい5秒前後。
キャラの外見に変化がないので、無敵が切れた瞬間というのは見た目では判断できない。
第一印象では全然役にたたなそうな印象を受けるものの、青チャンバーで効果時間を延長できるので、
それに加えてスペルエンハンスで詠唱を短縮 + メンタルシンボルなどをつけて連続使用すれば、
だいたい戦闘時間の半分くらいを無敵時間でカバーすることができる。

・ジャッジメント
画面のあちこちを光の柱で攻撃する譜歌。譜歌なので発動が遅いのと、狙いが正確でないせいで
使えない術と思われがちだが、実は一発一発の破壊力にはすさまじいものがある。
また、光の柱の数も多いので一発も当たらないということはそうそうない。
ジェイドのメテオスォームと同時に使うと、敵がかわいそうなくらいメチャクチャに吹っ飛ばされる。
ただCPUのティアはこの術がお気に召さないらしく、他の攻撃術を全部封印でもしないかぎり使ってくれない。

・グランドクロス
敵を真上に跳ね上げて十字架で攻撃する譜歌。
範囲が狭く攻撃発生も遅いので、術が発動してから敵に動かれて外れることも多い。
また、重量級の敵は浮かないので十字架部分が当たらない。
譜歌なので詠唱の長さという問題もあり、かなり弱点の方が目につく術。
ジャッジメントとは逆に、なぜかCPUのティアはこの術が大のお気に入りで、ことあるごとに多用する。

・リザレクション
味方の体力を60%回復し、非常に広い効果範囲を持つ。ただし譜歌なので発動までの時間が最大の弱点。
なるべくなら、仲間が瀕死になる前にはもう唱え始めておかせたいところ。本当に危なくなってからだと、
仲間がやられる → リザレクションが遅れて発動 → レイズデッドの詠唱を始める → その間に全滅
という最悪のパターンになることも多い。
◇秘奥義について
・イノセントシャイン
敵の真下から光の束を巻き上げて、再び頭上から光の束を叩きつける技。
威力はそれなりに高いが、術を食らうと特殊ダウンしてしまうタイプの敵に使うと
最初の巻き上がる光の束で敵がはるか遠くに吹っ飛んでしまい、ほとんどダメージを与えられずに終わってしまう。

・フォーチューン・アーク
画面がティア中心になるので、敵がどうなってるかほとんど分からない技。
ただ、ダメージを見る限りイノセントシャインよりも強力で効果範囲も広い。




◇特技

消費TP

習得レベル

属性変化

ピコハン

水→コチコチハンマー

相手の頭上にピコピコハンマーを降らせる。
ティアと敵がどれだけ離れていても必ず敵の頭上にハンマーが降るので、遠距離攻撃としてはなかなか便利。
闘技場のバチカルーンも一歩も動かずこれを連発しているだけでクリアできる。
ただし、気絶確率は微々たるもので気絶を狙ってもほとんどアテにならない。



消費TP

習得レベル

属性変化

ノクターナルライト

13

地→インリィノクターン

ナイフを三本まとめて投げる飛び道具技。発生が速く、これといったクセもないので非常に扱いやすい。
ナイフは左右に広がりながら飛んでいくので、狙いを外してしまってもどこか他の敵にぶつかってくれることも多い。
ただし通常攻撃と同様高低差に弱く、空の敵や小さい敵には空振りしてしまう。



◇奥義

消費TP

習得レベル

属性変化

セヴァードフェイト

14

30

風→フェイタルサーキュラー

ジャンプしてナイフを投げつけ、敵に範囲攻撃を行う奥義。中距離から敵を2・3体狙えるので結構おいしい技。
通常攻撃やノクターナルライトの当たらない敵相手には、とにかくこれで何とかするしかない。



消費TP

習得レベル

属性変化

バニシングソロゥ

18

40

火→シアリングソロゥ

ティアの特技の中で最も射程が短い。また、出が遅く技後のスキも大きいのではっきり言ってリスクが大きすぎる技。
ただし、この技の後にノクターナルライトなどでキャンセルすれば(ターンレス必須)かなり技後のスキは減らすことができる。






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